1 :
待った名無しさん:
相撲観戦を続けるファンの道も、20年続けて十両、30年で入幕、40年で三役、50年で大関とか?
そこで、永く相撲を見続けている人向けに、技術談義のスレを立てました。
@ただし、思い出話は禁止。技術論が中心です。(専門家の方の書き込みも歓迎します。)
A相撲観戦の年数を自己申告する必要なし。他人への質問も禁止。(書き込みの内容で想像すべし。)
B力士の話題は千代大海が中心。(個人的にひいき力士だからだいっ。)
ってことで、ゴチネンの気分でいきますよ。
3は不要
3 :
待った名無しさん:2006/09/08(金) 23:50:32
良スレかと思ったら
Bで糞スレ
ゴチネンときいてスレ主がオッサンなのはわかった
稽古稽古というだけでどんな稽古をすればいいのか
全く話してくれなかった出○錦タン
見つけた!ここが55さんのスレですな。
ベッタリ張り付いて、参考にさせていただきます。
当方、相撲を真剣に見始めたのはまだ3年ほど。
小さい頃は千代の富士を、親父に見せられておりました。
部活でレスリングをやっていたので、
欧州勢でレスリングから各界入りした力士の技術に目が光る時があります。
どうぞよろしくです。
着底しますた。
8 :
1:2006/09/16(土) 23:54:04
>>6 いや、そうっすけど。 いちおう、あげときますか。
玉春日はさすがに今場所は家賃が高かったかな。
琴欧州戦では後ろまわしを取られる瞬間に
一本背負いのような腕のとり方をしたところとか、
技術的に光るところを見せてくれたけどね・・・
10 :
1:2006/09/17(日) 22:59:39
11 :
1:2006/09/17(日) 23:00:57
今日の千代大海−雅山。 完勝。
まさしく「完勝」と言っていいね。
立ち合いは、アタマでいって、相手のフニャリとしたモロ手突きを防御した。
これさえ防げれば、あとはなんとでもなる。
その後は、相手の突きをはねあげて無力化しておいて、タイミングよくハタいた。
しかし、相手の動きがよく見えているね。 最高だよ。
12 :
1:2006/09/17(日) 23:05:21
>>9 玉春日。 やっぱ、奇跡はおきなかったですね。
でも、とりあえず、無事でよかった。
もともと、玉春日の場合は、ツラ相撲の傾向があって、
負けはきめると続いてしまいますからねえ。
ただ、明日は、千代大海−玉春日。 ドキドキする。
千代大海としては、土俵際は注意すること、という点につきるけど。
玉春日にも、がんばってほしいし・・・
個人的には、これが今場所では、夢の取組だったりする。
13 :
1:2006/09/17(日) 23:13:44
白鵬は、なんか、ふっきれたような良い相撲だった。
突っ張りが「付け焼刃」とか言っていたけど、どうしてどうして、威力があるじゃない。
どうやら、把瑠都は、マトが大きいだけに突かれやすいみたいね。
突っ張りといえば、少なくとも、大鵬は突っ張っても強かったよ。
若浪みたいに、食いつかれるとうるさい相手には、突っ張り一本で決めていたし。
横綱であれば、相手によっては、突っ張りこそが一番の安全策だったりする。
まあ、突っ張ろうが、上手をひこうが、相撲の基本は「前に出る」ということになるんだろうけど。
14 :
1:2006/09/17(日) 23:18:30
琴欧州は、星を落としてはいるけど、相撲内容は良いと思う。
いままでケガをしていたんだから、あせらないで、じっくりと巻き返していけばよいと思うんだけどね。
いずれは、琴欧州にも綱とりをかける場所がくるだろうけど、
白鵬をみればわかるとおり、横綱への挑戦は、もはや「精神」の戦いになってくる。
その点、琴欧州も、そろそろ「型」というものを、考えて言いっても良いんじゃないだろうか。
最後の最後で、たよりになるのは、「型」になるよ。
ただ、若い人は、「型」なんて追ってはダメよ。
若いうちは、ガンガンと、がむしゃらに前に出ればいいんじゃないの。
「型」を追うのは、あくまでも、一定のセンができてからだよね。
15 :
1:2006/09/17(日) 23:57:05
栃東も、今日の相撲は良かったね。 だんだん復調してきたかな。
16 :
1:2006/09/17(日) 23:59:17
とりあえず、スレの開始だから、いっぱい書いておこうか。
前半戦が終わったけど、これまでをふりかえってみると、
露鵬、黒海、安馬、稀勢の里とか、次をねらっている若手が元気あるね。
伸びざかりの人は、本場所の勝ち負けだけではなくて、
本場所の相撲の中から、なにかをつかんでほしいな。
1月場所の白鵬は、雅山戦で自分の「型」をみつけた。
やはり、実戦の中でこそ、いろいろなヒントがあるのではないだろうか。
要は、気づくか、気づかないか、だよね。
白鵬把瑠都戦はねぇ、把瑠都が左にいる白鵬に体を横に向けたまま左手で突いたのが失敗
なだけで、白鵬の威力がどうのって問題でもないんだよ。あれで手と体の向きのベクトルの
問題で体が一枚の板になってしまった。そこに少し体の外で手を使って、きっちり倒れやすい
中心線をついた白鵬の相撲勘も見事といえば見事だけど、威力といわれると……
把瑠都はあの体勢から体を捌いて正面を向けて(更にできれば軽く腰を落として)から前に出
直さないと。厳密には重心の移動と上半身、下半身の移動が少し別々になる、前に出る事を
前提にした独特の方向転換なんで、難しいのかもしれないけど。
>>13 把瑠都は立ち合いが遅いというか、弱い気がする。
相手の当たりを凌いでまわしを取れば強いけど、一気に攻められるとモロい。
腰高なのか踏み込みが弱いのかね?
白鵬は突っ張り自体はそんなに悪くないと思うが、
安美錦戦のように中途半端に使うのがいかんと。
先場所みたく自信持って相撲を取ってほしいものだが
19 :
待った名無しさん:2006/09/18(月) 07:56:35
千代大海雅山戦は素晴らしかった。
立ち合いで雅山は面食らった。体重のおかげもあっていつもは押し込めるところを、今回は頭で押し負けた。
焦ってつっぱるがその両手は千代大海にことごとくはねのけられ、力を逃がされて足を前に出せなかった。
さらによく目が見えていた千代大海に両手をはたかれ、とどめに頭。
千代大海の頭の良さと相手がよく見える調子の良さを示す最高の一番だったな。それもこれも基本は立ち合いに戻るわけだけど
大海は先々場所〜先場所くらいの全力相撲=今場所の様子見た相撲
という関係か?
引き技の調子見るかな? と思ったけど、最後まで突ききっちゃったね。贅沢な感想だ。
しかし、なんというか上位陣はちょっとバタバタした相撲が多いねぇ……
21 :
1:2006/09/18(月) 21:44:22
今日の千代大海−玉春日。
立ち合いのあと、ヒヤッとしたよ。
千代大海が、アタマからいったが、
玉春日は、よく見て、ほんの少しだけカラダをずらして、
千代大海の一撃をかわしつつ、突き合いにもちこんだ。
ここのところが、玉春日の、すごい名人芸よ。
ただ、千代大海は、冷静に突き合いにおうじて、その後は、磐石だった。
しかし、一瞬の攻防だったけれども、玉春日は見せ場をつくってくれたよ。
22 :
1:2006/09/18(月) 22:10:09
>>17 いや、把瑠都戦での、突きのタイミングとか方向性とかは、まさに、おっしゃるとおりですが・・・
しかし、今日の雅山戦の突きはどうですか?
少なくとも、突き押し専門の雅山を相手にして、これだけ突いていけるんであれば、なかなかではないかと。
それは置いておいて、今日の白鵬は、途中で左マワシが手にかかったけど、こだわらずに、かまわずに前に出て行ったね。
これがよい。 今まで、なにをやっとったんだ。
23 :
1:2006/09/18(月) 22:11:48
>>17 把瑠都のご指摘が、すごく印象に残りました。
把瑠都については、方向転換のお話は、なんとなく感覚的にはわかりますが、
奥が深すぎて、細かい部分は、さすがに素人には難しいです。
しかし、力士が読むと、大きなヒントになるかもしれませんね。
とりあえず、把瑠都のカラダの使い方は、まだこれから、ということですかねえ。
しかし、それでいて、この活躍。
これで相撲の動きを覚えてきたら、どんな力士になってしまうのか・・・
24 :
1:2006/09/18(月) 22:15:42
>>18 把瑠都については、2場所くらい前に、尾上親方が、
「まだまだ、いっぺんにもっていかれると弱い。」というようなコメントをしていたので、
親方はよくわかっていたのでしょう。
白鵬は、やっぱ、まよいすぎでしたね。
25 :
1:2006/09/18(月) 22:19:02
>>19 押し相撲どうしは、立ち合いで99%決まってしまいますからね。
>>10 うわ、しまった・・・
Aを「自己紹介が必要」だと読み間違えて張り切って書いてしまいましたorz
改めて名無しのROMとして楽しませていただきますね。
千代大海は立ち合いで栃東の体、特に顎が上げられなかったね。
さらに突っ張りの腕が伸びきらないところを利用されて、まわしをとられてしまった。
でもここは突っ張りの回転の良さと相反する部分なので、仕方ないかな。
栃東の顎の強さ、我慢強さに完敗だ。
まわしを切る技術を見せてくれたけど、
さすがに下がりながらの体勢では付け焼刃だわな。
それにしても把瑠都と琴欧州は、負け方が下手すぎるよ。
あんなケガの恐れがある負け方ばっかりでは、体がいくつあっても足りない。
なんだろう、二人とも下半身のモロさが関係しているんだろうか?
スピード出世の経験不足だろうか?
とにかくケガだけは一番面白くないよ。
バルドに手を貸して、鬼になりきれなかった感じだね。
29 :
1:2006/09/19(火) 22:37:10
今日の千代大海。 栃東にやられた。
一度、つっかけたところで、気合いが少々そがれたかなあ。
相手の踏み込みがするどく、しかも下にもぐられて前ミツを取られてしまったので、
突き起こすこともできなかった。
まあ、しょうがない。
明日からも、一番、一番、集中していってね。
30 :
1:2006/09/19(火) 22:38:56
しかし、栃東、絶好調じゃない。
優勝争いのキーマンになってきたね。
31 :
1:2006/09/19(火) 22:41:03
>>27 押し相撲どうしもそうですが、
上級者どうしの取組も、やっぱ、立ち合いで決まりますね。
まさに、一瞬の勝負。
まあ、マワシを切ったところで、相手があせってミスをおかしてくれれば、
あるいは行けたかも、とは思えたんですが。
さすがに、相手は技巧派の大関だから、ミスはしないか・・・
把瑠都も、琴欧州も、あぶなかったですね。
把瑠都はヒザのじん帯だそうですね。
琴欧州は、足がかえらなかったので良かった。
しかし、なんか、協会に注意をうけてから、元気がなくなっちゃった気がするけど。
考え込まないで、切り替えることも大切なんだけどね。
32 :
1:2006/09/19(火) 22:43:59
>>28 把瑠都の場合は、相手の雅山が、突き押しで攻めていたために、
カラダが密着していなかったのが不幸中の幸いでした。
もしも、雅山が四つ身で攻めていて、体重が、もろにかかっていたら、
と思うと、背筋がさむくなっちゃう。
33 :
1:2006/09/19(火) 22:47:38
白鵬は、あぶなかった。
突きで決めるのであれば、土俵際も注意しないとね。
これは、まったくの想像なんだけど、土俵際では、
寄っていった場合の注意のしかたと、
突いていった場合の注意のしかた、とでは違うんじゃないだろうか。
それにしても、初日は前に落ちたけど、あのときは、
立ち合いで張り差しにいって、自分の腰が立ってしまっていた。
今日は、いつものとおり、大きく踏み込んでいったから、腰が低く沈んでいた。
だからこそ、土俵際で、相手の突き落としをしのぐことができたんじゃないかな。
万全の体勢で追跡するというのが、いかに相撲っぽくないかがよくわかったw
千代大海は今場所一番の高速回転だったね。使い分けができる余裕が今場所の特徴か?
栃東はどうやって持ち直したんだか知らんが、昨日より更にいいんだよね。立ち会い次第で
横綱いけるかね?
35 :
1:2006/09/20(水) 21:56:34
千代大海−安美錦。 完勝で勝ち越し。
立ち合いから、迷いなくバンバン突いていった。
土俵際で、すでに相手は腰が浮いてしまっていたので、イナシだけで決まった。
思いっきりがよかった。
イナシした後も、気をゆるめずに相手についていったし、
その、ついていったときの腰のそなえ、足の送りが非常によかった。
カラダがよく動いているようだし、終盤に期待したいな。
36 :
1:2006/09/20(水) 21:58:36
白鵬は、立ち合いで右足がすべってしまったね。
栃東も少し横に動いていたけれども。
立ち合いですべったため、一瞬、動きが止まってしまい、そこをイナされた。
一回転したあと、土俵際でよく残して、突っ張ったけど、
さすがに、下がりながらの突っ張りはムリだった。
ただ、ああなってしまっては、突っ張らないとモグリこまれてしまいそうだったし、
どうしようもなかったか。
まあ、栃東が、すごかった。
今場所後での綱とりは難しくなったけど、
前半に比べて、相撲内容は少しずつ持ち直してきているので、
この勢いを来場所につなげていくことが大事じゃないかな。
37 :
1:2006/09/20(水) 22:00:41
>>34 千代大海は、小兵タイプの相手には、わりと合い口がよいみたいですね。
いまの栃東は、神がかりだし、
対戦成績が、ほぼ互角だし。
横綱も、油断はできないでしょうね。
栃東は右膝痛めた後しばらくしてから立ち合いの踏み込みがよくなった気がする。
意識的か無意識的かはしらんが、そのおかげで相手を押し込んだり前ミツが取れたりしてると思う。
さらに調子上がれば横綱戦がかなり楽しみだねぇ
千代大海、変化が頭にあったようだね。
もろ手突きにしても中途半端だし、頭も顎も高い。
今場所の露鵬の取り口見てれば、変化を考えなくても良かったのに・・・
相手の変化にしても、今場所の出足なら落ちないだろうに……自身持って行けば変化
した方は土俵下まで止まらず一気だよ。
今場所は黒海戦琴光喜戦もそうだけど、叩きで落ちるという意識という、今までの長年
の悪い貯金も露になってるな。
41 :
1:2006/09/21(木) 21:10:36
千代大海−露鵬。 立ち合いで失敗しちゃった。
変化を警戒してか、棒立ちでいってしまった。
モロ手でいったにしては、カタチが変だったし。
まさか、先場所の一件で気おくれした、ということはないだろうけど・・・
まあ、しかたがないね。
あとは残り3番。 明日から、今場所の集大成という気持ちで、いいところを見せてほしいな。
42 :
1:2006/09/21(木) 21:11:56
>>38 今日の横綱の立ち合いは、頭が低かったし、その後の攻めもきびしかったですね。
横綱が、立ち合いで、右手を前に出して、相手の左肩にあてがったのは、
相手の当たりを少しでも止めることの他に、相手が変化した場合に備えてのことかも。
43 :
1:2006/09/21(木) 21:13:18
>>39,40
まあ、何年相撲をやっても、立ち合いは難しいということで。
ただ、いままで、モロ手突きは、持っていなかったような気がするので、
モロ手でいったとすれば、ひょっとして、新しい技術をためしてみた、とか。
44 :
1:2006/09/21(木) 21:16:20
しかし、白鵬は、突っ張っていっても、今日のように、前に出ながら組みとめると、よい形になるね。
安美錦戦とは、ぜんぜん違うな。
45 :
1:2006/09/21(木) 21:20:01
あと、他の押し相撲力士では、今日は、豪風、豊桜、龍皇がよかった。
ツボにはまった突き押しは、やっぱ、見ていて気持ちがいいよ。
須磨ノ富士は、よく残ったねえ。
>>42 右手一本で栃東の出足を完全に止めたのには、さすがの一言だねぇ。
>>44 相手の動きを見ながら、自分の有利な体勢ができるまで落ち着いて突っ張ったね。
こういう相撲が初日から何故できなかったのかと小一時間(ry
ところで今場所の露鵬は今までと打って変わった相撲を取ってるな。
きれいな前傾姿勢がとれてるし、まわしを掴んでの四つ相撲がモノになってる。
千代大海戦でも、大海が怪しい当たりをしたとはいえ真正面からぶつかって左上手を取ったんだから、大したモンだ。
右脇に手を置いて突っ張りの軌道を邪魔する何場所か前のキセノンと同じ作戦を取って
きたが精彩を欠く白鵬を一気に叩き落としたね。圧力が微妙に拮抗した状態のまま、圧
倒的有利に引き落としてるのが今場所は新しい。
押し込めてないのが気になるといえば気になるけど、あそこに手を置くのに圧力をいっぱ
いいっぱいまで使わせたと思えば、完勝なのかもしれない。
明日は横綱戦。優勝争いからは脱落してるけど、一人一人、一つ一ついろんな苦手を1
年間かけて克服してきたのと同じように、気を抜かずに色々挑戦して欲しいね。
48 :
1:2006/09/23(土) 00:45:57
千代大海−白鵬。 千代大海の積極性が光った相撲だった。
千代大海は、立ち合いで、相手の左前ミツを警戒して、
自分から左に回りこみながら、当たった。
その後、相手の右差し手をおっつけていくか、と思ったら、
意表をついて、左右から突き起こしにいった。
これが当たって、相手のアゴが上がったために、タイミングよくハタキが決まった。
なんか、狙いすましていた一発という感じだった。
いいじゃないっすか。
今場所も、泣いても笑っても、あと2番。 いっちょ、たのむぞ。
49 :
1:2006/09/23(土) 00:47:29
逆に、白鵬の側からすると・・・っていうのは、場所後にしておこうか。
いまの白鵬は、一番、一番に集中することが大切だからね。
白鵬も、あと2番だ。 思いっきり行ってくれ.
50 :
1:2006/09/23(土) 00:51:19
>>46 この日の、横綱の相撲、白鵬の相撲は、よかったですね。
露鵬は、いいですよね。
今場所の露鵬は、四つ相撲において、今までとは違った境地に達していますね。
技術的なものに加えて、精神的にも充実している気がします。
しかし、露鵬の場合は、まだまだ、もっと期待したいですからね。
今場所のように、イケている場所こそ、むしろ、
自分の将来にとって、大切なヒントをつかめるんじゃないか、という気がします。
まだまだ、満足はしてほしくはないんですよ。
51 :
1:2006/09/23(土) 00:55:51
>>47 今日の千代大海は完勝だったと思いますが、白鵬も、もうちょっとやってくれれば、という気もしましたね。
しかし、あと2番、いい相撲を期待したいです。
大海(・ω・)bグッ
まげ判定は微妙ではあるが、横綱をあれだけ慌てさせて
勝利を呼び込んだことを素直に喜ぼうでないか
ほらやっぱ落ちない……
あんだけいなされて平気で残ってるんだから、今場所の千代大海は落ちる相撲じゃないんだよ。
と、いうわけで来場所からは足腰に自信持って、今場所のような迷いから来る取りこぼしが減る
わけだ。この所の好調は突発的にいいわけじゃなくて、良くなっていく過程を踏んでいて、ここで
すら下手すれば途上だからね。
しかし、朝青龍は勝負は悔しいだろうけど、ほんとは嬉しいだろうな。あの人みたいな相撲取りに
なる! と思ってた人がまた輝きを取り戻してくれたんだから。
54 :
1:2006/09/23(土) 21:38:50
いやあ、宴会、宴会。 もう、酔っぱらっちゃったよう。
今日は、知人が行けなくなったということで、チケットを譲り受けて、国技館へ。
そしたら、結びの一番で・・・
ああ、サイコーだ。
千代大海は、最初に引いてしまって、土俵際につまって、終わったかと思ったが、
そこから奇跡の逆襲。
突きあい、イナしあいで、すごい相撲になった。
じれた横綱は、アツくなって、張り手が大ぶりになってしまった。
そこにつけこんだ千代大海の押しと引きが、最後の最後になって決まった。
マゲの問題は、ちょっとビミョーではあったね。
しかし、永年の運用では、マゲで反則を取るときの目安は、
マゲをつかんだことによって、勝敗に影響を及ぼしたか否か、という点が境界線になっている。
つまり、マゲに手がかかっただけでは、勝敗はひっくりかえらず、
マゲに手がかかった事実が、勝敗に影響していた、と認められた場合に限って、
反則がとられて、軍配がひっくり返る、というわけ。
これからすると、今日の一番は、千代大海の手がマゲにかかっていようが、いまいが、
あの引き技が、決まっていたことはまちがいない。
従って、審判団が反則を取らなかったことは、きわめて妥当な判断、ということになる。
まあ、千代大海が、横綱をアツくさせたことが勝因だねえ。
55 :
1:2006/09/23(土) 21:42:46
>>52,53
いやあっ、い〜い相撲だったですね。
今日のマゲのことは、審判団の判断が正しいと思いますよ。
とりあえず、今場所の千代大海は、最高です。
56 :
1:2006/09/23(土) 22:02:01
今日は、相撲通の人からチケットを譲り受けて、2階のイス席で見ていたんだけど、
面白いことに、相撲通ってのは、意外に、2階のイス席を好む人が多いんだよね。
そんでもって、相撲通にもっとも嫌われる席が、溜席。
つまり、溜席は、目線が低い位置にあるので、丸い土俵がつぶれて見える。
すると、丸い土俵をつかった、土俵際の攻防が、よく見えない、ということみたいね。
ある程度、高い位置から見たほうが、土俵際の攻防が良くわかるわけだ。
この理屈からいうと、相撲観戦において、もっとも理想的な席とは、
やっぱ、天皇陛下がすわる貴賓席、ということになるね。
バルド戦といい、今場所は見に行くたびにすごい相撲が見られてるのか。うらやましいね。
58 :
1:2006/09/23(土) 22:16:52
それにしても、今日は、急だったから、オペラグラスを忘れちゃったのよ。
相撲観戦グッズは、いつも一式をバッグに入れているんだけどね。
オペラグラスはもちろん、FMラジオとか、「相撲」誌の付録の力士名鑑とか。
今日は、たまたま、別な観劇でオペラグラスを使ったままで、戻してなかったんだな。
それで、国技館で、オペラグラスを借りようとしたら、
FMラジオは貸し出しているのに、オペラグラスって、貸し出していないんだね。
いままで気がつかなかったけど。
しかし、これって、へんじゃないの?
都内の劇場では、どこでもオペラグラスを貸し出しているよ。
国技館でも、2階ならば、オペラグラスのニーズはあるような気がするんだけど。
59 :
1:2006/09/23(土) 22:27:27
>>57 いやあ、こんなことなら、毎日いきたいですねえ。
60 :
1:2006/09/23(土) 22:55:15
今日は、どすこいFMに、理事長が出演していたよ。
やっぱ、理事長の解説は、非常に奥が深くて、聞きごたえがあるね。
面白いのは、司会の下角陽子アナは、まったくのド素人であるわりには、
理事長から、すごく奥深い話を引き出しているんだね。
なんか、相撲を知らないからこそ、ドンドンつっこめる感じで。
むしろ、NHKのOBや、大相撲ダイジェストのOBのようなベテランアナであれば、
ここまで奥深い話は引き出せないと思うよ。
いやいや、理事長の話を聞けただけでも、今日は国技館に足をはこんだ価値があったよ。
61 :
1:2006/09/24(日) 19:49:56
千秋楽、ふにゃあと盛り下がってしまったね。
なんか、燃え尽きてしまったみたいで。
こういうムラッけが、いかんのよ。
ただ、今場所は、露鵬戦とか、ちょっと、もったいなかったね。
あと少し星があれば、千秋楽まで、優勝争いについていけたのに。
それにしても、なんか、次号の「大相撲」の総評座談会では、ボロクソに言われそうだな・・・(w
おそらく、安馬ばかりをほめちぎって、大関はだらしがない、とか、言うのが目にみえるようで・(w
まあ、言われてもしょうがないところはあるにはあるが。
しかし、とりあえず、優勝がねらえるくらいまでには、回復してきた感じだし、
あとは、今場所をベースにして、来場所以降で、一段と上の、「優勝」を実現してもらいたいねえ。
62 :
1:2006/09/24(日) 20:34:12
今場所の千代大海を総括すると、
やっぱ、初日の把瑠都戦は、大きな仕事をしたね。
把瑠都は、今場所は、ケガをしてしまって気の毒だったけれども、
このケガということを、あえて度外視してみても、
これまで続いてきた把瑠都のいきおいを、ストップした最大の功績は、千代大海にある。
なんか、「切り込み隊長」のような役割だったね。
そして、今場所は、全体的に、突き押しの威力が復活してきたようで、
ここ最近にない、充実ぶりだった。
もちろん、14日目の横綱戦は、白眉だったし。
今場所は、最終的には二ケタの星をあげたし、よくやったと思うんだよね。
まあ、もう少し、優勝争いについていってほしい感じもあったが、
しかし、今場所の内容は、優勝への足がかりができた、と考えられるんじゃないかな。
いっちょ、来場所以降で、「優勝」という大きな果実をキャッチしてほしいねえ。
63 :
1:2006/09/24(日) 20:58:11
朝青龍は、立派な優勝だったね。
朝青龍のイメージって、先場所あたりから、ちょっと変わってきた。
なんかこう、円熟してきた、という感じで。
この点は、先月の「相撲」誌で、音羽山親方が指摘していたけれども。
優勝回数という数字は、ただの数字であって、それだけで「横綱」の価値が決まるものではないけれども、
しかし、そういったことを別にしても、
最近の朝青龍は、つくづく「い〜い横綱になってきたなあ・・・」と感じられるんだよね。
なんか、いよいよ「大横綱」の仲間入りをする日も、近づいてきたような気がするね。
来場所の優勝を考えるなら、なんとしても琴欧州には勝っておきたかったんだけどね……
65 :
1:2006/09/25(月) 22:10:58
>>64 そのとおりですね。
しかし、千秋楽の、あの立ち合いじゃあねえ・・・
あれって、露鵬戦と同じで、自分から先にボウ立ちになっちゃった感じで。
まあ、いいところでコケルのも、千代大海らしいわけですが。
今場所で、落とした相撲は、立ち合いで、集中できなかったケースばかり。
自分から突っかけていってマッタされた相撲は、やはり集中できていなかった。
逆に、集中していった相撲は、バツグンにすばらしかったけど。
ただ、今場所を見ると、体力的にはだんだん回復してきたみたいなので、あとは、
場所をつうじて集中力を維持すること。
これができれば、優勝は十分にねらえると思います。
66 :
待った名無しさん:2006/09/26(火) 13:07:55
age
千秋楽の雅山VS琴光喜の対戦を見たときに
雅山の突きをミッキーが大海みたいにすくってたけど
上手くすくえてなかったのをみて
あれも技術がいるんだなとワカタ。
68 :
1:2006/09/26(火) 21:57:20
>>67 雅山はいいですねえ。
とくに、13日目あたりからの相撲には、感心しました。
雅山の突きは、一見、チカラが入っていないようで、フニャフニャしている印象なのですが、
実のところは、うまく体重が乗っている、という感じですね。
肩や腕にムダなチカラが入っていないからこそ、体重が乗ってくるんでしょう。
やはり、キャリアをつまなければ、このような突きは習得できないと思います。
改めて、突き押しというものは、パワーではなく「技術」だ、と思えますね。
それに、今場所の終盤は、マワシには見向きもしないで、突きに徹しているところも、すばらしかった。
千代大海とは違うタイプですが、独特の突き押し相撲を完成させているイメージです。
まあ、今場所の終盤の内容をみたかぎりでは、
大関取りが、次の場所につながった、という理事長の判断には、
まったく異論はないですね。
千代大海との対戦は、今後も、非常に楽しみですね。
69 :
1:2006/09/26(火) 21:59:53
>>17 それと、
>>17 さん。
亀レスさせていただきますが、失礼な口をきいて、申し訳ありませんでした。
白鵬の突きについては、
>>17さんのおっしゃるとおり、技術的には、マダマダであると思います。
ただ、場所中だったので、そのようなネガティブなことが言えなかったんですよ。
実際、今場所の白鵬は、突っ張りを多用するようになってから、
相撲内容が積極的に変わってきました。
逆に言えば、不振のドン底にあえいでいた白鵬にとっては、
あの時点では、突っ張りこそが、最後の頼みの綱でもあったわけです。
このような状況をみれば、相撲ファンの心情として、
あの時点で、白鵬の突っ張りについて、
「威力がない」とか「付け焼刃」とか、
ネガティブな話に持っていくことはできなかったのです。
また、力士本人が、このスレを見るかもしれません。
少なくとも場所中は、力士がみて、ココロにひっかかるかもしれない話題は、
さけたほうが無難であると考えました。
相撲ファンにとっては、力士が良い相撲を取ってくれることが、もっとも大切ですので。
ってことで、みなさん、とりあえず、↓ のように、追加のローカルルールを定めたく思います。
70 :
1:2006/09/26(火) 22:00:55
場所中に限っては・・・
C個々の力士に関してネガティブと思われるご指摘は、一旦、スルーさせていただきます。
(一時、保留させていただいて、場所後に、ゆっくりと討論しましょう。)
D翌日の取組や、翌日の対戦相手に関しては、できるだけ話題にしないようにしましょう。
71 :
1:2006/09/26(火) 22:02:19
Dについても、同じ趣旨です。
翌日の対戦相手を考えるのは力士の仕事であって、相撲ファンの仕事ではありません。
高見盛ほどではないでしょうが、力士本人も、翌日のことを考えたくない場合もあるでしょうし。
まあ、いささか気をまわしすぎかもしれませんが、しかし、念には念を入れて、
これからは、場所中に限っては、特別ルールを追加したいと思います。
以上、みなさま、ご協力をお願いします。
それは、ネガティブ意見はとりあえず、書いておいていてはいいって事? 議論はしないだけで。
それとも書いておく事自体禁止?
>>70 個人の趣旨としてならともかく、ローカルルールに織り込んでしまうのはいかがなものかと。
BCは1氏の個人的な見解として別にテンプレを作成したほうがよいと思われ。
Dについては力士がここを訪れるかどうかは力士自身の判断に委ねるべきでしょう。
それも自己管理の範疇かと。
74 :
1:2006/09/27(水) 22:00:19
>>72、73
正直言って、このスレの方針を決めかねている、というのが実情ですね。
力士を応援しよう、と考えると、あまりシビアな議論はできませんし、
逆に、評論のようなスレになってしまうと、相撲をみる楽しさがなくなっていくようで。
(力士の欠点をあげつらいながら相撲をみても、楽しくないでしょう。)
>>72 ネガティブな意見といっても、普通の人であれば、なにを言っても大丈夫ですよ。
どうしようかと思ったのは、
>>17さんのように、レベルの高い方のご指摘ですね。
非常にするどくて、的確なもので、こちらが力士を応援するというスタンスでいると、
場所中には、レスがつけられないんですよ。
そうはいっても、
>>17さんのようにレベルの高い方のご指摘は、こちらとしても勉強になるし、
ぜひ来ていただきたいわけです。
まあ、
>>73さんのおっしゃるとおり、
とりあえず、C、Dは、1の個人的なスタンス、ということにして、ようすを見てみましょう。
あとBについては、前スレから来ているものです。
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/sumou/1099833337/l50 こっちの前スレでは、千代大海を中心にやっていたもので、千代大海は「伝統」になっております。
つまり、四本柱をやめて、四色の房に変えたようなものですね。
ぞれでは、気を取りなおして、ふたたび、ゴチネンでいきましょうか。
……だったりするのがこれがまた(笑
まあ、そんなわけで今日のお題。
白鵬の立会いについて。
見られるなら今年の初場所千秋楽、琴欧州戦を見て欲しい。出来れば、その後の横綱栃東戦も。
見ると分かるんだが、蹴り脚である「右足がびたっと残って」「腰が全く上下動せずに」そのまま
前に出てる。んで、横綱と栃東の方を見ると立会いが厳しい厳しいと言われている横綱ですら、
腰は浮いていきながら立会いしてる。これは栃東も同じ。まあ、横綱の立会いは上手い人のサン
プルとして出してるだけなので、詳しいことは省略。今日は白鵬。
これは何が出来れば出来るかというと、まず、前に落ちながら立つこと。何言ってんだか
分からんと思うが、これは日本の武術なら普遍的にある膝抜いて前に出るというをしゃがん
だ状態で足首を使ってやってる。岩木山とか時津海とか、立会いの瞬間、まず最初に足
首の角度が深くなってから一連の動作が行われてるのが分かると思う。この取り組みの
白鵬もそう。
で、これだけだと前にばったり倒れるので、補正するために骨盤を地面に垂直になる方
向に「当て」ながら脚を蹴り出す。というか、厳密にはお尻の力をメインに地面を踏むよう
にして押し出す。大臀筋を収縮させると、太ももは後ろ、やや外側に移動して、さらに爪
先が外を向くように捩れる。白鵬の脚もそのように動いている(完全にそれだけでやって
るわけではないので、爪先が外を向ききるわけではないが)。そして、これに沿って太腿
の力を乗せる(このお尻の使い方できれば、自然に乗るけど)
この結果、前傾は骨盤ではなく脊柱によって作られていて、やや浅目。
ほぼ骨盤周りの技術に依存してるのが分かると思う。これを上手くやれば、確かに水平に
前には出られるので、脚力を全部水平方向に振り分けた厳しい当りが出来る。上に登れ
ば、同じ力ならそれだけ遅くなるし、これが成功すれば力の突っかかりが何もなく、スパッ
と脚力を使いきれる。
で、この立会いというか、この動き……アホかと思うくらい難しい。
最初から最後まで常にシビアなコントロールを要求される、まるでドラッグレースのような
体の使い方。
なにかしくじれば、右足の裏にかかる垂直方向の力が弱い分、力の流れに突っかかりが
出来た瞬間、あっさり足が滑る。今場所足を滑らせた白鵬に対して北の富士が「それだけ
じゃないけどね」と言ったのは、滑ったから失敗したのではなく、失敗したから滑ったという
ことなのではないかと思う。よくこの立会いを15日続ける選択をしたと思うわ。
で、まあ調子が悪いのはこの際置いておくんだけど、ようやく白鵬が横綱横綱言われて
る真の理由のがやっとわかった。実際大関だとか、体躯に恵まれているとか、勝ってる
とか、そんなんどうでもいいんだ。20そこそこでこんな骨盤の使い方できる奴いねぇ。
土俵際が柔らかいと言われてるのも、この骨盤の使い方がいいから、思い切って前に
力をかけながら上半身を受け流してるからだろうし。まさしく腰の使い方が上手いから、
白鵬は横綱を期待されてるんだ。
で、そう考えると、この立会いというものが全く出来ずに、一度浮き上がってから前に倒
れるように前に出るという選択をした把瑠都は、立ち上がり際を攻められる上位ではどう
いう目にあうか今場所で見えたわけだけど、白鵬以上に恵まれた体躯と力と運動神経
なのに親方衆とかから横綱横綱言われないのは、こういった所に差があるからなんだ
ろうね。
78 :
1:2006/09/28(木) 21:58:12
>>76、77
なるほど、「膝をぬく」という言葉は、耳にしたことがあります。
現代人が歩行するときの筋肉の使い方とは、まったく逆の使い方になるような感じですか。
おそらく、日常の立ち居振る舞いからして、修錬しておかないと、土俵上では絶対にできませんね。
うーん。
白鵬が好調なときは、確かに、立つと、腰のあたりがそのまま土俵上をすべるように水平移動していく感じかな。
そして、一瞬タメがあってから、それから、下から持っていった左手が、地を這うように前に出て行って、
相手の左前ミツを取るとともに、カラダがドーンと当たっていく感じ。
なるほど、骨盤に注目するというのは新鮮な考えですね。 まさに、武術的な着想。
把瑠都は、相撲を覚えるのは、これからになるでしょうね。
79 :
1:2006/09/28(木) 22:06:01
白鵬については、7場所あたりから、熊ヶ谷親方が指摘していたように、立ち合いの際の腰が高くなってきた。
このため、相手の左前ミツが遠くなったりして、なかなか上手が取れずにいた。
今場所は、それに動揺したのか、初日から、自分の「型」をすてて、張り差しにいってしまった。
やはり、自分の「型」が信じられないようでは、横綱昇進はむずかしいかもしれないね。
80 :
1:2006/09/28(木) 22:08:31
「型」というものは、 もちろん、自分の「型」にもっていくことが理想であるけれども、
たとえ、自分の「型」にもっていけなくても、これは、けっして無駄ではない、と思うんだよね。
相手が、白鵬の左前ミツを警戒して、立ち合いで、右に動いてくれたとすると、
そのぶんだけ、相手の「型」はくずれている。
つまり、相手は、その分だけ、後手を踏んでいることになるのではないだろうか。
このように考えると、やはり、白鵬は、左前ミツを取りにいく「型」は、すてるべきではないと思う。
白鵬が、これから、自分の相撲を立て直すとすれば、
やはり、
>>76-77さんの指摘のように、立ち合いの低さを取りもどすことが、第一と思われる。
この点は、衆目が一致しているところでしょう。
81 :
1:2006/09/28(木) 22:12:48
もうひとつは、左前ミツを取りにいった一歩目のつぎに、「二の矢」の攻撃を
みがいていく必要があるのではないかねえ。
この点は、白鵬が3月場所で快進撃を続けていたときに、親方衆の誰かが指摘していたんだけど。
二歩目の攻撃が必要とか。 どなたか、忘れてしまった。 (竹縄親方だったっけかな。)
実際、今場所の栃乃洋戦では、立ち合いで左前ミツは取れなかったものの、すぐに突っ張りにきりかえて、
ほぼ、間髪入れずに、次の攻撃に転じていって、これが奏功した。 このイメージだね。
逆に、琴光喜戦や、栃東戦では、立ち合いで左前ミツを取れなかった後に、
そのまま動きが止まってしまい、やられてしまった。
とくに栃東戦では、相手は、白鵬の左上手を警戒して、立ち合いで、右に動いていたからね。
考えようによっては、相手の、低くて鋭い当たりを、白鵬が封じ込めている、とも解釈できる。
そうであれば、白鵬は、一歩目だけで動きを止めないで、「二の矢」の攻撃、
例えば、二歩目を踏み込みながら、カチ上げて、相手のアゴを上げてしまうとか、
なんらかの連続的な形にもっていければ、それなりに有効なのではないだろうか。
これは、一例であって、少なくとも、立ち合いで左前ミツが取れない場合であっても、
それに対処するための方向性は、いろいろと考えられると思えるんだよ。
もちろん、左前ミツが取れることが、理想ではあるけれども。
つまり、「型」をみがいていくとともに、その「型」核として、
なにかを肉付けしていく、というような方向性ね。
それが、初日から、「型」をすてて、張り差しに行ってしまうのでは、ちょっと違う気がするんだよね。
82 :
1:2006/09/29(金) 21:29:16
もうひとつ、場所中に話題になっていた、白鵬の突っ張りだけど、やはり、マダマダの印象だね。
白鵬が突っ張りを使うべきシチュエーションを考えてみると、
ひとつは、食いつかれるとうるさい相手に対して、突っ張りだけで勝負を決めるケース、
ふたつめは、突っ張っておいて相手のカラダを起こして、得意の右四つ左上手に組みとめるケース。
この二つがメインになるだろう。
ひとつめのケースについては、理想としては、最初から最後まで突き切ることなんだけど、
この点、安馬戦や、安美錦線では、最後まで突き切ることができなかった。
また、栃乃洋戦では、土俵際で相手の突き落としを食いそうになった。
千代大海であれば、土俵際で、突き落としなんて絶対にゆるさないからね。
こういう点をみても、白鵬は、突っ張り一本で決める稽古は、あんまり、やっていない、という感じだったね。
ふたつめのケースについても、安馬戦では、うまくいったけれども、
安美錦戦では、左上手ばかりにこだわって、なにやってるんだか、わけがわからん相撲になった。
これをみると、突っ張ってから組みとめる稽古も、あんまり、やってなかったんじゃないの?
いや、やってたのかもしれないけど、本場所で反映されなければ、稽古したことにはならないからね。
これでは、やっぱし、「付け焼刃」と言われても、しようがないかもしれないね。
ただ、マダマダであるからといっても、今すぐに、突っ張りをみがかなければならない、ということはないと思う。
朝青龍とはちがって、白鵬は、本来的に四つ相撲なのだから、突っ張りはオプションのひとつにすぎない。
したがって、いまは、四つ相撲を完成させることのほうが先決じゃないかな。
突っ張りは、むしろ横綱になったあとに、じっくりと、みがいていってもいいと思う。
まあ、安馬戦のように、突っ張ってから組みとめる練習は、やっておいたほうが良いかもしれないけど。
83 :
1:2006/09/30(土) 18:23:14
白鵬の心技体のうち、「技」については、こんなところかな。
あとはもう「心」の問題になるだろうね。
84 :
1:2006/10/01(日) 23:14:38
まあ、白鵬の「心」については、後から、ゆっくりといこうか。
それよりも、千秋楽のTV中継のときに、3月場所の決定戦の映像が流れていた。
今場所の千秋楽結びと、そして3月場所の決定戦とをみてみると、いずれの取組でも、
白鵬は、横綱に対して、いいカタチになっていながらも、ケツを引いてジッとしていたね。
なんで?
なんか、あらためて振り返ってみると、
3月場所の決定戦では、ケツを引いていたために、横綱の下手投げを食ったようにも見えるよ。
横綱に勝つためには、今場所の稀勢の里や、千代大海のように、
がむしゃらに、いっぺんに責めていくことが不可欠なのに。
白鵬にとって、ケツを引くことに、なにか技術的な意味があるのであれば、ともかく、
そうでなければ・・・
これは、朝青龍に対して「兄弟子負け」している、ということじゃないかな。
おいおい、朝青龍に兄弟子負けしているようでは、横綱になることなんてムリよ。
1の句読点の多さが気になって読みづらい件
>>77 つまり白鵬は今回の場所は
立合いに新たな課題を持って挑んだってことかね。
86 :
1:2006/10/02(月) 21:59:16
>>85 すんまへん。
TVの情熱大陸をみたら、「兄弟子負け」というのは考え違いだった。 ごめん。 撤回。
9月場所の千秋楽の相撲は、朝青龍の投げが強いので警戒していただけみたいだし、
白鵬が勝った7月場所の映像をみると、ぜんぜん積極的だし。
映像を見ると、やはり朝青龍を相手にこれだけの熱戦を演じられる力士は他にいないし、
最後にうっちゃりにいく足腰もすばらしい。
こういう相撲をみると、あらためて横綱昇進に近い力士だと思えるよ。
3月場所だけ見るなら、左取ったけど腕が伸びきって脇が開いて(というか脇が伸び
きって)たんで、それで力が出なから回し取られて力出されると負けるので、なんと
してでも取らせたくないと腰引いてた。
ところが、脇が伸びてるので、あっさり巻き返されたわけだね。
88 :
1:2006/10/03(火) 22:04:20
>>87 なるほど。 たしかに巻きかえられましたね。
それにしても、右四つで左上手を取っても勝てないとは、
朝青龍というカベは厚い。
1さん、ひょっとして今場所の把瑠都露鵬戦で四つになった瞬間に「露鵬の相撲だ!」
と思えなかった?
90 :
1:2006/10/04(水) 21:53:00
>>89 いや、把瑠都−露鵬戦は、最後までまったく予想ができませんでした。
なにしろ把瑠都の強さの限界が想像できなかったですからね。
それゆえに、がっぷりに組んだときは最高に面白いと感じましたが。
いやあ、あの相撲は迫力満点で良かったです。
露鵬は三賞が惜しかったですね。 14日目に勝っていれば貰えたかも・・・
9月場所は引き技もなかったし、左上手を取った相撲は強かったし。
来場所からは左上手が徹底的に警戒されそうですから、
やはり、立ち合いから自分の形に持っていくような戦術面の技術をみがいていく必要があるかもしれませんね。
そうすれば、いよいよ「大関候補」に名のり出てきそうな感じがします。
露鵬はこれからの数場所が非常に大切でしょうね。
91 :
1:2006/10/05(木) 21:47:18
押し相撲は別として、四つ相撲については把瑠都−露鵬戦を今場所のベストバウトにあげたいな。
一般的には、相手にチカラを出させないで勝つことが「技術的に良い相撲」ということになるのだろうけど、
相撲ファン的にいえば、勝負を度外視した意地のはりあいのようなものも見てみたい。
実際、名勝負というものは意地のはりあいから生まれることが多いし。
したがって、把瑠都と露鵬が、これからも意地をはってガップリで勝負してくれるとうれしいな。
次点は千秋楽の朝青龍−白鵬かな。 あの相撲は横綱の側からみてすごい相撲と思えた。
白鵬が左上手を取って行けるかと思ったところが、
横綱はそのまま両マワシを引きつけてグイグイと真正面から寄り切ってしまった。
これって「横綱相撲」じゃないの。
若い頃の吊り落としなんかよりも、はるかにスゴミが感じられたよ。
あれは力のぶつかり合いのようで微妙に露鵬の殺し方が上手かった。偶然かホントに
狙って出来るのか知らないけど。
一度目の釣りの後で、把瑠都が画面側の左上手に力が入らないのに気づいて、指先
で回しを探りに行って、結局切れてしまってそこを勝負に出られて負けた。
あの上手は利いてなかったってわけ。
>一般的には、相手にチカラを出させないで勝つことが「技術的に良い相撲」ということになるのだろうけど、
>相撲ファン的にいえば、勝負を度外視した意地のはりあいのようなものも見てみたい。
これは逆のほうがしっくりくるな。
せめぎあい、しのぎあいの大相撲こそ会場が一番盛り上がるし、
相手のよさを封じ込んだ地味な相撲ほど、通なファンがうなずく展開だと思う。
名勝負ってのは多くの一般ファンの声が決めるもんだしね。
ベストバウトには同意。
俺の次点は雅山−千代大海戦。
あれこそ「攻めの叩き」だった。
94 :
待った名無しさん:2006/10/06(金) 14:08:12
あほ
95 :
1:2006/10/06(金) 22:21:39
>>92 確かに。
勝敗を分けたポイントは露鵬の冷静さとテクニックでしたね。
まあそれでも、大型力士同士の四つ相撲の迫力は楽しめたので、良しと思っているんですよ。
>>93 まあ、そうですね。
相手のよさを封じ込んだ地味な相撲も見たいですし・・・
しかし、把瑠都−露鵬戦のようなドハデな相撲も見たい。 やっぱ、どっちも見たいですね。
把瑠都−露鵬戦は、把瑠都が技術的に未熟であったからこそ、あのような相撲になったと思います。
これから両力士が型をみがいていけば、やがては
立ち合いで自分の型になったほうがアッサリ勝つという展開になってしまう気がします。
上のベストバウトは、いちおう四つ相撲のベストバウトということで。
96 :
1:2006/10/06(金) 22:51:20
それにしても、雅山−千代大海。
千代大海の立ち合いは芸術的!
これまでの立ち合いでは相手のフニャっとしたモロ手突きにやられていたところ、
あの相撲では、アタマからいくと同時に右ハズで押さえつけて、
アタマと手ではさみつけるようにして相手のモロ手突きを完封。
その後、相手が突っ張ってきたものの、最初の一撃を無力化できていたために、
余裕をもって突きを上にハネあげることができた。
そのあとのハタキのタイミングもドンピシャ。
いやあ、あれは快勝でしたねえ。
って、千代大海の話をすると止まらなくなるから四つ相撲にふっていたのに・・・
97 :
1:2006/10/08(日) 19:38:46
千代大海にかぎらず、そもそも押し相撲というものは、
勝てばベストバウトで負ければワーストバウトだからね。
つまり、押し相撲はベストバウトかワーストバウトかの二者択一しかない。
この判りやすさこそが押し相撲の最大の魅力。
したがって押し相撲については、全力士を見渡してもベストバウトを選ぶことは不可能だね。
しかし、先場所に限って言えば、仮に距離が足りなくて負けても朝青龍戦がベストバウトだと思うが
99 :
1:2006/10/10(火) 22:12:31
>>98 いやあ、あれもベストバウト。
しいていえば、ベストバウト中のベストかな。(意味不明だけど。)
あの一番は、仕切りのときから千代大海には「やる気」がただよっていた。
仕切ってから塩にいくタイミングが早くて、完全に自分のペースで仕切っていた。
何かが起る予感がした。(なにせ会場でナマを見ていたからね。)
立ち合いは横綱がすこし中途半端だった。
これに対して千代大海は、かまわずに突っ込んで横綱を2〜3歩ほど押し込み、主導権をにぎった。
結果的にこの立ち合いの積極性が相撲の流れをきめた。
千代大海はそのあと引いてしまい土俵際においこまれた。
しかし、最初に押し込んでいたぶんのアドバンテージがあり、残すことができた。
横綱は、あの瞬間に勝ったと思ったんじゃないかな。
逆襲した千代大海は、左を差されたものの、かまわずにガンガンしぼりながら前に出た。
そして、そのままの勢いで横綱の左差し手をふりほどいて突き合いにもっていった。
そのあとは、横綱のイナシや張り手など、すごい熱戦になったが、
横綱はアツくなってペースがくるっていた。
これに対して、千代大海は、最後まで冷静に自分の間合いをわすれなかった。
この冷静さが勝利を呼び込んだ。
いやあ、最高だ。
100 :
1:2006/10/15(日) 09:36:32
携帯の番号ポータビリティが始まったら、ドコモからauに乗り換えるつもりだったんだけど・・・
横綱のテレビコマーシャルを見て、やめたよ。
CMと判っていながらも、横綱に面と向かって「ドコモが一番!」と言われてしまうと、
相撲ファンの心理としては他の会社に乗り変えるわけにはいかないな。
なんかドコモにしてやられた感じがするが。
101 :
1:2006/10/15(日) 20:05:09
ただ、ドコモのCMは、これまでに横綱が出演してきたCMの中では秀逸だと思うよ。
ドアップで写っている横綱の顔は、自分こそが角界の1番であるという自信にあふれていて、じつにカッコいい。
だからこそ、「1番」って言うセリフがひびいてくるわけだね。
逆に言えば、このCMのプロデューサーは、うまく横綱の魅力を引き出している。
まあ、このCMの出来のよさからすれば、ドコモにしてやられてもシャーナイね。
102 :
1:2006/10/15(日) 20:25:26
それにしても、このCMの横綱は… 最高にカッコいいね。 完敗だねえ。
103 :
1:2006/10/18(水) 21:09:58
お相撲さんのCMを作るんならば、相撲らしい演出にしてもらいたいねえ。
ニッコリ笑って飲み食いするだけでは、お相撲さんを起用した意味がない気がするが。
その点、夏ごろに放映していた千代大海と栃東の「サントリーダイエット生」のCMは、
最後のシーンで千代大海とタレントさんとが相撲を取っていたからね。
これによってお相撲さんのCMらしくなって、全体のインパクトが強くなった。
まあ、我が家は、携帯はドコモ、ビールは「サントリーダイエット生」、ヨーグルトはブルガリアで決まりだが。
104 :
1:2006/10/21(土) 19:17:04
昨日は、細木数子氏の番組に安馬が出ていたね。
安馬が目標にしているということで、なつかしい貴ノ花−輪島戦の映像もながれた。
しかし細木氏も、貴ノ花−輪島戦について「水差しの相撲」と言っているようでは、
相撲についてはまるで素人みたいね。
ただ、安馬の立ち合いをホメていたところは、なかなか鋭い。
先場所の安馬は、立ち合いが一段とスピードアップしていたからねえ。
先場所の安馬の立ち合いをみて思ったのは、むかし習った物理の法則だね。
つまり・・・
(運動エネルギー) = 1/2 × (重さ) × (スピード)の2乗
というやつ。 正確にいえば重さは質量だけど。
この式でいえば、体重が1.1倍にアップすると運動エネルギーも1.1倍にアップする。
しかし、スピードが1.1倍にアップすると、運動エネルギーはその2乗で効いてくるので、
1.1×1.1=1.21 で、結局は1.21倍にアップする。
つまり、体重が1割アップするよりも、スピードが1割アップするほうが、はるかに立ち合いの威力が増すわけだ。
ということは、安馬は、体重を増やすよりも、立ち合いのスピードを増やしたほうが効率的ということになるね。
105 :
1:2006/10/21(土) 19:18:31
逆に言えば、体重を増やすのは良いとしても、スピードを落とさないように注意するべき、ともいえるかな。
仮に、体重が1.1倍にアップして運動エネルギーが1.1倍になったとしても、
スピードが0.9倍にダウンしたとすれば、スピードは2乗で効いてくるので、
0.9×0.9=0.81倍になってしまう。
するとトータルの運動エネルギーは、1.1×0.81=0.891 になってしまって、これでは意味がない。
つまり、体重が増えたとしても、スピードが落ちてしまうと立ち合いの威力は減ってしまうわけだ。
しかしこのように考えると、朝青龍はすごいね。
朝青龍は、若い頃はスピードは速かったが体格は小兵のほうだった。
しかし番付が上がるにつれて、スピードはそのままで体重がアップしていったからね。
これじゃ強いはずだ。
細木数子って24時間テレビでホリエモンに「頑丈な鍵を開発しなさい!」とか言ってて、
ライブドアをドア作ってる会社だと勘違いしてたようなオツムの持ち主だよw
他にも、
1、欠如を「けつにょ」
2、高木社長(フジの村上社長?)
3、出る杭は打たれるを「出る釘」
4、紆余曲折を「うよ くっせつ」
とかね。
筋肉は同じ筋肉が同じ長さ収縮すると、同じだけのエネルギーを出す。
立会いでは足を出し切れば、同じ長さだけ収縮する。
立会いで重要なのは衝撃力や運動量であるが、MVと時間で表現されるため、これは
エネルギーが速度(自乗で消費する)に割り振られるとエネルギーが増えても対数で
しか上昇してくれない。対して、体重では1次関数(比例)である。
相撲取りが筋肉以外の脂肪を増やすのはこのため。
108 :
1:2006/10/22(日) 21:25:33
>>106 う〜ん、なるほど。
それじゃ「水入り」を「水差し」と言ってもムリはないか・・・
>>107 おそらく、物理の数式と、実際の相撲はちがうんでしょうね。
鳴門親方が若かったころ、稽古場では、
体重180kg超の高見山はラクラクと吊れていたそうですが、
体重が120kg前後の貴ノ花は、なんか大地に根が生えているような感じで
まったく吊れなかったということですね。
こういう話からすれば、相撲というものは物理法則だけでは説明がつかないのでしょうね。
109 :
1:2006/10/22(日) 21:26:44
立ち合いの威力といえば、いささか記憶があいまいだけど、
北の湖の全盛期に、わざわざ北の湖の立ち合いのエネルギーを計算したような記事か、TV番組かがあった。
それによれば北の湖の立ち合いのエネルギーは、ジャスト「1馬力」ということだった。
これって、ディープインパクトと同じってことかな。
なんか人間と思えないわけだが。
110 :
1:2006/10/22(日) 22:09:03
>>107さんのご指摘は勉強になりました。
相撲というものは、物理法則よりも、むしろ肉体の構造論から考えていくべきものですね。
筋肉の断面を考えると、筋肉の断面1平方センチあたりに発揮できるチカラは常に一定だそうですね。
したがって、ボディビルダーは筋肉断面の面積を増やすことによってチカラを発揮するというわけで、
このために彼らはムキムキになっているわけです。
しかし、相撲の場合は、このようなボディビルの理論は役に立たないでしょう。
ウェイトトレーニングについては、やはり相撲の運動体系を理解した上でやらないと意味がないでしょうね。
111 :
1:2006/10/24(火) 21:38:57
面白いのは、親方衆の中でもウェイトトレーニングについては見解が分かれていることだね。
大鵬さんはウェイトトレーニングの否定論者だった。
やはり、人によって向き不向きがあるということかもしれない。
双羽黒によれば、ウェイトトレーニングの一番大きな利点は、
自分の弱い箇所をピンポイントで鍛えられることだそうだね。
双羽黒の場合はクビが弱かったため、ウェイトトレーニングでクビを鍛えていたとか。
ただ双羽黒は、プロレスに転向した後に、鉄人ルーテーズのコーチを受けたところ、
初対面のルーテーズに「クビが弱い」と言われたそうだから、
ほんとに鍛えていたのどうかはよく判らないな。
112 :
1:2006/10/29(日) 20:14:25
ちょっと考えると、ウェイトトレーニングの課題はふたつほどあるかな。
ひとつは、鍛える場所の問題。
例えば、ヒジを曲げるという動作を考えると、
ヒジを曲げるときには上腕二頭筋が収縮し、その裏側にある上腕三頭筋が弛緩する。
このように関節を曲げる動作に反してウェイトという逆方向の負荷をかけて
筋肉を増量しようというのがウェイトトレーニングの発想だね。
つまりは、ウェイトトレーニングは、関節を曲げる動作によって鍛錬するわけで、
この点はベンチプレスも、カールも、スクワットも、みんな同じだね。
ところが人間の筋肉系は、このように関節を曲げるために使うものばかりではない。
これらとは別に、立つ、座る、歩るくというような日常の動作を統括する筋肉系が存在している。
つまり関節を曲げたり伸ばしたりするのではなくて、姿勢を制御するための筋肉系だ。
このような筋肉系は、カラダの奥深くにあり、骨のすぐ近くに密着するように存在しており、
骨の両側から関節をひっぱってテンションをかけることにより、
カラダ全体が一定の姿勢を維持できるように働いている。
これらは通常の筋肉のように赤色ではなくて白色をしており、どちらかというと「腱」に近いものだね。
相撲で使うのは、このような筋肉系ではないだろうか。
おそらくウェイトトレーニングではこのような筋肉系は鍛えることはできないだろう。
これらは、やはり、シコやテッポウなどの伝統的なトレーニングでなければ鍛えることができないんじゃないかな。
したがって、ウェイトトレーニングを取り入れるのは良いとしても、
やはり、シコやテッポウも十分にやっておかないと、
せっかくのウェイトトレーニングも相撲には活きてこないのではないだろうか。
ケビン山崎が監督した
千代大海の筋力トレーニングについての意見を聞きたいな。
114 :
1:2006/10/30(月) 21:48:33
>>113 詳細は忘れちゃったけど、千代大海のカラダを初めて見たときに、
「こんなに筋肉が多い人間はこれまで見たことがない」とか言った人?
