【SICP】計算機プログラムの構造と解釈 Part2

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251デフォルトの名無しさん
日本語版は持ってないのでどうなのかは良くは知らないのですが、
ググってみる序文は酷いけど、本文は特に問題はないということみたいですね。
序文の問題について具体的に指摘しているページとして、例えば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/11/105359#c359800
を見つけました。
これが本当ならおかしな日本語になっている部分があるのは確かだと思います。
http://sicp.ipl.t.u-tokyo.ac.jp/errata.html
では修正されてないようですが、>>250さんの持っているのはどうですか?

ちなみに上のブログで指摘されている「膨張」の文は、
かつてどこかで別訳を試みた覚えがあります。
だれかに意味が分からないと尋ねられたんだったかな?

Lispプログラムにおいては、
関数の有用性が当初の目的である応用に収まらないため、
ライブラリが膨張していくのである。

てな感じで訳した。これも文章構造を大幅に変えてる。
"produced"の過去形を「当初の目的である」と意訳した。
"Lisp programs inflate libraries", "the application produced functions",
"utility transcends the application" こういう非生物+他動詞の表現を
逐語訳すると意味不明になりやすい。この文はそれが三つ重なってる。