【食育】玄米菜食のマクロビオティック7【ロハス】

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■[医学]羅漢果による劇症肝炎

天然信仰とでも呼ぶべきか、「天然のものは安全・人工のものは危険」という信仰がある。
羅漢果について調べている過程においても、「天然だから安全!」みたいな宣伝文句を
よく目にした。砂糖の400倍もの甘味をもつ成分が、はたして天然だからという理由だけで
安全だとみなしてよいものか。また、「砂糖は毒である」という主張とセットになっていること
もあるが、砂糖の主成分のショ糖も天然のものである。「加工・精製されているのが悪い」
のであれば、羅漢果だって日本で手に入るものはすべて何らかの加工がなされている。

一例として、今回、たまたま「中国原産果実(ラカンカ)による劇症肝炎(亜急性型)の一救命
例」*1という症例報告を見つけたので紹介する。羅漢果によって救命できたのではなく、
羅漢果によって劇症肝炎になったのであるからお間違いのないよう。ちなみに、劇症肝炎は
シャレになんない病気である。肝移植ができない時代では、劇症肝炎の致死率は6割と
言われていた。

ttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/20061110