仕事がらプロレスラーやアメフト選手のカラダをさんざん見てきた人なのに。
これが事実なら、本格的なウェイトトレーニングを始める前に、すでに筋肉がムキムキだったのかも。
若い頃は、入門前にやっていた空手のトレーニングが非常に役に立ったということだそうで、
やはり伝統的な武道の鍛錬を実践した上で、それにプラスアルファして筋力をつけていったのかもしれませんね。
ケビンの動作は放り出すように力を入れて、力を使い切らせるのが特徴なんだが、
どうも受講者の怪我人が増えてるのがな……
ストレート空振り脱臼みたいな。
ケビン作の代表的な例がプロ野球の清原だね。
走っただけで太もも痛とか、不自然なケガが明らかに増えた。
千代大海も右腕(?)の筋肉断裂っていう大怪我があったので、
ケビンの指導には、首をひねってしまうところがある。
ただ、大きな武器となったキレのある立ち合いに効果があったことは言える。
117 :
1:2006/11/01(水) 21:40:03
>>115-116 ケビン氏の指導についてはよく判りませんが、
そもそも相撲界では、
ウェイトトレーニングはカラダが硬くなるという理由で永らく御法度だったわけですからね。
慎重にやらないとケガにつながりやすいという点は、感覚的には理解できます。
まあ、むかしはランニングなんかも肉が落ちるとう理由で御法度だったですが。
ランニングは輪島が始めたという説がありますね。
千代の富士は脱臼癖を筋肉で固めることで克服したというし、
人によって向き不向きがあるのだろうな。
朝青龍や白鵬の稽古のやり方には興味あるねぇ。
朝青龍の体のつくりかたは本当に全部知りたい。稽古のやりかたもそうだけど、
絶対室伏とかに紹介された最先端の科学トレーニングも取り入れてると思う。
研究の対象としては興味深いだろうな。
120 :
1:2006/11/04(土) 18:44:26
>>118-119 横綱の場合はウェイトトレーニングの理論とは正反対の理論で鍛えていると思います。
このへんのところは後でテーマに取り上げてみましょう。
121 :
1:2006/11/04(土) 18:46:12
ウェイトトレーニングの二つの課題のうち、もうひとつの課題は
「意識・無意識」と、そこからくる「スピード」の問題。
上腕二頭筋のような骨格筋は自分の意思によって動かすことができる筋肉であるが、
逆に言えば、動かそうという意思を持たなければ動かない筋肉であるともいえる。
このような筋肉を意思をもって動かして、その動きに負荷をかけて鍛えるのが
ウェイトトレーニングの発想になる。
ところが、相撲で使う「腱」のような筋肉群は、
立ったり座ったり歩いたりという、自然の動作に使われるものであり、
ひとつひとつを自分の意思で動かすことができない。
実際、立ったり座ったり歩いたりしているときには、どの筋肉を使っているかなんて誰も考えない。
つまりこれらの筋肉群は無意識下で使うところに特徴がある。
そして、このような筋肉群は速い。
例えば、後ろを振り返って顔面めがけてボールがすぐそこまで飛んできていることを発見したとき、
人間は反射的にカラダをかがめてボールをよける。
このような動作は、アタマで考えて動いているものではなく、
無意識下における反応によって動いているものだ。
一瞬で勝敗が決まってしまう相撲の世界では、
このように速い筋肉群こそが頼りになるのではないだろうか。
122 :
1:2006/11/04(土) 18:47:44
この点については横綱も、
「 『いま、動くぞ』と意識して、それから動くのでは遅い。
『いまだ!』という その瞬間に、動けるようにしておくことが大切。」
(朝青龍明徳著「一番一番!真剣勝負」より)
というふうに述べているし。
これに対してウェイトトレーニングは、アタマで考えて動かす筋肉しか鍛えることができないし、
また、いちいち考えてから動かすというような遅い動作によってしか鍛えることができない。
したがって、ウェイトトレーニングを取り入れる場合は、このへんのギャップを埋めるような
特別な鍛錬も必要になってくると思われる。
結論としては、ウェイトトレーニングが是か非かを議論してもあまり意味はなく、
むしろ、各個人がウェイトトレーニングを相撲に活かすためのノウハウを持っているか否か、
という点が問題になってくるのではないだろうか。
123 :
1:2006/11/07(火) 21:35:14
まあ、今の横綱の強さについて論じはじめると長くなるから、また機会があったらにしましょう。
それよりも、今月の「大相撲」誌は気合いが入っていたね。
表紙に横綱の八艘飛びを使ったりして。 強烈なインパクトだ。
あと、巻末付録の珍手・奇手の特集もよかった。
124 :
1:2006/11/07(火) 21:37:01
決まり手については、子供のころに図鑑とかをみながら、
どうやったらこんなワザが決まるんだろう、とか
こんなワザは一生みることはないだろうなあ、とか
いろいろ考えていたからね。
だからこそ舞の海の三所攻めや、智ノ花の居反りをみたときはジーンときたもんだね。
「大相撲」誌の付録に載っていなかったところでは、
南海龍が十両のときに合掌ひねりを食って負けた相撲が載っていないね。
ただ、かけた相手が誰だったか忘れてしまったけど。
この相撲は、南海龍が立ち合いから一気に白房下まで押し込んでいったが、
相手は両ヒジで南海龍のアタマをはさみつけて両手を組んで、そのままヒネったところ、
これが見事に決まって南海龍がころがった。
絵にかいたような合掌ひねりだった。
この合掌ひねりから派生した「とっくり投げ」も最近出たけれども、
あまりめずらしいという感じはしなかったな。
やはり珍手のナンバーワンは、栃赤城の逆とったりではないだろうか。
通常、逆とったりは、相手がとったりにきたときの返しワザと説明されているけれども、
栃赤城の場合、相手のウデをつかんだ状態から自分から体を外側に開き、
そのまま相手のウデを自分の脇の下にはさみこんで自分から逆とったりに行くという、
トンデモ相撲だったからね。
いまや伝説の人だね。
125 :
1:2006/11/09(木) 21:15:02
なんだ、今月の「相撲」誌のほうにも栃赤城の話題が出てたじゃないの。
入間川親方によれば、
「栃赤城は『オレは逆とったりが専門で、とったりは一度もやったことがない』と言っていたよ」
ということだそうだね。
やっぱ、栃赤城はスーパー異能力士だわ。
ただ、将司が栃赤城に似ているっていうのはちょっと気の毒じゃないかな。
将司の相撲は栃赤城にくらべればぜーんぜんマトモだと思うよ。
126 :
1:2006/11/09(木) 21:43:56
今月の「相撲」誌では、安美錦、安馬、安壮富士の「ふれんどりいとーく」が良かった。
三人の個性がよく出ていて、実に楽しい読み物だった。
この三人は、共通して相撲の「センス」が良いという感じがするね。
このへんは安治川部屋の特徴なのかもしれない。
この「センス」というのは説明がむずかしいね。
相撲がうまいというような技術的な意味あいとは、ちょっと違うし。
個人的にみて、これまでセンスが最高に良いと思えた力士は・・・ずばり、三杉里だ。
三杉里の相撲は「センスのかたまり」という表現がぴったりだったよ。
現役では玉春日だね。
127 :
待った名無しさん:2006/11/10(金) 09:52:49
age
128 :
1:2006/11/11(土) 20:20:28
さあぁぁぁ、場所が始まるぞう!
今場所の優勝争いは、横綱を中心として、
大関陣にも十分にチャンスありとみる。
魁皇はどうかな。
魁皇の存在は相撲界の「重し」のようなものだからね。
重しがなくなると糸の切れた凧のようになりかねない。
ここはご苦労だけど、もうひと働きをお願いして、
魁皇にはぜひ踏んばってもらいたい。
千代大海、栃東はもちろん優勝をねらうつもりでいるだろうな。
白鵬は残念だったけど、思い切って休むのもひとつの勇気だからね。
129 :
1:2006/11/11(土) 20:21:43
先場所の白鵬の綱とり失敗をみて思ったのは、
どうやら白鵬は朝青龍とはタイプが違うみたいだということ。
朝青龍は、自分自身の内部に目標を設定してがんばるタイプだけれども、
白鵬の場合は、自分以外の他のものに目標を設定するタイプではないかな。
そうなってくると、ポイントになってくるのは琴欧洲だ。
実際、白鵬が今年になって快進撃した理由は、琴欧洲に先をこされたことだし。
やはり琴欧洲の復活こそが、白鵬の復活にもつながってくるだろう。
琴欧洲こそは今後のキーマンだね。
今場所は、三役陣と前頭上位も充実しているし。
今場所は上位陣との星のつぶしあいになり、
上位陣にとっても気が抜けないサバイバル戦がつづくだろう。
しかし、このサバイバル戦を制したものに栄冠がかがやくということだ。
一年おさめの場所だし、みんながんばってくれい!
130 :
1:2006/11/11(土) 22:13:51
今場所は白鵬が休場してしまったけど、
いつかは相撲界をになっていくのは白鵬と琴欧洲だろう。
二人の若い大関には、今後もたがいに切磋琢磨して盛り上げていってほしいところだね。
131 :
待った名無しさん:2006/11/12(日) 11:27:18
朝鮮人のWikipedia(ウィキペディア)捏造に対抗せよ 14
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1159321371/ 823 :マンセー名無しさん :2006/11/03(金) 23:28:56 ID:eJSiEJMi
Sumoの起源は韓国ってやられてるね。なんか反論できる資料ないかな
-------------------------------------------------------
すみません。Wikipedia英語版では、相撲が韓国起源とされているようです。
お詳しい方で英語堪能な方、編集にご尽力いただければ幸いです。
>>131 英語版にそのような記述はない。かなりしっかりした記事だよ。
自分でその項目を見に行って「korea」で検索かければすぐ分かるだろ
うーんうーん、内容はいいはずなんだけど、調子が良く見えない。まあ、今場所こそ
優勝の足がかりにして欲しいという期待が大きいからで、そんなに悪い調子じゃな
いんだけど。
一回安美錦が潜ろうとしたけど、たぶん本当に調子がいいと、それをやろうと思う隙
すら与えずに突ききれる。
まあ、体の調子だけの力士じゃないんだけど、やっぱりいい体見せてくれないと、安
心して見られない……
琴欧洲は文句無くいいな。魁皇もいい顔して出てきて、上手の力を実感できた感じ。
栃東もうるさい安馬を上手くこなした。黒海も負けたけどいい相撲。露鵬、白露山も。
なんだかんだで大関陣はいい感じだな。横綱はちょっと甘さがある。これは上手く
いけば大荒れに荒れるぞ。上手くいかないと横綱以外が潰しあって横綱独走だけど
まあ、贔屓の上林が○○横綱キラーっぷりを見せたからいいや。土俵下で「んん……」
という感じで眺めてた海鵬がその後似たような足捌きで勝ってなんか同門って感じ
でよかった。
134 :
1:2006/11/12(日) 22:57:30
うん。千代大海の初日。 オッケーじゃないの。
相手をよく見て、落ちついて突っ張った。
最後の詰めも完璧だ。
こうしてみると、突いて出ようが寄って出ようが、
最後の瞬間には土俵際でチカラを抜くことが大切だね。
この点で今日の千代大海は相撲の教科書だね。
その他、魁皇、栃東、琴欧洲も、良い相撲だった。
上位陣にいどんだ各力士は、見せ場を作ってくれたよ。
横綱はちょっと危なかったけど、露鵬の攻めが光っていたからね。
みんな明日からもたのむぞ!
135 :
1:2006/11/12(日) 23:01:41
>>133 まあ、初日ですから・・・
確かに今日の千代大海は、立ち合いでは合わなさそうな感じでした。
しかし最後の詰めを評価したいんですよ。
土俵際では、勝負を決める瞬間にはビミョーに肩にチカラがはいるものであって、
それゆえに土俵際では逆転を食いやすいわけです。
ところが、今日の千代大海は土俵際の詰めで、フッとチカラを抜いて、いい感じを出していました。
これはポイントだと思うんですよ。
上林は、立ち合いの集中力が良かったですね。やはり突き押しは先手が重要でしょう。
海鵬も動きが良かったですね。
他の八角部屋力士では、北勝力も、北勝岩も、ちょっと動きが固かったかな。
しかし、押し相撲はツボにはまってからが勝負だから、マダマダこれからだね。
136 :
1:2006/11/12(日) 23:04:30
押し相撲といえば、栃栄−龍皇の取組があった。
これは栃栄のキャリアがまさっていた感じかな。
しかし龍皇の立ち合いからの攻めは非常にするどかったし、動きは良かった。
二人とも期待できそう。
突き切れないか。
しかし、この距離での引きは真っ直ぐ下がりがちだったんだが、回り込んで引いてる
つーことは、勘自体は冴えてるっつー事だな。
138 :
1:2006/11/13(月) 22:13:35
二日目の千代大海。
今日は最初から最後まで千代大海の間合いだった。
一定の間隔を維持して相手に距離をつめさせない。
最後は引きながらも回り込んでいたし、ゆとりがあったね。
動きも速いし、つねに先手をとっていたし。
いいじゃないっすか。
音羽山親方の「相手の意識をコントロールする突き」という解説には、
なーるほどと思えた。 音羽山親方の解説はさすがにシャープだね。
139 :
1:2006/11/13(月) 22:15:03
>>137 そのとおりですね。
最後の回り込みはポイントでした。
140 :
1:2006/11/13(月) 22:16:52
横綱は一瞬ヒヤリとさせつつも、やはり強い。
魁皇の立ち合いの踏み込みも、栃東の前傾姿勢も、ともに良かった。
琴欧洲はちょっと投げにこだわりすぎかとも思えたが、
まあ豪快な相撲もたまには良いかな。
十両では連日押し相撲どうしの取組があってうれしい。
上林−須磨ノ富士は熱戦だった。
141 :
1:2006/11/13(月) 22:18:56
旭鷲山はちょっとショックだ。 突然だったからね。
こころの準備ができていなかったし。
しかしカラダのことであればしかたがないね。
また一人、個性派力士が土俵を去ってしまった。
一塊になって転げてくるような圧力のある力士を苦手にしてるんで、逆に気合乗りが
良かったけど、それで突いて起こせなかったのが不満なんだろうな。まあ、ちょっ
と立会い空回り(足場がすべるので慎重に行ったのもあるんだろうけど)したね。
魁皇、雅山の今場所の圧力がよくわからんのであれだが、ちょっと重い力士には
不安が出るか?
それでも出るこの横の勘所はこの一年の貯金だな。
普天王は良く我慢して取ったな。明日以降にいい方向に響くぞ、我慢が報われる
勝ち方は。最後に寄った所で、栃東が伸び上がるのに合わせて上手から相手の
肩を抜いて上手を引けるようにしたんで、一気に寄れたね。
143 :
1:2006/11/14(火) 22:47:26
千代大海の三日目。 ちょっと危なかった。
立ち合いは多少、当たり負け気味になったかな。
これは相手が低かったこともあったが、
たまたま当たる角度でなった感じ。
その後、相手の左ハズが入って一瞬危なかったが、
うまく左に回りこみながらハタいた。
横方向の動きのスピードが速いし、なによりも
集中しているからこそ勝利することができたと見る。
やはり集中だね。
144 :
1:2006/11/14(火) 22:49:05
>>142 今日の当たりは電気が走ったのではないかと、ちょっと心配です。
しかし今場所は横への動きが軽快ですね。
魁皇は立ち合いで踏み込むときに重心が低く、圧力も重い感じがします。
栃東は最初の待ったで少し集中が途切れたかもしれませんね。
しかし普天王も腰が重いわりにカラダが軟らかくて、なんか押しにくそうでした。
まあ、栃東にしても普天王にしても、まだまだ場所はこれからですからおおいに期待しています。
145 :
1:2006/11/14(火) 22:50:26
この三日間の若手の相撲では、安馬の印象が強い。
立ち合いに思いっきり突っこんでいるからね。
今日の琴欧洲戦、初日の栃東戦とも、まるで「弾丸」だよ。
星があがっていないのはタマタマでしょう。
稀勢の里もよいね。
昨日の栃東戦、イナしたりかわしたりせずに、
真っすぐに押していって玉砕した。
いまは勝てないが、やがて互角になり、ついには相手が勝てなくなる・・・
そんな未来を想像させるような相撲だった。
あー、今日の朝青龍岩木山戦で岩木山の圧力が今場所どの程度なのか位置づけられる
と思ったのに、立会い失敗してくれた……
つか、岩木山は木なんて要らないんだよ。岩山のような相撲で良いんだ。
しかし、千代大海は様子を見てるなのかつききれないなのか分からない。
147 :
1:2006/11/15(水) 22:36:22
四日目の千代大海。
立ち合いは互角にみえたが、二の矢の突きで相手の顔をあげたのが良かったかな。
しかし相手の安馬も一旦は左手をマワシにかけた。
そこを千代大海は小刻みな突きで切って距離をとった。
安馬も突きを入れながら再びマワシに手をかけたが、
千代大海は絶妙のタイミングでハタいた。
あのハタキは、一瞬でも早かったり遅れたりしていたら決まらなかっただろう。
というか、相手の心理までを読みつくしたエスパー相撲じゃないかい。
時間は短かったが安馬もいいところまで行ったし、非常に中身の濃い相撲になった。
148 :
1:2006/11/15(水) 22:43:58
>>146 横綱が立ち合いで左肩から当たっていったので、
頭突きのヒットポイントをかわされてしまった感じだし、
横綱の踏み込みが速かったので、
タイミングもずらされてしまった感じでしたね。
千代大海は確かに突ききれていませんが、
まあ、精神的に集中しているところは良いんじゃないでしょうか。
149 :
1:2006/11/15(水) 22:46:46
琴欧洲はすぐに引いちゃったなあ。
しかし、
>>142さんが予言したとおり、普天王がやってくれました。
時天空は突っ張りあてがってそらすの地味に上手いな。左手で右手持ち上げた時は
突ききれるかと思ったけど、千代大海も上手い事外したね。寄りの人が細かく体の当
たる部分や角度をコントロールしながら寄るけど、殆どそんな感じの突っ張りだな、
スローリプレイで見ると。
岩木山は立つ時に脛が殆ど垂直のままだ。あれじゃ当たれないよ。
土俵の滑りが相性悪いのかなぁ。
つか、安馬の落ち方も滑りが関係してそうだなぁ。
151 :
1:2006/11/16(木) 22:56:46
千代大海、今日も勝利。
今日は立ち合いで相手の左手が右マワシにかかったのでヒヤッとした。
しかし圧力で切りながらガンガン攻めていった。
土俵際で抵抗されたけど、落ち着いて突ききったね。
今日は胸や腹を突くような突きが多く、いつもよりヒットポイントが低めだった。
相手が軟らかく、反り身で残すしぶとさがあることを計算に入れたかな。
理事長がドスコイFMに出演したとき、突き方について話していたことがあった。
(若いころの理事長は突き押し専門の相撲だったそうだね。)
それによると「突くなら下を突け」ということ。
仮に上を突いたとしても、次は下を突け、交互に突け、というような話だった。
今日の千代大海は、まさしく理事長が言っていたとおりの相撲だ。
152 :
1:2006/11/16(木) 22:59:30
>>150 千代大海はうまかったですよね。
時天空は自分も突っ張りをもっているので、防ぎ方がわかるのかもしれませんね。
岩木山は立ち合いの張り手も多少は影響したかもしれませんね。
土俵については、今場所はすべりやすいとコメントしていた力士がいました。
153 :
1:2006/11/16(木) 23:02:07
結びは横綱が立ち合いで左上手を取りにいったのかと思ったけど、マワシに手はのばしていないので、
どちらかというと安馬の突進をかわした感じかなあ。
ひょっとして今場所の安馬の突っ込みの鋭さを警戒したか。
それにしても、魁皇は強かったし、栃東はうまかった。
露鵬はうまく取られてしまったね。
先場所は千代大海に迷いがあったが、今場所は露鵬に出たな。
二人とも平常心で互いに正面から、というのはまだなんだね。咽輪は咽輪狙いというよ
り、上半身を起こしてやろうとしたらたまたま咽が空いたからそこに押し込んだ感じだな。
時天空は昨日千代大海との相撲で突っ張りの勘が冴えてたな。昨日千代大海の右腕
を上げさせるところまでは出来たけど、今日はそれが完璧に決まった感じ。
155 :
1:2006/11/17(金) 22:50:15
いやあ、千代大海、六連勝。
今日は、しきっているときに露鵬は変わるんじゃないかなと思えた。
露鵬は昨日から立ち合いで少し迷っている感じがしたからね。
そして千代大海もこれを見抜いていたみたいだ。
変化を警戒して、立ち合いはアタマからいかずに相手を見ながら左から突き起こしにいった。
千代大海の最高の相撲だった。
露鵬はやっぱり迷っていたのかな。 立ち合いがちょっと中途半端だったね。
あまり考えすぎないで、思いっきり行ったほうが良いんじゃないかな。
156 :
1:2006/11/17(金) 23:03:08
>>154 いや、まったくおっしゃるとおりです。
露鵬の立ち合いの迷いが、千代大海の突きとジャストフィットしてしまった感じですね。
時天空についても、まったくおっしゃるとおりです。
逆にいえば、上半身がやわらかく使えるということは、
下半身が安定してきたということかもしれませんね。
基礎的な努力をコツコツとつづけてきたのでしょうか。
157 :
1:2006/11/17(金) 23:04:30
しかし、琴欧洲は前日の千代大海の相撲をまったく参考にしていなかったのかな。
時天空は反り身で残すチカラがあり、上のほうを突いていくと危険だということで、
千代大海は下のほうを突いていったと思うんだけど・・・
まあ、琴欧洲は2敗であればまだまだわからないでしょう。
1歩後退はしたけれども、このままついていってほしいな。
あの状況なら取っていいんだよ。上手取って投げて落ちきらなければ絞って前褌扱い
にして引き付けて出てしまえばいい。以前の上手投げの勝利に欲を出してはいけない
という思いが、却って判断を鈍らせた。
最後はちょっと足が滑って流れたみたいだけど、まあ、それはそれだね。
しかし、魁皇は強すぎる。押し込まれる間に体勢を立て直して上手を取ってそのまま
上手投げ。自信持って落ち着いてなけりゃ出来ないぞ。
あのシーンで観客の腕で土俵を遮ってなければ、詰め掛けたファンの大歓声の中で
得意の上手投げで土俵下までぶん投げる魁皇という今場所を代表する映像になった
だろうに、それが残念。最後まで綺麗に撮れてば、まとめ映像のEDで文句無く魅せる
映像として使えたのになぁ。
159 :
1:2006/11/18(土) 22:24:48
いやあ、七日目でついに一敗。
今日の立ち合いは、アタマの当たりを五分、二の矢の突きおこしを五分というようにバランスさせて立って、
相手をのけぞらせておいてから一気に攻める、という作戦だったかも・・・
しかし相手の立ち合いの当たりが計算よりも上まわっていたために、
ほんの少し後手を踏んだ感じになった。 これが最後まで響いた感じだったかなあ。
まあ、優勝争いはまだまだこれからだし、折り返し点にきたばかりだ。
ここで気合いをグンと引き締めて、残りを集中して突っ走っていってほしいぞ。
160 :
1:2006/11/18(土) 22:30:44
>>158 NHKの方?
千代大海は根が左四つですし、上手を引いても相撲は取れますが。
ただ、この相撲はともかく、ここでマワシを引くクセをつけると翌日以降に影響するかもしれませんし、
まあこの一敗はしかたがないと思っています。
それにしても、今日の魁皇の映像は、このまま優勝すれば歴史的な映像になるかもしれませんね。
161 :
1:2006/11/18(土) 22:32:30
露鵬は立ち合いは思い切っていったし、良かったと思うんだけど、魁皇が強すぎたなあ・・・
しかし今日で迷いがふっきれたようだし、これからが期待だね。
琴欧洲も、栃東も、今日の相撲は良かった。 まだまだ上位どうしの直接対決があるし、
チャンスは十分だよ。
琴光喜もすごいじゃないの。
こうなってくると琴欧洲−琴光喜の決定戦も見たくなったりするわけだが。
162 :
1:2006/11/18(土) 23:03:33
ただ、魁皇は腰のほうは大丈夫かな。
今日の相撲はけっこう腰に負担がかかりそうな相撲だったが。
163 :
1:2006/11/19(日) 21:31:00
うん。 今日の千代大海はなにも言うことなし。 完璧だね。
しかも中入りの放送で、過去のかっこいい映像がながれていたしね。
なんかすごく満足感があるなあ。
164 :
1:2006/11/19(日) 21:42:51
今日の栃東の立ち合いの変化は最高のインパクトだったね。
これはメッセージだよ。 おれはホンキだぞっていう。
そして、横綱の今日の蹴たぐりは、この栃東のメッセージを受けての返答じゃないかねえ。
おうっ、かかってこいや! って感じでね。
今日の栃東の変化と横綱の蹴たぐりとは、心理戦という観点からシンクロしていると見るね。
俺は単純に魁皇の苦手を変化することで克服して勝てるようになった千代大海に
あやかったもんだと<栃東変化
栃東は我慢の相撲になると強いな……寺尾と舞の海の話も面白かった。
そして、やはり先場所横綱にいなされたのが効いてるなぁ。思い切って踏み込ん
でれば落ちることは無いと思ってるからホントに落ちない出足。
まあ、稀勢の里は色々作戦を試してる気配があるけど、相手見ないとあれだね。
あえて言うと今場所は千代大海の右手を左手で差したり宛がったりである程度の
効果が出てたんだから、そこで攻めてみるくらいの積極性は欲しかった。
168 :
1:2006/11/20(月) 22:26:41
九日目の千代大海。
相手の変化によくついていった。
しかも向きなおってからの攻撃が速い。
今日の相手はお客さんになっちゃったね。
169 :
1:2006/11/20(月) 22:28:54
>>165‐166
まあ相撲ファンの立場としては、事実かどうかよりも楽しいかどうかのほうが重要ですから。
>>167 栃東の立ち合いの踏み込みが良かったですね。
タイミング的に機先を制するかたちになって、魁皇の圧力が封じ込められたように見えました。
そのあとのおっつけも厳しかったですし。
これをみると横綱も今場所の栃東には苦労させられるかもしれませんね。
稀勢の里は右腕が意外と重傷かもしれませんね。
あーまぁ、立会い前に出るんじゃなくて立っちゃうとねぇ?
普天王戦で真後ろに引いたんで気になってたが、あれがちょっと出ちゃったねぇ。
なんぼかでも回り込めれば違ったかもしれないけど。
とはいえ、今場所の圧力で苦手の雅山をどうにかできるとも思ってなかったんだけ
ど……
北桜は頑張った相撲を取ってるのに星が上がらないのが可愛そうだなぁ。重い
体を半身にして不利な体勢でよく耐えてるんだけど。
171 :
1:2006/11/21(火) 22:15:43
十日目、ついに二敗目。 いたい。
相手はいつものようにモロ手突きでこないで、
アタマから低く当たりながら下からすくって千代大海の突っ張りを止めにきたか。
この作戦にやられたね。
この取組は、お互いに工夫をしあって、いつも意外なパターンで立ち合う感じだなあ。
まさに知恵比べだね。
それにしても何という悪夢の日だろう。
好調の栃東が・・・
172 :
1:2006/11/21(火) 22:18:38
>>170 押し相撲どうしの場合は、立ち合いの一瞬で勝負が決まってしまいますからね。
北桜は熱戦でしたね。
あと稀勢の里−安馬も両者の気迫がすごくて、みごたえがありました。
173 :
1:2006/11/22(水) 22:51:53
十一日目、魁皇戦はあかんかったか。
右ヒジをいためたということで、立ち合いでは右がぜんぜん使えなかったね。
相手の左差しを防げなかったし、その後に
なんとか突っ張っても、後手をふんでしまった。
でも、精一杯やってくれているよ。
あと4日間だし、最後までがんばろう!
一方の魁皇は、もともと終盤戦には強いからね。
まだまだこれからだし、千代大海のぶんまで期待したい。
174 :
1:2006/11/22(水) 22:53:21
稀勢の里と安馬は黒星だったけど、二人とも内容は非常に良かった。
力士である以上は、もちろん白星が大切であるけれども、
若い人には、それだけではなく「将来性」を感じさせる相撲を取ってほしい。
内容の良い相撲をとれば、かならず相撲の神様がご褒美をくれる。
この点は断言できるよ。
175 :
1:2006/11/23(木) 22:08:21
いやあ、十二日目の千代大海、よかった。
痛めていた右ひじを気にせずにガンガンいった。
気持ちで先手先手を取りつづけていたのが良かった。
これは気力の勝利だ。
なにしろ、その前の栃東の相撲が良かったからね。
栃東に触発された面もあったかもしれない。
プラスして横綱戦にのぞむ魁皇へのエールの気持ちもあったかもしれない。
ただ、致命傷にならないように気をつけてくれよ。
176 :
1:2006/11/23(木) 22:09:56
横綱は強いね。
とにかく最初は圧力を止めることだけに徹していて、
その後は、相手の左上手を徹底的にきらっていった。
すごいな。
177 :
1:2006/11/23(木) 22:11:34
豊真将は控えに入っているときからガチガチだったね。
しかし立ち合いは真正面から挑んでいったし、大関初挑戦としては良くやったのではないかな。
こういうときは真正面からぶつかっていくことが一番大切だと思う。
目先をごまかして相撲を取っても、上位の厳しさもわからないし、
これから自分が進んでいくべき道もわからないだろうしね。
豊真将は土俵上でも礼儀正しいし。
これからが楽しみな人だね。
右、動かせてないな。結局はそれに尽きる。
掴まったのはそれ。
しかし、今場所は掴まったらあっさり寄られて苦笑いという感じじゃないなぁ。
思うところがあるのかね?
179 :
1:2006/11/24(金) 23:30:52
今日の千代大海、右が使えずに左上手を取られてしまった。
しかし、組んだあとの内がけにはビックリした。
気持ちでは負けてはいないことを示してくれた。
泣いても笑っても今年はあと二番だけだ。
完全燃焼してほしいしぞう。
(でも、くれぐれもムリはしないでね。)
180 :
1:2006/11/24(金) 23:32:42
>>178 やはり魁皇のがんばりが刺激になっているのではないでしょうか。
年上の魁皇がこれほどがんばっているのだし。
それに栃東のがんばりも大きいと思います。
181 :
1:2006/11/24(金) 23:34:21
今日は全体にいい相撲ばかりだったね。
しかし把瑠都がマワシを引いてアタマをつけたのにもびっくりしたけど。
横綱−栃東。
栃東は、なにしろ魁皇戦のときの相撲内容が、横綱がもっともいやがる相撲内容だったからね。
今場所はいけると思えただけに膝のケガは予想外のアクシデントだった。
しかし、今日は良くやってくれたよ。
旭天鵬−豊真将。
地力からいえば旭天鵬のものだろうけど、
豊真将の土俵際のものすごいネバリに、つい引いてしまったのかな。
それにしても、持っていけそうで持っていけない。
前に落ちそうで落ちはしない。
豊真将はすごいね。
182 :
1:2006/11/26(日) 00:38:36
うん。千代大海、あかんかったか。ぃま出先なんで書き込めないが、明日も頼むぞ。
183 :
1:2006/11/26(日) 21:19:27
千代大海の千秋楽、左手一本で横綱を土俵際まで持っていった。
立ち合いは集中していたね。
片腕だったからしかたがないけど、よくやってくれたんじゃないかな。
しかし控えから仕切りのときの横綱の気迫もすごかった。
ギンギンに気合いが入っていたね。
千代大海、ヒジは気をつけて養生してほしいな。
突き押しにとってはヒジは商売道具だからね。
184 :
1:2006/11/26(日) 21:22:51
朝青龍はみごとな全勝優勝だった。
今場所の横綱の相撲は、これまでの「速い」「うまい」「強い」の三拍子にプラスして、
「深み」が加わってきた感じがするね。 「味わい」と言い換えてもいいかな。
まあ蹴たぐりのような遊びもまじえてはいるけれども。
いよいよ大横綱の仲間入りをはたしてくれそうだね。
表彰式では各国表彰はモンゴルのカップが最初だったね。
ひょっとして横綱に敬意を表してのことかな。
185 :
1:2006/11/26(日) 21:25:48
今日のNHK中継のエンディングテーマは意味が良くわからんかったな。
音楽としては郷愁をそそる素晴らしい音楽だったけど。
なんか大相撲の雰囲気とはぜんぜん縁もゆかりもないって感じで、まるで合っていない気がしたが。
186 :
1:2006/11/26(日) 22:32:31
しかし、そのNHKのサンデースポーツは良かった。
横綱のインタビューを見て思ったけど、
ほんとうに「い〜い横綱」になってきたね。
それに、土俵下で応援する緑のセーターの先生が見れたのもよかった。
昨年のいきさつが有名だっただけに感動したよ。
この人も相撲史に名をとどめたね。
187 :
1:2006/11/27(月) 23:05:40
横綱の蹴たぐりについて横審から大批判がでたとか・・・
品格の点はともかくとして、横綱が蹴たぐりにいった理由を想像してみる。
これはおそらく自分自身のココロの中で踏ん切りをつけるためだろうと思われる。
5月場所、横綱は若の里戦でヒジをケガしたが、
場所後は鳴門部屋に出稽古にいって、若の里ばかりと徹底的に稽古した。
ケガをしたことは若の里の責任ではないが、横綱のココロの中には、
この相手との取組でケガをしたというモヤモヤした感覚が残っていたのだろう。
これを払拭するために、あえて若の里と稽古した。
若の里がどうのこうのということではなく、
自分のココロの中に踏ん切りをつけて、すべてをクリアにすることが目的だね。
仮にモヤモヤした感覚を残したままでいると、思わぬところで苦手意識がめばえたり、
なんとなく自信がなくなっていくような可能性がある。
ほんの少しのココロのゆれが、心理的に大きな影響を与えることがあるからね。
この横綱はモヤモヤの存在がゆるせず、自分に対しては常に完全主義者なのではないだろうか。
188 :
1:2006/11/27(月) 23:06:56
そして、稀勢の里については、9月場所で敗れたということよりも、
あの取組で足をうってケガをしたということがポイントだ。
けっこう大きなケガだったみたいだからね。
やはり横綱としてはココロの中のモヤモヤした感覚を払拭したくなったはずだ。
ところが場所前には、稀勢の里との稽古があまりできなかった。
このために自分自身のココロの中にはモヤモヤが残っていた可能性がある。
そこでこのようなモヤモヤを吹き飛ばすために、
自分から蹴っとばしにいったという展開だね。
まあ足を蹴るってところが、いささかおとなげないと言えなくもないが、
これも横綱の完全主義のあらわれと解釈すれば、一興ではないかなとも思えるんだけどね。
ただ稀勢の里にとっては逆にウデをケガしてしまって迷惑千万な話になったけど。
189 :
1:2006/11/27(月) 23:16:27
しかし蹴たぐりなんて久しぶりに見た気がするね。
横綱としては北勝海−大乃国の優勝決定戦のときに、
北勝海が大乃国の足をとばしたことがあった。
これは決まらなかったけれども、もしも決まっていれば
蹴たぐりではなく蹴返しになっていたところだね。
その前になると・・・蹴たぐりをカッコよく決めていた力士は、
伊勢ノ海親方とか海乃山くらいまで遡ることになるかな。
190 :
1:2006/11/30(木) 22:23:06
>>187-188 で言っていることは、まったくの想像であって根拠はないんだけど、
この想像が当たっていると仮定すれば、次の点がポイントとして言えるんじゃないかな。
例えば、北桜は土俵に上がる前に家族に祈りをささげているというし、
若乃花勝氏の場合は現役時代にほんとうに遺書を書いていたという。
程度の差はあれ、力士であれば土俵にあがることは誰でもこわいことなんだろう。
横綱がケガをした後に若の里とガンガン稽古をするということは、
自分のココロの中に出そうな不安の芽を未然につんでおく努力をしていることになる。
朝青龍という力士の精神力の強さは誰でもみとめるところであるが、
その強い精神力は、本人による細心の注意と、
不断の努力によってもたらされているのではないか、ということだね。
と、落ちそうだから上げとくか。
朝青龍は実は怪我にめちゃくちゃ神経質って話もあるしな・・・
192 :
1:2006/12/02(土) 08:57:18
>>191 横綱も著書で述べていますね。
「ケガはイヤだね。
ケガをすると終わりだって思っているから、
ケガをしない、ケガに負けない身体を作らなきゃならないと思って、稽古している。」
(朝青龍明徳著「一番、一番!真剣勝負」)
これまで致命的なケガがなかったために、ここまでこれたことは確かでしょうね。
193 :
1:2006/12/02(土) 09:00:36
相撲というものはバランスのスポーツであるため、
ケガもこわいけど、ケガによってバランスがくずれ、新しいケガにつながることもこわい。
ケガによってカラダがゆがむ
↓
復帰しようとあせって、ゆがんだカラダのまま筋肉をつける
↓
つけた筋肉がゆがみをさらに助長する
↓
助長したゆがみによって、さらに大きなケガをする・・・
というように、ケガは連鎖していく傾向がある。
魁皇は、左股関節を故障したあとに左半身ばかりをケガをするようになったと言っているし、
今回の白鵬のケガも、前から痛めていた足首のケガの影響もあったと考えられる。
競輪選手の場合は、落車して大きなケガをすると、そのリハビリとして、
コースをゆっくりと周回しながら後ろにコーチにくっついて走ってもらうそうだ。
後ろからコーチに監視してもらって、
カラダが右にずれているぞ、左にずれているぞ、とか指摘してもらい
まず最初にカラダのゆがみを是正していくことから始めるそうだ。
これを怠ると、ゆがんだ筋肉がついてしまうために、
ペダルを均等にこぐことができなくなり、
こいでもこいでも前に進まない競輪選手になってしまうそうだ。
このように考えると、相撲においても、
ケガから復帰するときには細心の注意をはらうべきであって、
横綱はこれを実践している、ということになるかな。
横綱に大きなケガがない秘訣は、ここらへんにあるのかもしれない。
朝青龍の精神力つうか、その取り組みに必要な集中力を滅多に割り込まないよう
にするのが年間通じて90番中80番以上成功するってのは、もうあんましああだか
らこうだからと考えない方がいい気がする。
だって無理だもん。いや、横綱はやってるんだけどさ。
もう朝青龍という別種の生き物に宿った特質としか。他の競技まで入れても、この
集中力で毎回上がってきたのは、全盛期の大魔神佐々木だけだと思う。
195 :
1:2006/12/03(日) 22:09:35
>>194 一言でまとめてしまうと、そのとおりかもしれませんけど。
今週のテレビ番組で、小錦、曙、武蔵丸親方の三人が相撲界について語っている番組がありました。
武蔵丸親方によれば、朝青龍の対戦相手はみんな焦りすぎ、ということだそうですね。
落ちついていけば十分に勝てるチャンスがあるのに、
はじめからダメだと思い込んで、焦って相撲をとるから逆にやられる、ということだそうで。
ただ、逆に言えば、相手の焦りをさそって自滅させることは、これは大横綱の条件ではありますね。
朝青龍が最近「い〜い横綱」になってきたと思える理由は、
このように、戦わずして勝つ、という境地に達してきたからかもしれません。
朝青龍は、むかしもやはり強かったけれども、それは物理的な強さだったですね。
いまの朝青龍は、物理的な強さではなく、心理的な強さを感じます。
その意味では「円熟」という言葉がピッタリだと思います。
ただ、逆に言えば、他の力士にとっては、朝青龍はけっして物理的には強くはない、ということなので、
その気持ちでいけば、まだまだ熱戦を繰りひろげられる余地はあると思うんですけどね。
その意味では今場所の千代大海は凄かったよ。
右手使えないのに左手一本で横綱を押し込んでしまった。これで勝ってたら、
10勝でも歴史が変わる所だった。二場所続けて下せば「あれ? ひょっとして
意外と勝てる相手なんでは?」という事になるからね。
それでも、既にあの相撲で上位の5人に1人くらいそう思ってるかもしれない。
197 :
1:2006/12/04(月) 21:52:02
>>196 TVで見ていて、千秋楽の結びは、オオオオオッ! ・・・と叫んでいました。
まあ、正確にいえば、今の朝青龍は物理的に弱いということはなく、実際は強いですけど。
そこをあえて「物理的には強くない」などと思わせるところが、
ゆとりというか円熟の境地かもしれませんね。
がんばれば勝てそうだけれども、それでいてなかなか白星を与えてくれない・・・
こういう力士が、実はいちばん強いかもしれません。
とくに琴光喜戦なんかをみると、そう感じますね。
198 :
1:2006/12/10(日) 21:18:06
ところで、11月場所の稀勢の里は、すごく進歩している感じがしたね。
なんか寄っていくときのカタチが非常によくなったような気がした。
カラダの軸にブレがなくなってきたという感じ。
今までは、寄っていくときにカラダの軸が上下にゆれていたように見えた。
それで、土俵際で軸が上にブレた瞬間に逆転を食ったりしてね。
それが11月場所はブレがなくなり、土俵の上をスーッと平行移動していくような寄り身になった気がする。
要は、すり足が板についてきたということなのかな。
これであれば、相手をつかまえてさえいれば土俵際の逆転は食わないだろうし、なによりも、
マワシをガッチリと引けば、ひょっとして横綱をも持っていけるんじゃないか、とも思えたりする。
実際、11月場所では横綱が変化したことは事実なんだから、
稀勢の里としては、この点はおおいにポジティブに考えてもよいのではないだろうか。
199 :
1:2006/12/10(日) 22:03:15
若手といえば、琴奨菊、豊真将は相撲雑誌でホメちぎられているから、そちらに譲るとして、
そのほかに順調にきている力士は、やっぱ安馬だと思うね。
11月場所でみたかぎりでは、とにかく立ち合いのスピードについては幕内で一番じゃないかと思えた。
若いころに低迷していた千代の富士よりは、いまの安馬のほうが強い気がするよ。
11月場所の前半戦は、勝ちたいという意識が強すぎたかもしれないね。
立ち合いで100%を出し切ってノド輪で攻めても、
さすがに相手が上位陣であれば土俵外までは持っていけない。
そうすると、100%出し切っているぶんカラダが伸びきってしまっているので、
そこを逆襲されると弱くなってしまう。
攻撃についてはスピードでカバーできるけれども、
守りにはいった場合にはどうしても体重が必要になってくるからね。
ただ、後半戦はチカラが抜けてきた感じで白星が出るようになった。
安馬という力士は、今後の方向性について選択肢がおおいことが魅力だね。
200 :
1:2006/12/11(月) 22:07:14
千代の富士が低迷から脱して横綱にかけあがっていったときの物語は、
いま思い出しても胸があつくなる。
脱臼をくりかえして苦しい土俵がつづいていたが、
体重の増加とともに安定感が増していって、あるとき、
爆発するように一気に横綱にかけあがっていった。
まさにドラマだ。
あの頃の大相撲はほんとうに楽しかった。
(いまが楽しくないと言ってるわけじゃないよ。)
ドラマはそこで完結したかと思ったが、
千代の富士の場合は、横綱になってからもグングンと強くなっていって、
ついには31回も優勝してしまった。
第二幕があったわけだ。
安馬がこんなドラマの主人公になったりすれば・・・というように、
ついつい重ねてしまうところはあるかな。
201 :
待った名無しさん:2006/12/15(金) 09:32:52
安馬age
千代の富士の注射疑惑が残念。
203 :
1:2006/12/21(木) 22:13:53
もう番付発表か。 いつもより早い気がするね。
>>202 高鉄山・板井両氏による週刊誌の記事で騒ぎになった一件だね。
あの騒ぎについては、シラケてしまって冷ややかに見ていたよ。
204 :
1:2006/12/21(木) 22:15:46
もう番付発表か。 いつもより早い気がするね。
>>202 高鉄山・板井両氏による週刊誌の記事で騒ぎになった一件だね。
あの騒ぎについては、シラケてしまって冷ややかに見ていたよ。
205 :
1:2006/12/21(木) 22:17:09
ありゃりゃ、ひさしぶりに書いたら連投になった。 すんません。
206 :
1:2006/12/21(木) 22:20:33
そもそも八百長という言葉は、八百屋が囲碁でわざと負けたことからきているけれども、
通常は、取組の前にあらかじめ打ち合わせして勝敗を決めておく行為、という意味合いに使われている。
一方、これと似た用語に「無気力相撲」がある。
こちらは、いちじるしく敢闘精神に欠ける相撲、という意味かな。
両者が決定的にちがう点は、前者の存在は協会が認めていないのに対して、
後者の存在は協会が認めている点だね。
協会では、いちおう専門の委員が取組をチェックして、
無気力相撲をとりしまっている(ことになっている)。
207 :
1:2006/12/21(木) 22:24:46
相撲が15日間あるとして、力士が毎日100%の気力で取れれば理想だけれども、
人間である以上、気合いがのらない日もあれば、集中できない日もある。
すると一般に相撲内容というものは、両力士がエンジン全開で戦う最高の相撲内容から、
無気力相撲と認定されるようなショボイ相撲内容まで、
アナログ的に散らばっていると理解することができる。
相撲内容が、敢闘精神に欠ける方向にいってしまう原因は、いろいろとあると思われる。
例えば、その日の体調や、相手との合い口もあるが、
やはりその取組がおかれたシチュエーションが大きいだろう。
千秋楽で相手が7勝7敗であればチカラが出しにくいとかね。
そして、八百長という言葉の意味するところは「事前の打ち合わせ」ということであるから、
これは無気力相撲の、いろいろある「原因」のうちひとつ、という位置づけになる。
以上のような二つの用語の定義と、その関係とはきちんと把握することが大切だろう。
ところが、例の高鉄山・板井両氏による騒ぎのときには、
このようなことを何も考えていない人たちばかりが騒いでいるという印象だった。
これでまずシラケてしまったね。
208 :
1:2006/12/21(木) 22:34:55
まあ、たしかにむかしは良い相撲も多かったが、
無気力ぎみの相撲もあるにはあった。
(もちろん無気力イコール八百長ではないことは上で説明したとおり。)
ちょっと無気力ぎみかと思える相撲については我々は苦笑して見ていたわけなんだけど、
おどろくのは、館内のお客さんは無気力ぎみの相撲のほうを喜んでいたりするんだね。
気力が最高にみなぎった良い相撲というものは、あんがい一瞬で勝負がきまったりするが、
無気力ぎみの相撲はダラダラと長く続いたりする。
ちょっとねえ、と言いたくなる相撲内容であっても、
一般のお客さんからみれば、取組時間が長いというだけで大相撲にみえるらしい。
つまりは、一般のお客さんと我々とでは、同じ取組について正反対の見かたをしていたりするんだね。
高鉄山・板井両氏がおこした騒動を見たときに、すぐにわかったのは、
騒いでいるのはこのような一般客のような人たちばかりだということだね。
もちろん八百長はあってはならないということは、理屈として当然のことだけれども、
その前に、無気力ぎみの相撲と、そうでない相撲との区別がつかない人たちがなにを騒いでいるの?
