ジョジョの奇妙なバトルロワイアル第6部

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346Excuse Me!考え中  ◆fk8qEzlLPk :2007/03/29(木) 08:11:03 ID:PNZjB01v

※    ※    ※

……今、オレは何をやっている。オレは……無事なのか?
ここは……そうか、駅の外まで吹っ飛ばされたのか。ここから駅に入ることはもう不可能だな。
体はどうだ……左腕が折れてやがる。全身が痛ェ。体で無くなった箇所は……ねえみてぇだ。
とっさのこととはいえ、時を止めて完全に逃げ切るつもりだったんだがな……五体満足なだけ充分奇跡か。

やれやれだぜ。
まさか人のタイマンにいきなり手榴弾投げつけてくる馬鹿がいるとは……。
あのタルカスっていう奴が一人で駅に来ていたわけではないということを、すっかり忘れていたぜ。
チッ……たかが仲間探しのハズが、なんでこんなしょーもねえことになちまったんだ?

「アガガ……だん゛な゛様……だんな゛様……ご無事でずが? ……返事を゛じでぐだざい」
「……そうだてめーだ」

オレはこの哀れな下僕のせいで足を引っ張られちまったんだ。(足は無事だがな)
冗談じゃあない。もう沢山だぜ。さっさと他の奴らになすりつけちまおう。
これ以上邪魔をされる位なら……。

「おお! だんな様……ご無事で! 私が盾となって爆風から身を守ったかいがありました!
そして飛ばされただんな様を受け止める為に、私がクッションのように下敷きになったのも効果があったようですね!
どうやら彼らとはもう交渉の余地は無いかと思われます。さっさとここを立ち去るのが良いでしょう」

……荒木のヤロー、なんて物をオレに送りつけやがる。こいつ……どこまでが本心なんだ?
どうやってオレを助けた? 本当にオレを助けたのか? 助けたフリをして恩を売ってんのか?
ただの下僕かと思っていたがツメが甘かったぜ。
このまま他人になすりつけても、オレが主人でい続けても胸糞の悪さは変わらねーってことか。
何が起こるかわからない……まさに『恐怖』を身につけてるってのはこうゆうことを言うのかもしれねーな。
……やれやれだぜ。

「だんな様……次の命令を私に……早く……私はあなたのお役に立ちたいのです」

347Excuse Me!考え中  ◆fk8qEzlLPk :2007/03/29(木) 08:12:08 ID:PNZjB01v

【闇の重戦士チーム 宇宙人添え】
【杜王駅内部(E-3)1日目 午前】

【ワムウ】
[モード]:『風』
[時間軸]:首だけになり、ジョセフが腕を振り下ろした瞬間
[状態]:服が少し焦げている
[装備]:手榴弾×6
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1) 駅の中は調べ終わったので休憩。
2) 鎖(ミキタカ)を少しだけ怪しく思っている
3) 戦いを楽しみつつ、優勝を目指す。ただ深追いはしない。
4) 従者として、しばらくはタルカスを従えておく。(ただし死んでもどうってことはない)
   爆撃で生き残ってたらちょっと褒めてもいい。


【タルカス】
[種族]:屍生人(ゾンビ)
[時間軸]:ジョナサンたちとの戦いの直前。ディオに呼ばれジョナサンたちと初めて対面する前。
[状態]:軽い全身火傷。瓦礫による全身打撲。 
[装備]:なし(爆発の拍子にミキタカを手放してしまいました)
[道具]:支給品一式
[思考・状況]:
 1)気絶。
 2)ワムウへの絶対的な忠誠があったが、自分にとっての志とは一体なんなのか大いに考える。
 3)ワムウと共に戦って、戦いの愉悦を彼の下で楽しむはずだったが……大いに悩む。
 4)取り逃した虹村形兆、ブチャラティ、ミキタカへの僅かな執着心(ワムウの命に背いてまで追う気はないが)
348Excuse Me!考え中  ◆fk8qEzlLPk :2007/03/29(木) 08:12:52 ID:PNZjB01v
【ヌ・ミキタカゾ・ンシ】
[スタンド?]:『アース・ウィンド・アンド・ファイアー』
[時間軸]: 鋼田一戦後
[状態]:【フック付きの長い鎖】に化けた状態。千切られそうになったのと、爆発事故の影響で体全体が痛い。
[装備]:なし
[道具]:ポケットティッシュ (支給品一式はブチャラティが持っています)
[思考]:
1) タルカスたちには絶対に気付かれたくない。当面はただの鎖のフリを続ける。
   現在、『意思あり支給品』のフリをするかどうかも検討中。
2) タルカスたちに気付かれないうちにこっそり逃げ出したい。
3) 脱出後、ブチャラティたちとの合流を図る
4) 味方を集めて多くの人を救いたい。
[備考]:ミキタカは形兆のことを「ゾンビのようなもの」だと思っています。



