自分の作ったシナリオで他人にFLASHを作ってもらうスレ3
※今回からルールが一部変わっております。 ◆シナリオ投下に関する注意 ・ここは依頼所ではありません このスレの役割は発想者の手に余るアイディアの保管と、 その展示によって職人の発想を補完または促進することです。 よってここへのシナリオ投下はあくまで素材の提供に過ぎず、 その素材を使うか否か、どう使うかなどは職人次第。 例えスルーされても、思い通りの映像にならなくても、 よほどひどいイジリ方とかされない限りは怒らないように。 それが我慢できない方は製作依頼スレへ。 ・内容と形式は原則自由 内容は過度のエログロ、黒、誹謗中傷等でなければ何でもあり。 文章形式も箇条書・ト書・小説モドキに詩文等、お好きにどうぞ。 シナリオを書き込む際、長くて複数レスを跨ぐ場合は、 1レスごとに何の続きかをレスアンカーまたはタイトルで示し、 まだ続くのかそこで終わりなのかも忘れずに書いてください。 ただ、あまりに長いと一つの映像作品にすること自体困難になるので、 シナリオの長さはほどほどに。 どうしても長いのが書きたい場合は数話に分割して小出しに書き込むか、 テキストファイルにまとめて適当なアップローダを使用してください。 ・使用楽曲の指定について BGMを指定する場合、その曲名・作者名と試聴または DL可能なサイトのURLを明記してください。 当然ながらファイルへの直リンクは禁止。 また、黒楽曲を指定しても権利上使い物になりません。 選曲の際はなるべくフリーの曲を、作曲者の定める ルールに留意して選ぶようにしてください。
◆フラッシュ製作に関する注意 ・使用許諾申請は不要 このスレに書き込まれたシナリオは、全てフリー素材扱いになります。 どのシナリオを誰が何度使ってもかまいません。 事前の使用許可願いや製作宣言なども必要ありません。 ただし作品が完成したら、使用したシナリオのタイトルと作者名、 ならびに当スレとまとめサイトへのリンクを作品内か 展示ページ内に必ず明記の上、このスレまでお知らせください。 なお、シナリオでBGMが指定されていることがありますが、 こうした楽曲はこのスレとは無関係に製作・公開されているものなので、 使用に際しては作曲者の定めるルールに従い、 個別に許可を取ってください。 ・シナリオの内容改変について 前述の通り、このスレのシナリオはあくまで素材です。 それをどう使うかは職人次第。 そのままで面白ければそのまま製作を。 いじった方が面白い、または他とネタ被りたくないという場合は、 パロディ、外伝、アンサー作品等々、その他様々な切り口で。 ただ、どう手を加えるにしてもなるべく原作を尊重してください。 最低限、原作のタイトルと作者名表記は忘れずに。 また、もし改変の是非について不安がある場合は、 予定する改変内容をスレに提示し、シナリオ作者とご相談を。 注意事項は以上です。 これらを踏まえた上で、存分に脳みそ遊ばせてください
>>1 乙&お久しぶりです。
最近リアルで忙しいんで、もうちょっとしたら何か投下しようと思います。
作品名とFLASH,このスレに実績は無いのかね?
>>6 まとめを見てもらえれば答えが出るかと...
そのまとめもずいぶん前から機能していないので
全てが載っているわけではありませんが
9 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 21:56:05 ID:htuAiSaM
>>1 さん、乙です。
では、早速ですがストーリー・2章を載せたいと思います。
第二章 別れ
村に着いた四人は驚愕した。
ついさっきまで住んでいた自分達の村が業火に包まれているのだ。
村の所々で呻き声が聞こえる。
ギコがはっとして、炎の少ない所を見つけて走り出した。
ギコ「誰か!誰か居ないか!!」
村のおじさん「ギコ・・・君・・・。」
地面に倒れこんでいたのは、ギコ達と親しい村のおじさんだった。
ギコがおじさんにかけより、上半身を起こした。
ギコ「おじさん・・・一体、何が・・・!?」
村のおじさん「白い研究服を着た男が・・・炎を吐く獣を・・・。」
ギコの頭に、さっきの男が浮かんだ。
ギコ「あいつが・・・村を・・・!!」
ギコは怒りで震えていた。
ギコ「それで・・・その獣は・・・!?」
村のおじさん「その男が連れて帰ったよ・・・。」
モララー「話は聞いたよ。」
いつの間にか、モララー達が追い付いて来ていた。
モララー「とりあえずは、ここから移動しよう。火が強くなってきている。生きてる人達も危ないだろう。」
ギコ達は頷き、それぞれが四方に散った。
10 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 21:56:40 ID:htuAiSaM
おじさんの所にはモナーが残った。 モナー「さぁ、おじさんも行きましょう。」 村のおじさん「私は・・・良いんだ。」 モナー「ど・・・どうして・・・!?」 村のおじさん「足が・・・家の破片に挟まれてしまった。足がもう・・・使い物にならないんだ・・・。」 家の破片からはみ出ているおじさんの足を見ると、血が滲んでいた。 モナー「少しくらいなら、僕は治せるかもしれない・・・!」 モナーは、多少の医療技術を持っていた。 村のおじさん「無理だよ・・・見てごらん。」
11 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:02:32 ID:htuAiSaM
小さな家の破片をどけて見ると、片足は完全に潰れてしまい、もう片足はおかしな方向に折れ曲がり、 無いはずの場所に間接がもう一つ増えているようだった。 村のおじさん「・・・な?このままだと、君までも死んでしまう。死ぬのは私だけで十分だ。・・・さぁ。もう行くんだ。」 モナーの頬を一筋の涙が伝った。 その表情は、悲しさと悔しさで埋まっていた。 モナー「ごめんなさい・・・!ごめんなさい・・・!!僕に、もっと人を治す力があれば・・・!!」 泣くモナーの頭を、おじさんはそっと優しく撫でた。 村のおじさん「良いんだ。君のせいじゃない。ただ、私のわがままを一つ聞いてくれ。」 モナーが涙で滲んだ目を拭き、おじさんの目をじっと見据えた。 村のおじさん「奴を・・・絶対に許さないでくれ。」 モナーが頷いた。 モナー「分かったよ。おじさん。・・・必ず、僕達が・・・。」 村のおじさん「・・・ありがとう・・・。」 そう言うと、おじさんは全力でモナーを突き飛ばした。 モナーが驚いた瞬間、横の家が崩れ落ち、モナーの目の前を破片が横切った。 モナー「お・・・おじさぁぁぁん!!」 モナーがその場に崩れ落ちた。 モナーは、何かに喋りかける様に、虚ろな目で呟いた。 モナー「おじさん・・・最後まで、僕を守ってくれたな・・・。」 モナーが手を強く握り締め、その手の甲に涙が落ちた。 モナーが又も涙を拭いた。 涙を拭いた後の目は、決心の目だった。
12 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:07:00 ID:htuAiSaM
モナーは立ち上がり、生きている人がいないかを探した。 ほんの少しの希望だった。 しかし、そのほんの少しの希望でも、モナーは絶対に諦めなかった。 しかし、現実はモナーの希望を裏切り、生きている人は見付からなかった。 やがて、呻き声が聞こえなくなり、火も消えた。 モナーはギコ達と合流した。 ギコ達の顔には、悲しみと怒りが共通に感じた。 ギコ「・・・生き残りは・・・?」 モララー「見れば分かるでしょ。・・・いないよ。」 しぃ「おじさんも・・・だめだったのね。」 四人が悲しみに呑まれている時、モナーが沈黙を断った。 モナー「・・・みんな・・・。僕は、おじさんからの伝言を受けている。」 三人が、モナーを振りかえった。 モナー「『奴を絶対に許さないでくれ』」 四人が、まるで合わせた様に同時に頷いた。 しぃ「奴を追いかけましょう。」 ギコ「・・・どうやって?」 モララー「研究服を着て、あんな化学植物を生み出せるんだ。本島・ゼウスのどこかだろう。」 モナー「追おう。準備が出来次第。大きな船が船が一隻あるはずだよ。」 ギコ「よし、各自、家から使える物を持って来い。少ししたらここに集合だ。」 モナー「あっ・・・。ちょっと待って。」 そう言うと、村の残骸がある方向に向かって腰を下ろした。 そして、横に落ちていた一本の枝を地面に刺し、火を付けると、何やら呪文のような言葉を呟いた。 ギコ達には、何を言ってるのか分からなかったが、最後の言葉だけ聞こえた。 『憐れな魂達よ・・・安らかに眠れ』
13 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:08:32 ID:htuAiSaM
そうすると、モナー以外の三人も、同じ事をした。 気のせいだろうか。 モナーには、天へ昇る薄紫色の球体が見えた。 モナー「みんな・・・ありがとう・・・。」 四人それぞれが、各自の家に戻った。 そして数十分後、同じ場所に四人が揃い、覚悟の確認をすると、船に乗りこんだ。 モララーは少し不安を抱いていた。 海だと自分達は丸腰のようなものだ。 こんな船で、ゼウスまでの長い航路を生き延びていられるだろうか。 そんな不安を抱えつつ、四人は海へ出た。 どのような生物が待ち構えているかも分からない、恐怖の海へ。
14 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:10:44 ID:htuAiSaM
・・・以上、4AA’s road2章でした。 では、引き続き三章を書き込みます。
15 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:17:27 ID:htuAiSaM
三章 旅立ち モララーの予感は、当たってしまっていた。 海の凶悪生物に襲われないだけましだろうが、何度も嵐に巻き込まれた。 しかし嵐は、来る度にしぃが予測し、ほとんどを免れていた。 モナー「しぃちゃんが予測してくれるとは言え・・・答えるなぁ・・・。」 数回は当たった嵐は、容赦なく四人の体力を削ぎ落としていた。 大きな船とは言え、下手すると転覆してしまう。 四人は大きく動き回り、無事に嵐を超えていた。 ギコ「モナー・・・まだ島は見えないか?」 四人の疲労はピークに達していた。 モナーが双眼鏡を覗きながら答える。 モナー「まだだよ・・・。」 モララー「地図上だと、もう少しで見えるはずなんだけど・・・。」 しぃが海水から飲み水を精製していたその時、しぃが何かを感じ取った。 しぃ「嵐が来るわ・・・いいえ、嵐じゃない・・・!何かが近付いて来てる・・・!」 その言葉と共に、四人は疲れた体に鞭を打ち、奮い立たせた。 それは、雨雲と共にやってきた。 海面からぬっと突き出た体。 それは巨大なムカデだった。 しぃ「ギガンティック・インセクト・・・」
16 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:18:01 ID:htuAiSaM
しぃはそう呟き、説明を始めた。 しぃ「ギガンティック・インセクト。数の少ない超巨大ムカデ。全地域に生息可能。その長い体と硬い甲羅で相手を襲う。究極の雑食性。 頭も良く、長さは幼虫の状態で五メートル。最大はまだ分からない。・・・海にも生息できるから、測れないの。」 ギコ「陸での最大サイズは?」 しぃ「三十五メートル。」 モナー「・・・弱点は?」 しぃ「・・・雷・・・。」 モナー「あるわけ無いよね・・・!」 四人は戦慄した。 その時、ムカデはスピードを上げた。 みんなが覚悟を決めた頃、ギコが何かの本を見つけた。 モララー「図鑑だったらもしかしたら役立つけど、それ何さ!?」 ギコ「残念ながら図鑑じゃない。けど、もしかしたらもっと役立つぜ。」 ギコが不敵に笑った。
長作ご苦労様です。 最後までがんばってください〜
18 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:22:33 ID:htuAiSaM
ギコ「三人とも、下がってろ。どんなもんか分からないからな。」 モララー「だから、今のは何なの?」 ギコ「見てれば分かる。」 ギコが船の穂先に立った。 腹を空かしたムカデは、一刻も早く飯にありつきたいらしく、いっそうスピードを上げた。 ギコ「意地汚い蟲め・・・。これでも食らってろ。」 ギコの手の周りに黄色いオーラが集まってきた。 ギコ「えっ・・・と。確か・・・。」 ギコが黄色いオーラをまとった片手を天に向けた。 ギコ「自然の神よ!雷の神よ!今、我と契約し、我に力を貸し与えよ!」 ギコのオーラがいっそう強くなり、ギコがムカデに手を向けた。 ギコ「ライトニング・ボルト!」 それまでムカデに付き添っていた雨雲は反乱を起こした。 ゴロゴロと言う音と共に、いくつもの雷がムカデを襲った。 ムカデに太い雷の筋が当たった。 ムカデは海上で一瞬固まった後、海中に消え去った。 ギコが手の平を見た。 未だ手の上では電気を思わせる音が聞こえている。 ギコ「・・・すげえな、これ・・・!」 ギコがさっきから見ていた本は、魔術の本だった。 モララー「それって・・・何十年も前に消え失せたって言う・・・魔術本!?」 しぃ「魔術・・・って、あの、俗に言う魔法?」 モナー「本当にあったんだ・・・。」 四人が感動に浸ってる時、モララーが提案した。 モララー「全員、ここに書いてある魔法、全部覚えちゃおう。」 ギコ「それは出来ないんだよ。」 モララー「何で?・・・って書いてある。」 モララーは魔法についての説明を読み始めた。
19 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:27:55 ID:htuAiSaM
モララー「魔法には属性があり、術者にも使える魔法の属性というものがある。」 ギコ「俺は雷と炎だった。」 モナー「何で分かったの?」 ギコ「直感・・・て言うのが一番説明しやすいかな。」 モララー「そんな訳・・・!」 モララーは一瞬固まった。 モララー「本当に分かったよ。僕は氷と闇だった。」 そんな流れで、一人一人の使える魔法が分かった。 モナー「風と癒し。」 しぃ「自然と土。」 それぞれが魔法の使い手となった。 これらの能力は、思っても見ないほどの力を発揮するだろう。 そんな時、また何かが現れた。 クラゲ。 巨大なクラゲが宙に浮いている。 が、それは少し違っていた。 小さな宙に浮くクラゲが群生してるのだ。 しぃ「ミクロ・ジェリーフィッシュ。 個々の力が弱い為、群生する。針が鋭く、毒も持つ。そして針は飛ばす事が可能。」 クラゲは異様な音を発していた。 どうやら、さっきの雷で気が立ってるらしい。 毛のように見えるほど針が全体から見える。 そして、そのクラゲは針を飛ばしてきた。 針は壁の様に船に襲いかかった。
20 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:32:58 ID:htuAiSaM
その時、モナーが前に進み出た。 モナー「ギコ君が出来たんだ・・・。僕もやる。」 そう言うと、モナーが腕を天に向けた。 腕は白いオーラを放っている。 モナー「自然の神よ!風の神よ!今、我と契約し、我に力を貸し与えよ!」 モナーの腕の周りに暴風が巻き起こった。 そしてモナーが腕を前に向けた。 モナー「ウィンド・カッター!」 その腕から発せられた風は、針を全て弾き返し、クラゲを分散した。 モララー「僕はもう契約した。行くよ!」 モララーの腕から黒いオーラが噴き出している。 モララー「グラビディ・ダークネス!」 その闇は、クラゲを圧迫し、空間がクラゲを押し潰した。 モナー&モララー「予想以上だ!」 二人が調子に乗っていると、四人の前に何かが現れた。 サメ。 至って普通のサメだった。 サイズ以外は。 しぃ「急に出て来すぎじゃない・・!?」 モララー「本島ゼウスの周りは海獣が多いんだよ・・・。」 サメは船から四人を落とそうと、船に体当たりをして来た。 モララー「・・・っくそ!フリーズ・レイン!」 モララーが呪文を叫ぶと、空からとがった氷の雨がサメに向かって降り注いだ。 しかし、サメは動きが速く、当たる可能性は少なかった。 モララー「当たらないか・・・ならば!」 モララーが更に意識を高め、どうにかして当てようとしていた。
21 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:38:36 ID:htuAiSaM
ギコ「やめろ!」 モララーが叫ぼうとした瞬間、ギコがやめさせた。 ギコ「無駄に魔力を消費してどうする!まだまだ敵がいるかもしれないんだぞ!」 モララーが思い出した様に腕を降ろした。 モララー「・・・ごめん。」 ギコは頷くと、手から剣を出現させて海に飛び込んだ。 しぃ「ギコ君!?何を!?」 ギコ「俺が仕留める!」 そう言うと、ギコの体の前に、電気で出来た球体が現れた。 ギコ「見てろ!応用編だ!」 ギコは三人に向けて言い放った。 ギコ「雷よ!我が剣に交われ!」 そう言うと、ギコは電気の球の中に剣を刺した。 電気の球は破裂し、剣に雷が交わった。 ギコ「・・・っらぁぁぁ!!」 近付いてきたサメに、ギコは渾身の力で切り付けた。 サメの体からは血が噴き出し、ギコも血を噴き出した。 サメは電気の影響で傷が深く、体も痺れていた。 その隙を見てギコは船に上がり、船底に膝をついた。 ギコ「腕を・・・やられた。」 しぃがオロオロするのをなだめ、モナーがギコの傷に手を当てた。 モナー「キュア・・・。」 そう唱えると、ギコの腕の傷が消え、気のせいか疲れが減った。 ギコは立ち上がり、剣を構えた。 ギコ「ありがとよ・・・。さぁ、奴もまだ死んでない。止めを刺しに行く。」 サメは怒り狂っていた。 痺れも切れ、サメの回りは海水が真っ赤に染まっていた。 ギコは又も海に飛び込み、サメの方向に剣を構えた。
22 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:44:37 ID:htuAiSaM
ギコの手から電気の球がまた一つ浮かび上がり、ギコが再び交わらせようとした。 その時、サメは急激にスピードが上がり、ギコに襲いかかろうとした。 ギコが体をひねり避けた。 しかし剣はサメに弾かれ、電気の球からも離れてしまった。 ギコがサメに襲われると思われた瞬間、一発の銃声が響いた。 その音の主はモララーで、モララーの放ったマグナムの弾は、 さっきギコが浮かび上がらせた電気の弾を貫き、サメの頭を貫いていた。 サメは口を開いたまま海中に没した。 海面下ではサメの死体を早速食い荒らしている獰猛な魚が見えた。 モララー「雷よ・・・。我が銃弾に交われ、で良いのかい?」 ギコ「ははっ・・・!あってるよ!ありがとよ!」 モララーとギコが笑いあった。 ギコは船に上がり、その体を休めた。 モナーとしぃは必要以上に心配しており、ギコは少しまいっていた。 ギコ「心配しすぎだって・・・。傷もないんだからさ・・・。モララー、どうにかしてくれ。」 その横では、モララーがニヤニヤしながら、困っているギコを見ていた。 その騒動が収まり、またも四人は船の上でうなだれていた。
23 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:45:15 ID:htuAiSaM
その気だるい空気は、ある言葉で破られた。 モナー「島が!島が見えたよ!!」 三人はガバッと起き上がり、それぞれ順に双眼鏡を回して見た。 ギコ「やっと着いたのか・・・!!」 モララー「長かった・・・!」 幸福の時を楽しむ三人に、何かが見えた。 ギコ「何か・・・いるぞ?」 しぃ「あれは・・・海の神、リヴァイアサン!」 その姿は、竜神の如く、竜のような姿で神々しい光を放ち、遠くからでも強いプレッシャーを感じた。 何も構えず、ギコ達はリヴァイアサンの前まで来てしまい、はっとしてギコが叫んだ。 ギコ「戦闘準備・・・。戦闘準備だ!!」 四人が慌てて用意しようとすると、リヴァイアサンが告げた。 リヴァイアサン「慌てないで・・・。私は敵じゃない・・・。」 四人は止まり、リヴァイアサンを見据えた。 その眼は、不思議な輝きをたたえている。 ギコ「どう言うつもり・・・だ?」
24 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:52:56 ID:htuAiSaM
リヴァイアサン「私は単なる海の守り神。・・・頑張りましたね。あんなに遠くからこんな所まで・・・。」 しぃ「何で・・・私達を知っているの?」 リヴァイアサン「海は私の体。海に入る者の考え、想いは分かるのです。」 モララー「何故、僕達の前に現れたの・・・?」 リヴァイアサン「君達は、運命に選ばれし四人・・・。おごり過ぎた人間達の愚行を止められる四人。」 モナー「何の話か、全然分からないな。僕達はただの村民だ。」 リヴァイアサンが一呼吸置いて話した。 リヴァイアサン「幼い時の記憶は、あなたたちにありますか?」 四人がギクッとした。 ギコ「・・・知ってるのか・・・?」 ギコが一歩、歩み出た。 ギコ「何故なんだ?俺達に記憶がないのは。・・・誰なんだ?俺達は。」 リヴァイアサン「あなたたちは、自然から生まれた存在。神に命じられ、私があの島まで運びました。」 リヴァイアサンがギコに向いた。 リヴァイアサン「ギコ・・・。あなたは、雷の神と、炎の神が力を結集させて生まれた存在です。」 今度は、モララーに向いた。 リヴァイアサン「モララー・・・。あなたは、闇の神と、氷の神から。」 今度は、モナーに。 リヴァイアサン「モナー・・・。あなたは風の神と癒の神から。」 最後に、しぃに向いた。 リヴァイアサン「しぃ・・・。あなたは、・・・海の神と、大地の神から生まれ出ました。」 四人は、ショックを隠しきれなかった。 自分達は、単なる孤児だと思っていたから。 リヴァイアサン「その後、私は神から命を受け、あなたたちを危険のない所まで運びました。」 ギコ「通りで・・・。」 リヴァイアサン「たぐいまれな能力が自分たちにあると思った事でしょう。」 モララー「念じれば手から武器が出るのも、廃れたはずの魔法が使えるのも・・・?」 リヴァイアサンは頷いた。 リヴァイアサン「そう・・・。自然の申し子だからです。」 しぃ「通りで、見た事があると思ってたわ・・・。」 リヴァイアサンがしぃを見据え、しぃはリヴァイアサンを見据えた。 しぃ「お母さん・・・。」
25 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 22:58:23 ID:htuAiSaM
三人が驚いた。 モナー「しぃちゃん、何でだい?何でリヴァイアサンが?」 しぃがリヴァイアサンから視線を外さずに答えた。 しぃ「私が、海の神の子なら、リヴァイアサン・・・あなたは私の親でしょう?」 リヴァイアサンが優しく頷いた。 リヴァイアサン「そう・・・。分かったのですね・・・。」 しぃ「ええ。私達は、これからとても大きな者と戦うのでしょう?それなら・・・力を貸して。」 リヴァイアサン「・・・成長しましたね。しぃ。良いでしょう。力を貸しましょう。しぃ、手を出してください。」 しぃが手を出すと、そこには一枚の鱗が乗っていた。 リヴァイアサン「その鱗を使えば・・・召喚獣が現れるはずです・・・。」 リヴァイアサン「それと・・・。」 しぃの体を青い光が包み込み、しぃの体に力が溢れた。 しぃ「ありがとう。リヴァイア・・・いえ、お母さん。」 リヴァイアサンとしぃが微笑み、リヴァイアサンはギコ達に告げた。 リヴァイアサン「さぁ。行きなさい。私のすぐ後ろの島がゼウスです。」 ギコ「ああ。ありがとう。必ず世界を止めて見せる。」 そう言うと、ギコ達は船を島に着け、上陸を始めた。 船の最後に降りたモララーは、リヴァイアサンに一つ質問した。 モララー「アンタみたいに・・・僕達の親がこの島にいるのか?」 リヴァイアサン「ええ・・・。厳しい親もいるし、優しい親もいるでしょう。」 モララー「ははっ・・・。厳しい親じゃない事を願うよ。」 リヴァイアサン「しかし・・・会いに行きなさい。あなた達の力になるはずだから。」 モララー「・・・。ああ。分かったよ。」 そう言うと、モララーはギコ達と共に進み出した。 その後ろ姿を見て、リヴァイアサンは祈った。 リヴァイアサン「全知全能の神よ・・・。あの子達に、ひとしずくでも多くの幸運を・・・!」
26 :
ジョーカー :2005/11/15(火) 23:00:49 ID:htuAiSaM
・・・以上、4AA’s road第三章の終わりです。 第四章からは明日書き込みます。 Flashにしてくれる方を期待しております。
>>5 お久しぶり。
いいの期待してますよ。
ところでテンプレに入れ忘れたのだけど、ライター諸氏へ。
シナリオ執筆の際、下書きから清書まで
書き込み欄で一発書きするのは危険です。
ネタはまず紙にでも書いて、最低一晩は寝かせましょう。
話が長い場合は特に。
まあ今のとこやってる人いないようだけど、念のためね。
それからジョーカー氏へ。
長編小説規模のネタとなると
さすがにレス消費量がバカにならんので、
4章以降はテキストファイルでお願いできませんかね。
といってもファイルをどっかに上げる場合は
すぐ流れてしまう恐れもあるから、
まとめの人が拾ってくれることが大前提なのだけど。
前スレで引継ぎ申し出てくれた方々は
もう動いてくれてるんだろうか?
28 :
通りすがりA :2005/11/16(水) 01:14:44 ID:FiFUc3xw
>>1 様乙です
前回みたく短編ですが次なる作品ができましたので、
明日くらい投下します
29 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/11/16(水) 15:38:34 ID:ipGewUb5
前スレで書き込んだ者です。主題歌の作曲を他スレに依頼してもいいですか?
TEXTにするとどうしても見てもらう機会が減る現実。 スレ消費するとどうなるの? 別にドンドン消費すればいいじゃないか。 活気がでるってのはそういうことでは?
>>30 同意。ガンガン消費してガンガン建てようぜ。
活気を取り戻すために率先して書いてくれるライターは有り難い。
前スレ
>>973 構成力や複線の張り方なんかに言及するならともかく、
俗に言う「ファンタジー」にリアルの設定持ち込んでどーすんだよ。
お前の言ってる事は
「魔法なんて現実に在るわけないじゃん。もっとよく調べて書け」
って言ってるのと同じレベル。どれだけ破綻してるか解かるよな?
あの作品はそもそも、銃に焦点当てて描かれた作品ではないはず。
文章からソレくらい読み取れないのか?指摘が的外れなんだよ。
さらに言えば、自分の銃知識を鼻にかけて自慢したい意図が見え見え。
そういう、自分のやってる事が一番厨臭いのに「フラ板低年齢化発言」。
マジでお前、痛いよ。
前スレ
>>982 最初の方は良かったんだが、また自己顕示欲全開w
>面白い話を書こうと思えば専門的な知識がいる。
いらねーよw日常の何気ない出来事を面白く描くことだって能力だ。
銃や、物理法則、常識に忠実に描いた作品だけが面白いのか?
杓子定規にも度が過ぎる。主観的過ぎるんだよ。
だいたい、お前はフラ板に何を求めているんだ?
フラ板はシナリオを書くのが専門じゃないんだ。レベルが低くて当然。
しかも、レベルが低いと言うだけで具体的にどこがどう悪く、どう直せばいいか全く述べられていない。
はっきり言って、お前に作品を批評する資格は無いね。チラシの裏に行っといで。
32 :
通りすがりA :2005/11/16(水) 23:39:32 ID:FiFUc3xw
タイトル 「次」 男はいった まだ次があるじゃないか 次に希望をもてばいいじゃないか でもそんな言葉は女には気休め程度だった ある日女は男に思いを告げた それをきっかけに女は仕事場に来なくなった 男は心配して女の家へ行った しかし女は留守だった 男は当然 女がどこにいるのか探した 探したがどこにもみつからない わかってるあの場所だ けれど男ははじめはそこにはいかなかった 男と女は幼馴染 なぜか大学、アルバイト先と同じところ 仲がとてもよかったわけじゃない かといって悪いわけでもない いっぱい話せて 親身に相談できる友達 だから心配だったのか そうではない きっと好きなのだ
33 :
通りすがりA :2005/11/16(水) 23:43:03 ID:FiFUc3xw
女がいた やっぱりあの場所にいた そこは昔女が帽子を落とした場所 そこは男がずぶぬれになった場所 そしてそこは 二人の思い出がある場所 女はいった 次なんてないよ けれど男は続けた 次があるさ 人生は一度きりだよ 女は笑った その男の矛盾しすぎている言葉に 一度きりの人生に 次があるの? 女は笑いながらいった 何にでも次はあるさ 男は真顔でそう答えた 女はまだ笑っていった じゃあ次にあなたに告白する機会があるなら いつになるのかな 男はいった 10年後に 10年後にここへまたくる そのとき教えるよ 誓う
34 :
通りすがりA :2005/11/16(水) 23:45:10 ID:FiFUc3xw
女は夕日に振り返った 男は女に気付かれないように その場をさろうとした 女は夕日を見ながらいった 誓うって、なににさ 男は振り返らずにいった 俺の人生の次にさ 女はいった なにそれ・・・ そしてあの場所には女しかいなくなった 翌日からなにごともなかったように 女は仕事場に復帰した 男はフランス行きの飛行機に乗っていた 10年後 アノ場所には男と女がいた 男はいった 次があったな 女はいった 10年前のこと教えて 男は夕日を見ている 人生の次ってなに? 男は答えた 俺とおまえが人生を終えたその次 俺とおまえで人生を終えたその次 女は笑っていった なにそれ・・・
35 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/16(水) 23:52:53 ID:bZ0c8b2W
何だか前スレでかなり色々言われていたようですが・・・。 私の話しは書き込まれるだけでも不快ですか? 不快ならこの話しは書き込みませんが・・・。 私は、この話しを続けても良いのでしょうか・・・?
36 :
通りすがりA :2005/11/16(水) 23:57:38 ID:FiFUc3xw
女はいった じゃあ、あなたに告白する機会はいつ? 男はいった ないよ 女はそっぽをむいた やっぱりないじゃん またフランスへ戻るの? 男はこたえなかった しばらくの沈黙の後 男が口を開いた 戻る 女は涙声でいった そっか・・・ 男はいった 機会がないのはなんでだと思う? 女は泣いた 構わず男はいった 次は俺が告白するから 女は泣きながら顔を上げた 男は笑っていった 顔ぐしゃぐしゃ ぐしゃぐしゃさんこんにちわ いやこんばんわかな? 女はまだ泣いている 男はいった 僕が魔法の言葉で涙をとめてあげるよ 二人でフランスにいかないかい? アダブラカタブラ〜 するとどうでしょう女の子の涙はたちまち止まりました、と 女の涙は本当にとまった そしてこの場所で女が泣くことに 次はなかった
37 :
通りすがりA :2005/11/17(木) 00:16:00 ID:Le6NO7Y0
なんだか自分でも良く分からない作品ですが
とりあえず活気つけに恋愛ものをつづけました
こちらも感想もらえるとうれしいです
>>ジョーカー氏
不快というわけではないと思います
ただ批評に度が過ぎるだけではないでしょうか
シナリオというものは架空、実話すべてにおいてそれが本当であり
なにをかいたっていいわけじゃありませんが
別に自分で考えたものであればどんなものだろうが
胸を張って書けばいいんです
前スレでの批評は内容よりもその中に出てくる
アイテムとかそういう評価でした
まともに評価してたのはきっとダライダァさんと
>>31 さんでしょう
他のことは気にするとこはないです
>>31 さんのいうとおり専門的な知識なんていらないです
現に有名作家夏目漱石さんの作品には専門的な知識を
使ったものがあるでしょうか?
きっとあって国語力でしょう、そういうことです
というわけで続き楽しみにしていますよ、頑張ってください
>>29 多分ここ音楽職人いませんから。
>>30 活気付くのはいいんだけどね、
あんまり加速するとまとめ人が困りますよ。
それに見てもらう機会というなら、
スレがすぐ落ちても見てもらう機会は減ります。
で、その機会を補うのがまとめサイトなわけで。
あ、しかしこれほどの巨編は滅多になかろうし、
あんまり気にするほどの影響もないか。
>>35 続けるのは全く無問題。
ただ、この先も色々突っ込まれることはあると思うんで、
そこは耐えて頂きたい。
>>37 なかなかいい雰囲気。
しかしよく考えてみたら、
こういう真面目な恋愛モノってあんまり出てないな。
39 :
通りすがりA :2005/11/17(木) 02:22:13 ID:Le6NO7Y0
>>38 感想どうもです
出ていないということは少しおもしろみにかけるんですかね
次回はかなり変わって風変わりなものを書いてみます。
いやつーか漏れは前スレでさんざ叩いた香具師なんだが
まぁ銃云々はフツーに空気読めてないからいかんのはわかる。ま、だがしかし。
もまいら普通に考えてみろ。このジョーカーとか言う香具師のSS、誰がフラにするんだ?
まず100%誰もフラにするこたないわな。どっかのアホが漏れの書いた事に対して意地になって作るかもしれんが
例えできたとしても前述の「子供の落書き」それ以上の事は望めんわな。
この流れでいってりゃ100個作品の99の駄作の中に一つすばらしい物が有る
ってことすら期待できんぞ。正直この流れならこの板にこのスレが立っとる意味ってのは全く無いと思う。
>>30 の様な運営に対して全く配慮しない様なガキが増えたのも低年齢化を促進しとるな。
昨今電車男やらのまネコやら色々あって今までにこなかった一般層に知名度がでだしたのも考えものだと思うね。
人が来るのは万々歳だが「自分が楽しけりゃいい」ってのが大量繁殖してるようじゃ。
大体だな、批評云々だとか平均だとか、色々論点をずらして鬼の首を取った様にしてるが一般的な小説とかを見てみようか。
まぁライトノベルとか、一般的な推理物だとか。そういうのを思い出して思った事はないか?
ーーこいつなんで台詞の前に名前書いてんだ?
台本って訳でもないしそういう書き方をわざと取っているとも考えられん。結論は、名前を書かなければ誰が誰かわからんって事だわな。
本人が香ばしい事を書いてくれたが別に俺が平均を決める訳ではなく、
この程度の作品を平均以下ではないと言い切れるそのすばらしい世の中の見えてなさが問題だわな。
自分の中の理屈をさも必然だと言わんばかりに説明してくれた訳だが突っ込み所満載なのがなんとも。
そこまでこの駄作を擁護できるんならスレタイ変えたらどうだ?<絶賛>あなたのSSを褒めるスレ<べた褒め>ってね。
お優しいコテハンがおられるようだがこういうガキは直に自分の作った作品の客観的評価言わんといつまでも向上する事無く
同じ様な駄作をだらだらと垂れ流し続けるぞ。ジョーカーとか言うのが作ったSSがどんどん香ばしい香りがしていくのがわかるだろ?
1,2,3,4の話の崩れっぷりと言ったら。ただのヘタレの妄想垂れ流しスレにして何が楽しいんだか。
夜勤ってのもアレだわな。暇過ぎる。
>>現に有名作家夏目漱石さんの作品には専門的な知識を 使ったものがあるでしょうか? きっとあって国語力でしょう、そういうことです つかすごい事を書いとるな。日本の文豪も地に落ちたもんだわ。ワロタわw
ここは作る人に伝わればいいジャマイカ 難しい表現使ったりしても解りづらいだけ 何だかんだ言っても伝わる事が一番大切だと思うよ 特にこういう共同製作するような場では 面白いかは一人が決める事でもないし
たんたんとした流れの中で(というか書き方かな?) 男女の気持ちが見えてくるのがすごい好きです。 終わり方もいいですねー。 これってどのくらいの年齢の男女をイメージして 書かれているんでしょうか? 私の印象だと、初めは20代で10年後が30代くらいかな〜と思ったんですが。 できればフラ化したいなぁと思っているんですが・・・
あ。すいません!
上の書き込み、
>>32 さんに書いたものです。
45 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:26:27 ID:YyRJFxpo BE:259578094-
題:いたちごっこ 「私は友のために人を殺した…」そう、彼は私に話しかけてきた。 公園で会った、幼なじみは昔と変わらない温かい目で語っている。 私は何も言うことができなかった。
46 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:33:07 ID:YyRJFxpo BE:201894274-
いたちごっこ 第一章 「出会い」 彼は、私に語り始めた。 「私は、君の知ってのとおり中学を卒業してから近くの県立高校に入った。 そして、そこで新たな友人「高松」に出会った。 高松は、私の接したことの無いタイプだった。あいつは、学校では真面目で 優秀な生徒だった。でも、そいつには大きな秘密があった。 学校が終わると、あいつだけは違う方向へ帰っていった。 暗い街の隅に・・ そこで、あいつは煙草をふかし、金属バットを振り回し、金を盗った。 そう、いわゆる"不良"だったのだ。私は、あいつの行動に軽い憧れを持っていた。 そしてあいつも、私を見てくれた。そう。 私は始めて"不良"の友人を持ったのだ。
47 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:39:48 ID:YyRJFxpo BE:151420673-
いたちごっこ 第二章 正しいとは? 私は、よくあいつについていった。あいつは、私を私が知らない"世界"に連れて行ってくれた。 "仲間"にも、会った。 あいつは、リーダーだったようで、すぐに私も仲良くなれた。 時々、私も盗みをしにいった。たくさんの金が、ポケットから溢れた。 ずっしりと重くなった私の財布は、私の心にも重いものを乗せていった。 私の心にたまっていったものは、"罪"だった。 私は盗みをするたびに、心が強く痛んだ。 あいつのすることを苦痛に思い始めた。 私は、あいつのグループから離れた。 そして、正しい道に戻ると決めた。
48 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:44:47 ID:YyRJFxpo BE:389367869-
いたちごっこ 第三章 新たな友人 私は、それから正しい道に戻って歩み始めた。 そして、一年後のある日だった。 先生が見たことの無い人を連れて教室に入ってきた。 「今日は、転校生の山形を紹介する。山形、前で話せ。」 山形というやつは、前へ進んだ。 「山形 典史です。よろしく。」 山形は、ぼそりと言った。山形は、無愛想だったが、やさしかった。 そのときの私は、いつも山形と共にいた。 しかし、ある日私は見てしまった。 山形の悲しい事実を。
49 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:51:02 ID:YyRJFxpo BE:519156498-
いたちごっこ 第四章 ターゲット 私は見た。そう。山形が、"あいつ"。。高松に狙われていたのだ。 山形が、私と高松しか知らない学校の倉庫に、連れ込まれていた。 私は知っている。あいつが、あの中で何をするか。 あいつが出てきた。私は物陰にさっと隠れる。 あいつは行ってしまった。たくさんの"富"と"罪"をもって。 そのとき、脳裏によみがえってきた、高松の言葉。 「これやるよ。どうしても悔しいときこれ、使えよ。」 そう。グループに入ったあの日。 まだ右ポケットの中。 ずっしりと、重い。
50 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 18:57:44 ID:YyRJFxpo BE:180263055-
いたちごっこ 第五章 目覚めた殺意 右ポケットに秘めた凶器を私は握りなおした。 私は、高松に向かって走りだした。 高松が振り向き叫んだ。 「やめろ!!」 何にも考えず私は秘めた凶器―――ナイフの刃を 高松の腹に、、、 さした。 さした後に、ナイフを抜き逃げた。 悪いことをしたとは感じなかった。 心の中の重みを取り払えたから。 人々はそれを間違いという。それもそうだが、私の殺意は、理性を超えていたのだ。 友を守りたい一心で。
51 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 19:02:16 ID:YyRJFxpo BE:129789836-
いたちごっこ 最終章 公園で そうしてから、君がいると思ってこの公園に来たのさ。最後の挨拶をしたいんでね。」 彼は、語り終えた。 私は言った。 「そうか… きっといつかすべてが償えるさ」 それしかいえなかった。 遠くから、救急車の音が聞こえる。"あいつ"を運ぶ音だ。 そして、彼を運ぶ音が入れ替わって聞こえてくる。 彼は、会釈をして歩きはじめた。 パトカーへ。 今までのすべての償いのために。 fin
52 :
kouki ◆vXqu2CH57Y :2005/11/17(木) 19:03:09 ID:YyRJFxpo BE:72105252-
よろしくお願いします。職人さん。
>>35 続けましょう。
一度書き始めた作品にはけじめをつけなければいけません。
作品を悪いと思う人がいればいいと思う人もいます。
>>38 まとめが心配なら僕が何とかするのでじゃんじゃん書き込んでください。
ところでどなたか一番初めのスレのログとってませんかね?
>>40 誰がフラ化するしないは関係ないと思います。
それにその言葉は全ての作品に言えることではないでしょうか?
運営と言うのは僕がきちんとしようと思います。
なのでなんら問題はありません。
もちろん反対意見などがあればしないつもりですが...
後書き方云々についての批判は控えてもらいたいです。
ここは文章作成能力について議論するスレではありません。
職人さんに想いが伝わればいいことです。
もっと言えばシナリオを批判するスレでもないです。
職人さんに自分のシナリオを見て頂くスレです。
>>40 要約すると
「銃のことはスマンカッタ。反省はしている。
台詞の前に名前を書く事はやめた方がいい。」
ってとこ?あとはどーでもいいことがツラツラと。
台詞の前に名前を書くのは、
フラ職人に解かりやすいようにあえて書いてるとも取れるから
あまり良い指摘とも言えないなぁ。
もっと、イイとこ突いてこいよ。作風がガラリと変わるくらいさぁ。
突っ込み所は満載なんだろ?「駄作」と言い捨てるくらいなんだから。
具体的に、悪いと思う所を指摘して、
どう直せば良いか考えてくれる人が居るのは、イイ事だと思うよ。
だから、その調子で頑張ってね。
>>43 職人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
スレが止まってから何ヶ月ぶりだろうか…
ともあれ、通りすがりはおめでとさん!
>>45 ネーミングセンスあるね。「いたちごっこ。」
罪や業をテーマにしたものは俺好きだからGJ!
欲を言えば、彼が罪を償う前に、
なぜ私に全てを話したのかを描いて欲しかったな。
単に、「幼馴染だから」じゃつまらないからさ。
>>54 何ヶ月ぶり・・・・
正直、前の作品の存在がスルーされているのは
へこみました・・・ww_| ̄|○|||
頑張って精進します。
>>45 重いテーマですね。
刑期を終えた男が過去を語っているのかと思ったら
現在進行形の話だったので、驚きました。
話の展開がおもしろいですね。
56 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 22:31:56 ID:W90oeP4X
四章 救済 リヴァイアサンと別れたギコ達は、最初は情報を集める為に最寄りの町に向かった。 もうすぐ日が暮れる、と言う事で急いでいた所に、町のような物が目に映った。 ギコ達は数分歩き、町に辿り着いた。 しぃは町の入り口に立てられていた看板を見て呟いた。 しぃ「壊されてる・・・。」 町の中を見た四人は、驚愕した。 ギコ「ひでえ・・・。」 モララー「何だ?ここは・・・?」 モナー「いかれてるよ・・・。」 しぃ「・・・・・・!!」 町の中は、惨劇だった。 家の壁に血の染みが多々付き、壁に斧が刺さっている。 その壁には乱闘に負けた様子の男が意識を失っていた。 頭から血が流れている。 その男に、モナーが駆け寄った。 モナー「起きてくれ・・・。キュア。」 男に淡い緑色の光が降り注ぎ、傷が塞がった。 男「んっ・・・?どこだ、ここは?あんたらは・・・?」 そう言うと、男はハッとした様に立ちあがった。 男「あんの野郎!俺をこんな目に合わせやがって!」 そう言うと、男はギコに引き擦り倒された。 男「くっ・・・!何しやがる!」 ギコ「今は動くな。出血多量で貧血を起こす。そして助けてやったんだ。何かこの島の情報をくれ。」
57 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 22:38:24 ID:W90oeP4X
男「へっ・・・誰がてめえ何ぞに・・・。」 ギコ「死ぬか?」 ギコの手にはマグナムが握られていた。 男「ひっ・・・!?」 ギコ「日頃の生活が悪いみたいだからな。遠慮する必要がなくて楽だ。」 ギコはマグナムを男の頭に押し当てた。 ギコ「で?どうするんだ?」 男「わ・・・分かった!分かった!!とりあえず銃をしまってくれ!!」 ギコ「分かったら良いんだよ。」 ギコが銃をしまった。 男「で・・・何の情報が欲しいんだ?」 ギコは少し悩むと言った。 ギコ「研究所・・・はどこにある?」 男「研究所?・・・ああ、あのお偉いさん御用達の大きな研究所の事かあ?」 ギコ「ああ。多分それだ。ある男を追っている。」 男「残念だが、それはヒッキーしかしらねえな。」 ギコ「ヒッキー・・・、と言う男はどこに居る?」 男「この家さ。」 男は自分が寄りかかってる家を指した。 ギコ「ありがとう。」 ギコがドアの方向に向かうと、後ろから男が襲いかかってきた。 男はベルトから下げてあった短刀を引き抜き、ギコに切りかかろうとしていた。 男「助けてもらって悪いが、金目の物を置いてけ!」 金属がぶつかる音と共に男の動きが止まった。 男とギコの間にしぃが入り、男の剣を自慢の双剣で止めていた。 しぃ「・・・ギコ君に触らないで。」 しぃはそのまま男を弾き飛ばし、頭を壁にぶつけさせた。 男はまたも意識を失った。 モナー「しぃちゃんが怒ったの初めて見た・・・。怖い・・・。」 モララー「怒らせない方が・・・良さそうだね。」
58 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 22:44:17 ID:W90oeP4X
しぃ「何か言った?」 モナー&モララー「いや・・・何でもないです・・・。」 ギコ「ありがとう。しぃ。」 そういうと、ギコはドアノブを回した。 ドアノブは壊れているのか、壊されているのか、ドアは簡単に開いた。 モララー「ヒッキー・・・さん?いますか?」 部屋に気配はするが見えない。 良く見ると、部屋の隅でうずくまってる人影があった。 モララー「ヒッキーさん?」 ヒッキー「そうだけど・・・。何の用だい?金目の物はもうないよ?」 ギコ「そんなものはどうでも良い。」 ヒッキーの無表情な顔がピクリと動いた。 ヒッキー「じゃあ、何の用だい?」 ギコ「情報が欲しい。研究所はどこだ?」 ヒッキー「教えてあげても良いけど、頼みを聞いてよ・・・?」 モナー「何だい?」 ヒッキー「外のチンピラどもをどうにかしてよ・・・。」 ギコ「全員、か?」 ヒッキーがおずおずと頷いた。 ヒッキー「どうにかしてくれたら、知りたい情報を全部教えてあげるよ。知ってる限りは。」 しぃ「チンピラのボスの家は?」 ヒッキー「僕の家の真正面だよ・・・。クックルって言うんだ。強いよ。鬱だ・・・。」 ギコ「分かった。行ってくる。」 ヒッキー「頼むよ。・・・って、本島に行っちゃった・・・。」 ギコはヒッキーの家を出ると、真正面の家のドアの前まで来た。
59 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 22:52:40 ID:W90oeP4X
ギコ「殺しちゃだめって言うのがなあ・・・。逆に難しいんだよなあ・・・。」 モナー「もう酷い事しない・・・って誓わせる事が出来なくなるもんね。」 ギコ「ま、とりあえずは言ってみて、だめだったら実力行使だな。」 そう言うと、ギコはドアを思い切り蹴り飛ばした。 ギコ「おじゃましまーす。」 しぃ「ドア蹴り壊しといて、おじゃましますって・・・。」 当たり前の様に入ってきた奴に、クックルは早速、拳をギコの鼻に押し当てた。 クックル「何の用だ」 ギコは何事も無かったかのように拳を叩き落とした。 ギコ「ちょっと事情があってね。ヒッキーに手を出すのをやめろ。」 クックル「何故だ?」 ギコ「お前に言う必要はない。」 二人が睨み合った。 ギコ「どうなんだ?」 クックルは少し考えると、にたりと笑って言った。 クックル「良いだろう。しかし、この町の精鋭十人とお前一人で戦い、お前が勝てたら、だ。」 モナー「そんな事、出来る訳・・・!!」 反論しようとするモナーを、ギコは腕で制した。 ギコ「この戦いは、俺達が前に進む為だが・・・。」 ギコの顔は怒りに満ちていた。 ギコ「俺の為でもある。」 怒るギコに、しぃが恐る恐る聞いた。 しぃ「あなたの為・・・って・・・?」 ギコ「むかつくんだよ・・・。こうやって、力の無い奴一人を、多数で責めるって言うの・・・。」 ギコは家の後ろの広場を指差した。 ギコ「早く戦ろう。」
60 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 22:58:39 ID:W90oeP4X
クックルは頷くと、指笛を吹いた。 すると、三十秒足らずでそこの広場には九人が集まった。 広場の真ん中には噴水があった様ななごりがあるが、もはやただの岩の塊でしかなかった。 しぃ「あと一人は?」 クックル「俺だ。」 しぃの後ろに、クックルが居た。 クックルは裏拳でしぃを殴り飛ばした。 しぃは吹き飛ばされて壁に当たり、力無くうなだれた。 その頭からは、多大な量の血が流れていた。 ギコ「しぃ!!」 モナー「しぃちゃん!」 モララー「しぃ!」 ギコ達が駆け寄り、しぃを抱き上げた。 モナー「ギコ君・・・。行ってくれ。僕が治療する。」 モララー「君一人じゃ無理だ!傷が深すぎる!」 そう聞くと、モナーの周りに優しい風が吹き、モナーが若草色の光に包まれた。 モナー「僕は・・・誰かが死ぬのを・・・。」 モナーを包んでる光が一気に強くなった。 モナー「もう見たくない!!」 モナーは腕を広げ、全身の光を手に集めると、手の平サイズまで小さくし、しぃの患部に当てた。 するとその集めきった光が弾けた様にしぃの全身を包んだ。 みるみる傷が塞がり、しぃの顔色が良くなっていく。 遠くで見ていたクックルは少し驚いた様子だった。 クックル「何だ・・・あいつは・・・?」 モナー「しぃちゃんはもう大丈夫・・・。今からは、意識を取り戻させる。だからギコ君、そっちはお願い・・・。」 ギコは安堵の表情を浮かべ、その表情はすぐに怒りの表情に変わった。 ギコ「クックル・・・。お前を殺す!!」 クックル「面白い。やってみろ!!」
61 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:04:11 ID:W90oeP4X
ギコは剣を腕から出した。 いつもより数倍強い光が漏れ出している。 モララー「殺しちゃだめでしょ。」 ギコ「じゃあ半殺しだ!!」 モナー「・・・半殺しって・・・。」 ギコはクックルに突っ込んだが、あと少しの所で爪に止められた。 クックル「く・・・!?てめえら!援護しろ!」 クックルがそう叫ぶと、手下の九人がギコに飛びかかろうとした。 が、それをモララーが止めた。 モララー「アイスウォール。」 ギコの周りに氷の壁が現れ、手下達をシャットアウトしていた。 モララー「こっちは任せて。そっちもこんな事やってんだ。これくらいやらせてもらおう。」 そう言ってる間に、手下の一人が壁をかいくぐり、モララーを切りつけようとした。 モララーはその剣を簡単に避け、マグナムをその眉間にお見舞いした。 モララー「解除。」 氷の壁は消え失せ、手下達がモララーに怒りを向けた。 モララー「お前はクックルをやれ!こっちは一人で十分だ!」
62 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:16:24 ID:W90oeP4X
ギコサイド ギコ「・・・一対一だな。」 クックル「・・・面白い。面白いぞ!久しぶりに手応えのありそうな相手だ!!」 ギコは無視して炎の球をひねり出し、剣に交わらせた。 クックル「何故・・・炎が・・・!?」 ギコ「さて、これでも面白いかな?」 ギコは炎の尾を持つ剣を携え、クックルを切り付けた。 ギコが思ったほど剣は届かなかったが、それでも炎が十分な効果を引き出してくれた。 ギコ「炎は・・・。」 クックルは羽のせいで、一度切りつけられた所から炎が広がっていった。 ギコ「物を燃やす。誰でも知ってるよな?」 クックルは火の付いた羽をばたつかせ、火を消した。 ギコ「効いただろ?」 クックル「うぬう・・・調子に乗るなよ・・・小僧!!」 クックルのストレートがギコの腹にヒットした。 ギコ「ぐっ・・・!!」 ギコがよろめいたが、足を踏ん張り、倒れる事はなかった。 ギコ「接近戦はヤバイか・・・。」 ギコは間を置き、呪文を唱えた。 クックルは何事かとギコを見据えたまま動かなかった。 ギコ「フレイム オブ クライム!!」 ギコがそう唱えると、地面から膨大な量の炎が噴出した。 クックルは、炎が襲い来る寸前で避け、片方の腕を失いながら、まだ生きていた。 クックルが痛みをこらえながら、振るえる腕で指笛を吹いた。 クックル「もう良い!全員集合!総力戦だ!!」 クックルがそう叫ぶと、町中のいたる所から手下が集まってきた。 青年から中年の後期まで、様々な人間がギコを睨んでいた。
>>54 もこう言ってるし、前スレのアレについて考えてみるか。
>海に近く、名を、アルテミスと言う。/世界の本島、ゼウスから遠く離れた離島。
この設定いるか?後々必要になってくるのならいいが、村の名前なんて出ても
この後この村消滅するし。字幕でも付けろってことか?
あと、アルテミスにゼウスって、そのネーミングセンスどうよ?
モナーやらギコやらが出てくるのに舞台がギリシャ神話の神の名前て。
>ギコ「おい、モナー!早く、森に行こうぜ!!」
唐突にこんなこと言うもんだからてっきりいつも遊んでる森なのかと思ったら、この後で
>村の誰も入った事の無い・・・いや。/誰も帰って来た事がない、未知の森の入り口に。
とか言うもんだから軽く混乱した。行くきっかけになった場面から話を始めて見ては?
