テストを書いてからリファクタリングするというけれど、
コードの内容によっては、それが現実的に不可能な場合がある。
汚いコードであればあるほど、リファクタリングの前に
テストを書くのは難しくなる。
テストが書けるのは、単機能の関数になっているものだけ。
1000行以上からなる複数の処理を行う関数などテストを先に書くなんてまず不可能。
テストを書くためには、コードの再配置を先にやらなくてはいけない。
コードの順番を変えたりモジュールに分離するなどして、小さな処理にまとめて関数化する。
そこまでやってやっとテストが書ける。
現実的な修正の順番としては
コード再配置 → テストコード記述 → リファクタリング
にならざるをえない。
コード再配置はテストがない状態で行うから非常に神経を使う。
ミスを起こさないような再配置しかやってはいけない。