あれはまだ私が高校生だった頃。
友人内でひとつのカードゲームが流行した。
その名はマジック・ザ・ギャザリング。
あの頃は楽しかった。
今日久しぶりにあの頃の仲間と話ができたので
懐かしくなって語っちゃうスレ。
〜プロローグ〜
話は本編より更に溯ること数年前。
当時の私は中学生であった。
私よりも学年が二つ下の弟のクラスでマジックが流行っていた。
もちろん私の弟もマジックの楽しさに取り憑かれ、
私にマジックを勧めてきたわけだが、
その頃の私は弟の誘いを華麗にスルーするだけだった。
弟「お兄ちゃんも始めてみなよ。まじ面白いからwwww」
私「でもそれルール難しそうだしな」
弟「大丈夫、俺が教えるからさー」
私「でもお金がかかるんじゃないか?」
弟「まぁ新しいシリーズがどんどん出るしね。古いカードはそのうち公式では使えなくなるし」
私「じゃあ無限に買い続けなきゃならねーじゃねーかwwwwwww」
お気に入りのカードやデッキがあっても、いずれ公式では使用不可になるというのが
なんだか寂しい感じがして、そのときはあまり魅力的なゲームには見えなかった。
弟「とりあえず俺と勝負してみようよ」
私「ルールはおろか、カードすらないんですけど」
弟「俺のカードあげるからそれでやろうよ」
私は弟からいらないカード(通称へなカード)をもらい、弟と勝負した
私「このインスタントってなに?」
弟「茂みのバジリスクに寄せ餌つけて攻撃wwwww」
私「インスタントってなに?」
弟「そっちのクリーチャー強制ブロックwwバジリスクの効果で全部しにwww」
弟「とぐろ木食い虫wwwwつえええwwwww」
私「ねぇ、インスタントってなに?」
弟「とぐろ木食い虫森の数だけパワーアップwwwお兄ちゃんハイしにwwww」
私「インスタントってなに?」
こうして私の初めてのマジック対戦はなぜ負けたのかも
インスタントが何なのかもわからないまま終わったのだった。
プロローグ〜マジックとの出会い編〜完
続きはまた明日。
8 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 01:02:24 ID:VtPJCdnDO
オナニー乙
期待はしないがみててやる
9 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 01:05:46 ID:3H/UM7IWO
こういうのは他でやろうな
10 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 01:09:53 ID:AZigEH2tO
ヤマディアンみたいになるかはセンス次第
VIPでやれ
VIPでやってたよなお前
黒単スレほどじゃないがちょっと期待している
ねぇインスタントってなに?
インスタントってなに?
は笑った。弟自己満足すぎ。
>>1は黒使いになるのか、青白コンになるのか
このやられ方とインスタントへの執着から絶対コントロール系だと思うんだが
俺の場合
中学の時友達の家で見つける。ルールを緑単を即席で組んで対戦して貰って覚える。
色の特徴を教わり、カードプールから一色持って帰って良いと言うのでひねくれスキーな俺は迷わず青を選ぶ。
3日後、アーグの盗賊団などを除去満載で補助するデッキ対生息条件島のクリーチャーをカウンターで補助するデッキの戦いに。
毎回お互いのクリーチャー全部除去&打ち消しでドローでしたとさ。
ちなみに相手の土地を島にするエンチャントは1枚しかプールの中に無かったぜ
またこんな糞スレ建てやがって
氏ねよ
〜激闘編〜
私は高校生の頃、放課後の図書室に集まり
そこで遊戯王のカードで対戦する日々を送っていた。
ある日友人のロウがマジックのカードを持って学校にやってきた。
ロウは3人兄弟の次男で、大学生のお兄さんがマジックを始めるので
自分も一緒に始めるのだという。
皆存在こそ知っていたものの初めて見るカードに興味深々で
その日から遊戯王と平行してマジックもやろうかという流れになっていた。
私は家に帰ってすぐに、弟から昔もらったへなカードを引っ張り出してきた。
ロウ3兄弟は、兄弟内で現在発売中のエキスパンションのカードしか使わないという
ルールを決めていたようだったが、私たちが昔のカードを使うことは禁止しなかったので
私はかつて弟からもらったへなカードを使用することができたのだ。
私は弟からもらったカードの大半が緑だったこともあり
デッキの色は緑にしようと決めた。
ロウは白黒のデッキにすると決めたようだった。
私は学校帰りに買ってきた7版とオデッセイのテーマデッキを組み合わせ
それに弟からのへなカードを足して、緑のデッキを作った。
次の日の放課後、早速図書室に集まって対戦をした私たち。
しかし、ルールがわからない。
テーマデッキなどについてきたルールの書いてある紙や
ロウがお兄さんから借りてきた雑誌ゲームぎゃざを読み漁り
ちょっとつづルールを覚えながら対戦した。
特にアンタップとアップキープは名前が似ているうえに
どちらもターンの最初にくるということでかなりごっちゃになっていた。
ロウ「俺のターン、アンタップキープ!」
私「なにかwwwwwちwがwくwねw?ww」
ロウ「いやあってるよこれで」
私「そうか失礼したんす」
ロウは白黒で軽量クリーチャーを並べつつ、
ダメージ軽減とライフ回復、プロテクションを駆使して戦うデッキだった。
しかし、私の物量で押しつぶすデッキには防御が追いつかず
私の圧勝に終わった。初心者同士の頃は緑の大型クリーチャーを出すだけで
圧倒的優位に立てるものだった。
ここでもう一人の友人サモ公を紹介しておこう。
彼は遊戯王のカードで遊んでいた時代から、独自のデッキ構築論を持っており
我々とは一味違った男であった。彼は白青のデッキを愛用しており、
ロウと同じように白の防御力で耐えつつ、青のカウンターとバウンスを使い、
飛行のついているクリーチャーで殴ってくるという戦法だった。
サモ公は研究熱心な男でもあり、彼の白青デッキは毎日対戦するたびに
投入されているカードが違うというくらい、頻繁にデッキ構成が変わっていた。
ありとあらゆるカードを投入し、試行錯誤しながらデッキを組んでいたようである。
そしてあるとき、対戦中に彼のデッキに大きな変化があったことに私は気づいた。
サモ公「山をセットして炎の稲妻」
私「ちょwwwww白青デッキじゃないのwwwwww」
サモ公「今は白青赤だwwwww」
22 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:16:41 ID:52QoysMD0
こwれwはw
23 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:21:07 ID:52QoysMD0
私「こwれwはwww」
サモ公「俺のデッキは日々進化していく」
この流れは危険だった。
遊戯王の時代からサモ公のことは知っている。
24 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:21:37 ID:52QoysMD0
サモ公はレアカードである「地震」を手に入れたので、
自分のデッキに地震を入れるために赤を足したのである。
彼の独自のデッキ構築論は、同時に彼の最大の弱点にもなっていた。
それは「強そうなカードを見るとデッキに入れたくなる症候群」であった。
25 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:22:33 ID:52QoysMD0
彼の白青デッキは数週間後にはもう白青デッキではなかった。
彼のデッキは5色で、デッキ枚数は80枚を超えていたのだった。
私が彼にどうしてこうなったのかと尋ねると
彼は自信満々にこう言ったのだ。
「白の防御に青のカウンター、黒の除去に赤の火力、そして緑の強力クリーチャー、
弱点のない完璧なデッキだ」と。
26 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:24:18 ID:52QoysMD0
理論上は確かにそうなのかもしれないが、彼が対戦で勝利することはなくなった。
彼のデッキは常に事故り、我々は彼のターンにドキドキすることもなく
安定して勝利できることから、サモ公のデッキは「安心デッキ」と名づけられた。
さらに後日、その安心デッキから重大な欠陥が発見されたのだ。
VIPでやれよ
28 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:25:41 ID:52QoysMD0
ちょwww安
29 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:26:36 ID:52QoysMD0
私「ちょwww安心デッキの構成見ていい?」
サモ公「いいよwwwwレシピパクるなよwwww」
私「うはwwwww重いカード多すぎwwwww」
サモ公「うまくまわれば最強だしwww」
私「あれwwwwww沼入ってなくね?wwwwww」
サモ公「うそwwwwマジで?wwwwwww」
サモ公は黒のカードをたっぷりデッキに入れつつ、
沼を一枚もデッキに入れないという画期的なデッキ構築をしていたのだ。
彼の独自のデッキ構築理論を理解できるものはいなかった。
少し落ち着け
VIPいけ
ここで頑張れ。
33 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 18:34:59 ID:52QoysMD0
>>27すまん
ある日ロウが自信たっぷりに対戦を申し出てきた。
何か新しいカードを手に入れたなと思いつつ
にやにや笑うロウと対戦した。
序盤はいつもどおり私がマナ加速をしてロウが「尊い癒し手」などの
軽減クリーチャーを展開する流れ。
そして中盤以降、私の主力カードである「年経たシルバーバック」が場に出た瞬間
ロウの目つきが変わった。
なんか書き込んでもエラーが出るときがあって
sageるのも解除されてたのにきづかなかった。
VIPでやったら途中で落ちてしまってさ、こっちのほうが
話しわかる人多いかなと思ってこっちに立てたんだ。
続き
ロウ「俺のターン!平地を出して、神の怒りwwww」
私「ちょwwwwそれはwwwwあわわwww」
ロウは少ないお小遣いをやりくりして、念願の「神の怒り」を手に入れていた。
神の怒りをデッキに投入した効果はバツグンで、
神の怒りを撃たれると、ほぼロウの勝ちだった。
頑張れ
私「おまwww神の怒り強すぎwww何枚いれてんの?」
ロウ「あれ高いから一枚しか買えないよ」
ロウはデッキに一枚しか投入されていない神の怒りを
かなりの高確率でドローしてくるという強運も持ち合わせていた。
私がデッキに一枚差ししていた「命の川」は
結局一度も私の手札にくることなくデッキから抜かれていったというのに。
そして発売された新エキスパンション「トーメント」。
皆してトーナメントと読み間違えていたのもいい思い出である。
ご存知のとおり、トーメントには優秀な黒のカードが多いので
トーメントの参入によって白よりだったロウのデッキが
凶悪な黒よりの白黒デッキに変貌したのは容易に想像できた。
私「ヤヴィマヤのワーム召喚」
ロウ「考え直し!」
私「年経たシルバーバック!」
ロウ「怪奇な混種!」
私「(´・ω・`)うん、はい」
ロウの繰り出す怪奇な混種は私のデッキに対して絶大な威力を発揮した。
どんな大型クリーチャーで殴ろうともカード一枚捨てるだけで
プロテクションがついて向こうは無傷、しかもこちらのクリーチャーは葬られていくという
わけのわからん無茶苦茶な制圧力を誇った。
ロウは私のデッキをメタっていたわけではなかったが
他にも万物の声やファイレクシアの死神など対緑と思われるカードを
大量にデッキに入れていたことから、
やっぱり私のデッキをメタっていたとしかおもえなちくしょおおおおおおお!!
こうしてトーメント発売からしばらくの間は
ロウが頂点となり環境を支配する「ロウの時代」が続いたのであった。
〜激闘編〜完
とりあえずきりのいいところまで書いたよ。
まだエピソードいくつかあるんだけど
ちょっと落ち込んできちゃったのでいったん休憩します。
ツンデレがいると聞いて
おまえだ
44 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 21:14:57 ID:mw0+1VbE0
サイカとマッドネスしか持ってねぇ!
でも全然問題ねぇ!!
45 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/08(土) 22:15:05 ID:d8DYW8ugO
良スレ
tcg板でやっていたとは・・・、vipでやったほうが伸びるとおもうよ!まあいいけどNE!
〜混沌編〜
ロウが仲間内で一番安定した勝率を誇り
仲間内で最強の座についてから数週間。
ロウを頂点から引きずりおろそうと、
サモ公が新たなデッキを構築して放課後の図書室へとやってきた。
サモ公のとりだしたデッキを一目見た瞬間、
私の体に電流が流れるような衝撃が走った。
他のデッキとは明らかに違うその存在感、そして迫力。
ロウのデッキの2倍、いやそれ以上あるだろうか、
机の上にうず高く積まれたそのデッキに誰もが言葉を失った。
当時ロウのお兄さんが買っている「ゲームぎゃざ」を
ロウが学校に持ってきて、みんなで回し読みしていたことがよくあった。
その中で紹介されていたカード――「機知の戦い」。
このカードをキーカードにしたデッキ、「バベル」は皆さんもご存知であろう。
サモ公は前述のとおり「強そうなカードを見るとデッキに入れたくなる症候群」という
珍しい症状を抱えていたので、当然この機知の戦いもデッキに入れたくなったのだ。
しかしさすがのサモ公も機知の戦いを4枚そろえるだけの資金はなく
機知の戦いが一枚差しされたバベルデッキでロウに勝負を挑んだのだ。
誰もがサモ公の負けだと思っていた。対戦相手のロウですら
機知の戦いが一枚しか入っていないバベルには負けないと思っていたと言う。
そして対戦が始まった。
序盤はお互いに土地を出し、ロウがクリーチャーを展開するのを
サモ公がカウンターやバウンスで邪魔をするという流れだった。
サモ公の場に島ではなくてたまに山が混じっているのが不思議だったが。
そして試合も中盤にさしかかった頃、サモ公の目が輝いた。
サモ公「うおおおおwwww機知の戦いwwwwwww」
ロウ「マジでかwwwwwwおわったわwwww」
サモ公はサーチカードも使わずに自力で機知の戦いをドローしたのだ。
そして次のサモ公のアップキープにサモ公のライブラリーの枚数を数えた。
53 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/11(火) 17:33:44 ID:bmhuL6qj0
サモ公のライブラリーはまだまだたっぷり残っており
勝利は確実なものと思われた。だがしかし、
ロウ「あれ?180枚くらいしかないよ?」
私「まじで?足りないじゃんwwwww」
サモ公「まさか、足りてるはずだ」
何度数えてもサモ公のライブラリーは186枚しかなかった。
しかしサモ公もロウもドロースペルや
ライブラリー破壊の類は一切使っていない。
不思議に思いながら何度かカードを数えているうちに私は気づいた。
―――「このデッキ、200枚ちょうどだ」と。
結局この試合は機知の戦いが無駄に終わったサモ公が投了しロウの勝ちとなった。
やはりサモ公の独自のデッキ構築論は誰にも理解できないのだった。
話は変わるが私たちが対戦場所として使っていた図書室には
放課後になるといろんなやつらがやってきていた。
ほとんどの者は本を読みに来るのだが、我々以外にも本とは別の目的で
図書室にやってくる集団があった。
書き物としては二流だが、懐かしむことが出来るから個人的に好きだ
支援
いいね
以前VIPでシリーズものを楽しく読ませてもらった
自分も一筆したいくらい
58 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/13(木) 18:12:17 ID:TCiTuWpi0
図書室には、テニスの王子様や最遊記などで大盛り上がりする
いわゆる腐女子と呼ばれる方々も集まっていたのだ。
彼女達と私たちは特に接点もなかったので
お互いに適度な距離をとりつつ、図書室の中で住み分けをしていた。
冬になり寒くなってくると、放課後の図書室内で
ちょっとした問題が起こった。
図書室の中には冬の間、石油ストーブが置いてあるのだが
図書室の前のほうと後ろのほうに1台ずつしか置かれないのだ。
前のほうにおいてあるストーブは、主に図書室の司書さんや、
純粋に本を借りに来た人たちの為においてある。
そして後ろ半分のストーブは我々や彼女達のような
図書室にたむろする湿ったやつらの為に置いてあるようなものだった。
しかし、ストーブ1台だけでは図書室の後ろ半分を温めきれるはずもなく
ストーブからちょっとでも離れるととても寒かった。
幸い、我々が普段からカードで遊んでいたところは
ストーブの一番近くの一等地の机だったので、暖かかったが
困ったのはストーブから離れたところに陣取っていた腐女子の方々である。
彼女達も寒いのは嫌だったのだろう。
日が経つにつれ、徐々にストーブのある我々の机のそばに集まるようになってきた。
しかし、そこはシャイな高校生。我々も彼女達もお互いに話しかけることはなく
微妙な距離を保ったままストーブのまわりに皆集まっていた。
彼女達の中にチンプイと呼ばれる女子がいた。
チンプイは語尾に「にょ」をつける人で、図書室内はおろか
日常生活の中でも語尾に「にょ」をつけているという強者だった。
しかし、致命的なことにかわいい語尾とは裏腹に
チンプイの容姿はドラゴンボールでいうところのドドリアさんだった。
ドドr違う、チンプイの驚くべきところはそこだけではなく、
チンプイは朝早くに学校に来て、校門の見える廊下から
登校してくるショタ系のかわいい男子を盗撮し、それをネットで売っているという
今考えると恐ろしい女子であった。
チンプイと同時に思い出されたのでもう一人紹介するとしよう。
その女は、漫画ハンターXハンターの劇中に登場する
漫画の中の世界で使われている文字を全部暗記しており
その文字で黒板にでかでかと文章を書き、不良連中からそのことでからかわれても
「これはハンターXハンターの中に出てくるうんたら文字で・・・うんぬん」と
わざわざ大きな声で説明して、不良たちをドン引きさせたり
授業中にぶつぶつ何かつぶやいていたりと
今で言うところの「邪気眼」そのものであった。
その女は電波ユンユンで感度絶好調なことから、
携帯の電波の感度がよいという意味の言葉から「バリさん」と呼ばれていた。
ある日チンプイやバリさんを有する放課後図書室腐女子連合のリーダー格である
セイという女子が我々に話しかけてきた。
セイ「私、そのカード持っているかもしれない」
ロウ「マジですか!?」
セイのいう「そのカード」とはまさしくマジックのことであり
我々は一気に色めき立った。
セイ「探せばあるはずだから明日持ってこようか?」
ロウ「よろしく頼むザンス。ザスザス」
セイが立ち去った後も、我々の興奮は収まらなかった。
ロウ「聞いたか?明日カード持ってくるってよwww」
サモ公「破滅的な行為欲しいwwwくれるかなぁwwww」
私「持ってるかわからんし、お前にくれるともかぎらねーよwww」
ロウ「フラグ立っちゃうかもしんねwwww」
そして翌日の放課後、セイはカードを持って図書室にやってきた。
セイ「これなんだけど」
ロウ「待ってました!」
興奮する我々が見たものはポータル三国志のカードたちだった。
我々は気づくべきだったのだ。
セイが三国志の登場人物を美形イラスト化し、それに萌えている人だと。
マジックに興味があったのではなく、三国志だったから、
セイはカードを買ったのだということを。
ロウ「フラグがwwwwwフラグがwwwww」
サモ公「俺のwwwww破滅的な行為がwwww」
私「お前ら落ち着け」
我々の落胆振りを見てセイは悪いことをした気分になってしまったのだろう、
すまなそうな顔をして寂しくその場を離れていった。
後日私がセイに告白されて、断るのはまた別の話。
〜混沌編〜完
71 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/13(木) 19:29:50 ID:cM5oKXQl0
何たるカオスw
創造ものだとしても、もうちょっと巧く書けよ
初心者なんですけど
質問です
戦闘で減ったパワーとかタフネスとかって
次のターンには回復するんですか?
初心者だろうがなんだろうがマルチは死んでいいと思うよ
何か違う角度から面白くなってきたな。
不覚にも1からフイタ
時代がが想像できるのがイイな。
地味目な分共感できる内容が多くて困るwww
続き期待してます。
79 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/17(月) 12:52:38 ID:EyUTMxxS0
続きマダー?
80 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/17(月) 13:19:04 ID:eUp/0P0AO
支援
81 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/17(月) 13:32:57 ID:BRSxgdak0
マジで続き期待してる
82 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/17(月) 18:54:54 ID:DOGAXBA40
〜復讐編〜
私がマジックを始めてから数ヶ月が過ぎようとしていた。
私にはやらなければならない事があった。
思い出してほしい、私にマジックを勧めたのは誰かを。
思い出してほしい、私がマジックで初めて負かされた相手を。
思い出してほしい、茂みのバジリスクととぐろ木食い虫を。
思い出してほしい、インスタントってなに?
83 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/17(月) 19:16:38 ID:DOGAXBA40
ついに復讐のときがきたのだ。
私は緑単色の「圧殺」デッキを携えて弟の元へ向かった。
私「マジックで対戦しないか?」
弟「へぇーお兄ちゃんマジック始めたんだ」
私「まだ始めたばかりで全然弱いんだけどねwwww」
弟「いいよ、やろうか」
これは期待
85 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/17(月) 20:28:03 ID:DOGAXBA40
弟「無限のワーム召喚、怨恨つけてエンド」
私「年経たシルバーバック召喚、エンド」
弟「アップキープに怨恨生贄に捧げてワームを維持、再度怨恨つけてアタック」
私「シルバーバックに巨大化、さらに1マナ払って再生」
弟「(´・ω・`)」
86 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/17(月) 20:47:36 ID:DOGAXBA40
私「暗影のワーム召喚、シルバーバックで攻撃!ターンエンド」
弟「アルゴスのワーム召喚」
私「土地を生贄に捧げてアルゴスのワームをライブラリートップへ」
弟「(´・ω・`)」
87 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/17(月) 22:55:19 ID:jediIT320
続きマダー?
88 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/18(火) 00:06:21 ID:AxqerhIF0
私「(暗影のワームとシルバーバックで攻撃しながら)インスタントってなに?」
弟「アルゴスのワームを召喚」
私「土地を生贄」
弟「(´・ω・`)」
私「(ワームとシルバーバックで攻撃しながら)インスタントってなぁにぃぃぃッッ!?」
弟「(´・ω・`)うん」
89 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/18(火) 00:07:16 ID:AxqerhIF0
こうして見事弟に復讐を果たした私であったが
それは新たな戦いの幕開けに過ぎなかったのだ。
〜復讐編〜完
ワロタ
弟「お兄ちゃん・・・」
私「ん、どうした?」
弟「MTGやってたら、おちんちんから白いの出た・・・」
どうやらMTGのすばらしさに興奮し、射精してしまったようだ。
しかも、初めての精通らしい。
弟「どうしよ、変な病気かなぁ・・・うわぁーん」
泣き出す弟を必死でなだめる私。
私「泣くな泣くな、お兄ちゃんだって白いのでるんだぞ」
弟「えっ・・ほんと?お兄ちゃんも出るの?」
私「あぁ、本当だ。見せてやろうか」
弟「・・・見たい」
本当に見たがるとは・・・つい、変な事を口走ってしまった。
しかし私は弟のちんこに興味が沸いた。
私「見せてやるよ、その前におまえのちんちんが病気かどうかチェックしてやる」
そう言って、私は弟の半ズボンに手をかけた。
弟の白い小さなブリーフが顔を出した。
弟「恥ずかしいよ・・・お兄ちゃん」
省略されました、続きを読むには「灰色熊>>>>ショック」と書き込んでください。
92 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/20(木) 22:03:41 ID:H6SQ10FR0
ショック>>>>灰色熊
>1はもう終わり?
ごめんageちまった
それに>89見たら終わりじゃないっぽいな。よく読んでなかったスマン。
続き期待
95 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/03/21(金) 22:11:49 ID:c1FGQ2990
マダー?
96 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/22(土) 18:19:42 ID:izSPDNr30
期待してくれてる人ありがとう。
文章うまくなくてペース遅いけどがんばって書くよ。
そいじゃ続きどうぞ。
〜新たな戦い編〜
見事弟への復讐を果たした私であったが
ここでひとつのことに気がついた。
弟がカードで遊ぶには相手が必要であると。
私「そういえばお前の友達でマジックやってるやついないの?」
弟「いるよー」
私「今度家に呼んでよ、対戦したいな」
弟「うん、多分大丈夫、明日誘ってみるよ」
そして次の日、弟は友人のオポジを連れて帰ってきた。
挨拶もそこそこにさっそく対戦をする我ら。
オポジは青緑のデッキだった。
緑のクリーチャーを並べて、青のカウンターで妨害してくるデッキかと思っていたが
それは私の思い込みであった。
オポジ「4マナ払って対立出します」
私「何だい?これは」
オポジ「こちらのクリーチャー1体をタップするとそちらの土地とクリーチャーをどれかひとつタップできます」
私「なるへそ」
このとき私のほうがクリーチャーを多く展開していたので
対立を出されても全然危機感を感じていなかった。
というよりも対立というカードを見るのは初めてだったので
対立の恐ろしさを知らなかったのだ。
そしてさらに次のオポジのターン。
オポジ「錯乱した隠遁者、リストークンが4つ出ます。ターンエンドです」
私「!!!」
オポジ「そしてお兄さんのターンのアップキープに土地とクリーチャータップします」
私「これは・・・何もできないの?」
オポジ「はい」
私「(´・ω・`)はい」
オポジの名前の由来が対立の英語名「Opposition」からとられているように
オポジは対立デッキの使い手だったのだ。
こうして私は対立によるロックをかけられたまま
じわりじわりとリスまみれになって敗北した。
当時の私たちはいわゆるトーナメントで使用されるデッキレシピなどにお目にかかる機会が少なく、
たまに雑誌などでデッキレシピを見ることがあったとしてもレシピをコピーするほどのカード資産はなかった。
そのため、私たちは各々自分で考えたオリジナルデッキで勝負していた。
私にとってオポジの対立デッキは初めて戦うトーナメントレベルのデッキでありそのコンボは衝撃的だった。
こうして私の前に新たな復讐相手が現れたのだ。
ロックデッキは身内で使うと嫌われるよな…純粋につまらないから
ナイトメア+187クリーチャーぐるぐるデッキ使ってるけど、
趣味悪いって罵られまくってる。
対立は嫌な思い出しかないわw
なんか毎回良いところで話が切れるような気がするけど
今次に書く内容を考えてるのかな?
こんなオナニーのどこがいいんだ?
VIP行けよ
情報が貧困なときがグダグダだけど一番楽しい
大食らいのワームが出て、これレアじゃね?
って友達と騒いでた頃ね。
108 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/03/25(火) 18:34:28 ID:TcPFc3zb0
オポジの対立デッキによる敗北は私のデッキ構築に大きな影響を与えた。
今現在にいたるまで、私の緑がらみのデッキには
必ず帰化がメインから4枚積みされているのも
1枚のエンチャントやアーティファクトによる完封負けを防ぐ為であり
それほどオポジに敗北したことは大きな敗北だったのだ。
オポジに完敗した私は、すぐに新たなデッキを組むことにした。
気づけばこの時期、私の勝率は高いとはいえなかった。
初めの頃こそ緑の大型クリーチャーによる強引なねじ伏せで勝利していたが
ロウはプロテクションや軽減で、オポジはクリーチャー戦に乗らないコンボなどで
明らかに初心者レベルではないデッキ構築をしていたからだ。
私もそろそろ重たいクリーチャーを並べるだけの単純なデッキを卒業するときがきたのだ。
しかし緑のクリーチャーばかり集めていた私は他の色のカードをほとんど持っていなかった。
そんな時、私の手元にあった一枚のカード。
―――「旗印」
これが今後の私のマジックスタイルを決定したカードだった。
チンプイはどうみても後のオイラーです本当に(ry
俺も旗印は思い出深いなぁ。単細胞な俺をスリヴァーマニアにしてくれた。
MTGって何も情報なくて試行錯誤してた頃が一番楽しかったな。
ネットがどの家にも完備されるようになってからは微妙。
>>113 カードの組み合わせ考える楽しさが無くなっちゃうからな
115 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/04/02(水) 17:41:48 ID:x/1MDMVZ0
時はジャッジメント発売時。
私が得たものは「幻影のナントゥーコ」。
死ににくい上にほっとくと毎ターン膨れていくこの昆虫クリーチャーに
私は希望の光を見たのだ。
116 :
1 ◆4UFqmKM9tw :2008/04/02(水) 17:46:44 ID:x/1MDMVZ0
私は昆虫デッキ「節足」を作り上げた。
幻影のナントゥーコの能力を更に活かすために「天光を求める者」を採用し
さらに「ナントゥーコの導師」や「ナントゥーコの古老」も投入し
最後に旗印の効果で相手を圧殺するのだ。
今までの緑単色と比べると若干早くはなったものの
まだこのデッキは不完全と判断した私が見つけたもの、それは
「剣歯蟻」であった。
受けたダメージの分昆虫トークンを生み出す能力はとても魅力的であり
まさしく私の節足デッキにふさわしいカードだった。
そして私はデッキに赤を足し、火力で相手を焼きつつ
死なない程度に自分の剣歯蟻を焼きながらトークンを出すという画期的なデッキを閃いた。
こうして緑単色の「節足」から赤緑の「インセクトバーン」が誕生したのであった。
続ききたー
インセクトバーンww
インセクトバーンとか聞いたこともねぇwwww
インセクトバーンwこれは流行るwww
羽蛾デッキwwwwwwwwwwwwww
小5の頃学校から帰ったら妹と男友達がなんかしてた
俺がこれ何てUNO?て妹に聞いたら
妹「Magic The Geartheringよ!お兄!
私のターン、セラの天使で攻撃」
妹友「むむ、稲妻!!」
妹「無駄よ!巨大化!」
妹友「ひどいや(´・ω・`)」
その後妹に教えてもらって発売したてのテンペスト買いにいったのは言うまでもない
その後周りも初めた感じ
皆あの頃一斉に流行りだしたが
不思議だよな
なんかのマンガとかで大々的にキャンペーンでもしてたのかな
>>123 その通り。
まぁそれも少ししたらDMに変わってMTGは切り捨てられたけど。
さらに私が切り札として投入したのが「上天の閃光」である。
場に出たクリーチャー全員にもれなく2点ダメージを振りまくこのエンチャントは
相手の小型クリーチャーを除去しつつ、剣歯蟻にダメージを与えてもくれるのだ。
上天の閃光が、剣歯蟻から出た1/1トークンを全部焼き払ってくれることに気づいたのは
ロウとの対戦中のことであった。
インセクトバーンは失敗に終わってしまったが、私が部族デッキを愛するようになったきっかけは
旗印との出会いであり、このデッキが出発点であった。
インセクトバーンの失敗から新たなデッキ作成を余儀なくされ、
インベイジョンブロックに苗木に関するカードが多いことに気づいた私は
次なる部族デッキとして苗木を選んだ。
「古木のヴァ−デロス」、「木立ちの守護者ネマタ」そして「菌獣の共生」等を詰め込み
大好物の旗印で強化して殴るというデッキだ。
苗木デッキでロウと勝負したが、私はすぐにこのデッキの重大な欠陥に気がついた。
全体的に重いのである。
「ラノワールのエルフ」などでマナ加速しているとはいえ、
主力カードのほとんどが4マナも5マナもかかるのだ。
結果、私の「ミキプルーンの苗木」デッキは一度も勝つことができなかった。
蟻トークンを片っ端から焼き払う件で吹いたわ。
ID:S0iMrB0Q0のレスの多い「件」について。
がんばれ
>>1。俺は応援してる
けどバカ来るからageんなよ。
(・∀・)ネマタ!!
