いろんな設定で・・・82

分からない・・・

でも今は少しうれしいわ・・・
碇君・・・
もう一回碇君に触れてもいい？

え？別にいいけど･･･
（コップをテーブルに置いてベットに座る綾波の隣に腰掛ける）

改めて考えるとなんかドキドキするね･･･
（ぎこちなく綾波の手に自分のを重ねる）

（シンジのぬくもりを感じて）
ありがとう・・・

うっ・・・！
（シンジを独り占めしたい気持ちが一気に沸き上がり、シンジから顔を背ける）

ん？どうかしたの？
（顔をそ向けられて少し心配して）
やっぱり嫌だった？
ご、ごめん、綾波
（あわてて距離をとる）

（シンジの右手を自分の左手でつかみ）
嫌では無いわ・・・
私の心には空白の部分があって・・・
碇司令を思うと・・・

ゴメンナサイ・・・
今日私話し過ぎね・・・

ううん、もっと聴かせて
僕あもっと綾波のこと知りたいんだ

でも･･･やっぱり綾波の心を埋めてるのは父さんなんだね･･･
（うつむいてどこか悲しそうな顔をして）
僕の入る余地なんて最初から･･･

確かに碇司令を思うことで空白を埋めてたは・・・
でも今その空白を埋めているのは・・・

（シンジの手を強く握る）

あ、綾波？
（握られた手を見てから綾波の顔を見つめて）
今は･･･？
（その続きが気になりついつい聞いてしまう）

（床を見たまま、顔を赤くして）
碇君がいるの・・・

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