【サーバー各所】ActiveBasicその11【冬眠中】
春霞にけぶる満月を見て、ふと歌を歌ってみた。
うさぎ うさぎ 何見てはねる
十五夜にローリングストーンズを見て跳ねると
ミックが雑巾を振り回して
暴れだすので怖いぞ
それからエスプレッソは
高級なコーヒーじゃないので注意!
歌い終って、十五夜はずいぶん先だと気づかされた。
先日、当日記にて「ナポリタン赤方偏移仮説」を披露したところ、多大な反響があった。これほど反響があることは珍しい。私自身目新しい着想と思わなかっただけに驚きはひとしおだ。
しかし、私が考えるようなことは大体誰かが考えているものである。と思って、ネットで検索してみたらこんなページが出てきた。
研究の主眼はスパゲティの高速移動によるナポリタン化であり、眼前のナポリタン高速移動問題とは論旨が異なるものの、こういった貴重な研究成果を知っているのと知らないのでは、議論の実りも違ってくるであろう。
しかし、こういった知の成果が世間に十分に知られていないという事実は問題だ。研究者の啓蒙不足を責めるのは容易だが、研究者は啓蒙が本職なのではない。
これだけネットが発達し、検索エンジンを使ってこのようなページが簡単に見つかる以上、非は我々にあると考えるべきだろう。
すなわち、ナポリタンを見たら「何故赤いのか」と問う知的探究心と、それに基づき調査を行う真摯な姿勢が必要なのだと思う。
知は得るべくして得るものなのだ。
私はネット時代にこそ、この認識が必要なのだと強く感じた。
「嘘つきは泥棒の始まり」だという。
そして「トロツキーはロシアの革命家」である。
トロツキーはレーニンとともにロシア革命を成功させたが、スターリンによってソビエト連邦の指導部から追放され、暗殺された。
トロツキーの本名はレフ・ダビドビチ・ブロンシテインという。
かなり勢いのある名前だ。
わが国の寿司屋で、脂身の多いマグロ肉の握りがついたコースを「トロ付き」等と呼称するが、それとトロツキーは何の関係も無い。
むしろ、脂身の多いマグロ肉とボリシェビズム型マルクス主義は相容れないと考えた方がいいだろう。
事実、レーニンはトロを食べ過ぎを咎められ、絞首刑で死んだ。