ノソ^∀^)ラナー 台湾AAを作ろう2 ワナー( ^∀^)

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32高砂義勇兵の墓の前で


                 台 湾 A A 劇 場

            ☆★☆ 高砂義勇兵の墓の前で ☆★☆




            special thanks 娜々志娑无
33高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:42:37
(1)
ここは台湾、ある高砂族の戦士の墓です。
彼の供養をするために年老いた日本人の
戦友たちが集まっています。

           ずいぶん遅くなって
    _     済まなかったモナ
    | |      ∧_∧   ∧_∧  おぉ、やっとこっさ
    | |     (´Д` )  (´Д` )  あいつのところに
    | |     |⊂    ヽ .|⊂   ヽ 来られたモナ
    | |     | 〈 〈  〈  | 〈 〈  〈
  / ̄ ̄ ̄ヽ   | (_(__) | (_(__)

高砂族の遺族が、はるばる日本から来て
くれた彼らのために昼食としておにぎりを
差し入れると、彼らは全員泣き出しました。

            オレにはこの握り飯は      ?        ?
    _       食えない…            ∧∧      §
    | |      ∧_∧  ∧_∧ ,.-、   ,.-、 / 高\ ,.-、ヾヾ三ミレ
    | |     ( ∩ДT) ( ;Д;)(,,■)  (,,■)(´Д` )(,,■)(‘∀‘ 从
    | |     ( ノ  ) (    つ      ⊂ __ノ)  ⊂ __ノ)
    | |      | | |  | | |         | |Ξ_.| |    | |♀_.| |
  / ̄ ̄ ̄ヽ   (__)_) (__)_)        (_(__)   (_(__)

そう、彼らにはどうしてもお握りを食べられ
ない理由があったのです。少なくとも彼の
お墓の前では……。
34高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:45:25
(2)高砂族は誇り高い戦士の一族です。彼らは
決して無用の戦いは好みませんが、戦う時は、
常に部族の誇りを賭けて戦っていました。

    ∧∧  、〃_  ∧∧
   / 高\ | Y ( /砂 \
  (#`Д´)ノ,人 (,(`Д´,,#)
  ( ~__з)' .  >(B   )
  / / 〉 〉     〈 〈\ \
 (__)(__)     (_) (__)

日清戦争の結果、台湾が日本の領土と
なった時にも、最後まで抵抗したのは
彼ら高砂族でした。

朕は逃げるアル
   ∧∧        ∧∧
  /清 \     .| / 高\                       .      __
 (`八´; )    ⊥(#`Д´)                    ターン      _|☆_|
 ⊂ ⊂ )    ⊂    )つ      ∧∧   .___       ,,___0⊇Д` )
   Y 人      / / 〉 〉      / 砂\              ̄ ̄ヽ---∩二⊂)
  (_) J     (__)(__)  ⊂~⌒⊃-Д-)⊃                 (_)\__)

35高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:46:21
(3)
しかし、日本が教育やインフラの充実など、
化外の地であった台湾を内地並みにすべく
努力し、その成果が上がるにつれて、高砂族の
生活も向上し、彼らは自然に「日本人」としての
意識を強く持つようになっていきました。

           ∧∧    §
  ノノ ヽヽ     / 高\ヾヾ三ミレ
 |( ^▽^ノハo∈( ^∀^ .)(‘∀‘ 从
  ( つ´D` )  (ヽ__ノ)(ヽ__ノ)
  ||(  )   | |Ξ_.| | | |♀_.| |
  (___)(__(__)  (_(__)(_(__)

時は流れ、大東亜戦争が勃発。戦地が
フィリピンやニューギニアのようなジャングル
の地であったため、熱帯の環境に慣れぬ
日本兵は悪戦苦闘していました。
                              __
                 __          _|☆  |  飢え死に
         ξ      |  ☆|_ は、腹が   (´Д` ) しそうだモナ
        __     (|||´Д`) 痛いモナ...  (ミ彡 )
        | ☆_|_    ( つ⊂)          ) | (
  ⊂~⌒ ⊃-Д-)⊃  と_)__)          (__(_)
36高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:46:47
(4)
そこに立ち上がったのが高砂族でした。
日本が台湾搦。するようになってから
既に50年弱。彼らにとっての祖国はもう
「日本」となっていたのです。
      ∧∧
      / 高\        ∧∧
     ( ^∀^)        /砂 \
     _,;ト - イ、       (^∀^ )
    (⌒`    ⌒・    ,  ,,ト.-イ/
    ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 
      ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /
     __ 〉    |    `ー^ー― r'
     \/───|(四   |  l  ト、  ._
      irー-、 ー ,}     /   四)二二ノ
     /   `X´ ヽ    /   入  |