>彼は、ギコ。/活発で、運動神経抜群な少年。
このスレにいる職人ならギコやらモナーやらの性格設定ぐらい知ってるのでそんな説明いりません。
>ギコ「皆、何持ってきた?」 このシーン全部、必要ないだろ。一応突っ込みいれておくが。 >モナー「何がいるか分からないから、多機能ナイフと、僕の特性ヤリとサバイバル一式かな。」 多機能ナイフよりサバイバルナイフの方がとかもそうなんだが、特性ヤリって何だ。 特製か?ってことはモナー自分で槍作ったのか?すげぇなモナー。 >モララー「同じく。ただ、ヤリじゃなくてマグナムと洋剣だけどね。」 ナイフとマグナムあるなら洋剣要らないだろ。そもそも何でそんなもの持ってるんだ。 >しぃ「私、皆のお弁当持ってきたよ。それと特性の短刀かな。」 森に入っていくのに食糧を用意してたのはしぃだけですか。頭いいはずのモララー意外と頭悪いな。 あとお前も特性(特製?)か。しかも刀か。 >ギコ「俺もにたようなもんだ。武器はマグナムと剣。」 つーかさぁ、槍に洋剣に短刀に剣って、もしかして単に格好つけたいだけか? しかもマグナムがある世界でその装備か。この世界の世界観が分かりません。
>しぃ「この植物以外は全部分かるんだけど・・・。」 お前は植物博士か。肉食植物の異常性を出したいのは分かったがこの文は不要・不自然。 >モララー「思い出した・・・あの植物は、肉食植物、ヒューマンイーター。」 何でお前はそんなもん知ってるんだ。しかも見たことないのに。 >ギコの手から青い光が出て、剣が現れた。 あ、そういうシーンどっかで見たことある。確かNightmareCityだったっけ。 …パクリ? >ギコは近付くツルを切り落とし続けていた。 えらい戦い慣れてるな、平和な村の少年。 >モララー「おい、何で逃げないんだ!?この植物のスピードなら逃げられるだろう!?」 >ギコ「この植物が動いてんだ!あの沢山あった植物も、動けると踏んで良いだろう!」 キャスト違わないか?頭いいはずのモララーそんなことも分からないのか? >戦闘シーン全般 だから何で戦い慣れてるんだよこいつら。ギコはともかくモナーやしぃまで。 自然の申し子は何でもありか? あと、ナイフとサバイバルセットと弁当持ってきた意味無かったな。 >しぃ「これだったのね・・・入った人が帰って来ない理由は。」 じゃあ本当に何で長老は何の対策も取らなかったんでしょうか。
66 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:20:56 ID:W90oeP4X
モララーサイド モララー「八人だけかあ・・・。簡単でつまらないな。」 手下A「チ・・・調子に乗りやがって!やってみるか!?」 一人がモララーに突進してきた。 モララー「マグナムはもったいないからあ・・・。」 手下の攻撃を軽々と避け、首の後ろに手刀を当てた。 手下は崩れ落ちた。 他の七人がポカーンと見ている間に、モララーが呪文を唱えた。 モララー「アイス・サイド!」 手下達の上から氷隗が降って来て、七人を押しつぶした。 しかしモララーはすぐに解除し、意識を失わせるだけで、死者は出さなかった。 モララー「殺しはしないよ。眠ってもらうけどね。」 その時、クックルの怒号が聞こえ、町の至る所から手下が集まってきた。 モララー「な・・・何だあ・・・? あ。ギコ君がやっつけかけたのか。」
第一章とは関係ないが、現在進行形のこれ。 TXTで纏める気が無いなら、せめて全部メモ帳か何かで書き終えてから貼ってくれ。 お前のために書き込みを1時間待つとかやりたくないし、誤字も全く直せてない。 推敲してないのも丸分かりだ。
68 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:32:42 ID:W90oeP4X
64、65 本当に今考えるといりませんでしたね・・・。 持ち物のなんだかんだは・・・完全にいりませんね。 しぃ「この植物以外は全部分かるんだけど・・・。」 このセリフは始めのキャラ紹介で詳しくやっておけば分かっているはずでした。 自然を愛する〜って書いてたのですが、その度合いを書いてませんでした。 モララー「思い出した・・・あの植物は、肉食植物、ヒューマンイーター。」 このセリフも紹介の時に詳しく言っておけば・・・。 ギコの手から青い光が出て、剣が現れた。 この設定はNight見る前から考えてました。 これ以外どうかと・・・っていう。 ギコは近付くツルを切り落とし続けていた。 戦いなれについても・・・どこかで説明しておくべきでしたね・・・。 モララー「おい、何で逃げないんだ!?この植物のスピードなら逃げられるだろう!?」 ギコ「この植物が動いてんだ!あの沢山あった植物も、動けると踏んで良いだろう!」 モララーはここで混乱している、と加えた方が良かったですね。 ギコはきもが座っている、と言う事で。 しぃ「これだったのね・・・入った人が帰って来ない理由は。」 ああ・・・。 森の入り口に軽いバリケードでも張っとくべきでしたね・・・。
69 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:40:05 ID:W90oeP4X
ギコ「流石にこの人数は・・・。」 モララー「厳しいなぁ・・・。」 ギコとモララーが背中合わせに立った。 ギコ「そっちも終わったか。」 モララー「まあね。どうする?この人達。」 ギコとモララーは、優に幾百を超える人間に囲まれていた。 その中に、片腕が焼け落ちたクックルがいた。 クックル「かかれ!あの二人を殺せ!!」 手下の輪がだんだん小さくなる中で、ギコとモララーは冷静だった。 ギコ「魔法しかないよな?」 モララー「こんな広範囲に出来るかな?出来ても威力は・・・。」 ギコ「・・・やってみるか?」 モララー「それしか道は無いしね。」 ギコとモララーが同時に呪文を唱え始め、黄色と黒のオーラが入り混じった。 ギコ「我が体に宿る雷の力!闇と交われ!」 モララー「我が体に宿る闇の力!雷と交われ!」 ギコ&モララー「融合魔法!」 二人が空に向かって手を上げた。 ギコ&モララー「デス・ライトニング!!」 そう叫ぶと、空から黒い光を帯びた雷が降り注ぎ、手下を一網打尽にした。 ギコ「ちゃんと力は抑えたか?」 モララー「もちろん。」 ほとんどの者が意識を失っていたが、死者はいない様だった。 ギコ達の出した闇雷は、クックルには当てさせなかった。 誓わせる為である。 ギコ「もう、ヒッキー・・・いや、弱い者には手を出さない・・・そう誓うか?」 クックルは呆然と立ち尽くしたまま動かなかった。 モララー「答えて。」 モララーが近付くと、か細い声で答えた。 クックル「・・・分かった・・・。」
70 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:42:55 ID:W90oeP4X
その大きすぎる一騒動が終わると、ギコ達はヒッキーの家に向かった。 しぃはまだぼーっとしてるが、意識は取り戻していた。 しぃ「ギコ君・・・あの人達は?」 モナーがくすくすと笑っていた。 モララー「今更かい?」 ギコ「・・・倒したよ。ところで、考えられる様になったなら、降りてくれないか?」 しぃは赤面した。 しぃはギコにおんぶされていたのだった。 モナー「まるで赤ちゃんみたいだったよ。」 しぃは少しの間赤面し、三人は長い間笑っていた。 やがて、四人はヒッキーの家に到着した。 ギコはとりあえずノックし、扉を開いた。 ギコ「ヒッキー。」 ヒッキーは最初の場所から変わらない場所にいた。 ヒッキー「何だい?ああ、負けた事なら引きずらなくて良いよ。クックルに勝てる訳はないんだ・・・。」 四人がにやにやしている。 ギコ「本当に勝てる訳はないのか?」 ヒッキー「おかしくない?何その質問・・・?」 ギコ「勝ったんだよ!そして誓わせた!お前を責めない・・・ってな!!」 ヒッキーの眼に光が宿った。 ヒッキー「・・・本・・・当・・・!?」 ギコ「ああ!」 その瞬間、ヒッキーは泣いてギコに抱きついた。 ヒッキー「ありがとう・・・。本・・・当に・・・ありがとう・・・!!」 四人が微笑んでいる。 ギコ「良いさ。」
71 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:46:44 ID:W90oeP4X
少し時間が経ち、ヒッキーが落ちついた時に会話は始まった。 ヒッキー「さて、研究所、だったよね。」 ヒッキーがおもむろに大きな地図を広げた。 ヒッキー「今、僕達がいるこの町はココ。」 ヒッキーが指差した場所は、南東の海岸からほとんど離れていない町だった。 ギコ「結構歩いたつもりだったんだがな・・・。」 ヒッキー「ゼウスは広大だからね。」 ヒッキーが指を左上に動かした。 ヒッキー「研究所は、ここ。」 その施設は、島のほとんど真ん中にあった。 ヒッキー「何せ一つしかないから。その分大きいけどね。そして、その施設を養っているのが、この帝国。」 研究所のすぐ隣に龍のエンブレムのマークがついていた。 ヒッキー「次は危険個所の説明をするよ。」 ヒッキーは八箇所のバラバラな場所をペンで印をつけた。 ヒッキー「まずはここ。」 ヒッキーは南東の海岸・・・さっきまでギコ達の居た所をさした。 ヒッキー「ココは海の神、リヴァイアサンが出る。力の無い者達は飲み込まれるって・・・。」 しぃが反応した。 しぃ「もしかして、あとの七つは、炎、雷、闇、氷、土、風、癒の属性神が居る所?」 ヒッキー「良く分かったね。」 モララー「僕らはココに行くべきだ。今の僕らでは、奴等に勝てるか分からない。」 ギコが頷いた。 ギコ「力を手に入れに行こう。」 ヒッキー「何の話か分からないけど、説明しとくよ。」
72 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:50:19 ID:W90oeP4X
ヒッキーは次に南のマークを指した。 ヒッキー「ココは雷の集中地帯。」 次に南西のマークを指し、 ヒッキー「ココは暴風が吹く草原。」 次に西のマークを指し、 ヒッキー「ココはいつも闇に覆われていて、まがまがしいものが居るって話だ。」 次に北西のマークを指し、 ヒッキー「ココは砂漠だったり泥沼だったり、地上変化が激しい場所だよ。」 次に北のマークを指し、 ヒッキー「ここは巨大な万年氷がある。」 次に北東のマークを指し、 ヒッキー「ここは多くの火山がある。」 次に東のマークを指し、 ヒッキー「最後に・・・ここは、癒しの獣が居る泉って話だ。獣は狂暴らしいからね。どこも危険だよ。」 ヒッキーが地図をたたんだ。 ヒッキー「他に聞きたい事は?」 モナー「もう無いよ。ありがとう。」 ギコ「本当に、思っても無い情報が手に入った。ありがとよ。じゃあな。」 ヒッキー「あっ・・・ギコ・・・君。この地図を持っていってくれ。これくらいの礼はしたい。」 ギコ「良いのか・・・?」 ヒッキー「うん。僕にはあんまり必要ないから。」 ギコ「本当にありがとよ。じゃあ。」 ギコ達は、その廃墟に近い町を後にした。 これからの目標は、個々の能力向上の為に、七つの属性地点を目指す。 ギコは、妙な興奮と、不安が入り混じった複雑な思いで歩を進めた。
73 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/17(木) 23:51:37 ID:W90oeP4X
以上、第四章 救済、終了です。 いかがでしょうか。
74 :
通りすがりA :2005/11/17(木) 23:56:54 ID:Le6NO7Y0
>>41 自分でも後から何書いてんだと思いました・・・
まったくもって自分は夏目さんを侮辱していました
専門的な能力があってこその名作の数々ですね
俺のような平凡な国語力や思考力の人にはかけないものです
指摘ありがとござます
今後はもっと考えてからものをいいます
日本の作家さん、すみませんでした。
>>43 ご感想ありがとうございます
年齢はご察しの通りです
細かく言えば一応男は21→31 女は20→30と設定しておりました
本当は5年後ということも考えたんですが
10という数字にどこか区切りがいい感じがしたんです
でも30歳の男が「アダブラカタブラー」は少しリアルでは
恥ずかしいですねw
まぁ設定年齢はきになさらずにw
ではでは、なにとぞこの作品を宜しく御願いします。
クックルが喋った時点で萎えた さらに負けて俺が泣きたくなった
ある所に仲の良い二人がいた。 ある日、片方は、顰めっ面をして道を歩いていた。 「やぁ、ジョン顰めっ面なんかしてどうしたんだい?」 「ジョージじゃないか。うん、今ちょっと考え事しててね。」 「何だいそれは?教えてくれない?」 「ああ、それじゃあ、聞いてくれ。結構難しいと思うよ。」 「OK。焦らさないで早く頼むよ。」 「君の犬には犬なのに奥さんも子供もいるじゃない? だけど君は人間なのに独り身だろ?じゃあ、一体どっちが格上なんだい?」
>>63 おお、早速ですか。指摘細かいね〜よく読んであげてる証拠だわなw
微妙な指摘もあるけど、元が元だしね。神話や洋剣and銃は作者のセンスなんでそっとしといた方がw
全体的に無駄な描写が多いのと、説明すべき所で為されていないのは俺も思ってた。
>>27 でも言われているけど、書き上げたらまず読み返すことが大事。
自分の書いたものだから、文章が自分の意図した通りの意味で伝わってるかは解かるはず。
少なくとも、他人からこれだけ突っ込まれるようじゃ、推敲していないのがバレバレだよ?
長編となると大変かもしれないけど、この辺はライターとしての最低限のマナーだから、面倒だと思わないで欲しい。
78 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 01:33:42 ID:z0NNfo/v
何度かは読み返しましたが、自分は、〜は〜となっている、と分かっているので、 どうしても幾つかは ? な所があるのです。 すいません。 人に言われて、初めて気付く事も多々ありました。 アドバイスありがとうございました。
えらい加速してるなあ。
いつもの調子で書こうとしたら既に亀ときたもんだ。
>>40 お優しいコテってのは俺のことだろうけど、
そうかあ、俺ってそんなに優しく見えますか。
厳しいことはあらかたテンプレに詰めといたつもりなんだけどなあ。
ちとオブラートが厚すぎたかな。
まあ、気が向いたらシラフのときにでもじっくり読んでくださいな。
しかし旦那、すごい熱意だね。
特定の一作品に対してここまで長々と事細かに言及するってのは、
こりゃ相当なパワーですよ。
俺だったら「もっと本をお読み」くらいで済ますけど。
どんだけ不服があっても、やはり長文てのは疲れるから。
>>53 >まとめが心配なら僕が何とかするのでじゃんじゃん書き込んでください。
それを聞いて一安心。
腰もだいぶマシになったし、
これでようやくシナリオに専念できる。
2、3、4章のツッコミどころ。
>>11 >村のおじさん「奴を・・・絶対に許さないでくれ。」
いやいやいやいやいや、おっさん何子供に復讐焚きつけてんだよ。
この流れでいくと王道ファンタジーから大きく外れてドロドロの復讐劇に行きかねないが、いいのか?
>>19 >しぃ「自然と土。」
自然て。土だろうが空気だろうが水だろうが炎だろうが天候だろうが植物だろうが動物だろうが
何だって操れそうな属性だなおい。…水属性の間違いだよな?
>>21 >ギコは頷くと、手から剣を出現させて海に飛び込んだ。//電気の球は破裂し、剣に雷が交わった。
これ、ギコも感電してとんでもないダメージ喰らわないか?
>>24 >リヴァイアサンがしぃを見据え、しぃはリヴァイアサンを見据えた。/しぃ「お母さん・・・。」
えーと、リヴァイアサンて一般的に海蛇だよな(スクエニのせいで)。もしくはワニ。
それの娘が猫って何か、こう、さ、、、まぁ、別にいいんだけど、、、、。
>>69 >ギコとモララーは、優に幾百を超える人間に囲まれていた。
うん、人多杉。
それと、モナーが語尾に「モナ」を付けなかったりギコが「ゴルァ」を一言も発しなかったりと
どうも名前だけを借りてる感じがする。別にAAでなくても良かったんじゃない、これ?
ID:DkLp4c14=ID:+XfpOBs2だろ きもすぎ
あと金ダライちょっと調子乗りすぎ。 このスレはお前のもんじゃない。 自分はCM散々書き直しておいてジョーカー氏にだけTXT使えとか都合良すぎだろ。 コテはあくまで作品を発表するためにあるのであって仕切るためにつけるものではない
何だかスレが活発化すると必ず問題起こす奴が出てくるな。 しかも1人じゃないと来たか。
>>82 まあ落ち着け
仕切る人がいないのも事実。
これだけの量のシナリオをまとめることができる人が現れたら
その人が仕切ってくれればいい。
とにかくまとめサイトに期待。
85 :
通りすがりA :2005/11/18(金) 19:41:02 ID:OqqWjGzP
タイトル 「暗闇の中で見えるもの」 〜第1話〜 使えない足と使えない目 それはあまりにも不思議な話で、僕には ”君にはなにが見える”って言葉が、今も耳に残っている―。 それは去年の夏こと。 僕、こと高峰直人-たかみねなおと-は病院にいた。 サッカーの引退試合、僕は試合終了5秒前で最後にでたらめなシュートを放ち それで僕のチームは地区優勝。 それで僕の右足は無理に振ったせいで神経が切れてしまった。 僕はまともにシュートをうつどころか、 きっとチームで一番ヘタだった。 なぜそんな僕が試合に出てるのかというと、 試合の3時間前、レギュラーでかつ一番うまいといわれた主将が 会場へ向かう途中、バイクにはねられて来れなくなったからだ。 怪我は足首の骨折だったが、軽いもので3ヶ月もすれば治るらしいから高校へ行っても サッカーができるのだそうだ。 彼本人は怪我のため最後の試合に出られなくて病院でキレたそうだが。 まぁどうでもいい。 話は戻るが、うちの地区の試合本番はレギュラーしか会場へ行かないため。 当日の人数不足の場合欠場にされてしまうはずだったのだが。 たまたま雑用兼応援ということできていた僕が出る羽目になった。 試合での僕の活躍は最後のシュートだけ、他はまるで小学生のレベル。 いえたものじゃない。
86 :
通りすがりA :2005/11/18(金) 19:41:57 ID:OqqWjGzP
いい笑い種だ、はじめて回ってきたボールを蹴ったら神経が切れて入院なんて― 友人が何人か見舞いには来てくれたがどいつも僕を笑って帰った。 はじめは、「なにしたんだよおまえ?」とか「またずっこけたのか?」とかで 事情を話したら「ボール蹴ったら神経切れた?ばかだな!」。 なんて奴もいるものだから僕はあまり優しい人には恵まれなかったみたいだ。 夏休みだったのもあり、僕は神経の手術後、足を固定しなければいけないため 家でじっとしているのもいいのだが”入院”をするとこにした。 暇なんてものじゃない、一日中ベットの上で右足を固定して寝っころがっているのだ。 かといって僕の家は一般家庭のようにパソコンやテレビはないので ここでの生活は家とかわらないが、まだここのほうがマシだった。 なぜかというと”話し相手”がいたからだ。 彼女の名前は津田里美-つださとみ-愛称はさっちゃん。 ちなみに僕の愛称といえば”ドジ””マヌケ” 愛称なんてこのくらい普段は”高峰”と呼ばれたいるけど 彼女だけ僕のとこを”君-キミ-”と呼ぶ。 彼女は同じ病室の患者で、知り合ったのはつい昨日だっていうのに――。 僕らは一日であだ名で呼び合う、いや実際は僕だけがあだ名で呼んでいるわけだが 結構親しい仲になった。 彼女は幼いころから現代医学では治せない”眼球網膜細胞破裂症”という ながったらしい名前の、恐ろしい病気の持ち主だった。 なんでも生まれたときはその予兆症状もなにもなく 2歳くらいに突然高熱と共に右目の細胞が死んでしまったらしい。 左目はいたって正常だったらしいが、 最近になって左目の瞳が真っ赤になったそうだ。 これはなにかの予兆だと医者が気付きすぐに検査したが特に異常はなかったという。
87 :
通りすがりA :2005/11/18(金) 19:42:51 ID:OqqWjGzP
しかし、彼女の左目は異常だった。 日に日に赤い瞳は灰色に、つまりは右目の状態になりつつあったのだ。 医者は慌てて左目を調べるとそこにはありえない結果が待っていた。 拡大した左目の表面細胞、網膜と呼ばれる薄いレンズのような膜は 次々に破裂していっていた。 いまのを分かりやすく言うと”みえなくなっていく”だそうだ。 どんどん破裂していく網膜細胞なんてのはここの医者をはじめ、全国の医学者も どんな偉い教授も誰もがはじめて聞いた症状だったため、 いうまでもなく彼女の目が回復する見込みはなかった。 僕はこの話を聞いた時、背筋がぞっとした。 想像するだけでも苦しい、僕では耐えられない。 それでも彼女はこの苦しみを、どんどん世界がなくなっていく苦しみを、 しっかりと受け止めて生きていくらしい。 僕はそんな彼女と話をするのが好きだった。 ある日、起きると彼女が病室から消えていた。 僕は心配して探しに行こうとしたが、足がそれを許さなかった。 僕は彼女が帰ってくるその時までなにもしないでただ待っているのが苦痛だった。 2時間ほど経って彼女が看護婦といっしょに帰ってきた。 僕はすぐに声をかけた。 「さっちゃん、どこいってたん?」 彼女は僕の方を向いていなかった。 「君なの?ねぇ、」 どこ――? そう彼女がいった瞬間、僕は頭が真っ白になった。 〜第一話〜 完
88 :
通りすがりA :2005/11/18(金) 20:01:01 ID:OqqWjGzP
とりあえず第一話です 前作がフラ化していただけるということで(゚∀゚ 気分はジョージア)= 調子に乗って頭フル回転でいままでとはちょっと違った物語を書きました 第2話はできていますが心理を利用しまして一日一話ずつ乗せていこうと思います 長くなりますので俺のもテキスト化で投下せよとの場合 TEXT化しますのでお申し付けください。
>>82 あれ、調子乗ってるように見えたか。
そりゃぁ失礼しました。
自分の提案に異論がなかったから言いだしっぺとして実行して、
その後まとめの到来を待つついでに思ったことを述べた、
ってだけなんだけどなぁ。
コテつけたまんまなのは、
外して自演のなり損ないに見えるのもつまらんから。
テキスト云々はCMのときの反省から出した話。
自分で実行する前に他人に意見したから、
都合よく見えたのも仕方ないけど。
ともあれ、まとめ人は動き出した。
俺がスレを私物化した覚えは微塵もないけど、
少なくともこれで俺があれこれ心配する必要はなくなったわけだ。
次のネタが仕上がるまでは俺が来ることもない。
まあ、なるべく早く戻ってくるから82も楽しみに待っ
90 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 21:11:30 ID:QHglSyOj
それと、モナーが語尾に「モナ」を付けなかったりギコが「ゴルァ」を一言も発しなかったりと どうも名前だけを借りてる感じがする。別にAAでなくても良かったんじゃない、これ? FlashにするならAAの方がやりやすいかと思い・・・。
91 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 21:19:30 ID:QHglSyOj
五章 再開 ギコ「さて、・・・どうしたものか。」 七つの属性地、どこから行くべきか、ギコ達は迷っていた。 モナー「どういう順番で行くべきか・・・?」 四人が迷っていると、モララーが提案した。 モララー「めんどくさいし、ここからは個人行動でどうだい?」 三人がギョッとした。 しぃ「ええ!?迷ったらどうすんの?」 モナー「そ・・・それに、一人で生きていけるか・・・。」 ギコ「良いんじゃないか?」 三人の視線がギコに向いた。 ギコ「それが一番手っ取り早いし、何より話しがしやすいだろう。」 そして一呼吸置いてギコは三人に話した。 ギコ「それにな・・・。俺はお前等は死なないって信じてるんだよ。」 モララー「そう言っといて、死ぬんじゃないだろうね。」 モナー「信じられるのは嬉しいけどなあ・・・。自信ないよ・・・?」 しぃ「私も・・・。」 その後も何度かは話し合ったが、 最終的には四人それぞれが納得し、それぞれ歩き始めた。 父の元へ・・・母の元へと。
92 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 21:27:42 ID:QHglSyOj
ギコサイド ギコはコンパスを見ながら呟いた。 ギコ「まずは・・・南。雷の集中地帯、サンダーバレー。・・・雷の谷・・・か。」 ギコはコンパスが南を指す方向に歩き始めた。 ギコ「待ってろよ・・・。親父。」 ギコは緊張していた。 実の父親に会う。 そんな父親かなんてまるっきり分からない。 もしかしたら戦うかもしれない。 死んでしまうかも・・・。 このような思いが頭を駆け巡った。 歩くたんびにそんな考えが頭に詰め込まれてる気がした。 ギコは頭がパンクしそうになって走り出した。 やがて小さな湖に着いた。 ギコは顔を湖に沈め、数十秒後、勢い良く飛び出した。 ギコ「ぷはっ!・・・何してんだ・・・俺は。」 ギコは湖の横の草の上にねっころがッた。 ギコ「ふう・・・。気持ち良いな・・・。」 ギコは深呼吸すると言った。 ギコ「俺らしくねえ!悩んだってしかたねえんだ!進むしかないんだ!前へ!」 ギコはがばっと立ち、南に進んだ。 数時間経つと、一部だけ空が雲で黒くなっている。 音からして、雷雲の様だ。 あそこ意外は全て青空なのに。 ギコ「あの空の下がサンダーバレー・・・か。その前に、一旦休むか・・・。」 ギコは少し先にある町に寄った。
93 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 21:35:34 ID:QHglSyOj
その町は活気があり、明るいイメージがあった。 とある宿屋にギコは行き着いた。 ギコ「すまん。泊めてくれ。」 ギコを一目見るなり、宿屋の主人は大きな声で喋りかけてきた。 宿屋のおじさん「お。その格好は旅の人だな!」 朗らかにおじさんが笑った。 おじさんは、ハースト、という名前の優しくて有名なおじさんだった。 ハースト「どこへ行くんだい?」 ギコ「すぐそこさ。サンダーバレー。」 ハーストの表情が凍り付いた。 ハースト「おまえさん・・・サンダーバレーへ行くのかい!?」 ギコ「ああ・・・何か?」 ハースト「何って・・・知らないのか!?あそこは、雷神様のいる所。少しでも無礼を働いた者は、みんな雷にうたれてるんだよ!?やめときな!」 ギコ「そうしたいが・・・そうも出来ないんだ。」 ハースト「訳は知らないが駄目だ!これ以上死者は・・・!」 ハーストはギコの目を見て黙った。 ハースト「ああ・・・。分かった。お前さんの眼は・・・止まれない男の眼だ。」 ギコは何があったのかも分からなかったが礼を言った。 ギコ「ありがとう。とりあえず明日まで眠らせてくれ・・・。」 ギコは分かっていた。 父の強さを。 自分の力は父と母からもらったもの。 どれだけ強いかは分からないが、絶対に一筋縄ではいかない。 しかし、負ける訳にはいかない。 そんな事を考えてる内にギコは眠りについた。
とりあえずガンオタは以後スルーで。
>>94 んなこと言うな。
最初はあれだったが、今は純粋に助言してるだけじゃん。
96 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 21:56:33 ID:QHglSyOj
次の日の朝。 ギコは町で一本の剣を買った。 あくまで普通の、いたって普通の剣を。 その後、町を出たギコは数分歩き、 そして・・・サンダーバレーへ向かった。 その谷の入り口に立つと、雷の轟音と共にプレッシャーが押し寄せた。 ギコ「入って来いってか・・・。」 ギコは奥に進む毎に強まるプレッシャーを直に感じていた。 そして・・・現れた。 巨蛇のような見た目の親。 雷神・・・父・・・バシリスク。 バシリスク「・・・帰ってきたか。息子よ。」 ギコ「ただいま・・・。父さん・・・。いきなりだけどさ、父さんなら知ってるだろう?今、俺達が何をしようとしているのか。」 バシリスク「・・・うむ・・・。」 ギコ「なら・・・なら力をくれ!俺には、力が必要だ!」 バシリスク「・・・良いだろう・・・しかし!」 バシリスクは頭を持ち上げ、ギコを睨んだ。 バシリスク「我の力を貸し与えるほどの相手か!見定めてやる!」 ギコはにやりと微笑んだ。 ギコ「良いじゃないか・・・。これこそ、俺の父親だ!」 バシリスク「まず・・・試練を受けるほどの器かどうか、見定めよう・・・。」 バシリスクはギコを思い切り睨んだ。 古くから、バシリスクに睨まれた者は事切れる、という話が受け継がれていた。 バシリスクに睨まれた瞬間、ギコは何かに吹き飛ばされるような・・・。 何かに刺し貫かれるような感触を覚えた。
97 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 22:04:06 ID:QHglSyOj
全身の毛が逆立ち、その場に立ち留まる事も難しいような異常なプレッシャーの中で、ギコは耐え続けた。 やがてバシリスクは睨むのをやめ、改めてギコを見つめた。 ギコはバシリスクの試練を受ける権利を手に入れた。 ギコ「・・・っはあ!これで試験を受ける権利は、手に入れられたか?」 バシリスクは、正直驚いていた。 幾多もの人間を殺めてきた屈強な悪人でさえ、バシリスクの睨みで息絶えたと言うのに。 息子、ギコはまだ笑って見せる。 心の中で、バシリスクは嬉しさを感じていた。 息子は・・・ここまで成長している・・・! バシリスク「・・・よかろう!試練を受けさせてやる!行くぞ!」 バシリスクは口から膨大な量の雷を吐き出した。 バシリスク「試練一!これをどう避ける!?」 ギコは背中から村で買った剣を取り出し、上に投げた。 雷はその剣に当たり、ギコには届かなかった。 ギコ「予想通りだったな。・・・避雷針代わりだ。」 ギコは黒こげになって落ちてきた剣を蹴り飛ばした。 ギコ「ふぅ・・・。さ!試練二は何だ!?」 バシリスク「良くやった・・・では、試練ニ!私のこの雷はどうする!?」 今度は鱗から多量の雷が噴き出し、ギコを追った。 鱗から出た雷の線は、執拗にギコを追ったが、やがてギコは立ち止まった。 ギコは、自らも手から雷を出し、自分を包む雷泡を作った。 バシリスクの雷は、その雷泡を伝い、地面におりてった。
ガンオタの人だ。 まぁテキトーにスルーするなり好きな様にしてくれれば良いけどさすがにもうそろそろお前らわかってるよな? 普通に考えてジョーカーとかいうのが作ってる話、長過ぎる上にツマランってのが。 要するに「Flash化は不可能(質的にも、長さ的にも)だというのがわかっているのになぜかFlash化スレに書き込んでる」 ってのが問題なのよ。ここで俺がflash化できないってのが俺の尺度だから〜とかいって反論するようじゃ末期的だぞ? 金ダライってのはまだまともな方だと思う。ぶっちゃけこんだけジョーカーのオナニーで潰してる上にジョーカーがsageない、 かつtxtファイル化を推奨した者が居るのにわざわざレスで全部書いてるっていう状況はどうしようもない。 まだ誰も何も言わんか?厨が駄作を出しやすくしたいという空気はわかるがこれ以上こんなもんだされてもしかたないだろ。 また銃の話に戻っちまうがマグナムが貴重だってのはゲームの中だけだぞ。マグナムはもったいないて。 多少高くなるが値段自体はさして変わらん。別にその表現があったから、という訳じゃないが。 お前才能ないよ、ジョーカー君。というか実力。本読めばのびるのかもしれんが現状ではゴミ。 金ダライの言う通り、もっと本を読んでから来な。
前言撤回、やっぱスルーでw
100 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 22:32:28 ID:QHglSyOj
バシリスク「良くやった。試練三は・・・。我を、屈服させよ!!」 ギコとバシリスクが睨み合った。 ギコは手から剣を出し、バシリスクに突っ込んだ。 バシリスク「愚かな!突進だと!?」 バシリスクが口から雷を吐き出した。 しかしギコはそれをジャンプして避けた。 ギコ「まともにやっても勝てるわけない!なら・・・俺は小回りの利く事を利用する!」 ギコがバシリスクの体に着地し、剣を突き立てた。 その剣は鱗を貫き、深く刺さっていた。 バシリスク「ぐっ・・・!これしき!」 バシリスクが体を振るわせ、ギコを吹き飛ばした。 ギコは空中でマグナムを連射した。 マグナムは一発たりとも外れず、バシリスクに届いた。 ギコ「・・・っどうだ!?」 弾は届いたが、硬い鱗には大した威力は望めなかった。 バシリスク「調子に乗るなよ!!」 バシリスクの体が発光し、膨大な量の雷がギコを撃ち貫いた。 ギコ「・・・・・・っああああ!!」 ギコは地面に叩き伏せられ、動きが止まった。 バシリスクは呼吸を乱し、ギコを見据えた。 バシリスク「ふー・・・。所詮・・・こんなものか・・・。」 バシリスクが目を閉じ、眠ろうとした時、ジャリ・・・という音がサンダーバレーに響いた。 音の方向に目を向けると、そこには剣でようやっと体を支えて立っているギコが居た。 バシリスク「・・・まだ立ち上がれたか!」 バシリスクが尾でギコを弾き飛ばした。
101 :
ジョーカー ◆vtwrHrhFmE :2005/11/18(金) 22:39:27 ID:QHglSyOj
やっぱ駄目っぽいですねえ。 俺はどうすりゃ良いんですか? もう書くな、と皆さんに言われればもう書き込みませんし、 続けても良いと皆さんに言われれば続けます。 本当に、どうすりゃ良いんですか? この場から消え失せるべきなのか、 それともこのまま突っ走って良いのか。 正直な意見をお願いします。 私自身、正直なところもう自信ないので。
突っ込む方も突っ込まれる方も、形式はどうであれ
ここのはシナリオということを忘れているような気がするよ。
>>90 描き方は現れた作り手に任せればいいんじゃない?
確かにAAキャラは描きやすいだろうけど、それを敬遠してる人も少なからずいるはず。
「AAキャラは子供っぽくてイヤー」とか
「シリアスよりコミカルな内容に使うべき」とか。
だからといってAA限定しないと誰かさんの様に勝手に時間かかりすぎる
描き方してダウンして打ち切る場合もあるから一概に言えない
>>98 スレ違いだけど聞きたい…
種死どう思う?
ガンはガンでもガンダムじゃなくてgunだったー。
ワルサーやら長物やらの方でしたかすみませんすみません
>>101 元々活気ないんだし何言われても怒らず受け入れられるなら、指摘指導して貰うとか。
実際に今のようにキツイ指摘で荒れることがあるだろけどそれは匿名性の定め
ここはシナリオスレだけどフラ化できそうもない作品を書き込むのはダメってルールはない。 とにかく書き込みたければ書き込めばいい。 それを止める権利は誰にもない。 だってここは2chなんだから。 荒らしてるわけじゃないしね。 純粋にフラにしてもらいたい。 誰かに見てもらいたい。 そう思って作品を持ってくる人を突っぱねるのはどうかと思うよ。
>>101 ガンヲタが粘着してるだけ。
俺はジョーカーさんの作品嫌いじゃないです。
では、こっちもそろそろ原作付シナリオ(というより脚本)を投下したいんですが… 一応ジョーカー氏のシナリオが一段落してから投下した方がいいですかね?
ガンオタの人だ。
頭悪いな…もはや2chも子供の玩具に成り下がったか。
子供の集団に一般論で対抗しても全く無力なのは承知してるからこれで最後の書き込みに。
子供ってのは集団でなおかつ自分に害が及ばない範囲にいると人殺しでもするからな。
txt化すればレスものばさず一括できるしみやすいというのが何故わからんかな。
ぶっちゃけ見る人が減るとかってのはそれは単純にしょぼいからっていう理由だわな。
>>104 >>純粋にフラにしてもらいたい。
誰かに見てもらいたい。
そう思って作品を持ってくる人を突っぱねるのはどうかと思うよ。
純粋にっつーかどう考えてもジョーカーの作品(?)をflashにするの無理だっつってんのがまだわからんか?
どんなにウマい奴だろうがflash化はしない。(ある程度のレベルのアニメーションとして)
こういう風に書くと屁理屈述べて文字だけのテロップ流すだけのフラ作って「作れたぜ」なんていうあほがでてくるかもしれんが。
まともな精神しててそれだけのflash作れる奴はこんな駄文をフラにしようとも思わんよ。思っておそらく「俺が考えた方が早い」だろうな。
誰かに見てもらいたいのなら創作文芸板逝け。もちろんそこでも余裕でスルーだろうが。
んでどうみてもジョーカーが厨だってのは未だに、「未だに」sageを覚えてないってことだわな。もはや厨通り越してアホすぎる。
それに加えて率直な意見かいても
>>正直な意見をお願いします。
だしな。正直止めてもらいたくて書き込んでるだろ?一般の人からすれば平均以下うんぬん以前の読む価値もない駄文よ。
これ、その場の思いつきで書いてるだろ?
その場の思いつきでもガンヲタにジョーカー氏と同じクオリティの物が書けるだろうか。
>>109 正直なところ王道RPGの展開をトレースしておけば、書けると思うぞ。
それと批評に「だったらお前がやってみろ」は禁句。
まぁもう来ないと言ってるし、スルーでいいんじゃないかな。 王道RPG的展開なのはわかるけど、それでも期待してしまうからやはり王道なのだろう
ガンオタは
>>1 を百回読んだほうが良いよ。
フラ職人に、作るきっかけを与えるスレなんだよここは。
ジョーカーの作品をそのままフラ化することだけにしか頭に無い感じだよ。
『ピエロ』 よってらっしゃい みてらっしゃい 小さな小さなサーカスの はじまり はじまり 舞台ではいつも笑顔のピエロ 舞台の裏では 辛い練習に歯を食いしばっても 上手くいかなくて 悔し涙を ぽろり ぽろり そんな時は いつも仲間がなぐさめる 嬉し涙と悔し涙が一緒になって 舞台よりも素敵な笑顔になる そう ピエロにとって 仲間のみんなは 自分を笑顔にしてくれる 小さなピエロ 世界中でいま そんな小さなサーカスが繰り広げられている ほら あなたのとなりにも小さなピエロがいる そして あなたも・・・ よってらっしゃい みてらっしゃい 小さな小さなサーカスの はじまり はじまり
↑のと、
>>1 のまとめサイトの「サーカスチャーリー」と
ネタが被っていたんですが雰囲気がちょっと違ったので
投下させて頂きました。
もうこの話題はいいので これ以後はみなさんALLスルーでお願いします。 ジョーカーさん書きたければ続けて大丈夫です。
>>115 了解。
あとジョーカー氏またこんな人が来ない
とも限らないのでsageは覚えましょう。
「オッスオラ土偶!聞いてくれよマックス!」 M「oh! Mr.ジョウモンボールことビリーじゃないか。 どうしたんだい、ついにマガタマ波が出せたのかい?」 B「もっと、ビックなことさ!」 M「まさか…、MOEガールズのアミとユミが30越えの既婚者だったのか!?」 B「HAHAHA、そんなはずないだろう。どうミテもteenデス、alligator go the Master!」 M「ジョークさビリー。…そうかわかったぞ!ブッスがガンダムの開発に成功したんだね!」 B「ガンダムダンボールなら誰でも作れるじゃないか!」チョップする M「ファーブルスコファーブルスコ」
B「実はマックス、明日…聖地に行けるのさ!」 M「ナンダッテー!!」あれのAAとか。 M「君はOTAKU界のゴッドになろうっていうのかい!」 B「ああ…僕も信じられないくらいさ。脚が震えてるよ。 …これがケンの言っていたムシャブルイか」 M「君なら大丈夫さ。僕は君という親友を誇りに思うよ」 B「ありがとうマックス。ここまで来れたのは君とプリキュアのおかげさ」 M「言ってくれるじゃないか…」 B「おいおいマックス、男の涙はMOEないZE」 M「間違えて水を錬成しただけさ…。君こそ錬成してるんじゃないかい?」 B「君には隠し事できないね…。その通りさ」 M「一緒に、走ろうか?」 B「いや一歩一歩踏みしめて歩こう」 M「へへ、僕らはいつもそうだったね」 B「…さあ行こう道はまだ長い」 M「ああ!」 夕陽が二人の影を長くする。空には彼らの目的地、トイレが映る…。 「頑張るんだビリー!」 「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…」 続く? 即興で書いたっていいじゃないか。
>>54 ありがとうございます。
はじめの「幼なじみ」の所は、改変してくれてよいんで・・・
もし、いいアイデアが見つかったら書き込みます
120 :
ショボショボ :2005/11/19(土) 22:31:35 ID:Nfm+J/j9
作って欲しい音楽フラッシュあるんですが・・・「もすかう 」とか、マイアヒみたいな・・・ 元曲はsum41のstillwaiting 空耳歌詞(自分で頑張ってこの程度です_| ̄|○) そりゃない STAYウェンディング フォー!ゼッ諏訪 チューしたPayで 献杯だ プリズン 献杯よー とぅーばー利便 ずぇったい! アボーンとまい変! 結わうわ、じゃ楽キャノンHEY! ヤカン隊! 夢精でおねしょ! うじゃすてぃ、ジャ俺もおねしょ! びっふぁい! 橋でくびっしょい! じゃすわい、ボッカとてっちゃん、 じゃあね、ウォーリー・チューせい! 発声、さぁ〜!! そりゃない STAYウェンディング フォー!ゼッ諏訪 チューしたPayで 献杯だ プリズン 献杯よー とぅーばー利便 ビルゲイツ! HEY YO何してんだ! ウノわすわじゃチョビンボーイ! 原さん! 氷フリーザー! 魔法さ、クソじゃ食えない! あっは! ウェウェイとグラス! じゃっはい! じゃ、シャア食えシャア食う茄子! じゃあね、ウォーリー・チューせい! 発声、さぁ〜!! そりゃない STAYウェンディング フォー!ゼッ諏訪 チューしたPayで 献杯だ プリズン 献杯よー とぅーばーライ! ジャーっす!ジャーっす!ワースフォーエバー! とわーい!ふわーす! メイクイーンMayYeahライ じゃ、そぅ小野? キャラ馬さー 葉の美味いの?ぜってぇ!明日は異界、そうだい! 頂戴!頂戴・・・!そう! ワイハー! ウェイター! うぅ俺ねキャビア! でっけー! veryウェル! 採算のは「でっけーなー!」 そりゃない STAYウェンディング フォー!ゼッ諏訪 チューしたPayで 献杯だ プリズン 献杯よー とぅーばーライ! そりゃない STAYウェンディング フォー!ゼッ諏訪 チューしたPayで 献杯だ プリズン ケン水を 吸わなーい! どうかよろしくお願いします。
121 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 22:42:41 ID:8iZaDKyB
何気ない幸せシリーズ
すいません。 sageを知らない訳ではなく、忘れてました。 これ、その場の思いつきで書いてるだろ? いえ。数ヶ月前からシナリオは出来あがってました。 やっぱり、ここに書いていきたいです。 ガンオタの人・・・でよろしいでしょうか? すいませんが、ここに書かせていただきます。 嫌なら・・・すいませんが、私の書き込みだけをすっ飛ばして読んでください。 では、続きを書かせていただきます。
123 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 22:49:39 ID:8iZaDKyB
サラリーマン朝出勤、痴漢に間違いられる ↓ そのせいで遅刻上司にどやされる ↓ 仕事でも失敗を犯す ↓ 残業毎日、手当て無し ↓ 疲れて寝てしまう
しかしギコは立ち上がった。 立つのもおぼつかない足取りで。 しかしどこか力強く立ち上がった。 バシリスク「何故・・・ここまで出来る!?お前は立ち上がる事も出来ぬはずだ!何故・・・。」 口を閉じていたギコが喋り始めた。 ギコ「もう・・・負けられない・・・。いや。負けたくないんだ。あいつ等にも・・・あんたにも・・・何者でも・・・。」 ギコは血を吐き、倒れかけた。 しかし、ギリギリで足に力を込め、立ち上がった。 ギコ「約束したんだ・・・。おじさんに・・・ヒッキーに・・・。約束を守る為には・・・あんたの力が必要なんだ・・・。」 バシリスクがギコを怒りの目から、優しい目で見た。 バシリスク「・・・お前には参ったよ。 手を出せ・・・。」 ギコが片手を出すと、その手に牙が乗った。 バシリスク「召喚獣を呼び出す牙だ。そして・・・お前が望んだ物・・・”力”だ。」 ギコの体を黄色の光が包み込み、ギコの傷が癒え、ギコの体に力がみなぎった。 ギコ「・・・これが・・・”力”なのか・・・?」 バシリスク「そうだ・・・。お前の力。」 バシリスクがギコを見て微笑んだ。 バシリスク「ここまで俺に向かって来るのは、お前だけだった・・・。」 ギコもバシリスクを見て微笑んだ。 バシリスク「この強さ・・・心の強さ、とでも言うのか・・・。それが本当の強さ・・・なんだろうな。」
125 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 22:52:15 ID:8iZaDKyB
↓ 夢を見る ↓ 子供の頃の夢
126 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 22:55:44 ID:mM5LOj7+
ギコ「ありがとう・・・。父さん。じゃあ。俺、行くよ。もう一つの力を手に入れる。母さんに会いに行く。そして・・・奴らを倒す。」 そう言い、ギコは歩き出した。 バシリスク「本当に・・・強くなったな。息子よ・・・。」 長く感じた父親との出会いから別れ。 それはとても短い事だった。 ギコには、父親の記憶はほとんどなかった。 それでもギコは、バシリスク・・・父と別れてから、とても懐かしい想いがこみ上げ、泣きそうになった。 しかしギコは泣かなかった。 ギコ「絶対に泣かねえ。・・・だっせえからな。」 ギコは父との戦いで、牙の他にも・・・ましてや”力”の他にも新たなる物が心に芽生えていた。 諦めない心。 それらはこれからの戦いでも大きな力となるだろう。 父は、それを知っていた。 だからこそ強く当たった。 しかし、息子は父の予想を遥かに超えた。 ギコは・・・強くなったのだ。 本人は気付いていないだろう。 戦いの内に、自然に生まれた物なのだから。 ギコは、必死に村の宿屋に辿り着き、倒れ込む様に寝た。 体の疲れは取れても、心の疲れまでは取れないようだった。 おばさん「あんた!この子、帰ってきたよ!生きて帰ってこれたんだ!」 ギコはおばさんの甲高い声にも起きず、ぐっすりと寝ていた。 ハーストが穏やかな目でギコの頭を撫でつつ言った。 ハースト「疲れていたんだねえ・・・。よく頑張ったねえ・・・この子・・・。」 ギコは既に夢の中だった。 あれだけの労力を使ったのだ。 無理もない。
127 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 22:59:54 ID:mM5LOj7+
その翌日。 ギコ「おじさん。俺はまた旅に出る。ありがとう。」 ハースト「いや。良いんだよ。それよりも・・・何があったのか分からないけどね・・・頑張るんだよ。」 ギコが微笑んだ。 ギコ「ありがとう。」 ギコは町を出て、コンパスに目を落とした。 ギコ「今度は北東にいる母さんか・・・。」 ギコは北東に歩き出した。 ギコが歩いていると、赤と緑の入り混じった、鮮やかな色の狼がこちらに近付いてきた。 腐臭が漂っている。 ギコ「・・・生物兵器か。」 ギコが銃を構えた。 ギコ「いや・・・丁度良い。」 ギコは銃をしまい、深呼吸した。 ギコ「力を試すチャンスだ。」 狼が飛びかかってきた。 ギコは軽く避け、指を一本出した。 その指からは、銃弾のような雷の弾が連射された。 狼の肉は剥ぎ取られ始め、それでも狼は向かって来た。 ギコ「恐怖心すらも無くした憐れな狼よ。今楽にしてやろう・・・。」 ギコが手を狼に向け、叫んだ。 ギコ「サンダー・フォール!」 ギコがそう叫んだ途端、雷の滝が狼を襲った。 一瞬で狼は焼き消え、ギコはその場に石と枝、という簡素な墓を作った。 ギコ「ごめん。仕方が無かったんだ。やらなきゃ・・・やられちゃうから。」 ギコはそう言い、墓を後にした。
128 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:03:43 ID:8iZaDKyB
私は暗闇の中にうずくまっている。なぜだか分からない「ナゼダ…」 疑問が頭の中をめぐった瞬間その言葉は意味をなさないものとなる。 闇は黒という言葉だけでは表現しきれない。もはや白とも言い表せる。
129 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:05:49 ID:mM5LOj7+
歩きながらギコは地図を見た。 北東までは少し遠い為、途中で幾度か自動車に乗せてもらった。 それで少しは道程が楽になり、三日目の夕方、火山のふもとに着いた。 ギコ「この辺りに町は・・・あった!」 ギコは町に入った。 その町は冒険者専用の町、という感じがした。 武器、防具、医療道具、宿屋・・・。 普通の町ではありえないほど、それぞれのレベルが高かった。 火山の近くの為か、登山者等が多くいる気がした。 宿屋を見つけ、ギコはそこで少し話を聞いた。 ギコ「あの火山の名前は何て言うんだ?」 その宿屋には、宿屋の主と、双子の女性しかいなかった。 双子は、姉がフレイ、妹がフレイヤという名前だった。 フレイ「そのまんまさ。ボルケーノ。”火山”さ。」 ギコ「あの山には登れるのか?」 フレイヤ「登ってるけどね、みんな途中で降りて来るんだよ。」 ギコ「・・・何故だ?」 フレイ「温度に耐え切れないのさ。上に上がるほど暑さは増すからね。」 ギコ「・・・ああ、分かった。ありがとう。」 ギコは対策を考えた。 しかし、対策法が出てこず、頭がぐちゃぐちゃしそうになったので、とりあえず話す事にした。 ギコ「君達は、山を登らないのか?」 フレイ「登ってるよ。でも、どっちかっていうと怪物の為にね。」 ギコ「怪物の為・・・?」 フレイヤ「怪物が多いのよ。山には。幸い、弱い怪物は人間でも倒せる。」 ギコ「君達は強めの怪物の処理者・・・か。」 フレイ「ええ。でも、怪物達の要が鳥獣らしいの。」 フレイヤ「手が出せない。」 ギコは少し考えた。
130 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:09:53 ID:mM5LOj7+
ギコ「そいつ、倒せる様なら倒しておくよ。」 フレイ「無理よ。」 ギコ「あいにく、俺は特殊なんだ。君達とは訳が違う。」 フレイ「特殊って・・・あんた,大丈夫?」 フレイを無視し、ギコは話していた部屋を後にした。 ギコ「もう、今日は良いや。別に、どうにかなるだろう。」 ギコは眠った。 明日も、戦う事になるかもしれない。 その為に。 翌日。 ギコは山を登り始めた。 やはり暑かったが、そこまででもなかった。 しかし登ってる内に不思議になった。 慣れた登山者でも暑くて降りる頃でも、ギコは平気だったのだ。 まるで、ギコの場所だけ暑さが無い様に。 やがて、ギコは火山の中に入りこんだ。 どろどろと波打つ溶岩の中、一本の道があり、その先には丸い広場があった。 その広場の真ん中に、母がいた。 炎神、イフリート。 雌獅子の顔を持つ獣人神だった。 ギコ「ただいま・・・。母さん。」 イフリート「おかえり・・・ギコ。」 イフリートはギコを優しく迎えた。 イフリート「話は分かっているわ。とりあえず、あの人からもらった牙を出し、念じなさい。」 ギコは片手に牙を乗せ、念じ始めた。
131 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:13:37 ID:8iZaDKyB
遥か遥か遠くから一筋の光 その光を頼りに暗黒が光で満たされた。 目が光に慣れるまでの間何が起こったのか分からなかった。
132 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:14:31 ID:mM5LOj7+
ギコは片手に牙を乗せ、念じ始めた。 すると、牙が宙に浮かび、姿を変えた。 その姿は電気を帯びた馬の様な姿になり、ギコを見据えた。 イクシオン「やあ・・・ギコ。君の召喚獣、イクシオンだ。よろしく。」 ギコは呆然としたが、やがて声を出せるようになった。 ギコ「あ・・・ああ!よろしく!」 イクシオン「ああ。ところでイフリート様。バシリスク様からの伝言です『そいつは並外れた根性で、私に向かって来た。どうかお前も力を貸し与えてやってくれ。』との事です。」 イフリート「・・・そう。あの人が認めたなら良いでしょう、ギコ。力を与えましょう。しかし・・・力を見せて。」 ギコはつばを飲んだ。 その手からは雷がバチバチと音を立てている。 イフリート「でも、戦う必要は無い。あなたのフルパワーで一撃、私に攻撃を加えなさい。それであなたを見極めます。」 ギコは驚いた。 戦う必要は無い。 その言葉に何よりも驚いた。 ギコ「じゃあ・・・。行くぞ!」 ギコの目の前に雷の球が浮かび上がった。 ギコはその球に手を当て、念じ始めた。 ギコ「ハアアアアアアアッ!!」 雷の球は時と共に大きくなっていった。 ギコ「・・・!!まだ・・・まだぁっ!!」 ギコの体の内のどこかからプチッという音が聞こえた。 ギコは熱い地面に膝を着いた。 しかし、ギコの目の前の球は、これまでに無い程大きく成長していた。 今にも電気を解放し、爆発してしまいそうなほどの雷球。 絶えずバリバリと音が鳴り続けている。 イフリートは驚愕していた。 自分の息子があそこまで成長している事に。
イフリート「これを即席の壁で防ぐには、少々・・・苦しいかしら。」 イフリートも念じ、炎の壁を作り始めた。 ギコ「すぅ・・・。はぁ・・・。良し・・・。行くぞぉ!!」 ギコは高くジャンプし、空中で雷球にオーバーヘッドキックを食らわせた。 その蹴りは綺麗にヒットし、雷球は真っ直ぐにイフリートに向かっていった。 イフリート「この壁を超えてみなさい!」 イフリートの前にも、成長した炎の壁があった。 雷球と炎壁の衝突したエネルギーで、ギコが吹っ飛びかけた。 しかし、さっき呼び出したイクシオンが支えてくれた。 イクシオン「頑張りましたね。まさかあれほどの雷球を作るとは思いませんでしたよ。」 未だ雷球と炎壁の衝突は続いていたが、 一度の爆発音と共に辺りが煙に包まれた。 ギコの雷球は消えていた。 しかし、イフリートの作った炎壁もあと数センチという厚さだった。 ギコは疲れきってしまい、その場にへたり込んだ。 しかし、イフリートも疲れきっていた。 イフリート「ここまで成長しているのね。侮っていたわ。もう少しで破られる所だった。」 イフリートがギコを真っ直ぐに見つめた。 イフリート「良いでしょう。”力”をさしあげます。手を・・・。」 ギコが手を出すと、イフリートが何やら祈り始めた。 数十秒後、ギコの体から一瞬だけ多量の炎が噴き出した。 ギコ「・・・これが・・・母さんの、炎の”力”・・・。」 イフリート「そして・・・これを。」 イフリートが一房の赤い毛を差し出した。 イフリート「炎の召喚獣です。握って祈れば、私の使いが現れます。」 イフリートがギコに笑いかけた。 イフリート「頑張りなさい。私が言えるのはそれだけです。」 そう言った瞬間、下からゴゴゴゴゴ・・・と地響きが伝わってきた。
134 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:21:17 ID:8iZaDKyB
草原…ビル…雲の流れ…通勤ラッシュ…人ごみ…田んぼ、畑… 物凄いスピードで3次元の風景が流れていく。まるで私だけ 取り残されたように…
135 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:22:42 ID:8iZaDKyB
それは歴史を超える少年の物語。 飽きたので後頼んだ
何この二元中継
ギコ「・・・何だ?」 イフリートがはっとして叫んだ。 イフリート「火山噴火よ!行きなさい!早く!」 ギコがびくっとして返事した。 イクシオン「私に乗れ!」 ギコがイクシオンに飛び乗り、火山穴から飛び出た。 イクシオンは、本当に速かった。 周りの景色もほとんど見えないほどに。 しかしそれでも溶岩に追いつかれそうになっている。 ギコが駄目かと思った時に、イクシオンが叫んだ。 イクシオン「ギコ!炎の召喚獣を!私の考えが確かならば、それで逃げきれるはず!」 ギコが胸元からイフリートの毛を出し、祈り始めた。 イクシオン「後は頼んだぞ・・・フェニックス!」 祈りはすぐに通じ、神々しい真紅と金の翼を持つ鳥が現れた。 祈りが通じると同時にイクシオンは消えた。 その鳥はギコを背に乗せ、すぐに飛び立ち、驚くほどのスピードで上昇した。 そのあまりのスピードで、ギコは風で目を開けられなかった。 数秒後、目に風を感じなくなったギコが目を開けると、そこは遥か上空だった。 フェニックス「ギコ。私が炎の召喚獣、フェニックスだ。よろしく。」 ギコ「あ・・・ああ・・・。よろしく。」 ギコは安心し、フェニックスの背中で横になった。 ギコ「母さんは・・・その気になれば、噴火を止められたんじゃないのか?」 フェニックス「鋭いな・・・。あの方は、わざと噴火させたのさ。長くいると、別れが辛くなるからな。」 ギコ「ああ・・・。納得した。」 フェニックス「あの人は・・・優しすぎるのさ。」
ギコ「俺は・・・やつらに復讐する。復讐が終わったら・・・父さん・・・母さんとゆっくり話してみたい。」 フェニックスは黙っていた。 しかし、黙りながらも、彼はギコの信念が分かっていた。 ギコ「その辺りに大きい鳥獣はいないか?」 フェニックス「ああ・・・。エビルウィングか。どうした?」 ギコ「怪物の要らしい。退治しておく。」 フェニックス「・・・あなたも人が良い。じゃあ、行くぞ。」 フェニックスが一回羽ばたくと、もう既に下の風景はがらりと変わっていた。 ギコ「火山地域・・・広いんだなぁ。」 フェニックス「知らなかったのか。 それよりもそら。来たぞ。」 かなり先の方に、黒い鳥がいた。 かなり大きい。 近付きながらフェニックスは聞いた。 フェニックス「私が行くか?」 ギコ「いや・・・。俺が行く。」 ギコはフェニックスの背中から思い切りジャンプした。 エビルウィングが近付いてきた。 ギコは手から炎の球を出した。 いくつも、いくつも。 ギコがエビルウィングを睨むと、炎の球は意思を持ったようにエビルウィングを追い、体を焼いた。 エビルウィングの体が炎に包まれると、最後の力を振り絞り、ギコに突進してきた。 ギコ「Good bye・・・。」 最後の炎の球が剣に交わり、エビルウィングを一刀両断した。 ギコは遥か上空から落ちて行った。 それをフェニックスがキャッチした。 フェニックス「本当に無理をするな。ここでキャッチできなかったらどうするつもりだ。」 ギコは微笑みながら言った。 ギコ「ああ・・・信じてたんだ。」 フェニックスはフン、と鼻を鳴らすと言った。 フェニックス「降りるぞ。捕まっていろ。」 そう言うと、さっきのスピードほどじゃなかったが、凄いスピードで降り始めた。
ギコは大地に降りると、すぐに宿屋に向かった。 フレイ達に報告し(信じてもらえなかったが)すぐに休んだ。 その次の日の朝、ギコはイクシオンを呼び出した。 ギコ「速めにヒッキーの町まで走ってくれ。」 イクシオンはただ頷き、走り始めた。 それぞれ”力”を手に入れたであろう四人が集まる場所へ。
126、127、129、130、132に名前を書くのを忘れていました。 すいません。
141 :
Now_loading...774KB :2005/11/19(土) 23:57:51 ID:8iZaDKyB
ギコは大いなる大地を駆け大空を翔けた… 賢者は言う、勇者などはいない学者の空想だと
・・・なにこれ?
143 :
通りすがりA :2005/11/20(日) 21:02:02 ID:75iTxbgS
「暗闇の中でみえるもの」 〜第二話〜 見えない光と見える闇 わかっているつもりだった。 彼女がいないということは、もしかすると彼女の目は見えなくなっているかもしれない。 僕は、彼女はただ検査のために病室を出ていると信じたかった。 でも予感は本当になり、彼女は光ある世界を失った。 僕は1分ほどなにも喋れなかった。 彼女はそれに気が付いて優しくいった。 「大丈夫よ、見えなくても声で君がいることわかるから、君の顔が見えなくても ちゃんと声は聞こえてるから、君が私の世界にまだいるから」 彼女は自らの耳に聞こえてくる実態を”世界”と呼んだ。 僕らにとって世界とは見えて、聞こえて、触れる世界。 彼女はその世界とはちがった、触れるけれど、聞こえるけれど、 何も見えない真っ暗な世界を彼女の世界として受け入れたのだ。 僕はそれが許せなかった。 彼女の目が治るなら足なんて治らなくていい。 彼女の世界が元に戻るならなんだってやってやる。 今頃きずいた、同じ世界でいたいと強く願う自分に、そして それほどまでに彼女に恋をしている自分に。 それ故に、彼女の世界から僕の姿が消えるのは、あまりにも辛かった。 彼女は30分ほど、検査のこと、もう使えなくなった両目のこと 病気はいまだに原因不明だということ、そして最後に もう二度と、光をみることはできないことを話してくれた。 僕は終始無言だった。
144 :
通りすがりA :2005/11/20(日) 21:04:49 ID:75iTxbgS
その夜、僕は寝付けなかった。 妙な胸騒ぎと、彼女の件でのショックとが重なり合って 僕の心臓はパンクしそうだった。 しばらく虫が鳴いていたのに急に鳴きやんだ。 そしてそれは聞こえてきた。 ミエルカ――? 僕は初め耳を疑った。 キコエルカ――? 次に目を疑った。 目の前には白い衣装の同い年くらいの男の子。 その男の子をみたとき僕は、幽霊を連想した。 けれどそれには実体があった、声があった、足が―― 「ない・・!?」 僕は思わず声をあげてしまった、そして慌てて彼女のほうをみた 彼女には気付かれていない。 ベットから腰を起こすとやはりまだその幽霊少年はそこにいた。 僕はなぜかまえからこいつを知っている気がしてならなかった。 なぜか恐怖を感じず、僕は幽霊少年に話しかけようとした。 「えっと、え・・・!?」 僕が言いよどんだのには訳がある。間違いなくこいつは同い年の男の子だった。 顔を見た、まぎれもなくそれは、僕だった。 〜第二話〜 完
145 :
通りすがりA :2005/11/20(日) 21:11:56 ID:75iTxbgS
1話づつがフラ化するといいなと思い こまめにキリのいいところでわけてみました わけのわからない展開ですが、なま暖かい目でご覧ください。OTL
146 :
Now_loading...774KB :2005/11/20(日) 22:29:11 ID:Vs7+XbKo
age
過去のFLASH化作品をあげてみよう ・プレゼント ・サーカスチャーリー ・サバイバル(漢字失念)未完?
ダライさんの作品待ち。まだかな〜?
