元大鳴戸親方『八百長』(ラインブックス、2000)92頁以下より
橋本成一郎氏の証言
「北の湖には、多いときには一晩に女を3人ぐらいつけたこともあります。
この男も女好きでしたね・・・。ただ、いろいろ条件が厳しいんですよ。
今度は看護婦を紹介して欲しいとか学校の先生とやりたいとかいってくるん
です。これには泣かされましたね。
制服マニアというか、デパートガール、スチュワーデス、バスガイド、
保母さん、ウエイトレス・・・など、制服を着たまま呼んでほしいといわれ
ましてね。最後には婦警さんがいいとかなんとか言い出しまして・・・。
「(続き)最初はかなり努力して探しましたが、よく考えたら制服さえ着ていればいいということがわかりました。制服を着せて○○ですということで紹介すれば、北の湖も満足してくれました。
最後の方はホステスに事情を話して要望通りの職業の制服を着て、化けてもらいました。今でいうイメクラ遊びみたいなものでした。
相撲は強かったんですが、女で腰を痛めたこともありました。それぐらい女が好きで、ホテルの同じ部屋で3人をこなしたあと、別のホテルに1人待たせていると走って行ったような人ですからね。
北の湖さんの場合、暴力団が一緒ということもありました。暴力団が連れてきた1人の素人の女を、最後はみんなでまわしたこともありました。もちろん、お金を渡しましたから和姦だったわけですが、今なら犯罪ですよ」