うわー、糞スレが立っちゃった。
紅白flash合戦2011
ttp://flash-rw.com/ ・紅白FLASH合戦2011 OPフラッシュ
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/kouhaku2011op.html まさかのど真ん中ストレート、しかも球速は低め。
特にキャラクタや背景は、丁寧には描き込めていなく、粗が目立つ印象。突貫工事だったのかな。
しかし、それはファミコンっぽい音楽と、実直な文章でサポートされている。
拙さがそのまま味になっている。
好きだ、こういうの。
個人的に、文章をメインにしたFlashを目にするのはここ最近めっきり減っていたので、とても嬉しかった。
その文も気取らずに、等身大で書かれているため、感情移入しやすかったのもプラス材料。
背景に色が付いてからのほのかな盛り上がりが、暖かく優しい。
ああ、ドリームカムトゥルー。夢を現実にかー。
僕は、どうでもいい日常のどうしようもない毎日の延長として、このflash合戦を消化していきたい。
だらけたスタンスで。
・ガリアンキングダム01
ttp://anime.geocities.jp/dfhhy489/ave002.html おお、大画面! なのに、今一歩、迫力が足りない。
のっぺりとしていて、密度が薄く、平板。少しスローモーションな感じ。全体に緊張感とスピード感が欲しい。
台詞を読ませる間も、やや長目に感じた。それも自然な会話というよりも、説明っぽさがする。
SFロボアニメなのに、代わり身の術。かなり無茶をしているのに、自然に入ってきた。不思議だ。
サイボーグのデザインは凄く良い。
ケバくてエロっぽい絵が持ち味かと思っていただけに、これだけ硬質で清潔感あるデザインで攻めてくるとは。
こういう引き出しもあるのかと、意外な嬉しい驚き。
あと序盤の地球を掴むシーンは、素晴らしいと思う。
惹きつけられる導入だった。
・とりヴぁニタスの羊
ttp://book.geocities.jp/toribaster_over_heats/works/torivani/torivani.htm うへー、カオス。
呆気にとられて、終わったあと思わず笑ってしまった。それから、何度見ても飽きがこない。
元ネタの「ヴァニタスの羊」も一見したが、もはやその面影はゼロ。
タイトルのラミレスまでは意図したギャグが感じられたが、そこからどんどんと滅茶苦茶になるのは、どこまで作者の計算内なのだろう。
注ぎ込まれた労力や手間は、かなりのもの。だけど、統一性のないギャグ、突飛な構成によって、台無しになっている。
恐らく内輪向けのキャラ達なのだろうが、脈絡もなく出てきて何の解説もないので、楽屋はぁはぁ臭よりもワケワカメ感が良い意味で濃い。
手を抜いたのではなく、むしろ賭けすぎたことによる「馬鹿っぽさ」には、迫真性がある。何故に歩?
今こそ、この言葉を贈ろう。
糞フラボンジュール。
>>6 どうもです。
とにかく「素敵詩的スクリプト」で流れる歌が知りたいです。CDでもアルバムでも買います。聞けば、元気になると思います。
いえ、特に疲れてはいないのだけど。
なんでも餅のせいにするんじゃない!
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_motinosei.html ほのぼのな中にも、毒が入ってる感じ。
とても打算的。そこがとても人間っぽい。キャラが記号化していなく、奥行がある。
何気ないことだけど、モチ怪人のモデリングが素敵。
ただ、緩急や間の取り方が、余り機能していなく、やや緩さや停滞感もある。
まったり系のアキレス腱と言えば、それはそうだけど、そのための一時停止機能だったとしても、演出面に何かしら工夫があってもと。
細かいところも丁寧に描かれては、いるのだけど。
それと過去作のキャラクタのカメオ出演には、やや中途半端さが残る。
知らない人には気付かれないくらいにさり気なくか、或いは物語の本筋に絡めるか、ハッキリしたほうが良さげな気がした。
登場して紹介されただけのような。
全体の雰囲気と、だらっとしたグダグダな終わり方は、僕は好きだ。
にゃんセグの紅白歌合戦
ttp://www.youtube.com/watch?v=EoW2iw4a7VE 最初から最後まで、安心して見れる。
気合の入ったアニメーションと、程々に脱力したストーリーの、組み合わせの妙を堪能できた。
短い中にも終部に盛り上がりのピークを持ってくる構成も、良好。
見ているうちに、何処か昭和の匂いがした。
見慣れたテーマや少し古さを感じさせるキャラ絵などが、その原因かな。
でも、今作では、それが難点には為っていない。むしろ、懐かしさ、独特のぬくもりになっている。
中トロ…… 大トロじゃないところが妙に侘しい。
声と同期してキャラの口元が動く。細かいところまで気配りが届いていると思わせた。
シリーズ物の一つだけど、抵抗なく完結した一作品としても楽しめた。
こういう所のバランス感覚って、熟練されてると思う。
待ちわびて
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/rw2011_machiwabite.html これからどうなるのか? って所で終わっている。
起承転結の、起でプチっと切れてる感じかな。
文章はやや読みづらい。けど、表現としては効果をあげている。
写真に溶けてしまう読みにくさと、白背景になって読める間隙が並存している。
中々いいアクセントになっているんじゃないだろか。
何気に「でも(demo)「だれも(daremo)」で「emo」のリズムを作っている。
写真もモノクロで過剰な表現はないが、作品世界に浸ることが出来た。
「孤独を感じない」と文章は語りながら、作品全体に漂う雰囲気は、寂しさや孤独。
そこらへんのギャップも好み。強がりが、切なく、いじらしい。
共感できる孤独。決して一人ぼっちなんかじゃない。
待ちぼうけ、わかるよわかる。辛いっすね。
・ALLEND -さよなら、この世界-
ttp://shirogumisya.ifdef.jp/rw2011player001.html とにかく、運と暇と暇と根気と根気と根気がいる。
クリアしようと意気込んでみたものの、ステージ2の洞窟バトルで挫折。これ以上はイライラにしかならないだろうとの判断が働いた。
思考が入るクイズ辺りはまだ楽だが、完全に運任せの別れ道が結構、凶悪。
決してクリアさせまいとする、作者の執念が滲んでいるゲームだと思う。そして不毛。
圧倒的なボリュームと高難易度なのもあるが、ストレスを感じる要素も多く、詰みがち。それも8ステージ以上あるなんて、信じられない。
完遂出来た人がいたなら、凄い。
それと画面サイズ的に、絵中の台詞や考え事を読むのは困難だった。読めなくても支障はないと思うけど。
・瞬殺王女パール 魔界の128闘神
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/pearl_makai.html 第一ステージもクリアできなかった。うーん、このテイタラクで書いていいのかどうかわからないけど、やってみる。
ここでは3つの基準で、レビューしてみようと思う。
1さわっていて楽しいか? 操作は快適か?
2中毒性はあるか? コンティニューをクリックさせることに成功しているか?
3グラフィック、ストーリー、世界観、音楽。ゲームを楽しませる雰囲気を盛り込めているか?
1は、マイパソだと偶にカクカクっとなる。重い。画面小さいモードが欲しくなる。
操作系統はシンプルでそれぞれ効率的な攻撃ができ、わかり易い。
ただ、ジャンプは少し低い気がした。でも概ね良好。
2は、問題アリ。
とにかく死にやすい。それも高難易度による、ストレスの溜まる死に方が多い。
本作は決して、ゲーム初心者を拒むようなストイックな作りを目指したわけではないはずだ。
多分、難易度は、あらかじめゲームの楽しみ方と構成を知っている、作者自身を標準にした為に生まれたものだと思う。
テストプレイヤーか何か、客観性のある意見があれば、大きく変わるんじゃないか。
自分ならライフ制(それも5ライフくらい、回復アイテムあり)にしていたと思う。出来ないけど。
3は取っ掛かりしか楽しめてないが、良い。
ストーリーの導入も、あっさりしていて、直ぐにゲームに入り込める。
海辺の感じに、叙情ある音楽が妙に心をワクワクさせる。プラスの方向にゲームらしくない。
それだけに、1ステージ目で詰んでしまったのが、かなり勿体なく思えた。
まぁ、こんな僕だけど、ヘタレなりに頑張ったんだよ。
・B→W
ttp://www.youtube.com/watch?v=2vAnfHPSNs0&feature=youtu.be 無機的というか乾いた感じと、細部の詰めの甘さというか手作り感が同居している。
何だろう、とても冬っぽい中に暖房の入った空気というか。
途中2:41秒辺りのサビ。画面の動きが音楽と一体となっていて、心が揺さぶられた。
ただ、うーん、丹精を込めて作っているのは感じるが、それが印象面で結実しているのだろうか。
何か惜しい作りに為っているとも思える。
三角は許容できたが、車の連続はやや芯から外れていて、展開としても先が読めてしまった。
四角形だけで攻めるくらいに、もっとストイックに、それでいてもっとバラエティーを、とは我侭な注文。
・( ゚ω゚)
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/refuse.html 曲と同期して、軽快に進むテンポの良さが際立っている。
所々の細かい動きと音の一体感が、作品全体にキレを付加している。
ネタも当たり外れはあるものの、打率は結構、高めで面白かった。
「だが断る」と、アフラックと、スフィンクスと、←を見ろ(何気に位置が変わってる?)辺りが、自分の中ではファインプレイ。
絵に味がある。シンプルだけど、ラフじゃない。
元のAAらしさを損ねていなく、かと言ってAAベタ張りのような手抜きさを感じさせない。
凄くいい線を進んでると思う。
一発ネタの連続として長いかなと思い始める辺りで終わらせる、尺の適度さもイイ。ギリギリセーフ。
ネタを三分割したのは英断。
恐らく一つに全部入れられていたら、冗長になってしまっていただろうから。
・てあらいうがい
ttp://3rd.geocities.jp/gyom4/tearai.html これは好きだ。
シンプルな一発ネタだが、オチが明かされるまで気付かなかった。
翻弄されている思考の中で、繰り広げられる活劇シーンが面白い。
アニメーションは少ないものの、カット、カメラワーク、構図やメリハリのあるアップなどで、とても刺激的だった。
話は、よくよく考えてみると、つじつまが分からない場面もあることにはあるけど。
その「考える」、って以前の、感情面での揺さぶりや下らなさへの親しみは、大きい。
色付きで制服や衣服を着るAAも、各キャラに個性や設定を付与していて、効果的だと思う。腹チラやパンチラなんて、わかってらっしゃるというか。
・海辺の魚
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2011.html うへー、背景を中心に、画が綺麗。
作品世界に現実っぽさを与える程に、リアル。
それだけに前半部にコミカルな漫画的描写(たんこぶとか壁が壊れるとか)があったのが、個人的には気になった。
そこだけフィクションっぽさを強く感じた。
それと()での、主人公の考え事は、ちょっと余計に思えた。無くても十分スムーズに話が進むし、あると三人称から一人称に視点がぶれるというか。
序盤の料理のシーン。楽曲に、調理音に、画面がリンクして、とてもワクワクさせられる。卵焼きが美味しそう。朝から唐揚げまで作るのかー。
とにかくひたすら料理するって展開でも、楽しめたと思う。僕が。
ただ、そのワクワクはこの時間内では、昇華されなかった。
第一話というより、導入部って感じ。
この設定、伏線を全部、描くには、3話以上のストーリーが必要になると思える。
ということで、この作品を活かすには、とんでもない労力と根気が必要になりそう。
うーん、密やかに続編、待ってます。作らないって選択肢があっても、それはそれでいいと思います。
・やるおクエスト4
ttp://atelier-c.fiw-web.net/flashgame/kouhaku2011/ あー、あー、あー。
重い。なので、最適の環境でプレイできず。なので、他にも増してダメな感想す。
嵌れば凄く消耗戦として面白いかなーと思った。その手前で挫折しちゃったけど。
その要因に、最初、照明が1マスしか効かないのは辛いかなと思った。
難易度は取っ掛かりだけだが、悪くない気がした。そこから難しくなっていくのだろうけれど。
元のダンジョンシリーズが、凶悪な難易度へ運と経験で挑戦する作りだから、何度も挑むやる夫シリーズと相性はイイと思う。
・紅白FLASH合戦'11
ttp://meihu.tenohiragaeshi.com/comic/RW2011/rw.html >第一話。
酷い。わけわからんけど、ここまで酷いとなると笑える。
何というか、こういうもんだよね。紅白flash合戦って。って思える。
この緩さは、とてもイイ!です。願わくば、2012年紅白もそう在って欲しい。
>第二話
ああ、ポ〇モソっぽい。ポ〇モソっぽいよ、公式キャラ。
ンじゃなくてソなのが、ヒットっす。
>第三話
大会本部からどんどんと風呂敷を広げていって、それを一気に畳むのに、ぼーぜん。
もう、しょうもない後味が残った。
ただシリアスパートがちょっと長目で、ダレルかな。
ということで、漫画とflashの接近は、結構、前からあったけれど、今作は所々の動きでアクセントとして用いられている。
ただホームページ形式にして一気に見せたのは長さで終わりが読めてしまうし、ページを捲ると大ゴマという面白みを損なっているようにも思える。
これのページを進める機能なんて本流の漫画主体での見せ方とwebとflashの、ひとつの理想的な形じゃないかな。
ttp://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/kitakita/ 反対にこれなんて、凄く読みにくいっす。
ttp://wpb.shueisha.co.jp/category/comic/ また、動画を効果的に合わせた漫画の見せ方は、「遠泳」を超えるものは未だ出てないと思う。
かなり古いweb漫画黎明期の作品だけども、ボリューム、細かな所のこだわり、音とアニメの挿し方、で、既に到達点にあったというか。
僕は今や絶滅した公共料金信者だが、そのデジタル漫画作品「僕らはみんな動いている」も、これを超えれてない。
傑作なので読んでみるといいかも。(リクエストがあれば、「遠泳」のレビュー書いてみます。まぁ見ている人もいないだろうけど)
・とりっぷ しゅ〜た〜
ttp://cave-expeditioner.6.ql.bz/falash/tripshooter.html score500
つーの所でギブアップ。
でも、不思議な中毒性があって、何度も楽しめた。
それは操作がシンプルでありながら独特の味付けがあるのと、敵を倒したあとの点数表示や効果音に達成感があるからだと思う。
本当にさわっていて心地いい。
ジャンプ×踏みつけがミソ。得点も高く、とりっぷを打つのに制限があるのと、無闇にジャンプしたくなる衝動があるので、楽しく利用できた。
いや、踏みつけをしないでジャンプは回避に専念した方が安全に進めるんだけど、そこらへんを冒険してしまう。
背景も絵の具をざっと塗った感覚が目に柔らかく映り、効印象。
でも難易度は高め。
それも途中から単純に出てくる敵が増えすぎてしまい、難しくなっている感じだ。物量が、数の暴力というか。
それに慣れても、つーが固い。自分の中では、かなりの数当てたが、倒せなかった。
マリオ3Dランドの前半の難易度が好きな僕には、厳しかった。
タイトル画面の音量はやや大きめ。それと読み込みのloadingが途中で止まってしまい、プレイできない時があった。
と、何だかんだ言っておきながら、これからの可能性に満ちたアクションゲームだと思う。
面白かった。
追記
おおお!!クリアー。残りHP1のせめぎ合いの果てにクリアはあった。そして脱力……
でも、何かとても到達感があって、めちゃくちゃ嬉しい!
・アンダーソン そりすべり
ttp://takamurashirou.web.fc2.com/snow.html ユニーク!
雪山の冷蔵庫を居住地とする雪だるまから、雪を溶かすヤカン、木の葉を翼にするなど、中々、思いつかない思考の遊びがある。
何というかスーパー小学生が作ったかのような、アイディアの柔軟さがある。わざとらしさを、極限まで感じさせない。
更にそれに安住することなく、話の筋としても起承転結がはっきりと意識されていて、分かりにくさや一人よがりさが無い。
リズミカルな音楽も雰囲気を壊さず、終わり方も引き伸ばしすぎず、余韻の残る所でしめられている。
絵はラフだが、この作品の場合シンプルなのが普遍性や魅力になっている。
楽しもうとしながらも、どうしても粗を探す目線で作品を見がちな僕だが、これは指摘するところが見つからなかった。
これ以上、下手に手を加えると、作品の雰囲気や品格を落としてしまいそう。
いやー、脱帽。素直に楽しめました。
・森林の子 紅白Flash合戦版
ttp://tenori.xxxxxxxx.jp/2_06/2_06.html 突然現れる射撃手、オチの顔バレなど、少なくとも前話を読まないと、単体ではワケワカメ状態になってしまう。
でも魅せたいアクションは決まってたかな。目まぐるしく変わる攻守の入れ替えに、惹きつけられた。
ここで主人公を勢いで活躍させちゃうのが王道なのだろうが、それを敢えて裏切る辺りとても刺激的。
カーチェイスとしては、ちょっと移動速度が緩慢なのが気になった。
このシリーズ、最初は美麗なアニメーションに釣られて読み進めてみたけど、part1の最後でもう話の虜になってしまった。
あー、驚いた。衝撃があった。
多分、かなり重厚長大なストーリーや世界観が練られているのだろう。
だけども、今作のような凝ったアニメーションで展開するには、製作の時間と労力が大きくのしかかりそう。
その話の大きさと、質を保つための労力や手間と、観覧者の興味や熱の冷め方、といったところに、凄くジレンマを感じる。
そんな中、諦めないでゆったりとスパンを持って投下する作者のその姿勢には、ただただ感服させられる。
時々、見に行きます。
お前も暇な奴だなぁ
>>21 ____________________________
∧_∧ /
( ´∀`) < 暇だモナー。
( ) \ 素敵詩的すくりぷとで終盤に流れる歌を一日中、聞いていたいモナ。
| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(__)_)
・Phase Transition
ttp://c-o-h.my-sv.net/p_t.html 爽快さがある。
四角形、六角形、矢印、線と見慣れたシンボルが多用されている為、既視感は確かにある。
それとちょっとパッチワークっぽさが。
しかし、迫力ある奥行きや滑るような平面の動きへの意識と音の捉え方が、抜群のバランス感覚で成されているので、見ていて心地いい。
線をなぞる場面が好き。
構成は緩→急→緩→急と、飽きさせない作りで配置されている。
特に1分10秒辺りの二度目の緩は、動きを少なくしても、音との同期が鋭く行われていて、見事だと思う。
何気に、色彩のセンスがとてもイイと思う。バリエーションがありながらも、全体のクリアな感じに統一性があるような。
テーマは化学に疎い僕にはわからない。序盤は沸騰とか気化とかだったのかな? それでも、映像と音に乗って、無心で楽しめた。
・dead incarnation
ttp://gplus.to/pdorg タイハイ的。暗めの色調と曲に拠るものだろうか。
序盤、車窓の風景の鮮やかさがアクセントになっていたが、中盤になるとそれも消える。
だから、余計ダークに感じる。意図したもの?
この手の作風で「押し」だけの作品では疲労してしまうが、
遠近のあるカメラの位置や、間奏部分を白背景にしたり、頭をかきむしるミクを使ったり、「引き」を効果的に使っているので、飽きを感じさせなかった。
ミクさんの声は面白いほど聞き取れない。
でも聞き取れないことで、全体の不況和音を際立たせるというか、洋楽を聞いているように、歌詞に意識を持って行かれずに雰囲気に浸れる。
丁度、「素敵詩的スクリプト」の終盤に流れる曲のように。
それとネットアイドルとは思えないほどの色気がある。可愛いだけでなく艶っぽい。
中身はよく分からず。
ただ、棒人間は雰囲気から外れているようで、ちょっと勿体無さも。
・日課の水やり
ttp://www.youtube.com/watch?v=pd-inZzyRkw タイトルがすんごく心憎い。これと冒頭の間で、アニメ系だと思っていた。
当然、中盤あたりで、びっくりした。
でも、こういうものかもしれない。
小学生の夏休みの宿題での、朝顔の観察日記とか。双葉が生え、ツルが伸び、ツボミが熟すところとか。あの期待感。
様々な演出を盛り込んだ今作。個人的にイイと思った箇所を4つ。
冒頭の水で洗われたかのような音と、風景の出し方。
上昇していくカメラワークのドキドキ感。
手描きのタッチに変わりながらも、違和感を感じさせない作り。
最後の帰り際を、暗い風景の中、壊れたステンドクラスからさり気なく見せるシメ。叙情。
と、タイトルと冒頭とオチが魅力ならば、それは作品の面白さに直結し、これだけでも楽しめる好例だと思う。
それと、さり気ない音との一体感も、躍動的。
ちょっとだけピントが外れたのはカメラをヒビ割らせる攻撃場面。
場面上の繋がりも見えて画面としてはメリハリになっているけど、暴力は成長を見守る水やりに、余りマッチしなかったんじゃないかなぁ。
25 :
Now_loading...774KB:2012/02/14(火) 01:19:10.12 ID:OSQ3LomM
・Prison Crusher
ttp://2nd.geocities.jp/ez_uhp/swf/work/flash17/PrisonCrusher.html イベントの趣旨について、10秒なのか、15秒なのか、そこらへんが曖昧だなぁ。
どちらかに統一したほうが、よりコンセプトが明確になるんじゃないかと思っていた。
だけど、このFlashは、この作者は、このルールの盲点を巧みに利用している。
Startから10秒を強く意識させ、それを10〜15秒で裏切る見事な構成。
ドキドキさせるクリッカブルな始まりから、画面枠を飛び出す鮮烈なオチまで、Flashならではの大仕掛け。
ひねくれていながらも、よどみがない。
この閃きは、凄いものだ。絶賛ものだ。
ただ唯一、惜しむらくは最後、リプレイ画面。
画面停止するなり、ブラックアウトするなり、なんなり、僕は余韻に浸っていたかった。もう少し驚いたままでいたかった。
:・「鯖区2丁目」第3話
ttp://flash.zzz.heavy.jp/?day=20120225 砂漠だぁ。水も草木もない。荒涼としている。ドライさ。
「もちろんよ」で吹き出してしまった。
ドライさは3D映像と加工音声で、湿っけというか艶を消したことによる賜物だろう。
それにより、色気や下世話さを感じるはずのネタに、全く興奮が沸かない。
感情移入へと入り込ませずに、淡々と15秒が通り過ぎていく。
表現とネタのこの相殺に、個人的にたまらないものがある。だから笑える。
天然なのなら、センスある。計算の故なら、感服。
支持者は決して多くはないかもしれないが、僕がいる。突っ走っていって欲しい。
貴殿の解説を見てから鑑賞する事にした
おお、こんな辺境を訪れる方がいましたか。いやー、嬉しい。
そりゃ、この非生産的な文字列が、一つの視点を照らし出してくれたら幸いだけど。貴方だけが持つ視点も奪っちまわないかと、ちと心配。
的外れだなぁ、このバカヤロウ、俺ならこう思う、とでもしてください。でござる。
そして、素敵詩的すくりぷとで流れる歌って、なんなのでござりますか?
・かえ玉食べたい。
ttp://www.a.zaq.jp/yabezumu/kaedama.htm クリア出来ず。何度やっても、どうすればいいのか、わかんなかった。あう。
でも、背景と色使いと音楽がマッチしていて、全体に柔らかい雰囲気が出ていて、イライラは無かった。
食べ物粗末系として下品になりそうなネタを、その方向にぴくりとも傾けさせないこのまったり絵は、うん、いい。
麺をすする何気ない動作、失敗のオチのクスリとする感じ。
とてもとても、ほんわかとしていて、楽しい。
・タイトル:0015
ttp://www.geocities.jp/tr_v4/0015.html 一枚の絵として、丁寧にシンボルが配置されていると思う。
好き勝手にやっているように見えて、視点を混乱させないようにとの配慮も感じる。
特に白の使い方が巧い。
構成は押せ押せっ!
画面奥から手前へと迫る表現が多用されている。
初見でのインパクトは大きかった。言葉を紡げないほど。
何回も繰り返すってのは、野暮ったい見方なんだろうね。ちょっと疲れた。
中毒性を感じるっていうより、インパクトどーん、って感じ? なんだろうね。なんだろうくん。
・the first measure
ttp://sukimastudio.com/movie/01/hirameki2012.html 本家は重かった(画面サイズが大きい?)ので、youtube版から。
ttp://www.youtube.com/watch?v=O9x6CBFb8Nc 何というか、カオスっぽい。
デジタルな洋の骨格に、敢えて和の要素を組み込んだようだけど、和洋折衷というより、分離を来たしている印象。
軽やかな音楽に日本復興、なんて、とても浮いている。
ただ、それらを繋ぐ後半の場面の切り替え方や、扇子を広げたような終わり方に、センスを感じる。
何だろうなぁ。作品に込められた熱さは伝わってくる。しかし、熱さゆえに15秒内での構成や筋立てへの冷静さが沸騰しているようにも思える。
うーん。心の中には、こういうハッチャケたお祭り感が好きだという感情もあるし、ちょっと熱暴走しすぎで統一感が薄くワケワカメという思考もあったり。
ここらへん難しいけど、思うがままにやって、面白いのが出来たら、それが一番じゃないかな、と僕は思う。
・GrangE
ttp://freett.com/grayground/grange.html 音との同期、光の使い方、共に効果的に用いられていて雰囲気がある。
色彩が少しずつ足されていく鮮やかな蝶に心奪われた。
これは手間がかかっている写真加工ものだと思うが、そうした労苦を感じさせずにすんなりと入っていく感じが心地いい。
一つ思うのは、何でこんなチョイスの英単語を使うんだろう。
オサレ系には多い傾向だけど、重みのある実写系の今作品では尚更異質感があるというか。
incident caos dirty noise accident distress grange
読み取れたものを列記してみたが、どうも一貫した意味というよりも見慣れたイメージ優先で。深いというよりも既視感があり、薄い感じがする。
いや、僕の中の印象といっちゃあ、それまでなんだけど。Tシャツのように記号的だったりファッションっぽくてカッコイイのかもしれない。そこんとこ夜露死苦。
・Break Block
ttp://www.geocities.co.jp/m3685jp/flash/hirameki2012/ total 4503
ブロック崩し。
うん、ブロック崩しだ。ブロック崩し。
ただ、重い。マイパソだとスローモーション気味。けど、それが味になっていると言えば、独特の味になっている。
ボーナスアイテムが大量に降りかかってくるので、高スコアを狙うとなると、待ちではなく、忙しい操作が必要とされる。
これと時間制限で、長時間だと集中力の持続が求められて、消耗しがちなブロック崩しに、緊張感があって面白いと思う。
40個というノルマは達成したが、クリアしたのかイマイチわからず。失敗した場合との差が、分かりにくいのかな。
難易度は、意外と、と言っては失礼だろうが、絶妙。
易しすぎず難しすぎず、4、5回やってるうちに攻略できた。
初見では無理かなぁと思っていたパーフェクトも、やっている内に、上手くいけば出来そうな手応えもあった。(46個まで破壊)
間口が広く深みのあるブロック崩しに、この難易度が、とにかく僕には嵌った。楽しませて貰った。
隠し要素は何だったんだろう。
・トレンチコートの男
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17274953 何か、大きな奇妙な後味が残った。
女側から見たら凄惨な印象を与えられそうだが、ひたすらに奇妙。
これは「トレンチコートの男」というタイトルの巧みさにあるのではないかと思う。
最初の画面で、タイトルから露出狂を想像させられる。そして思ったとおり、と直感した次の瞬間、これはより過激な形で裏切られる。
音楽や言葉がないのも全体をすっきりとさせ、終部の効果音を際立たせる。
凄くシンプル。シンプルだから、ジメッとせずに、印象に残りやすい作品になったのかな。
ただ、だからと言って密度が薄い訳ではない。
女性の目線や動きの変化、歩く→気付く→早足なんて、とても自然に演出されてるし、バッグを落とすなど芸が細かい。
15秒ものとは思えない、一つのシーンが作り上げられている。ショートショートのような。
この作品はオススメです。
・メイドインラビリンス
ttp://lionz.from.tv/flash/10m_maze.html 単発ネタにしては勿体ないくらいの設定とゲーム。
迷路だけど、簡単すぎず複雑すぎず、マップを記憶すればまずクリア出来るので、程よい手応えだと思う。
画面スクロールが、けっこう意外で、楽しい驚きがあった。
全体に漂う雰囲気は、なだらか。
ファミコン、ファミリーコンピュータのように、広く受けそうな感じ。ドットっぽさがいい。
ネタそのものはオタクっぽいのだけど、尖った個性や癖は控えめで、すんなりと入っていける柔らかさがあるんじゃないだろうか。
オマケは、むしろこっちの方に労力をかけていると思えるほど、手が込んでいる。
秒数制限が命のこのイベントでは、反則ギリギリなんじゃないかと邪推してしまうが、それでも見ていて和んだ。
ちょっとデジタル漫画っぽい感じで、絵もかなり丁寧に描き込まれてるし、ゲームとも調和している。
とてもバランスのとれたflashだと思う。
・card
ttp://chigari1.web.fc2.com/card.html 音とシンボルだけで勝負するってのは、とても潔く、且つ難しいことだ。
それに成功した本作を、一杯の拍手で称えたい。
まず音を電話という効果音にしたこと。
これは15秒内で使える楽曲では出しにくい、物語性と緩急とメリハリを与えている。
次いでシンボルをトランプのカードにしたこと。
これで、作品全体が具体的なものになって、一本の大きな幹ができた。
そして驚くべきは、その電話音とトランプカードを一つの作品に融合させたこと。
これは凄い。僕にはとても思いつかない。
だって「電話」と「トランプ」だよ。余りにも遠い二つ。どうやって連想して、くっつけたんだろう。
頭の中、どうなってるんだろう。この取り合わせはどうすれば導き出せたのだろう。
電話のprrrrr(プルルルルル)とカードがシャッフルするスピード感のある場面。
ここに凄く、めまいをすると言うか、陶酔するというか、とても心地よい刺激を受けた。
何回も観ても、それは色褪せることはなかった。ここは作者が魅せたい山場だったとしたら、見事に術中にハマったことになる。
出来れば、この発想力を発揮した別のアプローチでの作者さんの長い作品も観てみたい!
あー、クレクレ厨になってしまった。ごめん。
・戦え!閃華−センカ−
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_senka.html これは全年齢向け。かなり低年齢の人もターゲットにしたのかな。
分かりやすいアクション活劇、易しい難度のクリッカブルな要素、親しみやすいキャラクタ、戦隊もののような音楽。
抵抗なく味わえた。カットも多彩だし、色使いもクッキリしていて、細かな動への配慮もある。髪の毛を動かすなんて、凝ってる。
ただ、ちょっと僕は、今作のターゲットからは外れているようで、余り多くを語るのははばかられるのだけど。
敢えて感じたことを言うと、全体的に既視感が。「何処かで見た感」が心に積もるというか。
ダンバンvsムムカ とか。
・ジュウシマツ住職
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/juushimatsu.html 思わずニンマリした。凄くまっとうな、自然な形での、笑みがこぼれた。
エンターテイメントって感じ。
一見目でのわかりやすさというか面白さは、真ん中。
最初は勢いでよくわかんなかったけど、見ているうちにツボにハマって笑ったのが、右側。
その中間が左側。
ってのが、僕の印象。
中身は鳥肉系やバーカ系が被っているけど、けっこうバラエティがあって幅広く扱っていて、ヒット率は高かった。
多分、この数秒の為に、かなりの数の中から「面白い」ネタを選出したんじゃないだろうか。
ネタは三種類と思いきや、意外なところに意外なオマケがあって、嬉しかった。あの音楽はヤバイ。
こういうの、大好きです。
ジュウシマツ和尚。やっぱガキの使いは、面白い。初めてテレビで観たときはとっても笑った。
そして、あの一発ネタを、ここまで広めた2chの名無し達の、職人芸にはホント感服する。
今作の、面白いところに敏感な嗅覚、というか着眼点や、一般化する切り取り方や加工の仕方は巧い。
僕は、元ネタを知らない人にも、気軽に勧めることが出来る作品だと思う。
ああ、年末。毎年、「笑ってはいけない」シリーズ、楽しみにしている。
やっぱ大晦日は紅白歌合戦じゃなくて、ガキの使いだよね。え?
・Meaning
ttp://grayafether.otogirisou.com/hira2012/h2012.html ゆったり目の曲やシンボルの動かし方に、いい意味で緩さを感じた。白黒に統一したことで圧迫感がなく、目に優しく、シックな雰囲気さえ漂う。
中身は。
Meaning Decide By で「ん?」となり
Myself で「おお!」となると、思えた。
思えたっ、てのは。
事前にこれを見たから。
****
参加コメント:
ギリギリまで思いつかなかったのですが、綺麗にまとまったと思います。
どんなものでも意味は自分で見つけるものだと思います。
****
作品の紹介コメントで『作品の内容、メッセージそのもの』をずばり言っちゃうと、凄くモッタイナイ感が残る。
英語だけど、中高生なら習っている平易な単語だと思うし、親切すぎるのも考えもの。
自分探し、って感じもするけど、余計な装飾なしに健やかに提示されてるので、自然と共感できる。
一文に全てを賭けるなんて、俳句や短歌のようにすっと記憶に残り、いい感じだと思う。
というのが、僕がこの作品から考えた意味。
表面を感覚的に眺めてみると、滑らかなシルクを撫でているようで、快い。
・Aqua BLUE
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/hirameki_2012.html やあセバスチャンじゃないか。あの日以来だな。
雨がごうごうと降っていて、潜水艦が容赦なく攻めて来て、トビウオが水中を泳いだ日さ!えっ? 脈絡がない? これがMGってやつだ。もーしょんぐらふぃっくってヤツだ。
うふふふふ。そんなに気張らないでいいのよ。楽になってみて。そしたらわかるわ。
嗚呼! そうだ! もーもーぐらびてぃしょんだ。
そうそう。あなた、何時もFrashにストーリー性や統一性を求めすぎなのよ。そんなもの要らないの。感じるのよ。
けど、だけど 俺だって、求めるよ! 感動を!
見たことのない熱帯の景色や、気付かなかったレンゲ草、ラッシュアワーの車窓、夢見がちなあの子。
だけど、余りにも平凡すぎないか。セバスチャン。あのベトナムは、何だったんだ?
あなた何もわかってないわ! 人生は驚きの連続よ! あなたは何も見ていないだけ。苦しまないと先に進めないのよ。
苦しむ? 何を? 表現できない自分をよ! 何も感じなくなった自分の感性と戦うのよ!
あなたとわたしだから、出会う意味がある。出会いは争いよりも難しく、苦しく、孤独なものなの。だから、逃げないで。
ああ、そうだな。見えた!見えたぞ!
潜水艦だ。潜水艦が180度ターンしたぞ。何の予備動作も無くだ。何てエナジーだ。この技術があればセバスチャンは。セバスチャンは、ミネソタで沈まなくて済んだんだ。
Frashは死んだと思ってた。
でもこのFrashを観ていて、俺が12歳だった頃のことを思い出した
夏休みの真っ只中、冷えたチョコミルクシェイク
世の中のことなんて何一つ心配してなかったあの頃のことを
それとあの魚。妙だぞ。あの質感、不自然な動き。あれは魚じゃない? 疑似餌だ! 何てトラップだ。もう少しでお前と同じ海の底に引きずり込まれるところだった。
セバスチャン、もうキミと楽しいトビウオフィッシングができないのが寂しいよ。でも別れなきゃいけないんだね。
ええ、サヨナラは必然よ。苦しいものよ。でも、別れは出会いなのよ。わたしのいない世界とあなたが出会うの。だから泣くよりも、笑っていて。いいのよ。泣きながら笑っていて。
ああ、最後の赤い線が昇っていく。あれは、きっとそうだ。希望。
命日
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/meinichi.html 雨上がりの平日での、墓地のような印象。
居並ぶ墓石と対照的に、他に誰もいなく、たった一人で祈り続ける。
寂しくも、何処か決意を感じさせた。
しかし、重いっすね。
もう、凄くスローモーション。マイパソでは耐え切れず、外に行って観てきた。
それに比するだけの密度があれば、納得できるのだけど。
うーん、これは楽をした代わりに失ったものも大きいのでは、って思う。
何か、さらっと見れれば余韻を受け入れられそうなのだけど……
僕は初見での印象に引っ張られるところが大きいので、そこでイライラってしたのが勿体なかったかな。
高性能パソコンを持つブルジョワジーだったら、この作品の真価を味わえたんじゃなかろうか。
僕は、ただそれを見守るのみ。本音を申せば、おーい、気楽に楽しめるところに戻ってくれって感じ。
VIA C3 400MHzで全作品見れませんでした
作り直してください
みたいな不毛さを感じる
>>43 うへー、そんな低性能だったんすか、マイパソコン。そりゃあ、古いし安かったからなあ。ショック。
そうですね、ただひたすたらに不毛ってことで。経済的にも心にも、余裕がない。ごめんね。こんなんで。
ところで素敵詩的すくりぷとの終盤に流れる歌を教えてください。これだけ願ってるのに! みんな! スルーするんだよ!
・plus
ttp://autumnleaves.lilect.net/hirameki2012/ 横長の画面サイズでの、幅のある演出。+以外、抽象的に徹したデザインセンス。後半に連れて、盛り上がる構成。
どれも自然に流れ、見事なものだった。
個人的に、+が粒子のように消える箇所が素敵。
作ってもらったというだけあって、曲との同期や雰囲気との合致、制限時間内での収まりの良さは、静かで確かな後味を残す。切なくさえある。
途中での昔の映画のような縦線は、うーん、僕には余計に思えた。作品全体の透明感と、ちょっと外れた装飾な気がしたので。
前書き
一発ネタとしてクスリとしてしまう。
先が気になる感じだし、足の指が片方だけ4本など、妙にうまく出来てる。僕が思うに、センス、あるよ。
適当に描いたのだろうけど、意外と絵が上手いのもミソ。オチも無理やりすぎて、予想できなかった。
ってこれでいいのかな?
僕は本当に駄目でどうしようもなく、やるせないくらいに底辺を這っているしょーもない作品に触発されたかった。
僕以外、需要はないかもしれないけど。
以下、本文。
・ぼくのみたせかい
ttp://rainbowc.biz/flash/nikosworld.htm 見れなかった。それだけでは何なので。
作品解説 から妄想してみよう。(これは作品を十分に堪能した後に眺めたほうが絶対にイイです。すげー的外れだろうから)
ttp://blog3.rainbowc.biz/?p=88 絵は適度にデフォルメされていて、でも狙いすぎていなく、綺麗な感じ。
これがアニメーションするわけだから、見栄えのよい作品になっていたんじゃないかと思う。
内容は、15秒?(×3?)では、伝えきれないと確信する。直感だけど。
これを丁寧に伝えようとしたら、5分、いや10分は掛かるんじゃないかな。
もしも短い間に、文字なしで、作品解説にある作者の意図を僕に伝えることが出来たのなら、それはまごうことなき傑作だと思う。
作者のダイレクトな文章を読むだけでも、話の枠組みを理解するのに、僕には5、6分掛かったくらいだから。
だから本編を見れなくて、僕はむしろよかったのかもしれない。未知のものを妄想するのは、それだけで幸せだ。
物語の転換点となる、外部からの介入という、二つの山場も不明瞭。
>外から大量のビー玉が降り注いできたのです。
>部屋が突然暗闇に覆われてしまったのです。
この二つの要因が明示されていないのが、気になる。後者は何とか想像できるにしても、前者はもう余りにもファンタジー過ぎないか。
ビー玉を「希望」と解するのだけでも難しいし、余りにも突飛な展開だ。映像で見れば、説得力があるのかもしれないけれど。むしろ説明不足にならないか。
ビー玉って、昔の子供のお馴染みの遊び道具って、既存のイメージもあるし。
phase3 なんて、行き方が余りにも難しすぎる。解説が無かったら、まず辿り着けそうもない。
でも、こういう強引さ、アクの強さ、商業ではなく趣味だから出来るエッジの効いた部分は、面白い。是非、残して欲しい個性だ。
ただ、僕の方に、もうちょっと歩み寄って欲しい。
僕は、あなたが思うほどに、素直に感慨を受け止められるほどの、自然に好意的な解釈に達するほどの、超能力者やエスパーじゃない。
ってflash観れてない、独りよがりなボヤキでした。なので、こんなん真に受けず、各々が自由に作品を作ったり、観たりしてね。
チャンチャン。
メモメモ。
FLASH★BOMB'05 オープング
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18588024 ああ! 諦めていただけに、こうして観れてすごく嬉しい。
スキマ産業、楽園シリーズの三部作の三作目です。flashbomb03、04オープニングと連続してみると、とても感慨深い。
静と動を巧みに繰った作品。少し寂しく、でも終わりは実に爽快。気持ちのいい突き抜けかた。
僕の中でのもう叶わないだろうなと痛感させられた、flash板四大心残りの一つが解消された。
あと三つは「公共料金さんのミナミノホコラ完全版」「fbオープニング系最後の砦、天国さんの再起」「ホンさんの素敵詩的すくりぷとの終盤にかかる曲」。
特に三番目です。
それと
ちびせみ 第一話(ぷちリメイク)【オリジナルアニメ】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18645167?via=thumb_watch 普遍性、共感性、独創性に富んだ作品。
期待をいい意味で裏切る展開でありながら、わかりにくい部分が殆ど無い。
観客を意識しつつ、好きなことをやっているような楽しさ、ほんわかさが作品全体に優しいムードを付加している。
文字の出し方も独特だけど、自然としっくりくる。
あー、嬉しいリメイク。
〇パラフラ祭
ttp://parafes.web.fc2.com/2012/sakuhin.html ネタバレ注意
このスレを見ている人なんていないだろうけど。
・ASTRO_PEN v4.0
ttp://fujiformat.s333.xrea.com/?page=astro_pen 面白い。
絵心が全くない僕にも、そう思わせるのだから、かなり良い感じのツールだと思う。
線の太さの調整が、中々上手くいかない。でも、やってるうちにそのもどかしさが楽しくなる。
それプラス書道って感じ。僕は書道も下の下だったんだが、落書きでも楽しい。
絵の上手い人はどんな絵を書くのだろう。達筆な人はどんな線を描くのだろう。
何か両方共みたくなるなあ。どういったアプローチで描くのか、書くのか。
だから、ほかの人が書いた絵や文字が、それらができるまでが、とてつもなく見たくなるツール。
コミュニケーションにもなるし、上達する機会にもなるし、これは保存機能とか、見せびらかし機能とか付けて
大人数が集まる発表の場で投下すれば、かなり面白くなるんんじゃないかなぁ。
(これは無理な注文なのかもしれないけど)
・部屋配置
ttp://180.2.147.134:60000/parafla/room.htm 整理整頓系は苦手、と痛感。
取り敢えず、今いる部屋を再現しようと四苦八苦。
立体機能は嬉しい機能。上手く配置できれば、再現性があってとても達成感があると思う。
僕のを省みると、結構、部屋がごちゃっとしているのに、でも立体機能で見るとその割に自由な空間がかなり残っていて、
収納技術と要領の悪さが如実に反映されているのに気づかされ、凹む。
秋に備えて、模様替えしないといけないかなぁ。
手先が不器用だと、お手軽に楽しむことは難しいかもしれないけれど、
こうした実用性を重視したFlashって貴重だと思う。
・RGB game
ttp://mogera.jp/gameplay?gid=gm0000001576 947/6(10)=157
このスコアのように僕は色とは無縁なんだけど、こんなのを遊ぶと色の楽しさ、神秘さってのが、凄く心に響く。
何だろう、ゲームという入口のおかげで楽しく色彩の魅力に触れることが出来た。
ワンパターン化していないでバリエーションも豊富。何度でも遊べる。
この発想はユニーク且つかかる手間が少なそうなだけじゃなく、わかりやすさと知的好奇心を刺激する喜びを、提供しているんじゃないだろうか。
図工の授業でこういうのが出ていたら、と願う。なんでも実践じゃなくて、下地になる知識も必要だと思うんだ。
よかった。楽しかった。
・第8回ParaFla!感謝祭 オープニング
ttp://runagate.dyndns.biz/flash/parafes12op こうやって作品名を並べられるだけでも、圧倒的物量、時間の重みを感じた。
読む、には無理なスクロール速度だが、感じる、には十分。
ただ背景には疑問符が。
星と少女が途中で切り替わる、二場面構成になっているのだけど、どうも中途半端感が残る。
一場面に絞るか、それとも、これは無茶な要望なのかもしれないけど、1〜7回大会それぞれに専用の背景を用意するなどなど。
もっと、作りこめばどうにか出来たんじゃないか、感はある。
それでも作者のメッセージを押し付けたり、自己主張せずに、祭りそのものを蔭から応援しようとする心意気は、無言の中から伝わってきた。
発展性は残しつつ、土台はしっかりしている感じ。
・癒しの金魚たち
ttp://www.eonet.ne.jp/~yumeko326/kansyasaiN12/kansyasai12.html 上からの目線で、金魚を金魚として識別できたってことで、かなり絵は上手いと思う。
動きも尾ひれの揺らぎが本物っぽいし、良く見ると影なんかついてる。
あー、暑い夏での一滴の清涼剤として、ほんと気持ちいい。タイトルに偽りなし。
ただ、そのストーリーは。うーん、これは、微妙。余りに色が違いすぎてシュールすぎて、それまでの雰囲気を中途半端にぶち壊してしまっている。
或いはそれが狙いなのかもしれないけれど。その中途半端さが。個人的には好きなんだけど、それでも。
うん、時間が足りなかったんだろう。きっと。
・ナナメ叩き
ttp://www.geocities.jp/rs_life/flash/mogura/ これはモグラたたき「ゲーム」としては成立していない。
僕がそう思うのは、スコアがどれぐらいだと平均なのか、成長して伸びたのかを、確認できないのが一つ。
もう一つは、10点に対し100点という余りにも大きなターゲットの得点の格差にあると思う。
でも「インタラクティブなFlash」としては、十二分に面白く出来ている。
こう叩くとこう反応するのかって、動きや効果音や音声が見事に演出されているので、驚きと面白さがあった。
曲が無いのも、一つ一つの音を際立たせていて、作者の確かな判断力を伺わせる。
前述の得点格差もそうした視点で見れば、思わず吹き出すような材料になっている。
ゲームの皮をかぶったギャグとでも言うか。
・誰も詩的素敵すくりぷとの終盤に流れる曲について教えてくれないのでブチギレマシタ。(誰も見ていないだけ) 叩きたいだけ叩けよ!
