>>113 大成に時間が・・・って言うのはボッシュやホップマンら
超1流コーチが全員口を揃えるから間違いない。
自分なりに考えてみればまずボレーヤーが不利な点は
自分のサーブの時は優位だが、反面リターンサイドを
殆ど犠牲にするため勝つには薄いグリップでブレイクしなければ
ならないこと。ストローカーに逆でキープが若干厳しくなるが、
レンドルやフェデラーのようにサーブが強ければ問題ない。
つまりボレーヤーはリターンサイドの不利さを知り、
それを補うための技術も覚える必要性があること。
全英決勝に4度上がる実力がありながら芝以外では
大して活躍できなかったイバニセビッチと
全米はじめ殆どのサーフェスで勝ったエドバーグ、マッケンローの
違いはどこにあるのか?
圧倒的にストローク力だよね。マックは一流ストローカーにも
打ち負けなかったし、エドバーグだってベッカーからブレイクする力があった。
イバニセはサーブをリターンされた時点で相手と対等になってしまう。
対してマックらは詰め将棋をするように戦術を組み立ててボレーで仕留める。
リターンされても常に主導権を握るよう組み立てる能力があった。
逆に言えばこれがないとS&Vでチャンピオンにはなれない。
つまり2の手、3の手がなければなれずこれが時間が掛かる要因だろうと。
あとパスの角度にしても現代が凄いなんてことはない。
よく見てみるべし。速度は速いがコースは甘い。
やたらクロスの1番長いところへ強打してる分、パスとしては
センターに集まりすぎだ。パスなんてコースがよければ100km以下でも
捕まらないもんなんだよ。
ナダルにしてもパスはてんで下手。ぶっちゃけ、現代で注意が必要なのは
ショートクロスの角度が厳しいくらい。それとてわかってればカバーするのは容易。
ボルグみたいにダウンザラインを3本続けてオンラインできる選手は
現代にはいない。