932 :
穹葉:2008/06/29(日) 01:57:36 ID:kFPYDwllO
す…すみません…///
(更に顔を赤くし、俯く)
あ…はい分かりました。
(言われた通りに胸を反らす)
(そうすると大きな胸が強調され、うっすらと乳首が主張される)
もっと逸らせないかな?膝を立てて少し腰を前にしてみよう
(といいながらM字開脚にさせていき、股間を突き出すポーズにさせ)
さあ、もっと胸を上げて逸らして!
(お腹の辺りを支えて手伝うフリをしながら)
(徐々に手をずらして胸を下側から触っていく)
934 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:06:34 ID:kFPYDwllO
んっ…こ…こうですか…?
(な…何かどんどん格好が…///)
もっ…もっとですか…っんっ…!
(む…胸…触られてる…?)
そうそう、その調子…それで10秒間姿勢を維持して
(その10秒の間、じっくりと穹葉の体を撮影し)
(うっすら透ける股間や乳首を収めていく)
さあ、これで体は解れたよ。どんな気分かな?
936 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:14:01 ID:kFPYDwllO
十秒っ…んぅ…っはぁ…
(身体を震わせ必死に耐える)
はぁ…確かに…解れた気がしますね。んと…気持ちいい…?気分です。
(触られた事も忘れたように、うっすらと汗ばんだ身体でにっこり笑みを向ける)
気持ちよかったかい。それはよかった
(穹葉の体は汗で更にレオタードが透けてしまっている)
今ので君に相応しいトレーニングマシーンを選んであげるよ。
えーっと、これがいいな
(ベルトのついたちょっと不思議な形状のマシーンの前に連れてくる)
さあ、座ってごらん。安全のためベルトを締めるからね
(穹葉を椅子に座らせ、腰、手、足をベルトで固定し始める)
938 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:23:12 ID:kFPYDwllO
マシーンですか…
(透け加減が激しくなってるのにも気付かず、ちょこちょこと着いていく。)
これですか?見た事ないマシーンですね…
(言われるがままにマシーンに座る。手足を固定され、不安げな表情になる)
(穹葉の体の自由が奪われるとにやっと笑って)
さっきの体操の間に気持ちよくなるようなエッチな子には
このマシーンが最適なんだよ
(機器の操作をすると穹葉の手が引き伸ばされ、足も開かされ)
(股間を惜しげもなく開かされる)
940 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:29:53 ID:kFPYDwllO
えっ…きゃっ…!や…やだ…先生!?
(突然雰囲気の変わった先生に焦りだす)
あっ…や…やだぁ…恥ずかしっ…!
(どうにかして閉じようとするも、それが出来るはずもなく、腰をもじつかせるだけになる)
さっき撮っていたのを見せてあげるね
(モニターにさっき撮った映像を見せると)
(透けたレオタードで股間と胸を突き出してポーズをとっている穹葉が映る)
こんな格好で君は「気持ちいい」って言ってたのさ。
これが淫乱でなくてなんなんだい?ん?
(穹葉の胸をつー、と撫で回しながらにやにやと笑う)
942 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:36:52 ID:kFPYDwllO
そんなっ…それは先生がっ…!
(わ…私こんないやらしい格好してたの…!?)
(目線を下にやり、自分の着ているレオタードの透け具合に気付く)
やっ…やだ!先生これとって…!やぁぅ…ん!
(不意に胸を撫でられ甘い声を漏らす)
エッチな生徒にはエッチなトレーニングがぴったりだよね?
(おっぱいをぎゅっと揉むと、穹葉の乳首が浮き上がり、色が透けて見えてくる)
椅子をちょっと倒してみようか
(がたん、と背もたれが倒れると90度横に寝かせられ)
(背筋を伸ばすような形にされる)
寝てもこれだけの大きさを維持するとは、りっぱな胸をしているね
(穹葉の乳首をきゅっとつまんで軽く弄ってみる)
944 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:46:53 ID:kFPYDwllO
な…何言ってっ…ふぁっ!やっ…やだぁっ…きゃっ…!
ひぁっ…んぅ…先生っ…やだぁ…やめて下さいっ…ん!