NNSJよー。たけはらみのる(藁)よー。
あんた、もう輝いてないよ。
「しぃの歌」と「なつみSTEP」の預金で、かろうじて食いつないでいるみたいだな。
いや、ま。Flashを「食」にしちまったのか。
アグカル。なんだ。教育TVでも流れそうもない、面白みもへったくれもない優等生的作品だな。はいはい、よくできました。
みのぷうと手を組んだこと自体、間違ってたんだ。俺はそう思うよ。
公共料金(神)とホン(大統領様)でさえ、お前の才能を生かせなかったんだ。お前の才能は、お前が一人ぼっちの時に輝くんだよ。
俺は、独りで、寂しくても雄々しく道なき道を進むあの背中が、好きだったんだよ。たとえお腹ペコペコだとしてもさ。
マトモな感想もなくて、仲間内の賛辞ばかりで辛かろう。次の小規模オフ会でも、更に小さな小規模二次会でも、拍手で迎えられ、お世辞を言われ続けるだろうしな。
そこで俺がにこにこぷん番付けしてやるよ。
・ふくろこうじ・じゃじゃまる→たけはらみのる
・ふぉるてしも・ぴっころ→みのぷう
・ぽろり・カジリアッチ3世→俺様
なぁ、NNSJ、もう別の名義で活躍してるかもしれないけどさ。
何時か、俺は元気だよ! 「なつみSTEP」を超える名作を作ってやるぜ! AAものでも版権ものでもオリジナルものでもさ!
って気概でFlashを作ってくれよ。
まぁ、ノイズだな。ノイズ。お前は驚きのコラボレーションでも、「あぐかる」の続編でも作ってろよ。収穫の直前で、放射能に汚染される話でもさ。
ビールの味は分からないのに
このビールは苦みが強いから弱めた方がいいですねぇと語りだし
ビール職人の成長を邪魔しているのがお前だよ
自分はビール通だと勘違いしちゃってる所が終わってるね
あぐかる、本気で、面白いと思ってんのかよ?
今日の俺は攻撃的だぜ!
というより、比喩が変じゃね?
ビールなんて大人のアルコールは、今のたけはらみのるには似合わないよ。
最近やってるのは子供のママゴトみたいなもんじゃん。
世にも奇妙な漫☆画太郎、もコケたし。
あっ、でも。
>ビール通
それはそうかもしれん。
今まで500作以上(既に1000作超えてるかもしれん)のflashの感想書いてるんで、そのぶん「通」の気分になっていきがっていたかもね。
だけどよー、お前さん。こんな匿名掲示板の一粒である俺を否定する労力があるなら、少しはたけはらみのる(藁)の最近の作品を擁護してみたら、どうかね?
お前にイラつく所は
仮にAVを1000作以上感想書いてたとして
スカトロに興味が無いのにも関わらず
AV作品ひとくくりにして書いてしまう所
興味無いジャンルに首突っ込んで濁らせるな
お呼びじゃないってことが分からないのか?
へ?
たけはらみのるってスカトロなの?
つーか、ビールとかAVに例えるあたり、思いっきりFlashを馬鹿にしてない?
俺を馬鹿にするのは構わないけどさ。
それと興味あったから、失望したんだよ。
FLASHで作られた創作物ってだけで
感想述べるお前が一番ふざけてるよ
あーあー、よくわかんない。
もっと具体的に、書いてくれよ。
感想は要らないの? だったらもう止めるよ。
ただ、お前が俺のこと大嫌いだってことだけはわかったよ。
それでいいか?
後は勝利宣言でもして、たけはらみのるは偉大だった、ってことで自己完結してくれよ。
俺は俺でたけはらみのるは、昔と比べて今は誤った道を進みつつある、って思ってるからさ。
じゃあ、グッバイ。
グッバイレイニーデイ(堀下さゆり)
結局、素敵詩的すくりぷとの曲について、誰も教えてくれなかったのが心残りだけど。
中々、充実した時間を過ごせたよ。この喧嘩も含めて。
parafla祭、中途半端に終わっちまってごめんな。
では、また、何時か、何処かで。
自称FLASH好きは好きの沸点が低すぎる
へっ、何言ってんの? 今更。
好みか好みじゃないかだけの話なのに
>>55みたいに無理やりレビュー書こうとするから
抽象的な表現を並べただけで終わる
何が面白くないかの本質も理解出来ていない
いきなりまともなレスが来て驚いたなー
あぐかる。
1変身ものを狙っているのに、トランスフォームの効果が今一。変わったほうが可愛くないように見えるし。
2約束されたハッピーエンド。商品を売りたいとの大人の事情もあるのだろう。だから問題が起きてもスリルはない。
3更新期間のスパンが長すぎる。みんな飽きた頃に次話とか。
4メロンを売り出したように、迷走気味に拍車がかかった。
5完結していない。たけはらみのるらしいが、これだけのスタッフと期待させる予告OPがあるのだから、これはNG。
たけはらみのると「あぐかる」
1定番にはまりきった登場人物。なつみSTEPでのしぃぎこカップルに見せた、微妙な羨望の表情など、表現の中にそうした細やかな心の揺れを感じない。
一応6点。観てみればもっと詳しくかけるのだろうけど、農業豆知識とか入ったり、アクションが少ないので見るのに疲れるで中毒性がない。これが7点目か。
俺の負けだわ
退散するわ
おいおい、ID変わってるが、同士打ちだぜ。
サヨナラ言っちまった手前、俺も去るよ。
レス読み返したが会話が噛み合ってないので補足すると
俺のレスはあかぐるじゃなくて
>>54以下に対する話ね
全ジャンルレビューとか好きが安売りされてて嘘臭いなと思っただけ
あかぐるとナナメ叩きが、どうかした? もっと落ち着いたほうがいいぞ。俺も。
自分は文章系とAA系が主な守備範囲なんで、こういうのよりもMG系はもっと酷いっすよ。
>>41 なんて見てごらんなさい。
目も当てられない。
でも好きなFlashばっかり書いても、表現の幅が鈍っちゃうんだ。
文章力、表現力を高めたい目的で書いてるので(あと素敵詩的(rya)、こういう貴重なイベントでは出来るだけ食わず嫌いはしないようにしているよ。
結局は俺には合わなかった、って言えばいいだけだしね。
まぁ嘘臭いってのはショウガナイ。力不足だった。
改めて
さよなら。
久しぶりに来てみたらレビュー打ち切りだなんて(´・ω・`)
あぐかるだけじゃないけど55の言いたいことは分かるよ。
あー、中途半端はイカンなー。区切りよく。
もう、見返りは求めないことにしました。
うん、自分でも55は余りに酷い煽りだと思う。共感しちゃあ、いけません。
・AmanojaQ
ttp://www.ku-da.net/flash/games/amanojaq.html おお! タイトルから凝っている。目が動く。こういう無駄っぽい拘りが、その無駄っぽさから言って好きだ。
好きなんだからショウガナイ。
中身はマウスを効果的に使ったゲームが十数種類。
マウスで円を回らせるのなんて、とても良くできていると思う。
クイズは周期的に被るが、パターン化していないので、退屈に陥ることがなかった。
むしろなまじ慣れてしまうと、アマノジャクの罠に引っかかってしまうので、結構ハラハラする。
ルールから言って、複雑になって難易度高めになるかと思ったが、どれも初見で直感的に分かる問題となっていて、とてもやり易い。
その直感に一捻り加えたのが、本作のミソかな。
ただ若干、問題のバラエティーが少ないようにも思えた。
種類を増やせば、flash版メイドインワリオみたいな感じで、文句なしの出来になると思う。
でも、到底、敵いそうもないスコアランキングを見る限り、やり込みの度合いは深いようで、周期的に問題を解いていくことに、中毒性があるのかもしれない。
ただ僕は、そこまでやれなかっただけだ。でも、ライトユーザーの僕でも、面白いと思ったよ。
ここまで作りこんでるなら、アマノジャクを外した王道でも遊んでみたくなる。
オススメ。
・16ヒーローズ
ttp://ichikuro.com/production/16heros.html バーコードバトラー、AAバトラーに通じる面白さがある。
それだけでなく、友人、知人、芸能人、何でも好きな名前を入力して、キャラが出来るまでのワクワク感。
名は体を表す。受け皿の広さを感じさせた。
LVアップやアイテム所得によるキャラそのものの能力アップが無く、
本当に名前だけで、職業、アビリティ、アイテム、ステータス全てが決まるというのが、潔い。
戦闘もオートだし、セーブもオート。
RPGの醍醐味でありながら、作業っぽくなる部分を、排除したのは、とてもチャレンジスピリットを感じる。
発表当時にふれてみた時に感じた不満点。
闘技場がランダム対戦で、今一つどれだけ強いキャラやチームを作れたのかが、わかりにくかった点。
これが、今やってみると、改良されている?
闘技場の敵がレベル性になったことで、やり込み要素に達成感が加わって、スキの無い作りになったと思った。
でも、重くて、僕のヘタレパソコンでは遊べなかったっす。ごめん。
遊べる人は、またトライしても面白いかもしれない。
最初、バランスが悪いと思ったのが、毒?のダメージやリジョネ的回復の速度が、早すぎて強力すぎるところ。
でも、そこも改良されてるかもしれない。
これは力作っすね。注いだエネルギーは半端ないだろうし、それに加えてゲームベタな僕でも楽しませようとする親切心も感じた。
十分に遊べないのが、悔しくもある。そんな出来。
・弾かせてみた
ttp://nanos.jp/joojoo/blog/3/34/ 全体的に作りは荒いけど、楽器を演奏する動きと音の同期は、きちんとしている。
そっち方面に造脂が深いのかなとも、思わせた。
画面を固定して、始まりから終わりまで統一感を持たせて、短めの尺で終わらせたのには、好感。
雰囲気に浸れた。
ストーリーや絵の上手さで勝負するというより、左側の女の子の手のような、ささやかな動きで勝負してるって感じ。
うん、それで正解だと思う、かな。
ただ、最初の「静かになるまで……」の文字の箇所は少し蛇足ぎみっぽく感じた。
・鳥獣ギガバイト(全8話)
ttp://www.youtube.com/watch?v=X7-_w3JFdnM チープな感じ。
紙芝居的で、間や緩急が余り機能していなく、声も字幕の方を先に読んでしまうし、何処か感情が篭っていない。
うーん、これは映像でやる意味があるのかと思った。漫画とかの方が、合っているんじゃないだろうかと。
それが第一話、第二話で感じた印象。
でも、話が進むうちにトリ語やセリフなしで絵だけで魅せる演出が増えていき、音楽も入っていき、Flashアニメとしてだんだん見易くなっていくのを実感。
でも独特の雰囲気は変わらない。
そしてこの下らなさが、他にはない個性になっているようにも思える。
これはこの塩梅で、このままでいいのかも。
下手に上手くなり過ぎると消えてしまう旨味があるんじゃないだろうか。
気を構えて観るというより、暇つぶしに観るほうが自分には合っていた。
大笑い、というより、脱力系って感じで。
個人的には第3話がツボ。
・ばらの花
ttp://www15.plala.or.jp/Notebook1/baranohana.html 寂しい? 虚しい? 何か閲覧後に心にぽっかりと穴が空いた感じ。
短篇集、なのかな。日常の一コマ一コマを覗いたような。
最初のエレベーターや中盤の電車など、ディティールに凝った画は、強く印象に残る。
「ワレワレハ宇宙人ダ」とか、涙を滲ませる青年の顔とかのミステリアスな感じも。
うん、シーンごとの間がやや長め。
精緻な背景などで、飽きを感じさせなく、そして寂しさを備えた読後感もそこにあるのだろうけど。
前半は許容できたけど、後半は少し退屈してしまった。
だからと言って緩急をもっとつけたり間を切り詰めるのは、持ち味を殺してしまいそうで、いい打開策ではないと思う。
何か背景の書き込みや動きやカメラの使い方とか、別の解決策があるんじゃないのかな。僕には余り思いつかないけど。
「ばらの花」というタイトルだが、僕はタンポポを見ているような印象を持った。
地味でささやかだけど、都会の日常にも咲く、風に揺られる花。
・もさもさマーチ
ttp://parafes.web.fc2.com/2012/sakuhin.html 柔らかな色使い、細やかなアニメーション、背景の書き込み、そして音との同期。
どれも凄く丁寧に作られていて、安定感抜群。ひとしきり和む。
イントロ部分、一番も二番も、こだわりを魅せていて、一気に引き込まれた。
中盤部分を削ったのには好感。癒し系の宿命だが、それでも少し間延びしたように思えたので。
個人的に巨大モサモサや馬飛びなど、作品中に溶け込んでいるのかそれほど突飛じゃないのだけど、かなり好み。
オチは、うん、「そこまで行くのかよ!」っていうツッコミを入れたくなるほど、驚きの展開を見せる。
ただ大オチは、何のために左へ左へ、マーチしたのかが結局、不明瞭だったので、やや消化不良感も。
ストーリーじゃなく雰囲気で魅せる作品だとはわかってるんだけど、僕の悪い頭は、それでも鮮やかなストーリー性を期待してしまい、
そしてこの作者さんならそれを実現できるんじゃないかと思ってしまう。
1みたいな人がいなくなった時がFLA板の本当の終わりだと思う。
778 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
職人の分類と同じようにアンチの方法を分類してみよう。
・印象批評タイプ
別名脳内モデラー。脳内に自分の理想のモデルを作り上げ、そのモデルとの差という形で
批評を行う。脳内モデルがバランス良く、一定である場合には、その批評自体が
評価の基準として信頼を得るタイプ。
モデルを意識することなく、「なんとなく」印象で批評する者も多いが、それは感想文だ。
脳内モデルが日替わりであったり、文句を付けたいだけの場合はコロコロと基準が
変化するため、糞の役にも立たない。
「〜のようで○○だ。」「〜でないから糞だ。」という言い方を好む。
神のように幅広い知識を持った人物がこのタイプの批評を行うと、
その分野では神格化・カリスマ化される傾向にある。
書きやすく。モデル次第で何にでも文句を付けることができるため、安易にこの手法に走る
者が後を絶たない。
神以外のこのタイプの言うことを真剣に聞くと、その一貫性の無さに振り回されるばかりなので注意。
馬鹿にはお勧めできない評価方法
779 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
・比較批評タイプ
別名優柔。印象批評が脳内モデルが絶対の神であるのに対し、こちらはもう少し砕けている。
2つ以上のモデルを比較し、その異なる点を述べ、差異によって作品を整理しようとする。
優劣を付ける場合もあれば、比較を通じて問題提起を残すだけの場合もある。
「○○はこうだが、××はこうだ、それは△△だろう」という言い方を好む。
いろいろな分野にまたがった知識を持つ人物がこのタイプの評価を行うと、
知識の拡散と集約が起こり、組織としては大変便利な人物となるタイプ。
しかし、意識的に比較となるモデルを提示しているのではなく、単に自信が無いために
2つを提示しているだけの場合も多い。見ていてイライラするアンチや。
結局何が言いたいのか分からないアンチはこのタイプが多い。
提示しているモデル自体が意図がわからないものだったり、痛い場合は目も当てられない。
気を使いすぎの馬鹿にはお勧めできない評価方法。
780 :最低人類0号:03/08/25 21:51 ID:???
・構造分解タイプA
別名マニア。作品をパーツパーツごとに細かく分解して考え、個々のパーツに対して
自分の得意分野に関して何かしらの評価を行う。
「このアニメーションは…」「この絵のパースは…」「この概念は…」という言い方を好む。
自分の好きな分野はとことん極めているタイプの人間が行うと、その分野の人間に
とっては神のような扱いを受ける。また、専門分野の知識の入り口として有効に機能する。
反面、興味がないものにとっては非常にウザイことも。空気が読めない場合には
本人は荒らしているつもりはなくても、反感を買うタイプ。
また、エキスパートになりたいワナビー君が評価を行おうとすると、気が付けばこの形となる罠。
周りが見えない馬鹿にはお勧めできない評価方法。
781 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・構造分解タイプB
別名コマ送り。作品をパーツパーツごと、特にFlashでは時系列にそったシーンごとに
分解して考え、個々のパーツに対して何かしらの評価を行う。
「このシーンは…」「先程からの流れで…」という言い方を好む。
作品を分解して考えるため、個々のパーツを洗練させるような技術を持つ者がこの評価を行うと、
作り手にとっては非常に役立つ評価となる。
反面、個々のパーツに執着してしまい、全体的な流れを見失った評価を行いがちでもある。
全てを真剣に検討しようとすると非常に根気の要る方法。
製作スキル途上中の製作者にとっては、評価というよりもむしろスキルを吸収するために
有効なノウハウでもある。
ただし、あまり分解しすぎると、作品うを作品として楽しむことができなくなる諸刃の剣でもある。
作り手以外が読む文章としてはつまらない場合も多い。
また、自分は構造分解タイプBのつもりであるが、結局タイプAに行き着くこともしばしば。
いつまでも一般観客でいたい馬鹿にはお勧めできない評価方法。
782 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・記号タイプ
別名キバヤシ。作品をひとつの素材として捉え、一般的な解釈とは違った解釈を作り出す
評価方法。評価というよりは、むしろネタである事も多々ある。
「一見○○だが、実は××というテーマが隠されている」
「俺達は何か重大な(略」という言い方とメガネを好む。
製作者にとってすら、思いもよらない解釈を生み出すため、はまると非常に「面白い」 評価となる。
妙な知識とバランス感覚を持つ人間がこの評価を行うと、その評価は
作品を超えて新たな作品に昇華する事すらある。
反面、中途半端な知識やバランス感覚の無い人間が行うと、非常につまらない、質の悪い
パロディや妄想として扱われる。
また、作品が作品を生み、その妙なエネルギーの連鎖から、どこか遠いところまで
行ってしまう事も多い。
面白い反面、製作者のスキルアップには何の役に立たないとこもしばしば。
しかし、ネタに走ってさえなければ、感受性の強い製作者が、自分の作った作品の解釈の
され方について悩んだり、新たな表現の方法を受け取ったりするのは、この手法が多い。
前しか見れない技術馬鹿にはお勧めできない評価方法
>>85 どうも、お気遣い頂き、ありがとうございます。
でもごめんなさい。わたしは>>1本人ではありません。
1の妹です。
兄は、太郎兄さんは、昨年、生を終えました。
思い返せば、まだコートを羽織っていた春先に、
「花ちゃん、もしもの話だけどさ、僕の葬儀に絶対、流して欲しい曲があるんだ、まだタイトルも知らないんだけどね」と熱く語っていました。
そして先月、糖尿病で、足が黄色く腐り、切断してから、とても弱っていきました。床ずれをおこし、顔にシミが点々と付いていました。
ジョークだったら、良かったのに。
でもでも、最後の最後に、
「でも僕の記憶の中に最後まであの曲は寄り添ってくれる。何か思い出を独占した気持ちで嬉しいんだ」
とか
「走馬灯ってあるだろう? あの時にあの曲、思い出せないかな。
時代をさかのぼって僕たちが産まれた意味を知るとか、一度きりのこの世にアリガトウサヨナラすることよりも、それが最高の楽しみなんだ」
とか
掠れるような声でささやいていました。きっと、兄は幸せ者だったのだと思います。
わたしの名前は山田花子です。
兄の名前は山田太郎です。
わたしゃ、ウソつきです。
荒削りの宝石
・紅白FLASH合戦2012 オープニング
-LeadGrimStarEon-
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696902 あぁ! これは力作。
光の当て方が綺麗、というだけじゃなく、奥域や立体を意識した重厚なシーンの連続が、情感のある歌声とマッチ。
比較的スローテンポで進むのに、時間が短く感じられた。緩急、時の制御も流れるように自然で、心を揺さぶる。
前半部分。緑の壁の光沢や紙吹雪が星に変わるなど、さり気なく流してるけど、うん、とても魅かれるものがあった。
2分20秒辺りから、作風が変化した?
というか弾けるように、立体を効果的に使った映像になっていると思う。波の入れ方がヤバイ。
その代わり、ちょっとそれまでのメッセージが、途切れているような。
最後らへんは文字が重なってゴチャっと感。
合作だったのかな。
立体的な映像とバラード的な音楽。その壮大な舞台ではAAが少し浮いてしまった。
前半のイラストも後半の3Dも。(でも、AAそのまま、文字記号そのままだったのは、溶け込んでいたっぽい)
メリハリに為ってると言えば、そうなのだけれども。
ファンシーなAAとミクロへの拘り
・オープニングその2
ttp://flash-rw.com/rw2012/02.html 可愛いAAがずらずらっと。
FlashでAAが頻繁に題材にされ、2chでも沢山のAAスレが賑わっていた頃を思い出させた。
本当に多数の種類を起用していて、その特徴をしっかりと掴んでいる。オデンマンやコケモモなんて覚えてるというか知ってる人っているんだろうか。
これだけ旧知のAAに詳しいFlash作者は、あの人しか居ないのでは? と思って観ていたが、なるほど、やっぱりあの人だ。
心惹かれたのは、メッセージを前面に出さなかったことと、パレードに台詞を使わなかったって点。
語らないことが、作品のほんわかとした空気とイベントを応援したいという意思を、実直に映し出す。
一本調子にどうしても為ってしまう構成だったので、1日目、2日目の間に長目の沈黙をいれ、曲を変えたのは、優しい工夫。
更に1日目のドラム、2日目のシャンシャンと、細かな音とキャラの歩様が同期している。さり気ないけど、音との一体感がある。
おかげで最後まで流し見になることなく、作品を見終えることが出来た。
粗探しをすれば、冒頭のステッキが色のせいか見分けづらいのがちょっと勿体ない。
今年はオープニングが2種類あるけれど、それぞれ本当に素敵。甲乙つけがたい。
美と愛らしさ、迫力と和み、対極にありながらも、どちらとも、とてもその先をワクワクさせる。
突進系、玉砕ギャク?
・マグカラ3
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mag3.html アニメや絵だけでなく、音へのこだわりにも、凄まじい執念を感じる。
かなり感情が篭っていて色分けがされている声優、さり気なくも話を盛り上げるバックミュージック、展開にキレを与えている効果音。
どれも、とてもイイと思う。まー、わたしは見識が狭いんで、当てにはなりやせんが。
特に声は、綿密な打ち合わせをしたのか、キャラの特徴を立たせるほどに、抑揚がついている。
「モテない女の」は、妙にツボった。
1A ネタ的にちょとターゲットから外れて爆笑って程じゃないんだけど、テンポ良く進むので、くすりと軽快な笑いがやってきた。
1B グダグダな雰囲気が、笑いへの警戒心を解いて、とてもストレスレス。
2A どこか早いリズムで流されているというか、平べったい感じが残った。沈黙の間が少なくて、常に何かしら喋ってるって感じが忙しいって印象かなー。
2B ラストはちょっとキレに欠けるかな。
1と2。何か正反対。掴みどころが無いというか、このニョロンとした感じが、この作品の味なのかも。
えと、比較してみると。
こっちの方が途中に副音声とアクションっていう山場があるんで、入ってきやすかった。
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mg2-1.html でも、演出面はずっと上手になっているし、旬のネタを貪欲に取り入れてるし、シリーズものだけど、お約束すれすれの設定のおかげで初見でも違和感ゼロ。
『夕子』: 台詞
のような発言主の記載は、字幕だけなら必要だろうけど、個性的な声優で十分に声の主がわかるので、うーん、余分っぽいような。
わかりやすさ最優先で入れたのならオッケーだろう、でも、親切すぎるような、これは、よう、わからんっす。
ナポリタンにタバスコを!(って本場のイタリア人は怒るだろ←自分ツッコミ)
・郷愁カフェ
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/rw2012.html うん、雰囲気が伝わってきた。
少し背伸びしたい時期に飲み始めるもんだよね、ブラックコーヒーって。何だか共感してしまう。
ただ刺がないというか、何というか。
余りに当たり障りのない文章なので、ちょっと引っかかる所を見つけにくかった。
写真とのギャップ、隠れ家と言う時にちゃぶ台を出す辺りに、新鮮さが感じられるけど。
後半になるにつれて写真が、かなりテキトーっぽく感じてしまった。
それとゆったりとした曲や文に対して、ややテンポが早すぎて、駆け足ぎみっぽくないか。特に最後辺り、曲も中途だし。
追記:
でも考えてるうちにこの刺激の少ない感じ、落ち着いた感じは、軽食で午後3時辺りの時間を潰す
馴染みの喫茶店そのものの雰囲気なんじゃないかと、思えてきた。
タイトルからして、作者の狙いもそこにあるような。
あーダメだ。わたしは、刺激やドラマ性を求めすぎていて、飢えていたんだと実感。
こうした自然体で等身大の作品って、もしかすると、淘汰されていて、却って絶滅危惧種、というか貴重な作品なんじゃないだろうか。
そう思った。駄目だな自分。でもでも、もうちょい、ゆるゆるしたかったかな。
イヤホンやヘッドホン。なんて愛おしくて、儚い響き。
・noise
ttp://www.youtube.com/watch?v=kqc5c-cmzcY ごめんね。普通にスピーカーで聞いちゃって。
構成はかなり好き。「何だろう?」と思わせておいて、少しずつ展開を読ませ納得させていく。
それをオチで綺麗に収斂する。投げやりっぽくも前向き。短い中にも、キレを。
絵も素敵。
キャラをかなりシンプルに省略しておきながら、
部屋の小物を五月蠅すぎず寂しすぎず配置していて、アパートの住民の行動原理や、画面の賑わいへの面白みを感じた。
絵上では盛り上がりながらも、混乱しないで、すんなりと入ってくるデザイン。
後半での人間像と対照的でメリハリにもなっている。
個人的に「ゲンキデスカー」がキタ。
こういう遊び心は、眺めていて心をくすぐる。
うーん、でもさー、最後の最後で文字に頼っちゃだめだよー。Aちゃんさー。
最低限の文字情報で、音と絵と記号で表現しようと志したんだろうからさー。貫いてくれよー。少々わかりにくくても、勢いがあるから気にしないよー。
ってのが唯一の不満と言えば不満。ちょい高望み。
糞フラ、ボンジュール!!!!11111
・ひでびっちの冒険!
ttp://www.magurogaeshi.com/hbt001.html 酷い。
まず声が聞き取れない。色気が全くない。「きゃー だれかー たすぅけぇてぇ」(棒読み)
その上、字幕がない。よくわからない。でも、よくわからない方が健康的な気がする。
最初の地球のシーンなど、ミスリードの仕方は上手。
カメラの動きや構図、大胆なアップの仕方や胸を開いたら「ひでびっち」など、見所もある。
でも、予想を超えたナナメ下の展開に、もう、どうしようもない笑いが。笑いすぎて、泣けてきた。
エロって言っても、ここまで個人的趣向を、媚びずにダイレクトに、しかも手間ひまかけて、発露するってのは凄いことだと思う。
それでも羞恥心や嫌悪感を与えられなかったのは、作品のエロの方向がオープンであけっぴろげだったからだろうか?
ひでびんの「ひでびっち」、ネーミングから突き抜けている。
やや後半は失速というか、無理やり終わらせた感が。
もっときちんと締めれば作品の質は上がる気がするが、それではこのフラッシュの底抜けの馬鹿らしさが落ちる気がする。
何というか、走りきった感に、自然と敬意が。王道のC級グルメって感じ。
ただ、パンツを食べられた後に、何故かパンツ履いたままの箇所があった。うん、野暮ったいな、そんなツッコミ。
ムズイ
・瞬殺王女パール 〜戦場の娘は前線で怒り、血に飢えた狼となる〜
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/pearl_okami.html いやー、これは難易度高め。
ヘタレな自分は2面で諦め。
なので、まともな感想は書けないっす。ストレスが溜まってしまうし。
自キャラが敵に比べて大きい、ってのがイライラを増幅させてるのかも。自機のダメージの当たり判定が敵より広いってのは、ちょっと理不尽に感じる。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19592987 でも、3面までの動画が、あるのは、凄く親切で面白い試みだと思う。
見てるだけでも、ケッコウ楽しい。
追記
屍を重ねた末の上達感
剣のみの攻撃に開き直ったら、何とか4面、次いで6面まで行けた!
剣はかなり使える。見た目よりも射程範囲が一段広い。届かないと思ってた敵にも当たる。
これを演出ミスと取るか、癖と取るか。けっこうやっている内に、馴染んできたので、癖の方かな?
剣での弾返しも、少し出来るようになった。というかこれが出来ないと、至近距離でモナーに弾を撃たれた時に、打つ手が無くなってしまう。
死にまくりながら進むゲームは、わたしにはちょっと合わず、やはりストレス。
でもステージクリア時のやり遂げたー感は、大きかった。
憎らしい銃モナーも惑わされるステップを踏む剣ギコも、ステージ毎の特徴も、公園を抜け出した後のあの感じも、楽しかった。
結構ハマった結果のギブアップなので、後悔はない。
あれ?
・死んだあと
ttp://takeumac.6.ql.bz/RW2012/rw2012.html 一面のボスを倒して魂を交換したあと、先に進まない。何でだろ? ボロパソだからかな。
面白いと感じてただけに、うーん、もう少しやりたいんだけどな。
アクションは分かりやすく、難易度も手ごろで、取っ付き易く、導入部分は成功していると思う。
ストーリーとの融合、雰囲気は単体のアニメ並みに醸し出されているし、邪魔ならスキップも出来るようになっていている。
ただ、ストーリー進行のテキストでのzのピッ音はケッコウ大きめで、やや過保護かな。
:追記(いやー、手早く対処できるのが、イイところっすね。やれたー)
ゴリ押しでいける難易度がありがたい
面白かった。よかった。
最初のボスはヒットアンドアウェイで隅の方の足場まで攻撃し、追い詰められたら上段へ二段ジャンプで乗り越える。それでイケた。
後は敵を出来るだけ多く倒しスコアを稼ぎ、アイテムを貰えば、無敵時間を利用してダメージを受けながらでも攻撃や包丁連打でラスボスまで倒せる。
多分、ノーダメで行けるコツとかもあるんだろうけど、何だろう、この易しめの難易度がとても好き。
それは先に進みたくなるストーリーと、雰囲気のある地獄の世界という魅力と、途中の意味深の選択肢が、ゲームへの動機を増加していたから。
肯定ED、 否定ED の分け方に、凄く刺激を受けた。
現実逃避ED 、現実直視EDにも変えれるんじゃないかと思うくらいに、否定EDへの進行を好意的に受け止めていたので、とにかくオチに衝撃を受けた。
えっ? だって、仮に地獄に行ったとしても、今が過去になったとしても、今生きている自分を大切にしたいじゃん。たとえ醜いものでも直視したいじゃん。
ていうのが俗世から解脱をしきれない、わたしの中の弱さなのだろう。
この作品のストーリーに、納得したって訳じゃない。
でも、共感を呼ぶストーリーとは別で、ああ、こういう考え方もあるんだ、って実感することは、とても記憶に残り頭の中をくらくらさせる。
ただ終わり辺りは寂しいかな。ちょっと真っ黒だったので、余韻が欲しい。
後はダメージを受けたとき、後方に吹っ飛ばされるのは味だけど、キャラの方向までダメージ主とは逆方向を向いちゃうので、ちょっとイラっとした。
でも二段ジャンプ後でもダメージを受けるともう一回ジャンプできるってのが、上手くリカバリー出来てすごく嬉しい。
要望を送るとしたら、それくらい。ジャンプで髪とかなびかせたり、ストレスを感じさせない操作体系とか、凄く凝っていると思う。
細かいとこだけど
>否定EDのラスボス前の台詞で、「消える」が「き得る」に。
ほのぼのアクション系
・これが悪バスターの日常だ!
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_nitiaku_nitijou.html テンポ良く進むコメディ活劇。
高揚感のある曲に、効果音が映え、かなりイイ。
随所でセリフの中に絵や記号を取り入れていて、テンポアップと分かりやすさに一役買っている。
メリハリのある線と色彩が目を楽しませ、最後まで疾走感が続いた。
悪を倒した後の店内への切り替え方が、面白い。
戦闘はもろドラゴンボールだったけど、迫力がありニヤニヤして見れた。かめはめ波とか打ちたくなるよね。
取り入れ方として、良いエッセンスを抽出しているなーと思う。
中身はありふれた、くだらないものかもしれないが、そのくだらない日常をオーバーに演出すらからこそ出る面白みが本作では、くっきりと。
一話完結型の為もちろん単体でも楽しめるけれど、
シリーズを通して観てみても、明らかに丁寧になりテンポが良くなり、上達していく腕前やさり気ないクロスオーバーやネタを追う楽しみがある。
とりあえずな本編の終わり方は、ちょっと無理やりさを感じたが、おまけできちんとオチテイル。
と言うか、おまけはそのまま本編に組み込んでもいいくらい。
炭酸飲料水的な
・書き手語り部逃避行
ttp://3rd.geocities.jp/gyom4/escape_writer_teller.html わからない。多分、わからない、と思わせるのが、魅力なのだろう。
線画が印象的。それとひらがなで埋まるシーン。こういう場面が幾つかあると、他の部分も妄想したくなる。
不気味一辺倒じゃなくて、くねくねするマネキンや、読めそうで読めない文字情報などに、チャーミングな部分も残っていて、混沌としている。
どちらかというと断片集的で一個の世界としての統一感は余り伝わらなかったけど、何というか瑞々しい感性の全力突進って感じを受けた。
サービス精神旺盛な、そうした諸部分が感情を揺らし、リプレイを押してしまった。
後半、何処か息切れ感というかパンチに欠ける部分が。
特に終盤、モララーが回転する所は、尺を引っ張りすぎたか。穏やかに流れる感じがあった。
やや曲との相性が悪い?
カオスミックスとあるけど、原曲にはサビに爽やかさや前向き感があって、このアレンジ曲はそれを打ち消していない。映像も意図したのかつられてしまっている。
だからか、最後には不安よりも爽快感を受け取った感じ。
ちょっと悲しい話かなとも思ったんだけど、もしそうだったのだとしたら、
不安や悲しさを煮詰めるにはあと一周半くらいもがき続ける必要があると思う。勝手ながら。
今の作風も大好きなんだけど、ね。
土台しっかり
・『DOGMATIC JUSTICE』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696752 アニメのOPみたいだ。丁寧に描き込まれてるし、安心して見れた。
草の表現の仕方が、好きだな。
淡々と進む、分かり難い所がない。というのが良さでもあり、ネック。
見慣れてしまっている展開や設定。新味をあまり感じられなかった。
こういうアニメPV系だと、何か戦闘シーンとか迫力ある場面を期待しちゃうんだ。
また青ギコ桃しぃを主軸に、短い時間内で手堅く纏まっているのだけど、黄色キャラには消化不良感が。
続編仕立てなので、後々からんでくるのかもしれんけれど。
悲劇っぽい予感を徹底的に与えていて、さぁ次はどうやって展開するかって、期待感は確かに。
走っている箇所。丁寧に動いているが、やや遅めのアクション。背景の動きに比しても。
余韻が切ない
・覇王樹 『Lossy Compression』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19685430 冒頭、非常に掴みがイイ! ドッドの波紋が鮮やかに広がる。非日常に一気に連れてかれた。
数式、四角からの派生の四角の緩が長すぎたためか、少しだけ中だるみ感があったが、次の空と少女の登場シーンで盛り返す。
アニメとモーショングラフィックのイイとこどり。ストーリー性と映像美と音同期が重なって、消えていくラストが儚げで見終わったあとジーンとする。
ジャンルの垣根を越えて映像に命を吹き込んだからこその、それが散る切なさだと思う。
はじめ興味をそそられる違和感が、最後の方で馴染んでいくところが凄くしっくりとした。
複数回の鑑賞に導かれる、耐えられる流れがあるように思う。
展開がイマイチわからなかったのだけど、初見だけでもモヤモヤじゃなくスッキリ感というかカタストロフィー感を味わえた。
ノスタルジックでゲーム音楽を思わせる曲と、丁寧なドット絵の相性は抜群。
既に他作者によって使われていた曲だけど、新鮮でしっくりくる印象。選曲センスあるなー。
・日常の中の非日常。雰囲気が好き
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19590496 派手なアクションがある訳ではなく、比較的、扱いにくそうなストーリーなのに、サイレントにしたのはいいね!
それでも成り立つのは、キャラクターの表情と細かに動く仕草やジェスチャーが巧みだから。
画面から感情が溢れてくる、滲んでくるっていうのかな、作品の行間を共有できた感じ。
そして言葉が露出されないのが「秘密」っぽさを、倍加。
妙に「エロス」を感じる。エッチとか百合っぽいとかじゃなく、深い高揚感とドキドキ感。短い中にも確かな余韻が。
表情? 音楽? トータルのバランスの良さ? よくわからない。だけど、その「秘密」が分かったときもう一段階、高みに行ける気がする。
何気に止まっている場面、動かす場面が効果的に散りばめられていて、静動や緩急も意識して作られている。
表情など魅せるところではアニメを使い、止まっている箇所はカットを多く使い、飽きるのを妨げている。
オチは幽霊なのかなー、とか一捻りすると思っていただけに、ストレートだったのが却って鮮やか。
感情の揺れも、想像の中で補える程、意外性もありながらの納得感。
「しー」から指切りまでの動きが、自然で丁寧で、ツボ。
ただ、冒頭の目元が隠れているのは、トーンが外れているような。
あとは最後に抱きつきに行くシーン。それまでの位置関係からか、紅い女の子が逆方向に走っているように見えてしまった。
わたしは根性無し
・兎陰謀2012
ttp://mkhighland.yu-yake.com/sqny1221.html あー、ダメだー忍耐が続かない。
絶賛放置プレイ中のM属性の強い自分でも、この手のFlashには合わないのを実感してしまう。
台詞とか読めたり、選択に遊び心があったり、手間をかけていると思わせるのだけど。
追記:
牧場、戦闘あたりでギブアップ。
相変わらず凶悪な難易度。それもプレイヤーのゲームの腕ではなく、運と直感と根気がかなり、かなり、必要。
ゲームオーバーは死にまくり。無理に死にまくり。
そこそこハッピーだったりクスリとしたり、死なないゲームオーバーもあってもイイかなと思うけど、
ここまで徹底的に殺伐にしたのは、確信を持って行われた作者の執念だろう。
これ、クリアした人いるのかな?
誰にも知られないエンディングはちょっと悲しいけれど、何人も挑戦して未だ誰も未到達というのは面白いかも。
毎年、スタンスは微塵も崩れない。これはちょっと凄いことかもしれない。
新文章系?
・Good-bye Vectorworld
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19698531 文字の出し入れが、何というか、わたしの視認力に合った。
読めるか読めないかのギリギリの境目(でも読める)にある為、かなり力を込めて画面を見つめてしまった。
文字の出し入れは装飾的になりすぎず、多彩な表現で、ずば抜けたものを感じさせる。
モーションタイポグラフィって言うのかな?
特に右から左に る
ませる
. 読ませる、こう言う表示方法は、既成概念への不意打ちみたいで刺激的だった。
かと言って読みきる前に閉じない絶妙のテンポや前振りの表現が、テクニックに溺れているのではなく、きちんとそれを利用しているのを感じさせる。
内容はよくわからんのだけど。雰囲気だけで圧倒された。
所在のない孤独な「わたし」が、世界と繋がり、でもその中で「わたし」自身が溶けてしまって存在意義を失ってしまう、って話なのかな?
うーん、的外れっぽい解釈。
曲が不思議で切なさ混じりで、それが真面目な独白調の文章と、とても合っていると思う。
映像も少しずつ色が足されていって盛り上がっていく感じで、文章詰め込み系じゃなく映像だけで最後は引っ張っていて、これもかなり好み。
作品全体を通して重力や浮遊感があって、それがふわふわとして危うくて、一本の緊張の線になっていると思った。縦の動きが心地いい。
ああ、わたし、自分でも纏まんないなぁ。
ハートフル
・キングカオスHP50000
ttp://www.a.zaq.jp/yabezumu/king.htm 温かい二人の交流に、とても心がホワンとなった。
細かい部分も描き込めてる。
勉強をしてテストの得点があがってるところとか。ちょっとだけ出てくるコンビニ内の様子とか。「やる夫のスレ立て」からの流れるようなネタの連発とか。
あと、台詞を出すタイミングが練られている。ちょっとおどおどした間があったり、熱っぽいスムーズさがあったり。
慌ててない。急かさない。退屈させない。
本当に些細な部分なのだけど、自然と引き込まれた。
トレーディングカードゲーム(わたしの時はカードダスやメンコだったよ)というトレンドの題材を使いながら、郷愁を与える展開に持っていき、
攻撃力・防御力と複雑なルールに陥りそうなところをHPだけ、という大旦な省略を行い、タイトルから一貫させて、説得力をもたらしている。凄く上手。
このキャラである必然性は? と思っていただけに、後半の電車でのドクオの一言が、うん実に「独男」っぽくて唸らせるものがあった。
不器用なんだよね。それが不快ではなくて、深い。
たとえこれから離れ離れになったとしても、孤独を打ち明けられたことが、もう一人ぼっちじゃないことの証明。
それと変に感動的に演出しないから、感動できるんだろうなー。
ただ「作為的な偶然」が、終盤にあって、そこで少し冷めてしまったかな。
物語としては当然の帰結なんだろうけど、まー、個人の好みの問題だけど、強引かなぁと思ってしまった。
うーん、必要以上にセンチメンタルになるのを避けた? ハッピーな終わり方は確かに心休まるものだけど。
ちょっと理詰めに。(理屈より感情に訴える本作品には合ってないと思うので、何の効用もないです。えっ? 全部そうだって?)
例えば、入ったバーがカードバトルが流行っているバーだったりとか。
ショボンが久しぶりに故郷に帰ってきたとか。
幾つか「夢や奇跡」を「ありうる偶然」に変えるだけの、段階というか伏線みたいなものを入れると、もしもオチが悟られてしまったとしても、よりわたしの心に響くと思う。
でも、このままでもいいと思う。
2、3年後、また観た時に、また違った感動を与えてくれる前向きなノスタルジーと普遍性を持つ作品だと思うから。
CMとかもいいかもしれない
・紅白FLASH合戦闇鍋@居酒屋なう .
ttp://www.youtube.com/watch?v=af6-4IXiGHg ああ、リラックス。心がほどけていった。
絵は適当なんだけど、ヘタウマ路線をいっていると思う。
てきとーに何だけど、文も絵も、自分が全力で文章を書いても、叶わないくらいに味がある。ああ、基礎力のある人が羨ましい。
それとテキストスピーチが「楽しい国語」並みに、雰囲気に合っている。
本気作品が居並ぶ中だからこそ、凄く癒された。ありがとー。
限りなくストレスレス
・年末の大掃除を始めるよ!
ttp://multip.net/view/T9k45QLBrh 気になったのは行間のスペースと、箒(ほうき)という字がムズイかなーと思ったくらい。
元ネタ譲りのほのぼのさとキレが両立したオチは面白かったし、和んだ。
無理にアニメ化しなかったおかげか、構えて観ることなく、自然と眺めることが出来た。
こういうの、イイね!
チャレンジスピリット
・巨大文字AAで吹いたら死亡
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/big_aa.html 巨大文字AAで表現されるところを、様々なフォントや文字表現や文字の出し入れに変えて多彩に攻めている。
音楽といい、タイミングといい、とても攻撃的。破壊的。
ただ、それで笑えるかというと……
悲しいかな。曲のビートの激しさと表現力がありすぎるために、元スレのように任意で気軽に楽しめる感じが消されている。
「ひでびっちの冒険!」の方が、ネタ的には際どいにも拘わらず笑えたのは「何言ってるかよくわからない」という点だった。
これは何言ってるのか十分わかるし、分かりすぎるくらいに丁寧に文字構成が行わている故に、文字内容がそのまま突き刺さる。
相方が居なくなってからの一時期のカンニング竹山みたいな感じ。わかりにくい例えだな。うーん、漫談というより怒鳴ってる感じ?
ただ、今までのアプローチとは違った試みは面白かった。
恐らく従来のアニメ系ほのぼのを持ってきたら、わたしはマンネリ感に支配されていたと思う。マリオU面白いのに、それでもマンネリと言われるサガ。
これは笑いのヒット率は低かったけど、飽きてしまうような間延びは一切、感じさせなかった。妙な爽快感もあった。
それと何回か観ているうちにくすっと笑えたりしたので、曲の勢いとそれと同期するネタのスピード感が高速過ぎたのかもしれない。
うーん、軽くなった看板を抱えて、フロンティアを突き進んで欲しいな。願望だけど。
・巨大文字AAで吹いたら死亡
これはうわぁ…としか言いようがない
AAなら救いようがあったけど
>>114 AAの文字への加工は、恐らく最も力を込めただろう部分のような感じがして、そこが諸刃の剣になるなんて。うーん、皮肉。
オシャレ?