[備考]:タルカスもワムウも、タルカスが手にしている鎖がミキタカであることにまだ気付いていません。
    しかしワムウは怪しいと感じています。
[備考]:ミキタカは自ら道路に血を垂らし、ブチャラティたちが追う手がかりを残しています。
    彼らが通った道には、点々と血の跡が続いています。ワムウ達はもう気づいています。
[備考]:ワムウとタルカスは鎖を盗もうとしている参加者が近くにいると勘違いしています。
    そして駅につづいている血痕もその参加者のものだと思い込んでいます。
[備考]:ミキタカの冷や汗は結局気づかれませんでした。
[備考]:吸血馬1頭+チャリオットは駅の中に置いています。
[備考]:杜王駅の東入り口は手榴弾の爆撃で起きた瓦礫によって完全に通行止めになりました。
[備考]:手榴弾の爆撃で起きた衝撃音が【E-3】中にひろがりました。
349Excuse Me!考え中  ◆fk8qEzlLPk :2007/03/29(木) 08:13:47 ID:PNZjB01v
【杜王駅東入り口前(E-3)1日目 午前】

【空条承太郎】
[スタンド]:スタープラチナ
[時間軸]:ロードローラーが出てくる直前
[状態]:左腕骨折。全身に火傷。背中を強く打っている。冷静(荒木、DIOに対しての怒りはある)
[装備]:なし
[道具]:デイパッグ
[思考]
 1:意識はある。ヨーヨーマッに命令するかどうか迷っている。
 2:仲間や協力出来そうな参加者を探す
 3:ヨーヨーマッを利用する(そろそろウザイ)
 4:荒木を倒す、DIOを殺害する。駅にいた奴ら(ワムウ達)は無視。
 5:『過去の人物の名』にやや疑問

*承太郎は、アヴドゥル、花京院、イギーがこの世界に生きている謎に気付いていません。

【ヨーヨーマッ(支給品)】
[現在の主人]空条承太郎(主人変更の命令があれば主人は変わる。ただし変更対象人物の同意が必要。
             主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化される)
[装備]マスク
[持ち物]なし
[任務]
 1:承太郎を「助ける」。
[備考]
・ヨーヨーマッは攻撃できない。能力も完全に封じられている(主人がヨーヨーマッ自体を利用して攻撃というのは可能かもしれない)
・主人の命令には絶対服従。しかし、命令を曲解して受け取ることもあるかもしれない。(ヨーヨーマッを殺すような命令には従えない)
・ヨーヨーマッは常に主人の半径20メートル以内にいなければならない
・ヨーヨーマッの主人が死んだ時又はヨーヨーマッが規則を破ったならヨーヨーマッは消滅(荒木によってDアンGの首輪が爆破される)
350 ◆fk8qEzlLPk :2007/03/29(木) 08:14:58 ID:PNZjB01v
投下完了しました。それでは失礼します。
351旋頭歌 ◆6zsldeDOfM :2007/03/29(木) 13:56:36 ID:XNXXKzDi
お疲れです
352名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 17:42:43 ID:qtBP3wPn
乙です
久々にじょうたろうが登場しましたね面白かったです
353名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 18:54:45 ID:HQqpirZA
乙ー

ただミキタカの名前は、シンではなくンシ
354名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 21:52:38 ID:mGjbzMHu

ヨーヨーマッの曲解は厄介だなあ……
承太郎哀れ
355名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 22:04:25 ID:cmxP3Ibl
356名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 23:50:26 ID:4+x1tJHX
なんかDAT落ちみたいに表示されてたけど、書き込めるのかな?
357名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 06:35:25 ID:Z63HXlP2
移転だそうですよ。
358名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 01:02:16 ID:jLGVYdyU
いったいなにがあったんだ?
359名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 10:44:31 ID:7+Ug8Iv6
俺が時を止めた

もしかすると前にスレチとか言ってたやつじゃね?
360名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 11:56:39 ID:9rVMLeGJ
>357
移転ってどこへ?
361名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 14:14:08 ID:VFWDliCg
何を言ってるんだ?
板のサーバーが変更されただけだろうが
362名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 19:14:11 ID:XeqPZAr4
別にどうってことはないぜ!
363 ◆yxYaCUyrzc :2007/04/01(日) 21:19:28 ID:zyfJAmU2
問題ないならいいんだけどこの3〜4月には書き手が忙しいってのがすごくあるからそっちの方が問題だと思う。
俺自身も休み終わるから予約考えてたシーザーたちも当分無理だし。
364 ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 20:57:16 ID:HLo8bIlo
予約無しに投下します。
康一、イギー、露伴、プッチ、リキエルの
「杜王町駅裏路地戦」
です。
365奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 20:59:12 ID:HLo8bIlo
…僕はバカだ。
あの長髪の男に攻撃を仕掛けられ、怒り心頭していた。
だから、当たり前の事実に気付かない。
そう、「敵はあの男だけじゃない」という事に。
本来ならすぐ身を隠し、更なる戦闘から回避する努力をすべきだった事に。