というのが正直な感想だった。
そういうわけで、あの一件については、こちらはシラけてしまって冷ややかに見ていた気がするね。
まあ、このスレでは、あの程度のことで騒いでいる人が来るとちょいとめんどくさいね。
同じ取組について正反対の見かたをする人とは、話がかみあわないからね。
ただ、いまの理事長になってからは、むかしに比べて無気力ぎみの相撲は少なくなったと思う。
いまの力士はみんながんばってくれていると思うよ。
209 :
1:2006/12/30(土) 19:10:32
若貴の優勝決定戦なんていうのも、あまり騒ぐのもヘンかもしれないね。
もともと協会は、あの決定戦のずっと前から兄弟同士の割りは組んでいないわけだから。
(現在でも北桜−豊桜や露鵬−白露山は対戦しない。)
やはり兄弟同士だとお互いに敢闘精神が発揮できず、
あまり良い相撲にはならない、と協会が考えているからではないだろうか。
そうであるならば、若貴の優勝決定戦が期待したほどには白熱した相撲ではなかったとしても、
兄弟同士である以上は当然の結果かもしれない。
あの相撲についてあれこれ騒ぐということは、その根底には
本来は熱戦になっているはずが凡戦になったのはおかしい、という論理があるだろうが、
逆にその論理のほうがおかしいかもしれないのだ。
兄弟同士の取組は凡戦になるのが普通なのかもしれないからね。
210 :
1:2007/01/03(水) 18:42:15
なんか暗い話になっちゃったね。このへんの話題もいつかは触れなければならないとは思っていたけど。
正月だから明るい話にもどすべか。
大晦日の夜は細木氏の番組をみてしまったよ。
横綱、千代大海、琴欧洲、琴光喜、雅山という人選は、細木氏のお気に入りということか。
千代大海、琴欧洲の女性関係のトークも面白かった。
211 :
1:2007/01/03(水) 18:44:32
琴欧洲といえば、11月場所中の日経新聞で
琴欧洲自身の簡単な自伝のようなコラム記事が連載されていた。
なんでも、食べ物はドンブリものが大好物であるが、
ときにはブルガリア料理のムサカが食べたくなるとか。
こちらもなかなか面白い記事だった。
その中で相撲界で判らないことが一点だけあり、それは
なぜ指導者が竹刀で弟子をたたいたりシゴいたりするのか、という点だそうだね。
確かに西洋のスポーツでは竹刀でたたいたりするシゴキは存在しないか。
このようなシゴキがある理由については個人的な解釈があるので、
あくまでも個人の推測という範囲ではあるけど、それについて書いてみるよ。
212 :
1:2007/01/03(水) 18:46:16
要するに、このようなシゴキは、
「心理的なリミッター」をはずす作業であると思うんだよね。
人間は筋肉がパンクするよりもはるか前に心理的にリミッターをかけて、
筋肉がパンクさせないような構造になっているものと考えられる。
むかしの国産スポーツカーは時速180kmでリミッターが作動して、
それ以上はスピードがでないようにしていた。 危険防止ということで。
人間のカラダもそうなっているんじゃないかな。
これはまったくの想像だけれども、人間の場合は、
まだ人類に進化する以前の弱い動物であったころに、
天敵におそわれて逃げる際に筋肉が完全にパンクしないように予めリミッターがかかっており、
このリミッターの範囲内で逃げる仕組みになっていたのではないだろうか。
筋肉がパンクすると動けなくなり、別な天敵のエジキになってしまうと思える。
このような点からみれば、人間に心理的なリミッターがかかるのは、
太古の昔からの動物としての生存本能であるものと考えられる。
一般に「火事場のバカヂカラ」といわれることがあって、
ヨボヨボの婆さんが火事になったとたんに大きなタンスをかかえて飛び出してきた、なんてことが言われる。
このような話も、緊急時には心理的なリミッターがはずれて、
通常では発揮できないチカラを発揮する、というようなことを物語っているものと考えられる。
213 :
1:2007/01/03(水) 18:49:00
さて大相撲をみてみると、やはり出世していくためには、
心理的リミッターが存在していると邪魔になるのではないかな。
相撲で出世していくためには「火事場のバカヂカラ」がどうしても必要になってくる。
すると、弟子を出世させてやるためには、
その弟子の心理的リミッターをはずしてやらなければならない。
では、リミッターをはずすために、なぜ竹刀でたたいたりシゴいたりするのか、といえば、
これはクチで言ってもダメだからだ。
そもそもリミッターは動物の本能からきている。
だから動物を調教するのと同じ方法でなければリミッターをはずすことはできない。
つまりは、その弟子をたたいたり理性がぶっとぶまで追い込まないとダメなのだ。
そして、なぜ指導者がそこまでして弟子のリミッターをはずすのかといえば、
やはりその弟子に素質があるからだろう。
弟子の素質を評価し、100%開花させてやりたいからこそリミッターをはずすのだろう。
どんなものであっても、ほんとうに無駄なものであれば、伝統から消えていくはずだからね。
逆に言えば、伝統として残っているということは、なんらかの意味があるものと考えておけば良いと思うんだよね。
と、まあ以上はあくまでも素人の推測にすぎないけれども。
(しかし、なんかあんまり明るい話題ともいえなかったか・・・)
214 :
1:2007/01/04(木) 09:26:41
場所が近づいてきたから一応あげとくよ。
いや、似たような事は西洋でもやるのよ。科学的トレーニングなんて、如何に苦痛を
効率よく摂取するかに近いといってもいい。そんなもん個人の精神力でどうにかでき
るわけないので、周囲で全力でサポートする。
ただ、別に竹刀で叩かない。基本的には付き添ってみんなで励ます(但し、大声で)。
「あとちょっとだ! いけるぞ! もう少しだ! ここで気を抜いたら全部パーになるぞ! よし
行け! ハイ! ハイ! ハイ!(リズムを取ってやってる) ゴー!ゴー!ゴー! よーしよくやっ
たぁ。凄いぞ、お前は天才だ」
の類であって、終わった後に竹刀で叩くとかはタイミングずれてるように感じるんだろ
うね。ぶつかり稽古で最後の押し出す所でみんなで大声で「腰落として!」「今よ今よ!」
とか言ってやったり、ここからなら力が出る! という体勢に誘導してやって、タイミング
よく「そら行け!」と叩いたりするんなら、琴欧洲も納得なんだと思う。多分、なんかタイ
ミングがずれてるんだ、ヨーロッパ組的に。
んでもって、あっちの人達ってのは、何故このきついトレーニングがきつい必要がある
かというのを教育される。なので、正しくきついという事はトレーニングの成功を意味す
るので、きつさに対するモチベーションが違う。運動ストレスに対する抵抗性も高い。
逆に追い込まずに半分流すように作られたメニューの意味を理解して、追い込む時に
最高のパフォーマンスを発揮するように調整できる。
まあ、適当に竹刀で叩いても才能ある奴頭のいい奴は自動的にそうなってく所は
あるんだけどさ、もうちょっと汎用性持たせようよ、と。
216 :
待った名無しさん:2007/01/04(木) 16:11:33
こんなスレがあったのか
通読したがたいへんおもしろかった
匿名掲示板もバカにならないな
217 :
1:2007/01/06(土) 00:14:29
>>215 うーん、勉強になりますね。
なんか土俵のまわりで励ましている様子が目にうかぶようで。
おそらく、このへんのところは、大相撲のシステムと、西洋スポーツのシステムとでの
構造上の差異があるかもしれません。
このへんについて述べてみましょう。
>>216 いらっしゃい。
相撲雑誌ではフォローできないところを埋めるようなスレにしていきたいと思っております。
218 :
1:2007/01/06(土) 00:21:26
大相撲のシステムと、西洋スポーツのシステムとの構造上の差異については、
ひとつに、大相撲は完全な個人技であって団体戦の要素はまったくないところがあると思う。
同じ部屋の力士は対戦しないとはいっても、競技自体は、部屋同士の対抗戦ではないし。
(現実に、同じ部屋の力士が、同じ部屋に所属するがゆえに最大のライバルになることが多い。)
まあ、ぶっちゃけたはなし、部屋の仲間が関取になれば、自分は付け人にまわるかもしれないわけで、
強くなりたければ自分で勝手に強くなれ、という構造になっている。
もうひとつは、部屋を経営する目標かな。 部屋の目標は、やはり関取を出すことにあるわけで、
だとすれば、お相撲さんが10人いるとして、10人を均等にシゴくのは効率がわるい。
関取になれそうな弟子だけをピックアップして集中的にシゴくのが効率的といえる。
逆にいえばシゴいてもらえない人は、少しでも指導者の目にとまるように自分から努力しなければならない。
むかしの立浪部屋で、黒姫山が入門したときは最初からエリートとしてシゴかれていたが、
同じころに所属していた旭国は、まーるで期待されておらず、相手にされていなかったということで。
ところが旭国は、自分から死にものぐるいで稽古して、出世の階段を登っていった。
最初は指導者の目にとまらなくても、努力すれば目にとまり、飛躍することができるわけだ。
三重の海もこのタイプだったそうだね。
以上のことを総合すると、シゴいてもらえない人が土俵の周りで応援するのでは、ちょっとノーテンキな感じがする。
219 :
1:2007/01/06(土) 00:23:18
もうひとつは、武道の世界観と、スポーツの世界観の違いがあるかもしれない。
北桜は長く関取をつとめていて「最近、やっと相撲のスの字がわかってきた」と言っている。
将来、北桜が指導者になったとして、入門したばかりの新弟子のペーペーに
そのような「相撲のスの字」を言葉で教えたとして、はたして理解できるのかどうか。
おそらく言葉で伝えられることなんてゼロでしょう。
だから、竹刀で叩いたほうが早い。
ただ、琴欧洲は、将来は協会に残って指導者になりたいそうなので、
もしも指導者となった琴欧洲が、言葉だけで指導ができるような指導法を確立し、
それが成功したならば、これは新しいメソッドとして他の部屋も取り入れれば良いわけだね。
むかしは御法度であったウェイトトレーニングが、今は流行しているわけだし。
220 :
1:2007/01/06(土) 00:31:49
まあ、本テーマはについて以上のとおり。
ところで、録画していた正月番組で、
横綱と千代大海とが二人でいった伊豆旅行の番組を見たけど、最高だったね。
この組み合わせなんて想像もしなかっただけに、ファンとしては夢のようなお年玉だよ。
横綱も千代大海も良かったけど、若い衆がとても明るくてノビノビしているのが印象的だった。
相撲は個人技ではあるけれども、また、若い衆をふくめたチームの仕事という要素もあるからね。
若い衆が明るいということは、チーム全体が上手くいっていることだから、非常に良いことだね。
個人的に千代大海スレの
「ドルジみたいに気が利いて能力があるのに大海を尊敬していて、外交術も
ある人が嫁だったら、千代大海今頃横綱だったのに」
というのが最高に笑えた。
横綱は千代大海に発破かけてた。
223 :
1:2007/01/06(土) 20:52:01
>>221-222 千代大海は横綱が箸をつけるまでは自分は箸をつけないなど、
きちんとシキタリを守っていましたね。
それにしても、ああいう番組では食べきれないほどの量の食べ物が出てくることが多いけど、
やはり残った食べ物は若い衆の胃袋に消えていくのかな。
関取としては全部を食べてしまわないことも若い衆のために必要ということかな。
224 :
1:2007/01/06(土) 20:55:00
さああっ1月場所がはじまるよ。
今年最初の場所だぞう。
明日は朝から国技館にいくからね。 いっちょ良い相撲をたのむよ。
例年、中入のときにスポーツ新聞社の表彰が見れるのが楽しみかな。
なにせNHKでは映らないからね。
安馬はお父さんが亡くなったとか。
つらいだろうけれど、がんばってほしい。
225 :
1:2007/01/07(日) 21:56:09
初日の千代大海。
立ち合いは右から突きおこしにいった。
いつもであれば二の矢の左突きで相手のノドが上がるところが、
相手の立ち合いの踏みこみが良かったために、
ノドを上げるまでにはいたらなかった。
このために、そのあとの攻めでは土俵際で残されてしまい、
一旦は間合いを取った。
相手は右手で千代大海の肩をおさえて距離をおいたが、
千代大海は気をみて相手の右手をはじいて間合いをつめて出た。
あとは相手の引きにつけこんで押し出した。
最後の詰めも相手の下のほうを押して磐石だった。
手順が少しくるったけれども、
昔のようにあわてて引いて墓穴をほることがなくなったね。
初日オッケーだね。
226 :
1:2007/01/07(日) 22:02:24
いやあ、今日は朝から行ってよかったよ。 下のほうから熱戦が多かった。
市原の相撲もみた。
デビュー戦でいきなり実力者の八木ヶ谷とあたるなんてねえ。
しかしナマでみると、腰まわりからお尻、太腿にかけての筋肉のつきかたはすごいね。
あと新十両の豊響はイメージしていたよりも大きく感じられた。
総じて、押し相撲力士はがんばってくれたかな。
227 :
1:2007/01/07(日) 22:05:51
今日は満員御礼になって館内には熱気があったよ。
逆に、琴欧洲−稀勢の里は溜息はすごかった。
まさか年明けの最初の相撲で変化とは誰も予測しなかったからね。
まあ、真剣勝負である以上はこれも一応はありなんだけど。
琴欧洲に心配があるとすれば、今日の変化によって稀勢の里に対する苦手意識が固定化されてしまう可能性があることだね。
苦手意識が固定化されてしまうと、綱とりに影響するかもしれない。
横綱にあがるためには苦手をつくらないことは鉄則だから。
228 :
1:2007/01/08(月) 21:51:23
二日目の千代大海。
いつもの雅山のフニャフニャのモロ手突きにやられた。
最近は、雅山のモロ手突きをどのようにかわすかの一点にしぼられているからね。
今場所はやられてしまったね。
まあこの相手に二日目であたるのは、いつもより早いからね。
まだまだ場所はこれからだよ。
229 :
1:2007/01/08(月) 22:03:11
琴欧洲は初日の変化といい、なんか考えすぎているような気がするね。
相撲はむずかしくもあり、また単純でもありだ。
実力はあるんだから、どんどん自分の相撲を取っていけばいけると思うよ。
稀勢の里−魁皇は見ごたえがあった。
若手の伸びていくチカラが感じられたし、ベテランの意地も感じられたし。 最高だな。
稀勢の里は相手のキャリアにやられた感じだけど、内容的にはいいと思うよ。
230 :
1:2007/01/08(月) 22:05:51
里山のお父さんも亡くなったんだってね。
安馬はもちろん、昨年は黒海のこともあったし、なんか訃報が続いているね。
なにも言えないけど、がんばってほしいな。
231 :
1:2007/01/09(火) 22:41:04
三日目の千代大海。 万全だった。
露鵬は消極的なときは極端にアタマを下げることがあるけど、
今日もそのパターンだったみたいかな。
できれば積極的で豪快な相撲をみたいな。
232 :
1:2007/01/09(火) 22:43:49
把瑠都はだいじょうぶかな。
身を切られるような気がしたよ。
ほんとうにつらいよ。
233 :
1:2007/01/09(火) 22:49:07
琴欧洲−豊真将は、一瞬、琴欧洲が有利か、悪くても同体かと思った。
しかしスローでよくみると、両者の体がおちたときは同時だったが、その前に
琴欧洲は先に体が飛んでいて、足が土俵からはなれるタイミングが少し早かったね。
このため全体的な相撲の流れは、琴欧洲が上手投げを打って豊真将がかたむきかけたものの、
豊真将は右足のつま先だけで踏んばって投げを打ちかえした、というような流れにみえた。
微妙だったけど、やはり琴欧洲の分が悪かったみたいね。
横綱−出島戦は千代大海に取ってほしかった相撲だったんだがなあ。
先をこされた。
今日の横綱は立ち合いを失敗したかな。
前のスレでも書いたけど、立ち合いで先手をとって横綱の重心をカカト側にもっていき、
これによって横綱の左右の動きを封じる、というイメージだったんだけど・・・
まあ横綱には申し訳ないけど、少しくらいは星を落としてくれたほうが場所全体は盛り上がるからね。
ちょうどいいハンデじゃないかな。
こりゃ、相当肘がきついな。間合い取れてないから、横の動きに余裕が無いよ。
235 :
1:2007/01/10(水) 23:27:29
四日目の千代大海。
出島は当たってから出るまでにほんの少しタメがあるみたいで、
千代大海はこの隙にポンポンと突きを入れて、相手のアゴをあげた。
これが効いて、次の瞬間に思いっきりのよいハタキがきまった。
ヒヤッとはしたけど、本人にすれば狙いどおりだったかも。
236 :
1:2007/01/10(水) 23:31:17
>>234 相手は横綱を倒して今や絶好調ですからね。
立ち合いからそう簡単には突き放せなかったのかと・・・
俵に足がのるのも伝家の宝刀ですし。
237 :
1:2007/01/10(水) 23:34:10
琴欧洲はおっつけられて危なかったが、マワシを引いたあとは前に出た。
やはり振り回すより前に出たほうが良いね。
白鵬は左を差して振り回したときに、稀勢の里が右で一枚マワシを引いていたため、
逆に相手を呼びこんでしまうことになったかな。
このようなところに稀勢の里の地力アップが感じられた。
しかし横綱も星を落としているから、2敗であればまだ二人とも優勝圏内だよ。
玉春日は神がかり。
しびれた。
238 :
1:2007/01/11(木) 23:14:47
五日目の千代大海。 万全。 なにも言うことはないね。
239 :
1:2007/01/11(木) 23:17:31
白鵬は踏み込んで左上手を取りにいった。
取れないとみるや間髪いれずに巻きかえていった。
やはり「型」にコダワルことには意味があるね。
琴欧洲−露鵬も迫力があったね。
若手では稀勢の里、安馬、琴奨菊も見事だった。
とくに安馬はマワシを取る位置はちがうものの、動きはまるで千代の富士だよ。
神がかりの玉春日。今日も職人芸を発揮してくれた。
なんか盛り上がってきたぞ。
いやもう、なんというかw
凄く良い相撲で終わるはずが、凄く笑いが零れる相撲になってしまった(笑)
とん とんと小刻みに起こしては戻すような突っ張りはちょっと珍しかったね。
片方の肘かばった結果と思うけど。
まあ、結果としては土俵勘と落ちないのを確認したわけだけど、あとは土俵
際おなかを押して押し出さなかったのが気になった。でも、昨日までの勝っ
ても肘の痛みで陰鬱な雰囲気ってのは消えた感じの勝ち方だったと思う。
逆に対する稀勢の里はあそこで楽に勝とうとしちゃ駄目だろ。もう物凄く苦
手なんだと認識して、次の作戦に取っ掛かりにするつもりで前に攻めて探
らなきゃ。
白鵬は今場所、一気に踏み込んで左上手で有利を作って持っていくのは無
理だから、この諸差しになって寄ってく相撲で繋いで大関に留まるしかない
かもな。逆に、諸差しになってから土俵際押し出すまではいつになくいいん
じゃない?
そして、胸中何を考えてるのか分からない琴光喜がどうするつもりなんだか。
一周して額がなくなるから横綱が崩れてる機会にもう一枚足しとこうと考えて、
ホントに実行しかねないんだよな、このガラスの天才は。正直、上位の中では
一人だけ仕上がりがいい。
241 :
1:2007/01/13(土) 00:41:49
六日目の千代大海。
あぶなかった。
でも良い相撲だ。
いま出先なので多くは書けないけど、
明日も頼むぞ。
242 :
1:2007/01/13(土) 22:16:51
ふにゃあ、千代大海、なんでこんなところでコケるのよう・・・
しかし明日はバリバリの若手だ。
明日はばっちし行ってくれよ。
243 :
1:2007/01/13(土) 22:28:01
今場所は、若手の琴奨菊、稀勢の里、豊真将と、
みんな良い相撲をとっているけども。
244 :
1:2007/01/14(日) 22:21:25
いやあ、ほんとうに千代大海は若手には強い。
もう立ち合いで決まってしまった感じね。
まったく言うことなし。 これはキャリア勝ちだ。
えー、非常に焦らされた立会いだったけど……
千代大海の今日の足の位置はだいたい仕切り線から足三つ分。
そして、まず最初に手を突いた位置が仕切り戦の相手側から拳一個離れた所。で、一旦
戻して今度は拳二個近い位置に置く。突っかけられて仕切り直し。今度も二個分の所に
手を着こうかというところで突っかけられる。で、蹲踞してパンと手を打ってから手を置いた
場所が「最初に手を置いた所」。
手は前に置いた方が突進力は上がる(その分、中々長くは見合いにくいけど)。
そこに手を着かれて突っ張り大関に自分の出足で一気に出られたら、そりゃ平幕は手も
足も出ないよ。
で、ここで心理戦の話。千代大海は、もしかしたら二回目の仕切り、立つつもり自体なかった
のかもしれない。相手がやっぱり突っかけてくるかを確かめてから、パンと手を鳴らして
相手を呑み、そこから手を突く所まで含めて一気の相撲。なんだこのケンカ番長w
まあ、琴奨菊も稀勢の里も千代大海に苦手意識ありすぎだーね。
246 :
1:2007/01/14(日) 22:44:23
>>245 なるほど。 手の位置にまでは考えが及ばなかったですね。 勉強になります。
いやあ、こういう相撲を見せてくれるからこそ千代大海のファンは止められないわけで。
心理戦については、相手は最初から飲まれていた感じがしましたね。
二回もつっかけたのは平常心がなかったからでしょう。
やはり永年大関をつとめてきた千代大海の威厳でしょうかね。
そういえば琴奨菊はマワシをガチガチに固くして相手に取らせない作戦をとっているとか。
しかしマワシに関係ない千代大海であれば、この作戦は通用しないわけだ。
247 :
1:2007/01/14(日) 22:47:53
それにしても横綱の今日の立ち合いは厳しかった。 低くて鋭い。
稀勢の里は立ち合いで封じこめられてしまったね。
むかしの横綱は、相手を先に封じ込めて先手先手をとっていく相撲だった。
しかし最近の横綱は、相手にも相撲を取らせておいてから料理するという円熟の境地に達している。
でも今日の稀勢の里戦については、むかしのまんまの横綱だった。
なんか若返ったようだね。
逆に言えば、稀勢の里としては、これは立ち合いの勉強になったんじゃないかな。
やはり横綱戦は立ち合いがすべてだよ。
四つ相撲だろうが、押し相撲だろうが、鉄則はひとつだ。
立ち合いで先手を取って横綱の重心がカカトにかかるように持っていくこと。 この一点だ。
9月場所の稀勢の里がそうだったように。
って、いちおうスレ上げますよ。
248 :
待った名無しさん:2007/01/14(日) 23:18:09
今日の横綱の立ち会いは一昨年の無敵時代を彷彿とさせましたね。
まあ以前はさらに安定していましたが。
ところで今場所の栃東の強行出場はやはり星の売り買いが関係しているのですか?
>相撲観戦を続けるファンの道も、20年続けて十両、30年で入幕、40年で三役、50年で大関とか?
年月が長い程格が上がるというところが行司さんのようですね。
250 :
1:2007/01/15(月) 22:58:27
九日目の千代大海。
今日は立ち合いの踏み込みが良かった。
ポンポン突いて間合いをとって、
タイミングよくはたいた。
逆に魁皇は立ち合いで踏み込めていないね。
先場所の前半戦を思い出してほしいけど。
251 :
1:2007/01/15(月) 22:59:44
252 :
1:2007/01/16(火) 23:20:50
今日の千代大海、なにも言うことなし。
この調子で行ってくれ。
まあ、解説も糞もないんだけどさ、琴欧洲は大相撲における真剣勝負の意味を履き違え
てるんじゃないだろうか?
こういう状況での真剣勝負ってのは「これくらいこなしてくれないと横綱には勝てないぜ?」
という厳しい攻めをする事なんだよ。星を譲るようななぁなぁじゃないけど、優勝争いを盛り
上げるってのはそういう事。立ちはだかるんであって、横から足かけて転ばせるんじゃない。
まあ、負けた千代大海が悪いんだけどさ(左狙ってくるの分かってるんだから、右一発
おっつけあてがうのは技術として持ってる)。
254 :
1:2007/01/17(水) 21:37:27
ひえ〜ん。
今日はネツト環境にないので、書けないよ。
明日書くよ。
しかし、いつも応援しているぞう。
手繰りの対策だな。むしろ相手の手繰りに付け込めるような技術を持って1回見せれば、
相手は手繰れなくなるわけで、それだけで勝負が全然変わる。
256 :
1:2007/01/18(木) 23:24:44
いやあ、千代大海。 一瞬は見せ場を作ってくれたが。
立ち合いはこれ以上ないというほどの当たりだった。
どっちかというと横綱は受けて立った感じではあったが。
千代大海の左からの突きっ放しが効いた。
しかし、横綱は後ろに下がりながらも左足を後ろに送り、
両足を前後にひらいて千代大海の突進をしのいだ。
出島戦のときには両足がそろってしまったけどね。
その後は、横綱は右手をあてがって千代大海の突きの回転を止めて、うまく手繰った。
やはり横綱も突き押しの力士だから、さすがに突っ張りの防ぎかたを判っている。
まあ千代大海も見せ場を作ってはくれたし、個人的には満足できる相撲内容だった。
ただ、なんとなく横綱はどこか故障をかかえているような気がするんだけど。 気のせいかな。
257 :
1:2007/01/18(木) 23:25:54
>>253 琴欧洲にはやられましたね。
初対決のときから2回くらい同じパターンでやられた記憶があります。
相手はふところが深いから、少し左に動いただけでマワシに手がかかってしまうんですね。
千代大海としては、立ち合いで横のほうにカーブをえがくように動きながら
正面から当たっていくバリエーションを持っていますので、
これでいっていれば防げたかもしれません。
琴欧洲からみれば身長を生かした立ち合いではあるわけですが、たしかに
横綱候補という視点でみると、少しアピールが弱いという印象はうけますね。
258 :
1:2007/01/18(木) 23:28:37
>>255 ひところは魁皇にもよく手繰られて合い口が悪かった時期があったですからね。
回転よく突っ張って、相手の手をはねあげて、また突っ張って、なんてことができればカッコいいですが。
>>256 >ただ、なんとなく横綱はどこか故障をかかえているような気がするんだけど。 気のせいかな。
横綱ファンですが、初日からそう思ってました。
立ち合い鋭いけれど、絶好調のときみたいに当たり一発で吹っ飛ばすような
ヤンチャな相撲はとってない。
また、これは季節柄かと思いつつ、花道を下がった瞬間に泥着を羽織って、しっかり前を合わせています。
推測ですが、稽古総見で琴欧州と当たったときに痛めた右肩があまり良くないので
これ以上悪化させないように、冷やさないように気をつかってるんじゃないかと。
九月場所の稀勢の里戦で負った膝内出血のように、優勝した後に
「実はこんなに悪かった」と告白するんじゃないかと思ってます。杞憂ならいいのですが。
260 :
1:2007/01/19(金) 23:08:41
う〜ん。
今日もネツト環境にないので書けないよう。
明日書くよ。
がんばってくれい。
朝青龍スレでは、横綱は首をちょっと痛めてるんじゃないかと指摘してる人がいた。
262 :
1:2007/01/20(土) 23:50:59
千代大海−琴光喜。
相手は右肩からあたって得意の右差しをねらってきた。
これを読みきっていた千代大海は、当たってから左に動き、
相手の右差し手をふりほどいて小刻みな突っ張りで攻撃した。
これによって、相手は熱くなって突き返してきたが、
千代大海は冷静に相手の突きをはじいてハタいた。
非常に良い相撲だ。
263 :
1:2007/01/20(土) 23:56:23
横綱−栃東。
栃東は気迫のこもった立ち合いだったけれども、
やはり先手先手で攻撃ができなかったぶん、横綱の牙城をくずすには至らなかったね。
どちらかといえば最後までおっつけで攻めていったほうが良かったかもしれない。
しかし栃東はよくやってくれたよ。
そして横綱も20回目の優勝は立派。
これからは相撲史に残る「大横綱」として、いっそう精進をしていってほしい。
>>259、261
まあ優勝したわけですから結果オーライでしょう。
この横綱であれば、どのような試練であっても克服していけますよ。
264 :
1:2007/01/21(日) 21:22:04
千秋楽の千代大海。
最後だから正面からいったかな。
ほんとは横方向にゆさぶりながらいくところだったが・・・
しかし10勝はあげたし、まあまあの場所だったんじゃないかな。
いやあ、場所が終わったね。
265 :
1:2007/01/21(日) 22:11:13
横綱の優勝20回という数字はひとつの節目だね。
もちろん優勝回数はあくまでも数字であって、
過去の大横綱と比較してどうこういうべき話ではないけれども。
しかしこれからは、ひとつひとつの勝敗や細かい言動が、
大相撲の歴史に記録されていくことになるだろう。
一般に強い力士が現れると、過去の大横綱が比較対象に出されて、
比べるとマダマダとか言われるのがパターンになっているけれども、
これからは、朝青龍の名前もそこに入ってくる可能性は高い。
今後は、強いということも当然だけれども、
協会の発展と、大相撲の未来についても力をつくしていってほしいな。
266 :
1:2007/01/22(月) 22:45:11
って、そういいつつ話題になってる週刊現代の記事をみたけども。
なんかツッコミどころ満載の内容だな。
読み物としてもあまり出来は良くないね。
一般に、成功者や有名人になってしまうと、逆恨みするようなヘンな人間が出てくるもんだよ。
例えば、むかし友人だった人たちの中で、有名人になった後でもむかしのまんまの態度で接してくる人がいる。
しかしながら、こちらは有名人であるために他にも重要な交友をたくさんもっているわけで、
いちいちまともに相手をしてやる余力がない。
すると、どうしても「あいつは有名になって増長している。」とかなんとか中傷されることになる。
だいたい、自分の社会的地位をわきまえずにむかしのまんま態度で接してくるような人間ほど、
ないがしろにされると逆恨みが激しくなる傾向にあるんじゃないかな。
結局、一流の人間になればなるほど忙しくなるわけだから、どーでもいい交友関係は切っていかざるをえないし、
それによって生じるアツレキも、有名税のひとつとして考えるしかないだろうね。
267 :
1:2007/01/24(水) 22:22:48
それにしても、こんな程度じゃあ日本ではたいして騒ぎにはならないだろうが、
モンゴルではどうなんだろうか。
モンゴルの人たちは事情を知らなくて信じてしまうってことはないのかな。
そっちのほうが心配だね。
逆に、もしもこの記事をしかけた人間の狙いがそれだったとしたら・・・
これはメチャクチャに悪質だ。
268 :
1:2007/01/24(水) 22:24:05
つ、すまんけど落ちそうなんで上げさしてもらうよ。
気にしないでね。
このスレに書くべきなのかわからないけど、ついでに便乗。
ゲンダイの件は、どうも横綱じゃなくて大島部屋周辺のトラブルって気がしませんか?
旭鷲山引退前後のいざこざって、結局よくわからないままだったし、
今回も旭天山の話だけやたら詳細まで(幕下なのに写真まで)具体的に書いてある。
あと、これはソースってほどじゃないが、2chでも
以前からシュウや旭天鵬の話題になると執拗に叩く奴がいるんだよね。
270 :
1:2007/01/25(木) 22:08:56
>>269 たしかに状況だけをみれば、匂う感じもしないではないですが・・・
ただ部屋でまじめにがんばっている力士もいるでしょうし、
あまり推測だけで話すのなんかとも思えますので、
その点については保留にしておきましょう。
ただ、協会が今後なんらかの対外的なアピールをしていく場合には、
ぜひモンゴルのほうにも伝わるようにしてほしい。
モンゴルから多くの力士を受け入れているのだから、
モンゴルの人たちを一刻も早く安心させてあげるのも協会の責務ではないかと思うんだよね。
271 :
1:2007/01/29(月) 22:45:38
週刊現代の第二報をみたけど、中身は高鉄山−板井両氏のときの記事とそっくりね。
なんかコピーして名前だけを入れ替えたみたいな。
しかも両氏のときはソースが明確だったが、この記事ではソースが匿名だし、
なんといっても聞いた話のつぎはぎでしかないからねえ。
あのときと比べるとインパクトは弱いね。
面白いのは、このライターさんは、現在協会がやっている事情聴取が、
八百長があったか否かを調べるためにやっていると解釈していることだね。
これはなかなかユニークな発想だよ。
ふつうは弁護士が同席している上での事情聴取とくれば、どうみても訴訟準備のためと考えるよ。
それやこれやを見ると、どうもこのライターさんは操り人形で、うらに黒幕がいるように見えるね。
記事の中身よりも、黒幕がだれで、目的はなにか、というほうに興味が出てきた。
でも協会が、この先ライターや出版社を訴えたとしても、真相究明には至らないかもしれないね。
272 :
1:2007/01/29(月) 22:47:26
つ、すまんけどまた落ちそうなんで上げさしてもらうよ。
気にしないでね。
つはドラえもんの手であるので、なにか固有名詞のあるものを差し出すときに使うんだよ
ていうか大相撲は定期的な八百長報道を乗り越えてきてるわけで、単なる有名税とか
そういうもんの気がするなぁ。
274 :
1:2007/01/30(火) 22:08:17
>>273 おおそうでしたか。ご教示感謝。
今回の現代記事はあまりにデキが悪いですね。
匿名ソースの上に、聞いた話のつぎはぎとくれば、2チャンネルとなんら変わらないわけですが。
275 :
1:2007/01/30(火) 22:10:30
もっとも、記事の背後関係のほうには、みんな興味しんしんだよ。
例えば記事中にひんぱんにでてくる「相撲担当記者」とは、どこの社の者か。
これはどうしても、このライターさんの言い分を
いささかでも認めるスタンスで報道している社に疑いがかかってしまうね。
いまのところスポーツ紙1紙と夕刊紙1紙とに疑惑が集中しちゃっているみたいよ。
あと高砂部屋関係者のP氏とかいう人物(関係者といっても、どんな関係なのかわからないが。)、
記事中に、旭鷲山ら他部屋のモンゴル力士たちとも関係が深いというくだりがあってね。
あえて旭鷲山の名前が出てくるところが、
>>269 さんと同様、
なんかひっかかると言っている人はいるね。
276 :
1:2007/02/01(木) 22:25:34
実際、今回の現代記事については、裏社会との関わりを疑っている人は多いみたいだね。
しかしねえ。 もしも一般人がこのような疑いをもっているのであれば、
マスコミ各紙は注意したほうがよいかもしれないね。
不用意に今回の現代記事に歩調をあわせるような報道をしていると、
とんでもない疑いをかけられるハメになるかもしれない。
つまり影で裏社会とつながっているんじゃないか、とかね。
277 :
1:2007/02/04(日) 21:50:43
まあ、マスコミさんにも他にも言いたいことはないでもないけど、
暗い話になりすぎてもいかんな。
今日のフジの大相撲トーナメント。
豊桜−千代大海は、押し相撲ファンにとっては夢の対決だったね。
しかも豊桜は良かった。 立ち合いでいなして、すぐに先手先手で突っ張りを入れて。
しかも突きのヒットポイントが上すぎず、下すぎずで、絶妙の位置をキープしたまま最後まで突ききった。
花相撲とはいえ、実に見事な相撲だった。
こうなってくると、豊桜にはどんどん上がっていってもらいたいね。
やはり本場所で千代大海にあたってほしいな。
278 :
待った名無しさん:2007/02/06(火) 09:50:04
突っ張りage
279 :
1:2007/02/09(金) 22:17:24
協会が民事提訴を決めたか。 今回は民事でもよいかもね。
相手が高鉄山−板井氏のように元内部の人間であったならば、民事はやりにくいだろう。
第一に先輩・後輩の間柄で法廷で争うことは、あまりに心理的な負担が大きい。
第二に、元内部の人間であれば訴訟テーマ以外にも余計なことを言い出しかねないからね。
むかしの痴話なんかを持ち出されても面白くない。
第三に、そもそも相手は協会に対して私怨をもっているはずで、
法廷でそれをはらしたいという気持ちが当初からの目的になっていたりする。
従って、ヘタに民事でやりあうと相手の術中にのってしまうことになる。
第四に、これがもっとも大きいけれども、元内部の人間と訴訟をすると、
外からみれば単なる内紛にしかみえないってことだね。
相手は始めから失うものは何もないけれども、協会のほうは、
共通の土俵にのったというだけで、イメージダウンという大きな損害がある。
以上の理由で、相手が元内部の人間であれば、民事でいくのは得策ではないだろう。
しかし、今回は外部が相手だから、ぜんぜんオッケーだね。
280 :
1:2007/02/12(月) 21:37:26
さて、民事でやった場合に、これからどうなるだろうか。
まあ、相撲にくらべれば、たいしたことはないね。
まず協会が訴状を出すと、相手側からは答弁書が出る。
それからは月に1回のペースで公判が開かれることになる。
その間2〜3回は、横綱をはじめ何人かの力士は呼ばれて、
いろいろ聞かれることになるだろう。
この場合、スケジュール調整が大変だ。 本場所中はムリだろうし。
できれば各公判には、弁護士のほかに、
主要力士の翌月のスケジュールを把握できている人間を
1人くらい立ち合わせたほうが良いかもしれない。
ただ、スケジュール調整が大変である以外は、たいしたことはない。
力士が出廷したら、思いのたけを言えばいいだけだよ。
相手側の弁護士からいろいろ質問がくるだろうが、そんなもんに関係なくどうどうとしていればよい。
立ち合いのカケヒキにくらべれば、屁のようなもんだな。
まあ、社会勉強のひとつと考えれば、けっこう面白い体験になるから、楽しみにしていればよいと思うね。
永年さんはかっこいいな。
282 :
1:2007/02/15(木) 21:59:49
ん? はて?
訴訟なんて実際の手続は代理人の弁護士がやってくれるし、
準備書面や陳述書までみんな書いてくれる。
個人でやるのであれば、気持ち的にめんどくささはあるけれども
今回は協会が矢面にたってくれるわけだからね。
力士にとっては、どうってこともないでしょう。
283 :
1:2007/02/16(金) 22:22:41
この訴訟のゆくえはどうなるだろうか。
名誉毀損の場合、立証責任は出版社側にあるみたいだからね。
やっぱ、現代は、記事に書いてある内容以上のことを出さないかぎり敗けるだろう。
ひとつは人的証拠かな。
あの記事のライターさんが出廷して「匿名の人から聞いた話です」などと主張しても勝負にならない。
やはり、P氏とか、ネタもとの本人が名のりをあげて出廷しないとね。
そこまでやって、はじめて勝負になるんじゃないかな。
もうひとつは物的証拠。 金を受け取った領収書を出すとかね。
しかしねえ・・・
P氏とかX氏とかが出廷するくらいならば、はじめから匿名にするわけないしねえ。
まあ、匿名でしか出せないような話を記事にするほうもするほうだが。
また物的証拠にしても、そんなもんがあったならばとっくに記事に書いている気がするし。
それよりも、協会が力士に事情聴取を行って訴訟の準備を進めているにもかかわらず、
これを八百長があったかどうかを調査している、などとカンチガイしているんだからね。
このようなノーテンキぶりをみると、
とても現代が隠しダマを持っているようには見えないんだけど・・・(w
284 :
1:2007/02/16(金) 22:23:44
っと、上げさせてもらいまする。
みなさん気にしないでね。
286 :
1:2007/02/20(火) 23:04:11
>>285 出版社は、著作権とか名誉毀損とか、なにかしら訴訟をかかえていると思いますよ。
訴訟なんて慣れっこでしょう。
287 :
1:2007/02/20(火) 23:06:57
現代は、やっぱりこれ以上のタマは持っていないみたいだね。
過去の話をほじくりだしているようじゃあ。
訴訟のほうも、このような感じできそうだね。
まあ、協会側の弁護士が有能であれば、争点をぼかすようなことはゆるさないだろうけど。
注意するとすれば、このライターさんは八百長と無気力相撲との区別がついていないことだね。
この点は、裁判官までもが混同すると、とんでもない結果にもなりうるよ。
実際、二子山元理事長が出演しているとかいうテープの話にしても、
「八百長」とか「注射」とかいう単語は出てきていないわけだが。
288 :
1:2007/02/20(火) 23:09:37
しかし、五月さんを出してきたというのは新味があるね。 なつかしい感じがする。
五月さんは元気でいるみたいだね。 ちょっと気の毒だったからね。
もっとも部屋のおかみさんはさらに気の毒だったけど。
ただ、輪島のケースがサンプルになるのかねえ・・・
輪島の場合、当時から信じられないような借金伝説がウワサされていたからね。
どっちかというと、遊びのブレーキがきかなくて周囲を破滅させていくタイプだったかな。
輪島と遊んでいて自分の会社をつぶしてしまったオーナー社長の話とか、いろいろあった。
少なくとも星を買っただけではあんな金額にはならんだろうよ。
ただ、相撲は天才的だったことは確かだけれども。
289 :
1:2007/02/26(月) 22:16:25
3月場所の番付発表か。
場所が近づいてきた感じだなあ。
若手も台頭してきたし、楽しみだね。
しかし現代はいよいよ支離滅裂になってきた感じね。
なんか断末魔のようにもみえるよ。
そんなことより訴訟の準備をするべきだろうに。
290 :
1:2007/02/27(火) 22:25:01
番付をみると千代大海は東正大関か。 なかなか気持ちいい。
琴奨菊、時天空も立派な三役力士だし、若手が上位にそろってきた感じね。
ベテラン勢は、その次の前頭上位から中位にかけて層になっているね。
若手をひきずりおろして入れ替わってやろうと狙っているみたい。
さびしいのは欧州勢かな。
把瑠都はしかたがないとしても、露鵬、黒海はずいぶん下がっちゃったね。
ここは巻き返してもらいたい。
幕の内はそれぞれ印象の強い力士がそろっているし、十両の土俵も楽しみだね。
幕下上位はこれまた巻き返してほしい人材が集中しているし、熾烈な戦いになりそう。
いやあ、みんながんばってくれよ。
291 :
1:2007/02/27(火) 22:26:56
すんませんけど上げさせてね。 気にしないでちょうだい。
292 :
1:2007/03/01(木) 22:12:17
おっ、横綱が佐渡ヶ嶽部屋にいって好調か。 千代大海もいったのか。
栃東も出稽古。
みんながんばっているみたいだね。
今回はヘンな記事が出たけれども、やはり力士の仕事は土俵だからね。
モヤモヤを吹き飛ばすような良い相撲を期待したいな。
しかし、だからといって、あまりに入れ込みすぎてケガをしてしまっても困るからね。
平常心も大切だね。
それにしても番付発表の前に協会が訴状を出したのは良かったんじゃないかな。
おかげで相撲ファンとしても場所に集中できる気がするよ。
あとは訴訟でやってくれって感じで。
千代大海は、今場所も後半ピークの作り方してくるのかなぁ。
なんつーか、体が良くなってから1年経って、虎視眈々と狙って横綱を倒そうと
してる唯一の上位陣になってる気がする。白鵬は調子がよければ勝てるから
いいやと横綱狙いという印象ないし。他はちょっとボロボロすぎる。
294 :
1:2007/03/03(土) 22:11:46
>>293 いやあ、もちろん千代大海は優勝をねらっているでしょう。
おおいに期待してますよ。
千代大海の場合は、とくに他の大関ががんばると、
触発されてパワーアップするところがありますからね。
やはり他の大関のがんばりも重要だと思います。
できれば、大関陣全員がそろって横綱についていって、
最後の最後で勝負になる、というような展開になれば理想的ですね。
295 :
1:2007/03/03(土) 23:43:14
296 :
待った名無しさん:2007/03/04(日) 08:42:01
ふーん朝青龍ってクラシック詳しいのか。意外。
298 :
1:2007/03/04(日) 21:52:00
>>296-297 横綱は、力士にしてはめずらしいほどの繊細な心を持っていると思います。
逆に繊細すぎるために、一般のマスコミ記者では理解できないところが多々あるでしょうね。
300 :
1:2007/03/04(日) 22:42:20
相撲板なのに、なんでクラシックネタで盛り上がってんの・・・(w
それよりも世界ウルルン滞在記でモンゴルをやっているよ。
自然も人も、ほんとうに素晴らしい国だね。
一度は行ってみたいな。
なんか横綱や白鵬等のおかげで、
モンゴルという国が身近な親類の国のように感じられるよ。
301 :
1:2007/03/07(水) 21:58:40
「相撲」誌をみると、やはりじっくりと番付をみるのには良いね。
情報としてはネットや新聞のほうが早いわけだけど。
付録の番付をみても、墨書でみると印象がまるでちがうね。
誌上に掲載されているほうの番付もよくできているよ。
関取衆については競馬新聞の形式になっていて各種の情報が一覧できるし、
幕下以下についても全番付を見開きで一度に見れるのがよい。
関取に上がるまでどれくらいあるかが一目でわかるからね。
302 :
1:2007/03/10(土) 21:15:52
さぁぁぁぁ、場所が始まるぞう!
みんな、仕上がり具合はどうかな。
いっちょ良い相撲をたのむぞ。
期待しているからな!
303 :
1:2007/03/10(土) 21:28:50
しかし報道によれば、栃東が今場所で進退がどうやこうやと言っているとか?
おいおい、いいかげんにしてくれよ。
「相撲」誌の今月号の尾車親方の解説をみたか?
栃東はまぎれもなく今場所の優勝候補の一人じゃないか。
なにをネゴト言っとるんだ。
最強の横綱である朝青龍に対して、栃東ほど勝利を期待させてくれる力士が他にいるかね。
たのむぞ、おい。 栃東のがんばりには今場所の成否がかかっているんだからな。
304 :
1:2007/03/10(土) 21:42:24
とくに先場所の稀勢の里戦。
あの一番こそは、売り出し中の若手のカベとなって、若手の勢いを完全にブロックした最高の相撲だった。
先場所はケガしていたのにあれほどの相撲が取れたじゃないか。
それなのに、なんで今場所は場所前から進退がどうのこうのという話が出るんだ?
おいおい目をさましてくれよ。 たのむぞ。
305 :
1:2007/03/11(日) 21:36:19
今日は、千代大海だめだったか。
明日からたのむぞ。
それにしても千代大海もそうだが、
今日は横綱をはじめとして、みんな動きが固かったね。
場所は始まったばかりだし、これからビシッと行っくれよ。
勝ったけど良いとは言えんぞ。軽い軽い。
雅山は集中力切らず我慢したね。
307 :
1:2007/03/12(月) 22:02:21
二日目の千代大海。
こきざみな突っ張りで相手に反撃のイトマをあたえずに、ひと呼吸で突ききった。
やっと動きがよくなってきたかな。
308 :
1:2007/03/12(月) 22:03:51
>>306 まだ二日目ですからね。 これからでしょう。
雅山はみごとでしたね。
309 :
1:2007/03/12(月) 22:09:33
みんな動きがよくなってきたね。
豊桜−栃栄はよい相撲だった。
稀勢の里−豊真将、琴光喜−普天王もよかった。
横綱は立ち合いの集中力がいまひとつかなあ。 めずらしいね。
左肩であたって相手の頭突きをかわしたのはいつもどおりだったけれども、
相手はこれを読んでいたのか、すぐに左から突いて間合いをとった。 これが予想外に効いた。
これは狙っていたかもしれないね。
横綱は最後に逆取ったりのようなかたちになったけれども、
体勢としては、やはり横綱の分がなかったね。
しかし今場所は異様になってきたな。 なんか先が読めなくなった。
310 :
1:2007/03/12(月) 22:14:12
落ちそうなんで上げますよ。
みなさん気にしないでね。
311 :
1:2007/03/13(火) 21:49:40
三日目の千代大海。 万全。
相手が立ち合いで胸を出してくるのを読んで、小さく突いていった。
土俵際で相手が半身になってこらえようとしたところを、左をハズにかけて押し出した。
左を少しでも差してしまうと小手投げがくるからね。
いやあ、それにしても押し相撲ってのはよいもんだな。
白鵬−雅山は白熱したし、
栃東もよくふんばった。
横綱もすばらしい立ち合いで復活してくれたし。
明日からが楽しみになってきたね。
誉めていいのか貶していいのか分からんw
しかし、叩きが良くないのは良くないぞ。
313 :
1:2007/03/14(水) 22:58:06
四日目の千代大海。 一瞬ヒヤッとした。
立ち合いは変化というよりも、当たってすぐにイナシにいった感じかな。
ちょっと中途半端だったかも。
相手に向きなおられて押しこまれ、土俵際までつまった。
しかし千代大海は上体を前後左右にゆすって、
相手の突き押しのヒットポイントをずらした。
そして自分が相手のふところに入るように出ていって突きをヒットさせ、
その後は相手のウィークポイントを的確に突いていって反撃した。
ピンチになっても慌てなかったところがキャリアの違いというやつだね。
またまた若手をストップした。
314 :
1:2007/03/14(水) 23:00:20
>>312 立ち合いは少しまよったかもしれませんね。
まあ、その後の動きはみごとだったので全体的には良しということで。
315 :
1:2007/03/14(水) 23:03:40
今日も良い相撲が多かったなあ。
幕下上位の上林−宮本は見ごたえがあった。
十両では白馬の掛け投げはおもしろかった。
あれは「逆掛け投げ」とか、なんか決まり手はないのかな。
白鵬−安馬もすごい相撲だったね。
逆に言えば、昨日もそうだったけれども、
白鵬が相手に合わせて取っている感じもする。
それでも勝てるんだから、やはり地力はすごいね。
魁皇はどうしたのかな。初日のようにいけば勝てるはずなんだけど。
横綱も二本差されてヒヤッとしたけれども、あわてずに極めた。
立ち合いで踏み込んでいたからこそ、
深く差されなかったし、カイナもかえされなくてすんだかな。
最後は極め倒したのかと思ったら寄り倒しになったね。
>>315 白馬の、実況では「掛け投げ返し」とか言ってませんでした?
317 :
1:2007/03/15(木) 23:01:45
五日目の千代大海。 磐石磐石。
当たってすぐに右から突きおこして、そのままの流れで持っていった。
相手は最後は両足がそろってそっくりかえっていたからね。
あの時点で実質的には勝負ありだった。
いやあほんとうに若手キラーね。
318 :
1:2007/03/15(木) 23:06:05
>>316 なるほど「掛け投げ返し」とはうまいこと言った。
まあ「取ったり」に「逆取ったり」があるんで
単純に「掛け投げ」に「逆掛け投げ」と言ってみただけですが。
319 :
1:2007/03/15(木) 23:18:40
今日は押し相撲力士がわりとがんばってくれた。
若麒麟−上林は見ごたえがあった。
上林はよく突いたけど、押し相撲同士はちょっとしたアヤで勝負が決まるからね。
若麒麟のほうは、最近の2番は良い突っ張りが出ているね。
その他、武雄山、栃栄、豊響、龍皇も良かった。
上位陣は魁皇の相撲が豪快だったし、横綱も完全復調したみたいだし、言うことなしだ。
今場所は、めずらしく横綱が追っかけていくパターンになって終盤が盛り上がりそうだね。
大阪のファンは後半戦のチケットは早めに入手したほうがいいんじゃないかい。
ガブリエルはどうしても突き出されたくなかったんだろうなぁ。
途中まで突き出しに拘ってたけど、途中で諦めたのはいいのかどうなのか。
あそこからもう一回拝んで押し出したのが良かったのかも。
いつでも引ける体勢でタイミング読み放題だった割りに、引きの回り込みが甘い。
まぁ、優勝候補なんだけどね。
321 :
1:2007/03/16(金) 20:56:14
千代大海、残念。
今日はネツト環境にないので書けないが、
明日はがんばってくれい。
322 :
1:2007/03/17(土) 23:00:45
千代大海、どうした。
今日は、なんか歯車がくるっていたような感じだね。
相手は実力者とはいえ、そう簡単にやられるはずはないんだけど。
集中が大事だよ。
明日からたのむぞ!
323 :
1:2007/03/18(日) 00:02:14
>>320 今日、カキコを拝見しましたが、専門家の方ですか。
ほんとうに、するどいです。
324 :
1:2007/03/18(日) 20:46:10
中日の千代大海。 勝った。
突ききることはできなかったけれども、先手先手で動いたからね。
左右方向への動きと勝負カンが勝利をもたらした。
どこか故障をかかえていると思うけれども、とにかく集中力でのりきってくれい。
325 :
1:2007/03/18(日) 20:55:21
いやあ今日もいい相撲が多かったね。 すばらしい。
幕下の森−霧の若戦でマワシ待ったがあったので気がついたけど、
最近の行司さんは、マワシ待ったのときにはマワシがほどけたほうの力士しかなおさないね。
むかしの行司さんはマワシをなおしたあと、対戦相手のマワシもギュッと引っ張ってなおしていたよ。
つまりマワシ待ったのときは、両力士のマワシをなおしていたんだよ。
いつのまにか作法がかわったのかな。
突き押しでは、若麒麟、豊響、豊桜、北勝力などが光っていたね。
白鵬はついに左上手を取れたね。
そのあと投げにこだわらずに、前に出たところが良かったんじゃないの。
栃東はちょっと固かったかな。
リラックスして自分から流れをつくっていく相撲を取ってほしいね。
逆に琴欧洲はみごとだったけど。
今日の横綱は控えに入ったときから顔が恐かった・・・(w
仕切っているときはもっと恐い。
テレビで見てるだけでそうなんだから、
対戦相手だったら相撲を取るまえに逃げ出したくなるんじゃないかな。
その点、稀勢の里は左からの突き落としとか、見せ場をつくってくれたね。
ガブリエル突き切らなかった安易さが出たな。まあ、最初に的外したのもあるけど、
あの左のおっつけはキセノン、白鵬、時天空とやられたけど、やられるたびに勝って
来た展開なわけだし。
327 :
1:2007/03/19(月) 22:18:50
九日目の千代大海。やられた。
左のノド輪で攻めたけれども、
相手が低くそっくりかえりながら出てきたので引いてしまった。
しかし、あれほどアゴが上がっていれば普通なら引きが決まるはずだけどねえ。
むかし天井を向いて相撲を取るのが得意な陸奥嵐という人がいたが、
今日の豊ノ島はあれ以来だよ。
328 :
1:2007/03/19(月) 22:25:21
>>326 千代大海の場合は意外に初顔に星を落とすケースはありますね。
ただ今日は動きそのものは悪くなかったので、これから良い相撲を期待したいです。
329 :
1:2007/03/19(月) 22:34:32
なんか白鵬がぬけだしてきたね。
去年までは左上手が取れないと動揺するようなことがあったけれども、
今場所は取れないなら取れないなりに自然体で相撲が取れている感じで。
ただ、この数場所、終盤戦は横綱と平幕力士とのマッチレースだったから、
横綱が2敗している今場所は、単純な確率論でいけば、
平幕優勝が出る可能性はいつもよりは高いはず。
もちろん琴光喜にもチャンスはあるけど。
330 :
1:2007/03/20(火) 23:24:21
十日目の千代大海。 勝った。
立ち合いから突き合いになったが、タイミングよくハタキをきめた。
突ききれなかったけれども、勝負カンは冴えているし、左右への動きも速い。
いいじゃないの。
331 :
1:2007/03/20(火) 23:26:50
時天空は、千代大海に対して小細工せずに真っ向勝負でむかっていったのが好感がもてた。
目先の白星よりも千代大海の突っ張りの技術を吸収しようとしているみたいだね。
良い姿勢じゃないっすか。
時天空という力士は、自分からテーマをきめて、
それをコツコツと解決しながらジワジワ番付を上げてきた感じの力士だね。
こういう力士は大きく崩れることはないはずだよ。
332 :
1:2007/03/20(火) 23:29:50
時天空の場合、最近は、ひとつひとつのパーツは磨かれてきた感じがする。
突っ張りも良いし、守りにまわった時の足腰のねばりも良い。
(今場所も朝赤龍戦での土俵際のねばりはすごかった。)
それに、マワシを取ったときの小ワザもあるし技術もある。
あとはこれらのパーツを組み合わせて自分の「型」を確立していくことだろうか。
おそらく本人は判っているんだろうけれども、そのキーワードは突っ張りだろう。
そもそも突っ張りというものは相手を押し込むための技術ではあるが、
もうひとつは相手の機先を制して相撲の流れを作るという効果がある。
千代大海という力士が長期にわたって大関をつとめている理由は、
突っ張りによって機先を制して「相撲の流れを作る」という技術がバツグンにうまいからだ。
時天空の場合は突っ張りそのものは良くなっているから、あとは
突っ張りを「相撲の流れを作る」という方向に活用していくことだと思う。
突っ張っていって相手をのけぞらせておいてマワシを取って一気に攻める、とか、
突っ張っても相手が下がらなければ、イナして横を向かせたうえでマワシを取るとか、そこで出すとか、
あるいはイナした後にさらに突っ張ってそのまま突き切るとか。
突っ張りを起点とすれば、いろいろなバリエーションが広がってくる。
もし時天空が、突っ張りをつうじて「相撲の流れを作る」という技術を身につければ、
三役定着はもとより、その上を狙っていくことも十分に可能だと思えるんだけどね。
333 :
1:2007/03/20(火) 23:43:48
なんか場所が盛り上がってきたね。
幕下の福永−隆の山では「居反り」が出たね。
あれは「たすき反り」かと思って期待したんだけど、ちょっと残念。
反る前に一瞬でも体がしずんでいると「居反り」になってしまうのかな。
そうであれば「たすき反り」が出る確率はますます低くなっちゃうんだが・・・
栃東は勝ち越してよかった。
しかし優勝争いに残っているわけだし、明日からもガンガン行ってほしいな。
なにせ星は横綱と並んでいるんだからね。
334 :
1:2007/03/20(火) 23:45:20
なんか場所が盛り上がってスレが落ちるのが早い・・・
上げさせてもらいやす。 みなさん気にしないでね。
>>334 いや、このスレは落ちないですよ。
下のほうにあるスレがdat落ちするというわけではなく
最終書き込みの古いスレッドからスレ落ちしていくので。
337 :
1:2007/03/21(水) 21:05:16
十一日目、千代大海はどうしたんだぁ。
永く相撲を取っていると、こういうこともあるけど。
しかし、このあとは良い相撲をとってくれよ。たのむぞ。
まだまだ見せ場はあるからね。
338 :
1:2007/03/21(水) 21:16:35
>>335 たしかにジンマシンという報道がありましたね。
まあ、そうはいっても場所中は勝つことがすべてですが。
>>336 おお、ご教示ありがとうございます。
むかしヤフーの掲示板にいたものですので。
339 :
1:2007/03/21(水) 21:42:22
いやあ、今日もよい相撲が多かったね。
十両の光龍は肩にチカラが入りすぎだったんじゃないかな。
突き押しというものは、あくまでも下半身の技術だからね。
下半身からドーンといかないと突き押しの効果は出てこない。
ココロがゆれてはダメよ。
でも、光龍のように突き押しに向いている有望な若手をみると、
ついつい突き押し一本で行けい、って勧めたくなってしまうんだけど。
ってわけで、光龍はしばらくは突き押し一本でいったほうが良いんじゃないのかえ。
この点は、寶智山も同じ。
よい突っ張りを持っているんだから、この技術を追及していけばと思うんだけどね。
まあ、どんなことがあっても、突き押しは、身につけるべき技術だと思うんだよ。
340 :
1:2007/03/22(木) 22:53:54
千代大海は不戦勝か。 なんか複雑。
栃東はどうしたのかな。
そうとうに無理をして相撲を取っていたわけか。
341 :
1:2007/03/23(金) 23:23:42
今日の千代大海、残念。
立ち合いがぜんぜん合わなかったね。
一瞬に勝負をかける押し相撲にとっては、立ち合いこそが命だからね。
しかし今日は考えたとおりの立ち合いをやっていたと思うし、
相撲自体は悪くなかったと思うよ。
342 :
1:2007/03/24(土) 21:04:59
十四日目の千代大海、あかんかったか。
なんか後半戦は簡単に前に落ちてしまう感じだけど。
しかし、泣いても笑ってもあと一番。
最後に良い相撲をとってほしい。
343 :
1:2007/03/24(土) 21:07:04
しかし横綱の運動神経と勝負カンには脱帽だね。
首投げなんて絶体絶命の力士がやるものだが、横綱の場合はそれにすら余裕が感じられる。
逆に白鵬は二本入ったもんで喜んで出ていったところに落とし穴があった。
これは初日とまったく同じパターンだね。
なんか白鵬の場合は良いカタチになってもあわてて出ていくとロクなことがないね。
ひと呼吸おいて体勢を固めながら出ていくほうが良いのかもしれない。
千秋楽は決定戦があるかもしれないが、
白鵬は今日の相撲を反省材料として新たな気持ちでのぞんでほしいな。
344 :
1:2007/03/24(土) 21:14:53
今日の豊真将はすごかったね。 なんか開眼したような。
昨日の琴光喜戦のように思いっきり踏み込んで前マワシを取って一気に走る・・・
なんて型をものにしたらサイコーになっちゃうんじゃないの。
345 :
1:2007/03/24(土) 21:41:22
豊真将はマワシにこだわらずに、
前傾姿勢のまま両おっつけでガンガン出ていくと、
もっとすごいかもしれない。
うーん・・・
でも千代大海とあたるときは、こんな相撲は取らないでね。
346 :
1:2007/03/25(日) 22:15:58
千秋楽の千代大海、いやあまったく予想できなかった。
本人もビックリしたんじゃないかな。
でも横綱のほうは決定戦で逆に食っちゃったが。
今場所は、後半戦は右腕のほうがぜんぜん使えない印象だった。
まあ、ながくやっていればこういう時もある。
これから稽古をバッチリつんで、来場所にリベンジしてくれれば良いよ。
347 :
1:2007/03/25(日) 22:18:42
決定戦は、ちょっと盛り下がっちゃったね。
ただ白鵬の変化は、良い悪いは別として、めちゃくちゃ危なかったよ。
横綱は左足を送って、ついていっていたからね。
たまたま手をついてくれたけど、そうでなかったら一発で終わっていた。
白鵬は、今場所の相撲内容からすれば、そろそろ綱も良いんじゃないかなという印象はある。
まあ今日の決定戦の変化を割り引いて、綱とりの起点としては
今場所は実質12.5勝ということで良いんじゃないかな。
来場所は13勝ではダメで、14勝以上で、ということで。
348 :
1:2007/03/25(日) 22:26:04
仮に来場所が13勝であっても、
今場所の変化を割り引いてオツリがくるような相撲内容で
横綱を倒してくれれば、あるいは別な議論が出るかもしれないけどね。
349 :
1:2007/03/25(日) 22:27:35
時天空は負け越してしまったけど、
横綱を倒して千秋楽7勝7敗なのだから、
勝ち越しを条件としても、せめて殊勲賞候補になるのが普通じゃないの?