・FANTASY
ttp://www.youtube.com/watch?v=7K7jr3hAMi8 冒頭部分、余りに動きがないので不安になったけれど、溜めてたのかー。
ピーク時の演出のスピードは目が眩むほど。ポケモンショックとか起こしそう。
チェスの駒が落下する感じも素敵。
強烈な緩急を持った、尖った作品だと思う。
また色彩のモノトーンからカラーへの艶やかな転換など、ギャップ差による視線への刺激がビンビンくる。
音楽もファンタジーとは少し離れた難しそうな曲を使いながらも、最後まで走り続けている。
FANTASYそのものと言うより、その崩壊を描いたのかな? そんな印象を持った。
「幻」という漢字にやや違和感。
多分、硬質で頭脳勝負な理を司るチェスという題材と、幻という靄のかかったあやふやさが、ミスマッチだったんだと思う。
外国人にとっての漢字のタトゥーのように記号的に受け止めればまた違った印象を持つかもしれないけれど、
どうしても意味が浮かんでしまう日本人なので。
雰囲気はOK、話の詰め方は(?)
・Candela
ttp://www.geocities.jp/itigomann1515/FLASH/cd.htm この人の過去作を見ていて思ったのは、「目が残念」という所だった。
だから、犬が目を開ける時が、一番どきどきした。
結果は、顔に比して目の占める割合が多め、更に黒目に対して白目が特異に大きい、という違和感は確かにあった。
ちょっとドラッグがキマってるかな、と思ってしまう目。
でも人物は、その目も含めタッチよく上品に描かれていて、情景にも力が入っていて、カバーしている。
特にオチの情景は、足跡とロウソクが魂の道しるべのようで心に迫るものがあった。美しくも儚げ。
ただ、シンプルそうな話なのに、ちょっと分かりにくい難解な場面も。
と言うのも視点が女の子と犬のどちらに当たってるのか、乱雑気味。焦点がぶれていると言うか。
長尺ならそれもアリかもしれないが、この短さでは、サイレントでは、余計な混乱をしてしまうデメリットの方が大きく出た気がする。
また突如出てくる女性(雪の精霊?)など、中盤以降にやや描写不足な部分も。
命を奪う吹雪にもなりうる雪を見て微笑む女性の初々しさなど、前半が丁寧なだけに余計に際立つというか。
:追記
眠る前に頭に浮かんだので、考えてみた。
犬と少女のその後。
足跡とロウソクを辿って、二人は無事に再会できたのだろうか?
少女の方は雪山を超えれたと思いたい。というか、そうであって欲しいと祈りたい。
しかし、犬の方は。最後に見せるアンニュイな表情。もしかしたらと、哀しい予感がする。
作者はハッピーエンドを意図したのかもしれない。でも、誤読でも、誤解でも、そう考えると胸が一杯になった。
どちらも話としてはありふれているのかもしれないけれど、そうした想像の余地を残した終わり方が、作品に魅力を与えていると思う。
それを活かすには、前述したけど、もうちょっと作品内でしっくりする分かりやすい話の流し方が出来ていれば、と思う。
もやもやっとした感じが話の中にあって、だから話の外にそうした想いを巡らすのに、時間が掛かってしまったのかなーと。
っとちょっと余裕のない見方になっているので、休憩。本日はこれにて!
大学二年生的
・時の世界と創造主
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19697367 あー、うー、あー、うー。
中身や雰囲気はとても厨二的。セカイ系って感じ。ツンデレ系ヒロインに草食系男子。
でも、絵の力と音の力でそこを脱して、取っ付きがイイ感じになっている。
所々、やや過剰気味にヒロインのイラストというか写真集的なものが挿されている。
これはストーリーというより可愛いヒロインを描きたいっていう欲求からなのかなって思うけど、実際に絵として魅力的なので、うん、底力を感じる。
ストーリーを掴みにくいという点や、二人以外の生命が芽吹く印象を持つような活写が少ない、「可笑しいわね」の意味がわからない等の難点は幾つかある。
あとは「絵本」の比喩よりも「時を巻き戻す」とストレートでもとか、雨が降ってるのが伝わらないとか。わたし的な好みの問題だけど。
けれども、艶のある絵と画面展開と描こうとしている世界観の大きさで、観た後、救いの無さにとにかく切なくなった。
画面や色合いに透明感があると言うか、凄く見やすく、綺麗な画。
長所と短所が両極端に、これ程はっきりしているのも珍しい。
こうした作品を作り続けるのなら、声優や脚本といった他の誰かとコラボレーションするのも、見てみたい。
コラボした音楽との一体感は大きかった。リズムに乗って話に引き込まれた。特に昼夜の切り替えや最後辺り。
もっと、そういうのを試みたら足りない部分を補えるんじゃないか、視野が広がるんじゃないかって。
・コスパは良さげ
とある兄弟の大晦日
ttp://muyamix.sitemix.jp/contents/flash/sasuga_miso.html 日常そのもの。日常の中の奇妙な不思議でも日常の中での大きな事件でもなく、年の瀬の慌ただしさの中、淡々と時間が流れていく。
ドラマとしては物足りないが、そういう捉え方で観てしまったのが、損をしたと思わせるものが。エッセイ風味って感じ。
「年明けは、近い」「どこまでも、響いていく」辺りが、さり気なくも流石と思わせた。ちょっとキザっぽい流石兄弟だからこそ。
どうだろうなー。何か雰囲気が出ていると思う。
何でもないことをとても楽しく営む、何処にでもいそうな人たちの、温かな家族愛。
妹者はもう完全にAAから離れて、人になってる。ああ、何か懐かしく感慨が。
神社はモブというか背景に混み合うキャラクターを配置すると、雰囲気が出るかも。妹者を見失ったり、列に並んで間に合うかのドキドキ感とか。ちょと寂しい。
坊主Aが……
系統は嬉しく嬉しく、古典的文章系っ! って感じ。
やや描写は大雑把だけど、平易な表現で、飲み込めないところもなくスラスラ進む。
視点が兄者に統一されているので、凄く入り込みやすかった。
クリッカブルでページ送り形式が優しい。クリックで進む方式の難点として、音との細かな同期が出来ないって点があると思うけど。
数曲の音楽で展開を仕切っていて、鐘を打つ音がアクセントになっていて、ダレを感じなかった。
しみじみと。
・海辺の魚【後編】
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2011.html 一年ぶり。完結おめでとう!
相変わらず美味しそうな料理を描くなー。
大分、伏線回収に時間を取られたようで幾つか説明っぽい感じもあったけど、滑らかに話が進んでいく。
従兄、靴、漫画家。うーん、ここら辺はちょっと超展開っぽい。予想ができない意外性はあったけど、かなり力技なんじゃないか?
でもキーとなる写真の伏線は、きっちり回収していると思った。
綺麗にまとまってる。
心の奥まで踏み込まず、微妙な含みをもたせながら、物語はゆっくりと閉じられていく。
距離を縮めるのではなく、離れることによって。
一人一人それぞれの道を行くっていうのかな、自立っていうのかな。揺れていく多感な青春って感じ。
淡々としているが、何処か応援したくなるというか、後押ししたくなるような、そんな後味が。
設定だけじゃなくストーリーによって、何気ない会話とかでそれを与えられた。言葉では表現しきれない、表現しようとしたら消えてしまう妙な気持ち。
それと音楽、特にテーマソングが、かなり雰囲気作りに貢献してると思う。不思議さと鋭さを併せ持つというか。
全体を観て、タイトルが、どうも、イマイチしっくりとこない。うーん、何だろ。
あとは絵や写真のチョイスは凄く馴染むのだけど、人物の顔の描写がイマイチそれらに追いついていない。
もうちょっと繊細な表情で魅たかったし、特に横顔がちょっと微妙。
弾き語りポップ
・rainbow
ttp://youtu.be/sTRprIkgqic タイトルから七つの線系かなと思っていたので、ケッコウ多彩に責めてきたのには、いい意味で驚かされた。
曲がいいね。どこか陽気で軽くて。
映像もそれに合わせて、手作り感と軽やかさを演出していると思う。ただ、若干、音に乗り切れてない感が。
やや、尺は長めか。ちょっと飽き始める頃に、3分が終わった。メリハリや山場や緩急が足りなく、一本調子っぽいのかも?
でも演出は頑張っている。たくさんの時間と色々な創意工夫が垣間見える。
(「頑張っている。努力している」そうした言葉が「凄い」という言葉よりもどうしても先に出てしまう。)
実験的な作風だが、その手探り感に面白さがあった。何だろう、小学生の化学の実験的な感じ。
四角を中心に用いた作品は、自分の中でこれが壁になってるのかな。
鋭い音同期とか、徐々に足されていく構成の妙など。
em 『Simplicity』
ttp://www.nearlynothing.net/images/simplicity.htm
心地よさ120%
・Forming
ttp://www.geocities.jp/karoeya/movie/forming.html 圧倒されるというよりも、馴染む感じ。
思わず、リプレイしてしまう中毒性も感じる。
音との同期だけじゃなく、その特徴を踏まえた映像のシンクロが、かなり上手くいっている。
デザインも整っている。疲れない、心地いい、色彩も嬉しい。揺らぎが気持ちいい。
画面を目一杯に使い、敢えて見切れさせることで、迫力を出している。演出の妙。
3D表現が自然で、嫌味ったらしくないんだ。とも思った。
冒頭のForming以外、強く意味を主張するシンボルや言葉を省いたのは、潔い。
スタッフロールさえ、付けていない。
だからなのか自然と何も考えず、映像へと浸ってしまった。
意味がないところに意味がある。
動画を観続けて疲れていた中で、爽やかな秋の風が吹いた感じ。浄化される。
うん、ごめんね。指摘するところが見つからず、抽象的になってしまって。
(強いて言えば青バックに四角が入り乱れるところが、立体というよりややごちゃっとしている感じ? 好みだー)
でも、凄くイイと思うよ。お手本になるくらい。
ドンキホーテ
・紅白FLASH合戦'12〜紅白妖精の裏技〜
ttp://plus.kakiko.com/sappuunotate/RW2012.html 際どいネタで来るなー。最後の最後、叩きつけられた感じ。
下ネタとブラックジョーク中心だけど、画が丁寧で、自覚的な感じで行われてるので、不快感は少ない。
任意で進む形式になっていて、かなり負担が低いというか気軽に読むことができるのが、中身と相反して、実に親切。
ページめくりサウンドノベル形式flash。
セーブ機能は大丈夫かな。これくらいの軽い文章なら、一気読みもさほど苦にはならなかった。
所々、話が飛ぶというか、脈絡もなくネタが挟んである。でも、そうした「無駄」を楽しむ作風なんだろうか。
そんな雰囲気があって、結構スンナリと入ってきた。
第二話の無理やり挿入された冒頭がヤバイ。大丈夫の強引な台詞回しがクセになる。JOJOっぽい、ああ、いいっすねえ〜。真冬なのに焼いてかない?
ネタはヒット率は低いものの、話全体がネタだらけなので弾数は多く、ハマる所のにはとことんハマる。ホームランバッター。
所々、この「紅白flash合戦」やflash「クリエイター」が保持しようとしているブランドイメージをズタズタに切り裂こうとする気概は、とても刺激的。
オリキャラじゃなくて、善意の固まりで出来たようなマスコットキャラクターやアニメキャラにやらせたのが、慧眼。身近な素材で、ギャップ効果が、かなり大きい。
うん、このスタンスは個人的に好きだよ。
恋文と称した、催眠商法ツボ買え自主制作アニメよりも、ずっとズシンと来るものがあったよ。(わたしの腹は、どす黒いのです)
オ○ニーって、Flash制作だったり、こうして駄文を書く事へのアンチテーゼかなあ。自覚しなきゃいかんですね、わたしも。
ただ、戦おうとしたflash紅白自体が予想よりも危篤寸前だったのは誤算だったんじゃないだろうか。
ヒットポイント1のスライムに、渾身のギガデインを喰らわせたような、そんな感じ。
平成格闘浪曼
・012年のCopernix天動説
ttp://www.geocities.jp/ayase2011_2/cop/ かなり本格的。
多彩なバリエーションがあって、動かしているだけでも楽しい。
ただ難易度は高め。コンピュータがケッコウ賢く、的確に攻撃してくる。
下手にジャンプ攻撃とかすると(実に初心者っぽい)、かなりの割合で撃沈される。
ストーリーモードでは、2人目でギブアップ。
吸収系の必殺技を高い成功率で行うので、どうも力負けしてしまう。心が折れてしまう。
ゲーセンにきそうな人たち、つまり上級者を楽しませようとしてるのかな。
その割には気になるストーリーも入っていて、うーん、蚊帳の外に置かれたようでモヤモヤと。
ストリートファイター系な作品が、ここまで手軽に遊べるようになったと思うと、その劇的でありながら着実に進む時代の進歩に震えてしまう。
ってか、既にストUターボのFlashってあるんすね。重めだけど、再現度の高さに、ビックリ。
フラッシュ版 ストリートファイターII ダッシュ
ttp://www.game-tm.com/action/street-fighter-ii-ce.html
細部に神は宿る
・アクロストリート
ttp://sky.geocities.jp/akausagiworks/flash/rw_acrosstreet.html 恐ろしい程の密度。
この短さで、ここまで話を展開しながらも、平坦な日々から始まって大事件まで迎える、山場を捉えた構成が巧み。
背景に異常にまでこだわって綿密に描いているのに、見せ所では敢えて背景を真っ白にして緊張感を与えている。
何ていうチャレンジを行うんだ。凄い。
伏線もしっかり張ってあって、何回も見る幸せを実感する。
また絵柄や色使いが優しく、カメラワークや画面展開にもメリハリがあって、ほとんど絶えず何処かがアニメーションしている。
なのに短距離全力疾走の物量で、胃もたれしない。ラップのような軽さがあるのには心底驚いた。
特に唸らされたのは、お約束を見事に「裏切る」場面。
だって、「しぃ⇔ギコ」と来たら、「ハッピーなカップル」って連想してしまう。
そこを逆手にとった展開に唸らされた。
込められた手間暇が、そのまま作品に説得力を加えている。
難点といえば、一見だけでは到底この作品の持つ奥深さを堪能できない。複数回見ることを前提としている点か。
でも、それは過去の「なつみSTEP」や「PINK」などの名作にもあった、webでの映像が持つ揺るぎない強み。
細かい所をつつけば、アイドルオタクが何でほほを怪我したのか、ちょっと分かんなかった。(雑誌で切ってる?)
また、1:00目辺りでその傷痕を描き忘れてるっぽい?
前半の展開の肝の部分なので、ここら辺は損してるかも。
これは強くオススメしたい。マンセー、マンセー、大好き。
終わらないで欲しいと思う緊張感と、そこからの開放感
・仮面の国のアリス
ttp://2nd.geocities.jp/ez_uhp/flash/alice_maskedland.html この暖かな結末に拍手を送る。パチパチパチパチ。
良くわかんないけど、グリム童話にあるようにメルヘンって残酷さと紙一重なのかな?
冒頭の処刑シーンで緊張感を与えられ、そのピンと張ったものが遅緩せず、終わりまで一気に持って行かれた。
残酷なエンディングもあり得ると思わせた、話運びに感服。
このボリュームにも拘わらず、先が読めず、飽きが来なかった。
それは童話という題材を熟知しているだろう作者の知見(それはそのまま文系ヒロインの魅力に繋がる)にあるのだろうし、
過度な装飾を排した台詞回しに語り部の才を感じさせるからだろう。
物語内物語という入れ子構造も、説明っぽさを打ち消し、世界観を豊かにし、展開に緩急を与えている。
メタ的な作品は数あれど、これだけ効果的に使われ、誰もが知っていて内輪っぽさを感じさせないメタ構造には、特に痺れてしまった。
物語のハイライトで「委員長」(アリス)と呼ばれていたヒロインは「亜理沙」として、「女王様」を「ヴェロニカ」と呼ぶ。
一見対極にありそうな二人の心の接点、交流は、どうしようもなく心を動かす。
気になったのは、残酷な女王を救い出すために、後半部でひたすら臣民を我侭な悪役にしてしまったところ。
ここに重奏性を置けていたら、心変わりのもっと前向きな理由を押し出せていたら、と。
それともう一点。チャイムと「つい読みふけっちゃった」の一言。
惹きつけられる導入部だけど、どうも、その後の展開と整合性が合わない気がする。仕事さぼっちゃだめだろぉいいんちょぉって感じ?
でも、この分かりやすさが作品に力を与えているのも確かだろうし、ちょっと贅沢っすね。好みの問題で。
安定感と新しさと
・スニャホ
ttp://youtu.be/9ex-5KvkFsw あー、こんな絵柄も出せるのかーって感嘆。
平成風(と言っても萌えに走るわけでもなく)に変わったキャラの外見に、自然と好感。
3Dとも見事に溶け込んでいる感。
話はスニャホの登場に、笑いが。でかいっ。
真面目に馬鹿なことやっている楽しさかな、観客ゆえの無責任さからかな。何か凄く心地いいところから笑いが。
こんな感覚、久しぶり。TVでも漫画でも、中々、味わえないっす。
どんどんアクションが足されて、盛り上がっていく展開が、あー、よかった。斜めカメラも迫力あり。
これを観ていると「削る」のが上手いなーと思う。
じゃんけんのシーンや、勝利に対する観客の喜び、といったわたしだったら力を入れそうな部分をカットしている。
けれど、前後のシーンで愚痴だったり雑誌やテレビだったりで、密やかに、けれど明瞭にそれを伝えている。
テンポアップしておきながら、わからなかったり、独りよがりな点が見つからなかった。
ここまで、到達するのにどれだけの歳月を費やしたのだろう。
流行を追った題材なだけに、スマホが廃れる前に2話、3話と、観てみたい。
コバヤシニャチコが紅白に出れなかった、なんて去年の時点で想像できた人ってどれだけ居るんだろう?
面白さは第一話だけで保証されているように思えたので、後はどれだけの頻度で出せるか。そこが飽きやすいわたしとの戦いのキーとなりそう。
あと、こういう公式サイトも遊び心があって、作品の雰囲気を広げてくれて楽しかった。
ttp://www.msformat.com/snyaho/index.html
やるクエ3〜5は最初から進めないので最強状態の動画を別に上げて欲しいんだよなぁ
あー、自分も、やルクエは何時も初っ端で、死んで、ギブアップしてる。
毎回、趣向を変えていて、感想を見る限り、面白そうだなーって思うんだけど。ゲームの腕が。
どうぶつの森やゲームセンターCXやニコニコ動画のゲーム実況みたいに、これからはゲームをプレイする(勿論、これが本筋だろうけど)だけじゃなく、
気軽に交流するツールになったり、観たり見せ合うものへと変わっていくんじゃないかしら。
一時期の映画のようなゲームっていうだけじゃなくて、プレイヤーの息遣いが聞こえる形での。とうん、無責任な展望。
と、そんなゲームつながりで二つ。
>>79 何かプレイできるようになってる(軽くなった?)し、色んなところがパワーアップしてて、面白いっす。伝言板みたいなもので紹介してくれた「マーシー」強い!
・サイボー9
ttp://heriet.info/swf/saibo9/ 過去の紅白Flash合戦の参加作品。
なんで今更紹介するかというと……
ここのRESULTのINTERNET RANKINGの1を押した時のクリアまでのプレイ画面が、凄すぎるから。
これはもう芸術でしょう。
RANKINGに乗っかった時の達成感とか、めちゃくちゃ有りそう。
改めてデザインセンスも感じるし、観てるだけでも何かドキドキする。
紅白FLASH合戦2012 エンディング
ttp://flash-rw.com/rw2012/ed.html あー、セリフ見ながらなんてとても出来ないと思ってた。焦点が二つもあると、キツイ。
だから初期位置のままでスペースキー連打でクリア可能っていう、システム上の穴があると知ったときは、残念感よりもやったー!感が強かった。
セリフも読めたし、クリアも出来たし。
今やってみるとその裏技は封印されてる?
セリフ諦めで、ひたすらスペース連打移動大作戦で、2日目の参加者ロールまで。くー、悔しい。
わたしは、実は、この作品を語れないと思ってる。
1わたしゃゲーム音痴なので、自力で最後まで見れない
2わたしゃ漫画を読んでないので、どう繋がってるのかわかんない
3わたしゃFlashを個別に見てるので、ストーリー仕立ての進行がわかんない
って、がんばりゃいいだろって話だけど、こうした視点もあるってことで。
でもね、来年も続くって、早々に宣言してくれたのはとても嬉しい。
色んなものが劇的に変わり、流れていく時代。特にネットを取り巻く環境は暴風のよう。
そういうところでね、来年もまた楽しめるってのは、嬉しいです。継続は力なり。を信じて、更なる興奮に期待したい。
・紅白Flash合戦公式サイト
ttp://flash-rw.com/ もうね、このレスは凄いと思うんだ。
初めて観るという視点を維持しながら、問題点を明確にクリティカルに突いている。
334 名前:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2013/01/23(水) 22:08:25.31 ID:yiO57Idg
外部に宣伝するならまず公式サイトをちゃんと作ってください
現状だといくら宣伝しようとネガキャンにも近いレベルです
見ず知らずの人間をパーティーに呼んでおいて会場は河川敷か空き倉庫ですか?
「シンプル」と「抜かりがある」は違います
枠線、行間、文字サイズ、強調色や背景色……明確なルールが見えずわかりにくい
そのうえ更新内容には同じ事を毎回書いてあって見苦しい、
記事本文より毎度のコピペのほうが分量が多いんだから見づらいことこの上ない
肝心の進行ページのリンクはそんな文章の中から探さないといけない
継続告知の類はサイドカラムとか使いましょうよ
「げんざいはんめいしていること」はほとんど意味不明
公式マンガやストーリー等作るのはいいですが別ページで分割しましょうよ
現実の内容とごっちゃにしてるせいで電波な危ないサイトかと思いますよ
初めて来る人は想像以上に趣旨や文脈を理解してないです
閉幕で「ありがとうございました!」等の一言も無いのは寂しいと思わないですか?
オープニングムービーが「2日目に」貼られてるのはなぜ?
「参加者インタビューを更新!」記事で名前すら書かないのはなぜ?
タイムテーブルは上リンクが作者サイトで下リンクが作品……初見で分かる人います?
コピーライト表記が未だに2010なのも気になりますがこの際些細な問題です
ロゴもいまいち、処理も悪い、高校の学園祭程度のレベル
10年続いてきたイベントの公式サイトとは思えないほど熟成されてないです
あとは、わたしとしては、うん。タイムテーブルっていうのが作品公開の肝だと思うんだけど、前提知識のない人は、素通りしてしまう予感。
2012年、作品一覧とか名称を分かりやすくするとか、何か視覚的に目立たせるとか、誘導できるといいかも。
あと、影のMVPを決めるとしたら、2chのスレッドに作品URLを貼り続けてくれた善意の人。激しくGJ。
これが無かったら、もうどうしようもなく荒んでたんじゃないだろか。
だから出来れば、運営スタッフで規制されてなくて手が空いた人が、貼ってくれればと思う。
でも、別に宣言したり名乗る必要はないと思うよ。2chだから、匿名掲示板だから。
それとか開き直って公式サイトに2chの進行スレッドをリンク、紹介するのもいいかも。
ねらー率は高いイベントだと思うし、他板から入る熱や感想を受け入れ易くなるかもしれない。
主催者が降臨しちゃったみたいに、もうね、大会と2chのわたしたちの間の壁は薄い。ノックして出入りできる。んじゃないかな。
.
.
.
やった! 2012年紅白flash合戦感想 完!
.
.
.
135 :
Now_loading...774KB:2013/02/05(火) 00:28:16.11 ID:rrC4xuGS
日刊7時の人、感想乙です!
ごめん、ageてしまったorz
137 :
Now_loading...774KB:2013/02/05(火) 14:52:45.04 ID:iNWdUm/A
【Mico】白い雪のプリンセスは、を踊ってみた【リアル妖精】再生:6,645コメ:231マイ:47音DL0【許可する】
12年01月30日 11:31 投稿
▁▂▃▅▆▇█LOVE█▇▆▅▃▁▂▃▅
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. 3:15 【Mico】First Kiss を踊ってみた【リアル妖精】再生:8,638コメ:170マイ:126音DL0【許可する】
>>135 今回は程々にジョギングをした感じに、心地よく疲れることが出来たよー。
傍から見たらどうなんだろね? 最後までスキップ出来たかな?
age、sageやスレの美観には余り気を使ってません。お気になさらずに。
むしろキリがイイところなのかも。感想の感想や、感想を聞きたい作品のリクエスト、不満点や、勘違いしてるだろこのバカ野郎や、書き損ねてしまい機を逸してしまった作品の感想など、何でも何時でも受け付けます。
無責任なのです。
作品を挙げるのと同じように(?)、反応が返って来ないと、かなり不安に苛まれるので、乙の言葉、嬉しい。滋養になるー。
>>139 どうもー。量が量だけに読む方も大変だったでしょう。こちらこそ乙カレー。
あー、紹介してくださったサイト。
作者としてだけじゃなく、読者としても喜んでいただけたってのが嬉しいっす。
いや、自己満足なんだけどね。でも誰か一人でも楽しみにしてくれていたと思うと、ジンと来るものが。
そして、補足。
うん、納得納得。なるほど、展開としてもキャラの個性としても無理がないです。
わたしは読み方が浅いっていうか、偏りすぎてると実感。多分これは直らんだろうなー。ごめんね、自らフォローさせてしまって。
ありがとう!
こんにちは、某ベテランの観客だよ。
検索に引っかからないもので、某サイトさんの呼びかけで初めてこのスレを見つけた。
いや、良かった。これだけ率直かつ心がこもった感想を見つけられて。
それにより自分の見方が変わった部分も有り、読んでて大変興味深かった。
ぜひ続けてくれるといいな。観客同士で何かしらの意見交換が出来ると嬉しいかもしれない。
読んで思ったことは「紅白FLASH合戦」というイベントの核にはやはり心理的な共鳴というものがあること。
それが具体的に何かというと難しいが、
>影のMVPを決めるとしたら、2chのスレッドに作品URLを貼り続けてくれた善意の人。激しくGJ。
これに全く同意するところで、開き直って貼ってくれなければ恐らく自分の意欲も沸かなかっただろう。
この人との共鳴を自分は(勝手に)感じていた気がするというか。
まあ、それも「紅白」に対する自分のイメージの押し付けなのかもしれないが。
おお! どうもです。
わたしは手が遅いもので、ベテランさんのハイペースで
それも知識と経験に彩られた人生模様さえ感じる長文感想はすごいなー、と感嘆しながら読んでました。
やっぱり本スレに書き込むというのが、場も盛り上がるし、色々な人にリアルタイムで考えさせて、素晴らしい。うん、わたしにゃ無理ざんす。
んー、わたしはとにかくFlashを見続けて感じて想ったことを綴っただけなので、何かしら影響を与えたんでしょか。
何か悪い変化を与えてしまったら、申し訳ないです。
続けるかどうか。自分は衝動と暇があれば、スローペースでイベント中心に感想を書こうと思っています。
それが半ば義務感に圧され、人を傷つけ、志半ばに散っていった兄から学んだ反省点です。(もう、凄くねじ曲がってるね、この嘘つき)
何かベテランさんのオススメの作品があるとコメント付きで紹介してくれると、嬉しいです。凄く興味深いんです。
とクレクレするだけするのはなんなので。
次の閃2013に向けて。兄の書いた2012は
>>26に。
幼かったわたしの記憶に残っていた短編もの。
・朝のリレー
ttp://www.youtube.com/watch?v=zdamOuoDuDc 多分、文章や詩を表現しようとするならば、ベストなテンポでの朗読、選曲。オチが心憎いぃ。夜明け頃に見ると、あー、飲まなきゃ、生きなきゃって思ったり。
・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
ttp://www.youtube.com/watch?v=M3l3L0y8Q-w 短い中でも伝わる心地いいスケール感、世界観。15年前に夢描いていた近未来って感じ。
これでもそれぞれ15秒超えてるんですよね。うん、気軽に見えて、かなりチャレンジしがいのあるイベントだと思います。15秒に全てを!
紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。
>>142 いや、自分も基本遅いので今回は気合だったというべきかw
ハイペースというかどう考えてもオーバーワークです、本当に有難うございました。
若干の燃え尽き感がある今からすると、やはり、スローペースマイペースが大切だと思う今日この頃。
むしろスパンが長い感想が、今のFLASH界には必要なのかもしれないと思った。
スレを読んで、お兄さんの無念を感じました。
もちろんその散りざまから反省すべきものはあるのでしょうが、
ただ、そこから継ぐべき遺志というのも、もしかしたらあるのかもしれません。
……何も分かっていない部外者が口出しするものではないですね、申し訳ない。
さて、記憶に残る作品の紹介とてもありがたいです。
折角なので、そこに私の感想も加えさせてもらえればと思います。
・朝のリレー
映像と曲が噛み合い、それだけ見ていても安らぐものですが。
やはり、その中核を為し心に沁みるのは谷川俊太郎の詩です。
視点が「自分」から「宇宙から見た地球」へ、ぐいんと連れて行かれ。
そこで感じる浮揚感、飛翔感の快さは筆舌に尽くしがたい。まことによいものです。
強いて残念なところをあげるとすれば、自分は紅茶派だった。リプトンおいしいよリプトン。
・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
四季折々の自然と、人工の町並みの調和の美しさ。
仕事に追われる社会人が思い描く、一つの理想郷に見えました。
「あ、そうか。……自分があくせく働くのは、こういう世界を創り出すためなのだ。」
ニュースを見ることで、人々がそのような気持ちを持てたのであれば。
おそらく、それは人類にとって決して不可能なことではないのでしょう。
紹介して頂いたので、後日私からの紹介もさせてもらいますね。
期待しないで待って頂ければ。
あー。燃え尽き感ありましたか。でも、オーバーワーク気味でも熱は失われてませんでしたよ。息切れ感も全く感じられませんでした。
本スレに書き込んでくれるベテランさんは本当に貴重な存在。そちらこそお疲れだったでしょう。ご自愛を。
兄は山田太郎兄さんは、悲しい人でした。
兄の葬儀では、同級生のいわっちだけが「や〜まだァ」と号泣してたのがとても寂しかった。
「あの、口に加えてているのは、その、あの、なんでしょ、葉っぱですか?」とわたしが聞いてみたら、「や〜まだァ」と空返事していました。
あれはきっと麻薬の1種なんだと思います。お体を壊さなければと思うのですが。(あー!)
わたしはイタコを趣味にしているので、2、3分、憑依させてみます。どうぞ兄さん
ありがとう。僕の分は走らなくていいから、花ちゃんは自分の分を一所懸命、走って。一緒に見てくれた人がいて良かったね。その思い出を大切にして。アイムフィールオーライ。
とのことでした。(あーあー)
感想、ありがとさんです。やっぱり視点を変えてみると、今まで見えてなかったものがわかった気がして、お得感。好きなものがまた一層、好きになった感じ。
ベテランさんは紅茶派かー。わたしはコーヒーとレモンティーが好き。
お返事は急がなくても結構です。負担になるようなら、無くても大丈夫。フィールオーライ。
>>144 お気遣いありがとう。
日刊氏のおかげで、また心が熱くなってきた気がしてるよ。
>紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
>綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
>色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
>それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。
なるほど、と思った。そういうものなのだろうね。
その喩えで言えば、その後ろの山の上から見下ろして「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
とか言っているのが本当は自分の性には合っていると思う。
山田さんの友人は、グワァラゴワガキーンな人でしたか。
本人に会えたら、どうやったらあの打球音が出るのかを聞いてみたいですね。
それはともかくイタコという斬新な趣味に衝撃を受けましたが、感動の再会に心を動かされました。
これは次のジブリの映画にしても遜色無いと存じます。題名は「天空山田返し」を強く推したい。
追記。
「フィールオーライ。」や「アイムフィールオーライ。」というのは、独特のリズムを持つ言葉ですね。
この言葉を聞いて、何となく次のような会話が思い浮かびました。
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽よ、回れよ回れ」
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ!」
「ヘーヤーヘヴン。」
>「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
「神は……死んだ……」「これはポストモダンにおける愛なのである」とか。
最近はカオスっぽい状況が中々なく、ネタっぽいのが生まれにくいってのは、ちょっと寂しい。
兄も水ごりしながらよく悲しんでいました。(言ってるそばから)
ハリウッド進出よりも、まずはジブリからですね。素敵なネーミングありがとう。でも「ホーホケキョ、山田ピュタの猫」も捨てがたい。
フィールオーライ、feel alright、大丈夫。タマブクロスといい、つの丸先生のセンスは凄いです。
追記は真面目で正直者なわたしではついていけませんでしたです。(えー)ごめんなさい。
ジブリということで。
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
ttp://www.youtube.com/watch?v=58pd2LEdbHY ストーリー性がありながらも抽象的な新人歌手の歌詞を引き立てるために採ったジブリの手段とは。
旅の描写を、断片的に描くということでした。
冬の空気のような澄んだ、でも暖かい映像と歌声のマッチングが凄い。
そして流石ジブリと思わせるところは、随所に!
例えば手をつなぐシーン、踏切→点灯する警告ランプ→通過する電車、と移していく見せ方の広がりだったり、
後ろからの振り向きや、横顔から正面へと振り返る顔の違和感のない描写だったり。
船主の手の動きなど非常に凝ったアニメーションを、自然にさりげなく流している。そこに本作をリピートさせる魅力が詰まっているような。
歌は。
「さあ、生きるために帰ろう」
「憧れだったあの街」では生きていけない、「窮屈なあの場所」へと帰る。それが初めてのワガママ。
泣けます。風の旅を通して少しでもそこを愛おしく思えているのかなぁ。そうだといいな。
そこから連想。似たモチーフでも、作者の個性による明からな違いが。
・みちしるべ
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~card-card-book/bundou.htm Flash動画文芸祭に投下されたFlash。
練られた反復を用い、キャラクターの心の鼓動さえ伝わる、リリカルさ(詩っぽさ)と分かりやすさを兼ね備えた文章。
対比、構成、展開の妙。
淡く優しい色調で統一された挿絵。
その中でわたしが特に注目したのは文の魅せ方。
「私にはこの世界しかないんだ」の手書きによる切に迫った感じ。
「かくれんぼしましょう」からの一連の文章、映像、音楽の魅せ方が巧み。
一文字ずつ綴っていく文章。まばたきのような転換。音楽の出し方。確かな開放感。文字の大きさの変化が「!」よりも的確に感情を示す。
特に「気がついたら私の足元にまで道が伸びている」の魅せ方は圧巻。
道の果てにあるものは。ここではネタバレしてしまうのが余りに勿体ないので伏せます。己が目でご確認を。
物語の締め方も上手い。
「音楽の途中で終わってしまう」や「楽曲の尺に合わせたことで、同期は出来たものの選曲や語り口に強引さや無理が出てしまった」という悩みは多いと思う。
このFlashは、その打開策の一つを鮮やかに提示しているんじゃないだろうか。物語が終わっても音楽を流し続ける。
慌ただしい時はスキップできるし、暇があるときは余韻に浸る贅沢な時間を楽しめる。
ただ、難点を挙げるとするなら。
自然の情景を描くのが本当にうまく、武器になっていて、それだけでも感動できるのだけど。
人物やキャラクターや街並みなど、そうした生命との出会いをもっともっと配して欲しかったあ。
と、何年も前に、文章系の一つの完成系を提示したような本作。これに震わされるのは想い出補正じゃない。
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
トトロの「風の通り道」じゃなかったんだね。
でも、これはこれでいいものだ。
優しい歌声が、ありそうな一つの日常をより叙情的に表現している。
空、森、人工物。ジブリアニメは本当に世界が美しい。
なびく髪やちょっとした表情などに「そこに人が生きている」感覚が詰まっている。
ここでの「カゼノトオリミチ」とは、人生の通り道。
都会で疲れた主人公は、休暇を取り愛する人が住む町に帰って来たんだね。
それはひょんなところから見つけた、人生の抜け道。
このまま、ずっと二人で暮らしていたい。主人公の心はゆれる。
でも、やっぱり。彼は、生きるために都会へ戻る決心をする。
しかしやはり都会が窮屈なものだとしても。
彼の愛する人が一緒にいれば、彼らはきっと耐えていけるのだろう。
やはり人生は、お互い支えあえる人と共に歩みたい。
・みちしるべ
いや、素晴らしい作品だ。
物語としての構成の巧みさと、それにマッチして心を揺さぶる音楽と絵。
「文章系として、一つの完成形」というのは決して大げさではない。
これはネタバレするともったいない……けど、感想なのである程度ネタバレ前提で。
私達は、生まれる前はどこにいたのだろうか?
そう問うと、答えに詰まる人も多いかもしれない。
薄暗い母親の体内という一つの「狭い世界」から、
私達は「広い世界」へと進み出してきた。
進むか進まないかという自分の気持ちに関わらず、道が自分をはこんでいく。
しかし、長い長い道には……終点がある……。
そして、私達は終点から帰っていくのだ。私たちの後ろにある世界へと。
溌溂とした感性の息吹。これは他の人にも是非見て欲しい作品となった。
ただ、少しだけ疑問をば。終点の後も彼女は自分の意志で歩き出したのであるが、
それはどこへ向けて歩き出した比喩だったのだろうか。
歩き出すのであれば天国とは少し違う気がする。
私たちがは魂となっても私たちにはどこかに進む道があるということを主張したかったのだろうか。
それとも、単に私たちの魂が自由になったという比喩なのだろうか。
それとも、輪廻転生的な概念を示しているのだろうか。
それとも、広い世界で生まれた新たな命としての「はじまり」なのだろうか。
「終点から自分の意志で逃れた」という描写に、もう一歩具体的な踏み込みが欲しい。
途切れた。
人間が「終点を拒否する」というのは古来から何人もの人々が願い、しかし未だに達成出来ていないもの。
たとえ道しるべがあったとしても、そんなに簡単に自分の意志で歩き出せないところであるはずだ。
そういう認識が自分の中にあるので、若干の違和感があった。
でも、これを知ることができて本当に良かった。それは偽らざる思い。
折角の機会なので、これに関しては日刊氏の見解も聞いてみたい。
・道しるべ
妄想とネタバレ全開で!
人生という道。その終点は死のみに限らないんじゃないかなぁ。
だってここにある道は、窓を開け見えるのは、元々は先人達が歩み、開拓し、踏み慣らしたもの。(癒着によって年度末にやけに丁寧に工事されてきたもの)
だから終点の先を歩む。それはフロンティアを開き、足跡を残し、路を創り、後人に渡すということ。
それは定められた道を歩んでいくよりも、ずっとずっと緩やかで辛く険しいことだろうけど、きっと素敵なことですよね。
一方で迷い続けて一向に終点にはたどり着けそうもないわたしみたいな人も決して少なくないのでしょうが……
>この道を行けばどうなるものか。
>危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。
>迷わず行けよ、行けばわかるさ。
(アントニオ猪木)
ぬいぐるみと言うのが、重要な小道具として使われている気がします。
少女と寄り添い、抱かれ、地図を渡し、共に道を歩み、その終わりに青空があることを教え、別れる。
このぬいぐるみは誰から贈られたものだろう?
作中では描写されていない父と母から? 大きな大きな地図を残した沢山の先人から?
何が詰められていたのだろう?
ほんとの光? 夢? 希望? 明日? 祈り?
色々と空想は広がります。
そしてこのFlashはそうした空想の余地を大きく残しているのが、魅力になっているんだと思います。
実際ベテランさんの解釈は、胸に響きました。それで自分なりに解釈しなおしてみました。
わたしは詩心がないので、どうも、胡散臭い解釈になってしまうのですが。
そして、わかりにくいことを、理解されないことを恐れず、平易な文章と「私」視点を最後まで貫いた、その作者の心意気にじわんときます。
>>152 >人生という道。その終点は死のみに限らないんじゃないかなぁ。
なるほど、そういう見方には気づかなかった。胡散臭いなんてとんでもない、重要な視点だと思う。
そうすると、たとえば「定年を迎えてのリタイア」(何かが見えてくると思い一心に仕事に打ち込んだが、最後には何も無かった)
という見方もできるのかもしれない。それ以上は、作者のみぞ知るところなのだろうが。
解釈の幅広さはともすれば欠点にもなるけれど、確かにそれに対する作者の覚悟めいたものを感じました。
間接的な表現を突き詰めてこそ、達することができる境地がある。
このFLASHは、そこが魅力的であることに異存はありません。
それでは、今度は私から。
「ロシア民謡・カチューシャ( Катюша、katyusha)」
http://www.youtube.com/watch?v=T1q_0PXmJOk 私はロシア民謡が好きで、特にカチューシャを良く聞きます。
その中でもこれはアコーディオンの響きと力強い歌声がお気に入りで、
3分があっという間に感じ、つい何度もリピートしてしまっています。
一つの見方として、これはメロディーとリズムで人気がある曲です。
ひたすらに無心で聞いて高揚感を得るのが、楽しみ方の一つでしょう。
百聞は一見に如かず。まずはこの歌の魅力に触れてみてください。
ただ、私はこの曲の歌詞の意味を知るとより深く鑑賞出来るものだと思っています。
折角なので私なりに、それについて触れておこうと思います。
一般に歌われている日本語版の歌詞は、このようになっています。
リンゴの花ほころび 川面にかすみたち
■君なき里にも 春は忍び寄りぬ …繰り返し…
岸辺に立ちて歌う カチューシャの歌
■春風優しく吹き 夢がわくみ空よ …繰り返し…
カチューシャの歌声 遥かに丘を超え
■今なお君をたずねて 優しその歌声 …繰り返し…
リンゴの花ほころび 川面にかすみたち
■君なき里にも 春は忍び寄りぬ …繰り返し…
これ、シンプルな歌詞のようで、実は歌詞の解釈がかなり割れます。
まず、前提としてカチューシャはここでは女性の名前を指します。で、恋人がいます。
そこで「君なき」の「君」とは誰なのか? カチューシャか、その恋人かです。これが難しい。
また「なき」は「亡くなった」のか「いなくなった」のかも解釈上微妙なところです。
もし「君」がカチューシャならば、これは恋人を慕う歌詞です。
里で、どこかへ行ってしまった恋人を想って歌うという情景ですね。
このときに「亡くなった」であれば歌声が届く場所は天国ですし、
「いなくなった」であれば、どこかは分かりませんが遠くの場所ということになります。
逆に「君」がカチューシャの恋人ならば、カチューシャを慕う歌詞になります。
恋人がかつての「岸辺に立ちて歌う カチューシャの歌」を思い出し、
「カチューシャの歌声」が「遥かに丘を超え」ていったことを思い描き、
「今なお君をたずねて」いき、「優しかったその歌声」の思い出に浸る。
このときに「亡くなった」であれば訪ねる場所はお墓ですし、
「いなくなった」であれば、里から旅をして彼女を訪ねる道中の情景になります。
このどちらでも筋が通るので、解釈が分かれる歌詞になっているわけですね。
人と解釈の違いを比べてみる、というのもまた一興でしょう。
しかしロシア語版の訳を調べてみると、はっきりとどちらであるかが分かります。
咲き誇る林檎と梨の花
川面にかかる朝靄
若いカチューシャは歩みゆく
霧のかかる険しく高い河岸に
カチューシャは歌い始めた
誇り高き薄墨色の鷲の歌を
彼女が深く愛する青年の歌
大事に持ってる彼からの手紙
おお 歌よ 乙女の歌よ
太陽をかすめ 鳥の如く飛んでゆけ
遠き国境の若き兵士の元へ
カチューシャの想いを届けるのだ
彼は思い起こすか 純真な乙女を
彼は聞くだろうか カチューシャの澄んだ歌声を
彼は愛すべき祖国の地を守り抜き
カチューシャは愛を強く守り抜く
咲き誇る林檎と梨の花
川面にかかる朝靄
若いカチューシャは歩みゆく
霧のかかる険しく高い河岸に
端的で無駄のない表現の中に、格調高さが光る秀逸な訳だと思います。
もちろん歌うリズムの関係もありますが、これを見ると日本語版は相当省略されているのが分かります。
これは、戦場に行った恋人を想って歌うカチューシャのお話だったのですね。
この訳を踏まえながらもう一度映像を見たとき、私には何も考えずに見た時とはまた違った感慨がありました。
「愛」というものは、寒風にさらされてこそ真実の輝きを示すものではないでしょうか。
カチューシャは恋人をひたすらに信じ、彼はそれを心の奥で切実に受け止めながらも前を向く。
それがあえて高らかに歌いあげられているからこそ、多くの人々の心を動かす。
自然に観衆が音楽と一体となっている姿を見ると、そう思えてなりません。
これは厳密な意味でのFLASHではないかもしれませんが、
「人の心を動かすものとは何か」という視点においては、何かしらの参考になるのではないかと私は思っています。
159 :
Now_loading...774KB:2013/02/22(金) 20:37:33.21 ID:4H6RwBeb
>「ロシア民謡・カチューシャ( Катюша、katyusha)」
高速の変化球のようで、受け止められないー。きっとかなりの労苦を背負って、贈ってくださった言葉なのに。無知なわたしを許してください。
あー、テトリスの曲ダー。ってのがわたしの第一印象。もうね、そこから、教養のなさを察してください。
このメロディーの中毒性は、わたしも含め沢山の日本人が、古びた旅館の遊技場とかで経験していると思う。
ドラムのようなビートが気持ちいい。胸に響いてきた。踊りたく。
何かの本にあった、ダンスの輪に入らないで外から聞いたオクラホマミキサーって、もうどうしようもなく物悲しいって言葉を連想しました。
歌になると濁音が雰囲気を作っていて、言語や声は一種の楽器なんだと改めて思う。想い出にまた一つ色が加わりました。ありがとう!
