１〜２行ずつ書いていく相撲小説【第三巻】

チヨがひとり相撲をしている最中、岩木山が流血デスマッチ

モンゴル相撲の伝説の大横綱ムンフバトは、このスレのあまりの弱さに終了を命じた。
これをうけて、北の湖理事長も本スレの終了を宣言した。

そして、また新たな伝説が始まる

>>929のあまりの面白くなさに北の湖復活

北の湖は、自分の部屋から幕下付け出しで再デビューした

１勝２敗４休

九州　１勝２敗４休
春　１勝６敗

夏場所、北の湖は序二段力士でありながら理事長と弓取りも兼務することを宣言した。

そして、オナニーした。

股間についている弓のしなり具合は、横綱時代を彷彿とさせた。

そして、豪快に出した

弓オナニー最高！
解説の北の富士さんも絶叫した

たけのこ肌だから真珠はいらないぜ

アナウンス「弓取り式は終わりました」
場内から拍手がわき起こった

北の湖は拍手の中を退場した

北の湖はデニーズに向かった
貴乃花親方と花田勝氏と千田川親方に呼び出されているからである

貴乃花「サラダください」

安住「いらっしゃいませ、デニーズにようこそ」

貴乃花は瞳を閉じ今度はゆっくりと言った
「サラダをください」

安住「わかりました、ドレッシングはいかがなさいますか？」

貴乃花「もちろん、和風ごまドレッシングで。」
貴乃花は出て来たサラダを見て気付いた。

貴乃花「しまった。ここはデニーズではない！！」
貴乃花は急いでデニーズに向かう。デニーズでは花田勝氏と千田川親方が先に到着して待っていた。
花田勝「貴乃花のヤツ、遅いじゃねーか。」

貴乃花は急いでデニーズまで飛ばした。
もちろんフルスロットルだ！
愛車のランボルギーニは悲鳴をあげた。

貴乃花は呟く。
「ランボルギーニよ。お前のエンジンの鳴く声はいつ聞いても最高だ。
スゴイいい音させて、どこまでも飛んでいく。
しかし、今日はどうしたんだ？？？」

貴乃花の愛車ランボルギーニはいつも調子が出ない。
まるで自らの意思でデニーズに行くのを嫌がっているように感じだ。

貴乃花は呟く。
「一体どうしたんだ。機嫌直してくれよ。」
しかし、ランボルギーニは走らなかった・・・。

貴乃花「そりゃヒドい乗り方した時もあった。
だけど、そんな時にもオマエはしっかりしてた。
こんな夜に、発車できないなんて・・・。」

一方、北の湖はゆっくりデニーズに向かっていた。
しかし、北の湖はある事に気付いた。

北の湖「むっ！！ガス栓は閉めたか。悪い予感がしてきたのう。」
北の湖は慌ててハンドルを切った。
その時である！！！キキ−！！！

北の湖の愛車の「ＴＶＲタスカン」は 英国製のスポーツカーで、駆動方式はＦＲ。
今の時代においてトラクションコントロールどころかＡＢＳさえも装備しない、プリミティブで硬派なマシンだ。
もちろんシフトはＭＴである。

２台の車、貴乃花のランボルギーニと北の湖のタスカン。
まず、貴乃花のランボルギーニが先に走っており、それを追って北の湖のタスカンが走っていた形だ。

道路を斜めに車線変更をしていた北の湖のタスカンは、交差点の付近でさらに前輪を左に切って急カーブ。
その後は交差点を斜めに横切る形で走行し、 中央線を大幅にはみ出した形で曲がった。

一方、 真っ直ぐに駐車していた貴乃花のランボルギーニは、発進してすぐに車体後部を左に振り出した。
カウンターステアで修正するものの、走行中のスカイラインと接触。
そのまま横断歩道の方へ突入し、人間と電柱に衝突して停止した。

横断歩道付近にいた人の中には、突入した貴乃花のランボルギーニと電柱にはさまれて、重度の骨折を負った人もいるようである。
そして、北の湖は事故には気付かないで、さっさと行ってしまった。

事故の様子は見学者のホームビデオにより撮影されていた。
そして、ＴＶなどで繰り返し放送された。
「貴乃花、大事故！！」

貴乃花は足を骨折していた

北の湖はデニーズに着いた。
花田勝氏と千田川親方はいたが、貴乃花がいない。

北の湖「貴乃花はどうしたんだい？何かあったのか？」
花田勝「光治のヤツ、まだ来ていないんですよ。」

その時テレビからニュースが飛び込んできた。
アナウンサー「貴乃花が重体のようです。」

花田勝は腰を抜かした。
北の湖は微動だにしなかった。
さすが昭和の大横綱だ。

花田勝は病院に急いだ。
早く光治に会いたい。
その一心が花田勝を走らせた。

花田勝は走った。
その二本の足で全力で走った。
だが、花田勝の心臓はもう限界に近かった。

花田勝「走れメロスもこれほど苦しかったのか・・・。
メロスを超えてやるぞ！！」

そして、苦しみながらもついに病院に到着した。
病院に着くなり花田勝はこう言った。
花田勝「光治。そのヘアースタイル、もうやめようよ。」

看護婦も言った。
看護婦「ビートルズみたい髪型しちゃって！ちゃんとすれば良いのよ。」

貴乃花は心の中で呟いた。
貴乃花「ビートルズではない。」

曙も見舞いに来た。
曙太郎「大丈夫っすか？今はK-1ファイター兼プロレスラーとして頑張ってるっす。
貴乃花もそのヘアースタイルはやめた方がいいっす。」

曙太郎「ちなみに本名は、チャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン(Chad George Haaheo Rowan)って言うっす。
ちなみに、いとこに元大洋ホエールズ内野手のジョーイ・マイヤーがいるっす。」

曙太郎「実は1990年3月場所に曙の弟が東関部屋に入門し、大海って四股名を名乗ってたっす。
けど、僅か3場所でハワイに帰国してしまった。悲しいっす。」

貴乃花は花田勝と看護婦と曙太郎に聞いた。
貴乃花「俺の髪型って、そんなに変か？」