結果からみて今場所の優勝争いを盛り上げた最高の立役者なんだからね。
これは納得できないなあ。
もちろん豊真将と栃煌山の受賞には異論はないけれども。
350 :
1:2007/03/27(火) 22:43:24
今場所を総括すると、やはり白鵬はみごとだったね。
左上手はなかなか取れなかったけれども、
動揺することなく前に攻めていた。
なんか精神的に大きくなって戻ってきてくれた感じだね。
あとはあわてて出ていったとき前に落ちるクセをなおすことくらいかな。
351 :
1:2007/03/27(火) 22:46:39
14日目は白鵬が張り差しからモロ差しになって先手を取った。
そもそも横綱が優勝がかかった一番で
立ち合いで後手をふむのはめずらしい。
そのあと白鵬が前に落ちたのは悪いクセであって、
いわば勝負のアヤみたいなところがある。
もちろん横綱の勝負カンと反射神経はみごとだったけれども。
そして千秋楽は横綱が本割で変化した。
これは決定戦にむけての体力温存策をかねたカケヒキだった可能性がある。
そして決定戦は逆に白鵬のカケヒキによって勝負がついた。
このようにみていくと今場所の横綱と白鵬とは
ちょっとしたアヤとかカケヒキとかで勝敗が決まっている。
ってことは両者の地力の差はそうとうに詰まっているのかもしれないね。
そうだとすれば、いよいよ白鵬の綱とりには大きな期待がかかってくるわけだ。
352 :
1:2007/03/27(火) 22:52:38
白鵬は、来場所の千秋楽には今場所やり残した「宿題」をやってほしい。
つまり横綱を正面から倒すこと。
仮に13勝2敗で同点か次点にとどまった場合であっても
横綱をどうどうと倒していればカッコがつくからね。
もちろん逆に横綱のほうも負けられないだろうけれども。
353 :
待った名無しさん:2007/03/28(水) 09:04:15
昇進期待age
354 :
1:2007/03/28(水) 22:20:15
来場所は白鵬の綱とりはなるだろうか。
ポイントは二つあると思う。
一つは、初日と十四日目のように
あわてて出て行って前に落ちるパターンを克服すること。
来場所で横綱をきめるには序盤・中盤の取りこぼしを防ぎたいところで、
それにはやはりこのパターンを克服することが望ましい。
今場所は、初日とか、優勝がかかった日とか、
いずれも緊張するシチュエーションでこのパターンが起きているわけだから、
精神的なものが大きいのではないかな。
しかし二本差すまでの動きは悪くなかったので、
あとはセルフコントロールの問題と思われる。
355 :
1:2007/03/28(水) 22:23:05
もう一つは左上手だね。
今場所は左上手はあまり取れなかったけれども、これをどうとらえるか。
これを相撲の幅がひろがったとポジティブにとらえるか、
あるいは本来の相撲が取れなかったとネガティブにとらえるか。
個人的には両方だと思う。
野球のピッチャーでいえば、ストレートが決め球であるところが、
カーブのほうがブンブン決まって勝利投手になった、という感じかな。
この場合、あくまでも相手打者がストレートを警戒していたためにカーブが決まったわけで、
勘ちがいしてストレートをすててカーブを中心としたピッチングに変えたりすると、
次の試合でボコボコに打たれたりする。
要は自分のピッチングを忘れないことが大切なわけだ。
やはり白鵬には左上手の「型」を追求していってもらいたいな。
「型」を中心としても柔軟な相撲を取ってほしいという気持ちがあるね。
左上手を取れればよし、取れなければ
間髪入れずに次の攻撃をくりだして主導権をはなさない、とか。
少なくとも、星勘定など気にせずに自分の相撲を追及していけば、
綱とり達成の可能性はおおいに高いとみているんだけどね。
356 :
1:2007/03/28(水) 22:26:26
一方の横綱のほうは今場所は十分な仕事をしてくれたと思う。
2連敗から立ち直り、残りを全部勝って決定戦まで行ったんだからね。
ほんとうに立派だよ。
それにしても横綱はいろいろと細かい文句を言われるねえ・・・
稀勢の里戦で蹴っただなんだとか。
まあ確かに一般論としては蹴っちゃいかんけれども。
ただ、そもそも平幕の稀勢の里が横綱の顔を張るっていうのも、
むかしの感覚からすればマナー違反なんだし、
なんとなくお互いさまという気もするんだけどね。
千秋楽の本割での変化にしても、ほんとうの理由は当事者でなければ判らないからね。
相手の千代大海が同じ一門でありながら7勝7敗だったので、
多少のやりにくさはあったかもしれないし。
一般論は一般論で横綱もなおしていったほうが良いとは思うけど。
ただおそらく横綱のファンは、横綱のそういうところも含めてのファンだと思うからね。
あまり品行方正になりすぎてもつまらない。
まあ、ベビーフェイスは白鵬にまかせて、
横綱のほうはヒールの美学を追求していくってのもオツかもしれない。
357 :
1:2007/04/01(日) 22:58:39
栃東はカラダのほうが大丈夫で良かった。
ちょっとビックリしたからね。
今後のことについては、いろいろと考えているところがあるみたいだね。
でも相撲ファンとしての見解は一つしかないよ。
つまり、いかなることがあろうとも、栃東が出した結論を支持する、ということだね。
我々は栃東の判断を信じるよ。
358 :
1:2007/04/02(月) 21:44:29
「大相撲」誌のグラビアで白鵬の変化が決まった瞬間の写真をみると、
やはり横綱の反射神経はすごいね。
前に倒れることなくギリギリのところで土俵をはいてしまった感じで。
同じページに白鵬が変化する直前のカットもあったけど、
これをみると横綱のほうがアゴを引きぎみに立っているようにみえないこともない。
ひょっとして十四日目の立ち合いで白鵬の張り差しにやられたので、
警戒してアゴを引いて立ったか。
もし、それがウラメに出て変化を食ってしまったとすると、
あの瞬間の中にもいろいろな勝負のアヤがあったことになるわけだが。
雅山だったらバッタリ倒れこんでおしまいだっただろうな。
確かに、変化されたのに腹からバッタリ倒れるんじゃなくて
手が土俵をはいたから…というのは朝青龍ならではだよよね。
琴ノ若戦で、体が完全に返ってもなおブリッジで残して投げまで打っていたこと、
かばい手論争のなかで「朝青龍の身体能力はあまりに突出しているので
前例に照らし合わせる意味がない」的意見が誰かから出たのを思い出した。
その指摘は粋だなw好きだわそういうの。
あのブリッジって、なんか識者の間では批判が多かったような気がする。
デーモンや内館さんも「あの体勢にされたら手を離せって教習所で習わなかったのか」みたいな感じで吠えてた。
でも、教習所で習ったとおりの相撲だけとってたら
今の勝率、記録はなかっただろうしなあ。
横綱は明徳義塾でも相撲経験あるけど、
そこで教わったのだって
日本のオーソドックスな相撲であることに変わりはないだろうし。
363 :
1:2007/04/05(木) 22:34:45
まあ、雅山や千代大海であれば変化されるとパッタリいくでしょうけど、
それはしかたがないと思いますよ。
純粋な押し相撲の場合は立ち合いの当たりがすべてですからね。
やはりあそこまで変化についていく横綱が特別なんだと思います。
琴ノ若戦での横綱が批判されているのは、おそらく
ふつうの力士の場合は適当なところで手をはなさないと
ケガをしやすいからだと思います。
他の力士は横綱のマネをすると危ないかもしれませんね。
364 :
1:2007/04/06(金) 22:55:03
立ち合いに変化されても瞬間的に足を送って残そうとする、というのは
横綱ほどの反射神経を持っていないとできないでしょうが、
一般には、前に倒れそうになったときに足を送ってふんばった場合には、
ふんばったほうのヒザとかフトモモの裏側の筋肉とかをいためるケースが多い気がします。
そういう意味では、琴ノ若戦でも、今場所の決定戦でも、
横綱の動きはあぶない動きであるかもしれません。
逆に言えば、そのような危険ゾーンに踏みこんでまで勝負にかける
横綱の執念はすばらしいですね。
ただ、いまは若いからよいですが、
体力的に下り坂に転じたときにケガをしないか、が心配ですね。
横綱にはまだまだがんばってもらわないと困りますから。
365 :
待った名無しさん:2007/04/11(水) 00:04:08
史上最高の技術というか相撲の型といえばやはり武蔵丸の右差しを上回る
ものは金輪際ないだろう。武蔵丸は右四つで最強の型をもっているのは
もちろんとして意外となまくらなところがあり相手に合わせ左四つに組みに
いくことが多かったりする。左四つでも武蔵丸は実力十分で左の使い方も
批判する人間は多いが左の腕の返しも上手く右上手からの引きつけも強い。
寄りも右から引きつけて左方向に寄るという相撲の基本に基づいたもので
左四つの相撲も完成していた。千代大海の話題がよく出ているようだが
横綱になるにはやはり多様な相撲が取れることが条件ともいえる。
もちろん絶対的な型があるのが前提での話なんだがな。
366 :
待った名無しさん:2007/04/11(水) 20:01:38
右の威力に隠れているが左の攻めも実は非常にうまかったりする。
武蔵丸は右四つでも左四つでも右を重視した相撲だが左からの投げ、おっつけも
十分強力。たとえば13年初の貴乃花との本割の一番ではもろ差しを狙い
武蔵丸の右差しを嫌った貴乃花に対し武蔵丸は立会踏み込み、貴乃花の
右腕を左でじりじり攻め最後は圧力で圧倒している。この相撲での
注目点として左の使い方だが非常に合理的で理にかなった攻め方をしている。
本来の右からの圧倒的な威力の攻めを貴乃花が警戒していたため普段とは
違った攻め方で貴乃花を圧倒、この一番では武蔵丸に無限の可能性すら
感じた。
367 :
1:2007/04/13(金) 22:07:07
ふう、いそがしくて何も書けないよう。
>>365-366 武蔵丸ですか。
武蔵丸といえば、たしかに右からの攻め、
正確には右の差し手からの攻めが印象づけられていますね。
武蔵丸の右手が少しのぞいたかと思うと、
そこからズブズブと右腕が入っていって、
みるみるうちに右肩まで入り、
そこでカイナをちょんと返すと
右ひじが相手の左わきに吸いつくように密着して、
相手は左腕をばんざいさせられてしまう。
実にみごとな右攻めでした。
この型で貴乃花を何度もやぶったわけですからめ。
しかし、この右攻めは大関時代の後半あたりから身につけたもので、
ご指摘のように、左からの攻めが基本にあったからこそ、
この型に到達したわけですね。
たしかにこの左攻めの部分は見落としがちになります。
368 :
1:2007/04/13(金) 22:09:17
武蔵丸という力士のすばらしさは、
コツコツと努力を積みかさねていって、
努力としんぼうの末に
最後の最後に花ひらいたところだと思います。
引退時にあかしましたが、
アメフト時代にクビか肩かを故障しており
入門時にはすでにハンディキャップをおっていたとか。
それを師匠にも誰にも言わなかったのは、
勝負師としての心がまえと
努力家としての強い意志だと思います。
しかも、大関時代が長く続いていたときに、
師匠に右からの攻めをアドバイスされて
これをきっかけに練習をはじめて、
ものにしたわけですから、
師匠の言うことにきちんと耳をかたむける
素直さ、謙虚さもあったのでしょうね。
いかにも日本人好みの出世物語です。
それにしても千代大海が大関に上がったころ
武蔵丸も同じ大関だったんだ・・・
なんか、ものすごくむかしのように感じる。
369 :
1:2007/04/13(金) 22:13:55
ところで
>>365さんのご指摘で、
>横綱になるにはやはり多様な相撲が取れることが条件ともいえる。
>もちろん絶対的な型があるのが前提での話なんだがな。
この点でいえば、白鵬は、
もともと立ち合いから左前ミツを取りに行く型をもちながらも
先場所は多様な相撲を取っていた・・・ということは
いよいよ横綱が近づいてきたと解釈できるのかな。
370 :
待った名無しさん:2007/04/13(金) 22:32:32
白鵬は先々場所までは左前みつの形は完成度が高かったが右からの攻めがなく
左回しをとれないと相撲が乱れる傾向があった。千場所に関しては比較的
多様な相撲を取ることはできていたが今の時点ではまだ左回しを取る相撲を
磨いていったほうがいいだろう、相撲の幅は広がってきているが朝青龍を
正面から倒せなかったというところを見ても来場所に残った宿題は大きい。
白鵬の相撲の理想としてはやはり去年の春場所のような相撲になる、
去年の春は左の攻め、攻め込まれた時の残り腰、左四つの相撲とどれを
取っても白鵬の土俵人生では最高の相撲が取れていた。先場所の相撲は
最近の白鵬の相撲の中ではよかったかもしれないが高い理想を求めてしまえば
内容があるとはとてもいえない。
371 :
待った名無しさん:2007/04/13(金) 22:36:33
ただ横綱になるときというのは自分の型で勝ち続けて横綱昇進を決めるのが
前例としては多いような気がする。貴乃花は盤石の四つと腰の絶対的な安定感が
身に付き横綱になった。曙も昇進前は突き押しがほとんどだった。
武蔵丸も横綱に昇進した場所は右差しが恐ろしいほどの威力を見せた。
やはり横綱に昇進する場所というのはその力士が今までに見せなかった勢いと
いうのがあるものでそうなると自分の型で勝ち続けるということが多くなる
様な気がするな。
白鵬の左前回しは当りの良さ(ふっ飛ばすのではなく、揺れずに受け止める)
で余裕が違うために取れるもんであって、左からの攻めの復活は立会いを
元に戻す事だと思うなぁ。去年の春場所に比べると、明らかに甘い立会いし
てるもん。
逆に立会いが戻らない間は昇進は無いと割り切って、色んな攻めを探っても
いいと思う。
白鵬、あの膝が地面につくすれすれまで踏み込む立合いができないってことは
まだ足首が思うように曲がらないということ?
374 :
1:2007/04/21(土) 00:27:15
よい内容の書き込みが続いているのに書けなくてすいません。
先場所の白鵬については、みなさんのご意見は一致しているようですね。
私も
>>355で書きましたが、短期的な視点でみれば先場所の内容は評価できても、
長期的にみれば、昨年3月場所のような理想の「型」を追っていってもらいたい、
といったところでしょうか。
375 :
1:2007/04/21(土) 00:29:07
>>370 非常にシビアでありながら、同時に白鵬の素質と将来性に大きく期待をよせる暖かいご指摘ですね。
白鵬にはまだまだ伸びしろがあると思われます。
白鵬には、綱取りにトライするとか、チャレンジするとか、そんな気持ちでいってほしくないですね。
白鵬にとって横綱昇進は到達点ではなく、逆に出発点でしょう。
歴代の強い横綱は、例外なく横綱になったあとにも強くなっていったですからね。
地位に満足してしまっては、その時点で進歩が止まるでしょう。
376 :
1:2007/04/21(土) 00:31:32
>>371 型を完成させることによって横綱に昇進した例は、たしかに多いですね。
千代の富士も左前ミツからダッシュする相撲で関脇から横綱まで一気にかけあがった感じですし、
北勝海は押し相撲の中からマワシを取って寄っていく相撲を完成させましたし。
これといった型もないままで横綱になった少数派としては、やはり大鵬でしょうかね。
大鵬の相撲は「自然体」と呼ばれていました。
もっともこれは師匠が創作したキャッチフレーズですが。
先場所の白鵬は、ちょっと大鵬の相撲に似てきた感じはありました。
差し身がよく、すばやくモロ差しになって。
ただ大鵬の場合は、どちらかというと左の差し手からの芸が多かった気がします。
すくい投げとか肩すかしとか。 この点で白鵬は違いますね。
ただ白鵬は、左前ミツの型をもっているぶんだけ大鵬よりも有利なところもあるかもしれませんが。
377 :
1:2007/04/21(土) 00:35:00
貴乃花については、
>盤石の四つと腰の絶対的な安定感
ということは、そのとおりですが、むしろこの点は、
貴乃花もこれといった型をもたずに横綱にあがったとも解釈できるわけで、
少数派のほうにカウントしてよいということではないでしょうか。
というのも、貴乃花が横綱に昇進した時の型といわれても、なんとなく印象がうすいですからね。
たしかに四つ相撲に見所はありましたが、左上手からの芸は少なかった感じですし、
技術的な面ではあまり印象が残っていないです。
貴乃花の場合、むしろ技術とか型というよりも、
「地」の強さだけで横綱にあがったという感じです。
貴乃花の完成した型といえば、やはり横綱に昇進した後の全盛期における「寄り」の技術でしょうかね。
正確に言えば、寄っていったあとの土俵際の「詰め」ですね。
土俵際でスウッとチカラをぬいて相手を静かに外に運ぶ。
相手はまるで催眠術にかかったかのように静かに土俵をわる。
あれはもはや芸術でしょう。
おもしろいのは、勝負が決まったあとの相手のリアクションです。
みんなボウッと放心状態になって、目が宙をおよいでいました。
まるで貴乃花のあまりの強さに、自分のそれまでの土俵人生をすべて否定されてしまった、
という感じてボウッとなっているようでした。
絶対的な強さとは、まさしくこれですね。
378 :
1:2007/04/21(土) 00:37:17
>>371 >やはり横綱に昇進する場所というのはその力士が今までに見せなかった
>勢いというのがあるものでそうなると自分の型で勝ち続けるということが多くなる 様な気がするな。
ほんとうにそのとおりです。
白鵬の場合は、昨年の3月場所の勢いであれば一気に横綱にあがっていたはずだと思います。
しかし昨年の3月場所の千秋楽で魁皇に負けて、あれで勢いが止まりました。
あの相撲に勝っていれば一気に横綱に駆けあがっていたと思えるんですけどね。
379 :
1:2007/04/21(土) 00:38:36
>>372-373 先場所の白鵬は、立ち合いの左足の踏み込みはたしかに甘かったですね。
なかなか左前ミツが取れなかった理由はそれでしょうね。
ただ踏み込みが甘くなった原因は本人にしかわからないですが・・・
少なくとも足のケガが原因であれば、ケガが治ればまた素晴らしい立ち合いを見せてくれるでしょう。
先場所の白鵬は、左上手が取れなくても二の矢の攻めでそれなりの対応ができていました。
これをポジティブにとらえるならば、技術的には相撲のハバが広がったとも考えられるし、
左前ミツが取れなくても動揺しない精神力が出てきたとも考えられます。
しかしネガティブにとらえるならば、立ち合いでどうせ左前ミツが取れないだろうと予測して、
あえて一歩目を踏み込まずに二の矢の攻めの準備をしていたという可能性もあります。
その場合は、型を追求するという視点からみれば、いささか中途半端な立ち合いと解釈できます。
まあ、このへんは来場所の相撲を見なければなんとも言えませんね。
敢えて言うと、白鵬は先場所、仕切りの脚の位置が一番良かった時と前後逆。
一番いい時は腰が低い状態のまま右足をピタリと置いて踏みかえるなんて恐ろ
しい事をやっている。
一番いい時の立会いにはトライすらしてないと見るべきで、俺は最初から二の矢
を用意していたのが妥当と考える。
381 :
待った名無しさん:2007/05/02(水) 16:09:36
なんか書けage
382 :
1:2007/05/02(水) 23:29:50
ごぶさたしてすいません。
>>380 白鵬の相撲の方向性が変わってきたのかもしれませんね。
型を追っていく相撲から、自然体の相撲に。
ただ、いずれにせよ2場所連続で活躍するためには、
小手先の作戦では通用しないでしょうね。
ホンモノの力量がないと横綱昇進は難しいでしょうから、
やはり5月場所の内容に注目ですね。
383 :
1:2007/05/02(水) 23:47:00
豊ノ島は稽古中にケガしてしまったとか。
横綱もケガさせる気はなかったと思うけど、
結果としてケガさせてしまったのはまずかったかも。
興行という点にしぼって言えば、
一人一人の力士は協会の目玉商品のようなものだからね。
目玉商品にキズをつけてしまっては興行に差しさわる。
横綱の給料も興行によって支払われているわけだし、
へたすると自分のクビをしめることにもなりかねない。
そもそも相手が土俵にのぼれないと自分も相撲が取れないわけだからね。
そういう意味では、激しい稽古はけっこうだとしても、
やはり相手のケガにも気をつけたほうが良いね。
まあこの点は横綱というよりも力士全般が気をつけるべきことだろうけれども。
384 :
1:2007/05/03(木) 22:16:49
相撲以外でも、柔道、合気道、剣道など、一般に武道の世界では、
上級者と下級者が稽古していているときに下級者がケガをすると
どうしても上級者が責められてしまうんだよね。
これが下級者同士で稽古しているときのケガであれば、
ケガをした本人が責められるんだけど。
このへんは上級者というもののつらいところだ。
そういう意味では、今回は横綱にとっても不運だった。
まあ起きてしまったことは仕方がないから、
横綱にはここは切り替えてがんばってほしいな。
なんといっても本場所で相撲を盛り上げてくれるのが一番だからね。
385 :
1:2007/05/07(月) 21:52:04
栃東は引退か。 ちょっとショックだけど。
でもカラダのことだから仕方がないね。
これまでよくがんばってくれたよ。
ほんとうにお疲れさまでした。
386 :
1:2007/05/12(土) 17:23:39
さあ、場所が始まるぞう。
今場所は栃東の引退とかいろいろあったけれども、
みんな気合いを入れて、良い相撲をたのむよ。
387 :
1:2007/05/12(土) 17:28:07
千代大海は場所前の稽古は順調にきたみたいだね。
細木数子氏の番組でも今場所はイケル!とのご託宣があったし、
いっちょガンガンいってほしいぞ。
場所前の番組ではむかしの貴乃花との一番が流れていたが、
あれは実に印象に残っている一番だね。
貴乃花を一呼吸でもっていった最高の相撲だ。
あのような相撲をみせてほしいぞ。
まだまだいけるよ。
魁皇もそうだね。
体のケアさえうまくいけばまだまだチカラはある。
二人とも栃東のぶんまでがんばってほしいな。
388 :
1:2007/05/12(土) 17:30:06
今場所の優勝争いの中心は、やはり横綱だろうね。
まあ横綱はいつものとおり勝すすんでいくだろう。
もちろん白鵬の綱取りも焦点になる。
順調にしあがっているみたいだし、
パパにもなったことだし、
状況から言えばかなりやれると期待されるよ。
白鵬はあとは相撲の「リズム」に注意することかな。
初日から自分のリズムをくずさずに取っていけば
場所が進むにつれてノッてくるだろう。
自分のリズムを無視してあわてて出て行くと
前に落ちてしまうこともあるかもしれないが、
自分のリズムを保っていけば問題はないだろう。
リズムという点では、琴欧州と琴光喜は、
毎日毎日、相撲のリズムがバラバラな印象をうけるね。
好成績を上げた場所では毎日一定のリズムで相撲を取っていたように思える。
このへんのところもひとつの注意点ではないだろうか。
安馬をはじめ若手が上の方にきているから、
今場所も熱戦が期待できそうだね。
上位対若手、ベテラン対若手、若手対若手と、すべての取組が目をはなせない。
389 :
1:2007/05/12(土) 17:31:01
旭天鵬は全休か・・・
意外に処分が重かった印象があるなあ。
しかし、もう永く相撲を取ってきている古株だし、
将来的には協会に残って若い人を導いていくという立場にあるのであれば、
処分が重くなってしまうのも仕方がない気もするね。
それだけ旭天鵬という力士が相撲界にとって重きをなしている、ということだろうね。
まあ反省してもらってから元気に復帰してほしいね。
390 :
1:2007/05/12(土) 17:32:13
と、場所にそなえて上げさせてもらいやす。
391 :
待った名無しさん:2007/05/12(土) 17:46:08
最近また面白くなってきたね
392 :
1:2007/05/13(日) 21:50:37
初日の千代大海。 勝利。
立ち合いは左から突いていったが、相手も応戦してきた。
しかし一発一発の威力と的確性が違う。
相手はがまんできずに頭を下げたが、
その瞬間をのがさずに素早く体をひらいてはたき落とした。
よく集中できているし、動きもよい。
393 :
1:2007/05/13(日) 21:52:13
今日は上位陣が安泰だった。
白鵬はちょっと危なかったかな。
しかしこの初日の白星は大きいね。
北勝力はみごとだったし、
龍皇は土俵際でよく残った。
龍皇はカラダがはってきたみたいだね。
全体的に丸っこくなってきて
押し相撲の理想体型に近づいてきた感じがする。
初日とあって、全般的に立ち合いがあわない傾向があったけれども、
まずまず熱戦がみられたね。
394 :
1:2007/05/14(月) 22:42:51
二日目の千代大海、勝利。
立ち合いはアタマからいって突いて行った。
相手は突き合いでは分が悪いとみて左でマワシをさぐりにきたが、
千代大海は胸元に突きを連発し、後退させた。
相手は差そうとしたり突いて応戦しようとしたが、
千代大海は相手の腕を外側からおっつけるような突きを出して封じ込めた。
このへんは実にうまいね。
相手は上体が柔らかく、土俵際で残り腰があるので、
アタマで一発押してから腹を押して勝負を決めた。
そのあとの腰の落とし方も万全。
いやあ、今日は技術が光った相撲だった。
やはり押し相撲は「技術」だよ。
395 :
1:2007/05/14(月) 22:44:45
横綱の立ち合いは厳しかった。
横方向にヒジをふって、
カチ上げるというよりも
「カチ張る」といった感じだったね。
すごい気迫だった。
白鵬は勝負が決まったあとのコケかたをみると、
なんかまだ緊張がぬけていないような気がしないでもないね。
白星を重ねていけば、こなれてくるだろうけど。
魁皇はよく残したし、琴欧洲は根性をみせてくれた。
396 :
1:2007/05/14(月) 22:46:17
露鵬はいきなり右足が後ろに流れちゃったね。
立ち合いを少し迷っているのかな。
昨日は昨日ということで、
すっきりと切り替えてがんばってほしいな。
397 :
1:2007/05/15(火) 22:32:01
三日目の千代大海。 いやあ最高だ。
立ち合いよし。 突っ張りもよし。
最後の詰めも、頭をつかって低く低くいって、
下から下から押し上げて、ひと呼吸でもっていった。
会心の相撲じゃあないの。 うれしいねえ。
398 :
1:2007/05/15(火) 22:34:55
上位陣はみんな良かったね。
白鵬は落ち着いてきた感じだし、
琴欧洲、魁皇もよかった。
それにしても横綱は、またしてもすごい気迫だ。
横綱にとっては、なんか若手との対戦が若さをたもつ妙薬になっているみたいね。
押し相撲もなかなか良い相撲が多かったが、
なかでも北勝力は実にみごとだったね。
399 :
1:2007/05/16(水) 22:23:20
四日目の千代大海。 うまかった!
相手は立ち合いから低く当たってきたが、
千代大海はおちついて左右から突き起こし、
こきざみな突っ張りで攻め立てた。
相手にもぐられて一瞬マワシに手をかけられたが、
かまわずに前に前にと圧力をかけて相手のマワシを切るとともに
逆に自分のほうがアタマを下げて相手のフトコロに飛び込み、
そのまま突き出した。
それにしても今場所の千代大海は下半身がどっしりしている感じね。
400 :
1:2007/05/16(水) 22:25:15
白鵬はちょっと危なかったかな。
やっぱ土俵際は交互に突かないと。
他の押し相撲では、北勝力−龍皇は期待が大きかっただけに、ちょっとあっけなかったね。
まあ北勝力の貫禄勝ちといったところか。
あと豪風の押しは見事だった。
401 :
1:2007/05/17(木) 21:53:24
五日目の千代大海。 勝利。
立ち合いから突っ張って攻め立てたが、
相手は重い腰で残しつづけ、なんとか猛攻をしのいだ。
このへんはさすがに琴欧洲をおっつけ一本で倒す実力の持ち主ではある。
しかし千代大海は先手を取って思い切り引いた。
千代大海の引き足と回り込みが速いために、
相手はこの動きにまったくついてこれなかった。
千代大海としては動きが止まりそうになったときに、
すぐに次のアクションをとったことが奏功した。
勝負カンがよいし、常に先手をとって攻めているところがよいね。
これで5連勝。 いいじゃないっすか。
402 :
1:2007/05/17(木) 21:56:04
白鵬は今日の動きはスムーズだったね。
相手の上体を前後に揺さぶりながら腰をくずしていった。
ついうっかり最後にダメをおしそうになったが、
まあ会心の相撲だったんじゃないかな。
今日は魁皇、琴欧洲も勝ったし、上位はなかなか安定しているね。
403 :
1:2007/05/17(木) 22:01:17
押し相撲では、今日は玉春日−龍皇に注目していたんだけど、
龍皇は実にみごとだった。
龍皇は故障して以来、頭で当たるのがこわいらしいけど、
今後、幕内上位の立ち合いに対応していけるかな?
405 :
1:2007/05/18(金) 23:38:14
六日目の千代大海。 ヒヤリとさせつつも冷静にハタいた。
相手はマワシがほしいため、立ち合いのタイミングをはかってきた。
このため呼吸があわなかった。
千代大海は立ち合いで押し込んだが、相手に前ミツを取られてしまった。
しかしこれをすぐに切ってさらに押し立てた。
相手はアタマを上下にゆすりながらもぐりこんできて
再び前ミツを取られた。
しかしながら千代大海はつねに前に前にとプレッシャーをかけていたため、
相手は圧力をこらえるのに精一杯だった。
相手が頭を下げてシリを引いて両足がそろうかたちになっていたところ、
千代大海はこれを見ぬいて、冷静にはたいて決めた。
今場所の千代大海は前への圧力が大きいし、動きも速し、勝負カンもさえているね。
406 :
1:2007/05/18(金) 23:40:10
>>404 まあ先のことはわからないですけれども・・・
ただ、今場所は新人の立場ですから、
なにも考えずにガンガンいくだけでしょう。
幕内ではいずれはなんらかのかたちで壁にあたるでしょうが、
そのときは稽古して壁を突き破っていけばよいでしょうね。
407 :
1:2007/05/18(金) 23:43:32
白鵬は立ち遅れたかのように見えたけど、
相手の立ち合いがするどかったかもしれない。
しかし白鵬はマワシをあたえずに冷静に突ききった。
なんか序盤にくらべると足が地についてきた感じがするね。
垣添は立ち合いで左手を前に出して
横綱の張り差しをふせいだのはうまかった。
でもそれだけで精一杯だったね。
あとは魁皇と琴欧洲も勝ったし、なんか盛りあがってきたぞ。
今場所初めて見れたよ。
白鵬、右足前の構えで仕切ってるな。去年の春ほど低くないが、滑空するような
立会いに戻ってる。こういう言い方はアレだがこりゃ、本気で取る気かもしれんぞ。
千代大海は先場所相手が低かったのを考えて、低く出た。低く出る分立会いをき
ちんと成立させた面があって、先場所まであった北勝力みたいな立会いが減るな
ら、負けたけどこれでいいだろう。センター取れてないのは気になるけど、明日ま
た見てみる。
409 :
1:2007/05/19(土) 22:05:00
七日目の千代大海。 ついに一敗。
先場所も苦杯をなめたんだけど、
なにせ相手は「平成の陸奥嵐」だからねえ・・・
天井をみながらも平気で相撲が取れてしまう。
上半身がムチのようにしなって突っ張りが吸収されてしまう感じかな。
おまけに身長が低いので突っ張りにくそうだし。
しかしまだまだ一敗だからね。
気を引き締めて、明日からもビシバシ行ってほしいぞ。
410 :
1:2007/05/19(土) 22:11:15
>>408 白鵬は今日の立ち合いは見事だったんじゃないでしょうか。
左でマワシが取れなかったのか不思議ですが。
後半戦にかけてあの立ち合いが出ると、さらに安定してくるような気がします。
千代大海の立ち合いは、相手におうじて変幻自在に変わりますからね。
毎日どのような立ち合いかを見るのも楽しみのひとつです。
411 :
1:2007/05/19(土) 22:16:15
今日の白鵬は、立ち合いはよかったけれども
モロ差しになったあと
吊ってから上手投げという手順はやや強引だった気もしないでもないかな。
前に寄ったほうが白鵬のリズムにかなっているような気がするんだけど。
ただ動きが落ち着いてきたので、これから期待できそう。
魁皇はよくしのいだね。
琴欧洲はなんか稀勢の里がにがてであるようにみえたね。
龍皇はよい相撲だった。
龍皇がアタマで当たれないとはいっても、
北勝力だってアタマからいく相撲ではないからね。
その北勝力は立派に幕内で活躍しているわけだから、
なにも心配する必要はないかな。
412 :
1:2007/05/20(日) 20:52:21
中日の千代大海。 勝利。
当たって小刻みに突っ張って。
相手は土俵づたいに逃げようとしたが、
冷静に見て突ききった。
良いじゃないっすか。
413 :
1:2007/05/20(日) 20:54:28
白鵬にはおどろいたね。
稀勢の里に対して突き押しだけで最後まで攻めきってしまうとは。
なんか今場所の白鵬には安定した強さが感じられるね。
414 :
1:2007/05/21(月) 21:40:18
九日目の千代大海。 やられた。
突いていったのは良いけれども相手の上体が起きなかったねえ。
いなしたあと横から攻めたかったところだけど、
これを相手もよくわかっていて常に正対するように動いていた。
まあ豊真将の相撲だったね。
これから後半戦だし、気を引きしめていってほしいな。
415 :
1:2007/05/22(火) 21:34:39
十日目の千代大海。 勝ち越し!
カド番脱出と在位新記録達成おめでとう。
今日は立ち合いの積極性が勝利をよんだね。
いちはやく踏みこんで当たって突きはなす。
この流れがドンピシャにはまった。
逆に相手は一歩も踏み込めずに棒立ちだった。
そして小刻みな突っ張りでどんどん攻め立てたが、
相手は下からあてがったり、たぐろうとしようとしたが、
千代大海の突っ張りの回転が速いためにできなかった。
土俵際で相手のアゴがあがり両足がそろったところで、
きっちりと引きを決めた。
ほんとうによくやったよ。
416 :
1:2007/05/22(火) 21:37:02
横綱が負けるとは・・・
安美錦は横綱が右から張り差しにくるのを読んで、
立ち合いはアタマを左にかたむけて立った。
そして横綱の右張り手をアタマの先で受け止めてブロックし、
同時に自分の右を深く差した。
あせった横綱は強引な小手投げにいってしまい墓穴を掘った。
安美錦の会心の相撲だった。
最近は張り差しをよくみかけるけど、
垣添のように手を出してふせぐ、
安美錦のようにアタマでブロックするなど、
ふせぎ方にもいろいろあるんだなあ。
417 :
1:2007/05/23(水) 22:34:38
十一日目の千代大海。 みごとだ。
相手が最初につっかけてきたのは千代大海に対する苦手意識からだね。
千代大海は相手の心理を読んでいたように落ちついて見えた。
立ち合いはアタマからカマシていった。
この一発が効いて、相手はそのあとは防戦いっぽうになり、
そのまま一呼吸で突ききった。
最高の相撲だ。
418 :
1:2007/05/23(水) 22:36:19
豪風の左おっつけは見事だった。
北勝力は最後まで引かずに攻めきった。
いずれも良い相撲。
龍皇も最初のモロ手突きがさえていた。
419 :
1:2007/05/23(水) 22:38:23
すんまへん。
終盤戦にそなえて上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
421 :
1:2007/05/24(木) 22:09:22
十二日目の千代大海。 いやあ宴会、宴会。
ひさびさに良いところを見せてくれた。
とにもかくにも立ち合いが見事のひとことにつきる。
思いっきり踏み込んで当たってすぐにノド輪で押し込んだ。
立ち合いで先手が取れたぶん、横綱の重心がカカト側にかかった。
このため横綱の左右の動きやカウンターの突きが封じ込められた。
横綱は腰が浮いてからも、なおも残そうとしたが、
千代大海はこれを逃さずに一気に押しきった。
最高の相撲だ。
逆に横綱のほうは立ち合いで右手がぜんぜん使えてなかったけど。
ちょっと心配かな。
422 :
1:2007/05/24(木) 22:10:09
>>420 なんか感動しすぎて・・・
勝負が決まった後に土俵上に仁王立ちする姿は最高にかっこよかったですわね。
先々場所咽輪で押し込んで手繰られて負けて、何か掴んだ顔してたけど、
やっぱり掴んでたんだな。
咽輪が効いたって最後に腹押せなきゃ、やっぱり横綱には勝てないっての
を、しっかり理解したのが、今回の勝利なんだろうね。
424 :
1:2007/05/25(金) 23:34:17
十三日目の千代大海。 やられた。
おそらく相手が立ち合いで左上手を取りにくると読んだのか、
少し左に動きながら当たったかのようにみえた。
しかし予想に反して相手は下からすくいあげるようにモロ差しをねらいにきた。
これで浅く2本差されてしまった。
これでは突っ張れない。
いやあ、相撲はむずかしいよ。
しかし今場所は残り2番だから全力でいってほしいな。
425 :
1:2007/05/25(金) 23:36:57
>>423 いやあ、昨日の相撲の余韻はまだ残ってますよ。
たしかに最後の詰めは完璧でしたね。
土俵際で差したりカラダをあずけたりせずに
あくまでも突き押しでいったところが良かったですね。
426 :
1:2007/05/25(金) 23:38:33
白鵬は、右上手の取り方がすごい。
左手をまるで地をはうように低くもっていって上手をとった。
立ち合いだけでなく、組んでからも手を低くもっていけるんだな。
感心した。
横綱はやはりどこか悪いのかもしれないかな。
横綱はもともと気持ちが切れると弱いけど、それ以上に具合が悪そうだった。
明らかに顔色が悪いし、土俵溜りに控えてるときから
ちょっといやな感じの汗が浮かんでた。
右ひじサポーターに加えて(肌色で目立たないけど)
右膝のテーピングもかなり大きいんですよ。
場所前、膝に水が溜まってるとの報道もあったので心配です。
なんかスレチでごめん。
428 :
1:2007/05/26(土) 22:36:01
十四日目の千代大海。 うーん、やられたなあ。
当たってから突き放していく流れはよかったんだけど、
相手は下半身がどっしりしていて動かないんだワ、これが。
土俵際までは押していったけれども、そこで差されてしまったね。
しかし千代大海の突っ張りには迫力があったし、気力にも満ちていた。
明日は今場所最後の日だし、いっちょガツンといってほしいな。
429 :
1:2007/05/26(土) 22:41:12
白鵬は文句なしの優勝だね。
ここまでくれば明日一番もがんばってほしいな。
逆に横綱も最後だから良い相撲で締めてほしい。
ここ
>>426は「右上手」→「左上手」の誤記だったね。気がつかなかった。
430 :
1:2007/05/26(土) 22:42:44
>>427 横綱もこれまで一人でがんばって大相撲をささえてきたわけですから、
あちこち故障が出てきてもおかしくはないでしょうね。
しかし今回の白鵬の昇進は、横綱にとってもプラスになるでしょう。
431 :
1:2007/05/27(日) 22:58:40
千秋楽の千代大海。残念。
今日はネツト環境にないので、場所の総括は明日以降に。
先場所以来、書き込みは遠慮して来ました。
先場所の決定戦は唖然としました。せっかく本割の立ち合いがよかっただけに残念でした。
今場所も場所前からいい話は聞こえず、心配していました。
しかしいざ場所が始まってみると内容のいい相撲で勝ち進みました。
今場所は総じて、下半身が崩れなかった。それがよかった。取り口は柔軟ですが、腰から下の構えは動きませんでした。
私が白鵬にある種の確信めいたものを感じたのは、平成16年九州の朝青龍戦です。
しのいで防戦一方の相撲でしたが、上体が起きても最後まで下半身が崩れませんでした。
それを見て、はっきりと大きな期待を寄せるようになりました。
誰にも文句を言われない形で横綱昇進を決めた白鵬には、感服するばかりですが、白鵬にとっては横綱昇進は通過点に過ぎません。
優勝何回といった記録より、相撲の深淵に少しでも近づいていって欲しいものです。
白鵬には大力士を望みます。
最後に、このスレは以前から知っていましたが、私のような若輩者が何を書き込んでいいものかと、遠慮させて頂いて参りました。
横綱昇進を決めた白鵬のために、書き込ませて頂きました。
433 :
1:2007/05/28(月) 22:35:13
>>432 いらっしゃい。 いつでも書き込みは歓迎していますよ。
いちおう、このスレでは自己紹介や観戦経験の申告などは
いっさい不要になっていますし。
白鵬はひさしぶりの逸材ですね。
足腰の柔らかさと強靭さは独特のものがあります。
まだまだこれからも強くなっていくでしょう。
白鵬についてはじっくり総括していきましょう。
とりあえずこの先、タコにだけはならずに相撲道に精進していってほしいですね。
434 :
1:2007/05/30(水) 20:54:16
なんか白鵬一色だけど、今場所は千代大海もがんばったわけだが・・・
今場所は小刻みな突っ張りが冴えていたね。
しかも見た目よりも圧力が強いために相手はどんどん追いつめられていく。
スカッとした良い相撲が多かった。
とくに横綱戦は最高。会心の相撲だ。
今場所で大関在位の新記録も事実上達成したしね。
押し相撲というむずかしい技術で、
これほど長く大関の地位をたもってきたことは、やはりすばらしいよ。
435 :
1:2007/05/30(水) 20:56:22
今日の伝達式前の白鵬はめっちゃ緊張していたね。
しかし堂々としていたし、受け答えもしっかりしている。
良い横綱になってくれそうだね。
436 :
1:2007/05/31(木) 20:18:38
白鵬の綱あわせと手数入りの練習をみると、
純白の綱がけっこう似あっているじゃないの。
もともと腰が低くて両手が長い体型だから、
不知火型のせりあがりがカッコよく決まるね。
この型を選んだのは正解だった。
はやく土俵入りが見たいな。
モンゴルにも中継されるのかな。
437 :
1:2007/05/31(木) 21:50:53
すんません。
あげさせてもらいやす。
気にしないでね。
438 :
1:2007/06/03(日) 21:44:49
白鵬の明治神宮の奉納土俵入りは良かったね。
ややぎこちないところもあったけど、
そこもまた初々しくて良かった。
最初にしては立派だったよ。
貴乃花なんて思いっきり間違えたからね。
439 :
1:2007/06/03(日) 21:52:27
5月場所の白鵬は、前へかける圧力が一段と増してきたような印象だった。
なかには吊ったり小手投げにいったりした相撲もあったけれども。
いささか強引な投げも、前に圧力がかかっているからこそ決まるんだろうね。
栃煌山なんて腰からくずれてしまったし。
しかし、どちらかといえば小手に振るよりは前に出ていったほうがよいし、
吊るんならば吊り落とすのではなく、腹にのっけて横にもっていくべきだろう。
横綱であれば、もう少し基本にのっとった理詰めの動きをしてほしいかな。
どうせなら若い人たちのお手本を示してほしいからね。
あとは、これからの白鵬の相撲の方向性だねえ・・・
右四つ左上手の型を追っていくのか、
あるいは型にこだわらない自然体の相撲を目指していくのか。
いまは岐路にあるのかもしれないね。
多数派の意見は、型を追っていくべき、ということみたいだけれども、
個人的にはどちらが良いのかはよくわからない。
ただ、少なくとも基本にのっとった理詰めの動きは
追求してほしいほしいとは思うんだけど。
440 :
1:2007/06/05(火) 22:19:57
どっちかというと、基本の動きからはずれた動きで相撲を取っていると
ケガをする確率が増すのではないだろうか。
白鵬は三役のころ、左からの無理な投げで相手の体を呼び込んでしまい、
のっかられて倒れて左足首をケガしたことがあった。
油断すると危ないよ。
むしろ周囲からは相撲が堅実すぎておもしろくないと言われるくらいで
ちょうど良いんじゃないかな。
それこそ盤石の横綱の証明だからね。
あと白鵬のよいところは、立ち合いで両手をきちんとついていることだね。
きれいな立ち合いをしていれば、若い人の模範になるし、
相撲にも良い影響が出るだろう。
こういう点は、ぜひ続けていってほしいな。
441 :
1:2007/06/05(火) 22:24:05
なお、以上のことは朝青龍にはあてはまらないだろう。
朝青龍は別のキャラクターをもっているからね。
朝青龍の場合はあいかわらずナンヤカンヤと言われることが多いけど、
これはもう高砂一門の伝統じゃないかねえ。
そもそも前田山からして双葉山の顔を張りまくって非難をあびたわけだが。
そのときは帰ってきた支度部屋で「ばっきゃろう! なあにが神様でい!」とか
さんざん悪態をついていたというから、品格もへったくれもないわな。
その弟子の前の山は大鵬の顔を張っていたし、
さらにその弟子の剣晃は貴乃花の顔を張っていたし・・・
ってことは、ヒール役こそは高砂一門の伝統なんじゃないの。
朝青龍の場合は自分一人しかいないところが不運かもしれない。
前田山も、前の山も、剣晃も、それぞれ
双葉山、大鵬、貴乃花という優等生の主流派がいたからね。
このような主流派がいてこそ反主流派もひかることができるわけで、
この点で朝青龍は一人しかいないためになにかと目立ってしまう。
このように考えると、白鵬は朝青龍とは反対のキャラクターをめざしてほしくなるかな。
朝青龍がはげしい稽古をやったと聞いて、
自分までが影響されて激しい稽古をやるようでは困るね。
白鵬は、朝青龍とは正反対に、
徹底的に主流派の優等生をめざすべきだろう。
そうすれば朝青龍のキャラクターもひかってくるし、
朝青龍にとってもプラスになるのではないだろうか。
442 :
1:2007/06/05(火) 22:26:03
横審の内舘氏が朝青龍と白鵬について「動と静」と表現したことは
いささか文学的表現ではあるが、きわめてマトを得ていると思える。
そもそも相撲には二極の対立構造でとらえられることが多く存在するからね。
番付に「東・西」があり、
土俵にも「東・西」があり、
星には「白・黒」があり、
行司には「木村・式守」があり、
土俵入りには「雲龍・不知火」があるなど。
これらはおそらく古代中国の陰陽思想が反映されているのだろうね。
さすれば白鵬と朝青龍は、それぞれ別々なキャラクターの横綱として
対立する構造をなしてもらいたい。
そのほうがバランスする。
従って、白鵬には朝青龍とはちがう横綱像をつくっていってほしいんだよね。
もっとも白鵬にとっては朝青龍は先輩横綱だし、
実績という点でまったく開きがあるから、
後輩としての礼をつくすことは当然ではあるけれども。
443 :
1:2007/06/11(月) 20:56:23
ハワイ巡業は白鵬の優勝か・・・
これからも二横綱で相撲界をひっぱっていってほしいね。
っと、上げさせていただきやす。
みなさん気にしないでね。
444 :
待った名無しさん:2007/06/22(金) 09:23:51 O
定期age
445 :
1:2007/07/07(土) 23:39:49 0
明日は初日かあ。
なんか、あっという間にきちゃったね。
途中、書き込みしようかと思ったんだけど・・・ 忙しくて。
今場所はいよいよ両横綱がそろって、いままでとは雰囲気が違うね。
いっちょ、みんな暑さに負けない良い相撲を取ってくれよ。
千代大海は、新記録の場所ということで、がんばってほしい。
やはり新しい記録に踏みだした第一歩だからね。
ここは新大関のような気持ちで真っ白になって、ガツンといってほしな。
暑さをふっとばすような突っ張りを見せてくれい。
魁皇は、この7月場所で勝ち越せば11月場所で九州に帰れることが確定する。
やはり九州は毎年の節目になっているだろうから、いっちょ今場所でビシッと決めてほしいな。
もちろん勝ち越し以上の期待もあるけれども。
446 :
1:2007/07/07(土) 23:41:05 0
今場所のもうひとつの焦点は朝青龍の巻き返しになるね。
この横綱がおめおめと引き下がっているはずはないし。
対する白鵬も、ディフェンディングチャンピョンとして、そうはいくか、といったところか。
まあ白鵬の場合は最低でもこれから10年は横綱をつとめてもらうことになるし、
長期的な視野で今場所の相撲を見てみたいな。
今場所は琴欧州にとっても発憤材料にはことかかないはずだし、
琴光喜にも期待がかかる。
今日NHKで放映された名古屋場所の特集番組で、
初代若乃花の映像をみたときに、なんとなく安馬を思い出したよ。
安馬には栃若のようなスピード相撲を期待したいな。
時天空、安美錦以下、実力派があがってきて
若手は一歩後退ぎみではあるけれども、
やはり今場所も熾烈な戦いがくりひろげられるだろうね。
みんな気合いを入れていかないと勝ち抜けないぞう。
押し相撲では、ひさびさに龍皇、豊響と新入幕がつづいているし、
はつらつとした元気な突き押しを期待したいな。
447 :
1:2007/07/07(土) 23:46:30 0
暑い夏は、バンバンと突き押しでふっとばせいっ! ってところだ。
やっぱ夏こそは押し相撲の季節だぜ。
・・・って、すんません、場所にそなえて上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
まあ、出来がいいな。
これで朝青龍以外の上位陣にも(特に琴欧洲と白鵬)に作戦練ってあると場合によっちゃ
取れるぞ。
しかし、それ以上に琴光喜が大関取る気になってることのが気になって気になって。
449 :
1:2007/07/08(日) 22:58:36 0
初日の千代大海。 万全、万全。
立ち合いの踏み込みがよかった。
相手と最初に接触した場所が相手の仕切り線の上だったからね。
立ち合いで先手を取って大きく踏み込んだうえで、
そのままの流れで一気に突ききった。
しかも、相手の状況を冷静に見きわめながら
ここしかないというピンポイントの位置に突きをヒットさせて
相手に反撃のスキをあたえなかった。
いやあ、うまい。
パワーもさることながら、テクニックの冴えを感じたね。
すばらしい。
450 :
1:2007/07/08(日) 22:59:15 0
>>448 いまの千代大海は、パワーと技術のバランスがすばらしいと思うんですよ。
それにプラスして相手の出方に対する読みの深さですね。
今場所もおおいに楽しみです。
451 :
1:2007/07/08(日) 23:00:39 0
今日は全般的に良い押し相撲がみれたかな。
北勝力、豊響、龍皇と良い相撲だったね。
幕下以下でも良い相撲をみることができた。
例えば北勝城、武甲とかね。
あと仲の国−時双津も良い押し合いだった。
やっぱ、良い押し相撲は爽快な気持ちになるから暑さもふっとぶよ。
452 :
1:2007/07/08(日) 23:02:09 0
白鵬は、たがいに離れあって組んだときの右上手の位置が深かったね。
あそこで振りまわしたりするとヤバかったかもしれないけれども。
しかし、どんどん前に出ていったねえ。
やはり前に出て決めるのがよいね。
453 :
1:2007/07/08(日) 23:04:19 0
また間違えた。
右上手 → 左上手 です。 すんません。
454 :
1:2007/07/08(日) 23:05:21 0
それにしても朝青龍はどうしたのかな。
立ち合いがまったくの棒立ちだったけれども。
今日はなんとなく土俵入りのときからいつもと違った感じがした。
ひとつひとつの所作が早かったようで。
ひょっとして、気合いがのらないままに初日をむかえてしまったのかな。
はやく切り替えてもらわないとね。
朝青龍は東横綱を死守するって周囲の人には話しているらしいんだけど
どうしちゃったんだろうね。
456 :
1:2007/07/09(月) 22:54:42 0
二日目の千代大海。 勝利。
安美錦はそうラクな相手ではないと思うんだけど、
なぜかお客さんになっちゃっているね。
これはもう合い口としかいいようがないのかな。
いずれにせよ場所のスタートは上々だね。
457 :
1:2007/07/09(月) 22:55:36 0
>>455 今日の横綱は良かったですね。
いつものとおりの朝青龍で。
やっとエンジンがかかってきた感じがします。
458 :
1:2007/07/09(月) 22:58:24 0
白鵬は引きで決まったけど、その前に相手の両足が流れたからね。
まあ圧力が効いていたんでしょう。
若手同士の、
琴奨菊−安馬、
豊真将−栃煌山は、
いずれも若々しいエネルギーが感じられて見応えがあった。
注目の豊響−土佐ノ海。
立ち合いは49対51くらいで土佐ノ海だったかな。
最初の頭突きは五分五分だったけれども、
二の矢の左おっつけが土佐ノ海のほうがほんの少し効いていた気がした。
豊響が引きにいったのも、このためだろうね。
それにしても、土佐ノ海はまだまだ当たりが強いよ。
459 :
1:2007/07/10(火) 23:10:18 0
三日目の千代大海。 ついに一敗。
初めの相撲は立ち合いが失敗したね。
相手がアタマから低くきたのが予想外だったみたいで
アワくって引きにいってしまった感じ。
まあ、最後はひいき目でみれば千代大海がやや優勢には見えたけれども。
審判長が言うように露鵬の体が飛ぶのと、千代大海の体が飛ぶのが同時とは
とても見えなかったからね。
しかし取り直しにしてもおかしいとはいえないレベルの差ではあったけれども。
もしも行司の軍配が千代大海にあがっていれば、
物言いがついたとしても、そのまま行司の軍配どおりになっていたかもしれないね。
二番目の相撲は千代大海の集中力がとぎれてしまっていたかな。
まあ、明日からだよ。
それにしても露鵬はこの三日間は動きが良いね。
いけるんじゃないかな。
460 :
1:2007/07/10(火) 23:13:24 0
白鵬は立ち合いの左足の踏み込みがいまひとつ。
それで左上手がとれなかった。
それでも前にかかる圧力はすごいみたいね。
相手が二本差そうがなにをやろうが関係ないって感じね。
朝青龍も少し時間はかかったが万全だった。
どうやら両横綱は大丈夫そうだね。
461 :
1:2007/07/11(水) 23:02:31 0
四日目、あかん。
立ち合いで足が出なかった。
しかしまだまだ。
明日からがんばってくれい。
期待していた露鵬のほうも休場してしまった。
今日は横綱戦だったから、本人は出たかっただろうな。
やっぱ昨日の相撲は悪夢だったかねえ・・・
462 :
1:2007/07/11(水) 23:03:54 0
今日の稀勢の里は良かった。
相手の重い突きをまともに受けて後退し、
もともと残り腰がないだけにダメかと思ったら、
最後まで正面からしのぎきった。
内容的には効率がよい相撲とはいえないけれども、
若いうちは効率の良さよりも「地」の強さをみがいていってもらいたいからね。
その意味で、地は強くなってきている印象をうけたね。
十両では若麒麟の突き押しが光ったね。
463 :
1:2007/07/12(木) 23:13:24 0
五日目の千代大海は完勝。 ほっとした。
立ち合いから最後まで手順どおりにいった感じね。
最後は組んだけれども、これは組んでもいけると計算してのことでしょう。
これからこれから。
464 :
1:2007/07/12(木) 23:20:19 0
今日は里山についての舞の海氏の解説はありがたかった。
里山が十両のころ、隆乃若に左をさして、
左下手投げでおびやかしながら寄って出た相撲があった。
里山はそうとうに攻め続けたものの、
隆乃若が半身の状態でこれを残したため、
最後には里山のほうが攻め疲れて軍門に下ってしまった。
この相撲に関しては、
里山が一見すると絶好の体勢になったにもかかわらず、
むかしの舞の海のように攻めきれなかったのは何故なのか、
という点がずっと疑問だった。
今日の舞の海氏の解説によれば、要するに、
腰の密着度がたりず、状態が中途半端だった、ということなのね。
なんか氷解した。
465 :
1:2007/07/12(木) 23:21:27 0
智ノ花の居反りを初めてみたときには感動したものだけれども、
今日の三段目の駿馬−魁聖の居反りもすごかったねえ。
巨体がアタマの真上を飛び越えていった感じで。
まるでプロレスみたいだったよ。
466 :
1:2007/07/13(金) 23:22:47 0
六日目の千代大海。 あかんかった。
立ち合いの当たりは相手のほうが低かったね。
そこから小刻みに突っ張りを出したのは良かったけれども、
最後まで流れをつかめなかった。
でも、動きは悪くなかったし、まだまだこれからだよ。
467 :
1:2007/07/13(金) 23:25:34 0
一般に、変化して負けるとボロクソに言われるのはしかたがないけど、
それにしても、琴欧州はなにを迷っているのかな。
ここ
>>442 で書いたけれども、相撲というものは「陽」と「陰」の両方がある。
つまり、ある真実が正しいとしても、その逆の真実も、やはり正しいのだ。
だから「相撲はむずかしい。」ということは一つの真実であるけれども、
その逆の「相撲は単純だ。」ということもやはり真実なのだ。
カラダにめぐまれているのだから、
左右とっちでもマワシをつかめば何も考えずに前に出ればいい。
単純なことでしょう。
やっぱ、ここは先人の教えである、
「悩まない」、「考えない」、「気にしない」
という3箇条を紙に書いて、
マクラの下において寝るしかないんじゃないかな。
468 :
1:2007/07/15(日) 00:14:20 O
七日目の千代大海。 やられた。
相手が左に変わったのは、おそらく
千代大海が露鵬戦のあとに左足をテーピングしていたのを見たからじゃないかな。
変化を読まれてついてこられてもなんとかなるという計算があったかも。
まずは気分をかえて、白星を一つとって、
そこから流れを変えていってほしい。
469 :
1:2007/07/15(日) 00:19:20 O
琴欧州は良い相撲だったね。
こういう相撲を取ってくれれば何も言うことなしだね。
ん? 明日は千代大海か・・・ やっぱ、こういう相撲は取らないで。 お
願い。
いや、ぶっちゃけ休んでもいいと思うが……
471 :
1:2007/07/16(月) 00:04:13 O
中日の千代大海。 薄氷の勝利。
立ち合いはいつものとおりだったが、
相手は意表をついて、
正面から突き押しで挑んできた。
これを予想しなかった千代大海は、
いきなりモロ手でドーン胸を押されたもんで、
一気に土俵際までふっ飛ばされた。
しかし、この突きによって両者のあいだに「間合い」が生じた。
相手はかまわずにアタマから突進してきたが、
千代大海はこの間合いを利用して闘牛士のようにヒラリとかわした。
タイミングは微妙だったが、相手の踏み越しがあった。
いやあ、瞬間芸だね。
472 :
1:2007/07/16(月) 00:06:28 O
ありゃ、変な改行が入っちゃった。
ごめん。
473 :
1:2007/07/16(月) 00:11:48 O
逆に琴欧州のほうからみると、
この相撲は「間合い」の読み違いだったかもしれない。
「前に出る」ということは良かったけれども、
前に出たときの「間合い」は千代大海の間合いだった。
琴欧州の場合は、左右どっちであっても
とりあえずマワシをとって相手を引きつけたところが
最高の間合いなのではないだろうか。
とくに押し相撲の力士とあたったときは、
冷静に自分の間合いを忘れないことが重要ではないだろうか。
しかし、今日の琴欧州をみると、突きのほうも良い感じだったね。
突きも武器にするとすごいね。
474 :
1:2007/07/16(月) 00:14:24 O
475 :
1:2007/07/16(月) 00:23:21 O
栃煌山−北勝力も間合いが勝敗をわけたとみる。
北勝力は立ち合いはアタマからいって
同時に手を栃煌山の胸にあてがって距離をとった。
*栃煌山は前に出ていったが、
北勝力はあてがっていた手で間合いをとっていたため、
この間合いを利用して土俵際ではたくことができた。
栃煌山は勝機ありとみて前に出たのだろうけれども、
もっと相手と密着した得意の間合いで出ていく必要があったのではないかな。
まあ、見ている側からは単純に見えても、
やっているほうからみればすごく難しいんだろうね。
やはり相撲は単純かつ難しいか。
476 :
1:2007/07/16(月) 22:50:33 O
九日目の千代大海。 冷静にはたいた。
立ち合いは相手のほうが低く鋭く立ってきた。
千代大海はこれを見ながら立って、
相手の両肩に手をおいて間隔をとった。
これにより相手にマワシをゆるさなかった。
突っ張るというよりも、相手との間合いを維持するように
小さく小さく突き立てた。
相手が左を差そうとすると右からおっつけて離す。
じれた相手が前ミツをねらって出てきた瞬間に、
きれいに体をひらいてハタいた。
技術と経験とが光った、みごとな相撲だった。
477 :
1:2007/07/17(火) 22:44:38 O
十日目の千代大海。 万全、万全。
立ち合いの踏み込みも当たりもよし、
突っ張りもよし、
最後の土俵際でのつめも腰をグンと割って完璧。
立ち合いがすごかった。
当たって突きっぱなしただけで、
相手の陣地の半分まではもっていったね。
いやあ、感動した。
478 :
1:2007/07/17(火) 22:53:01 O
琴光喜は、なんか顔つきが変わってきたね。
りりしい顔になってきた。
しかし今日の結びの取組では、NHKのリプレイは良くなかったね。
吊り屋根からの映像で立ち合いの瞬間を写さずに途中から写した。
途中からでは、立ち合いで琴光喜がまっすぐいったのか、
左側に動きながら上手をとったのか、ぜんぜん判らないよ。
琴欧洲も良い相撲だった。
やはり前に出るのが良いね。
北勝力の相撲もすごかった。
あの立ち合いはパワーだけではなくタイミングをとらえてものだね。
479 :
1:2007/07/18(水) 22:38:43 0
十一日目の千代大海。 勝利。
当ってノド輪で突きたてたのは常法どおり。
相手は見た目よりもカラダがやわらかいみたいね。
土俵際まで後退したものの、
微妙に千代大海の圧力を上にそらせて、
アゴがあがりながらも浅くモロ差しになりかけた。
しかし千代大海はかまわずに突き立て、
まわりこむ相手を追いつめてしとめた。
一瞬は危なかったが、けっしてひるまず、
前に前にと攻め続けた気力と集中力がすばらしい。
これこそが押し相撲の本質というものだね。
480 :
1:2007/07/18(水) 22:46:03 0
っと、終盤戦を励ます意味でいったん上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
481 :
1:2007/07/19(木) 22:29:59 0
十二日目、残念。
今日は立ち合いでの相手の踏み込みがすごかった。
当たったときにすぐに相手の右が浅く入って、
そのまま一瞬密着されてしまって突きはなすことができなかった。
ここで間合いがつぶされたことが最後まで効いた。
そのあとは相撲の流れを相手にもっていかれた。
まあ切り替えて、残り3日間、思いっきりいってくれ。
しかし琴光喜はやるな。
482 :
1:2007/07/19(木) 22:30:48 0
白鵬−魁皇は微妙だったね。
あれも軍配が魁皇にあがっていれば、
物言いがついたとしても軍配どおりになっていたかもしれないね。
483 :
1:2007/07/20(金) 23:36:17 0
十三日目の千代大海、ありゃりゃ。
かん違いしたかな。
タイミング的に相手よりも早く立ってしまったため、チカラをぬいたように見えた。
まあ、あれは成立にされてもしかたがないという気はするね。
とりあえず今日のぶんは明日の相撲でかえしてくれ。
484 :
1:2007/07/20(金) 23:38:42 0
琴欧洲は、変化というよりも左上手を取りにいった感じだったね。
なんか琴光喜と同じ戦法みたいだけれども。
485 :
1:2007/07/21(土) 22:52:19 0
十四日目の千代大海。 伝家の宝刀。
当たってから、すぐに左でおっつけつつ回りこんでイナした。
もちろん、これは相手が左上手を取りにくることへの対策であるが、
同時に相手の右差しへの対策にもなっていた。
これがもののみごとに決まった。
これによって相撲の流れをつかんだ。
その後の動きは、先手先手ですべて千代大海のものだった。
俵の上で回転しながらのハタキも十八番だね。
いやあ、場所の終盤でやってくれた。
最高の仕事だったじゃないの。
宴会、宴会。 ぐっといこう。
486 :
1:2007/07/21(土) 23:35:35 0
十両で若麒麟が旭天鵬を押し出したのはすごかったね。
ただ、昨日も今日も、旭天鵬のほうが、ちょっと引いっちゃっていたような感じはしたけど。
謹慎のあとに十両優勝というのもどうかなあ、という感じで。
しかし、それを差し引いても、今日の若麒麟はみごとだった。
487 :
1:2007/07/22(日) 22:34:46 0
千秋楽の千代大海。 完勝。
立ち合いからの突きがすっぽぬけた感じがして、どうかと思ったが、
そのあとは落ち着いて突き立ててからハタいた。
手順どおり。
いやあ今場所は前半戦が調子が出なかったもんで、ちょっとハラハラしたけれども、
終わってみれば大満足の場所だったね。 新横綱も倒したし、若手にもリベンジもしたし。
けっこう、けっこう。
488 :
1:2007/07/22(日) 22:50:11 0
朝青龍はみごとな優勝だった。
とりあえず今場所の総括はあとにしましょう。
489 :
1:2007/07/22(日) 22:51:55 0
それにしても琴光喜は顔つきが変わってきたね。
非常によい顔になってきたよ。
実力の上では、もともと大関のチカラはあったんだけれども。
言うことなしだね。
490 :
1:2007/07/26(木) 22:46:03 0
うん? 朝青龍が巡業を休場する予定なのにモンゴルでサッカーをやってたとか?
