中国製人肉入りカプセルが「万能薬」? 韓国に大量密輸
韓国税関当局は今月、中国から「人肉入りカプセル」が大量に密輸されている実態を公表し、
摘発を強化する方針を打ち出した。人肉カプセルとは、死産した胎児や乳児の遺体を粉末にして詰めたもの。
滋養強壮のほか、がんなど万病に効くとしてヤミ取引されてきた。実際には、多種の細菌が検出され、健康に極めて有害との指摘も。
一方で需要がある限り、摘発を強めても販売価格がつり上がるだけだとの声も上がる。(桜井紀雄)
■医薬品と中身のすげ替えも 「韓国当局が放置」
韓国関税庁は今月6日、昨年8月から今年3月までに「人肉カプセル」1万7451錠を摘発したと発表した。
内訳は、中国人旅行者らが携行品として持ち込もうとして空港などで摘発されたケースが29件(1万1430錠)で、
国際郵便で送られたケースが6件(6021錠)にのぼった。
密輸元は、中国朝鮮族が多く暮らす吉林省延吉など中国東北部が大半だった。
一般医薬品の瓶の中身だけをすげ替え、もともとの薬品の説明書を添付したもののほか、
人肉カプセル特有の生臭い臭いをごまかすため、漢方薬を混ぜるなど偽装されたものが多く見られた。
韓国メディアの批判の矛先は「税関に任せきりで対策を講じてこなかった」と医薬品などを管轄する
食品医薬品安全庁(食薬庁)など保健当局に向かった。
保険当局側でも言い分はある。人肉カプセルは本来、食品でも医薬品でもないため、取り締まる法令自体ないというのだ。
有力紙、朝鮮日報は「食薬庁が正式に見解を表明すれば、韓国人が人肉カプセルを摂取してきたと国際的に認めることになり、
国のイメージ失墜も懸念される」との同庁関係者の声を報じた。
http://news.livedoor.com/article/detail/6599840/