歌詞はふむふむ、解釈によってそんなに変わってしまうものなんですね。
創作物は、作り手と受け手の相互作用で意味をなすと捉えていただけに、新鮮な驚きでした。
「作り手」、「受け手」、の間にある「訳者」、「仲介者」によって如何様にも変化する。きっとそれはFlashを含めあらゆるものについて回るものなんだろうな。
ロシア語がさっぱりで、知識欲の薄いわたしは、ベテランさんの紹介に大きく依存してしまう。
それは今、此処になき(無き? 亡き?)作者が直接伝えられないジレンマでもあって、
こうした歌が時や場所を超え広がっていくのに欠くことの出来ない要素なのかも。
戦地に向けた恋人への歌。そして実際ドイツ軍との戦闘でも愛唱された歌。カチューシャは、兵器の名にも使われた。
ちょっとゾクリと来ました。湧き上がる群衆に、国旗に、軍服。
長い長い熱戦と冷戦の時代。危うい時代だったと思います。この歌が幾つかの感慨とともに、穏やかな時に歌われたことに、胸をなでおろします。
>「愛」というものは、寒風にさらされてこそ真実の輝きを示すものではないでしょうか。
強く、勇敢な言葉だと思います。その言葉を大切にしてください。愛も真実もわたしは信じられなくなっちまったんだぜ。ローラ!
>>159 ストライクゾーンは人それぞれですから、お気になさらず。
ワイルドピッチが怖くてピッチャーなんぞ出来ませんからね。
(何食わぬ顔をしてワイルドピッチを重ねるARAKAKIはそれはそれでどうかと思う)
むしろ、ストライクゾーンから外れた球でも取ろうとしてくれるその姿勢が有り難い。
人に何かを呈示しあうときに大切なのは、やはりそういう心意気だと思うんだ。
ちなみに、テトリスの有名な曲はコロブチカだったりします。
カチューシャとは微妙に違いますが、おんなじ様なものなので気にしないでください。
カチューシャと並んで私も好きな曲です。高揚感と中毒性。
ここで「テトリスはなぜ大ヒットしたのか?」に関する考察を展開したいところですが、紙面の都合で割愛させて頂きます。
参考:「TETRIS (テトリス) - コロブチカ (A-Type)」
ttp://www.youtube.com/watch?v=QQLR_CWNc9s >戦地に向けた恋人への歌。そして実際ドイツ軍との戦闘でも愛唱された歌。カチューシャは、兵器の名にも使われた。
>ちょっとゾクリと来ました。湧き上がる群衆に、国旗に、軍服。
>長い長い熱戦と冷戦の時代。危うい時代だったと思います。
実際、これは戦争の賛美歌であると抵抗を感じる人もいるというのは否定しません。
しかしここでは、私は戦争自体の是非はひとまず脇に置いておきたい。
仮に戦争を絶対悪としたとしても、愛と真実が真っ赤なニセモノだったとしても。
カチューシャとその恋人には、罪はないのではないでしょうか。
付言すれば、この映像から注目して欲しいのは「人がたくさん集まった時に生み出されるパワー」というべきものです。
FLASH界の中で、再びこのカチューシャのライブのように人を集め気持ちが一つになれる「何か」が生み出されることを願ってやみません。
そう受け取ってもらえると心が軽くなります。
多分わたしは全力投球しても、キャッチャーミットに届かないんじゃないかな。ワンバン、ツーバンと。
うわー、テトリスは間違いだったのかぁ。しかもゲームボーイだったとは。
まー、わたしの無学なところはより鮮明に伝わったようで、それはそれでいいか。本当にいい加減なやつだな、わたし。
>仮に戦争を絶対悪としたとしても、愛と真実が真っ赤なニセモノだったとしても。
>カチューシャとその恋人には、罪はないのではないでしょうか。
あー、いや、歌自体を、否定するつもりは全くなかったです。
きっと恐らく物凄く寒く、過酷な状況で沢山歌われ、心を慰めたこの歌は、それだけ人を惹きつける魅力があったんでしょう。
「愛」と「真実」、「正義」と「悪」、わたしは何というかほんとーにダメなやつだなぁ、
何かそういう言葉に憧れつつも、自分のものとして馴染まないなぁ、
だから真っ直ぐに向けられた言葉に対して。凄いなぁ、わたしには無理だ、わたしって寂しいやつだなぁと思う次第だったんです。
あー、ここら辺はプライベートなガラスのハート。(うーん、よくわからんっすね)
何か歌自体じゃなく、使われ方の怖さっていうのかな。
例えば今はFlash系ゲームの全盛期。黄金期。ソーシャルゲームってやつです。CMで沢山の人に認知され、お金をガンガン稼いでます。
でも周りの声を聞いていると、ちょっと怖いですよね。バブリーでもあり、ギャンブルでもあり。必ずしも笑顔を作っているとは思えない。
わたしは実際、敬遠していて触れてないので細かいことはわからないのですが。
>FLASH界の中で、再びこのカチューシャのライブのように人を集め気持ちが一つになれる「何か」が生み出されることを願ってやみません。
兄の全盛期のFlash紅白の受け止め方です。
ttp://www.logsoku.com/r/swf/1104128577/ 兄は不器用な人で、沢山人がやって来ると逃げちゃう人なんですね。このスレ立てたみたいに。
でも、そんな兄の言葉を振り返ってみると、好きです。当時はどちらかというと苦手だったんですけど。
この他にも沢山の人と騒ぎ合って、出会いがあって、本当に無駄に、でも幸せに、時間を過ごしたようです。
今年はこれだけ魅力的なコンテンツなのに、反応が少なすぎて……
ちょっと面白いのがあるのですよ、もっともっと寄ってらっしゃいって気持ちはあるのですが。
ベテランさんみたいな人が、そう願い続ける限り、きっと、まだ終わらないと思います。
作者さんも名無しになって、積極的にスレに参加すれば感想を書き残す雰囲気があれば、とわたしは思います。恥は書き捨てる為にある。
そうすれば少なくとも三十人分の歓声が響くのだから。
ライブっていいですよね。拍手と歓声と歌声が一体になって、とても楽しく響く。
ちょっと思ったままを書いてみたので、脱線や的はずれな部分が大きいと思います。それでも躊躇わないのだ! 送信!
>>161>>162 無学なんて卑下しないでください。
私も学があるわけではなく、凡庸な一人に過ぎません。
私の文章の半分は知ったかぶりで出来ています。残りの半分は優しさでありたい。
>例えば今はFlash系ゲームの全盛期。黄金期。ソーシャルゲームってやつです。CMで沢山の人に認知され、お金をガンガン稼いでます。
>でも周りの声を聞いていると、ちょっと怖いですよね。バブリーでもあり、ギャンブルでもあり。必ずしも笑顔を作っているとは思えない。
モバゲー、グリー等の台頭は、GBとファミコンから任天堂に親しんできた私にとってはどこか寂しいものがあります。
ただ、任天堂とソニーを筆頭としたゲーム業界の斜陽は、どことなくFLASHの辿ってきた状況に似通っている気がします。
ここで私としては「ゲーム業界の現状についての一考察」を書いておきたいけれども長くなるので割愛。
そして「第三回紅白FLASH合戦」……その感想を改めて見る機会を与えてくれて感謝したい。
お兄さんはここで既に活躍されていたんだね。不覚にも目頭が熱くなった。
紅白FLASH合戦を知ったのは三回が終わった直後ぐらいのときなので、まだ自分はそこにはいない。
そこからはまりこみ、さかのぼってどんどん見ていったんだなぁ。
そう考えると、自分は案外ニワカな気もする。
>作者さんも名無しになって、積極的にスレに参加すれば感想を書き残す雰囲気があれば、とわたしは思います。恥は書き捨てる為にある。
>そうすれば少なくとも三十人分の歓声が響くのだから。
これは的のど真ん中なところで。
私が今回の紅白を通じて訴えてきたことは正にそれなので、理解してくれる方がいて本当に嬉しい。
職人の方々が聞いたら厳しいと感じるかもしれないが、
「FLASHがそこにある」だけで他人から感想をもらえる時代は、もはや終わりを告げたと言っていいだろう。
感想はオマケと考えて趣味を貫くか、開き直って営業努力をするか。
その二択に迫られるのではないかな。。。
あと運営の方々は、どちらかといえば展示会みたいな方向性を考えているのだろう。
なんだろう、上手くいえないが……/upの二の舞になるのを避けてくれれば、あとは何も申しません。
私は共同体の再構築を望むけれど、立場を越えて人々が再び集ってこない限りそれは無理なのだろう。
一人の観客として、既に自分の意見は書くだけ書いた。
後は運営と職人の方々の選択を見守っていきたい。
ほたーるのひかーり まどーのゆきー
フィナーレは近いかな?
あー、わたしは、自己ヒゲと嘘ばっかりで、周りから変にひかれてしまい、ご心配をおかけになるかもしれませんが、そんな自分が好きでもあり。
だからあまり心配なさらないで。でもお心遣いありがたいです。
わたしは、むしろモバゲーやグリーの方に、加えればKPOPのようなものに、嘗てのFlashブームを投影してしまう。あの頃も多くの人が夢を見てそれ故に傷つ(以下略)
人は飽きっぽい動物なんですよね。
slashup、あれは絶望的だった。のまねこ騒動、あれも酷かった。あれから暫く兄もわたしもFlash板から離れていた。
ベテランさんはあの時代を乗り越えていたのかー。それはとても、有難い、ありがたいことだなー。
感想は営業どころか自分の為になりますよ。力になりますよ。Flashとは別分野のわたしが言うんだから、間違いない(おいおい)
モノの見方が広がり、言語化することで心をより豊かにし。思いを綴るキッカケとなり、文集力は自然と上がり、とても前へ進む心の刺激を与えてくれる。
それにニコニコやyoutubeみたいに気軽にコメントできる場所も増えた。嘗ては絶滅したかのような著作権侵害の黒作品どころか真っ黒なものも増えた。嗚呼バンプオブチキン。
Flash制作に関わる人なら、尚更。作品を見るだけでも得るものがあるし、正面から向き合うことで、する方も受ける方もお互い技術や魅せ方を学ぶ修練にもなるでしょう。
ベテランさんはどう思います?
まー、明日は明日の風が吹くサー、と。
共同体ができても多分、わたしは離れていくだろうなー。こんなヤツが何処かに一人くらいいてもいいよね?
わたしは第三回紅白の頃よりも、今の方が好き。この世界は思ってたより素晴らしく、この足は自分で思ってたより頑丈みたい。
>>165 >わたしは、むしろモバゲーやグリーの方に、加えればKPOPのようなものに、嘗てのFlashブームを投影してしまう。
ああ、そういう見方も確かに。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。
ブームがやってきて、終わった。それだけのことなのかもしれませんね。
>感想は営業どころか自分の為になりますよ。力になりますよ。Flashとは別分野のわたしが言うんだから、間違いない(おいおい)
>モノの見方が広がり、言語化することで心をより豊かにし。思いを綴るキッカケとなり、文集力は自然と上がり、とても前へ進む心の刺激を与えてくれる。
>それにニコニコやyoutubeみたいに気軽にコメントできる場所も増えた。嘗ては絶滅したかのような著作権侵害の黒作品どころか真っ黒なものも増えた。嗚呼バンプオブチキン。
>Flash制作に関わる人なら、尚更。作品を見るだけでも得るものがあるし、正面から向き合うことで、する方も受ける方もお互い技術や魅せ方を学ぶ修練にもなるでしょう。
全く同意見です。しかし、今残っている職人様方は、奥ゆかしい方々が多いようで。
昔は、名有りでも職人の方々の感想が飛び交っていました。ですが、今はその土壌は失われてしまったようです。
感想の集積に意味を見出す方も、それほど多くないのでしょう。
運営さんがコメントを推奨してくれたならあるいは……と思ったりしますが、中々しがらみもあるのでしょうから。
>共同体ができても多分、わたしは離れていくだろうなー。こんなヤツが何処かに一人くらいいてもいいよね?
>わたしは第三回紅白の頃よりも、今の方が好き。この世界は思ってたより素晴らしく、この足は自分で思ってたより頑丈みたい。
日刊氏はそういうスタンスなのでしょうね。もちろん、結構なことでしょう。
共同体というのは、意志の集まりが先にありそれが実体化したものです。
ですから、根源的には意志を持たないものを縛り付けるためのものではない。まあ、それも今の時点では仮定の話です。
皆が間接的にせよFLASHの個化、分節化を望むというのであれば、もはや私にできることはないですから。
正直なところ、私には、日刊氏が自分一人で歩いていけることが羨ましいです。
もし他の人も思い思いに歩いていけるのなら、私はまた山上の隠者として、雲海を見ながら風を感じていたいかな。。。
>ブーム
あー、細かく言うならあれです。ブームの演出、捏造(敢えてキツイ表現をするなら)をしてるって感じ。
元々、一定の人気や口コミ評価があったんだけど、メディア戦略なのか、急に大人気な流行ものやメジャーなものにしようとした。
結果、一瞬は輝いたんだけど、その後にはそれまであったペンペン草も生えなさそうなのって。
ソーシャルもKPOPも勢いが鈍っただけでそこまで行ってないので、わからんですが。でも「怪盗ロワイヤル」や「ヨン様」とかは。
Flashでは「ノマネコ」や「やわらか戦車」とかが顕著っすね。どちらも作品や作者に非がないところも含めて。
まー、そーゆーわけっす。slashupもそうかなー。あぐかるもそうかなー?(おい)
何だろうなー、怖い。あとお金が絡みだすと、チャネラーはかなり冷たくなるような。
>雑感
あー、何か重たいものを背負っているって感じがします。
理想と現実のギャップってやつかな? 過去と現在と未来ってやつかな?
あれだけの強い意志で呼びかけしている口から出た言葉なので、わたしはどう応えたらいいか。てきとーな人間なので。
感想とかは義務でやりだすと、自分も周りもとても辛い思いをするのを兄が教えてくれました。
花ちゃん、いいかい、鼻歌でスキップするんだ、それならたとえ疲れても迷っても、笑顔は消えない、ってか。
わたしはほんとに何もできないし、しませんが、ちょっと息を抜いたり、愚痴や本音をこぼしたり、そんなんに成れたらなーと思います。
えっと絶望はしないで。でも過度な期待もしないで。
今を懸命にもがいて、もがききって、ぶったおれて、もうダメポって感じまで行けたらなーとわたしは思う。
なんてね。
実際のところは、陽だまりでうとうとして寝言を言っている感じ、になるんじゃないかと。
カチューシャへの道は果てしなく遠いっす。
>ブームについて
ああ、そういうニュアンスだったんだね。
確かに情報社会であるがゆえに、上手く情報を操作すれば「ブーム」はいともたやすく作り出されてしまう。
演出と捏造、なるほど。そういう視点でFLASHブームを見たことは無かったので、興味深い。
あと2chは、基本アマチュア・同人的サブカルチャーであるのかも。
なのでお金は持ち込みたくないし、持ち込まれたくない。そういう文化的特徴がある気がする。
>雑感について
私は何か背負ってるのかな。どうなのかな。
一介の観客なので、たぶん何も背負っているものはないんですよね。
そういえば、最近笑ってないかもしれません。
笑顔になるだけの、心の余裕を失っているのかも。
自分はなにも背負ってないのにね。不思議ですね。
また、日刊氏の在り方には「上善水の如し」に表される道家、すなわち老荘思想の魅力を感じます。
水が上から下に自然に流れる。それが道家における「道」なんですよね。
しなやかでいくべきところにいく、自然体の心地良さ。それを日刊氏のコメントから感じました。
ぜひ、そのスタンスは大事にしてください。
陽だまりでの寝言は、気持ち良さそうですね。
しばらく、となりでひなたぼっこしていてもいいですか。
ブームって難しいですよねー。
最近になってステマという言葉が使われているように、もう如何にもなブームの仕掛けは通じないと思いつつも、「祭り」のように燃え上がるとすんごい感じ。
2chはアマチュア色つよいかー。確かにそう思う。
あー、何か変に惑わせてしまいごめんなさい。
くー、後から見るとかなりポエミー入ってます。
恥ずかしい。
スタンスがないのがわたしのスタンスなんで、これから変わっていくだろうけど、大事なものは大事にしなきゃ、ですね。
どうぞどうぞ、もう何でも吐き出してやってください。
わたしもちょっと会話に飢えてたところがあるので、楽しい感じに。
気軽に会話するところって、少ないんですよね。
でも、わたしには特にコレといって語るものがなく、だらだらになっちゃうし、ベテランさんはベテランさんだからこそ惹きつけられる魅力があると思うので。
私の方向は向かないでください。というか向かれると、わたし的に困ります。もろ被りで上へと行かれると、わたし的な感想書けなくなっちゃう、ような、そうでも無いような。
ゆるゆると。
>>170 2chは要するに「王様の耳はロバの耳」といいたいみんなが叫ぶ場所。
一緒に王様の悪口を言ってた人が王様側についたら、それはやっぱり不機嫌になるでしょうね。
のまねこ騒動から、いつのまにこんなに年が経ったんだろう。
自分も年をとるわけだ、やれやれ。でも私は14歳です。設定上は。
ちなみに私の会話は愚直に前に突きすすむか、斜め上に吹っ飛ぶかの二択なので、
そこまで日刊氏と被ることはないかなぁ、と思ってたりします。
人の感想と自分の感想を見比べて悦に入るのが、私は好きです。
違いが有るからこそ、そこが逆に面白いと思うんだ。
せっかくなので次いってみよう。
愛を信じられなくなった日刊氏におくる、歌シリーズ第2弾。
もちろん、このスレを見ている他の人にもおくりたい曲です。
「スカボロー・フェア サイモン&ガーファンクル」
ttp://www.youtube.com/watch?v=He-LXx0dsL4 まあ、メロディーと響き渡る歌声が作り出す世界に浸ってください。
この映像に収録された風景は現代のものですが、情景としてイメージを作るのに一役買ってくれます。
歌詞がしっかりついているので歌いやすいのもよい。
やはり心が落ち着き、安堵感に浸れるのがこの歌の一つの魅力といえるでしょう。
男性がスカボローに行く旅人に出会い、かつて愛した女性に宜しくと言づてを頼む。
人でにぎわうスカボローの市場には、青々とした新鮮な野菜が売られている。
このような、和やかな日常風景がイメージできるはずです。
歌詞は、日本語に訳すと次のようになるということです。
スカボローの市場に行くのかい?
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)
そこに住んでいるあの人に宜しく伝えて欲しい
かつて、私が真の愛を捧げたあの人に
薄い布地のシャツを作ってくれるようあの人に伝えてほしい
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)
縫い目も無く細かな針仕事もしてないシャツをね
そうすれば再び、真の愛を捧げることができるだろう
1エーカーの土地を見つけてくれるようあの人に伝えて欲しい
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)
海と海岸の間にね
そうすれば再び、真の愛を捧げることができるだろう
革を鎌の形にして刈り取りをするようあの人に伝えて欲しい
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)
そして、短いヒースの束の中に全部入れるようにと
そうすれば再び、真の愛を捧げることができるだろう
スカボローの市場に行くのかい?
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)
そこに住んでいるあの人に宜しく伝えて欲しい
かつて、私が真の愛を捧げたあの人に
……やっぱり、平和な感じを受けますね。
中世の町並みが、浮かんでくるいい歌です。
……これでめでたしめでたし、といいたいところですが。
しかし、この歌はそれだけでは終わらないんですよ。
(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)の部分。
これは「男性」が市場の野菜を思い浮かべたのではなくて。
実は「旅人」が言っている部分なのです。
要するにこういうことです。
A:スカボローの市場に行くのかい?
B:パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
A:薄い布地のシャツを作ってくれるようあの人に伝えてほしい。
B:パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
A:1エーカーの土地を見つけてくれるようあの人に伝えて欲しい。
B:パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
A:革を鎌の形にして刈り取りをするようあの人に伝えて欲しい。
B:パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
そうすると旅人は男性に尋ねられているのに、野菜の名前を連呼していることになる。
しかも、男性も実現が不可能なことばかり頼んでいます。
なぜ、このようなことを言っているのか。
そのヒントになるのは、サイモン&ガーファンクルが加えた自作の詠唱部分です。
動画の中では括弧にくくられていた歌詞がこれです。
深い緑に包まれた、丘の中腹で、
雀を追いかけ続けて、茶色の羽に頭の白い奴をね
毛布と寝具の中、山の子供は、
召集ラッパの音にも気づかずに眠る
丘の中腹で、わずかな木の葉の
銀の露だけが家族の墓を洗い清める
兵士となった子供は銃を磨くばかり
戦は轟き、紅の軍隊の中を燃え上がる
将軍は兵士に殺せと命じる
長い間思い出すことの無かった大義のために戦えと
これは、いわゆる反戦歌です。
サイモン&ガーファンクルはなぜ、反戦歌を詠唱としてわざわざ加えたか。
それは、本文には戦争の悲惨さが編みこまれているという見解だったからに他ならないのです。
そこで(パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム)に戻ると、
これらの野菜は、古来「災難、悪霊除け」に使われていたらしいのですね。
……ということは。
一般の人が抱くであろうイメージが、ここで大きく崩れさる。
かつての「なつみSTEP」さながらの二重構造が私達の前に立ち現われるのです。
つまり、この歌に歌われているのはこういうことです。
男性は戦場で斃れ、亡霊となっていた。
しかし、彼は愛した人が心残りで成仏出来なかった。
そこで彼は通りかかった旅人か、生き残って帰還する兵士に最後の言付けを頼む。
彼らは生きた心地もせず、ただひたすら悪霊払いのおまじないを唱えるだけ。
男性は、心の底では二度と彼女に会えないことを分かっていた。
もはや、彼の目には涙はない。
しかし、それでも彼女にもう一度会いたいがゆえに。
ただひたすらに、不可能な問いを……繰り返すばかりだったのである。
また、反戦歌で歌われているのは、彼もしくは彼の息子の生い立ちなのでしょう。
戦争は、ただ淡々と人を戦場に送り出し、国家の名の下に斃れさせていく。
無垢な少年が、戦争になすがままに飲み込まれていく様子が述べられているわけです。
そこまで意味が分かったあと。再び、この歌を聴いてみてください。
日本は、有数の平和な国です。
かつての大戦は終結し、世界は平和への道を着実に歩き出しています。
しかし、私達は今も様々な場所で紛争や諍いが起きていることを忘れてはならないでしょう。
無益な争いに巻き込まれ、無念の内に斃れる人々は今でもゼロではない。
それは世界においても日本においても、また同じ。
この歌に込められたのは、無情にも引き裂かれた愛。
その悲しみの連鎖は、今も止まってはいない。
聞き終わったあなたは、この世界に何を感じ……何を思うのでしょうか。
(訳と解釈の参考サイト:
ttp://kifuru.web.fc2.com/fair.html)
>>171 そうですね。一人一人、見方が違うから面白い。17歳くらいのベテランさんも見たいです。青春!
あと、わたしは感想のカブリを気にしすぎてしまってたかなと反省。
わたしやベテランさんみたいに長文で語ってる人がいると、感想内容がかぶる人も自然に増えていくと思います。
その時に、「俺のコメントはいいや、あなたに任せる」って人も出てしまうかもしれないけど、
それでも敢えて「俺もこう思う、君もそう思ってるんだね」(ハゲシク同意とか)と書ける気楽さがあってもと思う。
何だろうな。独創性の競争じゃないんだから、感想の下手さや上手さを選別してんじゃないんだから、過疎ってんだから、
一人でも多く一言でも多く、自然体でレスできる心みたいなのがあったらと。
ここでの二人のやり取りも、見ている方がいたら野次でも飛ばしてくれぇ。
地獄からスレ主の兄の許可もとっている、というか元々そんなカセは無いわけで。
・スカボロー・フェア サイモン&ガーファンクル
初見で、落ち着いたー、癒し系だー、と言わせるのが狙いだったのかもしれないけれど。
それでもざわざわっとしたモノが残った。
ギターと歌声というシンプルな中にも、クリスタルのように透き通った声でも、メロディーや音のハモり方に、何とも言えない切なさを感じたのです。
あと郷愁も滲んできました。何処か遠い地から見つめてるのかなと。
解釈を読むと、そうした謎がはっきりとしてきました。
反戦歌なのかな? 自分にはレクイエムに聞こえました。
確かに戦争の無慈悲さが強調されるのですが、それ以上に人情的な無念さかな、そういうのを親身に受け止め、歌に託す感じが。
ひたすら陽気なカチューシャも、何処か哀愁を感じるこの歌も、どっちも言葉にできないほどに、胸に染み渡る。
わたしが生きているこの世界。
わたしが立っているのは現代日本の平々凡々な生活なのだけど。その下には、数え切れないほどの苦悩や苦労が横たわっている。
ごきぶりを叩くことにさえ抵抗を覚えるわたしでも、
廃棄や大量生産で命を物凄く消費し奪っているファーストフードのハンバーガーなんかを平気な顔して食べている。
だから、わたしには、この歌の亡霊みたいな人に心震わせられるけど、いざ自分の見える地平の先でそうしたものがあると思うと、
あー、ほんとに呑気なやつだなぁ自分って。
今と、この場所に感謝しないと、と身につまされてしまう。
愛ってなんだろう。それは素敵詩的すくりぷとみたいなものかなー。兄が愛したあの歌の歌詞はなんだったんだろう? あー。
わたしはこーゆーストレートものも好き。
ttp://www.youtube.com/watch?v=NWs07TQZhBI
>その時に、「俺のコメントはいいや、あなたに任せる」って人も出てしまうかもしれないけど、
>それでも敢えて「俺もこう思う、君もそう思ってるんだね」(ハゲシク同意とか)と書ける気楽さがあってもと思う。
>何だろうな。独創性の競争じゃないんだから、感想の下手さや上手さを選別してんじゃないんだから、過疎ってんだから、
>一人でも多く一言でも多く、自然体でレスできる心みたいなのがあったらと。
>ここでの二人のやり取りも、見ている方がいたら野次でも飛ばしてくれぇ。
激しく同意。ただ、スレタイ的にこのスレを見てる人は少ない希ガスw
(こういう言い回しも、少なくなってきたのかもしれない)
ちなみに、素敵私的すくりぷとの歌については私も分からないので、
まだまだこのスレは続きそうですね。
>>180 なるほど、そうですね確かに主題はレクイエム。
「歌に託す」という感覚は、私も強く感じていました。
旅人は、慄きながらも彼の願いを受け入れ。
彼は、心残りが無くなってついに成仏する。
旅人は彼女の家を探し、見つけてそれを伝え……
その言葉の意味を理解した彼女は思わず涙する。
私はそのような後日談を思い浮かべました。
・Electric Harmonique
いいですね〜、味がある絵と率直につづられる言葉。
思い出に浸っていて、6分間が長く感じなかったです。
歌詞を重視する私としては途中のところもあったほうがよかったですが、
それも演出の範囲内なのでしょう。
私は恋人はいなかったですが、心通じ合えた親友がいました。
光陰矢の如し。本当に、時の過ぎるのは早いものです。
子どものころよく遊んでいた男の子。今から思えば、それは初恋。
今はもう、どこか遠くにいってしまって会えないけれど。
自分の心の中には、今も彼がいる。
ここら辺の歌詞、特に心に響きました。
自分なりに訳しなおしてます。
>what All stories end, another one begins.
>And I meet you again somewhere across the time....
>But It's just hard to tell you could find.
(私の全ての「人生」という物語が終わり、そうしたら、もう一つの物語が始まる)
(そして、私はあなたともう一度出会う。――どこかの時の交差点で)
(まあ、あなたに「見つけた!」と告げることは難しいだろうけれど)
後、誰かが言ってましたが、結局のところ「FLASHはただのツール」だと思うんです。
私はFLASHを通して、作者の意志、創造性、感性、人間性を見ていますから。
だから、世の中の全てのものはFLASHの題材となり得る。
よって「FLASHとは関係ない」ものというのはないと思っています。
FLASH以外でも何か気になった題材はぜひ。
というか私からも投げつけます。たぶん。
「さよなら、モナーRPG」は評判が良いのですね。
書かれている他の方の感想を見て、日刊氏が私に伝えたいことが分かるような気がしてます。ありがとうございます。
ぜひ時間を見つけてやりたいのですが、
今私は「ファンタジーライフ」「ドラクエ7」という時間を食いまくるゲームに加え。
「レイトン教授 超文明Aの遺産」もプレイしようとしており、
しかも普通に仕事が忙しくなるとゲームをする時間すら取れない。
どうしてこうなった!状態です。
ちなみに、その前は「RPGツクールDS+」で150時間をかけた末にエターナりました。(未完成で放置ということ)
我ながら何をしてるのか良く分からない。
ここは過疎スレ、クレクレスレ、誰も見てない、誰も見てない。
自覚せねば。
>スカボロー・フェア サイモン&ガーファンクル
こうして歌に残って極東にまで伝わったってことは、旅人は体験したことを閉じ込めず何処かの酒場で語ったんじゃないかな。
それが元でポピュラーソングになって、何時しか彼女の耳にも届いたとしたらいいな。
ちょっとメタ視点になってすいません。歌になったことで、救われたんじゃないかと思いました。
そしてわたしたちの心にも救いがある。悲しい歌でも、恋人の姿を思い浮かべて、気持ちを新たにする。何というか、あーというか。
>Electric Harmonique
雰囲気が好きです。包み込むような柔らかさみたいな優しさがあって。ベテランさんの解釈や訳を聞いて、また深く好きになりました。
最近は歌詞で訴求する歌が、ヒットチャート上位に中々、無くて、ちょっと寂しいです。
でも歌いやすさというのかな、
カラオケで歌われるようなある種のお手軽さがある作品が受けがいいってのは、それはそれで喜ばしいことなのかも。
>VIPRPG紅白2012
RPGツクール作品って中々、手にとってもらえない。
イベントを知るのに一困難、ダウンロードをするのに一困難、長いプレイ時間に一困難と。
だからこのイベントでのプレイヤー投票によるランキング、レビューの紹介を、公式サイトに入れるというのは、凄く合理的だと思います。
暫くRPGから離れていた、イベント開催スレッドを知らなかった自分でも、手にとってしまったので。
Flash紅白じゃ、どうなんでしょ? ツクールと違って手軽さがあるので、必須ではないと思うのだけど。
作品数が爆発的に増えない限り、何とかなるっぽい?
でも、運営の一言コメでもあると、賑わって面白いかなあ。現状の作品の羅列だけじゃ、ちょっと寂しいよぉ。
ドラクエ7かー。プレステでやったことがあります。どう、リメイクされたんだろ? 気になるけど、わたしも時間的に厳しい。
ちなみにドラクエ10にハマるとヤヴァイみたいです。生活リズムが変わっちまうそうです。
>Flashはツール
あー、なんか同意です。
FlashがFlashに影響されるという時は転換し、映画や音楽や本やゲームかなどなど、他のところから強く影響を受けるFlashの時代になったのかも。
わたしはあんまり作者のことは考えてないです。どちらかと言うと第三者というか、読者の方を意識してる。それ以上に1年後の自分を意識してる。
自分に恥ずかしくないようにね。実際は後悔の連続なんですが。
そこがベテランさんとわたしの大きな違いなのかも。
>ここは過疎スレ、クレクレスレ、誰も見てない、誰も見てない。
粗末な山小屋でも、明かりを灯し、毛布をひき、屋根を修理すれば……意外に居心地がいいものです。
ふと、旅人が迷い込んでその暖かさに触れることもあるかもしれません。
いきなり盛り上がることはなくとも、気長に、気長に。
少なくとも、私はパチパチと音を立てる暖炉のそばが心地良いのですよ。
>Flash紅白じゃ、どうなんでしょ? ツクールと違って手軽さがあるので、必須ではないと思うのだけど。
>作品数が爆発的に増えない限り、何とかなるっぽい?
>でも、運営の一言コメでもあると、賑わって面白いかなあ。現状の作品の羅列だけじゃ、ちょっと寂しいよぉ。
そうだね。FLASHではここまでしなくても大丈夫かも、とも思うし、
やっぱり寂しいのは嫌だからもっとやって欲しいとも思うし。
少なくとも、イベントの有り方として何かしらの参考にはなるのだと思う。
考えてみると、ブームが終わり作品数が減ったからこそ。
かえって、できるようになることもあるのかも。
全盛期の時から、様々な場所での「量」が減ったことで……逆に「質」を高められる場所もあるはずでは。
まあ、具体的にそれが何なのかは、自分には分かりかねるけどさ。
>わたしはあんまり作者のことは考えてないです。どちらかと言うと第三者というか、読者の方を意識してる。それ以上に1年後の自分を意識してる。
>自分に恥ずかしくないようにね。実際は後悔の連続なんですが。
>そこがベテランさんとわたしの大きな違いなのかも。
なるほど、FLASHを通してそこに何を見るかというのは人によりけり。
そういう違いが有るというのも、また趣深いといえるでしょう。
ただ、文章を公開して後悔するのは私も同じなんですけどね。
最近、印象に残ったものを円盤投げしてみます。
「2013/3/2、朝日新聞、青be投書欄」
>小学6年の息子が、国語の問題で「傍線部の言葉の品詞を答えなさい」と聞かれ、
>「夕焼け」を「感動詞」と答えていた。
>そうか、そんなに素晴らしい夕焼けを見たことがあるのか……
こういう感性、私は大好きです。
もちろん、テストに書いたらバツだとしても。
人生では、先生に教えられることだけが正解ではないのです。
「名詞」という正答自体に価値が無いものとは、私は考えません。
何かの体系を知ることで、私たちの世界はみるみる広がっていくのですから。
でも、この生徒とは、なんだか友達になれそうな気がしてます。
キミは自由だ、大空へ翼をはためかせて飛んで行け。
そう思わされる投書でした。
暖かい。
いわゆる文字の羅列に、それを感じていただけると、嬉しいというか、分不相応だなーとか思ったりします。
ベテランさんはもうちょっと高いところから物事を俯瞰しているように見えたので、一連のやりとりから何だか温かみを感じました。
だからわたしも暖かさを感じています。
クールでカッコイイ! を目指したこともあるのですが、三日で力尽きました。
テレビは時代を映すものではなくなった、とふかわりょうがコメントしていましたが、嘗てはFlashがその役割を担っていたと思う。
それだけ時事ネタが多かった。
PV系もムネオハウスから始まった。他にもゲームやアニメのパロディーが多かった。
今はちょっと変わってる。そんな印象を持ちます。なんだろうなー、(良くも悪くも)頑張っている、もがいている、作品が増えた気がします。
昔は質を求めるあまり、初心者の作品が執拗に叩かれることがあったけど、そうした悪意は治まっているようにも思う。
>「2013/3/2、朝日新聞、青be投書欄」
わたしの小学生の頃を思い出しました。
春だったかな? 夏だったかな? 放課後で遊んで、通学路を通ってる時に見た、夕焼けのオレンジ。
あれは本当に眩しかった。
子供のうちって、寝るのが早くて、日が落ちるとともに睡眠ってことが多かった。
だからなのか、妙に寂しく印象に残るんですよね。
あの頃のわたしは、「もう一日が終わってしまうのか」と思ったりしたのだろうか。
今はこうして静かで心地いい春の「夜」の感覚を味わえるようになったと同時に、そうした幼な心の感性を無くしてしまった気がします。
それは悲しいけど、幼少の頃のわたしに、「わたしは昔とは違うけど、こういう世界を見続けているんだよ」と胸を張れるものを手に入れたい。
「嗚呼! 素敵なステーキ」
ダジャレです。寒くなりましたね。クールです。ではでは。
>ベテランさんはもうちょっと高いところから物事を俯瞰しているように見えたので、一連のやりとりから何だか温かみを感じました。
そうですね。個人的には、高みから見える景色に憧憬を抱いています。
いや、私自身はそこまで登ることができたわけではありません。
むしろ私には高みに登れる能力が無いからこそ、その眺望に魅せられるというべきでしょうか。
その一方で、私は等身大自分が率直に感じたものも一面の真実だと思っています。
もしかしたら、それが暖かさにつながっているのかもしれませんね。
哲学でたとえるなら。
かつて近代哲学は、カントやヘーゲルに至り壮大な体系を築きました。
私は、その理論が織り成す山道の遥か高みに憧れを抱く。
でも、その一方でキルケゴールやサルトルが感じたような。
いまここの私という、すなわち「実存」というべきものにも価値を感じるのです。
(余計分かりにくくなった気がするけれど気にしない)
>今はこうして静かで心地いい春の「夜」の感覚を味わえるようになったと同時に、そうした幼な心の感性を無くしてしまった気がします。
>それは悲しいけど、幼少の頃のわたしに、「わたしは昔とは違うけど、こういう世界を見続けているんだよ」と胸を張れるものを手に入れたい。
とてもカッコイイです。
大人の世界は、子どもの時よりも大きく、そして深くなっているんですよね。
それを喜びに感じ、子どものころの自分に恥じない生き方をしたいものです。
あっ、私は14歳ですけどね。
・遠泳
FLASHと漫画を混ぜたような形式が面白いですね。
昨今のFLASH界では、もう色々と煮詰まってしまった感があると思います。
それは日刊氏が言われた作者があがくことが多くなっていることにつながっているのでしょう。
でも古き時代のこれを見ると、表現方法は工夫次第でまだまだ発展の余地があるのかも。
内容に関しては「ひと夏の思い出」をリアリティ豊かに描き出しています。
「あ、こういう感じでみんな生活しているな」と思わせてくれる世界観構築が巧み。
描写も少年少女の感情の機微を捉えており、つい感情移入させられました。
基本的にはモノクロでシンプルに描かれており中々想像の余地がある作品ですが、
私は、この作品における主題は「ひと夏の思い出の印象深さ」だといました。
作中において、翼が遠泳がなくなったことに対してとてもガッカリしているシーンがあります。
それは、彼女の思い出の中でいかに「遠泳」が輝くものであったかを示しています。
物語は翼のその感情を中心にして展開し、最後に物語自体が主人公の思い出となりました。
主人公が、大人になって「こんなことがあったなあ」と思い出す。
その時に、どのような感想を抱くのか。私は決してマイナスの感情ではないという気がします。
あのころがあって、今がある。
人は、印象に残る思い出を胸にみな今を歩き続けるのではないでしょうか。
てっ、哲学……
えと、学者名しか浮かばない。デカルトなカントでフロイトなアウグストゥス。これも合ってるかどうか。
ただ、キルケゴールには共感していった感じだったので、それに近いかも。
共感したってことしか覚えてないのですが。
あれですね。若いうちは何でも勉強しとくといいよー、としか伝えられない。ソフィーの世界とかにふれておきたかった。
勉強してそれがスポンジのように吸い込む時期と、自分の力不足を痛感して勉強したいって思う時期って、微妙にラグがある気がします。
わたしの決意表明は何時も言葉だけで、実践が伴っていない。
言うだけ番長ってやつです。
あらかじめ書いておいたわたしの遠泳の感想は↓です。
「ブラックジャックによろしく」や「ラブひな」、その他webで連載している漫画や、広告に出てくるケータイ漫画など。
今は漫画のweb化が盛んな時代になったようです。
でも、一方でジャンプのデジタル漫画が無くなったように、「webで流す意味」のある作品は減っていると思う。
これはちょっと寂しい。
そんな中、映像と漫画と音を効果的に使ったこの作品は、時代のメインストリームにはなれませんでしたが、
わたしの心に深く残っている。そんな作品。
・遠泳
ttp://web.archive.org/web/20021006123336/www.fsi.co.jp/conts/a/11/ennei_intro.html 最初の男主人公の登場シーンで、ヒイテしまって閉じる紳士淑女もいらっしゃるかもしれません。
堅物の商業誌ではやれないくらいの見せ方。
でも、次のタイトルが出てくるシーンで「おお!」とわたしは唸りました。工夫とセンスが溢れている。
またここで語られるのは、オタク受けする「萌え」ではなく、成人受けする「エロ」でもないと思う。
ちょっと心をむず痒く、ほろ苦くする初恋のような開放的な港町での「性への目覚め」。
なんて言葉遊びを見ている暇があるなら、一見してください。読了まであっという間だから。わたしが保証する。
構成が本当に見事。飽きさせない。
漫画的な映像と、映像的な漫画の使い分けが絶妙。
どうしても片方に偏ってしまいがちなところを、上手く区分けしている。かと言って統一性が失われているわけでもなく。
次々とコマが流れるシーン、下へとページをスクロールしながら期待にワクワクさせるシーン。
特にスクロールするシーンは、音や動きが効果的に挿されていて、大胆ながらも細かい仕事が施されている。
波の音、セミの音、花火の音。それぞれが静かに、しかし強く夏へと駆り立てる。
この作品、主人公(俊)とヒロイン(翼)以外にもう一人メインとなる脇役(薫)がいるのだけど、この描かれ方が本当に素敵。
「翼が待っているのはお前だ」の一言の重さ。
二人が泳ぎきって笑っているのを、見つめる微妙な表情。
何でこんなに深く読まさせられてしまうのだろう。
考えてみた結果がこれ。
漫画でよく見る登場人物の心の声を読者に伝える描写やナレーションが、最後の方の主人公以外、省かれている。
ex)1
「タカシ……」
再会したタカシは馬になってました。←────
ex)2
\从人从人从人从人从人从人从人从/
< 違う、今のはしぃのボールだろ! >
/WWWWWWWWWWWWWWWWWWWW\
ブン [] ミ ∧ ∧ ∧,,∧
(Д゚ #) ミД゚ ,,彡
[] 彡 と []o o[] ミ
7 ミ ミ
ブン (_/7丿 U''U
о
┌──О─────────
|チームワークは悪そうだな… ←─────
└────────────
とかです。
キャラクタの心情を表現する描写。
読者は神のように、沢山の登場人物の心理を読むことで、物語を大局から見据え、それぞれの心の葛藤やぶつかり合いを楽しめる。
これは小説では難しい、分かりやすさや複雑性を生む大きな漫画での発明だと思う。
しかし、前述したように、この作品にはそうした描写がない。
その代わり、セリフと絵と構成だけで、それを示唆しようと、かなり筆をヒートアップさせている。
これによって読者が登場人物の心を想像し察することで、逆説的に人物の行動や感情が強く、深く、掘り下げられることになる。
思春期という多感な時期が、優しく描かれている。
モノクロで物足りなそうと思うかもしれない。
でも、物語のハイライトで世界の色づけを明確にする綺麗なカラーな部分があるので、ご安心を。
むしろ余りにもスムーズな移り変わりなので、すらすらと通り過ぎて、気づかない人もいるかもしれない。
あと、音は。花火のシーンなんて最高。
音だけで、わたしが今まで見たどの花火よりも、高く印象づけられるそれが浮かんでくる。
褒めちぎるのもなんなので難点を。
ヒロインの水着シーン。エロチックな場面なのだろうけど、今一つ色気がない。
演出や絵に、もう少し艶っぽさが欲しかった。
ここらへんは、熟しきらない青さが良いんだという人もいると思うけど。それはわたしだけど。
海で溺れた主人公が親友に助けられるシーン。うーん、ちょっとあの距離を運ぶのは物理的にキツいんじゃ。
もう一つ説得力のある描写を付け加えて欲しかった。
いや、ここは気を失って何時の間にか花火の音、っていう珠玉の切り替えこそがサイコーって言う人もいるだろうけど。それはわたしだけど。
と、どうも粗探しも難航してしまう。
夏と海と青春、恥ずかしさとドキドキとしんみりが広がる余韻。
大好き! なんですね。わたし、このweb漫画。
っと、ベテランさんの方がテーマに深く切り込んでますね。
わたしのは長文の割に踏み込みが浅い。表面的な部分ばっか見てる。
この板に来て何年経つのだろう。でも、わたしの知らない表現方法はまだ沢山眠っていると思う。
この作品や、嘗ての紅白で言えば「サモンヒーロー」を初めて観た時の衝撃。
ああいうのが、まだある感じがします。
そうですね。すごく現実感があると言うか、物語世界が丁寧に描かれている。
そういう下地があるから、物語が染みこんでくるのかも。
夏休みが終わる。思い出となっていく体験。
とてもノスタルジーを感じる雰囲気があるんですが、何処か未来に希望を感じさせる後味。
きっと花火をまた二人で、それから三人で見れる日が来ますよね。そんなのがありました。
>あれですね。若いうちは何でも勉強しとくといいよー、としか伝えられない。ソフィーの世界とかにふれておきたかった。
>勉強してそれがスポンジのように吸い込む時期と、自分の力不足を痛感して勉強したいって思う時期って、微妙にラグがある気がします。
確かにそうですね。
「勉強しておけばよかった」は大人に成ってからみんな思うものです。
その慨嘆も、上手く使えば一つのFLASHのテーマになりそうですね。
まあ、私のスポンジは残念ながらあまり吸い込まなかったんですが。
哲学はそれなりに好きになったようです。
個人的には、「ソフィーの世界」見たいな感じで哲学を誰かFLASHにして欲しい。
哲学の部分はあまり分かりやすい説明とはいえませんが、
ストーリーは人気になったのも頷ける出来です。>ソフィーの世界
そこをもっとかみくだいてくれれば、かなりの良作ができる気がします。
映像って「分かりやすさ」にかなり貢献するので。
ここを覗いている職人さんがいたら、誰か作ってくれないかな〜(チラッ
>漫画でよく見る登場人物の心の声を読者に伝える描写やナレーションが、最後の方の主人公以外、省かれている。
>これによって読者が登場人物の心を想像し察することで、逆説的に人物の行動や感情が強く、深く、掘り下げられることになる。
なるほど、確かに。これは気づかなかったです。
漫画などではそれを省くとイメージが膨らまなくなってしまいますが、
映像として表情の変化を表現できるのであれば、十分省くことができるのですね。
もちろん、それを補う描写と構成を練らなくてはならず、改めて作者さんの光る構成力に驚かされます。
>夏と海と青春、恥ずかしさとドキドキとしんみりが広がる余韻。
>大好き! なんですね。わたし、このweb漫画。
あまり深読みと分析に走りすぎても、作品の本質を逆に見落とすことがあります。
日刊氏が「大好き!」と思ったところが、そこからこのFLASHの本質になるともいえます。
夏と海と青春の余韻。その大きな魅力が、日刊氏の文章から伝わってきました。
>この板に来て何年経つのだろう。でも、わたしの知らない表現方法はまだ沢山眠っていると思う。
>この作品や、嘗ての紅白で言えば「サモンヒーロー」を初めて観た時の衝撃。
>ああいうのが、まだある感じがします。
そうですよね。
さらなる進化を目指して工夫する職人の方々がいる限り、まだまだ技法はあるはず。
「サモンヒーロー」は「おもちゃ箱をひっくり返したかのような」という評があったと思います。
職人の方々には、ぜひ色々ひっくり返してみて欲しい。たとえば、ちゃぶ台とか自分の机とか。
片付けるのが面倒ですが、アイデアが浮かべばそれはささいなことです。
ちなみに、私は「杉本君こんばんわ」を見たあとに「杉本君こんにちわ」を初めて見た時が衝撃でした。
>映像って「分かりやすさ」にかなり貢献する
わたしもそう思う。
特にFlashは短編が多いからか、Flash熟練者には分かりやすい作品が多いように思う。
哲学って文字だけ見てると滅入っちゃう時があるから、読書慣れしてない人にとっては、そういうアプローチは有効かも。
人生の役に立つFlash?