149 :
通りすがりA :2005/11/21(月) 21:43:25 ID:MFZ9rAq0
「暗闇の中で見えるもの」 〜第三話〜 理想の姿 まぎれもなくそれは、"僕"だった。 鏡のようでそうではない。薄暗い月明かりに照らされて、闇の中に確かにそれはいた。 きっとこれは夢か何かだ、誰もがそう思うだろう。 でなければ、これは幻か?いや、現に僕の目の前に立っているじゃないか。 僕は固まったままだったがそいつは口を開いた。 「見えるか?」 また、"僕"はそういった。 僕はとりあえずありのままをしゃべることにした。 別に今の状況を完全に把握したわけじゃない。 かといってそれを受け入れる気もない。だってこんなのはありえない。 それでもなにかこいつとは話さないと― 「み、見える、し、聞こえる」 先走ってしまった。 あまりの緊張のせいで、そしてきっと"僕"はこれを聞くと思ったから。 「そうか、"俺"が誰かわかるか?」 僕は再び耳を疑った。俺?僕は自分のことを"俺"などと呼んだことはない。 ではこいつは僕じゃない?けれど顔は?姿は?こいつは? 僕の気持ちを察するようにそいつはいった。 「わからないか、そりゃそうだ。 俺はおまえだけど、おまえは俺じゃない」 僕は最初この言葉の意味がわからなかった。つづけてそいつはいった。 「おまえは本当の俺、俺はおまえが望んだ姿、おまえであっておまえじゃない」
150 :
通りすがりA :2005/11/21(月) 21:44:43 ID:MFZ9rAq0
いつだっただろうか。 たしか僕がまだサッカーをはじめてまもないころ。中学1年の冬だったと思う。 寒い雪の日、僕は公園でシュートの練習をしていた。 何度蹴っても、足を踏ん張っても、僕はゴールに入れることができなかった。 僕は何度も挫折しそうになっていたた。もっとうまくなりたい、もっと強くなりたい。 そうしているうちに僕はそれに気が付いた。ゴールのそばに人がいた。 僕よりもいくらか背が高い、そしてどことなくなじみのある顔。 -タシカニアレハ- そしてその人は近づいてきてこういった。 「ヘタだな、サッカーっていうのはこうやるものだぜ?」 そういうとその人はゴールに物凄い一発を決めた。誰が見ても華麗な見事なシュートだった。 -ボクガノゾンダスガタ- 僕は目を輝かせて見ていたに違いない。そして僕はその人にこう尋ねた。 「どうしたらそんなにうまいシュートが打てるんですか?」 その人は答えなかった。僕は尚も質問を続けた。 「どうしたらあなたのようになれるんですか?」 -確かに、それは僕が望むはずの姿- その人は、はじめはなにもいわなかった。けれどその人はようやく口を開いた。 「まだおまえじゃ無理、俺にはなれない、だっておまえには―」 -だけどいまはまだ望んでいない姿- 〜第三話〜 完
151 :
通りすがりA :2005/11/21(月) 21:52:47 ID:MFZ9rAq0
金ダライダァさんの作品楽しみですね〜! それと、ようやく3話です 最初はよかったんですがあとほど内容が複雑に・・・ タイトルと内容がちがうじゃねーかって思ったするどい人、 お待ちください ラストまでみればわかります(たぶん)。
>>147 追加。
・さんぽ替え歌
・
>>111 (タイトル未定)
・童話『毒男』
・AA戦士サイタマン
・おーすとらりあん・ごーすと
>・AA戦士サイタマン 中途半端でマジゴメン…
154 :
通りすがりA :2005/11/22(火) 21:44:24 ID:tHT0QmMD
「暗闇の中で見えるもの」 〜第四話〜 彼女を助けるということ 「簡単に言うと、おまえが望んだ姿」 そういうとそいつは僕に一歩近づいてこういった。 「信じるにしても信じないにしても、そうであることに偽りはない、 現に俺は、おまえが望んだ全てだ、全てを成すことができる」 僕が望んだ全て。 僕はサッカーの才能はない。けれどこいつにはあって。 僕は背が高くない。けれどこいつは高くて。 そしてなにより、僕は彼女を救えないけれど、こいつなら救うことができる。 けれど逆を言えばこいつは僕の望まないことはなにも持ってはいない。。 こいつは僕、けれど僕はこいつじゃない、こいつもいったように。 そしてその矛盾が成立すると、僕の世界では存在できないだけ。 なぜかそんなことが頭に浮かんだ。あたかもはじめから知っていたかのように。 僕は考えるのをやめて、この最後の望みに賭けてみる事にした。 「そ、それじゃ、おまえが僕の望んだことを全て可能にするなら、彼女を救ってくれ」 僕がそういうとそいつはこういった。 「いうと思った。まぁそのために来たようなもんだが、 俺が救うんじゃない、おまえ自身で救うことになる、それはつまり おまえは二度と歩けなくなるということなんだが、構わないのか?」 「構わない、それが僕の望んだことだったから」 僕は何故そこでこいつの足がないのかわかった気がした。 そいつはにっこり微笑むとこういった。 「俺って本当はたいした奴だったんだ、出てきたかいがあった。 これであの時の約束は果たしたぜ、それじゃ俺はこのへんで、 もうおまえの世界にはいられないから、もうおまえは俺になったから」 それは本当に幻だったのかもしれない。窓からもれる月明かりに、溶けていくかのように そいつは、跡形もなく消えていった。
155 :
通りすがりA :2005/11/22(火) 21:48:00 ID:tHT0QmMD
いつかの公園で その人は、はじめはなにもいわなかった。けれどその人はようやく口を開いた 「まだおまえじゃ無理、俺にはなれない、だっておまえにはまだ、足があるし 今のおまえじゃまだはえーよ、本当に俺になりたい時がきたら、その時にまた会ってやるよ」 その言葉に僕は、おもわず声をはりあげた。 「約束ですよ!」 「ああ、約束な」 その人はそういうと風のようにどこかへ行ってしまった。 〜第四話〜 完
156 :
通りすがりA :2005/11/22(火) 21:50:57 ID:tHT0QmMD
いよいよクライマックスです。 果たして彼女の病気は治るのか?そしてこれがフラ化するのか!? フラ化するといいなぁ〜
>>156 展開が面白くなってきたね。
台詞回しを工夫するともっと良くなる。
>>156 なかなかいい雰囲気ですよね。
ラストも期待してます。
それでは、宣言通りまとめサイトを作成したいと思います。
なにぶん初体験のうえ、結構な量があるようなので時間がかかると思います。
ある程度できた時点で載せるので、意見をいただけるとうれしいです。
全力でがんばるので、皆さんよろしくお願いします。
159 :
通りすがりA :2005/11/22(火) 23:05:07 ID:tHT0QmMD
>>157 ,
>>158 感想ありがとうございます!
セリフですか・・・そうなんですいまいちなんですOTL
セリフどうしたら上達するんでしょうか・・・
しかし、セリフは職人さんがなんとか(って考えは甘いでしょうか・・・
>それでは、宣言通りまとめサイトを作成したいと思います。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
まとめサイト〜!待ってました!いよっ大統領!
これで職人さんの目に行く確立も増えますねー!
やる気ageてイキマショイ!
160 :
◆wCPFcCpvMY :2005/11/23(水) 03:14:50 ID:Yo78DLIw
誰かこれのFLASH作ってくれませんか? ( )←カッコないはFLASH案です 下手な文章ですいません テーマは「おっさんと2ちゃんキャラ」 おっさんはできればVIP先生(昔のVIPは〜だったから困るとかのAAの人)がいいです もすかうー え?ブーンって入るんすか?(爪のばしたぶーんが入るの止められる) 爪を剃ってこい 帰りなさい(ぶーんがこう言われて逆方向にぶーん) もすかうー ゴスペル聞く気せん(おっさんの絵) 出っ歯 さあ 来いや 便!!(切れたゴスペルにおっさんが捨て台詞) インリン崇拝(適当にどうぞ) お酒 へいへい 変な事件さ(ゴスペル侮辱罪でおっさんが警察にさあ行こうかとされてる絵) あたしゃ は は 春です(おっさんがコート着て春だけに発情している絵) 回れステップステップ(おっさんと2ちゃん8等身が回る かなりキモイ感じで) えーやんとってえなー (おっさんが女にコートを剥がすよう強要している絵) おっさんコートでへー ほら! ほー(変質者がやる全裸にコートでコートをおりゃっと開けてアレ見せる) へいへいへいへい もうかう もすかう 夢見るアンディさん おっさんですかシェアですか おほほほほほ ムスコムスコ 大事なイズムなくしたら大変よ(もすかうを目指すぞっていう主義=イズム を絵で表現してる) あははははは
161 :
◆wCPFcCpvMY :2005/11/23(水) 03:15:40 ID:Yo78DLIw
指先イタリア(もすかう目指していたのに指先の方角がイタリアで違うじゃん。。的な絵) 便所戦争決戦だ(切れて戦争に) おほほほほほ もすかう もすかう とにかくあっかんべ(2ちゃんキャラの戦い さっきの便所戦争の続き) ビンタ実質三千年(なんか中国四千年に対抗したみたいな 適当にお願いします) あははははは もすかうー ドイツって完全体!!(ヒトラーの絵) スピーゲル ツァーデハイ(ヒトラーにむかって2ちゃんきゃらが何言っとんねんこのおっさん 的な発言) うー ビーナス ブーン ムスコー メガネ仕入れてん えー まじいいでんねん ハイスピディー ブーン(ぶーんがメガメ店に向かう) お酒 へいへい 変な事件さ わたしゃ は は 春です 回れステップステップ えーやん 照りーマン(昔は〜だったが最近は禿げて来たから困るのAA VIP先生) おっさん もう寝て 屁出て ほー(おっさん最終的にいえで寝てる絵) へいへいへいへい もすかう もすかう 夢見る アンディさん おっさんですかシェアですか おほほほほほ ムスコ ムスコ 大事なイズムなくしたりしたら大変よ あはははははは 訂正×シェア ○シャア
>>153 会いたかったですよ・・・
入院明けに作品になっていた2話を見たのですが言葉が見付からず連絡もせずにすいませんでした
自分の原作のせいで負担かけてしまって申し訳ないです。
作品は色々複雑な感情抜きにして楽しんで見ることができました。
至らない原作をすばらしい作品に仕上げてくれてありがとうございます
自分もスレはまだ見ているのでまたお会いできたら嬉しいです
>>162 凹んだのはその他諸々、全部自業自得なんで気になさらず。
2月以降でしたらクオリティ下げてですが作れますので、気が向いたら軽く書きなぐってみて下さい。
何よりも今はご養生にお励みください
>>163 レスありがとうございます。
今は体も治って仕事にも復帰して夜遅くまでネットしたりしてます。
作品自体、書き続ける意気込みはあったので今回再会できた記念に原作の続きにも手を出してみようと思います。
元々遅筆にも関わらずうp優先(`・ω・´)となってしまって勢いで走っていた部分が自分にもありましたので
この度の職人さんの休止も自分の作品を見直す機会と思っております。
2月に作品でまた再会できたら最高だと思います。
165 :
通りすがりA :2005/11/23(水) 20:47:38 ID:sVQU4joj
「暗闇の中で見えるもの」 〜第五話〜 世界と君と僕と俺 今の季節は冬で、今は冬休みで、しかも彼女との初デートの日。 彼女の目はあの夜の翌日、突然完治した。 彼女の親や、病院の医者は皆、奇跡だ、と感動の声をあげていた。 この彼女の目が治ったことは新聞にも取り上げられたくらいだ。 「おはよー、ごめんね遅れて、やっぱり待ったかな?」 昨晩の雪がよく積もった駅前、彼女との待ち合わせの場所に僕はいた。 「少し待った、時間には結構うるさいから俺」 僕はあの時から自分のことを"俺"と呼ぶようになった。 それはきっと― 彼女と真っ白な道をいく。 彼女は真っ白な服を着ていてまるで、雪の妖精のようにさえみえたくらいだ。 歩いてる途中話題はあの日の話になった。 「ねぇ君は覚えてる?あの日のこと」 「あの日って?さっちゃんの目が治った日のこと?」 「ううん、君がはじめて病院に来た日のこと」 彼女はちゃんと僕のほうを見て嬉しそうにいった。 「覚えてるよ、なにせ俺がはじめてゴールにシュートした日だ」 「みたかったなぁ、ってその時まだ知り合いじゃないよね」 彼女の微笑む顔はやっぱり妖精だった。 無邪気で、でもしっかりと僕を見れて、僕が好きな女の子。
166 :
通りすがりA :2005/11/23(水) 20:48:15 ID:sVQU4joj
僕らは公園に着いた。 そこに一人シュートの練習をしているやつがいた。 どこかで見たことがあると思ったらそれは僕の後輩だった。 この寒いのにジャージで必死に練習しているが全然ゴールには入っていない模様。 「あれ俺の後輩、俺もサッカーはじめたころはあんな風に練習してたなぁ」 彼女はずっと笑顔でそれでいて無邪気にこういった。 「いまもまだ練習してるんじゃないの?」 僕は思わず吹き出した。 「プフ、あのなぁ、もう今の俺は上手なんだよ」 「じゃあ上手な君はあの後輩くんにシュートを教えてあげたらどうかな?」 ――あの時と同じように なぜかそんな言葉が頭によぎった。 「いや、あいつには自分の力で上手くなってほしい、それに俺が手を貸しても あいつは俺にはなれないさ、それに俺は義足だしね、余計に失望しちゃうよ」 彼女は実に嬉しそうな顔をしていった。 「勇気付けられると思うよ?義足でもすごくサッカーがうまいんだなーって、 だったら本物の足の自分がうまくなれないわけがない!とかおもっちゃって。 ってあれー?どこいくのー?フフフ。」 なんて彼女の言葉を背中に受けながら僕は後輩の下へ足を向けた。 「おまえヘタだな、サッカーってのはこうやるんだよ」 ボールは真っ直ぐ、華麗にゴールに向かって飛んでいった。 それはきっと、今の僕は"あいつ"で、彼女を助けたのも"あいつ"で そいでいて"あいつ"は自分のことは俺と呼んでいたから、この方が自然だったんだ。 〜第五話〜 完
167 :
通りすがりA :2005/11/23(水) 20:53:05 ID:sVQU4joj
お話はまだ続きます。 ここで一句(ぇ 紅葉の、山をみていて、(鳥の)フンくらう。 通りすがりAでした。
>>167 え!?これで終わりじゃないの?
読んだ時、「ああ、この人〆方上手いな」って思ってたw
次回も期待して待ってます。
>>168 まぎらわしくてスミマセンw
一応終わりなんですが、その後日談というか、とりあえず
タイトルの内容に関する部分です。
正直いらない気もしたんですが、どこか自分で納得できなかったので。
>>169 2度もお褒めありがとうございます
まとめの方、がんばってください!
>>170 乙!ようやく元通りになれそうでうれしいよ・゚・(ノД`)・゚・
とりあえず設置して欲しいコンテンツは
・シナリオ
・このスレの
>>1 ・シナリオのフラ・CM
なんかかな。あとは必要に応じてBBSなんか置いてもいいけど今は要らないね。
更新はそんなに急がなくてもいいから。例えスレが落ちてもログは取るし。
とりあえず、マッタリとやって下さいまし。
>>170 ここにシナリオがどんどん載っていくんですねぇーw
アドバイスというか、背景がちょっと気になりましたw
なんて書いてあるんですか?
うーん。 私、どう見ても一人で盛りあがってる場違いな馬鹿、ですね。 このスレを冷静に見て、恥ずかしくなりました。 通りすがりAさんの素晴らしい作品を見て、「うわぁ・・・。」ってなりました。 じゃ、皆さん頑張ってください。 今見ると、私の話は見る価値も無い物なので、そろそろ引こうと思います。
>>174 ちょっと待って!
作品を中途半端なままにするのは良くないよ。
もしも気に入らないなら、気に入らない所を書き直してうpすればいい。
>>170 乙です。
きれいな色合いでいいですね〜。
ようやくまとめが再始動しそうでうれしい。
>>172 早速アドバイスありがとうございます。
ひとつ質問なのですが「このスレの
>>1 」というのはどういうことでしょうか?
>>173 背景の文字ですが、伊勢物語の芥川の段の和歌からの引用で
「しら玉かなにぞと人のとひしとき 露とこたへてきえなましものを」
(伊勢物語 六段)
と書かれているそうです。フリーの素材でした。
>>174 初めから皆さんに認めてもらえるような文章は誰だって書けないものです。
僕も初投稿は、かなり叩かれた記憶がありますww
最初シナリオにしては、長かったというのもあるかと思います。
長編は短編でスキルをあげてから、やり直してみるのはどうでしょうか?
とにかく、ここでいなくなってしまうのはもったいないと思います。
ところでご本人さんですよね?
トリップが付いていないし、名前も若干変えてあるのが気になりました。
>>176 ありがとうございます。
試行錯誤しながら一歩一歩前進して行こうと考えています。
ライターさんは、作業が追いつかないくらいどんどん投下してくださいw
「暗闇の中で見えるもの」 〜最終話〜 夕日の見えるこの場所で― 夕日の美しい港に彼女と僕はいた。 「夕日が綺麗だねー」 彼女のほうが綺麗だ、心からそう思った。我ながらやっぱり彼女が愛しくてたまらないようだ。 「そうだなぁ、綺麗だなぁ、それにしてもホントに目が治ってよかった」 少しの沈黙の後、彼女は急に僕に振り返った。 「ねぇ、目を瞑って」 「どうして?」 「どーしても」 とりあえず僕はいわれるままに目を閉じる。 真っ暗な闇に閉ざされる。 「君にはなにが見える?」 彼女の姿は見えない、でも近くにいるのがわかる。 「君にはなにが聞こえる?」 彼女の声が聞こえる、声はやっぱり近い。 「君はなにを感じる?」 彼女がそういってから、口元に柔らかい感触がした。 僕は思わず目を開けた。彼女が近い。 顔は手を伸ばさなくても触れている。 しばらくして彼女は口を離した。 「私には君が見えたよ」 僕はただ呆然と突っ立っている。 「声だけしかしなかったけど、触ってても肌の感触しかしなかったけど、 君はいたよ、真っ暗な世界に君がいたよ」 僕はずっと黙っている。 「ただ姿がなかっただけ、でも今はちゃんと姿も見える。 ただそれだけの違いなのに、とっても」
彼女は目に涙を溜めていた。 「うれしいの、私の世界に君の姿があるだけで、みんなの姿があるだけで とってもうれしいの」 僕はまだ黙って彼女の言葉を聞いていた。 「自分の目は治らないって聞かされたときホントは大丈夫なんかじゃなかった、 けどね見えなくなったて言ったその日の夜ね、少しだけ見えてたの。 眠れなくて、そしたら君の声が聞こえたから君を声と少しの光を頼りに 頑張って探したの、君を見つけた時何故か右目だけよくみえるようになったの そしたらね何が見えたと思う?」 「さぁ、俺の寝顔かな」 彼女は泣きながら笑って答えた。 「ブッブー、君とねもう一人の君を見たの」 僕は急に何も言えなくなった。 「なにか話してたようなんだけど、聞こえなくて、最後のほうだけ聞こえてきたの、 ”彼女を救うということは、おまえは二度と歩けなくなるということなんだが、構わないのか? 構わない、それが僕の望んだことだったから”」 彼女はまるで声優のように抑揚付きでセリフを言った。 僕は思わず― 「うれしかった、君のその言葉がうれしかった、それとごめんなさい」 「なんで、どうして?謝る必要なんてないぞ」 「きっとその足は本当は治るはずだったんだよ、でも私の目が治っちゃったから」 僕は。 「違う、この姿は俺が望んだんだ、元々こうなってもいいと思っていたんだ」 -彼女が違う世界を受け入れたあの時から-
「僕がこうなることを望んだんだ、僕が僕でなくなる代わりに、君といっしょにこうやって 夕焼けをみてる俺がいるんだ」 僕は一度俯いて再び彼女のほうへ向いた。 「俺は君がいたから今の俺になれたんだ」 彼女は涙をぬぐって 「・・・そっか、じゃあお礼いってね」 僕も泣きながら、「ありがとう」って言った。 あの日見た暗闇の中の僕は 僕が生涯で一度だけ見ることができた 彼女の言う世界の”みえるもの”だったのかもしれない。 あいつに会えて本当に、本当に・・・良かった。 「なぁ”僕”、今もまだ何処かで僕を見てるかい・・? ”ありがとう”これはおまえにもいったんだぜ・・・」 涙は夕日で照らされていて、とても綺麗だった。 それはあまりにも不思議な話で、彼女にとってもきっと不思議な話で、 僕には”君にはなにが見える?”って言葉と、そのときの彼女の声が、 彼女と永遠を誓った今も耳に残っている―。 〜END〜
もう最終話はしっちゃかめっちゃかです。
改めて自分の文章力のなさにウツになりそうです・・・OTL
>>174 僕もこの程度ですし、見る価値のない作品なんてありませんよー
このとおりちゃんと見てる人もいますし
最後まで頑張って!
>>177 昔の”歌”だったんですね!
あーなんかワビサビを感じますw
というかこんなどうでもいい事聞いてしまってすみませんOTL
それといい忘れです、サイト作成乙です!
>>181 終わり方に感動しました。
映像で、浮かぶいいシナリオですね!
次回作も期待します
>>182 感想どうもです!
そういっていただけるとうれしいかぎりです!
がんばって書いたカイがありますw
GJ
>>181 私見で悪いけど、なんだか蛇足っぽいよ最終話。
在ってもいいけど無くてもいい感じ。
むしろ、「語らない美しさ」が無くなってる。
「彼女が暗闇の中のもう一人の自分を見た事」を書きたいんだろうけど、
第四話で、彼女に「ありがとう」と喋らせるとか方法はいろいろある。違ったらスマソ。
>>177 その名の通り、
「自分の作ったシナリオで他人にフラッシュを作ってもらうスレ3」の
>>1 のことw
スレの
>>1 には大概主旨や注意書き、約束事なんかが載ってるから覚えておくといいよ。
>>185 やっぱりそう思いますか・・・
俺も5話の後書いたとおり当初いらない気がしたんですけど・・
どうしても5話で”あいつになった”ってことだけをいいたかったし
5話(僕が”僕”に)、最終話(彼女がみたもの)と作ってみました。
長くなると1話づつをフラ化の法則がはずれちゃいますし、
これは”シナリオ”ってことで全部載せたほうがいいかな、ということで。
最終話は本編の関連性のアル閑話という形で見てください。
実際使われるかどうかは職人さんの判断ですし、職人さんの手にゆだねます。
金ダラさんが来ないよぅ・゚・(ノД`)・゚・
タイトル 「ローレライ」 第一話 歌の魔女 俺のいるこの場所はライン川のとある岸辺、1300キロにも及ぶヨーロッパの大河だ。 北はスイスから流れ出て、ここドイツにも流れ込んでいる。 俺はドイツの船乗りで今日も日がな一日この大河を渡り荷物を運んでいる。 毎日が同じ作業で正直つまらない。 しかしだ、たまに変わった事が起こるもんだからこの仕事はやめられない。 いや、やめようと思わない。 今日はそのなかでも特別、スゲェ話を聞かせてやる。 あれはそう、俺がその日に限って仕事に遅刻しちまった日だった。 「おい!モーリガン!てめぇが遅刻とは、いったいどうしたもんよ!」 そうそういい忘れたな、俺の名はモーリガン、まぁ別に覚えなくてもいいぜ。 ちなみにこの俺にでかい声で話しかけてるのがバッハ。 俺の運び仲間の一人だ。 「悪いな、寝坊だ」 「いつからそんなにぐうたらになりやがった!そんなんじゃ飯がくえやしねぇぞ!」 「今日しか遅刻してないんだが・・・それより早く出向しようぜ」 「誰のせいで遅れてると思ってんだこのくされやろうが!ガハハハ!」 そんな愉快な話は船に乗ってる最中も続く。 よくもまぁ毎日続いたもんだ、こんなお気楽な連中が運び屋なんてよ。 それは突然、そうあまりにも突然のできごとだった。 俺たちの船はまったく人気のない地域を渡っていた。 のはずだったんだが、歌が聞こえてきた。 -I want it to listen to this song,This song is the song of the offering to you- なんとまぁ音痴だこと。
しかもなんなんだ、ドイツ語じゃない、英語かその辺だろう。 俺たちは耳障りなんでその歌の主を探した。 そいつはいた、崖の上に俺たちとは反対側を向いて座って唄ってやがった。 「おいおいお嬢さん、歌うのは結構なんだが、もう少し・・・」 練習してから、と言い掛けて俺は固まった。 そいつは振り返った、女だとは判っていたが、こいつは・・・。 「いい・・」バッハが漏らした言葉だった。 もちろん俺も同意見、男ならこいつをみれば誰でも美しいと感じるはずだ。 いや感じなかった奴は殺す。 「もう少し近くで歌う気はないか?」 「ごめんなさい、ここが好きなの」 俺はもちろんのこと、船員の誰もがすでにこの女のいる崖に行くために船を岸に寄せようとしていた。 「おい!てめぇら!岸にはやくつけろや!」 「ちょっとまてよ、舵がきかねーんだ!」 船は一向に岸に向かわず、そのままそこに停止してしまった。 女は一度微笑むと、また歌い始めた。 -As for the next song,how? However, because it is an end with this tune- 今度はその顔に似合う綺麗な歌だった。 「なんだ、歌うまいじゃねーか」 俺は船の一番女に近いところにいたためだろう、歌にうっとりしていた。 「・・・良い歌だ、お嬢さん名前なんてんだ?」 俺にはわけのわからない歌だったが適当にごまかして名前を聞いた。 女は歌をやめて俺に向かって怪しく微笑み自分の名を口にした。 「ローレライ」 第一話 終わり
今回は神話です ドイツ神話、ライン川の船を沈める魔女の話を皆さんはご存知でしょうか? それを元に作った、ちょこっと話です。 ローレライ、初めて聞いたときは例の映画を思い出しますねw あれもドイツ神話がもとなんでしょうか。
>>185 なるほどww
金ダライさんのプロフィールでも載せるのかと勘違いしてましたw
>>188 >>189 >>190 投下乙です。
間髪いれずにシナリオが書けるってのは本当にすごいです。
まさにアイデアの源泉とでも言いましょうか。
今作も大いに期待してます。
1スレのログが手に入らないので2スレから作業開始します。
なかなか作業が進まなくて申し訳ないです。
休日は返上で作業するので今しばらくお待ちください。
ドイツの潜水艦に乗ってたソナー並に耳のいい女の子をローレライと呼んだらしいですよ>映画版ローレライ 語源はドイツの神話のローレライと同じらしいです
>>191 いえwいくつかネタだけできてるのがあって
それを文章にしているだけなんで俺はそれほどでもないですw
>>192 なるほどぉ、映画みてないんでしらなかったです!
耳がいいときますか、どんな映画か、まではそうぞうできないですねw
にしても神話っていろいろあって楽しいですねぇ〜。
映画版ローレライって日本の奴だよな? なんか超能力を持ってる女の子がいて、その女の子は水中の爆雷や魚雷、その他の投射物を イメージ化する事ができて、ドイツ側はそれを目に見える形に出来る技術を作ったって言う話。 水中で正確な物のイメージを得るという事は当時の技術で言うと無理な話だったから、最終兵器足り得たっていう。 そのかわり潜水艦や艦船を撃沈すると死者が出る訳で、その死者のイメージが直接女の子に叩き付けられて女の子は苦しむ。 その女の子は歌が上手かった。そしてその女の子が乗る潜水艦は第三の原子爆弾投下、目標東京を阻止しにいく。 潜水艦乗りたちは真に故郷の家族を想い、真に日本のこれからを憂いて戦地に赴く。 自らが兵器として使う、守るべき家族と変わらない年頃の女の子への「矛盾」を抱いて。 知り合いにアメリカ海軍の潜水艦乗りの香具師がいる。ネタになれば幸いだけど、幽霊潜水艦ってのは本当にある話らしい。 新種の大型クジラかどこぞの実験機ってのが通説らしいけど、あり得ない静かさですごく近い位置まで接近して、離れていく 暗い海の謎の潜航体。ソナー員はその潜航体が近くまで来たとき、変な音を聞くそうな。すすり泣くような、絶望するような。 そんな悲しい音。漏れの知り合いが実際きいた訳ではないらしいけど。 ちょっと知識がある人ならわかると思うけどロサンゼルス級の潜水艦に対してわずか18mの距離まで近づいて「全く」気づかれなかった ってのはまさしく幽霊の名にふさわしい。まぁ端的に言えば正面衝突しかかったらしいけど、知り合い曰く 「あのときはキンタマが縮み上がった」そうな。海に潜む得体のしれない潜水艦か生き物か。ロマンだね。 目撃(確認?)例は3件だけだけど、その一件に出会えた知り合いは好運。
何にせよ、神話はちょっと参考にする程度がよいかと。 多様しすぎると厨2病っぽくなり、 トレスすればただのインスパイア。
196 :
Now_loading...774KB :2005/11/26(土) 21:26:12 ID:1aPStW9E
空気読めなくてスイマセン。既出かも知れませんが、エヴァのOPを2ちゃんキャラでお願いできませんか?
DEEP REDさんいらっしゃいましたら応答願います。
前スレの
>>50 から執筆中の吸血鬼モラキュラの話のことなのですが。
題名がなかったかと思います。
出来れば題名を入れたいので題名を教えてください。
題名が無記入だと下のような状況になります。
>>1 (無題)
作者 名無し
このような状況になると内容が良くともスルーされる恐れがあります。
これ以後シナリオを投下される方は出来るだけ題名は付けて下さい。
お願いしますm( __ __ )m
>>196 ここはシナリオを作って投稿するスレです。
明確なシナリオを提示しなければ作ってはもらえません。
ってことでシナリオを作成してください。
第二話 男達の最後 ローレライ、その昔ここライン川に船を沈める魔女がいたという伝説がある。 その魔女の名こそ、ローレライと聞いたことがあった。 「聞いたか!良い名前だなぁおい!」 バッハ気づけ。 俺はまさかとは思ったがとりあえず様子を見ることにした。 女は再び歌いだした。 俺はとりあえず意識を女の歌ではなく川の流れの音に傾けた。 すぐに変化が起こった。 あんなに賑やかだった船員は、嘘のように静まり返った。 「ローレライ、たしか船を沈める魔女の名だったか?」 「あら、よくご存知で」 俺を除く全ての船員はもはや魂がぬけたぬけがらのようになっていた。 「なぜ、あなたには効かないんでしょうね。私の魔力も落ちたかしら」 みるみる女の位置が上っていく。 違う、俺たちの船が沈みはじめていた。 「あーあ、ライン川結構深そうだな、あんたはどうする?」 「どうって?私は歌い続ける。あなたこそどうするの?」 女はずっと微笑んでいた。 実に癪に障りやがる。 「俺はこうする」 そういって俺は、前方へ大ジャンプをかました。 「それで、そこからどうするき?」 俺は女の足元にぶらさがっていた。 「できれば手を貸してくれ」 そんな願い聞いてくれる筈が――
「はじめてなの」 「なにがだ」 「男の人に触れるの」 こいつは驚いた、この女、魔女でも結構可愛いじゃねーか。 俺はもともと人をいじめるのは好きなほうだ。 「手を貸してくれねーと、自力で這い上がっておまえになにするかわからんぞ」 女は随分とまよってるようだった。 俺の顔はそりゃあいやらしい顔をしていただろう。 とはいえこいつ自分が魔女であることでも忘れてるのか、 俺なんてすぐに叩き落せばいいものを。 できない理由でもあるのか? 考えてるうちに女は手を差し伸べてきた。 第二話 終わり
>>194 ローレライ、すごい壮絶な話ですね、お話だけでも十分伝わりますが
読んでいて一度見たくなりましたw
幽霊潜水艦はちょっと怖いですねw
確かにきいたことあります、そのお知り合いの方は
すごいものみちゃったんですねー。本当にロマンがありますw
>>195 たまたまローレライって名前が気に入って調べたらこれだったので
今回作成に使っただけですw
それでも忠告ありがとうございます!多様しない、と肝に銘じます。
通りすがりってラブストーリー好きだねw
うあ・・・。 すごすぎますって。
206 :
Now_loading...774KB :2005/11/26(土) 23:44:13 ID:1aPStW9E
>>197 あれ?題名は入れたはずですが・・・
題名は『吸血鬼モラキュラの恐怖』です。
なお一話は『ギコッターの日記』、
二話は『モラキュラ登場』です。
現在三話を書いてる最中ですが…
ちょっと時間がなくてこつこつと書いてる状態で、
おまけに他の映画に浮気しまして、
モラキュラをとるかそっちをとるかで悩んでおりまして…
あ、『各話ごとの題名』という意味だったんですね。 本当に申し訳ございません。
やっと2スレのシナリオ短編のみ半分ほど完了しました。 前の管理人さんがなぜいなくなったのか。 どうして誰も手を付けようとしなかったのか分かったような気がします。 一つだけ言っておきます。 宿題はあとに伸ばさずきっちりやりましょう。
焦らなくていいですから無理しないでゆっくりやって下さいな
…わかりました。 近いうちに第三話をうpします。 これ以上待たせるわけにはいきませんからね…
>>212 そっちにとりましたかww
僕的には塵も積もれば山となると言いたかっただけなんですが...
サイトが出来たら各検索エンジンに登録。
そしてフラを作ってくださった職人さんのところに
相互リンクを申し込みに行ってきます。
少しでも職人さんが訪れてくれるといいですよね。
不具合でトップが表示されてなかったようですね。 僕の画面では見えてたのでかなり焦りました。 皆さん本当おかしいところ会ったらドンドン教えてくださいね。
「ローレライ」 第三話 崖の上で それを手に取り俺は崖の上へ這い上がった。 「助けてもらってなんだが、なぜ助けた」 「私の魔術に掛からなかった人はあなたがはじめて。それ以外に理由なんてないわ」 「へぇ、本当にそれだけか?」 俺は挑戦的に女に言葉を投げかけた。 「なによ、私にそれ以外の理由があるとでもいうの?」 「例えば俺にほれちまったとか?」 女は顔を真っ赤にして。 俺は川へ突き落とされた。 「どわぁ!てめぇ!おぼえてろよぉ!!」 俺はどんどん下流へ流されていった。 そこからの話はいいだろう。 そんでも流されたが俺はいま生きてるわけだ。もちろんバッハとかは行方不明。 あー怖えー怖えー。 それでも荷物運びが終わると俺はいつも行く場所がある。 ライン川の中流の崖のあるところ。あの女がいるところへ。 「よぉ、ローレライ、最近は船を沈めてないみたいだな、一体どうした」 俺は船を岸に着けて女の元へきていた。 「待ってたの」 「俺を?」 「そう、今日こそ歌で沈ませてあげる」 そういっていつもの女の歌が始まる。
-What is it, and cherish it like you? In this, because of you who can't sing a song any more Take responsibility- 「なんて言ってんだ?」 「早く沈めっていってるの」 「それじゃ、ベットでいっしょに沈もうか」 そして俺は何度目かのライン川ダイブをするわけだ。 女はいつも歌を歌っている、それは終わることがないだろう、女がここを離れるそのときまで。 それじゃあ、俺がいつか絶対にここから連れ出してやる―。 俺が退屈な荷物運びをやめねぇ理由は、これもそのひとつだったりする。 そんなこんなで、俺は荷物運びをやめようとは思わない。 いや訂正、絶対にやめねぇ。 お疲れさん、なかなか特上の話だったろ? また運んでる途中におもしれぇ事があったら教えてやるよ。 そん時にはもう、子供抱えてるかもしれねぇがな。 -END-
何よこのツンデレ
流行だもんねw
>>204 そうでないのもつくろう!と頑張ってはみるんですが、
書いてると自然にそっち方向に・・・OTL
やっぱり男ですね俺も、いつかとんでもない方向に・・・
三話、どこかおかしいところだらけですが
そこは俺の文章力不足ですので、ほんと申し訳ないですOTL
>>214 あれは仕様じゃなかったんですねw
>>217 書いてたらいつしかキャラがそういう設定に・・・
ものっすごい細かいこというけど、 まとめのトップ、文章の頭が一箇所欠けてる
222 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/11/28(月) 15:55:21 ID:zmpUQKht
223 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/11/28(月) 15:57:44 ID:zmpUQKht
2ちゃねらー応援歌「GO! GO! 2ちゃんねる!!」プロモ 作詞 遅れて来た2ちゃねらー 1番 テレビも新聞も本当のことは言わないの? 教えて欲しい 真実を この犯罪やあの悪事、どうして報道されないの? このままじゃ 大変 マスコミがやらないなら、俺がやる! …って思ったら! GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! 君のカキコが日本を救う GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! ちゃねらーガンガレ!! (オマエモナー!) 2番 極悪非道な犯罪者 顔も名前もわからない 未成年なら いいの? 自宅も遺族も被害者は 晒し者にされている こんなの 間違ってる! 僕は何も出来ない個人 でも、パソコンが部屋にある! …、って気づいたら! GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! 君のカキコが世界を変える GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! ちゃねらーガンガレ!! (オマエモナー!) 3番 テレビが流す世論と 僕らの意見は正反対 どうしてこうなったの? いくらメールを送っても 絶対紹介されない …でも伝えたい 誰にも邪魔されない 本当の声がここにある! …ってわかったら! GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! 君のカキコが未来を作る GO! GO! 2ちゃんねる!! GO! GO! 2ちゃんねる!! ちゃねらーガンガレ!! (オマエモナー!) まずは、主題歌の歌詞です。
224 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/11/28(月) 16:01:23 ID:zmpUQKht
1番 ニュース23や朝日新聞を見て、首をかしげるギコ。 北朝鮮がらみの事件やテレビ局や大手芸能事務所のスキャンダル。拳を握り締めるギコ。 立ち上がるギコ。後ろから肩を叩かれる。振り向くとしぃが笑顔で人差し指を立てる。 パソコンを立ち上げ、2ちゃんに繋ぐギコ。 すごい勢いで書き込むギコ。 書き込みを続けるギコ。 こちらに向かって指をさすギコ。モナー登場。 2番 ネオ麦茶やサカキバラ、その他未成年の犯罪者のAA。 別々の部屋でニートと無職がテレビを見ている。 目を見開くニートと無職。その肩を叩くギコとしぃ。 パソコンを立ち上げ、2ちゃんに繋ぐニートと無職。 すごい勢いで書き込むニートと無職。 書き込みを続けるニートと無職。 こちらに向かって指をさすニートと無職。モナー登場。 3番 テレビを見ているモララー。首をかしげる。 頭を抱えるモララー。 パソコンが目に映る。肩を叩かれ振り向くと、たくさんのAAたちがいる。 パソコンを立ち上げ、2ちゃんに繋ぐAAたち。 すごい勢いで書き込むAAたち。 書き込みを続けるAAたち。 こちらに向かって指をさすAAたち。モナー登場。
225 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/11/28(月) 16:07:39 ID:zmpUQKht
作曲は 【作詞】作曲してください【投稿】6 に降臨された、プロ充サー様です。 おじゃましました。
226 :
百鬼丸 :2005/11/28(月) 17:24:33 ID:HvoTnt9K
?「ねぇ、咲姫様」 咲姫「なんだ?」 ?「今年も優勝だよね」 咲姫「ああ!」 ここは獣人達が住む世界。 ここには全ての獣人達がうらやむ「オーラファイツ」という 武道大会があった。 そして、咲姫は植物のオーラで毎年その大会で優勝するのだった。 「オーラファイターズ」 ・・・続きは後で書く・・・・
>>216 ツンデレいいですね〜
男のロマンです。
注意することなんてないと思いますよ。
逆にもっと極めたらいいんじゃないですか?
>>221 ご指摘ありがとうございました。
早速直してきました。
やっぱり見落としってあるものですね...
>>222 〜
>>225 なんだかものすごく胸が高鳴ります。
曲聞かせていただきましたが歌詞としっくりくる曲調。
なんだか普通にCDでも聞いてるような気分になりました。
FLASH化激しく期待です。
そしてよければこの曲が生まれたスレも教えていただけませんか?
>>226 壮大な話の予感。
今後の展開に期待します。
タイトル 「actual lie」 *この話はフィクションです* 第一話 ホントのウソを決行する日 「いつか、星を見にいくんだ」 貧相な格好をした男の子が二人、暗く高い天上を見ながら話していた。 「そんときは俺もつれてけよ」 彼らは、もう星の見えない世界にいた。 人類の科学はめまぐるしいまでに急成長を成し遂げた。 その代償が”オゾン層破壊”である。 結局、自分達の世界を救うどころか、破壊していってしまった。 人類は生活のできない地上を捨てて、地下へと潜り込んだ。 そうしてできた地下都市”モランヘン”。 彼らはその中の日本区、群馬住宅地域、伊勢崎ブロックで育った。 AC:2315 8月26日 日本区 群馬・伊勢崎ブロック 第2自由公園 公園の隅に二つの人影があった。 「決行はいつだ?」 「明後日、午後9時にここに集合、OK?」 「OK!」 そういうとひとりの男の子は嬉しそうに家路に着いた。 残されたもう一人の男の子はまだ公園に残っている。 そこへ、男の子と同い年くらいの女の子がやってきた。 「哲也!なにしてんの?」 男の子もとい、哲也は軍隊のような敬礼をしながら実に嬉しそうに言い放った。 「近藤哲也12歳!秘密事項のため誰にもはなすことはできません!」
「なにそれ・・・」 「香澄、世の中にはなぁ、口が裂けてもいえないことがあるだぁいててててっ!!!」 女の子もとい、香澄は哲也の口の両端を持つと思い切り引っ張った。 「じゃあ裂けても文句ないよね」 「バカ野郎!そんなわけないだろ!」 香澄は実に不機嫌な顔をして哲也を睨んでいた。 「うぅ、わかった、わかった話す」 香澄の表情は依然変わらない。 「えぇと、ビックリするなよ?」 「しない、はやくいえ」 「口調変わってるし・・」 哲也は一息置いてから上を見上げた。 「この地下都市から脱出するんだ」 香澄の表情は一変、驚きを隠せなかった。 「それ本気?」 「決行は明後日、あいつ、慶介も一緒だ」 「外は常温1000度の灼熱地獄だよ?いっても死ぬよ」 「大丈夫、ちゃんとこっちにも考えがあるんだ」 哲也はそういうと所持していた鞄からなにかを取り出した。 「なにそれ?」 哲也は微笑みながら十分に間をとり、そして口をあけた。 「これがなんと、とある倉庫から盗んだ最新の保冷剤なんだ!」 「ほれいざい!?」 哲也は満足げに胸を張って、 「あ、でもそれ最高対応温度20度ってかいてるよ?」 「なにーーー!?」 そして砕けた。 もの静かな公園に、哲也の情けない叫び声がエコーしていた。 第一話 終わり
今日ちょっとした流星群の話を聞いたので思いつきでかいてみましたw
ネタをかんがえてなくてぶっつけでいまかいたばかりなので
おかしいところいっぱいですOTL
>>222 すごいです!俺もフラ化期待です!!
>>227 【作詞】作曲してください【投稿】6って書いてますよ〜ここじゃないですか?
第二話 昼と夜 哲也はいまにも泣き出しそうな顔をしていた。 「そんな、頑張って盗ってきたのに・・・」 哲也はしゅんと地面に座り込んだ。 「泥棒してまで手に入れたのに残念、残念」 「香澄ちゃん、俺をなぐさめて〜」 「調子乗るなこのこそ泥野郎!」 哲也に会心の平手打ちがヒットした。 「ぐはおあ!」 「夢見すぎると自分を見失っちゃうよ?バカもいいかげんにしときなよ二人とも」 そういうと不平いっぱいの顔で香澄は公園を後にした。 「ひでぇ、どういう意味だよ・・難しい言葉使いやがって」 AC:2315 8月27日 日本区 群馬・伊勢崎ブロック 第2自由公園 決行2日前に作戦変更を余儀なくされた哲也は慶介を公園に呼び出した。 「どうしたの哲也、いきなり相談なんて」 哲也はしばらくの沈黙の後、口を開いた。 「保冷剤作戦は失敗に終わるという結論が今になってでた」 慶介はきょとんとしたまま、 「え?なにその作戦?」 「え?」 哲也の思考を完全にストップさせた。 「あたりまえじゃないか、保冷剤であの熱を防げないよ」 「じゃあどうするんだ慶介!決行は明日の9時だぞ!?」 慶介は微笑んでいた。 「大丈夫、僕にはちゃんとした理屈つきの作戦があるんだ、聞いて」 「リクツ?なんだそれ・・」 哲也は不機嫌な顔をして慶介の話に耳を傾けた。 「地上はね常温1000度の世界なのは知ってるよね?」 「あぁ」 哲也は珍しくまじめな顔をしていた。
「それじゃ昼と夜って知ってる?」 「ヒル?ヨル?」 聞きなれない言葉に哲也は困惑していた。 哲也が困惑するのもあたりまえだった。 人々は地下にもぐり光は人工のものを頼り、昼と夜という概念を持たなくなった。 時間はあるが仕事や、睡眠といったものにあてつけるものでしかなかった。 「僕はね、まだ地上に人が住んでた頃の古い本を図書館で見つけたんだ」 「まだ地上に住んでた頃の本?」 「そう、それでねその本をみていくと面白い事実が載ってたんだ」 「なんだよ?」 「昼は太陽が出てるけど、夜はまっくら太陽はない」 太陽、いまでこそ地下だから見えないが、 地上ではいまも”昼”のあいだずっと地面を照らし続けている星 「ってことはどういうことか分かる?」 「つまり、その夜っていうところにいけば太陽がなくて地上にいられるわけだ!」 哲也の顔はみるみる笑みを取り戻した。 「えっと、夜は場所じゃないよ」 「え?じゃあなんなんだ?」 「本によると夕方って言う太陽が沈みかける時間帯があってそれが午後6時から8時くらいなんだって それでその8時以降、真っ暗な世界が”夜”」 「ってことは俺たちが決行を予定してる9時は夜ってことなんだな!?」 「たぶんそうだと思う、その時間なら太陽が地上になくて僕らが行っても熱はないと思うんだ」 「おぉぉ!冒険っぽいな!でもそういやおまえ地上の行き方知ってるのか?」 慶介は一度微笑むと、 「それは、明日決行一時間前に教えるよ、それじゃ、あ、あとできるだけ厚着で来てね」 「どうしてだよ?」 「どうしてもだよ、厚着で来なくて後悔してもいいなら別だけどね」 「ふぅん、わかったできるだけいっぱい着て来る」 「うん、それじゃまた明日」 「おうまた明日!」 二人はそれぞれの家路についた。
「よし、腹が減った時用にいくつかくいものもってこっと、 明日、星が見れるといいなぁ」 そうつぶやきながら哲也は目を閉じた。 明日への期待を胸に・・・。 第二話 終わり
勢い余って第二話書いちゃったので投下です。 どこかで見たことある会話と流れ・・・ 書いてて思いましたが、これは・・イエナンデモアリマセン。
2スレ目の短編シナリオ全31作の保管が完了しました。 細かいチェックは、まだですが一応報告&感想です。 作品に再び目を通すというのは、本当にいい勉強になりました。 なんだか「夢が詰まったおもちゃ箱」という感じがして 改めて、僕がしようとしていることの大きさを実感できました。 たくさんのライターさん、職人さんの作品の片鱗に触れる中で、二人の人物に目が止まりました。 一人は2スレで活躍された、時書さんです。 時書さんは、このスレの復興、それに伴ったフラ板全体の活性化を己の野望として掲げた人です。 残念ながら志なかばにして蒸発してしまわれたようです。 しかし、多方面で活躍しておられた方なので、よほどの事情があったのだろうと思います。 僕がまとめサイトの引継ぎと共に、志も引き継ぎたい、そう強く思いました。 そして、もう一人は今更語る必要もないかもしれませんが、金ダライダァさんです。 金ダライダァさんが手懸けられた作品の数はおよそ17作品。(間違ってたら本当にすいません。) これは本当にすごいことで、僕など足元にも及びようがありません。 そして、投下の量もさることながら、文章の構成力、比喩の巧緻さは正に手練の成せる技です。 ライターとして、改めて尊敬しました。 金ダライさんをライターとしての目標とし、時書さんの志を受け継いで頑張らせていただきます。 本当に未熟者ですが、みなさんこれからも宜しくお願いしますm(_ _)m
熱くなって正直すまんかった。 でも反省はしてない。
237 :
Now_loading...774KB :2005/11/29(火) 22:22:45 ID:po7ygs54
>>235 その志に深く感動した。
今後のスレの活性化と職人万来を期待。
238 :
Now_loading...774KB :2005/11/30(水) 13:06:14 ID:fWA8CDqS
>>235 あんたがまとめでよかった。
あんたの野望は俺たちの夢だ。
微力ながら協力する。
転載かリンク誘導はNG?
第三話 星を見に・・・ AC:2315 8月28日 日本区 群馬・伊勢崎ブロック 近藤家 哲也の自室 午前10時00分 ”只今午前10時ちょうどをおしらせいたします。気温は28度、酸素濃度は環境庁の知らせでは 高め、昨日より過ごし易い日でしょう。 さてニュースですが、そのまえにオランダの・・・” ラジオの音が静かな一人部屋に流れている。 部屋のベットには電話を持った少年、哲也がいた。 「・・・・もしもし、慶介?俺、とうとうこの日がきたなぁ! え?い、いや、香澄には話してないよ。・・・・ホント。 うん、8時にシャフト前だったっけ?・・・おう!それじゃ!」 ガシャン。 ”というわけですが、アナウンサーのた” ブチ。 哲也は電話を置くと、ラジオの電源もすぐに切りそのままベットに倒れこんだ。 しかし、ご飯を食べるため哲也は重い体を起こし居間へ向かった。 自炊して作ったご飯をほおばり、食べ終わると哲也は 「父さん、今日念願の星を見に行くんだ」 哲也は自分の父親の写真に向かって話し出した。 「父さんの見た星を俺も見てくるんだ、留守番、今度は父さんだな」 そういうと哲也は居間を、家を出た。 AC:2315 8月28日 日本区 群馬・伊勢崎ブロック 荷物配達会社”熊内運送”伊勢崎支店 午後5時15分 「ご苦労さん、ほら今日の分の給料な」 「どうも、それじゃお先に失礼っす。あ、あと明日は休むんで」 「わかった、明後日そのぶん頑張れよ」 「あい」 哲也は仕事を終えるとすぐに帰宅した。 家につくと哲也はすぐに自室にこもった。 そしてなにをするでもなく静かに時が経つのを待っていた。
午後7時30分 「確か慶介がいっぱい着て来いって言ってたな」 貧相な服をタンスからいろいろ引っ張り出し哲也は準備を始めた。 哲也は、袖の長い服、短い服、ズボンは二重に履き、まるで氷山にいく人のように 着膨れで太っていた。 「これでよし、しかし暑いな・・やべぇこれだと8時ちょうどにシャフトに着きそうだ」 最後にいつもの鞄を背負うと哲也は我が家を後にした。 AC:2315 8月28日 日本区 地下第六層 群馬大気シャフト施設裏 午後8時05分 哲也がシャフトにつくとそこには一人の人影があった。 「よぉ慶介!5分遅刻した」 「いいよ、それじゃさっそく本題にはいるね」 哲也の心はいまに最高潮になりそうであった。 「おう!どうやって地上へいくんだ?」 「まず、この大気施設のシャフトに潜り込むんだ。そうしたら次は9時を待つ 9時にシャフトが停止するから後はひたすら上っていくんだ」 「シャフトを上るのか?動き出したらどうするんだよ?」 「大丈夫、今日の9時から10時までシャフトはいったん停止するんだ」 「10時までに出られなかったら?」 「そのときは1ヵ月後の午後9時まで動けなくなる」 「ほんとか!?ちょっと怖いけど、猛スピードでかけあがれば大丈夫ってことだよな?」 「そこまではしなくていいけど、普通にいけば間に合うと思うよ」 話はそこで区切れた。 8時50分 シャフト停止10分前 「あと10分・・・いよいよだね」 作業員はいない、監視カメラはなし。 完全計画の下、哲也達はシャフト部の物陰に身を潜めていた。 「残り5秒・・4、3、2、1、」 機械音のフェードアウトと共に哲也達は走り出した。
まずは一直線にシャフトへ突っ走り、そして程なく飛びつき、 シャフトの突起を頼りに上へ上へと上っていった。 上りはじめて15分が経過した。 「慶介、まだ着かないのか?」 「まだだよ、ほらそこの壁を見て、第三層だ、あと半分」 「何分かかったんだここまで?」 「9時15分、15分だね、このままいけばあと15分でたぶん地上に出られるよ」 「そうか!よぉし!」 それから幾分ほど経って、2層にたどり着いた時だった。 「なんか寒いな、慶介!寒くないか?」 「うん、寒いね。きっと太陽が出てない証拠だよ」 「こんなに着込んだのに、地上っていったいどんなとこなんだ?」 「行ってみないとわからないよ、けどここまで寒いとは思わなかった」 手を休めては上り、その繰り返しだった。 「慶介がいっぱい着て来いって言う理由がわかった」 「でしょ?着てこなかったらきっと凍え死んじゃうよ」 哲也達はいつしか鉄の天上に突き当たった。そこには小さなフタがあった。 「慶介、このフタ、この上が地上なんだな?」 「きっとそうだよ、出てみよう」 そういうと慶介はフタに手を、そして思い切り押した。 「さ、寒ぃー」 「暗いね」 ギィーという錆びた金属の擦れ合う音と一緒に、哲也たちの目に”闇”という名の 世界が、目の前に広がった。気温はまさに極寒だった。 第三話 終わり
>>235 まとめもやってライターもやる、かつその気合、素晴らしいですね!
俺も精一杯、ライターとして協力させていただきます。
244 :
Now_loading...774KB :2005/11/30(水) 22:10:07 ID:bhkHSSQ0
>>76 の作者さんいらっしゃいますか?
もしいるなら、原題と作者名を伺いたいんですが…。
すいません、
あげさせてもらいます。
フラッシュ化してくれる職人が少ないのは職人が難しいアニメーションを想像してるから? プレゼントもこのスレですよね。 私はテキスト系でもいいと思うけど他の人はどう思ってますか?
そもそも長いと作るのがしんどい 質的な問題って言われたらそれまでだけど
人工知能が人間を超越する程成長して、 地球征服される話。
248 :
Now_loading...774KB :2005/11/30(水) 23:59:25 ID:OI+Ihb48
>>235 なんかちょっと感動したかも
久しぶりに熱いわ
後方支援は任しときなさい
>>239 とにかくマルチは絶対にダメです。
今は評判が下がるような可能性が少しでもあることは、控えて手堅く行きたいですね。
>>240 今作は世界観が今までとは違った感じでいいですね。
最後までがんばってください。
>>245 >>246 一話一話で区切っていてもやはり、長編は職人さんに負担がかかりますよね。
長編で制作してもらうためには、相当なクオリティの物が必要かと思います。
理想としては短くて面白いシナリオということになるのでしょう。
しかし、これを作るのは相当に困難なことです。
サイトのデザインを変更。 カウンタを取り付けました。 本当はすでに300アクセスありましたが一旦リセット。 投下&制作規約を追加。 もう寝ます。
職人様ご降臨を祈願し、あげておく。 職人様来たれー!!!!!!!!!!!!!!!!!! …、待ってたほうがいいか、呼びにいったほうがいいか? どうしましょ?
>>251 呼びに行くのは絶対にやめて下さい。
以前マルチポスト事件があったので、この次は無いです...
ただ待っていてもダメだと思うので、シナリオの投下をお願いします。
まとめがしっかり出来れば、少しは改善すると思うので、それまでお待ちください。
ところで、現在まとめサイトのトップはどのように見えてますか?
右より?真ん中?左より?
>>252 わかりました。果報は寝て待てですな。
で、まとめサイトのトップって左に何か書いてある文字のことですか?
256 :
Now_loading...774KB :2005/12/01(木) 20:26:48 ID:Vyp/jPsu
この手のプロジェクトXフラってできないですか? プロジェクトX〜挑戦者たち <ヒューザーの挑戦。奇跡の100平米マンション> そのとき、小島は意外な事を言った。 鉄筋を減らしてみたらどうだろう。 姉歯は戸惑った。 RC造を人体に例えると、コンクリートは肉、鉄筋は骨にあたる。 それを減らそうと言うのだ。 無理です。出来ません。 小島は思わず叫んだ。 俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で造り上げるんだ。 男の熱い思いに、姉歯は心をうたれた。 技術者の血が騒いだ。 やらせてください。 夜を徹しての設計作業が始まった。
>>256 ネタw?フラ化して欲しい気持ちが強いなら依頼スレに行った方が無難だよ。
ここはアイデア保管スレみたいなもんで、職人レスほとんどないし。
最終話 太陽 小型人工光製造装置に電源を入れ、哲也達は真っ暗な”夜”の地上を少し歩き出した。 「ここが地上?地面はゴツゴツしてるし、なんにもないし、暗いし、寒いし」 「空が見えないね・・」 慶介の言うとおり空は闇で覆われ、星どころかもはやなにも見えないかった。 「星はみれないのかな・・・」 「そんなことはねぇ!父さんは見たんだ!かえって来なかったけど・・・」 哲也達はどこかへ向かって歩き出した。 「前が全然見えない、これじゃ星どころじゃないね、やっぱり無理なのかな」 「せっかく地上に着たんだ!あ、そういえばどうやって帰るんだ?」 「え?それはさっきのシャフト・・・、あぁ!!」 哲也達は急いでもと来た道を引き返した。 やがて鉄のフタのことろへ来るとそのフタをこじ開けた。 中のシャフトは、すでに稼動していた。 「ごめん、帰りのこと考えてなかった」 「・・・・俺たちあと一ヶ月もここにいなきゃいけないのか・・?」 「ほんとにごめん、僕のせいだ」 慶介はそういってその場で泣き出してしまった。 「慶介!泣くな!星をみるんだろ!?」 「うぅ、哲也ごめん、僕のせいで」 「いいって!帰り方はきっとある!ここまでこれたんだ!」 泣き崩れる慶介を起こして哲也は歩み始めた。 それについていく形で慶介が後を歩んだ。 どれくらいの時間が経っただろう、哲也達はいまだ暗い世界を歩んでいた。 「なにも見えないな」 「・・・・。」 また幾分か経つと今度は彼方の空がやがて明るくなってきた。
慶介、向こう空、なんか明るくないか?」 「・・え?星かな?」 「そうだ太陽っていつでるんだ?」 「午前6時くらいかな?」 「いまは何時だ!?」 「えっと、5時20分・・太陽が出るまであと40分。大変だ、僕ら焼け死んじゃうかもしれない!」 「そんな、まだ星をみてないのに!」 哲也達は明るい空を横目に必死に星を探した。 「死ぬ前に、星をみるんだ!見るって決めたんだ!」 哲也は必死だった。 もうすぐ迫る自らの死の焦りと星が見えない焦りに押し潰されそうだった。 「あと20分」 完全に空は明るさを取り戻し始めていた。 「・・・。」 「哲也ごめん、僕のせいで、僕が星をみようなんていうから」 「俺だってみたかったんだ!おまえのせいじゃない」 慶介のほうには向かずただ哲也は必死に星を探した。 そこでふと激しい光を放つ丸い物のほうへ向いた。 哲也は目を見開き、そして立ち止まった。 「なぁ星って、丸くて光ってて、そんなのが星だよな・・」 「そうだけど、ないよ、もうどこにも・・」 「違う、あれみろよ」 そういって哲也は”太陽”を指差した。 そこには大きく丸い”星”があった。 「あ・・・」 慶介はなにも言葉にならない言葉を放つことしかできなかった。 やがて哲也が口を開いた。 「星だよ、太陽って星だったんだ」 「あ・・・あ・・、やっと、やっと」
そして哲也たちの目の前はゆがみ始めた。 「暑い・・・、死ぬ前に見れたな・・・星」 「そう・・だね、哲也、これでさよならだね」 「うん、次ぎ合うときはもう、ないな」 そういいながら二人は”星”に向かって歩き出した。 最後に哲也は星に向かってつぶやいた。 「父さん、家もうかえれないけど俺も、俺も星をみたよ。 父さんの見たはずの星は確かにあったよ、いま俺も父さんや母さんのとこいくから 昔みたいに、あったかいご飯でも炊いて待っててね――」 辺りは熱を増し、次第に彼らの姿は光でみえなくなった。 最後まで世界に残ったのは、”星”だった。 -END-
>>249 そうですね長いと一苦労ですねOTL
短くて面白い。。できたらいいんですが・・
とりあえず次回以降は短編を頑張ってみます。
>>261 今作のでも十分短編じゃないですかね。面白いです。
尺は羽のある迷いモアイを空に帰すFLASH(作者、題名失念すみません)くらいなイメージでした。
長編は5話以上あるもの、と思ってます。
フラ化を考えるなら、5話も続けば大作でしょ。 一話完結が作りやすいって絶対。
短ければ短いほど確かに作りやすいですね。
でも長編は長編で世界観がより固まってて、色々触発されるんですよね。
フラ化は難しくなるけど減って欲しくないと思ってたり。
ということで
>>1 にもある参考のつもりでちょっと?投下してみます。
続、この星のどこかで(仮 複雑な心を持ってしまった人は、言葉や芸術で自らを表現し他の個体との繋がりを"共感"を求める。 動物が個体を認識し合うことで種を残す、自然のそれと同じことである。 一方で人は、自然を壊してきたように、自然に逆らった進歩を遂げ、本能を制した。 善と悪を定め、自らを抑制する。自然に反しながらも種を残せたからだ。 自然に逆らいつつ自然を残して進歩した人。自然と反自然のバランスが崩れた時、人はどうなるだろうか?