なつかしー
当時の私は「ブラストダーム」をはじめとする消散持ちのカードを評価していなかった。
数ターンで勝手に墓地に行ってしまう消散持ちを弱いと思っていたのだ。
そのためブラストダームはもちろんのこと、ミキプルデッキにうってつけの
「はじける子嚢」ですら採用されなかったのだ。
この頃の私は、ほぼ毎日のように新しいデッキを作っては壊し、作っては壊ししていた。
緑のカードが多かった為、自然と緑を基本にしたデッキになるのだが
ラノワールのエルフを4枚しか持っていなかったり、「野生の雑種犬」が4枚しかなかったりと
デッキ1個分のカードしかなかったため、新しいデッキを作るには
前のデッキを壊して、必要パーツを回収せねばならなかったからである。
ある日カードを保管しているダンボールの中に、
「石の雨」が4枚あったことに気づいた私は、
いわゆるランデスと呼ばれているタイプのデッキを作成した。
ランデスwwwww
2色目きたwwwwww
なついスレ発見、ランデスは嫌われたなぁ・・
緑赤ランデス・・・・・
これは嫌がられるwwww
アネックスファイアを愛用していたら、
誰も対戦してくれなくなったのはいい思い出。
ランデスは拷問だwww
保守
石の雨を4枚はもちろん、「略奪」も4枚投入し、
更には「ドワーフの地すべり」や「地の裂け目」もそれぞれ4枚投入した。
もちろん「ショック」や「包み込む炎」などの火力による除去も入っている。
そしてさらにデッキに緑を足すことにした。これによりラノワールのエルフからのマナ加速により
2ターン目からの土地破壊を可能にした上に、「忍び寄るカビ」による土地破壊もできるのだ。
緑を足した恩恵はまだある。
「尾長獣」は相手に4点ダメージと土地破壊の二択を迫れる優良クリーチャーとして私のデッキに4枚投入されたし、
このデッキの最大のフィニッシャーとして「土を食うもの」を選んだ。
さらに部族デッキへのこだわりを中途半端に引きずった私は「リス番」も4枚投入した。
後半相手の土地をあらかた破壊した後に、リス番からのリストークン&旗印のコンボで
部族デッキ好きの私の欲求を満たした上に、土を食うものをサイズアップさせてくれるので
リス番はこのデッキには必要なパーツだったのだ。
こうして緑を足したことを最大限に利用した私の赤緑ランデスバーンデッキ「リスバーン」が完成した。
ただ、土を食うものを4枚そろえることはできず、1枚のみの投入であったのが不安だった。
このリスバーンデッキをひっさげて、私はオポジに対戦を申し込んだ。
私「今日のデッキは一味違うぞ!」
オポジ「望むところですお義兄さん」
私はオポジの対立デッキを研究していてあることに気づいていたのだ。
対立は4マナ、錯乱した隠遁者は5マナ、
そう、どちらも重い呪文なのだ。
再開キター
(゚д゚)ウマー
どちらが勝つか判らないのでハラハラします。
期待しておこう
151 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/04/22(火) 19:49:52 ID:YEJdX8DYO
続きマダー?
152 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/04/22(火) 22:38:17 ID:zfkqp8BnO
そういえば、1はこの間も遊戯王もやっているのだろうか?
153 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/04/27(日) 17:03:23 ID:Jn63GYeM0
AGE
154 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/04/28(月) 15:55:34 ID:+VdbPLv9O
ショックを引けば勝ちなのに、山を引いて負ける俺
オポジはラヴニカ出たら間違いなくセレズニア対立使うなw
156 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/05/12(月) 04:15:01 ID:s69Ziw72O
アゲ
157 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/05/25(日) 06:03:38 ID:fRefzEeM0
期待してる
ここまで読みきった、頑張れ1
お義兄さんてw
オポジは弟の嫁かwww
この手のスレってだいだい完結しないんだよなぁ
頑張れ
>>1
>>1いなくなっちゃったか
機会があったら俺のかつての熱い戦い書くかなあ
>>1が居なくなって半年経ったことだし、ここいらで俺の昔話でもどうだい?
聞かせてくれ。
俺には文才がないから書けないが、応援は出来る。
165 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/11(土) 02:10:13 ID:RKrBa7XyO
と言う訳で応援age
それが終わったら文才の無駄遣いこと俺の思い出話もどうだい!
>>1は果たして帰ってくるのだろうか・・・?
俺も
>>163の話は聞いてみたいと思うな。
>>163だが、
「俺の昔話でもどうだい?」と言ったものの
正直、俺自身に文才も無ければ、ヤマディアンの様にぶっとんだ話でもない。
それでも良ければ書くから、暇な奴だけ読んでくれ。
あれはまだ俺が中学生の頃。始まりは、中古ゲーム販売店で謎のゲームを発見したこと。
その謎のゲームこそ、マジック・ザ・ギャザリング。
以後5年間に渡り、その紙束と付き合う事となった、俺と数人の決闘者の話。
あれは中学2年の頃だっただろうか。
ある目的を持ち、俺と同級生の『タカ』は、中古ゲーム販売店の前に立っていた。
それはMTGを買う為―――ではなく、遊○王カードを買う為だった。
当時、『タカ』と俺は大変仲の良いゲームっ子であり、互いにカードゲームに興味を持っていた。
そしてどちらともなく、遊○王カードを始めてみないか?という話になったのが事の運びだ。
入店しカウンターを覗き込むが、そこに目的の物はなかった。
代わりに全く別の謎のカードが鎮座していた。
『マジック・ザ・ギャザリング』
俺には全く知らない未知のゲームだったが、タカは知っていたようだ。
どうやら、遊○王カードの元ネタであるとの事を、以前先輩から聞いていたらしい。
結局店内を探しても目的の物は無かったが、購買意欲は消せず、
その日はその謎のゲームを買って帰る事になった。
これがMTGとの出会いである。一歩間違えば、触れることも無かったであろう。
未だにもって、この出会いが良いものだったのか、悪いものだったのか解らないが
これをきっかけに、高校の終わりまでゲームに没頭する事となったのだ。
因みに購入したのは、ポータルセカンドエイジだった
早速、帰りの車の中でポータル2のスターターを開封する
ルールブックは後回しで先ずはカードをひたすら見る
「攻撃力、防御力低くね?」
「土地て何?」
「5色もあるけど、何なの?」
疑問は尽きなかったが、とりあえず《板金鎧のワーム》が強いのだけは解った
その後二人してルールブックを読みあさり、どうやら
パワータフネスが一桁なのは仕様
土地は呪文を使う為のコスト
5色ある
などの基本の概念は理解した
大体基本概念を理解したところで、今度はブースターパックを開封することにした
強いカードがありますように、と祈りながらパックを開ける
なかなか悪くない。《黒曜石の巨人》や《刺状歯のワーム》が目を引く
とそのとき
タカ『ちょw』
隣のタカが声を上げた
どうやら良いカードを引いたようだ…
タカ『ちょっと見てみww』
そうして渡されたカードには、正に化物と呼ぶにふさわしいクリーチャーが描かれていた
《深海の生息者》―――11/11という驚異のサイズを誇る、最大クラスのファッティだ
俺『強すぎwww11/11とかwww』
俺『俺の方、これw5/5飛行攻撃に参加してもタップしないwwwどんな能力だよwww』
と言って俺が手に入れた、汚いおばさんが描かれたカードを見せる
どう考えても向こうが当たりを引いている。こっちのおばさんじゃ二人がかりでも、あの化物を倒す事は出来ないのだから…
だが、こっちのパックにも強力なカードは入っていた
それは《溶岩の斧》―――一撃で相手ライフの4分の1を奪いさる、強力カードである
当時、真剣に禁止カードだと思った
今日はこれで終わりかな?微笑ましくて面白いね、乙。
車が家に着くまでに、デッキを作ることにした。初めてのデッキ構築
デッキは最低60枚以上とした。因みに持っているカードの総数は90枚位だった
俺はとりあえず
白の軽量クリーチャーとライフ回復
青の飛行クリーチャー
黒の除去
赤の火力
緑の巨大クリーチャー
でデッキ構築することにした。これならばあらゆる状況に対応できる
因みにタカもほぼ同じ構成だったように思う
結果、双方80枚デッキという、実に初心者臭く、今思えば微笑ましいデッキとなった
肝心のデュエルだが、初めてのデュエルでは、しばしばこんな光景が見られた
俺『《金色熊》で《小熊》に攻撃』
タカ『《小熊》が死んで、2ダメージね』
ちゃんとルールブックは読んだのだろうか…
遊○王の影響で、生物は生物を攻撃するものだと思っていたのだ
しかも、全生物がトランプル持ちだ
更に飛行持たない生物は飛行持ちに攻撃できない、という独自のルールが場を混乱させた
かの化物《深海の生息者》と、おばちゃんこと《大天使》が睨み合う光景が展開されたのだ
大天使『でけぇwww攻撃?無理無理www』
生息者『飛んでるとかww攻撃できねwww』
乙
こういうのを読むと自分も何か書きたくなってしまうねえ
(翌日にはもう忘れている)
お互いに状況を打破できるカードは《死神の魔手》のみ
そしてその《死神の魔手》は互いの墓地で申し訳なさげに手を振っていた
互いに除去はなく、延々と続く睨み合い。数ターン後、二人は口を開いた
俺『おかしくね?』
タカ『おかしくね?』
おかしかった
その日の解散後、ルールブックを熟読したことにより、二度とそのような現象はおこらなくなった
176 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/11(土) 23:16:47 ID:RKrBa7XyO
おかしかったwww
名セリフだなw
俺も最初はポケカの影響で殴り合い&ダメージ蓄積だったなぁ
乙
文才あるよww
良スレわろたw
ホント最初の頃が一番楽しいよなトーナメントのレシピとかが出てくると
嫌になってしまうんだよな
TCGは電波な方が面白いw
181 :
163:2008/10/12(日) 15:20:11 ID:+fIJi4vlO
こんな駄文を読んでもらって感謝です
昨夜の続きをだが、少し飛ばしで語ろう
その後は学校の休み時間にベランダでプレイする事が多かった
ゲームの持ち込みは禁止なので、教師に見つからない為のベランダプレイ
デッキは相変わらず5色80枚だったが、ある時、余りのカードで二軍デッキを作る事にした
余っていた緑のカードをぶちこんだ緑単。これが二軍だ
デッキ構成は土地と生物のみ。シンプルにも程があるデッキ
だがこのデッキ、予想に反して強かった
正直、一軍よりもはるかに強かったが、当時の俺はそれを偶然としか思っていなかった
あくまでもあの80枚デッキが一軍だったのだ
182 :
163:2008/10/12(日) 15:27:04 ID:+fIJi4vlO
やがて、タカがあるデッキを持ってきた
構築済みテーマデッキ『夜魔』
その名の通り、夜魔がメインの黒単
夜魔を展開し、積極的に戦闘を行い、生物を一対一交換で墓地に落としていき
とどめの《夜魔の帰還》―――墓地の全ての夜魔を場に戻すカード―――で場を圧倒するデッキだ
二軍で何度か戦ったが、全く歯がたたなかった
豊富な除去の前に倒れる熊やエルフ
相手の場には死を恐れぬ夜魔の軍勢
因みに《夜魔の帰還》が炸裂する機会は極めて少なく
2/2畏怖の《うろつく夜魔》に普通に殴り殺されるケースがほとんどだった
この一件により
『色は絞った方が良い』
『コンセプトのあるデッキは強い』
『畏怖は強い』
という、非常に大きな教訓を得たのだ
また、当時の俺は畏怖への対抗策に生物除去ではなく
『よりデカイ生物で殴り勝つ』
という間違った道をとった為
以前からのファッティ信仰を更に助長する結果にも繋がった
183 :
163:2008/10/12(日) 15:29:57 ID:+fIJi4vlO
ポータルのカードもほとんど集まり、プレーヤーも増えた頃
俺とタカは、遂に第5版の購入を決めた
タカはスターターを1つ。俺はブースターを2つ位だっただろうか
パックを開けて白枠に戸惑ったのを今も覚えている
一枚一枚カードを見るが、正直何が書いてあるのか理解出来なかった
インスタントて何?
エンチャントて何?
この矢印マークは何なんだ?
見慣れたはずの土地カードにも『マナプール』という謎の単語があった
そんな謎のカード群に一枚だけ、当時の俺でも解る強力カードがあった
《氷河期の災厄 甲鱗》
7/6のあの方である
因みに5版初のレアは《神の怒り》
このクラスのレアを引いたのは、後にも先にもこの時だけだった
184 :
163:2008/10/12(日) 15:32:35 ID:+fIJi4vlO
タカにルールブック(あの小さくてヤケに厚いやつだ)を借りて夜通し読んだ
結果、カードの種類や基本的なルールや用語は理解しすることが出来た
と、ここまで書いたが、実は5版の思い出は多くない
てか、ほとんど無いに等しい
かなり早い内に次の段階、エキスパンション購入に行った為だ
とりあえず5版期一番の思い出を書こう
タカにMTGの事を教えた先輩が居る事は覚えているだろうか?
彼も若干ではあるが5版を購入していたのだ
ある日そのカードを見せてもらう事が出来た
知らないカードばかりで全てが新鮮だったが
一枚、強烈に目を惹かれたカードがあった。《キイェルドーの飛空隊長》だ
185 :
163:2008/10/12(日) 16:11:45 ID:+fIJi4vlO
何故このカードに惹かれたか解らないが、一目惚れとはこのことだろう
俺は先輩にトレードを持ちかけた
俺はまだまだ素人でありカードの価値も解らない
その上、相手は同じ部活の先輩でもあったので、向こうの要求は断れない
そんな非常に危険なトレードだったが、構わなかった
それ程までに、俺は《飛空隊長》を欲していた
交渉の結果、二枚なカードと引き替えに無事《飛空隊長》は俺の物となった
《飛空隊長》の代わりに俺の手元から《神性変異》と《神の怒り》が先輩へと渡っていった
今思えば、白のカードを一枚もらう為に、白のカードを二枚渡すという
矛盾をはらんだトレードだったが、当時は特に問題はなかった
昔を思い出して切なくなったよ
投稿者gj
俺も昔は酷いシャークをされてたもんだ…
手に入れたカード
水門×2
まやかしの死×1
出て行ったカード
ハルマゲドン×1
死体の花×1
とかな。
163乙
始めた当時から疑い深かった俺は身内トレードすら行わないと言う愚を犯した
今思えばつまらない意地だった
>>188 俺もだw
イーサンの影を死守したのが懐かしい
>>163 書き込み乙!楽しいMTGが思い出せてなんだか微笑ましい気分になったぜw
やはり初心者の時はファッテイ信仰は避けられんよなw
俺の場合は、深海の生息者ではなくスカイシュラウドのビヒモスだったなぁ。
まあこいつはすぐに弱いと気づき、(結局)甲鱗のワームに浮気したんだけどなw
191 :
163:2008/10/13(月) 10:02:38 ID:PPMIhqQZO
>>190 スカイシュラウドのビヒモスて、
10/10のくせに2ターンしか生きれない奴だよなwww
俺は、板金鎧のワーム→甲鱗のワーム→巻きつくワーム
とワーム街道まっしぐらだったぜwww
正直5版の頃の話は無いので
エキスパンション購入に移行した所からの話に移ろう
俺達が買ったのは、かの悪名高き
『ウルザズ・サーガ』だ
とはいえ、初心者に毛が生えたレベルの俺達が
この凶々しいエキスパンションの潜在能力に気づく事は無かった
まぁ、カードプールが狭かったのもあるのだろうが…
世間が《時のらせん》に飲み込まれ
幾多のプレイヤーが常人離れした《精神力》を発揮していた、そんな環境の中
俺の場では
《速やかな反応》を付けられた《ヴィーアシーノの飛脚》が走り回っていた
192 :
163:2008/10/13(月) 10:03:48 ID:PPMIhqQZO
この時期に強く印象に残ったカードがある
盛大な読み間違いの為に本来よりも強くされたカード《堕落》だ
当時のテキストは『沼一つにつき、対象に1点』となっていたはずなのだが
これを『対象を選び1点ドレインを沼の数だけ行う』と勘違いしていたのだ
俺達が使う《堕落》は、まるで《発火》のごとく、生物をなぎ払った
ほぼリミテッドに近い、俺達の環境ではこのカードは大きな脅威である
その時期の俺の学校用の黒単は
沼が10枚以上並べられた状態から《堕落》が放たれ生物を根こそぎなぎ払った
そうして出来た無人の荒野を《ダークリング・ストーカー》が駆け抜けるのだが
あの読み間違いがあったからこそのデッキだっただろう
何せ、《堕落》と《ストーカー》それに若干の除去と再生もちのブロッカー
それ以外は全部《沼》という実に偏った構造だったのだ
全ては《堕落》のアドバンテージによって支えられていた
193 :
163:2008/10/13(月) 10:05:21 ID:PPMIhqQZO
この後、ウルザズレガシー、テンペスト、エクソダス等が加わり
段々とまともなデッキが出来始めた
とは言え、2枚あるレアは極めて少なく、コモンすら4枚揃うことは中々無い
非常にカードプールが狭かったのは不変の事実だった
その為無謀なデッキも幾つか組まれた。それを幾つか紹介しよう
194 :
163:2008/10/13(月) 10:06:46 ID:PPMIhqQZO
先ずは、俺が明確なコンセプトを持って組んだ、初めてのデッキだ
白青のクリーチャーデッキで、コンセプトは『飛行』
とにかくひたすら飛行持ちで殴るデッキであり
コンセプトなんぞ無きに等しいが
《大天使レイディアント》を使いたい、と言う強い意志だけはあった
売りは《レイディアント》と《空中浮遊》とのコンボである
このデッキの最大の欠点、それは
《レイディアント》《空中浮遊》共に1枚ずつしか入ってない事だろう
そして如何に大きくなろうと《レイディアント》は《恐怖》で落ちるのも事実だ
残念なことにそのデッキは幾度となく負けた
タカが召喚する《大鹿の一団》に何度も踏み潰されたのは良い思い出である
特に《ガイアの抱擁》付き《大鹿の一団》には殺意すら覚えたものだ
195 :
163:2008/10/13(月) 10:08:59 ID:PPMIhqQZO
『ペスト』は名前の通り、俺が組んだ《黒死病》デッキだ
《ガラクタの壁》《卑しき死者》などを壁にして《黒死病》で勝つ
正しく《黒死病》デッキの基本とも言える構造だが、これも少しおかしかった
自分へのダメージを軽減する為に《黒の防御“ルーン”》が採用されたのだ
本当は《防御円》や《ウルザの鎧》が良かったが、持っていなかったのである
その為、《黒死病》を一度起動する為に(W)(B)(B)という
尋常ではないマナが支払われる光景もしばしば見られた
カードプールが狭いと言うのは、実に苦しい事だった
196 :
163:2008/10/13(月) 10:11:56 ID:PPMIhqQZO
タカが組んだランデスを紹介しよう
これまでよりも洗練されたデッキであり
俺は完膚なきまでの敗北を味わい、その余りの強さに戦慄を覚えたものだ
《石の雨》《なだれ乗り》これらはランデスの基本であるが
彼は、それらを数回使うだけでは物足りなかったようだ
と言うのも
このデッキのコンセプトはマナ拘束という生易しい物ではなく
完全に土地を破壊し尽くす事だったのである
その為、《破壊の爪痕》―――同タイプの土地を全て破壊カード―――
なんて言う物まで使われていた。それすら一発では我慢出来ないようで
使用済みの《破壊の爪痕》を《無政府主義者》が手札に戻し
場に出た《無政府主義者》を《移ろいの門》が手札に戻す
というコンボまで搭載されていた
このコンボで素晴らしい所は
『相手の土地が尽きたら《移ろいの門》は完璧なバウンスカードに変わる』
と言う所だろう。最終的に俺の場には何も無くなっていた
当時俺のデッキがどのようなものだったか、覚えてはいないが
それまでのデッキ以上に明確なコンセプトを持ったこのデッキに
戦慄と同時に感動すら覚えたものだ
197 :
163:2008/10/13(月) 10:14:07 ID:PPMIhqQZO
人生初のコンボデッキを作ったのも、この時期である
『パンデモ・リンクロン』
名前から想像出来るかも知れない
《伏魔殿》と《パリンクロン》のコンボで、20ダメージを与えるデッキだ
《伏魔殿》を置き、7枚の土地で《パリンクロン》の出入りを繰り返す
その為には7枚の土地から11マナを捻出しなくてはならない
そこで使われたのが《サファイアの大メダル》と《肥沃な土地》だ
俺は大きな自信を持ってこのデッキを作り
そしてタカに勝負を挑んだ
198 :
163:2008/10/13(月) 10:15:14 ID:PPMIhqQZO
その勝負だが、結果から言おう。負けた
コンボパーツが揃わなかったのだ
これは一見コンボデッキにはよくある事であり
仕方のない事だと思われるだろう
だが、実際は違った。もっと根本的な問題があったのだ
前に言った様に、俺達のカードプールは実に狭く
これを作った時も例外ではなかった
このデッキにはそれぞれ
《伏魔殿》が1枚
《パリンクロン》が1枚
《サファイアの大メダル》が1枚
《肥沃な土地》が3枚
入っていた
詰まり、これらを全て引き、かつ1枚たりとも除去されない事が
コンボスタートの条件なのだ
これは信じられない程の苦行だった
完成から2日後にはデッキは解体されていた
>>163 巻きつくワームとはお目が高いw俺もワームなら何でも食っちまう男なんだぜ。
《速やかな反応》に《ヴィーアシーノの飛脚》かww
初心者の頃ってなんであんなにエンチャント(クリーチャー)スキーなんだろうなw
俺は《スタミナ》とか好きだったなぁ。
《破壊の爪痕》はマジでキツい、単色使いだった俺には絶対耐えられんな。
やたらランデスばっか使う友人がいたんだが、そいつとだけはあまり対戦したくなかったわw
ダメだ笑いが止まらなねぇw
そうだよね、最初の頃は強いカード(もしくは強いと思ったカード)をありったけ注ぎ込んで
理想的な展開で回る自分のデッキを夢想するもんだ、大抵キーカードが1〜2枚しかなくて
サーチのサの字も頭に無いわけだから
居座りオーク使いだった俺には、破壊の爪痕は神のカードだったなw
ダークリング・ストーカーたしかに最強クラスだったわwww
でかいだけのクリーチャーにも1枚だけのパワーカードにも惑わされなかったこの俺
だが、邪悪なる力の魅力にだけはあがらえ無かったんだwww
204 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/14(火) 17:32:09 ID:+slBhIRdO
あぁMTG懐かしいな・・・俺はミラージュ〜プレーンシフトまでやっていたな
今一番新しいのは何なんだ?
205 :
163:2008/10/14(火) 17:42:46 ID:V6rdNAj/O
いやぁ、本当読んでくれて有難い。
さて、今宵も語ろう。
仲間の一人に『ハヤオ』という人物がいた。
個人的には彼よりも、
その父親のキャラが印象に残っている。
俺が彼の家に行き、彼の父親と顔を合わせる度に
父親『○○君(俺の名)、学校でブイブイ言わせとるか?wwwブイブイ言わせんと駄目でwwwwww』
と必ず言うのだ。
当時の俺は『ブイブイ言わせる』の意味が解らなかったので
俺『ボチボチですwww』
と答えると
父親『それならええんじゃwww』
と満足気に言い、家の奥に戻っていったものだ。
そんな父親を持つハヤオは、
仲間の中で最もカードプールが広かった事で有名だった。
206 :
163:2008/10/14(火) 18:35:37 ID:V6rdNAj/O
そんなハヤオがある日、俺にこう言うのだ。
『すごいデッキが有るから、対戦しようよ』
ハヤオは多くのカードを持っていたが、
プレイング等に関しては甘い所があった。
勝ち負けよりも、純粋に対戦を楽しんでいたのだろう。
そんな彼が言う『すごいデッキ』とはなんだろうか?
正直首を傾げたものだが、
あのタカが、俺にハヤオとの対戦を勧めてきたのだ。
話に聞けば、既にタカは『すごいデッキ』と対戦済みのようで、
実際に凄まじい強さを誇るデッキだったようだ。
かくして、その週末に三人でハヤオの家に集まる運びとなった。
207 :
163:2008/10/14(火) 18:38:05 ID:V6rdNAj/O
約束の日、タカと共にハヤオの家を訪ねる。
玄関で、ハヤオの父親とお決まりの挨拶を交わし、
ハヤオの部屋へと向かった。
互いにデッキを出し、対戦が始まる。
そして、その後見る光景に俺は驚愕するのだった…。
ハヤオ『山、通電式キー』
と言って場に出されたカードの枠は金色。しかも英語版カード。
疑問に思ったが、タカとハヤオは、
気にせず続けるよう俺に促した。
この時期に詳しい人ならお解りだろう。
ハヤオが用いたデッキは自ら構築したものではなく、
かの世界チャンピオン【カイ・ブッティ】の【赤茶単】
その構築済みサンプルデッキだったのだ。
208 :
163:2008/10/14(火) 18:41:46 ID:V6rdNAj/O
その後は酷いものだった。
ハヤオ『《厳かなモノリス》www』
ハヤオ『《略奪》www』
ハヤオ『《欲深きドラゴン》www』
ハヤオ『《燎原の火》www』
一方的な展開。
ハヤオの場には、立ち並ぶ《モノリス》《ウルザの発電器》
頻発する《地震》に《燎原の火》
場に君臨する《ドラゴン》
俺の場には、そのターンに置かれた土地が唯一のパーマネント。
しかしそれも、次のターンの《略奪》で消える運命だろう。
そこらの中学生が組んだデッキが、
世界王者のデッキにかなうハズがなかった。
209 :
163:2008/10/14(火) 18:46:59 ID:V6rdNAj/O
凄まじい鬼畜デッキ。
当時の俺も
『これはハヤオの構築したものではない』
と確信できる程のガチデッキ。
しかし、使用者のハヤオは、何時もと変わらなかった。
やはり、ハヤオはハヤオだったのだ。
俺の場に生物は居ない状況(と言うか土地すら無かった)
《ドラゴン》で攻撃していれば余裕の勝利だ。
だが、彼は《ドラゴン》で止めをさそうとはしなかった。
彼は勝ち負けにこだわらない。
彼は俺との対戦を純粋に楽しんでいたかったのだ。
何時まで経っても、《ドラゴン》が襲ってくる気配は無く、
に俺のギブアップにより、この闘いの幕は降ろされた。
ハヤオの頭回り過ぎ警戒しすぎの心境が痛いほど良く分かるなあ
163はさぞいらいらした事だろう
211 :
163:2008/10/14(火) 20:58:12 ID:V6rdNAj/O
>>210 いや、ハヤオは何かを警戒していたわけではないんだ。
彼にとって重要なのは、勝ち負けではなく、
対戦すること、そしてその時間を楽しむ事だった。
彼は、手札を増やす事に喜びを見い出し、
生物を並べる事を至上の幸福とした。
ある対戦で、彼は自らが召喚したちっぽけな生物に、
30回以上《ドラゴンの血》を飲ませたが、
決して攻撃させようとはしなかった。
何故なら、攻撃が通った瞬間、その対戦が終わってしまうからだ。
勝ち負けを競わず、対戦中に偉業を成したがる。
ハヤオはそんな男だった。
俺はハヤオのそんな所を薄々感じとっていたので、
別に苛つきはしなかったよ。
寧ろ、ハヤオの甘さは好都合だった。
如何に《ドラゴンの血》を飲ませようと、
《恐怖》を引けば問題ない。
そして、引く為の時間はいくらでも有ったのだから。
ただまぁ、赤茶単はきつかった…
212 :
163:2008/10/14(火) 21:06:27 ID:V6rdNAj/O
折角だから、中学生時代をざっくりと語りきってしまおう。
一時期、俺はレアを使わないデッキを模索していた。
当時スリーブの存在を知らない俺は、
貴重なレアを傷付けるのが嫌だったのだ。
模索の末辿り着いたデッキは赤白のコンボデッキだった。
因みに環境は、
メルカディアンマスクス+アーティファクトサイクルだ。
213 :
163:2008/10/14(火) 21:10:37 ID:V6rdNAj/O
小粒生物や壁等で場を固め、
手札にキーカードが来るのをジッと待つ。
白と赤なら大抵のパーマネントに対応出来る。
火力で邪魔な生物を焼き、
それ以外は《解呪》で割った。
相手の場に邪魔なパーマネントは無く、手札も揃った。
満を辞して登場する《特別工作班》
俺『《鉄の意志》《鉄の意志》《回れ右》《尻込み》アタック!』
実に残念な事に《投げ飛ばし》は環境に無かった。
紹介しておいて、こう言うのもなんだが、
このデッキは2回位しか使った覚えが無い…。
214 :
163:2008/10/14(火) 21:20:44 ID:V6rdNAj/O
俺の『尻込み工作班』構築から暫く経った頃だっただろうか、
タカがストンピィを作った。
まだ不十分なデッキ構築ではあったものの、
俺達の中からまともなデッキが初めて産まれた瞬間だ。
《飛びかかるジャガー》《アクリディアン宏》《野生の犬》
それらを強化する《怨恨》《巨大化》《激励》
手札が無くなった頃に現れる《メガセリウム》
圧倒的速度、そして破壊力。
文句なしに、当時最強のデッキだった。
215 :
163:2008/10/14(火) 21:22:48 ID:V6rdNAj/O
此処まで読んで解るだろうが、タカは本当に強かった。
彼はデッキ自体のコンセプトを定めてカードを選択していくという、
広い視野を持っていた。
対する俺は、特定のカードを使う為のデッキ構築が多かった。
タカがストンピィを開発した頃、
俺は《ファイレクシアの抹殺者》を
火力から守る為にカウンターを使っていた。
今日も書き込み乙。
ハヤオの性格面白いなw
俺も昔友人と対戦してる時は、サクれば勝てるのに炎の印章張って粘ったり、
逆に友人が燃えがらの精霊を出して粘ったりして、無駄に対戦長引かせて楽しんでたなぁ。
少ないカードプールと少ないプレイヤーだけでやってると、対戦内容が限られてくるから、
とにかく色々な事をしてMTG楽しんでたわw
俺もよくドラゴンの血でワームを育成していたなぁ。いいカードだった。
217 :
163:2008/10/14(火) 21:44:25 ID:V6rdNAj/O
中学生時代の話はこの位だと思う。
また思い出したら、随時書こうと思う。
(需要があるならね)
この先は高校時代の話になるので、
こまめにまとめながら書こうと思う。
もう少しだけ続くので、
出来ればもうちょいだけお付き合い願いたい。
218 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/14(火) 21:51:42 ID:Rt7ECipmO
乙〜
友人がリサイクル&クラフトでクリーチャーを並べまくり、ライフも200オーバーまで回復して、パワータフネスが250オーバーなクラリキンを出しても、決して勝負をつけなかったのに似てるな。
需要はあるから安心して書いてくれ。和むよ。
楽しませてくれてありがとう。
乙
何気に163、タカ、ハヤオのプレイヤータイプがマジックの基本プレイヤータイプにずっぽりはまってるのが面白かった
俺は163タイプで好きなカードを大活躍させるデッキを作ってしまう感じだったな
220 :
163:2008/10/14(火) 22:30:15 ID:V6rdNAj/O
>>216 《ドラゴンの血》は本当強かったwww
タカのストンピィが出来るまでは、
本当リミテッドレベルだったからなぁ。
>>218 いやぁ、そう言って貰えると本当有難い。
>>219 典型的な『巧い』プレイヤーがタカ
『楽しむ』プレイヤーがハヤオ
『電波な』プレイヤーが俺だったなwww
乙っす
オレの友達は青使いのくせに対抗呪文よりもクリーチャー優先の人だったよ
海を愛してるんだそうだ、だった。当然彼の宝物は一枚だけ引いた<<アトランティスの王>>
でもドラゴンとかはいらんくてエイとかはセーフだった(海で泳ぐ生物だという事が彼にとって重要だったらしい)
つまり場で海を再現して悦に入ってたようだ
一方自分は<<宿命>>と<<凄腕の暗殺者>>が凄いコンボだと有頂天になってた白黒使いで
その後<<因果応報>>を主力にするようになった
222 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/15(水) 15:01:43 ID:Sj+Yuhu9O
ファッティ信仰は誰もが通る道のようだなw
俺は偶然引き当てたリヴァイアサンに惚れ込んでデッキを組んだ
アタックした記憶はないけど楽しかったなあ
俺も当時、金枠のマスティコアとモノリスを
後輩に何枚も見せびらかされて唖然とした覚えがwww
それが公式で使えないとお互いが知るまで後輩の天下だった
そんな金縁は超レアだと言われ、ごっそりシャークされた俺が通りますよ
225 :
163:2008/10/16(木) 20:21:13 ID:5Xqm33flO
どうも、163です。
至って普通の話だけど、今夜も読んで頂けると有難い。
さて、これ以降は高校の話になる。
最もMTGに情熱を注いだ時期だ。
俺とタカは同じ高校に進んだが、
他のMTG仲間は別の高校に行ってしまった。
とは言え、マジにプレイしていたのは、
俺とタカ位だったので、その辺りは問題無かった。
しかし、対戦相手の減少は俺達二人にとって痛い事だったのは事実だ。
同じ高校にも何人かプレイヤーは居たが、
あまりウマが合わず、俺達は途方にくれていた。
そんなある日、俺達のMTG人生を大きく変える出来事が起こった。
それは、中学時代の同級生との偶然の出会いだった。
互いに学校からの帰り道、他愛の無い話を交わす。
その話の中に、衝撃の情報があったのだ。
要約すれば、
『某デパートにMTGをプレイしている集団が居た』
という事だった。
226 :
163:2008/10/16(木) 20:23:11 ID:5Xqm33flO
翌日の放課後、俺とタカは某デパートに向かった。
期待に胸を膨らませ、
この情報が《誤った指図》でないことを祈りながら…。
確かに、デパート2階の一角にその店はあった。
店内は決して広くはないが、きちんと対戦用のテーブルがある。
長机二つを並べただけで、
同時に6人が座るのがやっとの狭いテーブルだが、
俺達がもとめる環境がそこにはあった。
227 :
163:2008/10/16(木) 20:24:41 ID:5Xqm33flO
誰と、いつ出会ったか、正確には覚えていないが、
ここでは沢山の人と出会った。
その玩具屋の責任者【店長】
その地区での二強【寺さん】と【巧さん】
重度のロリコンであった【会長】
一つ年下の【太陽】と【田村】
他にも【小宮】【北沢】等
沢山の出会いがあり、その人達の中で、
俺とタカは成長していくことになる。
228 :
163:2008/10/16(木) 20:27:30 ID:5Xqm33flO
最初に出会ったのが【店長】だ。
まぁ、当然と言えば当然だ。
店長自身MTGプレイヤーであり、膨大な量のカードを所持していた。
購入数は俺とは段違いであり、デッキに使うカードが不足する事は無かっただろう。
なんせ、新エキスパンション発売時に
店に入荷されるBOXを満足いくまで開けるのだから。
その結果、大量のコモン、アンコモンカードが余るため、
それらは対戦用机の脇や、カウンターの裏に放置されていた。
その中のカードには、使えるカード、使えないカード、
その辺りの区別は全く無かった。
店長は実に優しい人物であり、
俺達は、それらのカードを自由に使わせてもらう事ができた。
これにより俺達はコモン、アンコモンカードに困る事は無くなった。
これはデッキを構築していく上で非常に大きなメリットであった。
229 :
163:2008/10/16(木) 22:08:57 ID:5Xqm33flO
次いで出会ったのが、この地区での二強であり、
プレイヤーの中心であった【寺さん】と【巧さん】
の二人だ。
【巧さん】は冷静沈着なプレイヤーだった。
【リベリオン】【補充】など、メジャーなデッキを操り、
ミスは決してしない、手堅いプレイで高い勝率を誇っていたが、
人間力は高くないのか、トーナメントでは、
頻発する土地事故に悩まされていた。
【寺さん】は、やや暴力的な雰囲気をまとう人物だったが、
実に気さくであり、また出来た人間だった。
【ピットサイクル】や【マシーンヘッド】など、
破壊的なデッキを好んで使用していたのを覚えている。
230 :
163:2008/10/16(木) 22:11:05 ID:5Xqm33flO
そんな彼らと出会ったのは、
確か二度目のショップ訪問の時だったはずだ。
デュエルスペースに二人は居た。
対戦してみたい。
俺達は強く思った。
俺は当時から、かなりの人見知りだった為、
タカが話かけ、対戦をしてくれるよう交渉した。
二人はそれを快諾。
こうして全く知らない人との、初めての対戦が始まった。
俺の相手は巧さんだった。
青単パーミだったような覚えがある。
対して俺のデッキは赤黒のランデス+リスティックデッキだった。
ランデスでマナを縛り、《リスティックの稲妻》《リスティックの吸管》を打つ。
そんなイマイチなデッキだった。
当然ながら、パーミがランデスなど、許す事は無い。
結局《変異種》に殴り殺され、初の他流試合は終了した。
たしか、タカも負けたはずだ。
しかし、勝ち負けは重要ではない。
二人にも受け入れられ、俺達は居場所を見つけることができたのだ。
画して、翌日から俺達は学校が終わってすぐ、この店に来るようになった。
231 :
163:2008/10/16(木) 22:14:26 ID:5Xqm33flO
この後、早く学校を出る為に、俺は部活を辞めた。
そうそう、部活を辞めた、と言えば【会長】の事が思い出される。
彼は運動部の幽霊部員同然であった。
ある日、部活の顧問に
『部活に参加するか、退部するか、どっちか選べ』
と言われ
『じゃあ辞めますwww』
とその場で即答したことで有名な男だ。
また、MTGとは関係ないが、
彼は極めて重度のロリコンだった事でも有名だった。
当時からポルノ法による規制を嘆いていたのを覚えている。
因みに、【会長】とは、
彼自身が実際に、俺にそう呼ばせていた呼び名だが、
なんの会長なのか、未だに解っていない。
232 :
163:2008/10/16(木) 22:21:44 ID:5Xqm33flO
彼は、現役ではなく、半引退プレイヤーであり、
デッキはエクステンデッドの赤スライしか持っておらず、
俺達のスタンダード環境のデッキと、そのスライで対戦をしていた。
《火炎破》《砂漠の狩人》《ボール・ライトニング》
幾多の凶カードがうごめく、そのデッキの中、
他のどれよりも、彼の寵愛を受けたカード、それは
《魔力激突》であった。
彼は、そのカードが、1ターンキルを成せるカードと言っていた。
確かに言っていることは、間違いではないが、
いくらなんでも無茶苦茶である。
だが、彼は《魔力激突》を、そして《混沌のゲーム》を愛していた。
彼にとって不幸だったのは、
彼の親指が《クラークの親指》では無かった事だろう。
233 :
163:2008/10/16(木) 22:35:50 ID:5Xqm33flO
彼との対戦の際に、頻繁に耳にする単語が存在する。
会長『スーパーマリガン』
※スーパーマリガンとは?
