大阪市立大学 Part78

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651学籍番号:774 氏名:_____
>>647
統合本部会議 橋下「交付金40-50億絞る」 松井「両大学が議会にプレゼンせよ」
大阪市立大学の統合問題を考える会 2014.11.25
http://www.nakamoto-kaikei.jp/article/15141233.html

・・・11月25日、大阪府市統合本部会議は市大・府大の「統合」のみを議題に開かれました。
出席者は両首長、上山信一・堺屋太一両特別顧問、両大学の学長等の模様。
「模様」という音声しか配信されなかったためです。発言者も特定できないところがあります。

最初は最近発表された両大学でまとめた「大阪モデル」がたたき台になりました。
上山氏(新大学構想会議委員)は、大学からのヒアリングで
「単独ではやっていけない。先端的なモデルを追及したい」とかの意見が
特に若手から出ているような報告がされていました。

市長は初等教育の充実をはかってきたことを得々と述べ、
基準財政需要額について「机上の計算である。『需要額』どおりに
やらなければならないということはない。それ以上のことをやっている。
賠償金なども払わねばならない」とお門違いの発言も。
とくに神戸大との比較に焦点を当て、神大で180億円、
大阪府市大で220億円という交付金の額をあげて「プラスアルファ」はあるのか、と提起をしました。

これに対し、両大学学長らは「交付金」の性格や会計の処理の違いを指摘しつつ
「40億円の差異について勉強したい」というにとどまりました。
上山氏は、神大との比較は学部ごとや「改革」のプロセスと比べるのが妥当ではないかと指摘。

府知事は、ランク30位くらいのがふたつあるより一つでトップクラスになる方が
大阪に貢献できる大学になる、スケールメリット生かせる、という発言。

堺屋氏は、府大・市大は大阪文化では知られているが全国的話題とならない。
カネが集まる、世界から注目される大学になってほしい、など。

橋下市長は、「大学の価値に見合う税の投入を否定するものではない。
交付金を増やすのは無理。40〜50億円絞る必要があるという認識だ」と矛盾する発言。
そのうえ、「議会には市大を抱えておいたらいい、という者がいる。
大学サイドから議会に説明してほしい」という虫のいい要求も。
去年の議会での否決は「統合の年月日を入れたために統合ありきになってしまった」と「反省」。
さらに「大学統合は大都市制度・政治状況とは切り離すべき」とし、
2-3月の議会で中期目標について議案を提出する意向を表明しました。

松井知事も「議会もこの会議に出席すべきだった。お金の話だけをしているのではない。
大学側が議会にプレゼンをしてほしい」、(議会が聴きいれやすいように)
わたしら(知事・市長)は傍聴席に座っていてもいい、とまで言いました。
「一度否決されているので」と断りながら、具体的にこの「プレゼン」について
議会各派の個別の説明会や政調会の設定を検討する指示をして、会議を終わりました。