楔の人(side. the witness) 『目覚め』 自分にとって一瞬だった。 世界は姿を変え、未知で溢れていた。過去が恋しく不安にもなるが、希望さえも未知なのだ。 いりまじったこの気持ちは正に"生まれ変わる"という感覚だ。 周囲は荒涼としてる。だが所々で草が生えている。 『大丈夫、生きていける。』 船の電力が無くなる前に様々な物を外に出さなければならない。 扉が開かなくなるし、なにより最低限の環境調査ができなくなっては困る。 "寝室"から中央の倉庫へ移動する。物が動かされた形跡はない。 『まだ寝てるのか?』 倉庫を挟んで反対側の寝室の前に行く。 入るよ、と声をかけようとして辞めた。 『ちょっと脅かしてやろう』 起きてるとは限らないが、不安を少しでも拭い去りたかった。 「大変だ!」わざとらしく声をあげて扉を開いた。 カツーン、という自分の足音が響くと私は静寂に包まれる。 やはり寝ていた。 恥ずかしさを感じながらも、何となくすっきりした。癖でうつ向いてから照れ笑いをした。 そしてそのまま笑った顔を上げるのだ。 笑った瞳から涙が溢れた。 笑う頬をつたい、震えるあごから、凍りつく胸に滴る。 彼の"寝室"は"棺桶"になっていた。 私だけが残された。
携帯からなので改行が変かもしれません。 拙いけども、一人のマイナーさんの参考妄想としてお読み頂けたら幸いです。
>>263 みたことないのでどういう返答したらいいのかわかりませんがw
とりあえず感想どうもです!
しかしやはりこれは短編ではないと思います。
>>265 なるほど、内容ががっちりした長編、シンプルで作りやすい短編、
前者も後者も短所もあれば長所もある、どちらがよいというのは難しい気がしてきました。
それと見事な文章力、御見それいたします。評論文みたいでカッコイイですねw
映像化できるし、短編ですし、面白い。
これなら難しいアニメーションも、複雑な技術もいりませんし、
シンプルかつ見てる人を引き付けられそうなフラッシュができそうですね〜。
参考なりますM(_ _)M
>>270 論文調なのは表現力がないだけです
しかもこれ長編なんで作りやすいとか考えず、
ただ創作意欲を触発されれば…と思っただけなんです。
あと本音で感想がちょっとあればw
誤解させてすみません(´・ω・`)
>>269 早とちりスマソ。
以下私見です。スルー推奨。
オチと主題が噛み合ってない気がする。
前置き、本編と続き、最後に前置きに回帰するようなオチならいいと思う。
これじゃ彼の死んだ要因も解からない。状況説明も無し。
結局、「自然と反自然のバランス崩壊」とは何か?が見えてこないんだよね。
>>271 長編・・・題を全然読んでませんでした・・・
続ってかいてあるのに、こちらの状況把握不足でしたOTL
悲愴 第2話 彼とはつい数十分前まで会話をしていた。 正確には"私にとって"で、実際には数千年前である。 きっと彼にとっては数十年以上前なのだろう。彼はベッドの上で動かない。 乾ききった体は細く、かろうじて彼だと判断できる。 似てるだけだと思いたい。思いたい。だけど、 彼は死んでいる。私と同じ指輪を握りしめて。 いや寝てるだけ。永遠に寝てるだけだ。 突然の現実は私の感覚を痺れさせた。わたしはベッドに入り彼に添って寝た。 彼の胸に手を置くが彼は振り向かない。 「いつまで寝てるの?」 相変わらず彼は起きない。 「起きなきゃくすぐるよ?」 わたしの脚が彼の腰を跨ぎ、わたしは彼に覆い被さった。 そのまま重ねた体を押し当て、唇を重ねた。 随分と乾いているのを感じて顔を離すと、私の涙が彼の顔に染み込んだ。
「意地悪はもういいでしょ?」 甘えた声でわたしが言っても彼はまだ起きない。 寝たふりをしている。 やけになって"わたし"は何度も唇を重ねた。 泣きながら"私"は屍とキスをし続けた。 やがて外は闇に沈む。埃っぽい乾いた部屋は照明さえつかない。 扉から入る倉庫の照明が、異常な行為をする私を微かに照らしていた。 翌朝、私は、横で眠る彼を見て、また泣いた。 起き上がって素肌を朝日にさらけだして、私は過ちに気づいた。 私の腿と下腹部と胸に彼の皮膚が貼りついていた。 私の混乱が彼の遺体に傷をつけ、悲しみを埋めるために死者を汚した。 とんでもないことをした、と自分の行為に罪を感じる。 「ごめんなさい…」 指輪を握る彼の手に触れて、私はそう言った。 昇る陽射しが部屋の物に反射して私達の手を照らした。 その時、彼の手のメモに初めて気づいた。
>>255 チラッと目を通しましたが面白いスレですね。
それに人の数が多い。うらやましいです。
>>257 悲しい現実ですね...
少しでもこのスレに、貢献できるようがんばります!!
>>261 長編ご苦労様でした。
文章力がレベルアップしていくのが見て取れますね。
羨ましい限りです。短編も楽しみに待ってます。
>>262 ようこそ職人さん。
本当にごゆっくりしていって下さい。
>>266 「深い」この一言ですね。
読み返すたびにいろんなことが見えてくるような気がします。
>>268 >>274 >>275 まだ話の全貌は見えてきませんが、この時点で良作の予感。
今後の展開に激しく期待です。
>>266 は別の話にリンクする前置きなのでスルーで…
>>通りすがりAさん
>>43 です。
「次」のシナリオで作らせて頂いている者ですが、
えっと変更点がいくつかあるので変更しても大丈夫か確認お願いします。
@第3者視点でなく彼(一人称が僕に)視点を多めにしたいのですが。
A彼と彼女は、同じアルバイト先でなく同じ会社で働いている。
Bセリフの語尾を若干くずした感じ(?)にしたいです。
よろしくお願いします。
279 :
Now_loading...774KB :2005/12/02(金) 13:09:38 ID:NXem3Q7W
だんだん活気が出てきたな がんばりの賜物かな?
>>278 なんだか分からないけど、涙が出るほどうれしい。
自分が書いたシナリオってわけでもないけど。
278さん僕はこのスレで応援しています。
そして、通りすがりAさん改めておめでとうございます。
ホムペ早く作って投下しないとな...
>>278 はい、構いません!
元々提供物ですので、極端に変わらなければ、作りにくいところやご不満なところは
どうぞ、変更してください。
それとこのシナリオを使っていただき本当にありがとうございます!
砂の雨 雨がふる 砂の雨がふる やがて丘ができる 丘が山になるころ 雨が止む 天と地が逆転する 天は地に 地は天に また雨がふる 砂の雨がふる この世で唯一平等なもの それを雨がおしえてくれる 砂の雨が
まとめばかりもあれなので 即興でひとつ書いてみました。 短さを追求した結果、詩と言う形となりました。 解説はいらないかもしれませんが一応。 これは、砂時計を書いたものです。 才能とか、生まれとか、人間は平等ではないけど 時間だけは等しく与えられた権利ってことです。
>>283 確かに、時間はどんなものにも影響されませんね。
こういう定義ってカッコイイです。
285 :
278 :2005/12/03(土) 01:03:54 ID:ou1B8v88
>>280 応援有難うございます。
頑張ります(`・ω・´)
まとめ大変でしょうけれど頑張ってくださいね!
>>281 改変許可有難うございます。
なるべく原作のイメージを損なわないように気をつけます。
こちらこそ、素敵なシナリオで作らせていただけて恐縮です。
みんなが作って欲しいのってどれ? オススメなのはどれ?
もっと起承転結を意識してシナリオ書いて欲しいな〜。 短くて、でも深い意味があって、しっかりしたオチがあって、それでいてインパクトある奴。 我侭かもしれんけど、それぐらいでないと創作意欲湧かんよ。
ここで敢えてお題をだしてみる。 「ライト」がキーワードもしくはテーマになる短編シナリオを考えなさい。 記述方法は箇条書き、会話文、小説、形式問わず自由に表現してよい。 ただし、四話以上の連続シナリオは長編と見なし受け付けないものとする。
ライトってのは、どんな意味のライトですか? 光、正しい、輝き、考え方、権利など。 いろいろあると思うんですがやっぱり光ですかね?
>>286 人によっていいと思うのは、違うのでなんとも言えませんが
ゆっくりまとめのほうにも目を通してやってください。
http://www.geocities.jp/sinario2ch/index.htm といっても2スレの短編しか保管できていませんが...
>>278 努力します。
まとめが完成したら、シナリオに専念しますので。
過去にFLASHを作ってくださった職人さんに、相互リンクをお願いしてきました。
もう少し出来たら、各検索エンジンにも登録しようと思っています。
少しでも訪れてくれる人が、増えてくれるといいのですが...
>>289 「ライト」から連想できる単語なら何でもじゃない?
「疑問と僕」 顔があった。目が合った。 瞬間僕は固まった。 相手はこちらを見ている。 近づいてくる。一歩、また一歩。 顔はもう僕の目の前。 そうして― 相手は何事もなかったように僕をすり抜けた。 そう、僕は幽霊。そうである以上僕は目に見えないのだ。 けれどなんでそうなったかは知らない。 僕はいつも疑問だらけだった。なぜ生きていないのだろう。 誰にも気付かれない苦しさにも、もうなれた。 でも心の奥では気付いてほしいと思っていた。 そんなある日だった。 一人の少女がこちらにやってきた。 歩く少女の先には石がった。 ドテンッ。 見事にこけた。
僕は思わず笑ってしまった。少女は無言のまま立ち上がった。 すると少女と目が合った。 そして僕のほうへ近づいてくる。 「今あなた笑ったでしょ?」 僕はいつもと同じようには固まれなかった。 はじめて、はじめて僕は誰かに話しかけられた。 「・・・・・。」 何もいえない。 当たり前だ、僕は幽霊。喉もなければ口もない。 僕という霊体を自身ですら見たことがない。 「ちょっと聞いてるの?」 なら何故僕はこうしてここにいられるんだろう。 僕はなぜ目が見えるんだろう。どうして感情があるんだろう。 「む、あなたなんで浮いてるの?」 そうか、僕には感情があるのか。あると思えばそうである気がする。 この子には僕がどう見えているんだろう? 喉があると思えば、喋れるんだろうか。 「君には、僕がどう見える?」 少女はきょとんとした眼で僕を見た。 「浮いてる。あなたは幽霊?」 そうか、霊は浮いてるのか。 足が地面についてると思えば浮かずにすむのだろうか。 僕は足が地面に付いた。 「これで、どうかな?幽霊には見えないかな?」 僕自身どうして自分が幽霊でなくなりたいと思ったのかは分からないが。 気付くとそう思っていた。
「透けてるね」 少女は真顔だった。 透けてる。透けるという事は、光の反射が薄いのだ。 つまりたとえるなら今僕はホコリ同然。 面積さえ大きければしっかり光を反射して僕は透ける事はなくなる。 「あ、見えるようになって来たよ」 僕ははじめて足元を見た。自分には足があった。 「幽霊さん、生き返れてよかったね。もう行かなきゃ、またね幽霊さん」 そういうと少女は何処かへ行ってしまった。 少し辺りを歩いてみた、歩ける。 鏡を覗いてみた、僕がいた。 はじめて”僕”を見た。僕の体がはじめて光を反射した。 僕は今生きている、なぜかはわからないけど。 それでもやっぱり疑問が残った。 僕は、誰だろう――。
ライト=光の意味で書いてみました。どうでしょう? できるだけ短く、そしてテーマに沿ってるか。 何を伝えたいかは、自分でもよくわかりませんOTL とりあえず不思議な後味の物語を想定しながら書きました。
そこで、GO! GO! 2ちゃんねる!! ですよ! …私は諦めないぞ!! 来たれ職人様!!!!! ゴメンナサイ…。
基本的に全ての作品が長過ぎるね。 1レスでかけない様な作品をフラ化は100%無理だと思う。誰もやる気が起こらんだろ。 逆に今までに出てきた1レスで「わかる」作品はほとんどがリア厨の落書き。 長編で書いてる人、頑張って短編にしてみましょう。 みんな「しっかりした」フラ作ったことないからなんだろうがこのスレの問題点が見えてないね。 例え話のクオリティが高くとも長けりゃ無理だと思ってしまうだろう。長さ<<<品質の そこまで良い作品ってのは出ないからね。他力本願スレにありがちだけど、妄想と欲望だけが先行して 実際にフラにするって意思が感じられない。前スレ読んでたけどあのキモイ軍オタの言ってる事にも一理だけはある。 このスレは現在の状態だと創作SSスレっていう名前にした方が良い様な状態。 現実的に物を考えるなら 1レス程度で済ませる 解説がいらない(話の次のレスで解説しなくても良い) 厨臭さが無い(コレは各自で。2chネタ=厨臭いではない) こんなもんだろうか? 職人の神格化はいかんと思うが、それでもSS垂れ流してる香具師の数とflash作ってる香具師の数が 10:0な今の状況なら、SS側が良い作品かつflashにしたくなる作品を出すのが普通だと思う。 SSが上がってりゃそのうち職人が来るってのは100%あり得ない。
すまん、誤解を招きそうなんで補足。 職人からすりゃ「あがってるから」見に来ても、下らないSSが垂れ流されっぱなしで良いSSが 埋まってる様な状態なら、ぱっとみでくる職人も見る気が失せるだろう。 100:1で良いSSがあったらみにくいが、10:1ならまだ目に留まるって訳よ。 正直くだらん馴れ合いをしてSS発表会褒め讃え会にするよりも、フラ作者が来る環境を 整えた方がいいんでないか?
確かに長すぎのが多いと思う。SS発表スレじゃなく、フラッシュ作んのが目的なら 職人が来てくれないと話しなんないし
>>299 >>300 その通りですね。
俺は一つ作品がフラ化すると聞いて浮かれてました。
そうですよねフラッシュ作成の手伝いスレでもある以上職人の目を引くような
これなら作りたいと思うようなものを作らなければならないのに・・
少々文章力の強化の勉強してきます。今のままでは短く表現するなんて
俺には無理だと思うのでしばらくスレを離れます。
302 :
遅れて来た2ちゃねらー :2005/12/05(月) 13:00:42 ID:M8tpx06n
303 :
Now_loading...774KB :2005/12/05(月) 14:00:20 ID:ToNPupbR
>>298 おっしゃるとおりです。
しかし、長いFLASHを作るのが大変なように、
短くていいシナリオと言うのも難しいもの。
「シナリオは、短いものに限る!!」「厨臭いシナリオは、帰れ!!」
と言う雰囲気を作ってしまうと、完全な過疎地になってしまいます。
>>301 かならず、また帰ってきてくださいね。
>>298 素人に解説無しっつーのは厳しいと思うよ。
短ければ短いだけ表現の領域が無くなるから。
補足付けてもいいから短くて、面白いものを書いて欲しい。
このスレで短いのが少なすぎるのは事実だな 長すぎ
>>306 じゃあ次のスレからはスレタイ変えて
「自分の作ったSSを他人に見てもらうスレ」
にするほうが良いと思われ。
つかそれだと板違いだけども。
>>308 それだと「フラを作ってもらう」っていう主旨とずれるんだよね。
ここは元々アイデア保管庫(現状は確かにSSっぽいが)。閃きに長さ云々を持ち込むのは変じゃないか?
しかも、プレゼントだってそれなりに長編。要は、ここのアイデアには職人を引き付けるだけの魅力が無いんだよ。
まあ、これだとライターの質の問題だからどうしようもないけど。
つまらんもんを短くしたってつまらんものはつまらんと思うんだよね。
もういっそあらすじをまとめればいいんだよ
確かにここのライターには腕が足りない 一方ライター以外には遊び心が足りない ここのネタはいじり放題なんだろ? 本マグロサイズの魚にメダカ程度しか食えるとこがなけりゃ そこだけくり貫いて好きに料理すりゃいいじゃんよ
そもそも、アイデアが肝なんだから、そこしか食えるとこがなくたって そこが飛び切りおいしければ魚は飛びつくと思うんだ。 改変自由を謳ってるスレだしね(依頼スレとの差別化図ったんだろうけど) それでも職人が食いつかないのは肝に問題があるに決まってる。 長文しか書けないっつーのは、構成力が足りないっていうのもあるけど、 アイデアそのものに対しても疑問を持った方がいい。 アイデアを最も良く伝えようとすれば、おのずと余計な部分は削ぎ落ちる。 何かを書こうと思う前に、まず閃きがなければ意味が無い。 作品を投稿する前に、何を、どんな閃きを伝えたいのかをしっかり持って欲しい。
>>310 が癪に障ったからマジレスすると以下文
長くて引き付けられてもそれを途中で投げ出す奴もいるのが現状
それを作り終えられる人なんてそうそういないんだから、できれば短くないと引き付けられる以前の問題だろ
要は作られる確立が少な過ぎる、永久に保管されてて嬉しいか?
それにだ、一から読めばわかるが、俺からすれば魅力や面白さでいうならここには結構なアイデアがそろってる
魅力とか価値観とか人によって違うもんをおまえの感覚だけでものいうな、かつ言ってること矛盾しすぎ
プレゼントを短編と思う人もいれば長編と思う人もいるように、そこに「それなり」なんて
それはおまえの意見だろうが、おまえの発言はライターのやる気をあげるどころか正直ひく
つまらないものだって努力しだいじゃ面白く短くできる、なんのためにシナリオで投下してるんだ
なにが魅力がない、だ 出直して来い
もう一ついうとアイデア=シナリオじゃない アイデアでシナリオを構成してるんだからな
ライターはどうすればアイデアを魅力的なものを作れるかじゃなくて、いかに表現するかが重要のはずだ
>>312 いじり放題じゃない、しっかり原作を尊重してある意味「使わせてもらうんだ」
自由ならなにをしてもいいのか?
>>3 を読め シナリオ投下の意味がなくなるだろが
それはネタだけ投下したらの場合
>>314 弄り放題じゃないの?終わったなこのスレ。
それが職人を嫌煙させてる理由の一つじゃん。
そのまま使うのであれば、長編なんて無理な話。
そこに光るアイデアがあり、そこだけ抽出してフラに出来るからこそ
このスレには存在価値があると思う。
ここのライターに、短編で、しかもアイデアがあるものは作れないんだ。
だからこそ、長編でもいいから自分のアイデアを表現して、
それを職人の手に委ねるのが妥当だと思うが。
>>314 お前、ルール読んだ上でなおその認識なのか・・・
お前こそちゃんと読めよ
>>3 に書いてあるのを要約すると
『原則いじり放題。でも一応原作も気に留めといて』ってことだろ
下の方には
>最低限、原作のタイトルと作者名表記は忘れずに。
とある
つまりそこまでの改造が許容されてるってことだ
で、本当にやっていいのか不安なら相談しろ、と
シナリオ投下の意味だって
>>1-2 に書いてあるぞ
よーく気を落ち着けてからじっくり読み返してみろよ
>>316 熱くなりすぎた誠に申し訳ない、こういうのは自分の心の内で秘めておくべきだった
冷静な回答に感謝する なかったらたぶん俺はわけのわからない方向に進んでた
それでも意見だけ述べさしてくれ、
>>299 にもあるように
やっぱり職人が来てくれる環境を作るべきじゃないのか、と
アイデアを保管するにしても、アイデアを職人に委ねるにしても
まず職人が来ることが大前提、ならライターもいままで通りよりなにか動いたほうが
いいんじゃないか? 短くするっていうのはその手の一つだと思うんだ
そこから長編を投下でも遅くはないと思う。いまはまず現状脱出すべきだと思う
だから長さも考えたほうがいいと俺は思っている
間違ってるなら間違ったところを指摘してくれ
上じゃある意味
>>299 とかわりない
なにがいいたいか伝わらないのでまとめた
長編や短編、作れるもの、作れないもの、それずべての投下
そのまえに職人を呼び込むための運動をしよう
短くしたりするのも方法の一つ、なら
だから長さを持ち出すのは変じゃないか?というのはおかしい
じっさい短いから、で着てくれる人もいると思う。
ライター、住民、僅かにいる職人でもっと数多くの職人を呼び込んでから
アイデアの想像や工夫、その投下の際の考え方を口論すべきじゃないのか?
いますべき話題がそれってっているように思えたから熱くなってしまった。
シナリオ投下だけが職人を呼び込むとは思えない。
いまその呼び込む方法をいろいろ議論すべきじゃないか?
この俺の気持ちも間違ってるなら指摘してくれ
タイミング的な問題が多いが大前提として短いもの、それは確定だと思う。 呼び込むっつーかこの掲示板のシステムとしての物理的限界があるからぱっと見で良いものと思えるのは 1レス程度の作品だけだと思う。勘違いしてる様な香具師が多いけど、マグロ大の中でおいしいところがメダカなんでなく、 クジラ級の産廃の中のメダカなんだよ。長編としてでも全体がまともに使える奴ってのは少ないし、 ぱっと見でフラ作ってみようかなって思う人(フラッシュ初級〜中級者)が長編を「作れそうだ」とやると思うか? 上級者ならやってみようと思うかもしれないが、上級者なら自分で話を作るだろう。そうやって上手くなってきたんだから。 そういった人々が興味を持てる物語ってのは今のとこ出てないだろうと思う。 こういった書き方をするとすごく誤解を呼ぶが、あえて、あえて書かせてもらう。 ライターとフラ制作、どちらが技術的に難しいかと言えばフラ制作だ。もちろんコレはライターを馬鹿にしているわけでも 下に見ている訳でもない。 ただフラ化にはflashの使用方法や軽く動かすためのスクリプト、画像処理ソフトの使用等も絡んでくる。 人口的に見て、100%ライターとフラ化職人の比率はライターの方が多い。 メモ帳は最初からついてるが、flashは買わないと行けないしな。フリーのが有るってのは除外する。 日本語は誰にでも使える(良い表現を使う事は誰でも出来る訳ではないぞ)が、フラは学習しないと行けない。
そんな中でフラ化職人を呼び込むのは非常に難しいと思う。だからこそたまたま見に来た職人に訴えかけないといけないわけだ。 「お?ここレベル高!」ってね。でもしっかり出来る人が来る事自体が少ないから(特に他力本願スレは子供が多いしね) ここは比較的多いフラ初心者〜中級者ラインを狙っていくのが一番良いと思う。彼らにとって重要なのはおそらく 「自分の力量でできそうかどうか」ってのが有ると思う。そうなってくると100%長編は除外される。作る時点で思うだろう。 「この話、フレーム数が3000超える…」 初心者が3000フレーム 30fpsの話を作りきれるか?無理だ。 漏れはある程度フラを使えるからわかるが、文章の作品を動画にするとものすごく手間がかかり、長くもなる。実際そういう事をやったから。背景、人物、個々の動き云々。 そういった意味でも最低限2レス程度で終わる話がベストなんじゃないかな?と思う。実際「見れる」物を作ってもらえるレベルの プロットってのは相当良い物じゃないと無理でしょ。普通に考えてしょうもない作品に何日も時間を無駄にはしないだろうし。 結論としては 1〜2レス程度の物語をがりがり出していく。馴れ合い褒め合いの空気にしない(殺伐でもアレだけど)。 良いのが来た!と思ったらageるのもアリかも。ある程度住人で見せる、見せないのコントロールは要ると思う。 ってのが俺の意見。長レスになりましたな。
>>317 長い…長過ぎる!!!○○○饅頭!
要約すると、
「職人呼び込む為に、短いシナリオ作れ」ってことだよね。
でもここのライター、短いのは作れないらしいよ。
っていうわけで、言いだしっぺの法則により、
あんたが面白くて短いシナリオを書いて下さいな。
見本見せればあとに続くかも。
スレの事を真剣に考えてる君だからこそ出来る仕事だ。
こんな雰囲気じゃ職人は来ないね。
だね。 あとこの中に銃の人が混じってるような希ガス。
とにかく投下あるのみ。 ライターガンバ。
325 :
317 :2005/12/06(火) 18:49:47 ID:IeH5lK1A
綺麗なメロディに人はなんらかの感情を覚える 汚いメロディに人はなんらかの感情を覚える 下手なギター弾きがいる 上手い歌手がいる いつの時代だって どこにいたって 音楽、それは人類が見つけた最高の感覚 それを追い続けることに、終わりは来ない 今日もまた、どこかで響いてる 誰かの心に、響いてる
326 :
317 :2005/12/06(火) 18:56:03 ID:IeH5lK1A
これをどう思うかは見た人しだいだし どんなにダメなものかだってわかってる それでも少しでも伝わればいいと思ってる 面白いかどうかはその人の見方だからわからないけど 言葉から情景を想像しやすいように 文字系になっても 静止画系になっても どちらでもなるべくフラ化しやすいように頑張った 文章構成力とかそんなものはもち備えてない それでもなにか伝えようとすれば、短くだってできると思う
327 :
317 :2005/12/06(火) 19:00:14 ID:IeH5lK1A
書き忘れ、自由に表現していいそうだから 詩で書いてみた 物語を書けといわれたそうする覚悟もできてる
言いたい事がありすぎて
一時間くらい書いてるんですがどうにもまとまりません。
なので難しいことをいうのは止めました。
皆さん楽しみましょう!
和気藹々とシナリオを投下し、それに対する己の意見を言い合う。
そして、お互いを高め合い、さらに優れたシナリオを生み出す。
これが、僕がいた頃、スレが誕生した当時の姿でした。
いわばライターが主役のスレです。
恐らくいくら書いてもFLASHにして貰えないという
焦りや苛立ちが「とにかくFLASHにしてもらおう!!」
という考え方になってしまったんだと思います。
だから、このスレの
>>1 にも文章が追加されて
奉仕スレになってしまったんですね。
少しFLASHを作ってもらうと言うことに、固執しすぎてはいませんか?
楽しんで書いたシナリオを、見てもらい感じたことを書いてもらう。 これが、ライターとしての第一の楽しみであり幸せではないでしょうか? その中でシナリオで制作をしたいという方が、 現れたのならこれ以上の幸せはありません。 この様な、雰囲気の中だからこそライターが集まり その様子を見た職人さんが、FLASHを作ってくれた。 プレゼントも、チャーリーも、サイタマンも、他の作品も だからこそ出来たのではないでしょうか? 長くなってしまいましたが、 僕が言いたいのは「楽しみましょう」と言うことだけです。
スレ進むにつれて単純に話読んでどう思うとかもう無くなってたね あるにはあるんだけど馴れ合いっぽい空気の方が多い
>>329 じゃあに次のスレタイは
SS発表スレ
にすべき。要するに自分の作品出して褒めてもらいたいだけの馴れ合いスレにしていこうってことでしょ。
>>331 コレ以上スレの空気を壊したくないのでメールいただけませんか?
まとめの方にアドレスを載せてあるので。
お願いします。
何だか操弧氏以外の意見は意見と言うより半ば荒らしに近いような・・・
ゴメソ。 操觚氏だった。
>>331 テストしてみたけどメールが来ない...
ちょっとしたら受け取れないかもしれないので
送ったメールは保存しておいてくれると助かります。
荒らしと感じてるのは建設的な意見を無視して従来の馴れ合い・褒め合いの空気を壊したくないだけの 向上心の無い連中だけだろ。つか大半がそうだと思うけど。 スレの空気を壊したくないというか、このスレの空気はFlash板にふさわしいもんではないだろ? 実際にフラ職人が来てない状況でまだ「楽しみましょう」なんてのを言ってるんだから、もうコレは 板を移した方が良いと思う。 >>楽しんで書いたシナリオを、見てもらい感じたことを書いてもらう。 これが、ライターとしての第一の楽しみであり幸せではないでしょうか? なんでしょ?文化カテゴリに創作文芸板ってのがある。このスレの状態見てるとどうみてもこっちの方が 板として向いてると思われ。
>>333 の言う通りかもしれない こんな流れ悪くしたのは全面的に俺が悪い
もう鬱になりそうだ
ここは投下する所なんだからこんな言い争いを持ち込むべきじゃなかった
後から後から申し訳なさでつぶれそう
短気は損気ってホントだ 俺がいてもスレの空気壊すだけだから
自分から身を引く もうこれ以上はなにも言わない これで最後のレス
あとの人たちにまかせる 逃げたと思うならそう思ってくれ なにを言われても構わない
こりゃダライダさん戻ってくる気おきないだろうな
あと職人もいないけどライターも減る一方だよねこんなんじゃ
>>317 もライターでここ来てたんだろうに どおなるのさこのスレ
ID:R3nQguWzって ID:IeH5lK1Aと同一かと思ってたが、どうやら違うっぽいな
ま、とりあえずお前らどっちも夜はなるべく寝ような
何か事情があったら別だが、それでも丑三つ時すぎたら寝とけ
で、ぐっすり眠ってリラックスしたら、ID:R3nQguWzは
>>1-3 の熟読な
>>338 あいつの場合、単なるぎっくり腰ってことも考えられる
まあ気長に待とうや
>>336 336さんの立場が分からないので意見しにくいのですが...
もしよければ職人なのかライターなのか教えていただけませんか?
あとよければこの板の空気とフラ板の空気の違いも教えてほしいです。
とりあえず現段階での意見を言っておきます。
おっしゃることは正しいと感じるんですが。
FLASHを制作してもらうだけが全てではないと思うんです。
自分の考えを表現する場でもあると思うんです。
もちろん全てがFLASHになるのは不可能です。
しかし、それについてどう感じたかどんな感想を持ったかを述べるだけでも
書いた側にとってはうれしいことであり勉強になります。
そして次をまた書こうという気持ちも芽生えます。
みんなが楽しんでシナリオに対して意見をにべあっていたときは
確かに様々なFLASHが生まれたと記憶しています。
ライターが楽しんで投下していればそれでいいという訳ではありません。
でもまず、主役であるライターが楽しんでシナリオを投下しなければ
職人さんだって来てくれないと思うんです。
ましてやこんな風に喧嘩腰の議論を続けているようでは。
実は過去に創作文芸版でこの手のスレを見たことがあるのですが
板違いと叩かれていたのを記憶しています。
それに職人さんの目に触れる機会がなおさら減ることになります。
僕はこのスレはこの板がふさわしいと考えているのですが...
皆さんどうでしょうか?
>>340 そりゃフラ作スレでいくならここだと思うよ。
>>339 でも
>>89 からすると今シナリオ作成中かと
まぁ変わらないか どちらにしてもまだ来てないんだし
そだねまったり待とう。
いや喧嘩腰というか事実を述べてるだけっしょ。都合が悪いからそう聞こえるだけ。現実的に建設的な意見を書いてるよ。 それと漏れはどっちかというと職人寄り。 flashも一応使えるし、最高でアニメーション作品で実質物語部分58秒、FPS30で実質部分1740フレームの作品を 作った事が有る。だから良い作品がありゃフラ化もするわな。だから書いとるんだ。 自分自身のステップアップとしても良さそうだしな。『『スレタイ道理なら』』な。 こーゆーことを書くのを荒しと見るのは本気でどうかと思うぞ。 自分で書いてる事に対してあまり何も考えてないからかわからんが >>みんなが楽しんでシナリオに対して意見をにべあっていたときは 確かに様々なFLASHが生まれたと記憶しています。 って書いてるようだが、意見をにべ合ってる状況なら別に何とも思わんわな。ただ今の状態は お互いのSSを褒めるだけのスレになってる。欠点を指摘すりゃ作者が凹んだフリをしてしばらく離れます宣言。 それを周りの奴が引き止める。 こんなスレに何の意味が有る? 大体な、物語を作ってもらって、しょーもないFlashで出来ましたー、なんて恥ずかしい事はできんだろ? 正直作ろう、と思える作品なら少なくとも1週間くらいは吟味して作りたい(まぁ時間がないってのもあるけど) つかそれよりもっと長くなるだろう。絵を書くのにも時間がかかるし、このシーンをどう表現するかとかにもすげー時間が かかる。まぁ俺だけかもしれんが、作ろう!と思える様な作品を汚すのは嫌だしな。 根本的問題は、「お前ら、職人側の立場になって考えた事ねーだろ?」と、そういうこと。 空気云々言ってるよりは、より職人の集客率を上げるために短編化を提案したりする方がよっぽど建設的だ。 職人がイネーのに感想を誰に書いてもらうんだ?他のライターか?なら文芸板いけというに。 ちなみにカキコ時間が遅いのはもうちょいで納期だからだ。勘弁してくれ。時間空くのがちょうどその辺とかだし。
おっしゃりたいことはよくわかりました。 努力します。 この話題は終わりましょう。 これ以上の議論は何の意味もありません。
なんだか前にもこれと似たようなパターンがあったような…
>343 目をそらしたいのはわかるが事態は好転しねーぞ
>>342 要約すると、
「今のこのスレの状態はSS褒め合いスレだ。
このスレの主旨から行くと、それはおかしい。
だから、職人を呼ぶ為の解決策として短編のモノを強く推す」
ってことだよね。
良いアイデアがあれば職人は来るし、無ければ来ないんだ。
問題はシナリオの長さではなく、ネタの質だと思う。
改変自由なんだもの。長けりゃ職人が短くすればいい。
アイデアが大事であって、あとはどーでもいい付属品でしかない。
それとも、今の職人は良いとこ取りも出来ないの?
職人が来ないってのも、もしかしたら報告に来ないだけであって
実はこっそり「参考」にされてる作品があるかもよ?
「今のこのスレの状態はSS褒め合いスレだ。 このスレの主旨から行くと、それはおかしい。 だから、職人を呼ぶ為の解決策として短編のモノを強く推す」 貴重な職人様からの意見を今後参考しながら投下に励みましょう。 スレタイどおり自分の作ってもらいたいシナリオを投下すればいいですが 現実問題として長編は難しく短編の投下が必要だそうです。
なぁみんなさ、みんなでスレ良くしようよ。ライターも職人もそうでないひともさ。
これってライターや職人だけの問題?スレの維持とか空気とかってのもやっぱり大事だし
争ってたってなんもかわらないよ。職人、ライター、シナリオ云々の前にスレをよくしようよ。
周り、職人やライター以外の人が見てもいいスレだって思われるスレのほうが
やっぱり人も来るし、なにかしらすごい技術者がくるかもしれないよ?
有名な方が得なことってやっぱりあると思うんだ。
ライターはいままで通りじゃいけないって思うなら変えればいいし。
職人はきてみて、あー良いの無いで帰るんじゃなくてさがしてみなよ。カキコするとかもいいね。
良いの書け、じゃなくて”こんなの書いてほしい”っていうやつ。長さとかじゃないよ要素をもらうためにね。
そしたら自分の納得できるような物を作れる”要素”が見つかると思うよ。シナリオをそのまま使うんじゃないんだからさ。
難しいんじゃなくて時間がないから短いのしか使わないって職人は、
>>346 さんのいうとおり自分で短くしちゃいなよ。
それでも長くなるのはなるっていうのは、職人だってライターだっていっしょだよ。文句なしね。
技術があまりないってのは皆共通してることでしょ?極めてる人って少ないよ実際。
みんながみんな誰が見てもすごいのつくれるわけないんだからさ。シナリオもフラも。
俺もこうやって、書くだけで無責任かもしれないけど、聞いてくれたら幸い。
そこでスレタイ変更のアイデアなんだけど「職人は例えのシナリオを依頼できる」「ライターはシナリオを自由に投下」
「たまにはみんなで作る」「このスレをもっと世にアピール」という内容にして。
「あわよくばフラのイベント等に、このスレから作品がでる」とかよくない?
こんな中身になるスレタイにしちゃえばいいんじゃないかな?このアイデアの詳細ギボンな場合はレスしてね
わかりやすく説明するから。まぁ俺は”50レス目のネタでフラッシュを作れ!”並に有名になれば
シナリオがフラになる機会が絶対増えると思っただけだけどね。
とりあえずこのスレの雰囲気はわかった。 「自分は努力せずに自分の妄想をフラ化してもらえればいい」 ただそれだけなんだな。フラ化への執着が少ないのもそれで頷けるわな。 なんつーか他力本願スレの悪い意味での鏡みたいなスレだな。
もうこのスレには来ません。ライターの態度がそんな適当な態度なら フラ化したくなる様な作品は出んわな。子供の妄想落書きがこれからも垂れ流されていくだけの 駄スレにするならさっさと削除依頼だした方が良いと思うが。 乙。
僕は今まで通り短編を書きます。 最後の一人になっても書きます。 何をするより書くことこそがスレをよくすることだと思っています。 たとえまったくFLASHにならなかったとしても いつかは報われると信じています。
相互リンクの件にお応えします。 リンクページにてまとめサイト及びスレッドのリンクを載せることは考えていません。 ですが、作品ページにて公開中に限り参考引用先としてスレッドのリンクを現在張っていますので 事実上相互リンクをしていると考えてもらって構いません。 なおサイトへのリンクはウェブの理念に基づき全ページリンクフリーです。 と、いうことでー、お願いしますー。
名前忘れたー。一畳半の箱庭です。
>>350 最低。の一言。
こういうエゴイストがスレを悪くするのに気付きなよ。ライターだけの考えじゃいいのができない、あたりまえ。
だからこそ”職人とライターで協力して作れ”ってのに。ライターだけに全部押し付けるのかあなたは。
ライターの態度? 自分の書いてきたことを見返してもう一度考えてみてよ。いい作品をけなしたくない?
このスレを否定するってことは此処から出た作品を、フラ作者を、ライターの個性を、もう十分けなしてる。
もういないとも限らないから一応言っておくと。人にはね権利ってのがあるんだ。ルールが人の権利を侵してると思ったら
そのルールをいつまでも守る必要なんて無い。
”必ずフラになるシナリオを絶対的にしばりつけてライターに書かせろ、それなら作る”なんて考えはやめろ。
もっと他人を尊重しなよ、ルールなんてたてまえだ、縛られてたらそれこそいいのができるはずが無い。
フラ化した作品は双方の協力の下できたものなんだから。どっちかだけで作ったんじゃない。
あなたの発言は人を侮辱してるだけにしか見えない。
自分の意見が通りたいのは分かるけど、それで人をけなすようなあなたは、こっちから御願いする、もう二度と来ないでくれ。
例えあなたが凄腕の職人でも、だ。
はいこれでおしまい、一転して頑張ればいいんだ。みんなで。
う、すごくまずいタイミングでレスしてしまった。
ごめんなさい。俺の発言は
>>350 だけに対してだからみなさんは気にせずに。
こういう人は言われるまで気付かないと俺は思ってるから。勝手だけどごめんなさい。
>>351 書くだけで無責任な俺ですが、陰ながら応援させていただきます。
フラ化しないなんてことはないと思う、現にフラ化した作品がありますから。
それと俺のアイデアはやっぱりあなたの考えでは却下でしょうか?
>>352 返答ありがとうございました。
了解しました。
掲示板に書き込んでごめんなさい。
どうしてもメールが送れなかったもので。
>>354 なんだろう僕の言いたかったことを全部言ってくれた気がする。
ここ数日胸に鬱積していたものが取れたような。
一応やんわりと同じようなことは言っていたんですが...
立場上声を荒げて言い合いをしたり出来ないので助かりました。
僕はあなたの意見に同意見です。
ただ次スレに移行するまで時間があるので
今話してもあれかと思いました。
それに話し合うにしても現在人があまりいないので。
レスつけなくでごめんなさい。
>>356 承知。
じゃ、また日を改めてもう一度その話題になる頃その提案を発言するね。
俺はシナリオやフラは扱ってないので何もできないけど、
ちょくちょく来ては影からこのスレの行く末を見守るので、
なにかほかの事で協力できることがあれば力になるのでなんなりと言ってね。
まとめ頑張って。
おまいら面白いなー ひとつのスレの為にこんなに真剣になれるのって凄いよ 雰囲気が悪かろうが何だろうがもうこのスレは立っちゃったんだから スレの方向性としてシナリオを書けば良いさ 過疎化して誰も来ないスレよりはよっぽど需要あるって事だしね 他力本願でも別にいいんじゃない?それが嫌だと思う人は来なけりゃいい話。 言い忘れたけど此処ぐだぐだだけど好きだよ
>>358 ある意味俺らのこの一連の会話が一つの”シナリオ”かもしれないね。これがフラ化すると題名は偽善者かなw
冗談はさておいて。
俺もここが好き、深く読めばすごく面白い中身の話見れるし、フラも今後また出ると思うし。
なによりここが”2ちゃんねるに立ったスレ”だからさ。じゃなきゃ真剣にならないよ、きっと。
なにか、”2ちゃんねる”にはいろいろお世話になった気がする。人生っておもしろいねホントに。
たまにはこうやって本気になれる場所ってのも人には必要だと、今一度感じたよ。
酷い自演臭を感じる…
>>360 やらせときゃいいじゃん、そういう空気よめないやつって嫌われるぜ。
いいかげんにしてくれ。シナリオ書いたって、わけのわからん自慰独白が連発 されりゃ、職人の目のつかない所へ行っちまうんだよ。このスレ皆のものじゃないのか?
乱暴な言葉を使ってすまなかった。今は反省している。さよなら。
とりあえずシナリオ投下できる空気じゃないな
ライター!空気にまけるなー投下だ!投下だ! このスレの運命はライターにかかってるぞ!
貴方が好き。 私より真っ白なその身体も 何処かつかみ所のない表情も ふわふわした丸い尻尾も 見かけよりは芯が通っていた耳も ねえ、私、貴方が好きなの。 自惚れだって言われてもいい。 私の髪、綺麗でしょう? ここまで真っ直ぐ、光に反射するよう整えるのは大変だったの。 他にこんな髪持ってる人、いないでしょう? あのね、貴方に見て欲しかった。 私、誰よりも貴方が好きなの。 ねえ、信じられる?自分よりも、貴方が好きなの。 でも、どうして貴方は見てくれないの? 上辺だけじゃなくて、どうして心から視線を向けてくれないの。 もしも私が、本当の女だったなら、私を見てくれたの? それとも、本当に女だったら、貴方の目にも留まらないのかな。 ねぇ、貴方が好き。 でも貴方は私を見てくれない。 なら何故? どうして? どうして私に、こんなにも鮮やかな赤いピンを贈ってくれたの……? 忘れてないよ もう 貴方が傍にいないってコトは ---------------------------------------- 想定はレモナからモナーへ。
随分静かになりましたね。ライターさんも最近はいないんですか? 話は変わりますが、 何と言うか、 同じことを繰り返す毎日で、その事をあまりよくは思っていない。------(1) 友達を含め、他人と自分とは何か違いを感じる(劣等感に似た感情--------(2) そんな日常の中にも小さな喜びがあった事を再確認-------(3) そんな要素を含んだシナリオを誰か考えてくれませんか?
>>369 お手伝いいたしましょう。
書きたいんですがなかなかプロットが思いつかないもので迷っていました。
期待に惣えるものになるかは自信がないですが精一杯書きます。
「repeat」 「これ、御願いします」 そういって俺は受付に提示した。 「はい、頑張って下さいね」 そうして俺は向こうにある扉へと足を進めた。 -repeat- 毎日、毎日、バイトバイト。 わかってるつもりだった、なにも先を考えずにやってるなーって。 中学は中途半端な成績で卒業、高校はその辺の楽な国公立。 大学へはいかず、職も探さなかった。所謂フリーターってやつだ。 世の中には30歳くらいでもフリーターやってるやつもいるみたいだけど、 俺はまだ21、だからって時間あるなんて思ってないけど、実際問題少々厳しい。 俺は短気な性格だってよく言われた。そのせいか、何事にも執着心というものが無い。 だから今回のバイトもいつまで続くかわかったもんじゃない。 周りの連中はみんな就職やら、進学やらしたっていうのに・・・。 今日もバイトして終わって帰って寝て、翌日バイトの為に起きる。 こんなことがもう2年も続いてるなんて、俺は何の為に生きてるの?って問いたくなる。 今日の天気は最悪、巨大台風××号が本州に上陸!の言葉が新聞の一面を飾った。 いろいろ詳しい事が書いてあったが目は通さなかった。もちろんなんのことかわからないからだ。 土砂降りと暴風のなか俺はバイト先へ出かけた。こんな日でも商売業界は休み無しらしい。
いつも通りレジ番をする、俺が働いてるのは駅の中にある小さなコンビニ。 こんな日にはいつもはいない朝食をここで買って行く人が結構いてなかなか繁盛する。 いかにいつも歩きとは言ってもこの雨だ、ペースが遅くなれば朝飯をすぐに食べられるものにしたいんだろう。 それでも暇だし、つまんないし、ホントなにしてんだろ俺。 「すいません」 「ん、はいはい・・」 適当に返事して振り返る、とそこには高齢そうなおばあちゃんがいた。 「なにか?」 「えぇっとね、あそこの上のサンドイッチがほしいんだけどね」 年寄りはこういう近代的なものは好まないと聞いていたけど、やっぱり使ってる人もいるんだな。 それでもこんな雨の中なのにすごい人だ。 俺はすぐにサンドイッチをとりに行った。なるほどこのばあちゃんの背ならこれは届かないな。 俺の背然程高くない、それの胸よりも下にあった、腰がまがっていた。 「どうぞ」 俺はばあちゃんが辛くないように上半身を前に倒して渡した。 「ありがとうね、本当に助かったよ」 こうして今日も一日が終わろうとしている。そんな中、 あの、すごいばあちゃんに言われた ”ありがとう” この言葉が妙に耳から離れない。 バイトしてから人から感謝されたのは初めてだったからか?、この”ありがとう”は 聞きなれているはずなのに、どこか新鮮で、それでいてあまりに日常で使うから本当の意味に気付かないような。
翌日もだった。その次の日もだった。”ありがとう”と言われる度に、その意味に気付く度に、 俺はなんだか嬉しかった、こんなにもつまらないことなのに、ただ何度も繰り返すはずの人生に、 なにかとてつもない神風が吹いてきた、そんな感じ。 それでわかった、人生にはちょっとしたことでも喜びが感じられるんだ。いや元々わかってるくせに、 気付かないフリをしていたのかも知れない。 ”ありがとう”って本気でいってるのかわからない言葉でも、言われればやっぱり嬉しい。 喜びを感じることに生きてる意味を見つけるなら、それなら繰り返したっていい、俺はそう思った。 バイトをやめた。職に就こう、そう思ったから。 いろんな職業案内所等を回った、こんな俺でも人の役に立つ仕事に就きたいと思ったから。 そこで見つけた、WHO(World Health Organization)の求人募集要項。 世界中の瀕死の危機にある子供たちや国の人々を助けるために手を貸して欲しい。 伝染病のワクチンの配達や看護の職員が足らないので来てほしい、というもの。 俺は入職願書を書いた。何の為?人の為に生きるためにだ!そう自分に言い放ってやった。 「これ、御願いします」 そういって俺は受付に願書を提示した。 「はい、頑張って下さいね」 そうして俺は向こうにある面接場所の扉へと足を進め、ドアノブに手をかけた。 外国だろうが世界中だろうが、俺は自分で自分の生きる意味を探しに行くと、そう決めたんだから。 そこに迷いは、なかった。
短くねぇOTL いらないと思うところばしばし削ってもこれが精一杯でした。 一応@とBは意識したんですが、Aは少し表現できなかった気がします。 あとなんて広い考えのやつなんでしょうねこの主人公、 コンビニバイト→WHO どういう奴なんだOTL
>>368 切ない雰囲気がいいですね。
別れたあとに書く出せない手紙って感じなのでしょうか?
>>371 「ありがとう」っていいですね。
何気ない一言なのにすごい力を持ってる。
読んでから少し元気が出ました。
>>371 書き出しが読みやすくてイイ(・∀・)ね
>>368 レモナとモナーまた微妙な関係、叶わぬ恋というやつか。
>>369 書いてみました。
ゆとり教育とやらが導入されてから、
水曜の6限目は、総合的な学習の時間になっている。
今日のテーマは「時間」だ。
朝起きてから、寝るまでを円グラフに描く。
そして、どのように一日を過ごしているかを見るんだそうだ。
俺の描いた円グラフは、四分割にしかならなかった。
朝起きる、学校へ行く、家に帰る、寝る、という単純な四分割。
俺は少し自分のグラフを見て、ため息をつくと眠ってしまった。
瞼の裏が真っ赤だ。
目を開けると窓の外には、真っ赤な夕日が、山から半分顔を覗かせている。
教室には、誰も残っていなかった。
教卓に先ほどのプリントが、積まれている。
興味本位で、みんなのグラフを覗いてみた。
みんな俺とは、似ても似つかない毎日を送っているようだ。
塾、勉強、部活、テレビ、ゲーム、etc...。
プリントを一通り見て、教室をあとにした。
薄っすらと他人とは違う疎外感を味わいながら。
校門を出ると、木枯らしが吹きつけた。 夕日は、今にも山に、飲まれようとしている。 家路を急いでいると、空き地の隅に、一輪の花があるのに気がついた。 俺はその花に、吸い寄せられる様に、ふらふらと近寄っていった。 空き地の隅で咲く一輪の花、というのは、 寂しげで何とも言えない哀愁が漂っていた。 一緒に咲いている仲間もいない。 紫の花びらが、冷たい風に揺られている。 「こんなところで、一人で咲いて寂しくないのか? お前は、どうして咲いていられるんだ?」 なぜこんな言葉が口から出てきたのかは分からない。 さっきの授業が、影響していることは、確かだった。 当然、返答はなかった。 空き地から出ようとしたとき、背後から声が聞こえた。 「私はとっても楽しいよ。 あなたは、毎日楽しくないの?」 俺は、振り返った。 当然背後に、人影はなかった。 ただ紫の一輪の花が、夕日に照らされているだけだった。 「一体、何が楽しいんだよ」 そういった俺の顔は、なぜだか笑っていた。 急に腹が鳴った。今日の夕飯は、なんだろう。 カレーだったらうれしいな。 なんて思いながら、家へ帰ることにした。 山に飲まれていく夕日は、いつものように 一日の終わりを表す独特の寂しさはなく、 新しい夜の始まりのように思えた。
>>380 ここシナリオを書き込むスレなので
すれ違いです。
住民の方いらっしゃいますでしょうか? ここの所忙しい日々続いており顔出せなくてすいません。 何とかモリタポを集めることに成功して 初代スレのログが手に入りました。 まとめ終わったら報告に来ます。
乙 ガンガレ
>>382 乙。
まとめ、頑張って。
>>378 読み終わって思わずにやっとしてしまいました。
テーマに合っていて良いですね。
>>385 短編の方が制作の声がかかり易いことは確かだと思います。
しかしいやいや短編を書くなら
楽しんで書く長編の方が意味があるのかもしれません。
DEEP REDさんのしたいと思うことをすればいいと思いますよ。
初代スレに目を通していますが
なんだかみんな楽しそうだなと思いました。
まとめに載せようと思うので少し待っていてください。
>>371 ,378さん
早速どうもありがとうございます。
自分でもストーリーを考えていますが、いくつかヒントをいただけました。
シナリオって難しいですね。今さらですが。
ライターの方々にも色々な葛藤があるんでしょうね。
以下、名無しとしての客観的な感想を。
>>371 分かりづらくして難しくなるのはいけないと思いますが、
おばあさんのくだりはちょっと単純すぎるのでは、と思いました。
在り来たりというか。
>>378 「カレーだったらうれしいな。」
いいと思いました。とても印象深いです。
以上、依頼しといて偉そうに申し訳ないです。
こういうお題と言うか依頼も面白いですね。 このスレの新しい可能性ですね。 スレが止まったときなんかは盛んにやってみるといいかもですね。 職人さんからの依頼なんかがあると燃えるのになぁ。
390 :
371 :2005/12/12(月) 19:54:11 ID:6y0erM8c
>>388 コンビニバイト過程で起こりそうな「些細な事」を意識したのですが
成る程、単純過ぎますか、ご感想参考に精進します。
俺も便乗して依頼。 「信頼」をテーマになにか書いてくれ。 これぞと思うものが投下されれば作るし、なければ参考にさせてもらう。
>>391 もうちょっと絞ってくれるとやりやすいです。
シナリオの長さとか、AAキャラを使うか否かとか。
ジャンルとか、その他もろもろ。
絞りすぎるとライターが付かない可能性もありますが...
信頼ですか、とりあえず書いてみます。
394 :
信頼 :2005/12/16(金) 22:13:45 ID:hnIHXDnL
>>391 テーマ「信頼」
銀行の窓口で女性行員が仕事をしている。
そこに近寄ってくる男。
近付いて来た男の雰囲気を察知し、女性行員が顔を上あげつつ
「いらっしゃいま……!?」
男は拳銃を向けていた。そして「動くな」
画面は銀行ロビーを俯瞰する絵になる。
両手を挙げた女性行員、拳銃を女性行員に向けた男、その他のざわめく客、
そして、もう1人強盗の仲間らしき男が映り、その男は客を牽制。
場面がかわり、行員に連れられ支店長が出てくる。
銀行強盗「よし、じゃあ金庫まで案内してもらおうか」
別室の扉が閉まる。中には銀行強盗と支店長。
「よし、急ごうか」と強盗。「そうだな」と支店長。
2人は金を袋につめ始める。
395 :
信頼2 :2005/12/16(金) 22:14:28 ID:hnIHXDnL
>>394 の続き
金その他を詰め終え、支店長「完了だな、あいつ(表にいる強盗)を呼んで来てくれ」
「…」強盗。「どうした?急げ」支店長。
「2人で分けた方が取り分が多いだろ?」と強盗。
「いくぞ」強盗。
銀行から走り去る車。そして支店長と強盗の会話。
「思ったより簡単だったな、
あいつ今頃取り押さえられてるかな?はは」と言いつつ支店長を見る強盗。
強盗に拳銃を向けている支店長。
「!?」強盗。「一人の方が取り分が多いからな」と支店長。
終わり
長い!短めは難しい。最後まで呼んでくれた人、ありがとうございます。
396 :
391 :2005/12/17(土) 16:56:04 ID:F1OeUWWI
>>392 それをどう考えるかがライターの仕事だろ。
こちらの希望したのが必ずできるわけじゃないなら、
こちらはそちらの考え(シナリオ)を形にしたいと思ってる。
シナリオでAAをだすならこっちはAA使うし、違うなら違うのを使うだけ。
>>395 伝えたいことはわかる、信頼の逆手をとったわけだ、だけど「信頼」がテーマであって
「裏切り」がテーマじゃない。テーマというのは趣旨だからそれの意味を伝えないといけない。
悪いけど、このシナリオは使えない。
確かに反対にしても面白いけど、その強盗達に信頼関係を感じられない。
むしろ簡単に裏切れる立場同士ならそれを「信頼」と呼ぶほうがおかしい。
>>396 そうでしたか。
これぞと思うものが投下されれば作るし、なければ参考にさせてもらう。
ということでしたので、できるだけ391さんのご希望に添えるものを作りたい。
そう思うと少しでも、どういったものがいいのかを聞かせていただいた方が、
気に入っていただける可能性が、高くなると考えていました。
しかし、そう考えていただけるならうれしい限りです。
今から書かせていただきます。
マインド・ゲームス 作詞/作曲 ジョンレノン 和訳(じゃねぇダロ?) のうぇれまん バガヤロ!漫〜画、違ぇぞ!!歳がバレよる。母ちゃんシー。(静かに) 痛って〜な!漫〜〜画無ぇぞ!!キャッチーな漫画、急げ! 読みてえの!漫〜画をほれば(捨てれば)それ金取れとるって言ってるべ!! 随分、漫〜〜画ねえな!そこにマジ、捨てといてくれ!! ラービーズ、あのさぁ〜あ、言うのだ。「不精!!」 ラービーズを喰らわぁ〜嫌がられる、嫌がられる業!!嘘?クーポンくれんの? 漫画、違ぇぞ!!そう言っちゃ、仇となる。 いや、じゃ、しかと見守る漫〜〜画ねえな、遅くなりそ、いや、外出まい。 やっぱ天丼ス。漫画をほれば(捨てれば)、ほう、じゃじゃな馬じゃ!犬捨てせずたい!! いや〜死して、あのさぁ?あ、言うのだ「不精!!」 いや〜死スレ、んだ〜(そうだ)嫌がられる、嫌がられる業。 うそ?クーポンくれるの?漫〜画、違ぇぞ!! 自分の道を、脱するのさ!見ろ、ちょっ漫〜〜画ねえな!! ゴメンネ、そうか?ずっと米喰いる。クーポンくれるの? 漫画ほれば?←何故に捨てる?あ、見せろ!! ら〜〜〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪ フラッシュ奇煩。 唐突でスマン、徒然なるままにデケタ。
なんとまぁ・・・・このスレもできてから2年経つのですね。
以前、clear skyの製作を引き受けたものです。
あのあといろいろありまして、フラッシュに手がつけられませんでした。
今ようやく再びフラッシュをできるようになり、clear skyの作り直しをはじめています。
(画力や技術は上昇してませんが・・・・)
で、clear skyのシナリオを書いてくれた方ごめんなさい。
まだ見ているのならば返事を頂けると幸いです。
ちなみに、主人公の雰囲気はこんな感じになります。
ttp://www.imgup.org/file/iup134639.png
おぉーぶっちゃけちゃうとこのスレまだ生きてるのか?