(乳首っ…弱いのにっ…そんな事されたらっ…私っ…)
(だんだんと息が荒くなり、乳首が立ちはじめ主張しだす)
こんな簡単に乳首が勃起するなんて淫乱だなあ。淫乱乳首にはこれをつけてあげよう
(穹葉の乳首にローターを貼り付けて弱い振動でスイッチを入れる)
次は足を開かせてみるとしようか。
(足を拘束しているバーを動かして、腰を浮かせながら足をVの字に広げて固定させる)
これなら下から見るとオマンコもお尻も丸出しになるな、ハハハ
(穹葉のお尻をぺちぺちと撫でながら笑う)
946 :
穹葉:2008/06/29(日) 02:56:39 ID:kFPYDwllO
あっ…ひぅんっ…はぁっ…
(やだ…もどかしぃよぉっ…)
(涙目になり、弱々しく喘ぐ)
いやぁっ…恥ずかしっ…先生ぇっ…
(撫でられるたびにひくんと身体を震わす)
(股間部分は他と違い透け方が酷くなってきている)
おや、ここだけ濡れ具合が違うな。
(指で股間の中央をぐっと押してみると、汁気の中に粘り気を感じ)
エッチな子だな…オマンコがどろどろじゃないか
(手を顔の前に持ってきて、手についた穹葉の汁を見せ付ける)
恥ずかしい格好で弄ばれて感じていたんだろう?ふふっ
(レオタードの股間部を掴むとぐいっと上に引っ張って食い込ませ)
(割れ目の中に生地が咥え込むような状態にさせる)
948 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:05:44 ID:kFPYDwllO
ひぁんっ!
(くちゅりと音がし、羞恥心を煽られる)
や…違っ…ふぅっ…
(指から顔を背けギュッと目をつむる)
っあ!やっ…んぁ!
(生地が食い込みクリに擦れ、一際甘い声で鳴く)
(割れ目からトロッと愛液が伝う)
ふふ、なんとスケベな格好だろう…
(股間を至近距離で撮影しつつ、割れ目を押し広げてみたりする)
そろそろ入れて欲しいのかな?オチンチンを?
(マンコを開いたり、生地を食い込ませたりと弄び続け)
それともこっちを強くして欲しいかな?
(ローターの強度を上げ、振動が最大になり)
(穹葉の乳首を激しい振動でブブブブブと刺激していく)
950 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:14:59 ID:kFPYDwllO
やっ…撮らなっ…いでぇ…!
(腰をよじろうとするもやはり出来ず、まるで誘うような腰の動きになってしまう)
ひっ…やぁ!ふぁっ!んぅっ…あっあっ…いやぁっ…!
(突然強くなった乳首への刺激に耐え切れず、軽くイッてしまう)
やぁ…あぁっ…はぅっ…!
(イッた事で、割れ目からは更に滴るように愛液が溢れだす)
まったく、凄い状態だなあ。そんなに見られながらおっぱいやマンコ弄られるのが気持ちいい?
(股間の生地をどかすとクリトリスを直接つまんでコリコリと刺激し)
(自分のペニスを取り出して、穹葉の愛液をペニスに塗りたくる)
そろそろ拘束は外してもいい頃かな
(穹葉の手足と胴を縛っているベルトを外すと)
(穹葉の体をマットの上へと移して寝かせる)
952 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:24:41 ID:kFPYDwllO
はっ…はぁ…きもちぃれすっ…んぁ!やっ…クリらめっ…!
(直接的な強い快感についに涙を零す)
あっ…もぉやらぁ…我慢…出来なっ…
(マットに寝かせられ、先生に腕を伸ばし抱き着き耳元で荒く息をしながら)
おちんちん…入れてぇっ…
よしよし、やっと素直になったな
(穹葉を抱きながら軽くキスをしてやると、穹葉を後ろ向きにさせ)
さあ、今からここにぶちこんでやるからな
(穹葉の愛液でぬらしたペニスをそこにあてがい)
ほら……よっと!
(背後からバックの姿勢で穹葉のマンコの中にペニスを突っ込む)
お前のマンコ、どろどろだから簡単に入ったなあ、はははっ
954 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:33:01 ID:kFPYDwllO
んっ…
(キスされトロンとした顔付きになる)
あっ…んぁっ!あぁっ…おっき…んぅ…
ほら、さっき撮ったスケベ映像を見せてやろうか?
