【MTG】くだらねぇ質問はここに書け!part154
●戦闘フェイズの流れ●
戦闘フェイズはより細かいステップに分かれています。(【】内がステップの名称)
各ステップの開始時、プレイヤーはまず定められた行動を行います。(▽のタイミング)
その後、プレイヤーは優先権を得て、呪文や能力を使えるようになります。(「↓」のタイミング)
戦闘フェイズ中に呪文や能力を使う際には、タイミングに気をつける必要があります。
戦闘フェイズ中に使われることが多い呪文や能力と、それを使うべきタイミングを、以下に例を挙げて説明します。
【戦闘開始ステップ】
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│例:クリーチャーに攻撃されないように《土砂降り》でタップする
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│
↓
【攻撃クリーチャー指定ステップ】
▽攻撃するクリーチャーを指定する
│
│例:クリーチャーで攻撃されたので、ブロックするために《修復の天使》を唱えて戦場に出す
│例:クリーチャーで攻撃したら《修復の天使》を出されたので、ブロックされないように《殺害》で破壊する
│
↓
【ブロック・クリーチャー指定ステップ】
▽ブロック・クリーチャーを指定する
▽1体の攻撃クリーチャーを複数のクリーチャーでブロックした場合、攻撃プレイヤーはダメージ割り振り順を宣言する
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│例:3/3のクリーチャーで攻撃したら3/3のクリーチャーでブロックされたので、一方的に倒せるように《巨大化》で+3/+3の修整を与える
│例:3/3のクリーチャーでで攻撃したら2/2のクリーチャー2体でブロックされたので、一方的に倒せるように《殺害》で2/2の片方を破壊する
│例:《ウルフィーの報復者》で攻撃したら3/3のクリーチャーでブロックされたので、こちらだけ破壊を免れるように再生の盾を作る
↓
【戦闘ダメージ・ステップ(先制攻撃用)】 (先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘に参加している場合のみ行われる)
▽先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘ダメージを割り振る
▽スタックを使用せずただちにダメージが与えられる
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│例:2/2先制攻撃で攻撃したら5/5バニラでブロックされたので、《灼熱の槍》で3点のダメージを与え、先制攻撃のダメージと併せて一方的に倒す
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↓
【戦闘ダメージ・ステップ】
▽通常のクリーチャーと二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘ダメージを割り振る
▽スタックを使用せずただちにダメージが与えられる
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↓
【戦闘終了ステップ】
クリーチャーが複数のクリーチャーにブロックされたとき、攻撃プレイヤーはただちにどの防御クリーチャーから順に攻撃ダメージを割り振るか決めます。
攻撃クリーチャーはブロックされているクリーチャーごとに致死ダメージを割り振らなければ、次のクリーチャーに攻撃ダメージを割り振ることができません。
攻撃クリーチャーが接死を持っている場合は、1点以上割り振れば「致死ダメージ」と見なされます。