1分でわかる橋下徹・大阪都構想編
Q 維新は「大阪市から権限と財源を新たに出来る特別区に取り戻そう」と言っています。
A 不可能です。言葉は悪いですが、特別区はある意味、都の下僕なのです。
いい例が特別区民税です。特別区は個人に対する住民税だけを課し、法人に対するものは都民税に含まれ、都の税源とされます。
東京には実に雑多な企業が活動を行っていますが、特別区は彼らから税金を徴収できません。
全て親分である都に「ごっつぁん」されてしまうのです。これが下僕でなくて何なのでしょうか。
権限にしてもそうです。消防、上水道、下水道などの事務も特別区は行えません。
杉並区営バスって無いですよね?東京の場合、都営バスですよね。これも特別区が東京都の下僕だからなのです。
特別区というのは市に比べて本当に無力なのです。
Q ということは、例えば堺市市民が路線バスや消防署の設置要望を特別区に行うことはできなくなるのでしょうか?
A おっしゃる通りです。それらの要望事項はお住まいの特別区ではなく都に行うことになります。
Q 権限と財源が特別区に戻 るどころか、逆に今以上に都にぶん取られてしまう気がするのですが・・・。
A おっしゃる通りです。
Q 維新は大阪W選で配布した選挙ビラに「大阪市は潰しません」「大阪市から各区にお金を移す」とありましたが。
A 大阪都構想で大阪市や堺市はこの世から消去されます。大阪市や堺市の権限は大阪都がごっつぁんします。
Q 維新は大阪都下に誕生する特別区を中核市並みにすると言っていますが、意味がわかりません。
A 私も意味がわかりません(笑)。ならば、特別区である必要はないですよね。普通に市でいいはずです。
維新の方々は特別区がなんたるかを本当に理解できているのでしょうか。そんな疑念すら感じさせられます。
要するに都構想は、メチャクチャでデメリットしかない、
メリットがあるのは橋下一派だけ
支持する奴は馬鹿