ちょいとまずいかも・・・
むかしの横綱前田山は、本場所を休場した最中に野球観戦にいって、
選手と握手している写真を撮られたのをきっかけに引退させられちゃったからね。
横綱ってのはつらい立場なんだよね。
491 :
1:2007/07/27(金) 23:32:31 0
うーん。 なんか朝青龍は立場がまずそうだが・・・
この横綱の場合、前田山以来の高砂部屋の伝統的な(?)ヒール役が似合うからね。
これはこれで個性的で魅力的なキャラクターなんだけれども。
しかし、そんなとこまで前田山に似せなくてもいいんだが。
492 :
1:2007/07/27(金) 23:52:42 0
まいっちゃったね。
なんとか収まるところに収まってもらいたいけれども。
まずいのはまずいんだろうが
報道も過剰だしな
494 :
1:2007/07/29(日) 12:19:25 0
>>493 なんか、だんだん騒ぎが大きくなってきましたね。
一部ではサッカーで遊んでいたように報道されているけれども、
それは違うだろう。
試合自体はあくまでもオフィシャルな慈善活動の企画だったからね。
だからこそ本人は無理して出場したんだろうに。
しかしそうすると、なんで巡業で土俵入りだけでもできない?
と聞かれると身もふたもないが・・・
まあ、朝青龍の場合は、これまで巡業を休んだことはないし、
一人横綱として体調が悪くてもがんばって巡業をつとめてきたわけだから、
こういった過去の実績を考慮してやっってほしいんだけど。
495 :
待った名無しさん:2007/07/30(月) 01:02:23 0
なんか深刻な騒動になってますね〜。マスコミ大喜びって感じ。
朝青龍は結構好きなんですが。
彼のアタマの中を想像すると…
巡業も例のサッカーも“場所外の慈善イベント”という捕らえ方をしていて
同じサービスなら故郷に貢献したいぜっ!って感じなのでは?
朝青龍本人より親方の方が責任重いような気がしますね。
「財団法人である相撲協会は、巡業は義務」と二宮清純も言ってたし。
そういうことを教えるのが親方なんでしょうけど
機を逃しちゃったんでしょうかねぇ。
二宮が本当に↓みたいなこと言ってんだったら失笑を禁じえない。
>「財団法人である相撲協会は、巡業は義務」
497 :
1:2007/07/30(月) 22:48:50 0
まあ、年2場所だった時代には、
本場所よりも巡業のほうが力士のメインの仕事だったようですしね。
大相撲は、歴史的にみれば明治維新や終戦などの大ピンチを切り抜けて
江戸時代から現代までなんとか存続してきたわけですが、それもこれも、
巡業をつうじて全国の人々と固いキズナができていたからではないでしょうか。
このようにみれば、巡業は大相撲のアイデンティティーそのものかもしれません。
未来に向かって大相撲を存続させていくためには、
やはり巡業はかかせないということは言えるでしょう。
もっとも現代では、若い力士の鍛錬の場であったり、
郷土力士が故郷にニシキをかざる場であったりと、
いろいろな意味合いがありますが。
498 :
1:2007/07/30(月) 22:53:48 0
板井は引退したときに協会に残ろうとして認められませんでしたが、
その理由はいろいろと取りざたされているけれども、
表向きの理由は巡業に出なかったから、ということになっています。
ぶっちゃけ本場所は給料や番付にかかわるのに対し、巡業はそうではないですから
巡業をさぼって本場所に集中していれば、もっとも効率がよいのかもしれません。
しかし力士全員がそのような考え方になってしまうと、
巡業は崩壊し、早晩、伝統文化としての大相撲は消えてなくなるでしょう。
今回、朝青龍がきびしい見方をされている理由のひとつはここにあると思われます。
つまり、一旦、相撲界全体に巡業を軽視するような風潮がうまれてしまうと、
大相撲の存続にかかわる問題になりかねないからです。
もちろん朝青龍本人については、これまでのがんばりを見ても
巡業を軽視しているはずはないと思っていますが。
499 :
1:2007/07/31(火) 22:35:28 0
きちんと本人から理事長のところに行って謝罪したし、
とりあえずのスジはとおしたんじゃないかな。
できれば巡業担当の親方衆一人一人に謝ることができれば理想だけれども、
これは時間的にむずかしいだろうし。
まあ、サッカーのイベントにしても子供たちへの慈善活動だったわけだし、
これまでの巡業への貢献もあるし、
できれば総合的にみてほしいところだけれども。
500 :
1:2007/08/02(木) 22:16:51 0
うーん。 思った以上に重い結果だった。
それにしても、たった30分でこれだけのことが決まるとはねえ・・・
本人にとっても痛いけれども協会にとっても痛い。
せっかく東西に横綱がそろって盛り上がろうというときだったからね。
協会もこれほどの出血をしている以上、処分の重さについてどうのこうの言えないなあ。
しかし、唯一の救いは、横綱のコメントが前向きだったことだね。
下を向いたりしたら朝青龍らしくない。
つねに前向きに進んでいってこそ朝青龍だ。
一概に前向きとは言えないようだよ。
どんな強い人間でもさすがにこんな状況ではね・・・
もう決まっちゃったことだ。
朝青龍不在の2場所で新たな見せ場を作ってくれることに期待するしかないね。
新大関琴光喜は「鬼の居ぬ間に洗濯」になるだろうし、
出場停止明けの場所で朝青龍戦の連敗を止めるきっかけになることを期待したい。
503 :
1:2007/08/03(金) 22:56:48 0
>>501 朝青龍はああみえても神経は細やかですからね。
でもかならず切り替えてくれると思います。
2場所休まなければならないとはいっても、
その程度で復活した横綱は過去にもゴマンといますし。
しいていえば謹慎のほうがつらそうですが。
504 :
1:2007/08/03(金) 22:59:50 0
>>502 朝青龍がいない間は
ほかの力士で盛り上げてもらわないと困りますからね。
505 :
1:2007/08/03(金) 23:47:29 0
朝青龍の場合は、どっちかというと世渡りがヘタなんだなあ・・・
ちょっとだけ自分が引いて我慢すればよいところを妥協できなかったり、
良かれと思ってやったことがウラメに出たり。
貴乃花なんかもそうだったけど。
今回の件は、もちろん朝青龍が悪いんだけれども、
なんか、それ以上に、相撲界全体のタガがゆるみ気味の部分まで
一人だけに責任を押しつけられたような印象を受けなくもないんだよね。
まあ、横綱という地位にはそれだけ重い責任があるんだと言われればそのとおりなわけで、
処分の内容についてどうこう言うつもりはないけれども。
結局タイミングが悪かったとしか言いようがないのかなあ。
506 :
1:2007/08/04(土) 23:27:00 0
朝青龍がノイローゼ?
謹慎との兼ね合いがむずかしくなってくるのかな。
医師の判断にもよるけど、
いずれにせよ人道問題とは言われないようにしないとね。
507 :
1:2007/08/05(日) 23:30:50 0
朝青龍はけっこう重症みたい・・・
心配だな。
きちんとした診断が確定したら、
迅速に対応したほうがよいんじゃないのかな。
しかし「謹慎」という処分は
よく判らないところがあるね。
日本国外でも有効なのか、あるいは
モンゴルであればどんな生活をすればよいのか。
モンゴルで、医師の処方にもとづいて
治療の一環として気分転換のためにサッカーをやる、
なんてこともありえるんじゃないの。
だからこそ「謹慎」については事後でもよいから
整理しておく必要があるんじゃないかな。
もう一つの懸念は・・・
モンゴルに一旦帰ってしまうと
ひょっとして大相撲には戻ってきてくれないんじゃないかと・・・
そっちのほうも心配なんだが。
508 :
1:2007/08/07(火) 22:04:26 0
朝青龍、セカンドオピニオンでも問題ありとの診断だった。
大事にいたらないうちに対処したほうが良いみたいね。
509 :
1:2007/08/08(水) 21:58:10 0
朝青龍、だいじょうぶかな。
しかしこの医者の言ってることもよくわからないね。
帰国が必要、入院が必要、とか
少なくとも周囲がなにをするべきか、
また緊急性がどのくらいか、については
ズバリと指示してほしいよ。
それでこそ医者だろうに。
帰国も良いけど入院も良いかなあ・・・などとフニャフニャと言われても、
周囲の人は焦点がさだまらないんじゃないかな。
いっそサードオピニオンが必要なんじゃないかねえ。
>>509 吉田診療所長が会見する1時間前にはマスコミに「帰国が最良」と漏らしてたようだよ。
でも会見の時は「入院が最良、帰国は一つの方法」と話していた。
511 :
待った名無しさん:2007/08/09(木) 20:44:50 0
このスレ好きなんで、ちょっと
アゲます!
512 :
待った名無しさん:2007/08/10(金) 17:59:03 0
マスコミが騒がなければストレスは多少なりとも軽減されるのでは?
国民全員が大の相撲ファンであるかのような報道に
少々ゲンナリしてきました。
マスコミ各位様、とりあえず朝青龍はそっとしといてあげて
地方巡業メインの報道にしていただけませんかね〜。
ageんな。ニワカが湧く。
ごめんね。
でもスレの一番最後で
落ちそうになっていたのです。
おこらない。
着低しても別に落ちないけどね。
>>512 巡業の様子も例年に比べれはすごい報道されてるじゃんw
517 :
1:2007/08/10(金) 23:00:43 0
みなさん、ありがとうございます。
今日も高砂親方が面会したということだけど・・・
しかし無理に記者会見させる必要ってあるのかな。
もちろん身心ともに健康になればよいけれども、
そうでないんだったら無理して記者会見をさせる必要なんてないじゃん。
すでに協会から処罰を受けているんだし、
いまさらケジメもへったくれもないだろうに。
夕刊フジに出てるこのおばさんはおもしろい。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_08/s2007081011.html このおばさんの言ってることに勇気づけられるね。
今の朝青龍にとってもっとも大切なことは、
復帰に向けて一刻も早く「こころ」を整理すること、
ケガの治療、トレーニングのスタート、
これだけでしょう。
朝青龍のファンが求めているのは
その場かぎりの記者会見などではなく、
横綱としての完全復活と、
それにむかって進んでいく前向きな朝青龍のすがたではないのかな。
もちろん記者会見をやっても悪くはないと思うけれども、
あくまでも目標は別なところにあるからね。
518 :
1:2007/08/13(月) 22:26:30 0
なんか、朝青龍の話はよくわからない展開になってきた。
親方もとりあえず医者にゲタをあずけて静観するみたいだし。
結局はそっとしておくしかないのかねえ。
まあ、どうせ11月までは動けないんだから、
じっくりといくしかないのかもしれない。
あとの心配は、治療についての緊急性だけだなあ。
医者がバカンスで海外に行っているということは、
至急どうこうしなければならない病状ではない、ということだろうね。
まさか万一そうでなかったら医療過誤だよ。
520 :
待った名無しさん:2007/08/18(土) 07:16:40 O
定期age
521 :
待った名無しさん:2007/08/18(土) 08:00:18 0
柏戸の左前みつ取って一気に走る速攻相撲は
以後似たような相撲とる人も現れませんが
なんであんな相撲で勝てたのかよくわかりません
522 :
1:2007/08/19(日) 22:12:51 0
>>519 いいですね。
前田山というシコ名は、腕の治療をしてくれた恩人の医者の名前から取っているんでしたね。
もっとも下の英五郎という名前は、幕末の博徒の大前田英五郎から取っているということで、
結局は博徒指向なわけですから、キャラクターが非常に分かりやすいです。
しかし前田山にくらべれば朝青龍は品行方正に見えますね。
523 :
1:2007/08/19(日) 22:13:35 0
琴桜が亡くなったのか。
誠実な人だったみたいだね。
現役時代、ある女子高生が毎月毎月かかさずにファンレターを出していたところ、
横綱になったときに、いきなり横綱昇進披露宴の招待状がとどいたので
びっくり仰天したという話があった。
都合で出席はできなかったそうだけど、大感激したことは言うまでもないね。
一人一人のファンを大切にする誠実な人柄がしのばれる話だった。
こころよりご冥福をお祈りします。
524 :
1:2007/08/19(日) 22:16:42 0
それにしても朝青龍の問題で、モンゴルの方で騒いでいる人がいるというが、
これは非常に危険な兆候じゃあないかな。
大相撲は日本の文化だからね。
例えば琴欧州が活躍したからといって
大相撲をブルガリア人の好みにあうように変えるようなことはないし、
露鵬が優勝したからといって
ロシア人の好みにあうように変えることもない。
だからモンゴル出身力士が活躍しているからといって
大相撲がモンゴルのものになったわけでもなんでもない。
大相撲が日本のものである以上、
大相撲の行く末を決めることができるのは日本人だけだ。
モンゴルの人達の気持ちはわかるけれども、
残念ながらモンゴルの人達には参政権がない。
これは大相撲の「定義」だね。
実際、白鵬をはじめ、出身国はどうあれ、
あくまでもみんな大相撲の一員としてがんばってくれているわけだからね。
従って、協会もモンゴルでの動きを気にする必要はないし、
むしろ気にするべきではない。
525 :
1:2007/08/19(日) 22:18:49 0
だからこそ、この問題でモンゴルの人達が騒ぐと
朝青龍の足をひっぱることになる。
つまり、悪意のある見方をされると、外見だけをみれば、
朝青龍が協会の処分を不服としてハンストのような抗議行動に出て、
モンゴルの世論を喚起して協会に圧力をかけているようにも取られかねないからだ。
そうなると、だれも朝青龍を擁護できなくなる。
出身国の圧力をもって大相撲の本質を変えようとしていると見られれば、
もはや横綱の品格の問題ではなく、力士としての定義の問題になりかねない。
ゆえにモンゴルの人達が騒げば騒ぐほど朝青龍のクビをしめることになる。
あまりにひどくなるようだと白鵬の出番じゃないかな。
白鵬のほうからモンゴルのマスコミにむけて情報発信して
もう少し冷静になってもらうことも検討の余地があるだろう。
朝青龍の立場が心配だからね。
526 :
1:2007/08/21(火) 22:07:57 0
どうも診療所の医者の言うことはよく判らないなあ。
モンゴルに帰るべきであるならば、
確固たる診断でズバッと言うべきだろう。
なんでわざわざ方向性を複数だして
協会に選択させるように持っていくのかな。
ぱっと見には責任回避しているようにしかみえないが。
帰国の必要があるならば医学的見地からはっきり示してもらわないとね。
そもそも帰国すれば謹慎との兼ねあいが難しくなるにきまっているのだから
師匠も、理事長も、決断を出しにくいではないか。
だいたい、この話がこれほど混乱した原因は
すべてこの医者にあるんじゃないかねえ。
初期の診断が混乱した上に
治療する人や方針がさだまらずにフラフラしてたし。
527 :
1:2007/08/23(木) 22:13:26 0
朝青龍は外出して治療を受けることになった。
一歩前進した感じだね。
なによりも良かった。
ほっとしたよ。
528 :
1:2007/08/23(木) 22:14:37 0
今日の日経の社説をみると、本件について
モンゴルとの外交問題がどうのこうのとか書いてあったけれども、
外交問題とからめてはダメよ。
帰国することには賛成だけれども、
その理由は外交問題では困る。
朝青龍は大相撲の一員なんだから、
この先も相撲を取るのであれば、
当然に大相撲の一員として行動しなければならない。
従って、外交という圧力でもって理事会の決定を曲げるようなことは許されない。
帰国するならば、あくまでも協会の自発的な意志によって帰国させる形でなければならない。
それ以外の選択肢はない。
529 :
1:2007/08/23(木) 22:17:32 0
朝青龍は、かねてから外国出身も日本出身もなく、
大相撲の一員としてがんばっているのだ、と言っていたし、
ファンもそのように理解しているからこそ応援しているのではないかな。
そうであるならば、外交官特権のように外国人であることを利用して
外交という手段をもちだすのはアンフェアだ。
旭鷲山や旭天鵬は、若い頃に部屋を逃げだして
モンゴル大使館にかけこんで帰国したことがあった。
彼らは、その時点では、あくまでも相撲をやめるつもりで
一人のモンゴル人として大使館に頼ったわけだね。
仮に、現在の朝青龍が、モンゴルの外交に頼ってなにかをしたならば、
このときの旭鷲山や旭天鵬が大使館にかけこんだのと同じ意味あいになる。
つまり相撲を続けることはできないと思う。
実際、なんかあったからといって、すぐに大使館にかけこんだり、
外交問題に発展させるような外国出身力士がいたとしたら、
普通に考えて、大相撲の一員として居つづけることはありえないだろう。
だからこそ、本件を外交とからめるような考え方は良くないのだ。
今回、朝青龍自身が自宅から出て、治療に前向きになってくれたことは大きな前進だよ。
少なくとも師匠や理事長のメンツも立ったわけだし、
なによりも、大相撲の一員として行動してくれたことがうれしいからね。
530 :
1:2007/08/29(水) 22:01:52 0
朝青龍がなんとか帰国した。
空港を歩いている映像を見るとやはり元気がなかったね。
しかしこれはこれで一段落だ。 よかった。
理事長にも理事の人にもおつかれさまと言いたい。
非常にうまく処理できたと思うよ。
相撲界としてのスジはきちんと通したし、それでいて
朝青龍にもきちんと治療のチャンスを与えたし。
協会はせいいっぱいの対応をしたわけだから、
この先は朝青龍本人にゲタがあずけられたことになる。
がんばって復帰するか、
やむなく引退するか、
あるいは謹慎をやぶってクビになるか。
いずれの結末であろうとも朝青龍本人の責任であって、
もはやだれのせいでもないわけだな。
531 :
1:2007/08/29(水) 22:04:33 0
それにしても、今回の件は、朝青龍が自分から自宅を出て
医師のもとに治療に行ったところがターニングポイントだった。
あのままだと、本人の意志はどうあれ、
外見上は協会の処分に反抗してハンストしている形になっていたからね。
そうであれば相撲界を追放されてもしかたがないところだった。
自宅を出たことでこの状況が打破された。
やはり、理事長が国内での治療を優先すべきという考えを打ち出して、
朝青龍がこれを受け入れたところがミソだったね。
理事長が的確な判断をしてくれたおかげで朝青龍は救われたと思うよ。
532 :
1:2007/08/29(水) 22:07:17 0
さて、今後のことを考えると、
我々もハラをくくらざるをえないだろうな。
例えば、貴乃花はヒザをケガして引退したわけが、
ヒザをケガをしたことは不可抗力であって貴乃花の責任ではない。
しかしながら本人には責任がないことであっても、
横綱としてのつとめができなくなれば引退せざるをえなかった。
この点は肉体的なケガであろうがココロの病であろうが同じことだね。
朝青龍が解離性障害になったことは
あくまでも不可抗力であって本人の責任ではない。
しかしそれが原因となって横綱としてのつとめができなくなれば、
貴乃花と同じく引退するしかない。 この点はハラをくくるしかないね。
高砂親方はこの意味で朝青龍の進退を見誤ることがあってはならない。
進退のみきわめも師匠としての仕事のひとつになるだろう。
もちろん、そうはあってほしくはないけれども。
533 :
1:2007/08/30(木) 21:30:21 0
ってことで、場所が近いんで上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
534 :
1:2007/09/03(月) 21:48:10 0
ん、朝青龍は3週間で日本にかえるって?
たしかに今回の療養は時間との戦いという要素があるか。
1月場所で復帰することを考えると、その前の九州巡業には出ておきたいし、
稽古場でカラダを動かしておくことも必要だろうから、
モンゴルでゆっくり療養する時間はそれほどないかもしれない。
もし、間に合わなくて1月場所を全休したとすると、その後
どのくらい猶予をもらえるか、にかかってくるな。
ふつうはそういった場合は横審とか世論がものをいうわけだけれども、
今回の場合は、なんかきびしそう。
あまり猶予はもらえないか・・・
いずれにせよ、仮に1月場所がだめであった場合でも
3月場所には万全な状態で復活してほしいところだが。
535 :
1:2007/09/08(土) 22:18:02 0
さああ明日から場所がはじまるぞう。
なんか場所前の話題は朝青龍一色だったけれども。
千代大海は順調かな。魁皇も。
朝青龍が出場しないぶんは大関陣がもりあげないとね。
琴欧洲、琴光喜も含めて、大関陣全員に優勝のチャンスがありそうだ。
しかし、優勝争いの中心はもちろん白鵬だろうな。
一人横綱といったところで白鵬はこの先10年は横綱をつとめてもらうからね。
10年もやっていれば一人になることだってあるわな。
どのみち土俵に上がればだれでも一人ぼっちだ。
横綱がどうのこうのというよりも、一人の勝負師として一日一番に集中していってくれ。
白鵬としてはなるべく早めに横綱としての初優勝をすませておきたいところだろうけど、
その意味では、今場所あたりはちょうど手ごろな場所ではないかな。
536 :
1:2007/09/08(土) 22:20:37 0
新関脇の安美錦、朝赤龍にも期待したい。
とくに安美錦は、これまでは技巧派タイプの力士に分類されていたが、
先場所あたりからは気迫が前面にでてきた感じがしたね。
どっちかというと闘魂タイプにイメージチェンジしつつある気がするな。
二人とも本来的に地力があるから楽しみだよ。
上位とあたりそうな層をみると、
稀勢の里、安馬、豊真将、鶴竜、琴奨菊などの若手もそろっているし、
時天空、栃乃洋、北勝力と、存在感を出しているね。
十両のほうも、古参、新鋭がいりまじって見ごたえがありそうだし。
さあ、みんないっちょ良い相撲をたのむぞう。
537 :
1:2007/09/09(日) 22:08:51 0
初日の千代大海。 勝利。
一見すると危なかったようにみえても、じつは手順どおりだったね。
立ち合いはアタマから行ったが、相手もアタマからきた。
しかし千代大海はこれを読んでいたかのように
相手のアタマを両手でつかむようにして出足を止めて、すぐに右手で突き起した。
これが効いて相手のアゴが瞬間的にあがった。 この時点で勝負あった。
あとはいつもの角度とタイミングで手順どおりにハタいただけだね。
この両者には、おそらく仕切りのときから微妙な心理戦なかけひきがあって、
これによって相手は魅入られたように千代大海の術中にはまってしまうんだろうな。
538 :
1:2007/09/09(日) 22:10:15 0
白鵬が初日黒星。
白鵬は喜んで出ていって突き落としを食うという、いつもの悪いクセが出ちゃったね。
まあ、やっちゃった、ってことで、明日から切り替えて行ってくれよ。
それにしても安馬の思いっきりのよさは見事だった。
539 :
1:2007/09/09(日) 22:11:42 0
魁皇−豊真将。
豊真将の攻めがみごとだった。
魁皇は最初の上手の位置が深かったね。
でも魁皇は立ち合いの踏み込みはよかったし、調子はわるくはないと思うよ。
琴欧洲−時天空。
琴欧洲はちょっと相手にあわせてとりすぎかもしれないが、
どんどん前に出ていったのはよかった。
豊響−雅山
雅山はあたまから当たってモロ手で突き上げたので、
これがきまって豊響の上体が微妙にそった。
この微妙なそりによって以後の豊響の攻撃が微妙にころされてしまった。
雅山の立ち合いの技術がひかった相撲だった。
540 :
1:2007/09/10(月) 22:18:01 0
二日目の千代大海。 完璧。
当たりも踏み込みもよかったし、その後の左からの大きな押しがよく効いた。
最初の一撃で相手の腰が浮いたようにみえた。 フィニッシュも完璧。
541 :
1:2007/09/10(月) 22:19:04 0
白鵬の踏み込みはすごかった。
これほどの踏み込みは昨年の3月場所以来じゃないの?
なんか今場所は残り全部勝ちそうな雰囲気。
魁皇は立ち合いはよかった。 しかし、後は後手をふみっぱなしだったね。
逆に稀勢の里は前に前にと圧力をかけて、地力がついてきた感じがするね。
インタビューを受けている顔も、前はあどけない感じだったけれども
男らしい良い顔になってきたよ。
琴欧州はちょっと足がバタついている気もするけど、
前に出ているのが良いね。
琴光喜は本来の実力からすれば、これぐらいやって当然。
542 :
1:2007/09/10(月) 22:25:28 0
豊響についてはホメない。
千代大海の後継者という目でみているからね。
ふつうよりはきびしくみるよ。
543 :
1:2007/09/11(火) 21:52:09 0
三日目の千代大海。 いやあ良い相撲だった。
待ったがあったのは、お互いに当たりが強いし
おそらく立ち合いの一瞬で勝敗が分かれてしまうからだろうね。
その立ち合いの当たり合いは期待どおり、両者ともにガツンとすごかった。
千代大海は当たったあとの小さな突きが連続攻撃のような形で効いて、
うまく間合いが取れて相撲の流れをつかんだ。 あとは終始圧倒した。
いやあ、押し相撲ってのは、ほんとうにいいものだなあ。
544 :
1:2007/09/11(火) 21:52:58 0
今日は大関三人がやられた。 もう少し勝ってほしかったかなあ。
まあ白鵬も1敗しているから、まだこれからだね。
それにしても安馬の動きは速かった。
545 :
1:2007/09/11(火) 22:00:35 0
隆の山はだいじょうぶかな。
ひさびさに「逆とったり」を見たと思ったとたんにケガしちゃったみたいで。
初日もすごい相撲を取ったので感心していたんだけど。
546 :
1:2007/09/12(水) 21:54:51 0
四日目の千代大海。 今日は立ち合いのタイミングが良かった。
相手がモロ手でくるのはわかっているとして、
それをタイミングよく食ってしまうと後の流れが厳しくなる。
千代大海はいやがらずに積極的に前に出て、
早めに間合いをつめて相手のモロ手を不発にさせた。
この時点で勝負があった。
いやあ盛り上がってきたぞ。
547 :
1:2007/09/12(水) 21:55:43 0
魁皇もやっと勝った。
右から突きおとす直前に左から相手の差し手を小手にまいて振ったかな。
これで相手のヒジが極まって、逆方向の突き落としが決まったかも。
安馬は立ち合いからの動きは良かったけど、
一呼吸で攻めきりたかったね。
琴光喜は立ち合いが積極的だったし、琴欧洲もみごとだった。
548 :
1:2007/09/12(水) 22:30:39 0
杉山氏の件は落着したのか。 なんか唐突なはなしだったね。
ワイドショーは見ていないのでなにもわからないけど、
そうとうに理事長を怒らせたんだろうな。
協会を批判をしたかどうか知らないけれども、少なくとも
週刊現代の八百長ライターと同じ番組に出演するのは良くない気がするけど。
なんせ訴訟中だからね。
そもそも週刊現代の一連の記事の中では、
八百長ライターにいろいろと吹き込んでいる古参の報道関係者がいることになっているからね。
まさか杉山氏がそれに該当するとは思わないけれども、
うっかり同じ番組に出たりすると、とんでもない疑いをよびこみかねない。
まあ李下に冠をたださずだね。
549 :
1:2007/09/13(木) 22:08:42 0
五日目の千代大海。 ついに一敗。
立ち合いは相手にうまいタイミングで左から張られた。
これでアタマが少し右にそれて上手を取られた。
いやあ相手は狙っていたな。
しかし安馬はみごとだったね。 動きが速いよ。
550 :
1:2007/09/13(木) 22:12:18 0
安美錦−朝赤龍もすごい相撲だったね。
熱戦が続いているなあ。
551 :
1:2007/09/14(金) 22:51:26 0
六日目の千代大海。 今日はちょっとあぶなかったかな。
仕切っているときからイヤそうな顔をしていたしね。
でも突っ張っていって、間合いが接近しすぎと思ったらすぐに間合いをとって。
ハタくための空間をあけた。 そのあとはお家芸だったね。
今場所は勝負カンがさえているし、動きも良いと思うよ。
552 :
1:2007/09/14(金) 22:52:43 0
琴光喜は明日にひきずらないことが大切だと思える。 一日一番よ。
琴欧洲はこの三日間は最高だから、この調子でいってほしい。
白鵬−稀勢の里は、あれだけ立ち合いがあわないと相撲にならないかな。
今日は全体として突き押しの力士は良い相撲をとってくれた。
なんか上機嫌。
553 :
1:2007/09/14(金) 22:54:48 0
すんません。
あげさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
554 :
待った名無しさん:2007/09/15(土) 00:30:43 0
>542 :1:2007/09/10(月) 22:25:28 0
>豊響についてはホメない。
>千代大海の後継者という目でみているからね。
>ふつうよりはきびしくみるよ。
千代大海は好きだけど千代大海のようにはなってほしくない・・・
まぁ、長い人生、一人いれば十分な力士ではあるw
二人目は応援しないと思うから、全力で千代大海応援するよ。
回心の相撲とか言ってたが、よくねぇぞ。ちゃんと自分の間合い取れたのは
最後頭当てる所だけだ。このクラスに対しては最初から最後まで間合い取れ
るようでないと……
557 :
1:2007/09/15(土) 23:16:30 0
七日目の千代大海。 万全。
アナウンサーが最後にダメを押した、とかなんとか言ったけれども、それは違う。
相手は土俵際でのまわりこみがうまいし、最後の一瞬まで気をぬけない人だからね。
しかし鶴竜は、今場所は真正面からいっているね。
なんか上位のチカラをあえて自分から受けて試しているみたいにみえるね。
この人の場合はなんかコンピューターみたいなものを持っていて、
今場所は勝負を度外視して懸命にインプット作業をしているようにみえるんだよね。
現在はともかく、将来はあなどれない相手になる感じがするね。
558 :
1:2007/09/15(土) 23:25:01 0
場所中はレスがあるんだ。
>>554 いまの豊響は真っ白ですから、なまじ色にそまらないようにという気持ちなんですよ。
いまの彼は周囲の雑音はないほうが良いでしょう。
>>555 いや、ありがとうございます。 ただ千代大海には厳密には二人目はいないとは思っていますが。
>>556 前日に負けたので連敗がゆるされない状況であったのと、
この相手には先場所に変化ぎみにやられているので
本人としてはそうとうにいやな気持ちでのぞんだと思います。
たしかに今場所のこれまではもっとも危なかった相撲だと感じました。
まあ、本人は今日の良い相撲ですべてふっきってくれたでしょう。
559 :
1:2007/09/16(日) 23:17:38 0
中日の千代大海。 勝利。 ・・・だけど、なんか複雑。
でも、勝ちは勝ちだからね。
だけど立ち合いって・・・ ほんとうに難しいよ。
560 :
1:2007/09/16(日) 23:42:55 0
白鵬の立ち合いは今場所でも最高だったんじゃないの。
低くて、そして鋭くて。
これじゃ相手はどうしようもないな。
561 :
1:2007/09/17(月) 00:08:52 0
それにしても、今日の千代大海は、積極性という点で相手の上をいっていたね。
ここのところが勝敗をわけたかのかな。
562 :
1:2007/09/17(月) 21:56:12 0
九日目の千代大海。 やられた。
相手の立ち合いの踏み込みはみごとだった。
逆にいえば千代大海はもう少しだけビミョーに早く立って、
相手が十分に前足を踏み出す前に突き起こしてしまいたかったかなあ。
最初の待ったは影響したかもしれないね。
563 :
1:2007/09/18(火) 22:26:24 0
十日目の千代大海。 勝利。
今日は相手の立ち合いは低くてするどかった。
千代大海はアタマでいったが、当たりはほぼ互角だった。
そのあと千代大海は相手の顔をはさみつけるように押し上げたところ、
相手の左足がおおきくすべって流れた。
最後の引きがきまった原因はこれだね。
相手はその後前ミツをさぐりにきたが、
足がすべったぶんだけ千代大海の引き技についてこれなかった。
いやあ、少しでも引くタイミングが遅れていたら前ミツを取られていたかもしれないね。
このクラスの相撲は、もう一瞬、一瞬が勝負だよ。
564 :
1:2007/09/18(火) 22:44:12 0
今日は目を見はるような相撲が多かったね。
豊桜の立ち合いは「後の先」をとったようなタイミングで見事だったし、
若麒麟の突っ張りと、千代白鵬の立ち合いの当たりも良かった。
黒海は今日の相撲をみがいていったらどうだろうか。
前ミツを取って一気に走るような相撲をとったらどうか、というような話を
たしか前スレで書いたような記憶があるな。
豪風も勝っているね。
本来のまっすぐな押し相撲が少ないのでなんとなく目立たなかったが、
今場所はおっつけのパワーが一段とアップしているようにみえるね。
北勝力もみごとだったし、稀勢の里も最高だった。
565 :
1:2007/09/18(火) 22:46:13 0
光龍はなんとなく肩やウデにチカラがはいっているように見えるかな。
「突っ張りは足で突け」というじゃない。
ん? 「突っ張りは腰で突け」だったっけかな。
ド忘れした。
少なくとも「突っ張りはウデで突け」ということだけは絶対にない。
566 :
1:2007/09/19(水) 22:17:30 0
十一日目の千代大海。 変わられた。
いやあ最後の仕切りのときにそんな予感がしたんだよねえ。
前の相撲から変化がよく出ていたからね。
けっこう触発されることはある。
とりあえず変化されたあとに大切なことは、
自分の相撲がくずれないように注意することだね。
今日は白鵬に土がついて、もったい黒星になったけれども、
逆にいえばまだチャンスはつながっているとも考えられる。
あと4番、集中していってくれい。
567 :
1:2007/09/19(水) 22:18:17 0
しかし豊ノ島はワキが固いんだなあ。
白鵬が差しまけるとは。
白鵬が立ち合いで張っても顔が横を向かなかったみたいだし。
568 :
1:2007/09/20(木) 22:38:48 0
十二日目の千代大海。 あかんかった。
今日はだめだったね。 体調が悪いのかなあ。
がんばってくれい。
569 :
1:2007/09/20(木) 22:40:29 0
安馬−豪栄道は期待どおりの両者元気いっぱいの相撲だった。
安馬の立ち合いが良かったので電車道でもっていったかと思った。
その後の展開は予想mしていなかった。
豪栄道もけっこうがんばったし、見せ場もつくった。
安馬の最後の決めは朝青龍のようでカッコよかったね。
>>569 昨日、安治川部屋の稽古見学に行きましたが、
安馬は三段目の安輝ノ花(黒回しのなかでいちばんデカかった)を相手に
斜め下からの鋭い踏み込みから一気にのど輪で押し込む立ち合いを
10回以上試してました。
安輝ノ花は何度も呼吸困難に陥っていたけれど、
土俵際でふんばった豪栄道はさすがだと思いましたよ。
571 :
1:2007/09/22(土) 00:02:38 O
十三日目の千代大海。 完勝。
相手は控えにいるときから目がおよいでいたようにも見えた。
心理戦からして勝っていたかな。
相手は当たりは良かったが、千代大海の圧力は想像を絶するものだったんじゃな
いの。
引き、というかイナシというか、たまらずになにかをしようとしたからね。
しかしながらこのように消極的な動きをみせたらアウトだよ。
いやあ千代大海の場合は初顔に星をおとすことがちょくちょくあって、
多少の心配はあったけれども、さすがに完勝だったね。
572 :
1:2007/09/22(土) 00:09:52 O
>>570 安馬は今日の立ち合いも鋭かったですね。
千代大海戦でも一瞬のうちに張って上手を取るなど、
今場所はなんか立ち合いにゆとりのようなものが感じられます。
横綱を倒しての二ケタの勝利は立派ですね。
それにしても今日は同僚の安美錦も最後の最後まで魅せてくれた。
573 :
1:2007/09/22(土) 00:15:00 O
豪栄道は明日は白鵬とあたるのか。
白鵬には勝ってほしいな。
横綱の権威とかいうのではないよ。
土俵にあがれば地位は関係ないからね。
これは単純に豪栄道のためによ。
むかし山科親方が新入幕のときに横綱琴櫻をくって大騒ぎになったことがあった。
ただ引退後の同親方によれば、新入幕で横綱をくったことで慢心して、
そのあと幕内をナメてしまう等の悪影響があったということだ。
新入幕で活躍しすぎると慢心する可能性があるとすれば、
白鵬には豪栄道の将来ために勝ってやってほしいんだが。
574 :
1:2007/09/22(土) 23:36:02 0
十四日目の千代大海。 やられたあ。
琴奨菊が変わるのはゆるせるにしても、
琴光喜が変わるのはゆるせないぞ。 大関なんだし。
しかし琴光喜びいきの愛子様がめちゃくちゃに喜んでいる姿をみると、
なんとなくゆるせてしまうわけだが。
575 :
1:2007/09/22(土) 23:38:10 0
白鵬はゆとりだったかな。
下半身がまるでくずれなかったからね。
立ち合いはそれほど踏み込んではいなかったけれども、
腰のそなえは盤石だった。
まあ結果についてはなんかホッとしたな。
しかし白鵬としても、これからの大横綱へのステップアップという意味で、
今日は精神面での勉強になったかもしれないね。
576 :
1:2007/09/22(土) 23:40:19 0
今日も熱戦が多かった。
黒海−土佐ノ海はド迫力だった。
押し相撲ファンとして純粋にシビれたよ。
若麒麟−片山も良い相撲だった。
しかし若麒麟のカチ上げは幕に入ってからはどうだろうか。
前にスッポぬけたことがあったからね。
千代白鵬はみごとの一言につきるね。
577 :
1:2007/09/22(土) 23:42:01 0
さあ、明日は千秋楽だ。
良い相撲がとれるかどうかで場所後のネザメもちがってくるよ。
みんな、いっちょ良い相撲をたのむよ。
来場所につなげる意味でも。
578 :
1:2007/09/23(日) 22:44:32 0
千秋楽の千代大海。 あかんかった。
っていうか白鵬の立ち合いはすごすぎ。 左前ミツが早すぎるよ。
なんで千秋楽になってこんな立ち合いをすんのよ。
あれではどうしようもないな。
しかし今場所は良い突っ張りもでていたし、思いっきりのいい引き技もあった。
来場所のご当所では、おおいに期待したい。
579 :
1:2007/09/23(日) 22:46:30 0
それにしても白鵬は優勝インタビューで「家族のおかげですっ!」と
照れながらもピッチリと言いきっていたな。
やっぱ千代大海もチョンガーのままでは限界があるかもしれないね。
いい嫁さんをもらって
インタビューで「家族のおかげですっ!」って言うのはカッコいいかな。
もっとも、あまりにくつろげる環境になりすぎて、
気迫がなくなってしまっては困るけれども。
580 :
1:2007/09/23(日) 23:22:08 0
白鵬はみごとな優勝だったね。
今場所は精神的にいろいろと負担が大きそうな場所だったけれども、
それを克服して横綱としての責任を立派にはたしてくれた。
これからも油断せずに精進していってほしいな。
581 :
1:2007/09/23(日) 23:25:44 0
琴欧州は序盤戦はよい相撲だったのに出島戦がネックになったね。
マワシを取ったのだからすぐに前に出るべきところを投げにいって墓穴をほった。
この相撲から流れが悪くなった。
この点は本人はよく判っていると思うから、
来場所はぜひ、前に出る型で魅せてほしいんだけど。
582 :
1:2007/09/23(日) 23:31:04 0
魁皇は残念だったけれども、しかし周囲の人間がいまのうちから
来場所は序盤で負けがこんだら引退だとかなんとか言うのはどうなのよ。
大関なんだから進退問題は横綱と同列にあつかう必要はないんじゃないの?
序盤で星をおとした程度で結論を出されてはたまらんと思うんだけど。
もともと魁皇の場合はスロースターターなんだし。
これまでの実績というものを考慮して、
もっちょっと暖かい目でみてほしいがね。
583 :
1:2007/09/23(日) 23:37:06 0
琴光喜は最後の二日間はリラックスして取っていたけれども、
全体的には動きが固かったかな。
しかし新大関の場所は活躍する人のほうが少ないからね。
その意味で大関デビュー場所としてはよくやったほうじゃないかな。
584 :
1:2007/09/25(火) 22:02:40 0
今場所は三役陣ががんばってくれたおかげで盛り上がったねえ。
やはり関脇や小結ががんばると場所がおもしろくなるよ。
まあ大関陣はそれでワリをくったようなところはあるけれども。
しかし安美錦は三賞をもらえなかったなあ。 前半戦で活躍したんだけど。
585 :
1:2007/09/25(火) 22:07:33 0
稀勢の里は負け越しはしたけれども、勝った相撲の内容が良かったからね。
少しずつチカラをつけているのが感じられる。
もちろん勝つことは大切だけれども、基礎的な地力をつけていくことも重要だ。
いまは琴欧州に先を越されていても最終的なゴールはずっと後だからね。
鳴戸親方はおそらく「促成栽培」のような指導法はとらずに、
地道にチカラをつけていくタイプの指導をしているのだろうね。
非常に良いと思える。
それにしても隆乃若の引退は残念だ。
もう少しやれたのではないかとも思えたけれども
こればかりはね・・・
ほんとうにお疲れさまでした。
586 :
1:2007/09/27(木) 21:35:56 0
すんません。 上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
お前ら馬鹿だな。誰が優勝するかなんて場所前からおおかた決まってんだろw
技術だのなんだの笑わせるなよ。デブが抱き合ってるだけじゃねえか
ビール瓶の使い方間違えるぐらいなんだからよw
ビール瓶を指で挟んで神速を得る部屋とかもあるのか喃
589 :
待った名無しさん:2007/09/27(木) 21:59:50 0
相撲の『撲』は撲殺の『撲』らしいですね。
初めて知りましたよ。
590 :
待った名無しさん:2007/09/27(木) 22:01:30 0
相撲好きは恥を知れ!
>>1さん、この時期にわざわざ上げなくても書き込めば保守できるのでは。
592 :
1:2007/09/30(日) 09:54:24 0
いろいろと通行人がとおっているかな。
>>591 時津風問題のおかげで下がるのが早いですからねえ。
なんとなく上げたくなるんですよ。
593 :
1:2007/09/30(日) 09:56:21 0
それにしても、このままだと各部屋の今後のスカウト活動に支障がでてきそうだし、
現在相撲部屋にお子さんをあずけている親御さんも心配かもしれないし、
困ったことになったね。
ここは理事長が先頭にたって協会をあげて問題解決に取り組んで
少しでも早く信頼回復につなげていってもらいたいけれども。
594 :
1:2007/09/30(日) 10:06:42 0
亡くなった方は非常に気の毒だったけれども、
インタビューをみたかぎり、
おとうさんは良識のある人みたいだね。
誠心誠意をつくせば、
わかってくれるんじゃないかな。
595 :
1:2007/10/01(月) 21:59:32 0
それにしても落ちるのが早すぎ。
これほど盛り上がっているのは若貴の相続騒動のとき以来かなあ・・・
この問題には深入りしないけど、失礼しますよ。 スルーしてね。
やはり時津風親方にとっては厳しい状況になるかな。
協会が甘くしていると見られると、世間からは
ほかの相撲部屋までがすべて同じだからだ、と思われそうだし。
>>594 良識がある人だからこそ、今回の件が許せないじゃないかと…
597 :
1:2007/10/04(木) 22:29:38 0
アク禁になっていて書けなかった。
>>596 そこがポイントですね。
いままでの流れをふりかえってみます。
598 :
1:2007/10/04(木) 22:31:33 0
最初から振り返ってみれば、
時津風親方のほうにも言い分はあるだろうし、
現場の状況を誰もみたわけではないのだから、
本来的には軽々しくは処分はできないはず。
これが基本線ということになる。
従って理事長も、最初のうちは
警察の捜査結果をまってから判断するというスタンスだった。
問題は、その後に騒ぎが大きくなったこと。
部屋だけの問題ではとどまらす、
大相撲全体の問題になってしまった。
これで状況が変わってしまった。
599 :
1:2007/10/04(木) 22:33:15 0
どうも良いタトエがうかばないんで、不謹慎な話になるんだけど、
例えば、原子力発電所で作業員の過失により放射能モレを起こしたとして、
大事にいたらなかった場合には、それなりの処分ですむのだろうけど、
同じ過失であっても周辺の住人に被害が出たりすれば、ただではすまない。
(電力会社の人、申し訳ありません。)
つまりは、ある限度をこえて問題が大きくなってしまうと、
当初の過失ではなく結果的にみた被害の大きさから処分が検討される。
本件もここまでくると、もはや当日に時津風部屋でなにがおこったか、という問題ではなくなり、
その後に及ぼした影響の大きさから処分が検討される、ということになるのかな。
600 :
1:2007/10/04(木) 22:37:35 0
そうであれば時津風親方に問いただしてみたいのは、
なんで亡くなった方のご遺族の信頼を失ったのか、ということ。
仮に当日の出来事が不可抗力の事故であろうがなかろうが、
少なくとも遺族の信頼だけは失ってはならなかったのではないか。
他人の大切なお子さんをあずかっているのだから。
お父さんが良識のある人のようだからこそ、
結果的にみれば、この点が悔やまれるんだよね。
601 :
1:2007/10/04(木) 22:39:33 0
これもタトエが悪くてまことに申し訳ないんだけど、
例えば、消防士のそばで原因不明の火災が発生したとすれば、
当然にボヤのうちに消し止める。
それを消火活動をろくにせずにいて、
結果的にお江戸の大半を燃やしつくすような大火事に発展してしまったら、
これはその消防士は処罰されるだろう。
こうなると最初の失火原因に当人がからんでいるか否かは、もはや関係なく、
その後に消し止めなかったことのほうが責められる。
いまの状況はこんな感じかもしれないね。
以上が本件のふりかえりかな。
602 :
1:2007/10/04(木) 22:49:29 0
時津風親方が弁明しているように、あの一件が
ほんとうに不可抗力の事故だったのであれば、
どうどうと遺族に説明して納得してもらうべきだった。
説明するべき相手は協会の理事ではなく遺族だったはずでしょう。
なんか、ますます悔やまれるよ。
603 :
1:2007/10/04(木) 23:20:00 0
ただ、実際に処分するということになると、
前記した基本線とのカラミがでてくるね。
基本線のとおりにいけば、警察の捜査結果をまってから判断するという
最初の理事長のスタンスがもっとも常識的ではあるからね。
このへんはどうなるかわからないな。
604 :
待った名無しさん:2007/10/07(日) 09:08:39 O
コメントしろage
保守しないと落ちますよ
606 :
待った名無しさん:2007/10/19(金) 03:37:55 0
技術といえば、決まり手で最も本場所で決まった回数が少ないのって何?