スーパーマリガン、それはゲーム開始時にとれるアクションの一つである。
ゲーム開始時の手札が気に入らない場合、
貴方はスーパーマリガンを宣言と共に行う事ができる。
そうした場合、貴方は手札を山札と合わせて、
シャッフルした後に、新たに7枚のカードを引く。
貴方が望むのであれば、対戦相手にも、この行為を強要してもよい。
つまるところ、投了であるが、
これは飽くまでも、スーパーマリガンであり、
投了ではない、と彼は主張していた。
その為、彼は手札が悪い時には、躊躇なくこれを行っていた。
また、寺さんも、これを好んで使用していた。
強要ワロタw
書き込み乙。
会長は熱い男だな。スライでさらにコイン投げ好きとはww
《クラークの親指》がその当時にあれば、きっと投入してたんだろうなw
面白い
237 :
163:2008/10/18(土) 20:43:59 ID:N+mLbmQKO
さて、続きだが少し、大会の話をしよう。
エキスパンションは、プロフェシーまで出ていただろうか、
行きつけの店とは別の【ガンガン】と言うショップで大会が開かれた。
大会と言っても、参加者十数人の、小規模な身内の大会だ。
当時俺のデッキは前述の赤黒ランデスだったのだが、
正直、力不足にも程があったので、新たにデッキを組むことにした。
大会に向け、トレードを繰り返し、やっと戦えるデッキが完成した。
それが【スーサイドブラック】だ。
《沼》→《暗黒の儀式》→《ファイレクシアの抹殺者》→《ショック》→orz
の流れで有名なデッキだが、当時俺達の環境に赤は存在しなかった。
更に、デッキの回転方次第では、瞬殺もあり得るこのデッキは、
運次第で大判狂わせもあった。
238 :
163:2008/10/18(土) 20:51:42 ID:N+mLbmQKO
負ければ終わりのトーナメント形式の大会だった。
その大会の一回戦で出会った相手が【小宮】。
小宮は普段デュエルスペースに顔を出す事はなく、
大会の時のみ現れる男だった。
彼のプレイスタイルは、『長考』の一言。
俺は、長考に長考を重ねる、小宮のプレイスタイルが非常に苦手だった。
記憶が正しければ、彼と1マッチする時は大抵1時間近くかかり、
テンポ良くゲーム進行をしたい俺にとって、
これは中々の苦痛だった。
239 :
163:2008/10/18(土) 20:55:48 ID:N+mLbmQKO
そんな彼のデッキには常に青が含まれていた。
これはすなわち、カウンターが積まれていることを意味する。
攻撃が行われる度、呪文がプレイされる度にゲームが止まった。
とにかく“長い”これが小宮である。
そんな小宮との初対戦。
小宮は1ターン目、《森》→《極楽鳥》と展開。
対する俺の1ターン目、手札に《暗黒の儀式》は無い為、
理想とする生物展開が出来ない。
仕方なく《強迫》を撃つ。
公開された小宮の手札には《島》…。
スーサイドの俺、対する小宮は青緑。
なんだろう。
最近読んだ漫画にこんな場面があった気がする。
まさか、とは思いつつも、俺は嫌な予感を感じていた。
このスレ面白いなw他と違ってまったりした良い雰囲気だw
続き楽しみにしているw
俺もこのスレを毎晩のぞきに来るのが楽しみの一つになっているw
俺も速いデッキが好きだから、長考タイプは苦手だったなぁ。
友人は青使い多かったから、待たされることが多かったぜw
163乙
続きが待ち遠しいなw
俺も同じようなスーサイド組んでたから他人の気がしない。
よじれた実験も入れたっけな
よじれた実験は除去にも使える良カード
儀式、エヴァ、実験
そのまた一時代前のスーサイドとは別のデッキだが、いいデッキだったな
懐かしい
245 :
163:2008/10/19(日) 20:09:57 ID:YfL5phtTO
中途半端に間隔があいてしまった。申し訳ない
先程の俺の予感は的中していた。
ターンが進み、小宮の手札から出されたのは《対立》。
その後、4体のリスをひき連れて現れる《錯乱した隠遁者》。
あの時の青緑と言えば【リス対立】だろう。
小宮の操るデッキは、そのリス対立だった。
眠る《ファイレクシアの抹殺者》《走り回るスカージ》
スカージ『走り回れないスカージは、ただのスカージだ』
いや、それ以下だろう。
実際に《抹殺者》に対しても言えるが事だが、
戦うことの出来ないスーサイド生物は、
《サプラーツォの略奪者》以下の存在である。
246 :
163:2008/10/19(日) 20:14:48 ID:YfL5phtTO
それにしても、小宮は慎重過ぎた。
奇襲だけが取り柄のスーサイドに生物以外の脅威は殆どない。
それでも彼はロックを徹底した。
結局俺は、長い長いロックの果てに、
2体の《隠遁者》の恩恵よって、
はち切れんばかりに巨大化したリスに殴り殺された。
247 :
163:2008/10/19(日) 20:22:33 ID:YfL5phtTO
ガンガンでは、割りと頻繁に大会が行われた。
俺が参加した回数は4回位だろうか。
因みに完全トーナメント形式だったのは一度だけで、
残りはスイスドロー+上位4名トーナメントと言う形式で行われていた。
自分で言うのもなんだが、普段微妙なデッキを組む割に、
大会での成績は意外と良かった。
先程のスーサイドの時は別だ。
プロフェシー発売〜インベイジョン発売までの間の話なので、
まとめて書いてみよう。
と思ったんだが、ちょっと今日は用事があり書けないので、
この先はまた後ほど。
小分け小分けで申し訳ないのだが、
とりあえず小宮との決着だけ、書いておく。
今日も書き込み乙
サプラーツォの略奪者以下って例えいいなw
確かにスーサイドで殴れん生物はゴミ屑でしかないな。
乙
ちょっと相性悪いかもな
250 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/26(日) 00:52:43 ID:LxsGpSrGO
163期待あげ
251 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/28(火) 20:38:02 ID:j1vfIbFoO
>163
俺は待ってるぞ
いつでもいいから続き書きに来てくれよ
252 :
163:2008/10/29(水) 13:28:46 ID:WKjdOxvNO
期待してくれている方々、本当に有難う。
応援、とても有難いです。
どうも、非常に長いことフェイジングしておりました、163です。
色々と忙しくて、中々書き込む事が出来ませんでした。
ただ、まだちょっとだけ書き込めない状況が続きます。
落ち着いて書き込めるのは、今週末位からになると思います。
本当に申し訳ありませんが、もう少々お待ち下さい。
それは残念だ・・・気長に待ってるぜ・・・
律義な良いやつだ。
本当にここは良い雰囲気だよな。163を応援ageして良かった。
続きを書いてくれるならいくらでも待てるぜ!
255 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/10/29(水) 20:01:50 ID:O3VKcR58O
>163
乙
やっと場に戻ってきたと思ったらまたフェイジングかw
おお久しぶりに良いスレみっけた
まったり待ってるぜ
虹のイフリート期待w
あれ、普通に面白い
消散じゃないことを祈るぜ
261 :
311:2008/10/30(木) 15:19:24 ID:FBJvI/Fo0
>>260 消失じゃなくて消散な当たり「分かってる」なぁ
262 :
163:2008/10/31(金) 13:18:36 ID:/JM5LdqNO
お待たせしました。相手のティムが居なくなったので、
暫くフェイズアウトしなくて済みそうになりました。
遅くなりましたが、今日から書き込めそうです。
話は、まずはインベイジョン発売までに俺が組んだ、
幾つかのデッキについてしたいと思うのだが、良いだろうか?
それらの幾つかは、ガンガンでの大会にも使われたので、
語れそうな事が有れば、大会の事も加えて話そう。
263 :
163:2008/10/31(金) 13:23:28 ID:/JM5LdqNO
環境はウルザ‐マスクス期。その期間に俺が組んだデッキは6つだ。
【ステロイド】【アデプトグリーン】【繁殖力】【スニークアタック】
それに前述の【スーサイド】【赤黒ランデス】が加わる。
リミテッドの延長レベルや、カスいコンセプトのデッキは省かせて頂いた。
重複になってしまうが、既出の【スーサイド】と【赤黒ランデス】
この二つから再度紹介していこう。
264 :
163:2008/10/31(金) 13:33:59 ID:/JM5LdqNO
スーサイドは完全パクリの模倣品だ。
今は懐かしい【ゲームぎゃざ】
それに掲載されていたレシピを美味しく頂いたものだ。
基本構造は殆ど一緒だったが、足りない物は山ほどあった。
《抹殺者》《隠れ潜む邪悪》《からみつく鉄線》はそれぞれ3枚しかなかったし、
打撃力のある生物を増やすため《隠された恐怖》も使っていた。
まぁ大抵、手札で腐ってたのだけど…。
特に致命的なのは《リシャーダの港》《吸血の教示者》が無い事だろう。
緑キラー《非業の死》すら無かったのも、大きな欠陥だ。
《非業の死》さえ有れば、リス位消すことは出来ただろう…。
と、本当に色々足りないスーサイドだった。
265 :
163:2008/10/31(金) 13:58:36 ID:/JM5LdqNO
【赤黒ランデス】は構築済みデッキ【崩壊】をベースに作られた。
中途半端な赤黒コントロールの崩壊を、発展改良し、土地破壊を重視した。
更に相手のマナ不足に、リスティック呪文で追い討ちをかけるのが目的だ。
しかしながら、ランデスが成功しているのなら、
リスティックを使うまでもなく、優位な立場であり、
そうでないなら、リスティックは役に立たない。
結局、リスティックは無駄なカードであった。
更にこのデッキ、《炎の印章》《強迫》以外は3マナ以上、
という、極めて重いデッキだった。
《強奪》《滅却》《リスティックの吸管》《古代のハイドラ》
こんなカードが全部4積みだ。マナ加速も無し。
自分で組んでおきながら、《吐き気》を催すほど遅いデッキだった。
266 :
163:2008/10/31(金) 19:17:31 ID:/JM5LdqNO
次に、大会には使われなかった、【スニーク】を紹介しよう。
文字通り《騙し討ち》デッキだったわけだが、
普通のスニークと異なる部分はかなりあった。
まず俺は《騙し討ち》で勝利するには、最低4枚の生物が必要だと考えた。
《セラのアバター》は別だが、大抵の生物はパワーが4〜6だ。
仮に《火口の乱暴者》と《血なまこのサイクロプス》があっても、
12点までしか入らない。
これでは足りない。残り8点、
《アバター》以外だと、どうしても2枚必要なのだ。
折角《騙し討ち》をはれたのに、生物が手札に足りなくて負ける、
それだけは勘弁だ、と俺は思った。
267 :
163:2008/10/31(金) 20:06:45 ID:/JM5LdqNO
好ましいのは、再利用可能な生物と、ドロー能力を持つ生物。
そこでスポットを浴びたのが、
《ウェザーシード・ツリーフォーク》と《巣ごもりワーム》だ。
何度も復活する《ツリーフォーク》と《騙し討ち》の相性は最高だった。
後続を呼ぶ《ワーム》も実に強力だった。
ただ、このデッキ、緑マナが出ない。
そして、このデッキ最大の問題が、その問題を更に大きくした。
このデッキ最大の欠点とは、
《アカデミーの学長》1枚、《騙し討ち》3枚しかないことだ。
肝心の《騙し討ち》は中々出ない。
その結果、
緑マナがなく、召喚すらできない《ツリーフォーク》と《ワーム》は、
ひたすら手札で腐っていた。
全ては、爆発力を求めるべきスニークに、
持久力を求めた、俺の判断が間違いだったのだ。
わっふるわっふる
269 :
163:2008/10/31(金) 20:16:11 ID:/JM5LdqNO
さて、ガンガンの大会でベスト4入りした、
【ステロイド】を紹介したいと思う。
当時ステロイドを組んだ人はいるだろうか?
あの時代、緑は単色で十分な強さがあり、
逆に赤の貧弱ぶりは酷いものだった。
ステロイドというデッキは、存在自体がナンセンスだった。
少なくとも、俺の周りには、誰一人として
ステロイドを使う者はいなかった。
ただ一人、俺を除いては
270 :
163:2008/10/31(金) 20:28:50 ID:/JM5LdqNO
火力は《ショック》《炎の印章》《ギトゥの投石戦士》
これらのターゲットは、主に
《レイモス教の兵長》
《レイモス教の副長》
《スカージの使い魔》
こいつらだ。
俺の周りで当時強かったのは、
巧さんの【補充】
寺さんの【ピットサイクル】
タカの【リベリオン】
だった。
《スカージ》さえ焼いてしまえば、ピットサイクルは怖くない。
また、《兵長》《副長》をさっさと焼いておけば、
あの、あばずれ《リン・シヴィー》を呼ばれなくて済む。
たかだか2点の貧弱火力だが、これだけ出来れば十分だった。
優秀な生物と《怨恨》を擁する緑が、相手ライフを削ってくれれば、
止めにも使える。
弱いなりにも、火力は役に立ってくれるものだ。
271 :
163:2008/10/31(金) 20:34:47 ID:/JM5LdqNO
生物にはお決まりの
《飛びかかるジャガー》《リバーボア》《野生の犬》
それに加わえて採用されたのが、超生物《狩り立てられたウンパス》だ。
強力な生物の居ない当時、《ウンパス》のデメリットは無いに等しかった。
《変異種》だけは勘弁だが、青パーミッションは誰も使ってなかったのだ。
《ウンパス》が暴れ回るには、絶好の環境だった。
272 :
163:2008/10/31(金) 20:44:56 ID:/JM5LdqNO
俺の、
『ウンパス!ウンパス!』
と言う掛け声の元、颯爽と現れた《ウンパス》は、
狂気のエンチャント《怨恨》を纏い、
『ウンパス!ウンパス!』
の掛け声の元、戦場を駆け抜け、
時に対戦相手を、
時に《レイモス教のカス共》を踏み潰した。
273 :
163:2008/10/31(金) 20:52:08 ID:/JM5LdqNO
ステロイド、いや、【ザ・ウンパス】は、
勝利し続け、俺を上位4名によるトーナメントまで導いてくれた。
そして、その上位4人による、トーナメントの第一戦目。
相手は当時のメタの中心【補充】デッキだ。
因みに巧さんではなく、隣の市から来ていた3人組の一人だ。
【オルテガ】と呼んでおこう。
ゲームが始まり、俺は生物を展開し、
オルテガは《調律》を繰り返していた。
そして…
俺『ウンパス!ウンパス!』
姿を現した《ウンパス》をまのあたりにし、驚愕するオルテガ。
補充デッキを相手に召喚される《ウンパス》は、
正にパーフェクトクリーチャーと言って良い。
後は、この愉快な獣がオルテガを踏み潰すのを見―――
オルテガ『《パララクスの波》』
ガッシ!ボカ!
《ウンパス》は消えた。リムーブ(笑)
274 :
163:2008/10/31(金) 21:05:09 ID:/JM5LdqNO
その後、消え続ける、俺の生物達。
オルテガの墓地には、おぞましい程のエンチャントが捨てられていた。
やがて放たれる、あの忌々しき呪文《補充》。
場に戻されたオルテガのエンチャントは皆、乳白色に輝いていた。
一方、俺の場には何もなかった。
結局、二回戦目も同じパターンで負けてしまった。
やはり補充は強かった、と言うところだろうか。
試合後、オルテガの仲間【ガイア】が俺に聞いてきた。
ガイア『平穏は?』
俺『あったね、そんなカード』
しかしまぁ、あの時代にステロイドで全勝卓てのは、
良くやった方だと思う。
因みに決勝は、補充対決という、
『どちらの引きが良いか』対決となっていた。
275 :
163:2008/10/31(金) 21:25:41 ID:/JM5LdqNO
とりあえず、今日はこんな所で失礼します。
巧さん、寺さん、の二人は、既存のデッキをよく使っていた。
人間力がちょっと低めの二人は、コンボデッキは苦手だったが、
プレイング技術は、かなり高かったので、
パーミやビートダウンの時はミスもなく、実に強かった。
タカは、メタの中心ではない、流行りのデッキを、
自分の理論でチューンして使っていた。
俺は多分、あの地域で一番の地雷持ちだったと思う。
【オルテガ】【ガイア】【マッシュ】の三人は、
小宮と同じく、普段は殆ど顔を出さなかった。
純粋なMTGプレイヤーだった俺達と違い、
エロゲの話を恥ずかしげもなくする変態だった為、
俺は彼等と親交を深めることはしなかった。
彼等も皆、流行りのデッキ使いだった。
それでは、ティムが出て来たので、今日は失礼します。
今宵も、こんな駄文を呼んでくれて有難う。
UU
乙!
イイヨイイヨー
ウルザ〜マスクスはウンパスが活躍できた時期だったんだなぁ。
マスクス〜インベの頃はやばいクリーチャーいっぱいでたもんなw
当時は尖ったデッキが多かったから、相性の良し悪しがすごい顕著に出てたな。
ウルザ期のスーサイドブラックは相性の悪い赤が環境に少なくて
逆に相性のいい青が環境に多かったから活躍できたんだよな。
MOMAをヘイトレッドで打ち破って優勝ってエピソードは感動もの。
そういう相性関係の戦いがすごく熱かった。
280 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/01(土) 13:10:10 ID:lzrt5xAKO
>>163 フェイズイン乙
読んでて懐かしさが込み上げて来たわ
>ただ一人、俺を除いては
クソワロタw
乙。
ウンパスは渋いな。当時俺の周りにはレベルやフィッシュよりもスーサイドブラックや両ハーミットが蔓延してたから、使うと死亡フラグが立って二度と使わなかったわw
トーナメントレベルの過去懐古も良いが、そうじゃないデッキ・対戦の方が振り返って今でも楽しいなw
282 :
163:2008/11/02(日) 12:53:20 ID:7ZXwneS4O
どうも。163です。
書いてて思ったんだけど、過去の俺のデッキ紹介しかしてねぇ…。
俺の周りの面子は、あまりブッとんだ人がいなかったんで、
必然的に、デッキ紹介がメインになってしまうんだ。
申し訳ない。
申し訳ないけど、この流れで続けさせて頂きます。
で、残るは【アデプトグリーン】と【繁殖力】なんだが、
本当普通のレシピ通りなんで、割愛した方が良いのかな?
283 :
163:2008/11/02(日) 13:02:57 ID:7ZXwneS4O
強いて言えば、【繁殖力】を構築したときに、
俺は《セラのアバター》でループして無限マナを出す方法を知らなかったので、
《研磨石》を使うにはマナが足りない事が多々あった。
その為、フィニッシュに《猛火》を使っていたのが特徴的だろう。
『《猛火》のために赤マナを確保しなければいけない』
この一点で、デッキの安定性は著しく下がった。
284 :
163:2008/11/02(日) 13:21:58 ID:7ZXwneS4O
《アバター》の有用性には、
後に、同じデッキを使っていたガイアによって気付かされることになった。
ガイアは《アバター》を用いて、半無限ループを形成し、
3億もの膨大なマナを生み出した。
ガイア『《研磨石》を1億回起動。2億枚落として下さい。』
本当にガイアはキメェな、と妙に感心したのを覚えている。
285 :
163:2008/11/02(日) 13:47:13 ID:7ZXwneS4O
非常にテンポの悪い語りで申し訳ないのだが、次の話をしよう。
これまではウルザ‐マスクス期の話をしていたが、それもほぼ終わりだ。
カジュアルの細かい話は割愛させてもらったので、需要が有れば後程語ろう。
とにもかくにも、『ウルザ‐マスクス期の終わり』まで話は来た。
ということで、次なる話は新たな舞台、【インベイジョン】である。
…この辺りから、俺のデッキ構築がおかしくなり始めた。
wktk
俺のマジックの青春はインベイジョンだったなー
287 :
163:2008/11/02(日) 18:45:33 ID:7ZXwneS4O
インベイジョン発売日、店では恒例の、店長のBOX大開封が行われていた。
俺とタカが店に着くと、既に3BOX近く開封していたらしく、
見たことの無いカードが大量にばら蒔かれていた。
その時の面子は、俺とタカ、巧さん、寺さん、
そしてもう一人【橋本】と言う男がいた。
店長はなんと、
『もう1つ開けるし、どうせだからドラフトでもやろうか』
と言ってくれたのだ。
何処に、自分が開けるパックでドラフトをさせてくれる人がいるだろう。
本当に店長は太っ腹な人だ。
288 :
163:2008/11/02(日) 19:00:26 ID:7ZXwneS4O
どんなカードを引いて、どんなデッキを組んだかは忘れたが、
結果から言えば、俺が優勝した。
ドラフト経験は1、2度しか無かったが、俺が優勝した。
過去に、ほんの1、2回しかドラフトの経験の無い、俺が優勝した。
ドラフトが終わり、レアを店長に返す(コモン、アンコは頂けた)、
すると、店長が更なるサービスをしてくれた。
店長がその日開封したレアの被りカードの中から、
1位に3枚、2位に2枚、3位に1枚、
好きなカードをあげると言うのだ。
俺達は狂気乱舞した。
289 :
163:2008/11/02(日) 19:05:00 ID:7ZXwneS4O
俺は3枚ものレアを頂ける権利を得た。
リストの中には
《虚空》《火葬するゾンビ》《ウルザの激怒》等
目もくらむようなカードが並べられていた。
俺は、優勝した俺は、その中から3枚も頂けるのだ。
こんなにカードを貰えるなんて、俺は特別な存在なんだと思った。
290 :
163:2008/11/02(日) 19:14:38 ID:7ZXwneS4O
俺が貰ったのは、
《スキジック》2枚と《むさぼり喰うストロサス》
だった。
なんで、初心者でもないのに、こんなことするのかなぁ。
《スキジック》はまぁ、良いよ。
でも《ストロサス》はおかしいじゃん。
【ダンシングストロサス】なんて夢でも見てたのか?ん?
俺の、ファッティ信仰という病は、かなり根深いものだったようだ。
乙
途中ちょっと心配したがまた面白くなってきた
ウルザ環境をステロイドで駆け抜けた163がストロサスを選んでしまう気持ちはよく分かる
つかいい店長だよな
経営者としてはどうかと思うが昔はこんな、趣味でカードショップやってますってのが確かにいた
この時代のあとにそういう良心的な店がいっぱい潰れたんだよな。。。
このストーリーの〆がそんな展開になりそうで、突然切ない気分になってきた・・・
なんてこったい…
163乙
ついにインベ時代に突入か。この時期はホント活気があったよなぁ
ウルザ時代にステロイドを使ってた163が、ステロイド全盛期のインベでどのデッキを使ってたかに期待だな
ファイアーズは強かった…
297 :
163:2008/11/04(火) 21:09:44 ID:xL3z3FWLO
インベイジョン発売、ウルザブロックの退場。
環境はガラリと変わり、これまでのデッキが構築出来なくなる。
皆は新たな環境を、我先にと手探りで開拓していった。
巧さんは白青黒のドロマーカラーのパーミッションを作成した。
優秀なカウンター《吸収》《蝕み》に加え、
あのアドバンテージカード《嘘か誠か》が登場。
これにより、パーミッションは大きく強化された。
青が得意な巧さんは迷うことなく、この色を選択し、
高い安定性をもつ【カウンタードロマー】を構築した。
298 :
163:2008/11/04(火) 21:12:47 ID:xL3z3FWLO
寺さんは赤黒に狙いを定めた。
強力な多色カードを用いた、手札破壊メインのコントロールデッキを構築。
万能除去《虚空》や、生きたボガーダン《火葬のゾンビ》
速攻スペクター《燃え立つ死霊》、特殊地形キラー《塹壕のワーム》
これらを駆使し、ライフを奪いながら場を、手札をコントロールする。
能動型コントロール【赤黒コン】を作り上げた。
299 :
163:2008/11/04(火) 21:14:40 ID:xL3z3FWLO
タカは、環境変化の影響が薄かった【リベリオン】を使いつつ、
白緑赤の3色に目を向けた。
リベリオンにとって有用なカードは、余り無かったようだが、
キャントリップを行いつつ、除去にもなりうる
《選り分け》をいたく気に入っていたのが印象的だった。
また、《アルマジロの外套》《気高き豹》《カヴーのタイタン》等
優秀なビートダウンカードにも早期に目をつけていた。
300 :
163:2008/11/04(火) 21:16:44 ID:xL3z3FWLO
店長は、インベイジョンのテーマ【所有地】を用いたデッキを生み出した。
《砕土》が基本地形を並べ、
《集団監禁》がガードを固め、
《世界の荒廃》が土地を吹き飛ばし、
《崩れる境界線》がクロックを刻んだ。
セットテーマに沿った、
実にインベイジョンらしいデッキと言って良いだろう。
301 :
163:2008/11/04(火) 21:18:13 ID:xL3z3FWLO
一方、俺は、
どうやら《黎明をもたらす者レイヤ》で何かしようとしていたようだ。
《調査》《嘘か誠か》でファッティ落として、《レイヤ》で戻して………
…前述の《ストロサス》といい、何故この時期になって、
またファッティ信仰が再発したのか、全くの謎だ。
誰かに《星の揺らぎ》でも撃たれたのだろうか?