そして、気付かなかったせいで…

 * * *

「ガウ!」
コーイチがロハンを担いで歩き始めた直後、俺はコーイチに吠えた。
「イギー?どうしたの?」
コーイチが尋ねてくるが、俺は視線を前方に向け、低く唸る。
それでコーイチも気付いたらしい。
前方に何者かがいる事に。
俺は鼻が利く。どこら辺にどれ位の人間が居るか大体分かる。
ただ、そいつらがこっちに気付いていないのならわざわざ仕掛ける必要はねぇ。
例えば今こっちに近付いている奴も、さっきまでは全く動いてなかった。
だから気にはしていなかったんだが、さっきの長髪ヤローとの闘いで気付かれたか…。
「…」
近付いてきた奴は、目の前の道を折れた所に身を潜ませ、こっちを伺っているようだ。
「あの向こうに誰かが居るんだね?」
コーイチが訊いてくる。俺は応える代わりにひたすら睨み続けた。
これが承太郎だとか、ポルナレフのマヌケの匂いなら良かったんだが、
あいにく俺の知らない人間の臭いだ。
だから俺はコーイチにも警戒を促すため、唸り続けた。

 * * *

イギーの警戒振りから察するに、
恐らくあの陰に隠れているのは、僕たちにとってあまり良くない相手のようだ。
しかし、下手に動く訳には行かない。
隠れている人が敵かどうかも分からないのにエコーズを出したりしたら、
相手が警戒してしまい、最悪無意味な戦闘になってしまうかも知れない。
まずは相手を知る事だ。
意を決した僕は、隠れている人に向かって声を掛けることにした。
366奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 20:59:58 ID:HLo8bIlo

 * * *

私が一番近く感じる同族の位置まで、それほど距離はなかった。
なのに、それよりも更に短い距離で他の人間に出くわすとは。
そのうちの一人は…アナスイ!
アナスイは誰かと闘っていた。
そいつらの得体が知れないため、影から様子を窺っていたら、
アナスイは一人の男(『露伴』と呼ばれていた)と相打ちになり吹き飛んでいった。
残ったのは、相手に命令を書き込む能力を持つ男、露伴。音を具現化する少年。
そして砂を操る犬(『イギー』という名らしい)だった。
どうやらこの二人と一匹は行動を共にしているらしい。
今こいつらに私の存在を気付かれるのは危険だ。
そう考え、私は身を潜ませていたのだが…。
「そこの陰に隠れている人、僕たちを攻撃する意思が無いのなら10秒以内に出て来てくれませんか?」
少年が、私に向かってそう告げてきた。
既に気付かれていたようだ。
「出て来て僕たちに危害を加えないと約束すれば僕は貴方に何もしません。
ですが出て来ないのなら敵と考えます」
私のこの右足では闘う事も逃げる事も出来ない。
行動を共にする事も出来ない。
そんな事したら、露伴が目を覚ました時にどんな命令を書き込まれるか分かったものではない。
ならば…。

 * * *

「!!」
姿を現したのは神父さんのような格好をした男の人だった。
「貴方は誰ですか?」
「返答が難しいな。
名を尋ねられたのならプッチと答えよう。
何者かを問われたのなら神父と答えよう」
「貴方はゲームに乗っている人ですか?」
「私が求めるのは天国への道のみ。
このゲームに乗る事で天国へ導かれるとは思っていない」
僕の質問への回答から察するに、どうやらこの人は僕達を殺すつもりは無いらしい。
と思っていたのだが…。
「しかし、君には死んで貰おうと思う」
「え?」
「ホワイトスネイク!!」
男の人の掛け声と共に多分神父のであろうスタンドが背後から攻撃を仕掛けて来た。
僕はその攻撃に全く反応出来なかった。
367奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:00:38 ID:HLo8bIlo

 * * *

「ホワイトスネイク!!」
私が姿を現し、気を引き付けている内に、
既に少年の背後に回っていたホワイトスネイクが攻撃を仕掛ける。
そう、不意打ちで少年を殺し、露伴が目覚める前に犬を殺す。
そして露伴に止めを刺す。それが私の考えだった。が、
「何ぃ!?」
その攻撃を砂のスタンドが防御する。
確かあの犬のスタンドだ。
しまった!既に犬には気付かれていたか!
「判りました。貴方を敵と考え、暫く眠ってもらう事にします。逃げても無駄ですよ」
そう言って少年が近付いてくる。
「くっ」
一旦退こうと考え、後ろを振り向こうとして
…足が持ち上がらず、私は転んだ。
立ち上がろうとするが、地面についた手が離れない。
まるで地面が接着剤になったかのようだ。
「逃げても無駄だって言ったじゃないですか。地面にシッポ文字をつけましたから。ハイ」
シッポ文字。確かこいつのスタンドは音を具現化する能力。
という事は…。
地面を見ると、『ペタ』という文字が貼り付けられていた。
「くっ」
何とか離れないかともがくが、かえって接地面が増え、ますます身動きが取れなくなってしまう。
ならば…!
「エコーズact.2」
そう言ってスタンドを呼び寄せた少年に向かって、私は告げた。
「君は一点見逃している事実がある」
「?」
「君は今、私を拘束している。しかしそれは本体だけだ。私のスタンドは全く拘束されていない。
そしてそのスタンドは今ここにいない。果たして何処にいるか、君に分かるか?」
そう、ホワイトスネイクはこの場に居なかった。
ボーッとしている少年に状況を把握させてやる為、私は教えてやる事にした。が、
「わからないようだな。つまり…」
「スタンドが露伴先生を攻撃しようというのでしょう?」
私の発言は当の少年に遮られた。
そして少年は、まるでその事を予め予測していたかのように平然と、私に言い返して来た。
「無駄ですよ。露伴先生ならイギーが守ってますから。ハイ」
368奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:01:40 ID:HLo8bIlo