607 :
待った名無しさん:2007/10/19(金) 07:09:21 O
保守age
608 :
待った名無しさん:2007/10/24(水) 10:05:18 O
保守age
609 :
1:2007/10/31(水) 21:38:35 0
ごぶさたしてます。
体調が悪かったり、アク禁が続いたりでなかなか書けなかったっす。
これから復活します。
610 :
待った名無しさん:2007/11/06(火) 09:23:39 O
保守age
611 :
1:2007/11/07(水) 22:34:12 0
いやあ、ご無沙汰している間にずいぶん進展したね。
新しい時津風親方にはぜひがんばってもらいたいね。
612 :
1:2007/11/07(水) 22:36:56 0
しかし今回の一連の報道の中でピンとこなかったものは理事長の責任論だね。
理事長の責任論については、なんか感情論みたいな記事が多かったように思える。
そもそも協会の理事長という職は、
評議員から選ばれた理事の互選によって選出されるわけだから、
地位としてはトップダウンというよりは、
ボトムアップで押し上げられるような感じのイメージがある。
その一方で、相撲部屋は土地、稽古土俵、建物まですべて親方の私有物だし、
その親方にしても、べつに協会に雇用されている労働者の立場ではないそうだね。
前時津風親方が処分される前に最後まで抵抗していた理由はこれかもしれない。
それやこれやを考えると、そもそも理事長という職には
個別の相撲部屋の稽古の内容に、いちいち立ち入るような職務権限や監督責任があるのかどうか。
この点は定款ではどうなっているのかな。
613 :
1:2007/11/07(水) 22:47:46 0
そんなものとは別に社会的な責任があるという意見も判らないこともないが、
その場合、どのような責任をとるべきか、ということを誰が線引きするのかだね。
こういった話になると、企業不祥事の際のトップの引責辞任の例が出されることがあるけれども、
そもそも株主に対して経営責任をおっている企業経営者と理事長職とはちがうわけで、
両者をいっしょくたにするのも短絡的にみえる。
誰も責任を取らないような部屋制度であれば、
そんなものは公益法人としておかしいではないか、ということも一理あるけれども、
部屋制度はべつに大相撲が公益法人化されるよりもずっと前から続いているわけだし、
また今の北の湖理事長がつくったわけでもない。
こういって考えていくと、責任論を出すこと自体は悪いとは言わないけれども、
もう少し論理を整理してから出したほうが良いんじゃないかな。
614 :
1:2007/11/08(木) 21:35:33 0
相撲部屋の独立性ということについては双羽黒事件のときに痛烈に感じたかなあ。
あのときは横綱の双羽黒が親方と折り合いが悪くなって部屋を飛び出した。
現役の横綱、とくに50年に一人といわれた大器の横綱が廃業という危機なのだから、
協会としても一大事であったはずだ。
当然、協会としてもなんとかするべきだという声があがり、
当時の春日野理事長に対しても仲裁にのりだすべきだという意見が大勢をしめた。
しかし春日野理事長はまったく動かなかった。 いや動けなかったのかな。
春日野理事長をしても、しかも横綱を失うほどの一大事であっても、
部屋の師弟関係についてはまったく口をはさめないという事実は強烈な印象を残した。
この例からすると、協会の定款がどうなっているかはさておき、今回の一件も、
時津風部屋の内部で起こった事件を理由として解雇するのは困難だったかもしれないね。
むろん警察が立件するなど、客観的な事実関係が明らかになれば別だけれども。
解雇の理由を協会に迷惑をかけた点にしぼったのもこのへんの事情が作用しているのかもしれない。
615 :
1:2007/11/09(金) 22:19:58 0
それにしても双羽黒のときに比べれば、今回はずいぶん思いきったことをやったもんだね。
協会に対してはいろいろと意見があるとは思うけど
個人的には、迅速果敢にこれほどの決断をしたことには感心しているよ。
春日野理事長でもこれほどのことはできなかったんじゃないかな。
協会の対応が遅いという記事が多かったけれども、あながちそうでもないと思うよ。
報道内容については記者さんとしても絶対の自信をもって書いているとは思うけれども、
残念ながら、どのような記事であっても報道は報道であって、事実とイコールにはならない。
つまり報道されたというだけでは関係者を処分するようなアクションはとれない。
やはりアクションが取るためには事実が確認されることが最低条件になるんじゃないかな。
逆に報道をみただけでアクションを取ったりしたら人権侵害になる可能性だってあるからね。
前時津風親方が処分される前に弁護士をやとって訴訟の準備までしていたのは、
こういう点を争おうとしていたのではないだろうか。
616 :
1:2007/11/09(金) 22:24:04 0
スポーツ報道であれば、イチローがヒットを打ったとか、オシムジャパンが勝利したとか、
客観的な事実をもとに報道しているわけだから「報道」イコール「事実」になると思う。
しかし今回のような事件報道であれば、報道イコール事実にはならないでしょう。
例えば、ボクシング協会が亀田兄弟の処分を迅速に決定したのに、
相撲協会は時津風親方を処分をするのに時間がかかったのはけしからん、などと言われても、
亀田の場合は万人が目にしている客観事実であるのに対し、
本件の場合は事実かどうかの裏づけがないのだからすぐには動けない。
つまり亀田の場合がスポーツ報道であるのに対し、本件は事件報道だからね。
こう考えると、協会が報道をみても動かなかったのに、文科省にいわれてやっと動いたと文句をいわれても、
どっちかっつうと、そんなの当たり前じゃん、という気がするわけだ。
もう一つ、仮に協会の対応がおくれたとしても、基本的にはその原因は警察の初動捜査にあったわけで、
この点は警察自身が認めている。
以上のことを考えると、協会の対応も早かったとはいえないにしても、
あながち遅かったと決めつけるほどでもないと思うんだけどね。
617 :
1:2007/11/10(土) 23:30:57 0
さて、場所が始まるので、この話題はこのへんにしておきましょう。
それにしても、今日のNHKの九州場所前夜祭の放映はよかった。
会場に来ていたお客さんも、ほんとうに楽しそうでね。
これをみると、なんかモヤモヤしていたものがすべてふきとんだよ。
やはり、天地がひっくりかえろうとも絶対にゆるがない「事実」というものはあるね。
それは、みんなが大相撲をこころの底から愛している、ということだ。
この点についてはだれもが一つだ。
みんな、明日からの15日間、がんばってくれよ。
残された上、スリップしてこれか。足が動いて気合いが乗ってるってことだね。
勝昭はこの数場所前半は元気といってるが、実際にはそれはこの数年で、
この1年近くはむしろ後半の朝青龍戦を睨んだ後半型の調整が続いてた。
期待していいんじゃねぇか?
619 :
1:2007/11/11(日) 23:04:23 0
初日の千代大海。 いやあ立ち合いも、その後の攻めも、積極的だった。
サイコーじゃないの。 この調子でいってくれ。
逆に豊真将は、切りかえて明日からがんばってくれい。
620 :
1:2007/11/11(日) 23:05:58 0
>>618 いやあ、確かに少々足がすべりましたね。
しかしそれも本人の気合いのあらわれと思いますよ。
今場所はいってくれるでしょう。 おおいに期待しています。
621 :
11:2007/11/11(日) 23:08:15 0
白鵬は初日はいかんねえ・・・
でも適度のハンディキャプをくれてやって、場所を盛り上げていることにもなっているけど。
あまり気負わずにいってくれよ。 始めから強いにきまっているんだから。
しかし琴奨菊はみごとだったね。
622 :
1:2007/11/11(日) 23:09:30 0
ありゃ、上が「11」になった。 すんません。
初日は客の入りはいまいちみたいだったね。
まあ、あれだけマスコミがネガティブキャンペーンをやってんだから、しょうがないわな。
みんな良い相撲でがんばって、これから場所を盛り上げてくれよ。
>>620 いや、東京場所以外は土俵がアレなのはわかりきってるから。
それに対応できたのはイイって事。ある意味どうしようもないからね、あの
滑る土俵。
624 :
1:2007/11/12(月) 21:28:24 0
二日目の千代大海。 圧勝。
今日は小刻みな突っ張りで最初から最後までちょうどよい間合いに相手をおいておけた。
ときおり引くようなそぶりを見せたけれども、これはフェイントだったかな。
相手を前後にゆさぶりながらもっていった。
「電車道」というより「スイッチバック道」ってところか。
625 :
1:2007/11/12(月) 21:29:21 0
白鵬も魁皇もよい相撲だった。
魁皇ががんばってくれると場所もだんだん盛り上がってくるよ。
琴欧洲はちょっとあっけなかったけど、これは逆に安馬がすばらしかったということだね。
今場所は幕内下位に欧州勢があつまっているので、
欧州勢どうしの注目の相撲がみれる。
大型力士どうしのチカラの勝負というのもなかなか良いね。
みんな明日あたりからはカラダもほぐれてくるだろうし、がんばってくれよ。
626 :
1:2007/11/12(月) 21:30:47 0
>>623 なるほど、確かに。 そういえばその話もちょくちょく聞きますね。
どちらかというと離れて取るタイプの力士のほうがいやかもしれませんね。
とくに朝青龍はけっこういやがっていたような。
まあ、これも場所が進むにつれて慣れていくしかないんでしょうね。
よく見えてるというか小賢しいというか。
狙っていい形で圧勝できる相手なら、気分のいい勝ち方しておいた方が
いいんじゃないだろうか?
ガブリエルや魔性くらいならともかく、立ち会いのはまった魁皇や雅山、
白鵬はきついぞ。
628 :
1:2007/11/13(火) 22:20:23 0
三日目の千代大海。 薄氷の勝利。
いやあ土俵際の投げは食っていたねえ。 それだけに徳俵から少しずれていたので助かった。
しかしカタチにこだわらずに勝負すべきところで一気に出た。
この判断力と積極性とが勝利をよびこんだ。
勝負カンはさえているよ。
629 :
1:2007/11/13(火) 22:21:30 0
>>627 実際、今日も危なかったですからね。
まあ序盤のうちは、どういう内容であれ勝っていって、
だんだん調子が出てきて中盤以降にノリノリになる・・・
というパターンを期待したいですが。
630 :
1:2007/11/13(火) 22:22:04 0
玉春日はうまいなあ。
同時に立ったと思ったら、一瞬そのまま静止して相手のモロ手突きを上に通過させてしまった。
これは立ち合いの技術の極致だね。
631 :
1:2007/11/13(火) 22:24:16 0
安馬はおしかった。 相手のペースにはまってしまったかな。
しかし朝赤龍は守りぎみの低い体制になるとほんとうに強いね。
それにしても最近の三役同士の取組は、
なんか次期大関候補の地位の争奪戦というような熾烈なイメージになってきたね。
こっちもチカラが入るよ。
632 :
1:2007/11/14(水) 22:25:58 0
四日目の千代大海。 またまた薄氷の勝利。
相手は鋭く低い立ち合いでアゴを起こされることを防止し、
しかも千代大海の突っ張りを上にはねあげて受け流し、うまくもぐりこんできた。
千代大海は少し下がりながら小手にまいて相手をハラにのっけて投げたところギリギリで決まった。
スリル満点。
気分がのっていないときであれば立ち合いの後すぐにハタキにいっていただろうな。
今日は超人的な反射神経と、相手をよくみる冷静さと、勝負を絶対にあきらめない執念と、
迷いのない思いっきりのよさと・・・などなど、ピッタリと合致した相撲だった。
それにしても安馬は立ち合いの圧力が出てきたね。
633 :
1:2007/11/14(水) 22:27:48 0
白鵬は稀勢の里戦になると熱くなるね。 張り手をボンボン出したりして。
よい意味で若さが出てくる。
横綱としてというより同世代の人間として絶対に負けられない、という気迫が感じられた。
今日は両関脇の相撲もよかったね。
二人ともほんとうに強くなったよ。
把瑠都も強い。
終盤になって上位が星をつぶしあったりして把瑠都がヒョイと顔を出してくるシナリオもありかな。
ストップ・ザ・把瑠都をはたすのは誰だろうか。
ケガの回復しだいにはなるけどパワーの露鵬か、あるいは実力者の若の里あたりかな。
幕内前半戦も目がはなせないね。
なんて見事な内股……
バルドは立ち会い変わってるな。昔はГみたいな立ち会いだったが今は/
みたいになってる。レベルの高い技術とは言えない段階だけど、こっちのが
怪我しないだろ。
635 :
1:2007/11/15(木) 22:10:46 0
五日目の千代大海。 完勝。
立ち合いは相手のほうが低く、相手の頭がちょっといやな位置であたったが、
二の矢の押しが強烈だった。 勝利への気迫がすごい。
この白星は大きいよ。
相手は苦手だし、序盤戦では最大の難関だったからね。
636 :
1:2007/11/15(木) 22:21:15 0
>>634 千代大海は柔道の経験があるそうですね。 空手でも実績がありますが。
把瑠都については後ろに下がったときを少し心配しています。
先場所の終盤戦で攻めこまれて土俵際で投げをうつシーンがあって、ヒヤヒヤしましたからね。
637 :
1:2007/11/15(木) 22:24:34 0
千代白鵬と龍皇はみごとだった。相撲に見ほれてしまった。
豪風もおしかったけれども玉春日のうまさ勝ちといったところかな。
魁皇は切りかえて明日からがんばってくれ。
立ち会いは雅山が有利。千代大海が得意なだけに、押していけば勝てると
踏んだのだろう。ところが、千代大海が一の矢として用意していた諸手を先手
を取って殺したはずが、雅山の右腕の下に潜り込んでいた左腕があった。
これを一の矢の威力そのままに雅山の突っ張りを撥ね上げる動作に変換。
これで雅山は自分の付きと千代大海の突きを合わせて食らったように上に
伸びあがって仰け反ってしまい、あとは為す術なし。
どこまで狙ったんだか分らんが、先手とられたのがいい方に出たね。
あ、いいぞこれ。重くなったアミを力技。これは気分がいい。後半の重い奴らに繋がる。
640 :
1:2007/11/16(金) 22:27:38 0
六日目の千代大海。 またまた完勝。
当たったあとの突きはなしが効いたね。
相手は最近は突き押しのほうの伸長もいちじるしいから、
合い口がよいとはいっても油断ならないところ、これを真正面から粉砕した。
いいじゃないっすか。
641 :
1:2007/11/16(金) 22:28:16 0
>>638 気分がのらないときであれば最初の当たりですぐに引きにいっていたかもしれませんね。
今場所はなにがあってもガンガン出ていくし、最後まで勝負をすてない執念もあります。
期待大ですね。
642 :
1:2007/11/16(金) 22:30:36 0
>>639 いつもは相手が低い体勢から前ミツをねらってくるところ、
今日はそのような低い体勢にもならなかったですね。
643 :
1:2007/11/16(金) 22:31:46 0
把瑠都に土がついたね。 そうか垣添がいたんだなあ。
把瑠都が左を差しぎみに前に圧力をかけていったところを、
垣添は手を前方に出しながら間合いをたもちながらイナした。
うまい相撲だったね。
ひょっとして、土俵をつかんだのか?
最初の四番は滑る土俵の上で怖々取ってたようだが、薄氷の二番を超えて
吹っ切れて前に出てる印象がある。
勝ってるけど実は調子が悪くて突き押しの威力がない、んじゃなくてホントに
初っ端から好調だったのか? だとすると最初の四番セーブしてたのは後半
への温存として大きいぞ。
645 :
1:2007/11/17(土) 23:05:13 0
七日目の千代大海。 またまた完勝。
当たってから突っ張って、そして土俵から出してしまうまでのリズムが非常によいね。
なんか完成された一編の音楽のようだね。
「突き押し協奏曲第1番」って感じかな。
646 :
1:2007/11/17(土) 23:06:32 0
>>644 これまでは非常にながれが良いですよね。
まだまだ油断せずに集中していってほしいです。
647 :
1:2007/11/17(土) 23:07:48 0
琴欧洲は休場・・・。 さみしくなっちゃうね。
でもケガはきちんと治したほうが良いし。
来場所は元気に帰ってきてほしいな。
648 :
1:2007/11/17(土) 23:09:30 0
露鵬−把瑠都は、露鵬がうまさで白星をもぎとったね。
立ち合いで変わらなくても前傾姿勢から横ミツをひけば
相手のチカラを受け流す技術で露鵬が勝っていたとは思える。
それにしても露鵬の場合は、パワフルな露鵬と、うまい露鵬とが
完全に分かれてしまっているところが課題かなあ。
具体的なイメージはわからないんだけれども、
両者が一つに合体して「パワー+うまさ」のような統一した相撲の型ができれば
さらにグレードアップしちゃう気がするんだよね。
649 :
待った名無しさん:2007/11/18(日) 05:06:40 0
1さんは豪栄道どうですか?今場所もいい感じです。
今日は前みつ狙いを嫌った玉春日の張り手に耐え、
一瞬の隙をついていなし→押し出し。
普段の態度が悪い、という噂だけど、相撲は見応えあるな。
650 :
1:2007/11/18(日) 22:46:43 0
中日の千代大海、ついに一敗。
いや待ったしたときに悪い予感はしたんだけど。
でも相手は復調いちじるしい元大関だしこれは仕方がないね。
明日からの切り替えが重要だよ。
651 :
1:2007/11/18(日) 23:04:03 0
>>649 豪栄道はよいですね。
反応の速さと相撲の器用さがあり、やはり勝負カンに非凡なセンスが感じられます。
いまはまだ若いし、この先どのような相撲になるかは判りませんが、
将来的には栃東のように理詰めで緻密な相撲になっていくかもしれませんね。
その場合はおっつけとか立ち合いの当たりとか、
個々の武器をみがいていってほしいですが。
652 :
1:2007/11/18(日) 23:07:14 0
白鵬も琴光喜も負けちゃったなあ。
白鵬の場合は、安馬の立ち合いの当たりが予想外に強かったもんで
あわててしまったのかな。
今場所の安馬は琴欧洲をノド輪で一気にもっていくし、
千代大海にも当たり勝っているし、
これまでとは違うことは白鵬自身が十分に読んでいたはずなんだけど。
やはり相撲というものは実際に立ち合ってみないとわからないものなんだね。
それにしても今場所は大変なことになってきたね。
なんか展開がよめないね。
653 :
1:2007/11/19(月) 22:12:59 0
九日目の千代大海。 完勝、完勝。
今日は気迫があったなあ。積極的に踏み込んで、ガンガン突いていって。
相手が半身になって残そうと横を向きかけたところを
右ハズに切りかえて押し出した。 い〜い相撲だ。
今日の相撲は千代白鵬にも勉強になったんじゃないかな。
相手が横を向いて逃げようとしたときの対処法として実に理にかなっているからね。
654 :
1:2007/11/19(月) 22:13:37 0
白鵬はずいぶん後ろの位置から立ったね。
先場所は立ち合いで差しまけているので今日は考えていったかな。
それにしても豊ノ島は土俵際でとんでもないことをやるね。
白鵬もこの手のヤケッパチの投げを食いやすい面があるので少しヒヤッとした。
今更だけど出島戦。
効いてたのは出島の右のおっつけ。これで千代大海の左の軌道が塞がれて
空回りするって寸法。
この作戦に出たのは近いところではキセノンと白鵬。キセノンはおっつけが
外れた所を慌てて手を伸ばして引き落とされ、白鵬はおっつけた距離が大海
の距離でやっぱりタイミング取られて引き落とされた。
ところが、出島はこの二人より手が短かった。喉輪で突き上げたものの、内懐
で軌道を殺され徐々に距離をとったり、仰け反らせたりできなくなった。我慢
できずにまともに引いて負けた。
一見、出島にいいようにやられたような相撲だけど、スリップしたのに有利に
当たりなおしたり、右手一本で出島と拮抗したりと、割と恐ろしいことしてる。
我慢して諦めずに右のおっつけを外に弾ければ、勝てたんじゃないかと思う。
まぁ、こういう内容だったから、今日の容赦ない勝ち方なんだろうね。
656 :
1:2007/11/19(月) 22:29:40 0
>>655 なるほど。 たしかに足が少しすべりぎみでした。
いなすようにして角度を変えていけば相手もくずれていたかもしれませんね。
それにしても今日の相撲ですべてふっきれました。
ところで、ここ→
>>653 の「右ハズ」は「左ハズ」の誤記でした。
657 :
1:2007/11/20(火) 22:26:09 0
十日目の千代大海。 変わられたあ。
もったいないけど、これは仕方がない。
むしろ、明日にひきずらないことが重要だね。
これからが勝負だ。
それにしても、むかしは時津風部屋の力士は絶対に変わらなかったんだけどね。
蒼樹山なんて変わった日には師匠に殴られてたというし。
まあ、それだけ近代化してきたということだから、それはそれで良いかもしれないね。
658 :
1:2007/11/20(火) 22:27:03 0
魁皇はまだまだこれからよ。
終盤戦に強いからね。
積極的に攻める相撲で魅せてほしいな。
659 :
1:2007/11/20(火) 22:28:43 0
注目の若の里−把瑠都。
若の里は立ち合いからうまく取ったんだけど、
把瑠都のふところの深さはまさしく規格外だね。
外四つから相手の上半身をはさみつけるようにしてシメあげた。
しかしチカラが入った相撲だった。
660 :
1:2007/11/21(水) 22:33:35 0
十一日目の千代大海。 いい相撲。
相手とは合い口はよいほうだけど、終盤で平幕とあたるのはイヤなものだというし。
それを快勝した。
残りの4日間へのハズミがついた感じね。
661 :
1:2007/11/21(水) 22:34:50 0
魁皇−安美錦は変になっちゃったね。
安美錦にとってはちょっと残念。
ただあの状態になると両者の条件は同じだから
ラッキーなほうが勝ちをひろうことになるかな。
その意味では魁皇のほうがラッキーだったわけだ。
魁皇はツキも味方しているぞ。
どんどんいってくれ。
662 :
1:2007/11/21(水) 22:35:44 0
豪風と千代白鵬は土俵際でよく回りこんで残ったね。
これはこれでみごとな相撲だ。
若麒麟も立派。
若ノ鵬は先輩の顔をあれだけ張るとは、なかなかええ根性しとるな。
663 :
1:2007/11/21(水) 22:37:09 0
岩木山−保志光はヒヤッとした。
保志光は下半身の感じがちょっと先代二子山親方に似ているからね。
大関貴ノ花がまだ三役だったころ、
巨漢の大鵬にのしかかられたひょうしに足首を骨折したことがあった。
今日の岩木山−保志光をみてあのシーンがアタマをよぎった。
無事でよかったよ。
664 :
1:2007/11/21(水) 22:38:01 0
幕下の阿覧−土佐豊はすごい相撲だった。
両者とも一歩も引かなかったね。
どちらかというと先に引いたほうが負けという
将棋の「千日手」のような展開だったかな。
阿覧は生(き)のチカラが強そうだね。
しかも膠着状態になってもねばる根性とスタミナがある。
665 :
1:2007/11/21(水) 22:38:32 0
さあて今年もあと4日だ。 みんながんばってくれよ。
666 :
1:2007/11/22(木) 22:53:20 0
十二日目。 いやあ完璧、完璧。 なにも言うことなしだね。
宴会、宴会。
すっかり酔っぱらっちゃったよう。
さあ残りは3日。 一番一番集中していってくれい。
667 :
1:2007/11/22(木) 22:54:19 0
今日の雅山の突っ張りは良かった。
味わいのある突きだね。
こういうのをみると、突き押しという技術は
けっして腕力だけではないということがわかる。
奥のふかい技術だなあ。
668 :
1:2007/11/22(木) 22:55:33 0
黒海−若ノ鵬。 欧州勢どうしの取組ということで注目していたら、いきなり飛んだ・・・(w
でも若ノ鵬 は張り手といい飛び方といい、
やることなすことに思いっきりがいいね。
これも若々しくてよいかも。
千代大海、鬼を通り越して金剛力士のような形相だったね。
しかし、まっすぐ同士なら勝てるとは思ったが、まさかこれ程とはw
バルドの前回の敗因は一度浮き上がってから前に出て当たる立ち会いの
浮き上がり端を鋭く踏み込まれて戸板みたいに吹っ飛ばされた事なんだ
けど、今回は怖がってカチ上げに行ったもんだから、また戸板にされちゃっ
た。
千代大海は千代大海である程度の距離をとった仕切りで、変化に対応
できる保険を掛けてた。昨日といい、考え抜いた作戦で来てる。
白鵬は冷静だが、実は立ち会いが良くないな。右足を残したままの立会が
できずに、浮ついてる。今場所土俵をつかんでる千代大海の立ち会いで、
一発目浮かせればおなか押せる。こりゃ、賜杯抱けるぞ。
670 :
1:2007/11/23(金) 23:03:53 0
千代大海、言うことなし。
なんか場所入りのときから神がかりだった。
もはや応援する必要すらないね。
いまの千代大海には後光がさしている。
671 :
1:2007/11/23(金) 23:06:38 0
>>669 テレビでみていても顔つきがこわかったですからねえ・・・
たしかに立ち合いは当たる瞬間まで相手を見ていましたね。
あれでは把瑠都が変化しても通用したかったでしょうね。
いやあ、盛り上がってきました。
672 :
1:2007/11/23(金) 23:13:07 0
若麒麟すごい。
カチ上げからの突っ張りで出島を土俵際まで追いつめた。
最後は差されてしまったが、これは相手が元大関だからしかたがない。
しかし出島をここまで追いつめる力士なんて上位でもなかなかいないよ。
673 :
1:2007/11/23(金) 23:15:15 0
突っ張りとは何かといえば、とどのつまり地上30mに設置した平均台を全速力でつっ走っていくようなものだね。
精神を集中して一気にかけぬけるしかない。
横をむいたり下をみたりすれば、足がすくんで奈落に落っこちる。
迷いは禁物だ。
自分のチカラを信じてドンドンと前へ突っ走る。これこそが相撲の真髄だ。
674 :
1:2007/11/24(土) 00:05:50 0
いやあ千代大海が好調だと、ついついウンチクをしたくなるんだよねえ。
まあ、こういった気分もたまには満喫させてちょうだいよ。
675 :
1:2007/11/24(土) 00:15:50 0
武雄山が引退? まだまだいけると思っていたんだけど。
今日も、星は落としたけれども内容は良い相撲だったよ。
アタマからガツンと当たったし、押し相撲同士の目いっぱいの押しあいがあったし。
でも自分自身で納得した、ということであれば誰も何も言えない。
ほんとうにお疲れさまでした。
それにしても相手の北勝岩はガンガン押していって良い相撲だったね。
やはり相手が良い相撲を取ってくれるからこそスッキリ引退できるということなのかな。
武雄山もさることながら、
かいおう引退ですよ
>>1さん
負けたけど、負けたけど……
相撲見ててよかった!
678 :
1:2007/11/24(土) 23:49:50 0
いやあ、やられた。
立ち合いは当たり勝って左ハズ右ノドワと攻めたてた。 非常によい攻めだった。
しかし相手の上半身はやわらかい。
千代大海のウデをとったりぎみにかかえこんで振りまわしてきた。
しかも離さないんだよね、これが。
千代大海もさすがにふりほどいて反撃の機をうかがったものの、
とったりによって相撲の流れをにぎられてしまった感じで、最後にやられてしまった。
負けはしたけれども、千代大海の気迫と白鵬の受けの強さと、
両者の持ち味がすべて出た熱戦だったね。
しかしまだ終わったわけではない。 まだまだチャンスはあるぞ。
ここから逆転したら最高にカッコいい。
679 :
1:2007/11/24(土) 23:54:54 0
>>676 一部の報道で出ていましたね。
おそらく書いた記者は相撲をまったく知らないドしろうとでしょう。
本場所中に引退の意志を表明したりすると、その時点で土俵にのぼれなくなりますからね。
680 :
1:2007/11/25(日) 00:02:42 0
>>677 よい相撲でしたね。 内容がよかったです。
まだ明日に期待したいですね。
681 :
1:2007/11/25(日) 00:05:41 0
振り返ってみれば、この一年は相撲界は大変なことばかりだった。
しかし明日の相撲で今年の本場所はすべておわりだ。
いろいろとあった一年だったが、全ての力士が来年にむけて良い相撲でふっきってほしいな。
みんな、いっちょ頼むぞ。
682 :
1:2007/11/26(月) 20:56:11 0
昨日は相撲を見ながら酒を飲んでいてすぐに寝ちゃったよ。
二日酔いでアタマがいたい。
最後はちょっとシマらなかったものの、
今場所は全体的には大満足な場所だった。
ひさびざに毎日に緊張感があったし盛り上がったよ。
千秋楽の休場はケガだからしかたがない。
十四日目の白鵬もけっこう必死だったからね。
解説の北の富士さんが腕一本でも出場すべきとか言っていたけど、それはムリ・・・(W
四つ相撲ならともかく、腕一本でどうやって突っ張るねん。
まあ結びがシマらなかったぶん、休場した千代大海までもがシマらない扱いをされかねないかな。
そういう意味では白鵬には最後をシメてほしかったなあ。
しかし琴光喜はみごとな相撲だったね。
それにしても堪能したよ。
683 :
1:2007/11/29(木) 22:28:16 0
明日は朝青龍が帰ってくるのか。
会見とかいろいろ大変だろうけど、まあ大丈夫でしょう。
それより巡業初日の様子はニュースででも見たいな。
カラダがどれだけできているか見てみたいからね。
684 :
1:2007/11/29(木) 22:29:00 0
っと、落ちそうなのでたまには上げとくよ。
みなさん気にしないでね。
685 :
1:2007/11/30(金) 22:45:34 0
朝青龍はなかなかうまく切り抜けたじゃないか。
ま、この程度を切り抜けられないようじゃあ21回も優勝はできないわな。
着物でよくわからなかったけれども、
胸板が厚くなっていたようにも見えたね。
裸を見なければなんとも言えないが、けっこう鍛えてきたかな。
力士というものは、記者会見なんぞで百の言葉をならべるよりも、
カラダと相撲を見せてくれたほうが早い。
あとは土俵の感覚を取りもどすことかな。
1月場所が楽しみになってきたぞ。
686 :
1:2007/12/01(土) 22:42:36 0
朝青龍は先代佐渡ケ嶽親方のところへ行ったとか。 これで十分じゃあないの?
恩人のことを忘れない気持ちがあれば十分だよ。
つまらん記者会見なんかより、はるかに説得力がある。
あとは巡業に際して、理事長をはじめ親方衆にも一言あやまっておけば、
これで万全じゃないかね。
1月場所の朝青龍を楽しみに待っているよ。
687 :
1:2007/12/11(火) 21:00:44 0
しかし朝青龍の話題はつきないな。 それだけ存在感がきわだっているということだね。
だいたい部屋で稽古したり親方に挨拶したりしただけで記事になるんだからすごい。
出稽古に行ったとか行かないとかも。
報道もしばらくはネタにこまらないみたいね。
688 :
待った名無しさん:2007/12/17(月) 09:33:46 O
保守age
689 :
1:2007/12/22(土) 22:02:46 0
もう番付発表か。 早いね。
やはり安美錦と安馬の両関脇が光っているね。
二人とも協会の看板になりつつあるな。
三役から前頭上位にかけても、若手や古豪がひしめいて。
なかなか充実した番付ではないか。 楽しみだね。
今場所は朝青龍の復活が大きな焦点になってくるだろうな。
朝青龍の場合は、まわりを気にせずに絶対的な目標にむかっていくタイプだけれども、
白鵬のほうは、どちらかというと競いあう相手がいて相対的な目標があったほうが
パワーが出てくるタイプのように見えるね。
実際、先場所の千秋楽では相対的な目標がなくなったらコロリとやられたし。
そうすると白鵬にとっても来場所の朝青龍の復帰は好ましいかもしれないね。
690 :
1:2007/12/22(土) 22:05:03 0
それにしても内館氏もこまったもんだね。
他人の家を訪問するというのにアポなして行った上に、
不在だったといって怒ってるんだからなあ。
せめてアポを取るくらいは社会人としてのマナーじゃないの?
やくみつる氏の場合はなんとか委員会とかいう活動の一貫だから、
いちおうアポなしでも理由はたつからね。
ただ内館氏も、仕事熱心であるところは非常に良いとは思うけれども。
691 :
1:2007/12/22(土) 22:07:26 0
あくまでも個人的な話だけれども、内館氏を見ていると
なんか自分の小学校低学年の時代を思い出すんだよねえ。
自分の場合は、小学校低学年で担任の先生がヒステリーの女教師でねえ。
にらまれてしまって、えらい目にあっていたんだよ。
例えば、自分が朝青龍であるとすると・・・
「まあ、今はお勉強の時間だというのに、あなたたちはなにを抜け出して遊んでるんですか!
朝青龍ちゃん、あなたはほんとうに悪い子ねっ!」
「えええ、だって白鵬ちゃんが誘ったんだよ。」
「まあ、まじめな白鵬ちゃんを悪いことに誘ったうえに、
白鵬ちゃんのせいにするなんて、ゆるしませんよ!」
「だって、ほんとに白鵬ちゃんが先に誘ったんだって。」
「まだ言うんですかっ! おしりペンペンですっ!」
(そ、そんな〜あ。)
・・・って感じ。
いや、べつに内館氏をヒステリー呼ばわりしているわけではないよ。
あくまでも個人的な思い出ということで、なんか内館氏をみていると、
昔のことを思い出してホロにがい気持ちになるわけなのよ。
692 :
1:2007/12/26(水) 20:59:03 0
朝青龍の年末年始の帰国希望はダメになったって。
まあ今回は止めておいた方がよいかもしれないね。
平幕力士であれば場所に出ればそれで復帰といえるかもしれないけれども、
横綱の場合は場所に出ただけでは復帰にならない。
それなりの成績を残してこそ復帰といえる。
どんな横綱であっても成績が残せなくなれば引退になるわけだから。
すると朝青龍は、本場所でそれなりの成績を残すという仕事が残っているわけで、
この点は考慮する必要があるだろう。
普通の力士としては謹慎期間は終わっているけれども、
横綱としての謹慎期間はまだ続いている、と解釈するのが自然だろうね。
心情は理解できるけれども、ここはがまんして
そのがまんを本場所の相撲でぶつけてほしいな。
それにしても年末年始に稽古が休みになるというのは最近のトレンドなんだね。
相撲部屋の休みは元旦の一日だけというイメージがあるからね。
693 :
1:2008/01/03(木) 08:56:44 0
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年は良いことがありますように。
694 :
1:2008/01/09(水) 21:20:44 0
いよいよ場所が近づいてきたね。
両横綱も順調そうだし、だんだん盛り上がってきた。
それにしても朝青龍の記事は1面をかざることが多いね。
プロ野球やJリーグがシーズンオフであるとはいえ、
昨今の状況からみれば、大相撲の記事で1面を取れるというのはすごいね。
できれば、土俵で快勝したときも
1面で報じてもらいたいですけどね。
大記録うちたててもスルーされたことを思うと。
696 :
1:2008/01/12(土) 22:04:04 0
さああ、場所がはじまるぞう。
明日は朝のうちから国技館に行くからね。 みんな、いっちょ良い相撲をたのむぞ。
なにしろ東西の両横綱がそろうのは東京では初めてだし、
これを初日に見に行かないと江戸っ子とはいえねえってことだな。
両横綱の相撲はもちろんだが、今場所は充実したベテランと
台頭してきた若手のしのぎあいも苛烈になりそうだね。 目がはなせないよ。
それにしても、そろそろ若手の中からバーンとはじける人も出てきてほしいところかな。
若手の場合は、とつぜん階段状にバーンとのびることが多いからね。
いずれにせよ、一年の最初の場所だし、みんな充実した相撲を取りきってほしいな。
697 :
1:2008/01/12(土) 22:17:24 0
>>695 そうですね。
いまのところ土俵外の話で盛り上がっているわけですから・・・(w
まあ、ポジティブな記事であれ、ネガティブな記事であれ、
大相撲の記事が一面にくれば、興行的には好影響でしょう。
逆に白鵬のほうが、場所前の話題を朝青龍にさらわれたということで
本場所の相撲で奮起してくれれば、さらに最高になるわけですが。
698 :
1:2008/01/13(日) 22:17:00 0
初日の千代大海、あかんかった。
やはり右手が伸びなかったかなあ。
しかし出場するからにはがんばってもらいたい。
立ち合いの当たりで流れをつかめばいけると思うよ。
左右の動きもあるし。
699 :
1:2008/01/13(日) 22:18:46 0
今日は下のほうから良い相撲が多かった。
勝った人も負けた人も、まだまだ場所は始まったばかりだし、
がんばってくれ。
今日の両横綱は気迫があったね。
琴奨菊も出島も立ち合いは悪くはなかったけれども、
両横綱の執念のほうが上回っていたか。
それにしても会場が混んでいた。
若い人が多かったよ。 よい傾向だね。
700 :
1:2008/01/14(月) 21:38:26 0
二日目の千代大海。 やられたけれども昨日よりは動きはよくなったね。
当たってからすぐに真っすぐ引いてしまったのはいただけないが、
相手の動きを見きわめる目と、反応はけっこう早かった。
相手はもともと苦手だから今日は手の内を読まれて前に出てこられたけど、
千代大海本人の勝負カンはさえていると思うよ。
けっこういけるんじゃないかい。
701 :
1:2008/01/14(月) 21:39:20 0
千代大海はこれからだぞ。
702 :
1:2008/01/14(月) 21:43:13 0
朝青龍は立ち合いは早かったけれどもその後にモタついてしまったかなあ。
しかし稀勢の里はやったね。 はじけたかな。
今日は熱戦が多かった。 なんか序盤戦から盛り上がっているね。
この調子で千秋楽までいってほしいな。
703 :
1:2008/01/15(火) 23:08:53 O
千代大海、やられた。
いまはネツトにつなげられないので長く書けないが
とにかくがんばれい。
いや、がんばっちゃだめだろう。
休めよ。
705 :
1:2008/01/16(水) 22:10:00 0
千代大海、今日もあかんかった。
勝因ならばいくらでも書くけど、敗因であれば書きたくないので今日もなにも書けん。
出るからにはとりあえずひとつ白星をあげてほしいな。
706 :
1:2008/01/16(水) 22:11:05 0
>>704 まあそうかもしれませんが、出場するからにはケガは言い訳にはできないですし。
707 :
1:2008/01/16(水) 22:13:38 0
それにしても他の大関もピリッとしないね。 三人ともがんばってよ。
魁皇は立ち合いでグーンと踏み込めば強いし、
琴光喜はカタチになったら止まらずにすぐに攻めれば強い。
琴欧洲はだいじに取ろうとして神経質になるよりは強気にいったほうが強い。
まだ序盤だからこれからだ。
両横綱はそれぞれの持ち味がでた。
やはり二人のマッチレースになっていくのかな。
708 :
1:2008/01/17(木) 22:00:15 0
うーん。今日もだめか。
しかし右は少しづつ使えるようにはなってきているね。
709 :
1:2008/01/17(木) 22:03:11 0
他の大関はみんな良い相撲だった。
しいていえば琴欧洲には前に出る相撲をみせてほしいかな。
まだまだ場所はこれからだし、おおいに期待したい。
豊ノ島はおしかった。
二本入ったときに止まってしまったのが敗因かなあ。
やっぱ、この横綱を倒すためには一瞬たりとも休まずに攻めきらないとだめなんだな。
もっとも横綱の圧力が強くて出れなかったのかもしれないが。
若麒麟は負けたけれども内容はよかった。
まだ入幕したばかりなんだし、思い切った相撲であばれてほしいな。
市原はユニークな足腰をしているんじゃないの。
「腰が重い」というと、ふつうは寄られて守りにはいったときに腰が重いことを言うんだけど、
市原の場合は、回転するときに腰が重いという感じ。
出し投げとかカイナひねりとか、回転系のワザがよく決まるね。
710 :
1:2008/01/18(金) 23:25:12 0
千代大海、今日もあかんか。
うーん。
711 :
1:2008/01/18(金) 23:38:36 0
今日の白鵬の立ち合いは厳しかった。これでは相手が誰であってもどうしようもない。
逆にいえば、白鵬としても絶対に負けられなかった相撲だったんだね。
市原ってなんか面白い。
今日みたいに寄られたときに残り腰があるというわけでもないんだね。
しかし自分から回転したときには腰が重い。
なんか異能力士の路線にいってしまいそうだけれども。
712 :
1:2008/01/19(土) 21:52:14 0
千代大海は休場? ついに師匠ストップがかかったのかな。
じつは明日は国技館にいく予定だったんだけど・・・さびしい。
たとえ負けが込んでいても、やはり千代大海の相撲が見たかった。
でもここまでよくやってくれた。 とにかく来場所に期待しているぞ。
713 :
1:2008/01/19(土) 21:54:31 0
かくなるうえは他の大関に良い相撲をとってほしい。
今日は魁皇はよかったけど、琴光喜は仕切っているときからなんか弱気にみえたし、
琴欧洲は張り差しが空ぶりしてしまった。
二人とも実力はあるんだから、自信をもってガンガン行ってくれよ。
714 :
1:2008/01/19(土) 21:57:40 0
明日は折り返し点だね。
これまで星があがっている人も、あがっていない人も、まだまだあと半分ある。
明日も朝からいくから、みんな、いっちょ後半戦にむけてビシッとした相撲をたのむぞ!
715 :
1:2008/01/20(日) 21:51:55 O
ネツトにつなげられない。
あまり書けないけど、下のほうから熱戦が多くて楽しめたよ。
ありがとう。
716 :
1:2008/01/21(月) 22:16:46 O
今夜もネツトにつなげられないよー。
でも横綱は強いね。
昨日は客が五人も倒れた?
ひさびさの盛り上がりだ。
みんなが良い相撲を見せているからこそだね。
717 :
1:2008/01/22(火) 22:07:42 0
安馬がやったね。
安馬は立ち合いはモロ手でいったが、白鵬のほうがリーチが長いぶんだけ
白鵬の張り差しの右手が先に届いた。
これによって安馬のモロ手は不発に終わったが、そのあとの動きが信じられない。
安馬は張られたチカラを受け流すように自分の右方向にまわりこんだ。
この動きは白鵬にとっては予想外だったんじゃないかな。
白鵬は切り替えることが大切になるね。
残り五日間。 明日から初日のつもりで気合いをこめていってほしいな。
718 :
1:2008/01/22(火) 22:09:31 0
大関陣はノッてきたかな。 三人ともよい相撲だった
露鵬も良い感じで両マワシを取ったんだけど、
やはりマワシは、攻めながら取った場合と逆に攻められながら取った場合とでは、
取った位置や腰のはいりかたなどで微妙に有利・不利が出るんだろうね。
大関陣ががんばってくれれば両横綱との対戦が楽しみになるし、
終盤戦がおおいに盛り上がるよ。
その前に安美錦も横綱との対戦を残しているしね。
旭天鵬は相撲が若々しくてアタマがさがるね。
若麒麟はすばらしい。 千代大海がいない寂しさを吹き飛ばしてくれる相撲だ。
玉春日はよく見ながら相手の突っ張りをあてがおうとしたのだろうけど、
若麒麟はとちゅうでツンのめりそうになりながらもすごい出足で一気に突き切った。
思いっきりがよいね。
>>154 張られても差させないようにすればいい。
今日の安馬を見た限りでは、安馬から見て相手が右から張ってくるならば、
それと逆の方向、相手の左に回り込む変わり気味の立会いをすると
相手の右からの張り圧力は受け流せるようだ。
誤爆しました
まぁ、ぶっちゃけはりさしは立ち会いが浮気味になるから、やってくるのがわかってれば、
相手より一歩先じて動ける絶好のチャンスではあるわな、確かに。
722 :
1:2008/01/23(水) 22:27:50 0
両横綱は強かったあ・・・
琴欧州はついつい相手にあわせてしまったかな。
逆にいえばそれだけ朝青龍がうまかったか。
安美錦は左上手がかかりそうだったけれども、白鵬の踏み込みと気迫がすごかったね。
しかし安美錦という男はなにかをやってくれそうな期待感がある。 明日に注目。
露鵬の上手投げはド迫力。 あの巨体をあんなにほうり投げるような上手投げは両横綱にもないね。
把瑠都としては痛いほうの足で踏ん張らないといけないのでつらかったかな。
いやあ今日も熱戦が多かったし、盛り上がってきたぞ。
723 :
1:2008/01/23(水) 22:28:30 0
>>721 なるほど、そうですね。
例えば張り手をかいくぐって中にもぐりこむような相撲を取られると危ない気もしますね。
七日目の琴欧州もそれをやられた感じでした。
724 :
1:2008/01/23(水) 22:29:22 0
すいません。 あげさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
安美は昨日安馬が白鵬張り差し封じのお手本を見せてくれたのに芸もなく負けたな。
もう少し何かできる男だと思ってたのだが。
726 :
1:2008/01/24(木) 22:17:04 0
両横綱の気迫はすごすぎる。
朝青龍の立ち合いは厳しかった。 一瞬で組み止めてしまったね。
安美錦も気合をこめて行ったけれども、これではどうしようもない。
かたや白鵬は突っ張りだけで仕とめてしまった。
最後に左から張ったのが効いたかな。
うーむ、安美錦、琴欧洲は討たれたが、琴光喜、魁皇はどうだろうか。
727 :
1:2008/01/24(木) 22:19:25 0
>>725 横綱の立ち合いも厳しかったですからね。
昨日の
>>721さんのご指摘で気がついたんですが、
安馬−白鵬の場合は、安馬がモロ手で行ったために距離ができて
白鵬の張り手がずいぶん遠い位置でヒットしたような気がします。
このため白鵬の腰が浮いたようなイメージになったかもしれません。
すると安馬のモロ手も見かけよりは効いていたんではないか、とも思えるようになりました。
728 :
1:2008/01/24(木) 22:23:08 0
栃栄と栃乃花が引退。
栃栄の接近した間合いからの力強い押し相撲には本当に楽しませてもらった。
最近はケガもあって苦しんでいたにしても、まだやれる気はしたんだけど。
一方の栃乃花は大卒でありながら序の口から入門して最初に成功した人だね。
幕下で苦労しながらも返り咲いたんだね。
二人ともほんとうにおつかれさまでした。
729 :
1:2008/01/25(金) 22:30:50 0
いやあ琴光喜、魁皇、二人ともおしかった。 しかし見ごたえがあったよ。
明日の取組も期待しているぞ。
730 :
1:2008/01/26(土) 22:12:55 0
今日の両横綱は気迫がすごかった。
白鵬−琴光喜については、差し身や巻きかえの技術については白鵬よりも琴光喜のほうがうまい。
しかし、そのような技術の面をはるかに超越した「気迫」の部分で白鵬がまさっていた。
朝青龍−魁皇も同じだね。
しかし琴光喜、魁皇はよくやってくれたよ。
この二日間で大関の存在感は十分にしめしてくれた。
とくに十三日目の取組のあとで両横綱の息が完全にあがっていたからね。
表面だけみれば同じ動きのように見えても、
相手が上級者であればスタミナの消費量がまるでちがう。
両横綱の取組のあとの息づかいをみれば、琴光喜、魁皇がいかに奮闘したかがわかるというものだ。
今場所はひさしぶりの横綱どうしの相星決戦になったけれども、
その前に大関陣が盛り上げてくれたことは忘れてはならないだろう。
731 :
1:2008/01/26(土) 22:16:06 0
両横綱にはなにも言うことはない。 明日の一番を静かに見守ることにするよ。
732 :
1:2008/01/29(火) 21:45:24 0
ありゃあ? 千秋楽の夜に書きこんだと思ってたものが書かれてなかった。
まあいいか。
それにしても千秋楽の結びはすごかった。
733 :
1:2008/01/29(火) 21:53:38 0
北の富士さんがTVで「朝青龍が吊りにいったために腰がのびた」と言っていたけど、そのとおりだろうね。
一般に吊りを得意とする力士どうしの相撲では、
先に吊りをしかけたほうが吊り返されることが多い。
吊りは相手に残されると逆に自分の重心位置が高くなってしまうんだね。
734 :
1:2008/01/29(火) 21:56:45 0
それにしても朝青龍のすごさをあらためて感じた。
現時点で、白鵬があの体勢になって寄り切れない相手は地球上で朝青龍だけだろう。
しかも白鵬を吊りあげてしまうんだから、信じられない足腰だ。
朝青龍の相撲といえば、スピードや反射神経がクローズアップされることが多いけれども、
基礎的な相撲ヂカラというものも尋常ではない。
これじゃ土俵際まで持っていってもなかなか勝てないわけだよ。
人の知らないところでものすごく鍛えているんだろうね。
735 :
待った名無しさん:2008/02/03(日) 05:52:32 0
>>1 玉春日のうまさとかもしよければ解説してもらえませんか?
736 :
1:2008/02/04(月) 21:17:12 0
>>735 玉春日ですか。 いや、うれしいですね。
玉春日は「人間国宝」ですね。
これほど洗練された押し相撲はなかなかないと思います。
パワーとか気合いとかではなく、
相手をよくみて、絶妙な間合いとタイミングで突いて押していく相撲です。
それでいて、相手をイナして、くずして、まわりこんで、次の瞬間はまた攻撃して。
攻撃と防御がひとつになった「攻防一体」の型ですね。
737 :
1:2008/02/04(月) 21:18:42 0
とくに押し込まれてからのまわりこみのうまさは絶品です。
玉春日は、まわりこむときは土俵際の方向ではなくて必ず土俵中央の方向にまわりこみます。
したがって、どんなにまわりこんでも土俵を背にすることがないですね。
一見するとピンチにたったように見えても、じつに冷静です。
そして、最後の最後には、土俵際で弓なりになって残しながらの一発逆転の突き落としがあります。
カラダがやわらかいんですね。
押し相撲でありながら粘り腰がある、というところは非常に特異です。
それが発揮されたのが、今場所でいえば栃乃洋戦での投げでしょう。
相手と組んでしまってもう終わりかと思いきや、土俵際で大逆転で投げました。
玉春日の相撲は最期の一瞬まで目がはなせません。
いろいろなタイプの押し相撲がありますが、
玉春日はもっとも「技術の幅が広い」押し相撲ではないでしょうか。
それでいて奥が深い。
738 :
1:2008/02/04(月) 21:27:30 0
しかしながら、それ以上にすごいのが戦術面だと思います。
相手の動きを読み、予測し、先に動く、というコンピューターのような頭脳があります。
人間国宝といいたくなる理由は、このソフトウフェアの部分にこそあります。
今場所の露鵬戦では頭四つのかたちで両者の動きが止まり、
両者のチカラの流しあいという様相になりました。
そこをコンピュータをフル回転させて先に制した、という感じでした。
今場所は全体的には星があがりませんでしたが、
押し相撲であるかぎりツラ相撲の傾向になることは仕方がないでしょう。
むしろ緻密な相撲であるゆえに、かえって修正がむずかしいかもしれません。
しかし勝っても負けても常にスリリングな相撲をみせてくれる力士です。
若い人たちに言うとすれば、若いうちはパワーをみがいていくことは当然ですが、
その反面、押し相撲というものは非常に奥が深い「技術」であるという事実を
玉春日の相撲をみて勉強しておいてほしい、ということです。
自分としては、いまの希望は、この相撲を一日でも長くみたい、ということにつきますね。
まだまだがんばってほしいです。
いちおうサッと書くとこんなところですか。
初場所のどすこいFMで、確か時津海が玉春日のことを
「変な相撲」「すごくやりにくい」と(ほめるニュアンスで)言ってました。
放送では時間制限もあって、はずの押し方くらいしか説明してなかったけど、
>>1さんの解説でよりよくわかった気がする。
>>735さんじゃないけど感謝。
740 :
1:2008/02/07(木) 21:17:18 0
>>739 いえいえ恐縮です。
少しでもお役に立ちましたらうれしいです。
>>735です。
>>1さん
>>739さんありがとうございました。
自分は「玉春日を尊敬している」からという理由で以前朝青龍を見直しました。
玉春日のうまさってそういう理由でしたか。納得です。
742 :
1:2008/02/10(日) 22:17:42 0
>>741 いえ、こちらこそ簡単に書いただけのもので、恐縮です。
743 :
1:2008/02/10(日) 22:19:20 0
どうせなら他の押し相撲力士についても書いていってみようかな。
いま思ったんだけど、押し相撲ってのは相撲雑誌でもあまり記事になっていないような気もするし。
期待してます。できれば、目ぼしい上位力士の解説を読みたいですね。
ある程度の知識しかない、駆け出しのファンを想定しての解説を
期待しております。 m(__)m
746 :
1:2008/02/13(水) 21:56:03 0
>>744-745 すんません。筆不精でなかなか進まないもんで。
次回は豪風のことでも書こうかと思います。
747 :
1:2008/02/13(水) 21:58:48 0
その前に・・・
とりあえず、なにを言われようとも前時津風親方には協会から離れてもらって良かった。
現職のままだとえらいことになっていた。
マスコミの論調は、この事件を相撲界の特殊性とか閉鎖性とかに結びつける意見が多いね。
この見方については、まったく関係ないとは言わないけれども全面的に賛成はできないな。
この手の事件はそもそも起こってはならないことだけれども、
実際には大学の体育会系の部活でもたまに起きているんだよね。
すると今回の事件を相撲界の特殊性や閉鎖性と結びつけるだけでは説明はつかないのではないだろうか。
もっとも個人的には相撲界はべつに閉鎖的だとは思わないけど。
>>741 一昨年の朝青龍ー玉春日戦で朝青龍がそういうこと言ってたね。
探してみたら当時のコメントいくつか見つけたよ。言ってる内容は1さんと同じw
「入幕したころに何回もけいこした。柔らかさがあって取りづらかった。
34歳でも頑張っていて学ぶことが多い。でも土俵に上がったら敵。集中していった」
「玉春日関は好きなんですよ。34歳で頑張っている。頑張ってる姿が好き。すごく
まじめだし、学ぶことが多い。準備運動なんかもしっかりやってるしね」
749 :
1:2008/02/15(金) 21:54:01 0
>>748 そうでしたか。
玉春日は周囲の力士にも人望があるみたいですね。
750 :
1:2008/02/15(金) 21:54:45 0
さて、豪風でしたね。
豪風の相撲はちょっと説明が難しいところがありますので、
どれくらい表現できるかわかりません。
751 :
1:2008/02/15(金) 21:57:31 0
豪風の相撲はもちろん押し相撲ですが、その理想型は
やはり相手のふところに飛び込んで一気に両ハズで押していく相撲ですね。
1月場所千秋楽の市原戦はじつにすばらしかった。
身長は低いですが、ぎゃくにこれを逆手にとって
下から上へ押し上げていくようなかたちで相手を浮かせて押していきます。
しかしおもしろいことに、15日間でこのような理想的な相撲の数は多くはなく、
どちらかと言うと、差してすくったり、突き落としたり、はたいたりとか、
流れのなかでいろいろなことをやりながら白星をもぎ取っていく相撲が多かったりします。
ときどき首投げとか足技なんかも出しますからね。
相手のほうも、ふところにもぐりこまれると危ないと判っていますから、
やはり、立ち合いからなかなか理想型にはさせてもらえないのでしょう。
しかしながら豪風の場合は、理想型以外でも白星をかせいで活躍できる、という点で
これまた非常にユニークな押し相撲力士であると思われます。
普通であれば、自分の型にもっていけない場所では大敗してしまうことが多いですからね。
752 :
1:2008/02/15(金) 22:00:51 0
豪風の押しですが、もっとも見てほしい点はそのフォームの美しさですね。
豪風が押していくときのフォームは非常に美しい。
肩から腕にかけてのチカラが抜けているためにフォームが美しくなるのでしょう。
ひとことで言えば「チカラが抜けた自然体」の押しですね。
この「チカラを抜く」ということは非常にむずかしい技術ですが、
次回は、この「チカラを抜く」ということについて述べてみます。
753 :
735:2008/02/16(土) 12:47:14 0
玉春日ファン実は結構いるのかと嬉しくなった
>>1さんこのスレへのリンク、玉春日スレに貼っていいですか?
