PrologでまったりPart 2

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898誤爆的
> 京都に旅行したとき、三十三間堂でたくさんの手と顔
> を持った千一体の仏像を見た。なぜ、何種類かの何本も
> 手や顔があるのかと聞くと、ガイドは「同時に何人かの
> 違った悩みを救えるように」という答えであった。また
> なぜ本尊の他に似たような仏像が左右に五百体ずつ千
> 体もあるのかと聞くと「より多くの人びとを一度に救
> えるように」ということであった。これを聞いた博士
> は、「ポリプロセッシング」(またはマルチプロセッシン
> グ) および、「分散プロセッシング」の概念の神髄が数
> 百年前から日本にあったことがわかりすっかり感服した
> と、エッカート博士は外交辞令と巧みな比喩をほどよく
> まぶしながら、その熱のこもった講演を結んだ。

bit誌1978年9月号「エッカート講演ハイライト」森敬