 * * *

「ホワイトスネイク!!」
地面に転がっているロハンを、見知らぬスタンドがいきなり攻撃して来た。
多分、あの地面にへばりついてる奴のだろう。
が、その時奇妙な事が起こった。
いや、起こしたのは俺自身なんだけど。
何か考える前に、俺はロハンを助けていた。
別に助けようと思ったわけじゃねぇ。
コーイチと違って、こいつは犬好きじゃないし。
なのに体、いや、スタンドが勝手に動いていた。
ホワイトスネイクとかいうスタンドを、俺のザ・フールが砂で固めていた。
「何ぃ!?」
そのスタンドは俺がロハンを守ったことに驚いていた。
それ以上に俺が驚いてんだけど。
さっきのコーイチの時もそうだ。
どうやら俺は、無意識にこいつらを護っちまってるみたいだ。
何でだ?ザ・フールが一人歩きしてんのか?
俺の疑問をさておいて、
ザ・フールは今、露伴を攻撃しようとしたスタンドを捕縛していた。

 * * *

「くっ」
ホワイトスネイクは犬の砂のスタンドに固められ、
私自身は地面から身動きが取れない状態だった。
「言ったでしょう?無駄だって。でも、何を言っても分かってくれないんですね。貴方は…」
しまった!あの犬に二度までも…!
しかし犬は少年の隣に腰を据え、此方を見ていた筈だ。
何故視界の外にあるホワイトスネイクの攻撃を見切ったんだ?
落ち着け、こういう時は素数を数えるんだ。
2、3、5…
とにかく、今は私もスタンドも身動きの取れない状態。
そして現在、私にDISCのストックは無い。
7、11…
しかし、少年と犬はそれぞれ私とホワイトスネイクに触れ、13、DISCにして取り出せる。
17…
つまり、何とかしてDISCを取り出せば、19、身動き出来る。
21、いや、23…。
くっ。2桁の時点で間違えるとは、今の私は余程の混乱状態にあるらしい。
そして、脱出方法を思いつく前に康一が迫って来た。
「act.2。この人を絞め落とせ」
私の首にエコーズとかいうスタンドが絡みつく。
29、何か無いのか?現在の状況を打破する方法を。
369奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:02:41 ID:HLo8bIlo

「え?」
それは余りにも突然の出来事だった。
康一がいきなり目を閉じた。
「!!」
これは!
「目、目が…開かない!!」
少年の慌てた声が聴こえる。
このスタンド能力は………スカイ・ハイ!!
ロッズを操っているのか!
ホワイトスネイクを束縛している砂がひいて行く。
どうやら少年の目が開かなくなったため、ロッズを叩き落そうとしているらしい。
その為ホワイトスネイクは身動きが取れるようになった。
リキエルは正しい判断をした。
お陰でホワイトスネイクは窮地を脱したのだから。
しかし、あの砂のスタンドが邪魔だな。
このスタンドを何とかするには…。
私は、どこか近くに居ると思われるリキエルに向かって声を上げる。
「リキエル!ひとまずロッズを停滞させろ!」
その声が届いたのであろう、暫くして少年は再び目を開けた。

 * * *

俺が南に向かわねばならなかった運命について、
今にしてその意味を理解し、そして運命に感謝した。
俺が南に向かうのも運命ならば、南であの人物に会わねばならないのも運命。
そしてその途中で神父を救うのも運命だったのだ。
俺がこの場に出くわした時、神父は本人もスタンドも全く身動きの取れない状態だった。
神父の側に居たのは一見ただの学生にしか見えない小僧。
そしてその隣に鎮座する犬だった。
もう一人、少し離れた所に男が倒れているが、
意識を失っているようなので、今神父が身動き取れない状態にあるのとは無関係だろう。
つまり、小僧と犬のどちらか一方が神父本人を、もう一方がスタンドを捕縛していると考えられる。
そこで俺は小僧の視界を塞ぐ事にした。
そうする事で、神父かホワイトスネイクどちらかが自由になると踏んだのだ。
そして俺の思惑通り、視界を塞がれた敵は動揺し、ホワイトスネイクの束縛を解いた。
神父自身は相変わらず地面に伏したままだったが、私にロッズを停滞させるよう言ってきた。
神父の命令を受け、俺はロッズを空中に停滞させた。
370奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:03:25 ID:HLo8bIlo

 * * *

「何が起こったんだ…?」
突然目が開かなくなったかと思えば、神父が誰かに呼び掛け、
再び目が開くようになった。
相変わらず神父は地面に貼り付けになっていた。
しかし、神父のスタンドがその隣に立っていた。
露伴先生の首根っこを掴んで…。
「露伴先生!!」
僕は混乱した。
何で露伴先生が捕まっているんだ!?イギーが護ってるんじゃなかったのか?
辺りを見回すと…
「!!」
イギーは僕の後ろで倒れていた。