>深読みと分析
あー、こういう理知的なのわたしも好きなんだけど。
どーも、感情が先走り、ラブレターみたいになってしまう。
わたしが本気でそういうのに取り組むと、強烈なネットストーカーの文に化けるみたいです。
>サモンヒーロー
兄も浮かばれていることでしょう。ねぇ、兄さん?
おもちゃ箱、机、ちゃぶ台。何なら本棚ごと、一軒家ごと、マンションごと、ひっくり返しても。
人生狂っちゃうだろうけど。
「杉本君こんにちわ」。見れない。見たかった。
ネットって旬なものにお手軽に触れられて便利なのだけど、情報が通り過ぎるのも速いもんなんですねー。
特に最近のわたしはアンテナが十分に張れてなく、こうやって後悔を重ねていくんだろうな。
あー、何かボーとした感じで、十分なレスを送れなくて、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
(繰り返すと却って誠意って感じられなくなるもんなんですね)ごめんなさい。
>人生の役に立つFlash
そうそう。そういうテーマのFLASHって、未開拓の分野だと思うんだ。
たとえばゲームではDSが流行るきっかけとして「脳トレ」があったんだけど、
最終的に物凄いブレイクスルーだったんだよね。
ミリオンを遥かに越えて、400万本とか500万本ぐらい売れた。なぜ、「脳トレ」はそんなに売れたか。
やっぱり潜在的に「ゲーム」と「勉強、トレーニング」を融合させたものに対してのニーズがあったのだと思う。
でも肝心の後続のソフトの出来が続かずに衰退してる今を見ると、すごくもったいない。
内容が固すぎて、わざわざDSでやるメリットがないものばかり。
オリジナリティある「面白さ」と堅実な「実用性」を兼ね備えたソフトは、脳トレ以降、未だにほとんど出てないと言っていい。
Flash界でもしかり、といえる気がするんだがね。
>ネットって旬なものにお手軽に触れられて便利なのだけど、情報が通り過ぎるのも速いもんなんですねー。
「こんにちわ」は、正統派の綺麗なMG作品でした。
「こんばんわ」の「何をするんだ杉本くん!→ぎゃー」とのギャップが凄かったです。
もういつのまにか見れなくなってしまったのかなぁ。
こういうのは、FLASHが息の長いものになるためには避けて通れない課題でしょうね。
紅白のほうでも色々言いましたが、何かしらの集約化と体系化を図って欲しいところです。
まあ、誰がやるのかというのが一番問題なのでしょうが……
思い出は汲めども未だ尽きず。
愛の歌シリーズ第3弾といきましょう。
「加藤登紀子 Jazzy 百万本のバラ」
http://www.youtube.com/watch?v=dOHF8FuNyC4 カチューシャのが「寒風に吹かれ燃ゆる愛」
スカボロフェアーが「引き裂かれた愛」だとすれば。
この歌は「報われない愛」の歌です。
率直に綴られたストレートな歌詞ですから、それについてあまりどうこう語るのも無粋でしょう。
ありのままの自分で聞いて、ありのままに感じてください。
ただ、一ついえるのは。
「人生における幸せとは?」という問いを、この歌は思い起こさせてくれるということです。
画家がやったことは、周りから見れば「馬鹿なことをしたものだ」と嘲笑されるものかもしれません。
しかし彼は不幸になったのかというと、決してそうとは言い切れない。
「人を愛する」という心のエネルギーを燃やす行為。
それを、彼は悔いが残らぬようにやりきった。
そのことは、周囲の評価とは逆に……彼の人生を豊かなものにした。
私には、そう思えました。
また、ジャズのお洒落な雰囲気というのも、一つの非日常の空間という気がして心地よいです。
そして、歌い終わり最後に静かに目を伏せる。ここに余韻がある。
その仕草も趣深く、数ある「百万本のバラ」の中で私はこの映像を選びました。
お金を稼ぎ富んだ生活を送ることは豊かな人生につながる、それは一面の真実といえます。
しかし、たとえ金銭的に貧しかったとしても。肩身が狭い思いをして生きていたとしても。
純粋に「愛」した経験こそが、私達の人生を真っ赤に、かつ華やかに彩ってくれるのだということを忘れてはならないでしょう。
たとえそれが報われない愛だとしても、百万本のバラの思い出は決して色褪せないのです。
ちょっと参考にしたの。俳句に近い閃も近づいてるし。十年以上前。わたしはこの人の境地には立てないなー。感性フルスロットルって感じで。
・俺的[芸術に触れよう] 俳句【小林一茶】
ttp://dechi.xrea.jp/library/log/D8honey2/001.html#R177 >脳トレ
あれですね。どっかのいーかげんな学者さんが「ゲーム脳」なんて叫んでいて、それをメディアが盛んに取り上げてって逆風の中、
こういうのを出したところが、如何にもすげーなーと思いました。
ゲームの見方そのものを一気に変えてしまった。
そう言えばDSでは料理、絵心教室ソフトも出てるんですね。
こんにちわは見たかったなー。
杉本くん何をするー、は笑いました。その後、こんにちわを観ないでサモンヒーローを観たからこそ、わたしの衝撃は大きかったのかも。
知らないってのも、お得なのかな。
>「加藤登紀子 Jazzy 百万本のバラ」
わたしのバイブルに書いてあった、プレゼントの三分類です。
1自分があげたいものをあげる。
2相手に「何が欲しい?」と聞くか、事前に趣味をよく知らべ、相手が欲しがっているものをあげる。
3相手のこれまでの趣味にない、新しい引き出しを開けるようなものをあげる。
あー、この物哀しくも伸びやかな声。世界一カッコイイ豚で歌ってる人ですね? そうですね? ←確認しろ
さて、捉え方は真反対になっちまったようです。戦争勃発!
この人の寂しさは、女優のために全てを投げ打ってあげたプレゼントのバラの海が
「どこかのお金持ちがふざけたのだとおもった」
って思われてしまうものなのかな。
プレゼントの分類で言えば、1そのものです。とにかく自分が理想とした彼女に似合うものをと、突っ走っちまった。
それで自分はそれを窓から見下ろして、、幸せを感じる。
で、わたしだったらヒク。バラの海は贈った本人にとっては美しいものだろうけど、一個人と結びつけるにはあまりにも派手。
きっと一束のバラの花束を渡された方が、嬉しくなる。
それ以上に、彼は絵描きなんだ。
だから、自分の画の才能と技術を全て使って彼女をモデルにした一枚の絵を描くのが、もっと素晴らしいことだと思う。
キャンパスを売って、バラの花を買うってのは、悲しい表現に感じる。
これって愛って呼べるんだろうか。恋のような気がする。恋は盲目。
それじゃ、愛って何って言うと
「バラの海で輝く女優の美しさを一枚の絵に託す」ってんじゃないかなー。って、愛ってなんだろーなーって自分でもようわからんのですが。
そんなことを優しく歌って、愛についてわたしに考えさせるこの動画も、愛に溢れてるって言えるのかな?
報われない? 周りから馬鹿にされる?
努力の方向を間違ってやったヤツが、語っていいのかよ?
アイドル像から離れて、ちょっとは人間として相手を見つめてやってくれよ? イデアを投影しすぎだろ?
それで、てめーの勝手な感情の発露の結果、少しでも相手は幸せになったのかよ?
少なくとも女優が笑ってくれたら、周りの幾人かは、祝福してくれると思うぞ?
一方的に感想を書き綴って長文ってのやって、耳心地にいいことばっか語ってるわたしに愛はあるのかよ?
愛に豊かさって要るのかよ?
世界の中心で愛を叫べんのかよ!
盗んだバイクで走り出すー!
ちょっと暴走してしまいました。いやー、読み返してみるとひでーやつですね。人間としてダメ。わたしって。
キャンバスをキャンパスっていってるし。でも、こーゆーのは心の赴くままに。……書いたほうがスッキリするかと。……いや、でも、酷い。
>>203 >>204 自己レス。
何か勢いで書いちゃってごめんね。
自分の愛着ある作品をこう言われたら、凄く辛い思いするんじゃないか。そういう想像力を失った暴言でした。
なに、熱血やってんだ。半分ギャグで書いたのが、尚更タチが悪い。冷めたあとで、凄く後悔。
返答にもお困りでしょう。スルーって方向で、よろしくお願いします。
・俺的[芸術に触れよう] 俳句【小林一茶】
小林一茶の句、ずっとまたーりした俳句だと思っていました。
また見方が深まりました。ありがとうございます。
閃と俳句、確かに。
短い秒だからこそ、少ない言葉だからこそ、見えるものがあるんですよね。
ちなみに、私は人間を動かすものは「理性」と「感性」の両方であると思っています。
願わくば、その両方を大切にしていきたいですね。
で、こちらなんですけれども。
>何か勢いで書いちゃってごめんね。
>自分の愛着ある作品をこう言われたら、凄く辛い思いするんじゃないか。そういう想像力を失った暴言でした。
決して、日刊氏が気になさることはないです。
率直な意見交換をしようと、進んで紹介をしているわけですので。
むしろ真剣に見ていただけたということで、喜ばしいことです。
ただ、ですね。
>返答にもお困りでしょう。スルーって方向で、よろしくお願いします。
ええ、まあ、そうですよね。お気遣いありがとうございます。
でも、なんといいますか。
実は言いたいことを言わずにスルーできるほど、私は人間出来てません。
要するにアレだ。
ワイルドピッチが怖くて渾身のボールを投げられるか?
思いっきり打ち返されるのが怖くて投手やってられるか?
打たれたら打たれた、勝負の世界はそれで結構!
ピッチャーってのはそれを覚悟してマウンドに立つんだよ。
情けなんてかけられるほうがよっぽど腹が立つ。
こっちは本気でやってんだ、そっちも本気でこいと言ってるんだ。
暴走上等、ぶつからずに生まれるものなんかとことん脆い。
いいたいことはとことんいう。2chはそれができる場。
この期に及んで酷い酷くないなど知るか、そこに馴れ合いなど不要。
>プレゼントの分類で言えば、1そのものです。とにかく自分が理想とした彼女に似合うものをと、突っ走っちまった。
>それで自分はそれを窓から見下ろして、幸せを感じる。
たとえ絵描きが女優に3と思ってもらえるように、必死で努力した結果でも1ですか。
1と3の違いって一体何なんでしょう。相手を喜ばせようとしても、結果として喜ばなければ3には成りえないんですかね。
また、絵描きは窓の下で彼女を見上げますが、その時点での気持ちは決して幸せとはいえないはずです。
大方叶わぬものだったとはいえ、大きな喪失感に打ちひしがれていたはずです。
たとえいくら純粋に彼女の喜びを願っていたとしても、彼のプレゼントは何の意味を持たないただの1に過ぎないものですか。どうなんでしょう。
>きっと一束のバラの花束を渡された方が、嬉しくなる。
もし一束にしていたとして、それで本当に女優に絵描きの気持ちを伝えることができますか。
その程度なら他の男性が何もいわずとも渡してきているでしょう。
それに身分違いの想い、一束程度のバラで収まるものとは到底思えません。
そのぐらいの量の愛ならば、高嶺の花として見ているだけに留まると思いますよ。
>それ以上に、彼は絵描きなんだ。
>だから、自分の画の才能と技術を全て使って彼女をモデルにした一枚の絵を描くのが、もっと素晴らしいことだと思う。
>キャンパスを売って、バラの花を買うってのは、悲しい表現に感じる。
彼の才能と技術が彼女の心を動かし得るのならば、もちろんそうしていたはずでしょう。
家を売らずに絵を書いて済むにこしたことはない。それでも、彼は売らずにはいられなかった。
そこでは彼自身が一番、己の無力さに悲しんでいたと思いますけどね。
自分の能力の限界は、自分が痛感するものだと思いませんか?
>報われない? 周りから馬鹿にされる?
>努力の方向を間違ってやったヤツが、語っていいのかよ?
>アイドル像から離れて、ちょっとは人間として相手を見つめてやってくれよ? イデアを投影しすぎだろ?
>それで、てめーの勝手な感情の発露の結果、少しでも相手は幸せになったのかよ?
「絵描きの努力の方向は間違いであった」
「絵描きは人間として女優を見つめられなかったので、幸せにできなかった」
私はこのどちらの主張ともに賛同できません。
要するに「努力の方向が正しいとか間違ってるとか、それ誰が決めるの?」ってことです。
「ああすれば女優は喜んだ、こうすれば女優は喜ばない、ってそれは本当なの?」ってことです。
それがいくらもっともらしい言説だったとしても、少なくとも私にはそれを容易に信じることはできません。
私自身が、それを簡単に断じられないから。
そうですね。心地いい馴れ合いは楽しいものですが、それだけだと倦怠感。
いやぁ、この反応は嬉しい。ベテランさんって強い人ですね。わたしなんて弱い弱い。ゴブリン並。
わたしのは詭弁に為ってなければいいのですが。
いっちょ、逝ってみるかー。
まず、前提としてベテランさんは「愛の純粋さ、豊かさ」を感じていて、わたしは「恋の盲目さ、哀愁」を感じているんだと思うんです。
それで合ってます?
>たとえ絵描きが女優に3と思ってもらえるように、必死で努力した結果でも1ですか。
うー、難しい問いですね。わたしは直感的に1、
女優に恋して「俺のプレゼント見てくれ、あわよくばそんなプレゼントした俺を知ってくれ、ハァハァ」と感じたのですが。
3だったのかも知れないですね。
でもね、どうもアイドルに恋して、その人本人に恋してるって感じがしない。
なんだろね。遠い存在。それをプレゼントの物量に任せて無理に近づけようとしている。そんなのが残ったんです。
バラの海に舞うアイドル。でもバラにはトゲってありますよね。
ここら辺は感覚的に思ったことなので、異論・反論くださいな。
>そのぐらいの量の愛ならば、高嶺の花として見ているだけに留まると思いますよ。
愛に量ってありますか?
愛とは競うものですか?
「わたしの方があいつよりあなたを愛してる」って言って、他よりも膨大な量のプレゼントを贈るのが愛ですか?
輝き続ける女優も花束を貰い慣れたら、どんなに誠意ある言葉を添えていても、そんなに嬉しがらなくなるもんなんですか。
プレゼントに送り手のオリジナリティって必ずしも必要ですか? 真心があれば、十分じゃない? わたしはそう思う。
情熱ならわかる。熱したり、冷めたりする。そんなのがある。でも、愛はわからない。
これは半ばわたし自身への問いです。わたしにはそんなに真面目に愛は語れない。哀。
>そこでは彼自身が一番、己の無力さに悲しんでいたと思いますけどね。
>自分の能力の限界は、自分が痛感するものだと思いませんか?
でもね、描き続けなければと思うんです。
理想が大きいのなら尚更。
たとえ本人に渡せなくても、街行く人に「わー、この人綺麗」って手にとって貰うくらいには。
本当に一部の天才や時流にあった人は、そんな葛藤を感じないかもしれませんが、
多かれ少なかれそういうのを乗り越えた先に、乗り越えられないと知ってため息ついた時に、喜びがあるんじゃないかな?
わたしって青臭すぎるか。
>要するに「努力の方向が正しいとか間違ってるとか、それ誰が決めるの?」ってことです。
>「ああすれば女優は喜んだ、こうすれば女優は喜ばない、ってそれは本当なの?」ってことです。
ああ、断定は出来ない。言葉の勢いだけでやった所なので。
わたしは今から宇宙飛行士を目指します(ハート) 体育は1ばっかだったけど、死ぬほど努力するからベテランさんも応援してね
お腹が空いた、空きすぎ、お腹がグーグーなってるよ
>たまねぎage
たまねぎ厨うぜー。玉ねぎだいっきらいなんだよ。
>ひつまぶしup
多謝。
とか。あー、何やってんだろうな。ピエロ的に語るとこんな感じです。却ってわかりにくくなった気がする。
それでね、それでね。
「色んなものを無くしながらも、街中を回って綺麗な花を集める」という努力。
「自らの才能のなさを痛感しながらも、美しいものを追求し、描き続ける」という努力。
わたしは後者の方が好きです。
わたしの言いたいことは、それで全てだと思う。
良かった。
強い言葉のときには、本当に送信するべきかいつも迷います。
でもしっかり受けとってくれていると、安堵するんですよね。
>ベテランさんって強い人ですね。
ムキになってるだけ、ともいいます。
本当に強い人は、余裕無く人の意見にあれこれいったりしないんだと思います。
>まず、前提としてベテランさんは「愛の純粋さ、豊かさ」を感じていて、わたしは「恋の盲目さ、哀愁」を感じているんだと思うんです。
>それで合ってます?
はい、そうです。で、もちろん「恋」の歌であることは間違いないです。
ただ、私は「無償の愛」というか、「自己犠牲の愛」というか。
そういうイメージを強く感じたので「愛」のほうを強調しました。
私の中では、無償でないのが「恋」で、無償なのが「愛」かなと。
無償の愛など存在しないとお思いであれば、「無私の愛」と言う感じでしょうか。
>でもね、どうもアイドルに恋して、その人本人に恋してるって感じがしない。
>なんだろね。遠い存在。それをプレゼントの物量に任せて無理に近づけようとしている。そんなのが残ったんです。
>バラの海に舞うアイドル。でもバラにはトゲってありますよね。
>ここら辺は感覚的に思ったことなので、異論・反論くださいな。
そうですね。絵描きがやったことは、常識に照らせば褒められることではない。
近づく努力もしていないのに無理な手段に出るのはまずいというのは理解できます。
ただ、私にはそこで「まずはお近づきになりましょう」って言えそうな、
タイミングよく「プレゼントして欲しいものってありますか?」と聞けそうな日刊氏の柔軟さが羨ましいかなあ。
私には、偶像を越えて「その人本人」にまで迫っていける気がしないんです。
>「わたしの方があいつよりあなたを愛してる」って言って、他よりも膨大な量のプレゼントを贈るのが愛ですか?
>輝き続ける女優も花束を貰い慣れたら、どんなに誠意ある言葉を添えていても、そんなに嬉しがらなくなるもんなんですか。
>プレゼントに送り手のオリジナリティって必ずしも必要ですか? 真心があれば、十分じゃない? わたしはそう思う。
真心のある等身大の言葉を送って、それでいけると成算があれば。
もしくは、自身にその結果を受け止める覚悟があれば別ですが。
そこまで自信が持てず限りなく可能性がゼロパーセントに近いとき。
自分ができる最大限のことをやらなければ、私ならば後悔します。
やろうと思えばもっと出来るのに、人並みのことしかやらずに失敗したら諦めきれないです。
「これでだめなら、諦めがつく」
そういう決意を持って、絵描きはこの行為に臨んだのだと思います。
>でもね、描き続けなければと思うんです。
>理想が大きいのなら尚更。
>たとえ本人に渡せなくても、街行く人に「わー、この人綺麗」って手にとって貰うくらいには。
>本当に一部の天才や時流にあった人は、そんな葛藤を感じないかもしれませんが、
>多かれ少なかれそういうのを乗り越えた先に、乗り越えられないと知ってため息ついた時に、喜びがあるんじゃないかな?
>わたしって青臭すぎるか。
いや、それは私も同意です。
本気で女優に恋をしたなら、まずは自分が同格の画家になるまで死ぬ気で本業を極める。
そういう風に思うことが出来なかった絵描きは、やはり愚かだったのでしょう。
>わたしは今から宇宙飛行士を目指します(ハート) 体育は1ばっかだったけど、死ぬほど努力するからベテランさんも応援してね
>お腹が空いた、空きすぎ、お腹がグーグーなってるよ
>たまねぎage
>たまねぎ厨うぜー。玉ねぎだいっきらいなんだよ。
おなかがすいたってなら、嫌いなものだから食べないなんてふざけてるんじゃないよ。
好きなものだけ食べたいってのは、虫が良すぎる甘ちゃんだ。
死ぬほど努力すればいいってもんじゃない。まず自分を見つめて努力の方向を考えろ。
そういうふうに、私は説教すると思います。
でもこの子ども達が「そういう風に思ってしまった」こと自体は受け止めるとも思います。
>「色んなものを無くしながらも、街中を回って綺麗な花を集める」という努力。
>「自らの才能のなさを痛感しながらも、美しいものを追求し、描き続ける」という努力。
>わたしは後者の方が好きです。
「絵描きがするべきなのは、絵の追究であって、花集めじゃない」
なるほど、その通りです。
ただ、私はその両者であればベクトルが違う等価のものとして見ます。
いや、興味深いなあ。素直にそう思います。
>伊東ゆかり版「百万本のバラ」
いや、この人の訳は知らなかったですねえ。
うん、より具体的な訳だと思います。いい訳ですね。
少しでも感性に合ったものを見つけて頂けたのなら、それに越したことはないです。
本人がどう言おうと、ベテランさんは素敵な人だと思う。
真面目で信念を持ちながら、わたしのいーかげんな暴投を受けても、応えてくれる。
ここまで本気に主義主張したのは、わたしは久しく無かった気がします。
今回はベートーヴェンなアウフヘーベンへと。
>自己犠牲
「無償の愛」「無私の愛」はよくわからんし、言葉遊びになっちまうので避けますが。
「自己犠牲の愛」には、わたし少し疑問があるんです。
例えば「あなたの為に私の全てを捧げる」と言って、夢を諦める人がいるとします。平凡な生活を捨てる人がいるとします。
それは当人にとっては、やっていて気持ちいいし、素晴らしい思い出になるでしょう。
でも、相手にとっては、ちょっとヒクというか重荷になってしまうんじゃないかな。
女優がもしも絵描きの存在を知っていたら、彼の自己犠牲を知っていたら、それを嬉しいと思う前に
ワタシのためにそこまでしなくてもと、悲しい気持ちになるかなと妄想します。
ここでの「自己犠牲の愛」は、理想像の女性と絵描きのハァハァ心から成り立っていて、そこに違和感があるのかも。
バラの花ってきれいだけど、ナルシー。鏡だけを見ていて、相手を見ていない、そんな寂しさ。
それに相手は夢を売る商売、女優の道を選んだ人だから。
「夢を追いかけてるあなたが好きだったの!」「わたし、あなたとの平凡な生活がキボンヌだったの!」
と返事がきたとき、それは本当に自己犠牲の「愛」と言えますか?(ああ、なんて中二っぽさ、最近読んだ小説に毒されすぎ)
>アイドルとその人本人
そうですね。人間って多面性があるし、特に女の子は化粧をしますからね。
こーいってる「わたし」も、実際のところはなんなのか…… それは秘密です。バレテーラな予感もしますが。
「ベテラン」さんも何なのか。わたしの察するところ「お久しぶりです、お元気で何よりです」とつい応えてしまいそうな。
これはかなりわたしの「僕の考えた最強の恋愛像」を投影していて、却って現実的じゃない感じが今更ながらしてきました。
>自分ができる最大限のことをやらなければ、私ならば後悔します。
>やろうと思えばもっと出来るのに、人並みのことしかやらずに失敗したら諦めきれないです。
>「これでだめなら、諦めがつく」
>そういう決意を持って、絵描きはこの行為に臨んだのだと思います。
>でもこの子ども達が「そういう風に思ってしまった」こと自体は受け止めるとも思います。
>>「色んなものを無くしながらも、街中を回って綺麗な花を集める」という努力。
>>「自らの才能のなさを痛感しながらも、美しいものを追求し、描き続ける」という努力。
>ただ、私はその両者であればベクトルが違う等価のものとして見ます。
あー、そこまで深く考えていたなんて。これらと関連して、こいつでわたしの「愛」へのコンプレックスゆえの暴走をゴールさせようと思います。
>伊東ゆかり版「百万本のバラ」
この訳だと、絵描きはキャンバスを売ってないんですね。それどころかもっと凄いことをしようとしてる。
真っ赤な真っ赤なバラの花で
町中探したバラの花で
あんたの窓の下に描こう
百万本のバラの海
絵描きは絵を諦めたんじゃなくて、広場をキャンバスにバラの花を絵の具にして、全力で精一杯の絵を描いた。
心とは裏腹に何時か枯れてしまうバラの花で。
つまり
「家(生活)を無くしながら、街中を回って綺麗な花を集め、今しかないタイミングで彼の考える精一杯の絵を描いて贈った」
となり、すると今まであんなに反抗していたわたしは何だったろう? 的な凹みと嬉しさを感じてしまったんです。
また他の訳に当たってみるというのは、歌シリーズでベテランさんが熱弁していた「訳」によって「解釈や印象がガラリと変わる」
という教えの、影響そのものでした。
原典に忠実な訳なのか、或いは意訳なのか、わたしにはわかりませんが、わたしはこの歌詞に心打たれたのでした。
ベテランさんがこの訳を知らないでよかったー。ご存知だったらそれこそわたしはピエロになってました。
色々ありがとう、気持ちは済みました。
私なりの弁証法的な、止揚へ。
>それは当人にとっては、やっていて気持ちいいし、素晴らしい思い出になるでしょう。
>でも、相手にとっては、ちょっとヒクというか重荷になってしまうんじゃないかな。
>ここでの「自己犠牲の愛」は、理想像の女性と絵描きのハァハァ心から成り立っていて、そこに違和感があるのかも。
>バラの花ってきれいだけど、ナルシー。鏡だけを見ていて、相手を見ていない、そんな寂しさ。
>「夢を追いかけてるあなたが好きだったの!」「わたし、あなたとの平凡な生活がキボンヌだったの!」
>と返事がきたとき、それは本当に自己犠牲の「愛」と言えますか?
色々考えを巡らしましたが、仰るとおりだと思います。
人のことを考えない自己犠牲は、愛という名の偽善。
いや、偽善にも達しないのかもしれません。
結局、私が絵描きを必死で擁護したのは、
「頑張ったならば、その分報われるべき! だから報いない方が悪い!」
そういうエゴから来る、私自身への必死な自己弁護でした。
私の中では、これまで「愛」についてそれなりに考えて来たという多少の自負がありました。
でも、今は「愛」がなんなのか、良く分からなくなった。
ただ、それでいいんだと思います。「分からない」ところから、始まる。
ソクラテスの「無知の知」に、多少なりとも近づけただろうか。
分からないけれど、少なくともスタート地点に戻った事で。
私はまた、歩むことができます。ありがとう。
さて、2年前。
私はテレビで、津波が家をいとも簡単に押し流す映像を見ました。
それは現実なのに、なぜかこの上なく現実に感じられませんでした。
色々考えた末、長田弘が今亡くなろうとする人の気持ちで詠んだ詩をここに刻みます。
「イツカ、向コウデ」(『死者の贈り物』みすず書房)
人生は長いと、ずっと思っていた。
間違っていた。おどろくほど短かった。
きみは、そのことに気づいていたか?
なせばなると、ずっと思ってきた。
間違っていた。なしとげたものなんかない。
きみは、そのことに気づいていたか?
わかってくれるはずと、思っていた。
間違っていた。誰も何も分かってくれない。
きみは、そのことに気づいていたか?
ほんとうは、新しい定義が必要だったのだ。
生きること、楽しむこと、そして歳をとることの。
きみは、そのことに気づいていたか?
まっすぐに生きるべきだと、思っていた。
間違っていた。ひとは曲がった木のように生きる。
きみは、そのことに気づいていたか?
サヨウナラ、友ヨ、イツカ、向コウデ会オウ。
愛はですね。あの、ですね。なんと言えばいいのか。
ベテランさん、私の言ったこと覚えてますか。
>「愛」というものは、寒風にさらされてこそ真実の輝きを示すものではないでしょうか。
強く、勇敢な言葉だと思います。その言葉を大切にしてください。愛も真実もわたしは信じられなくなっちまったんだぜ。ローラ!
わたしの言葉の妙なトリックやレトリックに惑わされないで。どちらかと言うとわたしの方が「愛」を教わる側だったはず。
根拠無い妄想なんかに。ダメですよ。一時的にそんな気分になっただけですよね。ちょっと寄り道したって感じにしてください。
それでも考え方が変わってしまうというなら、わたしがパクった北村薫さんの「ターン」を一読してください。
あー、わたしは相手どころか自分のことも良くわからないやつなんで。
>震災
わたしも、どうも現実感が沸かないです。未だにそうです。
神戸震災の時も似たようなもので、すっかり記憶の中では風化してしまっています。
ただ原発が怖くて、怖くて、傍では「大丈夫」と言いながら、「沖縄にでも逃げようか」と、思っとりました。
だけど、なんとか前を向けたのは、わたしよりずっと近くの最前線で生きている戦っている人たちがいる、ってことでした。
滲みる詩ですね。紹介ありがとうございます。
何というか悲しくも絶望しながらも、共に歯ぎしりをして悔しい思いに打ち震えながら、そうしてこぼれる言葉。
それでも隣を歩いて、最後を見届けてくれる、そしてその先を見つめながら再会を約束してくれる、そんな友の歌。そう思いました。
嬉しいよね。こんな人が近くにいてくれたら。
恥ずかしながら、今日知った歌です。
こういうのを聞くと、何というか、大なり小なり不条理に襲ってくる不幸を、苦しみながらも、それでも受け止め、優しさに心を委ね、
それから同じように苦しむ人にわたしもそうだったよ、一人ぼっちじゃないよ、と伝えれる、そんな気がします。
ttp://www.youtube.com/watch?v=gO3geXZoW00 なんて美談を語れるほど、わたしの心は白くなく。
実際、当時、一番癒されたのはこの動画でした。あう。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13877669
>愛
友人に聞いてみたら「いや、そりゃ愛までいってないじゃん。恋に決まってるでしょ」と返ってきました。
「やっぱりそうかー」と、私の中では論争は終わってしまったのです。
そして大震災を思い黙祷すると、平穏の大切さが噛み締められる。
たとえ倦怠感を感じようと、無事なのがすなわち名馬。
そのありがたさを忘れてはいけないと、改めて思います。
『ターン』『スキップ』『リセット』の時の三部作は興味深く読んだのですが、何せ結構前なので詳細な表現は忘却の彼方へ。
ネタが分からなくてすみません。時間があったら読み返してみたい作品群です。
でももちろん、心の中で絵描きを擁護しなくなったわけではないです。
日刊氏は、アウフヘーベンの先にさらなる戦いを望みますか?
それなら、私は受けて立つことにやぶさかではありません。
私の愛の理解は、ある程度カント的な動機説、心情倫理説に依拠しています。
たとえばナルシシズムは「自己愛」と訳す。
すなわち、必ずしも「愛」はもう一人の人間を必要としないのです。
自分を愛する、自然を愛する、平和を愛する。そこにまぎれて「女優を愛する」というだけのこと。
確かに絵描きは一人ひとりの人間として向き合う「愛」には達していない。
でも「何かを好きで大切に思う心」があれば、私は広い意味での「愛」の仲間に入れてもいいのではと思います。
たとえ、それが他人を不幸にしたとしてもです。「愛」はイコール「善」ではない。
・アン・サリー 満月の夕(ゆうべ)
なんとも、優しい歌ですね。
人の悲しさを見つめ、それを受け止める。
>絶え間なくつき動かされて
>誰もが時代に走らされた
>すべてを失くした人はどこへ
>行けばいいのだろう
>それでも人はまた 汗を流し
>何度でも出会いと別れを繰り返し
>過ぎた日々の痛みを胸に
>いつか見た夢を目指すだろう
心に残った部分は、ここでした。
全てをなくした人ですら、また夢を目指して歩き出す。
全てを無くさなかった人が、現実が辛いとか辛くないとか言っている場合じゃないだろう?
穏やかながら、そういう風に叱咤激励されていると感じられました。うん、頑張ろう。
・危険なポポポポーン
笑いは、沈み行く心を励まして勇気付けてくれます。
当時感情を逆なでして大ブームでしたね、ポポポポーン。
マリオRPGの戦闘曲が、妙にテンポ良く合っている。
そういえばマリオRPGの音楽は、様々な動画に使われていましたね。
かつてのFLASHではマリオトロポリスを思い出します。
とにかくノリと勢いで押し切るFLASH。
ときにはそのエネルギーに、押し切られたいときもありますね。
>愛
あぁ、思いつめてたんじゃなくて、中々オープンな環境に恵まれていて、深い信念を持っているようで、ほっとしました。
「愛」はイコール「善」ではない。心に刺さる言葉だ。また考えさせられる視点。
心配しすぎていました。却って失礼だった。
時の三部作、ご存知でしたかー。わたしゃ泣かされました。
北村薫さんはミステリの大家だけど、ミステリとは離れた作品にケッコウ面白いものが転がってるように思う。
「月の砂漠をさばさばと」とか、ぴろぴとさんに読ませたい。
無事これ名馬。ああフィールオーライ。つの丸さんの一見めちゃくちゃながらもリアリストな視点。みどりのマキバオーのダービーも泣ける。
わたしのアウフヘーベンはバームクーヘンのようなものです。
その心は、「シン」がない。
ちょっと背伸びをしたく使っただけなんで、その、よくわからんです。哲学って。
根っこのない議論になってしまいそうなので、ここらで勘弁してください。
>満月の夕(ゆうべ)
アン・サリーさんの歌声なのかな、歌い方がほんとにじんわりと来る。
挙げてくださった歌詞部分はオリジナルにはないもので、わたしも心が動かされた箇所だったので、嬉しい。
ソウル・フラワー・ユニオンさんのオリジナルは、神戸大震災の夜を力強くパワフルに歌っていて、同じ曲とは思えない後味が残ります。
包み込むのと迫ってくるのの、違いかな。でも、どちらも優しい歌だと思います。
>ぽぽぽぽーん
あのCMは、なんつーか、ヤバカッタですね。
もうトラウマになるくらい聞いていた気がします。ACはケッコウ良い感じのCMを作っていると思うだけに、何故ぽぽぽぽーん。
やっぱ笑い飛ばせるってのが好きなんだと思いますです。もうめっちゃ皮肉入ってるんだけど、あー、何だろう、笑ってしまった。
ちょっとnintendo directで「うごくメモ帳3DS」が発表されました。
絵を描けないわたしは静観ですが、これはニコニコの層やFlash界のアニメ系やラクガキ好きな若年層を取り込んで、ムーブメントになりそうな予感。
こういうのが下地や入口になって、アニメ界や創作界の土台を支えるのかもしれない。
でも、「ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング」のような不発の可能性もある。
さて、どうなるか。興味津々です。
お気遣いありがとうございます。
私は何事も無駄に思い詰めたがるので、そういう心配りがありがたいのです。
うごくメモ帳、サンプルを見ると確かにムーブメントになる可能性はありそう。
やっぱり絵をかけない自分には敷居は高いけれど、少しでも遊びの幅を広げようとする取り組みは評価したいところです。
やっぱり「笑える」っていいですよね、好きです。でも、ツボが人によって全然違う。
私は「笑う哲学者」こと土屋賢二氏を私淑していますが、好き嫌いは、はっきりと分かれます。
折角なので自分はこういう笑いが好きだ、というのを。
「東京イミフハイスクール」
ttp://www.youtube.com/watch?v=_NmDSLmpEDI 要するに真面目にボケるのが好きなんだと思います。
あんまり「ここが笑いどころである」というのも無粋な気がするので内容には深く突っ込みません。
あとこの動画について言えば「真剣に目を見て何かを伝える」って心を動かすのかも、という示唆を私は感じました。
コミュニケーションの心理学において「メラビアンの法則」というものがあります。
声の感じで、「maybe」(かもしれない)といった文がどの程度「そうかもしれない」かを判断する実験で、
力強い口調の場合は、普通の口調よりも、「そうかもしれない」と感じたということが立証できたという実験だと言われています。
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、
話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合だったのだそうです。
要するに、93%は「話す態度」によって変わってくるわけです。
実生活で、私のためを思ってこのぐらい真剣に語ってくれる人はいないからか。
つい暇じゃないのにチェスをやりたくなってしまうぐらいに魅力を感じました。
日刊氏にも、そういう魅力を感じますよ。
わたしも思い詰めてしまう時もあるようで、無いような。
難しいっすね。ほどほどに行ければ、って感じかなー。
わたしはケッコウ酔ってないのに笑い上戸というか、ギャグが滑ってもその寒さを笑いのサカナにしてしまう性質なので、
わたしの「笑った」は、外部から見ればもうどうしようもなく参考になんないと思います。
でも、わたし自身は、そう思える自分が、ちょっと好きです。笑えるってのは本当に楽しい。
けれど、そのギャグセンスの無さは、このスレの寒さが証明していますが。
>「東京イミフハイスクール」
も頬が緩みました。ニヤリとしました。それで何かスッキリとした爽快感を味わえたり。
予備校は予備校で、癖の強い先生が沢山います。まー、受験に落ちてもそんな出会いを楽しみましょーと、そう思わせる感じでした。
視点は半分皮肉めいたパロディーですが、かなり誠実に茶化しているというか。
熱心に語りかける声は、ほんとからかってるわけでもなく、妙に生々しい迫力。
だから言葉の持つ元CMとのギャップが大きく働くのかもしれません。メイビー。
うう、わたしがメイビーを使うとキムタク並みの軽いものに。
Flashで特に思い出に残ってるのは「ペリー来航」や「はやくも2005年をあきらめたヒト」とか、です。けれど変化球で
・自前着ぐるみで行くご当地キャラ祭り
ttp://portal.nifty.com/kiji/111128151043_1.htm 心地いい笑いがあったものは、これかな。この作者さんの小野法師丸さんの書く明快で人柄が滲んだ文章が、かなり好きなんです。
彼のサイト「テーマパーク4096」は、わたしの糞フラボンジュールの土台となっている。
なんだろうな、鬱屈してるのだけど、後ろ向きじゃないというか。
当然のようにあるささやかな日常に切り込んで、笑いを作り出すというか。
伊達にテキストサイト黎明期から、貪欲に活躍しているわけじゃない! と思わせるエンターテイナー。
好き嫌いはわかれそうですが。わたしはこーゆーのが好きです。名刺がわりに。
・自前着ぐるみで行くご当地キャラ祭り
なるほど、この方は目の付け所がシャープです。エンターテイナーですね。
どこかシュールな行動のおかしみ、平和な笑いが溢れてきます。
>それでも、こうしたキャラクターたちに常々感じていたことがある。
>写真の通り、彼らはしっかり完成されていたり、手堅くまとまっていたりしているのだ。
>ゆるさを名乗っているというのに、それでいいのだろうか。
>ぶっちゃけお前ら、あんまりゆるくないんだよ。ゆるいってのは、こういうことだ。
ゆるキャラも「ゆるくない」って指摘を受けるとは思わなかったでしょうね。
「いや、ゆるいってそもそも褒め言葉じゃなくね?」
っていうツッコミ待ちのこれは性質としては自虐に近いんですが、卑屈には感じない。
なんというか、開き直ったことでの明るさを感じます。
>たくさんのオフィシャルキャラが集まるイベントに、着ぐるみ一市民として混ざった今回の試み。
>新しい軸でのイベントの楽しみ方だ。
まさしく斬新なのだが、そもそもどうして混ざろうと思ったのか。
まずそこを小一時間問い詰めたい。
>それほど長くはない滞在時間だったが、その間に起きたことは人生の縮図のようにも思える濃密さ。
>着ぐるみは人を笑顔をさせるだけでなく、中の者の心にも光を灯すのだ。
場違い感アリアリで明らかに浮いてしまった悲しみと、そこに人が寄ってくれた喜び。
禍福はあざなえる縄の如し。人生の縮図ですね。
心に光がともるとこの世はまんざらじゃないな、と思えます。
でも人生そんなに濃密でなくてもいいんじゃないか、とツッコミたくなったことは秘密。
うん、こういうツッコミたくなるものは好きですね。
「森内俊之vs森内俊之」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13368406 自分がとにかく突っ込みたくなったのはこれです。
将棋はルールぐらいしか知りませんが、それで十分楽しめました。
いや、あまり細かいことは気にしない初心者だからこそツボに入ったのかもしれません。
やっぱり羽生さんが言うんなら仕方がないんだと思います。
淡々と自分と向き合う森内竜王も素敵です。
ちなみに私は囲碁が好きです。だから囲碁のFLASHがあったっていいじゃない。誰得? 俺得です。
そういえばAAでの力作「DQ風2」などを製作したMG氏は「碁は四段です」ってアピールしてましたね。私よりも強い。ぐぬぬ。
それと、個人的にこれをみて思ったのは、ニコニコのコメントの威力です。
コメント抜きのyoutube版もありますが、率直に言えば随分面白さが違うなと感じました。
他人のコメントで笑いどころが分かるし、集団としての盛り上がり感が素晴らしい。
人の「wwwwwww」を見るだけで、自分もつられて笑ってしまうのはなぜだろう。
FLASHブームの後を受けてニコニコが動画文化の担い手となれたのは、
コメントの威力にいち早く気づき、集約の工夫をすることでその力を引き出せたからなのではないでしょうか。
そこでFLASHでは、どのような工夫ができるのか?
それに関しては職人の方々の構想を待ちたいと思います。
>ボケとツッコミ
そうですねー。ボケっぱなしってのは、かなり俯瞰的に計算しないと、笑えないような気がします。
単純そうに見えて、考え抜かれている。
読者をイメージする想像力を必要とする芸風。
ニコニコはコメントでツッコミが入りますよね。だからボケだけの作品でも、輝くんじゃないかと思いました。
>「森内俊之vs森内俊之」
将棋がわからない自分でも、かなりすんなりと笑いに入っていけました。
自力でわかったのは、手駒を増やすと、二度うち辺りだけなんですが。
コメントって力がありますよね。
どうしてもネットの作品だと一対一というか、何処か孤独なところがあるんですが、これだと賑わいがあって雰囲気が楽しい。
漫談でも落語でもお客さんの笑いがあって、一つの文化として完成する、とかなり背伸びして考えてみました。
タブの「羽生さんが言うならしょうがない」もかなり素敵です。
ニコニコには作者と受け手での距離感で勝れないなー。作者から作品が巣立ち、各々の話のネタに語られる。ある日見ていた理想の光景じゃないかと思います。
たとえFlashで作られてもどんどんニコニコに輸出される時期に入ってるのかな。
となると、Flashならではの利点。クリックできる要素、ゲームとの融合、長さがわからない故の二転三転の展開のドキドキ感、とかかなー。
上手く生き残れれれば、と思います。
さわっていて楽しい、2chやアスキーアートの魅力を抽出した、ってのはこの作品かな?
こういう系統は人気商売ゆえに減っていく(というか絶滅した?)のかもしれませんが、これを超える同系統の作品にまだわたしは出会えていなく、一抹の寂しさを感じてしまうのでした。
いや、むしろオンリーワンの魅力なのかな。
SLIDE
ttp://freett.com/counterq/rw03fl/slide.html
ついに閃が開催されましたね。
私のほうは閃へのコメントを書き上げてました。
疲れたー
やってしまった。
あれだけ楽しみ発言してたのに、開催日がすっぽり抜けてたなんて。
レスされるまで気づかなかった。
ああ、何やってんだろー。
っつーことで、しばらくは他事はしばし中断して、閃をマイペースで楽しもー。
・オープニング
ttp://hirameki2013.yukishigure.com/opening.html さあ、どう始まるかと思っていたら。
機能的で実用的なオープニング。発生からイベントの経緯が、丁寧に綴られている。
色々、紆余曲折があるけど、「求めれている」っていう強い意思を感じた。
ただ、テンポが急ぎ足だったかな。初見では、読むことができん箇所が。
文字だけを追えばギリギリで読めると言いたかったけど(それでも読めなかった)、全体の映像を観ようとすると完全に振り切られてしまう。
でも、これはこのイベントが長い歴史と広い関連性を持っていて、とても15秒で語りきれないという、良さ故のネックなのかも。
終始、活動映画的で説明調なのも重みと渋みがあっていいけど、
閃を凝縮するには映像と文を混ぜ合わせたり単語とかの乱れ打ちとかすると、メリハリが出るんじゃないかな。チャレンジャーって感じで。
それでも、映画的にこだわるなら、画面と文字の出る幅を合わせたりすると「らしさ」が出るかも。
でもでも、なんか内容を把握して観ているうちに、「ここまでやって来たんだ」、って感慨があった。
子離れを見送る親のような、めでたさと寂しさが混じったそんな感情。微妙な距離感がある。
ちょっと入口は狭いけど、何回か噛むと味が出てくるスルメOPだと思う。
そして15秒って、そういうことするのには丁度いい長さ。
あらら、すっぽり忘れてましたか。
まあ、早めに気づいて良かった、と思えば(汗
私は既に本スレに投下したので、暫くは日刊氏のコメントを見学してますね。
わくわく。
ほんと、開催時期、素で来週かと思ってた。修学旅行で遅刻してしまったかのような、やっちまった感。
時間っていうのは、速いもんですねー。
わたしは長距離と比べて、スプリントは得意じゃないんす。
あんまり期待しないで、「こいつバカやってるよ」って感じで優越感に浸るのが正しい楽しみ方、かな?