302 :
163:2008/11/04(火) 21:20:03 ID:xL3z3FWLO
暫くして世間では、あるカードが注目され始めた。
《ヤヴィマヤの火》である。
既に幾つかのレスにあるように、《火》を用いたデッキ、
【ファイアーズ】が大流行したのだ。
俺の周りでファイアーズを使っていたのは、タカと巧さんの二人だった。
少し前までステロイドを使っていた俺だが、このデッキを使うことは無かった。
俺はどうにも《火》が好きになれなかったし、
赤緑なんて時代遅れだと思っていた。
『《怨恨》も消えたし、軽い生物も居ない。
《はじける子嚢》なんて重い。』
すぐさま、タカのファイアーズにぶちのめされて、
その考えは過ちだったと思い知らされた。
303 :
163:2008/11/04(火) 21:30:13 ID:xL3z3FWLO
このインベイジョン発売から間もない時期、俺は迷走していた。
如何なるデッキを組めば良いのか、全く解らない。
その上、カード資産も少なく、
優秀なカードを調達することすら難しかった。
俺達の地区では、必須レアクラスのカードは、
巧さん、寺さんの二人に集められた。
タカも、そこまではいかないものの、
デッキ1つか2つ分位の必須レアを集める事が出来た。
店長は言わずもがなである。
俺に調達出来たのは、コモン、アンコ、
そして上記四人が集めないようなレア位だったのだ。
304 :
163:2008/11/04(火) 21:36:45 ID:xL3z3FWLO
早期に手を打てば多少は違うのだが、今回はそれも出来ない。
《レイヤ》を相手にしていたことによる出遅れが致命的だった。
トップレアクラスのカードを、俺が手にする事の方が稀であり、
四人が評価済みデッキを使うのに対し、
俺はオリジナルデッキを組む事が殆どだった。
そんな環境の中、
やがて、俺は進んで未評価のカードを使っていくようになった。
未評価のカードならば、比較的容易く入手出来たからである。
そういう背景から、俺は段々と奇怪なデッキを作っていく事となった。
おお、書き込み乙!
そうか、ファイアーズは選ばなかったのか
レイヤに目を付けるとはなww俺の友人も甚くレイヤを気に入ってたなぁ
好きだぜオリジナルデッキ
307 :
163:2008/11/04(火) 22:50:36 ID:xL3z3FWLO
>>305 《火》がどうにも好きになれなかったんだ。
無駄にならないだけの《熱情》が、気に入らなかったんだよ。
《子嚢》や《ブラストダーム》だと遅いと思ったしね。
そしたら、予想より速い上に、想像以上の破壊力があって、絶望したww
というか、環境変化に伴う、ゲーム速度の変化に対応出来て無かったんだな。
ダンシングストロサス来るか…!?ゴクリ。
俺は疫病吐きが大好きだったかな。
309 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/08(土) 17:45:45 ID:pN6raUKBO
163再びのフェイズアウト
まさか、生贄が必要なのか?(ゴクリ
じゃあ163が帰ってくるまで文才なんて《除外》されてる俺が昔小話でもしようか。
ワーパチパチパチ
俺が初めてmagicに触れたのは小学生の時。
ちょうど遊戯王が連載され初め、少年ジャンプに熱中していた俺は、
マジック&ウィザードに取憑かれた。
高校生の兄貴に俺はマジック&ウィザードは無いのか聞いてみた。すると、
兄貴「そういや高校でそんなことをやってるやつらがいたわ。じゃあお兄ちゃんそれ買ってきてやるよ。」
おれは最高にハイって奴になった。ちなみにまだ連載されたばかりだったからその時遊戯王カードなんて存在もしていなかった。
兄貴が俺に渡したのが、第5版基本セットスターターだった。
俺はそれがマジック&ウィザードでは無いとはまったく気付かなかった。
そして、自慢げに学校へそれを持って行って、
パチモンというあだ名を貰うこととなった。
それからしばらくマジックなんて触りもしなかった。
パチモンと呼ばれはじめ、兄貴への感謝はおろか俺は兄貴に《怨恨》さえ抱いた。
そうしているうちに俺にも下の毛が生え中2になった。
遊戯王にも飽きてデジモンにも飽きた俺は、無駄に青い春を過ごしていた。
そんなある日、教室のベランダには人だかりが出来ていた。
「ドロー!1マナラノワールのエルフ」
俺のチュウニ・ハートに突風線が吹き渡った。
俺「何を…やってるんだ?」
a「よぅ、パチモン。これMtgって言って世界で遊ばれてるんだぜ。」
b「そうそう、プロだっているんだぜ。」
チュウニ全開な俺は《世界》、《プロ》という言葉にときめきを感じずにはいられなかった。
家に帰り、はるか昔にしまったMtgを発掘した。
出てきたスターターには何も知らない俺でも確信できる最強のカードがあった。
パワーとタフネスがものを言うという事だけは、知っていた俺の最高のカード
《ダークウッドの猪》
他のカードを見てると1/1ばかり。まさに一方的に倒せるカード。
明日おれはパチモンからホンモンになる、そう考えていた時代が、俺にもありました。
ちなみにこの頃は既に7版が発売される頃だった。
5版で、さらにスターターを買ったそのままのデッキで勝てるはずもなく、ボロボロにされた。
しかし、純粋に楽しいと思えた俺はインベンションやプレーンシフトを買い、特殊地形無し、5色、100枚、土地25というむちゃくちゃなデッキを作った。
これの勝ち手段はクロウマトのみ。当然勝てるはずもなく、連敗の日が続いた。
そんな俺にもMtgを一緒にやる仲間ができた。《ノリ》と《キヨ》という…今ではどうしているかわからない仲間達だ。
なんか俺も書きたくなってきたわwww
>>310がフェイズアウトしたら俺書くわ
ルールに疎い俺たちはなにもかもが聞きかじりのうろ覚え。
カウンターされたらマナが残り、使いきれなければマナバーンという恐ろしいルールのもとプレイしていたせいか、
みなパーミッションでプレイしていた。
仲間内でも貧富の差がやはり大きな壁となり、キヨはラスゴゲドン、ノリは抹消を使うなか、俺は相変わらずクロウマトを使っていた。
後から聞いた話ではシングルで買っていたらしいが、パックをおもちゃ屋で買っていた俺にはまったく理解できない話だった。
とにかく金銭差の激しい俺たちはというか俺はリンチ同然だった。
今日もいつものレイプをされ、放課後、濁った瞳のままおもちゃ屋でパックを剥いた。
その日から変わった。
俺「あはははは!強いぞ!凄いぞ!カッコいいぞぉぉ!魂売りいぃぃぃぃぃ!!!」
この時代、チートと呼ばれたクリーチャーカード、魂売りの到来である。
しかし、オデッセイブロックが発売され、そうしてるうちにあっという間に熱が冷めて、
時代はガンダムウォーになった。
今日はターンエンド。フェイズアウトします。
俺も中学の頃、世界大会とか賞金とかプロとかいう言葉にときめきまくってたなww
あれは結局、中二病患者を釣るための広告なんだろうな。
320 :
163:2008/11/08(土) 23:52:30 ID:FYOCsem1O
俺より
>>310のが遥かに面白い件
実は、自信をもって俺のオリジナルデッキを紹介しようと思っていたんだが、
そのデッキが、MTGWikiに掲載されている位にメジャーだった事を知り、
あまりの衝撃に、なんと書こうか迷っとりました。
戻ったか!
wktk
322 :
163:2008/11/09(日) 00:41:12 ID:Ps2HWHk7O
紹介したかったのは、一般に【ブルースカイ】と呼ばれるデッキだ。
青のウィニーを並べつつ、相手の動きをピッチカウンターで封じる。
と言う動きのデッキである。
マジで、このデッキが一般に存在していることを知ったのは、先日のことだ。
デッキを支えるのは《沿岸の海賊行為》と言うカードだが、
実際に使ったことのある人は、少ないのではないだろうか?
これの強さを知らない人に、この強さを解ってもらいたい。
『毎ターン《Ancestral Recall》』
『全員が《フィンケル》』
『ノーコストの《ネクロポーテンス》』
と言えば、《海賊行為》の強さが解ってもらえるだろう。
323 :
163:2008/11/09(日) 00:44:21 ID:Ps2HWHk7O
結構、思いいれのあるデッキなんで、今でもレシピを覚えている。
レシピはこんな感じだ。
――クリーチャー 18――
雲のスプライト 3
ルートウォーターの泥棒 4
波止場の用心棒 3
トゲ尾の雛 4
年季奉公のジン 2
西風の魔道士アレクシー 1
マハモティジン 1
――スペル 20――
目くらまし 2
対抗呪文 4
急流 4
撃退 4
妨害 2
沿岸の海賊行為 4
――土地 22――
島 22
《アレクシー》とか、正気の沙汰だな。
324 :
163:2008/11/09(日) 01:00:22 ID:Ps2HWHk7O
改めて思い返すと、
既に【プレーンシフト】が入っている環境下、
よくこのデッキで、身内大会とはいえ、
トーナメント2位になることが出来たものだ。
トーナメント前の調整において、尋常ならざる回転を見せたこのデッキを、
寺さんは【イカレブルー】と呼んだ。
大会でも異常なまでの強さを見せつけた。
殆どのゲームで、4ターン目には3体の生物が並び、《海賊行為》が張られた。
俺の手札は圧倒的な枚数となり、その手の中にあるカウンターは、
相手の呪文のことごとくを《撃退》、《妨害》した。
イカレブルーと言う名前の通り、狂気じみた回転をしたのだ。
325 :
163:2008/11/09(日) 01:04:54 ID:Ps2HWHk7O
対リベリオンの《アレクシー》
対《火炎舌のカヴー》の《マハモティジン》
対パーミの《泥棒》
この辺りが、このデッキの中でも、かなり異彩を放つ部分だろう。
だが、《ジン》は焼かれることなく、ファイアーズに対しての決め手となり、
《泥棒》はパーミのデッキをズタズタにした。
《アレクシー》は常に手札に居た。
メインメタのファイアーズには特に対策が練られており、
2戦目以降は、サイドの《冬眠》《洗い流し》《氷河の壁》がフル投入された。
特に《氷河の壁》はリベリオンに対しても、ファイアーズに対しても、
完璧なブロッカーとして機能してくれた。
《海賊行為》と共に、もっと評価されて良いカードである。
アレクシーカワイソス・・・
327 :
163:2008/11/09(日) 01:17:27 ID:Ps2HWHk7O
このイカレブルーを生み出すまでは、
《怨恨》を《アルマジロの外套》に
《アルゴスの女魔術師》を《新緑》に差し替えた、
白緑の偽アデプトなど、パッとしないデッキばかりだった。
ただ《アルマジロ》がついた《突進するトロール》は馬鹿みたいに強かった。
イカレブルー構築後、つまりプレーンシフト発売後は、
やっとエンジンがかかってきたようで、
俺は様々なカードの可能性を試していった。
328 :
163:2008/11/09(日) 01:33:02 ID:Ps2HWHk7O
《学院の使い魔》シリーズは、誰よりも早く俺が開拓したものだ。
また、開門生物のコストパフォーマンスの良さにも魅力を感じていた俺は、
あるデッキを作りだした。
荊景、雷景の《使い魔》をフル投入し、
《戦闘魔道士》《火炎舌》を開門で使い回しつつ戦うビートダウンである。
《使い魔》のコンボで、
最後の数点のライフを削る為に《火花を散らす者》を出しては戻した。
《使い魔》でマナ軽減されてはいるものの、
2マナで1ダメという非効率なフィニッシュカード《火花を散らす者》は、
相手の僅かなライフを削るのに、3ターンは必要とした。
正直、《シヴのワーム》が欲しくてたまらなかった。
>>326 だって、出た瞬間ウルザに怒られるんだもん
329 :
163:2008/11/09(日) 01:52:38 ID:Ps2HWHk7O
そう言えば《疫病吐き》も、俺達の周りでは使われていなかった。
俺がこいつに目をつけたのは、
タカの【エルフ】にボコボコにされている時だった。
タカのエルフは、《エルフのチャンピオン》を主軸にしたビートダウンだが、
かなりの展開の速さで、中々の強さを誇っていたのだ。
俺は、強化前のエルフを死滅させ、2体並べば計4点をばら蒔く、
この不気味な生物をエルフ対策に採用した。
俺の目論見通り、《疫病吐き》はエルフを壊滅させた。
その日、俺は疫病にむせながらも、エルフに撲殺される事はなかった。
素晴らしいカードチョイス。
翌日、《疫病吐き》の前には《ブラストダーム》が立ちはだかっていた。
あまりにも迅速な対応に、俺は絶望した。
330 :
163:2008/11/09(日) 02:16:55 ID:Ps2HWHk7O
本当に何度もフェイジングして申し訳ないです。
また続きは翌日書きます。
310も163も乙
ほぼ同じ時代の事を語ってるのに視点が違うとこれだけ別のストーリーになるんだな
疫病吐きは苗木対立にもファイヤーズにも刺さる偉い子
163フェイズイン乙!
>《アレクシー》は常に手札に居た。
吹いたわww確かレイジはきついなw打ち消せないしね。
突進するトロールにアルマジロは、あの時代を生きた者なら誰しもが通った道だと俺は信じている。
気高き豹でもいいよね
334 :
310:2008/11/09(日) 02:38:58 ID:y7XExcz6O
163乙っス
さて、何処まで話しただろうか。
時代はガンダムウォーになっても俺はカードショップに行き細々と続けていた。
しかし、俺の住んでいる県はカードショップが少ないのもあるが、カードをする場所は2か所しかなかった。
時代と不況の風を受け、それらが無くなった時、俺はマジックを辞めた。
それから数年の時を経て、去年
専門学校に行った俺はマジックをやってた事なんか頭の片隅にも無かった。
335 :
310:2008/11/09(日) 02:43:03 ID:y7XExcz6O
専門学校で出合った素晴らしい友達の《松田》と、
ある日、そう、かつて毎日のように片道40分かけて通っていたカードショップの前を通った時、凄まじい懐かしさから少しよっていこうと誘って入った。
久し振りに入るショップの匂い、ボロボロのシングルカードファイル、大きなお友達…全てが懐かしく儚い、《郷愁的な夢》のようだった…
しかし、松田からは思いがけない一言が飛び出した。
松田「懐かしい…俺これオデッセイくらいまでやってたんだよね。」
>>310 続き乙
できれば、一行ずつ空行入れないで、
もう少しまとめて書いてくれると読みやすくて助かるんだがどうだろうか?
337 :
310:2008/11/09(日) 02:46:38 ID:y7XExcz6O
なんという偶然。
直ぐに俺たちはカードを買った。あの時のような財力不足は無かった。
ちょうどローウィンが発売したばかりだったこともあり、なにを買えばいいかわからない俺たちはテーマデッキを買った。
俺がエルフ、松田がゴブリンを買い、すぐさま近くの公園で封を開けて中をみた。
なんだこれは。
バニラがいない恐怖、部族ってなんですか?、なんだこの強さは…
俺たちは混乱した。
338 :
310:2008/11/09(日) 02:51:12 ID:y7XExcz6O
とりあえずルールの確認等をしていたところで、過去に大分間違ったルールでやってたことに気付き、
ようやくマジックがちゃんと始まった時でもあった。
しかし、既に数年の時は《思考の粉砕》をするに十分な時間だった。
とりあえずルールを覚え直す為にGoogle先生に聞いて出て来たのがmtgwikiである。
俺たちは暇がある時や授業中に読みあさった。
現役より過去のカードを…今のカードを…ルールを…優先権を…
脆弱な脳みそから数年の後、ちゃんとした記憶能力が備わった脳みそはみるみるうちに脳に吸収されていった。
小出しですみませんが今晩はこれくらいで。
339 :
310:2008/11/09(日) 02:52:20 ID:y7XExcz6O
340 :
310:2008/11/09(日) 02:54:19 ID:y7XExcz6O
誤った指図が出た
>>336 了解です。善処しますが、
携帯故どれくらいの間隔かわからないので、
あまり期待はしないでくださいw
では、おやすみなさい。
>>310 なるほど、そういうことなら気にしないでくれw
ローウィンで復帰したわけか、今の環境は当時とは全く違うから戸惑うのは当然だわな
それにしても、ダークウッドの猪が最高のカードだったてのは面白いなw
そのスターターに甲鱗様が入っていれば、きっと310も虜になっていたことだろうw
俺もクロウマトは好きだったなぁ。個人的には、ドラコよりも夢があったな
なんせ合同勝利を撃てば勝てるというのが、浪漫派の俺にはたまらなかった
盛り上がって来たなw正直週刊誌読むより楽しいかも。
163も310も乙。
疫病吐きは頭の混乱と盾持ち併用で使ってて、結局最終的にはマシンヘッドになった。
343 :
310:2008/11/09(日) 19:52:32 ID:y7XExcz6O
今日も163がくるまで語ろうか…
みるみるうちにmtgに関しての知識を吸い上げ吸収していった俺と松田は様々なデッキを作った。
勿論まだまだデッキの枚数も多かったし、なによりカード資産がなかったため、あまり多くを作る事ができなかったが、俺はエルフビートダウンを第一デッキとし、次にゾンビ等を作った。
松田はというとまさに凄まじい程のヤフオク落札で、フルバーン等を作りあげていった。
前述にあるように、対戦スペースがない俺たちは公園のベンチや机などで、がきんちょが遊んでいる中対戦していた。
今でも近隣住民が不安そうな目で見つめていたのを覚えている。俺が住民なら通報するだろう。
そんな中、新たな仲間、中田が加わることとなる。彼はまったくの素人であった。始めてからはマーフォークのテーマデッキを買い、それを強くしていった。
ちなみに彼は恐ろしいツキの持ち主で、そんなにパックを買わない男なのにガラク等を素で何枚も当てる奴だ。
344 :
310:2008/11/09(日) 19:58:10 ID:y7XExcz6O
今年に入り、学校でいつものように対戦していると、ある奴が声をかけて来た。
が、本編にあまり関係ないので彼はいつか機会があれば話そう。
いよいよ本編だ。このスレタイにある熱い戦い…そう、この戦いはいつまでも語り継がれていくだろう。
俺がこのスレを読む中である種のシンクロニシティを感じた。俺もオリジナリティーあふれる電波デッキビルダーだったのだ。
松田のフルバーンと俺の敵愾電波デッキの戦いは熱かった。敵愾電波とは、煮えたぎる歌や炎の儀式から1ターン目、2ターン目に敵愾でアタック、3ターン目プレイヤーに稲妻を放ち殴りきるデッキだった。
しかし、その日は運がまったくなく、手札もボロボロだった。
345 :
310:2008/11/09(日) 20:05:14 ID:y7XExcz6O
俺(なんだよ…手札に粗暴な力4枚って…)
事故っていた俺は土地はあるものの火力も敵愾もケルドのヒ族も引かずにいた。
対してフルバーンは毎ターンチクチクと俺のライフを削ってゆき、火炎波や爆片波なんかでごっそり持っていかれていた。
ついに俺のライフも残り2。松田の土地はフルタップ。ここで何かを引かなければ俺の負けだ。
俺「ドロー…!!!!!!」
そいつは元来場に出る事なんかない奴、普段なら手札から取り除かれマナを供給するあいつ…
俺「煮えたぎる歌…猿人の指導霊!粗暴な力を4枚使い…投げ飛ばし!!!!!!」
346 :
310:2008/11/09(日) 20:09:46 ID:y7XExcz6O
20点あった松田のライフは22点のダメージにより一瞬で消え去った。俺の…勝利だ。
この後、俺たちはデッキリストを見て組み始める。俺たちは勝つ事にこだわるあまりMtGの面白さを忘れていった。
そんな日々が続く中、俺はあるカードに出会う。イラクサの歩哨と遺産のドルイドだ。
俺の冷えきったハートに静かな火が灯る。
俺「エルフ親和…来るっ!」
俺たちの戦いはまだ始まったばかりだっ!
「御愛読ありがとうございました。310先生の次回作にご期待ください。」
粗暴な力4枚と指導霊でパワー14じゃないの?
>>347 書き方間違えた。殴ってから投げ飛ばしだから28だ。
>>348 考えてみたが、粗暴な力×3→致命的な激情→投げ飛ばしならパワー22
多分記憶違いだな
召喚酔いだから殴れないはず
ぽいね。22点ってのは覚えてたから多分前のターンに出して粗暴3アタック投げ飛ばしだね。
重ね重ねすまん。
351 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/09(日) 21:44:59 ID:VW0zEgUc0
ダブルドローの常習者 ともはる伝説
・初手8枚は当たり前、初手に10枚持っていたときも
・ともはるにとっての1ドローは負け試合
・手札ゼロ、パーマネント無しの状況から3ターンでマスティコアを召喚
・1回のドローフェイズで3枚は引く
・ドローフェイズのたびに対戦相手がジャッジを呼んだ、腕を掴んだ対戦相手も
・10枚引いても納得いかなければライブラリーアウトまで引いた
・あまりにカードを引きすぎるのでジャッジが横で監視していた時期も
・その状況でもダブルドロー
・対戦相手を一睨みしただけでジャッジを呼ばれる
・マッチ間の休息でも相手のデッキカードを2枚ガメた
・攻撃宣言で1ドローなんてザラ、2ドローすることも
・アップキープの支払いでなぜか3枚引いた
・ジャッジの注意に反論しながら1ドロー
・グッとガッツポーズしただけで5枚くらい引いた
・トリプルマリガンの後、初手に7枚持っていたことはあまりにも有名
・湾岸戦争が始まったきっかけはともはるのダブルドロー
・ともはるは店前で神の怒りを欲しそうにしていた子供にハルマゲドンを買ってあげたことがある
352 :
163:2008/11/09(日) 23:30:06 ID:Ps2HWHk7O
>>310乙です!
俺達がMTGをプレイしていたのは、小さな小さなテーブルの上だった。
ありふれた長机を二つ並べただけの、本当に小さなフィールド。
たがそこには、無限の世界が広がっていた。
空には《燃え立つ死霊》が飛びかい、
地上では苗木がうごめいていた。
《疫病吐き》は、毒物を撒き散らし、
《カヴー》は、あらゆる生物を舐め回した。
彼らは、たまに訪れる《水位の上昇》により冷えた身体を暖める為、
皆で身体を寄せあい、《ヤヴィマヤの火》を求めた。
ある時は《テフェリーの濠》の前で立ち尽くし、
またある時は、なす術もなく《虚空》に飲み込まれた。
そんな、小さなテーブルに広がる、無限の世界。
それがずっと続くものだと、俺達は思っていたんだ。
あの日まで…。
二人共文才あるよ!少なくとも俺よりは。
310はお疲れ。かなりレアなケースでの勝利は熱いよなw
163は新たな展開になりそうで期待してる。
自分の知らない戦いは新鮮だし面白いぜ!
310先生乙
どうにも無駄にしか思えない手札で腐っていた時に突如雷光が見えると興奮するよなw
163も〆に入ってるな
寂しい予感がするが楽しみにしてる
355 :
163:2008/11/10(月) 23:33:16 ID:57whvjQcO
昨夜は《睡魔》に勝てなかった…。
プレーンシフト発売直後位だっただろうか…
店長『この店、閉める事になったから』
正に《突然のショック》と言うべきだろうか。
安住の地が失われる。
その覆ることのない事実に、俺は《恐怖》した。
幾度となく《恐怖》を撃たれてきた、ワーム達の気持ちが、
今、初めて解った。
まさか、この店が閉まる事になるとは、夢にも思っていなかった…。
356 :
163:2008/11/10(月) 23:35:00 ID:57whvjQcO
その日店長は、数日後に控えた閉店に備え、
カウンター裏の私物の整頓をしていた。
日頃の感謝を込めて、俺達もそれを手伝った。
幾多のカードが入ったファイルや、箱をまとめて、
デュエルテーブルに置いていった。
その日、山ほどのカードが、テーブルに置かれたが、
あの小さな世界が広がる事はなかった。
357 :
163:2008/11/10(月) 23:37:23 ID:57whvjQcO
手伝いながらも、俺は《ショック》を隠しきれなかった。
やっと見つけた自分の居場所。
それが失われる事は、何よりも辛かった。
パーミが、《強迫》を4連発されるよりも、
ウィニーが、《神の怒り》を浴びるよりも、
スライが、《赤の防御円》に囲まれるよりも、
《抹殺者》が、《焼尽の風》に晒されるよりも、
ストンピィが、《非業の死》をとげるよりも、
そのどれよりも辛かった。
店長『あ、でもまた近くのテナント借りて、すぐ店開くから』
俺の哀しみは、《雲散霧消した!
358 :
163:2008/11/10(月) 23:41:05 ID:57whvjQcO
俺だけじゃなく、タカも、巧さんも、寺さんも、皆が歓喜した。
皆で《暗黒の凱歌》を歌った。
どうやら新たな店は、今の店が入っているデパートから、
チャリで5分とかからない場所のテナントを借りるようで、
飽くまでも
『デパート内の玩具屋』
である今の店よりも、良い環境だと、俺は思った。
まぁ、環境が良くなるも、悪くなるも、大した問題ではなかった。
とにかく、居場所を失わなくて済む事が、何よりも嬉しかった。
舞台は新たな場所、カードショップ【ジーニアス】
数日後、俺達は、このカードショップ【ジーニアス】にて、
新たなる一歩を踏み出し始めた。
359 :
163:2008/11/10(月) 23:52:04 ID:57whvjQcO
短いんですが、今日はここまでです。
小出し小出しで、本当に申し訳ないです。
もう折り返しは過ぎてるはずなんで、
出来るだけ、サクッとまとめて語りたいと思ってます。
ただ、なにぶん遅筆なもので、終了までは、まだちょっとかかりそうです。
長々と居座り、ご迷惑おかけしますが、もう暫くお付き合い下さいませ。
乙
楽しみにしてるからぼちぼちでも書いてくれ。
フェイジングしてる間に停滞張られない事を祈る。
361 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/11(火) 23:33:44 ID:RYmELGAO0
ダブルドローの常習者 ともはる伝説
・初手8枚は当たり前、初手に10枚持っていたときも
・ともはるにとっての1ドローは負け試合
・手札ゼロ、パーマネント無しの状況から3ターンでマスティコアを召喚
・1回のドローフェイズで3枚は引く
・ドローフェイズのたびに対戦相手がジャッジを呼んだ、腕を掴んだ対戦相手も
・10枚引いても納得いかなければライブラリーアウトまで引いた
・あまりにカードを引きすぎるのでジャッジが横で監視していた時期も
・その状況でもダブルドロー
・対戦相手を一睨みしただけでジャッジを呼ばれる
・マッチ間の休息でも相手のデッキカードを2枚ガメた
・攻撃宣言で1ドローなんてザラ、2ドローすることも
・アップキープの支払いでなぜか3枚引いた
・ジャッジの注意に反論しながら1ドロー
・グッとガッツポーズしただけで5枚くらい引いた
・トリプルマリガンの後、初手に7枚持っていたことはあまりにも有名
・湾岸戦争が始まったきっかけはともはるのダブルドロー
・ともはるは店前で神の怒りを欲しそうにしていた子供にハルマゲドンを買ってあげたことがある
・ダブルドローが気付かれなかったために、あえて自らペナルティを犯し、2大会連続失格となるファンサービス ←NEW!
