【食育】玄米菜食のマクロビオティック7【ロハス】

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発芽玄米の作り方(続き)

間に空き缶を入れます バットとホットプレートの間を空けるのに、
空き缶を使ってみました。バットが安定して置けるように空き缶を3本まとめて、
その上に玄米とお湯を入れたバットを乗せています。
 こうすることで、ホットプレートからの熱気をバットの下から受けて、
バットの中のお湯が温められます。そして、ラップをかぶせない事で、
熱くなり過ぎない程度に熱が空気中に逃げていきます。
空き缶はすぐに熱くなりますが、バットにあたっている面積が少ないため、
お湯の温度を上げ過ぎるほどではありません。
(金属は熱伝導率が良いため熱くなりそうですが)
 しかし、空気中に熱を放熱するので、お湯が徐々に少なくなっていきますので、
時々お湯を加えて下さい。(水でもすぐ温かくなるので、冷たくてもOK)
 あとは、資料にもあるように定期的に玄米を洗い、お湯を取り替えて下さい。
ザルとボールを使って、ザッとぬめりを取るようにすすぐだけで結構です。

発芽した玄米 6時間ぐらいで、胚芽が膨らんできて、
12時間ぐらいすると元気な玄米は、芽を出して来ました。
そして、20時間ぐらいでほとんどの玄米が芽を出しました。
この時間は、夏場や冬場で多少前後することでしょう。
 できあがりの目安は、胚芽の部分が全体的にボコッと出てきて、
次に先の尖った芽がニュッと出てきます。この尖った芽が出てきた玄米が、
8割ぐらいになったらできあがり。最後に洗って、白米に混ぜて召し上がって下さい。
資料には、混ぜる比率が1対1と書いてありますが、
最初は、発芽玄米を2〜3割から始めたほうが、食べやすいと思います。
 保存する場合は、新聞紙(インクが付いてしまう)ではなく、
キッチンペーパーなどの水分を吸う物を敷いて、天火に干します。
充分乾燥したら、密封した容器に入れ、冷蔵保存して下さい。
乾燥させた発芽玄米を炊飯する時は、浸水時間を長めにして下さい。

発芽玄米は、完成品が売ってます 今回、発芽玄米を4月の暖かい日に作りました。
寒い冬などでは、空き缶の高さを低くしたり、
注ぐお湯の量を少なくするなどの調節が多少必要です。
夏には、お湯を保温しなくても室温が高いのでそのままでも芽が出ます。
 お湯の温度や量は、多少大雑把でも大丈夫です。
あまり気にしないで作ってみて下さい。くれぐれもぬるま湯状態に保つということが、
発芽玄米を作る最大のポイントです。
 ホットプレートが無い場合、白熱灯で照射してもお湯の温度を保てます。
この方法の時は、資料のようにラップをかぶせ空気抜けの穴をあけましょう。
(温室効果) ※注、白熱灯は、水分がつくと割れる場合があるので、
くれぐれも気を付けて下さい。
 尚、すでに発芽した玄米をパックした商品が販売されています。
忙しくて作る時間のない人は、こちらを使ってみるのも良いですね。
但し、普通の玄米の2倍以上の価格になります。作り方は簡単なので、
時間のある人は、普通の玄米を購入して作ったほうが、お徳ですよ。

 体質改善には、半年ぐらいかかるといわれます。
これは、体内の血が全て新しいものに変わるのにかかる時間だそうです。
新しい健康法を始めたら、半年ぐらい経たないと効果は分かりません。
頑張って続けて、健康を保って下さい。