豊玉発句集について語るスレ【梅は梅】

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1詠み人知らず
好きなように語ってくれたまえ
21/3:04/08/29 14:51
山門を 見こして見ゆる 春の月
大切な 雪は解けり 松の庭
二三輪 はつ花たけは とりはやす
玉川に 鮎つり来るや ひかんかな
春雨や 客を返して 客に行き   
来た人に もらいあくひや 春の雨
咲ふりに 寒けは見えず 梅の花   
朝雪の 盛りを知らず 伝馬町
丘に居て 呑のもけふの 花見かな   
梅の花 一輪咲いても 梅は梅
ふりながら きゆる雪あり 上巳かな   
年礼に 出て行そや とんひたこ
春ははる きのふの雪も 今日は解け   
公用に 出て行みちや 春の月
32/3:04/08/29 14:52
あばらやに 寝てひてさむし 春の月   
暖かなき 根のそはや あくるたこ
けふもけふも たこのうなりや 夕けせん   
うくいすや はたきの音も つひやめる
武蔵野や つよう出てくる花見酒   
梅の花 咲るるたけに さくと散る
裏表 なきは君子の 扇かな   
水音に 添てききけり 川千鳥
手のひらを 硯にやせん 春の山   
白牡丹 月夜月夜に 染めてほし
願うこと あるかもしらず 火取り虫   
露のふる さきにのぼるや 稲の花
おもしろき 夜着の列や 今朝の雪
4詠み人知らず:04/08/29 14:53
ゆたかなる
たまをかきつつ
みずむしの
いんきんくずれの
かゆきおもひか
53/3:04/08/29 14:54
菜の花の すたれに登る 朝日哉
しれば迷い しなければ迷わぬ 恋の道   
しれば迷い しらねば迷わぬ 法の道
人の世の ものとは見えず 梅の花   
我年も 花に咲れて 尚古し
年々に 折られて梅の すがた哉   
朧とも いわて春立 としのうち
春の草 五色までは 覚えけり   
朝茶呑て そちこちすれば 霞なり
春の夜は むつかしからぬ 囃しかな   
三日月の 水の底照る 春の雨
水の北 山の南や 春の月   
横に行 足跡はなし 朝の雪
6詠み人知らず:04/08/31 22:24
豊玉発句集って味があるなあ・・・・・
俺は好きだな。
7詠み人知らず:04/08/31 22:32
土方歳三?
8詠み人知らず:04/08/31 22:46
>>7
然うでござるよ
9詠み人知らず:04/09/03 12:36
素直な句で好きだ。
10詠み人知らず:04/09/04 09:30
この人の句でいつも気になるのが
句が詠まれたのがどういう状況なのかということだったりする。
小説だと大概ひとりで句作に呻吟しているような描写が多いけど、
義兄も句作者だし普通に句会なんかして披露してたんだろうか。
11詠み人知らず
北の水 山の南や 春の月
って山南さんのこと詠んだ句?
彼の切腹後に詠んだのだろうか…(´・ω・`)
あ、違ってたらスルーしてください