○-ingでの就職(会計事務所)

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私は中規模の会計事務所に8年在籍しています。未経験で事務所に就職するなら、やはり大手
のほうがよいと思う。大手なら、個人、法人、資産税など、多種多様な案件がたくさんあるし、
小規模の事務所なら、事務所にもよるが、ワンマン所長の下で端末入力の毎日という
事が多いようだ。
将来独立するつもりなら、残業多くても、経験をつんでおかないと(特に資産税)
なにもわからない税理士になってしまう.事務所にいても、30代後半で仕事が
できないのは非常につらいものがあると思うよ。
あとこの業界の特徴として、受験勉強浪人して、資格もってるけど実務が全然できない
税理士と、資格は持ってないけど事務所に長年いるから実務バリバリできるやつとか、
税法の裏の裏まで知ってる若いやつが沢山いる。院卒の税理士なんか、そう言う若い
奴らにばかにされて、2年で事務所辞めて中途半端な状態で開業する奴らも多い。
そう考えると、やっぱり20代後半には事務所に就職しないと将来しんどいと思う。

税理士の資格もって大手の会社の経理部に就職しても、海外取引とか、デリバティブとか、
投資税額控除の判断や交際費、修繕費、時価会計との乖離の問題とか難しいことも多いから、
かなり実務に精通してないと無理だと思うよ。
とくに企業内税理士の場合、税務の判断についてはほとんど全部責任をとらされることが
多く、後日の税務調査でひっくり返された時には「おまえが判断したんじゃないか!」
といわれて、加算税、延滞税を払えとかいわれることもあるよ。

資格取るのも大事だけど、やっぱりこの仕事は最後には経験がものを言う仕事だと思う。