C#でDirectX9 初心者の館

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780 ◆Rk6dvtD5gI
自分ではパフォーマンスの測定もろくにせず
一般的な文言を鵜呑みにして他人をも洗脳しようとする>>779の方がよっぽどクズ。


いろんな系統のプログラムで測定してみたが、
俺の環境ではManagedによるパフォーマンス低下は大体0〜15%。

当たり前のことだが、GPUよりCPUを酷使するプログラムでは
パフォーマンスはネイティブに比べ大きく低下する。
逆にパフォーマンスがほぼGPUでの処理のみに依存しているようなプログラムでは、
体感的にはもちろん、数値的な差もほとんど確認できない。

ただし、MDXが提供するクラスの中には、単なる状態取得プロパティ・メソッドに見せかけて、
実は呼ばれる度にオブジェクトを新規に確保→コピーを繰り返すという、なんとも迷惑なのがかなり多くある。
また最近のバージョンでは減ってきたとはいえ、>>755みたいなバグが未だ潜んでいる可能性は大いにある。

Managedでパフォーマンスを重視するなら、ネイティブでの開発経験はもちろん、
Managedメソッドとそれに対応するネイティブメソッドとの関係を詳細に把握しておくことが必要。

逆にManagedで開発するメリットとしては、やはり圧倒的な開発効率がある。
.NET Frameworkが提供する豊富なライブラリを利用できる上、
対象の説明まで表示してくれるインテリセンスなどIDEのサポートも非常に便利。
上では欠点ばかり書いてしまったが、
MDXのクラスはManagedの流儀に併せてきれいに再構成されているし、
ほとんどのクラスがMarshalByRefObjectから派生しておりAOP的なプログラミングも可能。


何にでも言える事だが、そのデメリットを充分に理解しているのなら、
そのメリットを生かすためにそれを使うことには躊躇しなくてもよい。

俺はもちろんネイティブDirectXも使うし、Managed DirectXもありがたく使わせてもらっている。