大阪経済法科大学【避難所2】

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328学籍番号:774 氏名:_____
伝説の名無しさん:03/07/06 09:33>>57
パラダイスカフェがCD製作の為のレコーディングを開始した。
CDクオリティの録音の為、ドンカマを聴きながらドラムを録音するのだが●澤はまったく合わせられない。
レコーディングは土曜深夜から日曜早朝まで行われるのだが毎回ドラム録りに失敗し2ヶ月が過ぎた。
ある日曜の昼間(間に合わないので日曜返上で)にドラムを録音していたが相変わらず
ドンカマに合わせられず、立ち会ってるメンバー全員ゲンナリしていた。
ふと、ボーカルの山田が新曲の歌詞を思いつき、歌詞を完成させるべくスタジオの外の
喫茶店にコーヒーを飲みに出掛けた。
やっぱり合わない●澤は一息入れようとブースを出てコンソール室へ。
すると山田が居ない。理由を聞いて丸澤は激怒した。
「ワシがドラム録りに煮詰まってんのに何考えとんねん!!ワシは脱退する!!」
と、レコーディング途中で脱退宣言して一時期スタジオに来なかった。
周囲の説得で復帰したものの山田は内心快く思っていなかった。
「他にドラムがおらんから仕方ないけど・・・元はと言えばドラムがド下手な所為やんけ!!」
決して安くは無いスタジオ代払って貴重な時間費やしてドラム録りにやたら時間食う割に
レコーディング作業が遅々として進まん、ドラム待ちにいい加減飽き飽きしていた山田が
気分転換に喫茶店に行くのも無理は無い。
結局、ドラムの録音だけで3ヶ月を費やしてしまった。
普段演奏している曲をドンカマ入れるだけでグダグダになるなんて・・・。
その後はビックリするくらい順調にレコーディングは進み、ついにCDをリリース!!
しかし、ローが全く出ていないミックス、つまらん楽曲、魅力の無い音源は
周囲の人間以外誰も購入しなかった。
「ドラムがもう少しマトモなプレイヤーやったら・・・」と山田は焦燥感に襲われた。
その後、大阪城野音でのライヴの出番前、楽屋に以前から知り合いだった豊山ゲンゾウが陣中見舞いに来た。
ゲンゾウは若いのに上手いドラマーだった。
楽屋にて、山田は「ゲンちゃん、一緒にバンドやれへん?」・・・ゲンゾウは快諾した。
野音でのライヴの最初のMCにて山田は宣言した。
「パラダイスカフェは解散します!!」
これが●澤アフォ弘「パラダイスカフェ解雇事件」の顛末である。
ハイハットの16分は打てないわ、ドンカマに合わせられんわ・・・山田の気持ちが判るわ〜。