佐賀の高校 パート3

このエントリーをはてなブックマークに追加
827名無し行進曲
県立武雄
課題曲はフレージングの末端まで気を遣いながら、流れを崩さない。精密感は劣るが、
休符を利用する「間・ため」の表現を含む節回しは、そんじょそこらのバンドでは真似できない。
輪郭のシャープな金管強奏、後半のあふれだすような激情とその直後にやってくる静けさを再現し、
「細かいアンサンブルをつなぎ、人間では逆らいがたい無常観を紡ぎだす」という
この曲の神髄(?)すら見せてくれた気がしたww ロマンに流れるきらいはあるが。
自由曲はネチネチ歌いながらホルンが高音金管をかき消す、いつものスタイルだったw
後半のオーケストレーションはまずい作りだ。ホルンとトランペットの主従関係が逆転していた。
クレッシェンドはあっという間に最高音(ff〜fff)まで到達するので、ダイナミクスも考えどころ。
ラスト、チューバはティンパニの音とブレンドするように演奏すると、この場面の爆発力は倍増しただろう。

おいどんが会場に居たのはここまで。
長文連投でご迷惑おかけしました。