>>399 作り直しですかーwktk。
>>397 いつになれば書くんだ。
ててね
>>402 不覚にもワロタ
いいお出迎えをありがとう。
使われたのがシナリオでないのが残念だけど、
そんな風に何でも使おうとする姿勢はいい。
その悪戯心を大切に。
しかし出迎えられた俺の方は手ぶらで帰ってきてしまった。
ネタの完成にはいま少しの時間と資料を確保させて頂きたい。
おぉ、ダライダァさんおかえりー。
次作はかなり凝ってると見た、待機。
>>402 みれない・・・・。
つーかファイルが無い・・・。
消さないでよ。
そこは流れが速いから落ちただけだと思うんだが
406 :
402 :2005/12/26(月) 22:16:38 ID:ZRsbd1no
>>404 本当に流れるのが早いのですよ1日で消えてた
見るほどの価値はないと思いますがご希望とあれば再UPしますよ。
どっか流れ難いアプロダありましたら教えてくだされ。
408 :
402 :2005/12/28(水) 00:32:03 ID:Y7Qd0qBM
>>402 面白い。
ダライダさんてこんな感じなんだ、外見w
410 :
1/4 :2005/12/28(水) 18:53:14 ID:0sNpXS+x
【ブーン系小説@:兵士】 第一話『18番隊』 ( ^ω^)「僕もいよいよニュウソクの兵士になったお…。入団できたのが不思議だけど………でも…」 壁にかけてある銃を見つめるブーン。 ( ´ω`)「やっぱり明日から僕はこの銃で、人を殺してしまうんだお…」 ブーンには病気の母がいた。 ブーンには、どうしてもお金が必要だったのだ。 しかし、不景気な世の中では、このような危険な仕事にしか就職できなかったのだ。 ( ´ω`)「でも…こうでもしなきゃお金が稼げないんだお…。僕みたいなのはいい仕事に就職も出来ないし…」 (´・ω・`)「おいお前、早く寝ろ。明日は早いんだからな」 ( ^ω^)「あ、隊長! わ、分かりましたお!」 (´・ω・`)「そうか」 ブーンの前から去る隊長。 しかし、その背中を見た時、ブーンは言い表せない「何か」を感じていた。 ( ´ω`)「………もう考えるのも疲れたお。とっとと寝るお」
411 :
2/4 :2005/12/28(水) 18:53:49 ID:0sNpXS+x
(´・ω・`)「よし、十八番隊は全員整列しろ」 僕が所属するのは十八番隊だった。 隊の数字は、簡単に言って隊の強さだ。 百戦錬磨の集う一番隊から、かなりの数がある。 僕の十八番隊は、並みの下、あたりだ。 (´・ω・`)「全員いるな。われわれ十八番隊は、本日国境東の山岳から敵国に攻め入る。陽動となるのだ。何か質問はあるか?」 ('A`)「あ、あの…すいません」 一人の少年が挙手した。 彼は、部隊で僕と同じ年の少年だった。 ('A`)「その……敵兵は、いるんですよね?」 (#´・ω・`)「当たり前のことを言うな! 重要な任務なのだ! 向かってきた者は、殺せ!」 ('A`;)「……はい」 あぁ、やはり人を殺さなければならないのか。 やるせない気持ちがこみ上げてくる。 (´・ω・`)「それからそこのお前!」 ( ^ω^)「は、はい! なんですかお!?」 (#´・ω・`)「腑抜け面してんじゃねえ。ぶち殺すぞ」 ( ;^ω^)「は、はいだお!」 隊長は、昨日とは人が違っていた。
412 :
3/4 :2005/12/28(水) 18:54:20 ID:0sNpXS+x
陽動、とは簡単に言って、オトリみたいなものだ。 敵の注意をそちらにひきつけさせ、別の部隊がその隙に攻め込む。 十二番隊から十八番隊が、この任務に当たるらしい。 (´・ω・`)「よし、上の隊の指示があるまで、ここで待機していろ」 国境付近の山岳に着き、隊長が指令が出された。 僕は、岩の後ろで一人、空を見上げていた。 ('A`)「なあ…そこの君…」 先程の少年が僕に話しかけてきた。 ( ^ω^)「なんだお?」 ('A`)「その…同い年、だったよな」 ( ^ω^)「そうだお…。まさか、こんな若いうちから手を血で汚すとは思わなかったお」 ('A`)「…俺、今は後悔してるんだ。無色な自分が嫌で、カッコつけるためにこんな仕事について…」 ( ^ω^)「似たものどうしだお。僕も、どうしてもお金が欲しくて…」 ('A`)「兵力が少ない国だからな…。簡単に入団できたけど、実際はつらいもんだ」 その後も、僕たちは少ない時間で愚痴を言い合った。 彼とは、戦場で会わなければ良い友達になれただろう。 (´・ω・`)「十八番隊! 集合だ! 早く集まらないとぶち殺すぞ」 ふと、隊長の怒鳴る声が聞こえる。 ―――戦う時間が、来たのだ―――
413 :
4/4 :2005/12/28(水) 18:55:28 ID:0sNpXS+x
( ^ω^)「もういかなきゃだお! 君も急ぐお!」
('A`)「あ、ああ…。最後に、名前聞いていいか?」
( ^ω^)「僕は、内藤ホライゾンだお。君は?」
('A`)「俺は……毒男。縁があったら、また会おうぜ」
(´・ω・`)「よし、そろったな! 我々はこれより、二つの隊と協力し、国境付近の町を襲撃する。遅れずについて来い!」
( ^ω^)「………!!」
陽動のために、罪のない町の人々を襲うというのか…。
戦争というものの恐ろしさを、改めて知った。
町のそばにつくのに、それほど時間もかからなかった。
町まではまだ少し距離があるが、双眼鏡から無邪気に走り回る子供達の姿などが見える。
罪悪感が、込み上げ、僕はぐっと涙をこらえた。
毒男も、やるせない表情だ。
そのうち、十六番隊が、町に向かって特攻した。
町は、一瞬で火の海と化した。
( ´ω`)「…………」
(´・ω・`)「よし! 我々はやってくる敵兵に奇襲をかける! 身を潜めろ!」
町が、イキナリ襲われた。
だが、それだけでは敵兵のよこす兵はあまり多くはないだろう。
……まあ、今は流れに身を任せるしかないか。
元ネタ:
http://boonsoldier.web.fc2.com/1133595939.html
416 :
1/4 :2006/01/05(木) 14:39:20 ID:MbLgn5sA
( ´ひ`)「宰相殿」 ( ゚Д゚)「…なんだろうか」 ( ´ひ`)「敵国が、国境付近の村を襲ったようです」 ( ゚Д゚)「…迂闊に手出しは出来ん。小隊を送り込め」 ( ´ひ`)「はっ」 ( ゚Д゚)「……奇襲とは、見下げたものだな。陽動か……?」 ( ´ひ`)「その可能性も否定は出来ませんね」 ( ゚Д゚)「兵に呼びかけ、いつでも出撃できるように準備をさせておけ」 ( ´ひ`)「了解しました」 そのうち、敵国の勲章をつけた鎧を着た兵士がやってきた。 どうやら、人数はあまり多くないようだ。 (´・ω・`)「よし、部隊が町に入ったところで、我々は後ろより奇襲をかける! 挟み撃ちにするのだ!」 ( ´ω`)「……了解しました」 やがて、敵兵が町へと入っていく。 その途端、導火線に火がついたように、街中に身を潜めていた二つの隊が奇襲をかける。 銃声が響き、人のうめき声が聞こえる。 戦いが、始まったのだ。 (´・ω・`)「我々も応戦するぞ! 続け!」 そして、十八番隊も隊長を先頭に、町へと向かった。
417 :
1/4 :2006/01/05(木) 14:41:10 ID:MbLgn5sA
【ブーン系小説@:兵士】 第二話『民家』 ( ´ひ`)「宰相殿」 ( ゚Д゚)「…なんだろうか」 ( ´ひ`)「敵国が、国境付近の村を襲ったようです」 ( ゚Д゚)「…迂闊に手出しは出来ん。小隊を送り込め」 ( ´ひ`)「はっ」 ( ゚Д゚)「……奇襲とは、見下げたものだな。陽動か……?」 ( ´ひ`)「その可能性も否定は出来ませんね」 ( ゚Д゚)「兵に呼びかけ、いつでも出撃できるように準備をさせておけ」 ( ´ひ`)「了解しました」 そのうち、敵国の勲章をつけた鎧を着た兵士がやってきた。 どうやら、人数はあまり多くないようだ。 (´・ω・`)「よし、部隊が町に入ったところで、我々は後ろより奇襲をかける! 挟み撃ちにするのだ!」 ( ´ω`)「……了解しました」 やがて、敵兵が町へと入っていく。 その途端、導火線に火がついたように、街中に身を潜めていた二つの隊が奇襲をかける。 銃声が響き、人のうめき声が聞こえる。 戦いが、始まったのだ。 (´・ω・`)「我々も応戦するぞ! 続け!」 そして、十八番隊も隊長を先頭に、町へと向かった。
418 :
2/4 :2006/01/05(木) 14:42:17 ID:MbLgn5sA
正直、僕は足が震えていた。 人なんか殺したくないし、自分が死ぬのも怖い。 ('A`lll)「………」 毒男も、青い顔をしている。 戦争とは汚いものだ……。 自分が言えた立場じゃないけど…。 僕たちは、岩陰に身を潜めながら狙撃を始めた。 僕も銃を撃ちはしたが、手が震えてうまく撃てない。 その震えは、恐怖よりも罪悪感のせいだ。 ( ^ω^)「はぁ…はぁ………!?」 パァン! その銃声で、僕は一番の恐怖を覚えた。 僕の肩を、銃弾が貫いたのだ。 敵兵の銃弾か、流れ弾かは分からないが、どちらにせよ僕の肩を…っ。 ( ^ω^)「…っ!!」 銃をまともにもてない。 僕は、銃を持ち替え、近くの民家に身を潜めた。
419 :
3/4 :2006/01/05(木) 14:42:57 ID:MbLgn5sA
( ^ω^)「……っ」 その民家は、ひどいものだった。 料理をしていたのであろう。まな板の上に、血にまみれた野菜が放置されている。 そして、その傍には包丁を持った女性の死体と、それにすがり付いている子供の死体。 どちらも、刃物で刺されて死んだようであった。 ( ^ω^)「とりあえず…応急処置を…っ」 家の奥に、大きい置石があった。 とりあえず、そこにもたれ掛け、応急処置をすることにした。 と、そのときだ。 ゴッ、と音がして、置石が自分の腰掛けている方と逆の方向に動き出した。 あわてて身を引き、そこを見る。 どうやら、置石の下には地下室への階段があったらしい。 僕は、そこから上がってきた男と対峙した。 そしてその男は、剣を持っている! このままでは……殺される………!! ( ;;゚ω゚)「う、うわああっっ!!!」 パァアァァァン! 空虚に、銃声が響いた。 その銃声は外の銃声と紛れ、あまり大きい音には聞こえなかった…気がした。
420 :
4/4 :2006/01/05(木) 14:44:08 ID:MbLgn5sA
僕の目の前には、腹部から血を流して倒れた男の姿。 そして、僕の右手には………にわかに、煙をあげる銃。 ( ゚ω゚)「……あ…ぁ…ぁあ…」 認めることを否定するな。 僕の中の悪魔が、そうささやく。 いや…。でも……この人は……僕が……っ!? ( ;;;゚ω゚)「うわああぁあぁぁあっ!!!」 僕は無我夢中で、家の外へ駆け出した。 もはや、肩の痛みなど感じていなかった。 そんなことより、緊張感、罪悪感……さまざまな感情が、心を押しつぶそうとしていた。 ( ;;;゚ω゚)「うわあああっ!!!」 バカみたいに、銃を乱射する。 その銃弾に当たったもので、死んだものがいたかどうかは分からない。 だが、僕の行動は非常に間抜けだった。 興奮していたとはいえ、これでは格好の餌食だっ! しかし、それに気づくには、もはや遅すぎたようだ……った…。 ( -ω-)「あっ……う…」 お腹が……妬けるように熱い……。 不思議と、痛みは感じないけど……眠くなってくる。 僕は……死ぬのか…?考える暇もなく、僕の意識は……薄れていった。
>>410-413 、416-420
おもしろいけど、本人の書き込みじゃなければ、スレ違いな希ガス。
しかし、最近またあんまり人がいないね。
また過疎だな。
っというかシナリオ書きまくってた連中どこいったんだよ、前フリだけかいた連中も
みんなまとめてもどってこーい。
それともまだ短編しかうけいれないムードに困惑して投下できないのか?
>>410-413 ,416-420
おもしろいね けど
>>421 に同意。
お久しぶりです。 ずーっと前に現れたもつらです。 いろいろあってFLASHから離れていました。 ところで質問なんですが、ここにあがったシナリオって、 FLASH以外の手法で映像化したりするのはダメなんですか?
>>424 ここはフラ板。
FLASHが基本だと思う。
>>723 >それともまだ短編しかうけいれないムードに困惑して投下できないのか?
いや、単に手持ちのネタが何かピリッとしないから、
一体何が足りないのかを探ってるところ。
ただしそんなん俺だけかも知れんけど。
日曜日の昼、近所に住んでいる友人がやってきた 開口一番、彼は「卵が孵ったんだ」と、わけのわからないことを言った 俺は「はぁ?」と気の抜けた返事を返す 「ずっと大事に暖めていたんだ」 「卵って…何の?お前鳥飼ってたっけ?」 「河原で拾ったんだ。可愛いから見に来いよ」 断る理由もないし家も近いから…と、俺はその卵から孵ったものを見に行く事にした 久しぶりにそいつの家に足を踏み入れると、異様な臭いが鼻についた 「…なんだ?この臭い…?」 奴はそれには答えず「早く来いよ」と俺の手を引いて2階の部屋に招いた 奴の部屋に入ると、その臭いはもっと強くなった 「こいつさ、見ろよ」 ゲージにかけてあった布を奴が取ると その中にはまるでゲームの世界に出てくるような気味の悪い生き物がいた 「うわあぁぁぁ!!」 逃げようとしたのに、体が動かない 臭いにやられてしまったらしい 「さ、お前のためにつれてきたんだ、味わって喰えよ」 朦朧とした意識の中で、その言葉だけがやけにはっきり聞こえた 糸冬
>>427 シナリオと絵柄がマッチしていてよかったです。
すごい、つぼでした。
今後も期待しています!
>>428 ダークな展開ですねww
修業(?)を経て戻ってきました。
>>427 すっっごいおもろいっすね!なんか英語ってことろと
締りもスッキリした感じで、楽しめますねww
それにしても長さがこれほどまでに簡潔にしてないと短くならないとすると
俺みたいなのは絶対フラ化しなさそうですね・・・OTL
一応書いてきたんですけど、なんかすげー投下しずらいですOTL
>>423 >短編しか受け入れないムードに困惑
してますOTL
このスレ、まだ生きていたのか・・・1スレ目にいたものです。 おひさしぶり
短編しか受け入れないムードに困惑か...
まとめの人が言っていたとおりの展開になったな。
シナリオさんは楽しんでやったらいいんじゃないかな。
短いとか長いとかじゃなく。
と言うことで
>>430 読みたいです。
別にフラ化しなくてもいいじゃないか。
ピンポイントで狙わなくたっていいじゃないか。
作れないなら作れないでそれでいいじゃないか。
また次を作ればいいじゃないか。
そこに楽しみがあるならそれでいい。
このスレの主役はシナリオさんだ。
それはそうとまとめの人もう帰ってこないのかね?
>>432 ありがたきお言葉っす!
それでは、投下するっす!
「She is Ghost」 それは出会うはずの無い人だった――。 今日は入学2日目、この高校はかなり早いうちから部活を強制させられて、 一年の内は絶対どこかの部に入らなくてはならない。 俺はこれまで”真剣に取り組む”ということをした事が無い。 適当半端な人生を歩んできた、というわけだ。 どこに入ればいいかなんて正直探すのが面倒で、ここでできた友達に聞いたけどサッカー部 なんていうまた面倒臭そうな部を勧めてきやがった。 そんな時だ、ふらふら歩いていたら校舎の裏に来ちまった、そこで、建物を見つけた。 小さな建物と呼ぶしかないけど、ほんと5人位しかはいれなさそうな所。 俺は何故か、いやきっと好奇心で面倒臭いけど探検したくなった。 ドアがあった、俺はそれを何の迷いも無く開く、中は昼だというのに薄暗い。 そこに一人の女子生徒がいた。きっと先輩だろうわかんないけど。 話しかけるのがだるくてずっとその作業を見ていた。 するとその先輩はこちらに振り向かず、話しかけてきた。 「なにか御用?」 「用はないっす」 「そっか入部希望?」 はぁ?俺そんな事一言も言ってねーし。こんなことを思いながら。 「・・・すいません、ここ何部っすか?」 何故かこの部活が何なのか無性に知りたくなった。 「ゲーム研究部、っといっても部員は私一人だけどね」 「・・・・一人でやってんすか?」 「うん、幽霊だけどね」 「はぁ?」 なんつーか、かわった人だな。心底そう思った。 「”幽霊部員”って何人もいるなかではみってる人らのことっすよね?」 「そうだね、けど私は幽霊なの」 最初、この意味がわからなかった。わかんないから面倒臭いし”この人は幽霊部員”ってことで 内面だけで承諾して、”もっとこの人のことが知りたくなった”。
続きます、続きはまた明日っす。
普通に続きが読みたいです 明日楽しみにしています
つかみがいいっすね。 今後が楽しみ。
>>434 おかえりなさい。
そこそこ長くてもいいと思うので
期待してます。
ふむやはり私は復活しないほうが良さそうですね。 このスレは今のままでいい。 まぁロムるけど。
>>439 現状を変えるならあんたのようなライターが必要だよ。
鎖培羽流を続けるのがあれなら違うのでもいい。
是非何か読ませてほしい。
初めのスレからいる俺からのお願いだ。
続き 「なんで先輩一人なんすか?」 「私しか興味がでなかった、かな?」 「珍しい人っすね、女でゲームなんて」 「女の子も、中にはこういう人もいるのよ、ところで・・」 「入部するの?しないの?」 するしかないだろ。 先輩といると時間を忘れた、といってもゲームしてるからなんだが、 この部は楽しかった。しかし俺は、日が経つごとに疑問を抱いた。 ”なぜこんな楽しいところに部員が一人なんだ” それは、或いは考えてはいけないことだったのかもしれない。 事の真相を知ったのは入学10日目、クラスの一番中の良い奴にこのとこをふと話してみた。 返ってきた返事は、信じられないものだった。 「え?ゲーム研究部って3年前に潰れたんじゃないの?なんでも、なんかの事件があって 部室もろとも閉鎖、だったらしいよ」 俺はいてもたっても居られなくなった、おもわず教室を飛び出し、――へ向かった。 「まさかな、そんなばかな・・・」 空いていたドアはいまは重くしまっている、中はいつもどおり”薄暗い”。 人の気配はする、ただこの世のものとは思えないなにかいやな予感もする。 俺はドアを開けた、先輩が、いた。-どこに?- 俺は思わず問いかけてしまった。 「先輩、ここ3年前に潰れたって本当っすか?」 「うん、私の代で終わっちゃった」 -怖い- 「私の・・・代・・・?」 「3年前、ここで事件があったの、いじめのね」 「・・・・・。」 話はこういうもの 先輩はいじめられてた、クラスの男子に。女なのにゲームなんて当時の 世間からすればおかしかったのだろう、冬の寒い日、事件は起こった。 ストーブをたいて部室にこもっていた先輩は、その部屋に閉じ込められてしまった。 男子はふざけてやったのだろう、でもそれが悲惨な結果を呼んだ。 ”一酸化中毒死”当然といえば当然。なぜならこの部室には・・・・窓が無かった。 外界と繋ぐのは、このたったひとつのドアのみ。 「だから言ったでしょ、私は幽霊なの」
こうやって投下するとメモ帳よりも長く感じます、気のせいでしょうか・・
続き 俺は思わず先輩を掴もうとして、空を掴んでしまった。 「幽霊って、そのまんまの意味だったんすか・・・」 「うん、何度もいったでしょ」 「俺が」 「・・・?」 「俺が部活を復活させるよ、窓作って、このPCまだ使えるなら直すし」 「無理だよ、今日ここ潰して新しくできるESCとかいう部活の施設を立てるんだよ」 「・・・・・え?」 ガーーーー 機械音がする、俺は外へ駆け出した。 目の前にはでっかいショベルカーと作業員が2人ほど、俺は叫んだ。 「やめろーーー!!」そして作業員の一人に掴みかかった。 「っわ?なんだ君は?」 「やめろ!ここを潰すな!」 「なにをいってるんだ!ほらどきなさい!」 俺は地面に叩きつけられた、そこで、足が止まった。 ショベルカーが―― を壊して――。 先輩が見えた、こっちを見て手を振っている、そんな涙を流しながら。 俺は止まった足で地面を蹴った、――へ向かって全力で走った。 生まれてはじめて真剣に走ることを取り組んだ。 ショベルカーを避けて、いまにも崩れそうな――から先輩を引きずり出そうと。 先輩の顔があった、とても驚いた顔をしていた、俺は手を――。 それから1年の月日が流れた。俺はゲーム研究部の部長になった。 といっても部員は俺を含め三人、部室は半分がショベルカーでやられてしまったので、 建て直しの途中だ。PCも駄目になったけど、俺がいま少しづつ元の形へと直している。 それとこの”といっても”というのは先輩の受け売りだ。 なぜ部活が復活したかというと、面倒臭いけど校長に喧嘩を売りに行って、 幾たびもの討論を繰り返した結果、こうして見事に復活を遂げたわけだ。
俺は先輩と出会ってから適当な人生を歩むのをやめた。適当すぎると先輩に笑われてしまうからだ。 それでも面倒臭がりはなおってないけど。 「部長!木材が足りません!!」 「あぁ面倒臭いな、あれ、技術部の木材パチってこい」 「えぇ?あ!はい、わかりました!」 いまのが新しい新一年の後輩、部員の一人 ちなみに3人目は――。 「先輩、いるんすよねそこに?」 「バレた?おはよう新部長君」 「挨拶って面倒臭いっすよね、きっとみんなも面倒臭いから”っよ”とかですませるんすよ」 「そうだね、一つ聞きたいんだけどさ」 「うん?」 「なんであの時、私を、私の手を掴めたのかな?」 「・・・・それ何度もいってるじゃないすか、これ何度目っすか?」 「もう一度聞きたかったの!何度聞いても嬉しいから」 「それはきっと俺が――」 ――先輩に惚れてたからっすよ。 FIN
我ながらどんなに頑張ってもこれが限界です・・・OTL それでもやっぱりフラ化してほしいって気持ちありますし、 次はもっと単調のものを作るつもりです。
446 :
Now_loading...774KB :2006/01/09(月) 17:56:43 ID:WkMwJ8DI
職人が来なけりゃどうしようもないな。
通りすがりAさんお疲れ 楽しかったです
さあどんどんいこう
>>通りすがりAさん 終わり方ににやにやでした。 お疲れ様です、おもしろかった。
>>440 ありがとうね。たった今このスレの過去ログ読んだよ。
なんだか通りすがりAさんが頑張ってるから安泰してるかと思ったけどそうでもないみたいだね。
なんだか引き止められるのを待ってたみたいで(もちろんそんなこと無い)かっこ悪いけど、何か書かせてもらうよ。
じゃあ書く前に当たっての俺の意見だ。まずここは『シナリオスレ』なんだよな。
だったら『小説』ではなく、『脚本』のはずなんだ。
小説は文字で感情など全てを表す。でも脚本は別。映像になるものを書くんだ。
早い話、カメラの指定、表情の指定、場面、場所の指定などなど少しぐらいは脚本家まがいのことをしてはどうかな?
とりあえず現時点でいるフラ職人に聞きたい。脚本のように書き込んだほうがいいのか、どっちでも同じか。
まぁためしに書いてくれって言うならかくし。
Flashほとんど作ってない俺が答えるのはおかしいがそんなことは気にしない。
>>450 >>2 に
>文章形式も箇条書・ト書・小説モドキに詩文等、お好きにどうぞ。
って書いてるので別にどっちでもいいんだが、多分作りやすいのは脚本っぽい方だと思う。
ためしに書いてくれ
了解した。それでは下書きを書いてくる。 時間をくれ
>>450 脚本・・・たぶんそれを書くにはある程度のフラ制作知識と演出力とか文章以外の知識が
必要とされると思って素人の俺は手を出さ無いほうが良いと思ってました。
でもそうですね”まがい”みたいなものもいいかもしれませんね。
単調なのも考えてるところですが、脚本っぽいのは昔作ってみたのがあります。
ただフラ制作知識がないもので無理な部分が多々でるとは思いますが、物は試しです、改良を加えて俺も書いてみます。
やばいパソが壊れた 最低10日かかるらしい もっとかかる可能性も考慮して遅くなっても許してくれ
脚本て言ってみれば三人称で書けばいいだけドよ
【予告】 悲しみは虚無へ、喜びなどはじめから存在しない。 あれは―― そう、止まるとこの無い秒針。 【バーサーカー】 ただ、動き続けたかったんだ・・・・。 coming soon....
ふと思ったんだけど、ほどほどにageて行く方がいいんじゃないのかな? 職人の目につかないといけないんだし。 あと、このスレタイも他力本願!っていう風に見えてしまってよくないと思うんだよなぁ。 あ、決してここで作品投下してる人たちを責めるとかそんなんでなく。 単純に、もっと良い印象のスレタイがあればその方が…。 「FLASH用シナリオ・脚本・ネタ投下スレ」とか。 俺がFLASH作れる人なら良かったんだけど…何もでけへん。
>>457 だと思ったらageればいいじゃん。
言動と行動が一致してないよ。
460 :
Now_loading...774KB :2006/01/14(土) 00:03:56 ID:+N4Vai1i
>>458 ごめん念のため確認しておこうかなーとか思ってた。
職人さんも作家さんもがんがれ
>>461 おぉ!!感動です!涙がとまりません!俺も彼女ほs(ry
この度は俺のシナリオを使っていただきどうもです!
あの夕焼けの場所もかなり俺の考えた雰囲気で、とてもよかったです!
しっかし台詞が今見ても俺のクサスギマシタOTLw
これを気に一層シナリオ製作に力入れます!
こんな時間なるまでシナリオ書いてたのかというと、実はなにも浮かばず
彷徨ってるってのは内緒です。
バーサーカー 脚本 制作時間2006 1/14 3:18〜3:45 *””の間は設定 ”冒頭:文字なし 突然始まる” 「バーサーカー? なんだそりゃ?」”二人の男が薄暗い部屋に座っている” 髭ズラの若い男は白衣の男に向かって問うた。 白衣の男は老いぼれ、イスに座っていて、その質問に答えた。 「昔の人間兵器の生き残りのことだ」 髭ズラの男はさらに問うた。 「兵器?なんだってまたそんなもんがいるんだ?」 白衣の老いぼれは立ち上がり”窓を見ながら”呟く様に言った。 「・・・頼む、トール」 トールは渋い顔をしながらその部屋を出た。部屋には白衣の老いぼれが残った。”この辺はご想像に” 「・・・・・悪い、おまえを殺せと依頼された」”背景は白を想定 雪原をイメージしながら書きました” トールはもはや人間ではないそれに向かって言った。”バーサーカーは軍服がぼろぼろになったものを想定” 「・・・・・一つ聞きたい、なぜおまえはここにいる」”トールはすくないギャラの賞金稼ぎを思わせる格好” トールの目の前にはバーサーカーと呼ばれた、兵器が立っていた。バーサーカーは口を開いた。 「俺は他の奴らみたいに完全に細胞変化していない、だから俺はまだ生きてる。 ここにいるのはただ――」 バーサーカーは鎖で縛られた体、突きつけられた銃、と順番に見てそれから言った。”この動作は実際は一瞬” 「ただ、動き続けたかったんだ、俺はまだ人間でいたかったんだ」”暗転 文字だけ” トールは黙ってバーサーカーを睨んでいた。しばらくの沈黙の後トールは言った。”元の場面に戻るとトールを映す” 「そうか、だけどなもう疲れただろ」”表情は変わらない 相変わらずバーサーカーを睨む感じ” バーサーカーは頷いて、そして言った。 「あぁ、疲れた」”バーサーカーは目を瞑る” 虚空に何処か物悲しい銃声を響かせ、トールの指は引き金を離れた。”銃声はあってもなくても良い 雪の降る空にカメラ” 鎖で縛られたそれは、幸せそうに微笑んだまま、二度と動くと事はなかった。”文字” END
昨日の内に書きたかったんですが、いま思いついたんで布団から緊急脱出して 思ったとおりにかきました。 全体としては物語の終わりだけを写した感じです。 前のほうになにかバーサーカーのことについて語ればそれなりに短い話でつながりがあると思います。 フラ化だけを目指したんで物語性はこれっぽっちもないかもですOTL
スゴイ。早速脚本ぽくしてますねぇ〜。 思ったコトをひとつ。 これ先に小説風の書いて、設定は後付けしたカンジですよね? 設定無しでちゃんと小説になってるんで。 本文と設定が少しごちゃごちゃして、登場人物の心象 や場面がイメージしづらいかなと思いました。 小説風のと設定付のを別々に投下するのはどうでしょうか? 例えば、冒頭部分。 −原作− >463から""を抜いたものを投下。 −脚本− 文字なし。突然始まる 髭面の若い男と白衣の老人が薄暗い部屋に座っている 髭面、老人に問いかける 髭面(以下、髭):「バーサーカー? なんだそりゃ?」 老人(以下、老):「昔の人間兵器の生き残りのことだ」 髭:「兵器?なんだってまたそんなもんがいるんだ?」 老人、立ち上がる。窓を見ながら呟く 老:「・・・頼む、トール」 髭面、渋い顔をしながら部屋を出る(この辺はご想像に) 原作はシナリオの批評用、脚本は職人の製作補助用に、という。 めんどければ脚本は別の人に代行してもらうのもいいかも? 私はAさんの小説風のが好きでして、ちょっともったいないかなー、 と思いまして。長くなってスイマセンorz
>>462 >>461 です。
感想有難う御座います!
このシナリオの雰囲気を崩さないようにと考えていたので
そう言ってもらえると安心です。
またお世話になるかと思いますがそのときはよろしくお願いします。
あと個人的に、
>>465 さんに同意。
私もAさんの小説風の書き方のほうがイメージわきやすいです。
脚本だと変更しずらいというか・・・。
(というか、ただ単にAさんの小説風の文章が好きなんですけどねww)
>>465 >>466 なるほど、物語とは別に・・・参考になります!
次回作はそのへんを気をつけて書いてみます。
脚本だと確かに忠実にってなりますよねw
別けてあると小説、脚本、両方がみれて、ということですね。
ご批評どうもです!
「FLASH」 辺りは真っ青な海。そこには一つの板が浮いていた。 板の上には影が2つ、ネコのようなそれでいて真っ白い存在。 片方はタグを、文字が散らばり僅かな歪みが生じている。もう片方は光る拳、眩い閃光を放っている。 双方一瞬のスキも見せまいとにらみ合ったまま動かない。 片方が静寂を切り裂いて言った。 「ギコ、なぜおまえの拳は光っているんだモナ」 ギコと呼ばれた白は自らの拳を見て答えた。 「これはフラッシュだ。それじゃあ聞くぞ、お前のそれは何だ、モナー」 モナーは手を真横に広げ拳を開き、そして言った。 「タグだモナ、これからの時代タグが全てを支配するんだモナ」 ギコは拳をしっかり握り、身構えた。そして言った。 「何言ってんだゴラァ!!どうしちまったんだ!」 モナーの顔は笑っていた、否、元々顔は笑っていた。心から笑っていた。 「タグこそ全てだモナ、もうリアルなんていらないモナ、世界の全てをタグに変えてやるんだモナ」 そう言うとモナーの手からは文字が線となって周りの海を文字へと変換させた。 ギコはその光景に絶句していたが、我に変えるとモナーを睨みつけ言い放った。 「ゴラァ!!!」 ギコは足で地面を思い切り蹴って一直線、モナーへ。拳を後ろへ振りかぶりモナーの顔目掛け――。 「目を覚ませ!モナー!!」 光り輝く拳はモナーの顔面を潰さんばかりに直撃した。 モナーが地面に転がる。辺りの文字は元へと戻り、そして静寂が訪れた。 ギコはその場で固まっていた。モナーは消えかかる体を寝かせたまま呟くように言った。 「その強さは、その拳の強さはどこから来るんだモナ」 ギコは俯いたまま答えた。 「フラッシュは、俺達に感動や喜びを与えてくれる、タグじゃできないものをフラッシュはもってるんだぞ」 モナーは半分透明になってもまだ言い続けた。 「文字に、全てを文字にしたかったんだモナ・・・」 「おまえは元々文字だぜモナー」 「オマエモナー」 そうしてモナーは消えていった。板の上にはギコだけが、悲しく佇んでいた。 END
睨みつけてとかありますけど、ギコって感情頬の記号ですよね・・・。 さすがにモナー達を使うのは俺は知識不足だったかもですOTL 脚本版は明日制作予定です。
470 :
Now_loading...774KB :2006/01/14(土) 23:29:09 ID:Pkio8mu4
>モナーの顔は笑っていた、否、元々顔は笑っていた。 テラワロスwww最後の掛け合いもwww これイイ!マジ、フラで見てみてぇ〜 デジタルなネット世界のビジュアルで (マンガの攻殻2みたいな) 職人さん、ヨロ!という願いを込めてage
ずいぶんとご無沙汰していました。恵味です。
3スレ目は書き込むの初めてだった…かしら。
前から書き込もうと思いながら忘れていました。
今すぐには作れないんですけど、
時間が出来たら
>>228-260 の『actual lie』を作ろうと思っています。
ちょうどSFものが作ってみたかったんですよ〜。
ただ脚本を読んでいて個人的に気になるところがありまして…。
慶介と哲也が地上に出て帰ってこなくなるのは分かりますが
残された香澄の後の話があるといいなー、というか…
なんだか後半になって全く出てこなくなるのが個人的に寂しいです。
これには意味があるのでしょうか。おしえて下さいませ。
それでは…影から応援しています。
>>471 これはどうも!ありがとうございます!
香澄ですが、後日談でも書こうかとは思ったんですが、一応サブキャラでしたし
今作は恋愛ではないので除いても良いかな?と思いました。省くことに特に意味はありませんw
ご希望でしたら香澄のその後、後日談を書きます。
473 :
Now_loading...774KB :2006/01/15(日) 17:31:11 ID:XYS0cUI5
474 :
Now_loading...774KB :2006/01/15(日) 17:32:27 ID:XYS0cUI5
アニメ化希望♪↑
脚本 前フリは職人様に委ねます。 板の上の両者は黙って向かい合っている。カメラは双方の顔そして手をそれぞれ映す。 片方の背中が近くあいてを遠く映してをそれぞれやってる最中にモナーが喋りだす。 「ギコ、なぜおまえの拳は光っているんだモナ」 ギコは頭を下に向け喋る。 「これはフラッシュだ。それじゃあ聞くぞ、お前のそれは何だ、モナー」 モナーは手をまっすぐ横に広げる拳は開く そして喋る。 「タグだモナ、これからの時代タグが全てを支配するんだモナ」 話を聞いた後ギコの顔には汗が流れる 身構えつつ(両腕をクの字にして) 拳を握る カメラは拳へ次に顔へ。 そして手を横へ開きながら喋る。カメラはギコの上半身を映し。 「何言ってんだゴラァ!!どうしちまったんだ!」の途中にモナーへカメラ。 カメラはモナーの顔へ、そして次にギコの顔へ ギコはあいかわらず汗がながれてる。カメラはギコの顔のまま、言葉。 「タグこそ全てだモナ、もうリアルなんていらないモナ、世界の全てをタグに変えてやるんだモナ」途中モナーへ。 目を見開いて(顔は(゚∀゚))で半分暗い色。 手から光線でも文字でもいいので発射!(笑 海は文字の海へと変わる(この際海を波の記号でも、文字を散りばめたものでもいい) ギコの顔は (゚Д゚;)で 後に元へ戻り怒りを露にする(゚Д゚#) 「ゴラァ!!!」 そこでモナーは突っ立ったまま、ギコだけが動く (このときゆっくりでもはやくてもいい)モナーへ一直線。 ギコバックでギコは後ろへ拳を振りかぶる。そして素早く顔面に(いたそうな感じで)HIT! モナーが地面に転がる。辺りの文字は元へと戻り、しばらく二人を映す。 ギコはモナーを見る(俯く)。モナーの体は小さな光の粒が下から上へ舞って 消えかかる。 「その強さは、その拳の強さはどこから来るんだモナ」 ギコは地面のモナーを見てるので俯いてる そしてそのまま話す。 「フラッシュは、俺達に感動や喜びを与えてくれる、タグじゃできないものをフラッシュはもってるんだぞ」 モナーはさらに透明に、そして喋る。カメラはずっと二人を写したまま。
”「文字に、全てを文字にしたかったんだモナ・・・」 「おまえは元々文字だぜモナー」カメラ、ギコの顔へ涙を流している 「オマエモナー」カメラはモナーの顔へ 言ってる途中で消えてなくなる しばらく光の粒が舞って消える” カメラは手前へ引き、ギコがたたずむのを映し 5秒ほどで画面は真っ暗に。 ””内の第2案 「文字に、全てを文字にしたかったんだモナ・・・」でギコはなにもいわない そしてカメラが引いて 真っ暗になったら 「おまえは元々文字だぜモナー」で終わる。 場面設定 青い海に板が(大きさはお好みで)浮いている 地平線は真っ白、海以外は真っ白な世界 ギコ、モナーは向かい合って立っている
↑「FLASH」の脚本です。
””の部分はかなり高度かなぁと・・・わからないって辛いです。
>>473 すごい展開、ちょっと怖いとも思いましたが面白いですね!
でもそれもフラッシュですし、文字系ってことで作ればいいんじゃないでしょうか?
もっとも、俺は文字系より動画のほうが好きですがw
478 :
Now_loading...774KB :2006/01/15(日) 18:10:26 ID:XYS0cUI5
通りすがりA様、Flash閲覧ありがとうございます&脚本見ました。 でも、私、アニメFLASH作った事ないですからなぁ。 作れなくてすみません。 小説Flash希望でしたら、やれそうなので、言って下さいませ。 よろしくお願いします。
FLASHの脚本に興味を持ちました 以後バサロ作成モードに移行します
流れぶち切りでちょこっとだけ復活 ややこしい事考えるの嫌になったからアホネタ一丁 題:のりたま 薄暗い台所に電子レンジの唸りが響き、 やがて甲高い電子音に変わって、沈黙する。 少し間をおいてレンジの扉の開閉音。 彫りの深い顔の男が、盆を運んで食卓につく。 盆の上には、ラップのかけられた丼飯と、 のりたまの徳用大袋。 男は丼のラップを剥ぎ、のりたまを開封。 飯にふりかけつつ、小さく口ずさむ。 「のりたーまをごはんにかけるー」 適量が米の上にのると、男はしばし黙ってそれを見つめた後、 またふりかけつつ、口ずさむ。 「ほかほーかのごはんにかけるー」 そしてまた、飯を凝視。 この手順を数回繰り返す。 袋が空になり、米が完全にのりたまに隠れると、 男はあごをしごいて考え込み、ふと、壁の時計を見る。 時刻は午後8時過ぎ。 視線を少し下に動かすと、 『5時に戻ります 昼食は冷蔵庫に』 と書かれた伝言板。 その隣のカレンダーは元旦から22日までバツがつけられ、 24日がマルで囲まれ、『給料日』と書き添えてある。 (まだ続く)
(
>>481 の続き)
また少し考え込み、男は席を立つ。
どこかでガサゴソと、物を漁る音の後、
ダンボール箱を抱えてくる男。
箱を食卓に置き、開封すると、中身は大量ののりたま。
それをひとつひとつ、男は丁寧に取り出していく。
約1時間後。
「ただいまー、よっ、よいしょ、いよっ、と」
大きな紙袋をいくつも抱え、
やたらと苦労して玄関をくぐる女が一人。
愚痴りながら居間へと入ってくる。
「あー疲れたー。井上さんの奥さんに付き合ってたら
もー滅茶苦茶時間かかっちゃっ・・・」
ソファの上に荷物を下ろしたところで、
「のりたーまをごはんにかけるー」
女は男の歌声に振り返り、ぎょっとする。
男は食卓で、まだ飯にのりたまをかけている。
丼の上に積もったのりたまは、
もはや器の倍以上の高さになっている。
(まだ続く)
(
>>482 の続き)
「何、やってるの?」
問われて振り向く男の顔は、無表情。
のりたまを振る手を休めず、男は歌う。
「おどろくほどごはんにかけるー」
女は絶句し、ただただ立ち尽くす。
と、ここで字幕。
『パートナーの長時間放置はほどほどに。』
さて20分後。
「おどろくほどごはんにかけるー」
男はまだ続けている。
「悪かったわよ・・・」
女はどうにか一言搾り出すが、
男は完全に壊れてしまったようだった。
(おわり)
金ダライダァ ◆5QdfB.C8mYさん無視したわけではありません... とりあえず今日は寝ます...
486 :
480 :2006/01/16(月) 00:55:55 ID:GqLtdWGd
>>484 おっしゃっている意味がよくわからないのだが
>>486 ごめんなさい...
簡単に言うと1分間ほどで完結するような短い脚本がほしいのです...
488 :
480 :2006/01/16(月) 01:12:18 ID:GqLtdWGd
あーなるほど、自分は
>>475-476 の「FLASH」の脚本に興味をもって作成しようと思っただけです
自分が別に脚本を書いてもいいですが、スレの趣旨を考えると他のやる気のある方に当たられてはいかがでしょうか
>>480 シナリオに興味をお持ちいただきうれしいです!
このシナリオをよろしく御願いします!
>>487 ジャンルが俺の書けるものであればお手伝いしますが、いかがでしょうか?
>>481-483 ダライさん待ってましたw にしてもすごい男ですねぇw
ほっといたら狂うなんて・・・・。
にしてもふりかけは俺はちりめん派ですw(関係ナシ
>>481 みたいなネタもいいけど
どちらかって言うとダライさんの風刺的なシナリオが読みたいな
前の爆弾テロみたいな
491 :
Now_loading...774KB :2006/01/16(月) 11:46:53 ID:cPtNGvX3
>>491 すごい!すごいですね!アニメーションもちゃんとあって、
動きも、音楽も素晴らしいです!
俺の描いた主人公像がきちんとでてて、感動です!
文字系はあまり好きじゃないなんていってましたけど考えを改めます!!w
文字系独自の良さって言うのはここなんですね!
本当にありがとうございました!
493 :
Now_loading...774KB :2006/01/16(月) 18:46:50 ID:cPtNGvX3
>>492 これなら文章系FAになれますかね。(^^)
喜んでいただけたなら、うれしく思います。
顔文字くらいならなんとか作れるので、
アニメーション、楽をさせていただきました。
音楽は、選んだ素材やさんがよかったのかも。
最近まとめの流れが止まっているので、 操觚さんを探してみたところ某スレにて会うことができました。 話し合ったところいろいろ忙しいそうで俺も管理のお手伝いをすることに決まりました。 これからは二人で管理していきますのでよろしく御願いします! 操觚さんよりメッセージです 長い間手付かず状態で本当に申し訳ありませんでした。 通りすがりAさんのご協力を得てこれからも管理頑張らせてください。 もし首にならなければですが...
帰ってきてくれるのか... てっきり俺が散々上の方で要らないことをかい..... いやなんでもない.... 悪かったよ それではロムに戻る
このスレって進行早いんですね…(汗 >通りすがりAさん すごく大変だとは思いますが…まとめ管理がんばって下さい! 私も作品を作るという形でお力添え致します。 『actual lie』の件ですが、 地下都市の細かい設定や登場人物の来ている服、 哲也の仕事内容なんかはこちらで決めても大丈夫でしょうか? あと、シャフトがどんな物なのかいまいち想像がつかないので 詳細教えて頂けると嬉しいです。
>>496 はい、頑張らせていただきます!これでも一応はタグ知識とビルドも所持ってますので、
役に立てばと思ってます。
>『actual lie』の件ですが
はい、お答えします! どうぞ細部設定等はご自由に、
それとシャフトですが、細部まで細かく言いますとシャフト外部は巨大な円柱状の施設が上へ向かってそびえたつ
感じでその中にシャフトが存在します。
シャフトを動かすモーターは哲也たちの居る地下の最下層にあります。これはでてきませんが、
それから上にシャフトが伸びています。シャフトは筒の中心にあり、途中層表示が内部にありまして、
その層表示の部分にでっぱりがあります。層表示はお好みで結構ですが、こちらの設定では第六層が最下層で、
6−4、6−3.....2−1、1−4....1−2、1−1と、1層ごとに4段階に分かれています。
その度に大きいでっぱりがありましてその上には空気を送るファンがありますが、ファンは2層構造でシャフトの周りに、
人一人分(胸板にゆとりができる)くらいの隙間があります、これにより哲也達は上へあがれます。(つまり動いてて落ちるとグチャグチャですw)
シャフト自体は回転して上れませんので、止まってるこの時間内に登ることができる、という設定です。
でこぼこは足場程度にしかならず、常人では1時間はきついですが、層表示のでっぱりとファンの端っこに座れるので
そこで休憩しつつ上へ、という設定です。(が、いま見直してて経過時間に休憩時間をいれてないことに気付きましたorz)
のでどう考えても30分では無理(休まずでも無理でしょう)ですので15分経過の部分30分でお考え下さいませ。申し訳ありませんm(_ _)m
もしくは経過時間等は無視してくださって結構ですOTL
シャフト細部設定は直径約3m 高さ600mくらいでしょうか 施設の円柱の直径は10mくらいでしょうか。(これはフィクションです)
一応、シャフトは錆付いた感じ(というより古臭い)で鋼色を設定してます。
上記で記載ミス及び不明な部分があればお聞きください。
ううむ…読んだ感じでやんわり想像つきました 絵に表せるようになんとか理解してみますです。 どうもありがとうございました〜
500 :
Now_loading...774KB :2006/01/16(月) 23:20:43 ID:5zkZ2AVf
LIARS 高級ホテルの一室。 窓の外は宝石をばら撒いたような夜景が広がっている。 部屋の明かりは消えていて、窓から入るつきの明かりで あたりは薄ぼんやりとだけ見える。 ベットの上では、男女がお互いを求め合っていた。 それはシーツの上から見ると、二匹の大蛇が互いに身をくねらせているようである。 その行為に水を差すかのように、携帯の着信音が響く。 音は二人を急速に現実へと引き戻していった。 少し間があったあと、シーツの中から女の細く白い腕が、自己主張を続ける携帯を掴んだ。 そして、ベットから起き上がるとシーツを引き寄せ胸元を隠す。 男もそれに習って、シーツから顔を出した。 「と、とりあえず深呼吸してから出るんだよ」 男はベットの横に備え付けてあるスタンドのスイッチを入れた。 女は無言で頷き、携帯を耳につけた。 「はい、もしもし?」 女の隣で男は固唾を飲み込んで見守っている。 「ええ、わかったわ」 女は笑顔で電話を切ると、男に向き直った。 「どうだったんだい?」 「主人からだったわ...」 それを聞いた男は、顔を真っ青にした。 「はっ早く帰らないとっ」 女はゆったりとした口調で言った。 「だいじょうぶよ。主人はあなたと、お酒を飲んでいる途中らしいから...」 男はしばらく呆けたあと、スタンドのスイッチを切った。 「なんだかな〜」 男の呟きは、暗闇にとけて消えた。 窓の外では、先ほどまで見えていた月が、雲にその姿を隠され輝きを失っていた。
501 :
Now_loading...774KB :2006/01/16(月) 23:26:24 ID:5zkZ2AVf
よくあるアメリカンジョークから頂きました。 題名は読んで字のごとく「嘘つきたち」です。
おおっ図で大分分かりました! 親切にどうもありがとうございます! これで設定に踏み込めそうです。
504 :
Now_loading...774KB :2006/01/17(火) 01:30:38 ID:wuHAzvt3
>>502 お役に立てて光栄です!
>>503 どういったフラなんでしょうか?形式によってはお手伝いできないかもです。
>>504 自作シナリオじゃないとスレ違いなんです。
↑にブーンのがありますが、あれも例外ではありません。
>>500 出だしで恐怖系かとおもいましたが、成るほど笑えますねw
それにしても主人といい、奥さんといい、似たもの夫婦とはこのことですねw
507 :
Now_loading...774KB :2006/01/17(火) 21:42:25 ID:poXpVtbR
508 :
Now_loading...774KB :2006/01/17(火) 22:49:04 ID:olHyR1Jb
お前金取るつもりかよwwwwwwwwwww
>>505 ♪( ^ω^)ノ レスありがとうございます
形式??は実写動画のフラッシュです!
面白い脚本があったら使わせていただきます!!
>>509 実写ということは人間でやるのでしょうか!?w
妄想作家なもので・・もしそうでしたらいささか難しいかもです^^;
一応脚本まがい程度ですので・・・お役に立てない気がしてきましたOTL
511 :
Now_loading...774KB :2006/01/17(火) 23:22:10 ID:yZpe4BZX
>>222-
>>225 職人様、こちらはいかがでしょうか? 曲はすでに完成しております。
皆様の気分を害したらすみません…。
512 :
Now_loading...774KB :2006/01/17(火) 23:24:02 ID:yZpe4BZX
>>500 めちゃくちゃつぼでした。
こういうシナリオ好きです。
終わり方も、このシナリオを引き立てているな〜と思いました。
次作も期待しています。
>>489-490 待たせた上にこの程度のネタで申し訳ない。
この頃ニュースを注視する余裕がないんで、
風刺っぽいのは出せそうにないです。
それにああいうのはある程度
凶暴な精神状態じゃないと出ないんだけど、
今は四六時中眠くてしょうがない。
でもま、遅くとも夏には何か出るでしょう。
暑さで狂うから。
>>503 >のりたま少し考えてみます!
こりゃどうも。
ルックというのが何なのかよくわからんけど、
作ってもらえるのなら、
内容がどうなるかはそちらにお任せします。
俺は発想のきっかけを提供してるだけだから。
>>512 ↓のようにすればつなげて表示できますよ。
>>222-225 確かにGO!GO!2ちゃんねるはアニメ付きでみてみたいですね〜!
というより、
新しいまとめがいま準備段階でしてこの脚本をまとめに搭載できてないので、
お手をわずらわせてしまったようで申し訳ないです。
>>515 なるほど、わかりました!
そういうプロットには初挑戦ですが、いい経験になると思うので、
書かせていただきます。作家は経験が一番大事と聞きますしw
>>514 夏に期待してます!風刺的なものはフラにしてもかなりみものですよね!
518 :
作家B :2006/01/18(水) 01:54:38 ID:RuLUdL7R
すべてがいつも道理・・・のハズだった・・・・。 いつも時間のバスに乗り、いつもの時間に会社につき、いつもの時間に会社をでて いつもの時間に帰宅・・・のハズだった・・・。 帰宅途中、バス亭から家までの距離は徒歩10分。 目の前の歩道橋を渡り、右にある公園をつっきって行けばすぐ我が家のある団地に着く。 問題は公園だった。 バス亭で降りた時から嫌な感じがしていた・・・・。 時刻は6時40分 6月だというのにやけに明るい・・・。 否、明るいというべきではないのかもしれない。 彼女は嫌な感じと戦いつつ公園に入った・・・・
519 :
作家B :2006/01/18(水) 01:56:41 ID:RuLUdL7R
その時 「オ・・俺と・・あ、遊んでくれよ・・・」 真っ黒なズボンに真っ黒のパーカーの男がいきなり背後から現れた。 心臓が飛び出さんばかりに彼女は驚いた。 「そ、そんな時間はありません!失礼します!」 ビックリさられ怒ったのか、はたまた恐怖を断ち切るためか、彼女は団地に届かんばかりの 大声で言った 嫌な感じが恐怖感へと変わり、彼女はそそくさと公園を抜け我が家へ帰っていった。 「オ・・・俺と・・あ、遊んでくれよ・・・」 彼女には確かにそう聞こえた。 だがなんか違う感じがしてしょうがなかった。 「あ〜、もう! あんな男のことなんて考えるのヤメヤメ!」 急いでお風呂に入り、食事も取らずに寝室へ向かった。 時刻はちょうど8時。 いつもならTVを見ながら夕飯を食べている時間だ。
520 :
作家B :2006/01/18(水) 01:58:15 ID:RuLUdL7R
嫌な思いをしたときは寝るのに限る 彼女の中でのルールらしい。 寝室に入り、髪を整え、明日着るスーツを出して。 明日の準備が終わり、さぁ寝ようとしたときだった。 ドンドンドンドン!ドンドンドン! 「オ・・・オデト・・・・・・シ、シテクレヨ!」 不意を付かれ、彼女はまたもや驚き、そして、さっきとは違った恐怖に襲われた。 「な・・・なんで私の家知ってるのよ・・・・」 恐怖に竦み、ベットへ駆け込む彼女。 男の突然の訪問は20分間続いた。
521 :
作家B :2006/01/18(水) 01:59:25 ID:RuLUdL7R
時刻は午前0時 どうやら男の訪問後、眠ってしまったらしい。 ハッとして起きる彼女。 「ト、トイレ・・・。」 そう呟きトイレに駆け込む。 用を済ませ、寝室に戻る。 と ドンドンドン!ドンドンドン! 「オ・・・オデト・・・ッコン・・・シテクレ」 !! 次はリビングの窓ガラスから音が響いた。 ヤバイ 直感でそう思った。
522 :
作家B :2006/01/18(水) 01:59:55 ID:RuLUdL7R
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ っとそこで目が覚めた。 顔の横から腕が伸びてくる・・・・。 「オ・・・オデト・・・アノヨデ・・・ケッコン・・シテクレヨ・・・・」
523 :
作家B :2006/01/18(水) 02:04:24 ID:RuLUdL7R
一応題名「・悪ム・」 あまり言葉で説明はしませんw 一応ホラー系で書いたんですけど怖くない希ガス もし興味がわいたのでしたらお願いします(´・ω・)
524 :
Now_loading...774KB :2006/01/18(水) 11:40:48 ID:T5V2GYN3
>>508 さん
もちろん、2ちゃんネラーの方々は、モニターさんになれます。
モニターさんはもちろん、無料です。
モニター条件を変更いたしました。
■モニター応募要項■
モニター条件
ご応募くださいました原稿内容を、自社に寄贈くださいます方、2ちゃんネラーの方。
応募作品
短編・掌編小説、シナリオなどの文章創作物をご応募ください。
応募方法
モニター条件をご理解なさったうえで、問い合わせ先にメールにて、氏名(ペンネーム可)、ご自分のアドレス、応募作品、コメント、音楽の有無をお書き込みくださいまして、ご連絡ください。
※今後の進行にも必要となりますので、ご連絡のつくメールアドレスでお願いいたします。
特別に、2ちゃんネラーの方は、アドレスの変わりに、スレアドレスを書き込むことも(*'-')b OK!です。
525 :
恵美子 :2006/01/18(水) 19:10:12 ID:CA8JzhgF
>>524 ,525
まずはじめに、スレタイを読んでください。
失礼とは思いますが、ここは職人様に対するフラ作成の際のアイデアご提供の場でして、
職人様個人関係の宣伝をする場でもなければ、フラ作成依頼スレでもありません。
>>2 等にあります説明を読んでいただいた上でカキコしていただければ嬉しいです。
ご理解の方、御願いたします。
そもそも2chでは金の絡んだ宣伝自体ご法度じゃなかったっけ
528 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 00:11:43 ID:kfSj3D5O
こんな過疎スレに宣伝する位なんだから、脳味噌湧いてんだよきっと。
529 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:45:30 ID:JEhLWYEq
誰か作ってください。 by LD株主 ikep バックミュージックはG〇NTZ OP SONGでおながいします。 タイトルは LDショックで
530 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:46:55 ID:JEhLWYEq
Now listen. Yo! People put your stock can't sell まず俺が 六本木 走りまわって六本木へ Go ahead!! LD stock そう still survivel Here come debt taking この世界に生きろ 株価 暴落で運まかせだ!フロー 混乱した頭ん中は 真っ白なんだ! ネットでライブに粉飾決算 信証ノックアウト GANGANGAN One time for your stock 売り抜け Around the market つきまとうのさ 信用の痛みも 気高い信用も今 借り物 信用の金も 暴落で追証 生きて 打ち込め怒りのLD訴訟 More more more...
531 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:48:13 ID:JEhLWYEq
成り行きに安らぎはない 売りなくても さぁ Don't give,up the sell LDの連中も Die! die! die! 暴落だ 売り急いで blazing 成り行きで 売り急いで sell 練炭で 死に急いだ crazy 照準合うLD地下へ go (×2) Link(Link) up(up) Super Collaboration Nobody can do together business, Show Time!! Free(free) dom(dom) 暴落前がPeek Oh please 下がってきたDown? Swing(swing) down(down) 売り抜けなLD HSで抜けろ 検察は盲目 Gaku(gaku) Buru(buru) body(body moving) 朝まで Confusing 即効 Selling Guha(guha) guha(guha) guha(guha) guha(guha) Guha(guha) guha(guha) guha(guha) guha(guha) We gonna hell せめなFuji サツが来る 粉飾!! とってもヤヴァィ (×2) 売り(売り) 関連 全部(全部) ストップ(ストップ)
532 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:49:10 ID:JEhLWYEq
Coming up メディアのみぞ知る 一部の報道 有り得ない報道 一人投資した Own goal 売り切る為に打ち込むキーボード Set up した成り行き売り ストップ安って Enter the next day 次の日へ New days 不安と希望 Two hand PC 売れ残るLD 取引停止するLD 単なる停止じゃない 情報が流れる 売れなくても止めないで さらにダウン 加速するStop 安 Can't sell any stocks この株いつ売れんの? これからだ Let's continued まだまだ ホラ Start stock sell 老害は遠くに Government enemy 心の状態 不安でドキドキしつつ まずは成り行き 今現在 取引に不満 いつまでも売れん 東証の中に ダウンしたシステム 届かず成り行きがブラ〜ン サイレン鳴り響く LDの中で 誰もが待ってた金融庁 阿部が想定外さっ バブル崩壊で 塩漬けにしたって ほっといたって きちんと売れ Sell online 売ることさえためらって。
533 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:49:50 ID:JEhLWYEq
さすらいのTrader 孤独な Trader Continue さぁ次はお前の株だ どうしようもねぇ 粉飾の決算 豚、売り抜けたぜサドンデス ナイスアタック ナイスディフェンス 必要なのは そう ビジネスのセンス 生きろ 生きろ 練炭炊くな, 練炭炊くな 練炭特攻でお前が Hero 暴落だ 売り急いで blazing 成り行きで 売り急いで sell 練炭で 死に急いだ crazy 照準合うLDへ go (×2)
534 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 04:51:01 ID:JEhLWYEq
センスのいぃ人おながいします。
535 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 14:23:39 ID:IblxrVLC
>>526 さん
ごめんなさい。ちょっと仕事なくてあせっていました(^^;)
もうしません。
素材なら使うこともあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。
あ、あの製作所、残しておいていいですか?
