43 :
待った名無しさん:
輪島−高見山名勝負
○昭和48年春
輪島が左前ミツに手をかけると、高見山は右から強烈なおっつけ。
輪島はこの一撃で横向き。高見山は両手で輪島の左脇をドッと押す。
輪島の体は完全に右に傾いて青房土俵を飛び出した。
○昭和49年九
輪島は左下手を取ったが圧力負けし、やや苦し紛れの左下手投げに出た。
高見山は上から押さえつけるような右上手投げを連発、左で輪島の頭も押さえつけた。
輪島はたまらず土俵中央で横転。
○昭和50年初
高見山は右から張って輪島を怯ませ、左四つ右上手で寄る。
輪島は正面土俵際で右から掬い、体勢逆転かと思わせたが、
高見山は左で輪島の肩、次いで頭を押し、体を預けて寄り倒した。
輪島は完全に高見山の下敷きになって圧死した。
○昭和50年九
高見山の右の突き放しがまたもや命中、輪島は下がりながら左から叩き込みにいくしかなかった。
高見山が落ちるより早く輪島は正面土俵を割った。