 * * *

束縛から解けたホワイトスネイクは、ロッズが停滞した後すぐさま露伴に襲い掛かった。
すると、砂のスタンドが再び攻撃して来る。
しかし、それこそホワイトスネイクの…私の狙いだった。
ロッズの攻撃を止めさせ、ホワイトスネイクが露伴に攻撃を仕掛ければ、
犬は露伴を護ろうとするはず。
そして、その時は犬自身が無防備なのだ。
私は、犬に向かってDISCを投げつけた。『後ろへ吹き飛ぶ』DISCを。
「!」
DISCによって後ろに吹き飛んだ犬は、壁に叩きつけられ気絶した。
そして砂はひいて行き、私は露伴を捕えた。

 * * *

「安心しろ、こいつも犬も殺してはいない」
神父は、露伴先生を掴んだままそう言って来た。
「露伴先生を…どうするつもりだ」
僕は訊ねる。
「私を解放しろ。そうすればこれ以上何もしない」
「…」
「10秒待とう。それまでに解放しなければ殺す」
どうすれば良いんだ。
「10、9、…」
神父がカウントダウンを始めた。
今コイツを解放したからって、露伴先生が助かるとは限らない。
何せ、相手は平然と不意打ちを仕掛けてきたのだ。
「6、…」
しかし、解放しなければ露伴先生は必ず殺されてしまう。
「3、2」
「くっ」
時間が無い。僕は…
「!!おぉ。動ける」
僕はシッポ文字を外した…。

立ち上がる神父に向かって、僕は叫んだ。
「露伴先生を返せ!」
「いいだろう」
そしてスタンドが露伴先生を放り投げた。
「露伴先生!!」
放物線を描き、僕のほうへ向かって来る露伴先生を受け止めようとして、
「!!」
僕は突然身動きが取れなくなり、露伴先生がぶつかって倒れた。
371奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:04:09 ID:HLo8bIlo

 * * *

露伴を投げ、少年がそちらに気を取られている隙に、私は少年に向かって動けなくなるDISCを投げつけた。
露伴を受け止めようとしていた少年はそのまま動けなくなり、露伴がぶつかり倒れた。
「………!!」
少年は何か言おうとしているようだが、体が完全に硬直しているその口では声になっていない。
「さて、これからどうするか…」
そして私がそう呟いた所に、リキエルが姿を現した。
思えば“この男”が“このタイミング”で“この場”に現れた三重の偶然、運が良かった。
いや、運が良かったのではない。そういう運命だったという事か。
私はリキエルに向かって言う。
「リキエル。お前をこの場に遣わした事を神に感謝しよう」
しかしリキエルは、姿を現すなり突拍子も無い事を言って来た。
「それより神父さん、俺たちは先にやらなくちゃいけない運命が待っています。
ひとまずこいつらは放っておいて、南へ向かいましょう」
私は戸惑い、反論した。
「何を言ってるんだ?リキエル。こいつらは天国への道を妨害する邪魔者だ。
邪魔者は排除しなくては、後でより大きな障害となる可能性がある」
しかし私の言葉に、リキエルはあくまで反発する。
「俺たちの運命は一刻も早く南へ向かう事です。
それ以外の事、例えばこいつらを殺そうとすれば運命は邪魔をして来るはず」
「…どうなるというのだ?」
「例えば、早くこの場を去らないとこいつらの仲間が嗅ぎ付けて来る、とか」
「…」
成程、有り得ない話では無い。
「俺の勘が告げてます。今、こうして留まっている事自体危険だと」
せめてDISCだけでも手に入れたかったのだが、
リキエルが『一刻も早く』と言った以上、それ以外の行動は運命を敵に回しかねない。
“それに、露伴のスタンドDISCは既に手に入れている”。
記憶DISCまで取ると死亡してしまい、人質として使えなくなるのでそのまま入れておいたが、
スタンドDISCを手に入れただけでも収穫だ。
残る一人と一匹のDISCは、又次の機会に手に入れるとしよう。
「分かった。今はお前の言葉を信じよう」
私は二人と一匹を放置し、リキエルと共に南へ向かって歩き始めた。
372奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:04:47 ID:HLo8bIlo