密林は彼らにとっては庭のようなものでした。
彼らは降り注ぐ弾丸の下をものともせず、
密林を縦横に飛び回り、日本軍のために
陣地を築いていったのです。

    ∧∧                   ・── チューン
   / 高\      ∧∧       ・── チューン
  ( ; ^∀^)     / 砂\                      BOM!
  (つ(≡≡)    ( ; ^∀^)  (≡≡)(≡≡)            M 
  / /〉 〉     ( つ つ (≡≡)(≡≡)(≡≡)         M M
 (__)(_)    ⊂_)__)  (≡≡)(≡≡)(≡≡)        M   M

37高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:47:29
(5)
しかし、戦局はますます不利となっていき、
糧秣の補給もままならなくなっていきました。

          腹減ったモナ..
           __.
           |  ☆|_   .__               ∧∧   しっかり
          (;´Д`)  |  ☆|_  もう動けないモナ.  /高 \  するのla!!
          ( ミ彡)  (∩´Д`)       .__   (´Д` ;)
           ) | (   ノ ミ彡)       | ☆|  ⊂  ⊂)
          (_)__) ⊂_)__)∪  ⊂~⌒つ´Д`)つ  (__(_⊃

もはや部隊の中でまともに動けるのは
高砂族の彼だけ。そこで彼ははるか
後方の兵站基地へ食糧を取りに行く
ことを申し出て、ひとり出発しました。

   ∧∧  必ず食糧を持って
  / 高\ 帰ってくるのla〜!
 ( ;^Д^) それまで頑張るのla!   た、頼むモナ...
 ⊂(( ⊂ |,,)                .  __
   Y 人                   _|☆ |
   (_) J                 ⊂(´Д`⊂⌒~つ

38高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:47:58
(6)
彼は必死になって密林を掻き分け、
やっとの思いで兵站基地に到着するや、
疲れた体に米50キロをかついで
休みもせずまた戦友のもとに
向かいました。
                 い、一刻も早く、飢えた戦友に
           ∧∧   この食糧を届けてあげるのla…
         ,-、/ 高\
        /米(;;´Д`) ハァハァ
       /米(つ  ))つ
    〜  L米人  Y  フラフラ
         (_(__)

しかし、既に彼の体力は限界を越えて
いたのです。陣地まであと少しという
ところで、彼は飢えのために力尽きました。

                 /⌒ヽ∧∧
                (米米/ 高\
                ⊂~⌒つ-Д-)つ
39高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:50:19
(7)
その後、戦友たちが彼を発見した時には、
既に彼は餓死していました。
           __           __
           | ☆|_          _|☆ | ウワァァン!!__
          ノノ;Д;)  /⌒ヽ∧∧ (TДT)     _|☆ |
          ノつ つ  (米米/ 高\ ⊂ ⊂ヽ    ∩ДT)
         ⊂_)__)  ⊂~⌒つ-Д-)つ(__(_⊃   ヽ ⊂⌒~⊃

もちろん、背中の食糧に手を付ければ彼の
生命は助かったでしょう。しかし、どうしても
彼には、飢えた戦友が待っているこの食糧に
手を付けることはできなかったのです。
40高砂義勇兵の墓の前で:2005/04/10(日) 09:51:46
(8)
彼の戦友たちは、彼が必死に運んできた食糧の
おかげで、苦しいこの戦いを生き延び、終戦を
迎えて無事に帰国することができました。
けれども、戦勝国の手によって台湾は中国領と
なり、高砂族も「日本人」ではなくなってしまいました。

   ∧∧    §           ∧∧  台湾はシナーの
  / 砂\ ヾヾ三ミレ        /中 \ .固有の領土アル!
 ( ; ´Д`)从 ;‘Д‘)        (`八´ ) 文句のある奴は
 (ヽ__ノ) (ヽ__ノ)       (~__((__~). 前に出るよろし!
  | |_Ξ||  | |_♀||         | | |
 (__)_) (__)_)        (_(__)

なるほど、私たち戦後世代の日本人にとっては、
高砂族は外国人以外の何者でもありません。
でも彼は、餓死してまでも戦友のもとに食糧を
運ぼうとしたあの彼は、間違いなく「日本人」
だったのです。
あなたは彼の前で胸を張って言えるでしょうか。
私は日本人だ、と。
                l「|
               llニ ニl
                || |
             __||_|___    高砂義勇兵のみなさん
             /| ┌―┐ |
            | | |霊| |    安らかにお眠りください・・・
            | | |安| |
            | | |故| |      /ヽ
  ,へ、      | | |郷| |       /、* >、
 ノ  \      | | └―┘ |    /、:::`'::::::ヽ
く  ● ノ\  l゙´| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  / ヽ:::::::::/
 ヽ  /   \| | | ̄ ̄ ̄ ̄,l | /   ヽ;;/ 
  `´    | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   §,
       """""""""""""∧_∧" ヽミ三彡<  ナモナモ
           ナモナモ  (    ) (ヽ___,ゝ
                と   ヽ と   ヽ   
                 (____) 〈(____)