(そういうと、穹葉のオマンコのアップや愛液を垂れ流す様)
(裸同然の透けレオタードでもだえる姿がモニターに映される)
チンポ気持ちいいか?ほら、おっぱいも弄ってやるぞ
(手を穹葉の前に回し、ぎゅっぎゅっと優しくおっぱいを揉みしだいていく)
956 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:41:29 ID:kFPYDwllO
やだぁっ…見せないでっ…!
(映像が視界に入り、おまんこをキュッと締め付けてしまう)
あっあっ…!きもちぃですっ…!おちんちんっ…気持ちいいです…!あぁっ…!
(ガクガクと揺さ振られながら胸を揉まれ、愛液がとめどもなく溢れぐちゅぐちゅという音が部屋に響く)
ほらほら、奥までチンポが刺さっているのが分かるだろう?
(ごっごっと膣奥を突き上げ、ペニスが激しく中をかき回して愛液をかき出す)
精液はどこにぶちまけて欲しい?好きなところにぶっかけてあげよう
(乳首をキュッと指先で締め付けながらタイミングを合わせて腰をたたきつける)
おっぱいも立派だなあ。このおっぱいもまた存分に犯してやりたいよ。
958 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:50:53 ID:kFPYDwllO
あっ…あぁっ!んっ…分かるっ…奥っ…すきぃっ…!んぁっ…はぁ!
(自らも腰を激しく動かし奥へ奥へと入れようとする)
んぅっ…なっ…中で…いいれすっ…からぁ…もっ…私…らめっ…あっ…あぁっ…!
(後ろを振り返り先生を見つめ懇願する)
おーけー、そら、出すぞ!!
(手を伸ばして穹葉のあごを掴んで引き寄せると)
(キスしながら穹葉の中に精液をぶちまける)
んんっ!!!
(じゅるじゅると音を立ててキスしつつ)
(下半身ではどくっどくっと音を立てて精液が注ぎ込まれ)
(穹葉の腹を膨らませる勢いで大量に中出しされていく)
960 :
穹葉:2008/06/29(日) 03:57:51 ID:kFPYDwllO
んぅ!んっ…んーっ!!
(キスされ中に出されたのとほぼ同時に自分もイク)んっ…んぅ…
(最後の一滴まで搾り出すかのように、中はひくつきおちんちんを柔らかく締め付ける)
ふふ…まだ締め付けてくる…大丈夫、全部出し切ってあげるよ
(最後の一滴まで出し切った後、ゆっくりペニスを抜いていく)
どうかな?このクラブは気に入ってもらえたかな?
(穹葉の体を抱きしめながら、軽く胸など触って弄び)
(首筋にも軽いキスを浴びせていく)
962 :
穹葉:2008/06/29(日) 04:03:46 ID:kFPYDwllO
ぷぁ…はぁ…はぁ…んぅ!
(ズルリと抜かれる感覚に身体を震わせる)
(引き抜かれた所からコポリと白濁色のものが流れ出る)
あっ…はい…とても…んっ…
(トロンとした表情で先生に笑みを見せる)
それはよかった。穹葉くん筋がいいから僕としても嬉しいよ
(今の穹葉の姿もカメラで撮りながら優しく笑って)
じゃあ今日はもう時間なのでそろそろ終わりにしようか。
穹葉くんのおまんこ、本当に気持ちよかったよ。ふふっ
(そう言って穹葉に肩を貸しながら立ち上がらせ、更衣室へつれていってあげる)
964 :
穹葉:2008/06/29(日) 04:11:40 ID:kFPYDwllO
ありがとう…ございます…。これからも…お願いしますね…
先生のも…おっきくて…熱くて…気持ち良かったです。
(照れたように笑みを浮かべ先生につかまる)
(激しい行為の後でふらつき、先生に身体を完全に預ける)
(お疲れ様です。長時間ありがとうございましたー!理想的な攻め方でたまりませんでしたw)
(お疲れ様でした。こちらこそお付き合いありがとうございました。)
(ちょっとSっぽい攻めが好きなのでこちらも楽しませて頂きました。)
966 :
穹葉:2008/06/29(日) 04:14:14 ID:kFPYDwllO
(また機会がありましたら攻めてやって下さいw)
(では私はそろそろ落ちますね。おやすみなさい)
(お疲れ様。おやすみなさいませ)
(それではまた〜〜)
らーらーらー
ららーらー
うーうー
うーうーうー
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
ばあちゃんはニコニコしながら、
「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」
と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ家の事情も解消され、
自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか妖怪も混じっていたり。
「ばあちゃん、よく作ったな」
とちょっと苦笑していた。最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。
