「く・・・下さい」
俺はささやいていた。
よせ・・・やめろ・・・何故耐えられない・・・。
だが、俺の口は、俺の意思とは無関係に動いてしまっていた。
「何だって?よく聞こえないわ。」
女は真面目くさった表情でわざとらしく答えた。
「下さい!アレを下さい!」
俺は叫んだ。もうどうしようもなかった。
「あら、いいの?まだたった10分よ?でも、『アレ』じゃあ
何のことだか分からないわねぇ」
「お・・・おちんぽを、おちんぽを下さい・・・」
「下さいって言われても、どこに欲しいのか分からないわ」
ニヤリと女は笑った。その邪悪な美しさに、俺の心は吸い込まれていった。
口から、思ってもみない言葉が流れる。
「ケ、ケツマンコに、ゆかりのケツマンコにおちんぽを下さい!!」
「ふーん、じゃあ、折角造ったオマンコはどうでもいいのね」
「オマンコにも、オマンコにも下さい。早く!お願い!!」
「あらあら、ゆかりちゃんは淫乱な女の子ねぇ」
女は含み笑いを浮かべる。
「ゆかりは淫乱な女の子です!もう許してぇぇぇ」
「あなたの大事な加奈子ちゃんがもう元に戻れなくなってもいいの?」
加奈子・・・!女の言葉は激しく俺を揺さぶった。
だが、激しい情欲の波を押しとどめることは俺には出来なかった。
「いいの、もう何もかもどうでもいいの!」
加奈子が先に俺を裏切ったのだ・・・。言い訳が心をよぎる。
しかし、俺はこの瞬間、加奈子を、この世で一番愛する女を、
あさましい情欲のために売り飛ばしてしまったのだ。
俺は最低の人間に成り下がった。
もう、俺を止めるものは何もなかった。
俺は肩を床に付いて四つんばいになり、ケツを高々と持ち上げて
振りながら叫んだ。
「お願い、誰でもいいから、お慈悲を・・・おちんぽを下さい!
何でも言うことを聞くからぁぁ!!」
「じゃあ、これからはずっと淫乱オカマとして、ケツマンコを売って生きて
いくのよ?約束できる?」
「約束します!ゆかりは生涯淫乱オカマです!私のケツマンコを買って
下さい!」
涙がとめどなく溢れた。
「では、お客様の中で、ゆかりに慈悲を与えてやろうという方は
いらっしゃいませんか?」
司会者はマイクを片手に言った。
手を上げて、ステージに上がってきたのは、ブクブクに太って
脂ぎった、気色の悪いオタク男だった。
「さあゆかりちゃん、誠心誠意お願いするのよ」
もう俺は迷わなかった。男の前にひざまづき、床に頭を擦り付けて
俺は言った。
「お願いします。貴方様の素敵なおちんぽを、ゆかりのケツマンコに
ぶち込んで下さい!」
俺は男にすがりつき、男のズボンの上から、男のちんぽにむしゃぶり
付いた。
「あらあら、メス豚のようにがっついて。
ゆかりちゃんは、とんだ淫乱メス豚ねぇ」
女が俺を見てせせら笑った。だが、俺にはそんなことは
もうどうでも良かった。
両手を手錠で封じられていた俺は、口で男のズボンのジッパー
を下ろすと、黄色いしみの付いた不潔なブリーフの上から男のモノを
なめまくった。生ごみのような、何とも言えない匂いが俺の鼻を付く。
だが、それすら俺にとっては快感だった。