相続税と贈与税

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1名無しのオプ
中学生ですが、このふたつがよくわかりません。
莫大な遺産があるせいで、貧乏になってしまうことがあるのですか?
ものをもらって税金がかかるというのも、なぜもらったことが税務署にわかってしまうんですか?
頭悪くてすみません。
2名無しさん@そうだ確定申告に行こう:2001/06/13(水) 01:37
資産家が死ぬ
→相続が発生
  +遺族は被相続人死亡のため戸籍から抹消する手続きを当然する
→税務署が死亡者の中に資産家がいないか事後調査する
→適正に相続税が納税されているか税務署は事後的にチェックする
→不審な点があれば数年後でも税務査察
→脱税発覚
→追徴金+重加算税の支払い義務
→貧乏になる(のは稀)
調査のときは、税務署員は近所の噂を調べて回るらしい。
結構噂や密告から発覚するパターン多し。

生前同居していた親名義の家の不動産価格がべらぼうに高額なために
真面目に相続税を払おうとして借金をしている人も多い。
実質生活は変わりがないのに、親名義が自分名義になっただけで
借金に苦しむことになる。
これが貧乏に当たるのかもしれん。

贈与税は、
金貰う→使う→収入以上に消費している→怪しい→税務査察
怪しいとかの情報はこれも密告・噂が多い。

ともに、ばれなきゃ何やってもいいんだが、噂や密告が防げる程
そう甘い世の中ではない。人の不幸は蜜の味。
小金持ちのイイ暮らしも近所の者は不愉快なものなんだよ。
3名無しさん@そうだ確定申告に行こう:2001/06/13(水) 21:38
資産家が死ぬ
 ↓
脱税
 ↓
追徴課税
 ↓
貧乏になる
 ↓
(゚д゚)ウマー

4下痢部員:2001/06/13(水) 21:54
例えば、30歳時に、田舎駅の近くに3千万円の家を買ったとする。
その後、沿線が開発され、40年後には土地建物で3億になった。
ところが、家のローンの支払いが65歳まであったため、
手持ち現金が1千万しかないとする。

このじいちゃんが70歳で死ぬと、手持ち現金1千万円では支払えない
額の税金がかかってくるわけです。家を売ればいいのですが、
時価が高いため、買い手が見つからない。
すると、税金が支払えずに(一時的に)貧乏になるわけです。
5下痢部員:2001/06/13(水) 22:06
(4の続き)
特に、相続するほうは、もともと自分が生まれ育った家ということで
愛着がある場合が多い。手放したくないと思ったら、借金してでも
税金を支払うわけです。そうすれば、本当に貧乏になったりもします。

生きている間に、家の名義を書き換えれば相続税は逃れられますが、
そんなことをしたら相続税が全く取れなくなるため、贈与税という
もので税金逃れが出来ないようにしています。
6下痢部員
(5の続き)
なお、土地建物の名義を変える・・・つまり登記を変更したら、
法務局(登記を扱う場所)から、税務署に必ず連絡が入ります。
すると税務署は、その取得者に「お尋ね」という文書を送り
つけてきて、金の出所はどこか等を聞いて来ます。
答えなかったり、怪しい回答をすると調べられて酷い目に(笑

ホントに中学生なら、いいところに目を付けているな。
しかし、夜更かしはいかんぞ。
あと、自分または親の相続で揉めている場合は、素直に税理士
や、税務署に相談することをお勧めする。
俺は概略を説明するだけで、すでにアップアップだからな。

間違いあったらフォローよろしく >ALL
マターリと平和に(^^;