362 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/12(水) 19:43:09 ID:ay37dK/HO
310乙
俺もそのころやっててインベイジョンで道を踏み外した"笑"
フェイズアウト中に少々
俺は中1の時にやり始めたな。当時は気だるい運動部に入ってて先輩達に誘われて仲間うち6人くらいでスタートした。
163と同じで近くのデパート内のおもちゃ屋で店長に構ってもらいながら始めた。店長はあり得ないくらい優しいレートでトレードしてくれたのは覚えている。
その店長も近いうちに店出すよといって去って行ったが店を開いたかは定かではない。
ちょうどプロフェシーが出たばかりで俺たちは初心者セットのロウクスなんかを主力に戦っていた。
363 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/12(水) 19:53:31 ID:ay37dK/HO
閉店してからはチャリで1時間くらいのカードショップに通った。そこはオーナーの家と一体化していてとても和んだ。
俺らはそこで対戦、トレードを繰り返し各々にあった色に進んでいった。時はインベイジョン…多くのデッキが混在した時代だった。
フカワ(ふかわりょうに似ていた)は当時主流のリベリオン。こいつは何をさせても無難だった。
クリントン(顔が…以下略)は白黒コン。余談であるがこいつものちのち道を踏み外す。
カズ(サッカー部だから)は青緑ビート。クロックパーミの先駆けのようなデッキだった。こいつはプレイングがえらい上手かった。
牛丼(好物が牛丼)はファイヤーズ。当時は入手困難だったな極楽鳥、各種ダメランにラスゴなど、こいつの資産力はすさまじかった
森(緑使い)は緑単色しか使わなかった。ストンピィやタングルストンピィではない。巣籠もりワーム、ロウクスなどそいつが絵的に好きな物の詰め合わせだった。
一方俺はというと…完全に道を踏み外していた
364 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/12(水) 19:58:00 ID:ay37dK/HO
俺が目を着けたカード
菌獣の共生
自然発生
へびかご
もうわかったであろう。
俺は一般人が注目するカードを完全にかわし、トークンデッキの申し子となっていた。
「トークン100体並べりゃ最強じゃんw」
脳が可笑しかったとしか言い様がない。
しかも悪いことに仲間うちのデッキに
デアリガズの息
疫病吐き
ラスゴ
は入っていなかった。
俺の電波は誰にも止められず加速していった。
365 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/12(水) 20:12:02 ID:ay37dK/HO
当時のデッキ名は「トークン」
今なら(笑)をつけるところだが当時の俺は大真面目だった
森16
山3
カープルーザンの森2
ラノエル4
ぶどう棚4
猛獣乗り3
剣歯蟻3
リス番2
古木のバーデロス1
へびかご3
自然発生3
菌獣の共生4
蜘蛛糸の鎧4
アッシュノッドの供儀台4再供給2
猛火2
これを見て多くの方が気づいたであろう。そう、これはまさに紙束であった。いやそれ以下かもしらん。
しかしこいつは何気に勝ててしまった。
対レベル→数の有利(30体は基本)
対ファイヤーズ→量産が間に合えばライフ7くらいから食える時もあった。
白黒コン→流された後でも再供給から自然発生で追い付けた。
まぁ回りもそのレベルだったわけです。
供儀台猛火のギミックに素晴らしく惹かれるw
誰もが辿る道だな
367 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/12(水) 20:15:54 ID:ay37dK/HO
そのころある男に出会う。
彼は「3対1でいいよ」
といい俺とフカワと牛丼で挑んだ。
俺らにターンが回ることは無かった。
そう、MOMAである。
俺たちは絶望した。250枚ドロー…そんなことができるなんて…
この傷痕は消えることは無かった。
とりあえずここまでで。
読んでくれたかたありがとうございます。
小4の時、地元の大会に高校生や大人に紛れて大会に出ていた。
たしかデッキはステロイドだったと思う。
大会の後、フリーバトルでメガネの兄ちゃんの青白コンにどうしても勝てなかった。
「貸してみ」
その兄ちゃんの友人らしき茶髪兄ちゃんが俺のデッキで変わりに戦ってみたところ、あっさりと勝ってしまった(相手が事故とかじゃなく)
プレイングって大事だなぁと痛感した。
>>365 乙
>供養台×猛火
涙が出るほど思い出のコンボだ
灰色熊と甲燐さまを4枚投入したステロイドに入れてたなあ
俺はファイヤーボールと分解の時代だったけど
もちろん命の川はお守りで4枚w
なにしたいデッキかイミフだが
毎日新しいカードに出会って、
新しいシナジーに明日の無敗を夢見てたときだったな
命の川4枚、なんという
オレが始めて絶望したのは対補充戦
クリーチャーはおろか土地も手札も全部飛ばされたのは衝撃だった
デッキの値段も衝撃だった
>>365 俺もトークン大好きだったなぁ
インベの頃は、《古木のヴァーデロス》と《木立の守護者、ネマタ》がいたから、かなり好きだったわ
オデッセイに入ってからは、専ら《リスの巣》を使ってたなわ
372 :
163:2008/11/12(水) 22:56:58 ID:OnjBs/aKO
新たな舞台、カードジーニアス。
ジーニアスの名にふさわしい、真っ青な看板がトレードマークだ。
店内は八畳程度の広さだった気がする。
デュエルテーブルは4台(長机8台分)だっただろうか。
前の店でもそうだったのだが、
MTGをプレイしない、俺の同級生も店を訪れていた。
店長は彼等の為に、テレビとPS2とドリキャスを用意した。
ソフトは殆ど格ゲーだ。
彼等を始め、店の常連達は、こぞってコントローラーを握り、
MTGの合間を縫って、持ちキャラの鍛錬にいそしんだ。
緑でマナソースを大量に突っ込んで大量トークンとかXスペルとかやるよなw
青使いを死ぬほど嫌がったのもいい思い出
374 :
163:2008/11/12(水) 23:08:10 ID:OnjBs/aKO
>>362乙です。
トークンと言えば、
中学時代に同級生が使ってた《ハチの巣》が、えらい魅力的だったなぁ…。
主に稼働していたソフトは、
【鉄拳4】
【カプエス2】
【VSマーベル】
【ジョジョ3部】
の4タイトル。
因みに俺の持ちキャラは、
鉄拳4→マードック
カプエス2→ブランカ
VSマーベル→ヴェノム
ジョジョ3部→ヴァニラ・アイス
だった。
我ながら、色物ばっかりだな、とは思う。
375 :
163:2008/11/12(水) 23:16:04 ID:OnjBs/aKO
話が逸れてしまうので、MTGに戻そう。
ジーニアスが開店して、数ヶ月の後、
あの強烈エキスパンション、【アポカリプス】が発売となった。
数多の強力カードが収録されており、そこから幾多の強力デッキが生まれた。
俺の周囲も【白黒】だの、【赤白】だの、【黒緑】だの、
強力なデッキを次々に組んでいった。
一方、俺は暫くの間イカレブルーを使っていたが、
新たなパワーカード達に、全く歯が立たなくなり、
いよいよもって、新たなデッキが必要になった。
いつまでも、同じ戦法は通じない。
かの、偉大なるデュエリストのお言葉だ。
そうそう、『デュエリスト』と言えば、
巧さん『自分の事をデュエリストだなんて、死んでも言いたくないね』
という発言が思い出される。
巧さん『聖をセイントと読むのはおかしい』
等の発言もあり、巧さんは遊○王に対して、
あまり良い印象は抱いていなかったようだ。
376 :
163:2008/11/12(水) 23:18:22 ID:OnjBs/aKO
俺が構築したものは、通称【5cc】という名のデッキだった。
【ファイブ カラード クロウマト】
これがそのデッキの真の名であり、
悲しい程に過小評価されている生物《クロウマト》が、このデッキの主役だ。
基本構造は、
《砕土》《地勢》で、基本地形を揃える。
↓
《クロウマト》を呼ぶ。
↓
《クロウマト》で殴り勝つ。
というものだ。
《合同勝利》なんて必要の無いカードは1枚しか入れていない。
飽くまでもフィニッシャーは、《クロウマト》である。
377 :
163:2008/11/12(水) 23:22:02 ID:OnjBs/aKO
土地を揃えて、《集団監禁》で生物を止める。
更に《部族の炎》がシステム生物を焼き払い、
《回避行動》が呪文を打ち消し、
ランドサーチ後の濃くなったライブラリを《俗世の相談が掘り進める。
死にそうになったら《蛇行する川》を眺め、身体を休めた。
そして究極のサーチカード《誘導路》
このデッキの生物は《クロウマト》のみ。
故に、己のデッキを晒すという、恥辱に耐えるだけで、
《誘導路》は確実に《クロウマト》を連れてきてくれた。
《クロウマト》のお供は、殆どの場合《森》と《地勢》であり、
決して有用なカードとは言えないものだったが、
それでもマナ食い虫の《クロウマト》が居る、このデッキでは、
土地が増える事も、有難かった。
378 :
163:2008/11/12(水) 23:26:00 ID:OnjBs/aKO
この5ccは、意外にも勝率は悪くなかった。
その勝率を支えた要因は、
土地の高速展開から、早々に現れる《レガシーの兵器》だっただろう。
5ccにおいて、第二のフィニッシャーとも言える《レガシーの兵器》は、
5ターン目に登場し、以後毎ターン相手カードをリムーブし続けた。
墓地に落ちても復活するこのカードは、
特にパーミッション相手に対して、異常なまでの強さを見せた。
《レガシーの兵器》で場を壊滅させられた対戦相手は、
俺が《クロウマト》を召喚した途端に投了した。
流石《クロウマト》だ。殴るまでもなく、勝利をもたらすとは。
クロウマトさんかっけー!
380 :
163:2008/11/12(水) 23:28:24 ID:OnjBs/aKO
だが飽くまでも、
“このデッキにしては”勝率が高いだけであり、
巧さんや寺さんの操る【アリーナドレイン】には、手も足も出なかった。
《ファイレクシアの闘技場》による、圧倒的なアドバンテージと安定性を誇り、
幾多の強力なマルチカラーカードで、盤面を支配するデッキ。
《ジェラードの評決》で手札はズタズタにされ、
パーマネントは《名誉回復》で壊された。
そして、黒いゲドンを呼ぶ《荒廃の天使》が、
俺のライフを削り取っていった。
デッキの完成度云々の以前に、個々のカードパワーが尋常じゃないのだ。
それらのカードは全て、アポカリプス収録のカード。
アポカリプスは、本当に強いパックだったなぁ。
381 :
163:2008/11/12(水) 23:43:15 ID:OnjBs/aKO
本当にアポカリプスのパックは強かった。
故に、かなりの数が開封され、
俺達の環境にしては、珍しく強力なレアカードが余り気味だった。
結局、余り気味のレアをかき集め、俺もアリーナドレインを組んだ。
足りないパーツが店長から借りる事が出来たのも、非常に大きかっただろう。
382 :
163:2008/11/12(水) 23:44:02 ID:OnjBs/aKO
そして、ジーニアス初となる大会が開かれた。
環境は白黒で埋まる、と俺は読んだ。
大会前、巧さんも、寺さんも、タカも、
毎日の様に対戦相手を《わしづかみ》にしていたのだ。
そこで対策として、《無法の騎士》と《聖戦の騎士》を、
メイン、サイドにぶち込んだ。
破壊されず、4/4程度にはなるこれらは、対白黒にはもってこいだった。
更にメインには4枚の《万物の声》を投入。
俺のプロテクション軍団は、大会を支配する。
俺はそう信じていた。
383 :
163:2008/11/12(水) 23:52:50 ID:OnjBs/aKO
タカとの対戦。
タカ『《戦場の鍛冶場》、1点食らってR、《炎の印象》、エンド』
白黒じゃなかった。
《ゴブリンの塹壕》から、ワラワラと出てきたゴブリントークンに殴られ、
俺はボコボコにされた。
発売当初からタカが、《塹壕》に注目していた事は知っていたが、
まさか、ここで使ってくるとは、全く思いもしなかった。
乙
他は知らないが、ヴァニラ・アイスは超例外(鳥とアンクアブ)を除けば
花京院と並んで最強クラスの性能なんだぜ
385 :
163:2008/11/13(木) 00:01:29 ID:SaYwFliyO
巧さんとの対戦。
巧さん『《ヤヴィマヤの沿岸》、エンド』
また白黒じゃない…。
俺の呪文は《神秘の蛇》に食べられ、
盤面を支配したのは翼の生えたカバ《探索するフェルダグリフ》だった。
比較的相性の良いはずの、パーミッションにすら負けてしまった。
386 :
163:2008/11/13(木) 00:10:35 ID:SaYwFliyO
寺さんとの対戦。
寺さん『《沼》、《強迫》』
これは、間違いなく白黒。
やっとメタ相手だ。
寺さん『《破滅的な行為》《虚空》《終止》』
なんという、ボードコントロール。
なすすべもなく破壊される、俺のカード達。
場が掃除された後現れたのは《魂売り》だった。
387 :
163:2008/11/13(木) 00:15:54 ID:SaYwFliyO
メタを読み違えると、本当に酷い事になる。
大事な事を教わった。
それに、既に使われているデッキだと、対処法も考えられている。
やっぱり、オリジナルデッキのがやりやすい、
と俺に思わせた一件だった。
本日はここまでです。
次のアンタップフェイズをお待ち下さい。
388 :
163:2008/11/13(木) 00:22:08 ID:SaYwFliyO
>>384 それは知らんかったわ。
ガォンが好きだから使ってただけだからなwww
カプエス2のブランカも、最強キャラの一角だったはず。
乙
163乙です
レガシーの兵器は設置コスト重いけど、出れば毎ターンパーマネントリムーブは強いよね
俺もドメインに1枚差ししてたなぁ
誘導路もイイカードだよね
これは使ってみないと強さがわかりにくいカードだよね
確かに効果は強いんだが、デッキ見せるのが凄く嫌で使う気になれなかったな
変なカードを入れてビックリさせるのが好きだったから余計に
ファッティ信仰とか言いながらなぜリアニメイトを使わないんだ
店長氏の涙ぐましさと163ストーリーが現代に近づいている事が物悲しい訳だけど、ともあれ163乙
まあ、ポールケンケンオプティックブラストでした、ええ
誰も書き手がいなくなった頃自分も一筆書きたいねえ
昔の記憶を掘り起こしながら
MTG分が不足しているので書いて欲しい俺ガイル
俺としては、いろんな人の話が聞きたいから
ネタがある人は書いてもらえると嬉なぁ
熱い戦いを経験した事は勿論あるんだが、試合の最後しか記憶になく途中がずっぽり抜けてるんだよなぁ…
ICEMIRの頃に俺は赤を意識した黒ウイニー、相手ネクロディスクで、お互いライフがじり貧の時にあと1回殴れば勝てると思ってると、相手デモニックコンサルテーションプレイ。指定はドレインライフ。
デモコンの王道を殺られて死を覚悟しつつ眺めていると、最初の貢ぎ物7枚にドレインライフが2枚納品されて相手のライブラリが0に…俺勝利とか。
MIRTMPの頃に俺はやはり赤を意識した黒ウイニー、相手ターボステイシスで、1本目は俺が負けてサイドからWTHのアーティファクトで相手のアーティファクトをタップさせるやつを投入して、ハウリングマインをタップしつつ善戦するも敗北とか。
詳しく覚えてて文才があれば書きたかったなぁ…
アイスエイジ〜ミラージュ時代には
《アイシーマニピュレーター》と《冬の宝珠》入りの黒ウィニーがあったね
IDがウーズとはビックリだ。
ICEMIRの頃はブラックオーブやらセニョールストンピィやらかなりオーブは使われてたな。
今振り返るとオーブとゲドンが同居してる環境なんて有り得ないなぁ…
MIRTMPの頃も5CGとかしっかり両方入れて全色美味しいトコ取り。
なのでオーブに対抗する為のアーティファクトをサイドに入れてた。
400 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 04:58:55 ID:9h63ATFAO
362です。意外と共感をいただけて感激です。
バイト中で暇なので続き書きます。
MOMAの兄ちゃんは俺らをフルボッコしつつも優しかった。
普段の彼はリス対立を仕様していたので、俺たちはリス兄さんと呼んだ。
「んじゃ土地は全部タップで」
「あっそれカウンター」
いじめは相変わらずだった
401 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 05:10:21 ID:9h63ATFAO
そのころ同じく道を外したクリントンは白黒レイヤコンを使っていた。
釣るもの?ストロサスですよ。もちろん
ちなみにおれとやるとき以外はラスゴを抜いていたり、センギアの従臣→デルレイッチコンボありなどなんかよく分からんデッキだった。鬼回りされるとちときつかったがトークン並ぶ方が大体早かったので、まぁその程度であった。
やつは俺の一枚のエンチャントの為に解呪を4枚つんできた。
対象は蜘蛛糸の鎧だ。まさに友人メタ極めりである。
402 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 06:18:51 ID:9h63ATFAO
しかしそれも仕方なかった。やつの最強のフィニッシャー(ストロサス)を通すには蜘蛛糸は邪魔すぎた。
俺は諦めて数を並べて供儀台猛火するしか無かった。
ぼちぼちデッキが安定したころみんながやめだした。
相手がいないとやりがいがない。ショップに行くにも一人は…
というわけで引退した。
急展開で申し訳ないm(_ _)m
しかしこれも事実
403 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 06:22:33 ID:9h63ATFAO
しかしこれじゃ終わらない。
ミラディン発売期。
近くにまん●らけみたいな店が出来た。
なんとそこのカードブースの人はマジック専門ktkr
しかし時代は遊戯王
なかなか仲間には会えなかった
しかしミラディンのプレリで大きな出会いをする
404 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 06:26:33 ID:9h63ATFAO
つぼ八さん(仮名)という赤茶使いだ。
彼はモノリスなどの加速から束の間の開口へつなげるいたって普通な赤茶使いだった。
ウルザブロック時代をあまり知らなかった俺は呆然とした。燎原の火になぎはらわれる森と苗木
プレリ後のカジュアルにもかかわらずフルボッコ
俺は相変わらずトークンだった。
405 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/17(月) 06:30:30 ID:9h63ATFAO
それからはたびたび連絡をとって相手をしてもらった。
しいていえばトレードレートがシャーク臭い事以外は良い人だった。
緑単
マッドネス
赤茶
がかれの持ちデッキだった。
俺はというと寄せ集めで作った青単パーミ
相変わらずなトークン
の二択だった。
今日はここらで冬眠をキャストします。自分緑なんで。読んでくれたかたありがとうございますm(_ _)m
そういえば俺もミラディンあたりでフェーズアウトしてしまったなぁ
理由も周りにやる人間がいないからだったな
今は仕方なく遊戯王もやってるが、やっぱりマジックの方が好きだな
>>362乙
毎晩このスレを読むのが楽しみになってて困る
皆の昔話を聞いてると、自分が始めたばかりの頃を思い出すな
俺は高校のころ、おもちゃ屋でアイスエイジのパックを見掛けたのが始まりだったっけ
当時はトレカブームで、アニメやらギャルゲーやらアイドルやら…
ちょっとしたおもちゃ屋にも様々なトレカが置いてあった時代、
偶然、俺は「アイスエイジ」の、いま思えば奇妙なイラストのパックにくぎづけとなった
見る限り日本的なイラストではないし、アニメアニメしてるわけでもない
それに、パッケージからして他のトレカより繊細で綺麗だと感じた
なにより「アイスエイジ」と銘打つに相応しい、「氷」を全面に打ち出したポップ
長々とファーストインパクトを書いたが、とにかく感動して1パック買ってみたんだよね
ホント良スレだよなw
俺が始めた頃はトップレアが奈落の王と現し身だからな
そしてそれの更に上を行くのが各種ドラゴンと夜のスピリットとか
もう訳の分からん環境だったなw
保守
411 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/21(金) 02:33:58 ID:PJIEZc6MO
こんばんは。362です。
今回は青単パーミの解説でつ
島22
クリーチャー
威圧するリシド3
大気の精霊2
スペル
選択4
渦巻く知識4
蓄積した知識4
対抗呪文4
禁止2
妨害2
威圧1
不実2
撃退2
洗い流し2
撃退4
好機2
まぁ…叩いてくだせぇ…
とりあえずハマると楽しかった(一方的に)
ただコントロール出来る確率は…
あんまり使わなかった。
412 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/21(金) 02:46:35 ID:PJIEZc6MO
その一方トークンは進化していた。
土地
森17
ガイアの擁藍の地4
クリーチャー
ラノエル4
ぶどう棚4
錯乱した隠遁者4
役畜2
スペル
リスのおしゃべり4
どんぐりの収穫3
繁殖力3
自然発生2
菌獣の共生2
アッシュノッドの供儀台3
蜘蛛糸の鎧4
踏み荒し3
よくなったか悪くなったかわからんがとりあえずひどい。突っ込みどころが多すぎる。
まぁぼちぼちには戦えた。
オーバーランor役畜40/40とか以外と決まった。
撃退6枚あるぞw
4撃退はネビニラルの円盤か火薬樽じゃない?
415 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/23(日) 04:52:54 ID:eNMuKWnoO
362です。
まちがってた(´・ω・`)
訂正
洗い流し2→転覆2
撃退4→排撃4
でした。
ネビ盤ですか?持ってません。
リシド分かりますか?日本で使ってんの俺だけじゃね?ってくらい周りでは知名度低かったですorz
こんな紙束でも意外とメガパーミっぽく頑張れました。
生物→リシド+排撃
土地etc→転覆バイバック
ライフ3からが勝負ですた。
416 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/23(日) 04:59:00 ID:eNMuKWnoO
高3の夏。転換期は訪れた。
マジック熱再燃。
受験からの逃避のごとく再燃。
ヒゲ(高校の友達)は鬼のような黒緑。
トークン→ディード0マナ起動。おいしいです。
じゃ魂売りキャストします。
青単→まぁなんとかなるが時間かかりすぎるから却下。
そこで新たなデッキ作成が始まった。
417 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/23(日) 05:04:55 ID:eNMuKWnoO
俺の以前の夢(というか好きなデッキ名)、「ストンピィ」「スライ」
稲妻もランカーも火炎破もない。
一からコモン箱やシングルを漁った。
とりあえず形になったのは2週間後
ストンピィ
スカルガンの穴潜み4
はぐれ象4
飛びかかるジャガー4
野生の犬4
日を浴びるルートワラ4
野生の雑種犬4
怨恨4
野生の力3
いばらのよろい4
巨大化4
森19
クレイドル2
足りないのはカードと知識。
とりあえず回る(ランカーのおかげで)
黒緑にはいい勝負が出来た
418 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/23(日) 05:08:05 ID:eNMuKWnoO
しかしヒゲは鬼畜であった。
夜の星黒瘴の投入である。
いやいやマナ加速からの高速モンガーorこくしょうはマジ鬼畜だって。
エセストンピィはくだけちった。
だってヒゲもランカーつんじゃったんだもんorz
テラグッドスタッフの完成であった。
カードパワーが違い過ぎるが善戦するのは楽しそうだなwただそれ以上に理不尽に殺られそうだが。
俺なら土地譲渡と激励と針入れたくなる。
もっと時間が進むと期待出来るんだがなぁ…
取り敢えず乙。
420 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/23(日) 12:00:02 ID:LyYbmnzPO
>はぐれ象
久しぶりやな、刃くん
罠の橋とロボトミーにボコボコにされるんですね
わかります
422 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/25(火) 16:14:09 ID:twG5wdTsO
でっちage
白:大天使
青:リヴァイアサン
黒:夜のスピリット
赤:シヴ山のドラゴン
緑:甲鱗のワーム
思い出のビッグ・クリーチャーたち
始めて3ヶ月位までは大食らいのワーム4体甲鱗のワーム2体入ってたさ!
殆ど場に出なかったのに気付くのに3ヶ月もかかってしまった
主に戦場最前線はマンモスと蜘蛛だったから結局勝てなかったが
蜘蛛主力になるよなw
3点火力で死なないから頼もしかった
頼もしいのはそこだけだがなw蜘蛛のアタックも通らないからヤキモキした
ブロッカーも残さずウインターブラストで全軍突撃して霧が発生→死亡フラグとかw
初心者の頃は全軍突撃が気持ち良かった
相手の蜘蛛メタで自分も蜘蛛入れてたのはいい思い出。
到達があるが相手の飛行クリーチャーも3点火力を初めから警戒してるから、蜘蛛を出すと殆どが膠着するよなw
相手の蜘蛛をメタって蜘蛛投入か…タルモだと嫌な感覚だが蜘蛛だと微笑ましいな
まさかの蜘蛛カマキリフル投入とかw
なんという蜘蛛スレw
だが初心者の頃の緑使いならば誰もが通る道だな
俺はあばら蜘蛛と毒吐き蜘蛛を使ってたが、蜘蛛糸の鎧が手に入ってからは全部抜いたわw
あと好きだったのがはさみ蜘蛛かなぁ
硬直を打破するのはいつでも甲冑のワーム
431 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/28(金) 23:48:06 ID:l8hFKNTpO
初めてから少し経ったころ
リバーボアの強さには納得出来たが
灰色熊がなぜそこまで笑われるのか理解出来なかった
拡張セット買えば必ず熊より強い2マナ圏がコモンでいるからじゃない?
緑の2マナ圏と言えばリバーボアが憎かった。
ルールを覚えるまでは緑使ってたが青が使いたかったから本格的に青使いになったんだ。
まだまだ初心者の青相手にリバーボアはチートだった。アンサモンして更にカウンターしないと負けた。しかもそのカウンターはスペルブラストだった。きちーよ…
カードが揃い出したらアンコのカウンターも使える様になり、我が空軍も不安定に突然変異する事なく徐々に安定して勝てる様になった。
するとリバーボアは仲間を連れて来る様になった。ミーアキャットだった。
俺にだけチート。それ以外のやつには熊以下。
再生あるんだから熊以下ってことはない
そっちか
436 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/11/30(日) 12:03:22 ID:Q4NpFieWO
我が海も軍不安定に突然変異してたなあ
海軍と言えば昔の青単のサイドにダンダーンがいたのは良い思い出
大分後になって初めて水中にいる魚を発見した
それまでフネ強え〜とか思ってたw
保守
かなり静かになったなぁ
394書いてみない?
394自分でしたw
文章をまとめる時間があれば
書いてみたいんだが、断片的な記憶しかなくて困る
俺の余ったカードで兄貴が作ったデッキに16-0で負けたとか友達がこっそりドローしてて追求したらしらを切られたとか
カードを盗んだの盗まないのでトラブルが起きたとか間違ったルールを指摘したら誰も聞く耳持たずに孤立したとか
あれ?当時結構楽しかったのに意外と殺伐としてる
今考えると大会に出たりスペースに行く頃には大体落ち着いてたが、それまではルールがグループごとに違ってたりしたな
そうなんだよな。
俺も断片的な記憶しかないから蜘蛛やらボアやら思い出しか書けない。
>>440 時間はたっぷり待つから是非書いてくれまいか?
>>441 ルールの解釈が違ったのはキツいよな。6版からの新ルール移行時にも仲間でもめた記憶があるし、戦闘フェイズに発生するダメージは全て戦闘ダメージかどうかとかでももめた記憶が。
このスレは珍しく殺伐としないから楽しみにしてる。
>>442 ルール移行以前に遊戯王とごっちゃにしてるやつらが「1ターンにモンスターは一体まで」とか言ってて困ったんだぜ
兄貴のグループは既にルールを把握してたから俺はそれで慣れてるのに同年代のグループは妙なルールで、
ルールブックを見せても「じゃあお前はそれでやれよ」と言われて本気で涙目だった
まぁこれだけじゃアレなんで良い思い出も書いておくと、上級生や大学生・社会人とMTGのおかげで仲良くなれたのは良かった
情報通の人がカタベラスブルームや5色黒なんかを使ってて、負けまくってたけど対戦するだけで滅茶苦茶楽しかった
スターターに付いてるルールブックは理解している奴が復習するにはいいが、初心者が理解するには難し過ぎるよな。
俺が見た勘違いルールは、土地からマナを出すとマナプールに溜まる事が理解されず、ましてやマナバーンもなかった。
全てのマナの出る土地はチャージランドの能力も持っている様に扱われてた。
そしてX点火力を濃霧で軽減。
プロスブルームや5CG懐かしいなw
ああ言うデッキに当って初めてメモリーラプスの強さがわかったのも良い思い出。
445 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/04(木) 15:36:49 ID:RGO/stQ+0
>>444 説明書に「詳しくは経験者に聞け。優しく教えてくれるだろう」って書いてあった希ガスw
静かなんで俺も書いてみるね。
とりま、出会いを三行すると。
小学校の修学旅行で全霊を込めたポケモンカードデッキを失くし、やさぐれてTCGから手を引く
進学後、地域振興券様降臨!!!また何かやってみるか〜
ポケカ仲間とは進学で別れたし、この大人びた絵柄のやつにしよう!
時期はウルザ期。
この時は我ながら本当に馬鹿だった。
例によって例の如くファッティに魅了され光鱗様四枚積むし、
各色の強そうなカードを積んで五色デッキ組むし、
英語版の「骨砕き」を「(T):クリーチャー破壊」と説明され鵜呑みにするし、
「リシャーダの港」をカタストロフと交換するし、
挙句、勧誘の為に貸したデッキに入ってる自分のブービートラップで、
対戦前に自慢した四枚積みの光鱗様指定されて即死。
こんなんだから一向に勝てず、また遊戯王の台頭で周りで廃れ始めた為大した盛り上がりもなくフェードアウト。
結局その時は地域振興券の無駄遣いに終わった。
446 :
445:2008/12/04(木) 15:54:54 ID:RGO/stQ+0
そんなこんなで暫く離れていたが、最近になって高校時代の友人と暇つぶしにやってみようということになって復帰。
初めは一箱五百円で売ってるコモンでデッキを組んでいたのだが、その友人が過去使っていたリアニメイトを持ち出して来て、
気持ち良いくらいフルボッコにされた。いや、本当は気持ち良いどころか腸煮えくりかえっていたけどね。
そう言えば、その友人には知り合って間もない頃使わいけど一応取っておいたレアを上げたんだった。
(あ、今お前が釣りあげた吸臓鬼は俺がやったやつじゃねえか!!)とかねw
そんな訳で、悔しさのあまりちょっと本気で極めてみることにした。
しかし、この時になっても俺はまだファッティへの夢を捨てきることはできなかった。
それこそリアニメイトでもないと、ファッティを扱うのは難しいとは分かっている。
分かってはいるのだが、ロマンを感じないデッキで戦って、例え勝てたとしても面白くない。
そうやってデッキのコンセプトに悩んでいる俺の手元に、あるカードが舞い込んだ。
そのカードは俺の琴線を擽るのに十分な夢のあるカードだった。
それはアラーラの断片に収録されるとあるサイクルの一枚、「タイタンの根本原理」だった。
447 :
445:2008/12/04(木) 16:20:39 ID:RGO/stQ+0
多色7マナ、他の同サイクルのカードに比べて自分の場に依存するこのカードは、
ファッティを単純展開するよりも扱い辛いが、ちゃんと場を整えてやれば目先の目標である友人のリアニメイトよりも豪快なクリーチャーを並べることができる。
因みにこの時の友人のリアニは更に強化され、本人が「完成形」と称すものとなっていた。
豊富な除去でこちらの展開を阻止しながら、「隠された恐怖」、「葬送の魔除け」や「生き埋め」などで墓地を肥やし、
新旧入り乱れた豊富な蘇生カードで大型クリーチャーを大量展開していく。
主力となるのは「悲哀の化身」、「リヴァイアサン」、「デルレイッチ」、「奈落の王」など。
そして俺が最も嫌ったのが「living death」の存在だ。自分の場は一掃され、相手の場にはエンドメイカーが数体一気に並ぶ。
これぞ正に外道である。
俺は打倒友人を目標に「タイタンの根本原理」をメインに据えたデッキを組むことを決意した。
俺が思い描いたデッキコンセプトはこうだ。
まず、色ごとの役割分担。緑はマナ加速、白は回復とダメージ軽減、赤は火力による牽制と攻め、
そしてこのデッキのコンセプトを活かすためのトークン生成を割り振った。
こうして、俺が初めて明確なコンセプトの下で組んだデッキ、「タイタニック・トークン」は完成した。
448 :
445:2008/12/04(木) 16:54:54 ID:RGO/stQ+0
そしていざ、友人リアニへのリベンジマッチ。
序盤。俺は只管ウィニーを並べつつ、マナ加速を図り、友人は着々と墓地を肥やしていく。
中盤にもなると、友人の場には「隠された恐怖」や単体蘇生させたファッティが登場する。
以前ならこの段階でなす術も無くやられていたが、もうそうはいかない。
俺はそれらを焼き払い凌ぐ。更には「聖蜜の巫女」と「物語の円」で、ライフを倍以上に回復していく。
除去とリアニに重きを置くあまり、相手は俺のエンチャントに対抗する術を持たず、完全にダメージ量<回復量の不等式が完成する。
そして終盤。遂に俺の手札に「ホブゴブリンの隆盛」と「タイタンの根本原理」が揃った。
執拗なマナ加速により、生まれるトークンは十を軽く超えた。
次のターン、根本原理の力を得て6/6、絆魂、先制攻撃、トランプルを持つゴブリントークンが十数体並ぶ。
こうして俺のリベンジマッチは勝利で幕を閉じた。
単純に嬉しくもあったが、やはり自分がロマンを感じたカードを使用して勝ち取った勝利の味はこの上なく甘美だった。
遊戯王の原作なんかで、「カードを信じれば応えてくれる」なんて台詞があるが、
それもあながち嘘じゃないように思う。強運すぎる今引きは兎も角として、
思い入れのあるカードで勝ち得た勝利には、「強さ」だけを採用理由にしていては得られない喜びがある。
>>445乙。レガシーなんだろうけど使われているカードがトーナメントレベルでない辺りが凄く好み。良い意味で初心者然としていて、微笑ましいと言うか懐かしいと言うか。
乙。
そうだよな。勝つ事も必要ではあるがその勝ち筋やキーカードが思い通りになると、カードに思い入れが出来て嬉しいよなぁ。
読んでるとタイタンの根本原理が良いカードに思えて来るし、喜びを分けて貰った感じ。
次に相手がCIPエンチャント破壊やら何やら入れて来てNwOみたいにならない事を祈る。
nWoだったwハズい。
>>445 ひさびさにわくわくしたよ
俺も何かデッキ組んでみるか。
453 :
445:2008/12/05(金) 04:29:44 ID:zXpxPi8q0
おお、みんなレスありがとう。
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
>>449 プールが狭かった当初はフォーマットは気にせず、兎に角あるカードを使うって感じだったけど、
今はお互いスタンダードでまとめてる。
但し友人のリアニは前述の通り完成形なので、殿堂入り的な扱いで残している模様。
因みに上記のリベンジマッチでの「タイタニック・トークン」はほぼスタンダード。
今は唯一スタン外であった「暁の魔除け」を「聖日」で代用して純正スタンになってる。
>>450 ドンマイw
友人はそういうことはしなかった。
但し、対抗策として「残酷な根本原理」を使う為の三色デッキを組んできたw
この根本原理デッキ同士の戦いがかなり熱い!マナを揃えるのは緑を含む俺に有利だけど、
残酷はマナが揃えば何時撃っても美味しいのに対して、タイタンはクリーチャーがいないと意味を為さないから、
総合的な速さは互角。
メタに回らずにこんなデッキを組んでくる辺り、俺は良い相棒に恵まれたなと思うw
>>452 ありがとう。最高の誉め言葉だ。
電波でも天啓でも閃きでも、何でも良いから自分がワクワクするデッキを使うのが一番楽しいと、俺は思う。
どんなデッキが出来るのか楽しみにしてるから、スレチにならない程度に教えてね。
「俺最近マジックちょっとやってんだよね」
そう聞いて、一ヶ月前の俺はあの懐かしい、ときめきのようなものを感じていた。
高校入試前にマジック引退後、高校を卒業し、大学生活も後半に入っていた頃だった。
田舎者の俺は大会に出たことはおろか、雑誌にあるレシピを参考にできるほどのカードも財力も無かった。
ただ限られた友人との間で、限定的に流行ったにすぎなかった。対人メタも当然のように行われた。
フォーマットという概念など無い、とにかく持ち合わせているカードこそが戦力という弱肉強食の世界だった。
俺が友人とマジックを楽しんでいたのは、ほぼサーガ発売〜インベイジョン発売直後までである。
その中で、様々なデッキが我々の中だけで生まれ、消えていったことを、俺は今でもよく覚えている。
当時最も仲の良かった友人は、まさに典型的な青使いだった。
<パリンクロン>をフィニッシャーに据え、カウンターを搭載しながらも、ウィニーに近い動きをした「傭兵デッキ」は彼にしか使いこなせないだろう。
彼に対する俺の<怨恨>は一体の<ラノワールのエルフ>が3倍も背負ってくれたことがある。そして<非業の死>を遂げてゆくのである。
<血>を流してまで<地面を揺らそう>とした俺のような夢を持つ者はよく<迫害>されたものだ。
そうして巡り巡って、俺のデッキは「それっぽいリベリオン」となった。<お姉さま>を早い段階で2枚引き当てることができた俺は当時が全盛だった。
<港>にアジトを構えない限りは、デッキも安上がりだったこともあるだろう。
その全盛期も最終的には彼に<抹消>されることで幕を閉じた。その日も<モノリス>は厳かに彼の傍に建っていた。
これ以降、マジックの波は急激に収束していったわけだが、この時のデッキは未だに手元にある。
今、改めてマジックの世界を見つめる。
どうやらそこは変な呪文で<対抗>されたり、変な<儀式>も行われなくなったようだ。
俺が追いかけた背中は今、あの頃のようにどこかで長考しているだろうか?