・Blue Monday
ttp://www.youtube.com/watch?v=64H9jcZpmWQ >途中、東新宿から西新宿へと移り変わります。
>彼女はいったい何から逃げているのか、ぜひぜひご意見聞かせてください。
>走れよ乙女。誰もそれからは逃げられない。それは東の果てからやってきて、僕らの頭上をかすめていく。
都会的。それも大人的。清潔で、シック。
そう思えたのはお洒落な画と音楽の為かな。
写真を使うと2Dというか平べったくなりがちだけど、絵の少女の手前にも人物が入れられたことで、立体的な息吹を感じられた。
そして音楽。この何処か陽気でオリエンタル(?)な音楽は本当に洒落ていて、初見での印象を決定づけているように思う。オシャレ。
何気に走る足の動きや背景のスクロールと同期している? 一体感がある。
音楽がプツンと切れるのには初め違和感があったけど、テーマを考えるとこの断絶感は味になっている。突然、断ち切られる理不尽さ。
大人的。清潔でシック。なのは意図された印象だったのだろうか。
表情や動きに、疲労感や焦りが、ノっていない。全力疾走というより、軽やかなランニングのように見えた。
でも、それはそれで何処か遠くから見つめる視点(神の目線というか)のような、そんな立ち位置から見れたので、意外といいかも。
中盤での階段を飛び降りる箇所、メインとなる走りが自然なだけにやや丁寧さに欠ける部分もあったけど、
こういう挑戦心、個人的には大好き。こぢんまりとまとまっていないというか、何だろなー、ダイナミズムがあって好感。
コメントもいいっすね。過度にネタばらししないで、でも推理とワクワクを煽る名コメントだと思う。
余りにもいいのでコピペしてしまいました。
何から逃げてるんだろう? 時間ってのはわかるし、タイトルからある程度は推測できるのだけど。
でも、それ以上に、一生懸命走れなくなること、老いとか青春の終わりかな。もしかしたら死かなとも妄想は膨らむ。
そういう部分も含め、色々と楽しませてくれた作品でした。
15秒作品なのに一晩考えてしまった。それだけわたしが馬鹿だってことだけど。
・mudai
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm20334449 何だろう。凄く手品っぽくも、「モノを作ってる」喜びや驚きを感じる。
指を折ってカウントダウンする間も素敵。焦ってない。
かなーりワクワクした。余韻もある。
折り鶴は予想できなかったなー。でもこう自然と演出されると、うおーすげーと思う。
非現実を現実と思わせる映像の説得力。ほんと滑らか。
珠が浮き出る不思議な現象も、違和感なく作品内で溶け込んでいる。
アニメの特徴は実写と違って、どこまで単純化やデフォルメが出来るか、って点にあると思ってたけど、
アニメなのに手の動きや折り鶴の折り目など、精緻に描写している。
だからなのか、今までにない密度を感じた。
この短さだから出来たんだろうけど、それでも折れずに貫徹したのに拍手したい心で一杯になった。
これはこのまま突き進んで、例えば折り紙を折る動作をそのまま描写してしまう、
っていう方向もアリかなーと思った。
いや、それは労力的には無茶な欲求なのだけど、他にそういうことをやれる人っていないんじゃないかと思わせるものが。
この拘り方は、病や狂気と紙一重な危うさを感じさせる。なかなか常人では踏み込めない域にいると思ったのは気のせい?
自分で自分を褒めてやってください。ご自愛を。
とにかく今回は無限に広がる可能性の一端を見れた気がする。羽ばたいて欲しい。
・ひかげのこ
ttp://1st.geocities.jp/xyzipper_szn/hrmk_hikage.html 春の一日が過ぎてしまう、そんな感慨が。
後半の絵柄の大幅な変化、やや理解しにくいブレみたいのを感じるけど。
英字も読むとまた印象が変わりそうだけど、読めないのであまくでも装飾品ということで観た。
受け止めたのはPlease! Please! Please! って所で何処か遠くにある感じがしていたのが、肉薄した内容になるのかな。
何処か遠くに感じる、って点はOPもそうだったように、かなり映画っぽさを感じるから。
ノイズみたいな縦線や背後の音などから。
コメントから「たいようを見たかったの」とあるけど。
ありがとう、は見れたってことかな。
でも「それでもね、おとうさま」からは安易なハッピーエンドだとも思えず。
作品内では「せんせい」と呼びかけているのも、妙な感じ。
きっとこうした断片的な謎は英字部分を丹念に読み解けばわかってくるのだろう? けど。
うーん、ちょっとわたしはそこまでたどり着けなかった。
でも、敢えてイベントでこういう作品を持ってきたのは、かなり面白い試みだと思う。
わたしなりの考え。
どうも、この女の子は太陽を見たかった、でも見ることができない環境にあった。
それは彼女だけではなく、おとうさまもそうだったのかもしれない。
雪女みたいに溶けてしまうとか。
せんせいは、幸か不幸かたいようが見たいという彼女の願いを受け入れ、導いていった。
彼女がたいようの下では生きられない「ひかげのこ」だとは知らず。
だからあの写実的な描写は、悲劇的な終わりを告げるとともに「ありがとう」という彼女なりのハッピーエンドを演出したんじゃないだろうか。
と、他の方の感想を見ると、ほんと切なくなる。
そこまで深かったのか、この作品。そこまで浅かったのか、わたし。滅茶苦茶マトハズレ。
と、まー、浅いなりには浅いなりで使い勝手があるだろうと、晒してみるわけですが。みんな天才だったり理解者だったりしたら、怖いでしょ?
・jump
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm20359899?mypage_nicorepo うう、何だこれは? フリーダム! とんでもなくフリーダム!
妙に笑えて中毒性がある。
白一色に線画なのと無音なのが、却って印象を深めてていい感じ。
構成って語っていいのか? 殆ど動かない序盤から、動きのピークを徐々に終盤に持ってきていて、かなり好き。
筋肉質な肉体への変化や煙を噴いて突進を一瞬でわからせるように、けっこう絵の力がありそうなのに、
何か炭酸が抜けていて、ぼけーっと見れる。いい意味で。
あのアゴ顔は三日月がモチーフかな。
造形から主人公には感情移入できない(というかする暇がない)けど、それが却ってオチを清々しくしているような。
・Hatespeech
ttp://blackyfilms.web.fc2.com/flash/flash5hirameki5.html 魂の叫びって感じ。
「おお! 俺の厨二の叫びを聞け」っていう痛さからは、イッポ置いたのは、音の賜物だろう。
とても機械的な音が、微妙に感情の振幅を控えめに味付けしている。
何だろうなー、とても切実な言葉なのに、寂しささえ感じる。独特な味。
メッセージは全て読み取るのは困難だけど、ぜひ読んでみたくなる後味があるし、かなり心に刺さる部分があった。
知らず知らずのうちに、序盤の単純な絵で侮っていた部分があったかもしれない。
何でか知らずか、「売春婦の娘」という単語が全体から浮いている気がする。
妙に具体的で地がつきすぎている感じかな。ってこれも体験から出た言葉なら、ヤヴァイけど。
・output
ttp://www.geocities.jp/karoeya/movie/output.html いやー、これは開始直後から、物凄く高揚感があった。
それだけ色彩センス、立体と平面を自由に闊歩する面白み、脳の中でとろけるような心地よさがあった。
好き。初見でもう惚れてしまったが、何度も見返したくなる。
見返してみた。かなりの数。
まず音楽が好き。デジタルな「暖かさ」が春とよく合っていると思う。
同期も無理をしないように、でも一体感を持つように取られていて、気持ちいい。
あと鋭角的な線と丸みを感じさせる動き、とんがり方と緩やかな丸っぽさが、バランスよく配置されていて、飽きが来ない。
それは暫くタメの間を作ったあとの、色鮮やかな円へと画面を集約させる盛り上がりどころで、輝いている。
ここは、ほんと好き。これ観るだけでFlash観ていてよかった、と本気で思える。綺麗。
配色。色の配置の仕方が、かなり丁寧。背景も含め、ケバくなく地味でもなく。心地いいスカッと感。
今回は立体のサイコロ辺りのシーンに、ちょこっと唐突感が。
なんだろうなー、この場面が、しっくりこないというか、何というか。南東か。NATOか。
それと何気なくも序盤にあるムチのようにしなる線の魅せ方。
ごく自然に演出されてるけど、こんな切れ味あるものを見ると「あー、確かな個性がある」って思う。
・卵焼きにかけるモノ
ttp://www.geocities.jp/densekabox/flash/tamagoyaki.html 滅茶苦茶だ。オリキャラで勝負するかと思ったら、激しく忍者が出てくるし、しかも殺伐として暴力的だし、喋るし。
でも、ここまで徹底してるからこそ、ショックが大きかったのかもしれない。
既成概念や予想を、ことごとく外された時に出てくる、心の底からの開放。そんなのがあった。楽しかった。
卵焼きにはショー油だろ? とわたしは思ったけど、ケチャップってのも意外とぶっとんでますね。
そして忍者のセリフが余りにドラっギー。キマってる。こんなセリフ、思いつかないよ。
演出では、効果音の使い方にかなりビックリした。一瞬の居合劇を見ているかのような緊張感。
何気に最後の方で徐々に調味料がかかっている細部の描写にコダワリを感じる。
またオリキャラの表情がとても漫画チックで、
この点が残酷で攻撃的な印象をもちそうな本作を、ギリギリで笑いへとつなぎとめていると思った。
・+ R.P.S. +
ttp://www.geocities.jp/m3685jp/flash/hirameki2013/index.html 本日の挑戦。
4/7 6/7 4/6 1/5 2/5 5/6 7/8 5/7 6/7 17/7
ありゃ、バグ?
キリのいいところだし、裏技でも超得点が取れたので、ここまでで。
慎重に進めた積もりなのに、どこかしらが間違っているのが、なんか悔しくもあり楽しくもあり。
反射神経と判断力と遊び心が要求される。妙にハマる。
飼ってください。適度なギャグテイストがメリハリを。
ただ答えの成否が回答直後ではイマイチ分からなかったので、正解・不正解を音でわけると、より親しみ易く達成感が出るかも。
あとはグーが、グッドジョブに見えてしまった。何か子供のジャンケンによくあるグーチョキパーが合わさったムテキっぽい禁じ手な感じにも。
/j^i
./ ;!
/ /__,,..
/ `(_t_,__〕
/ '(_t_,__〕 GoodJob!!!
/ {_i_,__〕
/ ノ {_i__〉
/ _,..-'"
/
これはオーソドックスな記号で十分な気がする。
シンプルなルールだけに混乱は少ないほうがと。でも、わたしだけかなー、そう思うの。
・15秒で15面
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/fifteenfifteen.html 本日の挑戦
10、8、8、10、10、11、10、8、10、8、8、6、8、10、6、4、8、8、8、11、8
悔しい、悔しいとついリプレイしてしまった。
何だろうなー。マップ構成を覚える要素と適度にアクションを要求される要素が、上手い具合に融合していると思う。
2面はダッシュで突っ切れる。8面は落下率が高いけど、うまくジャンプが決まれば、行ける。
難度的に10面クリアで満足。11面は時間もステージ構成もムズク、この先は行けない気がした。
こういう一刻を争うゲームって、マウスを使わず、キーボードだけでプレイやリトライが出来るのがとても嬉しい。
余計なストレスが掛からず、凄く手軽にやれる。
キャラも思った通りに動くので、触り心地もいい。
失敗した時に、ステージのせいじゃなく、「ああ、自分が操作ミスしたんだ」っていう心を呼ぶのは、マリオUとかの丁寧なチューニングっぽさが。
ゲームオーバーの時に失敗した面を教えてくれたり、あわよくばクリア面に応じた一枚絵を用意してくれたり、そうすると。
ってちょっと贅沢な欲求か。でも、そう思わせるだけの土台の確かさはあった。
難易度高めだけど。
15面クリアした人の動画とか観たいなー。きっとかなり計算して15秒ギリギリでクリアできると見た。
って自分がゲームを上達すればいいんだろうけど。他力本願。
・みほのRUN
ttp://lionz.from.tv/flash/mihorun.html ドット調のデザイン、音楽はファミコンを思い出させるけど、その中でもファミコン後期のようなかなり丁寧で力の入ってるパッケージ。
中身もやってるうちにルールがすんなり入ってきて、初心者なわたしでも十分にクリアできる難易度で、いい感じ。
おまけも含めて一分くらいで楽しめるそのお手軽さが……
きっとコスパ的にはもっと楽しめれるのだろうけど、そう思える手軽さが気持ちいい。
メイドというコアなアイテムを扱ってるのに、ゲームのさわり心地や紙芝居漫画の軽やかさは、じんわりと伝わってくる優しさがある。
ホウキで銃弾とか眼鏡投げとか、一つ一つの発想も自由でそれでいて素直に画面を楽しませ、入ってくる。
3DSの立体視でこんな系統の作品を、作ってくれないかしらと、そんなプロっぽさがある。でもやってることはアマチュアの謳歌。
得点とか付くとやり応えは上がりそうだけど、広い受け皿を目指して敢えて止めたのかもしれない。自分は後者よりに楽しめた。
何だろうな。競ったり挑んだりするんじゃなくて、インタラクティブな小品をのほほんと味わえる感じ。
こーゆーの好きです。
・Would
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm20361952 ちょっとしたダサさも含めてクール。
渋谷系Flash? なんて詳しくないのに言わせてしまうスタイリッシュさ。
実写系は恥ずかしがり屋が多いのか、人物を出すってのが少ない印象があったけど、かなり効果的に使っていて、自然と好感。
道路を歩くだけ。でも都会では正面しか見ないことが多い。人通りが激しいから。上ばっかり見るときもある。ビルに慣れないから。
そんな見逃しがちなアスファルトを進む足元の道に、敢えてカッコヨサを演出する。
この視点は、表面だけの上澄みをかっさらっただけじゃないモノを備えてるんじゃないだろうか。考えすぎ?
道路と線路、ややどっち付かずか。なんか、この作品は他に見応えのある部分やアイディアをかなり編集して削った作品に思える。
15秒という制限が枷になった気もする。
時間制限のない舞台なら、もっと輝くんじゃないかなと身勝手にも思う。
・ホールドアップ
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm20319091 初見。
声を出して笑った。
うー、こういう発想はナカナカ出ないよなーと思わせる思考の盲点を突かれた。
最後の余韻がいいなー。無理に15秒に囚われてないようで、いや、観覧者の笑いを待つ間だったのか、そうだとしたらそのセンスに脱帽。
2度目以降。
うん、なんだろう。笑ってしまうのが、失礼なくらい暴力的。
何にせよ撃たれてた。きっと事後報告書にも、「動くなと言ったのに動いたから撃った」って書かれるのだろう。
警官は多分、余り大きな責任を問われない。
影絵にしたことで、何処か漫画的に見れた。けど、もうちょっと手間をかけられていたら、色々と考えさせられたかも。
権力の横暴、暴力の理不尽さなど。
または、いくつかパターンを用意してシリーズ化すれば、ショートギャグ集としてずっと笑えていたかも。
笑いとシリアスと、この中間の立ち位置はちょっとムズガユイ感じがするのだけど、
うん、この作者が持つ奇妙さは巌しくわたしの目の前に立ちふさがった。
どうも、作者として見るのは、見られるのも、個人的に抵抗があるし、極力控えてるんだけど。
この作者が目指す地平には何が待っているのだろうと、それともキマグレ屋さんなのか、とかもうちょい追ってみたい。
そうしてまたこの作品を見直した時に、自分が何を思うのかも知りたい。
・Heart With Pride
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm20336651 うん、王道アニメ。
モノが動いている画面展開も、楽しめた。簡単なようで難しい。
やや扉がチープか。
うん、観ていて適度に興奮する。一人よがりな感じはせず、色々なカットで適切に情報を伝えている。
カットの使い方も焦らすのではなく、
丁寧に作っただろう画を一秒足らずで魅せるなど、15秒制限ならではの密度の濃い時間を味わえた。
やや、動きがスローで単線的で、その分、迫力は削がれたように思える。けど、それも小手先の問題。
もっと小手先。
扉が木のベニア板みたいなのがちょっと惜しい。
例えば豪華なシャンデリアと、輪になってぶらさがっている蛍光灯。
破壊された時にどっちがカタルシスを受けるか。見栄えがするか。
城という舞台を用意しただけに、絢爛な扉も用意して欲しかった。
(門番がいないのはイベントの性質上省くのは正解だと思う。というかそれだけで一個のショートアニメを作れてしまいそう)
でもね、そういう小手先は、後から身に付けられるもの。
今作を見てしっかりしてるなーという土台は、キャラの造形の安定感、色彩や光と影の演出の確かなセンス、熱血なやる気と冷静なプロットの併存。
元からFlash以外でこういう経験をしていたのだろうか。確かな地力を感じた。
・エンディング
ttp://hirameki2013.yukishigure.com/ending.html かなりアクの強い作品だけど、そう思わせなかったのは、大会参加者のみんながとても個性的な光を放っていたから、かな。
アイディアは面白いし、来年も続いてくれるのに、ほっとする。
ただ圧倒的に作品に費やす時間や手間暇が足りないように思えた。
忙しかったんだろうなー、というのがヒシヒシと。
個人的にオープニング、エンディングが気合入ってるとその時、その場の雰囲気的には、いいんだろう。だけど
誰でも気軽に入っていけるよ、こんなんでも大丈夫だよ、来年も気軽に参加してね。
的な雰囲気があって、これは素敵。何だか自然と閃へのハードルを上げてしまっていたのを、最初と最後で緩和してくれた。
このエンディングを見て、「俺ならこう作るぜ、何だこんなんなら俺も参加しても、来年かこの程度の賑やかしならば」と思えた人は、居るだろうか。
きっと一人でもいたとしたら、その時点で報われる作品だと思う。
個人的にはこーゆーのがツボに食い込む。
イベントが紅白と連動したのは、どうでるか? それは今年の終わりまでわからないー。
でも、ちょっと、まぁ、えっと、15秒っていうシンプルな趣旨だけに、余計な複雑性を持つものは省いて、イベント自体よりシンプルにしてもいいかな、とか、思った。
盛り上がる、とか、そういうのも気にせず、なんでもかんでも、15秒だからいいあじゃん、って、思えても、いいんじゃない、か、な。なんて。
なんだろね。この感想。溢れ出すorz感。
わたしも、すごく拙い感想で、後出しのくせにほかの人とモロ被りだったり、浅かったり、その割に独自の視点も鋭さもない、文章も読みにくい。
ほんと自分でも憂鬱になる感想だけど、書き込んじゃいました。そのほうがスッキリ楽しめるんだもん。
閃2013、全作品感想おつかれでした。
こちらは現実世界に忙殺されていました。中々レスできなくて申し訳ない。
エイプリルフールのネタを考える暇もなかった。どうしたものか。
閃は運営を一人でまかなう関係で、2014以後は白紙ということですが。
ひとまず、次回は頑張っていただきたいですね。
その後どうなるかは、神のみぞ知る、です。
・SLIDE
ワクワクさせられるAAの動きと、さわって楽しい感覚。
スライドしながら流れていくおもちゃ箱、というべきでしょうか。
なるほど、確かにこれは独自の魅力といえるでしょうね。
イメージとしては「2ちゃんねる大王」を思い出しました。
人間に作られたものであるAAが、あたかも意志を持っているかのように動き出す面白さ。
それに「さわって楽しい」要素を積極的に加えるとなると労力が凄いのでしょうが、やはりそこにFLASHの可能性を感じずにはいられません。
さて、3月が終わり一区切り。折角なので、ここで一句。
うららかな 家のテラスを 陽が照らす べてらん
不安にさせてしまっただろうか。
あー、巻き込み規制で書き込めんかったんです。ごめん。
無理や融通を利かせばどうにかなったのかもしれないけど、気楽にマイペースって感じでいきたいので、どうか長い目で。
閃の感想は、うーん、ダメポって感じ?
>SLIDEと2ch大王の、方向の違いと、共通点
SLIDEはギミック満載な作品ですが、もう一つ見惚れてしまうのが、デザインのAAっぽさ。
AAは「記号の組み合わせ」なんだと、かなり感じさせるところ。
輪郭というか、線の書き方というか、アスキーアートそのものをコピーしてアニメーションさせている。一部の動きはコピペ改造みたいな面白さが。
それも手抜きじゃなくて、敢えてかなり意識的にやっている。
作者さんはAA職人としても活躍できる素地があったんじゃないかな。
似た系統として、CAUTION110%の作者さんが入る?
ttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/1037/ AA足球 、AAまてぃっく AA連盟。
Slideを含め、この4つはAAの形を極限まで保ちつつ、アニメーション風味に目を楽しませることに成功している、そういう感じがする。
うーん、それでこういうのは、10年前の作品なんだけど、今となっては見る機会が少ない。
ちょっとわたしは途中離脱期間が長いし、知見が古いんで、探せばもっとあるのかもしれないけど。
それで2ch大王はご存知のとおり、アニメのOPのパロ系で、AAを絵化、アニメ化して、アニメーションの丁寧さで話題となった。
線の硬さが取れ、ぬいぐるみみたいにモフモフするモナー達。ね? 何か対照的。
こっちの系統は、ナイトメアシティ、救世主猫、アクロストリートと、今でも連綿と続いている。
AAアニメと言えばこっち、みたいな代表格。
けど、2ch大王も先駆者的なFlashならではの仕掛けがある。
ランダム要素。わたしの知る限り、他にもあるかも。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4383530
これらの作品は一見目で、ずばんと心を持っていくインパクトがあるんだけど、
何回も観ていると段々と面白さが馴染んでくる懐の深さみたいなのもあると思う。
それもFlashじゃないと出来ない仕掛け。
ナイトメアシティが最初に注目されたのも、隠しオマケが刺激的だったからな気がする。
なつみSTEPも、萌え研でのなつみの表情の動きが可愛いと思いつつ、再生するとあの有名なバールなようなものの面白さが、
人気を不動のものとして決定づけたと思う。
ttp://koshiandoh.com/flash-gallery01/natsumi-step/naki.htm あー、まー、何かうまく纏まんないけど。
先人も色んなチャレンジをしてきて、そういうのがFlashの楽しみ方の幅を広げていった。人気作の裏にも、カラクリがある。
最近はyoutubeとニコニコと、多方面を向くために、そういう部分が削がれていく傾向がある(ように見える)けど、
FlashがFlashなものとしてやってやるーっていう気概があるのも出てきて欲しい。これは要望というより願い。長い。ここまで読んだあなたは、偉い。
気楽にマイペース、誠に大切なことですね。
無理をしすぎず、長い目で物事をみるというのはやっぱり必要。
私もマイペースでひなたぼっこをしていくつもりです。
>SLIDEと2ch大王の、方向の違いと、共通点
なるほど、私はFLASH史の上で「AAの形を保った作品」の延長線上に「AAアニメ」があると捉えていました。
でも確かに「AAっぽさ」を意識して保った作品というのは、一つの方向性の違いと言ってもいいのでしょうね。
また確かにナイトメアシティにしても、なつみSTEPにしても隠しオマケは衝撃的でした。
世界観をきちんと構築している作品において、世界の謎が解ける瞬間というのはとても魅力的な瞬間に思えるんですよね。
ゲームで言えばFF3の浮遊大陸を出るところや、DQ5の子どもの自分に会いにいくところなど。
当時を振り返ってみると、そういう類の心躍る興奮を感じられたと思います。
FLASHとしての気概、一観客としてはやはりそれが欲しい。
私も、日刊氏と同じようにそれを願っています。
あと、個人的なサブカルチャー分析の視点ですが。
すでにニコニコ動画も衰退期に入ってきたのではないかと思っています。
ニコニコ的コミュニティ構築の原動力となった「御三家」(ボーカロイド、東方、アイドルマスター)
が、もはや新規の広がりを見せなくなったことが要因として大きい。
ボカロはFLASHと同じような感じで、お金がらみのいざこざや「文化を共有しない一般人」からの冷たい目が表に出てきています。
それに、恐らく「千本桜」以降、ミリオン再生レベルの曲がほとんど出てきていない気が。
東方も「紅魔郷・妖々夢・永夜抄」が全盛期で、そして「風神禄・地霊殿・聖蓮船」で人気としては一区切りではないかというところがある。
キャラ飽和によるマンネリ化の波にのまれ、創作の形態も一通り出尽くした感は否めない。
アイドルマスターは良く知らないが、あまり話題を聞かない。
なので、おそらく東方と同じような状態なのではないか。
これらに代われる勢力など、そうそう出てくるものではない。
将棋の電王戦は話題になったが、それだけでは弱い。
2013年はサブカルチャーにおける「動画文化」自体が、一つの転換点を迎えている年のような気がしますね。
またもや、規制がー。ごめんなさい。
イベントの谷間だったのが、救いかあ。
うーん、何つーかこう続いてみると、イベント、特に運営が少ない小規模イベントの開催が、2chから離れるのも何となくわかる。
規制されていたら、置いてきぼり感とモヤモヤが溜まってしまう。イベントそのものの存亡がかかってしまう。
でも、2chから離れたら、個人サイトの定例イベントみたいなもので、ジリ貧になってしまうような。そこらへんがジレンマ。
わたしなりの結論は、ネラーだから何とか2chでも書き込みの場があると嬉しいっていう感じです。
>AAやFlash
あー、何つーか、AAそのもの系はアニメ系と違って、手抜きだの、黒っぽいだの、量産型でマンネリだの、
Flash板内ではけっこう不遇な時を過ごしてきた気がします。(あくまでもFlash板内的に……)
何時の間にか、アニメの格下的な扱いを受けてしまい。でも、わたしは好きです。今も残存してるものはそれなりにあるし。
おまけ系はあると嬉しいっすね。
閃でも、
>>27とか
>>247とかは印象に残ってる。ありがたやー。正当派テレビアニメでは出来ない、Flashならではの間口の広さや工夫だと思う。
でも、別所は別所で、ニコニコはニコニコなりに、工夫しているのもあるんですよね。
先に挙げた「危険なポポポポーン」の無限ループとか、こういうコメントの演出とか。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19687208
>サブカルチャー
うーん、この視点はかなり驚きでした。衰退ですかー。
ボカロ系はメジャーに進出していってイッタイッタと思っていたので、びっくり。
自分は御三家には余り触れてないので、そこらへんは全くの無知。
でもブームだなー、バブルだなーと思わされるのと、その次の崩壊ってのは、表裏一体なんだろうか。Flashでも。
外部って夢見がちだけど、優しくはないっすよね。けっこうキツイ。
仲間内や愛好者での温かさや一体感っていうのは、宗教的なOFF会にも通じる危険性はあると思うんだけど、ありがたい。
一番キツいのが、内部から遠くへ行ってしまったと見送られ、外部からは冷めた視点で見られる。
何かFlashでもそんなことがあったような、そんな人がいたような。うーん。
わたしがニコニコを楽しむのは、歌系と言ってもボカロよりも商用音楽そのもので、MADや、最新曲や歌集みたいなもの、公式・ファンの非公式PVとか。
あとは「みんなで決めるゲーム音楽」系とかゲームの実況とか紹介とかNintendodirectとか。
灰色や黒系が大部分なんすね。
そんなカオスな状態が、Flashがメインだった時のJASRACや一部の黒フラ反対者とかからのビクビクとした感じから解放されていて、凄く好きです。
なので衰退するのはここら辺の間に合わない法整備や黙認やメディアリテラシーの不備が破られる時かなー、と思っていたのですが。
振り返ってみると。
Flashも含め、自分の動画の楽しみ方の多くはサブカルそのものというよりも、
メインカルチャーがサブカルに移植されたり、編集されたり、加工されたり、ってところにあるのかなー。
外部、内部、メインカルチャー、サブカルチャー、ここら辺がごった煮になっていてそこらへんを楽しんでる感じがします。
うーん、でも自分は消費者以外の視点をもてないので、ここらの分析はあー、まー、無理。纏まらない。
サブカルチャーにおける「動画文化」の現状と展望。これは是非、踏み込んだ考察を聞きたいところです。ベテランさん!
規制の間に、いつの間にか夏になってしまったという。
春のひなたぼっこは、もはや終わりというもので。
今は、砂浜に座って海辺を眺めているという感じです。
ぼんやり加減は相変わらずですが。
動画文化については、私も消費者以外の視点で語れるかというとアレですが。
それでも意見を求められるというのは、やはりうれしいことです。
海を見ながら、つれづれなるままにチラシの裏を展開するかもです。
もしよければ、独りごとをお待ちください。
・・・しかし、やはり終戦記念日が来るたびに平和の尊さを噛み締めますね。
これからも平和が続くことを祈ります。黙祷。
季節に合わせて、ここで一句。
潮風が 頬をかすめて 大空へ べてらん
おお! お久しぶりです。
なんつーか、かんつーか、こちらも規制の嵐に会いまして、何とかレス出来てる。
猛暑。あつい。でもベテランさんのレスは温かい。進歩のない牛歩の歩みを見限ったり、飽きてしまわれたかと思っとりました。
冬ハワイ 春秋日本 夏スイス
戦争は、あー、もう、国が本気で喧嘩しちゃうと世界が吹っ飛ぶところまで、とっくに人類は到達してしまっていて。
戦争と紛争ばっかの人類の歴史で、まだそれに直接巻き込まれていないこの国と時代に感謝。
うん、何か、溜め込んでますね。ワクワク。
まー、ここはめちゃくちゃ過疎ってるし、落書き帳みたいに使ってくだされば、こちらも嬉しいです。
折角なので、お先にチラシの裏。
端ノ向フ
考えが纏まらないので、断片的に。
・相変わらず魅力的な世界観。それに加えて、雰囲気や空気感がジンジン。
きっと光の使い方、湿度の伝え方、物語に横たわる謎とか、音とか声とか表情とか、そういうさり気ない積み重ねが、濃度を与えてんだと思う。
・一度目は公式、謎が気になったらニコニコ動画のを観たりするのがオススメ。ニコニコでの解釈や台詞の補助が嬉しい。
・ミステリホラー? 昭和ファンタジー? と新境地を観た気分に浸ってたら、何故か巨大戦車! に激しく笑ってしまった。
趣味突っ走ってるなー、と安心してしまうとか。ここで妖怪というか水子というか、モノノケの類を出してたら文句ないのにとか。
ネットのDailymotionに転がってる「プラネテス」でNHKの本気に打ちのめされました。
Flashでは、エンディングソングが「WALKING TOUR」に使われているのでも有名。
アニメで苦しくなるほど感情移入したり、泣きたくなったのは、ホント久しぶり。
無料動画で、こーゆープロの本気が並置されてると、そりゃ趣味でやってる個人製作者さんらは、辛いわなー。
「端ノ向フ」を観てみました。
なるほど、弥栄堂の塚原氏の作品だったんですね。
また新たな作品を知ることが出来てありがたいです。
クオリティ高いCG技術や描写が生み出している重みがある独特の空気感。
「ウシガエル」からの歳月の重みを感じる作品でした。
FLASHの技術と表現方法はここまで進歩したのか、というなんとも感慨深いものがあります。
ストーリーも、作中で一から十まで説明するのではなく、
かつ「主題」に関してであれば、よくよく考えると話がつながってくる塩梅というのは、さすがの一言ですね。
ホラーは苦手ですが、ここまでの描写なら何とか耐えられました。
星新一の「ボッコちゃん」的な、無性に心の奥底がザワザワ、ゾクゾクっと来る感触。
それを久しぶりに感じることが出来ました。舞台設定的にも、暑い夏の夜に合う。
塚原氏の作品は、色々とさすがとしか言いようがないですね。
凄いですよね!
ウシガエルも凄いけど、それから何年も経って、こういう作品を出してくる。
表現はより多彩に、根っこは保ちつつ。
特にネットでは、トップランナーで、い続けるってのは凄く貴重だと思う。
blog、mixi、twitter、lineと、ほんと興滅が激しい中で。
特に人物の描き方が自然で柔らかくなっていて。声優のチョイスもほんと巧み。うん、凄い。
「継続は力なり」といいますが、塚原氏ぐらい継続するとやはり一つの境地に至るのでしょうね。
これからも続けて走り続けて欲しいですね。
さて「動画文化」についてですが。
なんだろう、まず「動画」のメインカルチャーというのを考えたとき、
それは「テレビ」なのだろうと思います。
そして、それでまかないきれない需要が潜在的に多く存在したために、
サブとしてのFLASH文化が、個人にパソコンの普及が進んだ2000年代初頭に花開いた。
自分はそう捉えています。
日刊氏がいう「灰色や黒としての楽しみ方」も、私なりの「一つの世界、コンテンツとしての楽しみ方」も、
おそらくはその範疇に入れることができるのではないかな、と思います。
そこで、情報を次々と消費していく「情報の大量消費社会」の現状において、
「動画文化」は、その役割を終えかけているということが言えるのではないでしょうか。
それは、「動画が面白い」「動画で楽しむ」という「情報」が、既に一般的な人々の中で消費されてしまったからではないかと私は考えます。
テレビを見る人が少なくなっていく。本や新聞を読む人が少なくなっていく。
頻繁に更新するブログやmixiが少なくなっていく。家庭用ゲームが売れなくなっていく。
ここら辺は、そうなっているものもありますし、自分の予想でもあります。
まあ、原因はインターネットの進歩、そして現在は携帯電話の進歩が大きなものであると考えられますね。
要するに、情報に接する手段は動画に限らずいろいろ移り変わっており、その流れの一部分として「動画文化」も流されようとしている。
何となく、ゲーム業界と重ね合わせると今の「PS3」や「Wii U」の現状とかぶる気がします。
「別にそれ、面白そうじゃないじゃん?」と言われたら、返す言葉がないというか。
また、他人にやってもらって(見てもらって)「で、これのどこが面白いの?」と言われると説明に困る部分があったりする。
現在の飽和した作品群は興味を持ってもらえず、たとえその作品に触れても理解してもらえない。
サブカルチャーにおける動画文化は、そういう状況に直面しているといえるのではないでしょうか。
そして2000年代後半にはFLASHは衰退し、ニコニコが流行りました。
しかしそのニコニコですらも、すでに大体の創作形態は出尽くしたといえます。
つまりは強力な推進力を失った船のようなもので、
「動画を見ることが面白い」という文化自体の潮流に抗えるだけの力はもはや失ったとみていいでしょう。
御三家以外も、もはやミリオン再生は相当少なくなったのではないでしょうか。
なんていうのかなあ、結局は、
制作側は「動画作りって別に面白くもない気がしてきた」「労力に合わない」
視聴者側は「別に、動画って生活になくても困らない」「そもそも動画って何か知らない」
という「無関心」層が増えたわけです。
「好きの反対は嫌いではなくて無関心」というのを、地でいく流れですよね。
「動画」は生活必需品でないわけですから、この「無関心」を何とかしなくては「動画文化」そのものの浮上はありえない。
客観的になっているかわかりませんが、なるべく広い視野で「動画文化」について考えるとすれば、そこにたどり着くのだと思います。
ですから「別にこのままでいい」「ひっそり自分がやれればいい」という人が多ければ、ニコニコにしても、このままゆっくりと消滅の流れをたどるでしょうね。
何か新たに「これは面白い!」というコンテンツが生まれ、情報の流れが作り出されば別ですが。
まあ、文化的な消滅が悪いということではありません。
文化としては消滅しても、そのもの自体がなくなるわけではありませんから。
そうしたら、楽しめる人だけが楽しむようになる。それだけのことなのでしょう。
つまり、現時点で視える展望としては楽観でも悲観でもなく。
「そうなっていくんだろうな」というある種の諦念が入った文化的消滅の未来です。
もちろんこの世から完全に消滅するかどうかというと「しないんだろうな」とも思いますが。
しかし、今より縮小することは社会的な現状の流れから言って確実でしょう。
かつていわゆる「文化としてのFLASH」を消滅させないために、
FLASHは「サブカルチャー」から「メインカルチャー」の移行を図りました。
しかし「サブカルチャー」はその性質上「カウンターカルチャー」とも呼ばれるように、
「メインカルチャー」に対抗する性質を根底に持った文化です。
そう簡単に受け入れてもらえるはずはありませんでした。
ニコニコにおいては、初音ミクは「かわいいキャラクター」としてはメインカルチャーと若干馴染んだ感はあります。
「汎用性の高い、かわいいキャラ」という立ち位置で、ファミリーマートとコラボしたのはそこそこうまくいったと思います。
しかし、歌に関しては若い世代でさえ好みが相当分かれますからね。みんなミクの歌が好きかというと、そうでもない。
ただ歌業界も衰退しているので、ある程度カンフル剤的に使われはするでしょうが、ブームの域は出ない気がします。
では、その衰退に面した文化は、この先生きのこるにはどうすればいいのか。
たとえば、もっとメインカルチャーとの親和性を高めたコンテンツが出来れば、それは生きのこれるかもしれません。
FLASHも、たとえば鷹の爪団は、辛うじてメインに食い込んだ・・・いや、まあ見方によりますが・・・気がします。
おそらく「独特の世界観を持った、汎用性を持つ宣伝媒体」として存在意義を得たのでしょう。
要するに「汎用性、一般性を持つ」もしくは「社会に対し有意義な効果が認められる」ものであれば、
場合によってはメインと親和出来るやもしれないということです。
この参考になるのは、「ニンテンドーDS」です。端的に言えば「脳トレ」ブームです。
これは、「脳トレ」の超大ヒットにより「ニンテンドーDSそのものが社会的に認められそうになった」時期が一時期ありました。
具体的には「脳トレ」や「もっと脳トレ」の累計は500万本を越えるという、社会現象として認められるところまでいったのはなぜか。
それは「しょせんゲーム」が「社会的携帯ツール」になりえる条件がそろっていたからです。
「頭が良くなる」というのは「社会の役に立つ」ということですし、
「子ども」だけでなく、「大人」も有用だとする「汎用性」があるということですよね。
「社会から『必要な存在』だと一般人から認められる」ことによってはじめて、
「サブカルチャー」は「メインカルチャー」の一部となりえるのです。
塾などでも英単語練習などに取り入れられ始めるなど、本当に当時はメインカルチャーの一部となりかけていたんですよね。
しかし、任天堂はそのチャンスを生かしきれなかった。
その地位を守るための後続をフォローし切れなかったんです。
「えいご漬け」あたりまではよかったのですが、後は社会的責任を放棄したといってもいい。
「責任」というのは多少言い過ぎかもしれませんが、
ニンテンドーDSを買った「メインカルチャーの担い手」の興味は当然一気に離れていった。
その結果「しょせんゲームはゲーム」というサブカルチャーのレベルに落ち込み、3DSの絶不調に到ります。
そりゃ「メインカルチャー」の人びとは買い換えません。必要性を感じるわけがない。
「ニンテンドーDSは社会的なインフラとして必要だ」という空気が偶然出来ていたのに、それを手放してしまった。
結局「動画文化」がもし「メインカルチャー」と共存する方向に行きたいのならば、
「一般性・汎用性があり、社会貢献になる動画」が何かのきっかけで脚光を浴び、
それに対して十分なフォローが継続的になされる状況」が創り出されなければならないということになります。
頑張ってほしいですね!
そこで、「メインカルチャー」との共存をあきらめ、
あくまでもサブカルチャー内部での生き残りを図るならば。
そこには「継続的なコミュニケーションがなされる環境」が保持されなければなりません。
各々が全く個別に行為する状況では、社会の中では文化的に消滅しているということですので。
「動画文化」という視点からは最低二人以上のコミュニティが複数形成されることが必要であるわけです。
そこで、だれとだれがコミュニケーションするのか?
もちろん、それは「観客」と「制作者」です。
そこで観客同士のコミュニケーションでブレイクスルーを成し遂げたのが、FLASHに対するニコニコであるといえます。
しかし、もはやそれすら新鮮味はなくなってきているわけなんですけどね。
まあ、FLASH制作者同士のオフ会は開かれてきているようで、その日記などを見るとこれからに希望が持てます。
どちらにせよ「動画は面白い」という観念を共有できる場が必要になります。
まとまりが小さくなった分、「密度」「質」の面で保てなければ、そのまとまりは容易に飛散しますからね。
改めて書きますが、もちろん飛散したから即ダメということではないのです。
個人レベルになり「文化」を捨てることで、かえって「動画」そのものの存続につながるという、
ある意味逆説的な考え方も、決して捨てたものではない。
ピンチの時は発想を逆転させるのよ、なるほど君。
近代社会に押しつぶされ、現代社会に居心地の悪さを感じるならば。
そもそも「社会」「文化」というしがらみを避けるというのも、一つの道ですからね。
個人的な意見はこれまで紅白スレにも書いてきた通りだけれど、
「文化」の行方は、その直接の担い手こそが決めるもの。
私は、ふと緑が生い茂る山の頂上に登り、そこから見えた景色を呟くのみです。
あああああ! もう、なんつーか、これほど真摯な分析には20%も対応できねーっす。
超過疎スレだけど、誰かフォローして、議論を深めてくれーって切に願います。
頭の悪い半端人は。
先生、そもそも文化ってなんすか? 耕すんっすか?
程度しか。
読み飛ばしても、無問題です。
>そして、それでまかないきれない需要が潜在的に多く存在したために、
>サブとしてのFLASH文化が、個人にパソコンの普及が進んだ2000年代初頭に花開いた。
その前提には、激しく同意します。
NOVAウサギやムネオハウスみたいな、ワイドショーな話題の本気な悪ふざけ。
吉野家コピペのゴルゴやタシロみたいな、2chと一体となった時事ネタ。歌モノや、パロディーアニメ作品。キ8ンデキ8ンディやドラわさび。
風刺や毒や皮肉を、笑いや感動に持っていくみたいな。
Flash全盛期とニコニコへの移行の間にちょっと目を移すと。
実はこれらは「オリジナリティ」が無い「クリエイティブ」が無いと、Flash板内で叩かれまくった気がします。
余りにひどかったため、自分はこれらの言葉に、未だ拒否反応が。
著作権の関係でFlash紅白には参加できず、アンチスレではアウトカーストに位置づけられ。ちょうどJASRAC爆撃も重なり。
何時の間にか、なんでもありなフリーダムな空気が消え、妙な緊張感が生まれて、それで人が離れていったような気もします。
>「無関心」を何とかしなくては
ここは大きな課題ですね。アスキーアートとかテキストサイトも、これが一番問題になっている気がします。
時は経ち、greeや韓流は現時点ですげー嫌われてますが、徐々に無関心になっていくのかな。
表面上のブームを再興するならオグリキャップ以後に対するディープインパクトみたいな劇薬も必要でしょう。
でも、それも一時的なもので。
スターとかメガヒットとかじゃなく、地味でも丁寧なものを作る人を一人でも沢山加えるのが遠回りでも近道な気がします。
スターそのものよりも、そのスターに憧れて入っていった新人、中堅層のような。
>ミクの声
あー、はい、自分は馴染まない方です。
あとですね。ちょっと悩んだんですが。
>「一般性・汎用性があり、社会貢献になる動画」
>FLASH制作者同士のオフ会
>「密度」「質」の面で保てなければ
ってのは自分には馴染まないなー。えー、そんなの文化のために必要なノー?
ノー。 Oh No! って。
何でかはわからないけど。個人的なスタンスですが、自分と作者が共感できたり、刺激を与え合う、それだけでいいなって思ってるからかな?
それとゲームの話が出たので。わたしゃ、ゲームには熱くなりますよ。
「ゲームの楽しさ=グラフィックの向上」、みたいな感じがFF7以来あって。(FFシリーズ全般にもそーゆーの有るかも)
そういう進歩は分かりやすく、見栄えがしますよね。
写真撮って、映画みたいなムービーを流して、受け手に伝えれば、すげーって言ってくれるんだから。
ただ、今はそういうのが当たり前になってしまい、ゲームの面白さと直結しないとユーザーも分かり始めてしまったような。
だから大変ですよね。面白さを伝えるってのは。
Flashやニコニコはどうなんだろ?
今のところプロ並みの映像でスゲー、ハイレベルのセンスと技術でスゲー、っていうのは確かに残ってるだろうけど、
それだけじゃイクナイ! っていう分岐点あたりでウロウロしている気がします。
ゲームのプロモーションは任天堂、頑張ってるんじゃないかな。
ピクミン1は「愛の歌」っていうCMソングで一気に認知されましたが。
ttp://www.youtube.com/watch?v=BLO5eN855bE ピクミン3はゲームの面白さをたくさんの人にどうやって伝えようか? って視線でプロモートをしていると思います。
ttp://www.youtube.com/watch?v=VGFymces-AM ゲーム天国なSONYは良くわかりませんが。何かGreeは末期っぽい。
>「しょせんゲームはゲーム」。
これは、珍しく、失言だと思う。(ゴメンネ)
ゲームはゲームで、いいんじゃないかな?
