214 :
結衣:
一輝さんへ
さっきのこと、一輝さんにも板にも迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい。
一輝さんだけでなく、多くの人に不愉快な思いを抱かせてしまったことは、消せない事実として、今さらながらじわじわと胸に食い込んできます。
しかも一輝さん一人にあらゆる迷惑をかけて……
謝ったからといって許されることではないですよね……
私の大事なお友達、一輝さん。
今まであなたに毎日助けてもらってきました。
これから先もずっと一緒にいたかったのに、結衣はその資格を自分からぶち壊してしまいました。
ごめんなさい。
これを最後の伝言にします。
一輝さんの歌を聞きたくて涙が出そうな自分は、やっぱりこの板にふさわしい良識ある大人にはなれません。
さようなら。
いつまでも大好きなカズさんへ