そう思いながら久しぶりに買った基本セットのブースターパック。そこでは俺にとって遠い存在だった<極意鳥>が手を差し出して待っていてくれた。
駄文すまない。このスレを見て心躍ってしまった。
もっとデッキの内容を書けばよかったかもしれない。まあ1レスで終わりということでw
表現としてカード名が関係あるところは<>で括っておいた。
ほとんど4枚差しとかできなかったんだよなあ当時は。まあコモンはいくらかできたけど。
引いたもの勝ちだったんだけど、それでも面白かった。
>>455 乙!
なんか文章が18禁ワールドカップを思い起こさせるw
乙。そうそう、レベルの違いはあれど初心者は初心者で楽しいんだよな。悩み考えながらもプレイすることに楽しさを見出して、そこから中級・上級者になるんだし。バッパラを引くとは熱いぜ!
オチがいいね
459 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/06(土) 12:00:52 ID:UwG6Gcv4O
>>445 乙。
始めたばかりのあの頃を思い出したよ
俺も墓地から場に戻ってみようかな
>>454 乙。
《極楽鳥》のお出迎えとはなかなかあることじゃない
マジックの神様(甲鱗様)からのメッセージかもね
>>455 乙。
持ち合わせのカードだけで何とか戦う時にしか味わえない興奮ってあるよな。
俺も9版でフェイズインした時に試しに1パック買ったら神様がピカピカに怒ってらっしゃった。
461 :
454:2008/12/06(土) 16:57:35 ID:vnAHKuKg0
すげーレスありがとうございます。
ついでに、最終的な俺の「それっぽいリベリオン」のレシピでも晒そうかと思う。
流行収束直後にシングルで揃えるチャンスが一回あって、その時にある程度調整されてるので、カード割と揃ってます。
レイモス教の兵長x4
不動の守備兵x4
レイモス教の副長x2
果敢な隼x2
果敢な勇士リン・シヴィーx2
志願新兵x2
ツンドラ狼x4
長弓兵x4
十字軍x4
栄光の頌歌x1
解呪x3
ハルマゲドンx2
恭しきマントラx3
復旧x2
平地x21
サイドボードという概念は当時無かった。復旧は友人のマスティコア対策の意味が大きい。たった一枚のw
マントラはなんと全て自力。何故かよく当たるカードってあったよな。このレシピは当時ではマジ奇跡的。
一応仲間内でのみのトレードは頻繁にあった。シングル買いは十字軍x2とゲドンx1ぐらいだったと思う。
それなりに当時のスタンダード環境を意識していたのかなと今になって思う。
カード購入ペースは週末にブースター1パックと月1でスターター1つぐらい。お年玉で大人買いしたのはいい思い出。
他のデッキとかはいずれ気が向いたら。
MTG懐かしいな。
見た目と名前に惹かれて、友人にトレードしてもらった《水底のビヒモス》。
しょっぼい青黒コンに、何のマナ加速も無しに入れてたな…。
まるで、青い《甲鱗のワーム》の様だった。
オレがギャザと出会ったのは小学校高学年のとき。
ポケモンカード、デジモンカード、遊戯王が流行る中、「サル」と呼ばれてた友達がうちに持ってきた不思議な絵のカード。それがギャザだった。
サルが持っていたデッキは黒単色でクリーチャー・タイプは〈傭兵〉ばかりだった。
そう、あれはまだメルカディアン・マスクスが最新版だった頃。
464 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/13(土) 01:19:46 ID:cxr6b8O9O
マスクスはウルザとインベに挟まれて影が薄いイメージがある
でも良いカードはたくさんあったな
>傭兵
レベルじゃなくて傭兵って渋いね
俺はカテラン組合に入れてもらえなかったから羨ましい限りだ
当時は金欠で傭兵組みたくても組めなかったなあ。
だから近々財力を生かして組んでみようと思ってるんだけど、見つからないんだよなあ・・・
俺も傭兵組んでた
レベルには目もくれずコンタミネーションもアウトオブサイト
そんな俺の傭兵デッキはダイナモ搭載の強行軍傭兵だった
スタン落ちカードならイエサブでたまに安く売ってるときがあるな
マスクスから始めたけど最初の頃は身内メタがひどかったな〜
俺は緑使ってて友達が黒使ってたけど恐怖とか非業の死がきつくて日中の光で対抗してたわ
ひずんだレンズつえ〜って言ってたしカヴーのカメレオンとか感動すらしてたぜw
469 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/14(日) 14:09:50 ID:4oUlbEACO
ウルザ〜マスクス時代は儀式から抹殺者出して遊んでたな
暴露や殺しはよく活躍してくれたもんだ
mtgを初めて買った時は俺が小4の頃、兄貴が自分だけ買って来たのを見た時
イラストと買って来た第五版のカードの臭いがとても気に入ったので
翌日オヤジにデパート迄連れて行ってもらい何も知らない俺は
ポータルセカンドエイジの「英語版」を買って来たorz
呪文の内容が分からないので取り合えずクリーチャーは全てバニラとして
扱い、クリーチャーと超巨大化以外の呪文は全て抜いた状態で兄貴とやってた。
全盛期は今から10年位前かな。Ice Ageからウルザブロックくらいまで。
当時中高生だったから、カネが無くて、他のレアトレードしまくって全力で黒単に走ってた。
香港型黒ウィニーから、シュナイダーポックス、最後はtype1.5のネクロディスクになってたよ。
ダチは青単でさ、フルパーミvsネクロディスクの試合は毎回頭が煮えそうなデュエルだったな。
こないだ家飲みのサカナに当時やってたMtGを持ち込んだんだよ。それがまた熱かった。
Force of Willに怯えながら、Duressから3枚目のネクロ通して、変異種はネビ盤で流して
マスティコアはファイレクシアの疫病王で-4/-4修正で落として、
向こうはオレの死体のダンスをカウンターして、段々お互い勝ち筋を消しあっていって
ボトルノームがリサイクルできず、ドレインライフもネビもカウンターされてネクロが
オレを締め付けて
ヴォルラスの要塞も不毛の大地で壊され、2枚目からの向こうの不毛の大地も不毛の大地で同じく壊し
最後にオレに残ったミシュラ1枚で削り取った時は残りライブラリー2枚、ライフ残り1点。
相手の次のドローは4枚目の不毛の大地。
40分の熱闘でした。
そこから火がついて、ちょくちょくドラフトなどやってますw
社会人の今じゃ、ヤフオクで自分の知らない時代のカードを買って、それでデッキ組んだり。
安く組めるから組んだクワイエットロアー持ち込んで、
10年前のMtGで止まってた友達連中を驚かせてやろうかな。
今更なんて言うなよ。何もかも新鮮なんだ。
472 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/20(土) 20:28:33 ID:gN8WYHpcO
場繋ぎにしかならんが俺も書かせて貰おうかな
475 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2008/12/28(日) 14:56:53 ID:JQRqJDBGO
あげ
この時期になると寒さでスリーブが縮んでカードが反っちゃうから
ストーブでスリーブを伸ばすんだが、部屋が非常に臭くなったのを思い出す。
俺がマジック離れてからもう7、8年経つが、当時一緒にマジックしてたメンバーは皆、なんだかんだ言って「あの頃が良かった」と言ってたな。
俺もできるならあの頃に戻りたい。
メンバーの一部は今でもってマジックしてるみたいだが、当時のカードで遊んでるらしい。
社会人になった今でも遊んだりしてるけど、マジック話題が絶えない。
マジで楽しかったな。
インベイジョン、オデッセイ。
478 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/01/25(日) 23:56:11 ID:Go2/DoSa0
山4つ揃ったら、ラースの灼熱洞→ファイアブラスト。
4×2=8の16点ダメージ・・・・・・・・でも、テンペスト発売からビジョンズの
使える期間は長くなかった気がするなぁ。
今思うと、赤単と青単ばかり作ってた。
ウルザズレガシーの前後でMTGやめたが、当時はカウンタースペル消えると
思わなかったよ。
暗黒の儀式もな。アホ強いのは分かってるんだけど
それはシンボルみたいな物なんだから残してくれようと
思ったもんだ
480 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/01/26(月) 15:52:26 ID:rAAoAMnW0
リバイズドの時期からやってた私も、気がつけば30後半のおっさんに(´д`)
当初は日本で売ってなくて、全部輸入して買ってたものです。
初手、暗黒の儀式+バイス3枚=9点ダメ!
黎明期は別の意味で楽しかったなー・・メガネさんとか、いまどうしてるんだろ
>>480 自分も似たようなもんだけど、あの頃が一番楽しかった。
儀式→hym to torachの流れは、マナバーン一点食らうけど撃ったら相手悶絶だったな。
Moxやデュアランは自分の好きな色だけ集めたりした。今思えば安かったかな。
大会行っても今みたいにガキいっぱいじゃなくて、濃いおっさんが多くてめちゃくちゃ楽しかった。
強迫
精神錯乱
暗黒の儀式
暗黒の儀式
沼
沼
死霊
こんな手札が来たとき
マジックが懐かしくて調べてみたらこんなスレを発見
自分はアライアンスあたりから六版までのカードを使ってた
やってたのはインベイジョンあたりまで
昔のようにカードのことを覚えてないんだがうろ覚えでいいならちょっと書いてみようかな
とりあえず一番最後に作ったお気に入りのデッキだけは残してあるんだ
また見てみるか
hosyu
485 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/04(水) 23:02:22 ID:3IUKQo2Z0
age
486 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/05(木) 00:25:08 ID:7+783f+40
ヤマディアンの話読んだら俺も書きたくなってきた。
けど文才はない。
今からさかのぼる事10年前、まだ俺が小学生から中学生になろうかという頃の話。
友人「ケン」から「カードゲームしないか?」と誘われた。
これが俺とマジックザギャザリグ(以下MTG)の出会いである。
俺 「良いけど…どんなゲーム?」
ケン「説明するより見た方が早いから。買いに行こうぜ!!」
ケンは自分の趣味には異常なほど熱意を見せる。
半ば強引にド田舎に一軒しかないおもちゃ屋へ足を運ぶ事となった。
ケン「これがMTGだッッッッ!」
特に趣味も無く、中二病予備軍だった俺はカードのデザインや独特の匂いに引かれた。
この日すぐに5版スターター1つとテンペストブースター2つを購入し、俺の自宅で対戦する事となった。
ケン「沼、黒だして《暗黒の儀式/Dark Ritual》から《黒騎士/Black Knight》と《邪悪なる力/Unholy S
trength》!エンド!」
お察しの通りボコボコにやられる俺。素人相手に大まかにしかルールの説明をしないケン。
俺はケンの「はじめはそんなモンよwwwwww」の台詞から圧倒的な優越感を感じた。
俺(絶対に勝ちたい…)
ケンの台詞に激怒した俺は悔しさから次第にMTGの世界へのめりこんでいくのだった。
俺は多度重なるケンとの対戦、というかリンチを経験し、一通りのルールを把握した。
俺 「何で《大気の壁/Wall of Air》は攻撃できないの?」
ケン「壁が攻撃できるわけねぇじゃんwwww壁だぞwwwww」
俺 「だってパワーがいt」
ケン「お前の家の壁は動くのか!?」
短気なケンはくどい質問にはすぐにキレる。そのことを熟知した上で無いとケンとはやっていけない。
その頃、ケンと俺は新しいカモ…新参者を増やしたくなっていた。
俺 「明日学校でこえ掛けようぜww」
ケン「そしたら図書館とかでできるなwwww誰がいい?」
俺 「ETとかはどうよ?」
ETとは友人の一人でなかなかの切れ者。さらに趣味なしとMTGを進めるにはうってつけの人物だ。
次の日、1時間目から5時間目まで、俺とケンの「MTGっていうあqwせdrftgyふじこlp…』
というステレオの洗脳により、6時間目にキレたETはカードを上げる事を条件にプレイヤーとなった。
そして、舞台を小学校から中学校へと移す。その頃は各々の好きな色が決まってきた時期でもあった。
ケン「黒の爆発力やべぇwwwwwライフ20点じゃたらねぇwww」
俺 「エルフww大量マナでファッティを高速展開ww《新緑の魔力/Verdant Force》愛してるwww」
ET「打ち消しやクリーチャーを手札に戻して場を制圧。戦いを有利に進める事が大切だよ」
やはり切れ者のETは青を好み、独自の視点から様々なコンボやジナシーを発見していくことになる。
ET「○×小の人にもMTGやってる人がいそうだよね」
俺 「友達作りから始めないとだめじゃん?」
ケン「皆、自分のクラスで探してみようぜ!」
3人とも違うクラスだったが4クラスしかなかったため、情報共有は簡単だった。
『あの3人がMTGやってるらしい』という噂はすぐに広まった。
学校でのMTG布教活動により、後に20名前後に膨れ上がるほどのMTG仲間を作った俺達は最高の学園
生活を送っていた。いうなれば中学が俺のMTG本番で学校に程近い俺の家も即行で溜まり場と化した。
沢山の仲間のうち主にこの三人、「トモ」「ヤマ」「ライダー」の事は忘れられない。
ケン「プレイヤー増えてよかったwwwww」
俺 「俺の家はいつも溜まり場にさせてじいちゃんキレてるけどwwwww」
トモ、ヤマ「んじゃ学校でカードすればいいwwww今デッキあるよwwwwwwwwww」
一同「!!!!!!!!!!!!」
今まで学校で、主に図書館での対戦をたくらんだが、まさか実行しようという奴がいたとは!
一同に衝撃がはしった。
悪友同士であるトモとヤマの行動力は、一応おとなしいグループだった俺やケン達にとって新鮮だった。
ライダー「《極楽鳥/Birds of Paradise》!!ドレードプリーズ!!!!」
ライダーは弱いものには強く出て、強いものには腰の低い世渡り上手だ。
ライダーの能力にはきっと世渡りが付いていただろう。
トモ「ウルセぇんだよォォォォォ!」
トモとヤマのツープラトンパイルドライバーを教室の隅でくらうライダー。
俺が本場のリンチを目にしたのもこの時が初めてだった。○×小では日常の光景だったらしい。
個性的な仲間と多感な中学生。次第に反抗期に入って行く俺。
U先生「自宅に沢山の友人が出入りしているようですね?何をしてるんですか?なにかあるんですか?」
三社面談で先生から指摘を受けるも、反抗期だった俺は
「友達が一人もいない奴よりはよっぽどマシじゃね!?」
と先生や親に悪態をついた。が緒戦は中学生。カードを購入するにはお小遣いが必要だ。
俺 「2000円くれ!」
母 「何に使うか言いなさい。」
俺 「…カードホシイ…」
母 「アンタ私が2000円稼ぐのにいったい何時間あqwせdrftgyふじこl」
とお金を稼ぐ大変さを教えてくれたのは母だったに違いない。
だが、一人っ子の俺にはおばあちゃんという巨大信用金庫がいたのだった。
先生達のマークがきつくなればなるほど、俺達のMTG熱もヒートアップしていった。
教室で、部室で、体育館で。俺達はこういった野外プレイも沢山経験した。
いつもの様に週末、俺の自宅でMTG、アサヤン、モーニング娘。鈴木あみに興じていた時。
慌てた様子でケンが駆け込んできた。
ケン「兄貴から聞いたんだけどこんどMTGの大会があるらしいぞ!!!」
一同「マジでか!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もともと兄貴がMTGプレイヤーだったケンは、情報戦において俺達より一枚上手だった。
当たり前のように盛り上がる我が家。誰よりも興奮したヤマ。軋むベッド。壊すな…
その日、久しぶりに布団で眠った俺もわくわくしていた。
大会での優勝を目標として我が家は溜まり場ならぬ泊まり場となった。
徹夜でMTGをプレイした日々。当時はインターネットや情報誌なども少なかった。
だが仲間達で一緒に悩み、デッキを構築した日々は社会人になった今思い起こしても
大切なかけがえの無い日々だっただろう。
ケン「スーサイドwww《憎悪/Hatred》とシャドーwwwwwwwやっぱライフたらねぇwwww」
俺 「《アルゴスのワーム/Argothian Wurm》で攻めて《お粗末/Humble》で守るwwww」
ET「カウンターとマナアーティファクト、《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem 》できまり」
トモ「男なら火力よwwwwwスーサイドwwご馳走様ですwwwwww」
ヤマ「ちょっと明日《死体発掘/Exhume》貸せよww」
ライダー「俺の《死体発掘/Exhume》返してくだs」
そして大会当日をむかえる…
沢山の仲間がいたけれど、大会へ参加するもの、今回は見送るもの、行くけど見学するだけ
と様々だった。盛り上がりを見せていた俺達も、いざ会場へ付くと緊張の色を隠せない。
トモ「緊張してんのかwwwwwww?」
俺 「うっせぇwww俺と当たって泣き見んなよwww」
ケン「あ!兄貴発見wwwww兄貴とは当たりたくねぇwwww」
ET「サイドボードでも練り直すか…赤対策は必須」
ヤマ「ライダーおまえ《無限のワーム/Endless Wurm》はどうしたwwwwww」
ライダー「絶対当たらな…」
???「参加者は受付用紙に記入してくださ〜い」
声の主は当時20台でど田舎村だった我が市で大会を運営していた「椎名さん」(仮名)である。
トモ「見ろよあのファイル…マニアだぞwwwww」
今ではさして珍しくないカードファイルも、ど田舎である我が市では見たことも無い。
椎名さんは俺達中学生軍団から「マニアさん」または「コレクターさん」と影で呼ばれていた。」
椎名「それじゃ始めま〜す。○○君対××君…」
椎名さんが参加者の名前を読み上げ、受付用紙をテーブルに置いていく。
ここからは、他の仲間の対戦の様子はわからないので、俺の様子になる。一回戦目は小学生相手だった。
俺 「(こんな小さい子もMTGやってんだ)おねがいしま〜す。」
相手「じゃん!!けん!!ポン!!!先行wwwwwwwww」
俺 「!!!!!!!!!」
俺もゆとり教育だが、俺はゆとり教育の恐ろしさの片鱗を味わった。
スイスドローだったので、勝ち進むにつれ強敵と当たる事になる。
小学生…所詮は子供の浅知恵だった。土地事故した相手は俺の《アルゴスのワーム/Argothian Wurm》を
戻す事に精一杯で、土地をサクりすぎ更なる事故を招いていた。
俺 「優勝するには手加減してられない!!これでも食らえ!!!」
《スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf 》のフィルター能力から飛び出した《火の玉/Fireball》
で小学生は死んだ。俺は勝ったのだ。
俺 「この《火の玉/Fireball》はケンと当たるまでとっておきたかったぜwwwww」
気分は斉藤一か飛影だった。次の対戦相手と当たるまでは…
みごと一回戦を勝ち進んだ俺達6人。なかなかのプレイングだったと思う。
俺の2回戦の相手はケンの兄貴の友達「KOさん」(高校生)だった。
俺「よろしくお願いしま〜す。」
KO「お願いします。じゃあサイコロ振るよ。」
俺「!!!!!!!!!!!!」
俺達はじゃんけんでしか先攻後攻を決めた事がなかったのだ。
俺(なんてお洒落な…)
KO「先攻どうぞw」
俺「(気後れするな!)森、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》エンド!」
KO「緑か〜ww沼セットして、《強迫/Duress。指定は《ハルマゲドン/Armageddon》ね。アブね〜ww
1枚しかない俺の対ケン用秘密兵器その2はあっさりと捨て去られた。
俺(NOォooおおおあqwせdrftgyふじこl)
その後クリーチャーを展開するも、KOさんの《罠の橋/Ensnaring Bridge》により立ち往生していた。
KO「《偏頭痛/Megrim》出して《悪疫/Pox》wエンチャントとアーティファクト以外を1/3サクるよ。」
俺「??????????????」
数学が苦手で敗北の恐怖からテンパっていた俺は計算能力を完全に欠いていた。
ちなみに今も《悪疫/Pox》をプレイすると進行が一時停止します。
KOさんのエンプティハンドロックにレイプされた俺は自分のプレイングを見失った。
私(《悪疫/Pox》に…初めて…捧げちゃった…)
500 :
マホ:2009/02/07(土) 21:57:42 ID:jwohGfuSO
それはギルドパクトのプレリパでの事だった。
初めて間もなく、まともに勝てたことはなかった俺に、神様は《炎まといの天使》をくれた。
一戦目。
相手はゆっくりと、しかしなめらかに苗木トークンを展開し殴る。
対抗して俺も《炎まといの天使》を場に出し、殴りまくる。
相手ライフ6。こっちライフ5。
追い付いた。
そう思った俺の前に、相手がキャストしたのは《包囲ワーム》。
こっちの場には《炎まといの天使》のみ。確実に次のターン倒さなければ、俺は確実に負けてしまう。
俺のターンになった。
俺は己のデッキを信じ、カードを引いた―――。デッキトップは、
《空騎士の軍団兵》だった。
んで何やかんやで優勝www
めっちゃ興奮したwww
駄文でスマソ
>>495 あたりが楽しさのピークなんだよな。。。
何故か切ない
良スレ
ほとんど覚えていないが書いてみる。文才なし。
俺がマジックと出会ったのは中3の時だった。
俺は初期の遊戯王の一話だけの海馬戦を見て、
カードゲームやりてー!!と勝手に熱くなっていた。
しかし中学生の持つ情報はたかが知れていて、マジックの事など知る由も無く
遊戯王のカードダスであきらめていた。
そんな時、神の導きが訪れた。
同じ部活の「コン」が誘ってきたのだ。
遊戯王の元になった、世界で遊ばれてるすごいカードゲームということを知り、
当時中二病全快だった俺はテンションがMAXになった。
とりあえずコンに少しカードをもらったり第六版のスターターを買ったりしてきた。
まず俺の興味をくすぐったのは、本格的な美しいイラストと、
いわく形容しがたい「なんか良い」匂いだった。
憶測だがこの二つに惹かれた人は多いのではないか。
早速コンに手伝ってもらったりしてデッキを作り勝負をしてみた。
コンも始めたばかりでそこまで強くは無かったと思うが、
やはり全く歯が立たず負けてしまった。
しかし俺の心には満足感が満ち満ちていた。
クリーチャーを召喚し、呪文を唱えるというだけで楽しかった。
念願のカードゲームを手にした俺にとっては、それだけで十分だった。
念願のカードゲームを始めたことに満足した俺だったが、
次は勝ってみたくなるというもの。
エキスパンションのブースターを買ってカードを揃えだした。
時は、かの強力エキスパンション、ウルザブロックの全盛であった。
俺はウルザブロックの強力なカードやきれいなイラストに完全に虜になっていた。
ちなみにウルザブロックがミラディンブロックと双璧をなすほどの凶悪ブロックだったということを
知ったのは最近になってからである。
コンに「初心者は赤緑がお勧めだよ」と促され、
彼に作ってもらったデッキは赤緑ステロイドだったので、
ウルザズサーガのテーマデッキ「速攻」を買ってきた。
さすがウルザである。
テーマデッキを元に再構築したデッキは急激に成長を遂げた。
あれだけこてんぱんにやられたコンに勝利することができたのである。
しかし初勝利。俺のマジック熱はさらに高まっていった。
皆頑張って書いてくれ。しかし、懐かしくてたまらないなあ・・・
今もやってて、楽しんでいるとは思うが、あの頃の感動は無い。
>>499の人、文章面白いし読みやすい。
続き楽しみにしてます。
俺が中学一年生のある日、二つ歳上の兄がカードゲームを買ってきた。
TRPGの雑誌で紹介されていて、試しに買ってみたらしい。
スターターセットが2個だ。
開けてビックリ。全部英語だ。付属のルールブックも英語。
まだまだインターネットも書籍もロクに無い時代、
毎晩二人で、辞書と学校の教科書広げて必死で翻訳した。
何が専門用語か固有名詞なのかも判らず、悪戦苦闘の日々が続いた。
しかし中学生レベルの英語でも何とかなるもので、
二ヶ月もするとゲームをできるまでになった。
徐々にカードを買い足し始める。
時は1995年秋。
まだ第四版日本語版が出る一年前だった。
そして3年後。
中学の時にはMTG仲間を作る事ができずに、兄の友達数人と家で遊ぶだけだったが
マジックの解説書は洋書でも何でも読みあさった。
たまにショップで見知らぬ人とトレードする事もあったが、
人見知りだったので他人とデュエルしたのはたった2・3回。
アニメやFFや麻雀の話だけじゃなく、MTGの話をできる仲間が欲しかった。
高校入学と同時に徐々にヲタグループに入り、布教活動を実施。
メディアにもMTGが露出してきて、機運は高まっている。
秋、俺はグループの連中に仕掛けた。
ウルザズ・サーガ発売日、メンバー全員で構築済み1個とブースター4パック購入。
さっそくマックに移動してルール説明と実戦指導。
みんな目を輝かせてはしゃいだ。
デュエルスペース、放課後の教室、マック、公園のベンチ・・・
俺たちは毎日のように、あらゆる場所で遊び続けた。
1年後、行きつけのおもちゃ屋主催の大会に誘われる。
みんな、初大会前日は興奮して眠れなかった。
高校を卒業して大学に入った。
バイトを始めて、金をどれだけでもマジックに突っ込める事に感動。
新しいエキスパンションが出ればブースター3BOX通販。
大学行かなくても単位取れる事に気付いて、使える時間は無限大。
もはや公式トーナメントは肩慣らし。
PTQやグランプリに照準を絞ってMTGを考える。
都市部にある有名ショップに出入りするようになり、
近所のおもちゃ屋トーナメントではジャッジとか運営をするようになった。
俺のマジック熱はどんどん上がっていった。
社会人から中学生まで、世代の違う本気の人たちとたくさん知り合った。
MTG以外の社会勉強もたくさんできた。
そして、高校時代からのMTG仲間と一緒に、レベルアップして戦えた事が何より頼もしかった。
日本選手権東海地区予選。
俺はトリコロールを使い、2ドローの後サブマリン状態で勝ち進んだ。
8回戦、これに勝てば本戦出場権獲得という緊張の一戦。
相手は礼儀正しい爽やか高校生。試合前は和やかに談笑した。
ここまで勝ち進んだのは初めてだという。
相手「すいませんけど、負けられないッス」
俺「俺も同じだよ」
手札を上げた瞬間からお互い闘士の目に変わる。
こちとら氷河期に、自力で英語の翻訳から叩き上げて、ここまで来たんだ。
MTGを通して知り合った人たちが、俺のテーブルを囲んでくれて、勇気をくれる。
絶対に負けられない意地のぶつかり合い。
相手の手札が透けて見えるほど、極限まで高められた集中力。
死闘の末に、相手のライフ残り1。
たった1枚の石臼に挽かれ続けて、残り3枚になった俺のライブラリー。
互いに有効な手札は無い。
俺のターン、残された1枚のウルザの怒りを引けば勝てる。出なければ負けだ。
勝てる確率は1/3。
MTG人生で初めて、手が震えた。
試合後、二人ともギャラリーにバシバシ叩かれながら固い握手をした。
俺「ありがとうね」
相手「いやー、緊張しました。最終戦だとすごい人だかりッスね。
しかも後ろの人たち、最後のドローの時にみんな祈りのポーズじゃないですか。
『これは負ける!』って思いましたよ」
俺は振り返った。高校からの仲間たちがニヤニヤ笑っている。
言えなかったけど、あいつらのおかげで本当に幸せな瞬間だった。
>>506-509 良い!すごいスピード感だ。
最後は感動した。
俺も503-504みたいな日記みたいなつまんないのじゃなくて
こんなのが書けるようになりたいと思った。
>>510 あ、ちなみにID変わってるけど503-504書いたの俺ね。
荒らしたわけじゃないのであしからず。
>>499の人も面白いね!続き頼む。
512 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/11(水) 03:23:09 ID:ZgBO3v3w0
時計の針は12時を回った。
椎名「じゃあ午後は13時30分位からはじめるよ。ご飯はここで食べてもいいからね〜」
コンビニで弁当を購入していた一同。
俺 「ケンは何食うの?」
ケン「カツカレーwww勝つカレーwwww」
俺 「負けてしまえwww下で待ってるからwww」
ライダー「俺弁当買って来るわ〜」
その他一同「じゃあジュースとポテチとガムと・・・・・」
ライダー「そんなに持てないしwwwwww」
と束の間の休息中の俺達に近づいてくる高校生の男2人。
男A「誰か《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》持ってる?トレードしないwwww?」
男B「ちょっと勝負しようよwwww」
トモ「《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》3枚持ってます。レア見せてください。」
トモがどんなトレードしたのかは分からないがお約束通りシャークされた事は確かだった。
まぁお互いが満足していればいいのかもしれないが。
513 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/11(水) 03:30:45 ID:ZgBO3v3w0
男BとETが勝負している間に俺はなけなしのレアを抱え椎名さんへ近づいた。
俺 「レア見てもいいですか!?]