ちょっと、Flashの仕事やりたいので…。
ここのスレ使っていますから、ほかのページにも掲載していただいてOKです。
536 :
Now_loading...774KB :2006/01/19(木) 14:27:02 ID:IblxrVLC
ちなみに、今、学校からスレしてます。m(_ _)m また、参加させてくださいね。
539 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 20:56:00 ID:RMozAekt
うちゅうのどこかのある星に、ルビィという赤いかみの女の子がいました。 ルビィのいる星では、大人たちが、いつも、戦争をしていました。 食べるものも、生きるためのどうぐも、戦争でけんかをすると、どんどんなくなってゆくのです。 ルビィは、食べ物がなかったので、おなかをすかせていました。 なので、はやく戦争がなくなるように、家のちかくにある、大きな木の下で、ルビィはかみさまにおねがいしていました。 「かみさま、どうか、みんながけんかをしないようにしてください」 すると、 「きみはずいぶん困っているようだね」 と、声が聞こえてきました。 声のぬしは、ルビィがかみさまにおねがいしていた、大きな木でした。 ルビィはおどろいて、目をまあるくしていると、木は自分のあたまの上から真っ赤な木の実をとりだして言いました。 「おなかが空いているなら、ぼくの持っている木の実をあげるよ」 「ありがとう、木のおじさん」 ルビィは木の実をうけとると、赤い実をほおばりました。
540 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 20:56:59 ID:RMozAekt
「なんておいしい木の実!」 木の実があまりにもおいしいので、ルビィはいままで落ち込んでいたことが、すべてきえ、なんだか、やすらぐ気持ちになりました。 ルビィがおいしそうに木の実を食べていると、木のおじさんはニコニコしながら言いました。 「おいしいものを食べると、ふしぎと平和な気持ちになるだろう?」 「ヘイワ?」 ルビィは、平和ということばをはじめてしりました。 木のおじさんは、ルビィが平和をしらないことに気がついて、平和のことを、いろいろルビィにおしえてくれました。 「平和は、みんながなかよくなって、けんかをしないことをいうんだよ」 「じゃあ、平和になれば、みんながなかよくなるのね」 そうじゃと、木のおじさんがうなずくのを見て、ルビィはおもいました。
541 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 20:59:24 ID:RMozAekt
戦争をする大人たちに、この木の実を食べさせれば、平和がやってくるかもしれない。 「ねえ、木のおじさん、みんなにおじさんの木の実を食べさせたいの」 「ほう、それはむずかしいねぇ」 おじさんが困ってしまうのもむりはありません。おじさんのあたまの上の木の実は、たったの五つしかなかったのだから。 それでも、ルビィはおじさんにいっしょうけんめい、おねがいしました。 「おねがい。みんなが平和な気持ちになれば、きっとこの戦争がなくなるわ」 ルビィのおねがいを聞くと、おじさんは少しかんがえてから、ルビィに言いました。 「そうだ、せかいじゅうの木のなかまに、おじさんがたくさんおいしい木の実をつくるように言ってあげよう。 そうすれば、たくさん木の実ができる。 そうなったら、みんなが食べられるね。 よし、そうしよう!」 ルビィはおじさんの言うことによろこびました。
542 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 21:00:00 ID:RMozAekt
でも、木の実をつけるなかまたちには、おしゃべりをする口も、ことばを聞く耳もないのに、どうやってみんなに、おいしい木の実をつくるように言うのか、ルビィは気になって、おじさんに聞きました。 「どうやって、みんなに言うの?」 たずねると、おじさんはルビィに小さな声で言いました。 「にんげんには聞こえない、ひみつの声で言うんだよ」 そう言うと、おじさんは目をとじて、なにも言わなくなってしまいました。 ルビィはなんどもおじさんに話しかけましたが、へんじもありません。 おじさんは、ルビィには聞こえない声で、木のなかまとおはなしをしているようでした。 それからいく日かたったある日。
543 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 21:00:24 ID:RMozAekt
ルビィの家の花が、いつもよりきれいにさいていました。 よくみると、花のつぼみの中に、おいしそうなお菓子がありました。 それはひとつではなく、花の一つ一つにおいしそうなお菓子がついているのです。 ルビィはおどろきながらもこの花のお菓子を食べました。花のお菓子は、それはそれは、甘いミツの味がするのでした。 戦争をしていた大人たちも、これにおどろいて、みんな花のお菓子をひろいにかえってきました。 そして、お菓子を一口食べて、大人たちは言いました。 「もうけんかはやめて、このふしぎなお菓子をもらって食べよう」 おいしいお菓子はたくさんあったので、世界中の人たちみんなで分けることにしました。 分けあうことで、みんなけんかも戦争もしなくなりました。 ルビィは、戦争がなくなったので、このお菓子を作るように、木のなかまたちに言ってくれたおじさんに、お礼を言いに行きました。 「ありがとう、ふしぎな木のおじさん」 へんじはありませんでしたが、ルビィはこの木をおばあちゃんになるまで大切にしました。 このふしぎな木は、ルビィがおばあちゃんになっても、ずっと、平和をまもってきた、きせきの木なのです。
544 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 21:17:51 ID:RMozAekt
539〜543はネタもらっちゃったお詫びです。 一応のこと、素材ネタです。 あ、それと、製作所は、有料を無くすことにしました。 やっぱり、ちゃんとしたFlashアニメーターになりたいもので……。 まだ修行中につき♪ なんかネタくだざい。 ここで修行したいのです。
>>535 個人事業自体にまで口出しはいたしません、ここのシナリオをフラッシュ制作に役立ててもらえるなら光栄です。
まとめも本格始動いたします、そちらのほうにもアイデアがありますので完成したら報告します、
ぜひご覧ください。俺のなんかよりも素晴らしいものがいくつもあります。
いまごろですが
>>518-522 出だしで殺人ものかと思いましたが、なるほどホラーは久しぶりにみました。
職人様の目につくことに期待します。
それと本当にちょっとしたことですが、6月は夏至がある月でもありますし、6時40分はまだ明るい気がしました。
6月のいつかはわからないんで必ずとは言い切れませんが、読んでいて違和感がしました。
546 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/19(木) 21:39:01 ID:RMozAekt
スレ管理人様、539〜543のタイトルは、「きせきの木」です。
よろしくお願いいたします。
>>545 Flash制作は今後も趣味でやっていきとうございます。
いつまで続くかは分かりませんけれどね。
ゆくゆくは、UP祭、動画文芸祭などにも提出出来る作品が出来ればと思います。
あれ、そういえば、動画文芸祭ってどこに行ったのでしょう??
まとめを作り上げるのでシナリオ投下完全フリーズします。 まとめ、いまの仕事量考えると本気で大変そうですが.... >ショボンさん 脚本、時間掛かりそうです。すみませんOTL
>>547 ♪( ^ω^)ノ
>>547 イエイエ無理しないでください
人は3DCGで作る方向で考えています!
3DCGとリアル動画とフラッシュアニメーションの融合
なかなか面白い勉強ができそうです!
ではでは
のりたまをご飯に〜
頭の中ではカメラワークが出来上がっているのですが・・・
イロイロ揃えないと・・・
>>549 さん
ありがとうございます。
今度ココのネタで出せるかもしれません。
>>551 すごいです!テクノロジーって感じですw 一応俺はシナリオ提供だけなんで、
フラに関しては委ねます!でもそうですねぇ意見だけ述べさせてもらうと、
いい例がありました、飛行機の横についてるアレのファンはたしか俺の想像通りです。
でもあれだとかなり羽かかないといけないので無理強いはしませんw
http://www.uploda.org/uporg290767.jpg.html ↑みたいな感じですかね羽はw書くのが大変でしたらこの羽案はスルーでw
2層構造の方は俺もそのような感じで想像してましたw
↑だと飛行機のとぜんぜん違いましたOTL いやもう俺ホント画力無いです、どうぞお好きなようにお作りくださいw しかしまとめ甘く見てました、これは3日やそこらではらちがあかないですね・・・。 まとめ報告:2スレ目の長編のページ作り開始。短編ページリメイク。 TOP更新。借りてる某サーバーがいきなりあぼーんヽ(´Д`;)ノ
554 :
お詫びにネタ投下 :2006/01/20(金) 17:45:20 ID:b+njz59y
>>551 さん
>>552 さん
なんかすごい細かい背景ですね。これをどう、ぐるぐる回すかですね。
大作になりそうですね。
がんばってください。
>>553 サイト構成をもっと簡略化してはどうか。
初代サイトのときから思ってたんだが、『FLASH完成シナリオ』という括りは不要かと。
完成作品の有無はシナリオページにFLASHへのリンクを添えればわかるし。
完成作品ページについても同様。
シナリオ本文はシナリオページへのリンクすればいい。
そうすればFLASHについてはページ一つで紹介できる。
この方が更新も楽じゃなかろうか。
あとトップの左フレームの、シナリオまとめや完成作品のとこを、
シナリオまとめ
1スレ目短編 長編
 ̄ ̄  ̄ ̄
2スレ目短編 長編
 ̄ ̄  ̄ ̄ (※下線部はリンク)
て感じにして、余計な階層を減らしてくれると見る側も助かると思う。
>>555 ご意見ありがとうございます!作成の参考になります!
まとめサイトは新たにサイトを作り直しておりますので一通りページができたら公開します。
現段階でいまだ2スレ目の長編シナリオを作業中ですので、公開後もしばらくは更新ペースは遅いです。
公開後もアドバイスよろしく御願いいたします!
>>556 なるほどーこのような脚本は結構想像力がいりそうですねw
合成ってのもかなり面白くていいですねー。
私見ですが、ボールが蹴って帰ってこなかったのが惜しいですww
♪( ^ω^)ノ アリガトウございます 実写の合成はブルーバックなのでクローゼットをスタジオにしました・・・ そうですね!!ちなみにボールは停止画像ではありません!! 3DCGは来月から本格的にがんばります! それまでにイロイロ勉強してみます!! ボール明日戻しますね!! ではでは
560 :
作家B :2006/01/21(土) 02:30:23 ID:/g0O521D
>>545 夕方で明るい感じなのに公園で木が生い茂っているところって薄気味悪くて
なんか暗い感じがしたものなので^^;
夏の時だからこそあるような現象だったかなぁと思って一応設定してみましたorz
地検「バルス」 豚「ほう……はっは! 見ろ、株券がゴミのようだ!! 」 誰か作ってくれないかな
たった今下書きが完了した。 うまくいけば明日投稿なんでよろしく。
題名:Saxman ○テレビの画面が中央でアップ ニュース番組が始まる。アナウンサーがお辞儀をする。 アナウンサー(以下穴)「お昼のニュースをお知らせします。 アメリカと○×国が戦争をして早2週間がたちました。」 画面が変わり兵士や戦車が走り回る映像。 穴「いまだにアメリカ大統領は手を引かない様子です。・・・」 ○背景黒 文字のみ 文字 : ほし 「この地球では戦争のないときなどない。」 カットインで戦場で戦う兵士の絵2枚ほど ○テレビの画面(ニュースの続き) 穴「次のニュースです。(穴の横に香月の写真)世界でも有名なサックス演奏者、 香月幸助さんが一週間前から行方不明なことがわかりました。・・・」 ○背景黒 文字 文字:「だがその戦場で銃ではなく、楽器だけを持って駆け抜ける男がいた・・・」 ○砂煙舞う土地 カメラ、香月の足元から後頭部へ。 爆音が急に鳴り、香月が左を向く。 カメラ香月の顔を正面から。 香月(以下 香)「・・・あそこだな。」 香月そのまま走っていく。 ○背景黒 タイトル(筆記体):「Saxman」
○戦争で傷ついた村 カメラ壊れた建物にもたれている服がぼろぼろの少年を中央に モハメド(少年の名前。以下 モ)(M)「大人はみんなうそつきだ。そして自己中・・・ こんなに傷ついている少年がいてもパンのひとつも分けてくれない・・・」 横から香月入ってくる。パンをかばんから取り出しモハメドの顔の前へ 香「きみ、パンをひとつどうだい?」 モハメドびっくりして顔を上げる。そしてまたうつむく。 モ「なにを考えている。」 香「俺がパンをあげようと言ってるのになにかおかしい?」 モ「偽善者だな。そうやって大人は同情する。それが逆に傷つける。」 香「いらないのなら俺が・・・(パンを自分の口に入れようとする。)」 モ「だがいただく!!(香月の手からひったくる。)俺はそんなことを言ってる場合じゃない!!」 モハメド、パンにかぶりつく。 香「ゆっくり食べないとのどが詰まるぞ。」 モハメド、ごくんとパンを飲み込む。 モ「だが、さっき言ったのは本当だ。見たところ、お前ここの人間じゃないな。 日本人だろ。この前も似た顔が来た。戦場カメラマンってやつだな。」 香「・・・もうひとつどう?(またパンを取り出す。)」 モハメド、また香月からひったくる。 香「残念だけど、俺は日本人だが戦場カメラマンではないよ。」 モハメド、またパンを飲み込む。 モ「なんだ。ボランティア集団か?」 香「まぁ集団じゃないけどね。ここで自分の意思で来た。 もっと食べたい?いくらでもやるよ。」
モ「わざわざ戦場にくるなんて変な日本人だな。日本人はもっとも戦争が嫌いな種族じゃなかったのか?」 香「まぁそうだね。俺も嫌い。」 モ「なんでいるんだよ。」 香「ここを平和にしに来た。」 モ「でかいこというんだな。それよりもっと食いもんをくれないか?」 香月、かばんから食料を出した。 香「すきなだけ取って。」 すると周りからぼろぼろの服の子供たちが寄ってきた。 モ「・・・さーてどうする。自分の分がなくなっちゃいやだろ?」 子供たちはかばんの中まであさっている。 香月はそのまま立ち上がり、かばんから大きなケースを二個ほど取り出した。 香「全部もってっていいよ。でもこれは食料じゃないからね。」 そういってケースの鍵をはずして中身を見せる。 それぞれのケースに金色に輝くテナーサックスと銀色に輝くテナーサックスが入っていた。 香「じゃあね。(ケースを閉じる)」 モ「お、おい!!(立ち上がる)自分の分は!!」 香「一日ぐらい大丈夫さ。」 モ「何者なんだお前は!!名前は!!」 香「そうだなー(振り返る)カメラマンじゃなくって『サックスマン』」 そういってぶふーっとふく香月。また歩いていく。 モ「ふざけやがって・・・」
○村にあるとある家(夜) 机に座っている香月とご主人。 香「すいませんね。ご主人。」 主人(以下主)「いえいえ。わざわざ遠いところからお越しいただいてうれしい限りです。」 香「でもいきなりで困ったでしょうに。」 主「銃なんかをもってる物騒な輩を泊めるよりは楽ですよ。やつら時々来てはいいたい放題だ。」 香「いまもいるんですか?」 主「偶然にもこの家にはとまらなかったみたいです。」 香「そうですか。」 突然銃声が聞こえ始める。 主「・・・始まったようですね。少し遠いみたいです。」 香「毎日こうなんですか?」 主「毎日じゃないけどよくあるさ。そんなことより夕食でもどうだい?」 香「そんな。いいですよ。」 主「聞きましたよ。子供たちにすべてあげたんですって?変な人だと有名です。」 香「え!もう広まってるんですか!!」 主「小さな村ですからね。粗末なものしかありませんが食べとかないと死にますよ?」
○村(昼) モハメドが村を走り回る。そして香月を見つける。 モ「見つけた!!」 香「(振り返る)あぁなんだあのときの。」 モ「どこにいくんだ?」 香「お仕事、かな?」 モ「・・・・どこへ?」 香「ついてくればわかるよ。でも来ないほうがいいと思う。」 モ「変なやつだなお前は。」 香「きみこそ変だ。少年は見た感じ10代前半だろ。大人すぎる。」 モ「そうか?」 香「そうさ。偽善者だの子供たち使って試したりだの。」 モ「なぁ、ずっと気になってるんだが職業は何だ?音楽家か?」 香「いいたくない。」 モ「なんでだ。名前だってだ。なぜいわない。」 香「俺は次のステップに進むために過去のことは捨てた。それだけだ。」 モ「言ってることがわからない。」 香「・・・さぁついた。」 小さい丘に着いた。ところどころに銃や死体が転がっている。 モハメド、気分が悪くなり吐いてしまう。 香「気持ち悪い?俺もだ!!」 そういってケースからサックスを取り出し、香月は吹き始める。 モ「・・・・まるで歌だ。」
○村(夕) 今度は帰り道。 モ「うまいんだな。」 香「まぁね。」 モ「歌っているようだった。気分は悪くならなかったのか?」 香「悪くなったよ。でもやめるわけにはいかなかった。」 モ「・・・なぁ、名前を教えてくれよ。俺の隠れ家に招待するからさ。」 香「人に聞くならまず自分から。」 モ「俺の名前はモハメド。」 香「俺の名前は香月幸助だ。聞いたことはあるだろ?」 モ「あぁ。確かにどこで聞いたかは忘れた。」 ○モハメドの隠れ家(夜) モ「ここが俺の隠れ家。といっても単なる壊れた家だけどな。」 香「ほーぼろっちい。」 モ「確かにそうだな。もっときれいで誰もいない家はあるんだけど・・・ 見てみろよ。(天井を指差す。そこには穴があり、星空がある。) これが気に入ってるんだ。」 香「おーきれいだ。でも寒くはないのか?」 モ「夜は寒いけど昼は暑いさ。夜ぐらい耐えられる。」 香「少年君、無茶はしちゃだめだよ。」 モ「俺だってあったかいところで寝たいさ。」 モハメドはため息をついて横になる。 モ「寒いけど、きれいだ。」 続いて香月も隣に横になる。 香「たしかに。ここは小さな村だから光も少ないんだな。」 モ「ねぇ香月。丘の上でやっていた演奏をここでもやってくれよ。 星空とよくあいそうだ。」
香「だめ。」 モ「なんでだよ・・・」 香「あれは『祈り』の曲だよ。だから少年君には聞かせない。」 モ「『祈り』?あの兵隊どもにか?あの馬鹿ども、敵でも味方でも俺ら民間人を苦しめる。 死んで当然さ。」 香「死んでいい人間なんていない。お前が嫌いな兵隊さんも、 人を殺す前にアリを救ったかもしれないじゃないか。」 モ「アリ?笑わせるな。」 香「アリでも命はあるじゃないか。」 モ「アリは感謝するのか?ばかげたことを言うな。」 香「すこしはよく見てやれよ。彼等もけっして奪いたかったわけじゃない。 それとも、兵隊さんが嫌いなのかい?」 モ「あぁ嫌いだね。大人が嫌いなんだよ俺は。」 香「なんで?」 モハメド、静かに立ち上がる。 モ「・・・大人はみんな嘘つきだ・・・あの時だって生きるといって死んだ・・・。」 モハメド隠れ家から出ていく。 ○隠れ家(朝) 香月、モハメドが寝ている隣で身支度を進める。 物音に気付き、モハメドがおきる。 モ「む、どこか行くのか?」 香「興味があるなら昼に来てみなよ。楽しいイベントがあるよ。」 モ「わかった。それまで寝ていよう。」 香月は隠れ家から出て行く。
○村(昼) モハメドが村を駆け巡る。村には人が溢れている。 人ごみにもまれながら突き進む。 モ「どけろ!!邪魔だ!!」 掻き分けて人ごみの中心部にやってきた。 モハメド、息を切らしている。 中心部には木で出来た机を運んでいる香月がいる。 モ「おまえ、なにやってんの!」 香「まぁ待てって。少年君が好きなことやってやるから。」 そういって香月は机の上に昇る。そして大声で叫ぶ。 香「レディースエーンドジェントルマーン!!こんにちは!! 最近ここらにやってきた香月幸助と言う日本人でーす!!」 モ「ちょ、なにやってんだよ!」 香「この中にはこの名前聞いた人いませんかー? 世界的に有名なサックス奏者です!!今日はあなた達のための演奏です。 出来れば手を叩き、歌を歌い、踊ってくれれば幸いです!! この瞬間だけ、この村を平和に美しく!!それではよろしく!!」 そういって香月はしゃがみこみ、ぼろぼろのテナーサックスを取り出す。 モ「え?おいおい!!なんできれいなほうじゃないんだ?」 香月は早速吹き始める。 周りの人ごみは一斉に笑いが起こり踊り始める。 ついには兵士までやってきて村の人と一緒に踊っている。 モハメドは自慢げににんまり笑っていた。
○隠れ家(夕) 隠れ家に香月が1人でぼろぼろのテナーサックスを磨いている。 香「(サックスを見て)もう十年か・・・。」 そこにモハメドが入ってくる。 モ「もういたのか。」 香「勝手にごめんね。」 モ「いや別にいい。それにしても演奏は最高だった。 まぁプロだから当たり前か。」 モハメド隣に座る。 モ「でも、よくも楽器二つでここまで来れたな。 護身用の銃も持たずに。」 香「最初はこれに武器でも積もうと思ったんだ。」 モ「はは、馬鹿か。」 そういってモハメドはばたんと寝転ぶ。 モ「はー・・・すごい人だとは思わなかった・・・。」 香「・・・ここまで来るのにいろいろあったよ。」 モ「将来があっていいな・・・。」 香「・・・心配なのかい?」 モ「当たり前さ。」 香「かならず戦争は終わるよ。」 モ「そこじゃないよ。俺には親がいない。戦争なんか終わっても それからが心配。」 香「なるほどねー。」 モ「・・・暗くなったな。 その楽器、なんて名前なんだ?」 香「あぁ。これはテナーサックスといってね・・・」 フェードアウト。
○主人の家(朝) 香月、荷物をまとめている。 香「いままでありがとうございました。」 主「もう行くんですか?」 香「ここだけにいるわけにはいきませんから。 もっと多くの人々が俺を待ってるんです。」 主「そうですね。演奏ありがとうございました。」 香月、家を出る。 ○隠れ家(朝) モハメド、1人で寝ており、おきる。 隣には手紙。モハメド、手にとって読み始める。 香(N)「おはよう。よく眠れたかい? いっしょに寝るつもりだったけど、君が寝た後に出て行ったよ。 いきなりだけど、俺今日この村を発ちます。 少年君と過ごした日々は楽しかった。」 それを見るや否やモハメド隠れ家を出る。
○村 香月、この村をでるため道を歩いてる。 そして振り返りつぶやく。 香「・・・楽しかったな・・・。だがとどまるわけにはいかない。」 香月また道を歩む。 モ「待てよ!!!」 香月、モハメドの声で立ち止まる。 モ「どこへ行くんだよ!! ここにずっといてくれよ!!!」 香「ごめんね少年君。」 モ「もっとこの村の人々を笑わせてくれよ!!」 香「この村だけってわけにはいかない。ここに来た時にもいったじゃないか。 俺は平和にするんだ。この村だけじゃない。」 モ「そんなのいやだ!!あんたみたいなきれいな目をした大人を初めて見た!! ここにいてくれよ!!」 香「俺は次のステップに進む。」 モ「お願いだよ!!」 香「駄目だ!!」 モハメド自然に涙が出る・・・。 香月、また歩み始める。 だが少し歩いたところで振り返り、モハメドの下へ走っていく。 香「・・・なぁ、モハメド。 俺にばっかり頼ってちゃ駄目だよ。 今度は君がこの街を幸せにするんだ。」 モ「・・・無理だよ。」 香「なぜ俺がサックスを使って 平和を築こうとしたか分かるかい?」 モハメド黙って首を振る。 香「どんな人間にも伝わるからだ。 音楽は言葉の通じない人々の心にも語りかける。 そして幸せにする。世界中の人が楽器を吹き始めたら 戦争などおきないはずなんだ。」
モ「・・・無理だよ・・・。」 香「無理なわけない!!やってないのに何故やれるんだ!! 技術など必要ないんだモハメド!!吹き手の心だよ!! 思いっきりぶつけてみろ!!平和は君が一番知っている!!」 香月、ケースを一つ取り出す。 香「君が築け、君が望む平和を。」 香月はケースを鍵をはずし、銀色に輝く新品のテナーサックスをモハメドに手渡す。 香「それが君の将来だ。」 香月、そのまま去ってしまう。 モ(M)「・・・ありがとう・・・香月・・・いや、 サックスマン!!」 モハメド、サックスを取り出し、香月に向かって思いっきり吹く。 (かすれかすれの音) モハメド口を離し叫ぶ。 モ「ありがとう!!ありがとうサックスマン!!」 またモハメドサックスを吹く。 するとアリのように小さくなった香月の人影から素敵なサックスの音色が聞こえてきた・・・ モハメド、吹きながら涙を流す・・・ あとはエンディングなりなんなり。
短編意識したのに長くなった('A`) txtでうpすればよかったな。 とりあえずちょっと注意書き (M)は心の声、(N)はナレーションです。 そして一番最初の 文字 : ほし 「この地球では戦争のないときなどない。」 ↑の「ほし」は読み仮名として地球の上において欲しいということです。 ほかにもわからんところとか言ってください。 感想も待ってる。
GJ いい話だ ただ個人的意見をいえば 舞台演劇調の台詞回しが少々くどいかも まあそのくらいのことは職人の演出次第で何とかなるか
>>578 感想ありがとうございます。
部隊演劇調の台詞、気をつけなければ・・・
こういうところでも力不足を感じますね。
通りすがりAさんには追いつけないや。
>>579 3Dが出来る人がうらやましくてたまりません。
その能力は十分に使うべきですよ。
期待しています。
shade無理ぽ…orz
>切り裂きさん
素晴らしいシナリオですね!!
惚れますw
>>582 シナリオを使っていただきどうもありがとうございます!
まとめにトラブルがありまして作業が送れそうです、
すみませんOTL
昔の作品もご覧いただければ幸いです。
通りすがりAさんへ。 まだ制作には取りかかれませんが設定は少しずつ出来ています。 が、大切な事を聞き忘れていました…。 変な質問なんですけど、 『actual lie』のテーマというか、伝えたい所というか… こんな物を作ってみたかったんだ!ていうものがあれば教えて下さい。
急な質問ですみません。 テーマとかがあったらでいいですんで。
>>587 テーマですか、そうですねー。
とりあえず近未来的(?)なもの書きたくて閃いたのが地上に住めなくなるでして、
地下からの脱出をしたくなりまして(俺がw)、そういう話にしようとしました。
星といえば皆さんは流星だとか夜空に散らばるあの綺麗なものを思い浮かべますが、
地球にしたって銀河系のすべては星だったなぁと思いまして、上の地下脱出の理由は、
”いつか星が見れなくなった世界”の話にして、それを思い浮かべながら書きました。
読んでいて地球を大事にしなくちゃなぁと思ってもらえれば幸いですw
文章力がまた落ちましたOTL とりあえず時間が押してるので今日はこのへんで。
通りすがりAさんへ
自分フラッシュ初めてまもないんですけど、ようやく初心者から一歩先に進めたかなって程度のレベルなんですが…実は
>>475 を作ってみました。
原作になるべく忠実に再現したかったのですがなかなかうまく行かず結構変更してしまうところがありましたがなんとか作りあげました。
原作お借りしたと言うことで一応うpしようと思うのですが。
それで自分上記の通り初心者のようなものなので初心者板にも貼って見て頂きたいのですがよろしいですか?
すまんがageさせてもらう。 自分のシナリオに自信があるわけではないがもっと多くの意見が聞きたい。 あと褒めてくれるのはうれしいけど、どこがいいのかを言って欲しい。 生意気言ってすいません。 とりあえずageます
>>589 はい、まずシナリオをご使用ありがとうございます。
フラッシュはあなたの物ですのでどうしてもらってもかまいません。
ご自由にどうぞ。
>>590 あまり意見をもらえないのはたぶんこのスレが過疎ってるためだと思いますOTL
592 :
Now_loading...774KB :2006/02/02(木) 21:59:00 ID:ACUpheqA
>>590 それじゃマジレス。
確かにいい話だがありがちな話でもある。
もう少し見せ場があればよかったと思う。
せっかくのサックスが生かしきれていなかった感が否めない。
>>593 >>589 の人?GJ!
とても初心者とは思えな…と思ったらお前○スレのみかんの人じゃねーか!
はい みかんの人ですww 見てくれたんですか〜 ありがとうございますm(_ _)m 最近はこの作品の為他の作れなかったのでそのうちまた○の方も作ろうと思ってます^^;
597 :
593 :2006/02/03(金) 05:06:11 ID:cATCGfYh
>>596 ありがとございます。
一日に作業する時間がまちまちなのでなんとも言えないですが取り掛かりからうpまで10日くらいだったと思います。
とにかく絵が駄目なんです…頭の中の構想を実際書こうとするとひとつの動きにものすごい時間掛かってしまうんです…
596の絵は (´・ω・`) ◆SYOBONoLW2さんが書いたんですか?絵のうまい人がうらやましいです^^
>>590 平々凡々。何も感じなかった。
キャラに引き付けられる何かが無いな。
行動に共感出来ないから感情移入できんし。
>>593 シナリオご使用ありがとうございます!!すごい・・・すごいです!
時間をかけてもなかなか作れるようなものじゃないですよ!
このような素晴らしいものの原作手掛けられて俺は幸せですw
これをみてるとまとめよりシナリオ書きたくなってきましたw
それと質問です、このシナリオの下の脚本は制作する上でお役に立ったでしょうか?
もしくはお使いになられたでしょうか?
しかし、職人さんやライターさんががんばってるってのにこんなところで行き詰ってはいけませんね!
まとめ明日TOPを公開したいと思います。 方針を変えてTOPから少しづつ更新していくことにしました。
一気にはやっぱり時間がかかりすぎですのでOTL
600 :
操觚 ◆XIun9LuXCE :2006/02/03(金) 19:43:40 ID:0WfaS7Hz
今更戻ってまいりました... 皆さんには多大なご迷惑をかけたと思います。 これからは通りすがりAさんと力をあわせてサイト管理させていただこうと思っています。 不束者ですが再びよろしくお願いします。
アクションとか入っていても大丈夫ですか? すこし自分の話を映像化したいんですが・・・
何の問題もないと思いますよ
そうですか!!では投下したいと思います
『イノセント』 〜第一話『堕天使』〜 ッハアッハア ―――――――俺は追われている パラララララ、ドン、ダン リズミカルに夜の静寂に吸い込まれてく銃声 俺は脇に抱えられているモノを見た ある人からの依頼で『第七研究所』通称セブンスジャックに保管されている コレを盗んで欲しいと写真を見せられた そして今抱えているのが写真にあったモノ 筒状のガラスの上下に金属で蓋がしてあり、中には銀色の液体が無重力空間の水のように 球状になって浮いている いったいこれはなんなんだ? そんなことを考えながら走っていたら、いつの間にか銃声は消えていた とりあえず俺はコレを依頼主に届けなくてはならない 俺の仕事は『何でも屋』裏の世界では結構有名らしい 暗殺から、スパイまでなんでもやる 今までに失敗した依頼は二つしかない それが俺の自慢だった
依頼主の家に着く 豪邸だ 依頼主の名前は『ディール=ゴスマイン』 有名なゴスマイン社の社長の息子だ 今は親の脛を齧り、豪邸を立て、メイドを雇っては犯しているらしいが 俺には関係ない だが・・・様子がおかしい 電気がついていない 外から見る限りどの部屋も 俺は銃を構える 俺の背丈の倍はあろうかという扉の隣にあるベルを押す 中でベルの音が反響している 誰も出てこない 俺は扉を開けて中に入った 血血血血血血血血血血血血血血血血血 死体死体死体死体死体死体死体死体 おびただしい数のメイドや・・・ガードマンであろう人間が死んでいた 俺は依頼主の部屋に急ぐ
バンッ ドアを開けると、月の光を浴びながら机に突っ伏して死んでいる依頼主がいた 「あ〜!!!金が!!!」 俺にとって依頼主が死んで困ることは金以外なかった 俺は持っていたモノを机に置き 死体を椅子から蹴り落とし座った 依頼主が死んだ今、これは俺のものだ しかし使い方が分からない 俺はとりあえず一階のキッチンへ行き、コーラとピザを持ってきた ピザを食いながら、筒状の物体を弄る 「ピザウメェwwwww」 ? 食事をとっていたら急に指の腹を突起状の部分が通り過ぎた !! ボタンだ 俺は何の躊躇いもなく押した プシュ 短い空気が漏れる音の後、上の蓋がズレ落ち、筒状のガラスは下の台に吸い込まれていった あるのは土台とその上に浮く銀色の球のみ
『ピピピ・・・ガガ・・・起動確認』 「うお!?」 喋った!! 『本日は遊戯人形(ラブドール)を起動させていただき、誠にありがとうございます』 まだ球は喋る 『まずはあなたに心理テストを実施します。正直にお答えください』 おれは約50個あまりの質問に素直に答えた 面白そう 好奇心だけが俺を動かした 『・・・これで心理テストは終了です。あなたの好みに合わせた人間へ・・・』 そう言うと銀色の球は急に沸騰しだした 「・・・」 ドンドン人間の姿になっていくソレをみて俺は興奮した 「すげぇwwwなにこれww」 ドン バシャー 「あ」 コーラのカップに腕がぶつかって、人間の形にほぼなっていたソレにかかってしまった 『ピピー・・・・ガガガガガ』 ヤバイ壊れたか 俺は不安になる 『ピピ・・・・KILLモードON』 ?今なんて・・・ しかしソレはどんどん人間になっていった
肌色に 髪は漆黒 そして 「メッチャ美人・・・」 俺は見とれてしまっていた 『・・・・こんにちはマスター』 うはww喋ったww 俺の興奮は最高潮に達した 『マスター。マスターのお名前は』 俺は答えた 「有栖」 顔も 髪型も 声も スタイルも 全て俺の好みだ ん?スタイル? !!!!! 俺はそいつが裸なのに気づいた 「っちょ!?待ってろ」 俺は下のメイドの部屋へ走った 『かしこまりました。マエストロ・アリス』 後ろから声が聞こえた 俺はメイドの部屋から、下着とメイド服を持ち、二階に戻った 「これ。着ろ」 俺は後ろを向き服を投げる 『かしこまりました。マスター』 メイド服には興味はないが あいつが着ているのを想像するとやばかった
『おまたせいたしました。マスター』 俺は振り向く !!!!!!!! か、可愛い・・・ 『私に名前をお付けください』 見とれている俺にそう懇願する 「う〜・・・・クルウは?」 俺はネーミングセンスがない 子供のころ飼っていた亀の名前は亀太郎だった 『私はクルウ・・・・かしこまりました』 そういうと机の上から降りた 『マスター。私は何をすればよろしいですか?』 俺はしばし考える 「帰ろうか」 ここにいては色々とまずいこともある 『かしこまりました。マスター』 そう言って俺たちは一階へ降りた 死体の海を渡っていると、クルウが突然口をひらいた 『少々お待ちいただけませんか?』 俺がいいよと言うとクルウは死体の一つに近づいた そしてしゃがみ、死体の頭を撫でて・・・
ガリッ 齧った 「おい!!なにやって・・・」 クルウは肉片をどんどん口に流し込みながら答えた 『充電でございます。マスター。マスターがKILLモードをONにしたことによって わたしの中のセーブプログラムの生命体を傷つけないの項目が削除され (体の一部を武器に。戦闘プログラムレベルMAX)が追加されました このモードの維持には人間に微弱に含まれる生命エネルギーが必要になります。 ので私はマスター以外の生命体を殺す事と人間を食べ続ける事をしなくてはなりません。 これら一連の動きは本来戦争のために私たちを利用しようという計画のもと作られました。 私はその試作品なのです。もしわたしが人間を食べるのをやめたら私は消滅します。 マスターが人間を食べるのをやめろと仰るのであれば私は止めます』 俺はこの説明を聞いた時、使えると思った 俺の仕事に役立つそう思った 「いや。食べ続けてもかまわないよ」 口の周りを血で染めながらクルウは微笑んだ 『有難うございます。マスター』 そういうと転がっていたもう一つの死体に手を伸ばした
あるスレで書いていたものなのですが 誤字脱字も多く、しかも長い・・・ 駄作ですが、どうしても動いてるのが見たくて・・・お願いいたします(´・ω・`)
>>604 設定が凝っていて面白いですね。
僕も個人的にクルウを絵で見てみたいですww
もう少ししたら僕も投下します。
613 :
Now_loading...774KB :2006/02/03(金) 21:15:41 ID:gdHcimvk
>>612 Sugeeeeeeeeeeee!!!!!
おもすれーww
でもFLASH化は難しそう…
職人さんFIGHT!!
>>612 Sugeeeeeeeeeeee!!!!!
おもすれーww
でもFLASH化は難しそう…
職人さんFIGHT!!
>>613 wktk
連投ごめんorz
>>593 10日とは仕事が速いですね!
うらやましいと思いました。
文字のスピードも丁度良くて何度も見たくなりました。
今気付いたが安価も一個ズレ 吊ってくるorz
自殺スイッチ 俺は今、真っ白な正方形の部屋にいる。ドアはない。 いったいどうやって、ここに入ってきたんだろうか? 目の前には、机がありそこには、一つスイッチがある。 スイッチには、自殺スイッチと書かれていた。 部屋を調べたが、どうやら脱出するのは不可能のようだ。 壁は恐ろしく硬く、殴りつけた机の方が逝ってしまった。 仕方なく部屋の真ん中に座り、しばらく変化がないか待ってみることにした。 あれから、二日が経った。 以前として変化は、見られなかった。ただ、真っ白な空間があるだけ。 いったい自分が、どうしてここにいるかさえ思い出せない。 食事も水もとっていないが、なぜかほしくはならなかった。 つまり、餓死はできそうにない。加えて眠くもならないようだ。 俺は48時間、空虚な時をすごしている。 多忙を極めた生活を送っていた頃は、 時間がほしいと思ったものだが、その罰が当たったのだろうか? 気が狂いそうだ。 一週間が経った。体調は、好調だった。 人は一週間ほど、他人とコミュニケーションをとらなければ気が狂う。 と聞いたことがあるが、あれは嘘だったようだ。 そんな証明は、出来ればしたくはなかったのだが... それにしても、今までの忙しかった生活が、遠い昔のように思える。 たった一週間なのに、不思議なものだ。唯一の救いは腕時計があることだ。 もしかするとこれがなければ、すでに気が狂っていたかもしれない。 なぜなら、時間が無限に思えて、押しつぶされていただろうからだ。 逆に考えると、腕時計がなければとうの昔に思考能力が、なくなっていたのだろうか? だとすれば、これは救いなどではなく、俺を苦しめるひとつの道具なのかもしれない。 だが、俺は腕時計を壊す気にはならなかった。 いや壊せなかった。臆病な自分が憎かった。
二週間が経った。何もかもどうでもよくなってきた。 ここに来るまでの生活が、どんなものだったかよく思い出せない。 何か大切な用事があったような気がするが... とにかくこのまま空虚な時間を送っていても楽しいことはない。 いわば死んでいるのと同じだ。 死んでいるように生きることと死ぬのはどちらがいいだろう? 自分は何か罪を犯したのだろうか? これ以上に辛い刑罰は思いつかない。 一ヶ月経った。これ以上生きているのは意味がない。 現状を打破できる可能性があるとすれば 今手におかれているスイッチだけだ。 スイッチを握る手が震える。 こんな空間で俺はまだ生きたいというのだろうか? 震える指がスイッチに触れる。 しかしあと少しのところで止まってしまう。 押すだけでこれなのだから首を吊る人の気が知れない。 その勇気と根性があるなら死ぬ必要もないと思う。 ポタッ ポタポタッ スイッチに水が落ちる。 水なんてこの空間に来て以来見ていない。飲み食いはおろか排泄物も出ないのだ。 その水の正体に、はじめ気づかなかったが涙だと気づいた。 久しぶりに見た水は本当に綺麗でどんどん泣けてきた。 一ヶ月前、自らで閉じた心の扉が開いていくのが分かった。 次の瞬間僕は叫んでいた。 「ちくしょー、ここはなんなんだ。」
叫びは何もない部屋に、吸い込まれていった。 それでも、僕の気持ちは収まらなかった。 真っ白い壁を殴りつける。 硬く冷たい壁に何度も拳をぶつける。 拳が割れたようだ。壁に血が染み付く。壁はびくともしない。 鈍い痛みが頭を突きぬけ容赦なく生きていることを痛感させられる。 「出せ、出せよ。元の世界に返せよ」 虚しくも、誰からの返事もなかった。俺は心底腹が立った。 この世界に腹が立ったわけではない。 こんなになっても生きようとする自分に腹が立ったのだ。 スイッチを再び手に取り、目を瞑った。数回、深呼吸をした後、俺は目を開いた。 俺は決断した。もう迷いはない。手にしたスイッチを、思い切り壁に放り投げた。 スイッチは、壁にぶつかって粉々になった。押せないスイッチに、意味はない。 「俺は死ぬつもりはない。生きて、生きて、生き抜いてやる」 この決断は、今まで生きてきた中でも、一番難しかったと思う。 今まで俺が平静を保っていられたのは、ある意味スイッチのおかげだった。 いざとなれば、死という逃げ道がある。無意識のうちに頭のどこかで、そう考えていた。 つまり今、俺は完全に逃げ道を失ったのだ。でも、後悔はしていない。 俺は生きたい。どうなろうと生きたい。生きていたいんだ。 ...どうやら選択は正しかったようだ。 次の瞬間、目の前の壁にひびが入った。 それは瞬く間に広がり、四方を覆った。ひびの間から光が漏れる。 俺はこの後どうすればいいのか、なぜか分かっていた。 俺は思い切り、目の前の壁を殴りつけた。重い音を立てて、壁が崩れ落ちる。 壁を砕いた衝撃が拳から脳に伝わり、生きていることを確信する。 目の前が光で満ちて、目を開けていられない。 不思議と不快感は無くむしろ気分がよかった。 俺は勝ったんだ。次に目を開いたとき、真っ白な天井が目に入った。
薬品の匂いが鼻をくすぐる。 横に視線を移すと、パイプ椅子に座って、女が眠りこけていた。 しばらく女に見入っていた。 はっきりしない思考の中で、この女が自分の彼女であることを思い出した。 体を無理やり起こそうとするが、思うように体が動かない。 仕方なく彼女に声をかけてみる。 「おい、起きろ」 他人とのコミュニケーションが嬉しすぎて、ついぶっきら棒になってしまう。 彼女は、ゆっくり目を開く。彼女は俺と目が合って、数秒動かなくなってしまった。 次の瞬間、彼女が胸に飛び込んできた。 涙をボロボロこぼしながら何度も「よかった。よかった」と呟いている。 そんな彼女を見ると、今まで体験してきたことなど、どうでも良くなって俺も彼女を抱きしめた。 久しぶりの人肌は、温かすぎて情けないが、自然と涙がこぼれた。 悪夢がさめたのをやっと実感できた。 その後、検査やら何やらで大変だったが、結果は良好のようで。 しばらくは通院が必要だが、一週間のうちには退院できそうだ。 一ヶ月前、俺は彼女とのデートへ向かう途中、車にひかれたらしい。 奇跡的に目立った外傷は無かったが、頭を打ちつけいわゆる植物人間状態だったようだ。 あの時スイッチを押していたらどうなっていただろう? 今となってはどうでもいいことだがつい気になってしまう。 病室の窓から見える外の景色は、すっかり夏色で改めて自分が生きていると、実感させてくれた。 ベットの横のパイプ椅子に座って、りんごを剥いている彼女に喋りかける。 「生きてるっていいな。」「うん。」 皮を剥いたりんごを受け取った時、拳に痛みを覚えた。 外傷は無かったと聞いたが、この傷はどうしたんだろう? 彼女に聞いてみる。「拳に傷なんてあったか?」 彼女は心配そうに傷を見て言う。 「そんな傷なかったはずだよ。先生に診てもらう?」 俺はなんだかおかしくなって笑ってしまった。 「なあ?生きてるっていいな」 窓の外は雲ひとつ無い快晴だ。
自殺スイッチこれで終わりです。 自殺とか時間とか生きるとか死ぬとかいろいろ考えを巡らせて書きました。 なんとなく世にも奇妙な物語風になりましたねwww 少しでもたくさんの人に見てもらえたらいいなと思っています。 結構長いですが一人称視点で書いているので三人称視点に直すとそんなにボリュームはないかと思います。 舞台が真っ白い何もない部屋ってところは一応の要領を減らす努力です。
>>592 経験不足ってことですね。
どうも見せ場をどう作るか、与えたアイテムをどう活かすか。
難しいですね。頑張ります。
>>598 キャラに引き付ける何かですか。
紙に書いてキャラ設定をしておいたのですが、どうやらちゃんと出来て無かったみたいですね。
もっと時間を掛けてキャラを作ってみます。
感情移入が出来ないのは致命的ですね。サックスの天才奏者、大人びいてる子供。
たしかに感情移入しにくいキャラでした。せめて弱点を与えればよかったと反省。
どうやら私は自分では思ってないけど短編をなめていたところがあるみたいです。
ここが活気付くまで短編で行くと思います。
だからみなさんも
>>592 さん
>>598 さんのように辛口でいいから意見を下さい。
決して単なる褒め言葉、単なる悪口ではなく、どこが良くてどこが悪いのか言って欲しいです。
きっとそれが俺にとって血や肉になるから。
フラッシュになる気配もないし次を執筆します。
624 :
593 :2006/02/04(土) 00:29:44 ID:6lsaGnXn
>>599 よろこんでもらえたならうれしいです^^;
脚本はものすごく役立ちました。自分はある程度の構想が最初からないと広げていくことが出来ないんです…
だから『*50目のお題スレ』とかすごく作りたいんですけどまだ作れたことないです。今後の課題ですね。
まとめサイトに作りたいシナリオがあと2、3あるのでまたいつか挑戦したいです。まとめの方頑張ってください^^
>>616 いや〜 丸一日PCに向かってたこともあるので…と言うか掛かった時間の8割近くが絵です…勉強しないと…
>>567 ありがとうございます!私が制作しました
3DCGなので人の動きを入力すればリアルに動かせます!!
こことは別の作品を制作しています!
終わったらまたお世話になります!!
http://sinario2ch.value-net.net/ まとめTOPと少し完成したので公開します。
なにか駄目なところ・やってほしい・追加してほしいところがあれば、
なんでもいってください! シナリオについては少しづつ更新していきます。
最近あまり時間がないので更新ペースは遅いですが・・・OTL
>>624 役に立ちましたか!嬉しいです!
今後のシナリオにも脚本を一応書くことにします。
「あの場所へ」 夕焼けに染まる街を電車から見ていた 何処となく懐かしく感じる自分の住んでいたあの街を 駅は昔と変わらない 足が自然とプラットホームへと向く あの頃 感じていた風が優しく吹く 懐かしい・・・・ 街は昔と少し顔が変わっていた 良く歩いていたあの道 良く遊んでいた公園 良く利用していたお店・・・・ 今はもうなくなって新しくなっていたりする 時の流れを感じる あの頃と変わらず残っている場所はどれくらいあるのだろう? 自然と通っていた学校へ 外も薄暗くなり、学校は静かに立っている 昔の思い出、先生、友達、好きだった人 心が熱くなる 最後によく行っていたあの場所・・・街が全て見渡せる高台へ 空には幾つのも星が輝いていた この場所は小さかったあの頃と変わらない この街とも しばらくはさよなら そう心で呟いた時 後ろで声がした 「あれ? きみは・・・」 END
628 :
627 :2006/02/04(土) 21:20:20 ID:Kn6Yrqbj
初です、とりあえずアドリブで書いてるんで 後で色々変えて行ってOKです まあ、どうでもよかったらどうでもいいでスルーしてください
>>627 続きが気になりますねwまぁ書かない所が綺麗なんですけどねぇ〜。
>>切り裂きさん
今頃ですが、しっかり全部読んだので感想を遅いですが書きます!
俺はこの手の話がとても好きだったので俺の場合はかなりのめりこめました!
たしかにありがちですけど、いい味がでてると思います!
サックスをもらった少年の感情とかもでてますし、文章力は俺なんかよりずっといいです!!
特に気に入ったのが、死んだ人たちへの手向けの演奏です。それをわざわざしに行く香月の素晴らしさが伝わってきました。
これは予想してませんでした!発想豊かですね! 俺は素晴らしいシナリオだと思います。
>>622 次元が違いますねwww
深いテーマと緻密な心理描写小説として完成してると思います。
並大抵の腕前で取り組めば原作を壊してしまう恐れがありますね。
やりたいけど僕には無理だ...
腕のいい職人さん光臨を期待
にしても引き込まれましたGJ
通りすがりAさんへ 現在だらだらとストーリーの設定をしている恵味です。 が…設定の上で決めて良いところが分からない部分があったのでいくつか一気に質問します。 愚問もあるかもしれませんがどうか一つお願いしますです。 1.地下都市ってどんな感じ?(発展途上の地下都市?完成しきった地下都市?) デパ地下のように完全な生活が出来るのか、炭坑みたいに土がむき出しになっているのか はたまた全くの異世界なのか…。どれが一番イメージに近いですか? 2.哲也のお父さんが星を見られたのは何故?哲也のお父さんって何者? 自分の中では『地上復帰プロジェクト』みたいなのに参加してて 地上の散策に行ったきりと解釈しています。実際はどうなんでしょ。 3.人々はどんな気持ちで生活してるの?(絶望してる?前向き?) 関係あるのか分かりませんが一応…。 4.フタ一枚で2000度の灼熱砂漠を遮られるの? 素朴な疑問です。 時間かけて時間かけてイイ作品が作れるよう日々設定に励みます。
>>622 誰かこのフラッシュ作ってくださいww
>>630 さんの感想見て気付きました、操さんすみませんOTL
生きるということの概念が常人よりひとまわりもふたまわりも立派な男が描かれてますね!
これを全国の自殺願望者に見せれば、少しでも自殺する人が減りそうですね!
自殺しようとしてる貴方、もう一度考えて、その自殺する勇気でなんでもできるのだから。
BY操觚 CMにでもなりそうな名ゼリフですね。
>>631 これはフィクションです、といって逃げたいところですがそうはいきませんねw
はい、お答えします!
1についてですが、デパ地下のように生活できるかといえばできなくて、
かつ、機械が古臭かったり、住宅地はどこも集合だったりといった感じでしょうか。
食料も地下の鉱物からとれるミネラルを集めて加工して食べ物や飲み物にしたり、
太陽がなくても育つ芋類なんかを食べている、と想像してました。
大雑把にそうです発展途上ですね。
2、徹夜のお父さんは察しの通り、地上へ戻ろうとする人たちの団体の一員です。
ちなみに団体の名前は「リターンザグラウンド」というダサい名前の集まりですw
長は89歳と高齢のジジイが冒険好きで友達と、いまの哲也達と同じで地上に行こうと試みた第一人者で、
それがきっかけとなりできた集団です。哲也父はその時期長で、集団の中ではじめて星をみた人です。
3、前向きです。決して地下生活にうんざりしてるわけでもなく、むしろ頑張っていき続けようとしています。
そのため、より地上の生活にもどろうと努力しています。
中には哲也やリターンザの長のように実際に地上に戻ろうと試みる妄想者もいます。
哲也は星を見に行っただけですがw
4、それは言葉のあやという奴ですw実際には防げません!絶対防げません! しかし、俺の想像では、厚いフタで耐熱のすごいのを想像してました。 実は灼熱に耐えられる服がある映画を見たことがありまして。 とはいっても800度程度だった気がしますが、それなら1000度もありじゃないか!と。 この辺はもう本当に勘弁してくださいww 哲也のお父さんが星を見たことを、なぜ哲也本人が知っているのかということもお話ししましょう。 実は、哲也のお母さんがその相方で、お父さんが最後にお母さんに愛の言葉を・・みたいな設定でありまして。 その話も作ってあるので機会があれば投下しますw関係はそのときに。 いろいろありまして、お母さんだけ地下に残ったわけで哲也はお母さんから父さんの最後を聞いたわけです。 しかしはたからみれば元々星を見に行くことは無謀でしかありません。なぜならお父さんは星を見て、 死んだのですから。 他、聞きたいことがあればどんどんどうぞ。
>>618 〜
>>621 本当に泣きました。
うまく言葉で言い表せないけど
胸のつっかえが取れたような不思議な気分です。
映像で見れることを期待しています。
ありがとう。
どうもありがとうございます。
だいぶイメージが掴めてきました。
4の続きというか、異見なんですが
地球の気温が1000度になると全ての物が溶けちゃうと聞いた事があります。
物が燃焼すれば酸素も全て無くなってしまうとか…。
あと、オゾン層が無くなる事と地球温暖化は同時に起こっているだけで、実際は別の現象です。
オゾン層破壊は紫外線が強くなるだけなので、即死は難しいと思われます…。
なので、この場合は焼死ではなく熱射病で死ぬ方が自然だと思います(残酷な言い方…)。
さらに香澄のストーリーも考えてみました。良かったら意見下さいませ。
http://o-factory.hp.infoseek.co.jp/sinariosure.swf なんだか、難癖ばっかり付けてしまってごめんなさい。
意見ばしばし受け付けますです。
>>618 実写で作りたくなりました。
感動です…!
>>636 ふむオゾン層は別問題なんですねw了解です!
香澄ストーリーいいんじゃないでしょうか!俺的に好きなパターンですww
意見は特にはないです。
さて、ここで新たなシナリオ投下です!
切り裂きさんや操觚さんの投下みて作りたくなってしまったのでシナリオかいちゃいましたw
自分の仕事が増えますが、どうにもこうにもしたいときもあるのですw
「had a memory of world」 〜プロローグ〜 ”世界には、まだまだおまえの知らないことがたくさんある。 俺は、自慢じゃないが世界の全てを見てきた。おまえも見に行きたいなら行くといい。 けれど、その先に何があっても悔いだけは残さないように――死なないとな” 彼はそう言うとだまって目を閉じた。その目は二度と、開くことはなかった。 -had a memory of world- 世界は生きている。気付いてる人と気付かない人の差は激しいけれど、確かに世界は生きている。 彼は、世界の記憶を持っていました。過去に世界が体験した全てを彼は持っていました。 けれど彼はそれ以外はなにももっていませんでした。地位も名誉も家族も、自分の過去も――。 私はそんな彼が、この世で一番好きでした。だから――。 納田部 博 -ナタベヒロシ- 享年45歳 没年×999年 12月31日 午後11時59分 彼は日本人、否、世界ではじめて世界のありとあらゆる国、民、そして物に会ってきました。 若くしてなくなった彼の生涯には、誰にもまねできない壮大な物語がありました。
〜心をもった鞄の話〜 空は快晴で太陽は丁度今真上に差し掛かったところ。彼は、何処までも続く荒野のど真ん中にいた。 彼はリズム良く歩みを進めている。背中にはかなりの量の荷物を背負っていた。 誰が見ても重そうな、決して小さい荷物ではない、それなのに鞄は羽根の様に軽いのだ。 彼の足取りはまるでなにも持っていないかのような、軽快なステップだった。 彼は突然立ち止まると、誰もいないのにも関わらず言葉を発した。 「・・・なぁ、いつからだ?」 誰もいないはずの荒野に放った声に、返答があった。 「・・・そうか”気が付いたら”か・・・・。俺もな、気が付いたら旅に出てた。」 そう、彼は鞄と話をしていた。彼の背負う鞄は、生きていた。 鞄の製作者はモラン・クリスチャン、ドイツの有名な革職人で主に鞄を作っていた。 その彼の作品の中でも唯一手間隙かけて、いやむしろ彼の生涯をかけて作ったといっていい、 彼が死ぬ前に作りたかった”自分の魂を吹き込んだ”作品。鞄はそれに応じるかのように、 世界にひとつしかない素晴らしい作品となってそれに答えた。それもそのはず。 呼んで字のごとく、鞄には命が吹き込まれていた。もっとも、その鞄と会話なんてできるのは、 納田部くらいのものだが。 「おまえ、あのじいさんが死んだ時どんな感じだった?」 彼はまた鞄に向かって言葉を発した。 「・・・そうか”悲しかった”か・・・。なぁ、悲しいってどいう気分だ?」 彼は表情一つ変えず、鞄に問うた。鞄は無言だった。 「・・・わからないか、悪かった。もうこの話はなしだ、俺は俺の過去を教えてやれないからフェアじゃないが、 これからのことなら教えてやれる、これからフランスへ行こうと思う」 鞄は終始無言だった。それも周りから見ればの話。 「何故フランスかって?おまえ・・自分の体のことも気が付かないのか?あはは・・・。 おまえの底はもうボロボロだ。なにせここ1ヶ月ずっと俺の荷物を持ってるからな。 要はおまえの修理のためだ。」
鞄の底は確かにボロボロだった。縫い目が解け掛けていていまにも中身が出そうだった。 「フランスにはな、じいさんの弟子がいるんだ。そいつに会いにいく」 彼は足取りを変えずただひたすら歩き続けた。 「ほら、飛行機が見えてきた。空港だ」 空港が遠くに見えた。たいぶ遠くだと思われる。納田部の視力が相当の物と伺えた。 彼は足取りをまったく変える事無く歩き続けた。空の太陽はとうに傾きかけていた。 〜終わり〜
最近ずっと短編ばかり書いていたので”短編におさめるには”をずっと考えていました。 そこで思いついたのが手塚方式! いわゆる全ては繋がっているのですが、ひとつひとつ違うお話を書くということです。 ひとつの話は非常に短く簡単ですのでフラ化もしやすいかと思います! 今回は20も考えた話のうち満足した3話を1日おきに投下していきます!
レスどうもです。これでかなり進みそうな予感がします。 手塚方式とはナイスな案ですね。 違う話を違う人が作っても面白そう…。
こんばんは!今エンコード中なのでPC使えず...自鯖からカキコです 何処かで読んだ作者がわからない シナリオを書いてもいいのですか?
野暮だけど一つだけw 没年×999年は代入する数字によって差が開きすぎではなかろうか? 下二桁程度を文字で置くのが普通だと思うんだが。 そしてお得意の一日置き投下。期待してます。
>>643 とりあえずスレタイをご覧ください。
>>644 はじめは19××だったんですが、これには意味がありまして、
どうしても下三桁999を使いたかったんですw
まぁいつの時代でもつかえるということでご勘弁をw(マテ
>>645 意味があったのか、ホントに野暮でスマソorz
>>646 いえいえwまぎらわしいのはこちらでしたのでOTL
他にもここはおかしいだろう!ってところがあればどしどし意見ください!
やはりそうでしたか...ごめんなさい
今ここのスレ宣CMを作ってなかなか進まない作品作りの息抜きをしています
>>638 の作品、フラッシュ化面白そうですね!!
ところで...彼はどのような場所で永眠したのか...気になります
>>648 CMガンガってください。
何もできませんが応援しています。
>>649 ありがとうございます!!
応援よろしくです
>>648 やっぱり自分で作った物のほうが価値があると思うんです。
それに作者がわからないからといって勝手にここにはってしまうのもその作者に失礼な気がしますしね。
それと、CMですか!ありがたいです!頑張ってください!