754 :
1:2008/02/18(月) 21:48:46 0
>>753 いやあ、こんなスレで喜んでいただくとかえって恐縮してしまいますが・・・
リンクについては、私は良いのですが、
このスレを見ている人はなんとなく訪問者が増えすぎるのは歓迎していないふうなのですね。
従って、紹介していただけるのでしたら該当部分をコピペしていただく程度が良いかもしれません。
755 :
1:2008/02/20(水) 21:55:30 0
さて豪風の続きでチカラを抜くという話ですね。
以下はあくまでも素人の想像の話ですが、
まあ相撲ファンがなにを考えているか示す、というのも意味があるでしょうからね。
756 :
1:2008/02/20(水) 21:57:58 0
ここでいう「チカラを抜く」とは、もちろんブランと脱力することではありません。
押し相撲において相手を押すときのかたちを考えますと、
手や腕で押しているわけではなく下半身で押している、ということはよく言われます。
これを詳細に言えば、おそらく足の親指が土俵にググッとかんで、
その反発力がカラダを伝わっていって、
ハズにかかった両手をとおして相手に伝わる、ということでしょう。
相撲におけるカラダの使い方は複雑ですから一言ではいえませんが、
あえて単純にみるとして、押していくときのカラダ全体の作用の中には、
足の親指からくるエネルギーを、ヒザ、骨盤、脊柱、ワキ、腕、そして手と、
順に相手に伝えていく「伝達器官」の意味がある、ということになります。
ちょうど電気が電線の中を流れていくようなイメージですね。
757 :
1:2008/02/20(水) 22:02:53 0
電気が電線を流れていくときに、電線にコブがあったとしますと、
そこで電気が滞留してしまうような気がします。
(あくまでもイメージを説明するための話で、科学的真実かどうかは無視しています。)
同様にカラダの中をエネルギーが伝わっていくときに、
カラダに無用なリキミがあったりしますとそこでエネルギーの流れがストップして
相手に伝わらなくなるのではないか、という感じがします。
「チカラを抜く」とは、このように無駄なリキミをぬいて、
エネルギーがもっとも効率よく伝わっていくカラダの使い方をしている、
という意味合いになります。
これは、たとえば腕を例にとってみますと、
腕を輪切りにしたときに、腕の断面の内側にある比較的骨に近い部分の筋肉系だけが緊張し、
それ以外の外側の筋肉系は弛緩している、という状態であると想像しています。
従って「チカラを抜く」ということは、
カラダの中の一部だけを緊張させ他の部分を脱力させて、効率よくエネルギーを流していく、ということになりますから、
これはそうとうに難しいと思います。
758 :
1:2008/02/20(水) 22:05:02 0
豪風の押しのフォームをみて考えることは、以上のようなことですね。
身長はけっして高くはありませんが、カラダの使い方という点では抜群に効率がよい、という解釈です。
次回、もう少し続けますね。
(つまらなければ暇つぶしと思ってスルーしていただければ。)
759 :
1:2008/02/26(火) 08:31:27 O
番付もでた。
でも少し待つて。
760 :
1:2008/02/29(金) 22:36:26 0
さてチカラを抜くという話のつづきですね。
なにゆえにチカラを抜くことが難しいのか、について一般論を書いてみます。
チカラを抜くことを難しくする原因として
誰でもすぐに思い浮かぶものは心理的な原因でしょう。
例えば光龍の場合などは、ひとつ負けると
翌日には勝ちたいという気持ちが強くなるのか
取組中に肩にチカラがはいっているように見えることがあります。
すると突っ張ってもなかなか相手が下がってくれず、
ますます肩にチカラがはいる、という悪循環になりやすいみたいです。
こういうのはちょっとした心理のアヤのようなものですね。
光龍は地力はありますから15日間平常心を保つようにこころがければ
きっと幕に入れるでしょう。
まあ、このような心理的なものはわりと簡単に克服できると思います。
761 :
1:2008/02/29(金) 22:37:20 0
チカラを抜くことが難しい理由は、もっと別な生理的原因にあると思われます。
一般に人間が全力で疾走しているときは必ず両腕をふっています。
すると腕という器官はものを取ったりつかんだりするだけではなく、
カラダのバランスをとるという機能もある、ということになります。
人間が地面に立つということも同じで、たとえばカラダが右側にかたむけば
左側の筋肉が緊張してカラダを左側ににもどす、というように
脊柱周囲のこまかい筋肉群が交互に緊張しながらバランスを取っているのでしょう。
そしてこのカラダのバランスを取るための無意識の筋肉の緊張こそが
チカラを抜くということを困難にしていると考えます。
これは自分の意思でコントロールすることは不可能でしょうね。
762 :
待った名無しさん:2008/03/02(日) 06:56:36 0
>>1さんいつも乙です。保守がてらあげさせて下さい。
自分は豪風の柔道っぽさ好きです。
琴欧洲投げる時の型に見られるような。
763 :
1:2008/03/03(月) 22:02:39 0
764 :
1:2008/03/03(月) 22:04:25 0
さてチカラを抜くということの一般論ですが。
例えば、腕のチカラを抜くといった場合、
その腕は自分の意思ではコントロールできない要素があるということでした。
つまり腕はカラダのバランスをとる器官でもありますので、
バランスをとるためにつねに無意識の緊張があり、この緊張こそが
チカラを抜くための最大の障害になっていると考えられます。
これを解決するための方法論はひとつだけと言われています。
つまりカラダの軸、「体軸」あるいは「体幹」とよばれる部分をきたえることです。
骨盤から脊柱にかけての細かい筋肉群をきたえあげて、
カラダの軸をきたえるわけです。
これによってカラダはみずからバランスをとれるようになりますので、
腕はバランスをとる必要がなくなり自由になります。
この結果、腕からチカラがぬけることになります。
765 :
1:2008/03/03(月) 22:06:15 0
この理屈はすべての運動系に共通するもので、典型例はバレリーナですね。
白鳥の湖のあるシーンではバレリーナの両腕はつばさのように上下して
しなやかにはばたいて白鳥の「美」を表現します。
一流のバレリーナはカラダの軸をきたえあげているため、
みずから空中で姿勢を保つことができます。
このため両腕は自由になりチカラが抜け、
美しく表現することができる、というわけです。
サッカーのプレミアリーグを見ていますと、
クリスチァーノ・ロナウド選手はボールをドリブルしながら全速力で敵陣にきりこんでいくわけですが、
このときにテレビ画面をみていますと同選手の背番号はくっきりと見えます。
つまり全速力で走っていてもカラダの軸は前後・左右・上下にまったくぶれていません。
この結果、両手も両足に無駄なチカラなしに自由につかえることから、
相手の股をぬいてパスを出したり、かわしてシュートを打ったりできるのでしょう。
766 :
1:2008/03/03(月) 22:09:25 0
翻って、相撲をみてみますと、相撲には四股、てっぽう、スリ足と、
体幹をきたえるための伝統的な鍛錬法が充実しています。
そしてこれはまったくの想像ですが、豪風はおそらく、
これらの伝統的な鍛錬法のほかに、
カラダの軸をきたえるための特別なトレーニングを工夫しているのではないでしょうか。
相撲の構造をふかく理解した上で、ピンポイントできたえるような
なにかのノウハウを持っているのではないか、と想像しています。
トレーニングセンスがよいのでしょうね。
結局のところ豪風が「チカラを抜く」ということができるのも、
徹底的かつ的確なトレーニングの成果であると想像されるわけです。
767 :
1:2008/03/03(月) 22:11:12 0
一方、豪風の場合は、
>>762さんが言っているように柔道的な動きもあります。
差してすくったり、つきおとしたり、肩すかしを引いたりと、いろいろありますが、
これらのワザも腕のチカラが抜けているために効くと見ます。
例えば琴欧洲は、勝ちたいという気持ちが強く出るとカラダにチカラがはいってしまうことがあり、
このようにチカラがはいってしまうと全身がかたくなって棒のような感じになります。
そこを豪風がやわらかい腕をつかってすくったり、すかしたりすると、
棒のようになった琴欧洲がパタンと倒れてしまう、というようなイメージですね。
つまりは豪風の腕のチカラがぬけているからこそ柔道系のワザが効くのではないか、と思うのです。
768 :
1:2008/03/03(月) 22:15:22 0
結局、豪風は押し相撲だけではなく、いろいろな柔道系のわざを駆使して相撲を取ってもいるわけですが、
これらは一見するとバラバラなように見えますが、
実は同じトレーニングから生まれてきたものではないか、と解釈されるわけです。
見かけはぜんぜん異なっていても、根っこのところはつながっている、ということですね。
このように考えると、豪風はもちろん本来の押し相撲をみがいていってほしいですが、
柔道系の相撲もまた豪風の相撲であるということでしょう。
そうであれば、これらをあたまから否定する必要はないかもしれませんね。
今場所は新三役ですが、豪風らしい相撲で思いっきりあばれてほしいですね。
新三役で場所をつとめることは一生に一度だけですから、
思いっきり楽しむつもりで15日間を取りきってほしいところです。
豪風についてはこれくらいですかね。
なお腕のチカラを抜くということは、四つ相撲では巻きかえのときに威力を発揮するのではないかと思われます。
巻きかえが速いということは腕に余計なチカラが入っていないということですから、
やはり四つ相撲の力士にとってもカラダの軸をきたえることは重要でしょうね。
769 :
1:2008/03/08(土) 21:27:03 0
さああああ、場所がはじまるぞう! みんな仕上がっているだろうね。
千代大海の調子はどうかな。
トレーニングといえば千代大海はまぎれもなくトレーニングの大天才だからね。
もうバッチリ、バッチリいけるでしょう!
今日の内藤の試合はよかった。
相手はテクニック、冷静さ、頭脳、その他の点で内藤を上回っていたようにみえた。
しかしながら相手の戦法はチャンピオンの戦法であって、チャレンジャーの戦法ではない。
内藤はチャンピオンではあっても最初から最後までチャレンジャーとして徹しきった。
やはりチャレンジャー精神だね。
千代大海も今場所はチャレンジャーだぞ。
つねに先手先手でガンガンいってくれい!
770 :
1:2008/03/09(日) 21:35:11 0
初日の千代大海。 いいじゃないっすか。
相手はどんどん突っ張って前に出てきた。
しかし千代大海は冷静にかわしながら下から下から攻めていって最後は押し切った。
最高だ。
771 :
1:2008/03/09(日) 21:36:59 0
話題の豪風。うまく攻めたけれどもさすがに白鵬はあわてなかったね。
2〜3場所前だったらあるいは・・・ということもあったかも。
でも豪風も動きはよかったよ。
豪風も新三役だし今場所はチャレンジャーだからね。
772 :
1:2008/03/09(日) 21:40:06 0
今日は衛星放送を見ていても非常に良い押し相撲が多かったね。
もちろん古市のように個性派もよかったけれども。
その中で、あえて今日のナンバーワンをあげるとすれば大雷童だ。
今日の大雷童の押しはすばらしかった。 しびれたよ。
773 :
1:2008/03/10(月) 21:44:13 0
二日目の千代大海。 い〜い相撲だった。
立ち合いでは相手の右がマワシにかかったが、
千代大海はいったん腰をひいて間合いをとり、切った。
そしてノド輪で間合いを維持しながら、グンと腰をおろして押し切った。
チャレンジャーらしい積極的な相撲じゃないっすか。
774 :
1:2008/03/11(火) 22:02:28 0
三日目、ついに一敗。 しかし立ち合いの当たりとタイミングは良かった。
引きどきを誤ったのはたまたまだね。
まだまだチャレンジは続くし、これからだそ。
775 :
1:2008/03/12(水) 22:08:18 0
四日目、勝利。 立ち合いの当たりが最高によかった。
チャレンジャーであればなんでもありだね。
先手先手で思いっきりよく動いた。
それにあの引きが出るときはいつもカラダが動いているときだしね。
776 :
1:2008/03/12(水) 22:09:03 0
白鵬はもったいなかったね。
まあ横綱の場合は誰が相手でも相撲を取れば勝てるわけだから
負ければもったいないということになるけれども。
どっちかっつうと追っていくほうが気が楽だろうし、
明日から気持ちを切り換えていってほしいな。
777 :
1:2008/03/13(木) 21:30:33 0
五日目の千代大海。 文句なし。 いい出足だった。
豪風からみた場合、今日は立ち合いで変わりどきかなと思えた。
今場所は星があがっていないし、昨日の白鵬−安美錦もヒントになっただろうし・・・
こういうときは何か思い切りやって流れを変える、という考え方もあるからね。
ただ千代大海も十分に警戒していたみたいだけどね。
相手をみながら立って、最後の最後まで相手をみて
変化がないことを確認してから頭をむけてカマした感じで。
豪風は上位戦ばかりだから今はがまんのときだね。
778 :
1:2008/03/13(木) 21:32:19 0
白鵬には一瞬ヒヤッとした。 引きがまともだったからね。
豊ノ島の網うちも一瞬オッとなったけれども、朝青龍の体のあずけかたがうまかった。
779 :
1:2008/03/14(金) 22:16:15 0
六日目の千代大海、勝利。 手順どおり。
あくまでも今場所はチャレンジャーだからね。
中盤にむけて気を引き締めてほしいぞ。
ところで今日のテレビでは栃乃花の思い出の映像で千代大海が出ていたね。
負けた相撲ではあるけれども、この手の映像に使われるのは名誉なことだよ。
普通は大横綱が使われるからね。
そういえば理事長なんて負けたシーンしかテレビで出てこないな。
実際は負けること自体がめずらしかったからこそ貴重映像になっているんだけどね。
780 :
1:2008/03/14(金) 22:55:07 0
理事長や貴乃花親方くらいになると、
勝っているときの映像よりも負けている映像のほうが多く出るみたいね。
これはこれで損しているような気もする。
しかし現役時代を知らない人にもなんとなく強さはわかるんじゃないかな。
781 :
1:2008/03/15(土) 21:48:12 0
七日目の千代大海。 もう最高。 なにも言うことなし。
今日はよい相撲を見て、お酒をのんで酔っぱらっちゃったよう。
明日もたのむぞい。
782 :
1:2008/03/15(土) 21:52:03 0
鶴竜については、本来は器用なところがあるから、
いろいろと小細工ができる力士だと思うんだよね。
しかしそこをまっすぐに当たってくるところが逆におそろしい。
この力士、けっこう大物ではないかな。
783 :
1:2008/03/16(日) 21:52:50 0
中日、やられたあ。
今日は立ち合いがうまくいかなかったかなあ。
まあこういう日もある。 明日から心機一転でいってくれ。
784 :
1:2008/03/16(日) 21:54:42 0
今日は師匠がNHKの解説ということでなんとなく緊張したな。
考えてみれば、こっちが緊張する理由はないんだけどね。
なんか千代大海の意識にシンクロしているのかな・・・(w
しかし奥が深い話をいろいろ聞けたのでよかった。
九重親方の立ち合いの話で「先に空間をつぶす」という話があった。
素人なりにこれを解釈すると、これはおそらく空間の密度のことを言っているのかな、と思った。
例えば、立ち合いで相手がこっちをにらんでいるとすると、
にらんでいる相手の視線の近辺については空間の密度が濃い。
しかしながらその下の方には空間の密度が薄い部分がある。
千代の富士はこの薄い部分にすばやくカラダを移動させて立ち合いを制していたのではないか・・・とかね。
この濃いとか薄いとかいうのは人間のもつ「意識」の濃淡だと思う。
相手の意識が濃い空間に自分の身をよせると、カラダが小さい自分は当たり負けする。
そこで相手の意識が薄い空間に先に身をよせると、相手からみれば消えたように見えるんじゃないかな。
こんなふうな想像をめぐらしたよ。
785 :
待った名無しさん:2008/03/17(月) 09:13:14 O
激励age
786 :
1:2008/03/17(月) 21:31:35 0
九日目の千代大海。
今日は仕切っているときからいやそうな顔をしていたかなあ。
まあ仕方がないね。
しかしこういうときこそ一旦リセットして初日の気持ちに立ち返って
チャレンジャー精神を発揮してほしいぞ。
チャレンジだよ、チャレンジ!
787 :
1:2008/03/17(月) 21:33:48 0
琴欧州は休場。
ケガだからしかたがないね。 無理して悪化させてもいけないし。
来場所元気なすがたを見せてくれればよいからね
788 :
1:2008/03/18(火) 21:08:51 0
十日目の千代大海、勝利。
立ち合いでタイミングが合わなかったが、
チャレンジャーらしく思い切って先に立った。
大きく踏み込んで制して、突っ張りながら相手を後退させた。
このまま突っ張っていくと相手は腕をたぐるのがうまいので危険とみたか、
千代大海はハズにかけて下から押していって最後は押し出した。
今日はチャレンジャースピリットがビシビシ感じられた。
明日もチャレンジャーらしく思いっきり先に先にと動き回ってくれよ。
789 :
1:2008/03/18(火) 21:10:02 0
北勝力はどうしちゃったの。自分から四つに行ったりして。
新境地に進もうとしているのかな。
それにしれも、豪栄道戦では相手が投げにきたところをつけこんで寄ったし、
普天王戦では巻きかえてモロになるなど、信じられないうまさだ。
今日も寄りをなんども残したし。
意外に四つになっても強い。知らなかった。
北勝力は四つがどうの以前に、今場所は嫌に粘り強い。
791 :
1:2008/03/19(水) 22:11:50 0
今日の千代大海。 立ち合いは全身全霊で当たっていった。
左のノド輪で突きおこそうとしたが、横綱は下からあてがってうまく防いだ。
これが決まらなかったらしかたがない。
しかしチャレンジャー精神は伝わってきた。 やはり相撲は気迫とチャレンジだ。
明日も頼むぞ。
792 :
1:2008/03/19(水) 22:14:32 0
>>790 ほんとうですね。
しかし今日の北勝力はすごかったですね。 今場所の中でも最高のインパクトを感じました。
ここ最近は四つ相撲に転向したのかという相撲だったけれども、今日はいっきに爆発しましたね。
793 :
1:2008/03/19(水) 22:16:40 0
あとは若麒麟もみごとだった。 ただエンジンがかかるのが遅いところはあるけれども。
しかし今日の相撲で出ればあとが楽しみだね。
豪風は星は上がっていないけれども、今日は豪風らしい粘りも出てきた。
そもそも新三役というものは誰でも勝てないからね。 星は気にする必要はない。
むしろ来場所の再チャレンジのためにも残りの相撲を大切にしてほしい。
ここはリセットして明日からが初日という気持ちでいってほしいな。
794 :
1:2008/03/19(水) 22:20:28 0
白鵬−安馬も、安馬の気迫がすばらしかった。
安馬の攻めはするどかったけれども、白鵬はあわてずに自分のカタチで対応した。
これも内容のある相撲だったよ。
魁皇、琴光喜もよかったし、今日は上位の相撲は全体的に充実感があった。
いよいよ場所が緊迫してきた感じだね。
796 :
1:2008/03/20(木) 21:21:01 0
千代大海、やったやった。 いいところを見せてくれた。
気迫でぶつかっていって、流れの中でいなしたら決まった。 これこそ気迫の勝利だ。
とりあえず勝ち越しとカド番脱出おめでとう! 最高の相撲だった。
797 :
1:2008/03/20(木) 21:24:43 0
しかし、両横綱がそろって黒星とは。う〜ん。
体調管理がうまくいかなかったということはないはずだけれども。
千代大海と琴奨菊の奮闘はおいておくとして、両横綱の心理面を考えてみると・・・
まず白鵬のほうは、まさかとは思うが、
九州で相手にケガをさせたことが心理的に負い目になっていたってことはないだろうな。
もしそうであるとすれば、もちろん「喝っ!」だ。
朝青龍は前の一番をみて気持ちの整理がつかないままに立ってしまったのだろうか。
しかしこれまでの朝青龍であればこの状況で星をおとすことはありえなかったからね。
白鵬に追われることのプレッシャーは想像以上にあったのかもしれないね。
いやあ、この先の展開がわからなくなってしまった。
798 :
1:2008/03/20(木) 21:31:13 0
とにかく両横綱にはしっかりがんばってほしいぞ。
799 :
1:2008/03/20(木) 21:37:45 0
今日の衛星放送を見ていると、三番出世の人たちが写っていたね。
初々しくて新鮮だった。
たしか琴櫻は三番出世だったような記憶があるね。
いや、もっとすごいところでは
大鵬も三番出世だったような記憶があるけど、どうだったけかな。
いずれにせよ、みんながんばってほしいな。
当たった直後、わずかに斜めに体を当ててるんだよねぇ。これで千代大海の力
だけが伝わるようになった。狙ってやったとしたら、あまりにもテクニカルで、まる
で琴光喜みたいだ。
801 :
待った名無しさん:2008/03/21(金) 04:03:27 0
1さん、お酒が美味しかったのでは?
花道を引き上げる白鵬の背中に、手の跡がくっきり。
あれ、千代大海の手の跡?
TVじゃ判らないけれど、結構激しくいなしたんですねぇ。
802 :
井:2008/03/21(金) 05:50:13 O
>>801 最高のタイミングでのいなし!黒姫山を思い出しました。
803 :
1:2008/03/21(金) 22:57:08 0
十三日目の千代大海。 やられた。 しかし見ごたえのある相撲だった。
この相手はアゴを上げて天井を向いて相撲を取れるんだよねえ・・・
むかし陸奥嵐という力士がいて、これがまさしくそうだったけれども。
相手は天井を向いて相撲が取れるし、さりとて下からハズで押そうとしても
身長が低いからそうもいかない。 まったくいやだね。
しかし今日の千代大海はアタマをつけて別な切り口から相撲を取った。
だいぶ前に朝赤龍にこの体勢で長く相撲を取って勝ったことがある。
終盤は四つになったけれども、元来は左四つだし、あきらめずに攻撃的に先に動いた。
最後の投げは上手の位置が深かったぶん、つけこまれてしまったが、
チャレンジャーのスピリットは伝わってきた。
やっぱ番付もへったくれない。 チャレンジこそが相撲の本質だね。
それにしても、今場所は一差で平幕力士が横綱を追っかける状況になってきた。
万が一にも平幕に優勝をさらわれるようなことがあっては、
上位陣は全員がまる坊主にならなければならないぞ。
やはりここは千代大海に期待がかかる。 いっちょ大きな仕事をしてくれよ。
804 :
1:2008/03/21(金) 23:12:42 0
>>800 いやあ、いいところを見てくれていますね。
立ち合いであたるまでは意識があって、そのあとはカラダが自然に反応したかもしれませんね。
イナシへもっていく流れも良かったですからね。
>>801 おかげさまで今日は二日酔いです。
>>802 千代大海のタイミングは芸術でしたね。
しかし黒姫山とはなつかしいですねえ。デゴイチと呼ばれていました。
白い稲妻の北の洋の娘さんの久美子さんと結婚したんですね。
(と、このスレは思い出話は禁止でした。)
805 :
1:2008/03/21(金) 23:15:22 0
朝青龍はどうしたのかな。 この二日間、立ち合いの集中力が欠けているね。
立ち合いさえ集中すれば何も問題はないはずだけれども。
体調をくずしたわけでもないと思うんけど。
しかし、琴光喜と千代大海のこの優勝争いと関係ない位置から横綱撃ち落とす
相撲は大関の仕事と言っていいものなのかどうなのか(笑)
内容的には勝つだけのことしてるけどね。
807 :
1:2008/03/22(土) 20:53:27 0
十四日目の千代大海、ふにゃあ〜やられた。
立ち遅れた。
今日はなんか仕切っているときから集中力してない感じだったけれども。
まあ仕方がない。 明日たのむぞ。
808 :
1:2008/03/22(土) 20:55:06 0
>>806 やはり大関としての存在感はみせる必要がありますからね。
それに千代大海はカド番脱出、琴光喜は連敗阻止という目標もありましたし。
809 :
1:2008/03/22(土) 20:55:57 0
結局、両横綱は勝った。
紆余曲折をへて、落ち着くところに落ち着いたか。
810 :
1:2008/03/23(日) 22:35:59 0
千秋楽、あかんかった。
立ち合いで突き込まれて、逆にあつくなって突き返したところを引かれた。
どうも終盤戦は立ち合いがいまひとつかな。
811 :
1:2008/03/23(日) 22:38:15 0
今場所はカド番を脱出したし、横綱も倒したし。
ケガ明けとしてはなかなか良い場所だったんじゃないかな。
お疲れさんでした。 よくやってくれたよ。
812 :
1:2008/03/23(日) 22:39:15 0
それにしても琴光喜は2勝6敗からよく勝ち越したね。
なんか優勝するよりむすかしいんじゃないか、というような気もするけど。
813 :
1:2008/03/23(日) 22:43:39 0
優勝は朝青龍で決定。 じつにみごとだった。
終盤で2連敗したところからよく立ち直ったね。
結びの相撲は白鵬が若さから自滅したような印象だったけれども。
ここ
>>734でも言ったように、白鵬としても
この相手を右四つ左上手でも寄りきるのは大変だからね。
さすがにあのかたちで出て行ったのは無謀だった。
なんか関脇時代の大阪場所の決定戦で下手投げで敗れたときと同じパターンになっちゃったね。
814 :
1:2008/03/26(水) 21:24:24 0
それにしても白鵬は、今場所の朝青龍戦もそうだったが、
ひところの稀勢の里戦や安馬戦など、
同じ相手に同じパターンで負けることが多いね。
性格的にのんびりやなのかな。
まあ、それだけ大物ということかもしれないけれども。
815 :
1:2008/03/26(水) 21:27:21 0
両横綱については、今場所は二人ともちょっと残念なところがあったかなあ。
相撲に型があるように、優勝にも型というものがあるとすれば、
朝青龍はまさしく先行逃げ切りの型をもっていた。
それが終盤の2連敗で自分の型どおりにいかなくなった。
これにはちょっとひっかかるね。
また白鵬は今のところはこれといった型はないけれども、
朝青龍に比べれば取りこぼしが多いから、
これからも追いかける展開になることが多いはずだ。
すると今場所、もし先行する朝青龍をとらえて逆転していれば、
「好位差し」のような優勝の型ができていたかもしれない。
そうなると今後とも大盤石になっていった可能性があったんだよね。
こうしてみると二人とも少し物足りなさが残った場所ではあった。
816 :
1:2008/03/26(水) 21:35:41 0
朝青龍と白鵬。
来場所は意味がある場所になるかもしれない。
せっかく郷里へ凱旋するわけだから、
二人とも東の正横綱で帰りたいだろう。
東と西では気分的なものもちがうだろうし、
ちょっとしたセレモニーなんかも番付順になるだろうし。
モンゴル巡業が8月だから、おそらく
巡業の番付は直前の7月場所のものになるだろう。
すると5月場所で成績がよかったほうが自動的に
東正位でモンゴルに帰れるわけだ。
通常の場所でもそうではあるが、来場所は二人にとって
とくにお互いにゆずれない場所になるかもしれないね。
これはほかのモンゴル出身力士も同じだろうね。
みんな5月場所でがんばって、ぜひ7月場所の番付を上げてもらいたいな。
817 :
待った名無しさん:2008/04/02(水) 09:27:44 O
保守age
818 :
1:2008/04/07(月) 21:57:35 0
しかし考えてみれば両横綱は同郷なんだなあ。
一般に同郷どうしの取組は白熱する傾向にあるからね。栃乃洋−出島みたいに。
それぞれの応援団が近場にいるからヒートアップするんだろうな。
サッカーの試合でもそうみたいね。
モンゴル出身か日本出身かにかかわらず
二人の横綱が同郷であったという事例は過去にあったのだろうか。
谷風小野川からはじまって、これまで二横綱が対峙した時代は数多くあっただろうが、
その二人が同郷であったという事例はないんじゃないかな。
そういう意味では、今の両横綱の時代は相撲の歴史のなかでも珍しい時代であるし、
これまでにないヒートアップした対決がみれる時代なのではないだろうか。
819 :
1:2008/04/07(月) 21:59:18 0
私生活の面では、朝青龍と白鵬はプライベートであまり接触がないそうだね。
電車のなかの週刊誌の吊り広告では変な見出しがのっていたが・・・(w
その記事は見ていないけれども、接触しないということはよいことだね。
やはり現役のうちはオフィシャルには仲良くしないほうがよいと思う。
なにしろ両横綱の対決は今の相撲界の貴重なドル箱だからね。
ふだんからこれを盛り上げるように心がけてこそプロというものだろう。
従って、二人がべたべたしているシーンは一般人には見せないほうがよい。
むしろ対決姿勢をみせるくらいのほうが盛り上がるんじゃないかな。
くれぐれも行動には注意して、貴重な商品の価値を下げないようにしてもらいたい。
曙が、引退したとたんに相手とはほんとうに仲良しになれたと言っていたから、
仲良くするのならば引退後でよいんじゃないかな。
820 :
1:2008/04/14(月) 21:25:57 0
さて、両横綱の対決が盛り上がっているとなると、ちょっと気になる点がある。
仮に東西の横綱が千秋楽の結びを取りおわって、なおも相星でならんだとする。
すると、もちろん両者による優勝決定戦になる。
そこで西の横綱が勝って優勝した場合のことだ。
この場合、次の場所の番付は、優勝した西横綱が東にまわって、
東西の横綱が入れかわるのだろうか。
伝統的には優勝決定戦はプレーオフという位置づけになっており、
その勝ち負けは番付には反映されないことになっている。
従って、伝統のとおりであれば東西の横綱が入れかわることはない。
ただ、たしか10〜15年くらい前の話だったかなあ。
協会が唐突に「これからは優勝決定戦の勝敗も翌場所の番付に参酌する」という発表をしたことがあった。
そのときは、脈絡のない意味不明な発表だったもんで気にならなかったし、
ぶっちゃけ「東と西が入れかわるだけだから、どうでもいいじゃん。」と思ったんだけどね。
そもそもこの発表が理事会で正式に決まったことなのか、
当時の審判部長が勝手に言ったことなのか、すらもよくわからない。
しかしながら、もしもその発表がいまでも生きているのであれば、
東西の横綱は入れかわることになる。
はたして伝統のとおりなのか、あるいは伝統を変えたのか、どちらなのか。
できれば早いうちに実際のところを明らかにしてもらいたいところだが。
来場所に関しては、どうでもいいじゃん、とは言っていられない気がするからね。
821 :
待った名無しさん:2008/04/25(金) 09:57:19 O
保守age
822 :
1:2008/04/29(火) 21:31:23 0
変更するといえば、
審判部長とかの一存で
それまでの慣習を変えるということはあるみたいね。
もちろん、変えるにはそれだけの理由があるのだろうけど。
ただ、審判部長の一存で変えてしまうと、
その審判部長が交代したあとにそれがどうなったか、がわかりにくくなる傾向がある。
あくまでも形式的な話ではあるけれども、
もう少し上の機関か役職の人にはかって
オーソライズするような手順を踏んでくれたほうが、
あとあとになって混乱が少なくなる気がするんだけれど。
823 :
1:2008/05/04(日) 22:33:56 0
いまNHKスペシャルでアスリートの速度感覚について放映していたね。
なかなか面白かった。
ただアスリートの動きのタイムを計ったうえで
人間の脳の処理速度を超えているとか、
議論をしても無駄でしょう。
プロであればいちいち脳で処理するのではなく
無意識の世界で動いているわけで
それほどさわぐほどのことでもないと思えるんだけどね。
相撲においても、日常の稽古やトレーニングでの
「意識」のあり方は重要だろうね。
本場所の相撲で無意識で動けるようにするためには、
稽古やトレーニングのときから本番で無意識で動けるような
「意識」を工夫することが必要なんだろうね。
824 :
1:2008/05/04(日) 22:38:32 0
まだ若くて相撲観戦のキャリアが浅かったころ、
長老クラスといえるスーパー永年相撲ファンのご老人と話をしたことがあった。
そのときの話題は、ある力士はもう少し腰をおとして相撲を取れば
もっと強くなるのではないか、という話。
それでこの力士が腰をおとすためには
どのような稽古をすればよいのか、という話になった。
そこで自分は、
「稽古の最中に、ひと腰おとすように意識して
注意して稽古すればよいのではないでしょうか。」と意見した。
これが笑われた・・・(w
「おまえは肉体的なことしか見ていない。 ほんとに初心者だなあ。
稽古中に意識して腰をおとすように努力していれば、肉体的には腰がおちると見えるかもしれない。
しかし意識の面では逆だ。
つまり、意識して腰をおとすような努力していると、
意識しないと腰がおちなくなるんだよ。
相撲を取りながらいちいち意識しないと腰がおちないような力士が勝てるものか。」
・・・長老クラスにはかなわないね。
825 :
1:2008/05/04(日) 22:41:45 0
朝青龍の著書にもトレーニングの話が出ていて、この箇所では
意識、無意識について少し言及されている。
企業秘密ということで要点はぼかして書いてあったけれども、
少なくともこの横綱のトレーニングは、意識・無意識もふくめたもののようだね。
するとこの横綱のスピードの速さもこのへんに秘訣があるみたいね。
826 :
1:2008/05/07(水) 21:49:30 0
朝青龍のようなスピードを身につけたいという場合、どのような努力をすればよいのだろうか。
日常の稽古の中でより速く動くように意識する、というのも良いが、
やりすぎると逆効果になるかもしれない。
つまり、意識しなければ速く動けないカラダになってしまう可能性がある。
朝青龍の場合は、おそらく全く逆のトレーニングを行っているものと推測される。
もう少し情報があればより詳しく想像できるんだけれどね。
827 :
1:2008/05/07(水) 21:50:35 0
なお、このスレでは「トレーニング」という用語は
あるていど広い意味で使っており、
必ずしも西洋式の「ウェイトトレーニング」を指すものではない。
例えば、土俵の中で行われる三番、申し合い、ぶつかり等と
これに付随して行われる四股、てっぽう、スリ足等の基本的な鍛錬。
これらをまとめて「稽古」と表現するとすれば、
逆に各力士が独自に工夫しながら行っているプライベートな鍛錬一般については
「トレーニング」という用語をあてている。
ジムで行うウェイトトレーニングに限られるわけではないね。
ながい伝統で方法論が固まっており、部屋や巡業で行われるオフィシャルなものが「稽古」、
これに対して、各力士がプライベートで工夫しながら行っているのが「トレーニング」
ってところかな。
とくに断りがなければ
「稽古」と「トレーニング」はこのように使い分けたいと思う。
ほんとうは「トレーニング」なんていうベタな言葉は使いたくないんだけど、
うまく表現する用語が思いつかないんだよね。
マスコミでも全く記事にならないからなあ。
828 :
1:2008/05/08(木) 21:39:10 0
白鵬はどうだろうか。 白鵬のように強靭な足腰を身につけるにはどのようにすれば良いか。
結論としては、ムリ・・・(w
白鵬の足腰はもう天性のものとしか言いようがないからね。
はじめっから横綱になるために生まれてきたような感じだよ。
いまの白鵬の場合、トレーニングなんかより伝統的な稽古で十分じゃないかな。
一般論としては、トレーニングがどうあれ、伝統的な稽古をないがしろにすることはできないだろうね。
ことしの「相撲」誌の新年号には各力士の年賀状が載っていたが、
朝青龍の年賀状は入門から現在にいたるまでの自分の写真を並べたデザインだった。
これを見ると三段目から幕下あたりのころの朝青龍のカラダは非常に良いよ。
伝統的な稽古を十分につんでいたことがよく判るよ。 若いうちはこうでないとね。
おそらく伝統的な稽古は、力士としての全体を底上げしてくれるようなチカラがつくんだろうね。
これに対してトレーニングは、特定のテーマにとりくみたいときに便利なんだろうね。
現在の朝青龍であれば、力士としてのカタチがすでに固まっているわけだから、
トレーニングの比重が大きくなるかもしれないね。
829 :
1:2008/05/10(土) 21:01:46 0
さあああ、場所が始まるぞう。 なんかテンションがあがってきた。
気候もいいし、みどりがきれいだし、最高の季節だね。
みんな仕上がりぐあいはどうかな。
千代大海はもちろん、大関陣にも期待しているぞ。
明日は初日だからいつもどおり朝から行くからね。
みんないっちょ良い相撲をたのむぞい。
830 :
1:2008/05/11(日) 22:16:11 0
初日の千代大海、完勝。
相手が右側からなにかしてくると読んだか、立ち合いから左のハズで押し上げた。
これがきいて一撃で相手の腰がういた。
勝負カンがさえているんじゃないかい。今場所はいけるんじゃないっすか。
ほかの大関陣もよい相撲だった。 みんな強いよ。
朝青龍は立ち合いの集中力を欠いていたかなあ・・・
今日は向正面側から見ていたけど、
立った瞬間に稀勢の里が右上手をガシッとつかんだからね。
朝青龍にしては立ち合いがザツだったかもしれないね。
もちろん稀勢の里の攻撃はみごとだったけれども。
朝青龍は明日からきっちり立て直してくれよ。
831 :
1:2008/05/11(日) 22:18:06 0
今日は三段目から幕下にかけて良い相撲が多かったよ。 非常によかった。
物言いもあれば差し違えもありで、あつい戦いが続いたね。
序二段では西の土俵下で混乱があったみたいね。
控え力士が順番を間違えたのか、あるいは遅刻してギリギリに出てきたのか。
なんかモメていた。
2時頃には九重親方の握手会があるということでエントランスにいってみたら、
すでに黒山のひとだかりで一発ではじかれた・・・(w
すごい人気だね。 すっきりとあきらめますた。
まあ、この時間は幕下の熱戦が続いていたから土俵から目をはなせなかったし。
今場所から売店でゆでたまごを売りはじめたんだね。 しかもこれがけっこう旨い・・・
黄身をかじるとネットリとしていて濃厚で芳醇で。
みやげに二つも買ってかえっちゃったよ。
いやあ今日はまる一日、ほんとうに堪能した。
ドスコイFMも面白かったしね。
今場所はもう少し足を運びたいな。
832 :
1:2008/05/12(月) 22:18:16 0
2日目の千代大海、あぶなかった。 しかし良い相撲だった。
立ち合いは両者ともにカマしていったが、
ほんの少しだけ千代大海が当たり勝った。 これが最後まで効いたね。
相手はひるまずに両手をあてがいながら前に出てきた。
千代大海は引きにいったが、ついてこられて絶体絶命。
しかし土俵外の空中に足が出ながらもなんとか回りこんで、逆襲に転じた。
いやあ、よく残った。
足先が蛇の目をはいたかと思って、
審判が手をあげるかどうか、ついつい見てしまったよ。
ひょとして稀勢の里も同様に思ったかもしれないな。
つまり千代大海の足が出たのではないか、という思いが一瞬アタマをよぎって、
このために攻撃がワンテンポ遅れたかもしれないね。
いずれにせよ千代大海の超人的な反射神経と、
防御から攻撃に転じるスピードが勝利をもたらした。
今場所はカンがさえているし、動きも軽やかだし、立ち合いも集中している。
若手をブロックして壁になってやるのも大関の仕事だからね。
逆に稀勢の里のほうは前に出るチカラがすごい。
昨日の相撲がフロックではないことがよくわかったよ。
833 :
1:2008/05/12(月) 22:20:11 0
魁皇は相手にうまく取られたけれども、もともとスロースターターだからね。
立ち合いでググッと積極的に踏み込めば問題はないでしょう。
琴光喜、琴欧洲は強いね。今場所はいけるんじゃないかな。
両関脇の相撲もみごとだった。
朝青龍はすごい。 相手の左をころしてもぐりこんで、どうするのかと思ったら、
両前ミツをひきつけただけで巨体を宙に舞わせてしまった。
白鵬の立ち合いからの攻撃もきびしかったし、なんか序盤から盛り上がっているなあ。
834 :
1:2008/05/13(火) 22:34:47 0
3日目の千代大海、やられた。
相手はそれほど強烈なことをやったようには見えなかったけれども・・・
まあタイミングが合ってしまったということかな。
もともと初顔は苦手にしているからね。
切り替えて明日からたのむよ。
835 :
1:2008/05/13(火) 22:38:00 0
魁皇−稀勢の里は、稀勢の里の相撲だった。
稀勢の里は初日と同じく立ち合いで右上手をガシッとつかんだ。
左ワキもかたかったし。
しかし今日魁皇がやられたとなると、千代大海は昨日勝っておいてよかった。
横綱に続いて古参大関が若手に続けて負けたとなると、
なんとなく新旧交代ムードが高まってしまうからね。
ちょっとしたきっかけで時代がグーンと動いてしまうということはありうる。
魁皇、琴光喜は気持ちを切り替えて明日からたのむよ。
琴欧州は言うことないね。
白鵬はすごかった。
左からカチ上げぎみに右から突き起こしたら把瑠都が横をむいてしまって勝負がありだ。
後ろについたときにムチャをしないでくれて助かったよ。
変な倒れかたをしたら把瑠都のヒザが心配だったからね。
朝青龍はフワリと立ったので少し押し込まれた。
立ち合いで相手がなにか仕掛けてくると読んだかな。
しかし冷静な目と素早い動きはさすが。
836 :
1:2008/05/13(火) 22:39:28 0
幕下では阿覧−土佐豊はあいかわらず白熱した相撲だった。
阿覧の突っ張りは、なんか突っ張るというより「ぶったたいている」って感じね。
くらうと痛そうだけれども、相手を後ろに下げるというような突っ張りではないね。
三段目では吐合がもどってきて2連勝。
低い身長で下から上にむかってグングン押していくタイプの押し相撲っていうのも実は好きなのだ。
837 :
1:2008/05/14(水) 22:42:36 0
四日目の千代大海、あかんかったなあ。
今日はなにもできなかったね。
明日からがんばってくれい。
魁皇も。
それにしても、朝赤龍は思いっきりがいいね。
今場所は迷いがないみたいね。
838 :
1:2008/05/14(水) 22:43:21 0
朝青龍は立ち合いの踏み込みはよかったけど、
張って、右を差して、左を差して、という全体の手順に
いつもより時間がかかったかもしれないね。
左を差す途中で相手が出てきた感じで。
しかし、どんな体勢になってもなんとかする強さとスピードがあるからね。
白鵬、琴欧州は言うことないね。
琴光喜は危なかったけれども、うまく取った。
839 :
1:2008/05/14(水) 22:44:52 0
安馬−稀勢の里は時間は短かったけれども見ごたえがあった。
とくに安馬の立ち合いと出足はものすごい。
これをしのいだ稀勢の里も下半身のどっしり感が増しているんじゃないかな。
若手同士らしい迫力満点の相撲だった。
琴奨菊は極めながらガブるなんて器用なことをするなあ、と思ったら、
両方ともサガリをつかんでいたんだね。
一般にサガリをつかんで残したり逆転したりするシーンはたまに見るけど、
両サガリをつかんで寄るなんていうシーンは初めて見た。
こんなの記憶にないよ。
十両では若荒雄がよくしんぼうして突っ張ったね。
もう少し足が出ていれば完璧だったけれども、
先手先手と積極的に攻めたのが良かった。
幕下では南−星風は、投げの打ち合いから南が顔から落ちながら勝利をもぎ取った。
感動した。
840 :
1:2008/05/15(木) 22:01:38 0
五日目の千代大海はうまい相撲だった。
相手が大きいため、伸び上がるようにノド輪を出したね。
下にもぐると肩越しに上手を取られるからだろうな。
魁皇もすごかった。 まるでクレーンだよ。
841 :
1:2008/05/15(木) 22:02:44 0
琴光喜に差し勝つということは、
稀勢の里はそれだけ前に出る圧力が増してきたってことかな。
こうなると白鵬、琴欧州との対戦が楽しみだね。
今日も熱戦が多かった。春日王−岩木山も長い相撲だったけれども、
幕下の白塚−松谷もすごかった。二人ともウデがしびれたんじゃないの。
んー、今日の千代大海は一発目の場所が肩だったのがポイントだろうね。
んで、バルトは手が伸びずに捕まえられなかった。で、少し斜めの位置に
体を入れて、のど輪。力の均衡が斜めってる所を右で廻しを取るために
バルトが無理に前に出たので引き落とし。
両者そんなに調子が良いわけじゃないので、しょっぱい一番みたいな扱いを
されたけど、今までの流れを鑑みれば、捕まえられないための作戦を練りに
練ってきた面白一番だね。
843 :
1:2008/05/16(金) 22:00:45 0
千代大海、あかんかったなあ。
相手も立ち合い速かったけれども、
ちょっと集中できていなかったかなあ。
しかし安馬は、最初の待ったのときの動きといい、
勝負が終わったあとの態度といい、
土俵上の作法がじつに良いね。
花も実もある力士だね。
844 :
1:2008/05/16(金) 22:06:24 0
>>842 技術と研究が光った相撲ですよね。
先場所の敗戦を生かしたと思います。
把瑠都がつかまえようと手を出してくる動きを完全に見きって
先に先にと細かいテクニックで封じ込めましたからね。
押し相撲でありながら永く大関をつとめることができるのも
このようなところに理由があると思います。
845 :
1:2008/05/16(金) 22:08:26 0
明日も国技館に行くわい。
朝に用事があるのでいつもより遅い出勤(?)になるけれども・・・
なるべく早く行きたいな。
場所も中盤戦だし、みんなここが踏ん張りどころだぞ。
がんばってくれい。
846 :
1:2008/05/17(土) 21:50:37 0
七日目の千代大海、いかん。
相手は立ち合いで変わったというほどではないね。
かわしたというところだ。
これはしかたがないね。
とりあえず目の前の一番に集中して
自分の相撲で立てなおしてくれい。
847 :
1:2008/05/17(土) 21:51:51 0
稀勢の里−琴欧洲も、琴欧洲が変わったというよりも、かわしたという印象だね。
稀勢の里のほうも立ち合いで張っていくというのは、
ある意味で相手をかわそうとすることだから、どっちもどっち。
二人ともよほど勝ちたかったんだろうな。
848 :
1:2008/05/17(土) 22:00:24 0
できれば若い人には相手をかわすのではなく正面からはねかえしてほしいな。
余計なお世話だと言われればそれまでだが・・・(w
小利口な相撲を取っていては、いつまでたっても大きな飛躍はできないんじゃないかな。
現在の努力を延長していけばいつか大関とか横綱とかが手にはいる、と考えるのは間違い。
実際にはバコーンと階段を上がるように飛躍しないかぎり手にいらない。
従って、現在の延長線で勝負にこだわっているようでは、
いざというときにこのバコーンが出なくて泣くことになる。
白鵬にしても、三役のころには立ち合いの変化にはしって横道にそれそうになったことがあった。
しかし彼はそれを反省して王道にもどり、そして横綱になった。
朝青龍も若い頃は突っ張り一本で、
いかなることがあっても逃げたりかわしたりはしなかった。
こう考えると、やはり若い人は
目先の勝負よりも遠い目標にむかって相撲をとってほしいと思えるね。
849 :
1:2008/05/17(土) 22:03:38 0
今日は序二段の後半から見たよ。とくに三段目の相撲は良かった。
三段目になるとさすがにみんな前に出る基本型が身についているからね。
正面からぶつかりあう熱い戦いになる。
ここにこそ相撲の原点があるのではないかな。
こりゃ休場した方がいいなぁ。
自分で何したらいいか分からなくなって、無効な動きだけするようになっちゃってる。
まぁ、所謂迷いがあるってやつなんだが。
851 :
待った名無しさん:2008/05/18(日) 20:07:30 O
今日の安馬・若ノ鵬の決まり手はうっちゃりよりも櫓投げのほうがぴったりかと思う。
852 :
1:2008/05/18(日) 22:28:46 0
中日の千代大海、いかんか・・・
しかし相手に攻められてもがんばったし、
気力は萎えていないから、まだまだいけると思うぞ。
853 :
1:2008/05/18(日) 22:29:10 0
>>850 まあ不調であることは事実ですが、
1月場所よりはマシなので、
期待はしていますが。
>>851 安馬のうっちゃりはすごかったですね。
たしかに腰にのっけた感じでした。
どのような状態になっても勝てるという自信があったかもしれませんね。
しかし、これほどのうっちゃりを見たのは若浪以来かなあ・・・
854 :
1:2008/05/18(日) 22:30:21 0
琴欧洲はよい相撲だった。
いろいろと作戦を考えるのは良いとしても、
少なくとも横綱をねらうのであれば
今日のように「前に出る」ということを基本にしてほしい。
もちろん本人は百も承知だろうけれども。
マワシを取れば強いのはわかっているが、
だからといって立ち合いでかわしたり、
タイミングをずらしたりまでしてマワシにこだわっているようでは
なんとなく横綱候補という雰囲気にはなってこないからね。
今日のようにどんどん積極的にいくようであれば、
これは楽しみになってくるよ。
855 :
1:2008/05/18(日) 22:37:15 0
間垣親方については、言いたいことはわかるけれども時期がわるいよ。
竹刀であれば安全だし、太ももをたたいても危険はないだろうけれども、
なにせ協会がおかれている状況が状況だからね。
856 :
1:2008/05/19(月) 22:03:54 0
千代大海、今日もいかんな。
しかし立ち合いの踏み込みはよかったし、動きは積極的だ。
まずはなんとか白星をねらってほしいな。
857 :
1:2008/05/19(月) 22:10:42 0
鶴竜は上位戦ではいつも小細工をせずにまっすぐに行くね。
昨今の情勢からすると、逆にこれが印象的だよ。
いまは玉砕しているが、やがて徐々に通用するようになっていけば
大きな自信となっていくだろうね。
若ノ鵬は把瑠都のケガしているほうの足にかけたので少しヒヤッとしたが・・・
そういえば春日王は重傷そうだね。だいじょうぶかな。
きっちりと治して元気に復帰してほしいよ。
858 :
1:2008/05/19(月) 22:11:13 0
十両では玉鷲−光龍が印象に残った。
光龍のうごきが良かったけれども、玉鷲の押しも強いね。
玉鷲は十両にあがったころはこれといった特徴を感じなかったけれども、
今場所は突っ張っても強いし、ハズにかけて押していっても強い。
もちろんマワシを取ってもいけるわけで、
なんかスケールが大きい感じになってきたね。
幕下では天一の仕切っているときの顔が印象に残った。
気合い満点できびしい顔をしていた。
相撲のほうはよくがんばって押したけれども惜しかった。
しかし次の相撲が大切だろうね。
859 :
1:2008/05/20(火) 21:17:40 O
千代大海、今日もいかんか。
今日はネツト環境にないので書けないが、
がんばって。
安馬はやつたね。
860 :
1:2008/05/21(水) 22:06:31 0
十一日目の千代大海、善戦だった。
今日は右もかなり使えたし、ノド輪からの引き手も速かったし、
動きも良かった。
負け越しはしたが、逆にこうなったら開きなおって
少しでも来場所につながる内容の相撲をとってほしい。
861 :
1:2008/05/21(水) 22:11:29 0
琴欧洲は最高の立ち合いだったね。
朝青龍といえどもさすがにあのカタチになると苦しい。
しかし終わったわけではないからね。
朝青龍もまだまだチャンスは残っている。
鶴竜は単なるラッキーではないと思う。
むかし貴乃花も優勝決定戦で武蔵丸から勇み足をひろったことがあったが、
この相撲は貴乃花の最後までチカラをぬかない敢闘精神が
武蔵丸の勇み足を誘発したものとみる。
今日の鶴竜もそれに近いものがあると考えてもいいんじゃないかな。
稀勢の里は相撲内容はショッパいものの、土俵際でしのいだところは注目される。
これが安馬戦と同じで下半身のドッシリ感が増している兆候であるとすれば来場所が注目だ。
このようなちょっとしたきっかけから変わっていく例はあるからね。
来場所の安馬、琴奨菊戦がどのようになるか。
しかし後半戦の稀勢の里はは立ち合いで少々腰が立ち気味になっているかなあ。
だから圧力がかからなくて右上手がとれないのかもしれなね。
千代白鵬はみごと。 今場所は上半身と下半身がぴたりと一致している印象だね。
見せ場があると思わなかったな、表情も気合い乗りしてなかったし。
そんなに白鵬もそう悪いようには見えなかったけど、やっぱり足悪かったんかね?
863 :
1:2008/05/22(木) 22:04:29 0
千代大海。いやあ思いきったことをやったねえ。
変わるなら逆の方向かと思ったけれども。
もっとも朝青龍が食うのもめずらしいね。
864 :
1:2008/05/22(木) 22:07:19 0
琴欧洲は休まずに攻めつづけたのが良かった。
しかし琴欧洲はこの土壇場でこれだけ動けるということは、
ガチガチになるクセを克服したかな。
>>862 白鵬も前に出るぶんには気にならなかったと思いますが、
下がるとやはり足首が痛かったかもしれませんね。
865 :
1:2008/05/23(金) 21:53:01 O
千代大海やつた。
今日もネツト環境にないので書けないが、
明日もがんばって。
まぁ、千代大海は粘り勝ちだが……
琴光喜が凄すぎる。あのマワシテクニックは他にいないな。腰の軽さと引き換えだけど。
あぁやって切れるってことは、下手届いてても力は届いてないんだね。だから腰が軽く
ても思い切って前に出て浴びせ倒せる。
魁皇も魅せたね。もう笑うしかない。ホントに右上手取れれば未だにこのレベルなのか。
琴欧洲は、やっぱり優勝争いってのが何なのか分かってないんだね。普段の場所から
優勝争いする相手に対する取り方がなんだかなってないなと思ってたけど、やっぱりわ
かってなかった。大関のあの席ってのは優勝争いを最も見る機会が多い席なわけで、
そこで見取り稽古をしてなかったって事だ。大関は負け越しても優勝争いに参加するん
だよ。
867 :
1:2008/05/24(土) 23:11:08 0
十四日目の千代大海、あかんかったか。
まあ仕方がないね。
しかし明日の割りはくずされなかったね。
やはり朝青龍戦を評価してもらえたかな。
ここはひとつ内容のある相撲で最後をしめてもらいたな。
868 :
1:2008/05/24(土) 23:11:37 0
琴欧洲はほんとうにおめでとう。
とりあえずはこの喜びを思いっきり噛みしめてくれ。
しかし二枚目だなあ・・・
今日のNHKのインタビューによって
ますます女性ファンのハートを引きつけたかもしれないね。
来場所以降は会場に若い女性の観客が増えるかも。
869 :
1:2008/05/24(土) 23:14:08 0
>>866 琴光喜−白鵬ですね。
琴光喜の相撲は確かにそのとおりでしたね。
また、相手が左を巻き替えにくるタイミングで前に出たところを見ると、
巻き替えを読んで待っていたのかもしれません。
それにしても、この相撲がなければ琴欧洲の優勝はあぶなかったかもしれないし、
まちがいなく今場所のターニングポイントになった相撲でしたね。
魁皇はまだまだいけますよ。 なにせ右上手をとれば人間クレーンですからね。
琴欧洲−安美錦は、琴欧洲が花道の奥に顔をみせた段階から目がうつろでしたからね。
たしかにこれまで両横綱の優勝を他人事のように見ていたかもしれませんが・・・
まあ今場所の優勝で結果オーライということで。
870 :
1:2008/05/24(土) 23:16:49 0
両横綱はさすが。
絶対にこのままでは終わらんぞ、という気迫が伝わってくる良い相撲だった。
もちろん明日も来場所も期待しているし。
露鵬の休場はショックだ。 ケガしたなんて気がつかなかったよ。
しかし休むということもひとつの勇気だ。 まずは治すことが先だからね。
十両の優勝争いも盛り上がっているね。 千代白鵬も光龍も、二人ともがんばってほしい。
明日は最後だし、のびのびとした相撲をとってほしいな。
幕下の旭秀鵬の押しと出足はすごかったね。 たしかに誰がみてもそれとわかる逸材だ。
ただ本人は将来的に旭天鵬のような相撲を取りたいと言っているそうだけど、
今日の相撲をみると、しばらくはマワシを封印して
突き押し一本でいかせたほうが良いんじゃないかな。
(まあ押し相撲ファン的な願望もまじってはいるけれども。)
玉春日勝ち越し!