 * * *

「露伴先生!イギー!」
二人が立ち去り暫くして、僕の体は再び動くようになった。
そしてすぐに露伴先生とイギーの無事を確かめる。
「…」
取り敢えず息はしているみたいだ。
一安心し、露伴先生を呼び起こす。
「露伴先生」
「………ん」
露伴先生を揺さぶっていると、意識を取り戻したようだ。
良かった。あいつらのスタンドに何かさせられたわけでもなさそうだ。
「…康一君?」
目を開けた露伴先生は、僕の姿を捉え、そう訊いて来た。
「露伴先生、大丈夫ですか?」
「ッ!だ、大丈夫とは言えないようだ。ケガが…」
露伴先生は起き上がろうとして顔をしかめる。
「あ、そうですね。でも目を覚ましただけでも良かった」
露伴先生の無事(とは言えないけど、取り敢えず再起不能になっていない事)を確認し、
僕はイギーを抱きかかえ、揺すって呼び掛ける。
「イギー。イギー」
「………!」
イギーも目を覚ました。
「目、覚めた?良かった…」
「…アギ?」
「あいつらは去ったよ。イギー、大丈夫?」
僕の問いにイギーは大丈夫だと言わんばかりに僕の腕から飛び降り、
辺りの臭いをかぎ始めた。
多分、近くに誰か居ないか確かめているんだろう。
「何かあったのかい?」
露伴先生が訊いて来たので、僕は露伴先生に、敵に襲われた事を話した。
「そうなのか。でも一応、そいつらは去ったようだし、僕も別段何かされた訳じゃ…」
「…?露伴先生?」
最後まで言い切らずに口を閉ざしてしまった露伴先生を訝しく思い、
何か思い当たったのかなと、僕は訊いてみた。
でも、その後の露伴先生の返事は、僕の予想を遥かに超えるものだった。
「康一君…」
「何かあったんですか?」
「スタンドが…ヘブンズ・ドアーが………出ない」
373奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:05:22 ID:HLo8bIlo
【駅前広場入り口付近(E-4)/一日目/午前〜昼】
【岸辺露伴探検隊】

【広瀬康一】
[スタンド]:『エコーズACT1・ACT2』
[状態]:疲弊/怒り/混乱
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、シャボン液
[思考・状況]:
1)露伴先生のスタンドが出ない!?プッチ神父たちの仕業か!
2)仗助君に会い、露伴先生の怪我を治してもらう。そのために仗助君の家を目指す
3)神父に再び会い、ヘブンズ・ドアーを取り戻す。そのために奴らを追って南へ
4)もっと力がほしい
5)アナスイへの怒り
6)打倒荒木。けど本当にできるのか不安

【イギー】
[スタンド]:『ザ・フール』
[状態]:疲弊/打撲(軽微)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
1)犬好きの子供(康一)が苦労してるので、しょうがないが協力してやる
2)さっきの臭いの奴は南へ行ってる。そして、この臭いは…承太郎!?(補足参照)
3)さっきから無意識にこいつらを護る事がある。何でだ?

【岸辺露伴】
[スタンド]:『ヘブンズ・ドアー』(プッチにDISCとして奪われた)
[状態]:重症(左脚・肋骨骨折、打撲多数、頭も打っている)/混乱
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、ココ・ジャンボ
[思考・状況]
1)ヘブンズ・ドアーが出ない!!
2)ヘブンズ・ドアーを奪った奴らの所へ行って取り戻さなくては。ついでに再起不能にする
3)怪我を治したい(くそったれ仗助に治してもらうのは気が進まないが)
4)漫画のネタ探しする
5)康一の荒木打倒に協力する
6)荒木や『未来人』に『取材』したい

[捕足1]:露伴と康一のバッグはイギーがザ・フールで運んでいます。
[捕足2]:イギーが目覚めて辺りの臭いを嗅いだ時に、すぐ近くにいる承太郎の臭いを捕えました。
[捕足3]:イギーはプッチの臭いを覚えました。直接会ってない為リキエルの臭いは覚えていません。
[補足4]:プッチがヘブンズ・ドアーを盗った為に、露伴はスタンドが使えません。
[補足5]:プッチがヘブンズ・ドアーを盗った為に、イギー、アナスイ達への命令が消えた可能性があります。
374奪われたスタンド ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:06:04 ID:HLo8bIlo
【駅前広場入り口付近(E-4)を南下/一日目/午前〜昼】
【天国への道を探求する者達】

【エンリコ・プッチ】
[スタンド]:『ホワイトスネイク』
[時間軸]:刑務所から宇宙センターに向かう途中
[状態]:ホワイトスネイクの暴走状態:左耳鼓膜破裂、歩けるが走れない程度の負傷
[装備]:無し
[道具]:僅かのゾンビ馬(一つの怪我が治せる程度)のみ
[思考・状況]:
1)リキエルの進言に従い、南へ。戦いは(自分の状態から)出来るだけ避けたい
2)DIOに会いたい。そして、ディオ・ブランドーと話がしてみたい。(強い好奇心)
3)ジョースター家の抹殺。しかし、彼らの事を知りたいとも思う。(こちらはあくまでも興味程度)
4)天国への道を探し出す。DIOを天国に連れて行き、そこに自分もついていく

【リキエル】
[スタンド]:『スカイ・ハイ』
[状態]:右手首を骨折(添え木&包帯で応急処置)。疲労は回復。感情の起伏が少ない。
[装備]:未確認飛行生物ロッズ(多数。呼べばいつでも来る)
[道具]:支給品一式×2、植物図鑑、ディアボロのデスマスク(シュトロハイムのランダム支給品)(リキエルのランダム支給品は未確定)
[思考]:
1)神父へ出会えた運命に感謝
2)運命に従い神父と共に南へ。南で会う男が自分達にとってどのような人間なのか興味
3)神父の願いを叶える手助けをする。『運命』が神父を導くはず、と信じている
4)神父、あるいはDIOに対立するものを狩り、排除する(なおDIOへの敵対は神父への敵対、と判断)
5)噴上裕也の言動に動揺、落胆。(次にあったら殺し合いを宣言)
6)神父のために自分の感情を出す訳にはいかないと考えている

