3 :
名無し行進曲:
この間桑名のラーメン屋で15分待ちで並んでいた時のこと
前にいた高校生くらいの香具師が携帯でなにやらゴソゴソ話をしていた。
別に聞く気は無かったのだが、どうも買い物している友人に、今からラーメン食べるところだからこいということらしい。
それから20分位経って俺の番まで後5人位になったとき、高校生の友人が二人現れ、
こっちと呼ぶ例の高校生の後ろ私の前へ何のためらいも無く割り込んできた。
あまりのずうずうしさに唖然としたが、どうにも腹の虫が収まらず
「非常識でしょう、割り込みは」
と文句を言ったら
「最初から友達の分も取っていたんです」
と最初から並んでいた高校生に平然と言い返されたれた。
それを見ていた高校生の前に並んでいた30才位のリーマンらしき人が、
私を始めその後ろに並んでいた14・5人に向かって一言
「いやー久しぶりです。皆さんの分取っておきましたから私の後ろへどうぞ」
それを聞いて高校生連中は
「白々しいことすんなよ」
とリーマンらしき人に言ったら、後ろにいた50代とおぼしきおじさんが
「そりゃあんたたちのことでしょ」
で一同拍手。
騒ぎを聞きつけたバイト君が高校生連中に決めの一言。
「三人とも後ろへ並んでいただくか帰っていただくか決めてください」
高校生連中はブツクサ文句を言いながら帰っていった。
残った皆はリーマンとバイト君に感謝の言葉を送った。