彼、納田部の死の話もありますw
これも結構力をいれた話なのですが、どこか短すぎて納得できないんですよ。
いきなり彼が死んでしまう話を投下してはそこで終わってしまいそうですが。
実は、主人公は納田部だけじゃないんですw見るからにわかりますけどww
652 :
o :2006/02/06(月) 23:36:53 ID:Q5Qcx5WI
俺の好きな子は色黒ショートカットで陸上部のキャプテンだった 付き合ってた訳じゃないけど放課後の自転車置き場で部活が終わる彼女をいつも待っていた バレンタインデーに一日中やきもきしてたら帰り際に笑顔で 「もらえないと思った?」 ってとびっきりの笑顔でチョコを渡された 文化祭の準備の夜、二人で買出しに出かけて学校に戻る時 「こんなことも全部思い出になっちゃうのかな…」 なんて話をした
653 :
o :2006/02/06(月) 23:41:02 ID:Q5Qcx5WI
後輩に告白されて、返事に困ってる話をした部活の後の帰り道、 何にも言ってくれなかった。 後日、後輩にははっきり断ったことを大きな夕日の帰り道で 彼女に言った時の彼女の今にも泣きそうな笑顔は今でも覚えてる。 初デートで制服じゃない彼女を初めて見て、すごくかわいくて 思わず「かわいいね…」って呟いた時の彼女の節目がちに 顔を赤らめている表情も忘れられない。
654 :
o :2006/02/06(月) 23:45:39 ID:Q5Qcx5WI
彼女に告白するかどうか悩んで、彼女の親友に 相談したら、相談に乗ってくれて、その子と頻繁に話すようになった。 そんな僕等を彼女は少し寂しそうに見ていた。 そんな彼女の誤解を解こうと休日彼女の親友をカフェに呼び出して相談していたら 偶然買い物に来てた彼女に見られた。 翌日学校で僕を避けるようになった彼女に困惑し 彼女の親友から言ってもらうように相談したら 「もう…、いいじゃん…。言っても聞かないよあの子…」 「それは困るって。何とか頼むよ」 「…。私でいいじゃん…。私じゃだめ?」 「え…」 ちょうどその時、偶然途中から立ち聞きしてた彼女が廊下を走り去る音が聞こえた。
655 :
o :2006/02/06(月) 23:50:21 ID:Q5Qcx5WI
泣いている彼女に追いつき肩に手をかけて 「判ってるだろ?俺の気持ちは…」 「…」彼女は小さく首を振る。 「好きなんだ…。判らなかった?」 彼女が下を向いて涙をこすりながら 「判った…。一緒に帰ろう。自転車置き場で待ってて」 自転車置き場で待つ僕の傍に彼女の親友が来て小声で言われた。 「私…。諦めないから。絶対諦めないから」
656 :
o :2006/02/06(月) 23:55:54 ID:Q5Qcx5WI
後日、実は中学時代から僕を好きだった彼女の親友が 高校に入ってどんどん仲良くなる僕と彼女を見て葛藤し、 このまま諦めて、この事は彼女にも僕にも言わないこと にしてたのに、煮え切らない僕等に考えを変えたんだと 別の女友達から聞いた。 それを彼女も知ってしまってますます僕を避けるようになって 僕は訳も判らず困惑していた。 彼女の親友は彼女が傷ついている事に気付きながらも 今まで自分が辛かったんだと言い訳し、僕に休み時間ごとに くっ付いて来て、僕はそれを跳ね除けることもできずに、 だんだんと彼女の親友と仲良くなり付き合うことになった。 そして卒業式当日を迎えた。
657 :
o :2006/02/06(月) 23:59:59 ID:Q5Qcx5WI
卒業式の日、彼女の親友と僕が二人で学校を出ると坂の途中に 彼女の後姿があった。すると、彼女の親友が突然ぼろぼろ泣き出して 「ごめん。ごめんなさい…。」と彼女に泣きながら叫ぶ。 彼女は首だけ振り向いて、僕らに少し微笑んで帰っていく。 そんな中、僕は泣きじゃくる彼女の親友を慰めながら家路についた。 僕と彼女の親友は東京に出て、彼女は地元に残り、一年が過ぎる。 最初は順調だった僕等だったが、些細なことでも僕を疑う彼女の親友。 「帰りが遅いのはサークルだって。何でそんなに俺を信用しないんだよ」 「だって、だって…。ホントは私より○○(彼女)がまだ好きなんでしょ?」 言ってはいけないその言葉を彼女の親友が言ってから二ヵ月後に僕らは別れた。 別れてからしばらくたって、成人式に出ようと地元の友人からの電話。 久しぶりに馬鹿話をしていたら、「○○(彼女)も来るよ。」の一言。 何故か胸が締め付けられる。僕は成人式に出るために新幹線のホームで 一人タバコを吸って考える。発車のベルをホームで聞く。 「忘れられない思い出は触らない方がいい…」 俺はかばんを抱えて東京で一人住むアパートに戻った。
658 :
o :2006/02/07(火) 00:06:17 ID:Q5Qcx5WI
それから2年の月日がたって、就職の相談に実家に帰省した時 地元の本屋さんで偶然彼女と再会した。 すごいどきっとして、どうしてよいかわからないまま 立ち竦んでいたら彼女の方から 「久しぶり。元気だった?」の一言。 なぜかすごくほっとして、涙が出そうになって、自然に 「お茶でも飲もうか」って言えた。 近況を話して、彼女の親友とは別れた話をして、 彼女は何も言わず俺の話を全部笑顔で聞いていてくれた。 俺はありったけの勇気を出して聞いてみた。 「彼氏とかできた?」 彼女は困ったような表情で 「君が聞くなよ〜」って。 僕は今でも、僕は今でも君が好きですって言おうとしたら、 彼女は涙ぐんだ目で俯きながら 「あなたとしか付き合いたくない…。ずっとそう思ってたよ…。」 俺は胸が本当に痛くなって 「ごめん。本当にごめん…」って。 今は地元で同棲している。彼女の親友も時々遊びに来る。 来年は結婚しようって思ってる。 なんてことないありふれた僕らの付き合うまでの話。
〜家なき少女の話〜 私はずっと泣いていました。朝から晩までずっと、彼に会うまでずっと。 ひざを抱えて泣いている私に、彼が優しく声を掛けてくれました。 「どうしたお嬢ちゃん、こんな所で泣いていると変なおじさんに連れて行かれて売り出されるかもしれないぞ」 私は、ふと見上げました。若いしっかりした顔の男が私の目の前に立っていました。 私ははじめ警戒して声がでませんでした。 「・・・なんだ、しゃべれないのか?不思議だな、お嬢ちゃんはしゃべれないのに、俺の鞄は喋れるんだぜ?」 そういうと彼は鞄を目の前に置きました。けれど鞄は一向に喋りません。 私はそれがなぜかとてもおかしくて、おもしろくて。お父さんを思い出して。 ”この子はね、喋れるんだよ” 「お父さん・・、お父さんもそう言ってた。私のお人形がね、喋れるんだよって」 私の顔は笑っていました。けれど彼はずっと真顔でした。 「そうか、喋れる人形を見たのか、その人形が今もあれば見せてくれないか」 彼はずっと私の目を見ていました。私の心の奥を覗き込むような眼で、けれどまるで死人のような目で。 「ごめんなさい、私家がないの。お父さんがお国に反逆したって捕まっちゃったの。 お母さんもずっと前に死んじゃって、家に私ひとりだったからお父さんを探しに行ったんだけど、迷ちゃった・・・」 彼は私から目を逸らして鞄を掴みました。それから数歩私から離れると背中を見せたまま言いました。 「俺は納田部、世界を廻る旅の途中だ、俺も家はおろか家族も無い、けれど家が無い点では俺とおまえは似た物同士だ。 これも何かの縁だろう、付いて来るなら来ても良いぞ」 そういうと彼は歩き始めました。彼の後姿は何処か――。 私は彼に付いて行く事にしました。彼しか頼る人がないのも事実でしたが、それ以外にも理由がありました。 やっぱり一番の理由は彼が、お父さんに似てるから。私は彼の真横に付くと、彼に質問しました。 「これから何処へ行くの?」 彼はやっぱり真顔で、私の方を見てこう言いました。
「さぁ、どこへいこうか。お嬢ちゃんはどこへいきたい?」 私は迷わず、今思ってることを言いました。きっとこれを言わないと、前には進めない気がしたから。 「お父さんのところへ行きたい」 彼は何も言わず私を連れて、国の役所へ足を進めました。空はいまにも雨が降り出しそうな怪しい空でした。 〜終わり〜
遅れましたOTL
今日で2スレの更新を頑張るぞっと意気込んでたら寝てましたw
起きたついでにみにきたらシナリオは投下されてるわ、もう昨日は過ぎてるわで、
かなり焦りましたw とりあえず二つ目のお話です。
>>658 恋ほど儚いものは他にみたことがありません。
ありふれていても一つのドラマとして完成してますね、いい話です。
>>658 すごい好きなシナリオで、感情移入しすぎて思わず
流されやすい彼にむかー!となりました(笑)
彼女が好きなのに、別の女でもいいのかよ・・・と。
終わり方もすごく好きです。
(でも男には納得できない・・・ww)
あと、彼女、彼、彼女の親友ではなく名前とかつけちゃった方が
わかりやすく読めたかな?と思います。
もし、FLASHにするなら名前つけた方がいいかも?
〜天国に一番遠い老人の話〜 丘の上に一人の男がいた。手には少し大きい革を持っていた。 彼はずっと空を見上げて、まるで物思いに耽っていた。 そこへ一人の男がやってきた。小さな革の袋を肩にぶら下げて、空をみている男の横に並んだ。 空を見上げている男がそれに気付いて言った。 「ナタベか、どうした。おまえも空を見るのが好きなのか?」 納田部はじっと目の前の海を凝視して無言だった。 「海が好きなのか?わしゃ海が嫌いじゃ。なんといってもどこまでもつながっておらんからな」 男はまるで空の先の何かを見るように目を細めて、そして海を見て言った。 「実に狭い世界じゃ」 ナタベは目を閉じて、開けると男の方を向いて言った。 「じいさん病気は、体は大丈夫なのか?」 男は納田部の方には向かなかった。納田部はその横顔をじっと見ていた。 「わしはこう思っとる。今世界のいろんなところで死んどる奴がおるかもしれんが、 その中でも天国に一番遠いのはこのわしだと」 男はそう言うと納田部の方を向いた。 「おまえは、天国がどういうところかしっておるか」 納田部はじっと男の顔を見たままその問いに答えた。 「天国は、聖書では楽園らしいな。俺はそんなもんはないと思ってるが」 男はにっこりと微笑んだ。 「そうじゃな、天国などありはせんかもしれんな」 納田部は真顔のまま男に向かって言葉を発した。 「天国がないと思うのなら、なぜじいさんは一番遠いんだ?」 男は再び空へと顔を向けた。そして目を閉じた。 「わしの魂はこいつに預けたからじゃ」 そう言うと男はずっと手に持っていた革を差し出した。 「これは?」 納田部はそれを受け取ると、正面に広げた。それは鞄だった。 「そいつはわしがこの魂を吹き込んだ、わしの全てをかけて作った鞄じゃ。こいつは――」
”生きておる” 納田部はじっと鞄を見つめていた。それから間も無く目の前に人影がなくなったことに気付いた。 「なぁじいさ・・・」 男はその場に倒れていた。納田部はじっと男を見ていた。男の唇は真っ青だった。 納田部は真顔のまま手を合掌すると、目を閉じて黙祷した。 「鞄、生きてるなら聞け。今お前の主人はあの世へ逝っちまった。だけど魂はおまえにある。 じいさんは世界が狭いといっていたが俺はそうは思わない。 俺は世界の全てを見る、じいさんの代わりにおまえがそれを、俺と見るんだ」 そうして納田部ははじめて空を見上げた。手元にあった鞄は夕日に照らされて悲しく光っていた。 〜終わり〜
全20話のうちの3話です。
俺がフラッシュ作れたらまず間違いなくこれを挑みますが、世の中そんなに甘くないですよねOTL
納田部の死に話を投下しようかと迷いましたが、みなさんのご想像におまかせしましょう。
>>663 フラッシュが見れないのですが俺だけでしょうか・・OTL
667 :
o :2006/02/07(火) 20:46:09 ID:g7yEw5pB
>>661 ,662
細部はともかく大筋は実話です…。
(実際は彼女と彼女の親友は同学年の双子の姉妹なんですが
なんかすごくどろどろしちゃうので友達とさせていただきました)
優柔不断でごめんなさい。
>>666 >>663 、見れましたが重かったし、これシナリオとは関係なくないですか?
このネタ自体よくしらんのだがwww
>>667 わぁ〜、実話でしたか(汗)
すごい。現実にありうるんですねー・・・。
凄
>>669 凄すぎですねwww
一住人としてお礼を言わせてください。
本当にありがとうございました。
>>669 すごいです!動きがステキです!
もう羨ましい限りで('∀`)
>>669 これがフラッシュですかwwすごいですねw
3D、いやはや素晴らしいものです。
声が必要なら、私たち、いつでも待ってますから。 byなろうスレ住人一同
宣伝ウザ
ここ見てる職人にちょっと質問 音に合わせた作品の製作はややこしいと聞くが、 じゃあ声優付きの場合の製作の手間ってどうなん?
>>678 声優さんに頼むだけなので作利手の手間は変わらないんじゃないかな。口パクも字幕も難しくないし。
声を付ける代わりにBGM無しって場合は楽になりそう。あとは声優さんからなんか変更希望があったりしたらまた別の話になるだろうけど。
見れました!!
682 :
切り裂きピエロ ◆9Epiero/XA :2006/02/10(金) 22:26:03 ID:IvOM9wk+
見れます
間違えてあげちゃいましたすいません。
>>681 ,682 報告ありです!
引き続きサイト更新いたします。
3スレ目シナリオ 上から7つのシナリオを更新。
アドバイス等、または苦情なんでも受け付けます!
まとめサイト 只今3スレ目のみ680より小さいレス番のシナリオは全てリンクしました。 (この3スレ目に1話がないものや、シナリオとして扱われないもの、”どうすればいいのかわからないもの”を省きました) 他、お気づきの点がございましたら、レス御願いいたします。
>>685 乙です。GO! GO! 2ちゃんねる!! も入れてやって下さい。
>>686 それは入れ忘れでは無く、もともと2スレ目のものですのでそちらに。
ご了承ください。
まとめは3スレ目以外は前回までのものを引用してますので短編系のみですが、 今後更新されますので、ご安心ください。GOGO2ちゃんねる!も俺の作成中のページにはちゃんとはいってますので、 2スレ目を更新の際にご覧ください。また他にも一話やプロローグのようなものが2スレ目にあって、 3スレ目に続いてるものも、2スレ目のほうにまとめますので、3スレ目には載りません。
「小さな友達・・・君は何処に居るの?」 連休に友達2人とキャンプに行った 山の中にあるキャンプ場で時期の事もあって人はいない みんなで荷物を持って山を満喫しながらキャンプ場についた テントをみんなで張ろうとして用意をしていたら 小さな先客が近寄ってきた 雑種の中型犬・・・・とても人懐っこい感じで 僕達に会えた事を喜んでいるようだった 周りを見ても飼い主さんは居ない・・・・言いたくないけれど捨て犬みたいだった。 友人A「あー捨て犬かあ・・・えさやるとついてくるようになっちまうから無視ね」 自分「辛いけど・・・そうだね」 とりあえず無視して作業を始めたんだけど、その犬は何も言わずちょっと離れたところで 丸くなって僕たちの様子を見ていた。 ただ、誰かと一緒にいる事が幸せであるという感じで・・・・ 作業も一通り終わって、まだ日も出ているので少し散策する事にした みんなで移動しようとしたら、その犬もついてきた。 友人B「なんかついてきてるんだけど・・・・」 友人A「どうしようか?でも、良く見るとこの犬結構可愛いよな」 友人B「そうだよねーちょっとの間だけど仲間にしない?」 友人A「それは駄目だ、やっぱ情が移るのは辛いし後が大変だ」 友人B「そっか・・・やっぱ・・・そうだよね・・・」 そう言いながらも友人Aは犬の事は気になっているみたいだった もちろん、僕も気になっていた。
犬は僕たちから付かず離れずの距離で付いてくる。 結局、この時も最後まで無視していた。 夜、料理が始まっても別にえさをねだる訳でもなく少し離れた場所で丸くなって僕達を見ている。 空には星と月が輝いていた、開けた場所で焚き火をして3人で囲む。 友人Aが犬の方に向き「おい、来るか?」と聞いた人間の言葉を理解したのかわからないけど、 なにも言わず犬は近寄ってきた。そして近くで、また丸くなり様子を見ている、 今度は僕たちの手がとどく場所で・・何気なく手を伸ばして犬に触る、毛が凄く堅くなってる 動物はとても怖い思いをしたりすると毛が堅くなるときがあるみたいだ、 この犬も誰も居ない暗い山の中で寂しい思いをしたんだろうか? 続く 実際に合った話を脚色してます、まあ前にも別板でこの事を訴えたくて投稿したんですが いかんせん人が少ないので・・・もしよければお願いします
>>690 最近実話をもとにしたって話が続けて投下されてますねぇー。
犬を大切に、いえ動物を大切にすべきですよね、捨てるなんて持ってのほかです。
かっこつけるようですが、昔よく俺の師がこういってました。
”物事にはいかなる事にも責任が伴う、その責任を果たせないなら何事もやる資格なんて無い”
人間は人以外の生物に関して軽視しすぎですよね。これがフラ化することを期待します。
〜世界の記憶〜 一人の男が地に横たわっている。男の目は閉じていてピクリとも動かない、まるで死んでいるようだった。 そこへ随分と小柄な女が近寄ってきた。女はその男のそばまで来ると立ち止まった。 「起きて、こんなところで寝ていると風邪をひいてしまうわ、納田部」 納田部は目を開けるとゆっくり上半身を起こした。 「夢を、見ていた。長い、長い、夢を・・・」 女の方は見ずに、顔をまっすぐ前に向けたまま納田部は言った。 女の目は実に不満そうな目をしていて、まるで不機嫌な子供のような顔をしていた。 「どんな夢?」 女は納田部に問うた。納田部は女の方に向きかえるとこう言った。 「世界を、世界の全てを見た夢」 小さな国同士で内乱が起きていて、それで死に逝く人を全て見た。 大きな国がいろいろな国を侵略するのを見た。小さな村で赤ん坊が生まれるのを見た。 男の人が好意を抱いてる女の人にフラれていまうのを見た。 心をもった物を見た。心を持たぬものも見た。家族を失ったものも見た。 暖かい家族が居るものも見た。泣いてる人を見た。笑ってる人を見た。 ”でも、一つだけ見れなかった。夢の中で、一つだけ見ることができなかった” 女は納田部の顔をじっとみて、なにも言わなかった。 「夢の中には、俺がいなかった」 女はクスッと笑うと納田部の傍を離れていった。女は急に立ち止まった。そして振り返らずに問うた。 「それじゃあ、あなたは一体何者?」 俺は――。 俺は、きっと――。
世界は生きている。気付いてる人と気付かない人の差は激しいけれど、確かに世界は生きている。 生きているものは夢を見る。きっとこれが世界の見た夢なら、納田部は――。 ”世界、そのものだったのかもしれない” 〜終わり〜 実話を元にした話を一度書いてみたいものですが、ぜんぜんいい話に恵まれないのでムリですねOTL 妄想と想像の世界を彷徨っときます。 had a memory of world の最後のはなしです。 これがフラ化する予感も実力もありませんが。ライター活動をやめます。 訳はいろいろありますが決して、悪い訳ではないのです。俗に言う進む道が決まったというやつです。 俺の話をフラに役立ててくださった方々ありがとうございました。この場をお借りしてお礼をいいます。 まとめのほうはしっかりとさせて頂きますので、まとめのほうは今後ともよろしく御願いします。
ライター活動を引退しても、かならず見に来てくださいね。 そしてこのスレを盛り上げてくれればうれしいです。
通りすがりさん今までありがとう
696 :
Now_loading...774KB :2006/02/18(土) 00:54:00 ID:CxblSi6P
初めての書き込みで最後の書き込みです。 以下のようなホラー系のFLASHゲームを作ってくれると幸いです。 内容はシンプルなパズルゲーム。 画面の右端にピースが1つ表示されているので、画面中央の額縁に嵌めていく。 嵌めると次のピースが現れて、それを嵌めると更に次のピースが。 こうして順番にピースを嵌めていくと少しずつ穏やかな田舎の風景画出来上がっていく。 その風景の中心には父親におんぶされた安らかな顔の子供の姿が。 そして、最後のピースが現れる。肌色に黒い穴が描かれたラストピース。 銃で撃たれた額の穴のピース。このピースは子供の額に嵌り、パズルは完成。 幸せは風景は最後の1ピースで崩れ去る。 使用する画像は父親におぶられた子供でなくても構いません。 最後の1ピースで全てを壊してくれるのであれば。 暇な人つくってください。
何このゲームのふりしたホラームービー。 面白そう。
>>696 いいアイデアですね。
絵が書けないのでどなたか絵を提供してくれる方がいれば合作という形で自分作ってもいいです(・∀・)
>>696 幸せそうな家族になにかあったのか思わせる、いいですねぇw
701 :
Now_loading...774KB :2006/02/19(日) 20:52:17 ID:WnBhIsuG
自分も紹介で、
>>696 の絵描いてみたいんですが描いてみても大丈夫ですかね?
>>701 やりたいならやっていいと思うよ
ちょっちおもろうなってきた(^O^)
703 :
698 :2006/02/19(日) 21:37:09 ID:ugkTe7h3
>>700 画像見ました。すごくいい感じですね。ただ色付けたりって言うことは自分にはちょっと…
色付けてくれる人を待ちましょうw
>>701 是非見たいです。お願いします(・∀・)
>>700 消えていて見れないです〜
もしよければ、再アップして欲しいです
>>706 いえいえww素晴らしいです!
色付けうまいですねw背景も俺のよりもいいですよ〜。
>>701 さんの絵も期待してます!
できれば両方の絵で作ってほしいよね〜
709 :
701 :2006/02/23(木) 01:09:58 ID:QVsls4dy
>>701 ですが、すみません。やはり描けないですorz余計な期待をさせて真に申し訳ありません・・・
710 :
骨付カルビ :2006/02/24(金) 16:24:55 ID:Zjnm902f
こんちは。お初です!皆様のやりとりをみるとシナリオかきたくなってきますた。か、かいちゃいます!下手だと思いますが書き終わるまで待ってください。なかなかかける時間がないので時間かかるかもしれませんが・・・・・(−0−”)
711 :
骨付カルビ :2006/02/24(金) 16:54:25 ID:Zjnm902f
題名・記憶のチェーン 時計台の上に黒いコートを着た男(モララー)が立っていた。そこに一羽のカラスがやってきた。 モララー「・・・・・国王からの知らせか・・・・・・。あと1週間ほどで戻る。そう伝えておいてくれ。」 男はカラスを放し、飛び立った。男には6枚の羽があった。そして上空を飛んでいき、やがて暗い洞穴へ着いた。男は中へ入っていった。 工事現場に1人の男が働いていた。 ナレーター「彼の名はギコ、ギコは後にこの国を救う者になる。ギコは自分でもまだ分からぬ才能を持っている・・・・まだ目覚めていないだけ・・・・」 ギコが仕事を終わったとき、ギコに仕事仲間の男(いよう)が声をかけた。 いよう「いようギコ今夜合コンいかないかいよう?」 ギコ「わりぃ。今日は用事があるからな。また今度にしてくれ」 いよう「今日もかいよう。まぁいいよう」 そういってギコといようは別れた。ギコは胸をはずませながら薔薇の庭園へと急いだ。そこには1人の女がいた。 ナレーター「この女はギコの国の姫しぃ。時々城を抜け出してはギコに会いにくる」 しぃ「ギコはやく〜」 手を振りながら笑顔で走り出した。その時黒い影がしぃの後ろの建物の裏で声を出した。 モララー「こいつがおれの父を殺した国の姫か・・・。ふっ。まぁいいだろう。あいつはもうすぐ俺の手によって殺されるのだから。犯人が誰とも分からずに」 その声はとても冷たく不気味に笑っているようだった。眼は帽子に隠れて見えなかった。そして男はまた飛び立って例の洞窟へ向かった。 モララー「おい。お前ら。ターゲットの顔が分かったぞ。命令どおりやってくれ」 その声は洞窟の中の怪しい影に話しているようだ。 ?(ツー)「任しときな。あたいはその手の仕事は天才並みだからな」 モララー「・・・・じゃあしっかり頼むぞ・・・・・・」 そして男は暗い夜の町へと飛び立ったのだ。 (続く) 今日はここまでです。時間が無いので・・・。また金曜日に書きますのでお願いします。
>>711 話が深そうですねw続き、楽しみにしてます!
713 :
Now_loading...774KB :2006/02/27(月) 01:01:11 ID:jGtD/e2b
【社会】65%が「PSE法を知らない」、81%が経産省の告知不足を指摘 アイシェア調査 電気用品安全法[02/26]
49 :名無しさん@6周年 :2006/02/27(月) 00:51:19 ID:s8gF4MrK0
誰か、この悪法を広く知らせるための
Flashとか作れる奴はいないのか?
うまくいけば
坂本龍一とかが
曲をつけてくれるかも
知れないんだぞ?(←妄想)
PSE(電気用品安全法)テンプレ集
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1140229245
714 :
Now_loading...774KB :2006/02/27(月) 22:18:12 ID:nn+I2M4l
>714を元にFLASHを作ってください。 お願いします。
715 :
訂正 :2006/02/27(月) 22:18:46 ID:nn+I2M4l
>716を元にFLASHを作ってください。 お願いします。
716 :
Now_loading...774KB :2006/02/27(月) 22:19:58 ID:nn+I2M4l
「ガレのランプに烙印」 日本では4月1日になるとガレのランプにPSEと書かれたシールを貼る、もしくはPSEと彫り付けなければ流通できなくなります。 2001年4月に発効されたこの法律は、経済産業省によって家電製品などの事故を防止するために製造者に安全確保を義務付けるために生まれました。 製造業者と輸入業者が事前に検査してPSEマークをつけなければならず、マークのないものは販売できないことになっています。 違反者は法人で最大一億円の罰金、もしくは懲役刑になります。 実はこの法律は今年に入ってから中古製品が適用内に入る事がわかって中古製品を販売する業者があわてており、しかも中古品適用がつい最近決定した疑いがあるのです。 思わぬ反発にあわてた産業省は「中古でも製造者の届出をして検査をすれば販売できる」というとってつけたような案を考え出しました。 その方法とは美術品という側面もあるガレのランプを含むすべての電源コードに1000Vもの電圧を掛け、 その耐圧試験をクリアするとPSEの刻印を刻まなければいけないと言うものです。その上オリジナルの電源コードを含むすべての電気を通す部分を交換しないと検査すら出来ない可能性があります。 この法律はガレのランプを始め電源コードがついたすべてのアンティークに対する冒涜であり、ともすればモナリザにマジックインキで落書きするようなものです。 ようやく「もったいない」という日本発の精神が注目され始めたリサイクル・リユース時代を逆行させる悪法であると思われます。 期成会氏まであと1ヶ月ほどなので早めに報道していただくよう協力をお願いします。 現在送信済:CNN(日本HP)、bbc(日本HP)、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東、 TBSラジオ伊集院光日曜日の秘密基地、噂の東京マガジン、東京都自民党BBS 貼り付け確認:川内議員のブログ
717 :
Now_loading...774KB :2006/02/27(月) 22:23:51 ID:nn+I2M4l
>>716 これは...すれ違いかもわからんね...
みなさんお久しぶりです...
頼む、たまにはFlash声優スレも思い出してやってくれw
別に忘れ去ったわけじゃないよ しかし声がなきゃ成り立たないネタというのもないからねえ
>>718 .719
お久しぶりですww
>>720 いつ見ても3Dすごいっす!
>>721 フラ職人さんが声優有か無か決めるのでどうしようもないです(-Д-;)
フラに声をいれたい、という職人さんを待ちましょう。
>>720 CM乙ですっ。
自分もCM作らなくては…!
おんなの子のふわっとした動作が好きです。
725 :
Now_loading...774KB :2006/03/02(木) 23:09:34 ID:7Ojqe/zQ
【初めてのお使い】 「じゃぁおねがいね!」 「わかったよママ!」 4歳の少年が今日始めてお使いにいきました。 母はまだ時期尚早だと思っていましたが、少年の好奇心に負けてしまったのです。 その日はよく晴れた日曜日。 少年が目指すのは家からわずか徒歩3分くらいのところにあるスーパー。 車もほとんど通ることなく、スーパーまでは自転車のかごに犬を乗せた おばちゃんに会っただけでした。 少年がスーパーに着いた。 少年は何か落ち着かない様子だった。 出発したときから誰かに見られている気がしていたのです。 少年は怖がった。しかし、お母さんに頼まれた買い物を済ませるまで 帰るわけにはいきません。 店に入ったとたん視線を感じなくなった。 しかし少年は常に後ろを気にした。 頼まれたものをかごに入れ、レジでお金を払って店の外に出た。 外に出てしばらく歩くとまた視線を感じる。 ついに少年は電柱の後ろに人らしき姿を発見した。 少年は恐怖心に耐えられなくなって走り出した。 家の前につき、少年は安心しきっていた。 そのときであった。 少年は肩をたたかれた。 少年の初めてのお使いは、最初で最後のものとなった。 他からのコピペだが、ちょっと奥がありそうな感じだから…。
726 :
骨付カルビ :2006/03/03(金) 16:09:16 ID:YyMQJLyW
こんちわ。一週間位いませんでしたが・・・・。記憶のチェーン続きいきます! 記憶のチェーン 場所が変わって宮殿。男(モララー)が玉座へ続くレッドカーペッドを歩いていった。ひざまづいた。 モララー「国王陛下ただいま帰りました」 王(フサギコ)「そうか。なら今夜晩餐会があるからそれまで下がっててよろしい。モララー」 モララー「はい。陛下分かりました。」 立って玉座の部屋を出た。廊下で貴族の女に会った。 女(レモナ)「あっモララー様。どこ行ってたんですか?。これモララー様の大好きなクッキーです。食べてください」 モララー「どけ。そんな物いらぬ。」 レモナ「え・・・モララー様・・・・」 モララー「どけと言ってるのが聞こえないのか!」 モララーは女を睨んだ。その目はとてもつめたかった。女はよけ、モララーは自分の部屋へ行った。 場所が変わってしぃの宮殿。家来が玉座に続く道を走ってきた。 家来「こ、国王陛下!大変です!しぃ様宛にこんな物が!」 国王「何々・・・・・」 手紙「しぃ様へ 明日の10時に貴方の心を盗みに参ります。 黒服の男」 国王「はっはっはっはこんなもんただのいたずらに決まってる。」 家来「で・・・ですが・・・万が一という事もありますので・・・」 国王「何をいってる。万が一の事があっても我が軍隊はどこよりも強い。心配するでない」 家来「は・・・はぁ」 家来は玉座の部屋から出て行った。場所が変わってしぃの部屋。ベッドに腰掛けてミサンガを編んでいる。 しぃ「今日の夜ギコにこれを渡そう。ここの伝説によればミサンガは切れたらつがいをもってる人に危険が近づいてるっていうらしいわ。危険になったらギコ助けに来てくれるかなぁ・・・・」 その時またもや黒い影がしぃ部屋の近くの木に止まっていた。 (続く) 今日はここまでです。場所とかめまぐるしく変わりましたが・・・。また時間つくってかきます。
727 :
Now_loading...774KB :2006/03/03(金) 16:32:12 ID:nG3TvO4K
-──- 、 _________ /_____ \ > | |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ > _______ | | / | ヽ |─| l  ̄ |/⌒ヽ ⌒ヽ\| | / ー ヘ ー ′ ´^V _ | ^| ^ V⌒i l \ / _丿 \ ̄ー ○ ー ′ _丿 . \ ` ー ´ / \ / >ー── く / ____ く / |/\/ \  ̄/ |/\/ \ 同じスレではこのままだけど l l | l l l | l 違うスレにコピペするとスネ夫がドラえもん ヽ、| | ノ ヽ、| | ノ に変わる不思議なコピペ
通りすがりAさんありがとうございます! 恵味さんもありがとう!! そろそろ作品を出さないと...がんばります!
背景意は本気でうまいんだけど浮いてるなぁ ひとが
背景はマジに素材ですごめんなさいorz 背景から書き直します…。
>>729 俺のは上半身だけ且つ画像が小さいですからこちらのがほうがいいですね!
パズルっぽくてww
フラの件といえば、絵を提供してくれれば共同で作ると言ってた人はいずこへ?
いま作業中なんでしょうか?
733 :
カレナ :2006/03/08(水) 23:55:03 ID:hN0YDAWq
こんにちは!お初です! 実は今、AAマンガを描いてるんですが、そのマンガのオープニングは フラッシュを作りたいんです。 でも私はフラッシュが作れるだけの時間と設備がないんで・・・ だれか作ってくれませんか? オープニングは、こんな感じです。 どこか寂れた感じの村。その村の広場に、二つの集団が向き合っていた。 片方は、銃や刃物を手にした黒ずくめの集団。 もう片方は、剣や魔法の杖を持った戦士たち。 黒ずくめの一人が呟く。 「とうとうこの時が来たか・・・」 戦士たちは、うつむいている。 「ひとつ確認しておくが・・・お前たちの目的はなんだ?」黒ずくめが訊く。 戦士の一人が答える。 「お前らを倒して、この国に再び平和を取り戻す事だ!」 黒ずくめが言う。 「・・・それじゃあ始めようか・・・この国の運命を賭けた決闘を!」 二つの集団が向き合う。背景の時計塔の鐘が鳴り響く。 剣を持った戦士と銃を持った黒ずくめが空中に飛び上がる。そこで映像は終わる。 「剣を持った戦士」はギコ似、「銃を持った黒ずくめ」はフサギコ似で。
734 :
カレナ :2006/03/09(木) 00:20:41 ID:DfPzkhwG
えーと、733に書いた戦士たちと黒ずくめの集団ですが、 「戦士たち」はギコ、しぃ、モナー、モララーの親みたいな感じ、 「黒ずくめの集団」はフサギコ、つー、のーちゃんの親ともう一人 なんか怖い感じの女戦士って設定にしてます。
735 :
Now_loading...774KB :2006/03/09(木) 23:06:12 ID:+Qe5+Hlg
736 :
Now_loading...774KB :2006/03/10(金) 15:58:27 ID:y3NHnbyI
お母ちゃんJ( 'ー`)し 1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/10(金) 15:46:29.13 ID:U1e9v9a50 うちのおかあちゃんJ( 'ー`)し ○身長150cmの小さいおかあちゃん ○2月で59歳になったおかあちゃん ○「歯磨いたの?」「風呂入ったの?」と うるさいおかあちゃん ○姪っ子が遊びに来ると、子供のように一緒にはしゃぐ おかあちゃん ○「はやく結婚しろ」とうるさいおかあちゃん 今日で、20年間勤めたパートを辞めるそうだ・・・ 家では、恥ずかしくて(何故か親としゃべれない)直接は 言えませんが、「おつかれさまでした」 俺が手が掛かる小学2年までは、昼間は家にいて帰りを待っててくれて、夜中の1時から朝6時まで弁当屋で働いて家計を助けていた。 小学三年から、今の仕事場で朝9時から夕方15時まで毎日20年間働いて家計を助けていた。 「ありがとう」 中学2年の時に、俺が思春期で悪い事ばかりやって学校に呼ばれたりしてたから、「顔面麻痺」になっちゃった。顔半分が動かなくなっちゃった。もう治ったけど 「ごめんなさい」 この前の誕生日に花を贈った。メッセージには 「長生きしてください」 いろいろ、メッセージを考えたけど一行にすると この言葉が強く思った言葉です。 ねーちゃんとか俺からの手紙を昔から取っておいてくれているのも 知っています。引き出しの中に大切に。小学生の時に母の日に書いた手紙とか・・ そこに「長生きしてください」のメッセージが 加えられていた。 これからは、自分の人生を楽しんでください。 おとーちゃんと一緒にいろんな所に旅行してください。 メント向かって絶対に言えません。恥ずかしいから。 変な息子です。 「いままでお疲れ様でした。」
737 :
骨付カルビ :2006/03/10(金) 16:20:04 ID:W5GaUwNy
<<726の続きです。 記憶のチェーン ギコが時計台の見晴台でしぃを待っていた。しぃが来た。 しぃ「ごめーん遅くなった?」 ギコ「遅いぞ!」 しぃ「これ作ってたから・・・」 そう言ってミサンガを取り出す。 ギコ「それは・・・ミサンガ・・・?」 しぃ「うん。これペアなにかあってもすぐわかるように。」 ギコ「サンキュ。」 そうして時計台が12時の鐘の音を告げた。時間と場所が変わって、次の日の夜(12時)。モララーの部屋。 モララー「・・・・そろそろ。約束の時だ・・・。あいつら上手くやってるといいが。まぁいい上手くやってなくても俺が直接手をくだす」 男は首にかかっている金色のチェーンにかかっているピラミッド型の透明な物を月明かりに照らし、窓から飛び立って行った。夜空を移動してしぃの国の宮殿に着いた。中にはつーと兵隊が倒れていた。 モララー「・・・・。あいつ死んだな。偉そうなこと言ってたが、まぁいい。兵隊を全員殺したみたいだ。手間が省けた。」 男は階段を上り、しぃの部屋へ入った。しぃはその物音に目を覚ました。 しぃ「あなたは誰・・・・?」 おびえた声で聞いた。体も震えていた。男は何も言わずしぃに近づいていった。 しぃ「キャーーーーーーーーーー。」 ギコの仕事場。「ぷつん」ギコのミサンガが切れた。 ギコ「しぃに何かあったんじゃ・・・・・」 小声で呟いて、なぜか勝手に体が動き走っていた。 いよう「ギコ!どこに行くんだいよう!」 ギコ「悪い!。後は頼んだ!」 いよう「後は頼んだって・・・。おいちょっと待ていよう!・・・って聞こえてないか・・・」 ギコは走りに走ってやがて暗い地下洞窟に着いた。 ギコ「はぁはぁ。一体ここは・・・・?」 近くにしぃが倒れていた。ギコは走ってそばに行った。 ギコ「おい!しぃ!どうしたんだ!」 そこに男がやってきた。 (続く)
739 :
海 :2006/03/11(土) 22:08:15 ID:6MWhFns4
こんにちわ! 友に言われてここに来ました。何しろあまりカキコしてないので、変な事やって しまっても、許してください。 えー、いろいろすごいですね。俺も作ってみたいけど、いいのが出ません・・・ アイディア出たら作ります。よろしく。
>>733 マンガのほうも見たいですね!俺はフラ職人じゃありませんがww
>>738 うまい、うますぎるwww 和を感じますよ〜。
>>739 期待してます!
あと報告です。借りていたサーバーが突然謎の失踪をしましたorz
ライブドアのところだったのですが・・・、○リエモンタイーホと関係があるんでしょうか・・・?
復旧しない時は、またまとめのサーバーが変わりそうです。
それと操觚さんがPCできなくなるそうで・・・。
742 :
海 :2006/03/16(木) 20:30:40 ID:acPtifIu
お〜い骨付カルビ「記憶のチェーン」の続き見たいんですけど。 何が「『記憶のチェーン』完結までいったら続編やる。」だっけ?うん、まぁ。 そういえば俺も思いつきました。タイトルは考えてませんが(笑)ではドゾー 俺はこの世界を苦痛に感じていたのかもしれない。 だから気ずかなかったのかもしれない。 この悪魔にーー すいません。時間になったのでそろそろ・・・ごめんなさい。 また来ます。
744 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:24:04 ID:oX/IUwmQ
はじめまして。どうぞよろしく よかったら読んでみてください 薄暗いラボ、モニターの光だけが周囲を照らしている。 わずかな光の中にうっすらと見える人影。 白衣に身を包んだ老人だ。 「まってろ。あとすこし、あと少しで完成だ。」 老人はそうつぶやきながら、ラボの中央に目を向ける。 そこには1人の少女が立っていた。 沢山のコードにつながれ、体には沢山のヒビが入っている。 そのヒビの奥には緻密なメカが見える。 少女はアンドロイドだった。 老人は若い頃は天才とまで言われたロボットのエンジニアだった。 そしてその天才は21歳の頃、ある研究に取り掛かった。 人型ロボットの研究だ。 天才ゆえに研究はどんどん進む。 途中経過の段階でマスコミに発表された人型ロボットを見て世界は驚愕した。 「なんだあれは。ダッチワイフか?」 彼が作った人型ロボットは、とても美しい少女の姿をしていた。 そう彼は天才エンジニアでありながらオタだったのだ。
745 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:24:53 ID:oX/IUwmQ
彼は人型ロボットを作りながら、無意識のうちに理想の母、 理想の妻、理想の姉、妹、そして娘、そして理想のアニメのヒロインの姿を そのロボットに反映させていた。 「アイツはロボット工学を堕落させる気だ」 「この変体め」 世間の反応は厳しかった。 もうだれも彼の天才性を理解できるものなどいなかったのだ。 彼は落胆し、地下のラボに篭ることになった。 たった一人でも研究を続けられる。 この少女を完成させられる。 彼にはそれが可能だった。 「俺を侮辱したヤツラを見返してやる」 そんな強い執念は、いつしか少女の姿をしたロボットへの愛へと変換されていった。 そしてついにそのロボットは完成した。 彼はいろんな意味で興奮しながら起動スイッチを押した。
746 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:25:42 ID:oX/IUwmQ
低い起動音。 やがて少女は目を開けた。 「成功だ!!」 すばらしい出来だった。 歩く姿、歌う姿、そしてベットに誘う姿、全てが人間と変わらない。 彼は無我夢中でテストした。 何回も何回も。 擦り切れて血が出るまで動作チェックをした。 息子として、夫として、兄や弟、父として、そしてオタとして めいっぱいの愛情を注いだ。 天才の作ったものだ。バグなどない。 彼のした事、彼の求めたことに、 少女は完璧に彼の組み込んだプログラムどおりに答えた。 「私のことが好きか?」 「スキデス」 「本当に?」 「ホントウデス」 「私をご主人様と呼べ」 「ゴシュジンサマ」
747 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:26:22 ID:oX/IUwmQ
どんなに愛情を注いでも、どんな形の愛情を注いでも 彼女は想定どおりのリアクションしかしない。 好きだからこそ、愛していたからこそ、それが憎かった。 やがて彼は自らの手で少女を破壊てしまった。 しばらく何もする気がおきなかった。 自分は天才なんかじゃなかった。 最高の女性を作り上げたつもりだった。 出来上がったものは結局ダッチワイフだった。 そして、大切なものを自らの手で壊してしまった。 何年もそんな状態が続いた。 働きもせず、外にも出なかった。 大好きなアニメを見てもつまらない。 ネットをしてもつまらない。 NEET以下だ。VIPPER以下だ。 何をしていてもあの少女のことを考えてしまう。 彼にはあの少女がいないとだめだったのだ。 それに気がついた彼は、ラボに戻っていく。
748 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:27:09 ID:oX/IUwmQ
「今度こそ、君を完成させてみせる」 破壊したが捨てられなかった少女の体をもう一度つなぎなおした。 一部の亀裂は修復不可能。 でもそんな外見のことは、もう関係ない。 それよりも大事な事があるからだ。 それは、この少女に感情を持たせること。 さすがの天才もそれを実装するのに80年かかってしまった。 世間はもうすでに彼のことなど忘れてしまっていた。 かろうじてwikiにのみ、変態ロボットエンジニアとだけ記録が残っている。 もうすっかりシワだらけになった指で起動スイッチを押す。 低い起動音。 長年彼が少女にしてきた事、語りかけた事、見つめてきた表情、いだいていた思い。 その全てが少女の中のHDDに保存されている。 高速でまわるHDDからそれを読み取り、感情プログラムで解析。 ただの記録だったものが、少女の記憶へと次々に変換されていく。 そして感情プログラムは少女にひとつの感情を与えた。 少女はゆっくり目を開き、老人に向かって微笑みかけた。
749 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:27:56 ID:oX/IUwmQ
老人はその今まで見たこともない笑顔を見て全てを悟った。 「成功だ!!」 ここまで長かった。 やっと少女に愛してもらえる。 そうおもった瞬間、老人はその場に倒れてしまった。 この80年間、ろくに睡眠もとらずに研究を続けてきていた。 体力的にはとっくに限界だった。 ただ少女に愛されたい。 その願いだけでいままでやってこれていたのだ。 その緊張がぷつんと切れた瞬間、老人は息絶えた。 少女は驚愕した。HDDがさらに高速にまわる。 CPU使用率がぐんと上がる。 ヒビから火花が散る。 やっと会えたのに! 話したいことが沢山あるのに! 少女は老人に駆け寄った。 そして背中のメインの電源コードが抜けてしまった。 一気にテンションの落ちる少女。 老人の体の上に倒れこむ。 急激な電圧の変化でラボのブレーカーも落ちた。 だれも彼のことを覚えていない。 もうこのラボに人が訪れることはなかった。
750 :
Now_loading...774KB :2006/03/16(木) 23:28:49 ID:oX/IUwmQ
世界で始めての感情を持つことが出来たアンドロイド。 そのアンドロイドの持った感情は、 大好きな人にやっと会えた幸福と 大好きな人を失った絶望の2つだけでしたとさ。 以上です。 読んでくれてありがとう。
>>744 せつないけど素敵なシナリオですね。
最後の少女の表情とか映像で見てみたいです。
なかなか奥が深い作品ですね... すばらしい!!
753 :
744 :2006/03/17(金) 01:30:25 ID:8z0llyYo
読んでいただき、感想までいただいてありがとうございます。 私自身も映像で見てみたいです。 職人様どうぞよろしく。気長に待ちます。
>>744-750 未来チックな、はたまた現代チックな情景と追い求める老人の風情がよくわかりますね。
まぁそんな硬い事抜きにして、素晴らしいですねww 読んでいて引きこまれました。
フラ化期待します。
755 :
骨付カルビ :2006/03/17(金) 13:48:01 ID:9e1bLCct
>>737 の続きです。
記憶のチェーン
モララー「無駄だそいつに話しかけても」
ギコ「お前は誰だ!」
男はギコに近寄りながら言った。
モララー「誰でもいいではないか。言っておくがそいつはただの抜け殻だ」
ギコ「ということは…お前がしぃを…」
ギコは立ち上がり涙を流しながら拳をにぎり叫んだ。
ギコ「絶対お前を許さない。お前を…お前を…」
ギコは息を深く吸うと叫んだ。
ギコ「殺してやるっっっ!」
だが男は冷静に言った。
モララー「待て、まだあいつは死んではいない。あいつの命はここにある。」
男はそういうと首にかかっている金色のチェーンにつながれたピラミッド型の物をギコに見せた。その中は金色に光っていたが、消えそうであった。
ギコ「どういうい事だっっ!」
モララー「まだ分からないのか、しょうがないやつだ。だからあいつの命をここに封じてあるのだ。この光があいつの命だ。この光が消えればあいつは完璧に死ぬ。」
ギコは男に飛び掛った。
ギコ「しぃの命を返せ!!!!」
男は飛び掛ってきたギコを跳ね飛ばした。
ギコ「っくぅ……。」
モララー「バカめ。俺を止められるとでも思っているのか。まもなくそいつは死ぬ。せいぜいゆっくり恋人の死を見れ!」
そういうとピラミッド型の物の中の光は跡形もなく消えていった。同時にしぃの体も消え、服だけが残った。
ギコ「し…しぃ…。」
ギコはそういうと叫んだ。
ギコ「ぜ、絶対お前を殺してやる――――――。」
そう言うと不思議なことにしぃの服のあたりに光が集まってきて、透き通ったしぃの形が出来た。
ギコ「し…しぃ…お前…。」
ギコの目には涙が落ちた。
しぃ「ギコ…。そんなに悲しまないで。いつでも私は見えなくても傍にいるから」
<続く>
756 :
骨付カルビ :2006/03/17(金) 14:00:13 ID:9e1bLCct
>>755 の続きです。
記憶のチェーン
しぃはそう言うとサーっと消え、銀色の剣が落ちてきた。ギコはそれを拾いあげた。
モララー「それでおれを殺すきか?」
そういうと男は大声で笑った。
モララー「それで俺を殺せるわけねーだろ。」
そういう男をよそにギコは静かに言った。
ギコ「お前に分かるはずが無い。」
モララー「なっ何?」
ギコ「俺のこの気持ちを。お前には心が無いから絶対に…」
そういうと男の目の色が変わった。
モララー「俺の過去も知らずに何を言い出す。」
ギコ「お前は大切な物を失ったことがないだろ。」
モララー「だ、黙れ!」
ギコ「いいや黙らない。お前に俺は復讐する!!!」
ギコは強い声で言った。男はしばらく何かにとり付かれたようになっていた。
モララー「だ、黙れ黙れ黙れーーーーーー!」
そう言うと男の首に掛かっていたチェーンが切れ同時に男とギコは吹き飛んだ。そして気を失った。
<続く>
757 :
海 :2006/03/17(金) 19:51:36 ID:QL+mlA68
さて、時間が限られているんですが。では
>>742 の続きです。
ギコ「あ〜あ。また赤点だったらやべぇな・・・。」
俺はため息をついた。
ギコ「ふぅ〜。ま、しぃに教えてもらうか。」
雲ひとつない空。辺りはカップルばかり。ここを一人で歩くのか・・・
しぃは俺の彼女だ。テスト前には教えてくれる。
「コ・・・ギコ!!」
モナー「ギコ、一緒に行こうモナー。」
ギコ「お、・・おう!」
俺の友達のモナーは単純バカ。言ったことをすぐに飲み込む。
モナー「そういえば、モララーがいなくなったのって・・・もうすぐ2ヶ月経つモナね。」
・・・空気よめよ・・・
クラスメイトのモララーがいなくなった。なぞだ・・・
「キーンコーンカーンコーン・・・」
ギコ「げっ・・・」
モナー「先行くモナ。」
モララーがいなくなってからはみんな恐怖で・・・
俺の学校の屋上に血がついているからだ。検査でモララーのものとわかったのだ。
気味が悪い。
<続く>
じゃこのへんで・・・。
758 :
Now_loading...774KB :2006/03/17(金) 20:34:29 ID:EGyGbaBM
かわいそうなモララー人形 とあるアパートに住む一人暮らしの女性のところにモララーの人形がありました。この人形は彼女の手作りで、あまりにも心を籠めて作ったので人形に魂が宿ってしまいました。 そんなモララーには、ある不満がありました。それは・・・ 仕事から帰ってくるたびに彼女が自分で憂さ晴らしをすること。 彼女はいつも鬼のような顔で帰宅して彼をつかみ、憂さ晴らしをするのです。暴打なんか当たり前。酷いときにはとても口では言えないようなことをしたりするのです。彼女の部屋からは毎晩、人形にしか聞こえない彼の悲鳴が聞こえてきます。 ある休日のこと、彼女は昼食にラーメンを作っていました。その様子を見ていたモララーはいつもの彼女の仕打ちもあってか、ふと (熱湯が手にかかって火傷してしまえばいいのに) と思ってしまいました。 すると、彼女は本当に火傷をしてしまいました。手を水でよく冷やした後、彼女はいつもの鬼のような顔をして彼をつかみこう言いました。 「あんた私がいつも虐めているからって仕返ししたんでしょ?」 と言って彼を台所へ連れて行きました。そして、別の鍋に水を入れコンロにかけました。そして、彼を鍋の中に入れてしまいました。 「火傷するのがどんなに痛いのか解ってんの?そこで反省してなさい♯」 グツグツ煮られながらモララーは、 (僕は何もしていないのに!たまたま偶然なのに!) と、泣きながら彼女に訴えかけました。しかし、人形の声が人間に聞こえるわけありません。けっきょく彼は30分ぐらい煮られてしまいました。 最近のモララーの願いは「自分のかわりに虐められる人形ができること」。しかし、彼の願いは叶いそうにありません。なぜなら、彼女はモララー以外作れないからです。 <完>
モナーやギコが主人公のRPG風のシナリオはよっぽどじゃないとNightmareCity臭くなっちまうとおもうぞ。
そんなもん誰も作りたくないんじゃね?
正直おなかいっぱいだわ。
>>744 と
>>758 は素直に面白いと思うけどな。
あと
>>27 読んだか?
時間があるとき書き込みに来るんじゃなくて、時間があるときにメモ帳でもいいから最後まで書け。まずは完成させろ。
そして一晩寝かせて改めて自分で読んでみろ。
書き込むのはそれからにしろよ。
アイデア保管庫なんだから、作る作らないは職人の自由で ライターはただ投下する事のみ考えてればいいの。 モナギコもNightmareも同じ事。個人の趣向だから計れないでしょ。
脚本の推敲ももちろんだけど、私としては設定の方も出来る限りやって欲しいなーと思います。 特にファンタジーものは設定がちゃんとしていないとすべてガタついてしまいますし…。 主人公の容貌も演出も舞台も背景も完璧に出来てるの状態なら作る側はかなり楽な気がするんですけどね。 面倒くさがり屋な私はそう思いました。 愚問だと思ったら聞き流して構いませんです。
>>761 確かに...
>>762 私も本当に他人に作ってほしいと思ったら詳細まで書かないと
ダメだと思っていますyo...
登場人物のプロフィールまで書いて!!とは言いませんが...
ってまだ1作品も作っていない私が言うのもなんだかな...
764 :
R :2006/03/23(木) 15:56:19 ID:j83vjTxa
鬼神物語 第零話 あるところにしぃ族の母とつー族の父を持つ少女がいた。名をナロクという。 彼女は普段はしぃの姿をしているが、心の高ぶりによってつーの姿になることがある。しぃ族の「慈愛」、つー族の「狂気」。二つの血に含まれる相反する感情が彼女を苦しめた。 彼女はその二つの感情をコントロールできなかった。混血児であるがゆえに、抑制する力が不十分であったことが原因であった。 彼女はしぃからつー、つーからしぃに変わるときが恐かった。しぃからつーにかわるときの狂気に飲み込まれていく感覚、つーからしぃに変わるときの罪悪感。変わるたびに心が壊れそうになった。 彼女が12歳になったとき体にある変化があらわれた。それは心の高ぶりによってつーの姿にならなくなったこと。 しぃの血がつーの血を喰ったのだ。これによりつーの血に含まれる高い治癒力と免疫力、そして運動能力をしぃの血は手に入れた。 やっと苦しみから逃れられた。彼女はそう思い喜んだ。しかし、彼女は知らなかった。精神の方は体の逆になったということ。 つーの血がしぃの血を喰ったのだ。しぃの血に含まれるマターリな思想をつーの血は取り込んだ。つーの血はマターリな思想を取り込むことで、マターリへの耐性となる強力な狂気を作り出した。 こうして彼女は慈愛に満ちた体と狂気に満ちた精神を手に入れた。 狂気は慈愛へ、慈愛は狂気へ。彼女が完全に鬼神と成るのはそれから四年後の話だ・・・
765 :
R :2006/03/23(木) 20:49:16 ID:j83vjTxa
しまった!<第零話 完>って書くの忘れてたorz スマソみんな!
【WBCネタ】 マウンドに国旗をつき刺す韓国(二次予選最終試合) マウンドにそっと白い布をかけるボブら(準決勝の雨天中断時) 白い布の中央が血で赤く染まる(日本優勝時)
福知山線脱線事故のFLASH誰か作ってほしい 事件を風化させんように
768 :
もつら :2006/03/24(金) 02:48:16 ID:LWwVXt6A
以前ここでFLASHを作るといったもつらです。 作者の方、見てらっしゃいますか? 相談したいことがあるので、ご連絡ください。
769 :
R :2006/03/25(土) 22:30:22 ID:NW2MqnN9
鬼神物語 第壱話 彼女は電柱の上に座っていた。そこから、宝物庫を見ていた。これから、あるものを盗み出すつもりだ。 彼女の欲しい物。それは、宝物庫に厳重に保管されている妖刀「紅烏」通称「聖魔殺し」。 とある職人が究極の力を追い求めて作ったと言われる刀。100人の徳の高い僧の血と100匹の強大な怪(あやし)の体が使われているという。 あまりにも強力な力によりヒトであろうが怪であろうが刀を抜くことのできたものは誰ひとりいなかったという。 たとえ手に入れたとしても刀を抜くことができるとは限らない。しかし、自分は刀を抜くことができる。そんな気がした。 彼女は立ち上がった。そして、宝物庫の方に向かって跳んだ。 体に変化が訪れてから四年がたった。あれから身体能力は飛躍的に上がった。といっても見た目はしぃ独特の華奢な体をしていた。 それでも超人的な身体能力をもっていることはたしかだ。その証拠に彼女の座っていた電柱から宝物庫までの距離は100メートルはある。 彼女は宝物庫を守る高い塀をそのままを跳び越え敷地内に侵入した。そして、宝物庫の扉を体当たりで開けた。 彼女は奥へと進んでいった。部屋の一番奥に紅烏はあった。彼女はガラスケースを素手で壊し、刀を引きずり出した。 すると、スポットライトが彼女を照らした。振り向くとたくさんの警備員たちが銃を構えていた。
770 :
R :2006/03/25(土) 22:31:37 ID:NW2MqnN9
>>769 の続き
警備員A「そこまでだ。お嬢さん。」
警備員B「あの扉を開けるとはな・・・」
警備員C「知ってるかい?ここは俺たちが24時間ずっと監視しているのさ。」
絶体絶命であった。しかし、彼女は笑っていた。なぜなら、刀を抜くことができる絶対的な自信があったからだ。
今、彼女の左手は刀をつかんでいる。刀から力が流れ込んでくる。それが自分が刀に認められたことであると直感的に思った。
彼女は右手に刀を持ち替え、左手で刀を抜いた。刀は簡単に抜けた。刀の姿がスポットライトに照らし出された。
それは刃の無い刀であった。刀身は黒く、縁は血のような赤い色をしていた。
一見ただのナマクラのように見えるが、ただならぬ殺気が漂っている。刀が彼女に使い方を教えてくれた。
彼女は刀を一振りした。すると、真空波がたくさんの警備員たちをなぎ払った。
彼女の行く手を塞ぐ者は誰一人いなかった。居るのは床に倒れているたくさんの警備員たちだけ。
彼女は刀を鞘に納め、宝物庫をあとにした。
<第壱話 完>
771 :
玄の日記製作委員会 :2006/03/26(日) 23:19:49 ID:0FJ8VQJT BE:278261257-
>>767 それはすれ違いかも...と言いたいところですが
関係した人にシナリオを書いてもらうためのPRCMが完成しそうです
24時か25時に投下いたします。
772 :
767 :2006/03/26(日) 23:32:42 ID:RI4pJQpf
773 :
玄の日記製作委員会 :2006/03/27(月) 00:05:08 ID:sLPUeImN BE:222608674-
>>772 レス早いですね!
CG処理の関係上25時を過ぎるかもしれません...