[補足1]:プッチは、出発時目的にあった『近くの同族の男』に会う事より、南に向かう事を優先しました。
375 ◆C9UOxHGVmM :2007/04/02(月) 21:14:33 ID:HLo8bIlo
投下完了です。

前回長すぎたため、
今回は短くする事を第一に書いてみたのですが、
どうも内容的に不完全燃焼気味です。
もう少し煮詰めてから投下するべきだったかも知れません。

とにかく一番気になる所は、
『ヘブンズ・ドアーがDISC化して、イギー達への書き込みがどうなるか』
です。
自分では分からないので、皆さんどう思うか教えて下さい。

何にしても、今は駅前が面白いですね。
いろんな組み合わせのバトルを考案出来るので。
376名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 01:46:32 ID:xYV/z24S
投下乙!
天国扉が奪われたか・・・
377名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 02:46:24 ID:uzGI9R3t
あれ?スタンドのディスクって奪われたら、精神が奪われるのと同じ状況になるんじゃなかった?
378名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 08:16:40 ID:DnMeD/8G
前スレからコピペ。

  483 :名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2007/01/30(火) 21:37:31 ID:qGYPAOjn
  >>481
  3(66)巻「6人いる! その@」のエルメェスの台詞よると、マックイイーンに一枚返してやったらとりあえず蘇生したらしい。
  スタンドのDISCは絶対返さねーと言っているから、記憶DISCのみを戻したものと思われる。
  4(67)巻「フー・ファイターズ そのB」では、そのマックイイーンは記憶のない男になっていたと言っている。
  サヴェジ・ガーデン作戦後、スタンドDISCだけが戻った承太郎は植物状態だったが、同様の状態のはずのウェザーはそうではなかった。
  ……一枚だけDISCを抜かれた人間の状態に個人差があるとすると、考えてもあまり意味ないような気もするな。
379名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 12:40:17 ID:k7jkLjZr
>>377
前もその議論になったけど原作ではスタンドのディスクだけ抜き取られる状況がなかった。
ともあれ乙。ヘブンズ・ドアーの書き込みは解除になるだろうな。
だけど気になったのは
>このスタンド能力は………スカイ・ハイ!!
>ロッズを操っているのか!
スカイ・ハイはロッズしか操れないから下の文はいらなくね?
380名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 22:38:02 ID:VoWYu1rV
乙〜。
展開はよかったけど、ホワイトスネイクが露伴たちを襲う流れがちょっとわかりづらかったかも。
康一を襲う→イギーに邪魔される→今度は露伴を襲う→またイギーに邪魔される、でいいんだよね?
オレはDISCが抜かれてもそれまでのヘブンズドアーの書き込みは解除しなくてもいいと思う。
もうこれ以上ヘブンズドアーに書き込まれる奴が出てくることはなさそうだし。
381名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 09:41:49 ID:sRZL5NS4

俺としても書き込みは現状維持で良いと思う。
ヘブンズドアーは、書き込みしたり消したりする能力だから。
スタンド発動していない状態と、ホワイトスネイクに奪われた状態は、スタンドが露伴の元にあるか無いかの違いだけだから。
382旋頭歌 ◆6zsldeDOfM :2007/04/04(水) 11:14:57 ID:ddkrWFxZ
乙です
ヘブンズドアー書き込みは解除されないでいいのでは
383名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 18:18:18 ID:wpp49LOL
いちいちCDとられて能力解除じゃ洒落にならね
384 ◆yxYaCUyrzc :2007/04/04(水) 19:41:11 ID:vyB+ZFKT
投下乙です
DISC盗られても平気でいいんじゃない?
記憶を見ることもも書くこともあくまでも天国扉の能力だから
例えば神父が天国扉を頭に挿して書き換えたりしない限りは消えないと思う。
だからもっと極端言えば露伴が死んでも書き込みの解除はないと思う。
385名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 22:40:12 ID:P7R6HsOA
しかし、悪役の多くが早い時点でリタイアし、残った奴らも日中は引きこもり、或いは改心し、或いは殺生を禁じられてる。気付けば殺しうる人間が少なくなった。今の過疎の遠因もそれだ。殺せないバトロワは執筆できん。
ヘブンズドアからアナスイが解放されたら状況の流動化に一役買うかもしれん。個人的にはそう思う。次の作者にまかせては?
とりあえず、執筆者の皆さんはもっと気楽に登場人物殺した方がいい。戦うけど怪我してお別れって最近のお決まりパターンになってる。
386名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 23:10:37 ID:eYkioo17
>>385
オレもそう思った。ここから先のこと考えるともっと死んでもいい気がするな
だって現時点で新たにマーダー化しそうなのが墳上しかいねえ
露伴が死んでも天国扉の命令が残るのはやめといたほうがいいと思うがなー
387名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 17:22:38 ID:0rArVqNw
>>385
今のところのマーダーを数えてみる。間違ってたらスマソ
マーダー
タルカス、ワムウ、DIO、リゾット・ネェロ、(セッコ)、ディアボロ
アナスイ、プッチ神父、ジョンガリ・A、リキエル

