人気アイドルグループ・AKB48を卒業した篠田麻里子(27)が22日、AKB48劇場で行われた
最後の公演後、自身の“原点”のカフェ前で会見を行った。21日に地元・福岡 ヤフオク!ドームで
行われた卒業セレモニーと“ホーム”のAKB48劇場公演で完全燃焼した篠田は「自分の原点で
最後を迎えられて、いい区切りができました」とすっきりとした笑顔を浮かべた。
篠田は2005年、AKB48の第1期オーディションに落選し、カフェっ娘(劇場内カフェのスタッフ)からスタート。
その後、ファンの声に後押しされる形で秋元康総合プロデューサーの目にとまり、「4日間で12曲を覚えること」の
条件を乗り越えて1期生から遅れること1ヶ月半、「1.5期生」としてチームA入りした異色の経緯を持つ。
現在は閉鎖されている同カフェを一日限定で開放し、同所で終演後のハイタッチを行ったのは自らの発案だったと
明かし「秋元(康・総合プロデューサー)さんに、劇場のカフェでハイタッチをやりたいと話したら“センスがいいね”と
言われて。7年半にしてやっと、秋元さんの気持ちがわかりました」と顔をほころばせた。
また、テレビ番組やブログで明かした板野友美や大島優子、高橋みなみらとの確執については「言い合っても
嫌いになれないのが絆。ケンカがあっても絆が深まるグループ。自分にとっての財産」としみじみ。もともと“熱い”
人ではなかったと言うが、「カフェからスタートして、はい上がろうと思っていたのが活力だった」と振り返った。
“恋愛解禁”についての質問は予想していたと笑い、「恋愛する気になれないので徐々に」とはぐらかしたものの
「ドレスを着ると結婚願望も出てきますね」。さらに「(結婚は)32歳に。自分を持っていて引っ張ってくれる強い男性。
私が強めなので、甘えられるような」と乙女心ものぞかせた。
2006年1月22日の初舞台から丸7年半の活動を振り返り「青春でもあったし、人生の大半。新しい一歩を踏み出す
不安もあるし期待もあります」とニッコリ。会見後には、報道陣に見守られながら、「7年間ありがとうございました」と
手を合わせ、AKB48メンバーの証である壁掛け写真を外した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00000313-oric-ent