少なくとも個人談として、「moon」とか「Tactics ogre」とか「クロノトリガー」とか人生観すら変えてしまうゲームってあります。
どれもゲームだから、印象に残る工夫に富んでます。
ゲームだから出来る驚きのギミック、ゲームだから生まれる重厚な世界観と操作ミスで失われるかもしれない命の尊さの併存、
ゲームだから入っていける中世ファンタジーと、退廃した未来と、空に浮かぶ古代文明、を一つの作品内で繋げる凄じさ。
最近はどうぶつの森が400万以上セールスを記録し、今でも売れ続け、2chの各板で話題になり続けたり。
というかこれ、社会現象として騒がないマスコミの方が不自然。このゲームは書籍というメインカルチャーにもがっちり食い込んでます。
ttp://www.nippan.co.jp/ranking/yearly.html 1位2位があれだけ騒がれたのに、3、8、12、15位は異常なほどに無視されてる。
でも、それで良いんだと思います。こんな分厚い本を買って、活用している人が沢山いる。ゲームはゲーム。
えと、ですね。3DSでの当初の失速、高価格、震災という事件、ソフトが揃わないっていうのを反面教師にするより、
値下げ、カンファレンス、マリオ・マリオカート・モンハンの三本の矢といった怒涛の逆襲劇を参考にしたほうが楽しいと思います。
逆転裁判5、欲しい。値段がお手ごろだったので、レイトンVS逆転裁判を買ってしまった。
これだけの分量をちゃんと読んでくれる日刊氏は偉い。
ちなみに最近のチラシって両面印刷で裏がなかったりするんですよね。
我ながら書けば書くほど凡人さが際立つので自分にうんざりしていますが、
2chという裏紙が残っている内には、私も色々書いておきたいことはあるのです。
>実はこれらは「オリジナリティ」が無い「クリエイティブ」が無いと、Flash板内で叩かれまくった気がします。
>余りにひどかったため、自分はこれらの言葉に、未だ拒否反応が。
なるほど、それは興味深い。
私はそれに関しては中立ですが、気持ちとしては分かります。
>スターとかメガヒットとかじゃなく、地味でも丁寧なものを作る人を一人でも沢山加えるのが遠回りでも近道な気がします。
>スターそのものよりも、そのスターに憧れて入っていった新人、中堅層のような。
その新人や中堅層が、伸び悩んだり評価されなくてがっかりし、撤退するというのが今の状況ではないかと思います。
地味でも丁寧なものをつくり、かつ評価されなくても作り続けられるとなる職人さんはそう簡単には増えないでしょう・・・。
>FLASH制作者同士のオフ会
>「密度」「質」の面で保てなければ
> ってのは自分には馴染まないなー。えー、そんなの文化のために必要なノー?
そうですね。
私はハーバーマスが論じる「コミュニケイション的行為」「対話的理性」や、
それが発揮される「公共圏」的なものに憧れるというか重視するスタンスなので。
「人の集まり」に重きを置いていることは間違いないです。
ただ、それを絶対化まですることはしません。
>「しょせんゲームはゲーム」。
>これは、珍しく、失言だと思う。(ゴメンネ)
>ゲームはゲームで、いいんじゃないかな?
実際、ゲームが好きな人にはそれなりに逆鱗に触れる言葉でしょう。
日刊氏がこの言葉に拒否反応を示すように、私自身が拒否反応を示してきましたから。
これは、率直に言えば私怨に近いのかもしれませんね。
親しい人に名作ゲームの面白さを説いたのはいいが、「あっそう」「しょせん、ゲームでしょ?」
そんなことを言われ続けてきた苦い思い出。
そんな人々が、脳トレのときには「へえ、ゲームって面白いじゃない」と口々に言ったのですよ。
でも、今では元の木阿弥です。私の描いた青写真は、幻影に過ぎなかった。
今さら言っても、せんなきことかもしれませんが。
>値下げ、カンファレンス、マリオ・マリオカート・モンハンの三本の矢といった怒涛の逆襲劇を参考にしたほうが楽しいと思います。
値下げは・・・見てる方は楽しかったかもしれませんが、アンバサダーになった側としては少々複雑といったところなのです。
まあFEとかヨッシーとかは楽しんでますが、もやもやするところもないわけではない。
>逆転裁判5、欲しい。値段がお手ごろだったので、レイトンVS逆転裁判を買ってしまった。
逆転裁判5、この先に希望が持てる出来であったと思います。
散々だった4から、ひとまず立ち直ったかなと。
レイトンシリーズと逆転裁判シリーズの本編は全て購入しているので、
レイトンvs逆転は夢のコラボでした。
レイトン教授のような、切れ者で人格者になってみたいものです。
あー、うー、あんま読めなくて、裏表も使いこなせていない感じですが。
今回もハーバーマスって誰じゃそりゃ、と思いつつ、何も知らない素人の目線(これが自分の一番の武器かな? 卑怯!)を保とうかと。
凡人よりも無知なのが取り柄って我ながら……
>その新人や中堅層が、伸び悩んだり評価されなくてがっかりし
どの分野でもそうですが、高評価で満足してしまう、不評価に悲しむ。一時的な気分のアップダウンならともかく、ずっと気にしている。
その程度の思いなら消えていって当然、だと思うんです。
酷な言い方をしてしまえば、そこまで期待してないし、そんなブームなあやふやなモノのために頑張らなくていい。
自分は感想を書いてますが、それは作品を評価したかったり、作り手さんに成長して欲しい、からではありません。
自分の為。じゃなきゃ、こんなに続いてないでしょう? って自分に問いかけ。
結局はモチベーションは高尚なもので塗り固めたものより、好きだから、ブームに乗っかりたいからとか、エゴむき出しが好きです。
当然、飽きる人も出てくるでしょうが、入っていく人がそれ以上に居れば、って感じです。
num100remix、cat maniaとか、RZ contentsもこしあん堂のファンイベントも、過ぎ去ってしまえば何も残らなかった、
とも言えますが、同じものを堂々と好きって思えたのは、かけ替えのない貴重な体験となってます。
ただFlash板は入口のところで、ちょっとって感じはある。流石に感想0や片手で数えられるほどじゃ、寂しいもんね。
>ゲーム
は大変っすね。
レイトンみたいなカジュアルなゲームで、ベテランさんみたいなロジックでも好きになれない。
こりゃ大変だ……
思うにそういう友人たちは、ゲームを娯楽として楽しむ下地を持っていたのだろか。
小学生くらいの頃、集団でテレビゲームを話題にし遊んだ記憶、ゲームをしに遊びに行き、ソフトを貸し借りし合う。
こういう共通した体験がある自分って、恵まれてんのかな。
ゲームについて長文を書こうとするときは、目を通しているのがこれです。
ファミ通にて、風のように永田(永田泰大)氏が書いたゼルダの伝説レビューとポケモン体験記の保管庫
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/4566/etc/gameetc/nagata1.html ゲーム以外にも通じそうな熱烈なラブレターで、実際そのゲームにふれてみたくなる愛情に溢れてる。
また、こういうのを読んでいると、ゲームって一人で遊ぶものじゃなくて、人と人がふれあう所に面白みがあるって感じが改めてします。
あー、3DS。
こっちは値下げをキッカケに買ったんで、すげーってその後の展開を見てたんですが、発売当日組や初期組はそりゃ思うところがあるんだろうな。
一万円の恨みはデカそう。
レイトンさん、ジェントルマンって感じっすね。自然と背中を預けてしまうような、包容力があり。
えとですね。逆転裁判5。購入の指針として、これだけは聞いときたい。
4で何故か達観してしまったナルホドウは、熱血弁護士として帰ってきましたか?
なんだろう、様々な思いが浮かんで書いては消して、書いては消して。
結局文章がまとまらないわけですが。
でも、まとまらないでもいいんだろうと思います。(たぶん)
日刊氏のスタンスが「自分のため」だとすると、自分のスタンスは「人のため」「社会のため」なのかな。
ハーバーマスの考えは、要するに「社会を良くするためにはみんなが理性的に話せる場があるといいよね」って考えです。
でもとことん「自分のため」で行動する職人肌というか、芸術家肌というか。
そういう人が創り出すものに、魅力を感じることは確かです。
クロノトリガーなどは、かつての「ゲームクリエイター」が職人気質だった証だと思います。
「自分のため」じゃなければこれだけ作りこめないよな、と。
私が最近のゲームで最後にそれを感じたのは「ラジアントヒストリア」かな。アトラス・・・。
逆転裁判5は、なるほど君操作時はハッタリ弁護士の面は帰って来ていたと思います。
熱血さは、どちらかといえばオドロキ君とココネちゃんに受け継がれつつありますかね。
なるほど君は師匠キャラとしての成長をみせた感じです。
ただ、まあスタッフが違うので初代から3までとは作風に毛色が違う感じはあります。
4からどう立て直すかに着目し、あまり多くを求めすぎなければ楽しめるのではないでしょうか。
えっと、です。自分の無責任な発言で、悩んでしまったならすいません。スキップした自分の背後には笑顔はなく、血だまりばかりが……
バカな自分は難解な部分は理解できないんですが、何か遠慮してしまっているのなら、もうダイレクトにぶつかってしまってもフィールオーライですよー。
スタンスは、そうです。自分は何処までも自分のためで。
最近は感想の読み手を意識してるのですが、それも想定している第一の読み手は数ヵ月後、数年後の自分だったり。
まー、動機はどうあれ、埋まるのは駄文の山なので、しょーもなく。
場を求める動きはFlash板全盛期にも、こういう場を作ろう、真のアンチスレや馴れ合いスレや感想スレを作ろうっていう議論は沢山あったのですが、
言葉だけで実行力が及ばす。
もちろんベテランさんみたいな言動が一致する人が少しでもいれば、違った未来もありえたのかもしれませんが。
なので、ピークを終え人が減った今、改めてどうやって作るかってのは、難題だと思います。でも、あったら、確かに嬉しいかも。
うう、クロノトリガーは凄いっす。
当時のスクウェア・エニクスの巨塔がコラボしながら、音楽の光田さん、元ラブデリックの西さん、とか新しい人も活躍していて。
黒い風が吹いている。あなた達の誰か…… その後の展開の衝撃は、忘れられないゲームです。(でもうろ覚え)
こーゆーゲームは海外でも魅力が伝わっていて、全力で降り注いだ熱意、ってのは報われることもあるんだな、と勇気づけられる。
逆裁は、4は黒歴史的に取り返しのつかないものとなって、無かったことにされるんじゃ、と思っていただけに、興味が深まりました。
あー、前作では立ち位置が可哀想だったオドロキ君、活かされるのかー。体験してみたい。
・イシャハドコデスカ?
ttp://www.geocities.jp/rs_life/flash/isya/ アドベンチャーゲームのように見えて、色々な会話や雰囲気を楽しむインタラクティブ系AAものの風味も。
ゲームオーバーが無いので、とても気楽に遊べた。
宇宙船、少し悩んで解決策が見つかった時に、快感が。
AAは記号っぽい輪郭を適度に残していて、自分はこういう感じの加工、好き。荒らさを感じさせず、むしろ丁寧。
モナーのセリフは文字を進める際に、ちょっと一手間かかる。この作品で唯一ストレスを感じた部分。一度に表示してもと。
通してやってみて、いい意味で力が抜けていて、リラックス。緩やかな暇つぶし。
・第9回ParaFla!感謝祭
ttp://movie.geocities.jp/gonbe_para/130825.html 顔はとても写実的で、でも特徴を掴んでデフォルメしていて、巧みな似顔絵っぽさが。
ボリュームもけっこうあって、出てくる人たちも予想を超えたラインナップで、驚きがあった。
難しいのは間っすね。
題材になった笑点みたいに老若男女に受けるためには、この緩やかなテンポが合ってるのだろうけど、
個人的にゆるくなりすぎてしまい、切れ味を削いでいる印象があった。
緩急もイマイチ機能していないような。
ゆーーーくーり、ゆーーくりーーー、しゃーーべってーーるーーーようなーーーーー。
それでけっこう長く続くので、初見は楽しめたのだけど、それで二度目を見ようとしたんだけど、ちょっとストレスが溜まりそうなテンポだったので止めてしまった。
これはマチャミの手の動きみたいな、動きをもっと全体に散りばめるか、いっそのことクリック式にして、間を読者に委ねたりとか。
内容面じゃなくて演出面で、何かしら飽きさせない工夫があると、抵抗感は薄れるように思う。
ちょっと勿体ないかなぁ。
・逆転うさげ
ttp://red.ribbon.to/~karaage/flashbox/parafes2013.html タイムリー。
逆転裁判系は公式体験版Flashを初め、ひとつの系統となるくらいにまで、育ったジャンル。
非公式Tの第一話体験版(1さんと八頭身の)を初め、極東とか、多方面で沢山ある。
個人的には 「MMR VS 逆転裁判 逆転のノストラダムス」 がオススメ。笑いのエッセンスに溢れてる。
ちょっと前提知識がないとこの雰囲気に馴染めないかもしれないけど、5発売直後という旬を狙った感じで、熱を持って観れた。
そして「えーーー!」って為った。
所長とか被告人とか事件とか沢山の伏線にそっぽ向いたまんま、山場を突っ切って、一気に終幕へと。
もう、すごい脱力感。
ただ、この脱力感は、それまで溜めてきた期待感があったからこそ生まれたもの。
なので印象面で、「俺たちの戦いはこれからだ!」な打ち切りテイストを感じつつも、そこで乾いた笑いがやって来た。
糞フラボンジュ? 的な。
中身はアレンジやパロディーをしきれてない感じを受ける。
うさげって誰? 内輪ネタ? のような。
なんというか素直な優等生というか、破壊的なはっちゃけが足りないような。もっと思い切ってもいいのよ。
原作の面影はいい感じで演出されてたので、うん、練っていく過程の時間不足を感じる。
余談だけど、逆転裁判って推理系ノベルゲームを、突っ込んだり、応答を入れたりして、大きく変えてアレンジしたゲームに思える。
それで本作品のテキストは、若干2ch的な笑いを入れつつも、元ネタの展開を忠実になぞっていながらも、どうも文章としての魅力が薄かった。
だからネタ系とAS系と文章系に長けた人が挑んだりコラボしたりすると、まだまだ金脈に当たりそう。そんな可能性を。
・ParaFla!感謝祭を振り返って
ttp://www.geocities.jp/para_core/parafes_history.html スローテンポでじっくりと進むダイアリーの連なり。
想いを巡らせ、感慨を味わうのに十分。なんというか、安定した演出を感じた。
無音なのが尚更しんみりとさせる。
毎回大会が記録されていく日記。
それで第九回大会となり、うんうんと思っていたら……
ページ繰り演出のためだろうけど、日記に記録された毎大会が消されつつ(ここは意識して見返して気づいた)
特に第九回大会の文字が、感謝の言葉のために、他にも増して消しゴムにかけられたように印象深く消えていく。
うわー、ちょっと待ってー、これは、ページを繰ってメッセージとか、メッセージそのものを省くとか、何か、別の道を!
と取り乱してしまった。
それだけ第九回大会の文字記録が消えていくのに、ショックを受けてしまった。
でも、ありふれた記録モノよりも、ずっと記憶に残りそうな衝撃だったので、これはこれでアリかも。
途中の文字でPalafla!のP辺りがページからはみ出してるのは、シンプルに的を絞っていただけに、ミスとしてやや目立ったり。
でも、最後は素敵。白紙がペラペラとめくられていく。可能性にあふれる未来の連なりを何気なく意識させる美しい演出だと思う。
これは公式エンディングにしてもいいくらい、表現、テーマ、題材、演出がマッチしたFlashだったと思う。
しんみり。
Parafla!感謝祭ですが、日刊氏の誘導がなければ見逃してました。多謝。
私は第一回の時は観ていて、それ以降はご無沙汰だったので8年ぶりらしいです。
改めて感想投下して、何かしらの恩返しはできたかな。できてなくてもドンマイってことで。
ちなみに第一回の時は、名前ないっす(-∀-)氏の「PokerFaceDown」にえらくハマったことを覚えています。
それをブラッシュアップした「PokerFaceUp」は、私的Flash史の中では名作。
後世に残すためにも、置いておきます。
http://www.geocities.jp/dx_brade/namaenai/swf/pokerfup.html あれから8年かー。道理で私も年をとったなぁ。。。
もしかすると、今年で500歳ぐらいになったかもしれません。でも永遠の18歳。
parafla!感謝祭は大きく目立つことはないけれど、個性的だったり、面白い作品がかなーりある気がします。
今回はいろいろ悪条件が重なった中で、それでも作品が集まり……気負わずに息長く続いて欲しいイベントの一つ。
感想、読みました。もう、すんごく心血そそいで書いた感じがあって、面白かった。
時間が経つのはあっという間だなー。
時というのは本当に儚い。(8000歳くらいまで年をとって、悟りを開いてくだされば)
最近2chという場も脆いと思える事件があり。巻き込み規制も控えてるし。
自分には何がどうこう出来るものじゃないけど、ただただ今の当たり前に、感謝です。
>PokerFaceUp
とても血が通った温かく熱い作品だなーと思いました。
AIのようなプログラムされた機械な感じを、AAキャラが打ち消してる。
かと言って長い演出でもなく、むしろモーションが独特のテンポを作っていて、ゲームにノルことができる。
中毒になる感じが、ああ、とてもわかります。楽しそう。
メモメモ
・あぐ(略
ttp://www.youtube.com/watch?v=E_EaOef4qFY うん、可愛い。
途中からの展開は、タイトルから乖離している。たぶん作者の意図や思惑を外れたものだと思う。
でも、そこがいい。
キャラクタは、何を見つめているんだろう、何が起こってるんだろう、作者は何を見つめているんだろう。
そういう想像力を働かせる、微妙な隙間を提供している。と思う。のは自分だけですか。そうですか。
キャラクタが作者の描いた設定、ストーリーから外れて、キャラクタがキャラクタとして動き出す、喋りだす。
それは作者のコントロール不足、という場合もあるけど、
それがずば抜けて高く発揮され、キャラクタとのあいだに強い連帯感を持った時にも起こるんじゃないかな。
こんなのを思い出しました。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険36巻」から引用します。
漫画の原作を書いていて一番驚いてしまう時、感激する時……それはキャラクターが勝手にしゃべりだす瞬間です。
自分が設計図をひいて、稲田先生と組み立てたはずのキャラが計算外の行動をとり、
まるで生きているかのように台詞を口にしはじめるのです。ぼくはそれを書き写すだけ。
そしてこの巻で、このキャラは、このシリーズを強く深く印象づける名セリフを叫びます。
ちょっと大げさかもしれないけれど、途中までで作者は映像を切ろう、恐らくボツにしようと思っていただろう次の瞬間、
この動画でもキャラクタが動いてくれます。
タイトルの対象から離れ、けれども興味津々の眼で世界を見つめてくれます。作者はそれを見守り続けます。
そこにあざとさはなく、ほんわりとした優しさが満ちています。
しかも、この作者さんは過去作も凄いです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=zpEMLFcrpUo なんだ! このシンクロ具合は!
ttp://www.youtube.com/watch?v=FeUSUtVLjAo 奥行きを意識した構図、カメラ。
キャラクタの可愛らしさ、シチュエーションのお膳立ては勿論のこと、緩急が自然と作られていて。
あくびをします。平然と。自然と。
その油断を狙ったかのように、動画は動き出します。
その模様は、台詞が浮かんでくるような、思わず当てたくなるような、そんな妙味が。
ただ本当に台詞を当ててしまうと、多くのテレビ番組がそうであるように、嘘臭さや人間万能な匂いがしてしまい、失敗してしまうと思うのでここは控えます。
この作品は天が与えてくれた偶然の産物なのかもしれませんが、それを産むまでの沢山の時間とチャレンジがあったように思います。
よっぽどの愛好家じゃないと出来ないくらい。
というか運だけでこんな場面をごく自然に演出できたとしたならば、タカラクジ当選者くらい羨ましいです。
なるほど、中々考えさせてくれる動画群でした。
これらの動画の猫は、自分の世界を持っている。それは、飼っている「人」の意図や思惑から自由である「自然」側の存在といえそうです。
ユクスキュルという生物哲学者が、すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きており、その主体として行動しているという考えを展開していて、
これを「環世界」というそうですが、この動画群は「猫の環世界」へと想像力を誘ってくれるものであったと思います。
「人間の環世界」から視点が離れ、一瞬「猫の環世界」との隙間を漂う存在になった。そんな感覚を受けました。
動画においては「人が作ったストーリィの全能性を疑ってみる」というのも、一つの顧みるべき視点なのかも。
そういう主題で作られたFLASHも趣きが深そうです。
そういえば、宮崎駿監督が引退してしまいましたね。ジブリ好きとしては寂しい。
ジブリの作品も、「自然」と「人間」の関わりについて描いたものが多かったように思います。
まあジブリが無くなったわけではないので、今後の展開を見守っていきたい。
せっかくなので、印象に残っている歌詞の鑑賞を書いてみようかな。
「べてらん先生の名文鑑賞教室」みたいな感じのが始まります。
今回のテーマは「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」である。
歌詞は以下の通り。
>呼んでいる 胸のどこか奥で
>いつも心躍る 夢を見たい
>かなしみは 数えきれないけれど
>その向こうできっと あなたに会える
>繰り返すあやまちの そのたび ひとは
>ただ青い空の 青さを知る
>果てしなく 道は続いて見えるけれど
>この両手は 光を抱ける
>さよならのときの 静かな胸
>ゼロになるからだが 耳をすませる
>生きている不思議 死んでいく不思議
>花も風も街も みんなおなじ
(中略)
>呼んでいる 胸のどこか奥で
>いつも何度でも 夢を描こう
>かなしみの数を 言い尽くすより
>同じくちびるで そっとうたおう
>閉じていく思い出の そのなかにいつも
>忘れたくない ささやきを聞く
>こなごなに砕かれた 鏡の上にも
>新しい景色が 映される
>はじまりの朝の 静かな窓
>ゼロになるからだ 充たされてゆけ
>海の彼方には もう探さない
>輝くものは いつもここに
>わたしのなかに みつけられたから
以上となっている。
>呼んでいる 胸のどこか奥で
>いつも心躍る 夢を見たい
さて、まず最初の部分であるが。
「胸の奥で心躍る夢を見たい」というのは、人なら抱くであろう普遍的な気持ち。
「なぜ見たいのか」と問われてもここですぐに解釈することは難しい。
そこで明らかにすべきは「呼んでいる」とは「誰が、誰を呼んでいるのか」であろう。
それに関しては、この部分だけではさすがに情報が足りないので次にいく。
>かなしみは 数えきれないけれど
>その向こうできっと あなたに会える
「かなしみは数えきれない」も人間における普遍的な事象といえる。
では、「その向こうで会えるあなた」とは、果たして誰なのであろうか?
あえてつっこんで推測することもできなくはないが、ここはひとまず、無理をせず読み進めよう。
>繰り返すあやまちの そのたび ひとは
>ただ青い空の 青さを知る
>果てしなく 道は続いて見えるけれど
>この両手は 光を抱ける
前半は、人間において普遍的な事象。「やっちまったなぁ・・・」と思うたび、人は天を仰ぐもの。
そのたびに、空をあらためて「青い」と感じることが出来る。
人間は普段「空」を当たり前のように見ているが、それを「意識」しては見ていないということがポイント。
「失敗してヘコむ」という「なんでもないこと」を上手く膨らませると、こういう文章になるのだ。
後半については、趣深い比喩が多用されている。
人間を扱った文章で「道」とは基本的に「人生」を指すものと思ってよい。
また「光」は「希望」を指すことが多い。「両手で抱く」は比喩における場合、心理的な描写に使われる。
分かりやすく言えば「失敗ばかりの自分にはこの先の人生は長いと思えるけれど、でも希望を持つことは出来るよね」という文である。
>さよならのときの 静かな胸
>ゼロになるからだが 耳をすませる
ここはわかりにくい。
「さよならのとき」とは一体どういうときで、また「静かな胸」とは何を表すのか?
そして「ゼロになるからだ」というのも独自の比喩で判然としない。
そういうときは、他の文脈から判断するのがよい。
>生きている不思議 死んでいく不思議
>花も風も街も みんなおなじ
この部分を読むことで、おぼろげだったこの文章はようやくまとまりを帯びてくる。
はっきりと作者の思いが書かれているここが、この文章の中での「主題」である。
この文章は「生きていく不思議」「死んでいく不思議」に関係し、それは「花・風・街」に共通する。
つまり、評論的にいえば「人間を中心としつつ、生物に限らない広い視野での「生成」と「消滅」への畏敬を描いている」
と解釈することができるのである。
となると、
>呼んでいる 胸のどこか奥で
>いつも心躍る 夢を見たい
>かなしみは 数えきれないけれど
>その向こうできっと あなたに会える
ここの文章の意味が明確に判明することになる。
すなわち「かなしみの向こう」とは「人生の向こう」=「死」であり、
「あなた」とは「死別してしまった人」のことなのだ。
であれば、
「(死別してしまった人が私を)呼んでいる、胸の『どこか奥』で。
(あなたが生きていたときの)心躍る夢を、見(てい)たい。」
と補うことが出来て、これで完璧に意味が通ることになる。
>さよならのときの 静かな胸
>ゼロになるからだが 耳をすませる
ここまで読み取ることによって初めて、この部分の意味が判明する。
「さよならのとき」とは「死にゆくとき、もしくはお葬式」であり、「静かな胸」はまさにその視覚的なイメージである。
「ゼロになるからだ」とは、まさに人が「消滅」していくことであり、
「耳をすませる」とは、死者が、そのような動作をしているように見えることの比喩なのである。
>呼んでいる 胸のどこか奥で
>いつも何度でも 夢を描こう
では、2番を続けて読み解いていく。
「(死別してしまった人が私を呼ぶこともある)、胸の『どこか奥』で。
(私の人生における)『夢』(というべきもの)を、いつも何度でも、描いていこう」
ここら辺は、単語が前と全く同じ意味や文脈で使われているのかどうか、解釈には熟練を要する。
「主題」については既に触れているが、この歌には「副題」といえるべきものがある。
それは、先に解釈した「失敗ばかりの自分にはこの先の人生は長いと思えるけれど、でも希望を持つことは出来るよね」である。
すなわち、
「人生には失敗がつきものであり、そのたびに人は挫折(=生きる気力の「消滅」)を体験する。
しかし、そのたびに人は希望を抱いて立ち直り(=生きる気力の「生成」)生きていくことが出来る」
ということである。
これを踏まえれば、前述のような訳が自然であろうと思われる。
>かなしみの数を 言い尽くすより
>同じくちびるで そっとうたおう
「副題」についての言及が続く。
「あれはかなしい。これは嫌だ。それはどうしようもない」
沢山ある悲しみの原因を、一つ一つ取り上げることはできる。
しかし、それは周りの人間も、自分もより悲しくしてしまう。
それならば、同じ唇でそっと歌い出した方がいい。
少しでも、前向きな気持ちになれるはずだ。
>閉じていく思い出の そのなかにいつも
>忘れたくない ささやきを聞く
>こなごなに砕かれた 鏡の上にも
>新しい景色が 映される
前半の「閉じていく思い出」は「死別した人との思い出」であり、
その中に、「死別していた人」からの「思い出の一言」があるはずということを述べている。
忘れたくないのは、その人物が生きていた「証」だからである。
ちなみに私も、おばあちゃんが私にかけてくれた言葉を今も覚えている。
「お前はね、私の……宝物なんだよ」
……やさしかったなぁ、おばあちゃん。今も、空の向こうで元気にしているだろうか。
後半は、「主題」もしくは「副題」について、今一度「鏡」という形でたとえて述べている。
一般論なので、具体的な場面は自由にイメージすることが出来る文章である。
>はじまりの朝の 静かな窓
>ゼロになるからだ 充たされてゆけ
>海の彼方には もう探さない
>輝くものは いつもここに
>わたしのなかに みつけられたから
この文章の上手いところは、このまとめの文章において、
「主題」と「副題」のどちらでも心に響くように書かれているということである。
すなわち「主題」から解釈するならば、
「はじまりの朝」とは「ゼロになるからだ」が「満たされていく」朝、
つまり人間の「生成」が起こる朝、出産の場面である。
となれば「海の彼方」とは「死者の世界」であり、
もう気持ちの上で「死別した人」に引きずられない(=探しにいかない)
ということであり、精神的にふっきれたことがうかがえる。
なぜか? それは、「輝くもの」を「私の中」に見つけられたから。
すなわち、「これから愛すべき子ども」を「宿すことができた」というわけである。
人間の「消滅」=「死別」から、「生成」=「誕生」へとつながる文章の織りなす感銘は、並大抵のものではない。本当に感動した。私が。
一方「副題」から解釈するならば、「はじまりの朝」とは「挫折(=生きる気力の「消滅」)からの立ち直り(=生きる気力の「生成」)の朝」であり、
「ゼロになるからだが満たされていく」というのは、「生きる気力」が満たされていくと捉えることが出来る。
となれば「海の彼方」は「どこか遠く」である。
気がめいっているときは、「どこか遠く」に漠然とした「幸せ」を求めるもの。
しかし、もうそれは探さない。自分の中に「輝くもの」=「はっきりとした目標、希望」を見つけることができたのだから。
こちらの解釈では、なんとも未来への希望で胸が埋め尽くされ、元気が湧いてくる文章である。
総評としては、
多くの人に訴えかける抽象的な普遍性と、人が自身の経験に思い当たることがある具体的な特殊性。
この二つを兼ね備えている、優れた歌詞といえる。
また「主題」と「副題」が絡み合うようにして書かれている点でやや戸惑う構造かもしれないが、
作者の考える「主題」をはっきり明示してしまってそこを拠点とすることで、
あいまいな点を残さずに解釈が周縁部まで可能になる点も非常に良く考えられている。
やっぱり名曲です。おわり。
あー、この人の猫は、ツボっす。
人と猫の交わりと、その差異の交錯なんて、これなんかもズバッと打たれます。ニヤけてしまう。
入念な下準備と演出とドキュメントと猫の、コブラツイスト。
ttp://www.youtube.com/watch?v=7QdPlSWdLpg >宮崎駿監督
の引退は寂しいんだけど、残念感は少ないんです。自分の場合。
何でだろ?
って思うと、一個一個の物語を、その時の技術と情熱を振り絞って、完結させているからかな?
トトロやラピュタやルパンとか、まだまだ明日が続きそうな含みを持たせながら、一つの映画としてきちんと幕を閉じている。
そういうのはナウシカとかにもあって、映画のクライマックスで「完結ーっ!」って、満腹感と充実感がある。
漫画の原作は確かもっと続いていたと思うんですが。ナウシカ2を作ってとか思わせないし、匂わせない。これって凄いことだと思う。
ビデオ派の自分は「風立ちぬ」はDVD待ちかな。流石にポニョショックは大きかった。
>いつも何度でも
はメロディが優しいなぁっ、て思っていて。歌詞にまで心が及ばなかった歌です。ランランランってのが一番残っていて。
なるほど、こうして検討していくのを追うと、すげー、いい詩。
何か今までの自分は。
死と生というより、夢(神隠し世界)と日常(引越し先での現実)って感じで、捉えてました。
でも、あの神隠し世界って何だったんだろう。
あの世界で最後の方に列車が出てきて、そういうのは銀河鉄道の夜みたいな生と死の中間点みたいに思えたり。
だめだ、解釈の土台に妄想を使っちゃあ。でもあの神隠し世界は、凄いイマジネーション。近くて遠い世界。その距離感が。
細かいとこだと
>繰り返すあやまちの そのたび ひとは
>ただ青い空の 青さを知る
ここが個人的に大発見でした。なるほど、空を仰ぐ。
もう取り返しのつかない失敗って感じがするんだけど、変わらず青くて広い空って、なんだか一筋の救いというか癒しみたいなのがある。
全体的にかなりシリアスに現実を切り取っているんですが、それ以上の願いや祈り、再生がある感じを受けました。
なんか凹んだ時に聞いてみよう音楽リストに、加えよう。
素敵な歌と、素敵な紹介を、ありがとう!
ジブリの歌と言えば、自分は「紅の豚」での歌の使われ方が好き。
あれですよ。最後に成長したフィオの回想って形でたたんで、時間を未来へすっ飛ばして、それまでの物語を想い出にしてしまう。
けれど、次に「時には昔の話をしようか」なんて、飛ばされた過去を手繰り寄せようとする。
なんつーか、昔の話に、「物語内のマルコとジーナの青春」と「終わってしまう物語そのものと、語られないその後」の両方を滲ませていて。
余韻が。余韻がー! ああ、時間の制御がほんと巧み。
誰も見ていないな。お久しぶりの僕です。
しょーもない。いくら立派な講師がいて中身のある講義をしても、生徒がこんなんじゃ、ダメでしょ。って思います僕は。
あきれ果てた顔が浮かぶ。
ということで久しぶりに草葉の陰から、勢いだけでやってみましょう。僕が。
・いつも何度でも
まず、この歌の危ういところは、この部分。
>かなしみの数を 言い尽くすより
>同じくちびるで そっとうたおう
1 悲しみ無責任な口先系応援ソングにも成りそうなところだし、
2 悲しみを強く歌ってる本曲の自己矛盾にもなりうる。
1は、まあ、誤解されそう。悲しみと真正面に向きあわないのか? って。
2は更に深刻。この歌そのものを欺瞞にさせてしまいそうな表現だ。
何せ、ここに至るまで、この人はかなしみや死をたくさん描写している。特に
>生きている不思議 死んでいく不思議
>花も風も街も みんなおなじ
に至っては終わりを、個人ではなく自然、人工物、全てに広げている。
街が死ぬも印象的だし、風が死ぬも印象的。
さて、どう繋げていくか……
>閉じていく思い出の そのなかにいつも
>忘れたくない ささやきを聞く
>こなごなに砕かれた 鏡の上にも
>新しい景色が 映される
>はじまりの朝の 静かな窓
>ゼロになるからだ 充たされてゆけ
ここから見えるのは、破壊の中でも、どうしようもないことでも、それを認めて生きていこうという強い意志だ。
「閉じていく思い出」、「砕かれた鏡」、「ゼロになるからだ」、すべてを認めながら、それでも受け入れて生きていこうと肯定する心だ。
締めの歌詞、そこから続くランランランのハミング(敢えて歌詞を載せない)の何と優しいことか。
忘れがちな不意に訪れる悲しみを気づかせ日常に対置する序盤、
そこからの転換、そして悲しみの受容と明日への希望へと踏み出す心を描ききっている。
歌というのは限られた時間、文字で紡がなければならない。
その中で、この複雑な重奏性を、丁寧に切り取った。並大抵な事じゃない。
FLASH/K
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2167930 歌系ということで。
Bump of chickenの名曲K。
原曲PVも普及していない頃、物語性の強いこれら初期の曲は、頻繁にAA化、Flash化された。
特にこの曲はバンドの名前を「売る」のに大きく貢献したように思える。
原曲にふれてないとギャップによる面白みがわからないっぽいので、未聴な方はこちらを。
絵描きから逃げ出す「走った」から、恋人の元へと「走った」の転換が、胸を揺さぶる。
ttp://www.youtube.com/watch?v=Ee_QaBjj08c 本編へ。
観ればズバズバ感じるんだけど、笑いどころが沢山ありながら、物語は一本筋が通っている。
てきとーな絵も、幼稚園児的な幼さがありつつ、意味不明っぽさは控えめで、テンポ良く進む。
悪ふざけ、ながらも、センスといってしまっていいのだろうか。何か妙な迫力がある。
下手の一言で切って捨てる人もいるだろうけど、僕は笑った。この系統のFlashでは一番、印象に残った。
ニコニコならではの観客の激しくも温かい目が、それを支える。
そして、鮮烈なオチ。冒頭部分から予告されているのだけど、これは反則スレスレの際どさ。
これは面白い。
でも、真似ようとフォローしても、正に罵声と暴力が返ってきそうな、そんな域にある。
自力のようなものは後半のメグミルクあたりから伺える。でも、ここはカットしてしまったほうが潔くも思える。ここで、頑張ってる感が、出てしまった気がする。
まー、凄いです。洗練された武器はなくとも、ここまで闘えたっていうのは、何か嬉しいです。
昔はFlashがネット上でも夢を見れる時代だった。
gagaシアター(だっけ?)、デジタルジャンプ、ライブドアネットアニメといった、登竜門的な場が多くあった。
今ではもう、どれも無くなってしまった。
その中でも日本でのshockwaveが撤退してしまったのは本当に残念だ。
後に商用で出る「zoo keeper」「或る旅人の日記」「catman」といった人気コンテンツは胸をときめかしたし、
何百とあるジグゾーパズルには文字通り何百時間も暇を潰してもらった。
その中で「或る旅人の日記」を。
・世界観、スケール感
とにかく連作短編アニメーションで、これだけ世界を豊かにイマジネーションさせる作品は稀だ。
独特の色使い、寂しさと朗らかさを持つ音楽、さりげなくも豊かに流れるアニメーション、それと静との対比。
ファンタジーっぽくも、どこか感じさせる身近さ、世界での現実への親和性。
・シリーズとして
連作としても、一話一話がまるで日記の一ページのように完結する心地よさと素晴らしい余韻。
一話一話の連載間隔の驚異的な短さ。
適度な飢餓感を持って終わる、何とも言えない後味。
その飢餓感は、同作者のアカデミー賞作品でも、DVDのボーナストラックでも満たされなかった。
どうしても続きを読みたいのだけど、たぶんもう本人でも作れない、そんな奇跡的な作品にも思える。
・透明な主人公
この作品は世界のファンタジーを鮮やかに提示する。けれど、この主人公、とても透明感がある。
ずばねけた特技や行動力もなく、旅人ならではの朗らかな陽気さや静かな陰気さもない。さりげない、何だろう、アクが薄い。
一人旅の目的自体、伏せられたままだし、目的地も曖昧だ。個人的には、ずっと旅をし続ける人なのかな、との思いがある。
トルタニアという世界は不意に、大きなファンタジーを旅人に与えるのだけど、旅人はとても受動的。
ファンタジーは世界にあって、主人公にはない。
そしてそれに出会うとき、主人公はさり気ない驚き方をするのだけど、体でジェスチャーしたり、動揺してどなったり等、感情を表に出さない。
能動的に行動したのは、雨の街での悪夢を焼却しようとする部分くらいだ。
だからこそ、感情移入しやすい。
共に一人旅をしているような一体感が気持ちを覆い、着心地のいいセーターのようなナジム感じ、一体感がある。
彼も僕たちもトルタニアの旅人なのだ。
DVDでのエピソードに今ひとつ共感できなかったのは世界観の色合いなどよりも、陽気に踊ってしまった彼に、とても残念な思いをしたからだと思う。
・二話
具体的に最もお気に入りの二話目を見ていこう。
真夜中のコーヒー。喫茶店。ここでもうドラマがある。眠れなくなるコーヒーを深夜に飲む主人公、なぜか営まれるコーヒー店、ほかに客はいない。
これだけでワクワクさせる舞台設定が、溢れている。
きっと、です。目新しさや独特といったような世界観もいいけど、こんな感じに組み合わせの妙な世界の表現の仕方が、僕は好きだった、んだと思う。
さて、この作品。間の使い方が自然で丁寧。
3分にも満たない全体の尺にも関わらず、旅人がコーヒーの砂糖をツボからだし、コーヒーに入れるまで、かなりの時間をとっている。
けれど、この精緻で現実的な描写があるから、その次に起こる日常的なファンタジーにどきりとする。
そして、オチの独白の何ともいない不思議さと寂しさ。それに優しさ。
観る人によって、感じる印象はたくさんあると思う。でも、多くの場合、少しほろ苦く、気持ちいいものになるんじゃないかな。コーヒーのように。
なんだろう。この作品は折に触れて輪廻でまだ何回も触れていくことになると思う。観る栄養剤。
おまけ
・catman3
はシリーズの出世作と同時に、打ち切りって感じを残してしまったと思う。
すごい不完全燃焼感。
catmanとcatwomanとの関係という軸は、切れてしまったし、細切れなエピソードにあまり統一感を感じない。
それとTV放映が悪い方向に出ちゃった感もある。
意気込みの空回りとか、おまけの消滅だけじゃなくて。
全体的にコンパクトにまとまるほど、catmanっておとなしい人じゃないんだよね。
スロットを延々としてくるくる回ったり、タバコに火がつかないでカチカチやりまくったり。
何だろう、無駄っぽくも無駄じゃない好感を持てる間があって、
それがTV放映という決まった枠じゃ、死んでしまった。
すごくもったいない。
枷のないところで、もう一度catmanがジャンプするのを観たいです。
でも3はシーズンそのものにトドメを刺しちゃった感があって、でも、こういうもんじゃないだろ、これで終わりじゃないだろcatman!って思いもあり。
以上。こちらイタコステーション。
地獄の兄からの長文でした。
見ている人がいたら、見たよー、だけでもいいので、なにか返事してー! 寂しいんだよー!
307 :
Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 21:37:40.79 ID:hp8Q1eK5
みたよー
いつも見てるよー
おー! 見てる人、いたー。レスありがとう!
気軽に見たり、適当にコメントしちゃってくだされば。
すいません、体調が思わしくなく。。。
応援してくださるのは嬉しいのですが、8000歳までは、ちょっと無理かもしれません。
長くともあと100年ぐらいしか、私の命の灯は残っていない。そんな予感がします。
>>300 どうもこんにちは。
いつも妹さんにお世話になっている「べてらん(仮名)」と申します。
中途半端な博識ぶりに定評がある仙人(という設定)です。
よろしくお願いします。
ちなみに、空海の言葉に
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、
死に死に死に死んで死の終わりに冥し(くらし)」
というものがあります。
すなわち人間は数多く生まれますが、生まれるということがどのようなものであるか分からない。
また数多くの人間が死んでいきますが、死んだあとのことも良く分からない。
人間はかくも不完全な存在で、だから仏教が必要なんだという文章の一節ですが、
言われてみるとまったくもってその通りだと思います。
なので、差し支えなければ聞いてみたいですね。
「正直なところ、『死ぬ』ってどうよ?」って。
やっぱり地獄はつらいところですかね?
・・・・・・いや、やはりぶしつけにもほどがありますよね。
これは失礼しました。
いずれ、自分でそれを確かめることに致します。
>>307 こんにちは。
私からもお礼を言わせてください。
見てくれていてありがとです。
あとは、何かしらスレの流れに参加してくださったりすると、私と日刊氏が飛び上がって喜びます。たぶん。
地獄よりも今、言葉だけの世界よりもリアルを、大切にしなさって。
どうか無理をなさらずに、ご自愛してくだされ。
わたしは、気が向いたらレスしたり語ったりしていただくだけで、刺激となり嬉しいです。
義務とか責任とか、窓から投げ捨ててしまえ!
他の方も気楽にどうぞと思うんですが、かなりコアになってしまっていて、入りにくいかも。
でも、足跡を残してくれるだけで、嬉しいもんです。すっと、楽になった。
兄は三途の川をカエル泳ぎしていたら、溺れかけたそうです。
死ぬかと思ったとか、なんとか。
それに新しい趣味ができたそうで、それは子供が川原でイシツミをするのを、一日中ながめてることらしい。
ぷるぷると手先が震えて、石の塔が崩れる瞬間、ニヤリとしてるとか何とか。
死後の世界なんて「何もない」も「ずっとお休み」も含めて、そのうち絶対に見れるもんなんだから、どうか貴重でかけがえの無い現在を、楽しみまくろー。
あー、まー、なんとなく、なんとなーく。
お気遣いありがとうございます。
高速ナックルを投げる勢いで、義務や責任を投げ捨ててみるのも一興でしょうね。
ただ、最近うちの周りの不法投棄の取締りが強くなってきたので難しいところですが。
このスレッドは、ある意味「世界の果て」みたいなものだと思うので。
やはり、足跡を残していく方がいるだけでも貴重です。
改めて考えてみると、私もここへたどりついたのが奇跡レベルと言えます。
世界が全て因果関係によりつながれているとすれば、それはラプラスの悪魔の仕業だったのかもしれません。
>宮崎駿監督の引退は寂しいんだけど、残念感は少ないんです。
考えてみれば、確かにそうですね。
どの作品でも、やることをやりきった感があるからかもしれません。
ただ、それでも改めて残念だと思うことは。
宮崎駿監督の手による「天空山田返し」が製作される機会を失ってしまったことです。
もしも上映されていれば、興行収入は間違いなく過去最高を記録していたことでしょう。
惜しいことをした。
うーん、果てって感じで。ここは不法投棄OK。
アニメで生活していくのは大変らしいそうで、何かジブリの規格外の収益って、夢って感じ……
○CATMAN
//www.youtube.com/watch?v=qXmF0cIJAkw
検索したら発見。これはファンアート?
