台湾のお茶

このエントリーをはてなブックマークに追加
150べぁっ!!@台北
市内のお茶屋さんに何件か足を運んだ時、ヒントをもらいました。

幻の..とか格付けされた「銘柄茶」は、日本のお米のブランド名の
ように、農協が勝手に付けたものが大半なので、単に日本での知名度
の違いのではないかとのこと。静岡や宇治のようなものですね。

果肉やフレーバーを加えたXX茶にいたっては、何で香味を付けたか
不明なので、当地では「加工飲料:ジュースのたぐい」扱いになります。

本来の銘柄や良し悪しは、醗酵度の違いや収穫時期、茶葉の摘み取り
方法と乾燥方法で決まり、価格が変わります。

手摘み(茶葉だけをむしるので、葉っぱが大きく何杯も楽しめる)
機械刈り取り(茎が多いのですぐ出枯らしになる、香りが弱い)

手摘みの場合、茶葉が完全に茶葉の形に戻りますが、そうでなければ、
はさみで切ったように直線的な形になるので見分けがつきます。
また、茎が付いているのでえぐ味や茎の香りが混じります。

乾燥度は保存性と香りの強さに影響します。
<−香り弱いけど保存性が良い完全乾燥
〜半乾燥
〜生葉 香りは別格だけど、保存性が無い。

収穫時期は日差しが弱く、茶葉が柔らかい春茶が良いと言ってました。

日本では台湾の市中価格の3〜4倍で売られていて、普段づかいのお茶
になりにくいのが悲しいですね。ある程度量がまとまれば、個人輸入の
ほうが圧倒的に安く入手できると思います。