警察の大相撲八百長情報の提供に法的根拠はあるか
大相撲の八百長問題は警視庁が野球賭博を捜査する過程で押収した
携帯電話に八百長の存在をうかがわせるメールを発見したことから表面化したものだった。
しかし、警察は強制的に押収した証拠の中から、捜査対象の事件とは関係のない
情報をメディアに公開したり、政府の他の省庁と情報を共有することが、許されるのだろうか。
警察庁は文部科学省に情報提供をした法的根拠として、国家行政組織法の2条をあげている。
しかし、行政法に詳しい清水勉弁護士は、「国家行政組織法は国の
各行政機関が業務で連携することを求めているだけで、警察に捜査情報を他者と
共有する権限を認めているものではないとした上で、今回の警察から文科省への
情報提供は明確な刑事訴訟法違反だ」と指摘する。
清水氏によると、証拠の押収は裁判所が交付する捜査令状に基づいて行われるものだが、
その際に押収できる証拠の内容は厳密に指定されているという。野球賭博事件の捜査で
携帯電話が押収された場合、警察が押収できる情報は野球賭博に関連した情報に限られ、
警察はその他の情報を勝手に押収することができないと言う。そもそも文科省に
情報提供する以前の問題として、警察が八百長に関するメールを押収すること自体が、
今回は刑事訴訟法に反する違法行為だった疑いが強いというのだ。
このような政府の権限、とりわけ警察の捜査権の濫用には十分に注意が必要だ。
警察が誰かに対して脱税なりなんなりの嫌疑で家宅捜査をかけ、その際に押収したパソコンや携帯電話から、プライバシーに関わる情報を抜き出して公表するようなことが許されれば、
警察が邪魔だと考える人物を社会的に抹殺することも可能になってしまう。
世間も気付かぬこの怖さ
明瀬山のアド公開?
通信の秘密ってのは、どーなんですかね?
護憲派のみなさん
マスコミがこの点を指摘しないのが、赦せん!
メールの内容の公表は違法で、
八百長自体は犯罪ではないのに・・・
6 :
待った名無しさん:2013/11/12(火) 16:51:29.04 0
残念ながら相撲協会は公益財団だからな。
公益通報ということで、公務員が公益財団の不正をそのままにしておくほうが違法なんだよ。
>>1 >>警察は強制的に押収した証拠の中から、捜査対象の事件とは関係のない
>>情報をメディアに公開した
うん、あの時新聞読んで、一番最初にひっかかったのが
「野球賭博で押収した携帯から発見」ってとこやった
新聞読んで
9 :
待った名無しさん:2013/11/12(火) 22:22:29.31 0
>>6の言うとおり。
公益法人=税金の優遇、つまり日本相撲協会は公的援助を受けているに等しい。
公的援助を受けているからには、納税者から見て不正なことをやってはいけない。
警察は公務員。
公務員だから、公益法人の不正に対しては管轄省庁に報告する義務がある。
もし相撲協会が株式会社だったら捜査と関係ない事実を漏らすのはまずいが、
公益法人だから、不正を見つけたらちゃんと報告しないことは違法になる。
10 :
待った名無しさん:2013/11/12(火) 22:23:16.44 0
>>1 それから警察はメディアに公表したのではない。
所轄官庁の文部科学省に通報して、そこからメディアに公開された。
11 :
待った名無しさん:2013/11/23(土) 13:13:42.88 0
菅は長く問題点が議論されてきたコンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定した。
これは捜査当局が裁判所の捜査令状なしでインターネットのプロバイダに特定利用者の
通信記録保全を要請できるようにするものだ。
指宿信・成城大学法学部教授はこう指摘する。
「当局が通信傍受を行なう場合は組織犯罪に限るなど厳しい制限があり、
国会報告も義務付けられている。しかし、この法案はやろうと思えば
誰のネット通信記録でも安易に取得されてしまう危険性がある」
この法案の閣議決定と歩調を合わせるように、警察庁はネット上の「デマの規制強化」に乗りだし、
名誉毀損などで摘発も検討する方針を打ち出した。
警察庁OBの大貫啓行・麗澤大学教授が語る。
「ネットの掲示板にはデマも多いが、それをデマだと打ち消す情報もある。
大震災や原発事故にかかわるネット情報が氾濫していることに、捜査当局がパニックになって
冷静な判断ができていない印象がある。言論の自由が浸透する日本国民をもっと信用すべきです」
http://www.news-postseven.com/archives/20110411_17219.html 3
12 :
待った名無しさん:2013/11/23(土) 13:14:48.62 0
★「事実でもデマになる」可能性
◆総務省の「デマ削除要請」はネット規制につながる!
総務省は2011年4月6日、東日本大震災に関わるインターネット上の「流言飛語」について、
表現の自由への配慮をしながら「適切に対応」するよう、電気通信事業者関係団体 に要請した。
しかし、「デマ」が好ましくないのは確かにしても、この"要請"は「言論統制」や
「ネット規制」につながりかねないのではないか。
果たして「流言飛語」の基準はどこにあるのか――
4月29日放送の「ニコニコニュース+α『デマ削除要請』は言論統制なのか?〜流言とインターネットを考える〜」では識者たちが討論。
雑誌『放送レポート』編集長の岩崎貞明氏は、
たとえ事実でも「『官邸が把握してないから、それはデマだ』と言えるようになってしまう」と指摘した。
総務省の要請は、複数の省庁の官僚から構成される「被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム」の決定を追認する形で出されている。
その内容は、「特に、インターネット上の流言飛語については、関係省庁が連携し、これらの実態を把握した上で、
インターネット利用者に対して注意喚起を行うとともに、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、
適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努める」というもの。
しかし、「公序良俗に反する」ものは、その判断が曖昧になる。
弁護士の落合洋司氏は「本質的に問題なのが、根拠がないとか虚偽だとか、誰が判断するのかということ」と述べる。
既に警察庁は、サイバーパトロールなどにより情報を把握した上で、
悪質なものに対してはサイト管理者等に削除を依頼しているという。
しかし、その内容はといえば、明らかな誤情報がある一方で、
被災地で商品の略奪や火事場泥棒が起きているといった「事実」も含まれている。
治安への不安につながるからという理由なのだろうが、
「流言飛語」がいかに恣意的な解釈を許すかを示した形だ。
通信の秘密、とかいったことがわかんないのが怖い
ビートたけしの愛人の素性を報道することは、
国民の知る権利に応えることです。
我れら正義の講談社は、報道の自由を抹殺しようとしたビートたけしと戦ってきた苦闘の歴史があります。
15 :
待った名無しさん:2014/01/17(金) 18:01:45.95 0
>13
だってケンポーを守らないのがブサヨなんだから
17 :
待った名無しさん:
八百長に係わったとして、多数の力士が実質的な追放処分になろうとしている。
しかし、対象となった力士の多くは関与を否定し、
さらに証拠も挙がってない。
そして、その“冤罪”力士の中には、外国人もチラホラ見受けられる――
周知のごとく、近年の角界は外国人力士に席巻されている。
大相撲を潰したいのは、それが気に入らない国粋主義者たちなのだろう。
だから警察と組んで、犯罪でもない八百長を暴き立てた。
だが、これ自体がメール公表という、
「通信の秘密」を定めた憲法にも違反した暴挙である。
公権力たる警察も、それとグルになって八百長騒動を起こした人らは、
外国人の活躍を妬む国粋主義に凝り固まった人物なのだろう。
証拠もなく“八百長力士”の認定をされた中には、
中国出身の蒼国来もいる。
中国の方々を見下す、日本の右翼勢力が蒼国来の追放を画策してるのは、
間違いない!