椎名「いいよ。特殊地形は持ってる?」
特殊地形はあまり持っていなかったが椎名さんのレア集から一枚のレアを見つける。
イラストで絶大な人気を誇る《道化の帽子/Jester's Cap 》である。
貧弱なレアでは手に入れることは出来なかったが、イラストの綺麗さもMTGの魅力だと感じたのだった。
調子に乗って投稿w
ペースは落ちますがちょこちょこ書き込みたいと思います
意外な好反応にびっくりwwマッタリまってね
乙です
このスレは資産が貧相な頃の奮闘っぷりが語られてて懐かしいというか、切ないというか・・・
俺は時のらせんで懐古っぷりを発揮したおかげで、彼らが落ちた今じゃあまた貧相な資産になってしまったけどw
旧枠と昔のまどろっこしいテキスト(埋葬する、〜の召喚など)には是非とも帰って来て欲しい。
summonなんたらが変更された時はなんだか別の次元にシフトしたような違和感があったね
MTGがマジックからMTGと言うゲームに代わってしまった感じがなんか嫌だった
このスレは本当にいいスレだ。
色んな人の、いろんなMTGの話が聞けて、
自分がMTG始めた頃の興奮を思い出すことができるよ。
ホントみんな書き込みGJ!
地域振興券でエクソダスを買いまくったのはいい思い出
定額給付金でコンフラックス買いまくるぜ!
と 思ってたんだがなぁ……
あまりカキコが無いようなので俺の話を少しだけ書かせてもらうか。
あれは高校1年の夏。
俺はとあるゲームショップで第四版(日本語版)と出会った。
(ああ、何かどっかのゲーム雑誌っぽいやつで見たな。ファンタジー風のカードゲームだっけ?)
何となくスターターを一つとブースターを二つ買った。
それが俺とMTGの付き合いの始まりだった。
家に帰って開けてみると…独特の雰囲気たっぷりのカードがたくさん出てきた。
その中でも特に気に入ったのが大気の精霊と(当時アンコモンだった)対抗呪文だった。
幸運な事に、俺の学校にはMTGをやっている先輩がいたため、基本的なルールを教えてもらえた。
俺が大気の精霊を中心とした青系のデッキを使いたい、と言ったら
「青は初心者には難しいからやめとけ」って言われたっけな。
それでも青を使いたがる俺に先輩も根負けしたようで、最初のスターターから出てきたボールライトニングと
極楽鳥の2枚と交換で青のカードを大量にもらった。
このスレでも何度となく語られてきた事だが、俺もご多分にもれずファッティの洗礼を受けた。
リバイアサンをぐるぐるで起こして攻撃したなぁ…。
初めてのMTGでいきなり青を選ぶ、という今考えるとかなり無謀なスタートだったが、その先輩の教えを受け
青の扱いにもだいぶ慣れてきた。
まぁ、その先輩も卒業してしまった訳だが。
これで俺のMTG人生も終わったか…というとそうでも無く、その後は同級生にMTGプレイヤーを見つけ
さらなる対戦を重ねていった。
赤緑ステロイド使いの友人H。黒系デッキ使いの友人K。そして青系使いの俺。
偶然にも各色の使い手が集まったせいか、連日白熱した対戦をしていた。
しばらくすると新しいエキスバンションが発売されだした。
ミラージュ、ビジョンズ、ウェザーライト。そしてテンペスト(基本セット第5版もこのころだったかな?)。
テンペストが登場してから友人Hの赤緑が恐ろしく強化されてたなぁ。
山二つから火葬+火炎破で7点ダメージが飛んでくるのはもちろんの事、2ターン目に俺がサファイアの大メダルを
置いた次の3ターン目に溶岩の猟犬が飛び出してきてそのまま押し切られたり。
俺が大気の精霊のアタックで残り4ライフまで追い込んだと思ったら黙示録を放ってきたり…。
俺は当然カウンターしようとしたが紅蓮破で逆にカウンターされて…。
で、その後は先に火力を引いた友人の勝ち。
テンペストが出てから勝ちにくくなってたなぁ。
とりあえず今日はここまでにしておこうか。
万が一楽しみにしてくれる人がいたらまた続きを書く事にしよう。
俺もその辺りの世代だから懐かしいよ…気が向いたらまた書いてよ!
やり始めたのが小4だったから勝負の内容とかそんなに事細かく
覚えてないぜ…
でも一つ言える事は今のように欲しいとおもったカードを
不自由無く手に入れられるより
やや有り合わせで作ったデッキを近所の玩具屋で持ち寄って
何を買う訳でも無いのに毎週通っていた極貧時代の頃の方が楽しかったなあ。
夏は熱くて冬は寒く風が強い店の入り口の横にあるテーブルで
年齢の隔て無く皆があつまって、対戦以外にも
デッキを作るのが精一杯で交換するのに見合うカードなんぞ
ある訳がないのに他人のバインダーを眺めたり
不要なコモンや紙レアを入れる箱をあさったりしてたなw
周りの大半が大学生と中高生だったから弄られつつも可愛がられたもんだ。
あの時誰かが赤緑だった俺を気遣ったのであろうか、箱の中に
カープルーザンの森が4枚入っていた事があった、今も持っているが
今思うと恥ずかしい…
ログアウトって雑誌にぴよと田中、トキリンがやりあっているのを見て気になって探し
何で売ってないんだ? と悩んだあの頃
確か日本語版がはじめて発売されるあたりだった
あれから大分経ったが俺の手には今もカードがある
期間が長すぎて書けねぇから希望時期を言ってくれりゃ
書かせてもらうよ 下手糞だけど・・・。
始めたきっかけとはまったきっかけかな
世代的に被ってる気がするよ
526 :
524:2009/02/14(土) 22:50:48 ID:in8Ya+bk0
もともとテーブルトークRPGやってたんだよ。
D&Dとかソードワールド、ゴーストハンターとか。
で、ログアウトってのがそれ専門の雑誌でさ。
読んでたらMtgが特集になってて、田中としひさとトキリンがジャガーノートぶつけ合ってた。
ブラスマンでブロックしそこなって負けた〜だの見てたらやりたくなってきた。
あちこち探したのに見つからず、諦めてた頃に日本語版(第4版)が出るってニュースがあって、
ようやく入手。ハールーン・ミノタウロスの赤い表紙がきれいだったのを覚えてる。
ドキドキしながらパック開けたら、レアが「黒の魔力貯蔵器」。
もっとも、当時はどれがレアかなんて知らなかったし、何より土地がなかった。
ああ、スターターってのを買わないと出来ないのか・・・で店に戻ったら、ないんだよな、スターターが。
しかもいくら待ってもスターター入荷しやがらねえ。
あの頃は入手自体が困難だったのかなあ。
527 :
524:2009/02/14(土) 22:58:57 ID:in8Ya+bk0
ようやく手に入れたスターターに説明書が入ってて、何とかルールは覚えた。
で、組んだデッキが黒単で、ゾンビとかネズミの入ったオーソドックスな奴だった。
なんたって「黒の魔力貯蔵器」ひいて、スターターからはすげえかっこいい「奈落の王」だったから、
もう俺は黒使いしかないねって思ってた(今でもそうだ)。
仲間に買った事を告げたが、乗ってくる奴が二人しかいなくて、
そいつらに残りの色を回してやってみるかってなった。
「インタラプトってなによ」
「知るか、最速の呪文なんだろ。ターンのはじめに打てるんじゃね」
「場ってなんだ場って。この場か?」
「バカってなんだよ」
試行錯誤の連続だったが、奈落の王のおかげでほぼ全勝だった。
528 :
524:2009/02/14(土) 23:08:34 ID:in8Ya+bk0
学校帰りに店に寄り、ブースターをひとつずつ買って中身を
自分の持ち色ごとにトレードしあったりした。
黒騎士に治癒の軟膏かけて守ったりとかムチャもした(ダメージはゼロになり、回復は出来ると思ってた)。
ただ、しばらくすると「この遊びはカネがかかる」と友人たちは見切りをつけた。
俺は1人になったわけだ。まだルールも覚え切れていないし、相手もなく、
学校の部活の時間にコッソリ並べて一人寂しく覚えてた。
そんで俺の前に1人の女の子がやってきたんだ。
ああ、俺と丸被りだな
俺の前におにゃのこは現れんかったが
この話に他の誰かがついてきてるのかちょっと不安だw
俺も4版スタートだったよ
試しにスターター買ったら、リバースとテンペストイフリートとストリップマイン引いちゃった><
リバイスドからやってた先輩から、それ禁止で使えないからって言われた時は耳を疑ったよ
あの頃はアンティルールがあったから、対戦する度にドキドキしてたなぁ
フェイクアンティにしても土地事故回避する為に1枚土地多く入れてたよ
531 :
524:2009/02/15(日) 15:10:46 ID:w6PzwdYE0
4版は使えないレア(ルール面でも、機能面でも)多かったな
青銅のタブレットとか引いたときはへこんだわ
で、一応俺の話は526-528でやめとくけど続き読みたい人いるんすか?
532 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/16(月) 00:27:11 ID:PFBhcwz20
始めた頃は巨大化をクリーチャーにエンチャントしてたなあ
昔はターン終了時までとか書いてなかったし
説明書分厚い上に小さくてよくわからなかったし
土地なんか手札にあるの全て出してた
クリーチャーと呪文と土地の3つにしか分類しなくて
ソーサリーだろうがなんだろうが適当に使ってたな
クリーチャー対象はほとんどエンチャントしてたし
大喰らいのワームはレアだと思ってたし
全てが懐かしい
このスレ見てて最近、MTG復帰した。
昔は情報手段に乏しくて、どんなデッキが流行ってて、
どのカードが強いなんて分からなかった。
お金も無いし、パックも余り買えなかったけど、当時の方が楽しかったなぁ。
このスレ好きだから、まったり伸びて欲しい。
初めて買ったパックに入ってたカードが、怒りの天使アクローマだったなぁ。
昔は金色のマークとか無かったから
エンチャントの再生がレアだと思いました
俺は「堕落」ってカードが好きだった
今もあるのかどうかは分からないけど…
自分の場にある沼の数だけダメージを与えて、与えた分だけ回復
コストは確か、沼1無色5
これを4枚集めて切り札にしてたよ
友達にレアカード何枚も貢いで交換してもらってさ
世間的な強さは分からないけど、俺にとっては最強のカードだった
対抗呪文で打ち消されたりもしたな、懐かしいや
こんどカード探してデッキ晒してみようかな
もう対戦相手はいないから…
堕落は今のエキスパンションに再録されているから、まだ使えるぞ。
ただ、基本セットには魂の消耗に取って代わられたけど。
X@黒 ソーサリー
Xは黒マナでしか支払えない
対象のクリーチャーかプレイヤーにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。
539 :
524:2009/02/16(月) 21:43:04 ID:wCjhKQgF0
>>538 まだ生きてたのか なんか嬉しいな
また買ってみようかな…
懐古スレでは一応無いんだ
魂の熱くなるショートショートを頼むよ
バイス2枚引いた感動に狂喜乱舞してしまうようなそんな感じでひとつ
542 :
524:2009/02/20(金) 23:11:39 ID:EBTvHMKV0
つづき
女の子は言った、「それ何」
俺は言った、「カードゲーム」
「面白い?」
「まだあんまりやってないからわからん」
「私もやるー」
「・・・いいけど」
「なら、カードくれw」
「・・・自分でも買えよな(←ほとんどなかった)」
そうして、たぶんもっとも輝いていた時代を共に駆ける日々が始まった。
覚えたてなのでやっぱり弱かったが、時にとんでもない爆発力や
(ボールライトニング、血の渇き2枚w。で稲妻ww あーら17点、即死?www)
読みの深さと素人ゆえの突っ走り具合、
(手札何枚? ランドは? ふーん、次生命吸収飛んでくるんだ)
なかなかの腕になってきた。
何より必ず向こうが先手なんだよな orz
そんで今でも印象的なデュエルが始まった。
543 :
524:2009/02/20(金) 23:27:42 ID:EBTvHMKV0
時は第4版に
アイスエイジ
ホームランド
フォールン・エンパイア
アライアンス
の頃だった。ミラージュはまだなかった。
ピンと来る奴も多いだろう、「黒い夏」だった。
「リチュアル、ネクロポーテンス」
「繁茂からSpectral Bears」
「クマに恐怖。ブラックナイト」
「疾風のデルヴィッシュ!」
「Stench Of Decay(-1、デルビ死亡)」
「だったら稲妻」
「くッ・・・! 象牙の塔」
「解呪!」
なんか俺たちは引くトコ引いてた。
544 :
524:2009/02/20(金) 23:35:51 ID:EBTvHMKV0
「ネビニラルディスク」
「うーん、解呪ないや。天秤」
「そっちのがヒドスwww おまえ手札ないやんwww」
「全部捨てなwww 5点ダメージだわwww」
この時点で俺ライフ5点。もうドレインか、オーブ引いて回復しないとやばい。
向こうも火力はほぼゼロ、除去もなく、あとはクリーチャー頼み。
白騎士とアーナムジンをネビュラで流し、引いたカードが生命吸収。
喜んだのも束の間、ラスト一枚だったことに気付く。
天秤で土地減らされたので相手のライフを削りきるには1点足りない。
あと1点!
545 :
524:2009/02/20(金) 23:54:46 ID:EBTvHMKV0
ここは溜めて、次のターンで土地引いて殺るか?
今撃ってカードをめいっぱい引き、クリーチャーで殺るか?
「・・・墓地見るぜ」
「どうぞ」
稲妻、ソープロは4枚ある。クリーチャーもだいぶ落ちてるし、
やはり1点残して4枚引いて沼を取り、次のターンで決着か。
「オーケー。4枚引くわ。で、エンド」
にたり。
「・・・ん?」
「黒の防御円www」
「ふざけんなwww てめぇメインから入れてんじゃねえwww」
ヤバイ。マジヤバイ。
あと1点削るつもりが俺があと1点でがけっぷちだ。
546 :
524:2009/02/21(土) 00:06:54 ID:D4qdX5xL0
だがしかし。
キターーーーーーDystopia!
ネビュラで流したので場には防御円1個だけ、今置けば吹っ飛ぶ!
「せっと、Dystopia」
「ぐあー、1点払ってこのターンはナシね。でサヨウナラーと」
(よし、このターンしのげば次撃って終わりだ)
「うーん・・・」
「どした? はよせえ」
「むーん・・・」
(なんだよ・・・まだ隠し玉があんのかよ・・・)
「いいや、撃っちゃえ」
「え」
「ハルマゲドン」
(´・ω・`)
引くとこ引いたなー・・・。
以上終わり。 ごめん、長文でくだらなくて。
ho
面白かった
524GJ
このシンパシーが伝わる範囲が狭そうだが
上げるほどの根性は無いので1レス短編を一つ
当時、火力呪文に対してだけやたら理解力のあった俺はあるカードについて仲間内に熱烈な情熱を持ってその有用性を説いていた
悲しいかな
俺のその主張は残念ながら仲間内で見向きもされる事はなかった
いわく、
アドバンテージ献上しすぎ
いわく、
重すぎ
いわく、
3点火力積めカス
それはそうだろう
当時の俺のやっていた事と言えば、
《真鍮人間》に《炎の鞭》をつけて喜んでいたり、リアニメイトしたクラーケンから11マナ出したりして喜んでいるだけの典型的ジョニー厨だったんだ
だが、ただ一人俺の意見に耳を貸してくれる先輩がいた
バーンデッキをこよなく愛すW先輩だ
彼は僕の意見に耳を傾けてこう言ってくれた
「その通りだ。マナを払わないで4点のダメージを与えると言うのは脅威以外の何物でもない」
もちろん本当はこんな風に喋ったりしなかったがニュアンスとしてはこんな感じだったような気がする
先輩はそのカードを4枚積んで公式の大会に突撃し、そこそこの成績を収めたようだった
そのカードは、普通のデッキでも赤いデッキにはほぼ必須の如き扱いで入るようになり俺はなんとなく心ひそかに満足した
やはり0マナ4点は偉大であったのだと
その後
俺はやっぱりステイシスで時を止めたり、フォグでクリーチャーを止めたり、仲間内の奇異の視線を浴びる事に全力を傾けるマジックライフを送りましたとさ
過疎ってるなぁ
誰か書いてくれよ
551 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/01(水) 14:33:12 ID:YsuHvvnM0
今さらだけど
>>163の「カードショップジニアス」知ってるわwww
当時厨房になるかならないかぐらいの年だったから
>>163と直接関わったことはないが。。
本当、店長さん良い人だったよね。「某デパート」時代から顔見知りだったよ・∀・
コモン・アンコモン箱漁ってたらラスゴ発見して店長さん驚かせたのはイイ思い出w
552 :
163:2009/04/02(木) 02:38:28 ID:W9LyDZpxO
>>551 マジか
まさかあんな辺境の地出身が居るとは…
中坊前後てことは、多分関わりが無かったと思うが、
あそこの客全員の年齢までは把握してなかったから、
もしかしたら知ってる顔かも知れん…
店長はかなりアバウトな人だから、容易に想像がつくなww
そう言えば未だに《幽体オオヤマネコ》借りたままだわ
553 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/02(木) 12:13:53 ID:kazyeH0vO
初めて出た公式大会
俺ステロイド
相手記憶に無いが黒絡み
俺、場にクリーチャーはオーグのみでライフ4点
相手は場に隠された恐怖出ててライフ6点くらい(よく覚えてないが)
俺がエンドしたら相手がドローして
「ああ、もう次そいつに殴られて止められないんで投了します」と。
殴 り に い け な い か ら
つかむしろおまえは隠された恐怖で殴れば勝ちだから!
言わずに勝ちました。
全体では二勝四敗だったけど、楽しかった。
俺はここ観てる人達から比べると新参なのかもしれないが、
厨坊〜高校の頃に友達とmtg始めたな。
7版が出た頃だったが、既に辞めちゃった人から青のカードを大量に貰ったから、
最初は友人達に勝つ為にウルザやテンペの古いカードを
使いまくってた(フォーマットなんて概念は当然無い)。
友達とカードショップとか見つけた頃から盛り上がったりしたが、続きはまた書くかも
自分はファイレクシアの処理装置が好きだったな。
黒白茶でひたすら回復しまくって20払ったりとかw
あと黒緑でトークン並べまくって貴重品室→火の玉とか使って喜んでたw
また始めようかなぁ……
556 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/02(木) 15:55:16 ID:2kTfpwpWO
俺は小5の時にジャイアンからカードを貰って始めた。
それらは第5版のカードばかりで、何故か鳥乙女と蒼穹のドレイクが強烈に印象に残っている。
そんな寄せ集めでジャイアンに挑むのだが、勝てるわけもなく
甲鱗様や水底のビヒモスから洗礼を受けた。
557 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/05(日) 00:12:44 ID:jWrGUdavO
このスレ読んでて泣きそうになった…
お泊まりデュエル、初めてショップの小さなブースに飛び込んだ時の興奮、放課後デュエル、大学生や社会人に混ざって必死に戦ってた頃
深夜のラジオ聴きながらデッキを作ってた土曜の夜、大会の日のみんなで食べる昼飯、マジックのカード名で山手線ゲーム、初対面でもデュエルが終わる頃には友達だった
今の俺は…もう社会人で、楽しい事もたくさんあるし、幸せだけど…あの頃みたく笑えてるだろうか…
シャンダラーのデュエルでの話。
サマナー(白緑)対俺(オリジナル白単)
初手が平地、ゲドン、意味のない黒防御円などとくさっていた。生物なし。
まあゲドンで時間稼ぐかと思っていたら相手は極楽鳥だすし、しまったなあというところ。
しかもチャネルからラジャンの精と巨像をてんかい。絶望的だったが勝てた。
目には目を炸裂。名勝負だった。
559 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/07(火) 22:08:36 ID:093hy+m60
初カキコです。
俺が中学生の時の話。
あの頃の俺は、無限のワームに怨恨つけて突進する緑単デッキで楽しんでいた。
周りのヤツがそんなに強くなかったため、こんなんでも結構勝てた。
しかし、とあるヤツにはどうしても勝てなかった。
そいつは家が金持ちで、中学生ごときには到底手が出ないはずの高価なカードを大量に買いあさっていた。
当時価格が高騰していたマスティコアを4枚持ってきたときは、非常にビビった。
ある日、いつものようにそいつと対戦しようとしたら、そいつが、
「新しくスゴイデッキを組んできた」
と言ってきた。
(またカネにモノを言わせたデッキか・・・)
とうんざりしつつも、対戦を開始した。
第1ターン、先攻俺、森→ラノワールのエルフでいいスタート!!
第2ターン、後攻そいつ・・・
ヤツが出してきたカードを見て、俺は目を疑った・・・。
「Black Lotus」×2!!!
ちょww待てww
続いて
「Mox Sapphire」→「Ancestral Recall」「意外な授かり物」
などとドローを繰り返し、場にはあっという間に、大量のMoxが・・・。
そしてさらに極めつけは、「トレイリアのアカデミー」・・・。
大量のマナを火力に変えられ、見事1ターンオーバーキルが成立した。
しかも、そいつの手札には「Time Walk」が・・・。
FoWなど持っているはずもない俺に、彼を止める術はなかった。
ラノワールのエルフとか出した俺がバカみたいであった・・・。
話を聞くと、どうやらそいつは、持っていた高価なカードを大量に使い、どこかでパワー9とトレードしたらしい。
Black Lotusだけ4枚揃えられなかったとか嘆いてやがった。
パワー9持ってる中学生てwww
やはりTCGは金持ってるヤツが強いんだ、ということを若くして悟ったのであった。
駄文失礼しました。
>>557 なんだ…これは…
コピペなのに…
この目頭のそのまた奥底からこみ上げてくるものは…
てかまじ小中学良かったよな
インベンジョ(便所)下さいとか言っておっちゃんと笑ったりしたぜ
なんだよ今
なんでこんなになっちゃったのよ
今でもあらあら最短? とか言ってるけどな
もう戻れない過去 3UB
エンチャント(場) R
うっ(´;ω;`)
懐かしいなぁ
俺の中学時代は単色全盛のTE(5Cなんてのもあったけど)だったから友達との間で「あいつは〜色」「俺は〜色」って感じで俺自身は黒と青をメインで使ってた。
「IAの第三のブロック」(近所の本屋がMTG扱ってて当時IAも何パックか買った)のCSなんて熱いモノを友達がたまたま見つけてきたもんだから全員集合ってわけにはいかないけど、集められるだけ集めて仲間内で細々とカジュアルで再開。
皆の使う色を見ると「あーやっぱりこいつ等変わらねぇなぁ」と思ってしまう
色々思い出とか書きたかったんだが、上手くまとめられそうにないな
ああ・・・何もかもが懐かしい。
俺は緑とか赤を中心に使ってたけど、火炎舌のカヴーには本当に世話になったなぁ。
大会に出る程の実力なんて更々なかったが、火炎舌やラノワールのエルフ使って必死扱いて友達と戦ってたわ。
極楽鳥は永遠の憧れでした。
ネクロは俺の青春でした
バーゲンやアリーナが出てもやはりネクロ。
5版に収録されたときは嬉しかったなぁ
567 :
:2009/04/11(土) 05:44:46 ID:MlmKrA8V0
思い出の戦いとかは書けないけど、個人的に世話になったカードはケザードリックスかな
カジュアルだけだったけどな
568 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/12(日) 11:33:31 ID:U2whdMu9O
今じゃあカジュアル(笑)なんて揶揄されてるが、
当時のカジュアルは儂の青春じゃった…(´ω`)つ┓
自慢の拳で縦回転…
もう10年以上前の話だがのぅ
569 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/04/12(日) 12:00:23 ID:UcxVWpA2O
エクソダスの構築買って土地破壊デッキ作ったなあ〜
石の雨、涙の雨を無政府主義者やグレイブディカーで使い回そうとしたがテンポ遅すぎ
全体除去の地震とネビニラルの円盤が1枚ずつしかなくてぼこられまくった
崇拝とか投了モンだった
ピレッジ、石の雨、涙の雨で土地破壊した挙句
否定の風×2でデッキの土地全部抜いた事あったなぁwww
殴らないで、戦意喪失させるデッキだったwww
ほす
保守
俺が高校生の頃初めて環境トップのデッキを構築した時は感動した
毎週本屋でバイトした金でブースター買って他色のレアが出ると全てトレード、その結果完成したスーサイドブラックでどうしても勝てなかった友達に3ターンで憎悪かました時は気持ち良かった。
まぁ次の勝負からは赤単ばっか使われたけどね…
昨日、押入れから昔の俺の相棒デックが出てきた
青緑マッドネスタッチ白という構成なのにメインの緑は1シンボル、タッチの青と白はツーシンボルの重いカードばっかで笑ったよ
一人で回してみたら、やっぱり事故連発。でもこのデッキでも十分楽しんでたんだよな。
当時の相棒、野生の雑種犬を見ただけで涙が出そうだった
575
576 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/06/13(土) 04:04:32 ID:iATbV5k/0
定期age
小学生の頃、ガチガチのファイヤーズ使うクラスメイトのブラストダームにヒィヒィ言ってたなぁ。
再生持ちで必死こいて粘るのは今思うとマゾイが楽しかった。
中学の頃兄貴が赤、従兄弟が緑、俺が青で始めたなあ。最初は対抗呪文でクリーチャーを打ち消せることが
分からなくて、全く青の利点を活かせてなかったなw
青はクリーチャーが弱いから、初心者の俺には一番駄目な色に見えた。マスティコアの価値に気付かずに、
高潮のクラーケンと交換したのも良い思い出。もう10年前になるのか・・・
死ぬほど懐かしい。
一番楽しかった、右も左もわからなかった頃のことを。
インベ登場時に、兄貴にムリヤリスターター+ブースター3パックを買わされた。
当然単色デッキを組むにはカードも土地も足りなかった。解説本に青黒がトリッキーと書いてあるため青黒を選択。ほとんどのカードが一枚挿し、フィニッシャーはクローシスの従者だった。パワーが3ある唯一のカードだったのだ。
選択、跳ね返り、除外、排撃、滅殺、悪意/敵意、死体焼却…乏しい青と黒のカードたちで、必死で兄貴の白緑デッキに対抗したが、ヤツは化物を抱えていた。
ブラストダームである。
4マナ5/5アンタッチャブル。当時の俺は全体除去や再生クリーチャーなど知る由もなく、幾度となく緑の消散つきのビーストにレイプされた。緑相手にビートダウン以外に戦い方をしらないのだから当然と言えば当然だった。
一枚挿しの除外とメタスランのゾンビ以外に、ヤツに対処できる手段はなかった。ヴォーデイリアのゾンビの存在はまだ知らなかった。
俺は悔しくて、ブースターをいくつか買った。その中に転機となる一枚のカードが入っていた。
洗い流しだ。
色を指定して全てのパーマネントを手札に戻すこのカ
580 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/05(日) 19:03:29 ID:AwO4EFGT0
定期age
霊魂方遂は恐怖の色違い上位
そんな風に思ってた時期が俺にもありました
MTG復帰したくなるな・・・
2枚の洗い流しを手に入れて、おれのウォッシュアウト従者は無敗を誇った。
洗い流した場に一人残る従者が一枚挿しの除外や禁制のサポートの元クロックを刻んだ。
自身は無色のために相手の色を気にする必要もない。最初に見つけたシナジーだった。
殴った後に生け贄に捧げて霊魂焼却でとどめを刺すというコンボも発見した。
気になったのはこんな最凶な洗い流しがなぜシングル相場が¥50〜100なのか。通れば勝ちのカードである。
その理由がわかった日は、いつもより早く兄貴が帰ってきた蒸し暑い夏の日だった。
このところ連敗続きの兄貴は息を弾ませて言った。
『土地は無色だから洗い流しでながれねえんだってよ!一勝負しようぜ』
俺は小さく頷き、兄貴に聞こえないようにウボァー、と呟いた。
585 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/06(月) 15:44:28 ID:v+IeqE5oO
小5の時に、遊戯王に魅せられそれっぽいのを買った(遊戯は未発売)のが始まり。
初公式大会(5thとサーガ前半時代)でマーフォークデッキで無限のワーム投げ飛ばしデッキに勝ったのはいい思い出。
586 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/06(月) 15:57:25 ID:8yCw/yXKO
洗い流しはサイドでよく見かけたな
587 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/13(月) 21:24:16 ID:mN00ErO50
洗い流しは4マナソーサリーってのが痛い
対象とらないからダームも戻せるし
オデッセイで大流行したトークンもまとめてヌッコロス高性能。
ただインスタントだとチート級だろうし
クリーチャーほとんど使わない相手には紙同然。
当時流行ってた青を含むデッキに見事に噛み合わない能力だったし
メルマス辺りで出てれば良いカードだったろうに
588 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/14(火) 00:46:35 ID:kMKU/U/EO
ちょっとイヤな思いで
言語合わせしようと言って同じカードの言語違いをトレード(?というのか)
をしたが、家に帰ってよく見たら相手のカードが汚かった…
表面が手垢まみれだったのでへこんだなあ…そのカードはまだあるけどね。
こういうのは、トレードするときに分かっても言いにくいよなあ。
なにで拭けばきれいになるのかなあ。
アルコールを染み込ませた布とか?
>>589水を含ませて堅く絞ったティッシュでドキドキしながら拭いたことはあるが、アルコールはないなあ。
ありがと。というかトレーディングカードでこんなこと気にするのは俺だけだろうな。
まあスレ違いか。
いい思いでは、大会に初めて出たときに、DCIカードを発行してもらったり、
デッキリストを提出したり、会場に60人ぐらいの同じ趣味を持つ人が集まって
これから戦うんだな〜って気持ちになったことだね。あのドキドキは最高だったよ。
汚いカードをトレードに出す奴が悪いが、トレードの段階でチェックして気付かなかった責任もあるよ
反省してます
このスレ最初から読みましたが、おもしろいですね。
ただ、残念なのはどれもいいところで切れてしまっているところです。
続きを読みたいです
593 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/14(火) 03:02:30 ID:kMKU/U/EO
163続き書いてくれ〜
他の方も書いてくれ〜
594 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/14(火) 15:45:19 ID:yppjAuQaO
>>532俺らも最初そうだったな〜
巨大化最強だった
595 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/18(土) 23:08:20 ID:ILWHCk9Q0
駄文失礼。旧友との偶然の再会を記念し書き込み。
私が地元で開いた大会での話し。そのとき偶然にも旧友と再会をはたした。
旧友のデッキは当時最強を誇ったカイ・ブッディの赤茶単だった。
俺は思いつきで作った血編み髪のエルフ→ボールライトニングの夢のあるデッキ。
高速でマナアーティファクトを展開する友人。
負けじとマナクリーチャーを展開。束の間の開口を起動。
動きの止まる友人の場。どうやら燎原の火を引かない様子。
これはチャンス!とばかりに血編み髪のエルフを召喚!
見事飛び出すボールライトニング!!