138 :放課後ニャンニャン ◆0qkXBFmuAg :2007/10/17(水) 04:10:50.57 ID:LbCoUo110
鬱だ鬱だとうるせーんだよ。
何か美味いものでも食え。デザートもつけろ。
金銭とかカロリーとかそういうのはとりあえず無視だ。
「ふはwwwwwうめぇwwwwwww」って声に出して食え。
で、メシ食ったら、一休みしてから散歩だ。 鯉とか亀とかがいる池、または自然が多い散歩道が良いだろう。
周りに人がいなかったら、ブンブン腕振って、歌うたいながら歩け。
気が済むまで歩いたら、帰る途中でアイス買え。
で、食いながら帰れ。行儀が悪いとかそういうのはいい。
家に帰ったら「ただいま」って大きな声で言え。
で、これらをできれば毎日やれ。
わかったか鬱ども。
若い頃クライミングをしていた時に俺の先輩が最初に教えてくれた言葉が、
「ペアで登攀中に片方が転落した時は、上の者はできる限りの努力をしろ!ぶら下がっている者は
上の者を助けるつもりで自分のザイルを切れ!」と教えられた。
そしてその先輩は2年後俺とのクライミングで自分のザイルを切った・・・
数年後、俺と後輩が岩壁に登っている最中に俺が転落・・・
後輩はまだまだ臨機応変にできるほど経験を積んでいなかったので
俺が「最期は笑って逝ったと嫁と子供に伝えてくれ」と言ってナイフに手をかけた瞬間、
見覚えのある手が私のナイフを押さえた・・・そう、数年前に自分でザイルを切った先輩の手だった。
何故かそう感じた。そして次の瞬間後輩がまだ教えてもいない方法で私を助けた。
上を見た瞬間、後輩の側でザイルを握っているもう1つの手が見えた。
はっきり言って緊迫した状況だったので幻覚かもしれない。
そして火事場の馬鹿力を後輩が発揮したのかもしれない。でも俺がナイフを取り出そうとした瞬間に
押さえた手の感触は紛れも無く先輩だったと10数年経った今でも信じている。
クラスの中で一人だけ「大縄跳び」がうまくできない男子生徒がいた。
長さ二十メートルの縄をクラス全員で跳ぶ。中学校の運動会が迫っていた
その子がいないと何回でも跳ぶことができる。
先生は本人と話し合って声掛け役をお願いした。
このクラスが一番上手になった。
「優勝確実」
先生は思った。「これでよかったのだろうか」
運動会の前日、女子生徒が「一人だけ外すのはいやだ」と言いだした。
全員で話し合うことにした。まず本人の気持ちを確かめた。
「やりたい」
だったらみんなで頑張ってみようよ、という意見と、でも勝ちたいし、という意見に分かれた。
勝つって何? 仲間って何?―。最初は反対した子が言う。
「少ししか跳べないかもしれないけれど、一緒に跳べたら、外して跳べることより、もっとうれしい」。だれも反対しなかった。大切なものを見つけたようだった
当日だれもが驚いた。あの子の足元を初めて縄がすり抜けた。
みんな「やった―」。
ひっかかっても、跳べたことがうれしくて抱き合って喜んだ。最初は一回、次は二回。
中断するたびにそのクラスだけ歓声が上がる。
家族たちは不思議そうに眺めていた。跳びながら、みんな泣いていた
なんか機械音痴の母がデジカメを買った。
どうやら嬉しいらしく、はしゃぎながらいろいろと写してた。
何日かしてメモリがいっぱいで写せないらしく
「どうすればいいの?」って聞いてきたが
「忙しいから説明書読め!」とつい怒鳴ってしまった。
さらに「つまらないものばかり写してるからだろ!」とも言ってしまった。
そしたら「・・・ごめんね」と一言。
そんな母が先日亡くなった。
遺品整理してたらデジカメが出てきて、何撮ってたのかなあと中身を見たら
俺の寝顔が写ってた・・・。
涙が止まらなかった。
Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。
んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。
んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。
んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。
でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。
それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。
もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
パーティー四人の名前がこうなっていた。
「リョータ」
「いろいろ」
「ありがと」
「バイバイ」
…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。
980over