1 :
詠み人知らず:
2 :
21歳OL ◆OMDcGeri9E :
・・・・ちっくしょー、また2番かよ。
いっつもいっつも俺はあいつの後ろだ。
どうせ監督からのサインはだいたい送りバント。野球やってる気がしないし、つまんねぇ。
もっと俺を認めてくれたっていいはずだ。
こんなつまんない野球は野球じゃねぇ。辞めてやる。
なんだよ。あいつから電話か。ムカつくんだよな、あいつ。
「もしもし、なんか用か?」
「なんか用か?じゃねーよ。なんでいきなり辞めるんだよ。明後日試合だぞ?」
「・・・わかってるよ。どうせまた送りバントしかしない試合だろ。そんなのやったってつまんねーよ」
「おまえ監督にもそんなこと言って辞めたよな。監督言ってたぞ。
あいつはこのチームの柱なんだ。常に自己犠牲をして、チームのことを考えてる凄いヤツなんだって。」
「・・・・・・うるせーよ。どう考えてもお前のほうが凄いだろ。毎試合ヒット打って、先制のホームを踏むのはいっつもお前だ。」
「バカ野郎!!お前なんにもわかってないな。
俺がいっつもホームを踏めるのはお前のバントがあるからなんだよ!
お前のバントおかげで俺やチームのみんなに最高のプレーができんだよ!!!」
その時気付いたんだ。チームプレーってのをさ。
それから何年たっだろうか。
俺はこの2chで最高のプレーをしている。
1番のプレーを際立たせ、俺以降のプレイヤーが思い切ってプレーできる。
さぁみんなプレイボールだ。俺の送りバントを踏み台にして輝いてくれ。 これが俺の最高のプレーだ。
じゃあ行くぞ。
2 ゲ ッ ト