友人の銀のゴーレム、カーンを稲妻で焼き払い見事勝利をつかみとることが出来た。
最強だった赤茶単を破り、思わず中学当時を思い出した一戦だった。
友人の「また参加したいから連絡先教えて」の一言に、大会を開いてよかったと心からそう思う事が出来た。
次も負けないからな。だからお前も全力で来い。お互い忙しいけれどまた遊ぼうぜ
>>559 違うなら申し訳ないが
その金持ちって多分、俺も知ってるw
おまいさんと同じ中学かもなww
聞いた話だけど、パワーナイン9を持ってるのは知ってる
他にはモックス持ってるとかね、でもなその人と一度も戦ったことはなかったなー
当時はコモンばかりのデッキだったからな…
勝てるはずがないw
597 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/20(月) 02:56:11 ID:3j4m5Lg+0
良スレage
最近長尺物の読み物が少ないのは寂しいが
>>595 赤茶が最強?
俺の中の最強は、ヤコブ・スレマーの5CGだ!
始めて一年足らずだったが、世界を制したのが5色と聞いて驚いた。アライアンスが手に入らなかったので猫は解呪とか別のを入れてやり込んだなぁ。
赤茶の金枠デッキが部屋に転がってる…
レアだらけのデッキをコモン単で倒すのが俺のジャスティス
案外強かったなぁ、フルコモンの5色スリヴァーデッキ
コモン単か
フルバーンとか作ったなぁ
601 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/07/24(金) 14:28:04 ID:trHT2k/MO
163が続きを書いてくれることを祈ってドロー!
俺は双頭のドラゴンを使っていたよ。
602 :
524:2009/07/25(土) 01:45:31 ID:dCWUqsBP0
まだ残ってたんだな 素直に嬉しいよ
あれは高校2年の時だっただろうか?
当時使い慣れていた青黒赤ネザースピリットを手に、大会に参加した時の一戦。
4勝1敗でむかえた6戦目、ファイヤーズ、Void、青白コン×2を下し、意気揚々で迎えた5戦目で
トップデッキされていた「沸騰」によりまさかの赤単への敗北、その後の一戦。
(「もう落とせない、落としたら賞品の可能性(入賞)は0、絶対に勝つ!」)
少ない小遣いの一部を支払い、半日を費やし何も得られないのはかなり悔しい。
『開始してください』
対戦相手と互いにカットを終えて、七枚カードを場に伏せる。
先攻が取れた、幸先がいい。手札はどうだ?
(島*2、塩の湿地、シヴの浅瀬、対抗呪文、火/氷、嘘か真か)
理想的な初手だ、ファイヤーズなら完封してやれる。
「デッキの中から好きなカードを初手にしていいよ」と言われたらこれに近い手札を選択するだろう。
「塩の湿地」を置きエンド宣言。バード出したら即焼く!
直後、相手の顔が少し歪んだ気がした。
相手のターン、セット「塩の湿地」エンド。
(・・・・そうか)
当時メタの中心といっても間違いではないその見覚えのありすぎるデッキは
「ネザーゴー」だった。
さっきの歪んだ顔は、これから始まる青同士の裏の取り合いにやりづらさを感じたからだろうなと思った。
その当時、至るところでこういう対戦が繰り返されていたはずだ、そして俺はその手の対戦が大好きだった。
アンタップ、アップキープ、ドロー、セット島、エンド。
604 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/08/12(水) 02:40:21 ID:CYb3hj11O
続き書けや
おいこっちは続き待ってんだぞコラ
606 :
603:2009/08/12(水) 20:59:36 ID:GG8oH7Oc0
4ターン目、互いに土地を置きあい、ここまで2人合わせてプレイされた呪文は相手の 蓄積した知識のみ。
時には、2マナで4枚のカードが引けるこの超優良スペル、この当時パーミッション系デッキで4枚を割ることは
ありえないと俺は断言しよう。
「全ての墓地にあるこのカードの枚数」が引ける枚数に加えられるのだから、二枚目以降をプレイできる方が絶対的に優位だと
考えていた俺は、場には互いに変化なしでも相手より一歩先んじている感触を覚えていた。
新たに土地を置き、エンド宣言。
次の相手のターンが待ち遠しい、やっと自分から動けるのだ。
相手ターン、セットランド、エンド宣言。
当然、そのまま終わらせない。
「エンド時に『嘘か真か』プレイ、よろしいですか?」
聞くまでもないだろうと、「対抗呪文。」が飛んでくる。
この順目でネザーが墓地に落ちる可能性を考えれば妥当な選択だ、ネザーを早く落とした方が随分と相手を突き放せる。
突き放すことにした。
「ピッチで誤った指図をプレイ、対抗呪文の対象をこちら(指図)に変えます」
小考の後、相手から許可がおりた。
(青2マナ残してあるのに許可ってことは、カンペは無しかな?)
と思いながら、呪文の解決に入った。望みのカードがこの5枚に含まれているのを望みながらカードをめくる。
(島、蝕み、冥界のスピリット、対抗呪文、アーボーグの火山)
相手の苦悩が見て取れる。
(島、対抗呪文、アーボーグの火山)、(冥界のスピリット、蝕み)
まぁ妥当だろう、3枚の方を選択し、ネザーを落とす。
選択した3枚を手札に加え、自分のターンに移ろうとした矢先に相手からの発声があった。
「クリメイト、ターゲットはスピリットで」
(トップデッキかよ!)
通常それは3戦戦う内の、2本目以降にしか撃たれないと認識していたカードだった。
先ほどスペルコストとして使用した、はね返りと同じ場所にスピリットを置いた。
一瞬前の優位は吹き飛び、数少ないダメージソースの一つを失ったことに動揺しながら、次のターンを開始した。
俺のやってた頃とほぼ同じデッキだw
俺は黒青ネザー使いのほうだったが。
相手からすればミスディレがメインに入ってるのもちょっと驚きだったと思うぜw
続き楽しみにしてます!
なんか上がまだ来ないっぽいので小話を(タイプT)
相手「セット悪土、リチュ、ヒッピー」
俺「・・・セット南国島、サファイア」
相手「セット沼、陥没。ヒッピーゴー」
俺の手にあった1枚しかない土地が落ちる
ぶち。
俺「セットミシュラ、黒蓮、サファイアからアムネジア」
相手「・・・ちっ」
手札見たらチャネルと火玉
ちょwwwwなにwww1ターンキル決めようとしてたんすかwwwwww
懐かしいなあ
609 :
603:2009/08/14(金) 17:29:43 ID:DV9fjZEBO
訳あって携帯から。 待ってくれてる人がいるようなので 次は16日には・・・。
最近復帰したくなったが悩んでいます。
ちょっと現役時のこと書き込んでみよう。
同時期にプレイしていた人いるといいな。
MTGを始めたのは高校1年生のとき。
当時のクラスメイトにMTGをプレイしている友人がおり、彼が私を含む4人を誘ったことから始まった。
その友人(K)は放課後に簡単にルールや色毎の説明をしてくれ、なんと好きな色のデッキくれると言う。
なんていいヤツなんだろうと思いつつ自分は赤を選択した。
理由は単純だった。ポケモンでヒトカゲを選ぶのと同じ。炎、赤がカッコイイと思ったからだ。
その他の友人Aは緑、BとCは黒を選択した。
そして各自貰ったデッキを確認し、効果のわからないカード等をKに質問していた。
ぱっと見ただけだが私は怒り狂うゴブリンに恋をした。
1マナで1/1速攻なんて素晴らしいカードじゃないかと。申し訳ないが他のカードに関してはあまり覚えていない。
それだけ怒り狂うゴブリンは印象的だったのだろう。
皆デッキの確認が終り、実際に対戦してみることになった。
611 :
603:2009/08/16(日) 21:22:59 ID:B745/Iaa0
続き
(アホか俺は!さっきもこうやって「沸騰」くらったんだろうが!)
公式大会である以上、マッチングされる確率が高いデッキにはそれ相応の対策がされていて然るべきだ、そして俺が使っているのは
そういう対策されるデッキであるという認識が薄かったのだ。
ドロー。引いてきたのはサーボの網、『港』はまだ見えていないが出しておいて問題はない、プレイして新たにドロー、ウルザの激怒。
頭の中で、勝ち筋の整理を始める。撃っていない火力は火/氷が3、激怒が2、蝕みが3枚。
ネザーが後2枚でいつ次がくるかが不明瞭であることを考えると、この激怒はキッカー込で撃ちたい。
とにかく土地を確保し続け、12マナをためることにした。相手もデッキの性質上、数ターンのうちに20点のダメージを叩きだすことはできないはずなのだ。
また数ターンが流れ、相手のターン。
『スピリットをプレイ』
スルー。局地的にはカウンターに走りもするだろうが今はそんな時ではない。
防戦に回ることになったようだ。もう少し待ってもらいたいところだったがそうもいかない。
こちらも一刻も早く2枚目を引かないことには殴りきられてしまうだろう。
ライフはほぼ満タンだが少し焦りを覚えていた。
数ターンが経過し、相手のターン。
こちらのランドが12枚揃ったが俺のライフは12まで削られていた。すぐさまこちらもキッカーレイジでライフを削り取っておきたいところだったが、その前にやっておかなければならないことがあった。
戦闘フェイズ、俺「サーボの命令、よろしいですか?」。
相手のカウンターの種類と枚数を確認するのが一番の目的だ、ネザーが手札にあるとは思っていない。
公開、やはりネザーは無いが・・・ミスディレも無い!5枚ドロー出来る状態の知識は気になるが、これはメインで撃つべきだ!
次のターン、ドロー、2枚目のウルザの激怒。通れば、次で勝てるな
「セット地底の大河、ウルザの激怒キッカー込!」
『レスポンスで知識、5枚引きます』
(引くな・・・、引くな・・・!)、自分の心臓がドクドク鳴っているのが聞こえた。
相手の顔を凝視する・・・・・・・顔が曇った!引いてない!次のターンで勝ちが・・・
『蝕み』
・・・え?「・・・スルー」
『蝕み』
・・・え?「・・・スルー」
『ではレイジスルーします、こちらライフ残り7、そっちが6ですね?』
「・・・はい、エンドします」嫌な予感がした。
次ターン、アップキープに相手のスピリットが復帰した。続けて、
『強迫』
スルー、凍りついた、当然のごとく激怒が指定される。
『スピリットプレイします』
スルー、撃退はピッチで撃てるが相手の手札には少なくともまだ対抗呪文があることは確認済みだ。
(負けか・・・・)
俺のデッキには激怒は2枚しか搭載されていない、次のターンのこちらの勝ちはない。
(手札に「吸血の教示者」があるが使っても・・・残りのライフが4になって相手の勝ちの確率増やすだけか・・・)
・・・・・待てよ?
「エンドフェイズ、教示者プレイしますがよろしいですか?」
『・・・』
この状況でのライフ2点のロスは一見自分の首を絞めているだけのようにも見えるが、
相手は、俺のデッキに何枚の激怒が入っているかを知らない!
大抵赤黒青ネザーデッキには激怒は枚数はあまり入っていない、だがこの状況でライフを支払ってまで持ってくる価値のあるカードといえば・・・。
相手が口元に手をやって、チューターを睨んでいる
(マストカウンターに見えてきたみたいだな・・・)
『対抗呪文』
(・・・よし、カウンターを減らした。次でアレが手札に入れば・・・)
手札の 蓄積した知識を確認し、俺は次のターンを開始した。
612 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/08/17(月) 06:42:30 ID:bzEV7N/lO
もう勝てないだろ
火力もないし
というかなんでスタンダードで火+氷と吸血の教示者が同時に使えてるの?
アポカリの時はもう7版だよ?バカ?
613 :
603:2009/08/17(月) 08:18:50 ID:ZA9c+nv3O
すまん、どうやらどっかのカジュアルと記憶がごっちゃになってたようだ バンチューからの流れがあんまりにも鮮明だったもんで(--;)
結果がはっきりしなくなったんで消えるぜ
614 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/08/18(火) 08:32:35 ID:1Xd8DB1MO
期待age
面白いわ
603の続きは気になるが俺も語ろう
あれは俺が小学生の時だ。時は、ウルザ・ブロックを新エキスパンションとして迎え、デュエリスト達が群雄割拠する時代だった。
あちらこちらで「決闘(デュエル)だ!」「受けて立とう!」
・・・と中2病患者共が毎日己の力をぶつけ合っていた。
そんな店内へ、俺(小学生)来店。
「大将、まじっくざぎゃざりんぐをくれ!」
「おう!おめぇか!へへ・・・エクソダスでいいかい?」
「違うし。うるざすさーがをくれ。」
「わかってるって、ふざけただけだよ。どれにする?」
「どれにするって・・・もう2パックしかないじゃん」
「じゃあやめとくか?アレ・・・・入ってるかもしれないぞ?」
「・・・買うよ、二つともくれ」
「スターターならいっぱいあるよ?(にやにや)」
「土地なんかいらないよ、いいから二つくれ」
さっさと清算を済ませた俺は、奥のフリースペースに仲間の姿を見つけ、そっちの方に向かった。
「あっ!Sちゃん!俺今日セラのアバター当たったよ!」
ニコニコと仲間の1人が駆け寄ってきた、羨ましかった、同時に少し妬ましかった。
「・・・俺、ファイレクシアの塔・・・もう3枚目なんだけど・・・」
カード一枚で人はこんなにも落ち込むのか・・・とは思わなかった、共感できた。
(コイツがピット・サイクルで公式大会優勝をかっさらうのはまだ先の話)
だが、俺の目当ての物はでていない。もうサーガを買い始めてこれで10パック目くらいになる。
そろそろ出てもいいだろう、そろそろ・・・。一パック目開封、「束の間の・・・」
俺「クソアーティファクト」
2人「・・・どんまい」
どう見ても当たりです、本当にありがとうございました。2パック目開封。
稲妻のドラゴン
俺「・・・・っおおおおおおおおおおお!」
「まじで!?」
「くれ!」
俺「死ね!」
デッキケースを取り出す、すぐさまラースの灼熱祠と入れ替える。
一目ぼれのカードだった。
その後の1戦。待望のターンが来た!
俺「稲妻のドラゴン召還!」
「お、でたねぇー!」
「なにがでたねぇ、だよ!数ターンのうちにコイツはお前を殺すぜ!!」
「恐怖!」
「・・・黒マジ汚い」
その後は、なんやかんやで俺が勝ったんだが俺の気持ちは晴れなかった、小学生にして中2病だったから。
どうしてもドラゴンを活躍させたかった。
2戦目 VS白使い
(白なら、除去られないぜ)
「稲妻のドラゴン!」
「あ、ヤバイ」
そこからは圧倒的だった。
相手のターンに場に出たエンチャントは「場に出たクリーチャーのタフネスの分回復」という壊れ性能、
一回殴ったが、次のターン相手のライフが2倍になった、そして悠然と相手の場にそびえたつそのクリーチャーのパワーは
俺のデッキに入っているどのクリーチャーよりも強力だった。そして俺のドラゴンはその役目を果たし、墓地で俺の最後を見守った。
中2病患者患者にしては悪くないカード選択眼
《束の間の開口》って初期そんな扱いだったっけかぁ
>>617 俺は当時小学生だからな、5マナの起動コストを払って毎ターン不確定な何かを場に出せるよりも
確実に手札からドラゴンをプレイしたかったんだからそれは評価も低いさw
続きどす
とあるお店の奥の部屋、今日も今日とて、荒くれ共が、テーブル挟んで睨み合い
時はレガシー新入荷、スリーブ買わない餓鬼共の、サーガのレアは垢まみれ。
そんなお店に俺(小学生)来店。
「大将、まじっくざぎゃざりんぐをくれ」
「おう!おめぇか!へへ・・・エクソダスでいいな?」
「ちげーよw、どんだけ在庫残ってんだよw」
「ちっ、奥にはもう1ボックスあるぜ・・・」
「商売って大変ダナー、サーガくれ」
「およ?レガシーじゃないのか?」
「サーガの方が実入りがいい気がする、レガシーで欲しいカードあんまりない」
引いたパックの中身は・・・天才のひらめきだった。
「青かー・・・妹になすりつけよう」
そのとき俺がレガシーで欲しいカードは全く無かった。
確かに今考えてみても当たりの数はサーガに比べて少ないエキスパンションだったように思う。
この時期になると随分とデッキの内容が良くなっていたように思う、ファッティ信仰は薄れ、勝てるデッキを組むように
なってきていた。
相変わらずの赤単だが、大型クリーチャーはデッキからほとんど消え去り、開いた場所には火力が搭載されていた。
「大将、デッキ診断してよ、結構良くなったと思う」
「どれどれ・・・おう、使いやすそうになってるじゃねぇか!・・・シヴのヘルカイト?」
まだまだ完全には捨て切れないでいた。
今考えてみればデッキのなかに23枚しか土地が入っておらずマナブーストもない赤単で7マナ出る状況は事故っている状態と言って間違いない。
「稲妻のドラゴンは?はずしたのか?」
「あー、欲しがってる子がいたから神の怒りと交換した」
俺の見限りは早かった。
「・・・っていってますけど、Mさんどうしますこの小鮫?」と俺の後ろに声かけ。
いつのまにか後ろに立っていたのは俺にデッキ作りのノウハウを教えてくれたMさんという人だった。
「確かにちょっとシャークかな?Sくん^^」
「いやぁ・・大丈夫なくらいじゃないですかねぇ・・・^^;」
向こうから持ちかけてきた話だった、俺は悪くねぇ!・・・正直得だと思ってた。
さっそくMさんと対戦を始める。Mさんは大規模な大会でも入賞するプレイヤーだったからデッキ構築に隙は無い・・・が
俺たちと対戦する時は若干デッキに隙があった。強いには強いのだが大会で使用されるデッキより若干よわく作られてあったのだ。
中2病全開の俺は手加減されていること、そのデッキに勝てないでいることをいつもくやしがっていた。
その人と対戦する時、俺はいつも「サルタリーの僧侶ウザすぎる、早くテンペブロック使えなくなれ」と思っていた。
結果としては、俺の放つショック、火葬、孤状の稲妻等がコーの人たちに上手い具合に振り分けられ、十字軍によって圧殺されるというものだった。
「コーがたくさん場に出たら、全部焼ききるのは難しいし本体に撃つようにするといいかもしれないね」
「・・・はい」
戦天使積んでるデッキに俺のハンパな赤単が勝つことはとても難しかった。
青使い「Sちゃんまた負けてんの?」
はいはい俺の負け俺の負け・・・。
619 :
名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/08/20(木) 05:11:33 ID:icf2ur8iO
か
お前ら、よくこんな細かい内容記憶してるな…
俺が覚えてるのは、暗黒の儀式から暗黒の儀式をしたらそれをカウンターされて
二点マナバーンを食らった事だけだ
何ターン目でその後どうなったかも覚えてない
俺がマジックにはまった理由→プレーンシフト剥いたら翻弄する魔道士が3枚一気に(うち一枚Foil)あたったから
俺がマジックを一時止めた理由→オデッセイで思考を貪るもの(青の4マナ4/4飛行、手札の最大許容数が4少なくなるリミテッドぐらいしか使えんレア)が4枚一気にあたったから
今ではすっかり両方とも家宝さ。Foilは売ってしまったが……
俺も年初めにプレーンシフトパック5枚くらい買ったら
「プレインズウォーカーの笑い」が三枚当たったな、内一枚はfoilだった
そして口直しにいつものマスクスとインベを買った
おまいら熱いなあw
このスレみてたらちょっとやりたくなって昔のカードあさってたら
やめた当時のカードほぼそのまま残ってて白ウイニーとかスレショなんかはそのまんま組めそうで吹いたw
またちょっとやってみっかな〜レガシーとかおもろそうだな。
あれは台風で学校が休校になった時の話だ、せっかくの休みだけど家から出られないんじゃ友達と対戦することは出来ない。
しかたない。俺は妹にMTGやろうぜ、と持ちかけた。妹も暇だったのだろう、「いいよ」と二つ返事で快諾した。
俺の使っていたデッキは赤黒、妹は青緑で早速対戦を始めた。
序盤は俺が優勢、不吉の月を場に出し、黒騎士、デレローを召喚し、相手のライフを10近くまで削っていた。
妹の場にはラノワールエルフ×2と極楽鳥。
「(まあ押し切れるかな?恐怖あるし)」
数ターンで決着がつくだろうと思っていた矢先だった、妹が出したカードは
甲鱗のワームだった。
すかさず恐怖を打ち込む、「対抗呪文。」
苦笑いが隠せない。やばい。まぁ殴ってきても次のターンで返り討ちに出来るか。
次のターン、極楽鳥から赤マナが出るそうだ。地震5点だそうだ。
デレローと黒騎士が墓地に行く→ワームが殴りに来る→痛い
俺も地震引けば勝てるんだが・・・と思いながらドロー。
案の定引けない 「恐怖」だった。
「とりあえずこれが通ればちょっと長生き出来るなぁ」
「うん!通すよ!」
にんまり顔が気になる。
次のターン、甲鱗のワーム。もうどうにでもしてくれ。
めったにMTGで俺に勝てない妹はことのほか喜んでいた。
その後は3回やって3回俺の勝ち、3勝1敗という結果だったが、
後にも先にも甲鱗のワームにやられたのはそれが最後だった。
俺ライフ10
山2枚の状態から即死したのもいい思い出だ
稲妻×2、ファイアーブラストか・・・
627 :
625:2009/08/30(日) 11:04:30 ID:hvSxDrAq0
>>626 ビンゴw
当時黒単使いだったのに、そのためだけに土地の一部を
宝石鉱山にして防御円サイドに入れてたw
バンチューで引っ張って相手涙目
でも欲しいときに限って鉱山使い切ってて俺も涙目
ブラストは自分の中で今でもベストオブ火力
ライフ15切ったら致死圏などと言う感覚は当時以外には考えられない
最初で最後のPTQチャンス。
その時は完全にメタを読みきって予選を突破し翌日のベスト8へ駒を進めていた。
奇しくも同タイプのデッキで遠征してきた人間と意気投合、
お互いのデッキを見せ合い他のデッキとどう戦うかと色々と話した。
なにせ予選でこのデッキを選んだ人間が2名しか居らず
その2名ともが決勝卓に駒を進めたのだ、話も弾む。
しかしドラマは翌日に有った。
そう、まさか翌日1戦目でその強敵と当たるとは
事実上の決勝戦と言われたこの一戦。
ギャラリーも他の試合は完全無視とこの試合の行く末を見守るべく十重二十重に取り囲み
実際に勝利した彼がPTの出場権を得たのだから事実上の決勝戦で有ったのだが。
時間を戻そう。ジャッジの声と共に試合が始まる。
既に周りでは試合が進んでいる。が我々の卓はマリガンでずっと止まっていた。
互いのデッキを知っている以上OKという事は「勝つ」と同義語だからだ。
隣の卓の一戦目が終わる事、我々の卓の試合が開始された。
そう、互いにマリガンに10分近くもかけた訳だ。
そして、隣の卓がサイドボードのチェンジをしている中。
我々の1試合目が終った。
そう、互いのデッキは2ターンキルが可能なデッキだっだ。
マリガンをしない=2ターンで倒しますよと同義語だったのだ。
こんなにもマリガンで悩んだのはこの試合だけだろう。
そしてもう一度こんな試合をして見たいものだ
ほしゅ
631 :
名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/01(木) 02:54:41 ID:OUmaJ7CbO
最初に作ったデッキは
大変動、不明の卵のコンボデッキ
目には目をも入って正義のオーラで軽減
しかも説明書通りの40枚デッキ
最強クリーチャーはアクロンの軍団兵
大戦相手は大会経験者
赤スライの投火師を見てバカじゃね?自分から死に近づいてやんの
結果はフルボッコ
帰りにこの段ボールの中から好きなカード持っていっていいよ!
俺
各色の防御円を握りしめ帰宅
俺の心の中
もう負けない。
あの頃楽しかったなぁ
ドラスト相手に沼一枚立てて一体目のヘルカイトを黒パクトで殺し根絶撃った時のしてやったり感が堪らなかった
さかのぼること10年ほど前・・
小6の頃、クラス数人の友達でマジックやり始めた。コロコロコミックで取り上げられていて
興味を持ったんだと思う。 気がついたら中学受験するやつ以外の男子はほとんどマジックを
やるようになっていた。 そして放課後は、誰かの家で遊ぶのが日課になっていた。
その頃はネメシスが発売された時期だったので、みんなそれぞれテーマデッキを購入。俺が選
んだのは青緑の消散デッキ?だった。なんとなく使う色はみんな別にしていたので、誰かがパ
ックを買うと自分の色ではないカードは他の誰かにトレードに回す、といったことを繰り返した。
そのうち俺たちはテーマデッキでは飽き足らなくなり、それぞれ思い思いのデッキを作っていった。
俺が覚えているのは黒単堕落デッキ、バーン(こいつは仲間内で最強だった)、青単パーミなどなど。
俺は最初はアルゴスのワームが好きで赤緑の怨恨ストンピィなるものを使っていたが、そのうちコ
ントロールに興味を持ち、青やアーティファクトのカードも集めるようになった。
ちょうどウルザブロックが落ちる頃だったから、マスティやモノリスもショップ
に行けばほとんどの人が手放したがっていたから、小学生といえども集めるのは
簡単だった。俺が使っていたのは青茶単で、変異種は最高の相棒となった。
小学校を卒業し、俺たちはほとんどみんな同じ中学に進み、同じように放課後マジック・・
と言いたいところだが、うちの学校は部活加入制だったからみんな放課後は部活という日々
だった。中学に上がってから俺も含め、みんなマジックから離れていった。俺は他のカード
ゲームをいくつか転々とし、気がつけば中3になっていた。
その時何故だかはわからないが、ふとマジックにまた興味を持つようになり、昔の友達に声を
かけ、ほんの2〜3人でであるが月に1度は部室などで遊んでいた。俺の愛用していた青単はもう
なくなり、というか売ってしまったのでFiresになっていた。
高校受験が終わり、春には新しい生活がスタート。俺は昔のように、気兼ねなく一緒に遊べる
マジック友達が欲しかった。結果的に言うと、新しい友人や部活の先輩などと勝負するように
なったのだが、いかんせんみんなカジュアルデッキだったし、俺が声をかけて、その人に昔遊
んでたデッキを持ってきてくれるよう強引に頼んだせいもあり、学校でマジックをやるという
のは長く続かなかった。
俺はトーナメントに興味を持ち始めていた。
とは言え、今までほとんどスタンダードはやってていなかったし、受験勉強のため
ミラディンブロックのカードをほとんど知らなかったため、1からカードを調べる
必要があった。シーズンはオンスロが落ちる頃だっただろうか
ミラディンのスポイラーを見て、気に入ったのがなぜか溶鉄の雨と孤炎撒き。これは
ランデスを組むしかない、と奮起し10月の都道府県選手権に向けてデッキを作成した。
しかし、このときはトーナメントレベルのマジック友達0人。地元のショップは身内同士
の溜まり場になっていて、俺はどうしても人見知りが激しかったから練習できるわけも
なく、ぶっつけ本番で大会に挑んだ。
はじめての公式戦ということもあり、とても緊張したが結果は3-4だった。はじめてだし
まあまあかな、思っていた。親和強いよ親和・・。高校生だからお金が足りなくて粒化
1枚しかなかったのさ。
その後、大学受験を乗り越え、地元の大学に無事進学決定。ただ受験勉強の頃でも
ちょくちょくショップにより、気になるカードはシングルで集めていた。
大学には結構強いやつがいた。同じ学科の友人だったがスライドや親和を使うので、
俺のFiresやランデスではほとんど歯が立たなかった。その人はカードもよく知って
いたので、俺は何年かぶりに友人とマジックの話を楽しむことができた。
大学に入り、夏にはバイトも始めてこれでカード買いまくれるじゃん!?新しいマジ
ック友達できたし、スタン復帰しようかな!?と張り切ったが、その頃初めて彼女ができ、
たのでマジックに興味がなくなり、バイト代もほとんどカードに回さなかった。
結果的に言うと、俺は今でもマジックを続けている。フォーマットはレガシー
だけどバイト代でデッキもたくさん作れたし、積極的に大会に出るようにしている。
今までマジックは何回もやめようと思ったけど、どうしてもやめられない。
最新ブロックが出ると情報をだらだら調べてみたり、学校でマジックをしている人
たちを見かけるとふと目に止まったり、やっぱり気になるのだ。
俺はマジックはもはや病気だと思う。一度本で読んだが「病気とは共存するものだ」
と、ある医師は話していた。これを読んでから、マジックも病気なのだ、と。
昔のカードが使えるレガシーは面白いよ!だからこれからもマジックを続けていきた
いと思っている。昔一緒に遊んでたみんなは元気だろうか・・。ショップで懐かしい
カードを見かけると、これは○○が使ってたなー、と懐かしむこともよくある。
みんなの話を見ていると俺も懐かしくなったので、だらだらと書いてみました・・。
長文失礼
報告おつ。ずっと続けていけるのはいいね。
別に病気ではあるまい
小学校の頃からやってるものは、魂に刻み込まれるもんなんだよ
自分や対象がいかなる状態になろうとも、興味を持ち続ける
マジックでなくても、そういうもんだ
640 :
名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/08(木) 19:50:11 ID:/LnkqL62O
>>637いったいどこ大なんだ?
大学構内でマジックのカードを広げてる奴はおろか、
話題さえ聞いたことない…
くっ、羨ましい…かの(ryじゃなくてマジック仲間がいる大学が…
今から編入する(嘘
>>637 分かるわー、いいじゃないか好きなカードと生涯歩めれば「本望」だろ、因みに「ん」と「う」をとればホモだよ
このクリーチャーでそのクリーチャーを攻撃!とか友達同士でやってたわ
644 :
637:2009/10/09(金) 23:49:43 ID:ZDTaZ19t0
>>640 大学名はここには書けないけど・・、首都圏内の某国立大。
うちの大学にはサークル会館なるものがあっていろんなサークルが出入り
しているけど、将棋や囲碁部の人が時折マジックやってる。
ちなみにある英語のクラスでマレーシアからの留学生と話してみたら、彼も
マジックをやってて、会話が弾んだこともあった。
645 :
名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/10(土) 20:51:41 ID:4Ia4mCVN0
一番最初に構築したデッキでてきて見たら
防御円各色4積みでワロタwww
物語の円みつけた時は強過ぎだろjkとおもって即買い4積み余裕でした
普通に強いので今でもカジュアルデッキに入れてます
防御円デッキはMTG初期の最強理論の一翼ではあったな
初期と言っても経験浅いコミュニティの間での話だが
とりあえずやってみてすぐにやめるデッキの代表格だな
みんなデカブツにしか興味なくて、
相手の攻撃をすべて受けて、こっちの攻撃もすべて通る、なんというかプロレスみたいな戦いやってたなw
カウンター呪文はケンカの元だった・・・
割と最初からカウンター好きや手札破壊好きランデス好きやコンボ好きなんかが居て、結構いろんな種類のデッキと遊べてたな
白ウィニー好きや赤スライ好きが強かったが
>>648 アボロス4枚積みしてたやつ思い出したw
カウンターすると怒り狂うw
テラーしたらすねるw
元気かなあいつ
大学の入学式んときに見た同好会の勧誘ポスター。久しぶりにやりたくなって連絡したら、諸問題で無期限活動停止されてた…。徹夜してブリッジバーン組んできたのに…。な三年前
652 :
:2009/10/15(木) 01:56:20 ID:EEcLy3xS0
>>651 たぶん賭けかなんかやっててバレたんだろw
>>652 次の日、掲示板見たら代表者が連名で除籍処分になってたよ。…葉っぱ…らしい
654 :
:2009/10/16(金) 01:50:01 ID:qOlFe2aL0
>>653 ラリってクリーチャーの幻を見ながらやってたのか…
ガン付けに使ってたんだよ、きっと