加藤紘一、台湾人から「逝ってよし」

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395美麗島の名無桑

 【 金美齢から皆様へ 】

  アメリカ同時多発テロというショッキングなニュースから、1週間
 以上が経過しました。

  テロ発生の翌朝、TVのレギュラー番組で、私はいち早くこれを
 「戦争だ」と表現しました。
  ブッシュ大統領のその後の発言によって、私の直感は確かな
 ものとなりました。

  テロのレベルを越えた新しい戦争の形に、日本はテロ集団と
 アメリカとの仲介役になるべきだという発言を耳にします。
  しかし、戦後日本の平和や経済発展がアメリカの庇護のもとで
 達成されてきたという事実を、日本人はどう受け止めているので
 しょう。
  そして、今まで日米安保の議論は多くが朝鮮半島、台湾海峡
 などの東アジアにおける周辺有事と結び付けられてきました。
 アメリカ本土が「戦場」になるような新しい局面を迎え、今こそ
 日本人の一人一人が、アメリカとの関係をどう捉えるのか、
 真剣に考えなければいけない時なのだと思います。

                                   2001.9.20
                                  金 美齢