効率の良い練習法

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27名無しさん@エースをねらえ!
>>15の者なんだけど、ちょっと説明不足なのでくどい書き込みとなるが
許してください。試合に勝つためには基本的に>>9さんご指摘の通り
「100球打てば100球狙った通りに入るようにする」のが重要。
>>15で言いたかった事は2点。
第一は二人で打ち合うとき、相手を打ち負かすのではなく、ラリーを
作り上げるのに心血を注ぐこと。アレイのなかで**往復と言うのは
やってみればわかるが無闇に引っ叩くハードヒットは勿論のこと、つ
なぐ緩いロブでも決して上手くいかない。しっかりと面圧を掛け深く
コントロールされたショットを常に相手に送り続け、お互いに打ちや
すい球を打たねばならない。必然的に脚を踏み込んでていねいにフル
スイングしたストロークで打ち切らなければラリーは続かない。
第二はラインジャッジを公式試合同様に厳しく取る事。この練習をやって
みると、「もう少しで達成」という所でボール2〜3個分、アレイから
出てもそれなりに打ててれば続けてしまう、という甘い空気が出やすい。
実際、勝負練習ではなく二人で「作り上げる」ラリーだから「これをアウ
トと判定したら、ここまで打ち続けてくれた相手に申し訳ない」という
心理が働くからだ。これではこの練習は無意味。そこで工夫すべきは
>>15に書いた通り「**往復を**セット 成功させる」目標の立て方を
すること。まぐれで上手くラリーが繋がってもそれを複数回こなさなけれ
ばならない。逆に集中力を維持すれば、まぐれに頼らなくてもノルマを
こなせる。
阿呆な顧問が「今日は100往復を成功させるまで打ち続けろ」ってのが
一番良くない。「失敗したら一からやり直し」の練習は集中力を維持する
上で有効なのは皆さん周知であろうが「無理そうなのを一発成功させるまで」
と言うのは選手のモチベーションを下げてしまう。練習前から「どうせ無理
なんじゃないか、最後は皆へろへろになって誰も達成せずに終わるだろう」
という空気が練習前から漂ってしまう。逆に誰かがまぐれで一発成功させたら
「あいつらまぐれなのに上手いこと抜けやがって」となるのは必至。あくまで
練習なのだから「まぐれで練習量が減る」愚は避けねばならない。まぐれが
発生してもそいつらの練習量が減らないように「20往復成功を5セットやる」
にすれば、現実的な目標に選手もやる気を削がれないし1セット、2セット、・・・
と積み上げねばならないので、まぐれではなく実力の積み重ねが必要となる。
上記「アレイでのラリー」でラインジャッジを厳密にとることの重要さは
「スマッシュ連続50球成功」練習をやってみるとわかる。一人だけなかなか
達成できない部員がやっと30球連続で成功したあたりから、球出し役が
急に浅いチャンスボールばかりを出し始めるはず。いい加減、みんなこの練習
を上がりたいからだ。でもこれっておかしくない?球出しの人の主観で練習の
難易度が変えられてしまうんだから。その隣で、まぐれで一発決めした部員が
涼しそうな顔で見ている。果たして効率的な練習だろうか?まぐれ君にしてみ
たらもっと打ち込みたいんじゃないだろうか?
以上、長文すまぬ。