ステルスマーダー? ダイアー

マーダーになりそう 墳上
ステルスマーダーになりそう リサリサ、虹村形兆

DIOの部下で今のところ戦意が無いやつは保留
マーダーの数は10人で、タルカス、ワムウ、DIOの3人は昼は積極的に殺せない
セッコ、アナスイ(?)、ジョンガリ・Aの3人は理由があって今は積極的に殺せない

残り38人でこれは確かに少ないと思う
388名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 19:51:00 ID:UGF990fo
>>387
条件付きマーダーが多いね。
セッコはウェザー死亡かウェザーが許可。
アナスイは露伴死亡?
ジョンガリは花京院が法皇の緑を体から出せばいいけど武器なし。
ミドラーは承太郎を見つけて殺れれば無差別マーダー化。
リサリサは墳上リキエル狙いだけどジョセフの死を認める人も殺すんだっけ?
形兆はマーダー化するとしても・・・終盤だよね。
ボスとプッチに期待するしかない。
389 ◆C9UOxHGVmM :2007/04/05(木) 21:42:17 ID:yzabcvwb
皆さんご意見有難うございます。

ヘブンズ・ドアーに関しては、
次の書き手さんにお任せする事にします。
次の書き手さんも、その方が自由度高いですし。

以下、書き手さんへのメッセージです。
読み手さんは読み飛ばして下さい。



では、改めて書き手の皆さんへご提案があります。
したらば辺りに
書き手専用相談スレを作るのはどうでしょう。
実は書き手さんへの相談事項とかあるのです。

例えば、私が書いた話で伏線を張っているのですが、
次の書き手さんにその事をお伝えしたいのです。
勿論、伏線を生かすかどうかは次の書き手さん次第ですが、
そういうものが有る事自体はお伝えしないと、
自分で続きを書かない限り、張った伏線を生かせませんので。

ここでそんなやり取りすると
読み手さんにネタばれしてばっかりで
楽しみが半減してしまうので、
そのようなスレを立てようと思うのですが、
書き手の皆さんの意見をお聞かせ下さい。
390 ◆yxYaCUyrzc :2007/04/05(木) 22:22:10 ID:piqPqYfR
>>389
スレ立ては問題ないかと。
それに、そこで例えば「誰を動かす」とか「誰と誰を戦わせてみよう」などの話し合いも出来ると思うし。
・・・と新入りのくせに真っ先に賛成。
しかも>>385-386で指摘されたような殺さない文章を一番書いておきながら。
もう季節も3月は越したしこの先は俺が書かなくてももう大丈夫だろうけど
391 ◆fk8qEzlLPk :2007/04/06(金) 02:24:31 ID:cTtqhKNU
>>389
私も賛成します。
物語の根幹に触れる話題を語る上では、
ある程度書き手同士だけでの意思疎通をするスレが必要でしょう。
例えば荒木の能力の、具体的な設定決めはこういった場が不可欠になってくるはずです。

また、伏線の把握がより楽になるのは良いことだと思います。
予想通りの展開の作品が集中する恐れもありますが◆C9UOxHGVmMさんのおっしゃる通り、
伏線使用の有無は個々の判断に任せればいいので、
他の書き手さんがスレで語られた伏線を逆手にとって想定外の展開を生みだす可能性もあります。

ある程度のネタバレは覚悟してもらうことになるので、この本スレと温度差が生じるかもしれませんが……
読み手さんの書き込みもアリにしてもいいかもしれません。
書き手だけに限定すると、アイディアが枯渇する可能性もありますから。
ジョジョロワを始めとしたリレー企画は数々の書き手さんと読み手さんあってのものですし。
392旋頭歌 ◆6zsldeDOfM :2007/04/06(金) 12:02:45 ID:4fUh6YLl
お呼びじゃないと思いますが賛成
DIOとジョージらの今後の動向あたりはきちんとやらないと難しいでしょうし
生き残るキャラをあらかじめ決めておけば相当後まで伏線が晴れるでしょうね
393 ◆C9UOxHGVmM :2007/04/06(金) 23:06:43 ID:Y6ZQwMlO
>>390-392さん

ご意見有難うございます。
早速スレ立ててきました。
ぜひ活用して下さい。
後、これからの書き手さんにも教える必要がありそうですね。
予約する人が居た場合とか、気がついたら教えてあげて下さい。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/07(土) 02:09:49 ID:LhooUJlt
新規の書き手さんは書きにくいだろうな今の状態
読み手も書き手もキャラに思い入れが強すぎて
マーダー化も殺されるのも避けたがってる気がする

主人公だろうと関係なく死んでってるのは良いんだけど

吉良とか暗殺チームは、生き残ってたら動かしやすかったろうな
単に自分が生き残ればそれで良くて、殺すの躊躇わない奴らだから
395名無しさん@お腹いっぱい。
>>394
いきなり発狂してみんな殺してしまいした、じゃ急展開すぎてNGくらうかもしれんだろ。ただでさえ読み手も書き手も思い入れが強いんだから。
DIOやジョージ組はこのまま放送に入るのがほぼ確定だから書きにくいってのは同意だけどね。
逆に言うと嵐の前の静けさってやつさ。