【食育】玄米菜食のマクロビオティック7【ロハス】

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226ビタミン774mg
1920年エドワード・メランビィEdward Mellanby(イギリス)は、
穀類の多い餌で育てた子犬にくる病が発病することを観察しました。
これは、穀類中のフィチン酸がカルシウムの吸収を妨げたためでした。
フィチン酸とは、穀類・豆類・などの植物性食品に多く含まれているもので、
カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルと結合して吸収を妨げます。
フィチン酸は種皮に内側の糊粉層に多く含まれているので精白すると減少します。
ですから白米のほうが栄養吸収率が良くなるのでしょう。

玄米食で吸収が悪くなるミネラルについて
a カルシウムは骨の成分であり、酸・アルカリ度の調節や神経・筋肉の働きに関係しています。
b マグネシウムは細胞でのエネルギー作りの酵素として働き、特に筋肉・心臓に必要です。
c 鉄が不足すると貧血・動悸・息切れ・脱力感などの症状が出ます。

この事(フィチン酸について)については、以前はどのホームページにも、
書かれていませんでしたが、最近、発芽玄米の各ホームページによく書かれるようになりました。