872 :
1:2008/05/25(日) 21:57:24 0
千秋楽の千代大海、残念。
相手の立ち合いが良かったし、すぐに上手を引かれちゃったからね。
まあしかたがないね。
しかし今場所は負け越した後にも、朝青龍を倒したし、
雅山戦では驚異のねばりをみせてくれた。
このがんばりは来場所につながってくるよ。
とにかく来場所に期待しているぞ。
873 :
1:2008/05/25(日) 22:04:46 0
>>871 玉春日みごとでしたね。
今日はふところが深い相手で押しにくいかと思いましたが、
相手が前に出てくるところをうまくノド輪で間隔をとり、まわりこみました。
左を差すような形になってしまってどうかと思いましたが、
右のほうはきっちりとハズで押していたんですね。
このため相手はいやがって思わず引いてしまいました。
戦略の勝利ですね。
これこそ人間国宝のワザというものでしょう。
874 :
1:2008/05/25(日) 22:11:26 0
両横綱はマジだったね。
ダメ押しもにらみあいもイカンといえばイカンけど、
お互いに同郷どうしだから
いささかヒートアップしすぎたんだろう。
二人とも実績のある横綱だから
きっちりと反省しているだろうし、
それほど目くじらを立てるほどのことではないんじゃないかな。
まあ理事長や審判部の親方衆と顔をあわせたら、
あやまっておいたほうが良いかもしれないけどね。
いずれにせよ両横綱には来場所に期待したいな。
来場所はモンゴル巡業の直前の場所だし、
二人とも好成績をあげてモンゴルに帰りたいだろうし。
875 :
1:2008/05/26(月) 22:02:00 0
とりあえず白鵬側に注意か。
白鵬ファンからみれば、温厚な白鵬があそこまで怒るのだから
朝青龍がよっぽどひどいことをしたに違いないと思えて
理事長の裁定は納得がいかないかもしれないな。
しかし朝青龍のダメ押しが故意であったかどうかは誰にも立証できないからね。
本人が故意ではないと言えば、そうとしか言いようがない。
これに対して白鵬が右肩で押したのは間違いなく故意だからね。
こう考えれば、理事長が白鵬側に注意をあたえるのはやむをえないと思える。
ただ朝青龍も流れでああなったとは言っているものの、
相撲の流れでああなったようには見えないね。
どっちかっつうと「こいつをやっつけてやる!」という気持ちの流れでああなったって感じだ。
まあ朝青龍にしても道義的な責任がないとはいえないわな。
いずれにせよ今月の「大相撲」誌の総評座談会ではたっぷりと言われそうだな・・・(w
876 :
1:2008/05/26(月) 22:11:54 0
しかし品格うんぬんは置いておくとして、
興行的な意味では来場所の二人の取組は盛り上がるかもしれないね。
千秋楽の豊ノ島×安馬、まわしを取ったり取られたりの攻防を見て、
つくづく相撲っていいなーと嬉しくなってしまったのですが、
(特に豊ノ島の、腰に目がついてるんじゃないかという回しの遠ざけ方)
>>1さんはどうご覧になりましたか?
878 :
1:2008/05/27(火) 21:38:36 0
>>877 若手らしい元気な相撲でしたね。 詳細は追ってレスさせていただきます。
879 :
1:2008/05/27(火) 21:43:09 0
結局、両横綱ともに注意になった。
しかし、理屈からいえば理事長の判断が合理的な気もするけどね。
例えば、サッカーで報復行為をすればレッドカードで一発退場だけれども、
その報復行為を誘発した元の選手が、それによってペナルティが加算されるようなことは聞かないね。
元の選手が、ノーホイッスルか、ホイッスルか、イエローか、レッドかという判断は、
あくまでもその元の選手がおかしたファウルの大きさによって決まるんじゃないの?
そうでないと報復行為をつかって相手のエースを退場に追い込むことができちゃうかもしれないし。
まあサッカーのルールはくわしくないけど、
少なくとも一般のスポーツの裁定で「ケンカ両成敗」ってことはあまり聞かないよ。
この発想を本件にあてはめると、まず白鵬のほうは報復行為を行ったのだから一発レッドで間違いない。
これに対して朝青龍のほうは、白鵬の報復行為とは関係なく、
最後のダメ押しのようなカタチがどうであったか、という点で判断される。
ひとつの仮定として、あの取組がなにごともなく普通に終わっていたとしたら、
朝青龍の最後のカタチはどうだったろうか。
これは注意を受けるほどのものではないかな。
そうすると白鵬に注意、朝青龍はおとがめなし、という結論になるのも
一定の合理性はあるような気がするけど。
880 :
1:2008/05/27(火) 21:49:39 0
ただファンの感情はちがうだろうな。
大相撲も客商売だからファンの感情は無視はできない。
この点で横審の言い分は尊重する必要がある。
ただ理事長の立場であれば当然に合理的な判断をするだろうし、
逆に理事長が感情に流された判断をしたら大変なことになるからね。
そういう意味では、理事長は合理的な判断をし、
横審はファンの代表として感情に配慮するように提言した、ということで
それぞれきちんと仕事をしたということじゃないかな。
協会は組織として健全にまわっているというわけだね。
881 :
1:2008/05/27(火) 22:03:52 0
それにしても横綱の仕事って大変だよ。
横綱というものはファンに「夢」を与えるのも仕事のひとつだからね。
そもそも「品格」なんてものは相撲ファンがいだいている夢のようなものだけど、
それでもファンの「夢」は大切にしないとね。
これはどの世界でも同じだろうね。
例えばディズニーランドでミッキーの着グルミをきている人が、
暑いからといって子供の前で着グルミをぬいで団扇であおっていたら非難される。
そもそも子供に夢を与えるのが仕事なのだから、たとえ休憩時間であってもやってはいけないというわけだ。
この点で、横綱というものも「品格」という着グルミをきているようなものかもしれないね。
やはり衆目の前では着グルミをぬいではいかん、というわけだ。
いずれにせよ大変な仕事だけど、そのへんのところも給料に入っているんだろうな。
まあ今回は敢闘精神が行き過ぎたわけだから、
方向としては良い方向の話ではあるからね。
これで一件落着だね。
882 :
1:2008/05/29(木) 21:21:54 O
アク禁で書けないよ〜。
待つてね。
883 :
1:2008/06/02(月) 22:31:12 0
>>877 遅レスになってしまいましたが、安馬−豊ノ島をふりかえってみました。
安馬は立ち合いで左から張って
左差し右上手をねらっていったみたいですね。
しかし相手の右がかたかったために左が差せず、
また張り差しにいったために出足がにぶり
逆に相手に押しこまれて最初にかかった右の上手もはなれてしまいました。
逆に豊ノ島は、立ち合いから積極的に踏み込んで
右ワキを固くして相手の左差しをブロックしながら
一瞬あさくモロ差しになる等、
積極的に前に出たために有利な展開になりました。
884 :
1:2008/06/02(月) 22:31:48 0
(つづき)
その後、安馬は右の上手を取りましたが、
押し込まれてから取ったものであったため
すでに相手の腰が十分におりており、
相手得意の重い腰を十分に発揮される守りの体勢をとられてしまいました。
安馬はこのために攻め手がなくなったかもしれませんね。
やはりワマシを取るにしても、攻め込んで取った場合と、
攻め込まれて取った場合とでは体勢に差が出ると思います。
安馬はカラダをふってアタマをつけましたが、
相手も腰がおりていますし、不用意に出ていくと投げもあるということで、
なかなか攻められませんでした。
逆に豊ノ島は、それを読みきって相手がじれて先に動いてくるのを待って
強引に出し投げにきたところで一気に体を寄せて前に出ました。
885 :
1:2008/06/02(月) 22:32:31 0
(つづき)
結局のところ、安馬はやはり立ち合いの張り差しが失敗したため、
これが後々の展開までひびいたと思います。
逆に豊ノ島は立ち合いで積極的に踏み込んだことが勝利を呼んだと思います。
途中の展開はいろいろとありましたが、
立ち合いが相撲の流れを決めてしまったようです。
しかし両者ともに死力をつくした良い相撲でした。
豊ノ島は重い腰をもっていますので、
これを守りではなく常に攻撃に使うようになれば
すごい力士になりそうですね。
(おしまい。)
886 :
1:2008/06/02(月) 22:35:54 0
トーナメントでは朝青龍−白鵬は実現せずか。
それにしても千秋楽の朝青龍はにらみ返したのが失敗だったね。
あそこは白鵬がにらんできても、無視してさっさと懸賞をうけとって土俵をおりればよかったんだよ。
そしたら理事長の裁定のとおり白鵬だけが注意されて終わっていただろう。
それをにらみ返したもんだから横審にケンカ両成敗とか言われるはめになった。
相撲は器用なのにああいうところは不器用なんだよねえ・・・
もしもこれが輪島だったら、白鵬がにらんできてもしらんぷりして
すずしい顔して懸賞をうけとっていただろうな。
それで「えっ、そうだったの? ぜーんぜん気がつかなかった。」とかしらばっくれてね。
ただ、あそこでにらみ返すところも朝青龍の魅力ではあるけど。
負けん気の強さこそが朝青龍の真骨頂だし、
むしろ性格的にまっすぐでケレン味がない人柄をあらわしていると思うよ。
あれは睨み返したというのとは少し違うようだが
うん、睨んでないな。びっくりした後、苦笑って感じかな。
しかし相撲見てない人が(朝青龍知らない人が)たまたまあの場面見たんじゃなくて
相撲ファンからも睨み返したと思われてしまうのか…
横審が口出す余地があるわけだ。
889 :
1:2008/06/06(金) 20:16:13 0
>>887-888 なるほど、朝青龍の取組後の「殴られるかと思った」というコメントからしても、
とくに睨み返したというわけではないかもしれませんね。
じつはあの日は国技館にいて向正面側からあのシーンを見ていました。
その後は帰宅してからビデオを見返したわけではありませんので、
単純に国技館で見ていた観客の一人としての感じ方になります。
会場では、両横綱が睨み合った時間はずいぶん長く感じられたんですね。
まさしく「空気が凍りつく」というような異様な雰囲気でした。
従って、睨んでいる白鵬の前に立っている朝青龍もまた睨み返したという認識になりました。
(ビデオを見返せばまた違った認識になるかもしれませんが。)
おそらく横審の人も会場にいて、やはり同じ認識になった可能性があります。
従って、この件に関して横審が口を出してきたことも
ヨカタの感覚としてはなんとなく理解できるんですよ。
あるいは
>>888さんは内部におられる方かもしれませんが、
内と外との見方をすり合わせることも有意義だと思いますので、以後、
横審が口を出してきた理由について自分なりの解釈を書いてみましょう。
朝青龍ファンだけど、彼はちょっと表情の出し方が独特だと思う。
時間いっぱいで付け人に視線を送るときの、ギュッと眉をしかめるしぐさ、
あれが実は親愛の情を含む、日本人にとっての笑顔に近い表情だったりするんだよね。
だから、じっと相手の顔を見たのを(怒りや敵意から)睨んだ、と一面的に解釈してしまうと
ちょっと気の毒かなーと思うよ。
891 :
1:2008/06/09(月) 22:01:41 0
>>890 おっしゃることはよくわかります。
人間的にはまっすぐであると思えますからね。
どこか憎めないんですよね。
ただ結論から先にいえば、あのシーンについては
朝青龍がにらみ返していようが、びっくりして見ていただけであろうが
あまり関係はないと思います。
あのシーンにおいては朝青龍がとるべき態度はひとつしかなかったんです。
つまり白鵬を無視してたんたんと東土俵に下がって懸賞を受け取るべきだったんですよ。
それをしなかったから横審が出てきて共犯あつかいにされてしまったわけで、
その理由がにらみ返していたか、びっくりして見ていたかは関係ありません。
この点は少しくわしく書きたいと思います。
朝青龍本人がこの点を理解できないと、そのうちまた横審とモメそうな予感がしますんで。
892 :
1:2008/06/12(木) 22:00:08 0
さて、今回の理事長の裁定と、横審の意見とではどちらが正しいのでしょうか。
これはどちらも間違ってはいない、と思います。
おそらく理事長と横審とでは、相撲を見る角度がちがっているだけだと思うんですね。
ちょうど立体の「円錐」を思い浮かべてみると、
円錐は上からみると「円」にみえますが、横からみると「三角」にみえます。
このように理事長と横審とでは相撲をみる角度が違っているのだと思います。
理事長もこれをくんで最終的には横審の意見にしたがったのではないでしょうか。
そもそも相撲というものは、近代スポーツであることはもちろんのことですが、
その他にもある種の祭りであったり、神事であったりなど、様々な側面をもっています。
今回の理事長の裁定は純粋に近代スポーツとしての判断だと思いますが、
おそらく横審のほうはまったく別で、相撲の「古典芸能」という側面をみているのだと推測されます。
だからかみ合わないんですね。
もともと江戸時代に発達した相撲興行は、歌舞伎などとともに古典芸能としての側面をもっているわけですが、
このようにスポーツでありながら古典芸能でもあるというものは、
おそらく世界的にみてもめずらしいのではないかと思います。
従って朝青龍もこの古典芸能としての側面をよく理解しておかないと、
この先も横審とモメる可能性があるのではないか、と少々心配されるわけで、
それでこの件を話題にしようと思いました。
次回、もう少し続けます。
893 :
1:2008/06/13(金) 21:54:56 0
さて大相撲の芸能としての側面を語ろうとするならば、これは良い話もあれば悪い話もあるでしょう。
まずは悪いほうの話からいくと・・・
もともと芸能というものは社会においてそれほどステータスの高いものではなかったはずです。
江戸時代の相撲興行においても、大男をさがしだしてきて看板大関にすえたり、
大童山のような超肥満児に土俵入りさせたりということで、
サーカスの見世物のような要素も強かったことでしょう。
また力士の収入にしてもタニマチや大衆にこびを売らないと生きていけないという惨状であって、
芸者衆とおなじような生活なので「男芸者」とか揶揄されていたりしていたわけです。
実際、力士の反乱も何回かおきていますからね。
どっちかというと大相撲が近代スポーツとなったのは最近になってからであり、
むしろこのような歴史のほうが長いのではないか、という気もしますね。
ただ、このような過去を知ってこそ、現在の価値あるものに気がつくと思えますので、
やはり入門者には大相撲の暗い過去もよく教える必要があると思います。
次回はよい話を。
894 :
1:2008/06/16(月) 22:15:27 0
と思ったけど、もう少し悪い話もつづけましょう。
先に大相撲を近代スポーツとしてみる見方と、芸能としてみる見方とは両立するという話をしました。
例えば、力士を後援する後援者の心理というものはどのようなものでしょうか。
これはモンゴルで白鵬のお父さんが尊敬されているように、
立派なアスリートを尊敬する気持ちをみんなが持っているからですね。
ただしこれはあくまでも近代スポーツとしての見方になります。
今は知りませんが、ひとむかし前までの話としては、
相撲を芸能としてみた場合にはニュアンスが異なってきます。
一般にあたらしく成り上がったお金持ちというものは、
金の使い方のパターンが似てきます。
贅沢品をそろえたり、旨いものを食ったり、
あるいは美女をあさったりとか、いろいろやった上で
最後にはステータスをもとめるようになります。
このステータスを得るためには、力士を後援することはピッタリなんですね。
力士を自分の宴席によぶとそれだけで招待客に対してはステータスになるわけです。
これは芸能人をよんでも同じです。
山口組三代目は美空ひばりが子役であったころからの熱心な後援者でしたが、
ビッグな芸能人を宴席によぶことも、この世界の人たちのステータスなんでしょうね。
その意味では、ひとむかし前であれば力士も芸能人とまったく同じだったわけです。
もっとも、むかしは暴対法なんて存在しなかったので
力士にとってもその世界の人との交流はゆるやかだったみたいで
玉錦なんてそのスジの大親分と義兄弟のさかずきを交わしていたそうですね。
要は後援者の心理ですら、近代スポーツとしてみるか芸能とみるかで大きく変わってしまうということですね。
895 :
1:2008/06/16(月) 22:18:47 0
このような大相撲の芸能としての要素は、外国出身力士にはわかりにくいのではないか、と思えるのです。
例えば曙は横綱としてたいへんな実績がありましたが、
現役時代の晩年には後援会が自主解散してしまったということです。
後援会が解散するという話は聞いたことがありませんが、
このとき、曙は芸能人としてはうまく泳いでいけなかったのか、と心配されたわけです。
協会は、外国からの入門者に対して相撲の良いところしか教えていないのでしょうか?
もっと相撲の暗い過去や、はずかしい過去をよく教えたほうが良い気がします。
それでこそ、現在の力士がいかにめぐまれているか、そして力士としてなにを大切にするべきか、
も判ってくるのではないでしょうか。
次回こそ良い話をします。
896 :
1:2008/06/17(火) 22:10:38 0
しかし力士を後援しようとする人の心理は300年間あまり変わっていない気がします。
江戸時代の殿様はお抱え力士を休場させて参勤交代に同道させていたそうですが、
お抱え力士が大名行列に同道すればこれは一種のステータスになったことでしょうね。
その意味では、江戸時代も今もあまり変わっていないような気がします。
やはり大相撲には芸能としての魅力があったからこそ、
幾多のピンチをのりこえてここまで続いてきたのでしょう。
芸能としての要素もあながち悪いものではなく、大相撲にとって不可欠の要素ですね。
少なくとも、外部の人間が大相撲について論ずる場合には、
近代スポーツとしての面だけではなく文化的な背景やメンタリティーを考慮することは当然ですね。
897 :
1:2008/06/19(木) 21:56:59 0
さて、これまで悪いことを中心に書いてきたのですが、ポイントをまとめると次の三つになります。
一つは、職業相撲である大相撲の出発点は「芸能」であったという点。
世界の国々にはいろいろと伝統的な格闘技があると思いますが、
芸能から出発したプロ集団というものはあまり存在しないと思います。
この点でモンゴル相撲ともまったく違いますね。
個々のワザを比べてみると類似する点があって面白いところもありますが、
だからといって日本の大相撲とモンゴルのブフとが似ているというような結論にはなりようがないです。
まずこの点はおさえておくポイントでしょうね。
898 :
1:2008/06/19(木) 21:58:18 0
二つ目は、大相撲を芸能という視点でみた場合には、力士を後援する人のメンタリティーは
江戸時代の大名であろうが、近代のタニマチであろうが、あまり変わっていない点です。
これは大相撲の発達してきた過程がユニークであったことを意味していると思います。
つまり芸能としてやってきて、あるときに芸能をすてて近代スポーツに切り変わった、ということではなく
芸能としての側面を維持しながらも同時に近代スポーツにもなってきた、というように
同時並行的にさまざまな要素をとりこんで現在に至っているわけです。
他にも「武道」という要素ももっていますが、
これはおそらく戦前に軍国主義が進んでいくにつれて確立したものでしょうね。
このように大相撲はさまざまな要素が混在して発達してきているものであるため、
ひとつの方向から見ていてはだめで、多面体のようにいろいろな方向から見なければいかんと思います。
だから自分が見たところ「丸」にみえるからといって
「三角」にみえるという人の意見をまったく聞かない、という態度では
大相撲の本質がつかめないかもしれません。
やはり多面的であることを理解する必要があります。
899 :
1:2008/06/19(木) 22:01:41 0
三つ目は、現在の社会的な地位です。
大相撲も現在では社会的な地位が高くなり、
幕内力士ともなれば政界や財界、ほかのスポーツ界など
一流の人たちと交流するチャンスがあったりして
なかなかめぐまれた状況になっていますが、
これは近代になってやっとここまで到達したものですね。
むかしの力士は社会的な地位があまり高くなく、月給制がなかった時代には
どっちかというと水商売にちかい職業ではなかったかというほどです。
実際に力士がクーデターをおこしたこともたびたびあったわけで、
このような永い不遇の時代を経た上で、やっとここまできたわけです。
だから今の力士は非常にめぐまれているわけですから、このように考えれば
やはり大相撲の力士としての義務はきちんとはたさなければいかんでしょう。
次回からはこの三つ目の点を主に取り上げたいと思います。
900 :
1:2008/06/25(水) 22:29:08 0
少し補足しますと、一つ目のポイントで大相撲とブフとは違うという話は
あくまでも文化的な面での話です。
スポーツや格闘技としてみれば両者には類似性はありますし、
白鵬がお父さんにアドバイスを受けるのもきっと有益なことでしょうね。
ただ文化的な意味合いでは、
モンゴルにおけるナーダムと日本における大相撲の本場所とは、
歴史的な出発点や発達の過程がまるで違うということですね。
三つ目のポイントについては、例えば
着物を着ずにラフな服装で町をあるいていて親方衆に怒られたとして、
若い人ならばなんでこの程度で怒られなければならないんだ、と感じることもあるかもしれません。
しかしこれは怒られなければならないでしょう。
大相撲もやっとここまで社会的な地位が高くなったというのに
現役力士がそれを下げるような行動をとってどうする、ということです。
先輩達にも申し訳ないし、これから大相撲に入ってくる後輩達にも申し訳ない。
だから現役の力士は身を律しなければならないわけです。
運転が禁止されているのもこのような流れでしょうね。
現役力士が交通事故をおこすと大相撲全体の打撃が大きいのでしょう。
同じことは企業でもあります。
メーカーの地方工場では工場長になれば内々に運転を禁止されるところも多いです。
田舎では事故をおこすとあっという間にウワサが広まりますからね。
会社にしろ大相撲にしろ、看板をせおっている限りは不自由になるのは仕方がないです。
次回はやっと本題に入れますかな。
901 :
1:2008/07/03(木) 23:25:04 O
アク禁で書けないよ〜
902 :
1:2008/07/08(火) 23:11:39 O
まだアク禁で書けないよ〜
あかん。
903 :
1:2008/07/12(土) 21:40:37 O
アク禁で書けないよ〜
場所が始まるってえのに。
たくさん書けないが千代大海に期待しているぞ。
先手先手でガンガンいってくれ。
暑さを吹き飛ばすようなスカッとする突き押しをたのむよ。
904 :
1:2008/07/12(土) 21:45:04 O
場所が始まるので上げさせていただきやす。
みなさん気にしないでスルーしてね。
905 :
1:2008/07/13(日) 22:03:22 O
まだアク禁で書けないよう・・・
しかし千代大海は迷いなくいった。
カラダが動いているぞ。
朝青龍は調整不足で場所にはいったみたいだが、
もともと本場所で取りながらも調整していける人だからね。
今日も立ち合いはよかったから明日以降は集中力を出せば大丈夫。
906 :
1:2008/07/14(月) 21:49:39 O
アク禁で書けないが千代大海よかった。
踏み込みもよいし当たりもよい。
相手の体勢をみて瞬間的にはたくカンもさえている。
朝青龍は万全ではないものの集中力がでてきた。
こうなれば大丈夫だろう。
みんな体調管理に気をつけてがんばってくれ。
907 :
1:2008/07/15(火) 22:08:29 O
ひき続きアク禁中。
千代大海は明日からだぞ。一日一番だ。
武甲−大雷童には感動した。
908 :
1:2008/07/16(水) 22:08:46 O
千代大海、四つになったが先手先手で攻めきった。
形はともかく敢闘精神は押し相撲のものだ。
魁皇もすごすぎる。
909 :
1:2008/07/17(木) 22:23:55 O
ええい、アク禁がもどかしいわい。
千代大海はこれからだぞ。
910 :
1:2008/07/18(金) 21:53:31 O
千代大海、落ち着いてさばいた。
今日の佐渡ヶ嶽勢はすごかったね。
911 :
1:2008/07/19(土) 21:35:28 O
千代大海いいぞ。足も手もよく出ている。
のってきたな。
912 :
1:2008/07/20(日) 21:21:54 O
千代大海は右の攻めがきびしかった。
やはり押し相撲は先手先手だね。
913 :
1:2008/07/21(月) 20:52:50 O
千代大海、積極的な相撲。
やはり押し相撲は先手必勝だね。
914 :
1:2008/07/22(火) 21:59:59 O
うん、右のハズが真ん中よりに当って流れたんだね。
ちょっと勢いこみすぎたかな。
しかし立ち合いの当たりは最高だし右腕も十分に使えている。
調子はあがっているぞ。
915 :
待った名無しさん:2008/07/23(水) 22:09:35 O
個人的に白鵬と魁皇のおっつけ合いは見応えがあると思うんです
916 :
1:2008/07/23(水) 22:20:56 O
千代大海やった。うまく間合いをあけて冷静にはたいた。
優勝争いには水をさしたものの、そんなことは言ってられんからね。
すんませんが今多くは書けませんので。
917 :
1:2008/07/24(木) 22:08:01 O
千代大海、痛めているほうの腕で懸命に押していった。
敗れたものの実に迫力があった。
しかし白鵬は下半身がくずれないなあ。
918 :
1:2008/07/25(金) 23:42:47 O
うーん千代大海あかんかつた。
こうなったら佐渡勢は白鵬に一矢むくいてくれい。
まあ今日のところは白鵬には優勝おめでとうと言うしかないけれども。
919 :
1:2008/07/26(土) 21:36:25 O
千代大海、右のノド輪が効いたね。
今場所はカド番脱出もよかったが、
右が使えるようになったことが大きい。
今年前半はケガで苦しんできたが、
後半はいけそうだね。
やっぱ白鵬は強いなあ。
920 :
1:2008/07/27(日) 22:17:26 O
千代大海、残念。しかしほんとにいやな相手だね。
琴欧洲はがんばったけれども白鵬は落ち着いていた。
白鵬は強いね。
921 :
1:2008/07/31(木) 22:00:45 0
ん。 いつのまにか書けるようになってた。
しかし今場所の白鵬は強かった。
精神面でものすごく安定していたように見えた。
いよいよ心技体ともにホンモノの横綱になってきた感じがするね。
白鵬については何も言うことはないね。
922 :
1:2008/07/31(木) 22:01:28 0
一方の朝青龍は残念だった。
栃乃洋戦ではなにか集中できていない感じだったけど、ケガをしてしまったね。
この横綱の場合は、マスコミからいつも稽古不足と言われることが多いけれども、
この点について想像をまじえながら書いてみようか。
923 :
1:2008/07/31(木) 22:03:59 0
稽古といっても、一般に場所へむけての準備をおおまかに
@土俵外で行う基礎的な筋力アップのためのトレーニング
Aアップした筋力を相撲で使えるようにするための土俵上の調整
のふたつに分けて考えるとすれば、
朝青龍の今場所の動きをみた印象では、
@についてはモンゴルでそれなりにやってきた気がするんだよ。
これまでの朝青龍は、ちょくちょくモンゴルに帰ることがあったにもかかわらず、
20回以上も優勝をかさねてきたわけで、この事実をすなおに解釈すれば
モンゴルでは何らかのトレーニングをやっていると想像できる。
ひょっとするとモンゴルの地形や自然を利用したトレーニング法をもっているのかもしれない。
こう考えると、この横綱の場合はふつうとはまったく逆に、
定期的にモンゴルに帰らないと強さを維持できないのかもしれないな。
すると、やはり場所前の準備で足りなかったのはAのところではないかな。
Aのところはさすがに土俵上で稽古しないとどうしようもないだろうし。
こう考えると、今場所は「調整不足」というよりも「調整の失敗」ではないだろうか。
924 :
1:2008/07/31(木) 22:05:49 0
大切なことは@とAとをうまくバランスさせることだと思われる。
@のトレーニングばかりやっていると、いつもまにかトレーニングのフォームがずれてきて
相撲で使わない筋肉を鍛えてしまうことがあると思う。
つまりトレーニングのためのトレーニングにおちいりやすい。
そこでAのような土俵上の稽古により、@のトレーニングの方向性がずれていないかどうかをチェックする。
このように@とAとのバランスがもっとも重要ではないだろうか。
今場所の朝青龍はモンゴルに長く滞在しすぎて@のトレーニングの方向性が微妙にずれていたのかもしれない。
まあ、以上はあくまでも想像にすぎないけれども。
一般的には年齢があがってくると翌日の疲れの取れ具合とかが変わってくるから
若いころとは違うやりかたを模索する必要があるだろうね。
ただしこの横綱が同じ失敗を繰り返すことはないだろうから来場所はおおいに期待したいな。
懸念材料としては、朝青龍の場合はモンゴル巡業にそうとうに入れ込んでいたから
モンゴル巡業が終わると目標を失ってガクッときやしないかが少々心配されるかな。
925 :
1:2008/08/04(月) 21:35:36 0
なお、@とAのバランスについては各力士によってもちがうし、
年齢や、好不調の波や、ケガの度合いによってもちがってくるだろうね。
若いうちはなにも考えずに土俵上の稽古を狂ったようにやるべき時期があるかもしれないし、
逆にカラダができてくれば自分のペースで調整していくこともあるかもしれない。
ひょっとすると横綱・大関ともなれば、相撲に対する理解の度合いが深いから、
Aのところはシミュレーションやイメージトレーニングで済んでしまうのかもしれない。
輪島なんかはそんな感じだった。
師匠の花籠親方は輪島の稽古不足を指摘されると
「あいつは調整がうまいんだ」の一言でおわらせていたからね。
できればマスコミさんには@のほうも取材してもらえればうれしいな。
相撲ファンとしては@のほうにもおおいに興味があるからね。
926 :
1:2008/08/06(水) 21:57:57 0
まあ師匠のゆとりも輪島が@については徹底的にやっていると見たからこそだろうけれども。
ただ今の力士は輪島のまねはしないほうがよいと思う。
927 :
1:2008/08/06(水) 21:59:14 0
7月場所の大関陣はそれぞれ良いところを見せてくれた。
千代大海は下半身を十分に鍛えて場所にのぞんだ感じだったし、
魁皇もうまく調整できていたみたいね。
二人ともまだまだいけるよ。
琴欧洲は序盤は緊張していたみたいだけど、
優勝する前のころに比べれば動きはよくなってきたし、とくに稀勢の里戦は見事だった。
今場所の綱取りはならなかったけれども、これは初めてだから仕方がないね。
まだ若いし、あと2〜3回くらい綱取りに失敗して
5回目の優勝あたりで横綱になるくらいの計画でよいんじゃないかな。
もっともそれくらい優勝できれば
自然に綱のほうからころがりこんできてくれるだろうけど。
琴光喜はおしかったが、相撲は迫力があったし内容もよかった。
琴光喜の場合は1回優勝するとポンと横綱になってしまうかもしれないね。
928 :
1:2008/08/06(水) 22:07:06 0
これから大関をねらう若手も
成績はわかれたけれどもなかなか熱戦をみせてくれた。
全体的な傾向として、
勝つためにいろいろと考えて工夫するのはよいとしても、
だからといって目先の白星ばかりに傾斜しすぎてもよくない気もするかなあ。
一般に力士は「型」をもつべきだと言われるけど、
そもそも「型を追う」という作業はバカになることでもあるからね。
こうすれば勝てる、というときでも
あえて自分の型にこだわってわざわざ難しいカタチにもっていって勝つ。
こういったバカなところも多少はあっても良いんじゃないかと思うんだけどね。
929 :
1:2008/08/13(水) 21:54:33 0
最近の白鵬は右四つ左四つにこだわらずに自在の取り口をみせているけれども、
これはべつに型をすてたわけではないと思う。
むしろ立ち合いから左前ミツをねらう型をベースにして
それに肉付けしていって今の相撲があると解釈できる。
また朝青龍もしっかりとした突き押しの型をもっている。
あのスピードと動きは突き押しの力士のものだね。
このように考えると、これから上をめざすという人は
型にこだわるというところがあっても良い気がするんだよね。
930 :
1:2008/08/13(水) 21:55:47 0
グルジアは大変なことになっていたけど、なんとか収まりそうだね。
いつかこの地域が安定して
露鵬、白露山の故郷やグルジアやブルガリアなど
複数国をめぐる海外巡業が実現すればすばらしいだろうね。
931 :
1:2008/08/19(火) 21:52:09 0
若ノ鵬はなんちゅうことをしてくれるんだ。
時津風の3人の場合は本人らの供述と親方の供述とが食い違ったりして
公判を経なければ真実が不明なところがあったけれども
今回の場合はほとんど現行犯だからね。
しかも、自宅や部屋から器具が発見されたという話が事実であれば
知らずにたまたま所持していたという言い訳もできないし。
とにかく他の力士は日本出身であれ外国出身であれ無関係であることを信じたいね。
むずかしいのは間垣親方の処遇だ。
今回ばかりは周囲の声はけっこうきびしそう。
932 :
1:2008/08/20(水) 22:24:08 0
若ノ鵬に対しては協会の処罰も刑事的な罰もあるだろうが、
部屋としては若ノ鵬に対するケアはきちんとするべきだと思う。
おかみさんでも部屋の関係者でもいいけど、
面会したり、差し入れたり、弁護士をやとったりとか、いろいろやらないとね。
若ノ鵬の場合はおそらく日本には親族がいないだろうから少々心配だ。
外国から入門させた以上は最後までめんどうをみるべきだよ。
933 :
1:2008/08/22(金) 22:20:33 0
若ノ鵬の解雇はしかたがないね。 擁護する要素がなにもない。
間垣親方のほうは、むしろ理事の職は続けてもらって
部屋の運営を誰かにまかせたほうが世間的にはスッキリ感があったかもしれないね。
ただ部屋のことには誰も口をはさめないし
理事長も理事会も理事を罷免する権限はないみたいだし、
このへんのところがやっとみたいね。
それにしても間垣部屋は師匠のカラダが万全でないうえに、
今回の事件とくれば、これからのスカウト活動は大変じゃないかな。
誰かと名跡交換するなりして人心一新したほうが
運営面ではプラスになったような気もする。
名跡交換しても部屋の建物をそのまま使ってもらうならば
これまでどおり指導もできるだろうし、リハビリの時間もとれるだろうし、と思えるんだけどね。
934 :
1:2008/08/22(金) 22:50:42 0
若ノ鵬は相撲界からはなれることになった。
しかし露鵬も白露山も、ロシア出身力士はみんなでアシストしてあげてほしい。
こういう時にちからになるのが同胞であり、真の友人だよ。
935 :
1:2008/08/31(日) 22:08:15 0
一旦あげやす。みなさん気にしないでね。
936 :
1:2008/09/01(月) 21:38:54 0
モンゴル巡業は成功したみたいでよかったね。
なんか朝青龍は写真集でひともんちゃくありそう。
ただ写真集の場合は写真家の求めにおうじてスタイルをきめる作りごとの世界だからね。
むかし高見山がラジカセのCMで大評判をとったことがあって、そのときは
マゲを帽子で隠してスーツすがたでタップダンスを踊っていたんだよ。
このときはダンスがみごとすぎて誰も服装のことは気がつかなかったけれども。
たしかこのCMはその年の賞かなんかを取ったはずだ。
もっとも高見山とちがって朝青龍の場合は常日頃の評判がいまいちなので
なにかとつっこまれやすいところはあるかもしれないけど・・・
937 :
1:2008/09/01(月) 21:41:45 0
力士の服装のあり方は重要だね。
例えば相撲をプロフェッショナルという視点でみれば、
プロの力士を一般の人がどう見ているか、という話になってくる。
力士が老人ホームを慰問したりすると非常に喜ばれるし、
お子さんを力士にだっこしてもらうと親としては元気になったようでとてもうれしい。
また力士の手形は縁起のよいものとして珍重されている。
一般の人からみれば、力士はチカラが強くて、気は優しくて、
みんなを守ってくれる「福の神」のように思われているんだよ
そうであるならば、一般の人が見ている前では「力士」らしくしないとね。
だらしないカッコを見せるようではプロとしてなさけない。
ファンあってこその大相撲だ。
前にも書いたけど、ディズニーランドでミッキーの着グルミをきている人が、
休憩時間だからといって子供の前で着グルミをぬいで団扇であおっていたら論外だ。
そもそも子供に夢を与える仕事なのだから、たとえ休憩時間であっても
子供の前にいるうちは着グルミを脱いではいけない。
プロであるならばプロに徹しきるべきだね。
938 :
1:2008/09/01(月) 21:43:30 0
また相撲を武道としてみたらどうだろうか。
スポーツと武道のちがいを考えれば、
スポーツの場合は練習や試合のときだけ集中すればよいのに対し、
武道の場合は24時間のすべてが修行であることだね。
これはべつに精神訓話ではない。
むかしのお相撲さんはゲタに穴があいたという。
稽古をしているときのイメージで普通にゲタをはいて歩いていると、
無意識に足の親指にチカラがはいって、そのうちにゲタに穴があいてしまうわけだ。
日常の歩き方や立ち居ふるまいのなかにも鍛える要素はたくさんあるということだね。
このように日常が大切であることは九重親方がいつも口をすっぱくして言っていることだけれども。
そうであるならば、町を歩いているときに力士らしくない服装をしているようでは
相撲に真剣にとりくんでいるのかどうかすら疑わしい。
みんなに出世してもらいたいからこそ、
親方衆は服装についても厳しく言うのだと思うんだよ。
力士に課せられるルールも、一見すると不合理にみえても
実はきちんとした理屈がたっているものだと思うんだよ。
939 :
1:2008/09/03(水) 21:25:02 0
露鵬と白露山から陽性って・・・
二人ともケガをかかえながら努力しているし、
ちょっと信じられないな。
本人達が否定している以上、
潔白を信じたいんだが。
とにかく検査結果をみないと何も言えないね。
940 :
1:2008/09/05(金) 23:57:25 0
万一、二人が吸っていたという100%確実な検査結果が出たとしても、
若ノ鵬とちがって本人達が強く否定している以上、ただちに解雇するのはしのびないね。
二人のファンもいるんだし。
この場合は、むしろ二人には期限をきって反証の機会を与えたらどうなのか。
例えば2ヶ月なら2ヶ月という期限を切って、
再検査したり、常用していた薬を飲んで大麻の反応が出るかどうか再現試験をやってみたり、
いろいろと動くチャンスを与えるべきだ。
期限になってもだめならその時は「泣いて馬謖を斬る」しかなくなるけれども。
二人の立場も厳しいが協会の立場も厳しくなるからね。
もちろん無期限であってもよいんだけど、世間の目がそれをゆるすかどうか・・・
941 :
1:2008/09/05(金) 23:58:50 0
それにしても二人がそろってこれだけ否定しているということは、
あるいは受動喫煙のように成分を無意識に取り込んでしまった、ということはないのかな。
今回の検査ではこれも判別できるそうだね。
もし受動喫煙のようなかたちで成分を取り込んでしまったということであれば、
吸ってないんだから当然シロだね。
もちろんグレーでもない。吸ってないんだから。
疑惑すらもない。はじめから吸ってなかったわけだから・・・と言いたいね。
まあ、そのような環境に近づいたという軽率な行動には処罰はあるだろうけども。
942 :
1:2008/09/06(土) 21:49:00 0
うん。また陽性と出たか。
しかしこの問題は陰か陽かというデジタルな問題ではなく、
どのくらいの検出量なのかというアナログの問題だろう。
そっちのほうのデータはどうなっているのかな。
943 :
1:2008/09/07(日) 15:31:33 0
量的にもクロという結果だったのかな。 報道では状況が判りにくいね。
しかしこうなってくると二人の立場は苦しい。
おそらく検査データに対しては検査データで反論するしかないだろうからね。
944 :
1:2008/09/07(日) 21:34:31 0
露鵬の弁護士さんの言い分はいくらなんでも強引すぎるよ。
検体が本人のものかどうかが判らないと言ったところで
では誰のものなのか、そしてなぜ露鵬の検体になったのか、という説明がないからね。
ただ一般論として、検査データは客観的な事実であるとしても、
その検査データを解釈するのはあくまでも人間だ。
従って、検査データの判断についてセカンドオピニオンをたのむことは理にかなっている。
それと、針の穴をとおすような小さな確率でしかないことは承知だが、
二人が誰かにだまされて知らずに吸引させられた可能性はないのか、ということ。
そうであれば情状酌量の余地がある。
今回の精密検査では大麻がナチュラルなものか精製されたものかも判別できるそうじゃないか。
クスリの知識がないからよく判らないけど、
もし精製されたものであれば臭いがなくて
本人が酔っていれば吸引しても気づかないということはないのか。
二人が出席した宴席でだれかにロシア製のタバコをすすめられたりしたことはなかったのか。
とにかく二人とも何でもいいから思い出せ。
945 :
1:2008/09/07(日) 22:03:21 0
理事長は苦しんでいるだろうな。
報道のなかには理事長が役職に固執しているかのように書いているものもあるが、逆だろう。
役職に固執しているのであればさっさと白露山を処分しているはずだ。
ただ、今回はあくまでも部屋の師匠として動きたいのに、
理事長をつとめているがゆえに動けなくて難儀しているようには見えるね。
946 :
1:2008/09/08(月) 23:20:44 0
・・・。
947 :
1:2008/09/09(火) 22:33:24 0
あとあじが悪い・・・ 不愉快だ。
今日の白露山の映像を見たが、わざわざ力士らしくない服装で出かけているところをみると、
なんかバレちまったからにはしょうがないや、って開きなおっているようにも見えるね。
やっぱりウソをついていたのかな。
それと若ノ鵬の復帰なんてあるわけないだろう。
そんなことをいちいち報道しないでくれよ。
ただでさえやりきれない気持ちなのに、これ以上イライラさせんでくれ。
948 :
1:2008/09/09(火) 22:39:33 0
北の湖前理事長はつくづく運がないなあ。
白露山はあずかった弟子だからね。
それに、そもそも外国人力士が増えた理由は北の湖前理事長のせいではないよ。
以前は27人の制限枠があったのに、
師匠会が特定の部屋だけに外国人力士がかたよっていて不公平だなどと訴えたもんで、
各部屋一人づつというルールに変わったのだ。
今回の一連の事件も元をたどれば各部屋の師匠の都合から始まったことではないのかね。
昨年の時津風の一件もそうだね。
相撲界をはなれていたとはいえ、
そもそも内田氏が双津竜を部屋の後継者に指名したのがきっかけだからね。
ある意味、北の湖親方は前任理事長の内田氏の不始末を押しつけられたようなものではないのか。
とにもかくにも運がなさすぎたよ。
949 :
1:2008/09/09(火) 23:11:08 0
それにしても三人ともこんなつまらないことで土俵人生を棒にふるなんて・・・
心の底から「大ばかもの!」と言いたい。
現役力士はみんなよく考えてくれよ。
自分ではあたりまえと思っていたことも、
失ってしまってはじめて価値の大きさがわかる。
あとで後悔することがないよう今をきちんと努力してくれよ。
950 :
1:2008/09/10(水) 21:56:55 0
でも三人のことは悪く言いたくはない。
露鵬、白露山が今でもまだ抵抗しているのも相撲を愛しているからこそだと思いたい。
二人の大相撲に対する愛情が、正反対の方向に攻撃性をおびたかたちで噴出しているのではないだろうか。
露鵬は当日の怒りのコメントの中でも、北の湖前理事長や師匠のことは悪く言わなかった。
こういうところはやはり力士だ。
951 :
1:2008/09/13(土) 22:54:35 0
若ノ鵬が協会を提訴?
なんか悪徳弁護士にあやつられているような気もするね。
しかし提訴ということであれば同情論は廃してクールに考えるしかない。
まことに心苦しいけれども
これは協会の問題ではなく部屋の問題だね。
師匠が復帰を認めなければ土俵にはあがれないわけだから
師匠がきっちりと破門を言い渡せば復帰の道はなくなってそれでおわりだ。
つらいだろうけど、
弟子が苦しんでいるのであれば師匠が介錯するしかない。
それも師匠の責任だと思う。
少なくともこの件は間垣親方に一任するのがよいのではないかな。
それと露鵬、白露山も含めて、三人が抵抗している理由をよくつきとめる必要がある。
本音のところは三人とも国に帰りたくないのかもしれない。
仮にそうであるとすれば、今回の処分はくつがえらないとしても
もう少し日本にいれるように、あるいは次の人生がスムーズにいくように
なにか手助けしてあげることはできないものだろうか。
処分は撤回できないとしてもこの程度の温情をかけることくらいはできるはずだ。
952 :
1:2008/09/13(土) 22:55:35 0
さあ場所がはじまる。
いやな話ばかりが続いているけれども、
みんな元気いっぱいの相撲でふきとばしてくれよ。
こういうときこそ土俵が大切だ。
953 :
1:2008/09/14(日) 23:06:50 0
千代大海、ちょっと攻め込まれたけれどもうまく回り込んだ。
動きも速いし、ステップが軽やかね。
勝負カンもさえている。
954 :
1:2008/09/14(日) 23:08:23 0
今日の白鵬の立ち合いをみて、新理事長の現役時代を少々思い出したよ。
三重ノ海の立ち合いは、立つと同時にスッと前に手を出して距離をはかりながら出ていくような感じだった。
しかもその手を出してから当るまでのタイミングが絶妙。
まさしく「理にかなう」という言葉そのものだった。
およそ四つ相撲の立ち合いで、あれほど見事な技術は後にも先にも見たことがないな。
955 :
1:2008/09/15(月) 22:04:24 0
千代大海、最高。
当たりも良いしタイミングも良い。
いやあ気持ちがいいね。
956 :
1:2008/09/15(月) 22:05:39 0
魁皇もすごかった。強いね。
押し相撲どうしの光龍−若麒麟。
若麒麟はよく出ていったけれども流れの中でへんな間合いができてしまった。
この間合いのために引きを食ってしまった。
それにしれも若麒麟はあいかわらずスロースターターだなあ・・・
玉鷲−豪風は、玉鷲の長身を生かしたのびのびとした突っ張りがよかった。
豪風はまだ立ち合いがしっくりこないみたいだね。 早く慣れないと。
957 :
1:2008/09/15(月) 22:06:58 0
協会は若ノ鵬と争うか。 そりゃそうだね。
しかしそれよりも上で書いたように間垣親方が若ノ鵬を説得して訴状を取り下げさせるほうが早い。
とにかく師匠が早く動かないと話がどんどん大きくなってしまうよ。
958 :
1:2008/09/16(火) 23:16:12 0
千代大海、最高。
ドンピシャのタイミングで立って苦手力士を真正面から粉砕した。
チョー気持ちいい。
959 :
1:2008/09/16(火) 23:17:21 0
魁皇もすごすぎ。まさにクレーンだよ。
朝青龍はどうした。
魁皇の相撲を見てよしっ!と気合が入って、
それが入りすぎちゃったかな。
でもまだまだ序盤だしこれからだ。
白鵬はやりなおしの状況でもまるで動じなかったね。
しかも相手が前傾姿勢で抵抗しているところを
ぐんと腰を下げてもぐるようにしてつかまえた。
あんなふうに重心を上下に動かすというのは、
よほど腰が安定していないとできないんじゃないのかな。
しかも腰を下げても上半身はチカラをぬいて柔らかく使っているからね。
けっこうすごい技術のような気がする。
琴欧洲は落ち着いて攻めれば強いよ。じっくりといってくれ。
琴光喜は切り替えが大切だね。
960 :
1:2008/09/16(火) 23:19:36 0
押し相撲どうしの豊響−北勝力。
これは北勝力の立ち合い勝ち。
しかし今場所の状況でこれほどのタイミングで立てるというのも、
やっぱ北勝力の立ち合いの一瞬にかける集中力はすごいね。
千代白鵬−豪風。
最初の待ったは千代白鵬が悪かったんじゃないかな。
従って豪風は二回目も最初のようなタイミングで立ってもよかった気がする。
とりあえず千代大海の立ち合いがお手本になるかもしれないね。
玉鷲は今日は負けたけれどもこの相撲でよいと思う。
相手が幕内ともなればチカラの線をはずしたり、横に動いたりするのがうまいに決まっている。
だからといって自分の持ち味をころす必要はない。
今場所は勉強のつもりで一番一番自分の相撲を取りきってもらいたい。
非常によいものを持っているんだから、
今場所はそれを将来にむけてみがいていくための出発点にしてほしい。
若麒麟−玉春日。これは玉春日がうまかった。
玉春日は先に踏み込んできつめの前傾姿勢で当たり、
これによって若麒麟のモロ手突きを完全に無力化した。
しかも立ち合いで前に出たぶん相手の突っ張りが後手にまわったので、
うまく下からあてがって威力を半減させることができた。
おまけに多少ヒットしたとしても柔らかい上体でのけぞって吸収してしまうからね。
逆に若麒麟からすればこれはしかたがない。切り替えて明日からバンバンいってくれ。
961 :
1:2008/09/17(水) 22:18:30 0
千代大海、やられた。
相手はケガをしているそうだし、先場所は頭突き一発で沈めているし、
たしかに変わる要素はあったかな。
しかし相撲で負けたわけではないからね。
明日からガンガンいってくれ。
962 :
1:2008/09/17(水) 22:19:21 0
朝青龍はさすがの気迫だった。
やはりこの横綱は強気強気で攻めていってこそ魅力的だ。
まあ最後のところは勢いあまって少々ダメ押し気味にはなってしまったけれども。
琴欧洲はどうしたのかな。元気ないね。
まさか露鵬と白露山のことが気になっているということはないとは思うが。
幕下の霧の海−佐田の海は行司さんが回しウチワになってちょっと危なかったね。
勝負が決まったときに正面に背中を向けていたので体違えしそうになったのかな。
963 :
1:2008/09/18(木) 23:17:13 0
千代大海、今場所は立ち合いが落ち着いているだけに相手は最初っから戦意喪失か。
それを見こした千代大海は一発のカチ上げで勝負をきめた。 余裕だ。
琴奨菊は若手らしくガンガンいってほしかったな。
964 :
1:2008/09/18(木) 23:20:03 0
白鵬は左手がマワシにかかってすぐに下手出し投げにいったところがすっぽぬけたみたいね。
しかし稀勢の里としては横綱の微妙な動揺をさそうほどのがんばりが勝利を呼んだ。
安馬の立ち合いはするどい。 強いね。
なんか喫煙がどうこう報道されていたけれども、しっかりしてくれよ。
この先は大関としてみんなを引っ張っていく立場になろうとしているんだから。
豊響は腰がおちてきた気がするね。
前は上体だけで突っ走っていっていたけど。
ほんものになってきたかな。
幕下では豊乃國はよい相撲だった。
この人は押し切れないと早くにあきらめてしまうところがあって
いつも歯がゆい気持ちで見ていたけれども、今日はあきらめずにいった。
やはり押し相撲はこだわりが大切だね。
965 :
1:2008/09/19(金) 21:52:41 0
千代大海やられた。
しかしこの相手は何も考えずに頭からいくと変化があるし。
これはしかたがない。明日からだね。
実際、今日は他の取組でも変化が波乱をよんだ日だったから。
966 :
1:2008/09/19(金) 21:53:06 0
注目の押し相撲どうしでは光龍−玉春日。
光龍の攻めがピタリとはまった。玉春日は見ているうちにやられてしまった感じね。
いずれにしても光龍がみごとだった。
967 :
1:2008/09/19(金) 21:54:41 0
露鵬と白露山の件では協会が中日に何か発表するそうだけど、
悪徳弁護士の戦術にのせられないように注意したほうがよいと思うよ。
相手の弁護士は精密検査の結果が不利であるため
簡易検査のほうをつついて争点をずらそうとしているのは明らか。
二人が解雇された理由はあくまでも精密検査の結果であって簡易検査ではない。
従って、簡易検査に関する質問なんてどうでもいいことなんだよね。
協会としては相撲ファンに対する説明も必要だろうけど、
少なくとも弁護士に相談した上で慎重に対応したほうが良いと思う。
968 :
1:2008/09/20(土) 21:51:28 O
千代大海、どうしたかな。
昨日今日と立ち合いが中途半端な感じがしたが・・・
千代大海らしいスカッとした相撲を見せてほしいぞ。
勝っても負けても千代大海は千代大海。
頼むぞ。
969 :
1:2008/09/21(日) 20:38:13 O
千代大海、よい相撲だった。
上突っ張りやノド輪でいくと相手のフトコロがふかいので吸収されてしまう。
そこで押していった。
とくに左手で押した位置が絶妙。
下から上へ向かって相手の重心を浮かせていく絶妙の押しだった。
押し相撲の若い人は今日の千代大海の映像を永久保存しておくべきだ。
大きくてフトコロが深い相手を攻略するための教科書だね。
970 :
1:2008/09/21(日) 21:31:21 O
三保ケ関親方は冷静によく見たね。
一部報道で「微妙」とかいう言葉がみえたけど、
蛇の目にはっきりとアトがついていて、
三保ケ関親方がそれを確認した上で手をあげているのになんで微妙なんだろうか。
971 :
1:2008/09/22(月) 21:51:58 O
今日の千代大海はとっさだったんじゃないかな。
足の位置そのままから横に動いたからね。
とりあえずは星が大切だからいいね。
朝青龍は気持ちが切れてしまったかなあ・・・
ここ
>>924で言ったけど、
モンゴル巡業が終わった影響があるかもしれないね。
972 :
1:2008/09/23(火) 22:10:25 0
千代大海、どうもいかんなあ。立ち合いがビシッと当たれていない感じね。
とにかく千代大海らしくカッコいい立ち合いでたのむよ。
973 :
1:2008/09/23(火) 22:10:55 0
安馬は本来であれば得意のミサイルのような突っ込みでいきたかっただろうけれども、
待ったの応酬でなんとなく中途半端になってしまったかな。逆に白鵬は落ち着いていたね。
それにしても今場所の安馬はよくやってくれているよ。
朝青龍は休場。さみしいね。
でもケガをきっちりと治して元気に復帰してほしいな。
むしろ年齢からいえばこれからが円熟期だからね。
しかし今の段階で進退うんぬんと言うのは早いんじゃないかい?
これまで20回以上も優勝してきたし、一人横綱として長く相撲界をささえてきたわけだし、
功績を考えればまだまだ猶予があってもいいはずだ。
もっとも迷惑のほうもさんざんかけてきたと言われるかもしれないが・・・
豊響は立ちおくれたようにみえけどよく挽回したね。
この相手は実力者だし、そう簡単にもっていける相手ではないはずだが。
注目の北勝力−千代白鵬。
さすがに北勝力のほうが上だった。
しかし千代白鵬もどうどうとマゲをアピールするなんてよくやるもんだな。
なんか小型朝青龍という感じでふてぶてしくておもしろい。
974 :
1:2008/09/23(火) 22:11:33 0
すんません。いったん上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
975 :
1:2008/09/23(火) 22:13:10 0
あ。上がらなかった。
ふたたびすんません。上げさせてもらいやす。
みなさん気にしないでね。
976 :
1:2008/09/24(水) 20:57:06 0
うん、千代大海、今日は立ち合いが良かった。
魁皇も踏み込みは悪くなかったが、迷いなく全力で当った千代大海の圧力がまさった。
いっちょ明日もたのむよ。
977 :
1:2008/09/24(水) 21:02:42 0
豪栄道は白鵬の立ち合いの一撃でほとんど腰が浮いてしまった感じね。
左前ミツに手が届いたという以前に真正面から粉砕されたみたいだ。
やはり充実した横綱に対しては技巧では勝てないから
もう少し地力をみがいていく必要があるかな。
豊響は挑戦者としてまっすぐにぶつかっていったのはよかった。
安馬はうまく取った。
しいていえば小股をすくいにいったのはムダな動きのような気がした。
これから大関としてやっていく力士であれば
できるだけムダのないシンプルな動きをめざしたほうが好ましいと思う。
春日王は苦労しているね。
しろうと目には単純に手をつけばいいだけに見えるけれども
力士としては立ち合いのリズムがすでにできあがっているから
やはり変えるのはむずかしいんだろうね。
木村山を玉春日と比較する親方がいたので
興味出てきました。
時間あったら考察お願いします
>>1さん
979 :
1:2008/09/25(木) 22:59:50 0
千代大海、残念。 しかしいい相撲だった。
思いっきり当たって突き起こしていった。それを受けてムチのようにしなる白鵬。
両者のしのぎあいの中で左が入ってしまったが、千代大海は左四つでもなんとか取れる。
いさいかまわずに寄っていったが、白鵬の磐石の左腰にのせられてしまった。
いやあ短時間だったが迫力のある相撲だった。
四つになってしまっても消極的にならずにガンガン前に出ていった千代大海の闘志はすばらしい。
明日は都合でネット環境に入れるかどうかわからないので書き込みできないかもしれないけど
いつも応援しているぞ。
980 :
1:2008/09/25(木) 23:01:55 0
>>978 今日の相撲でいえば、吊り屋根のカメラでわかりましたが
木村山は立ち合いで自分の左方向に少し動きながら出ましたね。
北勝力はそれを察知してか微妙に自分の右方向に調節しながらモロ手を突いたようです。
木村山は逆に自分の左方向にこのモロ手突きをずらしてはずしました。
これで勝負が決まりましたね。
今日の相撲のように相手のチカラの線を微妙にはずす技術が
玉春日のイナシに通じるものがあるのだと思われます。
違うところは玉春日の場合はカラダがやわらかく、
土俵際でそりかえりながらの一発逆転をもっていることかもしれませんね。
981 :
1:
今日も立ち合いがあわない相撲が多かったね。
それにしても不思議なのは
うまく適用できている人と、さんざん苦労している人と
わかれちゃっていること。
なんでだろうね。