そのレベルなら、巻き足は腕を上げろと言われるまでの3−4分間にどれだけ省エネ運転で体力を温存できるかが大事。
巻き足の練習はただがむしゃらにやっても無駄。
脚の回転数をギリギリのレベルまで抑えて、呼吸を整えて姿勢を保つことに意識を置いてやれ。
そのほうが水の押し方や絡ませ方、大きくて滑らかな正しい脚の軌道を感じやすい。
浮力を生まない脚の軌跡では、水をかき混ぜて消耗するだけ。
脱力する意識を持つほうが、結局早く上達する。
肺活量を上げるために、毎日寝起きと寝る前に、深呼吸をやる。
肺を破裂させるくらいのつもりで、あばら骨が軋むまで息を思いっきり吸う。
胸を潰しきるまで腹筋をフル稼働させて思いっきり息を吐く。
これを5−10セットやる。
きっちりやれば、深呼吸だけで筋肉痛になるくらい呼吸筋に負荷をかけることができる。
水泳経験の浅い凡人なら、このやりかたで数ヵ月後には確実に肺活量がUPする。
肺活量が上がれば浮力が大きくなるだけじゃなく、酸素摂取量が上がって搾り出せるパワー自体がUPする。
泳がなくてもトレーニングはできる。
ラストの腕上げは、脚の回転数を一気に上げて、残ってる体力(最後の検定種目だろ)を全部出し切るつもりでやる。
同日に25mキャリーも何本かやってるはずだが、スピードを問われない種目で無駄に体力を使わないように自分でマしっかりネージメントすることも大事
2回落ちたら恥ずかしい