〓〓 Y.SUNAHARA'S STUDIO 砂原良徳 〓〓Tr.11
music BATON 第20走者:砂原良徳 wrote:
Techno Pop→New Wave→Hip Hop→Acid House→Ambient→Mondo Music
なんとなくこんな感じで聞いてきました。
モンドミュージック以降はジャンルを絞って音楽を聞く様な事はなくなりました。
様々なジャンルから自分の好きなものだけを聞いています。
iTunesやiPodの登場でレコードやCDの枚数を減らす事が出来て嬉しいです。
しかしレンガの様なハードディスクが沢山あります。壊れているものもあります。
いつかこれを使って家を建てるつもりです。
音楽を聞くのは自分の作業場か自家用車の中です。自宅では一切音楽を聞きません。
パソコンの音楽ライブラリーは常に更新されています。
ジャケットも奇麗に取り込みます。リマスターされていないものは自分でリマスターします。
更新は死ぬまでやります。もはや音楽を聞くという目的では無く、単なるライブラリーの充実という目的に変わってきているような気がします。
死ぬ時には「無いものは無い」と言って死にます。
しかし現実には「無いものは有る」と言って死ぬ事になると思います。
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Yellow Magic Orchestra / Yellow Magic Orchestra
幼少の頃は時に音楽好きという事はありませんでした。
せいぜいアニメの主題歌とか、そんな感じだったと思います。
そんな自分を変えたのがこのレコードです。
僕がはじめてこのレコードを聞いたのは1979年の8月、小学校4年生で9歳でした。
大ヒットするSolid Stale Survivorがリリースされるちょっと前の事です。
Electric Cafe / Kraftwerk
86年末、テクノミュージックにとっては冬の時代だったと思います。
クラフトワークはもう解散したのでは?と思っていたのですが、レコ屋で毎回チェックするクラフトワークのコーナーにニューアルバムが置いてありました。
それだけを購入し、急いで帰宅して友人と一緒に聞いたのを憶えています。
とにかくA面(3曲目まで)の完成度が素晴らしいのです。
MUSIC FOR ASTRO AGE / ヤン富田
90年代にはアシッドハウス、テクノ、アンビエントなど色々と聞きました。
後半にはモンドミュージックなる概念が全てのジャンルという括りを崩壊させました。
最終的には観賞用以外につくられたレコードを音楽として聞く様にもなりました。
音楽そのものを様々な角度から捉えるという柔軟性においてはこのアルバムの影響が大きいと思います。
The Love Movement / A Tribe Called Quest
リリースの数ヶ月前にこのアルバムがヤバいという噂は伝わってきていました。
1998年で僕はThe Sound of '70sというアルバムを制作していました。
気がついたら自分もヒップホップの様なトラックを作っていました。
このアルバムの完成度は前述のElectric Cafeに匹敵するものだと思います。
#021は「いしわたり淳治」さんの予定です。お楽しみに!