ベルト・アッペルモント   

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538名無し行進曲
フィルハーモニック・ウインズ大阪が、
アッペのミクロトピアとかいう作品を本邦初演するらしいが、
これについての詳細知ってる人、いる?
539名無し行進曲:2006/09/15(金) 10:58:56 ID:EEtmXWEK
540名無し行進曲:2006/09/18(月) 13:19:36 ID:ZB6WVdso
ミクロトピアは、
昆虫の世界を大きな人生としてタブロイド上に拡大させた驚くべき写真“ミクロコスモス”に触発されて書きました。
曲のタイトルは、顕微鏡という単語である「ミクロ」と、
この奇妙で素晴らしい世界である虫たちの棲家、「トピア」を組み合わせた造語です。

曲は4つの部品からなります。

パート1:生息地:昆虫の神秘的な隠れ家。
曲の最後はパート2の始まりを告知するあやふやな和音で締めくくります。
パート2:鞘翅目:カブトムシ
パート3:鱗翅目:アゲハチョウ
パート4:膜翅目:ハチ

この音楽は、そのまま喚起させたり描写することよりも、
むしろ連想させることを狙っています。
私は4つの楽想を聞くとき、カブトムシを行進させるところから、
アゲハチョウと攻撃的なハチをはためかせるところまで、
すべての人が、異なったシーンとムードを想像できると確信しています。

この点においては本当に多彩なオーケストレーションと和音付けがなされています。
トリル、ムーディーな和音、不規則な拍子(8分の5拍子)などの使用は、
珍しいキャラクターをこの曲にもたらしています。