【黒酢】 健康医学社その2 【健康第一】

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69正義の味方2
○悪質な金融商品取引法違反
健康医学社は基本的には黒酢を中心にした健康食品のメーカーであり発売元でありながら、
一方で鉱泉権、温泉権を対象にした債券(金融商品)を発行しているが、
これらは金融庁には届けを出しておらず、金融機関も介在させず、
当然、金融商品を取り扱う企業が毎年行うべき、
金融庁への「金融商品取引報告書」も提出していない。
1990年代〜現在までに70億円超の金を預っているといわれる健康医学社だが、
当初は契約書どおりに高い配当と利息(典型的なうまい話だったわけである)を債権者に支払っており、
その結果、10数年の間に30億円以上は配当と利息で消えている。
また、鉱泉権債券を発行して間もない1996年頃、鹿児島の傾いた酒造会社を買収し、
小金酒造という子会社にした一方、薩摩麦酒鰍ニいう会社を立上げ、
テーマパークのような薩摩ビール園を開設した。
この資金として20数億円が使われた。
預かった金の残りは20億円前後となるが、まずは放漫経営される健康医学社で湯水のように使われた。
放漫経営によって業績が悪化してからも健康医学社の運転資金として消えていったと思われる。
再び鉱泉権債券を乱発し、現在に至ってい再び鉱泉権債券を乱発し、現在に至っている。
・会社経営にあたって年間計画がなく、原価管理、資金管理をまったく行わない、
15〜30年前に算出した製品原価をずっと在庫管理、経理業務で使っていたりするなど、
会社経営の基本をまったく無視していた。
・月1,400万円の事務所家賃を払っていたこともある。
・年2回の海外社員旅行を行い、1人10万円のお小遣い付き、
年3回の高額ボーナスもあっという話もある。
・社長をはじめ、社員全体で使い放題の営業経費と管理経費。
・創始者、黒岩東五の経験を伝えるための映画を作るために、社内に映画部を設立し、
    機材も人員もすべて自社で揃えて、毎年数本、海外ロケを含む映画を作ってい
    た。

 こういった放漫経営の結果、健康医学社は、
債券を発行した当初から毎年赤字を垂れ流す体質に陥っていたと思われる。
それでも2005年頃、一度は債券をクリアにしたといわれるが、
その後、再び鉱泉権債券を乱発し、現在に至っている。
この鉱泉権債券の募集は、債券の配当や利息が払えなくなったり、
会社の運営資金がなくなるたびに行われている。
2005年以降の鉱泉権債券の発行は、
返済できないことを承知しながら、
多くの人々を会社の経営状態について虚偽の説明、資料で騙して行った詐欺的行為で、
出資法違反か何か、法律にも抵触するはずである。
このほか、株式会社健康総合研究所とか株式会社健康一番など、
ほとんど企業活動がなく、健康医学社からの収入で成り立つ丸々の子会社を設立、
それぞれで増資と称して株券や私募債を発行した。
狙われたのは、過去に鉱泉権債券や温泉権債券に出資した人や、
商品をよく購入してくれるお得意さまだった。
現時点でも、日本各地の10人以上の債権者から返還訴訟をおこされているが、
うまく対応しているせいか集団訴訟には至っていないのは、
会社が倒産してしまっては元金が回収できなきくなるのおそれがあるためとおもわれる。
債権者の弱みを逆手にとった形での債権者との支払い交渉は常態化していた。
債権者に良好な収支報告をしないと資金が引き上げられるためか、さらにに資金をかりるためか、
粉飾決算を行っている節もある。

債権者は先代社長に心酔したおじいさん、おばあさんがほとんどなので、
ネットで情報収集などしないし、できない人ばかりだろう。
ちかくにそういった債権者らしき人がいたらぜひこの情報をおしえてあげてほしい。
まずは各地の消費者センターに苦情を訴えるところから始めるといいだろう。
すでに何件かは中央まで上がっているかもしれないが、
数が多くならないと、また実際の被害者からの訴えでないと
お上は動けない。