>>814 なんか思い出したから書く。
もう5年くらい前の話なんだけど。夏に皆で撮った自主制作映画を通して知り合った娘がいた。
夏のみの集まりだったけど、打ち上げで意気投合。その後何度か電話をかわして仲良くなっていった。
初デートをそつなくクリアして2回目のデートを約束してた。
約束してから気付いたんだけど、同じ日に坂本龍一のライブがあって、友達と一緒に行く約束をしてたのを思い出した。
友達から、「こっちの約束を忘れて二重に約束するなんて、いい加減なヤツ!」と思われるのと、
その娘から『約束させといてガッカリさせる奴』と思われるのにびびった俺は、ズルズルと当日まで双方に言い出すことができなかった。
で当日。昼に待ち合わせ→夕方でデート切り上げ→ライブ(たしか18:30スタート?)へ。という自分勝手なスケジュールを組んで、
彼女にはその時事情を話そうと思いつつ待ち合わせ場所へ向かった。
しかしその日の彼女はいつもと違った。過去に見たことも無いメイクの気合の入れ様。初めて見るスカート姿。
とてもはずかしそうにする彼氏いない歴19年の、普段地味目な映画好きの女の子がいた。めちゃくちゃかわいかった。
その姿をみて「あ、ヤバイな・・・」と直感した俺。
デートは進み夕方、恐る恐る話をする。
「そうか、じゃあ仕方ないね。」と痛々しいほどの作り笑いをして彼女は帰っていった。
俺にとっては『2回目のデート』でも、、彼女にとっては『とても大切な2回目のデート』だったんだろう。
その後何度もあやまったけど、彼女は2度と会ってくれなかった。
俺のは極端な例だと思うけど、『相手がどう思ってその日約束したか』なんてわかんないじゃない。
今でも本当〜に後悔してる。どうしても行きたいならやっぱり『あらかじめ』話はしといた方がいいと思うよ。正直にさ、仕方ないよ。
あ〜でも本当に俺バカだったよな〜。