【食育】玄米菜食のマクロビオティック7【ロハス】

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5 名前:イズコ2.0 ◆VEGAN.Izk2 [sage] 投稿日:2007/10/17(水) 12:49:07 0
栄養学は、肉は必須ではなく食肉と屠殺が嗜好によって行われることを示す。

社会契約説は個々の自由と生命を含めた所有物を協力して守るというのが目的であり、
だから自由という権利が守られている。しかし他者の所有物を侵害する行動をとることが大きな問題になれば、
これを抑制する権力を強める必要が出てくる。自由という権利を守るためには個々が道徳的である必要がある。
したがって、倫理や道徳は根拠のない信仰であるというのは間違いだ。

ピタゴラス、プラトン、アリストテレス、ソクラテス神秘主義者は菜食だった。
そのため1847年にイギリスにベジタリアン協会が発足されるまでは菜食者のことをピタゴリアンと呼んだという。
ベーコン、デカルトなど、ルソーはイギリス人はその肉食のため残忍だと述べ菜食者であった。
経済学者ではアダム・スミスであり、マルサスは食糧をより多く減らして深刻化させるとして肉食に反対した。
哲学を塗り替えた科学者プラトン、アリストテレス、ニュートン、ダーウィン、アインシュタインも菜食者であった。
科学の発展によって西洋哲学は文字通り塗り替えられてきた。科学は西洋キリストのロゴスであり、それを否定する共産主義の基礎でもあり、重要である。

最近の哲学では、選好功利主義のピーター・シンガーが、『実践の倫理』(や『動物の解放』)などの著作によって、
おもに動物愛護と環境倫理と人倫の立場から菜食を提唱している。

現代、畜産と環境問題とが深刻にリンクしている。さらにバイオ燃料により穀物価格が高騰し、飢餓拡大の問題もはらんできた。
モラルなき資本主義には、経済格差問題だけでなく環境問題がある。決定的にぶち当たっている壁だ。
倫理問題を追求するのは必然的な責任である。
売れないものを生産し続けることはできない、われわれには未来の社会を創造する選択権があるのだ。

・『実践の環境倫理学』田上 孝一
・『実践の倫理』ピーター・シンガー
・『何を食べるべきか 栄養学は警告する』丸元 淑生
・『わたしが肉食をやめた理由』ジョン・ティルストン
・『死体の晩餐 動物の権利と菜食の理由』ヘルムート・F. カプラン
・『ベジタリアンの世界』鶴田静著