選択的探索(前向き枝刈り)
今日における最強のオセロプログラムはすべて、何らかの形で選択的探索を行っている。
ほとんどの局面で、明らかな悪手が多数存在し、それらは悪手であることが確認できるだけ読めば十分である。
深さ12の探索(12手読み)を行うとき、プログラムは深さ4まではすべての可能な手を評価した上で、
本当に悪いと思われる手を排除する。残った手を深さ12まで探索する。
この手続きは Multi Prob-Cut (Michael Buro の考案)と呼ばれ、
上記の例は「カットペア 4/12」になる。もちろん他のカットペアを使うこともでき、
多くのプログラムは複数のカットペアを使っている。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/okuhara/howtoj.htm