ｻｯｶｰは出場停止、ﾎｽﾃｽへのｾｸﾊﾗはお咎めなし

【 強制引退 】 第39代横綱 前田山（佐田岬） 栄五郎

1949（昭和24）年10月、ケガで本場所を途中休場、安静加療が必要なはずなのに
来日中の米3Aサンフランシスコ・シールズ（3Aのチーム）の野球試合を観戦、
監督のオドール氏と握手した記念写真が新聞報道に流出し大バッシングの嵐。
千秋楽の再出場伺いを提出するも理事長裁定で却下、強制引退言い渡し。

【 協会戒告・文部省注意 】 第52代横綱 北の富士 勝昭

1971（昭和46）年11月、本場所中に暴力団員と知りながら
多額の祝儀を受領したことが発覚、
理事会決定は戒告処分、文部省が文書で正式に警告。

【 協会注意 】 第52代横綱 北の富士 勝昭

1972（昭和47）年5月、不眠症で本場所を全休、
ハワイでサーフィンに興じ女の子とたわむれる写真が報道流出。
帰国後謝罪会見、理事会の決定はなぜか注意のみ。

【 強制廃業 】

1987（昭和62）年12月、「あんなちゃんこが食えるかよ」と部屋内で口論の上、
立波親方夫妻を殴打し逃走。
巡業はもちろん、一度も部屋に戻ることなく、大晦日に処分のための緊急理事会開催、
理事の間では、廃業ではなく破門処分を支持する声が多く議論は紛糾したが、
春日野理事長裁定で温情をくみ廃業処分に決定。

>>47 は、第60代横綱 双羽黒（北尾） 光司

【 2場所出場禁止・謹慎・減俸30％4ヶ月 】 第68代横綱 朝青龍 明徳

2007（平成19）年7月、腰骨疲労骨折全治6週間で夏巡業を休場して
故国モンゴルモンゴル国に帰国、サッカー協会主催のサッカーイベントに
飛び入り参加し元気にプレーする映像が報道流出、
緊急理事会で夏巡業強制全休が決定、
改めて同年9〜11月場所出場停止・11月場所千秋楽まで謹慎・減俸30％4ヶ月。