道都大学 Part3

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301学籍番号:774 氏名:_____
俺の知っているある先輩の話

その先輩は某運動部に所属していた。選手としての実力は「中の中」といったところだった。
いつも「卒業したら公務員になる」と俺たちに威張っていた。その割には、勉強らしいことはしているようには見えなかった。
一応試験は受けたようだが、当然不合格だった。卒業後はバイトをしながら時たま大学に来ては俺たちに「コーチ」をしていた(全く役に立たなかったが)

卒業して3〜4年たつのにいまだにバイトを繰り返し「公務員になる」「教師になる」など進路をちょくちょく変えながら俺たちに威張っていた。
しかし、いまだに公務員にも教師にもなっていない。

ちなみにバイト先は某飲食店だったが、だんだん、普段のウザさを客ではらすようになった
(洗わない食器を平気で使ったり、料理を手抜きして出したり、料金をわざと間違えたり)
そのうち、その先輩のバイトする店は全て悪い評判が立つようになり、客が遠のいていった。

当然、その先輩はバイトをクビになるのだが、何故か飲食関係のバイトを転々としている。
そして、たまに大学に来ては俺たちに実現不可能な夢を語って威張っている。

俺たちはひそかに「ああはなりたくないな」といつも言っている。ああいうのを反面教師というのだろう。

先輩、お願いですからもう俺たちの前に現れないでください。そして公務員や教師になるなんて、できもしない夢は早く捨ててください。
とにかくなんでもいいからまっとうな職についてください。それが先輩に出来る俺たちへの唯一のアドバイスです。