投稿されたら
これはこれでひとつスレが必要かもしれませんね...
では...
また...
774 :
(´・ω・`) ◆SYOBONoLW2 :2006/03/27(月) 03:33:42 ID:V3ff9x8N
775 :
(´・ω・`) ◆SYOBONoLW2 :2006/03/27(月) 04:10:39 ID:V3ff9x8N
>>767 さん
始めの男性が話す部分はただのテストです...ごめんなさい...
私的に直接というのは...と思いまして車体は外国の電車にしてみました...
ご意見よろしくです...
テスト
777 :
(´・ω・`) ◆SYOBONoLW2 :2006/03/28(火) 02:58:32 ID:vew/7Yvo
778 :
767 :2006/03/28(火) 03:53:34 ID:xChmTOhw
>>777 いい感じの緊張感だと思いました
ただ私はシナリオ書くという能力が全然ないので
ここで誰かにシナリオ提供してもらうのを待つしかないと思います
申し訳ないです‥
誰かシナリオ提供してください、お願いします
779 :
(´・ω・`) ◆SYOBONoLW2 :2006/03/28(火) 04:05:48 ID:vew/7Yvo
>>767 さん
ありがとうがざいます...
フジテレビがドラマ化したようですね...
何処までFLASH化するのか?などイロイロありますね
シナリオ提供者が現れるのを待ちます...
780 :
カレナ :2006/03/28(火) 13:56:48 ID:PpiQwSYc
>>743 描いていただきありがとうございます!実はこのマンガ、もうひとつプロローグがあるんです。よかったら読んでください。
プロローグ2・現実世界
ドサ・・・(リュックを下ろす音)
ウララー(あーなんか目眩がする・・・朝からそうなんだよなぁ・・・今日は寝てよう・・・)
ウララーは歩いていき、部屋の隅にあるベッドに腰掛ける。
ウララー(なんか息も苦しくなってきたし・・・・ってゆうか目眩ひどくなってない!?それになんか意識が・・・・)
ウララーは床に崩れ落ちる。
しばらくして――――
ムクリ・・・・
ウララーは静かに起き上がる。立ち上がり、部屋の中を見回してから、机の横にあるTVに向かう。 画面に触れ、そしてそのまま、TVの中に入っていった。
???「これは・・・いい体を手に入れた・・・恨みの心が強い・・・都合のいい体だ・・・
実体のない私にとって、非常に都合がいい・・・・しばらく、この体を支配させて頂こう・・・
・・・・あの戦士たちを倒すまで・・・」
???「まさか・・・また復活したの・・・!?」
???「つくづくしつこい奴だな・・・」
???「また倒すしかないが・・・今回はそういう訳にもいくまい。」
???「あぁ・・・どうするか・・・」
???「方法なら・・・あるわ。」
???「ほぅ・・・どうするんだ?」
???「あいつは向こうの世界の子供に取り憑いて思考を操ってる・・・私達もそうすればいいのよ・・・」
???「そうすればいいって・・・取り憑くのか!?」
???「違うわ。子供達の意思はそのままに、私達の能力だけを乗り移らせるの・・・」
???「だがそれが出来たとしても、どうやってこっちの世界に移すんだ?」
???「時空のゆがみを利用して、こっちの世界と向こうの世界を繋げるの。上手くいけば、全員を移す事ができる・・・」
???「・・・・・それでいくか・・・」
???「あぁ・・・他に方法は無いみたいだしな・・・」
???「やれやれ・・・今日はいろんな事が起こるなぁ・・・」
781 :
カレナ :2006/03/28(火) 13:59:56 ID:PpiQwSYc
あと私、AAサロンに「マンガに登場させるAA大募集」ってスレ立ててます。 そっちに絵とかストーリーとかうpしてるので、よかったら見てください。
782 :
Now_loading...774KB :2006/03/28(火) 15:04:17 ID:d/GRV7Ua
???はAとかBとかに・・・ わかりやすくして
ちょっと名無しでこいスレからきましたー ここからいいのがあったら古いのでも勝手につかっていいのかしら?
785 :
骨付カルビ :2006/03/29(水) 10:45:58 ID:juLIdbUR
>>756 の続きです。ずいぶんご無沙汰です。
どれ位時間がたっただろうか。ギコは立ち上がり様子を見てみた。辺り一面白い所。どこまでも続いている様に見える。傍に男が倒れている。
カレナさんどうもありがとうございます。
スレで資料見つけられて良かったです。
可愛いキャラクターですね。
これで制作に移れます…。
>>780 読みました。
どこで倒れたのか少し気になりますが面白そうですね。
こんなワクワクするような話を考えられるのがすごいと思います。
787 :
骨付カルビ :2006/03/29(水) 10:53:56 ID:juLIdbUR
>>785 途中で間違ってカキコのボタン押しちゃいました。続きドゾー。
記憶のチェーン
ギコはここがどこだか分からなかった。途方にくれたギコは頭を抱えてうずくまった。そのとき1人の老人(モナー)が通りかかった。
モナー「ギコよ…。よくこの男の記憶を蘇らせてくれたの」
ギコ「な…何の事だ…。記憶とかこの男とか意味が分からねーぞゴルァ」
モナー「仕方が無いんだ。ギコこれはそなたにかせられた運命なのだから…」
ギコ「う…運命?」
モナー「そうだ運命だ」
そういうと老人はギコの頭に杖を置いて呪文を唱えた。そのとたんギコは全てを悟った。男のこともしぃのこともこの世界のことも…。
788 :
骨付カルビ :2006/03/29(水) 11:11:56 ID:juLIdbUR
老人はギコの頭から杖を外すと叫び、杖を振って金色に輝く道を作った。 モナー「ギコ!行くのだ!そこの道はそなたの元の世界と繋がっておる!さぁ早く!」 ギコ「そうだ…俺は行かなくちゃだめなんだ!。まだやらなきゃいけないことがたくさんあるんだ!」 そういうとギコは道へ向かって走り出した。そのギコを見守る老人はそっと呟いた。 モナー「ギコ…。実はそなたの役目はもう終わっているのだ…。もうすぐ向かえが来るであろう…」 そういうと老人は煙とともに消えた。 ギコは元の世界に戻ってきた。ギコは剣を握り締め叫んだ。 ギコ「これで全てが終わったんだ!!!」 モララー「全てが終わったわけでは無い!」 あの男のこえが響き渡った。そして男の影がギコの体の中に入っていった。ギコは倒れ、ギコの体から金色の光が出て、全て光が消えるとギコの体も無くなった。 (完)
789 :
骨付カルビ :2006/03/29(水) 11:14:40 ID:juLIdbUR
やっと記憶のチェーン完成させますた。いやー長かったです。続編企画しているんですが主人公はなんか迷っています。候補が二組いるので…。よかったら意見ください。 第一候補 流石兄弟 第二候補 さいたま となっています。宜しくおながいします。
>>784 それは読んだけど、勝手に作っていいのか聞いてる
>>790 シナリオ製作者の名前を入れれば問題ないと思います
完成したらここに投下!
792 :
海 :2006/03/29(水) 19:39:18 ID:590VOraK
ごめんなさい。春休みなのに部活ばっかでした・・・ タイトル決めましたよ。 「涙の海」 キーンコーンカー ギコ「へっぶしょい!!」 モナー「モナって、(ギコも)ちちちちち、遅刻。だモナ・・・よね?」 ギコ「見てのと〜り。遅刻だぞゴルァ!」 生徒「今日さ、ガッコ休みだって〜。」 ギコ モナー「!!!?」 生徒「なんかさ、昨日うちのガッコ(つまり学校)のつーって人いなくなったって。」 ギコ モナー「!!!?」 モナーと目が会った。同じことを考えていたと思う。 生徒「モララーっていう人と同じ風にしていなくなっt・・・」 ばたっ モナーが倒れた。
793 :
海 :2006/03/29(水) 20:40:50 ID:590VOraK
ギコ「・・・で、つーは?」 生徒「んー?なんか8(8頭身)が校長と話していたんだけど、それ聞いた。」 ギコ「ど、どんな?」 その生徒の話は つーが、朝起きたらいないという。探してみたら近くの公園で血が発見された。つーのものとみられる。 つまりモララーと同じことだ。 生徒「ガッコしばらく休みかな〜。あ、あと気になる点があるんだよ。」 ギコ「どんな?体が血が発見された場所にないとかか?」 生徒「ん、それもあるけど、いなくなった二人は『危険人物』て言われてた。」 そういえば・・・たしかにー (続)
794 :
カレナ :2006/03/29(水) 22:09:28 ID:x5QKfMhc
www.geocities.jp/carena4649/hulanntazi.txt さっき書いたプロローグとマンガの第一章を打ち直しました。 よかったら読んでください。
うはwwwwちょっとの間抜けてたらこんなに盛り上がってるとはww これは俺の仕事がまた忙しくなりますw それとまとめサイト復旧です。
796 :
海 :2006/03/30(木) 17:38:31 ID:V410UA2S
はい!骨付カルビさん、流石の方がいいです。さいたまだとクラスのさいたま男思いだすからだ。 涙の海 ギコ「あ、みんな戻ってきた。」 生徒「ね。それだけだし、あたい行くから。」 しぃ「ギコ君。誰?さっきの人。」 ギコ「し、しぃ。ああ、知らね。一緒に帰るかゴルァ。」 しぃ「?うん。」 先生「校内に残っている皆さんに連絡です。」 スピーカーからは先生の声がした。 先生「午前8時19分ごろ、1年4組のモナーさんの血が校門で発見されました。」 ギコ「!!?モナーはここにいたはずなのに・・・!!?」 『また一人いなくなったね。』 聞き覚えのある声がした。
797 :
もつら :2006/03/30(木) 22:49:12 ID:9L7XozAV
お久しぶりです。
スレチなのを覚悟で相談させてください。
以前はここのスレに出没していましたが、使用ソフトが変わったせいで
FLASHが作りにくくなり、あまり現れなくなってしまいました。
今、新しいアニメをMPEG4で作れないかと模索中です。
それで、似合うシナリオも探しているのですが…
もし、FLASHでなくてMPEG4でもシナリオを提供してやるぜ!
っていう方、いらっしゃいましたらお教え下さい。
ちなみに自分の作風
http://shinjuku.cool.ne.jp/animal20000/ ギコちゃんとかしいちゃんはうまくできないと思います。すみません。
PS,ネーブルオレンジさん、見ていたらご連絡下さい。
798 :
餃子太郎 ◆kXZDMIdjKo :2006/03/32(土) 13:55:04 ID:G//nVqdN
シナリオ投下します。 ***************************** ラーメン屋に行くといつも死んだ親父を思い出す。 親父が生まれたのは戦時中で日本の敗色が目に見えていた時だった。 親父4人兄弟の末っ子だ。 親父はは両親(つまり俺の爺さん婆さん)を早いうちに無くし、 15歳上の長男(つまり俺の叔父)が父親代わりで育てられた。 間に女の兄弟2人がいたが、順々に嫁に行った。 長男が結婚すると、親父はお嫁さんに余りよい顔をされなくなり、家に居づらくなった。 親父は中学を卒業すると、着の身着のまま東京行きの夜行に乗って上京した。 (つづく)
799 :
餃子太郎 ◆kXZDMIdjKo :2006/03/32(土) 13:55:17 ID:G//nVqdN
(つづき) 東京に着いた親父を待っていたのは、「金が無い」と言う現実だった。 上野の公園を何もすることが無くうろうろしていると、初老の男性が親父に声を掛けた。 「坊主、こんなところで何をしているんだ?」 親父はその初老の男性に東京に出てきた事情を話した。 「坊主、とりあえず兄さんが心配しているから連絡しなさい。腹が減っただろ、付いてきなさい。」 そういうとその男性は近くにあったラーメン屋に入り親父に言った。 「好きなものを頼みなさい。代金は心配しないで。」 親父はラーメンを頼んだ。するとその男性は 「おばさん、餃子もつけてあげてよ。若いんだからどんどん食べなさい。」 親父はだまってラーメンと餃子を食べた。空腹で食べ物に誘われて来たのだが、 腹が満たされてくると、だんだんとこの男性に対する不信感が芽生えてきた。 それを見越したかのように男性は言った。 「怪しまなくてもいいよ。俺はこの近くで建設業をしているんだよ。 今、人手不足でな。知っているだろ、今度、東京でオリンピックがあることを。 それでいま、東京の街中に自動車専用の道路を作っているんだ。凄い話だろ? でもな、若い人は建設業を馬鹿にして人が集まらないんだよ。どうだ、坊主。 恩を売るわけじゃないけど、俺のところに住み込みで来ないか?兄さんには俺から電話してやるから。」 行く場所が無かった親父はその男性に付いて行った。 (つづく)
800 :
餃子太郎 ◆kXZDMIdjKo :2006/03/32(土) 13:55:26 ID:G//nVqdN
(つづき) 親父はその社長の下で、一生懸命働いた。年を重ねて親父が22歳になったとき、 社長の紹介で取引先の娘を嫁にもらった。つまり俺の母だ。 程なく俺が生まれ、妹が生まれた。 親父は、俺と妹をいつも近所のラーメン屋に連れて行ってくれた。 親父は俺と妹が美味しそうにラーメンを食べるのをいつも笑顔で見ていた。 親父はいつも餃子をつまみにビールを飲んでいた。 それが親父の楽しみだったのだろう。 ビールを飲みながら、父親が東京に出てきてからどんな暮らしをしていたかを、何度も何度も俺と妹に話した。 今の社長に拾われて生まれて初めて食べた餃子が、この世の物とは思えないほど美味しかった話や、 東京オリンピックに間に合わせて首都高速を作り、誰もまだ走っていない道路を一番で走った話など。 俺と妹は「お父ちゃん、また同じ話?もう何回も聞いたよ。」と言うが、父親は笑顔で 「そうだったかな。父ちゃん、頭悪いから忘れちゃうんだよ。」と毎回言う。 そんな幸せな時間が突然途切れると誰が予想しただろうか。 (つづく)
801 :
餃子太郎 ◆kXZDMIdjKo :2006/03/32(土) 13:55:39 ID:G//nVqdN
(つづき) 俺が小学5年の時、現場で親父が倒れたと母に電話があった。 俺と妹が学校の先生に連れ添われて病院に着いたときには、すでに親父の意識は無かった。 母は涙を流しながら落ち着い声で、「お父ちゃん、疲れて眠っているんだよ。 疲れすぎてもう起きないかもしれないって先生が言ってたよ。」と俺たちに言った。 人が死ぬという事は知っていても、目の前で父親が死ぬところを目の当たりにして混乱している俺は こともあろうに、「もうラーメン食べられないのかな」思った。 その日の晩、親父は死んだ。 *********************************************************** あれから22年、今は俺が父親になっている。 長男は今度、小学2年になる。長女は年長組だ。 二人は俺と一緒に近所のラーメン屋に行くのが楽しみらしい。 俺は二人が美味しそうにラーメンを食べるのを見ながら餃子をつまみにビールを飲む。 飲みながらいつも俺の親父の、つまり彼らが会えなかった彼らのお爺ちゃんの話を聞かせている。 「おとうちゃん、また同じ話?」と息子は言う。「そうだったか?ま、いいじゃないか。」俺は答える。
802 :
Now_loading...774KB :2006/03/32(土) 14:18:35 ID:z3uVGL8l
シナリオ投下しません。
804 :
骨付カルビ :2006/04/04(火) 09:58:25 ID:fmEvVvvI
新物語・世界の歯車(なおこれは前作の記憶のチェーンの続編ではありません) 暗い路地裏・・・・。ある男が探偵服を着て歩いている。 男(ギコ)の紹介らしき声「俺の名前はギコ。俺は数々の噂を解明してきた名探偵。今日は仲間達とあるインターネットカフェでの奇妙な噂を解明してくる。」 ギコが路地裏を去った後タイトルが現れる『世界の歯車』。 インターネットカフェ『ワールド・ネット』で女1人と男1人(しぃとモララー)がベンチに座っている。 しぃ「おっそ〜い。待ちあわせ時間15分過ぎてるよ。」 モララー「正確には16分32秒だ。」 ギコ「えっそうだったか?待ちあわせ時間は3時45分じゃなかったか?」 しぃ「何いってんの?3時半だよ」 モララー「まずいいからあの噂解明しにいくぞ」 ギコ、しぃ、モララー、はワールドネットに入っていった。 ギコの紹介らしき声「この2人はしぃとモララー。俺と一緒に噂を解明する仲間だ。実をいうと俺はしぃのことが好きだ。モララーもそうらしい。ただあいつはクールだからよく分からない。」 店に入っていく前にギコは視線を感じたような気がしたが気にしないで入っていった。 <続く>
805 :
海 :2006/04/05(水) 11:01:02 ID:HthC2mAd
涙の海 ギコ「しぃ・・・これってほんとは夢・・・だよな?」 しぃ「し、知らないよ・・・」 ギコ「なぜがか知らんが、1年だけ行方不明になってないか?」 しぃ「しかも、うちのクラスだけ・・・おかしいよね。」 ギコ「犯人は・・・証拠も残さず立ち去った・・・って何言ってんだぁwww探偵じゃねーのに気どんなよ俺wwww!!」 しぃ「・・・血・・・・か・・・」 ギコ「なんか言ったか?」 俺は、最近何か不気味な気配を感じる。しかし今日の声はなんなのか・・・しぃには聞こえてなさそうだし・・・ しぃ「気を付けなきゃねー。」 <続く>
806 :
骨付カルビ :2006/04/05(水) 15:03:17 ID:0YREd9DG
世界の歯車 ギコ「これが噂のあのパソコンか…。」 モララー「別に変わりはなさそうだな。」 モララーはパソコンの前に座って電源を入れる。そしてインターネットへとつないだ。 モララー「しぃ。検索する言葉は?」 しぃ「えっと…。」 ギコ「『世界の歯車』!」 モララー「お前に聞いたんじゃねーよ」 モララーはたくみにパソコンを操り、噂のページへアクセスした。 ギコ心の声「モララーはかっこいいよな。何でも出来て冷静で、俺なんかなんも出来なくて。」 ギコはしばらくボーっとしてた。 しぃ「ギコ君どうしたの!?」 ギコ「えっあ・ああ」 モララー「お前にはめづらしいな。いつもうるさいお前はそんなに長く黙ってらんねーよな」 ギコ「わっ悪かったな」 モララー「覚悟は出来てるな。」 ギコ「か、覚悟って一体何の覚悟だ」 モララー「ばーか。アクセスするかって事だよ」 そういうとボタンを押した。 ――――1分経過。 何も起こらない。ギコが帰ろうと言おうとしたそのとき、ギコと同じ位の少年(モナー)がモニターから出てきた。 ギコとしぃはパソコンから離れて開いた口がふさがらなかった。モララーはいつもと同じく冷静になっていた。 モララー「まさか…こんなことが…おきるとは…」 ――――その事件から1年 ナレーター「あのモニターから出てきた少年はモナーという名前だった。今はギコたちと同じ孤児院にいる。 <続く>
807 :
Now_loading...774KB :2006/04/06(木) 21:06:53 ID:hPtPqQ4r
大佐、こちらスネーク 今凄まじいオナニースレを発見した 今は任務に集中してくれスネーク
808 :
海 :2006/04/06(木) 21:57:10 ID:qaYnrxFd
涙の海 ギコ「あ、しぃ、今度のテスト教え・・・」 しぃ「っ・・・」 ギコ「・・・?しぃ」 しぃ「ごごごごめん。こっちの話。」 「キ・・・キャwww!!」 ばっ だだだだだ・・・ 風を感じた。それとともに、一人の女子生徒が走って来た。 レモナ「ああああああの・・・えええええと・・・」 女子生徒は隣のクラスのレモナだった。レモナの腕に傷がついている。 レモナ「せせせ・・・先生に・・・私がだっ誰かにおおおお襲われたこここことをっ・・・お、お願いで・・・す・・・」 しぃ「え!?話って何?落ち着いてね。ね?」 <続く>
809 :
ジョーカー :2006/04/08(土) 14:41:41 ID:tY8FHXS3
ふう。 少し来ない間にどんどん面白げな話が。 205以来だしな 当たり前かw
810 :
こだわる人 :2006/04/09(日) 22:23:44 ID:Qlq9cHEb
こんなスレあったのか・・・。 カレナもいるよ・・・。
811 :
こだわる人 :2006/04/11(火) 21:35:17 ID:DJW6sItg
俺も話を投稿していいですか?
>>811 どうぞどうぞ。随時募集しておりますゆえ。
814 :
骨付カルビ :2006/04/14(金) 17:16:01 ID:P0gdluWS
>>806 の続きです
モララーとしぃが1年前のあの場所ワールドネットにいた。
モララー「おっせーな。ギコとモナー。」
しぃ「モナー、ギコのこと待ってんじゃない?モナーギコのことたよりにしてるから…」
しぃが切なそうな顔をした。
モララー「そういや、1年前のあの事思い出すな…」
しぃ「あのモナーに初めてあった事?」
ギコ「うおーい!」
ギコの声が聞こえた。
<続く>
815 :
名無しでも無いメトロイド :2006/04/14(金) 18:07:14 ID:4VNVikcL
ちょwwwwwおまwwwww
816 :
海 :2006/04/14(金) 20:16:01 ID:a8gahIvp
>>808 の続きです。
「涙の海」
レモナの話はこうだった。
学校に行く途中、空の色が変わり、深い赤・・・血の様な・・・その後、光に包まれて・・・
何かが飛んできた。鳥の羽を持つ猫。顔は見えなかった・・・そして痛いと思ったら
腕から血が出てて・・・羽を持つ猫はもういなかった。
ギコ「つまり・・・そいつが誘拐?事件の犯人かも知れねぇぞゴルァ。」
しぃ「・・・怖い・・・ところでレモナs・・・」
レモナは気絶した。いや、それどころか消えていく。薄くなっていく。体が透けていく。
レモナからは赤い・・・魂のようなものが出て行く。レモナが消えた。
<続く>
しょせん小学生だ。女子生徒からレモナに変わってる。すいません。
817 :
こだわる人 :2006/04/15(土) 18:31:12 ID:GeVE3qnT
では投稿。 ???「・・・もう・・限界かしら・・・。」 ???「・・いや・・・まだ最後の希望がある。」 ???「希望?・・・まさか!本当にいるの?」 ???「賭けてみる価値はありそうだしな・・・。」 ???「・・・わかった。・・・。まかせるわ・・・。」 ???「よし!やってみるか!闇呪文!(マジック・ゲート)!!! 集え!!十戦士たちよ!!!」 プロローグ・第一話「旧校舎の怪」 茂名「あー今日もいい天気だ!今日もなんかいいことあるといいな!」 茂羅々「はあーやれやれ。いい天気だと、いつもいってるな。茂名!」 茂名「茂羅々!おっはよう!!今日も元気か?」 緒前 茂名 2ch高校一年c組 茂羅々「ああ、おかげさまで元気だよ。」 又野 茂羅々 同じく。 茂羅々「そーいえば聞いたか?昨日から行方不明になってる奴が いるんだって!!」 茂名「え!マジで?」 茂羅々「まじだとも!3,4人くらい消えたって!」 その中の一人だけどな、擬古だってさ!」 茂名「ぎ、擬古が!?」 いつもと変わらないはずの今日。 どこかでおかしくなっていた。 詳しくはAAサロン板「マンガに載せるAA募集スレ」へ。
◆シーン@モララーの精神世界。 真っ黒い地面も壁もない空間の中で対峙するモララーとウララー。両者の手には槍が握られていた。 ウララー「てめぇもたいがい虫が良すぎるよなぁ…。」 強い憤怒、不満、無念、怨嗟など様々な情念を噛み潰しながら毒を吐くウララー。 モララー「……。」 その言葉をしっかり受け止めてるのか、全く聞く耳持ってないのか、いまいち腹の読めないモララー。 だが、その目には揺るぎない覚悟の色を浮かばせていた。 暫しの間の後、先につっかけてきたのはモララーだった。四合ばかし矛を交えて一旦離れる両者。 両者の実力は互角。永遠ともいえる時間の中、殺し合いは続いた。 ◆シーンA現実世界。術師の館にて… 石の台に横たわるモラウルとそれをじっと凝視する初代モナー族の術師。 モララーの妻らしきしぃ族の女性。娘らしきしぃ族の幼女。二人とも心配そうな表情。 『彼岸の秘薬』の薬瓶を手に取るモナー。その薬の効能の補足説明をするモナー。 己の精神世界へと潜り込めるが無事生還できる保証はないらしい。 全ては服用したモララーの精神力次第。 この薬の設定はAA長編スレ「しぃのアトリエ」の「モナハルト」編から引用。
◆シーンB再び精神世界。 やがてウララーはモララーにじりじりと押されていった。 モララーは気合いと共にウララーの槍を跳ね飛ばし、相手の胸を向こうまで貫いた。 カメラ引いて遠巻きに両者を映す。数テンポ遅れてカランと音を立て地面に落下するウララーの槍。 カメラ再び元の視点に戻る。 モララー「──コウラル……。俺は今度こそ生まれ変わって、ルシィアを幸せにするからな。」 勝負の結果が信じられず納得できない様子のウララーを無視するかのようにモララーはこう続けた。 モララー「そのために、おまえには───。」 「『消えて貰う』ってかッ!?」 相手の言葉を遮るウララー。敵の名を叫び、さらに呪詛を吐く。 「俺なしでやっていけると思ったら大間違いだからな、モラウルッ!! おまえが騎士団長にまでなれたのは誰のおかげだと思ってる? いざってとき俺が成り代わって手柄を立ててやったからだろ!?」 モララー「血生臭すぎるんだよ、おまえは。ルシィアもシィレルもおまえを怖がってる。」 ウララー「だからってッ……!!」
>>818-819 シーンB続き
「消えろとは云わない。」
今度はモララーが相手の言葉を遮った。
ごりっと槍をこねてウララーの体から引き抜く。声を殺して悶えるウララー。
モララー「すまなかった──。」
ゆっくり歩み寄るモララー。後ずさるウララー。
「おまえにはいろいろなものを押しつけてしまった。」
ウララーを抱き寄せる。ふりほどこうとするウララー。服が血染めになるほどしっかり抱き締めるモララー。
「もう逃げない。これからは全部俺が背負ってやるからな。」
微笑みながら語りかけるモララー。
どうやら自分(ウララー)の存在を否定したい訳じゃないらしい。
それどころかモララーが自分の全てを受け容れる気でいることを悟った。
なんだか毒気を抜かれていくウララー。
と、途端にそれまで安定していた精神世界の枠組みに異変が生じ、この真っ黒な空間は崩壊していく。
ウララーの精神世界が無に還り消滅していく。
(空間に亀裂が入りガラスみたいに割れたりとか、世界が白い光に包まれていったりとか、
それっぽい描写をする。)
モララーの腕の中で光の粒となって崩壊していくウララー。
その表情からは負の感情が消えていた。
崩壊していく世界の中で消滅していくウララーを最後まで見届けるモララー。
>>818-820 シーンCラストシーン。現実世界
晴れた空、広がる草原、様々な草花が生え花を咲かせている。そして墓石。
その前に佇むルシィア。
と、娘のシィレルが側にやってくる。両手に一杯の花を抱えて。
なにごとか話しかけるルシィア。満面の笑顔で応えるシィレル。
その花をひもで縛り花束にして墓に添えるルシィア。
墓石には「Gikoray=Ciedias」と名前が刻まれていた。
ふと視線をシィレルの後ろにやる。
視線の先には愛しい夫・モラウルが陽光を浴びて立っていた。
三人で野道を会話しながら歩いているシーンと共にスタッフロールやらクレジットやら。
>>818-821 モラウルは多重人格者。コウラルは彼の第二人格。
モララーが戦場でピンチに陥るとウララーが交代して彼を助けていた。
一旦、ウララーが憑依すると彼は狂戦士化する。悪魔のように残虐なウララー。
モララーの妻ルシィアと娘シィレルは優しくて頼りになる彼をとても愛していたが、
時々現れるウララーに恐怖心を抱いていた。
モララーも大きくなりすぎてそろそろ抑えきれなくなった己の狂気に危機感を抱いていた。
そこで隠遁生活を送る旧友で元・宮廷お抱え錬金術師のモナド・ショダイルに相談することにした。
しばらくはカウンセリング、催眠療法などいろいろ試していたが、
ここまでひどい症例だと焼け石に水だった。
それどころか下手に刺激すると却って危険だった。
困り果てたモナドは、禁制品の「彼岸の秘薬」を手にした───。
>>818-821 シナリオ提供ありがとうございます!
ここまで詳しく描写してあると、作る方も楽かもしれません。
バトルシーンは敷居が高いので難しいですが
ストーリーも丁度いい長さで完成度の高さを感じました。
824 :
818 :2006/04/17(月) 18:39:40 ID:jq4lcJGI
恵味さん、ありがとうございます。 すみませんが、ちょっと変更したい部分があります。 ウララーが消滅する部分なんですけど、モララーがウララーを排除して消したみたいな描写になってるので、 そうじゃなくてモララーがウララーを受け容れ、取り込んで吸収したみたいな描写にしたいんです。 なんていうか拒絶して排除じゃなくて、和解して受け容れるみたいにしたいのです。 こんな感じに─── モララーの腕の中で光の粒となって崩壊していくウララー。ウララーの表情からは負の感情が消えていた。 壊れていく世界の中で消滅していくウララーを最後まで抱き締めるモララー。 やがて完全にウララーが消滅した後に残されたものは一掬いの光の塊(ウララーの魂魄)。 モララーはそれを手に取り、胸に抱いて目を閉じる。 やがてモララーを真っ白で眩い光が包み込んでいく。 「精神世界の崩壊に巻き込まれて両者は共倒れになったのでは!?」と視聴者に思わせておく。 でも、ラストシーンで生きてることが分かる。 墓石の名前がモラウルじゃなくて妻ルシィアの父とか他人の名前だってことから、 モララーが生きてることを視聴者は一瞬で悟る。 ───みたいな感じにしようかと。
>>824 イイと思いますよ〜。
コウラルの墓でも面白い…かも?
ちょっと思いついただけなので聞き流して下さい。
ふと思ったのですが、 このスレではシナリオを投稿する人はコテを名乗るかトリップをつけた方がよいのでしょうか? ↑こんなふうに。 いや、みなさん便宜上コテをつけてらっしゃるように見えましたので、そうした方が善いのかなと。
コテつけるのに大した理由なんかないと思うぞ つけたければつける イヤならつけない 多分そんだけだろ
828 :
たむらけんじ :2006/04/19(水) 13:48:06 ID:ha8wP2Uk
全員死ね!! 東京で売れてる芸人皆死ねッ!!
829 :
骨付カルビ :2006/04/20(木) 17:46:45 ID:g6tH9lS1
>>814 の続き。
世界の歯車
ギコが走っている。
モナー「待ってモナー。ギコー」
モナーは後から走って追ってきている。
しぃ「噂をすると…」
モララー「だな」
2人はクスクス笑った。
ギコ「おい。何笑ってんだゴルァ」
しぃ「なーんでも」
モナーがやっと着いた。
モナー「はぁはぁはぁ…。もう置いてかないでもな…。」
ギコ「これで全員集合!」
ギコは片手を挙げて叫んだ。
モララー「よく言うよ。」
モララーは呆れ顔で言った。そして4人はワールドネットに入っていった。<続く>
830 :
骨付カルビ :2006/04/20(木) 17:47:45 ID:g6tH9lS1
>>829 の続き
あの時と同じようにギコは視線を感じた。今度は姿もちゃんと見えた。目は赤く、大きなかまを持った赤毛の女の子。大体10歳ぐらいの子…。ギコはみ間違えかと目をこすってもう一度みてみたが、女の子の姿はなかった。
しぃ「どうしたの?ギコ」
ギコ「な、なんでもないごるぁ」
ナレーター「このとき、とても恐ろしい出来事が起こるなんてだれも想像していなかった。」
<続く>
831 :
骨付カルビ :2006/04/20(木) 17:49:11 ID:g6tH9lS1
私のきぼうですが、ちょっと感想おながいします。改善する点とかあるかもしれないので…。わがままいってすいません
832 :
海 :2006/04/21(金) 21:53:02 ID:HJs3p0vL
どうも。久しぶりです。 <涙の海> しぃ「消えた・・・」 なんてこった。世の中甘くみちゃいけねーな。 しぃ「ギコ・・・」 ギコ「し、しぃ!?」 しぃの体が透き通って・・・消えていく・・・。いや、レモナと同じようにして消えていく・・・。 「あ〜ああ。君にとって一番大切な人がいなくなったね。」 聞き覚えのある声。振り向くとあの・・・モララーだ。 モララー「あれあれ?大切な人を放っといていいの?クス」 ギコ「笑い・・・ごとじゃねぇ!てめぇか!人を傷つけて・・・何が楽しい!」 モララー「ふ、愚かだな。俺はやりたくてやっているのではない。命令だ。」 <続く>
833 :
Now_loading...774KB :2006/04/22(土) 16:49:25 ID:2TYjK1dh
コテなど付けて申し訳ありません。対した作品では無いのですが。 自分の書いた小説なんですが、それをフラッシュにして頂きたく参上いたしました。 結構長いです。とりあえず、書いた小説そのまま投下いたします。
【相方販売】 甘い雲と辛い太陽。 山盛りの木と図鑑の虫。 せみの耳鳴りと、蚊の拍手。 踏みたい子供と犬の糞。 夏の風物詩を全部揃えたこの公園で、 仲が良いのか悪いのか。 はたからみたら、口喧嘩。 こんな真夏に何をしてんだか、青年二人が立ち話をしていた。 「おまえそれじゃあアイドルの引退だろうが!!」 「そして振り向く顔には涙が」 「笑えるか!!」 アイドルオタクの二人…ではない。 彼らは、芸の道に歩もうとする者。つまりお笑い芸人の卵なのだ。 真昼間から公園で男二人が立っているのは、他でもない漫才の練習だった。 「そして楽屋に帰ってから気づくんだ」 「何を?」 「あっ!!舞台にマイク置いてきちゃった」 「じゃあ置くなよ!!」 ネタは「新しい漫才の終わり方」とかいうものらしいが。 それにしてもこの二人…。 才能が無い。
練習を終えて、二人はファミレスに立ち寄った。 椅子に座ると、一人はたばこを銜え、一人はタオルで汗を拭く。 ここでこの二人を紹介しよう。 優しそうな顔立ちで、少し小太りな方が池松(いけまつ)。 キャシャな体に眼鏡をかけた方が高田(こうだ)。 池松がツッコミで高田がボケを担当している。 しかし、この二人のキャラクター。 そして、日常での会話はまったく逆である。 「なぁ、池松」 「んん?」 「俺達ボケとツッコミ変えた方がいいんじゃねえ?」 「えぇー?そうかなー?僕はこのままでいいと思うけどなー」 「だってさー、明らかに見た目逆だろ?」 「見た目は関係無いでしょ。ようは心だよ」 「だっておまえ優しいじゃん!!普段怒らないじゃん!!何でツッコミやってんだよ!!」 「高田だって、頭良いのに何でボケやってるんだよ」 「だからボケとツッコミ変えようって言ってんだろ!!」 ネタよりも普段の会話の方がネタに見えるこの二人 それにしても池松は、どうもやる気の無さを感じてしまう。 そして、高田は最近、コンビを組んで間もないというのに解散したいと思うようになっていた。
すでに夕日が沈みかけ、少し空気も涼しくなっていた。 池松と別れた高田は帰りにいつもの公園へと足を運んだ。 静かになった公園で、一人ベンチに座る高田。 考え事。物思いにふける。 お笑い芸人という、一般人からは到底理解できない職業のせいで、どうもアホらしく見えるが、 これも人一人の人生。 彼も安易にこの道を選んだわけじゃない。当然覚悟は決めている。 すなわち、コンビ解散というのも、本人にとってはとても重要なことなのだ。 「あいつとコンビ組んだのもこの公園だっけな」。 解散するのもこの公園・・・ 「あぁー。他に変わりはいねーしなー。芸人やる奴なんて周りにいねーよなー」 周りを見渡す高田。公園にいるわけがない。 ため息。独り言。 夕日とともにさらに沈む高田。 死んだ顔をしてる高田を見て、たまたま犬の散歩をしていたおじいちゃんがそっと彼に声をかけた。 「元気をだせ。若者よ」 「…おじいさん」 「女なんてまたすぐできるじゃろ」 夜は更けこむのであった。
夜中。 自宅に帰った高田は、インターネットに没頭していた。 高田は自分のホームページを持っている。 そのホームページには、自分が芸人を目指していることも書いている。 池松にはこの事を教えていない。 毎日欠かさずやっている、日記の更新。 今日書いたその内容は、相方についてであった。 「8月3日 今日は公園で相方とネタ合わせをやった。やっぱりしっくりこない。実は前々から思っていたことだが、コンビを解散したいと思ってる。でも今の相方の変わりなんていない。誰か僕とお笑いやってみたい人いませんか?」 当然期待なんかしていない。 それにネットで知り合う奴なんて信用できない。 やはり今のコンビを続けていくべきなのかもしれない。 そんなことを頭がめぐりながら、いつの間にか高田は眠りについた。 夜中。 高田がすやすやと眠っている間、ホームページに一通のメールが届いた。
リリリリリリリィーーーン 「ぁぁぁあああああああ!!!うるさい!!!!」 ばっと高田は起き上がった。 耳鳴りのような音が鳴り響く。 セミの音ではない。目覚まし時計の音だ。 すでに時計の針は11時は指していた。 「…やばッ!!」 慌ててバイト先へと向かった。 高田のバイト先は弁当屋。暇な時はとことん暇なバイト。 「おう高田。休憩行ってきていいぞ」 店長に休憩をもらった高田は、バイト先のパソコンを使って、自分のホームページを見ることにした。何だかんだで、昨日の日記の反応が気になるのだ。 左手でタバコを銜え、一服。 そして右手でマウスを動かし、ホームページをチェック。 カチカチ 「あれ?」 高田は気づいた。 「メールが1通きてる…」
これはまさか!?と思った高田はすぐに内容を読んだ。 「こんにちは高田さん。いつも応援しています!(^^)!日記読みました。やはり芸の道というのはいろいろ大変ですね。相方を探してるそうですが、僕でよければ…というわけにもいかなく、すでに僕は就職してしまってるのですm(__)m」 少し落ち込む。しかしまだ文は続いていた。 「でも何かお役に立ちたいと思い、こんなものを見つけました。是非ご利用してみてはいかがでしょうか?」 文の最後にはURLが書かれていた。 タバコを消し、URLをクリック。 カチカチ するとそのURLはどこかのサイトへとつながった。 今まで見たことのないサイト。 画面のTOPには、なにやら怪しい字体でこう書かれていた。 「あいかたはんばい?」
「相方販売」。相方を販売すると書いて相方販売。そのままだ。 相方を募集する掲示板ならいくらでもあるが、相方販売とは何なのか? さらにその下には説明が書かれている。 「ここは今後のお笑い界を担う、芸人の卵のために作られた、自分に合った本当の相方をご提供するサイトです。」 「ははは。何だこれ?」 一見ふざけたサイト。 目的とは関係なしに高田の興味をそそった。 「おーーい!!高田!!休憩終わりだぞー!!」 「あ、はーい」 高田は先に進むのをやめ、パソコンを閉じた。
夕方。 バイトが終わり、約束していたネタ合わせをするために公園へと向かった。 しかし、公園には池松の姿はない。 予想はついていたが、一応携帯に電話をしてみる。 トゥルルルル トゥルル 「…はい」 「おい。今日ネタ合わせだろ?なにしてんだよ」 「あぁーごめん。風邪ひいた」 「ああ?風邪ひいた?ふざけんなよ。こっちはバイトで疲れても来てんだよ!!今から来い」 「また今度にしよ。じゃね」 ツーツーツー…。 電話が切れた。 「…くそ!!」 携帯を地面に投げつける高田。 始まってもいないのに行き詰った。 そして焦り始める。
帰宅した高田はまだ苛立ちを隠せないでいる。 部屋をむやみにうろうろとしながら、一人でぶつぶつ言っている。 「解散解散解散解散。んあーーー!!解散!!」 もう高田の中で解散を決めたようだ。 しかし… 「変わりがいねーーよ」 やはり、この難題がぶつかる。 「どっかに俺の相方いねーのかよーーー!!!」 そしてまた部屋をうろつき始めた。 「相方相方相方相方」 しばらくうろうろしてると、高田はバイト先のパソコンで見た、あのサイトを思い出した。 「ちょっと試しにやってみるかな」 高田はパソコンに電源を入れた。 カチカチ 「相方販売」 やはりふざけたサイトにしか見えない。 とりあえず先へと進める。 カチカチ
画面は変わり、いくつかの項目が現れた。 「入会」「購入」「解散」 入会をクリック。 カチカチ 「あなたの本名と性別、性格、ご希望の立ち位置(ボケ・ツッコミ)を記入してください」 自分の性格…。 「高田 雅文 男、几帳面、ツッコミ」 すらすらと書き込む高田。 性格を几帳面にしたのは、一度池松に指摘された事があるからだ。 そしてOKをクリック。 カチカチ 「では続いて、あなたのご希望される相方を選んでください」 「なんだこれ?」 画面には本物人間の画像と、その下に名前と性格、性別、立ち位置が書かれている。それをスライド式に見れるようになっていた。
「おもしれっ」 しばらくその「商品」を見ていると、高田の目に一人の男が止まった 「名前 山崎 徹 性別男 性格まじめ 立ち位置ボケ」 「山崎君か。この子いいな」 やはり今回のことがあってか、性格がまじめな人間を選んだ。 それにカーソルを合わせクリック。カチカチ 「料金は1万5000円になります。支払いはクレジットカード。もしくはウェブマネーでお願いします」 「金とんのかよ!!」 高田のツッコミがこだまする。 「なお、はじめてご利用の方は、サービスとして無料で提供しています。」 「無料って!!」 人を無料で購入できるなんて!! …という意味だ。 「まぁ試しに買ってみるか」 カチカチ。 「ご利用ありがとうございました。郵送は次の日にいたします。セルフサービスとして、出会いは偶然かつ自然に行います。」 しばらくして、また画面は「相方販売」と書かれたTOPへと戻った。 「…ん?終わり?」。 あまりにすんなり購入を終えた。 「デリヘルみたいなもんなのかな…」 また夜が更けてゆく
リリリリリリリリィーーーン 「ぁぁぁぁぁああああああ!!うるさい!!」 また目覚ましに起こされ、慌ててバイト先へと向かった。 時刻は10時40分。まだ間に合う。 「おはようございまーす」 「…」 返事がない。 どうやら店長は誰かと話してるようだ。 「店長おはようございまーす!!」 「おお。おはよう」 「どうしたんですか?」 「あぁ。今日新しい子が入ったんだ。紹介するよ。」 高田はその店長の隣にいる子の体を下から上へと見渡した。 どーこーかーで見た顔。 って山崎!! そう。それはまさに昨日相方販売で購入した山崎徹だった。
「宜しくお願いします!!山崎徹と言います!!ご指導の方宜しくお願いします!!」 「…へ?」 「え?」 「あ、いや、よ、よろしく」 硬い握手を交わす二人。 高田の手は汗でびっしょりと濡れている。 「じゃあ、さっそく指導の方をしてくれ。まかせたよ」 「あ、はい!!じゃ、じゃあ山崎君こっちへ」 「はい!!」 まさか…この人が俺の相方になるのか? お笑いに無関心そうなこの男。 いきなり相方になってくださいと言うわけにもいくまい。 そんなことが頭を巡るなか、先手は向こうが出してきた。 「高田さんって、お笑い芸人を目指してるってきいたんですけど、本当なんですか?」 これはもしや? 「え?あぁ。本当だよ」 「へぇー。すごいなー!!相方とかいるんですか?」 ん?これは誘ってんのか?っていうか何だこの甘い雰囲気は!! 「いや、いないよ」 「あ、そうなんですかー」 うーん。これは自分から言った方がよいのか…。 「も、もしよかったらさ」 「はい?」 「俺の相方にならないかい?」
当たって砕けろ!! 何か懐かしいこの気持ち。高田は中学時代好きな子に告白した、その時のことを思い出した。 あれは確かー 学校の木の下で、俺がずっと前から好きなだった子にラブレターを渡して、 ラブレターの内容は確か、君の事がずっと前から宇宙の果てまでなんたらかんたら… 「いいですよ」 「は?」 良き思い出のワンシーンから現実に引きずり出された高田。 「だから相方になるのOKですよ。僕ずっと前からお笑いに興味あったんですよー」 「マ…マジかよ」 「どうしたんですか?」 「あ…あぁよろしく!!」 すんなり相方を見つけることができた。 あのサイトは本物だった。 昨日注文したどおりの男が、今目の前に郵送されてきた。
こうして高田は新しい相方山崎を手に入れた。 バイトが終わりさっそく公園でネタ合わせをはじめた二人 「山崎君ボケできるかい?」 「はい。僕はずっとボケ志望でした。」 何もかもあのサイトで注文したとおり。 そして実にマジメ。この相方とずっとやっていこう。 悪いな池松 夜の空を見上げる高田。 池松の顔は遠い空のかなた…。 そしてネタ合わせは夜遅くまで続いた。
深夜2時。すでに住宅のライトも消え、あたりは真っ暗になっていた。 ネタ会わせは順調に…と思われたが、事態は変わっていた。 「だから山崎君。ここはこういうボケでね…」 「え?なんでですか?だっておかしいじゃないですか。アイドルでもないのに漫才が終わったらマイクを置くなんて」 「だから、これはそういうボケでね」 「それはおかしいです。ふざけてると思います。もっとまじめにやりましょう」 あれ?何かおかしいぞ? 池松の時とは別に、何かかみ合わない二人。 理由はただ一つだった。 深夜3時帰宅。 帰るやいなや、高田は床に寝そべり、新しい相方の感想を一言で述べた。 「まじめすぎる…」 そう。 ネタ合わせでかみ合わなかった理由はそれ。 「うーん…。違うんだよなー俺の理想の相方は」 自分の理想の相方と違うことに満足のいかない高田。 やはり、ネットで相方を購入するなんて間違っていたのか。 「…よしっ」 高田はパソコンに電源をつけ、またあのサイトへとやってきた。 「でも、もうコンビ組んじゃったしなぁー」 適当にサイトを眺めてみる。すると 「入会」「購入」「解散」 ん?解散?
解散にカーソルを合わせクリック。 カチカチ 「現在ご購入されている相方は1件です。 →山崎徹 解散しますか?YES NO」 このサイトは解散まで受け持ってくれるのか。 今のコンビでは納得がいかない高田を、またやむをえない選択をした。 「山崎ごめん」 高田はYESをクリックした。 カチカチ 「ご利用ありがとうございました。あなたの購入した山崎は無事削除されました。」 「でもまだ正式に組んだ訳じゃないんだから、向こうもわかってくれるだろ」 楽観的に考え、高田はそのまま眠りについた。
次の日のバイト 「店長おはようございまーす」 「おい。遅いぞ」 11時開店の店。 時間に厳しい店長は、10分前には来ないと怒る。 まだそれを知らない山崎は、おそらく時間ジャストに来るだろう。 「あれ?まだ山崎君は来てないんですか?」 「ん?誰だそれ?」 「いや、昨日新しい子入ったじゃないですか」 「はぁ?何言ってんだ高田」 自分で雇った人間のこと忘れるなんて…。 あきれる高田。 そして、時刻は11時30分をまわった。 「遅いな山崎…」 心配になった高田は、一応山崎に電話をしてみる事にした。 ピッピピ 「あれ?」 昨日交換した、山崎の携帯番号が登録されていない。 確かに昨日登録したはずだけど…。
「…」高田は昨日のサイトのある一文を思い出した。 そして急いで、バイトの名簿をチェックした。 しかし、いくら探しても山崎の名前は無い。 あのサイトに書かれていた一文。それは 「ご利用ありがとうございました。あなたの購入した山崎は無事削除されました。」 削除…。 バイトから帰宅。 高田は急いでパソコンの電源をつけた。 そして「人」が置かれた画面にいき、山崎を探した。 「…いた」 カチカチ 「山崎徹 再入荷まで後 3ヶ月」 「再入荷って…」 すでに気づいてる事だが、やはり山崎は削除された。 つまり存在しないものとなったのだ。 「なんなんだよ。このサイト…」 このサイトの不気味さにようやく気がついた。 「あぁーやめたやめた」 もうこのサイトはやらないと心に決めた高田。
しかし、また一人の男が目に止まった。 「名前 飯田 勉(つとむ) 性別男 性格よく喋る 立ち位置ボケ」 よく喋るか…。俺こういう相方と漫才やってみたかったんだよなー。 勝手に空想を描く高田。 「これで最後!!」 カチカチ 「料金は8000円になります。支払いはクレジットカード。もしくはウェブマネーでお願いします」 「8000円かー。まぁいいや。購入!!」 カチカチ こうして高田は、また新しい相方を購入した。
次の日 バイトが終わり、住宅街を歩いていた。すると …ドン 「おうおう。どこ見て歩いてんだおら。」 こいつは… 昨日購入した飯田 勉じゃないか。 「おいこら。黙ってないで何とか言えよ」 それにしても、なんだこいつは。 こんな奴とどうやってコンビ組めばいいんだよ。 そんなことが頭を巡るなか、またもや先手は向こうが出してきた。 「おい何とか言えよ。…っていうか歌えよ」 「いや歌うって…」 飯田はすごい形相でこっちを睨んでる。 「…」
まずい。条件反射でツッこんでしまったのが気に触ったのか。 飯田はゆっくりと口を開いた。 「…おまえ良いツッコミしてんじゃねーか!!なぁ。俺とお笑いやんねーか?」 「は?」 「だから俺とコンビ組もうぜ!!」 何か出会いが無理やりじゃないか? 「え?俺と?」 「あぁ。俺と一緒に芸人目指そうぜ!!それじゃあさっそくネタ合わせだ!!」 いつの間にやらキャラが変わっている飯田の事は、いざしらず、ネタ合わせは夜遅くまで続いた。
深夜1時 高田帰宅。 帰るやいなや、高田は床に寝そべり、新しい相方の感想を一言で述べた。 「しゃべりすぎる…」 どうやら、相方が喋りすぎて、自分が入る隙がなかったようだ。 「うーん…。違うんだよなー俺の理想の相方は」 またもや自分の理想の相方と違うことに満足のいかない高田。 そして、またあのサイトへとつないだ。 「今度こそ最後だ」 こうして高田はこのサイトの泥沼へとはまってしまうのであった。 それからというもの、高田は購入と解散を繰り返し、 そしてようやくとどまったのがこの相方。松崎君。 松崎君の性格は良い人。本当に高田とは気が合い、ネタ合わせも順調に進んだ。 やはりコンビは気が合うのが一番だ。 高田はそう思い、このコンビで続けていくことを決心した。
コンビ結成から1週間がたった。 「高田君」 「ん?なに?」 「これに出てみないかい?」 それは、漫才コンクールだった。 これは素人も参加できるコンクールで、これに出て好成績を出せば、事務所にスカウトされ、晴れて芸人への道に進むことができる。 遂にチャンスが訪れた。 高田は迷うこと無く、返事をだした。 「あぁ!!出よう!!松崎君」 目標ができた今、更にネタ合わせに励む二人だった。
コンクール当日 ネタも完成し、 高田にとって完璧な漫才ができるようになっていた。 前のコンビが出番を終えていくなか、しだいに緊張が増していく二人。 「あぁー。緊張するね。高田君」 「だね。松崎君」 人前でネタをやるのは初めての高田。 おちつかない様子で会場をうろうろしていた。 「そこで僕はいったのさ。君の持っているポテトの果ての姿が僕さ…」 一人ネタの確認をする高田 すると トゥルルルルトゥルルルル 携帯に一本の電話がかかってきた。 なんだよこんな時に…。 ピッ 「はい」 「高田くん?」 この声は昔ナツカシの池松だった。
「この前のネタ合わせさぼっちゃって本当にごめんなさい」 「あ、あぁー。いいよ。」 「でさ、これからネタ合わせをやらないかい?」 「え?」 「新ネタを考えてきたんだ。まぁまた僕がツッコミをやるけどさ。じゃあ5時に公園で待ってるね。」 ツーツーツー 電話が切れた。 「今更言われても…」 すでに出番は目前と迫っていた。 「高田君!!」 「あ?なに?」 「最後に一度だけネタの確認をしとこうよ」 「あ、あぁ」 そして高田と池松は舞台前の最後のネタ合わせを始めた。
ネタは池松の頃とだいぶかわっていた。 高田のキャラは人気を狙いかわいいキャラになっていた。 ネタのテーマは「出会い」 高田と松崎が偶然ハンバーガーショップで出会うというネタ。 正直高田はこのネタを面白いと思っていなかった。 しかし、こっちの方が女の子うけもして、人気がでるかもしれない。 やはり、売れるには人気が出なきゃだめなんだ。 そう自分に言い聞かせる高田。 ネタの確認は進む。 高田はこのネタをやりながら、なぜか池松と出会った、あの時のことを思い出した。
あれは一年前、高田がたまたま足を運んだ公園に池松はいた。池松は公園の鳩を必死に追いまわしていた。しかし鳩はまったく逃げる様子も無い。そして池松は言う「諦めたのか?」すかさず高田は「なめられてんだよ」とツッコんだ。 今思うとあれは少し無理やりのような出会い方だった。まぁ出会いなどどうでもいい。 俺はあいつに可能性を感じただけだ。 あんな奴に出会うことはもう2度とないのだろう。 あいつ…面白かったなぁー。 でも、池松。 やっと手に入れたチャンスなんだ。 だから…。 ネタ合わせにはいけないよ。 ごめん。 心の中で謝る高田。
その様子を見て、松崎はそっと声をかけた。 「ネタ…面白くないかい?」 「え?」 我に帰る高田。 「このネタ面白くないかな?」 「え?そんな事ないよ…どうしたんだよ急に」 「高田君。僕とネタやってる時楽しそうじゃないよ」 「あ…」 自分の今の表情に気づく高田。 楽しそうじゃない…。 確かにそうかもしれない。 「自分でやってて楽しくなかったら、お客さんもきっと楽しいと思わないよ…」 松崎の言葉が胸に響く。 確かにそうだ。 自分が面白いと思わないものをお客さんにやるなんて失礼だ。
池松といつも笑いながらネタ合わせをやっていたのを思い出す。 「ははは。高田君それかなり面白いよーー」 「はは。これ絶対うけるよな。」 「はっはは。だってはは。高田君のその顔ははっはは」 「顔かよ!!」 確かに二人はかみ合ってなかったかもしれない。 漫才もぎごちなかったかもしれない。 しかし、 あの時の高田は、いつも自分達が一番面白いと思った事をやっていた。 自分でやってて楽しくなかったら、お客さんもきっと楽しいと思わない 高田は相方販売を通じて、いろんな相方と出会った。 まじめな奴、しゃべりのうまい奴、優しい奴…。 その中で一番、息の合わない相方は言うまでもなく池松である。 しかし、 その中で一番…一緒にやってて面白いと思えたのは 他でもない池松だった。 答えなど最初から出ていた。高田にとって最高の相方は… 「松崎君!!ごめん!!」 高田は走った。
「俺は間違っていた… 俺の理想の相方は、まじめなやつなんかじゃない。しゃべりがうまい奴なんかじゃない。俺と気の合うやつでもない!! 俺の理想の相方は…俺の理想の相方は!! おもしれぇ奴だ!!」 真夏の炎天下の中、汗をだらだらにかきながら公園まで走る高田。 「池松。分かったよ。俺が本当に必要としてるのは 俺の最高の相方は…おまえだ!!」 すでに約束していた時刻より2時間も遅れていた。 しかし、高田はなぜか池松が待ってくれてるような気がした。 いつまでも、高田の隣にいてくれるような気がした。 いつの日か、自分達の芸を世に知らしめるその日まで…。 ずっと。俺と一緒に漫才をやっていてくれ。池松。 夕日はすでに沈んでいた…。
その日、とある住宅街の一角に 電気もつけず、ひたすらパソコンと向き合う小デブの青年がいた。 カチカチ 「あいつサボり癖あるんだよなぁー」 手馴れた手つきでマウスを器用に動かす池松 彼の瞳に映る画面、画面に映し出されてるのは人の画像。 「高田 雅文 性別男 性格几帳面 立ち位置ボケ」 「あいつはダメだな。消そ」 カチカチ 「現在ご購入されている相方は25件です。→高田雅文 解散しますか?YES NO」 「じゃね。高田」 カチ 「ご利用ありがとうございました。高田は無事削除されました」 「さてと。次はどんな奴にしようかな」 せみの耳鳴りと、蚊の拍手。 踏みたい子供と犬の糞。 夏の風物詩を全部揃えたこの公園。 誰もいないこの公園。 見慣れた光景である。 ―完―
うおっ!!なげぇーーー。いざ書いてみると長いっすね。 ほんとすいません!!こんなん誰がフラッシュにしてくれるんだ… すごい暇な方がいましたら、835から読んでフラッシュにしてくださいませ…。 誰かいるんでしょうか…
868 :
海 :2006/04/22(土) 20:24:35 ID:Eqf+jLOV
>>832 の続き。
<涙の海>
ギコ「命令?つーことは、お前がやったのか。誰の命令だよっ!」
モララー「お前には関係ない。俺というボスが、俺にへの命令を出したんだ・・・」
怪しい光がモララーの手から出る。
ギコ「最悪だぞ。そのボスは。」
モララー「からな、お前には少し黙ってもらう。」
バチッ
光が・・・俺は死ぬのか?
モララー「言ったろ。黙っててもらうって・・・。」
モララーが泣いていた。光は俺の前で止まっていた。
<次で終わりとなります。とりあえず続く。>
869 :
海 :
2006/04/22(土) 20:56:22 ID:Eqf+jLOV ギコ「お前・・・?」 モララー「俺はお前を嫌いだった。・・・モナーを取られた気がして・・・。」 空の色が変わった。と、急に景色が変わった。・・・海?だろうか。 モララー「ここは『涙の海』ここに来た者の涙・・・いや、この世の涙が集まったようなものだ。」 ギコ「?それは・・・」 モララー「泣くという心でできた・・・海というより、湖だ。」 よく分からない。けど・・・この場所は・・・大切な所だと思う。 モララー「モナーは・・・俺の親友だと信じてた。でも、お前にモナーを・・・」 ギコ「取られたってことか。」 顔はよく見えない。泣き顔を見られたくないのだろう。 ギコ「お前はそれで・・・モナーやつーを・・・しぃまでも。」 モララー「死んではいない。殺そうとした・・・けど、殺せなかった。・・・ギコ、許さなくていい。すまん・・・」 ギコ「だからここに来たわけか。分かった。お前・・・寂しかったんだな。いい。もとの世界に戻ろうか。許す。だから。」 モララー「ああ。本当にすまん・・・」 この世がずっと・・・ずっと平和だったらいい <完>