>>402 ホスファチジルセリン(PS)は脳細胞特に神経細胞膜に多く含まれるリン脂質で、
脳の栄養素とも呼ばれています。
PSは狂牛病発生以前は牛の脳より抽出された物が、欧米で多くの
アルツハイマー症や老人性痴呆症の治療薬として
有効性が認められていました。現在は大豆抽出物のPSが使用され、
一部ではその作用を疑問視する人もいましたが、
多くの臨床試験で(医薬品と同じように二重盲見試験を実施)その有効性が確認され、
他の脳機能改善薬やイチョウ葉エキス等の健康食品素材がほとんど
有効性が認められ無かったのとは対照的な結果を示し再評価されています。
記憶力改善、ボケ防止の他に学習能力向上薬としても期待されています。
300mg摂取を4週間続けたのち維持量100mgを摂取する方法が一般的です。