競馬の税金 - 儲かりすぎて困ってます。

馬券収入は一時所得です。一時所得の計算方法は[総収入金額]−[その収入を得るために支出した金額]−[特別控除額（５０万円）]で計算した金額の1/2が所得金額（課税対象）になります。
所得金額の○％（その他の所得etcなどによって税率が違う）が支払う税金となります。また、損益計算は適用されません。つまり一年を通して収支が赤字でも、儲かったレースが
数多く存在すれば、かなり多くの税金を払うことになります。

[その収入を得るために支出した金額]とは[馬券代＋競馬新聞代＋交通費など]の必要経費です。ここで注意しなければいけないのは馬券代
とは的中した馬券の合計投資額ではなく、その買い目に要した金額をさします。
つまりそのレースに2000円の５点で１万円使っても、認められる馬券代（経費）は2000円となります。

[総収入金額]は一年間の払戻し合計金額です。掛け金が大きくて的中率が高く、かつ回収率が低い人は、税金面においてかなりの損をします。

例：漏れの馬券は年間２００万使って１８０万返ってきたが経費は６０万だとして
１８０万ー６０万ー５０万＝７０万　この1/2の３５万が課税対象になります。

だいたい１０％の35000円払えば良いことになりますが、負けて払うのはやはり納得いきませんね。