猫っぽさを強調した人物造形、美しい街並みと光、ダンスあたりで圧倒されっぱなしな滑らかアニメーション。
ここまで作り込む愛情も凄いし、その元となった原作の世界観やストーリーのパワーを改めて実感するぅ。
○自主制作アニメ「恋するネズミ」完全版
//www.youtube.com/watch?v=hn7sJuuCM44
芋づる式に。
構図、カメラワーク、場面展開がとても練られていて、いい感じ。反復場面も素敵。
トータルなバランスがヤヴァイというか、隙がない出来。
物語はここまで十分に確立されてると、好みか好みじゃないって次元になって来そう。
わたしは好きです。涙を誘いすぎない、湿っぽくなりすぎない距離感とか。どうにもならない現実と、それをどうにかする救いの挿し方とか。
あぐかる
orz
紅白前に、思うことを徒然に。
1Flashと声と字幕。
十年前と比べて、声アリFlashの数がとても多くなっているように感じます。
それも声優の演技力も格段に上がり、違和感なく受け止めれて。
それで、です。
字幕と声について、思うこと。
映画やドラマやアニメだと、声が中心で、字幕は無しのことが多いです。
例えば、韓流ドラマをパッと見すると、字幕と声が一緒に出ていて、とても違和感がある。
だからドラマやアニメ系は傾向として、字幕は減少していくんじゃないかなと感じます。
ただ、プロモーションビデオ系や予告編(後述のプラネテスとか)では、文字を演出として出すのは結構アリでそっち傾向と大きく枝分かれする気がします。
もう一つ、声と字幕について、忘れてはならないのが、TVゲームからの流れです。
ゲームの作品でも、最近は声優ものが増えました。
この変化はFlashに負けず劣らず大きなもので、RPGとかだと、テキスト中心のものから劇的に変わってきてます。歌も入ってきたり。
転換点は、テイルズオブファンタジアだったかな? と思ってます。
こうしたゲームだと、声アリでも字幕が付いてるものが少なくないです。
Xenoblade- ゼノブレイド【ダンバンとリキ】
ttp://www.youtube.com/watch?v=ziDV3gBlkY0 これに台詞なしのサイレントも加わり、歌系も加わり。
「子取り」でした。
なかなかムズイよね? 立ち止まってしまうよね? 自分だけですか。そうなのか。
ただ全体からすると、声は迫真があって、とても情感と雰囲気を保ちながら演出されてるので、ほんとに瑣末な問題なのですが。
音だけだから出るネックから、抜け出せてないかなとちょいと思います。
ほかにも、Flashでの文字表現の、字幕、音声という鎖から抜け出す為に。
文字の出し方を演出を、ドバっと変えて、心情、変化を与えている作品もあります。
みちしるべ
>>148 更に他にボーカロイドとか。でも、これは現時点では機械特有の硬さがあり、ギャグにしか使えないような。
でも長いスパンで見ると、個人製作にこだわる先にあるのは、ここかもしれません。
道は沢山ありますよね。
ちょっと自分は声優とか、アニメとか、声の使い方には疎いのですが、改めて自分用にタイピングしてみました。
2 WALKING TOUR
ttp://www.youtube.com/watch?v=SRVFNGVnJWY 成熟した死生観が感じられる。
自分たちは命をリレーしていて、その距離は短いもの。
でもそれだけ多くの先人たちが見守ってくれていて、たくさんの人と同じ時と空間を生きている。
宝くじに何回あたっても手に入らない、出会い、共に歩み続ける存在。ほんと、奇跡ですよね。
そう思わせる仕掛けは確かに。
WALKING 「TOUR」 ぼく「たち」は歩いている。
死は決して個人的なものではない。孤独じゃない。オープンで皆と繋がっている。
そんなことを感じさせる、考え方を変えさせてしまう魅力をもった切り口、テーマだと思う。
演出面、歌詞が聞き取れる部分からのスケールの広げ方、見せ方にドキリと。
穏やかに進んでいるように見えて、実は緩急、山場がほんのりと漂う。構成の妙。
曲はいいですよね。プラネテス。
このFlashが好きな人は、是非アニメ版や漫画に目を通して欲しい。どちらも後世に語り継いで欲しい名作だと、自分は認定する。
前半はコミカルでジンとくる話が続いて、伏線と人物が配置された後半では、怒涛の展開を見せます。
プラネテス blu-ray BOX PV
ttp://www.youtube.com/watch?v=I3jmgWAs-YI
おひさしぶりの べてらんです
いつのまにか 今年もあと少しですね
わたしのほうは 白い天井と 窓の外を見る毎日を過ごしています
やはり「WALKING TOUR」いいですよね
・・・うん、まだ、わたしは、あるいている。
ううううう、かける言葉が見つからない。わたしの言葉は無責任で軽すぎる。
とにかく健康は宝だと、最近、痛感させられて。
ほんと、何だろな。それなのに、レスをかけていただき、気を使っていただき、ありがたいです。
歩み、止めないでくだされば。プラネテス、ほんと凄くいいですよ。探せば、ネットで無料で観れます。違法だけど。
わたしは最近、ほふく前進ばかり。
音と声について、補足を。ボーカロイド。
デジタル音声は、この短期間でここまで進歩したんすね。
どれだけの労力と技術が注がれたか想うことも出来ない素人だけど、それでもこれは生歌のように聞こえて……感嘆。
【初音ミク Project mirai 2 テーマ曲】アゲアゲアゲイン【フルver. MV】'Ageage Again'
ttp://www.youtube.com/watch?v=uwwU55zBYlQ
86 :最低人類0号:04/11/06 10:46:43 ID:rE7LP51B
最近のミートソーススパゲティの没落は、末恐ろしい。
ミートソーススパゲティは、スパゲティの巨匠であり、スパゲティそのものだから、それはスパゲティその物の没落である。
ペペロンチーノなどは、肉もトマトも入っておらず、ジューシーではなく、唐辛子などを入れておる。
全く持ってけしからん。これはスパゲティではない。語る価値は無いのだ。
ところで、ミートソーススパゲティの素晴らしさは、スパゲティその物に在るのではない。
ましてや、ミートソースにも在りはしない。
皿にも無い。フォークにも無い。コックにも無い。主婦にも無い。
では、何が素晴らしいのか。
答えは簡単だ。食べる我々が素晴らしいのだ。食べた後の我々のゲップこそが素晴らしいのだ。
そして台所や喫茶店が素晴らしいのだ。
さぁ、答えは見つかった。それがミートソーススパゲティ再興の道なのである。
まずは清潔感が溢れた居心地のよい喫茶店を建てよう。そして、優雅で華麗な食し方を身に着けよう。そこでトレビアーンと深くため息をつくのだ。
そこでゲップ。スパゲティの輝かしい過去、美しい未来がそこに在る。
あけまして おめでとうございます
2013年の 紅白FLASH合戦も 終わりました
無事 ひと仕事 終えたかな
このスレも 2周年おめでとうございます
本年も よろしくおねがいします
べてらん
あけおめです。
紅白は、これだけ哲学的で幅広い知識を駆使し、走っていくその姿は、名乗らずとも直感でわかりましたよー。
(逆もまた真なりかな? とドキドキしてしまう)
その貴重な個性、代わりのいない光、っていうのかな。健在でなりよりです。
今年は程ほどに脱力で、でも手を抜くんじゃなく自然体で、動画と接せられたら。
良いお年を!
324 :
Now_loading...774KB:2014/01/02(木) 01:25:09.64 ID:hok+dAtt
あけおめ!
紅白スレに出張ありがとうございました
レビューしてくださる方がいるだけで参加者のモチベーションも変わると思います
今年もよろしくお願い致します
あけおめです。おめでとう!
でも、残念ながら、わたしは紅白スレッドに出張した覚えはないんです。
恐らく考えられるeventは一つ。
わたしの愛犬、YANADAdogが、犬小屋の世界から抜け出し、書き込んでしまったのでしょう。
少し詳しく設定を説明すると、YAMADAdogは、嘗てのFlash板一のエロ犬kikidogを超える危機管理能力を備えた天才犬でもあります。
ほら、YAMADAdog、オスワリ!
あうぅ!
orz
ごめんなさい。今年の紅白は、走りたいので走ってしまいました。
今は丁度、(違法upされた)「笑ってはいけない地球防衛軍」を観ていて、ノックダウンされております。エリート塩、ヤヴァイです。
モチベーションを、ほんの一欠片であれ、自分なんかに求められると、こうした氷点下以下の末恐ろしい目にあうでしょう。ふふふ。
>>324 あけまして おめでとうございます
ことしも 体調と規制にめげず 頑張りたいものです
なかなか おもうように レスできないときもあるかもしれませんが
ひとまず ことよろです
>>325 逆もまた真なり。なるほど、そうかもしれませんね。
私が一心不乱に走っている横で、
「フィールオーライ、フィールオーライ」と叫びながら。
猛烈な勢いでスキップする人が見えた気がしたんですよね。
気のせいかと思って、ずっと横を見ないふりをしていたのですけれども。
その掛け声はどこからか聞こえていて、実は結構気になっていました。
やはり、人は一人だと心細いことがあります。そういうときに並走してくれる人がいるというのは、まことに心強いものです。
その姿に激しく励まされました。ありがとうございます。
ところで、ミートソーススパゲティが気になるんですが。
感想は大変ありがたいものなので、これからも頑張ってくださいなー
>>327 いつも運営、お疲れ様です。
天国氏も、色々大変でしょうが。
なるべく負担を減らすようにして、これからも運営を頑張っていただければと。
あまりご無理のでませんように。
あー、どうもです。
今回どーにゅーした寄稿機能は、個人的にヒットでして、距離感がぐんと短く、一体感が増したように感じました。
サイトデザインは開催ちょっと前から今にかけて変えてきたと思うんですが、そこもヒット。これは、出来ればもうちょい早めに実行してくれたら。
って来年もあるのかな。あったらいいな。連帯できるスタッフさん、増えて欲しー。他人ごとだけど。
わたしは、もう頑張れない。もう頑張らない。走ったら筋肉痛で。
歌合戦を走りながら「フィールオーライ」と叫び、奇異の目を浴びながら、高速スキップを放つ。人はそれを変態と呼ぶ。
また会えました。謝々再見(えー!)
紅白スレの240ですがベテランさんや日刊さんに、
個人的にはたにツク動画の感想を聞いてみたいですね。
気に入って頂けること間違いないでしょう。
*今回、無断リンクする動画は実況主が興奮したため、音量大きめ。あらかじめ調整して頂ければ。
たにツクですかー。
自分はアンテナ弱くて、初めて聞いて、ちょっとだけ覗き見しました。
膨大な量で、時間泥棒、いや時間強盗、いやいや時間連続殺人みたいな感じで、ハマると生活を圧迫しそうなので、躊躇いがちに。
何か、このジャンルでオススメの動画があったら、誰か教えてください。美味しいとこだけツマミたい。ほんと努力が0ですいません。
あー、今年始まっても、話を逸らして自分の興味方面に誘導する、滅茶苦茶ズルい奴でありますが。
個人的に最近ヒットしたゲーム実況は「しょぼんのアクション」。かなり有名っぽい?
しょぼんのアクションを(´・ω・`)とのっそり実況プレイ Vol:1
ttp://www.youtube.com/watch?v=Qoo7Awu9qSg しょぼんのアクション2を(´;ω;`)とのっそり実況プレイ Vol:1
ttp://www.youtube.com/watch?v=02fogJqMo38 マリオ風ステージクリア型ヨコスクロールアクション。
1、2含めて全部で8面くらい。
ゲーム実況はそのソフトを買う目安になったり、わからない攻略ポイントを直に教わったり、用途は多様だと思うのだけど。
この実況は実際に(フリーゲームだけど)このソフトを触りたいとは思えない、、むしろストレス溜まりまくりでヤリタクナイと思わせる類のものです。
なんというか、実況を観ていて、up主が試行錯誤する過程が楽しかったり、スーパープレイに息を呑む、プレイ自体を観ていて楽しむ。
自分の場合、そんな感じです。
このゲーム、操作テクニックが、かなーり要ります。ミリ単位で。
そして所々に配された、作者の遊び心、悪戯心、殺意の波動が、余りにも恐ろしい感じで、爆発してます。
パズルゲームのような柔軟な発想力も必要。
実際にプレイすれば一面もクリア出来ず、プレイヤーを諦めさせ、とても市販のゲームでは採算が取れなさそうな「間口の狭さ」を感じます。
でも、動画を見れば、すんごく面白くて、魅力あふれるギリギリの調整がなされたゲームだということがわかります。
それに再生数、コメント数の多さ。
更に、これはcatmarioとして海外でも、広まってます。言葉は通じなくても、心は伝わってきて。
MOST FRUSTRATING GAME EVER! - Cat Mario (Syobon Action)
ttp://www.youtube.com/watch?v=0NecGquJlMU で、です。ここで「間口の狭さ」が、出てきます。
明らかにゲーム初心者、中級者をふるい落とす難易度にも拘わらず、ゲームとトークが上手な実況主と融合することで、誰もが楽しめるとんでもない人気作となりました。
多分、2chキャラ系ゲームでは、かなりのところまで広まったゲームの一つじゃないかな?
勿論、ベースのマリオでの操作のしやすさと親しみ深さがあってのものでしょうが。
つーことで、「やる夫クエスト」とかは、こっち方面に分類できるんじゃなかろうか、と言うのが最近、思ったことです。
カウンターで、ゲーム製作者とプレイヤーが一対一で対面するだけの時は終わった。皆でワイワイ楽しむ鍋みたいな。時に鍋奉行込みで。
ツクールの実況を楽しむのもそうした流れの一つなのかも。(と最後の最後で関連づけて、話の唐突さをカバーする試み)
>>330 たにツクというものを、私も初めてしりました。
ぜひ、紅白スレ240氏のおすすめをご紹介いただければと。
>>330 あー、しょぼんのアクションですか。
確かに、この実況は面白いですよねえ。
数々の仕掛けに愛がある。「そう殺しに来たかw」と思わず笑ってしまいます。
あと、それでいてちゃんとクリアできるのは大切なポイントですね。
難しいだけに、それをクリアしたときの爽快感。
ゲームは、そのカタルシスをいかにプレイヤーが味わうことが出来るかが大事なのですね。
「作者の殺意と遊び心」が面白いものとしては、私は次の動画群を紹介したいです。
自作の改造マリオを友人にプレイさせる(通称友人マリオ)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3787152 実況はないですが、その分、プレイしている友人の表情や喜怒哀楽を想像してみてください。
まさに、死に死に死んで(ry
それでいて、やはりこれも、友人が上手くなっていてクリアできるところが良く出来ているところだと思います。
「人の成長」というのは、物語において魅力的なストーリーとなりますし、
それは動画でも然り。
もちろん難しさで死ぬ面白さをしっかりと描いた上で、それでいて「ただ難しいだけ」のゲームではなく。
困難にめげず再挑戦の末壁を乗り越えていく過程に、私たちの心はやはり快哉を叫ぶのです。
あー、「改造マリオ」、自分も好きです。
あのカタルシス感、スピン連発の嬉しさとか、確かに共感してしまう。
マリオの凄いところは、思うように操作できて、心の動きが画面の中にビシビシ反映するところなのかな? と思います。
プレイヤーの顔が見えるというか。遊びの原点?
何だろう、画面の中にのめり込むと言うのが、ゲームの面白さで、所謂「ハマる」と言う状態なのかな。
編集された「死に集」には笑いとともに労苦が滲んで、パワーがあります。
難易度は。うう。
クリア出来る難易度の調整ってムズイっすよねー。
多分、常人では無理、でも友人なら、ゲーマーなら、っていう所の作り込みに、妙な連帯感を感じます。
でも、クリアできないでご破産、みたいなのも、逆にイイかも。
テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」って番組では、旅モノにも関わらず、目的地にたどり着く前にタイムオーバーっていうのがあって、
全体的に緩い作りなのですが、そこに緊張感があってハラハラしたりして。
でも、こうやって自分のゲーム力でクリア無理ポって言うのを立て続けに見ると、
手の届く範囲での、ゲームコントローラじゃなくキーボードやマウスで楽しめるゲームをやってみたくなります。
自分は下手の横好きというか、初心者と中級者の間、マリオ3Dワールドで取り敢えずクッパを倒せる、位の腕なんですが。
そこで、やってみたのが、
ascie art world
ttp://tail.s68.xrea.com/html/movie/aaw/index.html この難易度、凄く好きです。序盤はとても簡単で、操作方法を覚えたり、色々なキャラクターを操作したりして。
そこで一つ一つの動作が細かく、キャラ別に同じボタンでも違った動作して、沢山の2chネタを使ってくるんすね。ステージも多様で。
だから動かすだけで楽しい、その世界にいるだけで楽しい、のです。
このゲームは、ただ最後の方で難易度が一ランク上がってる感じがあります。
ある程度、慣れたあとに、歯ごたえを試すとゆーか。五、六度ゲームオーバーに。
最終ステージは落下死も増えて。
特にラスボス戦は、工夫と知識がいります。
ホームページにも書いてあるのですが、基本ガードが必要になってきます。
それまでガードを使わないでサクサク進めちゃえるために、却って盲点になっている気がしたり。
(ここはラスボス戦を何とか変えて、ガードボタン削って欲しかった)
その基本ガード状態で画面中央のちょっと高い所に居座り、長期戦を覚悟して、程よい距離から攻撃を続ければ、ゲームベタでも何とかなりました。
重複を恐れずに纏めると、このゲームの楽しみは
1 ステージごとの背景が多彩で、塗りも手作り風味で、次のステージが見たくなる、どんどん先に進みたくなる。
2 キャラクターの動きが多彩で、レスポンスもよく、動かしていて楽しい。
3 敵キャラも2chキャラを中心に使われていて、「物語世界」を感じる。愛を感じる。
4 難易度が初心者に向いている。親切設計。
そしてスタッフロールを見れば、グラフィック担当、プログラム担当、背景担当と、複数人がコラボしていて、
こういったゲームって、正に当時のFlash板の力を結集させた「元気玉」みたいなマスターピースだと思うんです。
こうしたコラボしたゲームが生まれるだけの土壌が、今の板にあるのだろうか。あって欲しい。アニメ系とAS系のコラボとか。交流の果てに。
>>335 アスキーアートワールド(AAW)、これはFLASH史に燦然と輝く作品でしたね。
マリオやカービィ的な、オーソドックスなアクションを2chキャラで。
王道かつオードソックス、すなわち王道ソックス。
しかし総合的な完成度の高さの面で、FLASHゲームとしては頭一つ抜けているというか。
FLASHにおけるオーソドックスな2chアクションという分野では、未だに、これを越える作品が見当たりません。
ずっと前ですが、私も、ラスボスまでは行った記憶があります。
柔らかな雰囲気の作品ですが、本当にその裏での造りこみ、練り込みが凄い。
全員がいい仕事をした「元気玉」という形容がしっくりときます。
こういうゲームが生まれる土壌、あって欲しいですね。
で、私は3Dでないスーパーマリオワールドをやっとこさクリアできるぐらいです。
そんなヌルゲーマーの自分としては、やはりプレイするゲームとしてはRPGの方がなじみがあります。
FF風のバトルで一世を風靡したのはかつてのみ〜や氏ですが、
DQ風のバトルで光るものを見たのは、私はこの作品でした。
ttp://diversion.kuronowish.com/dq2.html 何年も経った今でも、未だに完成までたどりついていないのが残念ですが。
当時は、この後にどれだけの作品が出来るのか、胸躍らせながら待ったものです。
どこからともなく、祇園精舎の鐘の声が響いてきますね。
mg氏は今、どこで、何をしているのでしょうか。
この、空の続く場所のどこかにいるのでしょうか。
いつものように、笑顔で囲碁を打っていますか?
……今はただ、それを願い続けるのみです。
>>336 RPGって?
ゲームの腕をレベル上げや戦略でカバーできるRPGは、バランスさえ間違えなければ、広く楽しめるジャンルだと思う。
そしてRPGと言えばパソコンのRPGツクール。PCで気軽にアップロード、ダウンロード出来て、素材もコミュニティも充実している。
自分はモナーRPGとクローンゲームに入り浸っていた時期があって、そこが何だかんだで荒れたあとも、ラウンジで流行ったり、VIPで流行ったり。
モナーRPGスレが落日を迎えたのは寂しいんですが、ツクール自体は未だに楽しまれている。
こういうのはFlashや動画にも当てはめれるかな、と思いつつも、強引になりそうなので留保。
とツクールが主役だったジャンルに、みーやさんがFF風のゲーム付きストーリーで殴り込んだっていうのは衝撃で。
ナイトメアシティをそうした彼の経歴を無視するかのように、FFのパクリだと叩きまくってた人も何だかなあ、ともやもやと。
FFに似てていいあじゃんと思ったり、今ではFF自体が迷走してて何だこの時の移り変わりは! って思ったり。
ドラクエ風バトルは、目からウロコでした。
自軍のキャラの顔も動き、敵キャラも動き、画面が派手で、盛り上がる展開もあって。
これは極上のバトルを組むだけで燃え尽きてしまったのだろうか。
まー、Flashって飽きるときには飽きるし、今はあれだけあったニュースサイトからの紹介も途絶え、
趣味でやってんだから、楽しくなくなったらスパッと辞めてもいいかな、って思うんですが。
どっか他でこの才能と努力が活かされていたら、嬉しいなって感じです。うもれさせるには余りに勿体無い。
私的に今でも忘れられないFlashRPGはF1ashさんのEASYRPGでした。
ttp://mit.quu.cc/game/gamepage02/016.htm RPGを彩りながらも枝葉となる部分を、バッサリと刈っている豪快な作品。
ストーリー、設定を削るだけ削り、レベルアップとフィールドを探索する面白みに、全比重をかけ、死亡してもペナルティが無く冒険ができ、
「ゲームって何が楽しいの?」と言う自分の気持ちに一石を投じられた作品。
ゲームベタでも、程よい暇つぶしを消費して、クリアできるEASYさ、緩さ。この辺りが自分には丁度いい。
>>337 たにツクって? 取り敢えず途中まで。
紹介された実況part5の途中、オヤジ狩り位まで追ってみました。ちょっとこの辺がしんどく、忍耐力と許容力のない自分は、一気見には壁。暇もありそうで無く。
何だろう。理想と現実のギャップが、悲しいほどに詰め込まれてて。
誰もが一度は「俺が考えた理想のRPGを世に出したるぜ」と意気込んで購入しつつ
「イベントって何? スイッチって何? 台詞入力めんどくせー。ゲームバランス何それ?」的な挫折を味わう人も多そうで。
タイトルだけのサウンドノベルツクールや、妙にご近所臭のする村人に、笑わせていただいたんですが。
糞フラボンジュールにも、微妙に通じるものがあって。
中古で売られたツクール作品は、敗れた夢の残骸のよう。
それに挑むのは、福袋を買うような、在庫処理と知っておきながら、鬼が出るか蛇が出るかのやったる感。
と、ちょっとポエミーになりつつ。
イライラしないように時間を取りながら緩やかにpart10までやってみて、改めて思ったことを書こうと思います。
しばらくお待ちを。
あ、あと紅白Flashが今年も楽しめるのは、とても嬉しい。
のだけど、紅白広場にマイパソじゃ繋がらないっす。
それと過去作品、すげー見つけにくい。リンクに行って、真ん中にあるので。
と言うかFlash紅白を見るという事は、大部分Flash作品群を見るってことを意味してると思うので、
トップに「過去作品」っていう専用のページ紹介があってもいいくらい。
と自分は思います。
あとは、一言だけでも、「ありがとうございました」、「お疲れ様でした」は、言っておいても損はないんじゃなかろうか。
何だろう、もう少し人間味があってもイイんじゃないかな。
昨年は楽しませていただきお世話になりました。メンバー不足の中、新しくそしてキチリとしたイベント進行、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
と、自分が言っても、まるで説得力がないんですが。
参加一覧に途中辞退者を削除しないまま何年も放置とか
過去の史実をレコードをしない主催なりの伝統ですわ
そしてリンクすら無くなってしまった
紅白FLASH合戦2012
たにツク Part10まで
これは創作者の方が楽しめる類かな? と思った。
Flashplayerを買ったり、ツクールを買ったり、ワナビーになりつつ、挫折や創作の喜びを知っている人。
ものを作る労苦や、成功失敗の心を知っている人。
中古で売られたツクール、という時点で所謂「駄作」の可能性は極めて大だと思うんですが、それでも時間と愛情を注いだ夢の廃棄物。
それに触れる実況主もまた、ツクール苦しみを知っていて、だからツッコミツツモ楽しく語りだす。
製作過程の痕跡も見れるのも味っすね。
なんつーか、物の見方の一つを教わった。基本的に楽しもう、という姿勢があって、動画のコメント者もそんな雰囲気があって。
市販のRPGですら、叩かれまくる昨今。ゲームの可能性はゲームだけではなく、プレイヤーにもあることを、実感した。
感覚を鈍化させちゃだめっすね。
Part10以降は…… どうだろう? 自分はRPGは見るより遊ぶほうが、好きみたいで。それでまだ触れていない名作RPGとかもありつつ。
この実況主が大当たりのRPGと出会ったら、どんな空間が生まれるのだろう、という興味はありつつも、今回はここまで。すいません。
何時か観れたらと思うんだけど。でも、ゲームへの触れ方はこの動画を見た御蔭で、楽しい方向に変わると思う。ありがとう!
ちなみに一番わらったのが、痛めなオープニングテロップの無限ループでした。何回、復活するんだ!
>>340 >>341 まー、どうだろ。史実、伝統と言うのはちょっとオーバーじゃない?
嘗てのFlash50さんのFlash拡大流行路線は、凄まじいパワーを持っていて、当時はみんな明るすぎる未来や過去を語っていて、でも一歩間違えて、今は。
でも、まー、過ぎ去って行くものかもしれないけど、過去は過去として残って欲しいな、と思うのは同意です。
それと、これもネットのスピードならではだけど、移転とか削除とかで、過去作が見れなくなっている場合も多々あり。
それどころかサイトの行方も。更には作者の消息も。
となると、リンク先を訂正したり、初めての人が快適に過去作に触れるには、またまた手間がかかりそう。
ただ、素早いフットワークとか宣伝とかアナウンスとか、未来に向けて欲しい労力もあり、限られたものなら、今日と明日を大切にして欲しい。
大きなエネルギーを使ったばっかりだし、メリハリというか休みを取ってくれぇ、と切に思うし。
誰か、サイトデザインとか、そうした作品の編集・紹介をしてくれる人が、参加や立候補してくだされば。
でも、自分は立候補しません。過疎スレに長文を垂れ流すのみ。口だけ将軍、タイピングだけやろーです。
まさに外道!(すいません)
>>337 たにツクのお勧め、ありがとうございました。
part10まで見させてもらいましたので、感想をば。
確かに、独特の面白さがあるということを感じました。
まず福袋のような、「何が出てくるかわからない」面白さがありますね。
それでいて、「当たったらもうけもの」という感じのスタンスが良いです。
出来の悪さを責めるんではなくて、出来が良かったら、ラッキー。
人生においても、そういう態度が大切だと気付かせてくれます。
期待値のハードルを下げておいて、ちょっと作ってあるゲームに当たった時のワクワク感をすごく感じさせてくれる造りだと思います。
基本的に私もRPGはプレイする側ですが、「RPGツクールDS」でツクってコンテストに出した経験があるので、
作る側の気持ちも若干ながら理解できるつもりではあります。
ちなみに、そのときには120時間かけてツクり、
評価は「敵が硬い」「エンカウントが多い」「同じ敵ばかり出てくる」「クリアできない」「微妙」
……心が折れました。
しかしその後、「RPGツクールDS2」で気を取り直して別の作品を創ろうと一念発起。
結果は、150時間かけた末にエターなりました。
なので、何かを創るということの大変さは、それなりに感じています。
この動画群では「RPGツクールを買ったのはいいが、夢の残骸になってしまった」というのが「あるある」と微笑ましく見られました。
あとは、人のRPGを見るということ自体も、やはり楽しいんですよね。
「どういう風に楽しませてくれるんだろう?」という期待感。
加えて、良く出来ていないものが、その出来ていなさ加減が逆にシュールで面白いということも。
なんだろう、プロ野球で言ったら珍プレー、ドラマでいったらNG集的な。
たとえば、RPGツクールで。
自分が街にはいると、街の人が寄ってきて「やあ。ここは○○の街だよ」というイベントをつくろうとしたとき。
テストプレイすると、
@こっちに来たのはいいが、自分をスルーして画面外に消えてしまう。→お前はどこいくんだよ
A「やあ。ここは○○の街だよ」「やあ。ここは○○の街だよ」「やあ。ここは○○の街だよ」と連打する。終わらない。→そんなに言わんでも分かる
こんな感じで、ひとりでツッコんで爆笑してましたw
そういうことを、色々考えさせてもらえた作品群でした。
私が時間が取られる作品群を見ることを少なくなったのもあり、視野を広げられるご紹介でした。ありがとうございます。
他にも、紅白スレ240氏のお勧めの作品や、FLASHに対する見解など、色々気軽に書いてもらえれば何かしら議論が深まるところもあるかなと思います。
議論が深まらなくても、少なくともこのスレの燃料となりますので宜しくお願いしますw
気付けば一週間も間を開けてしまいましたが、
折角感想を書いてもらったのでこちらも返信を書かせて頂きます。
>>339 >>342 絞りきれなかったとはいえ貴重な時間をさいてしまったようで、
やはりPart10は多かったと今になって反省してます…。
創作者の方が楽しめるという感想は意外な答えで、
こちらとしては全く意図した訳ではないですが妙に納得してしまいました。
そういう意味では創作者以外の人達も楽しんでた頃が好きな人には、
何とも複雑な心境にさせてしまったかもしれません。
プレイする方が好きならもしよければたにツクもプレイしてみてほしいですね。
>>344 >>345 ツクールDSのコンテストに作品を出した経験があるくらいなら、
この雰囲気にもすぐに溶け込めるでしょうね。
確かにNG集的なよくできてなさが面白いんですけど、
それでもよくできてるものを求めてるところが何とも絶妙なバランスですね。
色々気軽に書いてもらえればとのことですが、
今のところこれだというものもないので気が向いたらといった感じでしょうか。
気が向いた時に来てもここが続いてたら何よりです。
あー、あれっすね。ツクールには初心者殺しというか、手軽に見えながらも複雑な説明書やガイドを読まないとワケワカメってのがあって。
自分もちょっとだけふれたことがあったのだけど、挫折していて。完全に外の者ってわけでもなく。申し訳ない。
ツクールといえば、VIPRPG紅白2013が今年も開催されました。
ttp://vipkohaku2013.web.fc2.com/vote0.html こういうのにも触れていたいのだけど、躊躇があって後回しに。そんな時ランキングやレビューがあると、目安となり嬉しく。
逆転ザックやってみました。30分ほどに収まる丁度いい軽さがあって、会話の楽しさやシナリオもしっかりしていて、中々の名品。
逆転裁判5買ってみました。楽しかった。
Flashの紅白2013。YAMADACATの気になった対戦カードを復讐。うわー、やー。
Merry Go World -independent animation-
ttp://www.youtube.com/watch?v=buo48cKhX5A スルスルと溶けていくように、心に染みる作品。分かりやすい。
かと言って直ぐに飽きてしまうような単調さはない。
労力は地味にかかっている。でも、それを醤油ドバドバと見せつける訳ではなく、噛み締めるごとに新しい喜びがある。
ピエロのような儚げな曲と色彩から生まれるだろう空気感、更に左から右へとスクロールし続けるカメラワークの安定感。
それを挟む冒頭の一言と、オチも相まって、とてもとても哀愁ある雰囲気に浸れる。
だけだろうか?
これを作り出すテクニックや労力が隠されているんじゃないだろうか。
この物語、夜の遊園地から始まり、やがて朝が来て、昼になる。
一見目では気づかないほどにさり気なく。
それは抑えた色調にあるのだろうし、敢えて時間経過に焦点を当てない演出にもあるのだろう。
心憎い。
背景にはさり気ない遊び心がある。東京スカイツリーに、国会議事堂に、競馬場。
頬を緩ませると同時に、高さ・政治・速さと、競争社会的なものを取り入れて、画面を賑わせながら、オチの切なさを深くしている。
他にも飛び立つ鳥の群れ、澄んだ湖、森の中や街の中にいると実感させる手前と奥行きを意識したシンボルの配置。
車は走り、電車は通り、花吹雪が散る。
緩やかな曲とは相反して、二分という時間の短さに甘えない、飽きさせまいとする強迫観念にも似た動画としての配慮を感じた。
心憎い。
そして、やはり特筆したいのが、カメラワークの妙。
左から右へと、淡々と進むようなカメラ。
に見えて、車や馬の刺激を受けて、微妙に加速や減速をしている。でも、決して繋がりを否定しないさり気無さで演出されている。
この淡々とした感じが、とてもメリーゴーランドらしく、それがオチに繋がった時の驚嘆が深まる。
一定したテンポに安心しながら、馬さんの旅を見守れる。世界を旅している気になる。
しかし、それは最後の最後で裏切られる。
逃避行の行くすえのゴール。ゴール? え? と戸惑わせながら、身近にあった筈のカメラは鳥瞰し始め、ぐるりと回り込み高く高く飛んでいく。
身近にあった筈の世界の、そう思えたからこそのショッキングな別れ、離れていくカメラや神にも似た作者の視点からのサヨナラ。
地球一周する人は真っ直ぐに道を進みながらも、やがて同じ場所にたどり着く。世界は円で出来ている。
そこまで行かない自分でも、相槌を打ってしまうような後味がある。
『人生はメリー・ゴー・ランドのようなものだ』
流石に馬のように先へ先へと歩み続けるような、足や気力は無い。
でも、皆と同じように流れ行く時間を私たちは共有し、生き続けている。否応なく。
少しでも前へ行けたらなとは思ってたけど、結局は毎日を、夜明けから日没まで、回転し続けているだけなのかもしれない。
(おっと、ちょっと思った。この作品、もうちょい足して夕日や夜まで、一日を描ききっていたら、最後と最初がループして、より心を打ったかも)
最後は、あんなふうに世界を見つめて生を終えたい。どんなに苦しく切なくても。眠れる奴隷でいたい。目覚めることに救いがあるような。
Schrodinger’s Cat
ttp://www.geocities.jp/leonard08091/schrct アクションが主体。
でも滑らかアニメーションとは行かず、所々、動きが止まっている。
だけど、それが味になっている。静と動の対比のように、アクセントになっている。
それを支えるカメラや構図、これは本当に新鮮で飽きさせない。
Flashでは、見慣れていない、使い古されていない、キレッキレのアクションをしてるんすね。私が感じるに。
そして曲が雰囲気を作っている。merry go world でもそうだけど、幸せな出会いをしました。
映像を引っ張る力を音が持っていて、音だけではなく、声の強さや曲調と同期していて、マッチしている。
その使い方にも工夫の跡が。
途中ではぁはぁと息切れを入れることで、曲をリセットして、終部でのあの揺さぶるサビとの一体感を生み出す。
この作品は絵に荒さがあって、今回は迫力として活かされている。
ただ、同時にこの個性を保ちつつ、更なる境地へと磨ける画力向上の余地は、十分にあるようにも思う。
出来れば、ナイトメアシティや救世主猫の方向には、行かないで欲しい。丁寧に小奇麗になってしまったら、失われてしまうものがある。
人気は出るだろうけど。だけどそれでも。
何だろうね、表情というか眼がいいっす。気持ちや感情や心、もっと言えば魂がこもっていて、息づいている。
さて。この作品は作品内でのリアリティーをどれだけ出せたかを観てみると。
アクションシーンや話の切り方に、その気遣いが行き届いているんだけど。
序盤にフィクションっぽさを強調してしまう部分が残っている。
身代わりの術である。忍術でございます。
カカシ作ってるフサギコの不似合いさにクスリと来たり、ちょっとセコイナーと。
ストーリー。サイレントで何処まで伝わったか、自分なりに。
・ギコとフサギコは殺し屋。それも互いに一方的に始末する凄腕の。
・黄色のモララーっぽいのが、手配書でギコにフサギコを殺すことを、携帯でフサギコにギコを殺すことを依頼している。
・そして互いに傷つけ合い、殺し合う。
・その結果を見つめる観察者としてのモララー。結末は彼だけが知っている。
その無表情さから、同士打ち、計算通りだったのかな、と妄想してしまう。
やっぱ、どす黒いよモララー。私の妄想はピンクなお花畑。
>>346 どうもでした。
ここは気長なスレなので、たぶん気が向いたときにもあると思います。なかったらドンマイ。
大雪のニュースがありましたが、ここは大雪の中にたたずむ小さな山小屋みたいなものだと思います。
ゴージャスではないかもしれないけれど、一応毛布が置いてあり、暖炉に、パチパチと薪が燃えている。
凍える吹雪とか、台風とか、宇宙人の襲来に遭われたら。またいらっしゃってください。
>>350-351 >Schrodinger’s Cat
中々の力作でしたよね。アクションの迫力に見入ってしまいました。
キレっキレのバシっバシ。死に物狂いで戦う表情の描き方も巧みです。
絵の粗さも、ここでは心情と結びついてプラスに働いているのも同意です。
ただ、やはりそのアクションを生かすストーリー描写という点では向上の余地がありそうですね。
タイトルが「シュレディンガーの猫」ですから、研究者がいて、中で二匹が争って、ふたを開けるまでどちらが死んでいるのか、いないのか分からない。
それを描写していることまでは何となく理解は出来るのですが。
それ以上のバックグラウンドが読み取れないのがもどかしい。
「シュレディンガーの猫」って、私にはFLASHのアイデアとしてはすごく魅力的に感じます。
それを文学的に捻ってくれたら、よりアクションが引き立つのかな、と。
「救世主猫」も「ナイトメアシティ」も、ストーリーが多少分からなくても、
「ギコがしぃを護りたい気持ち」が伝わってくるので、そこで感情移入が出来てしまう。
王道がゆえの卑怯さといえるかもしれません。
もちろんそれを後追いする必要はありませんが、「何故戦っているのか?」→「仕事の成り行きで」「シュレディンガーの猫がモチーフだから」
だけでは、多少物足りない部分があるのかもしれない。
そんなことを私が思った確率は50%、思わなかった確率も50%です。これは1:1で重なり合っている。はてさて。
まー、なんつーか、ジプシーなわたしは毛布に灯油を撒いて、ぼろぼろになるまで放火して何食わぬ顔して別所に移る、なんてことがありそう。
よく続いてるな、と我ながら感心。
何時か来る熱血ハルマゲドン後も、あなたなら焼死しないで一人でも生きていけるっ! 笑止!(冷た)
>アクションとストーリー
っていうのはホントにさじ加減がムズイっすね。
良くある話にすればブルースリーやジャッキー・チェンみたいなヒーローが居て、魅力的なボスキャラが居てなど。
家族を守るとか、復讐とか、形見とか、強いってなんですかとか。
でも、そういうのを掘り下げると、善悪、敵味方がはっきりしちゃって。
で、シュレディンガーに関しては、そこら辺の色付けが凄く曖昧で、ギコでもフサギコでもどっちにもつかず、つまりどちらも応援せず、俯瞰しながら観ていて。
それで勝敗ついたー! と思いきや、イベントが続くってことでカオスに落ちていく。
そんな螺旋、殺し合うこと自体の虚しさ、虚無感。みたいなのが、ストーリーなのかなとも思えます。
じゃー、なんだろう。緩急の緩の部分でもうちょい取っ掛りがあれば、受け入れやすくなるかなと思いながらも、
今作のこの不純物が少ないアクションや、感情移入させないあやふやさも捨てがたく。
これはこれで好きな、私みたいな人もいる。でも、なー、なんだろなー、インディーズっていうかマイナーになっちゃうんだろうなー。
やっぱメジャーでロックンロール歌うってのがなー。盗んだバイクで走り出すー。
そんなメジャー進出に関して、最近、凄く嬉しいことと悲しいことがありました。
嬉しいこと
ttp://www.youtube.com/watch?v=k9IXFr-1jT8 悲しいこと
ttp://matome.naver.jp/odai/2137144725518429201 うううううう、自分はフジテレビの目覚ましTVを見て、すげー好きになったんで。朝一番に脱力できて、ほんのり幸せで。
shockwaveファンなら泣けるあのROBOT(zoo keeper)と青池良輔さん(CATMAN)との豪華スタッフ。
メディアミックスでブームになる兆しもありあり。
でも、やっぱり声優・脚本の幹にいて、あの緩さと間を作り出した監督さんが志半ばに出て行ってしまうなんて、悲しい。
TV予算を貰ってこれ以上のどんな豪華スタッフになっても、ロペくんとアキラ先輩、ダメになっちゃうんじゃないかなってすげー不安で。
そんなら地道に活動していて欲しかったって想いがありながらも、何せ知ったきっかけが、その、めざましTVだったもんで。
ジョイフルランドの曲を聞きながら、しんみりしようと思います。
>>353 んー、そうですねえ。
ハルマゲドンが起こったら、また山頂から雲の行く末を見届ける毎日に戻るのかな。。。
もし何か焼きたくなったときには、私に言ってくださいね。とっておきのパン焼き器を貸しますので。
ただ、焼死というか、笑止というか、少子化というか。
ハルマゲドンが来る前に、今私は腹痛で逝ってしまいそうです。アイテテテ。
ひとまず正露丸を飲むことにしますが、次に書き込むときに生きているか逝ってしまってるかは、1:1かな〜、という感じはしてます。
それでですね。
なるほど「感情移入させないあやふやさ」というのは、言われてみればそれも魅力になりえるのでしょうね。
不純物が少ないアクションとして魅力があるというのも、ごもっとも。
それを聞いて、FLASHには「芸術」と「作品」という二つの方向性があるのかな、と改めて思いました。
「作品」というのは、作者が何かしら伝えたいことがあって、それを表現する手段として「作品」が出来る。
「芸術」というのは、何かしら爆発するものがあって、それが結果として形になって「芸術」になる。
私はFLASHを「作品」よりのものとして捉えており、日刊氏は「芸術」よりの捉え方をしているのかなと思ったり。
そんなことを思いましたが、どうでしょうね。
後は、かつてかなりの冊数を読みあさった星新一ファンの自分としては。
今日(昨日?)の土曜プレミアムでのドラマ化は限りなく残念な感じでした……。
FLASHと重ね合わせて考えれば。
テレビで放映される数十分から数時間のドラマよりも、断然、数分のFLASHが面白いこともあるということ。
そんなところから糸口があればいいなと。
あー、何かナンが食べたい。パンよりナンが。
あんまり負担にならない自分なりのスタイルを見つけて、その結果、場所が生まれれば、それでそこにナンがあれば。
でもわたしは登山よりも、昼寝をしたい。疲れたなら眠りましょう。冬眠しましょう。
「作品」と「芸術」ですかー。
うー、なんだろー。自分はその日の気分とその時の印象で、ばーっと感じたことを書いて、そこに根拠や理由を添えてって感じで。
そうゆーのが、芸術は爆発だ! ってなるんだろか。
自己分析すると方向は「食品」って感じな印象です。美味しかったり色んな味を楽しんで、そんでエネルギーになって、血や肉や骨になってくれたらって。
じゃー、そうして生まれた感想は? 排泄物? あー、あー。
縛られずに心の赴くままで居ようと思ってます。
わたしは土曜日はBSで「スタンド・バイ・ミー」をながら見してました。
やっぱり陽気なようで陰のある雰囲気と音楽と幸せと寂しさと哀愁に、じぃんと為りました。すげー、映画です。
この映画も原作はご存知、巨匠スティーブン・キングの短編小説が題材になっとります。
で、まー、音楽といい、ストーリーといい、狭い場所で必死な子供たちといい、心を震わせ、最後にあの歌で、うわああああと。
ダーリン♪ ダーリン♪ スタンド・バイ・ミー♪
なんでしょーね、文字(小説)→ビジュアル(絵化)→映像(アニメーション、音)と、それぞれ加工を間違うと、目も当てられなくなる感じで、
あああああああ!
となるのでしょうが、上手く行きさせすれば、原作そのものの雰囲気や、原作と違った映像ならではの雰囲気を生み出せる。そんな
あああああ!
ショートショートみたいな短いFlashで魅せてくれるのはモナ倉さんやnamidaさんが、多作で、色々チャレンジしていて、好きでした。
358 :
Now_loading...774KB:2014/04/20(日) 21:31:17.35 ID:xFX5ETRM
ジャバ
359 :
Now_loading...774KB:2014/05/28(水) 21:41:38.74 ID:sXNgLtFD
寧ろ逆に満足だろ
他に別に満点だろ
当然正反対に満腹だろ
あけまして おめでとうございます
2014ねんが あっというまに すぎていき
このスレも 3しゅうねんを むかえた ようですね
ひとつのじだいが すぎさった
いまは そんなきもちに ひたり
なんともいえない さびしさを かんじる
でも どこかに すがすがしさも ある
それは せいいっぱい なにかしら やりきった からかな
ときの ながれ は さらに ゆっくりに なって いきそうです が
ほんねん も よろ しく おね がい します
べてらん
加藤登紀子さんの「百万本のバラ」について。
新聞で本人のコラムが出ていたので、ここに残しておきます。
>デビュー50周年を迎えました。
>今年は、1980年代に大ヒットした「百万本のバラ」を改めてテーマに据え、活動するつもりです。
>もとは、旧ソ連からの独立を訴えていたラトビアの詩人が、大国に影響され続けた小国の悲しみや絶望感を詞にしたものです。
>その後、旧ソ連の詩人、ポズネセンスキーが、グルジアの貧しい画家の人生をロシア語で詞にまとめ
>「百万本のバラ」として発表し、80年代末、旧ソ連全土で大ヒットしました。
>この頃、東西冷戦が終わり、旧ソ連は崩壊し、大きく世界が変わっていきました。
>不思議なことに、歌というものは、歌詞が変わり、国を越えても、元の曲に託された思いが残るものです。
>そして対立や悲しみを普遍的な愛に変え、人々をつなぐ力があります。
>「百万本のバラ」は、そのような力を持った曲ではないかと思っています。
>そして、この曲には、「報われなくても、信じた希望や理想を持ち続けたい」という熱い気持ちがあふれている。
>「国や民族の対立、格差が広がる今の時代に、もう一度聞いてほしい」。
>そんな思いで、6月にはラトビアの交響楽団を招き、「百万本のバラコンサート」を開催する予定です。
>一昨年12月から、毎日新聞朝刊に掲載されている「おんなのしんぶん」で、
>対談「Tokiko’s Kiss」を続けていますが、歌と同じように会話を通じて、
>普遍的な愛を込めたメッセージを届けていきたいと考えています。
(2015/2/20(金)毎日新聞)