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美麗島の名無桑:
台湾の性教育はあまり充分ではないと思う。何故かと言うと、よく新聞で某中学校とか高校の学生が一人で赤ちゃんを産み、
その生んだばかりの赤ちゃんを捨てたと言う事件が跡を絶たないからだ。
勿論、当事者から見ても、そんなに若くては、一人で赤ちゃんを養育する能力がある訳ない。が、赤ちゃんを捨てるのは道徳に背く事である。
一体、誰のせいで、そんな事になるのか。
追究すると、やはり教育の問題ではないかと思う。
中国民族は生れ付き保守的な観念を持っているので、
親はあまり自発的に子供に性のことについて教えない。
おまけに学校の先生も恥ずかしくて、学生に明確に伝えることができない。
だから、仕方なく、性に好奇心を持つ若者たちはビニ本だとかAVビデオから性の知識について勉強する。そのため、性に関する正しい観念や知識が勉強できないだけではなく、
性の事は悪いことだと思ってしまう。
今の子供たちは早熟なので、性教育は、できる限り早くから行うべきだ。
欧米では性教育がとても徹底しているそうで、若者たちは性行為の際には必ず
コンドームを使うという観念をしっかり持っているという。
外国で中高生が赤ちゃんを産む事件が少ないのは、
こうした理由があるからかもしれない。
台湾で長い間教育改革に努力しているけれど、いつもテキストの知識に関することばかりだ。
勿論、テキストも重要だが、根本の問題も解決するべきだ。
そうしないと、台湾の教育は永遠に過去の二の舞を演じるだけだと思う。